JP2004344036A - 物質導入装置及び物質導入システム - Google Patents

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Abstract

【課題】物質導入装置及び物質導入システムに関し、細胞の種類及び導入物質の種類を問わないインジェクション方式のスループットを向上する。
【解決手段】細胞入力部1と、細胞出力部2と、前記細胞入力部1と前記細胞出力部2とを連結する流路3と、前記流路3中に設けられ、前記細胞入力部1より前記流路3に導入された細胞6を捕捉する捕捉部4と、前記捕捉部4で捕捉された細胞6に遺伝子溶液もしくは薬剤溶液を導入する針7を備えた挿入部5とを少なくとも有し、前記細胞出力部2より導入済細胞を得る機能を具備する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は物質導入装置及び物質導入システムに関するものであり、例えば、ライフサイエンス分野、特に、再生医療及びゲノム創薬に関連する分野において細胞内に遺伝子溶液或いは薬剤溶液を高スループットで導入するための構成に特徴のある物質導入装置及び物質導入システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、再生医療及びゲノム創薬等の分野において、遺伝子及び薬剤を導入した細胞を利用する機会が増加している。
研究用途において、すでに多くの遺伝子導入技術が用いられているが、医療用への適用においては、研究用途とは異なる要求が存在する。
【0003】
それは、主に、
(1)細胞及び導入物質の種類を問わないこと、
(2)導入効率が高いこと、
(3)導入済細胞を大量に供給できること
の3点と言われている。
特に、細胞の大量供給は重要であり、再生医療では一度に10〜10個の細胞を用いると言われている。
【0004】
このような遺伝子導入の方法としては、多くの技術が知られているが、議論の前提として、前述の(1)及び(2)の要求を満足する手法であるインジェクション法(例えば、特許文献1或いは特許文献2参照)を取り上げる。
【0005】
このインジェクション法は、100%に近い導入成功率の高さが特色である。
導入は顕微鏡下で行われ、熟練した作業者または分解能の高い制御装置を用いることにより、細胞へのダメージを最低限に抑える針先制御が行われている。
このインジェクション法の欠点は、熟練した作業者でも1時間あたり数百個と言われているように、スループットが低いことである。
【0006】
そこで、この欠点を補うために、いくつかの提案がなされている(例えば、特許文献3或いは特許文献4参照)。
例えば、特許文献3においては、細胞を1次元乃至2次元のアレイ型に整列してから、キャピラリアレイを用いて一度にインジェクションを行う方式が提案されている。
【0007】
また、特許文献4においては、導入細胞を個別に顕微鏡で観察しながら遺伝子導入を行える方式を意図して、シリコン基板側面に1次元アレイ状に形成した捕捉部に細胞を捕捉し、上部から観察しながら焦点深度内でキャピラリを動かし、遺伝子導入を行う方法が提案されている。
【0008】
【特許文献1】
特開平05−192171号公報
【特許文献2】
特開平06−343478号公報
【特許文献3】
特開2000−023657号公報
【特許文献4】
特開2002−027969号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述の特許文献3においては、アレイ上に整列された細胞は様々な形状を持つために、キャピラリアレイを用いるとキャピラリが細胞に刺さらなかったり、逆に細胞を破壊してしまう場合があるという問題がある。
【0010】
また、特許文献4の場合は、基礎研究や人工授精などの分野では有効であるが、細胞供給及び取り出しの自動化は意図されていないため、再生医療やゲノム創薬などの産業応用には、スループットの点で問題がある。
【0011】
したがって、本発明は、細胞の種類及び導入物質の種類を問わないインジェクション方式のスループットを向上することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理的構成の説明図であり、ここで、図1を参照して本発明における課題を解決するための手段を説明する。
図1参照
上記目的を達成するため、本発明は、物質導入装置において、細胞入力部1と、細胞出力部2と、前記細胞入力部1と前記細胞出力部2とを連結する流路3と、前記流路3中に設けられ、前記細胞入力部1より前記流路3に導入された細胞6を捕捉する捕捉部4と、前記捕捉部4で捕捉された細胞6に遺伝子溶液もしくは薬剤溶液を導入する針7を備えた挿入部5とを少なくとも有し、前記細胞出力部2より導入済細胞を得る機能を具備することを特徴とする。
【0013】
この様な構成により、遺伝子或いは薬液導入前細胞6の配給と、導入後細胞6の取り出し、インジェクションの自動化が可能になり、スループットを大幅に向上することができる。
【0014】
この場合、物質導入装置の少なくとも捕捉部4及び挿入部5を、透明材質で構成することが望ましく、捕捉された細胞6が挿入部5より挿入される針7によって遺伝子溶液もしくは薬剤溶液を導入される過程を透過方式にて観察しながら操作することができる。
【0015】
また、細胞入力部1、細胞出力部2、及び、捕捉部4が、外部配管との接続部分に着脱構造を有することが望ましく、それによって、装置の交換を容易にし,メンテナンス性を向上することができる。
【0016】
また、捕捉部4は、流路3の底面と底面と反対側に形成された開口部との間に形成されるとともに導入された細胞6よりも十分小さい径を持つ捕捉穴を有し、且つ、開口部において吸引装置10によって負圧を発生させるように構成することが望ましく、それによって、捕捉部4に細胞6が接近したことを確認したのちに、捕捉部4に接続された吸引装置10を操作して、細胞6を捕捉穴にて捕捉することができる。
【0017】
特に、捕捉部4の近傍において、流路3の幅を広くしたり、流路3を蛇行させたり、或いは、流路3の底面に段差を設けることがのぞましく、それによって捕捉部4の近傍において細胞6の移動速度を遅くすることができるので、捕捉穴における細胞6の捕捉効率を高めることができる。
【0018】
また、挿入部5は、捕捉部4と反対側の流路3の天井面と該天井面と反対側に形成された開口部との間に形成されるとともに、上記針7が通過できる程度に細い径を持つ通過穴を有し、且つ、捕捉穴が通過穴に投影的に包含されるように構成することが望ましい。
【0019】
この様な構成を採用することにより、通過穴の中心線の延長が捕捉した細胞6の中心を通るため、針7の軸方向の挿入動作のみで導入操作を完了することができる。
【0020】
また、上述の物質導入装置を用いて物質導入システムを構築するためには、周辺機器として、細胞入力部1と接続された送液装置8と、細胞出力部2と接続された培養装置9と、捕捉部4と接続された吸引装置10と、挿入部5と接続された針7及び駆動装置と、捕捉部4及び挿入部5を観察する観測部及び光源とを少なくとも設ければ良い。
【0021】
この場合、観測部としては、30mm以上の作動距離のレンズユニットと、物質導入装置を固定するステージと、物質導入装置内の流路3に垂直で、捕捉部4及び挿入部5を通過し且つステージ面上を通る直線を回転軸とする支柱から構成され、捕捉部4において捕捉された細胞6に対して作動距離を同一に保ちながら仰角を一定の範囲で任意に設定することが望ましく、それによって、捕捉部4にて捕捉された細胞6と挿入部5から挿入される針7との同時観察を行うことが可能になる。
【0022】
【発明の実施の形態】
ここで、図2及び図3を参照して、本発明の第1の実施の形態の細胞用物質導入システムを説明する。
図2(a)参照
図2(a)は、本発明の第1の実施の形態の細胞用物質導入システムの概略的構成図であり、細胞用物質導入装置20、細胞用物質導入装置20を載置するステージ21、ステージ21に固定されるとともにレンズユニット23を支持固定する支柱22、細胞用物質導入装置20に設けた細胞導入部にキャリア液とともに細胞を導入する送液装置50、細胞用物質導入装置20に設けた捕捉部において流れてきた細胞を吸引することによって捕捉する吸引装置60、細胞用物質導入装置20に設けた捕捉部において捕捉した細胞に遺伝子溶液或いは薬液溶液を導入する針71を備えるとともに、針71を一軸方向に駆動する針駆動装置70、遺伝子溶液或いは薬液溶液を導入した細胞を取り出して培養する培養装置80、細胞用物質導入装置20に設けた捕捉部を照明する光源90から構成される。
【0023】
この場合、レンズユニット23の差動距離は、30mm以上、好適には40〜50mmであり、また、レンズユニット23を保持・固定する支柱22は、ステージ面を通る直線を回転軸とし、捕捉された細胞に対して作動距離を同一に保ちながら仰角を一定の範囲で任意に設定することができる。
【0024】
この様に長い差動距離を有することによって、針71による導入操作に障害を与えることなく、捕捉部における細胞捕捉や、針71による導入操作を観察することができる。
また、レンズユニット23を支柱22を軸として回転可能にしているので、任意の仰角から捕捉部の観察が行えるようになり、観察と遺伝子導入を同時に実現することができる。
【0025】
図2(b)参照
図2(b)は、細胞用物質導入装置を中心とした拡大図であり、細胞用物質導入装置20には、流路31が設けられており、流路31の一端に細胞入力部41が設けられ、送液装置50から伸びるチューブ51の端部には着脱部材52が設けられており、着脱部材52はネジ構造を利用して細胞入力部41に装着される。
【0026】
また、流路31の他端には細胞出力部42が設けられ、培養装置80から伸びるチューブ81の端部には着脱部材82が設けられており、着脱部材82はネジ構造を利用して細胞出力部42に装着される。
【0027】
また、流路31の中央部近傍の下側に捕捉部32が設けられ、この捕捉部32に設けられた開口部に、吸引装置60から伸びるチューブ61の端部には着脱部材62が設けられており、着脱部材62はネジ構造を利用して開口部に装着され、流路23を流れるキャリア液を吸引することにより細胞を捕捉する。
【0028】
また、捕捉部32の上側には捕捉部32を覆う大きさの開口部を有する挿入部43が設けられ、挿入部43から針71が挿入され、捕捉部32に捕捉された細胞11に針71を突き刺して遺伝子溶液或いは薬液溶液を注入する。
【0029】
次に、図3を参照して、本発明の第1の実施の形態の細胞用物質導入装置の捕捉部近傍の具体的構成を説明する。
図3(a)及び(b)参照
図3(a)は本発明の第1の実施の形態の細胞用物質導入装置20の流路31に沿った概略的要部断面図であり、また、図3(b)は細胞用物質導入装置20を構成する下板30の概略的要部平面図である。
【0030】
この細胞用物質導入装置20は、透明なポリカーボネートからなる厚さが、例えば、下板30と上板40とにより構成され、下板30には流路31が設けられており、例えば、幅が50μmで深さが50μmの流路31の中央部近傍の捕捉部32において流路31の幅を150μmに拡張し、キャリア液の流れを遅くして細胞11の捕捉を容易にする。 なお、この流路31の幅及び深さは、細胞11の外径(15〜20μm)を考慮して設定している。
【0031】
この捕捉部32において、直径が0.5mmの開口部33を形成するとともに、膜薄になった流路31の底部にエキシマレーザを用いたレーザ加工によって例えば、直径が5μmの捕捉穴34を設ける。
【0032】
捕捉穴34の直径は細胞11が抜け出ることがなく且つ確実に捕捉できるように、5μmとしており、開口部33に嵌合された上述の着脱部材62を介して吸引装置60で吸引され、細胞11を捕捉穴34に捕捉する。
【0033】
一方、上板40の捕捉部32に対向する領域に針71を挿通するための開口部44を形成するとともに、膜薄部にエキシマレーザを用いたレーザ加工によって例えば、直径が10〜20μmの挿通穴45を設けて挿入部43を構成する。
【0034】
この挿通穴45の直径は、先端部の直径が1μm程度の針が容易に通過できるとともに、キャリア液が吹き出さないように、10〜20μmとしている。
なお、ここでは、図示を省略しているが、上板40には、図2(b)に示した細胞入力部41及び細胞出力部42が設けられている。
【0035】
次に、この細胞用導入システムを用いたインジェクション方法を説明すると、まず、細胞を分散させたキャリア液からなる細胞懸濁液を液体クロマトグラフ用ポンプ等を用いた送液装置50から細胞入力部41へ導入し流路31を介して捕捉部32へ輸送する。
なお、細胞懸濁液とは、細胞が液体培地中に浮遊しているものを指す。
【0036】
流路31に入った細胞11が捕捉部32に接近すると、捕捉部32の付近で流路31の幅に広くなっているので細胞11の移動が遅くなり、この速度の遅くなった細胞11をレンズユニット23を介して画像処理装置(図示を省略)で検出し、吸引装置60を動作させてキャリア液とともに吸引することによって、細胞11を捕捉穴34に捕捉する。
この場合、細胞用物質導入装置は透明部材で構成されているので、下側から光源90によって照射することにより、細胞11の捕捉状態を良好に観察することができる。
【0037】
この捕捉穴34に細胞11が捕捉されたことを、同じ画像処理装置(図示を省略)で検出し、制御装置(図示を省略)を介して針駆動装置70に指令して針71を一軸方向に移動させて挿入部43に設けた挿通穴44を挿通させて細胞11を突き刺し、細胞11の内部の遺伝子溶液或いは薬剤溶液を注入する。
この場合、挿通穴44の中心線の延長が捕捉した細胞11の中心を通るように設計されているために、針71の一軸方向の挿入動作のみで導入操作が完了する。
この場合、レンズユニット23の差動距離は30mm以上であるので、このレンズユニット23の存在が、針71の挿入動作等に影響を与えることはない。
【0038】
次いで、同じ画像処理装置(図示を省略)で注入操作の完了を確認したのちに、捕捉部32に接続された吸引装置60を操作して、細胞11を捕捉部32に設けた捕捉穴34から開放する。
【0039】
捕捉部32から開放された細胞11は、キャリア液とともに、幅の狭くなった流路31に流れ込んで移動速度が速くなる。
そして、細胞出力部42から、注入済の細胞11が細胞懸濁液の状態で吐出され、吐出された細胞懸濁液は細胞出力部42に接続された着脱部材82及びチューブ81を経て培養装置80に取り込まれて培養が行われる。
【0040】
なお、この場合、流路31の幅及び深さを50μm程度にしているので、ほぼ完全に細胞11を捕捉できるが、仮に捕捉できずに遺伝子溶液或いは薬剤溶液が注入されずに培養装置80に取り込まれても、最終的に取り出す細胞は注入した遺伝子溶液或いは薬剤溶液によって作用が発現した細胞のみであるので問題はない。
【0041】
以上、説明したように、本発明の第1の実施の形態においては、全ての工程を自動化して行っており、また、流路31に幅の変化を設けて捕捉部32以外における細胞11の移動速度を速くしているので、インジェクション工程を高スループットで行うことができる。
また、本発明においては、細胞用物質導入装置20を樹脂材料で構成することにより、比較的安価かつ大量に製造することができる。
【0042】
次に、図4を参照して、本発明の第2の実施の形態の細胞用物質導入システムを説明するが、細胞用物質挿入装置に設ける流路の形状が異なるだけであるので、流路の構成のみを説明する。
【0043】
図4参照
図4は、本発明の第2の実施の形態に用いられる細胞用物質挿入装置を構成する下板の概略的要部平面図であり、流路31の幅は、例えば、ほぼ一定の50μmとし、捕捉部32において屈曲させて蛇行部35を設けたものである。
この場合も、細胞懸濁液は蛇行部35において流れる方向が変化するので流速が遅くなり、細胞11を容易に捕捉することが可能になる。
【0044】
次に、図5を参照して、本発明の第3の実施の形態の細胞用物質導入システムを説明するが、この場合も細胞用物質挿入装置に設ける流路の形状が異なるだけであるので、流路の構成のみを説明する。
【0045】
図5参照
図5は、本発明の第3の実施の形態に用いられる細胞用物質挿入装置の流路に沿った概略的要部断面図であり、流路31の幅はほぼ一定の50μmであるが、捕捉穴34の近傍以降の下流において、流路31を浅くして段差部36を設けたものである。
【0046】
この場合は、流れてきた細胞11は段差部36で引っ掛かりやすくなるので、この段差部36近傍に細胞11が流れたきたことを画像処理装置で検出して、吸引装置60を動作させることによって、細胞11を捕捉穴34によって捕捉することができる。
【0047】
以上、本発明の各実施の形態を説明してきたが、本発明は各実施の形態に記載した構成に限られるものではなく、各種の変更が可能である。
例えば、各周辺装置のチューブと細胞用物質導入装置の接続は、チューブ終端に設けたネジ構造を利用して細胞用物質導入装置の本体と接続しているが、細胞用物質導入装置に接して図示していない治具を作成し、この治具とねじ等とを接続しても良いものである。
【0048】
また、接続はネジ構造に限られるものではなく、例えば、着脱部材に弾性を持たせて、弾性を利用して開口部に嵌合するようにしても良いものである。
【0049】
また、上記の各実施の形態においては、画像処理装置及び制御装置を用いて、全ての作用を自動化して行っているが、少なくとも一部を手動によって行っても良いものである。
【0050】
また、上記の各実施の形態においては、細胞用物質導入装置をポリカーボネートで構成しているが、ポリカーボネートに限られるものではなく、他の透明樹脂を用いても良いものであり、さらには、ガラスを用いても良いものである。
【0051】
また、上記各実施の形態においては、細胞用物質導入装置を構成する上板及び下板を単層構造として説明しているが、設ける開口の深さ等に応じて多層構造にしても良いものである。
【0052】
また、上記の各実施の形態においては、流路を下板側に形成しているが、上板側に細胞入力部及び細胞出力部と一体に設けても良いものである。
【0053】
ここで、再び、図1を参照して、改めて本発明の詳細な特徴を説明する。
再び、図1参照
(付記1) 細胞入力部1と、細胞出力部2と、前記細胞入力部1と前記細胞出力部2とを連結する流路3と、前記流路3中に設けられ、前記細胞入力部1より前記流路3に導入された細胞6を捕捉する捕捉部4と、前記捕捉部4で捕捉された細胞6に遺伝子溶液もしくは薬剤溶液を導入する針7を備えた挿入部5とを少なくとも有し、前記細胞出力部2より導入済細胞を得る機能を具備することを特徴とする物質導入装置。
(付記2) 上記物質導入装置の少なくとも捕捉部4及び挿入部5が、透明材質で構成されることを特徴とする付記1記載の物質導入装置。
(付記3) 上記細胞入力部1、細胞出力部2、及び、捕捉部4が、外部配管との接続部分に着脱構造を有することを特徴とする付記1または2に記載の物質導入装置。
(付記4) 上記捕捉部4は、前記流路3の底面と該底面と反対側に形成された開口部との間に形成されるとともに導入された細胞6よりも十分小さい径を持つ捕捉穴を有し、且つ、前記開口部において吸引装置10によって負圧を発生させることを特徴とする付記1乃至3のいずれか1に記載の物質導入装置。
(付記5) 上記流路3の幅が、上記捕捉部4の近傍において前記近傍以外の部分より広いことを特徴とする付記4記載の物質導入装置。
(付記6) 上記流路3が、上記捕捉部4の近傍部分において前記付近以外の部分より屈曲していることを特徴とする付記4記載の物質導入装置。
(付記7) 上記流路3の底面が、上記捕捉部4において段差部を有することを特徴とする付記4記載の物質導入装置。
(付記8) 上記挿入部5は、上記捕捉部4と反対側の流路3の天井面と該天井面と反対側に形成された開口部との間に形成されるとともに、上記針7が通過できる程度に細い径を持つ通過穴を有し、且つ、上記捕捉穴が前記通過穴に投影的に包含されることを特徴とする付記4乃至7のいずれか1に記載の物質導入装置。
(付記9) 付記1乃至8のいずれか1に記載の物質導入装置の細胞入力部1と接続された送液装置8と、上記細胞出力部2と接続された培養装置9と、上記捕捉部4と接続された吸引装置10と、上記挿入部5と接続された針7及び駆動装置と、前記捕捉部4及び挿入部5を観察する観測部及び光源とを少なくとも備えたことを特徴とする物質導入システム。
(付記10) 上記観測部が、30mm以上の作動距離のレンズユニットと、上記物質導入装置を固定するステージと、前記物質導入装置内の流路3に垂直で、上記捕捉部4及び挿入部5を通過し且つ前記ステージ面上を通る直線を回転軸とする支柱から構成され、前記捕捉部4において捕捉された細胞6に対して作動距離を同一に保ちながら仰角を一定の範囲で任意に設定可能とすることによって、前記捕捉部4にて捕捉された細胞6と前記挿入部5から挿入される針7との同時観察を行う機能を有することを特徴とする付記9記載の物質導入システム。
【0054】
【発明の効果】
本発明によれば、細胞用物質導入装置に細胞をほぼ完全に捕捉する捕捉部を設けるとともに、全ての工程を自動化して行うことができるので、細胞の種類及び導入物質の種類を問わないインジェクション方式でありながら、高スループットを実現することができ、ひいては、再生医療・ゲノム創薬等の事業の発展に寄与するところが大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理的構成の説明図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態の細胞用物質導入システムの説明図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の細胞用物質導入装置の捕捉部近傍の具体的構成の説明図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に用いられる細胞用物質挿入装置を構成する下板の概略的要部平面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に用いられる細胞用物質挿入装置の流路に沿った概略的要部断面図である。
【符号の説明】
1 細胞入力部
2 細胞出力部
3 流路
4 捕捉部
5 挿入部
6 細胞
7 針
8 送液装置
9 培養装置
10 吸引装置
11 細胞
20 細胞用物質導入装置
21 ステージ
22 支柱
23 レンズユニット
30 下板
31 流路
32 捕捉部
33 開口部
34 捕捉穴
35 蛇行部
36 段差部
40 上板
41 細胞入力部
42 細胞出力部
43 挿入部
44 開口部
45 挿通穴
50 送液装置
51 チューブ
52 着脱部材
60 吸引装置
61 チューブ
62 着脱部材
70 針駆動装置
71 針
80 培養装置
81 チューブ
82 着脱部材
90 光源

Claims (5)

  1. 細胞入力部と、細胞出力部と、前記細胞入力部と前記細胞出力部とを連結する流路と、前記流路中に設けられ、前記細胞入力部より前記流路に導入された細胞を捕捉する捕捉部と、前記捕捉部で捕捉された細胞に遺伝子溶液もしくは薬剤溶液を導入する針を備えた挿入部とを少なくとも有し、前記細胞出力部より導入済細胞を得る機能を具備することを特徴とする物質導入装置。
  2. 上記細胞入力部、細胞出力部、及び、捕捉部が、外部配管との接続部分に着脱構造を有することを特徴とする請求項1記載の物質導入装置。
  3. 上記捕捉部は、前記流路の底面と該底面と反対側に形成された開口部との間に形成されるとともに導入された細胞よりも十分小さい径を持つ捕捉穴を有し、且つ、前記開口部において吸引装置によって負圧を発生させることを特徴とする請求項1または2に記載の物質導入装置。
  4. 上記挿入部は、上記捕捉部と反対側の流路の天井面と該天井面と反対側に形成された開口部との間に形成されるとともに、上記針が通過できる程度に細い径を持つ通過穴を有し、且つ、上記捕捉穴が前記通過穴に投影的に包含されることを特徴とする請求項3記載の物質導入装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の物質導入装置の細胞入力部と接続された送液装置と、上記細胞出力部と接続された培養装置と、上記捕捉部と接続された吸引装置と、上記挿入部と接続された針及び駆動装置と、前記捕捉部及び挿入部を観察する観測部及び光源とを少なくとも備えたことを特徴とする物質導入システム。
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