JP2004517109A - グルコースアシル化誘導体またはシュークロースアシル化誘導体を含有する皮膚美白剤{Cosmeticforskinwhiteningcontainingacylsubstitutedderivativesofglucoseorsucrose} - Google Patents

グルコースアシル化誘導体またはシュークロースアシル化誘導体を含有する皮膚美白剤{Cosmeticforskinwhiteningcontainingacylsubstitutedderivativesofglucoseorsucrose} Download PDF

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Abstract

【解決手段】本発明は皮膚美白用化粧料に関するものであって、3ないし5個のアシル置換基を持つグルコース誘導体及び/または6ないし8個のアシル置換基を持つシュークロース誘導体を有効成分として含有することを特徴とする。グルコースアシル化誘導体及びシュークロースアシル化誘導体は、合成が容易で皮膚に対する不作用がないだけでなく、メラニン生成を抑えて皮膚に対する色素沈着阻害效果が優れるので、これを含有する化粧料は皮膚美白用として有用に使用できる。

Description

【0001】
【技術分野】
本発明は皮膚美白用化粧料に関するもので、より詳しくは合成が容易で皮膚に対する不作用がなく、 メラニン生成を抑えて皮膚に対する色素沈着阻害效果に優れたグルコースまたはシュークロースアシル化誘導体を含有する皮膚美白用化粧料に関するものである。
【0002】
【背景技術】
白くてきれいな皮膚を欲しがるのはすべての人の望みである。 人の肌色は皮膚内部のメラニン(melanin)濃度と分布によって決まるが、遺伝的な要因の外にも、太陽の紫外線や疲労、 ストレスなどの環境的又は生理的条件によっても影響を受ける。 メラニンはアミノ酸の一種であるチロシン(tyrosine)にチロシナーゼという酵素が作用してドパ(DOPA)またはドパキノン(dopaquinone)に変わった後、非酵素的な酸化反応を経て作られる。 しかし、メラニンが作られる経路は知られているが、チロシナーゼが作用する以前段階であるメラニン合成に導くメカニズムに関してはまだ詳しく明かにならなくている。
【0003】
このようなメラニンの合成が皮膚内で起きすぎると、皮膚のトンを暗くして、染み、そばかすなどの発生の原因になる。 従って、皮膚内のメラニン色素の合成を阻害させると、皮膚のトンを明るくして皮膚美白を実現できるだけでなく、紫外線、 ホルモン及び遺伝的な原因に基づいて発生する染み、そばかすなどの皮膚の過色素沈着症を改善できる。
【0004】
従って、従来にはハイドロキノン(hydroquinone)やアスコルビン酸(ascorbic acid)、コウジ酸(kojic acid)、グルタチオン(glutathione)のようなチロシナーゼに対して阻害活性を持つ物質を、皮膚外用の軟膏、エッセンスなどの化粧料に配合することによって、皮膚美白を実現しようとした。 しかし、ハイドロキノンは所定の美白效果があるが、皮膚刺激性がひどくて化粧料に対する配合量が極少量に限られる問題点があり、アスコルビン酸は酸化されやすくてこれを配合した化粧料は変色、変臭されるなどの問題点がある。また、コウジ酸は不安定で使用が制限される問題点がある。 また、グルタチオン、システインなどのチオール系化合物は特有の不愉快な匂いをするだけでなく硬皮吸収性も低い。
【0005】
一方、甘草抽出物、桑百皮抽出物(Fragrance。J。、6、59(1990))などのような植物抽出物が優れた皮膚美白效果を持っていると報告されている。 しかし、このような植物抽出物は植物の産地によって効能の差がひどくて、製品の均質性を維持し難いだけでなく、皮膚刺激性及び安定性に関する検討がまだ十分ではない。 また、楮から抽出されたカジノール F(Chem.Pharm.Bull.、34(5)1968(1986)、Cosmetics&Toiletries、101、51(1995))、続隨子から抽出されたシュークロース4、7、8、11、12−ペンタイソバレレート(Kor.J.Pharmacogn.31(2):168〜173(2000))などは合成が容易ではなく、合成収率が低くて製品化し難い。
【0006】
【発明の開示】
従って、本発明の目的は上述した問題点を解決して、合成が容易で皮膚に対する不作用がなくて、 メラニン生成を抑えて皮膚に対する色素沈着阻害效果に優れた皮膚美白用化粧料を提供することである。
以下、本発明に係る皮膚美白用化粧料に対して詳しく説明する。
本発明は下記の一般式1で示されるグルコースアシル化誘導体、下記の一般式2で示されるシュークロースアシル化誘導体及びこれらの混合物からなる群から選択された何れかの一つを有効成分として含有することを特徴とする皮膚美白用化粧料を提供する。
【0007】
【一般式1】
Figure 2004517109
【0008】
前記一般式1で、Rは水素原子、または炭素数が3ないし6であるアシル基であり、直鎖型または枝鎖型のすべてが可能であるが、 置換されたアシル基の数は3ないし5である。
【0009】
【一般式2】
Figure 2004517109
【0010】
前記一般式2で、Rは水素原子、または炭素数が3ないし6であるアシル基であり、直鎖型または枝鎖型のすべてが可能であるが、 置換されたアシル基の数は6ないし8である。
このような本発明のグルコースアシル化誘導体、シュークロースアシル化誘導体は合成し易く、皮膚に対する不作用なしに非常に強力なメラニン生成抑制效果及び皮膚美白效果を奏する。 従って、このような化合物を皮膚外用軟膏、エッセンス、クリームなどの化粧料に添加すれば何の不作用なしに強力な皮膚美白效果を奏することができる。
本発明に係るグルコースアシル化誘導体またはシュークロースアシル化誘導体は従来に知られた合成方法を応用して各々次の反応式によって製造できる(参照:Synthesis、453(1986))。
【0011】
【反応式1】
Figure 2004517109
【0012】
前記反応式1で、Rは水素原子、または炭素数が3ないし6であるアシル基であり、直鎖型または枝鎖型のすべてが可能であるが、 置換されたアシル
基の数は3ないし5である。
【0013】
【反応式2】
Figure 2004517109
【0014】
前記反応式2で、Rは水素原子、または炭素数が3ないし6であるアシル基であり、直鎖型または枝鎖型のすべてが可能であるが、 置換されたアシル基の数は6ないし8である。
前記反応式によって合成されるグルコース及びシュークロースアシル化誘導体は、反応温度、 反応時間、触媒使用可否などによって置換されるアシル基の数が変わるが、置換されたアシル基の数が3ないし5であるグルコースアシル化誘導体と、 置換されたアシル基の数が6ないし8であるシュークロースアシル化誘導体が優れたメラニン生成抑制效果を奏する。
【0015】
グルコース及びシュークロースアシル化誘導体を合成するアシル化反応において、使用される溶媒としてはDMF(dimethyl formamide)、 DMSO(dimethyl sulfoxide)、ピリジンなどが用いられるが、このうちピリジンが望ましい。 また、アシル化反応に用いられる無水酸としては無水 プロピオン酸 、無水ブチルリック酸、無水イソブチルリック酸、無水バレリアン酸、 無水イソバレリアン酸、無水2−エチルブチルリック酸、無水ヘキサン酸、無水2−メチルバレリアン酸などが使用可能である。
【0016】
前記反応式1によって合成されるグルコースアシル化誘導体は、グルコース1、2、3、4、6−ペンタ−オ−イソバレレート、 グルコース1、2、3、4−テトラ−オ−イソバレレート、グルコース1、2、4、6−テトラ−オ−イソバレレート、グルコース1、2、3、6−テトラ−オ−イソバレレート、グルコース1、3、6−トリ−オ−イソバレレート、グルコース1、2、3、4、6−ペンタ−オ−イソブチルレート、 グルコース1、2、3、4、−テトラ−オ−イソブチルレート、グルコース1、2、4、6−テトラ−オ−イソブチルレート、グルコース1、2、3、6−テトラ−オ−イソブチルレート、グルコース1、3、6−トリ−オ−イソブチルレートなどに分離、精製されうる。 この中で、α型及びβ型の混合物である下記一般式3で示されるグルコース1、2、3、4、6−ペンタ−オ−イソバレレートの皮膚美白效果が特に優れる。
【0017】
【一般式3】
Figure 2004517109
前記一般式3で、Rは
【化1】
Figure 2004517109
である。
【0018】
また、前記反応式2によって合成されるシュークロースアシル化誘導体は、シュークロース2、3、4、7、8、10、11、12−オクタ−オ−イソバレレート、 シュークロース2、4、7、8、10、11、12−ヘプタ−オ−イソバレレート、シュークロース3、7、8、10、11、12−ヘキサ−オ−イソバレレート、 シュークロース2、3、4、7、8、10、11、12−オクタ−オ−イソブチルレート、シュークロース2、4、7、8、10、11、12−ヘプタ−オ−イソブチルレート、シュークロース3、7、8、10、11、12−ヘキサ−オ−イソブチルレートなどに分離、精製されうる。
【0019】
このようなグルコースまたはシュークロースアシル化誘導体は、皮膚外用軟膏、クリーム、柔軟化粧水、エッセンス、パック、栄養化粧水などのように多様な化粧料に配合され使用できる。 本発明に係る化粧料に含有されるグルコースアシル化誘導体及び/またはシュークロースアシル化誘導体の含量は化粧料の総重量を基準に0.0001ないし15重量%であることが望ましく、より望ましくは0.001ないし10重量%である。
【0020】
以下、本発明を具体的に説明するために、実施例を挙げて詳しく説明する。 しかし、本発明に係る実施例は様々な他の形態に変形でき、本発明の範囲が以下に詳述する実施例に限定されることに解釈されてはいけない。 本発明の実施例は当業界で平均的な知識を持つ者に本発明をより完全に説明するために提供されるものである。
【0021】
【発明を実施するための最良の形態】
合成例1 グルコースイソバレレート誘導体の合成例
【0022】
二口丸プラスコにグルコース5g(27.8mmol)を入れた後、 ピリジン50mlを投入し水ゆせんで完全に溶解させた。 次に、0℃に維持させた前記溶液に5.5当量の無水イソバレリアン酸をゆっくり滴下しながら3時間の間攪拌した後、 5.55当量の無水イソバレリアン酸をさらに滴下した。 その後、25℃まで反応温度を上げて30時間の間反応させた。 続いて、150mlのメタノールを加えて反応を停止させて、減圧下で溶媒を完全に除去した後、300mlのクロロホルムを添加した。 その後、250mlの1N塩化水素の水溶液と250mlの飽和水素化炭酸ナトリウム水溶液を投入して、各々2回ずつ洗った後、 クロロホルム層を減圧下で乾燥させてオイル13.5gを得た。 得たオイルをシリカコラムクロマトグラフィー(エチルアセテート/ヘキサン1:5)を用いて分離、精製することによって、各々グルコース1、2、3、4、6−ペンタ−オ−イソバレレート4.5g(Rf=0.72、収率:27.0%)、グルコース1、2、3、4−テトラ−オ−イソバレレート0.5g(Rf=0.60、 収率:3.5%)、グルコース1、2、4、6−テトラ−オ−イソバレレート2.3g(Rf=0.65、収率:16.0%)、グルコース1、2、3、6−テトラ−オ−イソバレレート0.6g(Rf=0.55、収率:4.2%)、グルコース1、3、6−トリ−オ−イソバレレート1.2g(Rf=0.43、収率:10.0%)を得た。
【0023】
前記得たグルコースイソバレレート誘導体は、高速原子衝撃質量分析法(以下、FAB−MS)及び300MHz NMR分析法(H、 13C)を用いて確認した。
【0024】
グルコース1、2、3、4、6 ペンタ イソバレレート
FAB mass:623.4[M+Na]
H−NMR(δ、CDC13):6.36(1H、 d、J3.7 1−α−H)、5.72(1H、d、J8.3 1−β−H)、5.50(1H、t、J10.1 3−α−H)、5.28(1H、t、J9.5 3−β−H)、 5.06〜5.19(4H、m、2、4−α、β−H)、5.06(2H、m、2−α、β−H)、4.13〜4.17(4H、m、6−α、β−H)、4.10(1H、m、5−α−H)、 3.82(1H、m、5−β−H)、2.31〜2.13(20H、m、5×CHCH(CH)、2.13〜2.03(5H、m、5×CHCH(CH)、1.01〜0.9(60H、 m、4× CHCH(CH
【0025】
グルコース1、2、3、4 テトラ イソバレレート
FAB mass:539[M+Na]
H−NMR(δ、CDC13):6.35(1H、 d、J3.6 1−H)、5.61(1H、t、J9.5 3−H)、5.20〜5.06(2H、m、2、4−H)、3.91(1H、ddd、J10 4.5、2、5−H)、 3.79〜3.63(2H、m、6−H)、2.30〜2.13(8H、m、4×CHCH(CH)、2.12〜2.04(4H、m、4×CHCH(CH)、1.01〜0.9(24H、 m、4× CHCH(CH
【0026】
グルコース1、2、3、6 テトラ イソバレレート
FAB mass:539[M+Na]
【0027】
H−NMR(δ、CDC13):6.35(1H、 d、J3.6 1−H)、5.39(1H、t、J10、3−H)、5.12(1H、dd、J10and3.5、2−H)、4.61〜4.52(2H、m、6−H)、 3.99(1H、ddd、J10、4and2.5、5−H)、3.60(1H、t、J10、4−H)、2.32〜2.14(8H、m、4×CHCH(CH)、2.12〜2.02(4H、m、4×CHCH(CH)、1.01〜0.9(24H、 m、4× CHCH(CH
【0028】
グルコース1、2、4、6 テトラ イソバレレート
FAB mass:539[M+Na]
H−NMR(δ、CDC13):6.33(1H、 d、J3.6 1−H)、5.05〜4.99(2H、m、2、4−H)、4.18(1H、dd、J10and3.5、2−H)、4.61〜4.52(2H、m、6−H)、 3.99(1H、ddd、J10、4and2.5、5−H)、3.60(1H、t、J10、4−H)、2.32〜2.14(8H、m、4×CHCH(CH)、2.12〜2.02(4H、m、4×CHCH(CH)、1.01−0.9(24H、 m、4× CHCH(CH
【0029】
グルコース1、3、6 トリ イソバレレート
FAB mass:456[M+Na]
H−NMR(δ、CDC13):6.35(1H、 d、J3.6 1−H)、5.01(1H、t、J9.8、3−H)、4.53(2H、m、6−H)、3.98(2H、ddd、 、J9.8、4and2.5、5−H)、3.58(1H、m、4−H)、 3.60(1H、t、J9.8、2−H)、2.30〜2.13(8H、m、4×CHCH(CH)、2.12〜2.03(3H、m、3×CHCH(CH)、1.00〜0.89(18H、 m、3× CHCH(CH
【0030】
合成例2 グルコースイソブチルレート誘導体の合成例
無水イソバレリアン酸の代わりに無水イソブチルリック酸を使ったことを除いては合成例1と同一の方法で合成、分離及び精製して、グルコース1、2、3、4、6−ペンタ−オ−イソブチルレート3.5g(Rf=0.80、収率:27.5%)、グルコース1、2、3、4−テトラ−オ−イソブチルレート0.4g(Rf=0.70、 収率:27.0%)、グルコース1、2、4、6−テトラ−オ−イソブチルレート2.7g(Rf=0.68、収率:23.0%)、グルコース1、2、3、6−テトラ−オ−イソブチルレート0.61g(Rf=0.73、収率:27.0%)、グルコース1、3、6−トリ−オ−イソブチルレート0.59g(Rf=0.65、収率:5.0%)を得た。
【0031】
前記得たグルコースイソブチルレート誘導体は合成例1に記載された分析法を利用して確認した。
【0032】
グルコース1、2、3、4、6 ペンタ イソブチルレート
FAB mass:558[M+Na]
H−NMR(δ、CDC13):6.33(1H、 d、J3.7 1−H)、5.49(1H、t、J9.5 3−H)、5.13(1H、t、J9.9 4−H)、5.06(1H、dd、J9.9and 3.7、2−H)、 4.12(2H、m、6−H)、4.06(1H、m、5−H)、2.75〜2.42(5H、m、5×CH(CH)、1.29〜1.10(30H、 m、5× CH(CH
【0033】
グルコース1、2、3、4 テトラ イソブチルレート
FAB mass:488[M+Na]
H−NMR(δ、CDC13):6.35(1H、 d、J3.6 1−H)、5.61(1H、t、J9.5 3−H)、5.20〜5.06(2H、m、2、4−H)、3.91(1H、ddd、J10、4.5、2、5−H)、 3.79−3.63(2H、m、6−H)、2.73〜2.40(4H、m、4×CH(CH)、1.28〜1.07(24H、 m、4× CH(CH
【0034】
グルコース1、2、3、6 テトラ イソブチルレート
FAB mass:488[M+Na]
H−NMR(δ、CDC13):6.35(1H、 d、J3.6 1−H)、5.39(1H、t、J10、3−H)、5.12(1H、dd、J10and3.5、2−H)、4.61〜4.52(2H、m、6−H)、 3.99(1H、ddd、J10、4and2.5、5−H)、3.60(1H、t、J10、4−H)、2.76〜2.40(4H、m、4×CH(CH)、1.31〜1.11(24H、 m、4× CH(CH
【0035】
グルコース1、2、4、6 テトラ イソブチルレート
FAB mass:488[M+Na]
H−NMR(δ、CDC13):6.33(1H、 d、J3.6 1−H)、5.05〜4.99(2H、m、2、4−H)、4.18(1H、dd、J10and3.5、2−H)、4.61〜4.52(2H、m、6−H)、 3.99(1H、ddd、J10、4and2.5、5−H)、3.60(1H、t、J10、4−H)、2.32〜2.14(8H、m、4×CHCH(CH)、2.12〜2.02(4H、 m、4× CHCH(CH)、1.01〜0.9(24H、 m、4× CHCH(CH
【0036】
グルコース1、3、6 トリ イソブチルレート
FAB mass:418[M+Na]
H−NMR(δ、CDC13):6.35(1H、 d、J3.6 1−H)、5.01(1H、t、J9.8、3−H)、4.53(2H、m、6−H)、3.98(2H、ddd、、J9.8、4and2.5、5−H)、3.58(1H、m、4−H)、3.60(1H、t、J9.8、2−H)、2.30〜2.13(6H、m、3×CHCH(CH)、2.12〜2.03(4H、 m、3× CHCH(CH)、1.00〜0.89(18H、 m、3CHCH(CH
【0037】
合成例3 シュークロースイソバレレート誘導体の合成例
グルコースの代わりにシュークロースを投入して攪拌温度を80℃に変化させたことを除いては合成例1と同一の方法で合成し、オイル12.3gを得た。 得たオイルをシリカクロマトグラフィーコラム(エチルアセテート/ヘキサン1:6)を用いて分離、精製することによって、各々シュークロース2、3、4、7、8、10、11、12−オクタ−オ−イソバレレート2.3g(Rf=0.83、収率:15.8%)、シュークロース2、4、7、8、10、11、12−ヘプタ−オ−イソバレレート1.8g(Rf=0.70、 収率:13.4%)、シュークロース3、7、8、10、11、12−ヘキサ−オ−イソバレレート1.3g(Rf=0.62、収率:10.6%)を得た。
前記得たシュークロースイソバレレート誘導体は合成例1に記載された分析法を用いて確認した。
【0038】
シュークロース2、3、4、7、8、10、11、12 オクタ イソバレレート
FAB mass:1014[M+Na]
H―NMR(δ、CDC13):5.46(1H、m、5−H)、5.42(1H、d、J3.9、7―H)、5.35(1H、t、J8、8−H)、4.83(1H、t、J9.9、2―H)、4.80(1H、m、4−H)、4.51(1H、t、J9.9、3H)、4.21(2H、m、12−H)、4.13(1H、m、1−H)、4.10(2H、m、11−H)、4.06(1H、m、9−H)、3.95(1H、m、5−H)、2.19〜2.10(16H、m、8×CHCH(CH)、2.02〜1.96(8H、m、8×CHCH(CH)、0.90〜0.7(48H、 m、4×CHCH(CH
【0039】
シュークロース2、4、7、8、10、11、12 へプタ イソバレレート
FAB mass:953[M+Na]
H―NMR(δ、CDC13):5.47(1H、m、5−H)、5.43(1H、d、J3.9、7―H)、5.35(1H、t、J8、8−H)、4.83(1H、t、J9.9、2―H)、4.83(1H、m、4−H)、4.22(2H、m、12―H)、4.13(1H、m、1−H)、4.12(2H、m、11−H)、4.08(1H、m、9−H)、3.95(2H、m、10−H)、3.84(1H、t、J9.9、3−H)、2.19〜2.10(14H、m、4×CHCH(CH)、2.02〜1.96(7H、m、7×CHCH(CH)、0.91〜0.75(42H、 m、7×CHCH(CH
【0040】
シュークロース3、7、8、10、11、12 ヘキサ イソバレレート
FAB mass:869[M+Na]
H―NMR(δ、CDC13):5.45〜5.46(2H、m、5、7−H)、5.42(1H、t、J9.9、8―H)、5.00(1H、t、J8、3−H)、4.51(1H、m、11―H)、4.37(2H、m、12−H)、4.36〜4.21(4H、m、10、11、12―H)、4.17(1H、m、9−H)、4.05(1H、d、J3.8、1−H)、3.57(1H、m、4−H)、3.39(1H、t、J9.9、3−H)、2.19〜2.10(12H、m、6×CHCH(CH)、2.02〜1.96(7H、m、6×CHCH(CH)、0.91〜0.75(42H、m、6×CHCH(CH
【0041】
合成例4 シュークロースイソブチルレート誘導体の合成例
無水イソバレリアン酸の代わり無水イソブチルリック酸を使ったことを除いては合成例3と同一の方法で合成して、オイル12.8gを得た。 得たオイルをシリカクロマトグラフィーコラム(エチルアセテート/ヘキサン1:6)を用いて分離、精製することによって、シュークロース2、3、4、7、8、10、11、12−オクタ−オ−イソブチルレート2.0g(Rf=0.83、収率:16.8%)、シュークロース2、4、7、8、10、11、12−ヘプタ−オ−イソブチルレート1.5g(Rf=0.70、 収率:10.4%)、シュークロース3、7、8、10、11、12−ヘキサ−オ−イソブチルレート1.2g(Rf=0.62、収率:10.1%)を得た。
前記得たシュークロースイソブチルレート誘導体は合成例1に記載された分析法を利用して確認した。
【0042】
シュークロース2、3、4、7、8、10、11、12 オクタ イソブチルレート
FAB mass:925[M+Na]
H―NMR(δ、CDC13):5.46(1H、m、5―H)、5.39(1H、d、J3.9、7―H)、5.32(1H、t、J8、8−H)、4.82(1H、t、J9.8、2―H)、4.81(1H、m、4−H)、4.53(1H、t、J9.8、3―H)、4.22(2H、m、12−H)、4.12(1H、m、1−H)、4.11(2H、m、11−H)、4.07(1H、m、9−H)、3.95(1H、m、5−H)、2.78〜2.41(8H、m、8×CH(CH)、1.20〜1.08(24H、m、8×CH(CH
【0043】
シュークロース2、4、7、8、10、11、12−ヘプタ イソブチルレート
FAB mass:855[M+Na]
H―NMR(δ、CDC13):5.49(1H、m、5―H)、5.44(1H、d、J3.9、7―H)、5.34(1H、t、J8、8−H)、4.85(1H、t、J9.9、2―H)、4.82(1H、m、4−H)、4.21(2H、m、12―H)、4.12(1H、m、1−H)、4.10(2H、m、11−H)、4.08(1H、m、9−H)、3.95(2H、m、10−H)、3.82(1H、t、J9.9、3−H)、2.19〜2.10(14H、m、7×CHCH(CH)、2.76〜2.40(7H、m、7×CH(CH)、1.31〜1.11(42H、m、7×CH(CH
【0044】
シュークロース3、7、8、10、11、12−ヘキサ イソブチルレート
FAB mass:785[M+Na]
H―NMR(δ、CDC13):5.45〜5.46(2H、m、5、7―H)、5.42(1H、t、J9.9、8―H)、5.00(1H、t、J8、3−H)、4.51(1H、m、11―H)、4.37(2H、m、12−H)、4.36〜4.21(4H、m、10、11、12―H)、4.17(1H、m、9−H)、4.05(1H、d、J3.8、1−H)、3.57(1H、m、4−H)、3.39(1H、t、J9.9、3−H)、2.76〜2.40(6H、m、6×CH(CH)、1.31〜1.112(36H、m、6×CH(CH
【0045】
実験例
前記合成例1ないし4によって得たグルコースアシル化誘導体及びシュークロースアシル化誘導体化合物とハイドロキノン水溶液をねずみのメラノーマ細胞(B−16 mouse melanoma cell)の培養液に添加して細胞水準での美白效果を実験した(Lotan R.,Lotan D.Cancer Res.40:3345−3350、1980)。 合成例1ないし4によって合成した混合物、分離精製した各々の化合物及びハイドロキノンの最終濃度を下記の表1ないし4に記載された濃度になるようにして各々B−16メラノーマ細胞の培養培地に添加して3日間培養した。 その後、培養された細胞をトリプシン(trypsin)処理し、培養容器から取って円心分離してメラニンを抽出した。
【0046】
前記抽出物に水酸化ナトリウム溶液(1N濃度)1mlを加えて10分間煮ることによって、メラニンを溶かした後、分光光度計を利用して、 400nmでの吸光度を測定することによって、生成されたメラニンの量を単位細胞数当り(10cell)の吸光度で表した。 また、対照群に対する相対的なメラニン生成量を阻害率(%)として計算してその結果を表に示した。
【0047】
前記合成例1ないし4で分離精製して得た各々の化合物は各々下記のように表した。
【0048】
グルコース1、2、3、4、6−ペンタ−オ−イソバレレート:Glu−5−iV
【0049】
グルコース1、2、3、4−テトラ−オ−イソバレレート: Glu−4−iV−1
【0050】
グルコース1、2、4、6−テトラ−オ−イソバレレート: Glu−4−iV−2
【0051】
グルコース1、2、3、6−テトラ−オ−イソバレレート: Glu−4−iV−3
【0052】
グルコース1、3、6−トリ−オ−イソバレレート: Glu−3−iV
【0053】
グルコース1、2、3、4、6−ペンタ−オ−イソブチルレート: Glu−5−iB
【0054】
グルコース1、2、3、4−テトラ−オ−イソブチルレート: Glu−4−iB−1
【0055】
グルコース1、2、4、6−テトラ−オ−イソブチルレート: Glu−4−iB−2
【0056】
グルコース1、2、3、6−テトラ−オ−イソブチルレート: Glu−4−iB−3
【0057】
グルコース1、3、6−トリ−オ−イソブチルレート: Glu−3−iB
【0058】
シュークロース2、3、4、7、8、10、11、12−オクタ−オ−イソバレレート:Su−8−iV
【0059】
シュークロース2、4、7、8、10、11、12−ヘプタ−オ−イソバレレート: Su−7−iV
【0060】
シュークロース3、7、8、10、11、12−ヘキサ−オ−イソバレレート: Su−6−iV
【0061】
シュークロース2、3、4、7、8、10、11、12−オクタ−オ−イソブチルレート: Su−8−iB
【0062】
シュークロース2、4、7、8、10、11、12−ヘプタ−オ−イソブチルレート: Su−7−iB
【0063】
シュークロース3、7、8、10、11、12−ヘキサ−オ−イソブチルレート: Su−6−iB
【表1】
Figure 2004517109
【表2】
Figure 2004517109
【表3】
Figure 2004517109
【表4】
Figure 2004517109
【0064】
表1ないし4を参照すると、グルコースアシル化誘導体及びシュークロースアシル化誘導体は、対照群と比べて、培養されたねずみのメラノーマ細胞に対して非常に強力なメラニン生成抑制効果があることがわかる。 特に、グルコース1、2、3、4、6−ペンタ−オ−イソバレレートのメラニン生成抑制効果が優れることと現れた。 一方、ハイドロキノンは強力なメラニン生成抑制効果を持つが、1μm/mlの濃度以上ではひどい細胞毒性を示して実験が不可能になったが、 本発明に係るグルコースアシル化誘導体及びシュークロースアシル化誘導体は20mg/mlの濃度でも細胞毒性を示していないので、ハイドロキノンより高いメラニン生成抑制效果を持たせることができる。
【0065】
以下では、グルコースアシル化誘導体及びシュークロースアシル化誘導体を皮膚外用軟膏、クリーム、柔軟化粧水、栄養化粧水、 パック、エッセンスに添加して化粧料を製造し、被実験者に対してこれらを処方して、グルコースアシル化誘導体及びシュークロースアシル化誘導体を含有する化粧料の色素沈着阻害效果を調べてみる。
【0066】
実施例1及び比較例1
下記表5に記載された成分と含量で皮膚外用軟膏を製造した。
【表5】
Figure 2004517109
【0067】
実施例2及び比較例2
下記表6に記載された成分と含量でクリームを製造した。
【表6】
Figure 2004517109
【0068】
実施例3及び比較例3
下記表7に記載された成分と含量で柔軟化粧水を製造した。
【表7】
Figure 2004517109
【0069】
実施例4及び比較例4
下記表8に記載された成分と含量でエッセンスを製造した。
【表8】
Figure 2004517109
【0070】
実施例5及び比較例5
下記表9に記載された成分と含量でパックを製造した。
【表9】
Figure 2004517109
【0071】
実施例6及び比較例6
下記表10に記載された成分と含量で栄養化粧水を製造した。
【表10】
Figure 2004517109
【0072】
前述のように製造した皮膚外用軟膏、クリーム、柔軟化粧水、栄養化粧水、パック、エッセンスによる色素沈着阻害效果を検証するため使った方法は次のようである。
【0073】
まず、健康な男女20人ずつを選定して両腕の前腕部に直径7mm大きさの穴を6個ずつ2列で掘ったアルミニウムホイールをつけて、 腕から10cm離れた距離でORIEL solar simulator 1000Wを使って60mJ/cmの光量を照射した。 照射前に70%のエタノール水溶液で照射部位をよく洗った。照射3日前から照射後3週間目まで1日2回ずつ実施例1ないし6の化粧料と、比較例1ないし6の化粧料を一対にして同じ列に塗布した。 ここで、実施例5及び比較例5のパック剤は塗布してから15分後に取り外した。
【0074】
前記方法によって各々の実施例と比較例による化粧料を処方した後、色素沈着度を目視で判定して、各実施例による化粧料と比較例による化粧料の色素沈着抑制程度を比べて明らかな效果(A)、効果有(B)、差無し(C)の3段階で評価してその結果を表11に示した。
【表11】
Figure 2004517109
【0075】
前記表11に示したように、グルコースアシル化誘導体またはシュークロースアシル化誘導体を含有する実施例1ないし6の化粧料は、通常的な化粧料に比べて優れた皮膚美白效果があって、グルコース1、2、3、4、6−ペンタ−オ−イソバレレート(Glu−5−iV)を含有する実施例1a〜6aの化粧料の皮膚美白效果が特に優れた。
【0076】
【産業上利用可能性】
このように、本発明のグルコースアシル化誘導体及びシュークロースアシル化誘導体は、合成が容易で皮膚に対する不作用がないだけでなく、メラニン生成を抑えて皮膚に対する色素沈着阻害效果が優れる。 従って、これを含有する化粧料は皮膚美白用で有用に使用できる。

Claims (5)

  1. 下記一般式1で示されるグルコースアシル化誘導体、下記一般式2で示されるシュークロースアシル化誘導体及びこれらの混合物からなる群から選択される何れかの一つを有効成分として
    含有することを特徴とする皮膚美白用化粧料;
    [一般式1]
    Figure 2004517109
    前記一般式1において、Rは水素原子、または炭素数が3ないし6であるアシル基であり、前記アシル基の数は3ないし5である。
    [一般式2]
    Figure 2004517109
    前記一般式2において、Rは水素原子、または炭素数が3ないし6であるアシル基であり、前記アシル基の数は6ないし8である。
  2. 前記グルコースアシル化誘導体はグルコース1、2、3、4、6−ペンタ−オ−イソバレレートであることを特徴とする請求項1記載の皮膚美白用化粧料。
  3. 前記グルコースアシル化誘導体は、グルコース1、2、3、4−テトラ−オ−イソバレレート、グルコース1、2、4、6−テトラ−オ−イソバレレート、グルコース1、2、3、6−テトラ−オ−イソバレレート、グルコース1、3、6−トリ−オ−イソバレレート、グルコース1、2、3、4、6−ペンタ−オ−イソブチルレート、 グルコース1、2、3、4、−テトラ−オ−イソブチルレート、グルコース1、2、4、6−テトラ−オ−イソブチルレート、グルコース1、2、3、6−テトラ−オ−イソブチルレート、グルコース1、3、6−トリ−オ−イソブチルレート及びこれらの混合物からなる群から選択された何れかの一つであることを特徴とする請求項1記載の皮膚美白用化粧料。
  4. 前記シュークロースアシル化誘導体は、シュークロース2、3、4、7、8、10、11、12−オクタ−オ−イソバレレート、 シュークロース2、4、7、8、10、11、12−ヘプタ−オ−イソバレレート、シュークロース3、7、8、10、11、12−ヘキサ−オ−イソバレレート、 シュークロース2、3、4、7、8、10、11、12−オクタ−オ−イソブチルレート、シュークロース2、4、7、8、10、11、12−ヘプタ−オ−イソブチルレート、シュークロース3、7、8、10、11、12−ヘキサ−オ−イソブチルレート及びこれらの混合物からなる群から選択された何れかの一つであることを特徴とする請求項1記載の皮膚美白用化粧料。
  5. 前記グルコースアシル化誘導体、シュークロースアシル化誘導体及びこれらの混合物からなる群から選択された何れかの一つの含量は化粧料の総重量を基準にして0.0001ないし15重量%であることを特徴とする請求項1記載の皮膚美白用化粧料。
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