JP2004333898A - 貼付ラベル - Google Patents

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JP2004333898A JP2003129975A JP2003129975A JP2004333898A JP 2004333898 A JP2004333898 A JP 2004333898A JP 2003129975 A JP2003129975 A JP 2003129975A JP 2003129975 A JP2003129975 A JP 2003129975A JP 2004333898 A JP2004333898 A JP 2004333898A
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Takao Nozaki
隆男 野崎
Nobumi Ochi
述史 越智
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Nozaki Insatsu Shigyo Co Ltd
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Nozaki Insatsu Shigyo Co Ltd
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Abstract

【課題】この発明は、ラベリングマシンがない場所においても、裏面に糊などを塗布しなくても、簡単に貼付作業が行えるようにすることを課題とするものである。
【解決手段】ラベル基材2の表面側に、感熱性印刷面3、裏面側に感熱性接着面5を設けた貼付ラベルにおいて、前記感熱性接着面5に部分的に、再湿性接着部6を設けたのである。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、配送ラベル、バーコードラベル、表示ラベル等として使用される貼付ラベルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の貼付ラベルとして、ラベル基材の表面側に、感熱性印刷面、裏面側に感熱性接着面を設けたものがある(特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−240132号公報
【0004】
この貼付ラベルは、印字用サーマルヘッドと、感熱性接着面を加熱するサーマルヘッドを備えたラベリングマシンを通すことにより、表面の印字と、裏面の接着性の付与を簡単に行えるので、非常に便利である。
【0005】
ところが、上記貼付ラベルは、裏面の接着面を活性化させるためには、上記のようなラベリングマシンを必要とするため、顧客が店舗などで、上記貼付ラベルをもらって、家庭などに持ち帰り、荷物などに貼付しようとする場合には、裏面に糊を塗布しなければならないという問題があった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
そこで、この発明は、ラベリングマシンがない場所においても、裏面に糊などを塗布しなくても、簡単に貼付作業が行えるようにすることを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、この発明は、ラベル基材の表面側に、感熱性印刷面、裏面側に感熱性接着面を設けた貼付ラベルにおいて、前記感熱性接着面に、前記感熱性接着面と、部分的に再湿性接着部を設けたのである。
【0008】
このように、感熱性接着面に、部分的に再湿性接着部を設けると、ラベリングマシンがない場所においても、裏面に糊などを塗布することなく、裏面を水で濡らすことにより、簡単に貼付作業が行える。
【0009】
ラベル基材は、従来から用いられている紙またはフィルム等である。感熱性印刷面は、印字サーマルヘッド用に使用され、通常100〜110℃で発色する組成のものである。感熱性接着面は、80〜90度という積極的な加熱よって溶融し、接着性(活性化)を呈するものである。再湿性接着部は水により接着性(活性化)を呈するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の一実施の形態である貼付ラベルを裏側から見た概略全体斜視図である。図2は、図1に示した貼付ラベルをII−II線で切断した切断片の裏面図である。図3は、図2の切断片をIII−III線で矢印方向から見た拡大断面図である。図1に示すように、この実施の形態における貼付ラベル(以下、ラベル1と呼ぶ)は、ロールに巻かれた長尺のテープ状に形成されている。このロールをラベリングマシンに装着し、貼付の際に、切断して使用されるものである。
【0011】
図3に示すように、ラベル1の表面は、感熱性印刷面3であり、ラベリングマシンの印字用サーマルヘッドで印字ができるようになっている。また、ラベリングマシンがない場合には、手書きで記入できるものである。裏面は、被貼付物に接する接着面であり、感熱性接着面5と、再湿性接着部6とからなる。ラベル1は、ラベル基材2の表面側に感熱性印刷面3が形成されており、ラベル基材2の裏面側には断熱層4が形成されている。さらに、断熱層4の裏面側に感熱性接着面5が形成されており、感熱性接着面5の裏面側に積層して、再湿性接着部6が部分的に設けられている。
【0012】
ラベル基材2は、上質紙を用い、この表面側に、感熱性印刷面3を、ロイコ染料と顕色剤との混合物などを用いて積層したものである。無論、このような形成方法に限定されるものでなく、例えば、ラベル基材2と感熱性印刷面3が既に形成された製品であるサーマル−ペーパ130LHB(商品名、リコー社製)などを用いてもよい。
【0013】
ラベル基材2の裏面側に形成された断熱層4は、ポリエチレンフィルムを利用してもよいし、トリ・エタノールアミンやアミノ・アルキッド樹脂など断熱効果のある樹脂を重合体混合し、塗布してもよい。印字用サーマルヘッドの温度は90〜110℃であるが、断熱層4の介在により、感熱性接着面5に伝わる温度は70℃以下であり、印字時に感熱性接着面5が活性化しないようになっている。このように、断熱層4は、ラベリングマシンを用いて印刷または貼付を行う際、ラベリングマシンから加えられる熱が、感熱性印刷面3あるいは感熱性接着面5に伝わらないようにするものである。したがって、ラベリングマシンから加えられる熱量および感熱性印刷面3と感熱性接着面5の活性化温度との関係で、その形成の有無、材質、層の厚さなどを決定すればよい。
【0014】
この断熱層4の裏面側に形成される感熱性接着面5は、例えば、感熱性接着シールである非フタレートタイプDICシールのED−900N(商品名、大日本インキ化学工業株式会社製)を用いて形成すればよい。
感熱性接着面5の裏面側に形成される再湿性接着部6は、例えば、合成樹脂エマルジョンであるポリゾールのS−16(商品名、昭和高分子株式会社製)を用いて形成すればよい。
なお、図4のように、再湿性接着部6を、感熱性接着面5と共に断熱層4上に形成してもよい。裏面の平面度がより高いものとなるので、貼付時に空気を含み難くなると共に接着強度があがる点で好適だからである。
【0015】
ラベルの製造は、感熱性接着面5の活性化温度に注意して行う。例えば、感熱性印刷面3を形成するのに、感熱性接着面5の活性化温度を超過するような場合には感熱性印刷面3を先に形成しておく。
【0016】
次に、図2に基づき、裏面側に形成される感熱性接着面5と再湿性接着部6が描く模様のパターンについて述べる。ラベル1の裏面には、再湿性接着部6が、線状で一定の間隔に並べられ、ラベル1の周辺1u、1d、1s、1sに対して傾斜し、かつ、交差して裏面に現れるように設けられている。このように構成したのは次の理由による。
【0017】
図5は、図1において他の模様のパターンとしたものを示す第1の例の裏面図である。例えば、図5のように、単に交差模様としても、感熱性接着面5と再湿性接着部6は、裏面の全域で平均した分布となり、かつ、再湿性接着部6が、縦方向または横方向のいずれの向きにも亘っているので、接着が安定し、かつ平均したものとなる。しかしながら、ラベル1の切断片の角部に再湿性接着部6が存在しない。一方、例えば、図2のように、傾斜をもつ交差模様にすると、対角線の如く、再湿性接着部6の縞を角部に配設できると共に、感熱性接着層5も角部に存在させることができる。したがって、上記の効果に加えて、ラベル1をいかなる形状や長さに切断しても、裏面の周縁部に感熱性接着面5と再湿性接着部6が平均して現れるため、いずれの接着法を用いても、ラベルの周縁部の接着がより安定したものとなる。無論、模様のパターンは、図2や図5に限定されない。
【0018】
例えば、図6は、図1において他の模様のパターンとしたものを示す第2の例の裏面図であり、図7は、図1において他の模様のパターンとしたものを示す第3の例の裏面図である。図6に示すように、再湿性接着部6を円形とし、一定間隔で均一に点在させたものでもよい。また、図7に示すように、再湿性接着部6を線状とし、一定の間隔で並べて縞状に配置したものでもよい。このようにしても、感熱性接着面5と再湿性接着部6は裏面の全域で平均した分布となるので、接着が安定し、かつ平均したものとなる。上記の縞や円の形状および配設する間隔は、使用に際するラベルの形状、対象物への接着強度等を考慮して設定すればよい。
【0019】
次に、この貼付ラベルの使用方法を述べる。ラベリングマシンを用いて印刷貼付を行う場合は従来と同様である。例えば、ラベル1に加熱印刷を行う場合は、ラベリングマシンの印字用サーマルヘッドを感熱性印刷面3に直接に接触させて感熱発色させ、印字を行う。印字の後、感熱性接着面5をラベリングマシンで加熱し、活性化する。活性化によって接着が可能となったラベルを商品などの対象物に貼り付けて、切断する。一方、例えば、貼付ラベルを顧客等に配布する場合は、貼付ラベルをロールから切断して顧客等に配布する。家庭等において、顧客等がペン等を用いて手書きで表面に記入し、その後、裏面に水を塗布して送物等の被貼付物に貼付すればよい。
【0020】
【発明の効果】
この発明によれば、ラベルの裏面側に、部分的に、再湿性接着部を設けたので、貼付けに際し、ラベリングマシンや糊を使用しなくともよく、家庭等でもラベルを簡単に貼り付けることができる。
【0021】
また、再湿性接着部を、ラベルの裏面側に、点在するように、または、縞状に設けて、ラベルの感熱性接着面と再湿性接着部が、ラベルの裏面側に、平均的に現れるようにしたので、上述の効果に加えて、接着が安定し、かつ平均したものとなる。
【0022】
さらに、縞状の再湿性接着部を、交差模様を描くように設けて、再湿性接着部が、縦方向または横方向のいずれの向きにも亘っているようにしたので、ラベルを縦または横向きのいずれに貼り付けても、より安定し、平均した接着が得られる。加えて、縞状の再湿性接着部が、周辺に対して傾斜するように設けて、ラベルの形状の周縁部にも平均して現れるようにしたので、ラベルを長尺のテープ状に形成して、使用の際に、適当な形状や長さに切断して使用しても、ラベルの周縁部においてより安定した接着が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態である貼付ラベルを裏側から見た概略全体斜視図である。
【図2】図1に示した貼付ラベルをII−II線で切断した切断片の裏面図である。
【図3】図2の切断片をIII−III線で矢印方向から見た拡大断面図である。
【図4】図3において、貼付ラベルに感熱性接着面と再湿性接着部とを設ける際の他の積層パターンを示した図である。
【図5】図1において他の模様のパターンとしたものを示す第1の例の裏面図である。
【図6】図1において他の模様のパターンとしたものを示す第2の例の裏面図である。
【図7】図1において他の模様のパターンとしたものを示す第3の例の裏面図である。
【符号の説明】
1 ラベル
2 ラベル基材
3 感熱性印刷面
4 断熱層
5 感熱性接着面
6 再湿性接着部

Claims (5)

  1. ラベル基材の表面側に、感熱性印刷面、裏面側に感熱性接着面を設けた貼付ラベルにおいて、前記感熱性接着面に、前記感熱性接着面と、部分的に再湿性接着部を設けたことを特徴とする貼付ラベル。
  2. 前記再湿性接着部が、前記感熱性接着面に、点在するように設けたことを特徴とする請求項1記載の貼付ラベル。
  3. 前記再湿性接着部が、前記感熱性接着面に、縞状に設けたことを特徴とする請求項1記載の貼付ラベル。
  4. 前記縞状の再湿性接着部が、交差模様を描くように設けたことを特徴とする請求項3記載の貼付ラベル。
  5. 前記縞状の再湿性接着部が、周辺に対して傾斜するように設けたことを特徴とする請求項3又は4記載の貼付ラベル。
JP2003129975A 2003-05-08 2003-05-08 貼付ラベル Pending JP2004333898A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013011647A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Ishida Co Ltd 印字装置
JP2015165330A (ja) * 2015-05-27 2015-09-17 株式会社イシダ 印字装置

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JP2013011647A (ja) * 2011-06-28 2013-01-17 Ishida Co Ltd 印字装置
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