JP2004510354A - 低減された平均自由行程長を有する半導体材料を含む本体を作製する方法およびこの方法を用いて作製された本体 - Google Patents

低減された平均自由行程長を有する半導体材料を含む本体を作製する方法およびこの方法を用いて作製された本体 Download PDF

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Abstract

自由電荷キャリア(CP)の特定の平均自由行程長(λn)、および特定の平均自由行程長(λn)よりも小さい、自由電荷キャリア(CP)の平均自由行程長(λr)を有するドーピングされた半導体材料を含む本体(1)を作製する方法が記載される。この方法において、特定の平均自由行程長(λn)を有する半導体材料を含む基板結晶(10)上に、ドーピングされた半導体材料を含むエピタキシャル結晶層(20)が生成される。このエピタキシャル結晶層は、少なくとも局所的に、特定の平均自由行程長(λn)よりも小さい、自由電荷キャリア(CP)の平均自由行程長(λr)を有する。本体(1)は、さらに、ドーピングされた半導体材料を含む2つの結晶体(10’、10”)を接合することによって作製され得る。
【選択図】図3

Description

【0001】
本発明は、自由電荷キャリアの特定の平均自由行程長、および特定の平均自由行程長よりも小さい、自由電荷キャリアの平均自由行程長を有するドーピングされた半導体材料を含む本体を作製する方法に関する。
【0002】
上述の種類の本体は、比較的以前のドイツ特許出願第100 30 381.1号(2000P12486DE)において提示され、その内容は、本出願の構成要素である。この本体は、ある導電型のドーピングされた半導体材料と、この導電型とは逆の導電型のドーピングされた半導体材料との間の遷移(Uebergang)を有する。より小さい平均自由行程長によって、本体の障壁ポテンシャルは向上する。この本体を用いて作製された電子構成要素の場合、この構成要素の動作中に本体において生じるスイッチングロス(Schaltverlust)および導通ロス(Durchlassverlust)を最小化するために、本体全体においてではなく、構成要素の遮断状態の間に高い電界強度が生じるところでのみ、平均自由行程長を局所的に低減することが所望され得る。
【0003】
本発明の課題は、上述の種類の本体を作製する簡単な方法を提供することである。この本体は、局所的にのみ広がる、低減された平均自由行程長の領域を有するのであり、本体全体にわたって広がる領域を有するのではない。
【0004】
この課題は、請求項1に記載の方法によって解決される。この方法は、発明により、自由電荷キャリアの特定の平均自由行程長を有するドーピングされた半導体材料を含む基板結晶上に、ドーピングされた半導体材料を含む結晶層をエピタキシャル成長させる工程であって、このドーピングされた半導体材料の結晶層は、少なくとも局所的に、特定の平均自由行程長よりも小さい、自由電荷キャリアの平均自由行程長を有する、工程を包含する。
【0005】
課題は、さらに、請求項2に記載の方法によって解決される。この方法は、本発明により、少なくとも局所的に、特定の平均自由行程長よりも小さい、自由電荷キャリアの平均自由行程長を有する、自由電荷キャリアの特定の平均自由行程長を有するドーピングされた半導体材料を含む結晶体を、自由電荷キャリアの、より小さい平均自由行程長よりも大きい、自由電荷キャリアの平均自由行程長を有するドーピングされた半導体材料を含む、さらなる結晶体とを、ウェハボンディング(Waferbond)によって接合する、工程を包含する。
【0006】
好適および有利にも、請求項1による本方法は、自由電荷キャリアの特定の平均自由行程長を有するドーピングされた半導体材料を含む結晶層を成長させる工程と、結晶層内に散乱源を生成する工程とを包含する。
【0007】
散乱源は、結晶層の自由電荷キャリアの特定の平均自由行程長を低減するので、散乱源を有する結晶層は、自由電荷キャリアの、より小さい平均自由行程長を有する。
【0008】
散乱源は、結晶層の全面にわたって分布し得、従って、結晶層の平均自由行程長は、結晶層の全面にわたって低減されるか、または、この平均自由行程長は、有利にも、結晶層の面の1つ以上の特定の位置において、局所的にのみ存在し得るので、平均自由行程長は、結晶層の面の一部分にわたってのみ低減される。いかなる場合においても、低減された平均自由行程長は、実質的に、結晶層の広がりにのみ限定され、結晶層以外の本体の領域上には広がらない。
【0009】
好適および有利にも、非ドーピング不純物粒子を結晶層の中に導入することによって結晶層内に散乱源が生成される。
【0010】
不純物粒子は、好適には、不純物電子である。
【0011】
「非ドーピング(nichtdotierend)」とは、不純物粒子が、それが導入される、ドーピングされた半導体材料の導電性に影響を及ぼさないことを意味する。この不純物粒子は、半導体材料内で散乱源としてのみ作用し、半導体材料内にすでに存在する平均自由行程長を低減する。
【0012】
散乱源は、有利にも、結晶層において結晶層が成長する間に、非ドーピング不純物粒子を添加することによって生成され得る。
【0013】
この際、結晶層の成長中に、結晶層内に散乱源を生成するために、提供された非ドーピング不純物粒子の量が変更される場合は有利である。これによって、有利にも、結晶層の面に対して垂直方向に、低減された平均自由行程長の局部的変更が習得され得る。
【0014】
散乱源は、代替的または追加的に、非ドーピング不純物粒子を結晶層の中に拡散させることによっても生成され得る。
【0015】
好適および有利にも、自由電荷キャリアの、より小さい平均自由行程長を有する結晶層上に、本体のさらなるドーピングされた半導体材料が付与される。この半導体材料は、自由電荷キャリアの特定の平均自由行程長以上の、自由電荷キャリアの平均自由行程長を有する。
【0016】
本体のさらなるドーピングされた半導体材料は、有利にも、より小さい平均自由行程長を有する結晶層上にエピタキシによって成長させられた、ドーピングされた半導体材料を含む少なくとも1つの結晶層を備え得る。このドーピングされた半導体材料は、基板結晶上で露出する結晶層とウェハボンディングによって接合される、ドーピングされた半導体材料を含む結晶体をさらに有し得る。従って、結晶体は、より小さい平均自由行程長を有する結晶層と、またはこの結晶層上に成長させられた結晶層と接合され得る。
【0017】
好適および有利にも、本体のさらなるドーピングされた半導体材料は、基板結晶の導電型と逆の導電型を有し、より小さい平均自由行程長を有する結晶層は、基板結晶の導電型および/または本体のさらなるドーピングされた半導体材料の逆の導電型を有する。
【0018】
請求項2による方法は、好適および有利にも、より小さい平均自由行程長を有する結晶体を作製する、
自由電荷キャリアの特定の平均自由行程長を有するドーピングされた半導体材料を含む結晶体を用いる行程と、特定の平均自由行程長の結晶体内に散乱源を生成する行程とを包含する。
【0019】
ここで、結晶体と理解されるのは、エピタキシャル結晶層のみではなく、例えば、半導体材料を含む単結晶ウェハの全面または一部といった、コンパクトな、例えば、結晶成長(Kristallzucht)によって成長させられた結晶体である。結晶体は、例えば、さらに、半導体材料を含む基板結晶を有し得る。この基板結晶上に、基板結晶と共に結晶体を形成する、半導体材料を含む1つ以上のエピタキシャル層が成長させられる。
【0020】
散乱源は、結晶体の自由電荷キャリアの特定の平均自由行程長を低減するので、散乱源を有する結晶体は、自由電荷キャリアの、より小さい平均自由工程長を有する。
【0021】
散乱源は、結晶体の断面全体にわたって分布し得るので、結晶層の平均自由行程長は、結晶体の、この断面全体に制限されるか、または有利には、結晶体の断面の1つ以上の特定の位置において局所的にのみ存在し、従って、平均自由行程長さは、結晶体の断面の一部分にのみ制限される。いかなる場合においても、制限された平均自由行程長は、実質的に、この結晶体の広がりにのみ限定され、この結晶体以外のドーピングされた半導体材料を含む本体の領域には広がらない。
【0022】
好適および有利にも、特定の平均自由行程長の結晶体内の散乱源は、非ドーピング不純物粒子を結晶体の中に導入することによって生成される。
【0023】
散乱源は、有利にも、特定の平均自由行程長の結晶体が成長する間に、非ドーピング不純物粒子を結晶体の中に添加することによって生成され得る。
【0024】
この際、結晶体の成長中に、結晶体内に散乱源を生成するために提供される非ドーピング不純物粒子の量が時間とともに変更される場合は有利である。これによって、有利にも、結晶体の表面に対して垂直方向に、低減された平均自由行程長の局部的変更が取得され得る。
【0025】
散乱源は、代替的または追加的に、非ドーピング不純物粒子を結晶体の中に拡散させることによっても生成され得る。
【0026】
請求項1および2に従った本発明による方法により、さらに、ドーピングされた半導体材料を含む、請求項17および19に記載される新種の本体が生成される。
【0027】
この本体の好適および有利な実施形態は、請求項18および20から明らかになる。
【0028】
本発明は、以下の記載において、図を参照して例示的に詳細に説明される。
【0029】
図は、模式的であり、縮尺どおりではない。
【0030】
例示的方法において、ドーピングされた半導体材料を含む基板結晶10の表面上に、例えば、結晶10の、上方に向く表面11上に、エピタキシによって、ドーピング半導体材料を含む結晶層が成長させられる。
【0031】
基板結晶10のドーピングされた半導体材料は、例えば、n型ドーピングされ、例えば、大部分が電子である、自由電荷キャリアCPの特定の平均自由行程長を有する。基板結晶10の半導体材料がp型ドーピングされる場合、自由電荷キャリアCPは、大部分がホールである。
【0032】
基板結晶10の自由電荷キャリアCPの特定の平均自由行程長は、例えば、+基板結晶10のドーピングされた半導体材料内に、自然に存在する、自由電荷キャリアCPの平均自由行程長λnである。
【0033】
成長させられるべき結晶層のドーピングされた半導体材料は、例えば、基板結晶10のドーピングされた半導体材料と同様の導電性によって選択され、従って、例えば、n型ドーピングされる。
【0034】
基板結晶10の半導体材料のように、成長させられるべき結晶層のドーピングされた半導体材料は、自由電荷キャリアCPの特定の平均自由行程長を有し、この平均自由行程長は、成長させられるべき結晶層のドーピングされた半導体材料内に自然に存在する、例えば、大部分が電子である、自由電荷キャリアCPの平均自由行程長であり得る。
【0035】
成長させられるべき結晶層の半導体材料が、基板結晶10の半導体材料とは以下のように異なって選択される場合、すなわち、成長させられるべき結晶層の自由電荷キャリアCPの特定の平均自由行程長が、基板結晶10の同じ自由電荷キャリアCPの特定の平均自由行程長よりも小さく選択される場合、本発明による本体は、すでに実現されている。
【0036】
しかしながら、好適には、成長させられるべき結晶層の、基板結晶10と境界を接する少なくとも1つの部分に、基板結晶10と同様のドーピングされた半導体材料が用いられる。この半導体材料は、成長させられるべき結晶層の少なくともこの部分、および基板結晶10に、同じ自由電荷キャリアCPの同じ特定の平均自由行程長λnを有し、同じ自由電荷キャリアCPの比較的小さい平均自由行程長が、結晶層内に散乱源を生成することによって作製される。この層は、結晶層の自由電荷キャリアCPの特定の平均自由行程長を低減する。
【0037】
結晶層内の散乱源は、好適には、非ドーピング不純物粒子を結晶層の中に導入することによって、好適には、結晶層をこの層へ成長させる間に、非ドーピング不純物粒子を添加することによって生成される。
【0038】
このことは、図2において詳細に具体的に説明される。図2は、基板結晶10の表面11上で結晶層をエピタキシャル成長させる間の基板結晶10を示す。ここで、20と表示された、基板結晶10と境界を接する結晶層の部分が、この表面11上にすでに成長させられている。
【0039】
結晶層20を成長させるために、例えば、液相エピタキシ、気相エピタキシおよび/または分子線エピタキシが用いられ得る。
【0040】
相および/または分子線には、例えば、非ドーピング不純物粒子、例えば、非ドーピング不純物原子が添加される。この原子は、図2において点21によって示され、基板結晶の表面11上に成長させられる結晶層20内の散乱源21’を規定する。
【0041】
エピタキシの終了後、図3に示される、例示的な本発明による結晶層20を有する本体1が生じている。この結晶層において、自由電荷キャリアCPの特定の平均自由行程長λnが、導入された散乱源21’によって、この電荷キャリアCPの、より小さい平均自由行程長λrに低減される。
【0042】
非ドーピング散乱源21’は、層20における結晶層20の全面にわたって、例えば、均等に分布し得る。この面は、例えば、結晶層20の基板結晶10から離れた面201によって表される。この場合、自由電荷キャリアの平均自由行程長は、面201全体にわたって低減される。
【0043】
散乱源21’は、さらに、結晶層20における面201の1つ以上の部分領域にわたってのみ分布し得、この部分領域以外にはない。この場合、自由電荷キャリアの平均自由行程長は、部分領域(単数または複数)のみに制限され、この部分領域以外には、層20において、自由電荷キャリアCPの特定の平均自由行程長λnが位置する。
【0044】
結晶層20の成長中に、結晶層20中に散乱源21’を生成するために、提供される非ドーピング不純物粒子21の量は、時間とともに変更され得る。これによって、結晶層20における自由電荷キャリアの平均自由行程長は、層20の面201に対して垂直の方向xに、すなわち、基板結晶10の表面11に対して垂直の方向に変更され得る。
【0045】
図3による、本体1の具体的な例において、それぞれシリコンを含む基板結晶10および結晶層20が生成され、散乱源21’は、ゲルマニウム原子および/または炭素原子の形態の不純物粒子21によって規定される。
【0046】
代替的または追加的に、散乱源21’は、エピタキシの終了後、完成した結晶層20の中に非ドーピング不純物粒子21を拡散させることによって生成され得る。
【0047】
好適には、基板結晶10の表面11と境界を接する部分20’は、例えば、従って、導電型nの結晶層20の結晶体10の半導体材料と同じ導電型の半導体材料を含み、基板結晶10の表面11から離れた、この部分20’の表面202に、結晶体10の半導体材料と逆の、結晶層20の導電型pの半導体材料を含む部分20”が境界を接し、この部分20”は、同時に、基板結晶10から離れた、結晶層20の面201と境界を接する。
【0048】
これは、結晶層20、従って、本体1が、p型ドーピングされた半導体材料とn型ドーピングされた半導体材料との間にpn遷移100を有することを意味する。この遷移100は、n型ドーピングされた半導体材料と、p型ドーピングされた、結晶層20の半導体材料との間の界面において、すなわち、結晶層20の面202において広がる。
【0049】
図4において、図3による本体1の実施形態が以下のように示される。自由電荷キャリアCPのより小さい平均自由行程長λrを有する本体1の結晶層20上に、結晶層20の自由電荷キャリアCPの、より小さい平均自由行程長λrよりも大きい、自由電荷キャリアCPの平均自由行程長λn’を有する、本体1のさらなるドーピングされた半導体材料30が付与される。
【0050】
本体1のさらなるドーピングされた半導体材料30は、例えば、エピタキシによって、より小さい平均自由行程長λrを有する結晶層20の面201上に成長させられた、ドーピングされた半導体材料を含む少なくとも1つの結晶層を含み得る。
【0051】
半導体材料30は、さらに、例えば、ドーピングされた半導体材料を含む、基板結晶10と類似の単結晶結晶体を含み得る。この結晶体は、基板結晶10上で露出する結晶層とウェハボンディングによって接合される。例えば、結晶層20に面する、結晶体30の上面31と、結晶層20の面201とが互いに接合され、ここで、2つの面31と201との間の接合23は、ウェハボンディングによって作製される。
【0052】
ウェハボンディング自体は、公知の接合技術である(例えば、Q.−Y.Tongによる「Waferbonding and Wafer Splitting for Microsystems」Proceedings of the Electrochemical Society、99−2、959ページ(1999年)を参照)。
【0053】
図4による好適な例示の実施形態において、本体1のさらなるドーピングされた半導体材料30が、結晶層20の隣接する部分20”のようにp型ドーピングされ、従って、基板結晶10と逆にドーピングされる。
【0054】
図4による本体1の、この実施形態は、結晶層20のn型ドーピングされた半導体材料の平均自由行程長が、結晶層20の面201に対して垂直の方向xに変更され、平均自由行程長が、結晶層20において電界強度がより高いところでより強く低減され、結晶層20において、電界強度がより小さいところではあまり低減されないように変化する場合に特に有利である。このような電界強度は、周知のように、遷移100に障壁電圧を印加することによって生じる。
【0055】
これによって、さらに、遷移100において、導通電圧(Durchlassspannung)の上昇が、結晶層20における自由電荷キャリアの平均自由行程長の、方向xでの一様な低減の場合よりも少なく、従って、スイッチングロスと、導通状態において生じるロスとの間の改善された折り合いも達成され得ることが、さらにもたらされ得る。
【0056】
結晶層20における自由電荷キャリアの低減された平均自由行程長によって、特に、有利にも、いわゆる危険な(kritische)電界強度が、著しく増大され得、これによって、特定の印加された障壁電圧において、本体1における、この障壁電圧を達成するために必要とされる空間電荷区域を収容する区域の必要とされる厚さが著しく低減され得る。
【0057】
従って、本体1を用いて、ここで、例えば、2〜6kVの高い障壁ポテンシャルの電子構成要素の場合でも、電気的に活性の区域は、エピタキシによって完全に作製され得る。
【0058】
本発明によって、ドーピングされた半導体材料から新種の本体1が生成される。この本体は、自由電荷キャリアCPの特定の平均自由行程長λnを有するドーピングされた半導体材料を含む基板結晶10、および基板結晶10上に、ドーピングされた半導体材料を含むエピタキシャル結晶層20を有する。このエピタキシャル結晶層は、少なくとも局所的に、特定の平均自由行程長λnよりも小さい、自由電荷CPの平均自由行程長λrを有する。
【0059】
この本体1の好適および有利な実施形態は、p型ドーピングされた半導体材料とn型ドーピングされた半導体材料との間に少なくとも1つのpn遷移100を有する。結晶層20は、p型および/またはn型ドーピングされた半導体材料を含み得る。
【0060】
図4による実施形態において、例えば、結晶層20は、p型およびn型ドーピングされた半導体材料を含み、pn遷移100は、結晶層20の面202において広がる。
【0061】
図3または図4において、結晶層20がp型ドーピングされた半導体材料を含む場合、基板結晶10の表面11においてpn遷移100が広がる。
【0062】
図3において結晶層20がn型ドーピングされた半導体材料を含む場合、基板結晶10の表面11においてpn遷移100が広がる。
【0063】
図5に示される、ドーピングされた半導体材料を含む本体は、自由電荷キャリアCPの特定の平均自由行程長λnを有する、ドーピングされた半導体材料を含む均一的な(einheitlich)結晶体10’を有する。この結晶体は、例えば、結晶体10’の上方に向く表面11’と境界を接する領域20’において、特定の平均自由行程長λnよりも小さい、自由電荷キャリアCPの平均自由行程長λrを有する。
【0064】
領域20’は、面11’の全面11’上、または1つ以上の部分領域上にのみ広がる。領域20”’は、結晶体10’の表面11’に対して垂直の方向x’に、好適には、結晶体10’の一部分の上にのみ広がり得る。より小さい平均自由行程長λrはこの方向x’に変化し得る。
【0065】
結晶体10’と、ドーピングされた半導体材料を含むさらなる均一的な結晶体10”が接合される。この結晶体の半導体材料は、結晶体10’のより小さい平均自由行程長λrよりも大きい自由電荷キャリアCPの平均自由行程長λn’を有する。2つの結晶体10’と10’との間の接合は、ウェハボンディングによって作製される。例えば、結晶体10’および10”の互いに面し合う面11’および11”は、互いに接合され、ここで、2つの面11’と11”との間の接合は、ウェハボンディングによって作製される。
【0066】
例えば、結晶体10’はn型ドーピングされ、結晶体10”はp型ドーピングされる。これは、図5による本体1が、p型ドーピングされた半導体材料とn型ドーピングされた半導体材料との間にpn遷移100’を有することを意味する。この遷移100’は、n型ドーピングされた結晶体10’とp型ドーピングされた結晶体10”との間の界面に、すなわち、結晶体10’および10”の面11’および11”に沿って広がる。
【0067】
より小さい平均自由行程長λrの領域20”’は、結晶体10’内の散乱源21’によって規定される。散乱源は、結晶体10’内に分布し、この本体10’の半導体材料の特定の平均自由行程長λnを低減する。
【0068】
散乱源21’は、図2〜図4による本体1の場合と類似の態様で、および図6に示されるものと類似の態様で、非ドーピング不純物粒子21を結晶体10’の中に導入することによって生成され得、例えば、特定の平均自由行程長λnの結晶体10’の成長中に非ドーピング不純物粒子21を添加することによって、および/または非ドーピング不純物粒子21を結晶体10’の中に拡散させることによって生成され得る。
【0069】
方向x’に変化する、より小さい平均自由行程長λrは、結晶体の成長中に、散乱源21’を結晶体10’内に生成するために提供される、ドーピングされない不純物粒子21の量が時間とともに変更されることによって生成され得る。
【0070】
図5による本体1を用いて作製された電子構成要素の所望の寸法調整に応じて、結晶体10’および/または結晶体10”は、研磨および/またはエッチング工程によって薄くされ得る。その後、場合によっては、構成要素を製造するために必要とされる、さらなる方法工程が実行され得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】
図1は、例示的な、本発明による方法の出発工程として、ドーピングされた半導体材料を含む基板結晶を側面図で示す。
【図2】
図2は、結晶層内に散乱源を生成する、非ドーピング不純物粒子を添加して、ドーピングされた半導体材料を含むエピタキシャル結晶層を基板結晶上に成長させる間の、図1による基板結晶を示す。
【図3】
図3は、結晶層内に散乱源を生成する、さらなるドーピングされた半導体材料を付与した後の、図3によるドーピングされた半導体材料を含む本体を示す。
【図4】
図4は、さらなるドーピングされた半導体材料をエピタキシャル結晶層上に付与した後の、図3によるドーピングされた半導体材料を含む本体を示す。
【図5】
図5は、ドーピングされた半導体材料を含む結晶化された単結晶結晶体を含む、本発明による本体を側面図で示す。この本体においては、自由電荷キャリアの平均自由行程長が制限され、結晶体と接合される、ドーピングされた半導体材料を含むさらなる単結晶結晶体を含み、接合がウェハボンディングによって作製される。
【図6】
図6は、結晶体内に散乱源を生成することによって、制限された平均自由行程長の領域を製作する間の結晶体を側面図で示す。

Claims (20)

  1. ドーピングされた半導体材料を含む本体(1)であって、該本体は、
    自由電荷キャリア(CF)の特定の平均自由行程長(λn)を有する、ドーピングされた半導体材料を含む基板結晶(10)と、
    該基板結晶(10)上の、ドーピングされた半導体材料を含むエピタキシャル結晶層(20)であって、該エピタキシャル結晶層は、少なくとも局所的に、該特定の平均自由行程長(λn)よりも小さい、該自由電荷キャリア(CF)の平均自由行程長を有する、結晶層と、
    を有する、本体。
  2. 導電型(p;n)のドーピングされた半導体材料と、該導電型(p;n)と逆の導電型(n;p)のドーピングされた半導体材料との間に、少なくとも1つの遷移(100)を有する、請求項1に記載の本体。
  3. ドーピングされた半導体材料を含む本体(1)であって、該本体は、
    自由電荷キャリア(CF)の特定の平均自由行程長(λn)を有する、ドーピングされた半導体材料を含む結晶体(10’)であって、局所的に、該特定の平均自由行程長(An)よりも小さい、該自由電荷キャリア(CF)の平均自由行程長(λr)を有する、結晶体と、
    該自由電荷キャリア(CF)の平均自由行程長(λn’)を有する、ドーピングされた半導体材料を含む、さらなる結晶体(10”)であって、該平均自由行程長は、該1つの結晶体(10’)の該自由電荷キャリア(CF)の該より小さい平均自由行程長(λr)よりも大きい、さらなる結晶体と、
    該結晶体(10’)と該結晶体(10”)との間にウェハボンディングによって作製された接合と、
    を有する、本体。
  4. 導電型(p;n)のドーピングされた半導体材料と、導電型(p;n)と逆の導電型(n;p)のドーピングされた半導体材料(12)との間に、少なくとも1つの遷移(100’)を有する、請求項3に記載の本体。
  5. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の、ドーピングされた半導体材料を含む本体(1)を作製する方法であって、自由電荷キャリア(CF)の特定の平均自由行程長(λn)と、該特定の平均自由行程長よりも小さい、自由電荷キャリア(CP)の平均自由行程長(λr)とを有する方法であって、
    ドーピングされた半導体材料を含む結晶層(20)の該自由電荷キャリア(CF)を、該特定の平均自由行程長(λn)を有する、ドーピングされた半導体材料を含む基板結晶(10)上にエピタキシャル成長させる行程であって、該結晶層は、少なくとも局所的に、該特定の平均自由行程長(λn)よりも小さい、該自由電荷キャリア(CP)の平均自由行程長(Ar)を有する、工程を包含する、方法。
  6. 請求項1〜4のいずれか1つに記載の、ドーピングされた半導体材料を含む本体(1)を作製する方法であって、自由電荷キャリア(CP)の特定の平均自由行程長(λn)と、該特定の平均自由行程長(An)よりも小さい、該自由電荷キャリア(CF)の平均自由行程長(λr)とを有する方法であって、
    該自由電荷キャリア(CP)の該特定の平均自由行程長(λn)を有する、ドーピングされた半導体材料を含む結晶体(10’)であり、少なくとも局所的に、特定の平均自由行程長(λn)よりも小さい該自由電荷キャリア(CF)の平均自由行程長(λr)を有する結晶体(10’)と、
    該自由電荷キャリア(CP)の該より小さい平均自由行程長(λr)よりも大きい、該自由電荷キャリア(CP)の平均自由行程長(λn’)を有する、ドーピングされた半導体材料を含む、さらなる結晶体(10”)と、
    をウェハボンディングによって接合する工程を包含する、方法。
  7. 前記自由電荷キャリア(CF)の前記特定の平均自由行程長(λn)を有するドーピング半導体材料を含む前記結晶層(20)を成長させる工程と、該結晶層(20)内に散乱源(21’)を生成する工程とを包含する、請求項5に記載の方法。
  8. 非ドーピング不純物粒子(21)を前記結晶層(20)内に導入することによって、該結晶層(20)内に散乱源(21’)が生成される、請求項7に記載の方法。
  9. 前記結晶層(20)の成長中に非ドーピング不純物粒子(21)を添加することによって、該結晶層(20)内に散乱源(21’)が生成される、請求項8に記載の方法。
  10. 前記結晶層(20)の成長中に該結晶層(20)内に散乱源(21’)を生成するために提供された、非ドーピング不純物粒子(21)の量が、時間とともに変更される、請求項9に記載の方法。
  11. 散乱源(21’)は、非ドーピング不純物粒子(21)を前記結晶層(20)の中に拡散させることによって生成される、請求項10に記載の方法。
  12. 前記自由電荷キャリア(CF)の前記より小さい平均自由行程長(λr)を有する前記結晶層(20)上に、前記本体(1)のさらなるドーピングされた半導体材料(30)が付与され、該半導体材料は、該自由電荷キャリア(CF)の平均自由行程長(λn’)を有し、該平均自由行程長は、該結晶層(20)の該自由電荷キャリア(CF)の該より小さい平均自由行程長(Ar)よりも大きい、請求項5、または請求項7〜11のいずれか1つに記載の方法。
  13. 前記本体(1)の前記さらなるドーピングされた半導体材料(30)は、前記より小さい平均自由行程長(λr)を有する前記結晶層(20)上にエピタキシによって成長させられた、ドーピングされた半導体材料を含む結晶層(20’)を有する、請求項12に記載の方法。
  14. 前記本体(1)の前記さらなるドーピングされた半導体材料(30)は、ドーピングされた半導体材料を含む単結晶結晶体(10”)を有し、該単結晶結晶体は、前記基板結晶(10)上に露出する結晶層(20、20’)とウェハボンディングによって接合される、請求項12または13に記載の方法。
  15. 前記本体(1)の前記さらなるドーピングされた半導体材料(30)は、前記基板結晶(10)の導電型(n;p)と逆の導電型(p;n)を有し、前記より小さい平均自由行程長(λr)を有する前記結晶層(20)は、該基板結晶(10)の該導電型(n;p)および/または前記本体(1)の該さらなるドーピングされた半導体材料(30)の該逆の導電型(p;n)を有する、請求項12〜14のいずれか1つに記載の方法。
  16. より小さい平均自由行程長(λr)を有する結晶体(10’)を、
    自由電荷キャリア(CF)の特定の平均自由行程長(An)を有するドーピングされた半導体材料を含む結晶体(10’)を用いることによって、
    該特定の平均自由行程長(λn)の該結晶体(10’)内に散乱源(21’)を生成することによって、
    作製する工程を包含する、請求項10に記載の方法。
  17. 散乱源(21’)は、非ドーピング不純物粒子(21)を前記結晶体(10’)内に導入することによって、前記特定の平均自由行程長(λn)の該結晶体(10’)内に作製される、請求項16に記載の方法。
  18. 散乱源(21’)は、前記特定の平均自由行程長(λn)の前記結晶体(10’)が成長させられる間に、非ドーピング不純物粒子(21)を該結晶体(10’)内に添加することによって生成される、請求項17に記載の方法。
  19. 散乱源(21’)は、非ドーピング不純物粒子(21)を前記結晶体(10’)の中に拡散させることによって生成される、請求項17または18の1つに記載の方法。
  20. 前記結晶体(10’)の成長中に、該結晶体(10’)に散乱源(21’)を生成するために提供された、非ドーピング不純物粒子(21)の量が、時間とともに変更される、請求項17〜19のいずれか1つに記載の方法。
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