JP2004530674A - ベンゾイルシクロヘキサンジオン及び薬害軽減剤を含有する除草剤 - Google Patents

ベンゾイルシクロヘキサンジオン及び薬害軽減剤を含有する除草剤 Download PDF

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Abstract

ベンゾイルシクロヘキサンジオングループからの活性薬剤及び薬害軽減剤を含んでなる除草剤が開示されている。前記除草薬剤は、農業における植物有害生物に対して適用するのに特に適している。

Description

【技術分野】
【0001】
本発明は、作物保護剤、特に作物植物の栽培において競合する雑草植物に使用するのに適した除草剤/薬害軽減剤の組合せ(活性物質/薬害軽減剤の組合せ)の技術分野に関する。
【背景技術】
【0002】
多くの活性な除草物質は、酵素p−ヒドロキシフェニルピルビン酸ジオキシゲナーゼ(HPPD)の阻害剤であることが知られている。例えば、Proc. Br. Crop Prot. Conf. Weeds, 1991, 1, 51; Proc. Br. Crop Prot. Conf. Weeds, 1995, 1, 35 は、この種のベンゾイルシクロヘキサンジオン、ベンゾイルピラゾール及びベンゾイルイソオキサゾールを開示している。最近では、さらにこのような活性物質が、例えばWO 00/21924及びWO 01/07422に開示されている。
【0003】
多くの他の活性除草物質と同様に、これらのHPPD阻害剤もまた、ある種の重要な作物植物、例えばトウモロコシ、イネ又は穀物と常に十分に適合するわけではなく(すなわち、十分な選択性が不足している)、このため使用時に狭い制限が課せられている。従って、一部の作物ではそれらを使用することができないか又は雑草植物に対して所望の幅広い除草活性が保証されない低い施用量でしか使用することができない。とりわけ、これらの除草剤の多くは、トウモロコシ、イネ、穀物、サトウキビ及びある種の他の作物における雑草植物について完全な選択性があるわけではない。
【0004】
これらの欠点を克服するための知られている方法は、活性除草物質を、薬害軽減剤又は解毒剤として知られている物質と組み合わせて使用することである。EP−0 943 240、WO 99/66795及びWO 00/30447は、例えばある種のHPPD阻害剤と薬害軽減剤との種々の組合せを記載している。
【0005】
薬害軽減剤は、雑草植物に対する除草作用を実質的に低下させることなく作物植物に対する除草剤の薬害性を取り除くか又は低減する化合物である。
【0006】
薬害軽減剤が除草剤の有害効果を低減する正確なメカニズムが知られていないため、特定グループの除草剤についての薬害軽減剤を識別することは、まだなお困難な課題である。従って、ある化合物が、一つの特定の除草剤と組み合わせて薬害軽減剤として作用するという事実からは、その化合物が別のグループの除草剤に薬害軽減作用を有すると結論することができない。除草剤による損傷から作物植物を保護するために薬害軽減剤を使用するにあたって、薬害軽減剤は、多くの場合、まだある種の欠点を有しうることがわかっている。これらには、以下:
・薬害軽減剤は、雑草植物に対する除草剤の作用を低減する;
・作物植物を保護する性質が不十分である;
・ある特定の除草剤では、薬害軽減剤/除草剤の組合せに使用する作物植物のスペクトルがあまりに小さい;
・十分に多くの除草剤を、所定の薬害軽減剤と組み合わせることができない:
が含まれる。
【0007】
本発明の目的は、HPPD阻害剤のグループからの除草剤と、重要な作物植物に関してこれらの除草剤の選択性を高めるのに適した薬害軽減剤とのさらなる組合せを提供することである。
【0008】
さてここで、ベンゾイル部分の3位に、選ばれた置換基を有するHPPD阻害剤のグループのある種の除草剤と、重要な作物植物に関してこれらの除草剤の選択性を高める多数の他の化合物との新規な組合せが見いだされた。
【0009】
従って、本発明は、
A)式(I)
【化1】
Figure 2004530674
〔式中、記号及び添字は、以下の定義を有する:
1は、ニトロ、アミノ、ハロゲン、シアノ、(C1−C4)−アルキル、(C2−C4
−アルケニル、(C2−C4)−アルキニル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C2−C4)−ハロアルケニル、(C2−C4)−ハロアルキニル、(C1−C4)−ハロアルコキシ、(C1−C4)−ハロアルキルチオ、(C1−C4)−アルコキシカルボニル、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C1−C4)−アルキルスルフィニル、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−アルキルカルボニル、(C1−C4)−アルキルアミノスルホニル、(C1−C4)−ジアルキルアミノスルホニル、(C1−C4)−アルキルカルバモイル、(C1−C4)−ジアルキルカルバモイル、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルキルアミノ又は(C1−C4)−ジアルキルアミノであり;
【0010】
2は、(C1−C4)−ハロアルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルコキシ、テトラヒドロフラン−2−イル−メトキシ−(C1−C4)−アルキル、テトラヒドロフラン−3−イル−メトキシ−(C1−C4)−アルキル、又はイソオキサゾール−3−イル及び4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル(これは、シアノメチル、エトキシメチル及びメトキシメチルからなる群の基によって置換されれいる)からなる群の複素環式基であり;
【0011】
3は、OR5、シアノ、ハロゲン、シアナト、チオシアナト、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−アルキルスルフィニル、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C2−C4)−アルケニルチオ、(C2−C4)−アルケニルスルフィニル、(C2−C4)−アルケニルスルホニル、(C2−C4)−アルキニルチオ、(C2−C4)−アルキニルスルフィニル、(C2−C4)−アルキニルスルホニル、(C1−C4)−ハロアルキルチオ、(C2−C4)−ハロアルケニルチオ、(C2−C4)−ハロアルキニルチオ、(C1−C4)−ハロアルキルスルフィニル、(C2−C4)−ハロアルケニルスルフィニル、(C2−C4)−ハロアルキニルスルフィニル、(C1−C4)−ハロアルキルスルホニル、(C2−C4)−ハロアルケニルスルホニル又は(C2−C4)−ハロアルキニルスルホニルであり;
4は、(C1−C4)−アルキルであり;
5は、水素、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル又は(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキルであり;
aは、0、1、2又は3であり;
bは、0、1又は2である〕
の一つ又は二つ以上の化合物の除草有効量;および
【0012】
B)グループa)〜e)
a) 式(II)〜(IV)
【化2】
Figure 2004530674
(式中、記号及び添字は、以下の定義を有する:
n'は、0〜5、好ましくは0〜3の自然数であり;
Tは、非置換であるか又は1個もしくは2個の(C1−C4)−アルキル基によってもしくは[(C1−C3)−アルコキシ]カルボニルによって置換された(C1−又はC2−)−アルカンジイル鎖であり;
【0013】
Wは、グループ(W1)〜(W4)
【化3】
Figure 2004530674
の基であり;
m'は、0又は1であり;
17及びR19は、同じか又は異なり、そしてハロゲン、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ、ニトロ又は(C1−C4)−ハロアルキルであり;
18及びR20は、同じか又は異なり、そしてOR24、SR24もしくはNR2425、又は少なくとも1個の窒素原子及び3個までのヘテロ原子を含み、窒素原子によって(II)もしくは(III)のカルボニル基に結合された、非置換であるか又は(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ及び非置換もしくは置換フェニルからなる群の基によって置換された、飽和もしくは不飽和の3〜7員複素環であり、好ましくは式OR24、NHR25又はN(CH3)2、特に式OR24の基であり;
24は水素又は好ましくは合計1〜18個の炭素原子を有する非置換のもしくは置換された脂肪族炭化水素基であり;
【0014】
25は、水素、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルコキシ又は置換もしくは非置換フェニルであり;
26は、水素、(C1−C8)−アルキル、(C1−C8)−ハロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C6)−ヒドロキシアルキル、(C3−C12)−シクロアルキル又はトリ−(C1−C4)−アルキルシリルであり;
27、R28及びR29は、同じか又は異なり、そして水素、(C1−C8)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C3−C12)−シクロアルキル又は置換もしくは非置換フェニルであり;
21は、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−ハロアルケニル、(C3−C7)−シクロアルキル、好ましくはジクロロメチルであり;
22、R23は、同じか又は異なり、そして水素、(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−アルキニル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C2−C4)−ハロアルケニル、(C1−C4)−アルキルカルバモイル−(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−アルケニルカルバモイル−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、ジオキソラニル−(C1−C4)−アルキル、チアゾリル、フリル、フリルアルキル、チエニル、ピペリジル、置換もしくは非置換フェニルであるか、又はR22及びR23は一緒になって、置換された又は非置換の複素環式環、好ましくは、オキサゾリジン、チアゾリジン、ピペリジン、モルホリン、ヘキサヒドロピリミジン又はベンゾオキサジン環を形成する)の化合物;
【0015】
b) 以下の群:
1,8−ナフタレンジカルボン酸無水物、
メチルジフェニルメトキシアセテート、
シアノメトキシイミノ(フェニル)アセトニトリル(シオメトリニル)、
1,3−ジオキソラン−2−イルメトキシイミノ(フェニル)アセトニトリル(オキサベトリニル)、
4'−クロロ−2,2,2−トリフルオロアセトフェノンO−1,3−ジオキソラン−2−イルメチルオキシム(フルキソフェニム)、
4,6−ジクロロ−2−フェニルピリミジン(フェンクロリム)、
ベンジル 2−クロロ−4−トリフルオロメチル−1,3−チアゾール−5−カルボキシレート(フルラゾル)、
2−ジクロロメチル−2−メチル−1,3−ジオキソラン(MG−191)、
N−(4−メチルフェニル)−N'−(1−メチル−1−フェニルエチル)尿素(ジムロン)、
1−[4−(N−2−メトキシベンゾイルスルファモイル)フェニル]−3−メチル尿素、
1−[4−(N−2−メトキシベンゾイルスルファモイル)フェニル]−3,3−ジメチ
ル尿素、 1−[4−(N−4,5−ジメチルベンゾイルスルファモイル)フェニル]−3−メチル
尿素、 1−[4−(N−ナフトイルスルファモイル)フェニル]−3,3−ジメチル尿素、
(2,4−ジクロロフェノキシ)酢酸(2,4−D)、
(4−クロロフェノキシ)酢酸、
(R,S)−2−(4−クロロ−o−トリルオキシ)プロピオン酸(メコプロプ)、
4−(2,4−ジクロロフェノキシ)酪酸(2,4−DB)、
(4−クロロ−o−トリルオキシ)酢酸(MCPA)、
4−(4−クロロ−o−トリルオキシ)酪酸、
4−(4−クロロフェノキシ)酪酸、
3,6−ジクロロ−2−メトキシ安息香酸(ジカンバ)、
1−(エトキシカルボニル)エチル 3,6−ジクロロ−2−メトキシベンゾエート(ラクチジクロル)、並びにそれらの塩及びエステル、好ましくは(C1−C8):
からの一つ又は二つ以上の化合物;
【0016】
c) 式(V)
【化4】
Figure 2004530674
〔式中、R30は、水素、炭素含有基、例えば炭化水素基、炭化水素−オキシ基、炭化水素−アミノ基、炭化水素−チオ基又はヘテロシクリル基であり、後に記載された4個の基は、それぞれ非置換であるか又はハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、ホルミル、カルボキサミド、スルホンアミド及び式−Za−Raの基からなる群より選ばれる1個又は2個以上の同じか又は異なる基によって置換されており、各炭化水素部分は、好ましくは1〜20個の炭素原子を有し、そして炭素含有基R30は、置換基を含めて好ましくは1〜30個の炭素原子を有し;
【0017】
31は、水素もしくは(C1−C4)−アルキル、好ましくは水素であるか、又は
30及びR31は、式−CO−N−の基と一緒になって3〜8員の飽和もしくは不飽和環の残基となり;
32は、同じか又は異なり、そしてハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、ホルミル、CONH2、SO2NH2又は式−Zb−Rbの基であり;
33は、水素又は(C1−C4)−アルキル、好ましくは水素であり;
34は、同じか又は異なり、そしてハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、CHO、CONH2、SO2NH2又は式−Zc−Rcの基であり;
aは、炭化水素基又はヘテロシクリル基(後に記載された2個の基は、それぞれ非置換であるか又はハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、モノ及びジ−[(C1−C4)−アルキル]アミノからなる群より選ばれる1個又は2個以上の同じか又は異なる基によって置換されている)又はアルキル基(基中、複数の、好ましくは2個又は3個の隣接してないCH2基は、各場合1個の酸素原子と置き換えられている)であり;
b、Rcは、同じか又は異なり、そして炭化水素基又はヘテロシクリル基(後に記載された2個の基は、それぞれ非置換であるか又はハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、ホスホリル、ハロ−(C1−C4)−アルコキシ、モノ及びジ−[(C1−C4)−アルキル]アミノからなる群より選ばれる1個又は2個以上の同じか又は異なる基によって置換されている)又はアルキル基(基中、複数の、好ましくは2又は3個の隣接してないCH2基は、各場合1個の酸素原子と置き換えられている)であり;
【0018】
aは、式−O−、−S−、−CO−、−CS−、−CO−O−、−CO−S−、−O−CO−、−S−CO−、−SO−、−SO2−、−NR*−、−CO−NR*−、−NR*−CO−、−SO2−NR*−又は−NR*−SO2−の二価基であり、各二価基の右側に示した結合は、基Raへの結合であり、そして後に記載された5個の基中の基R*は、互いに独立して、各場合H、(C1−C4)−アルキル又はハロ−(C1−C4)−アルキルであり;
b、Zcは、互いに独立して直接結合又は式−O−、−S−、−CO−、−CS−、−CO−O−、−CO−S−、−O−CO−、−S−CO−、−SO、SO2−、−NR*−、−SO2−NR*−、−NR*−SO2−、−CO−NR*−又は−NR*−CO−の二価基であり、各二価基の右側に示した結合は、基Rb又はRcにつながる結合であり、そして後に記載された5個の基中の基R*は、互いに独立して、各場合H、(C1−C4)−アルキル又はハロ−(C1−C4)−アルキルであり;
nは0〜4、好ましくは0、1又は2、特に0又は1の整数であり、そしてmは0〜5、好ましくは0、1、2又は3、特に0、1又は2の整数である〕のN−アシルスルホンアミド及びその塩;
【0019】
d) 式(VI)
【化5】
Figure 2004530674
(式中、X3は、CH又はNであり;
35は、水素、ヘテロシクリル又は炭化水素基であり、後に記載された2個の基は、場合によりハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、CHO、CONH2、SO2NH2及びZa−Raからなる群より選ばれる1個又は2個以上の同じか又は異なる基によって置換されており;
36は、水素、ヒドロキシル、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C1−C6)−アルコキシ、(C2−C6)−アルケニルオキシであり、後に記載された5個の基は、場合によりハロゲン、ヒドロキシル、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ及び(C1−C4)−アルキルチオからなる群より選ばれる1個又は2個以上の同じか又は異なる基によって置換されているか、又はR35及びR36は、それらが付いている窒素原子と一緒になって3〜8員の飽和又は不飽和環となり;
【0020】
37は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、CHO、CONH2、SO2NH2又はZb−Rbであり;
38は、水素、(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−アルケニル又は(C2−C4)−アルキニルであり;
39は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、ホスホリル、CHO、CONH2、SO2NH2又はZc−Rcであり;
aは、炭素鎖が酸素原子によって1回又は2回以上中断されている(C2−C20)−アルキル基又はヘテロシクリルもしくは炭化水素基であり、後に記載された2個の基は、場合によりハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、モノ及びジ−[(C1−C4)−アルキル]アミノからなる群より選ばれる1個又は2個以上の同じか又は異なる基によって置換されており;
【0021】
b、Rcは、同じか又は異なり、そして炭素鎖が酸素原子によって1回又は2回以上中断されている(C2−C20)−アルキル基又はヘテロシクリルもしくは炭化水素基であり、最後に記載された2個の基は、場合によりハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、ホスホリル、(C1−C4)−ハロアルコキシ、モノ及びジ−[(C1−C4)−アルキル]アミノからなる群より選ばれる1個又は2個以上の同じか又は異なる基によって置換されており;
aは、O、S、CO、CS、C(O)O、C(O)S、SO、SO2、NRd、C(O)NRd又はSO2NRdからなる群より選ばれる二価単位であり;
b、Zcは、同じか又は異なり、そして直接結合又はO、S、CO、CS、C(O)O、C(O)S、SO、SO2、NRd、SO2NRd又はC(O)NRdからなる群より選ばれる二価単位であり;
dは、水素、(C1−C4)−アルキル又は(C1−C4)−ハロアルキルであり;
rは、0〜4の整数であり、そしてX3がCHである場合のqは、0〜5の整数であり
、そしてXがNである場合のqは、0〜4の整数である)のアシルスルファモイルベンズアミド、また場合により塩形態;
【0022】
e) 式(VII)
【化6】
Figure 2004530674
〔式中、記号及び添字は、以下の定義を有し:
Xは、CH又はNであり、
X=Nの場合のpは、0〜2の整数であり、そして
X=CHの場合のpは、0〜3の整数であり;
【0023】
40は、ハロゲン、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルコキシ、ニトロ、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C1−C4)−アルコキシカルボニル、フェニル又はフェノキシであり、後に記載された2個の基は、非置換であるか又はハロゲン、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ、ハロ−(C1−C4)−アルコキシ、ニトロ及びシアノからなる群からの1個又は2個以上、好ましくは3個までの同じか又は異なる基によって置換されており;
41は、水素又は(C1−C4)−アルキルであり、そして
42は、水素、(C1−C8)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル又はアリールであり、前記の炭素含有基は、それぞれ非置換であるか又はハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、(C1−C8)−アルコキシ(基中、1個又は2個以上、好ましくは3個までのCH2基は、酸素によって置換されていてもよい)、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C2−C4)−アルケニルオキシ及び(C2−C4)−アルキニルオキシからなる群からの1個又は2個以上、好ましくは3個までの同じか又は異なる基によって置換されている〕の化合物、並びに立体異性体及び農業上慣用の塩;
の一つ又は二つ以上の化合物の薬害軽減活性量:
を含んでなる除草活性組成物を提供する。
【0024】
本発明の目的では、除草有効量は、植物成長に悪影響を与えることができる一つ又は複数の除草剤の量である。
【0025】
本発明の目的では、解毒活性量は、作物植物における除草剤又は除草剤混合物の薬害効果に少なくとも部分的に対抗するができる一つ又は複数の薬害軽減剤の量である。
【0026】
個別に定義しない限り、以下の定義は、一般に、式(I)〜(VIII)及び後の式の基に適用される。
【0027】
基アルキル、アルコキシ、ハロアルキル、ハロアルコキシ、アルキルアミノ及びアルキルチオ並びに対応する不飽和及び/又は置換された基は、各場合、炭素骨格において直鎖又は分枝状であることができる。アルキル基は、またアルコキシ、ハロアルキル等のような複合的な意味でも、好ましくは1〜4個の炭素原子を有し、例えばメチル、エチル、n−もしくはi−プロピル又はn−、i−、t−又は2−ブチルである。アルケニル及びアルキニル基は、アルキル基に対応する可能な不飽和基の意味を有する。アルケニルは、例えばアリル、1−メチルプロパ−2−エン−1−イル、2−メチルプロパ−2−エン−1−イル、ブタ−2−エン−1−イル、ブタ−3−エン−1−イル、1−メチルブタ−3−エン−1−イル及び1−メチルブタ−2−エン−1−イルである。アルキニルは、例えばプロパルギル、ブタ−2−イン−1−イル、ブタ−3−イン−1−イル、1−メチルブタ−3−イン−1−イルである。「(C1−C4)−アルキル」は、1〜4個の炭素原子を有するアルキルについて略語であり、同じことが、基の他の一般的な定義に同様に適用され、その際、可能な炭素原子数の範囲が括弧内に示される。
【0028】
シクロアルキルは、好ましくは、3〜8個、好ましくは3〜7個、特に好ましくは3〜6個の炭素原子を有する環式アルキル基、例えばシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル及びシクロヘキシルである。シクロアルケニル及びシクロアルキニルは、対応する不飽和化合物を示す。
【0029】
ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素である。ハロアルキル、ハロアルケニル及びハロアルキニルは、ハロゲンによって、好ましくはフッ素、塩素及び/又は臭素によって、特にフッ素又は塩素によって部分的に又は完全に置換されたアルキル、アルケニル又はアルキニル、例えばCF3、CHF2、CH2F、CF2CF3、CH2FCClFM、CCl3、CHCl2、CH2CH2Clである。ハロアルコキシは、例えば、OCF3、OCHF2、OCH2F、OCF2CF3、OCH2CF3及びOCH2CH2Clである。これもまた他のハロゲン置換された基に同様に適用される。
【0030】
脂肪族炭化水素基は、一般に好ましくは1〜18個、特に好ましくは1〜12個の炭素原子を有する直鎖又は分枝状の飽和又は不飽和の炭化水素基、例えばアルキル、アルケニル又はアルキニルである。アリールは、一般に好ましくは6〜14個の炭素原子を有する単、二又は多環式の芳香族系、例えばフェニル、ナフチル、ペンタレニルテトラヒドロナフチル、インデニル、インダニル及びフルオレニル、特に好ましくはフェニルである。脂肪族炭化水素基は、好ましくは12個までの炭素原子を有するアルキル、アルケニル又はアルキニルを意味し、同じことは炭化水素−オキシ基の脂肪族炭化水素基にも同様に適用される。
【0031】
複素環式環、複素環式基又はヘテロシクリルは、飽和、不飽和及び/又は芳香族であり、1個又は2個以上、好ましくは1〜4個の、好ましくはN、S及びOからなる群より選ばれるヘテロ原子を含む単、二又は多環式の環系である。好ましいのは、3〜7個の環原子並びにN、O及びSからなる群より選ばれる1個又は2個のヘテロ原子を有し、カルコゲンが隣接していない飽和複素環である。特に好ましいのは、3〜7個の環原子並びにN、O及びSからなる群より選ばれるヘテロ原子を有する単環式環、そしてまた、モルホリン、ジオキソラン、ピペラジン、イミダゾリン及びオキサゾリジンである。極めて好ましい飽和複素環は、オキシラン、ピロリドン、モルホリン及びテトラヒドロフランである。また、好ましいのは、5〜7個の環原子並びにN、O及びSからなる群より選ばれる1個又は2個のヘテロ原子を有する部分的に不飽和の複素環である。特に好ましいのは、5〜6個の環原子並びにN、O及びSからなる群より選ばれる1個のヘテロ原子を有する部分的に不飽和の複素環である。極めて好ましい部分的に不飽和の複素環は、ピラゾリン、イミダゾリン及びイソオキサゾリンである。同様に好ましいのは、5〜6個の環原子を有し、N、O、Sからなる群より選ばれる1〜4個のヘテロ原子を含み、カルコゲンが隣接していない単又は二環式芳香族複素環である。特に好ましいのは、5〜6個の環原子し、N、O及びSからなる群より選ばれるヘテロ原子を含む単環式芳香族複素環そしてまた、ピリミジン、ピラジン、ピリダジン、オキサゾール、チアゾール、チアジアゾール、オキサジアゾール、ピラゾール、トリアゾール及びイソオキサゾールである。ピラゾール、チアゾール、トリアゾール及びフランは、極めて好ましい。
【0032】
置換された基、例えば置換された炭化水素基、例えば置換されたアルキル、アルケニル、アルキニル、アリール、フェニル及びアリールアルキル、例えばベンジル、又は置換されたヘテロシクリルもしくはヘテロアリールは、非置換の親構造から誘導された置換された基であり、好ましくは、置換基は、1個又は2個以上、好ましくは1、2又は3個の、また、Cl及びFの場合、最大可能な数までのハロゲン、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ、ヒドロキシル、アミノ、ニトロ、カルボキシル、シアノ、アジド、アルコキシカルボニル、アルキルカルボニル、ホルミル、カルバモイル、モノ及びジアルキルアミノカルボニル、置換されたアミノ、例えばアシルアミノ、モノ及びジアルキルアミノ並びにアルキルスルフィニル、ハロアルキルスルフィニル、アルキルスルホニル、ハロアルキルスルホニルからなることを基から選ばれる基、そして環式基の場合、さらにアルキル及びハロアルキル並びに置換基を含む上記飽和炭化水素に対応する不飽和脂肪族基、好ましくはアルケニル、アルキニル、アルケニルオキシ及びアルキニルオキシである。炭素原子を有する基の場合、1〜4個の炭素原子、特に1個又は2個の炭素原子を有するものが好ましい。一般に、好ましい基は、ハロゲン、例えばフッ素又は塩素、(C1−C4)−アルキル、好ましくはメチル又はエチル、(C1−C4)−ハロアルキル、好ましくはトリフルオロメチル、(C1−C4)−アルコキシ、好ましくはメトキシ又はエトキシ、(C1−C4)−ハロアルコキシ、ニトロ及びシアノからなる群より選ばれるものである。これに関して特に好ましいのは、置換基メチル、メトキシ及び塩素である。
【0033】
モノ又は二置換されたアミノは、例えばアルキル、アルコキシ、アシル及びアリールからなる群より選ばれる1個又は2個の同じか又は異なる基によってN−置換された置換されたアミノ基の群より選ばれる化学的に安定な基;好ましくはモノアルキルアミノ、ジアルキルアミノ、アシルアミノ、アリールアミノ、N−アルキル−N−アリールアミノ及びN−複素環である。これに関して好ましいのは、1〜4個の炭素原子を有するアルキル基である。アリールはフェニル又は置換されたフェニルであることが好ましい。置換されたアリールは、置換されたフェニルであることが好ましい。さらに下に示した定義は、アシル、好ましくは(C1−C4)−アルカノイルに適用される。また、これは、置換されたヒドロキシルアミノ又はヒドラジノにも同様に適用される。
【0034】
好ましくは、場合により置換されたフェニルは、非置換であるか又はハロゲン、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−ハロアルコキシ及びニトロからなる群より選ばれる同じか又は異なる基によってモノもしくはポリ置換、好ましくは三置換まで、またハロゲン、例えばCl及びFの場合、五置換まで置換されたフェニル、例えばo−、m−及びp−トリル、ジメチルフェニル、2−、3−及び4−クロロフェニル、2−、3−及び4−トリフルオロ−及び−トリクロロフェニル、2,4−、3,5−、2,5−及び2,3−ジクロロフェニル、o−、m−及びp−メトキシフェニルである。
【0035】
アシル基は、好ましくは6個までの炭素原子を有する有機酸の基、例えばカルボン酸の基及びそこから誘導された酸の基、例えばチオカルボン酸、場合により、N−置換されたイミノカルボン酸、又は炭酸モノエステル、場合によりN−置換されたカルバミン酸、スルホン酸、スルフィン酸、ホスホン酸、ホスフィン酸の基である。アシルは、例えばホルミル、アルキルカルボニル、例えば(C1−C4−アルキル)カルボニル、フェニルカルボニル(フェニル環は、例えばフェニルに示したように置換可能である)、又はアルキルオキシカルボニル、フェニルオキシカルボニル、ベンジルオキシカルボニル、アルキルスルホニル、アルキルスルフィニル又はN−アルキル−1−イミノアルキルである。
【0036】
また、位相的に同じ原子結合を示す全ての立体異性体、及びそれらの混合物は、式(I)〜(VIII)の属する。このような化合物は、一般式には特に示されてない1個以上の不斉炭素原子又は他に二重結合を含む。存在可能であり、それらの特定の空間形態によって定義される立体異性体、例えば鏡像異性体、ジアステレオマー、Z−及びE−異性体は、慣用の方法によって立体異性体の混合物から入手することができるし、でなければ立体化学的に純粋な出発物質の使用を組合せて立体選択的反応によって製造される。
【0037】
本発明に適切な除草活性物質は、作物植物に対してあまりに有害であるため、有用植物、例えば穀物、イネ又はトウモロコシの作物においてそれ自体では使用することができない又は最適に使用されない式(I)の化合物である。
【0038】
式(I)の除草剤は、例えばWO−A 00/21924及びWO−A 01/7422から知られている。
【0039】
引用された刊行物には、製造過程及び出発物質の広範囲なデータが含まれる。これらの刊行物は全面的に参照され、このような参照により本説明の一部であるとみなされる。
【0040】
式(II)の化合物は、例えば、EP−A−0 333 131(ZA−89/1960)、EP−A−0 269 806(US−A−4,891,057)、EP−A−0 346 620(AU−A−89/34951)、EP−A−0 174 562、EP−A−0 346 620(WO−A−91/08 202)、WO−A−91/07 874又はWO−A 95/07 897(ZA 94/7120)及びそこに引用された文献から知られているか、又はそこに記載された方法によってもしくは同様にして製造することができる。式(III)の化合物は、EP−A−0 086 750、EP−A−0 94349(US−A−4,902,340)、EP−A−0 191736(US−A−4,881,966)及びEP−A−0 492 366及びそこに引用された文献から知られているか、又はそこに記載された方法によってもしくは同様にして製造することができる。さらに、いくつかの化合物は、EP−A−0 582 198に記載されている。式(II)の化合物は、多数の特許明細書、例えばUS−A−4,021,224及びUS−A−4,021,229から知られている。さらに、グループ(b)の化合物は、CN−A−87/1 02 789、EP−A−0 365 484及び“The Pesticide Manual", The British Crop Protection Council and the Royal Society of Chemistry, 第11版, Farnham 1997から知られている。グループ(c)の化合物は、WO−A−97/45016に、グループ(d)のものは、ドイツ特許出願第19742951.3に、そしてグループ(e)のものは、WO−A−98/13 361に記載されている。
【0041】
引用された刊行物には製造過程及び出発物質の詳細な情報が含まれている。これらの刊行物は全部が引用され、参照により本説明の一部であるとみなされる。
【0042】
本願明細書の目的では、用語「除草組成物」と「除草剤/薬害軽減剤の組合せ」とは、同義であるものとして理解される。
【0043】
好ましいのは、記号及び添字が、以下:
1は、ニトロ、シアノ、塩素、フッ素、メチル、トリフルオロメチル、メチルスルホニル又はエチルスルホニルであり;
2は、ペンタフルオロエトキシメチル、2,2−ジフルオロエトキシメチル、2,2,2−トリフルオロエトキシ−メチル、2,2,3,3−テトラフルオロプロポキシメチル、シクロペンチルオキシメチル、シクロヘキシルオキシメチル、シクロプロピルオキシ、テトラヒドロフラン−2−イルメトキシメチル、メトキシエトキシエトキシメチル又は4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル(これは、シアノメチル、エトキシメチル及びメトキシメチルからなる群の基によって置換された)であり;
3は、OR5であり;
5は、水素であり;
aは、2であり;
bは、0であり、そして
2個の基R1は、フェニル環の2位及び4位にある:
の定義を有する式(I)の化合物を含んでなる除草組成物である。
【0044】
好ましい除草組成物は、記号及び添字が以下:
24は、水素、(C1−C18)−アルキル、(C3−C12)−シクロアルキル、(C2−C8)−アルケニル及び(C2−C18)−アルキニルであり、その際、炭素含有基は、1個又は2個以上、好ましくは3個まで、基R50によって置換されることができ;
50は、同じか又は異なり、そしてハロゲン、ヒドロキシル、(C1−C8)−アルコキシ、(C1−C8)−アルキルチオ、(C2−C8)−アルケニルチオ、(C2−C8)−アルキニルチオ、(C2−C8)−アルケニルオキシ、(C2−C8)−アルキニルオキシ、(C3−C7)−シクロアルキル、(C3−C7)−シクロアルコキシ、シアノ、モノ及びジ−(C1−C4)−アルキルアミノ、カルボキシル、(C1−C8)−アルコキシカルボニル、(C2−C8)−アルケニルオキシカルボニル、(C1−C8)−アルキルチオカルボニル、(C2−C8)−アルキニルオキシカルボニル、(C1−C8)−アルキルカルボニル、(C2−C8)−アルケニルカルボニル、(C2−C8)−アルキニルカルボニル、1−(ヒドロキシイミノ)−(C1−C6)−アルキル、1−[(C1−C4)−アルキルイミノ]−(C1−C4)−アルキル、1−[(C1−C4)−アルコキシイミノ]−(C1−C6)−アルキル、(C1−C8)−アルキルカルボニルアミノ、(C2−C8)−アルケニルカルボニルアミノ、(C2−C8)−アルキニルカルボニルアミノ、アミノカルボニル、(C1−C8)−アルキルアミノカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノカルボニル、(C2−C6)−アルケニルアミノカルボニル、(C2−C6)−アルキニルアミノカルボニル、(C1−C8)−アルコキシカルボニルアミノ、(C1−C8)−アルキルアミノカルボニルアミノ、(C1−C6)−アルキルカルボニルオキシ(これは非置換であるか又はR51によって置換されている)であるか、又は(C2−C6)−アルケニルカルボニルオキシ、(C2−C6)−アルキニルカルボニル−オキシ、(C1−C8)−アルキルスルホニル、フェニル、フェニル−(C1−C6)−アルコキシ、フェニル−(C1−C6)−アルコキシカルボニル、フェノキシ、フェノキシ−(C1−C6)−アルコキシ、フェノキシ−(C1−C6)−アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、フェニルカルボニルアミノ、フェニル−(C1−C6)−アルキルカルボニルアミノ(後に記載された9個の基は、フェニル環上で非置換であるか又は基R52;SiR'3、−OSiR'3、R'3Si−(C1−C8)−アルコキシ、−CO−O−NR'2、−O−N=CR'2、−N=CR'2、−O−N−R'2−、−NR'2、CH(OR')2、−O−(CH2)m−CH(OR')2、−CR'''(OR')2、−O−(CH2)mCR'''(OR'')2又はR''O−CHR'''CHCOR''−(C1−C6)−アルコキシによってモノもしくはポリ置換、好ましくは三置換までされている)であり;
51は、同じか又は異なり、そしてハロゲン、ニトロ、(C1−C4)−アルコキシ及び非置換であるか又は1個又は2個以上、好ましくは3個まで、基R51によって置換されたフェニルであり;
52は、同じか又は異なり、そしてハロゲン、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−ハロアルコキシ又はニトロであり;
R'は、同じか又は異なり、そして水素、(C1−C4)−アルキル、非置換のもしくは1個以上、好ましくは3個までの基R52によって置換されたフェニルであるか、又は2個の基R'は、一緒になって(C2−C6)−アルカンジイル鎖を形成し;
R''は、同じか又は異なり、そして(C1−C4)−アルキルであるか、又は2個の基R''は、一緒になって(C2−C6)−アルカンジイル鎖を形成し;
R'''は、水素又は(C1−C4)−アルキルであり;
wは、0、1、2、3、4、5又は6である:
の定義を有する式(II)及び/又は(III)の薬害軽減剤を含んでなるものである。
【0045】
特に好ましいのは、記号及び添字が、以下:
24は、水素、(C1−C8)−アルキル又は(C3−C7)−シクロアルキルであり、上記の炭素含有基は、非置換であるか又はハロゲンによってモノもしくはポリ置換されるか又は基R50によってモノもしくは二置換、好ましくはモノ置換されており、
50は、同じか又は異なり、そしてヒドロキシル、(C1−C4)−アルコキシ、カルボキシル、(C1−C4)−アルコキシカルボニル、(C2−C6)−アルケニルオキシカルボニル、(C2−C6)−アルキニルオキシカルボニル、1−(ヒドロキシイミノ)−(C1−C4)−アルキル、1−[(C1−C4)−アルキルイミノ]−(C1−C4)−アルキル及び1−[(C1−C4)−アルコキシイミノ]−(C1−C4)−アルキル;−SiR'3、−O−N=CR'2、−N=CR'2、−NR'2及び−ONR'2であり、ここで、R'は、同じか又は異なり、そして水素、(C1−C4)−アルキル又は一対として(C4−C5)−アルカンジイル鎖であり、
27、R28、R29は、同じか又は異なり、そして水素、(C1−C8)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル又はフェニル(これは非置換であるか又はハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ及びジ−[(C1−C4)−アルキル]アミノ、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルコキシ、(C1−C4)−アルキルチオ及び(C1−C4)−アルキルスルホニルからなる群より選ばれる1個以上の基によって置換されている)であり;
17、R19は、同じか又は異なり、そして
水素、ハロゲン、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、(C1又はC2)−ハロアルキル、好ましくは水素、ハロゲン又は(C1又はC2)−ハロアルキルである:
の定義を有する式(II)及び/又は(III)の薬害軽減剤を含んでなる除草組成物である。
【0046】
特に好ましいのは、記号及び添字が、以下:
17は、水素、ハロゲン、ニトロ又は(C1−C4)−ハロアルキルであり;
n'は、1、2又は3であり;
18は、式OR24の基であり;
24は、水素、(C1−C8)−アルキル又は(C3−C7)−シクロアルキルであり、その際、上記の炭素含有基は、非置換であるか又は同じかもしくは異なるハロゲン基によってモノもしくはポリ置換された、好ましいくは三置換までされるか、又はヒドロキシル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−アルコキシカルボニル、(C2−C6)−アルケニルオキシカルボニル、(C2−C6)−アルキニルオキシカルボニル、1−(ヒドロキシイミノ)−(C1−C4)−アルキル、1−[(C1−C4)−アルキルイミノ]−(C1−C4)−アルキル、1−[(C1−C4)−アルコキシイミノ]−(C1−C4)−アルキル及び式−SiR'3、−O−N=R'2、−N=CR'2、−NR'2及び−O−NR'2(ここで、上記式中の基R'は、同じか又は異なり、そして水素、(C1−C4)−アルキル又は対として(C4又はC5)−アルカンジイルである)の基からなる群より選ばれる同じかもしくは異なる基によって二置換まで、好ましくはモノ置換されており;
27、R28、R29は、同じか又は異なり、そして水素、(C1−C8)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル又はフェニル(これは非置換であるか又はハロゲン、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ、ニトロ、(C1−C4)−ハロアルキル及び(C1−C4)−ハロアルコキシからなる群より選ばれる1個以上の基によって置換されている)である:
の定義を有する式(II)の薬害軽減剤を含む除草組成物である。
【0047】
また、特に好ましいのは、記号及び添字が、以下:
19は、水素、ハロゲン又は(C1−C4)−ハロアルキルであり;
n'は、1、2又は3であり、その際、(R19)n'は、好ましくは5−Clであり;
20は、式OR24の基であり;
Tは、CH2であり、そして
24は、水素、(C1−C8)−アルキル、(C1−C8)−ハロアルキル又は(C1−C4)−アルコキシ(C1−C4)−アルキル、好ましくは(C1−C8)−アルキルである:
の定義を有する式(III)の薬害軽減剤を含んでなる除草組成物である。
【0048】
特に好ましいのは、記号及び添字が、以下:
Wは、(W1)であり;
17は、水素、ハロゲン又は(C1−C2)−ハロアルキルであり;
n'は、1、2又は3であり、その際、(R17)n'は、好ましくは2,4−Cl2であり;
18は、式OR24の基であり;
24は、水素、(C1−C8)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−ヒドロキシアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ(C1−C4)−アルキル又はトリ−(C1−C2)−アルキルシリル、好ましくは(C1−C4)−アルキルであり;
27は、水素、(C1−C8)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル又は(C3−C7)−シクロアルキル、好ましくは水素又は(C1−C4)−アルキルであり、そして
26は、水素又は(C1−C4)−アルキルである:
の定義を有する式(II)の薬害軽減剤を含んでなる除草組成物である。
【0049】
また、特に好ましいのは、記号及び添字が、以下:
Wは、(W2)であり;
17は、水素、ハロゲン又は(C1−C2)−ハロアルキル;
n'は、1、2又は3であり、その際、(R17)n'は、好ましくは2,4−Cl2であり;
18は、式OR24の基であり、
24は、水素、(C1−C8)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−ヒドロキシアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル、(C1−C4アルコキシ)−C1−C4−アルキル又はトリ−(C1−C2)−アルキル−シリル、好ましくは(C1−C4)−アルキルであり、そして
27は、水素、(C1−C8)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル又はフェニル、好ましくは水素又は(C1−C4)−アルキルである:
の定義を有する式(II)の薬害軽減剤を含んでなる除草組成物である。
【0050】
また、特に好ましいのは、記号及び添字が、以下:
Wは、(W3)であり;
17は、水素、ハロゲン又は(C1−C2)−ハロアルキルであり;
n'は、1、2又は3であり、その際、(R17)n'は、好ましくは2,4−Cl2であり;
18は、式OR24の基であり;
24は、水素、(C1−C8)−アルキル、(C3−C7)−シクロアルキル、好ましくは(C1−C4)−アルキルであり、そして
28は、(C1−C8)−アルキル又は(C1−C4)−ハロアルキル、好ましくはC1−ハロアルキルである:
の定義を有する式(II)の薬害軽減剤を含んでなる除草組成物である。
【0051】
また、特に好ましいのは、記号及び添字が以下:
Wは、(W4)であり;
17は、水素、ハロゲン、ニトロ、(C1−C4)−アルキル、(C1−C2)−ハロアルキル、好ましくはCF3であり;
n'は、1、2又は3であり;
m'は、0又は1であり;
18は、式OR24の基であり;
24は、水素、(C1−C4)−アルキル、カルボキシ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシカルボニル−(C1−C4)−アルキル、好ましくは(C1−C4)−アルコキシ−CO−CH2−、(C1−C4)−アルコキシ−CO−C(CH3)(H)−、HO−CO−CH2又はHO−CO−C(CH3)(H)−であり、そして
29は、水素、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル又はフェニル(これは非置換であるか又はハロゲン、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−シアノハロアルキル、ニトロ及び(C1−C4)−アルコキシからなる群より選ばれる1個以上の基によって置換されている)である:
の定義を有する薬害軽減剤を含んでなる除草組成物である。
【0052】
以下のグループの化合物:
a) ジクロロフェニルピラゾリン−3−カルボン酸タイプの化合物(すなわち、W=W1及び(R17)n'=2,4−Cl2である式(II)の化合物)、好ましくは、エチル1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(エトキシカルボニル)−5−メチル−2−ピラゾリン−3−カルボキシレート(II−1)といった化合物、及びWO−A 91/07874に記載された関連化合物;
【0053】
b) ジクロロフェニルピラゾールカルボン酸誘導体(すなわち、W=(W2)及び(R17)n'=2,4−Cl2である式(II)の化合物)、好ましくは、エチル1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−メチルピラゾール−3−カルボキシレート(II−2)、エチル1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−イソプロピルピラゾール−3−カルボキシレート(II−3)、エチル1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−(1、I−ジメチルエチル)ピラゾール−3−カルボキシレート(II−4)、エチル1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−フェニルピラゾール−3−カルボキシレート(II−5)といった化合物、並びにEP−A−0 333 131及びEP−A−0 269 806に記載された関連化合物;
【0054】
c)トリアゾールカルボン酸タイプの化合物(すなわち、W=(W3)及び(R17)n'=2,4−Cl2である式(II)のもの)、好ましくはフェンクロラゾル、すなわちエチル1−(2,4−ジクロロフェニル)−5−トリクロロメチル−(1H)−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキシレート(II−6)といった化合物及び関連化合物(EP−A−0174 562及びEP−A−0 346 620参照);
【0055】
d)5−ベンジル又は5−フェニル−2−イソオキサゾリン−3−カルボン酸タイプ又は5,5−ジフェニル−2−イソオキサゾリン−3−カルボン酸タイプ(ここでW=(W4))の化合物、好ましくは、エチル5−(2,4−ジクロロベンジル)−2−イソオキサゾリン−3−カルボキシレート(II−7)又はエチル5−フェニル−2−イソオキサゾリン−3−カルボキシレート(II−8)のような化合物及びWO−A−91/08202に記載された関連化合物、又はエチル5,5−ジフェニル−2−イソオキサゾリン−3−カルボキシレート(II−9)又はn−プロピル5,5−ジフェニル−2−イソオキサゾリン−3−カルボキシレート(II−10)又はエチル5−(4−フルオロフェニル)−5−フェニル−2−イソオキサゾリン−3−カルボキシレート(II−11)であり、これらはWO−A−95/07897に記載されている;
【0056】
e)8−キノリンオキシ酢酸タイプの化合物、例えば(R19)n'=5−Cl又は水素、R20=OR24及びT=CH2である式(III)の化合物、好ましくは、
1−メチルヘキシル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(III−1、クロキントセト−メキシル)、
1,3−ジメチルブタ−1−イル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(III−2)、
4−アリルオキシブチル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(III−3)、
1−アリルオキシプロパ−2−イル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(III−4)、
エチル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(III−5)、
メチル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(III−6)、
アリル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(III−7)、
2−(2−プロピリデンイミノキシ)−1−エチル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(III−8)
2−オキソプロパ−1−イル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)アセテート(III−9)及び
EP−A−0 860 750、EP−A−0 094 349及びEP−A−0 191 736又はEP−A−0 492 366に記載された関連化合物;
【0057】
f)(5−クロロ−8−キノリンオキシ)マロン酸タイプの化合物、すなわち(R17)n'=5−Cl、R20=OR24、T=−CH(COO−アルキル)−である式(III)の化合物、好ましくは化合物
ジエチル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)マロネート、
ジアリル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)マロネート、
メチルエチル(5−クロロ−8−キノリンオキシ)マロネート及び
EP−A−0 582 198に記載された関連化合物;
【0058】
g)ジクロロアセトアミドタイプの化合物、すなわち式(IV)の化合物、好ましくは:
N,N−ジアリル2,2−ジクロロアセトアミド(ジクロルミド、US−A4,137,070)、
4−ジクロロアセチル−3,4−ジヒドロ−3−メチル−2H−1,4−ベンゾオキサジン(ベノキサコル,EP 0 149 974から)、
N1,N2−ジアリル−N2−ジクロロアセチルグリシンアミド(DKA−24、HU 2143821から)、
4−ジクロロアセチル−1−オキサ−4−アザスピロ[4,5]デカン(AD−67)、
2,2−ジクロロ−N−(1,3−ジオキソラン−2−イルメチル)−N−(2−プロペニル)アセトアミド(PPG−1292)、
3−ジクロロアセチル−2,2,5−トリメチルオキサゾリジン、
3−ジクロロアセチル−2,2−ジメチル−5−フェニルオキサゾリジン、
3−ジクロロアセチル−2,2−ジメチル−5−(2−チエニル)オキサゾリジン、
3−ジクロロアセチル−5−(2−フラニル)−2,2−ジメチルオキサゾリジン(フリラゾル、MON 13900)、
1−ジクロロアセチルヘキサヒドロ−3,3,8a−トリメチルピロロ[1,2−]ピリミジン−6(2H)−オン(ジシクロノン、BAS 145138);
【0059】
h)グループB(b)の化合物、好ましくは
1,8−ナフタレンジカルボン酸無水物、
メチルジフェニルメトキシアセテート、
シアノメトキシイミノ(フェニル)アセトニトリル(シオメトリニル)、
1,3−ジオキソラン−2−イルメトキシイミノ(フェニル)アセトニトリル(オキサベトリニル)、
4' −クロロ−2,2,2−トリフルオロアセトフェノンO−1,3−ジオキソラン−2−イルメチルオキシム(フルキソフェニム)、
4,6−ジクロロ−2−フェニルピリミジン(フェンクロリム)、
ベンジル2−クロロ−4−トリフルオロメチル−1,3−チアゾール−5−カルボキシレート(フルラゾル)、
2−ジクロロメチル−2−メチル−1,3−ジオキソラン(MG−191)、
N−(4−メチルフェニル)−N'−(1−メチル−1−フェニルエチル)尿素(ジムロン)、
1−[4−(N−2−メトキシベンゾイルスルファモイル)フェニル]−3−メチル尿素、
1−[4−(N−2−メトキシベンゾイルスルファモイル)フェニル]−3,3−ジメチル尿素、
1−[4−(N−4,5−ジメチルベンゾイルスルファモイル)フェニル]−3−メチル尿素、
1−[4−(N−ナフトイルスルファモイル)フェニル]−3,3−ジメチル尿素、
(2,4−ジクロロフェノキシ)酢酸(2,4−D)、
(4−クロロフェノキシ)酢酸、
(R,S)−2−(4−クロロ−o−トリルオキシ)プロピオン酸(メコプロプ)、
4−(2,4−ジクロロフェノキシ)酪酸(2,4−DB)、
(4−クロロ−o−トリルオキシ)酢酸(MCPA)、
4−(4−クロロ−o−トリルオキシ)酪酸、
4−(4−クロロフェノキシ)酪酸、
3,6−ジクロロ−2−メトキシ安息香酸(ジカンバ)、
1−(エトキシカルボニル)エチル3,6−ジクロロ−2−メトキシベンゾエート(ラクチジクロル)、並びにそれらの塩及びエステル、好ましくは(C1−C8)である;
は、式(I)の除草活性物質についての薬害軽減剤として使用するのに特に適切である。
【0060】
さらなる好ましい薬害軽減剤は、
30が、水素、(C1−C6)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキルであり、ここで、後に記載された2個の基は、それぞれ非置換であるか又はハロゲン、(C1−C4)−アルコキシ、ハロ−(C1−C6)−アルコキシ及び(C1−C4)−アルキルチオ、並びに環式基の場合、さらに(C1−C4)−アルキル及び(C1−C4)−ハロアルキルからなる群より選ばれる1個以上の置換基によって置換されており;
31は、水素であり;
32は、ハロゲン、ハロ−(C1−C4)−アルキル、ハロ−(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C1−C4)−アルコキシカルボニル又は(C1−C4)−アルキルカルボニル、好ましくは、ハロゲン、(C1−C4)−ハロアルキル、例えばトリフルオロメチル、(C1−C4)−アルコキシ、ハロ−(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−アルコキシカルボニル又は(C1−C4)−アルキルスルホニルであり;
33は、水素であり;
34は、ハロゲン、(C1−C4)−アルキル、ハロ−(C1−C4)−アルキル、ハロ−(C1−C4)−アルコキシ、(C3−C6)−シクロアルキル、フェニル、(C1−C4)−アルコキシ、シアノ、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−アルキルスルフィニル、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C1−C4)−アルコキシカルボニル又は(C1−C4)−アルキルカルボニル、好ましくはハロゲン、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、例えばトリフルオロメチル、ハロ−(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−アルコキシ又は(C1−C4)−アルキルチオであり、
nは0、1又は2であり;そして
mは1又は2である、式(V)の化合物又はその塩である。
【0061】
また、好ましいのは、
3が、CHであり;
35は、水素、(C1−C6)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C5−C6)−シクロアルケニル、フェニル又は窒素、酸素及びイオウからなる群より選ばれた3個までのヘテロ原子を有する3〜6員ヘテロシクリルであり、後の記載された6個の基は、場合により、ハロゲン、(C1−C6)−アルコキシ、(C1−C6)−ハロアルコキシ、(C1−C2)−アルキルスルフィニル、(C1−C2)−アルキルスルホニル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C1−C4)−アルコキシカルボニル、(C1−C4)−アルキルカルボニル及びフェニル、並びに環式基の場合、さらに(C1−C4)−アルキル及び(C1−C4)−ハロアルキルからなる群より選ばれる1個以上の同じか又は異なる置換基によって置換されており;
36は、水素、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニルであり、後に記載された3個の基は、場合によりハロゲン、ヒドロキシル、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ及び(C1−C4)−アルキルチオからなる群より選ばれる1個以上の同じか又は異なる置換基によって置換されており;
37は、ハロゲン、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−ハロアルコキシ、ニトロ、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C1−C4)−アルコキシカルボニル又は(C1−C4)−アルキルカルボニルであり;
38は、水素であり;
39は、ハロゲン、ニトロ、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−ハロアルコキシ、(C3−C6)−シクロアルキル、フェニル、(C1−C4)−アルコキシ、シアノ、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−アルキルスルフィニル、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C1−C4)−アルコキシカルボニル又は(C1−C4)−アルキルカルボニルであり;
rは0、1又は2であり;そして
qは1又は2である、式(VI)の薬害軽減剤である。
【0062】
さらなる特に好ましい薬害軽減剤は、
40が、トリフルオロメチルであり、
41は、水素であり、そして
42は、水素、メチル又はエチルである、式(VII)の化合物である。
【0063】
本明細書で薬害軽減剤(解毒剤)として引用される化合物は、式(I)の除草活性物質を有用植物の作物に使用するときに生じうる薬害効果を、雑草植物に対するこれらの除草活性物質の活性に実質的に影響を及ぼすことなく低減又は防止する。これにより、慣用の作物保護製品の施用領域は著しく広がり、除草剤の使用がこれまで不可能であったり、又は可能性が制限されていた、すなわち低量でスペクトルが限定されていた、例えばコムギ、オオムギ、トウモロコシ及びサトウキビといった作物にまで拡張された。
【0064】
除草活性物質及び上記薬害軽減剤は、一緒に(レディーミックスとして又はタンクミックス法によって)又はいずれか望しい順序で続けて適用することができる。薬害軽減剤:除草活性物質の重量比は、広範囲内で変化することができ、好ましくは1:100〜100:1、特に1:10〜10:1の範囲内である。各場合における除草活性物質及び薬害軽減剤の最適量は、使用する除草活性物質のタイプ又は使用する薬害軽減剤及び処理する植生の種類に左右され、各場合、個別に簡単な常法の予備実験によって決めることができる。
【0065】
本発明の組合せ適用の主な領域は、特にトウモロコシ、サトウキビ及び禾穀類、例えばコムギ、ライムギ、オオムギ、カラスムギ、イネ、モロコシ、さらにワタ及びダイズ、好ましくは、サトウキビ、穀物、イネ及びトウモロコシである。
【0066】
本発明により使用する薬害軽減剤は、その性質に応じて、作物植物の種子を前処理する(種子粉衣)、又は播種前に種子畦間に配合する、又は植物発生の前か後に除草剤と共に適用するために使用することができる。発生前処理には、播種前の栽培領域の処理及び種子を植え付けたが、植物がまだ出芽していない栽培領域の処理の両方が含まれる。除草剤と合わせた施用が好ましい。このために、タンクミックス又はレディーミックスを使用することができる。
【0067】
必要な薬害軽減剤の施用量は、兆候及び使用する除草活性物質に応じて広範囲内で変化することができ、一般に1ヘクタール当たり活性物質0.001〜5kg、好ましくは0.005〜0.5kgの範囲である。
【0068】
従って、また、本発明は、式(I)の除草活性物質Aを用いる前に、用いた後に又は同時に、式(II)、(III)、(IV)、(V)、(VI)、(VII)及び/又はグループ(b)からの化合物の解毒活性量を、植物、植物種子又は栽培領域に適用することからなる、式(I)の除草剤の薬害副作用から作物植物を保護する方法を提供する。
【0069】
また、本発明による除草剤/薬害軽減剤の組合せは、知られているか又はまだ開発中の遺伝子操作植物の作物において雑草植物を防除するために使用することができる。一般に、トランスジェニック植物は、特定の有益な性質、例えば、ある種の作物保護薬剤に対する耐性、植物疾病又は植物疾病が生じる病原体、例えば特定の昆虫又は微生物、例えば真菌、細菌もしくはウイルスに対する耐性を特徴としている。他の特定の性質は、例えば収穫物質の量、質、保存性、組成及び特定成分に関する。このように、デンプン含量が高められたり、デンプン質が変化したトランスジェニック植物や収穫物質がさまざまな脂肪酸構成を有するものが知られている。
【0070】
本発明による組合せ使用は、有用植物及び観賞植物の経済的に重要なトランスジェニック作物、例えば穀物、例えばコムギ、オオムギ、ライムギ、カラスムギ、キビ、イネ、カッサバ及びトウモロコシ、さらにテンサイ、ワタ、ダイズ、脂肪種子ナタネ、ジャガイモ、トマト、エンドウ及び他タイプの野菜の作物において好ましい。
【0071】
本発明による組合せをトランスジェニック作物に用いる場合、他の作物で観察される雑草植物における効果に付随して、当該トランスジェニック作物の施用に特有の効果、例えば防除できる雑草スペクトルが変わる又はとりわけ広がる、使用しうる施用量が変わる、好ましくはトランスジェニック作物が耐性である除草剤との適合性が良好となる、そしてトランスジェニック作物植物の成長及び収穫量が変わるといった効果がしばしばみられる。
【0072】
従って、また本発明は、トランスジェニック作物植物において雑草植物を防除するための本発明による組合せの使用を提供する。
【0073】
式(III)−(VII)及びグループ(b)の薬害軽減剤並びにそれらと一つ又は二つ以上の上記式(I)の除草活性物質の組合せは、明記された生物学的及び/又は物理化学的パラメータに応じて種々のやり方で処方することができる。適切な製剤の例としては、水和剤(WP)、乳剤(EC)、水溶剤(SP)、液剤(SL)、濃厚エマルション(BW)、例えば水中油型エマルション及び油中水型エマルション、散布液又はエマルション、カプセルサスペンション(CS)、油又は水ベースのディスパージョン(SC)、サスポエマルション、懸濁剤、粉剤(DP)、油剤(OL)、種子粉衣製品、微粒剤、噴霧粒剤、被覆粒剤及び吸着粒剤の形態の粒剤(GR)、土壌処理又は散布用粒剤、水溶性粒剤(SG)、顆粒水和剤(WG)、微量散布剤、マイクロカプセル並びにロウを挙げることができる。
【0074】
これらの個々の製剤タイプは、原則として知られており、例えばWinnacker-Kuhler, “Chemische Technologie" [Chemical Engineering], 第7巻, C. Hauser Verlag Munich, 第4版 1986;Wade van Valkenburg, “Pesticide Formulations", Marcel Dekker N.Y., 1973;K. Martens, “Spray Drying Handbook" 第3版 1979, G. Goodwin Ltd. London:
に記載されている。
【0075】
また、必要となりうる製剤補助剤、例えば不活性物質、界面活性剤、溶媒及び他の添加剤は、知られており、例えば、Watkins, “Handbook of Insecticide Dust Diluents and Carriers", 第2版, Darland Books, Caldwell N.J., H.v. Olphen,“Introduction to Clay Colloid Chemistry", 第2版., J. Wiley & Sons, N.Y.;C. Marsden,“Solvents Guide", 第2版, Interscience, N.Y. 1963;McCutcheon's “Detergents and Emulsifiers Annual", MC Publ. Corp., Ridgewood N.J.;Sisley and Wood, “Encyclopedia of Surface Active Agents" Chem. Publ. Co. Inc., N.Y. 1964;Schofeldt, “Grenzflachenaktive Athylenoxidaddukte" [Surface-active Ethylene Oxide Adducts], Wiss. Verlagsgesell., Stuttgart 1976;Winnacker-Kuchler, “Chemische Technologie"[Chemical Engineering], 第7巻, C. Hauser Verlag Munich, 第4版 1986:に記載されている。
【0076】
また、これらの製剤をベースにして、作物保護薬剤として作用する他の物質、例えば殺虫剤、殺ダニ剤、除草剤、殺菌剤そしてまた、薬害軽減剤、肥料及び/又は成長調整剤との組合せを、例えばレディミックスの形態又はタンクミックスとして製造することもできる。水和剤は、水中に均等に分散することができ、活性物質の他に、希釈剤又は不活性物質に加えて、イオン性及び/又は非イオン性界面活性剤(展着剤、分散剤)、例えばポリオキシエチル化アルキルフェノール、ポリオキシエチル化脂肪族アルコール、ポリオキシエチル化脂肪族アミン、脂肪族アルコール、ポリグリコールエーテルスルフェート、アルカンスルホネート、アルキルベンゼンスルホネート、ナトリウムリグニンスルホネート、ナトリウム2,2'−ジナフチルメタン−6,6' −ジスルホネート、ナトリウムジブチルナフタレンスルホネート又は他にナトリウムオレオイルメチルタウリネートを含む製剤である。水和剤を製造するには、除草活性物質を、例えば慣用の装置、例えばハンマーミル、ブロワミル及びエアジェットミル中で微粉砕し、それを同時に又は続いて製剤補助剤と共に混合する。
【0077】
乳剤は、例えば、活性物質を有機溶媒、例えばブタノール、シクロヘキサノン、DMF、又は他により高沸点の炭化水素、例えば飽和又は不飽和の脂肪族もしくは脂環、芳香族化合物又は有機溶媒の混合物中に溶解し、1個以上のイオン性及び/又は非イオン性界面活性剤(乳化剤)を添加して製造することができる。乳化剤として使用することができる物質の例は、カルシウムアルキルアリールスルホネート、例えばカルシウムドデシルベンゼンスルホネート、又は非イオン性乳化剤、例えば脂肪酸ポリグリコールエステル、アルキルアリールポリグリコールエーテル、脂肪族アルコールポリグリコールエーテル、プロピレンオキシド/エチレンオキシド縮合物、アルキルポリエーテル、ソルビタンエステル、例えばソルビタン脂肪酸エステル又はポリオキシエチレンソルビタンエステル、例えばポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステルである。粉剤は、一般に活性物質を微粉砕された固体物質、例えばタルク、天然クレー、例えばカオリン、ベントナイト及びピロフィライト又は珪藻土と共に粉砕することによって得られる。
【0078】
懸濁剤は水又は油をベースにすることができる。懸濁剤は、例えば商業的に入手可能なビーズミルを用いて、界面活性剤、例えばすでに他の製剤タイプの場合に記載された上記のものを添加して又は添加せずに湿式粉砕によって製造することができる。
【0079】
エマルション、例えば水中油型エマルション(EW)は、水性有機溶媒を用いて、例えば他の製剤タイプの場合にすでに上記された界面活性剤の存在下で又はなしで例えば撹拌機、コロイドミル及び/又はスタティックミキサによって製造することができる。
【0080】
粒剤は、吸着、造粒された不活性物質上へ活性物質を噴霧することによって、又は担体、例えば砂、カオリナイト又は造粒された不活性物質の表面に結合剤、例えばポリビニルアルコール、ポリアクリル酸ナトリウム又は他に鉱油を用いて濃厚活性物質を適用することによって製造することができる。また、適切な活性物質は、肥料との混合物として望まれる場合、肥料粒剤の製剤に慣用の方法で造粒することができる。一般に、顆粒水和剤は、慣用の方法、例えば噴霧乾燥、流動床造粒、ディスク造粒、高速度ミキサーでの混合及び固体不活性物質なしの押出成形によって製造される。
【0081】
ディスク、流動床、押出機及び噴霧粒剤の製造については、例えば“Spray-Drying Handbook”第3版 1979, C. Goodwin Ltd., London; J.E. Browning, “Agglomeration", Chemical and Engineering 1967, 第147頁以降; “Perry's Chemical Engineer's Handbook" 第5版, McGraw-Hill, New York 1973, 第8-57頁を参照のこと。
【0082】
作物保護製品の製剤のさらなる詳細については、例えばG.C. Klingman, “Weed Control as a Science", John Wiley and Sons, Inc., New York, 1961, 第81-96頁 及び J.D. Freyer, S.A. Evans, “Weed Control Handbook", 第5版, Blackwell Scientific Publications, Oxford, 1968, 第101-103頁を参照のこと。
【0083】
一般に、農薬製剤は、0.1〜99重量%、特に0.1〜95重量%の式(II)−(VII)及び/又は(b)の活性物質又は活性物質(I)及び(II)−(VII)及び/又は(b)の除草剤/解毒剤混合物、及び1〜99.9重量%、特に5〜99.8重量%の固体又は液体添加剤、及び0〜25重量%、特に0.1〜25重量%の界面活性剤を含んでなる。
【0084】
水和剤では、活性物質濃度は、例えば約10〜90重量%であり、100重量%までの残りは慣用の製剤成分からなる。乳剤の場合、活性物質濃度は、約1〜80重量%である。粉剤形態の製剤は、約1〜20重量%の活性物質を含み、散布剤では約0.2〜20重量%の活性物質を含む。粒剤、例えば顆粒水和剤の場合、活性物質含量は、活性化合物が液体中又は固体形態にあるかどうかに部分的に左右される。一般に、顆粒水和剤の活性物質含量は、10〜90重量%の間である。
【0085】
この他に、活性物質の上記製剤は、必要に応じて、各場合中に慣用の接着剤、湿潤剤、分散媒、乳化剤、浸透剤、保存剤、不凍剤、溶媒、充填剤、担体、着色剤、消泡剤、蒸発抑制剤及びpH及び粘度調整剤を含む。
【0086】
混合製剤又はタンクミックス中の本発明による除草剤及び薬害軽減剤の混合物に使用することができる共同成分は、例えば知られている活性物質であり、例えばWeed Research 26, 441-445 (1986) 又は“The Pesticide Manual", 第10版, The British Crop Protection Council, 1994及びその中に引用された文献に記載されている。文献から知られており、本発明の混合物に配合することができる除草剤は、例えば以下の活性物質である(注:国際標準化機構(ISO)に従った化合物の一般名称又は化学名のいずれかを、必要に応じて慣用のコード番号と共に示した):アセトクロル;アシフルオルフェン;アクロニフェン;AKH 7088、すなわち[[[1−[5−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−2−ニトロフェニル]−2−メトキシエチリデン]アミノ]オキシ]−酢酸及びそのメチルエステル;アラクロル;アロキシジム;アメトリン;アミドスルフロン;アミトロル;AMS、すなわちスルファミン酸アンモニウム;アニロホス;アスラム;アトラジン;アザフェニジン(DPX−R6447);アジムスルフロン(DPX−A8947);アジプロトリン;バルバン;BAS 516H、すなわち5−フルオロ−2−フェニル−4H−3,1−ベンゾキサジン−4−オン;ベナゾリン;ベンフルラリン;ベンフレセート;ベンスルフロン(−メチル);ベンスリド;ベンタゾン;ベンゾフルオル;ベンゾイルプロプ−エチル;ベンズチアズロン;ビアラホス;ビフェノックス;ビスピリバック−ナトリウム(KIH−2023);ブロマシル;ブロモブチド;ブロモフェノキシム;ブロモキシニル;ブロムロン;ブミナホス;ブソキシノン;ブタクロル;ブタミホス;ブテナクロル;ブチダゾール;ブトラリン;ブトロキシジム(ICI−0500);ブチレート;カフェンストロール(CH−900);カルベタミド;カフェントラゾン;CDAA、すなわち2−クロロ−N,N−ジ−2−ウロペニルアセタミド;CDEC、すなわち2−クロロアリルジエチルジチオカルバメート;クロメトキシフェン;クロランベン;クロランスラム−メチル(XDE−565);クロラジホプ−ブチル;クロルブロムロン;クロルブファム;クロルフェナック;クロルフルレコル−メチル;クロリダゾン;クロリムロン−エチル;クロルニトロフェン;クロロトルロン;クロロクスロン;クロルプロファム;クロルスルフロン;クロルタール−ジメチル;クロルチアミド;クロルトルロン、シニドン−エチル;シンメチリン;シノスルフロン;クレフォキシジム、クレソジム;クレジナホプ及びそのエステル誘導体(例えばクレジナホプ−プロパルギル);クロマゾン;クロメプロプ;クロプロキシジム;クロピラリド;クミルロン(JC 940);シアナジン;シクロエート;シクロスルファムロン(AC104);シクロキシジム;シクルロン;シハロホプ及びそのエステル誘導体(例えば、ブチルエステル、DEH−112);シペルコート;シプラジン;シプラゾール;2,4−DB;ダラポン;デスメジファム;デスメトリン;ジ−アレート;ジカンバ;ジクロベニル;ジクロルプロプ;ジクロホップ及びそのエステル、例えばジクロホップ−メチル;ジクロスラム(XDE−564);ジエタチル;ジフェノクスロン;ジフェンゾコート;ジフルフェニカン;ジフルフェンゾピル−ナトリウム(SAN−835H);ジメフロン;ジメタクロル;ジメタメトリン;ジメテナミド(SAN−582H);ジメタゾン、メチル5−(4,6−ジメチルピリミジン−2−イルカルバモイルスルファモイル)−1−(2−ピリジル)−ピラゾール−4−カルボキシレート(NC−330);クロマゾン;ジメチピン;ジメトラスルフロン;ジニトラミン;ジノセブ;ジノテルブ;ジフェナミド;ジプロペトリン;ジコート;ジチオピル;ジウロン;DNOC;エグリナジン−エチル;EL 77、すなわち5−シアノ−1−(1,1−ジメチルエチル)−N−メチル−1H−ピラゾール−4−カルボキサミド;エンドタル;エポプロダン(MK−243)、EPTC;エスプロカルブ;エタルフルラリン;エタメトスルフロン−メチル;エチジムロン;エチオジン;エトフメセート;F5231、すなわちN−[2−クロロ−4−フルオロ−5−[4−(3−フルオロプロピル)−4,5−ジヒドロ−5−オキソ−1H−テトラゾール−1−イル]−フェニル]エタンスルホン−アミド;エトキシフェン及びそのエステル(例えばエチルエステル、HN−252);エトキシスルフロン(EP342569から);エトベンザニド(HW 52);3−(4−エトキシ−6−エチル−1,3,5−トリアジン−2−イル)−1−(2,3−ジヒドロ−1,1−ジオキソ−2−メチルベンゾ[b]チオフェン−7−スルホニル)尿素(EP−A 079683);3−(4−エチル−6−メトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−1−(2,3−ジヒドロ−1,1−ジオキソ−2−メチルベンゾ[b]チオフェン−7−スルホニル)尿素(EP−A 079 683);フェノプロップ;フェノキサン、フェノキサプロプ及びフェノキサプロプ−P及びそれらのエステル、例えばフェノキサプロプ−P−エチル及びフェノキサプロプ−エチル;フェノキシジム;フェントラザミド(NBA−061)、フェヌロン;フラムプロップ−メチル;フラザスルフロン;フルフェナセト(BAY−FOE−5043)、フルアジホップ及びフルアジホップ−P;フロラスラム(DE−570)及びそれらのエステル、例えばフルアジホップ−ブチル及びフルアジホップ−P−ブチル;フルアゾレート(MON−48500)、フルクロラリン;フルカルバゾン−ナトリウム;フルメツラム;フルメツロン;フルミクロラック及びそのエステル(例えば、フェニルエステル、S−23031);フルミオキサジン(S−482);フルミプロピン;フルポキサム(KNW−739);フルオロジフェン;フルオログリコフェン−エチル;フルプロパシル(UBIC−4243);ナトリウムフルピルスルフロン−メチル(DPX−KE459);フルリドン;フルロクロリドン;フルロキシピル;フルルタモン;フルチアセト−メチル(KIH−9201)、ホメサフェン;ホサミン;フリルオキシフェン;グルホシネート;グリホサート;ハロサフェン;ハロスルフロン及びそのエステル(例えばメチルエステル、NC−319);ハロキシホップ及びそのエステル;ハロキシホップ−P(=R−ハロキシホップ)及びそのエステル;ヘキサジノン;イマザメタベンズ−メチル;イマザモクス(AC−299263)、イマザピル;イマザキン及び塩、例えばアンモニウム塩;イマゼタピル;イマゾスルフロン;ヨードスルフロン(メチル4−ヨード−2−[3−(4−メトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)ウレイドスルホニル]ベンゾエート、ナトリウム塩、WO92/13845);イオキシニル;イソカルバミド;イソプロパリン;イソプロツロン;イソウロン;イソキサベン;イソキサピリホップ;カルブチラート;ラクトフェン;レナシル;リヌロン;MCPA;MCPB;メコプロプ;メフェナセト;メフルイジド;メタミトロン;メタザクロル;メタベンズチアズロン;メタム;メタゾール;メトキシフェノン;メチルジムロン;メタベンズロン、メチル2−[3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)ウレイドスルホニル]−4−メタンスルホンアミドメチルベンゾエート(WO95/10507);メトベンズロン;メトブロムロン;メトラクロル;S−メトラクロル;メトスラム(XRD 511);メトクスロン;メトリブジン;メトスルフロン−メチル;MH;モリネート;モナリド;モノカルバミド二硫酸水素塩;モノリヌロン;モヌロン;MT 128、すなわち6−クロロ−N−(3−クロロ−2−プロペニル)−5−メチル−N−フェニル−3−ピリダジン−アミン);MT 5950、すなわちN−[3−クロロ−4−(1−メチルエチル)−フェニル]−2−メチル−ペンタンアミド;N,N−ジメチル−2−[3−(4,6−ジメトキシピリミジン−2−イル)ウレイドスルホニル]−ホルミルアミノベンズアミド(WO95/01344);ナプロアニリド;ナプロパミド;ナプタラム;NC 310、すなわち4−(2,4−ジクロロベンゾイル)−1−メチル−5−ベンジルオキシピラゾール;ネブロン;ニコスルフロン;ニピラクロフェン;ニトラリン;ニトロフェン;ニトロフルオルフェン;ノルフルラゾン;オルベンカルブ;オリザリン;オキサジアルギル(RP−020630);オキサジアゾン;オキサスルフロン;オキサジクロメホン(MY−100)、オキシフルオルフェン;オキサスルフロン(CGA−277476)、パラコート;ペブレート;ペンジメタリン;ペントキサゾン(KPP−314)、ペルフルイドン;フェニソファム;フェンメジファム;ピクロラム;ピペロホス;ピリブチカルブ;ピリフェノプ−ブチル;プレチラクロル;プリミスルフロン(−メチル);プラカルバゾン−ナトリウム;プロシアジン;プロジアミン;プロフルラリン;プログリナジン−エチル;プロメトン;プロメトリン;プロパクロル;プロパニル;プロパキザホップ及びそのエステル;プロパジン;プロファム;プロピソクロル;プロピザミド;プロスルファリン;プロスルホカルブ;プロスルフロン(CGA−152005);プリナクロル;ピロフルフェン−エチル(ET−751);ピラゾン;ピラゾスルフロン−エチル;ピラゾキシフェン;ピリベンゾキシム、ピリダホル;ピリデート;ピリミノバク−メチル(KIH−6127);ピリチオバク(KIH−2031);ピロキソホップ及びそのエステル(例えばプロパルギルエステル);キンクロラック;キンメラック;キノホップ及びそのエステル誘導体、キザロホップ及びキザロホップ−Pならびにそれらのエステル誘導体、例えばキザロホップ−エチル;キザロホップ−P−テフリル及び−エチル;レンリジュロン;リムスルフロン(DPX−E9636);S275、すなわち2−[4−クロロ−2−フルオロ−5−(2−プロピニルオキシ)フェニル]−4,5,6,7−テトラヒドロ−2H−インダゾール);セクブメトン;セトキシジム;シズロン;シマジン;シメトリン;SN 106279、すなわち2−[[7−[2−クロロ−4−(トリフルオロメチル)フェノキシ]−2−ナフタレニル]オキシ]プロパン酸及びそのメチルエステル;スルフェントラゾン(FMC−97285、F−6285);スルファズロン;スルホメツロン−メチル;スルホセート(ICI−A0224);スルホスルフロン(MON−37500);TCA;テブタム(GCP−5544);テブチウロン;テプラロキシジム(BAS−620H)、テルバシル;テルブカルブ;テルブクロル;テルブメトン;テルブチラジン;テルブチリン;TFH 450、すなわちN,N−ジエチル−3−[(2−エチル−6−メチルフェニル)スルホニル]−1H−1,2,4−トリアゾール−1−カルボキサミド;テニルクロル(NSK−850);チアザフルロン;チアゾピル(Mon−13200);チジアジミン(SN−124085);チフェンスルフロン−メチル;チオベンカルブ;チオカルバジル;トラルコキシジム;トリ−アレート;トリアスルフロン;トリアジフラム(DH−1150)、トリアゾフェナミド;トリベヌロン−メチル;トリクロピル;トリジファン;トリエタジン;トリフルラリン;トリフルスルフロン及びそのエステル(例えばメチルエステル、DPX−66037);トリメツロン;トシトデフ;ベルノレート;WL110547、すなわち5−フェノキシ−1−[3−(トリフルオロメチル)フェニル ]−1H−テトラゾール;UBH−509;D−489;LS82−556;KPP−300;KPP−421、MT−146、NC−324;KH−218;DPX−N8189;DOWCO−535;DK−8910;V−53482;PP−600;MBH−001。
【0087】
使用の際、商業的に入手可能な形態にある製剤は、所望により、慣用の方法で、例えば水和剤、乳剤、分散剤及び顆粒水和剤の場合水を用いて希釈される。粉剤、土壌粒剤、全面処理用の粒剤及び散布剤の形態の製剤は、通常、使用前に他の不活性物質によりさらに希釈されることはない。
【0088】
式(I)の除草剤の必要な施用量は、外部条件、例えばとりわけ温度、湿度及び使用する除草剤の性質により変化する。施用量は、広い範囲内、例えば0.001〜10.0kg/haの間か又はそれを超える活性物質で変化することができるが、好ましくは0.005〜5kg/haの間である。
【0089】
以下の実施例は、本発明を説明するのに役立つ。
A.製剤実施例
a)粉剤は、式(II)−(VII)及び/又はグループ(b)の化合物又は式(I)の除草活性物質及び式(II)−(VII)及び/又はグループ(b)の薬害軽減剤の活性物質混合物10重量部及び不活性物質としてタルク90重量部を混合し、混合物をハンマーミル中で粉砕することによって得られる。
b)水に容易に分散しうる水和剤は、式(II)、(III)、(IV)及び/又はグループ(b)の化合物又は式(I)の除草活性物質及び式(II)、(III)、(IV)及び/又はグループ(b)の薬害軽減剤の活性物質混合物25重量部、不活性物質としてカオリン含有石英64重量部、リグニンスルホン酸カリウム10重量部及び湿潤剤及び分散剤としてナトリウムオレオイルメチルタウリネートの1重量部、を混合し、混合物をピンディスクミル中で粉砕することによって得られる。
【0090】
c)水に容易に分散しる濃厚ディスパージョンは、式(II)−(VII)及び/又はグループ(b)の化合物又は式(I)の除草活性物質及び式(II)−(VII)及び/又はグループ(b)の薬害軽減剤の活性物質混合物20重量部、アルキルフェノールポリグリコールエーテル((R)Triton X 207)6重量部、イソトリデカノールポリグリコールエーテル(8EO)3重量部及びパラフィン系鉱油(沸点範囲、例えば約255〜277℃より上)71重量部を混合し、混合物をボールミル中で5ミクロン未満の粒度に粉砕することによって得られる。
d)乳剤は、式(II)−(VII)及び/又はグループ(b)の化合物又は式(I)の除草活性物質及び式(II)−(VII)及び/又はグループ(b)の薬害軽減剤の活性物質混合物15重量部、溶媒としてシクロヘキサノン75重量部及び乳化剤としてエトキシル化ノニルフェノール10重量部から得られる。
【0091】
e)顆粒水和剤は、
式(II)−(VII)及び/又はグループ(b)の化合物
又は式(I)の除草活性物質及び式(II)−(VII)及び/又は
グループ(b)の薬害軽減剤の活性物質混合物 75重量部、
カルシウムリグニンスルホン酸 10重量部、
ラウリル硫酸ナトリウム 5重量部、
ポリビニルアルコール 3重量部及び
カオリン 7重量部、
を混合し、ピンディスクミルで混合物を粉砕し、そして粉末を流動床中で造粒液である水に噴霧することによって造粒して得られる。
【0092】
f)また、顆粒水和剤は、
式(II)−(VII)及び/又はグループ(b)の化合物又は
式(I)の除草活性物質及び式(II)−(VII)及び/又は
グループ(b)の薬害軽減剤の活性物質混合物 25重量部
ナトリウム2,2'−ジナフチルメタン−6,6'−ジスルホネート 5重量部、
ナトリウムオレオイルメチルタウリネート 2重量部
ポリビニルアルコール 1重量部、
炭酸カルシウム 17重量部及び
水 50重量部、
をコロイドミル中で均質化及び予備粉砕し、続いて混合物をビーズミルで粉砕し、霧化し、生じた懸濁液をスプレー塔中で一体化ノズルにより乾燥させて得られる。
【0093】
生物学的製剤実施例
1.被害評価
植物への被害は、対照植物と比較して目視により0〜100%のスケールで評価した:
0%=非処理植物と比較して作用が認められなかった
100%=処理植物が枯死した
【0094】
2. 発生前の除草剤の作用及び薬害軽減剤の作用
単子葉及び双子葉の広葉雑草植物の種子及び作物植物の種子を直径9cmのプラスチックポット中の砂壌土に置き、土をかぶせた。別法として、水田のイネの条件下で試験するため、イネの成長中に生じる広葉雑草を水びたしの土壌で栽培し、ポットに入る水量を、水が土壌表面又はそれより数ミリメータ上にくるようにした。次に、乳剤形態に処方された本発明の除草剤/薬害軽減剤の活性物質の組合せを、そして比較実験では同様に処方した個々の活性物質を地表面に施用し、又はイネの場合、種々の濃度で、300l/ha(換算)の水施用量でエマルション形態の灌漑水へ注いだ。
【0095】
処理後、ポットを温室中に置き、良好な成長条件下で保持した。植物及び/又は発生被害の視覚評価を、試験植物が発生した後、3〜4週間の試験期間後、非処理対照と比較して行った。試験からわかるように、本発明の除草組成物は、広いスペクトルのイネ科及び広葉雑草に対して良好な発生前除草作用を有し、実質的に減少を伴う、すなわち作物植物、例えばトウモロコシ、イネ、コムギもしくはオオムギ又は他の穀物に対する被害において、薬害軽減剤のない個々の除草剤の使用と比較して、除草剤の被害が約50%〜100%少なかった。
【0096】
3.発生後の除草剤の作用及び薬害軽減剤の作用
単子葉及び双子葉の広葉雑草植物の種子及び作物植物の種子をプラスチックポット中の砂壌土に置き、土をかぶせ、温室中で良好な成長条件下で成長させた。別法として、水田のイネの条件下で試験するため、イネの成長中に生じる広葉雑草及びイネを、水が土壌表面より2cm上までとなるポット中で栽培し、そして成長期の間、栽培した。播種後3週頃に、試験植物を3葉段階で処理した。乳剤として処方された本発明の除草剤/薬害軽減剤の活性物質の組合せを、そして比較試験では同様に処方された個々の活性物質を、植物の緑色部分に異なる濃度で300l/ha(換算)水施用量で噴霧し、試験植物を温室中、最適成長条件下で3週間放置した後、製剤の作用を非処理対照と比較して目視により評価した。また、イネ又はイネの成長中に生じる広葉雑草の場合、活性物質を灌漑水中(粒剤施用と類似の施用、知られている通り)又は植物上に直接導入し、灌漑水中に噴霧した。実地試験の場合、単子葉及び双子葉の広葉植物の種子及び作物植物の種子を砂壌土中に置き、土をかぶせ、そして成長させた。さらなる処理は、上記の通りであった。除草剤及び/又は薬害軽減剤で処理後2週して事例の評価を行った。サトウキビを用いた実験の場合、63日後に評価を実施した。本発明の除草組成物は、広いスペクトルのイネ科の及び広葉雑草に対して良好な発生後除草作用を示し、実質的に減少を伴う、すなわち作物植物、例えばサトウキビ、トウモロコシ、イネ、コムギ又はオオムギ又は他の穀物に対する被害において、薬害軽減剤のない個々の除草剤の使用と比較して、除草剤の被害が約50%〜100%少ないことが実験からわかった。
【0097】
表1には使用する除草剤が明記されており、表2には薬害軽減剤が明記されている。表3〜7には、除草剤によって生じるトウモロコシ、サトウキビ、イネ、小麦又は大麦におけるそれぞれの被害が薬害軽減剤の同時の使用によって少なくなったパーセンテージが示されている。
【0098】
【表1】
Figure 2004530674
【0099】
【表2】
Figure 2004530674
【0100】
【表3】
Figure 2004530674
【0101】
【表4】
Figure 2004530674
【0102】
【表5】
Figure 2004530674
【0103】
【表6】
Figure 2004530674
【0104】
【表7】
Figure 2004530674
【0105】
表8では、作用実施例に従って、種子を薬害軽減剤で最初に処理し、それから播種及び発生後、植物を除草剤で処理した。ここで再び、除草剤により生じた被害における著しい減少は、薬害軽減剤で処理しなかった種子と比較して明白であった。示した薬害軽減剤の量は、種子の量に基づく。
【0106】
【表8】
Figure 2004530674

Claims (10)

  1. A)式(I)
    Figure 2004530674
    〔式中、記号及び添字は、以下の定義を有する:
    1は、ニトロ、アミノ、ハロゲン、シアノ、(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−アルキニル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C2−C4)−ハロアルケニル、(C2−C4)−ハロアルキニル、(C1−C4)−ハロアルコキシ、(C1−C4)−ハロアルキルチオ、(C1−C4)−アルコキシカルボニル、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C1−C4)−アルキルスルフィニル、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−アルキルカルボニル、(C1−C4)−アルキルアミノスルホニル、(C1−C4)−ジアルキルアミノスルホニル、(C1−C4)−アルキルカルバモイル、(C1−C4)−ジアルキルカルバモイル、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルキルアミノ又は(C1−C4)−ジアルキルアミノであり;
    2は、(C1−C4)−ハロアルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル−(C1−C4)−アルコキシ、テトラヒドロフラン−2−イル−メトキシ−(C1−C4)−アルキル、テトラヒドロフラン−3−イル−メトキシ−(C1−C4)−アルキル、又はイソオキサゾール−3−イル及び4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル(これは、シアノメチル、エトキシメチル及びメトキシメチルからなる群からの基によって置換されている)からなる群からの複素環式基であり;
    3は、OR5、シアノ、ハロゲン、シアナト、チオシアナト、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−アルキルスルフィニル、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C2−C4)−アルケニルチオ、(C2−C4)−アルケニルスルフィニル、(C2−C4)−アルケニルスルホニル、(C2−C4)−アルキニルチオ、(C2−C4)−アルキニルスルフィニル、(C2−C4)−アルキニルスルホニル、(C1−C4)−ハロアルキルチオ、(C2−C4)−ハロアルケニルチオ、(C2−C4)−ハロアルキニルチオ、(C1−C4)−ハロアルキルスルフィニル、(C2−C4)−ハロアルケニルスルフィニル、(C2−C4)−ハロアルキニルスルフィニル、(C1−C4)−ハロアルキルスルホニル、(C2−C4)−ハロアルケニルスルホニル又は(C2−C4)−ハロアルキニルスルホニルであり;
    4は、(C1−C4)−アルキルであり;
    5は、水素、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル又は(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキルであり;
    aは、0、1、2又は3であり;
    bは、0、1又は2である〕
    の一つ又は二つ以上の化合物の除草有効量;および
    B)グループa)〜e):
    a) 式(II)〜(IV)
    Figure 2004530674
    (式中、記号及び添字は、以下の定義を有する:
    n'は、1〜5、好ましくは1〜3の自然数であり;
    Tは、非置換であるか又は1個もしくは2個の(C1−C4)−アルキル基によってもしくは[(C1−C3)−アルコキシ]カルボニルによって置換された(C1−又はC2−)−アルカンジイル鎖であり;
    Wは、(W1)〜(W4)の群
    Figure 2004530674
    からの基であり;
    m'は、0又は1であり;
    17及びR19は、同じか又は異なり、そして水素、ハロゲン、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ、ニトロ又は(C1−C4)−ハロアルキルであり;
    18及びR20は、同じか又は異なり、そしてOR24、SR24もしくはNR2425、又は少なくとも1個の窒素原子及び3個までのヘテロ原子を含み、窒素原子によって(II)もしくは(III)のカルボニル基に結合している、非置換であるか又は(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ及び非置換もしくは置換フェニルからなる群からの基によって置換された、飽和もしくは不飽和の3〜7員複素環であり、好ましくは式OR24、NHR25又はN(CH3)2、特に式OR24の基であり;
    24は水素又は好ましくは合計1〜18個の炭素原子を有する非置換のもしくは置換された脂肪族炭化水素基であり;
    25は、水素、(C1−C6)−アルキル、(C1−C6)−アルコキシ又は置換もしくは非置換フェニルであり;
    26は、水素、(C1−C8)−アルキル、(C1−C8)−ハロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、(C1−C6)−ヒドロキシアルキル、(C3−C12)−シクロアルキル又はトリ−(C1−C4)−アルキルシリルであり;
    27、R28及びR29は、同じか又は異なり、そして水素、(C1−C8)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C3−C12)−シクロアルキル又は置換もしくは非置換フェニルであり;
    21は、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−ハロアルケニル、(C3−C7)−シクロアルキル、好ましくはジクロロメチルであり;
    22、R23は、同じか又は異なり、そして水素、(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−アルケニル、(C2−C4)−アルキニル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C2−C4)−ハロアルケニル、(C1−C4)−アルキルカルバモイル−(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−アルケニルカルバモイル−(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ−(C1−C4)−アルキル、ジオキソラニル−(C1−C4)−アルキル、チアゾリル、フリル、フリルアルキル、チエニル、ピペリジル、置換もしくは非置換フェニルであるか、又はR22及びR23は一緒になって、置換された又は非置換の複素環式環、好ましくは、オキサゾリジン、チアゾリジン、ピペリジン、モルホリン、ヘキサヒドロピリミジン又はベンゾオキサジン環を形成する)の化合物;
    b) 以下の群:
    1,8−ナフタレンジカルボン酸無水物、
    メチルジフェニルメトキシアセテート、
    シアノメトキシイミノ(フェニル)アセトニトリル(シオメトリニル)、
    1,3−ジオキソラン−2−イルメトキシイミノ(フェニル)アセトニトリル(オキサベトリニル)、
    4'−クロロ−2,2,2−トリフルオロアセトフェノンO−1,3−ジオキソラン−2−イルメチルオキシム(フルキソフェニム)、
    4,6−ジクロロ−2−フェニルピリミジン(フェンクロリム)、
    ベンジル 2−クロロ−4−トリフルオロメチル−1,3−チアゾール−5−カルボキシレート(フルラゾル)、
    2−ジクロロメチル−2−メチル−1,3−ジオキソラン(MG−191)、
    N−(4−メチルフェニル)−N'−(1−メチル−1−フェニルエチル)尿素(ジムロン)、
    1−[4−(N−2−メトキシベンゾイルスルファモイル)フェニル]−3−メチル尿素、
    1−[4−(N−2−メトキシベンゾイルスルファモイル)フェニル]−3,3−ジメチル尿素、
    1−[4−(N−4,5−ジメチルベンゾイルスルファモイル)フェニル]−3−メチル尿素、
    1−[4−(N−ナフトイルスルファモイル)フェニル]−3,3−ジメチル尿素、
    (2,4−ジクロロフェノキシ)酢酸(2,4−D)、
    (4−クロロフェノキシ)酢酸、
    (R,S)−2−(4−クロロ−o−トリルオキシ)プロピオン酸(メコプロプ)、
    4−(2,4−ジクロロフェノキシ)酪酸(2,4−DB)、
    (4−クロロ−o−トリルオキシ)酢酸(MCPA)、
    4−(4−クロロ−o−トリルオキシ)酪酸、
    4−(4−クロロフェノキシ)酪酸、
    3,6−ジクロロ−2−メトキシ安息香酸(ジカンバ)、
    1−(エトキシカルボニル)エチル 3,6−ジクロロ−2−メトキシベンゾエート(ラクチジクロル)、並びにそれらの塩及びエステル、好ましくは(C1−C8
    からの一つ又は二つ以上の化合物;
    c) 式(V)
    Figure 2004530674
    〔式中、R30は、水素、炭素含有基、例えば炭化水素基、炭化水素−オキシ基、炭化水素−チオ基又はヘテロシクリル基であり、後に記載された4個の基は、それぞれ非置換であるか又はハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、ホルミル、カルボキサミド、スルホンアミド及び式−Za−Raの基からなる群より選ばれる1個又は2個以上の同じか又は異なる基によって置換されており、各炭化水素部分は、好ましくは1〜20個の炭素原子を有し、そして炭素含有基R30は、置換基を含めて好ましくは1〜30個の炭素原子を有し;
    31は、水素もしくは(C1−C4)−アルキル、好ましくは水素であるか、又は
    30及びR31は、式−CO−N−の基と一緒になって3〜8員の飽和もしくは不飽和環の残基となり;
    32は、同じか又は異なり、そしてハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、ホルミル、CONH2、SO2NH2又は式−Zb−Rbの基であり;
    33は、水素又は(C1−C4)−アルキル、好ましくは水素であり;
    34は、同じか又は異なり、そしてハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、CHO、CONH2、SO2NH2又は式−Zc−Rcの基であり;
    aは、炭化水素基もしくはヘテロシクリル基(後に記載された2個の基は、それぞれ非置換であるか又はハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、モノ及びジ−[(C1−C4)−アルキル]アミノからなる群より選ばれる1個又は2個以上の同じか又は異なる基によって置換されている)又はアルキル基(基中、複数の、好ましくは2個又は3個の隣接してないCH2基は、各場合1個の酸素原子と置き換えられている)であり;
    b、Rcは、同じか又は異なり、そして炭化水素基又はヘテロシクリル基(後に記載された2個の基は、それぞれ非置換であるか又はハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、ホスホリル、ハロ−(C1−C4)−アルコキシ、モノ及びジ−[(C1−C4)−アルキル]アミノからなる群より選ばれる1個又は2個以上の同じか又は異なる基によって置換されている)又はアルキル基(基中、複数の、好ましくは2又は3個の隣接してないCH2基は、各場合1個の酸素原子と置き換えられている)であり;
    aは、式−O、−S、−CO、−CS、−CO−O、−CO−S、−O−CO、−S−CO、−SO、−SO2、−NR*、−CO−NR*、−NR*−CO、−SO2−NR*又は−NR*−SO2の二価基であり、各二価基の右側に示した結合は、基Raへの結合であり、そして後に記載された5個の基中の基R*は、互いに独立して、各場合H、(C1−C4)−アルキル又はハロ−(C1−C4)−アルキルであり;
    b、Zcは、互いに独立して直接結合又は式−O、−S、−CO、−CS、−CO−O、−CO−S、−O−CO、−S−CO、−SO、SO2、−NR*、−SO2−NR*、−NR*−SO2、−CO−NR*又は−NR*−COの二価基であり、各二価基の右側に示した結合は、基Rb又はRcへ、そして後に記載された5個の基中の基R*は、互いに独立して、各場合H、(C1−C4)−アルキル又はハロ−(C1−C4)−アルキルであり;
    nは0〜4、好ましくは0、1又は2、特に0又は1の整数であり、そして
    mは0〜5、好ましくは0、1、2又は3、特に0、1又は2の整数である〕のN−アシルスルホンアミド及びその塩;
    d) 式(VI)
    Figure 2004530674
    (式中、X3は、CH又はNであり;
    35は、水素、ヘテロシクリル又は炭化水素基であり、後に記載された2個の基は、場合によりハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、CHO、CONH2、SO2NH2及びZa−Raからなる群より選ばれる1個又は2個以上の同じか又は異なる基によって置換されており;
    36は、水素、ヒドロキシル、(C1−C6)−アルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル、(C1−C6)−アルコキシ、(C2−C6)−アルケニルオキシであり、後に記載された5個の基は、場合によりハロゲン、ヒドロキシル、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ及び(C1−C4)−アルキルチオからなる群より選ばれる1個又は2個以上の同じか又は異なる基によって置換されているか、又は
    35及びR36は、それらが付いている窒素原子と一緒になって3〜8員の飽和又は不飽和環となり;
    37は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、CHO、CONH2、SO2NH2又はZb−Rbであり;
    38は、水素、(C1−C4)−アルキル、(C2−C4)−アルケニル又は(C2−C4)−アルキニルであり;
    39は、ハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、カルボキシル、ホスホリル、CHO、CONH2、SO2NH2又はZc−Rcであり;
    aは、炭素鎖が酸素原子によって1回又は2回以上中断されている(C2−C20)−アルキル基であるか、又はヘテロシクリルもしくは炭化水素基であり、後に記載された2個の基は、場合によりハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、モノ及びジ−[(C1−C4)−アルキル]アミノからなる群より選ばれる1個又は2個以上の同じか又は異なる基によって置換されており;
    b、Rcは、同じか又は異なり、そして炭素鎖が酸素原子によって1回又は2回以上中断されている(C2−C20)−アルキル基、又はヘテロシクリルもしくは炭化水素基であり、後に記載された2個の基は、場合によりハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、ヒドロキシル、ホスホリル、(C1−C4)−ハロアルコキシ、モノ及びジ−[(C1−C4)−アルキル]アミノからなる群より選ばれる1個又は2個以上の同じか又は異なる基によって置換されており;
    aは、O、S、CO、CS、C(O)O、C(O)S、SO、SO2、NRd、C(O)NRd又はSO2NRdからなる群より選ばれる二価の基であり;
    b、Zcは、同じか又は異なり、そして直接結合又はO、S、CO、CS、C(O)O、C(O)S、SO、SO2、NRd、SO2NRd又はC(O)NRdからなる群より選ばれる二価の基であり;
    dは、水素、(C1−C4)−アルキル又は(C1−C4)−ハロアルキルであり;
    rは、0〜4の整数であり、そしてX3がCHである場合のqは、0〜5の整数であり、そしてXがNである場合のqは、0〜4の整数である)のアシルスルファモイルベンズアミド、また場合により塩形態のもの;
    e) 式(VII)
    Figure 2004530674
    〔式中、記号及び添字は、以下の定義を有する:
    Xは、CH又はNであり、
    X=Nの場合のpは、0〜2の整数であり、そして
    X=CHの場合のpは、0〜3の整数であり;
    40は、ハロゲン、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルコキシ、ニトロ、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C1−C4)−アルコキシカルボニル、フェニル又はフェノキシであり、後に記載された2個の基は、非置換であるか又はハロゲン、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ、ハロ−(C1−C4)−アルコキシ、ニトロ及びシアノからなる群からの1個又は2個以上、好ましくは3個までの同じか又は異なる基によって置換されており;
    41は、水素又は(C1−C4)−アルキルであり、そして
    42は、水素、(C1−C8)−アルキル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C2−C6)−アルケニル、(C2−C6)−アルキニル又はアリールであり、上記の炭素含有基は、それぞれ非置換であるか又はハロゲン、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、(C1−C8)−アルコキシ(基中、1個又は2個以上、好ましくは3個までのCH2基は、酸素によって置換されていてもよい)、(C1−C4)−アルキルチオ、(C1−C4)−アルキルスルホニル、(C3−C6)−シクロアルキル、(C2−C4)−アルケニルオキシ及び(C2−C4)−アルキニルオキシからなる群からの1個又は2個以上、好ましくは3個までの同じか又は異なる基によって置換されている〕の化合物、並びに立体異性体及び農業上慣用の塩;
    の一つ又は二つ以上の化合物の薬害軽減剤活性量
    を含有する除草組成物。
  2. 記号及び添字が以下:
    24は、水素、(C1−C18)−アルキル、(C3−C12)−シクロアルキル、(C2−C8)−アルケニル及び(C2−C18)−アルキニルであり、その際、炭素含有基は、1個又は2個以上、好ましくは3個まで、基R50によって置換されることができ;
    50は、同じか又は異なり、そしてハロゲン、ヒドロキシル、(C1−C8)−アルコキシ、(C1−C8)−アルキルチオ、(C2−C8)−アルケニルチオ、(C2−C8)−アルキニルチオ、(C2−C8)−アルケニルオキシ、(C2−C8)−アルキニルオキシ、(C3−C7)−シクロアルキル、(C3−C7)−シクロアルコキシ、シアノ、モノ及びジ−(C1−C4)−アルキルアミノ、カルボキシル、(C1−C8)−アルコキシカルボニル、(C2−C8)−アルケニルオキシカルボニル、(C1−C8)−アルキルチオカルボニル、(C2−C8)−アルキニルオキシカルボニル、(C1−C8)−アルキルカルボニル、(C2−C8)−アルケニルカルボニル、(C2−C8)−アルキニルカルボニル、1−(ヒドロキシイミノ)−(C1−C6)−アルキル、1−[(C1−C4)−アルキルイミノ]−(C1−C4)−アルキル、1−[(C1−C4)−アルコキシイミノ]−(C1−C6)−アルキル、(C1−C8)−アルキルカルボニルアミノ、(C2−C8)−アルケニルカルボニルアミノ、(C2−C8)−アルキニルカルボニルアミノ、アミノカルボニル、(C1−C8)−アルキルアミノカルボニル、ジ−(C1−C6)−アルキルアミノカルボニル、(C2−C6)−アルケニルアミノカルボニル、(C2−C6)−アルキニルアミノカルボニル、(C1−C8)−アルコキシカルボニルアミノ、(C1−C8)−アルキルアミノカルボニルアミノ、(C1−C6)−アルキルカルボニルオキシ(これは非置換であるか又はR51によって置換されている)であるか、又は(C2−C6)−アルケニルカルボニルオキシ、(C2−C6)−アルキニルカルボニル−オキシ、(C1−C8)−アルキルスルホニル、フェニル、フェニル−(C1−C6)−アルコキシ、フェニル−(C1−C6)−アルコキシカルボニル、フェノキシ、フェノキシ−(C1−C6)−アルコキシ、フェノキシ−(C1−C6)−アルコキシカルボニル、フェニルカルボニルオキシ、フェニルカルボニルアミノ、フェニル−(C1−C6)−アルキルカルボニルアミノ(後に記載された9個の基のフェニル環は、非置換であるか又は基R52;SiR'3、OSiR'3、R'3Si−(C1−C8)−アルコキシ、−CO−O−NR'2、−O−N=CR'2、−N=CR'2、−O−NR'2、−NR'2、−CH(OR')2、−O−(CH2)m−CH(OR')2、−CR'''(OR')2、−O−(CH2)mCR'''(OR'')2又はR''O−CHR'''CHCOR''−(C1−C6)−アルコキシによってモノもしくはポリ置換、好ましくは三置換までされている)であり;
    51は、同じか又は異なり、そしてハロゲン、ニトロ、(C1−C4)−アルコキシ及び非置換であるか又は1個又は2個以上、好ましくは3個まで、基R51によって置換されたフェニルであり;
    52は、同じか又は異なり、そしてハロゲン、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−ハロアルコキシ又はニトロであり;
    R'は、同じか又は異なり、そして水素、(C1−C4)−アルキル、非置換のもしくは1個以上、好ましくは3個までの基R52によって置換されたフェニルであるか、又は2個の基R'は、一緒になって(C2−C6)−アルカンジイル鎖を形成し;
    R''は、同じか又は異なり、そして(C1−C4)−アルキルであるか、又は2個の基 R''は、一緒になって(C2−C6)−アルカンジイル鎖を形成し;
    R'''は、水素又は(C1−C4)−アルキルであり;
    wは、0、1、2、3、4、5又は6である
    の定義を有する式(II)及び/又は(III)の薬害軽減剤を含んでなる請求項1記載の除草組成物。
  3. 記号及び添字が、以下:
    24は、水素、(C1−C8)−アルキル又は(C3−C7)−シクロアルキルであり、炭素含有基は、非置換であるか又はハロゲンによってモノもしくはポリ置換されるか又は基R50によってモノもしくは二置換、好ましくはモノ置換されており、
    50は、同じか又は異なり、そしてヒドロキシル、(C1−C4)−アルコキシ、カルボキシル、(C1−C4)−アルコキシカルボニル、(C2−C6)−アルケニルオキシカルボニル、(C2−C6)−アルキニルオキシカルボニル、1−(ヒドロキシイミノ)−(C1−C4)−アルキル、1−[(C1−C4)−アルキルイミノ]−(C1−C4)−アルキル及び1−[(C1−C4)−アルコキシイミノ]−(C1−C4)−アルキル;−SiR'3、−O−N=CR'2、−N=CR'2、−NR'2及び−ONR'2であり、ここで、R'は、同じか又は異なり、そして水素、(C1−C4)−アルキル又は対になって(C4−C5)−アルカンジイル鎖であり、
    27、R28、R29は、同じか又は異なり、そして水素、(C1−C8)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル又はフェニル(これは非置換であるか又はハロゲン、シアノ、ニトロ、アミノ、モノ及びジ−[(C1−C4)−アルキル]アミノ、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−ハロアルキル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−ハロアルコキシ、(C1−C4)−アルキルチオ及び(C1−C4)−アルキルスルホニルからなる群より選ばれる1個以上の基によって置換されている)であり;
    17、R19は、同じか又は異なり、そして水素、ハロゲン、メチル、エチル、メトキシ、エトキシ、(C1又はC2)−ハロアルキル、好ましくは水素、ハロゲン又は(C1又はC2)−ハロアルキルである
    の定義を有する式(II)及び/又は(III)の薬害軽減剤を含有する、請求項1又は2記載の除草組成物。
  4. 記号及び添字が、以下:
    17は、ハロゲン、ニトロ又は(C1−C4)−ハロアルキルであり;
    n'は、1、2又は3であり;
    18は、式OR24の基であり;
    24は、水素、(C1−C8)−アルキル又は(C3−C7)−シクロアルキルであり、その際、炭素含有基は、非置換であるか又は同じかもしくは異なるハロゲン基によってモノもしくはポリ置換された、好ましくは三置換までされるか、又はヒドロキシル、(C1−C4)−アルコキシ、(C1−C4)−アルコキシカルボニル、(C2−C6)−アルケニルオキシカルボニル、(C2−C6)−アルキニルオキシカルボニル、1−(ヒドロキシイミノ)−(C1−C4)−アルキル、1−[(C1−C4)−アルキルイミノ]−(C1−C4)−アルキル、1−[(C1−C4)−アルコキシイミノ]−(C1−C4)−アルキル及び式−SiR'3、−O−N=R'2、−N=CR'2、−NR'2及び−O−NR'2(ここで、上記式中の基R'は、同じか又は異なり、そして水素、(C1−C4)−アルキル又は対として(C4又はC5)−アルカンジイルである)の基からなる群より選ばれる同じかもしくは異なる基によって二置換まで、好ましくはモノ置換されており;
    27、R28、R29は、同じか又は異なり、そして水素、(C1−C8)−アルキル、(C1−C6)−ハロアルキル、(C3−C7)−シクロアルキル又はフェニル(これは非置換であるか又はハロゲン、(C1−C4)−アルキル、(C1−C4)−アルコキシ、ニトロ、(C1−C4)−ハロアルキル及び(C1−C4)−ハロアルコキシからなる群より選ばれる1個以上の基によって置換されている)である
    の定義を有する式(II)の薬害軽減剤を含有する、請求項1又は3記載の除草組成物。
  5. 記号及び添字が、以下:
    1は、ニトロ、シアノ、塩素、フッ素、メチル、トリフルオロメチル、メチルスルホニル又はエチルスルホニルであり;
    2は、ペンタフルオロエトキシメチル、2,2−ジフルオロエトキシメチル、2,2,2−トリフルオロエトキシメチル、2,2,3,3−テトラフルオロプロポキシメチル、シクロペンチルオキシメチル、シクロヘキシルオキシメチル、シクロプロピルオキシ、テトラヒドロフラン−2−イルメトキシメチル、メトキシエトキシエトキシメチル又は4,5−ジヒドロイソオキサゾール−3−イル(これはシアノメチル、エトキシメチル及びメトキシメチルからなる群からの基によって置換されている)であり;
    3は、OR5であり;
    5は、水素であり;
    aは、2であり;
    bは、0であり、そして
    2個の基R1は、フェニル環の2位及び4位にある
    の定義を有する式(I)の化合物を含有する、請求項1記載の除草組成物。
  6. 除草剤対薬害軽減剤の比率が、1:10〜10:1である請求項1〜5のいずれか一項記載の除草組成物。
  7. さらなる除草剤を含む請求項1〜6のいずれか一項記載の除草組成物。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項記載の除草組成物の除草活性量を雑草植物、植物、植物種子、又は植物が成長する場所に適用することからなる作物において雑草植物を防除する方法。
  9. 植物が、サトウキビ、トウモロコシ、コムギ、ライムギ、オオムギ、カラスムギ、イネ、モロコシ、綿花及びダイズからなる群のものである請求項8記載の方法。
  10. 植物が遺伝子操作されている請求項8又は9記載の方法。
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