JP2004537243A - 電気音響変換器のための非平面振動板の製造 - Google Patents
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Abstract
Description
【0001】
本発明はポリ(メタ)アクリルイミドフォームを有する心層と、少なくとも1つの被覆層とを有する電気音響変換器のための非平面振動板の製造方法ならびに電気音響変換器のための振動板に関する。
【0002】
電気音響変換器またはスピーカーは、可聴周波数の範囲の電気的な交流を可聴音に変換することができる装置である。これらの装置は従来技術において周知であり、かつたとえばUS4,928,312号、DE3036876およびDE2225710号に記載されている。
【0003】
これらのスピーカーを製造するために、数多くの条件を満足しなくてはならない振動板が必要である。たとえば振動板の質量はできる限り小さい方がよいが、その一方でその強度は、振動板が高い周波数でも完全に固いシリンダーのように振るまうように比較的高い要求を満足しなくてはならない。
【0004】
たとえばEP−A0087177はポリ(メタ)アクリルイミドフォームからなる層を有する振動板を記載している。この文献には、ポリ(メタ)アクリルイミドを有する層が被覆層を備えていてもよいことが記載されている。この被覆層は心層の厚さをできる限り小さく維持することを保証するため室温で接着剤により設置される。EP−A0087277によれば厚さと弾性率との比はできる限り小さい方がよい。というのも、この係数が振動板の品質のための尺度だからである。
【0005】
スピーカー振動板が被覆層を有する理由は様々である。この理由には特に振動板の強度の向上が挙げられるが、他方では美的な理由が含まれていることも考えられる。しかしEP−A0087177で提案されている、ポリ(メタ)アクリルイミドフォームを有する心層と、少なくとも1つの被覆層とを有する音響変換器のための振動板の製造方法は高価である。というのもこれは2段階法だからである。さらにこの方法は繊維状の構造を有する被覆層のためにのみ適切であり、というのも、該構造によってのみ、心層と被覆層とからなる複合材からの溶剤の気化が保証されるからである。
【0006】
さらに装飾シートは該層が特に平滑なポリ(メタ)アクリルイミド層上に施与される場合には、長期の使用の際に心層から容易に剥離しうることが確認された。この場合、振動板はたしかに固いシリンダーとして構成すべきであるが、しかしこの目的は完全に達成することができず、かつ振動板の内部での振動および変形を回避することができないことを考慮に入れなくてはならない。この振動によって比較的長い期間の経過によって剥離が生じる場合がある。
【0007】
この問題を解決するための最初の取り組みは刊行物DE19925787に開示されている。該刊行物は、ポリ(メタ)アクリルイミドフォームを有する心層と少なくとも1つの被覆層、たとえばポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミド、ポリウレタン、ポリ塩化ビニル、ポリメチル(メタ)アクリレートおよび/または金属、たとえばアルミニウムを含有するシート、ガラス繊維、炭素繊維および/またはアラミド繊維を含有するマットまたはシートを有する電気音響変換器のための振動板の製造方法を記載しており、この場合、被覆層は0.4MPa以上の圧力および160℃以上の温度の適用下に心層と積層され、同時に少なくとも被覆層と接触している心層の側を圧縮し、かつ引き続き得られた複合材を80℃より低い温度に冷却し、次いで圧力を周囲圧力に低下させる。プロセスは1工程法として実施することができる。この方法で製造した振動板は優れた強度を有し、その際、特に被覆層は極めて高い耐はく離性を有する。
【0008】
しかしDE19925787に記載されている非平面振動板を製造するための方法は限定的に適切であるにすぎない。というのも、心層と被覆層との圧縮のために必要とされる時間に基づいて必然的に生じる達成可能な45〜60分のサイクル時間は長すぎ、従って経済的に満足のいくものではないからである。
【0009】
ここに記載され、かつ議論されている従来技術を考慮して本発明の課題は、ポリ(メタ)アクリルイミドフォームを有する心層と、少なくとも1つの被覆層とを有する電気音響変換器のための非平面振動板を提供することである。その際、本方法は容易な方法で実施可能であり、かつできる限り短いサイクル時間を可能にすべきである。
【0010】
さらに本発明の根底にはポリ(メタ)アクリルイミドフォームを有する心層と、少なくとも1つの被覆層とを有し、上記の被覆層の剥離の問題が低減しているか、または排除された、電気音響変換器用の非平面振動板を提供するという課題が存在する。
【0011】
上記課題および具体的に挙げられていないが、しかしここで導入的に議論した関係から容易に導き出すか、または推論することができる課題は、請求項1の全ての特徴を有するポリ(メタ)アクリルイミドフォームを有する心層と、少なくとも1つの被覆層とを有する電気音響変換器用の非平面振動板の製造方法により解決される。本発明による方法の有利な実施態様は請求項1にかかる従属請求項において保護されている。製造カテゴリーの独立請求項は本発明によるポリ(メタ)アクリルイミドフォームを有する心層と、少なくとも1つの被覆層とを有する電気音響変換器用の非平面振動板を保護する。非平面振動板の有利な実施態様は独立したプロセスクレームにかかる従属請求項に記載されている。本発明によるポリ(メタ)アクリルイミドフォームを有する心層と、少なくとも1つの被覆層とを有する電気音響変換器用の非平面振動板の特に有利な使用は使用クレームに記載されている。
【0012】
ポリ(メタ)アクリルイミドフォームを有する心層と、少なくとも1つの被覆層とを有する電気音響変換器用の非平面振動板を製造するために、
a)被覆層を心層と共に0.3MPa未満の圧力および160℃以上の温度の適用下で積層し、かつ引き続き
b)得られた複合材を0.3MPa以上の圧力および160℃以上の温度で、100℃未満の温度を有する低温の金型を使用して成形し、かつ同時に少なくとも被覆層と接触している心層の面を圧縮する
ことにより容易に実施することができ、容易に想到することができない方法でポリ(メタ)アクリルイミドフォームを有する心層と、少なくとも1つの被覆層とを有する電気音響変換器用の非平面振動板の製造方法が可能になる。特に明らかに短いサイクル時間での非平面振動板の製造が可能になる。
【0013】
本発明による方法により特に次の利点が達成される:
→本発明による方法により被覆層は特に強固に心層上に設置されるので、比較的長期間の使用後も心層から剥離しない。
→本発明による方法で繊維状の構造を有していない被覆層も使用することができる。
→被覆層の選択と関連して心層の圧縮度によって広い範囲で部材の所望の強度を調整することができる。
【0014】
本発明による方法は電気音響変換器のための非平面振動板を製造するために使用される。その際、振動板は有利にはドーム形であり、かつ有利には中空成形体の形で形成されている。本発明によれば円錐形の振動板、特に円錐台形の振動板を製造するための方法が特に有利であることが判明した。
【0015】
非平面振動板を製造するためにまず被覆層を160℃以上の温度で、有利には165〜230℃の範囲、特に180〜195℃の範囲の温度で積層する。その際、積層は有利には複合材をわずかに圧縮することにより行い、ただしその際に適用する圧力は0.3MPaよりも小さくあるべきである。有利には適用される圧力は0.05〜0.25MPaである。積層工程の時間は特に接着剤の硬化条件により決定される。その時間は有利には0.01〜10分間、特に0.1〜5分間である。
【0016】
積層後に、得られた複合材を0.3MPa以上の圧力で、有利には1〜16MPaの範囲の圧力で、および160℃以上の温度、有利には175〜200℃の範囲、好ましくは180〜200℃の範囲、特に180〜195℃の範囲の温度で、100℃より低い温度を有する低温の金型を使用して成形し、かつ同時に少なくとも被覆層と接触している心層の側を圧縮する。これは一般にいわゆる熱成形法により行うことができ、これはたとえばW. BeitzおよびK.-H. Grote編、Springerから出版されたDubbel、Taschenbuch fuer den Maschinenbau、第19版、1997年、E77に記載されている。熱成形の際に熱可塑性半製品(a)からの複合材)を迅速かつ均一に最適な熱可塑性挙動の温度に加熱し、かつ真空、圧縮空気または機械的な力を用いて成形し、かつ冷却することにより固定する。
【0017】
本発明の範囲ではa)からの積層された複合材を雄型と雌型との間に導入し、かつ次いで金型をプレスして所望の形状にすることが特に有利であることが判明した。有利には圧縮工程において、場合により冷却したスペーサ、いわゆるストッパを使用する。これにより心層の所望の圧縮度の調整が容易になるが、本発明をストッパの使用により制限するものではない。
【0018】
プレス成形機を開放した後に圧縮したセルがその当初の形に戻ることを防止するために、本発明によれば部分工程b)において、100℃より低い温度に冷却した型を使用する。この方法で方法のサイクル時間が著しく短縮される。というのも、プレス成形機を予め100℃未満の温度に冷却する必要なしに、製造された複合材を直接、プレス成形機から取り出すことができるからである。特に有利な結果は、90℃より低い温度、有利には80℃より低く、特に70℃より低い温度に冷却した型を使用して行うことができる。
【0019】
本発明による振動板の有利な実施態様は2つの被覆層を有し、該層により心層と共にサンドイッチ構造を形成する。このような振動板の製造を以下の図面に基づいて説明する。
【0020】
図1は、第一のプレス成形機中への被覆層および心層の導入を示し、
図2は、積層温度への加熱および型締めおよび接触を示し、
図3は、積層した複合材の、雄型および雌型を有する第二のプレス成形機への導入を示し、
図4は、圧縮温度での第二のプレス成形機の型締めを示す。
【0021】
図1〜4は、本発明による振動板の製造を略図で示している。まずポリ(メタ)アクリルイミドフォームを有する心層(2)を、両面に設置された被覆層(3)と共に、加熱および冷却可能な熱盤(1)を有する第一のプレス中に装入する。この工程は80℃より低い温度で実施することができる。
【0022】
引き続き、図2に記載されているように該プレスを接触させる。その際、プレス成形機の温度を積層温度に高める。積層温度は少なくとも160℃であり、該温度は有利には165〜230℃の範囲、特に有利には180〜195℃の範囲である。温度が160℃よりも低い場合、ポリ(メタ)アクリルイミド−硬質フォームの細孔構造が損傷される可能性がある。
【0023】
このために適用される圧力は0.3MPaより小さく、有利には0.01〜<0.3MPa、特に0.05〜0.25MPaである。
【0024】
第一の滞留時間t1の後、有利には0.01〜10分後に、160℃以上の温度で、有利には175〜200℃の範囲で、好ましくは180〜200℃の範囲、特に180〜195℃の範囲の温度で、積層された複合材を、100℃より低い温度に、有利には90℃より低く、好ましくは80℃より低く、とりわけ70℃より低い温度に冷却した雄型(型4)および100℃より低く、有利には90℃より低く、好ましくは80℃より低く、とりわけ70℃より低い温度に冷却した雌型(かみ合い型5)を有する第二のプレス成形機に導入する(図3)。プレス成形機を図4に記載されているように、場合により同様に冷却したストッパ(6)まで移動させる。その際、心層は規定の圧縮度に圧縮される。これは符号7により示されている。このために必要とされる圧力は一般に少なくとも0.3MPaである。あるいはまたより高い圧力を選択することもでき、これは有利には1〜16MPaの範囲である。第二のプレス中での滞留時間は一般に極めて短時間である。その時間は有利には5〜300秒、特に10〜30秒である。
【0025】
本発明による方法により心層は有利には当初の厚さに対して90%より小さく、有利には80%より小さい厚さに圧縮される。圧縮度がこれより小さい場合、多くの場合積層は特別な接着剤を使用しなければ満足のいくものにならない。圧縮とは、心層の細孔を小さくすることを意味する。このことにより振動板の強度は実質的に向上し、その際、このことによって電気音響変換器としての使用のためのその適性が実質的に損なわれることはない。
【0026】
本発明の方法に関連する心層は、ポリ(メタ)アクリルイミドフォームを有する。(メタ)アクリルという記載法はメタクリル、アクリルならびに両者の混合物を含む。
【0027】
振動板の心層のためのポリ(メタ)アクリルイミドフォームは、式(I)
【0028】
【化1】
[式中、
R1およびR2は同じか、または異なっており、水素またはメチル基を表し、
R3は水素または20個までの炭素原子を有するアルキル基またはアリール基を表し、
その際、水素が有利である]により記載される繰り返し単位を有する。
【0029】
有利には構造(I)の単位はポリ(メタ)アクリルイミドフォームの30質量%以上、特に有利には50質量%以上およびとりわけ有利には80質量%以上を形成する。
【0030】
本発明により使用可能なポリ(メタ)アクリルイミド−尿素発泡材料の製造は公知であり、かつたとえばGB−B1078425および1045229、DE−C1817156(=US−A3627711)またはDE−C2726259(=US−A4139685)に開示されている。
【0031】
従って構造式(I)の単位は特に150〜250℃に加熱する際に、隣接する(メタ)アクリル酸および(メタ)アクリルアミドの単位から環化異性化反応によって形成することができる(DE−C1817156、DE−C2726259、EP−B146892を参照のこと)。通常、まずモノマーをラジカル開始剤の存在下で低い温度、たとえば30〜60℃に、および次いで60〜120℃に後加熱して重合させることにより前駆体を形成し、これを次いで約180〜250℃に加熱することにより含有されている発泡剤によって発泡させる(EP−B356714を参照のこと)。
【0032】
このためにたとえばまず(メタ)アクリル酸および(メタ)アクリルニトリルを有利には2:3〜3:2のモル比で含有しているコポリマーを形成する。
【0033】
さらにこれらのコポリマーを別のコモノマー、たとえばアクリル酸またはメタクリル酸のエステル、特に1〜4個の炭素原子を有する低級アルコールとのエステル、スチレン、マレイン酸またはその無水物、イタコン酸またはその無水物、ビニルピロリドン、塩化ビニルまたは塩化ビニリデンを使用することができる。環化することができないか、または環化が困難なコモノマーの割合は30質量%、有利には10質量%を超えるべきではない。
【0034】
別のモノマーとして同様に公知の方法で少量の架橋剤、たとえばアリルアクリレート、アリルメタクリレート、エチレングリコールジアクリレートまたは−ジメタクリレートまたはアクリル酸もしくはメタクリル酸の多価の金属塩、たとえばメタクリル酸マグネシウムを有利に使用することができる。量割合はたとえば0.005〜5質量%であってよい。
【0035】
さらに前駆体は通常の添加剤を含有していてもよい。これには特に帯電防止剤、酸化防止剤、離型剤、難燃剤、潤滑剤、着色剤、流動性改善剤、充填剤、光安定剤および有機リン化合物、たとえば亜リン酸塩またはホスホン酸塩、顔料、耐候安定剤および可塑化剤が属する。
【0036】
重合抑制剤としてメタクリレートの重合のために通常使用される化合物、たとえばアゾ化合物、たとえばアゾジイソブチロニトリル、ならびに過酸化物、たとえばジベンゾイルペルオキシドまたはジラウロイルペルオキシドまたはその他の過酸化物化合物、たとえばt−ブチルペルオクタノエートまたはペルケタール、ならびに場合によりレドックス開始剤(これに関してはH. Rauch-Puntigam, Th. Voelker, Acryl- und Methacrylverbindungen, Springer, Heidelberg、1967年またはKirk-Othmer, Encyclopedia of Chemical Technology、第1巻、第286頁以降、John Wiley & Sons, New York、1978年を参照のこと)を使用する。有利には重合開始剤を出発材料に対して0.01〜0.3質量%の量で使用する。時間および温度に関して異なった分解特性を有する重合開始剤を組み合わせることも有利でありうる。たとえばt−ブチルペルピバレート、t−ブチルペルベンゾエートおよびt−ブチルペル−2−エチルヘキサノエートを同時に使用することは好適である。
【0037】
イミド基を有するポリマーへ変換する間のコポリマーの発泡のために、公知の方法で150〜250℃で分解または気化により気相を形成する発泡剤を使用する。アミド構造を有する発泡剤、たとえば尿素、モノメチル尿素またはN,N′−ジメチル尿素、ホルムアミドまたはモノメチルホルムアミドは、分解の際にアンモニアまたはアミンを遊離し、これはイミド基の付加的な形成に貢献しうる。しかしまた、窒素不含の発泡剤、たとえばギ酸、水または3〜8個の炭素原子を有する一価の脂肪族アルコール、たとえばプロパノール、ブタノール、イソブタノール、ペンタノールまたはヘキサノールを使用することもできる。発泡剤は反応バッチ中で通常、使用されるモノマーに対して約0.5〜8質量%の量で使用する。
【0038】
とりわけ有利に使用することができるポリメタクリルイミド−発泡材料はたとえば次の工程により得られる:
1.1種以上の開始剤ならびに場合により前記で例示したその他の通例の添加剤の存在下でのラジカル重合による、
(a)メタクリルニトリル40〜60質量%、メタクリル酸60〜40質量%および場合によりメタクリル酸とメタクリルニトリルの合計に対して20質量%までのその他の一官能価のビニル不飽和モノマーからなるモノマー混合物、
(b)ホルムアミドまたはモノメチルホルムアミドおよび分子中に3〜8個の炭素原子を有する一価の脂肪族アルコールとからなる発泡剤混合物0.5〜8質量%、
(c)次のものからなる架橋剤系、
(c.1)分子中に少なくとも2つの二重結合を有するラジカル重合性ビニル不飽和化合物0.005〜5質量%および
(c.2)モノマー混合物中に溶解した酸化マグネシウム1〜5質量%
からなるポリマープレートの製造、
2.ポリメタクリルイミド−プレートのための200〜260℃の温度でのプレートの発泡、および引き続き、
3.2つの工程での熱処理、その際、第1工程は100〜130℃で2〜6時間および第2工程は180〜220℃で32〜64時間である。
【0039】
高い熱成形安定性を有するポリメタクリルイミドはさらに、ポリメチルメタクリレートまたはそのコポリマーと、第一アミンとの反応により得られ、これは同様に本発明により使用することができる。これらのポリマー類似のイミド化のための例の多数に関して代表的なものとして次のものが挙げられる:US4,246,374、EP216505A2、EP860821。この場合、高い熱成形安定性は、アリールアミンの使用(JP05222119A2)により、または特殊なコモノマーの使用(EP561230A2、EP577002A1)により達成することができる。しかしこれらの反応は全て起泡を生じず、ソリッドなポリマーを生じ、発泡体を得るために該ポリマーを別個の第2工程で発泡させなくてはならない。このための技術も当業者には公知である。
【0040】
ポリ(メタ)アクリルイミド−尿素発泡材料は、たとえばRoehm GmbH社から種々の密度および大きさで提供されているRohacell (R)として市販されている。
【0041】
ポリ(メタ)アクリルイミドフォームの密度は圧縮前には有利には20kg/m3〜180kg/m3の範囲、特に有利には30〜110kg/m3の範囲である。
【0042】
心層はさらに別の層を有していてもよい。圧縮前に心層の厚さは0.8〜100mmの範囲、特に1〜15mmの範囲およびとりわけ有利には1〜8mmの範囲である。
【0043】
被覆層としてそれぞれの公知の平面状形成物を使用することができ、これは振動板を製造するために必要な加工パラメータ、たとえば圧力および温度で安定しており、かつ160℃以上の温度で、有利には175〜200℃、好ましくは180〜200℃の範囲の温度で、特に180〜195℃の温度で成形することができる。その際、「成形可能な平面状の形成物」という概念は本発明の範囲では機械的な力によって可塑的に変形することができる平面状の形成物である。この関連において特に160℃以上の温度で、有利には175〜200℃、好ましくは180〜200℃の範囲の温度で、とりわけ180〜195℃の範囲で、0.3MPa以上の圧力、特に1〜16MPaの範囲の圧力の適用下で成形する、有利には熱成形することができる、平面状の形成物は特に有利であることが判明した。
【0044】
本発明により有利な平面状の形成物には特にたとえば160℃以上の温度で、有利には175〜200℃、好ましくは180〜200℃の範囲、とりわけ180〜195℃の範囲の温度で成形することができるポリマー、有利には成形可能なポリエステルおよびポリアミド、特にポリアミドのシートである。該ポリマーは有利には160℃より低いガラス転移温度および160℃より高い、有利には170℃より高い、好ましくは180℃より高い融点を有する。その際にガラス転移温度も融点もDSCにより20℃/分の加熱速度を使用して測定する。複数のポリマーの混合物および/またはコポリマーの使用もまた考えられる。本発明によればポリアミド12、特にDegussa-Huels社/Creanova Inc.社から入手することができるVestamid (R) L1600を含有するシートが特に有利であることが判明した。その際、成形可能なポリマーの質量割合はシートの全質量に対して有利には少なくとも50質量%、好ましくは少なくとも65質量%、特に有利には少なくとも80質量%、とりわけ少なくとも95質量%である。
【0045】
有利にはさらに、ガラス繊維、炭素繊維および/またはアラミド繊維を含有するマットまたはシートを、これらのシートまたはマットが160℃以上の温度で、有利には175〜200℃、好ましくは180〜200℃の範囲、特に180〜195℃の範囲で成形することができる限りにおいて使用することができる。被覆層として多層の構造を有しているシートもまた使用することができる。本発明によれば特に有利には硬化性プラスチックにより前含浸したシート、多くの場合はガラス繊維マットまたはガラスフィラメント織布を、熱間圧縮により成形部材または半製品に加工することができる。その際、硬化性プラスチックは有利には160℃以上の温度で、有利には175〜200℃、好ましくは180〜200℃の範囲で、特に180〜195℃の範囲で成形可能なポリマー、有利にはポリエステルまたはポリアミド、特にポリアミドである。ポリマーは有利には160℃より低いガラス転移温度および160℃より高い融点、有利には170℃より高く、好ましくは180℃より高い、特に有利には190以上、とりわけ190〜230℃の範囲の融点を有する。その際、ガラス転移温度も融点もDSCにより20℃/分の加熱速度を使用して測定する。複数のポリマーの混合物および/またはコポリマーの使用もまた考えられる。本発明によれば特にポリアミド12、とりわけDegussa-Huels社/Creanova Inc.社から入手可能なVestamid (R) L1600を含有する半製品が有利であることが判明した。その際、成形可能なポリマーの質量割合はシートの全質量に対して有利には少なくとも50質量%、好ましくは少なくとも65質量%、特に有利には少なくとも80質量%、特に少なくとも95質量%である。
【0046】
有利には被覆層の厚さは0.05〜10mmの範囲、好ましくは0.1〜5mmの範囲、および特に有利には0.5〜2mmの範囲である。
【0047】
接着性を改善するために接着剤を使用することもできる。しかし被覆層の材料に応じてこれは必須ではない。
【0048】
本発明による方法により製造される振動板は優れた機械的特性を有する。従ってたとえばDIN53295による耐はく離性は10N/mm以上であり、有利には15N/mmである。DIN53423による弾性率は50MPa以上であり、特に60MPa以上である。
【0049】
さらにDIN53423による曲げ強さも、2MPa以上、特に2.3MPa以上と意外なほど高い。DIN53293による曲げ強さもまた8MPa以上、特に10MPa以上の値を有する。
【0050】
本発明による非平面振動板の可能な使用領域は当業者に直接明らかである。該振動板は有利には電気音響変換器のための振動板、特にスピーカーの振動板として使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【0051】
【図1】第一のプレス成形機中への被覆層および心層の導入を示す図
【図2】積層温度への加熱および型締めおよび接触を示す図
【図3】第二のプレス成形機への積層した複合材の導入を示す図
【図4】圧縮温度での第二のプレス成形機の型締めを示す図
【符号の説明】
【0052】
1 熱盤、 2 心層、 3 被覆層、 4 雄型、 5 雌型、 6 ストッパ、 7 圧縮後の心層
Claims (14)
- ポリ(メタ)アクリルイミドフォームを有する心層と、少なくとも1つの被覆層とを有する電気音響変換器のための非平面振動板を製造する方法において、
a)被覆層を心層と共に0.3MPa未満の圧力および160℃以上の温度の適用下で積層し、かつ引き続き
b)得られた複合材を0.3MPa以上の圧力および160℃以上の温度で、100℃未満の温度を有する低温の金型を使用して成形し、かつ同時に少なくとも被覆層と接触している心層の面を圧縮する
ことを特徴とする、電気音響変換器のための非平面振動板の製造方法。 - 積層のために少なくとも被覆層と接触している心層の面を165〜230℃の範囲、特に180〜195℃の範囲の温度に加熱する、請求項1記載の方法。
- 成形のために温度を175〜200℃の範囲、有利には180〜200℃の範囲、特に180〜195℃の範囲に調整する、請求項1または2記載の方法。
- 成形のために1〜16MPaの範囲の圧力を使用する、請求項1から3までのいずれか1項記載の方法。
- 心層を当初の厚さに対して90%より小さい厚さに圧縮する、請求項1から4までのいずれか1項記載の方法。
- ポリ(メタ)アクリルイミドフォームからなる心層を使用する、請求項1から5までのいずれか1項記載の方法。
- 被覆層として、160℃以上の温度、有利には175〜200℃、好ましくは180〜200℃の範囲、特に180〜195℃の範囲の温度で成形することができる熱可塑性加工可能なポリマーを含有する平面状の形成物を使用する、請求項1から6までのいずれか1項記載の方法。
- 被覆層として、ポリアミド12を含有する平面状の半製品を使用する、請求項1から7までのいずれか1項記載の方法。
- サンドイッチ構造が得られるよう、2つの被覆層を使用する、請求項1から8までのいずれか1項記載の方法。
- ポリ(メタ)アクリルイミドフォームを有する心層と、少なくとも1つの被覆層とを有する電気音響変換器のための非平面振動板において、被覆層が160℃以上の温度、有利には175〜200℃、好ましくは180〜200℃の範囲、特に180〜195℃の範囲の温度で成形することができる熱可塑性加工可能なポリマーを含有する平面状の形成物であることを特徴とする、電気音響変換器のための非平面振動板。
- 耐はく離性が10N/mm以上、弾性率が50MPa以上および曲げ強さが2MPa以上である、請求項10記載の非平面振動板。
- 振動板が2つの被覆層を有する、請求項10または11記載の非平面振動板。
- 円錐形、有利には円錐台の形状を有する、請求項10記載の非平面振動板。
- 電気音響変換器として、有利にはスピーカーの振動板としての請求項10から13までのいずれか1項記載の非平面振動板の使用。
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