JP2004292387A - シャンプー組成物 - Google Patents

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JP2004292387A
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Yuki Shitaya
由紀 下谷
Katsunori Onuma
克典 大沼
Yasuo Nagahara
恭生 永原
Shigemi Tagaki
成実 太垣
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Abstract

【解決手段】(A)両性界面活性剤、アニオン性界面活性剤及びノニオン性界面活性剤からなる群から選ばれる1種又は2種以上の洗浄性界面活性剤
(B)カチオン性界面活性剤
(C)(B)成分と単独で液晶構造体を形成する油分
を含有し、前記(C)成分と(B)成分で形成された平均粒径が20μm未満の液晶構造体が、組成物中に分散してなることを特徴とするシャンプー組成物。
【効果】本発明によれば、シャンプーをすすいだ時に発生する髪のきしみ感を改善し、特にきしみ感が発生しやすい染毛した髪においてきしみ感を改善し、泡立ちにすぐれ、洗髪後の髪のなめらかさ、べたつきのなさ及び経時での分散安定性に優れたシャンプー組成物を得ることができる。
【選択図】 なし

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、泡立ちがよく、シャンプーをすすいだ時に発生する髪のきしみ感を改善し、かつ洗髪後の髪のなめらかさ、べたつきのなさ及び経時での分散安定性に優れた毛髪洗浄組成物に関し、特にきしみ感が発生しやすい染毛した髪において、きしみ感を改善するシャンプー組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、シャンプーのきしみ感改善のためには、洗浄性界面活性剤及び洗浄性界面活性剤の対イオンの変更(特許文献1:特開平10−121090号公報参照)、カチオン性の高分子化合物をシャンプー中に配合する手法(特許文献2:特開平11−236320号公報参照)、アミノ酸化合物を用いる手法(特許文献3:特開平7−310100号公報参照)、植物抽出物を用いる手法(特許文献4:特開2001−207191号公報参照)等が提案されている。
【0003】
また、仕上り性能を向上させるためには、例えばシリコーン誘導体やその不溶性微粒子、あるいはエステル油等の油分(油性成分)を感触付与剤として配合する手法が提案されている。
【0004】
しかし、近年髪をカラーリングする消費者が増加している中、髪が損傷を受け、シャンプーをすすいだ時のきしみ感及び仕上りにおける髪のざらつき、ごわつきに対して、さらなる効果を有するシャンプー組成物が望まれている。
【0005】
一方、液晶を形成する組成物には、カチオン活性剤、高級アルコール及びポリグリセリン脂肪酸エステルからなる液晶分散洗浄剤組成物(特許文献5:特開2001−311099号公報参照)、カチオン活性剤から成るベシクルに紫外線吸収剤、水溶性物質を内包させた毛髪化粧料(特許文献6:特開平9−87147号公報参照)等があるが、きしみ及び仕上り改善には効果が十分とは言えなかった。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−121090号公報
【特許文献2】
特開平11−236320号公報
【特許文献3】
特開平7−310100号公報
【特許文献4】
特開2001−207191号公報
【特許文献5】
特開2001−311099号公報
【特許文献6】
特開平9−87147号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、泡立ちがよく、シャンプーをすすいだ時に発生する髪のきしみ感を改善し、特にきしみ感が発生しやすい染毛した髪において、きしみ感を改善し、かつ仕上り性能(髪のなめらかさ、べたつきのなさ)及び経時での分散安定性に優れたシャンプー組成物を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、洗浄性界面活性剤、カチオン性界面活性剤及びカチオン性界面活性剤と単独で液晶構造体を形成する油分を含有し、平均粒径が20μm未満の前記液晶構造体が組成物中に分散してなることを特徴とするシャンプー組成物とすることにより、泡立ちがよく、シャンプーすすぎ時のきしみ、特にカラードヘアの激しいきしみ感を改善し、かつ仕上りのなめらかさ、べたつきのなさ及び経時での分散安定性に優れた毛髪洗浄組成物を得られることを見出し、本発明をなすに至ったものである。
【0009】
従って、本発明は
(A)両性界面活性剤、アニオン性界面活性剤及びノニオン性界面活性剤からなる群から選ばれる1種又は2種以上の洗浄性界面活性剤
(B)カチオン性界面活性剤
(C)(B)成分と単独で液晶構造体を形成する油分
を含有し、前記(C)成分と(B)成分で形成された平均粒径が20μm未満の液晶構造体が、組成物中に分散してなることを特徴とするシャンプー組成物を提供する。
【0010】
本発明のシャンプー組成物は、さらに、(D)屈折率1.46未満のシリコーンを含有することが好ましい。
【0011】
以下、本発明につきさらに詳しく説明する。
(A)成分は、両性界面活性剤、アニオン性界面活性剤及びノニオン性界面活性剤からなる群から選ばれる1種又は2種以上の洗浄性界面活性剤である。
【0012】
両性界面活性剤としては、アルキルベタイン系活性剤、アミドベタイン系活性剤、スルホベタイン系活性剤、ヒドロキシスルホベタイン系活性剤、アミドスルホベタイン系活性剤、ホスホベタイン系活性剤、イミダゾリニウムベタイン系活性剤、アミノプロピオン酸系活性剤、アミノ酸系活性剤等が挙げられる。
【0013】
中でも、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸ジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルイミノジプロピオン酸、N−[3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸が好ましい。
【0014】
アニオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アシル化アミノ酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、N−アシル−N−メチルタウリン塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、脂肪酸石ケン、アルキルリン酸エステル塩、N−ラウロイルグルタミン酸塩、N−パルミトイルグルタミン酸塩、N−ラウロイル−N−エチルグリシン塩、N−ラウロイルザルコシン塩、N−ミリストイル−β−アラニン塩等が挙げられる。
【0015】
ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ヤシ油脂肪酸アルカノールアミド、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグリコシド、アルキルグリセリルグリコシド、メチルグルコシド脂肪酸エステル等が挙げられる。中でもポリエチレングリコールモノステアレート、モノラウリン酸デカグリセリル、ベヘニン酸モノグリセリル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレン(160)ポリオキシプロピレン(30)グリコール、アルキルグルコシド等が好ましい。
【0016】
(A)成分の配合量は、シャンプー組成物中の2〜60質量%が好ましく、10〜50質量%がより好ましい。本発明においては、泡立ちの点からイオン性を示す活性剤(両性界面活性剤、アニオン性界面活性剤)の配合量が、組成物全体に対し、2質量%を超え、5質量%以上が好ましく、特に10質量%以上が好ましい。イオン性を示す活性剤の配合量の上限は特に限定されないが、通常30質量%である。また、分散安定性の観点から、アニオン性を示す活性剤(アニオン界面活性剤)が、組成物全体に対し、5質量%未満であり、2質量%以下が好ましく、特に1質量%以下が好ましい。アニオン性を示す活性剤の配合量の下限は特に限定されないが、通常0.1質量%である。なお、すすぎ時のきしみ防止の持続性の点から、両性界面活性剤を単独で用いることが好ましい。
【0017】
(B)成分は、カチオン性界面活性剤であり、シャンプー組成物に配合し得るものであれば、その種類は特に制限されず、例えば下記一般式(1)で表されるアルキル第四級アンモニウム塩等が好適に使用される。
【0018】
【化1】
Figure 2004292387
〔式中、R、R、R及びRは、それぞれアルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルケニル基、ポリアルキレンオキシド基又はベンジル基を示し、R、R、R及びRのうち1つ又は2つは炭素数10〜24、好ましくは16〜22の直鎖アルキル基、ヒドロキシアルキル基又はアルケニル基であり、残りはメチル基、エチル基、ベンジル基、又は−(CO)−Hもしくは−(CO)−H(但し、q及びrはそれぞれ1〜5の整数)で表されるポリアルキレンオキサイド基であり、これらは互いに同一であっても異なっていてもよい。また、Zは陰イオンを示す。〕
【0019】
カチオン性界面活性剤は、通常、塩の形で配合され、具体的には塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類、グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩等として用いることができる。
【0020】
上記一般式(1)で表される(B)成分の具体例としては、例えば、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド、セトステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジベヘニルジメチルアンモニウムクロライド等を挙げることができる。
【0021】
その中でも、16〜22の直鎖アルキル基を有するものが好ましく、具体的に、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド等が挙げられる。これらのうち、塩酸塩、臭素酸塩の形が好ましい。
【0022】
また、下記一般式(2)で表されるグアニジン誘導体又はその塩も、カチオン性界面活性剤として好適に使用することができる。
【0023】
【化2】
Figure 2004292387
(式中、Rは炭素数1〜21の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基又はアルケニル基、Aは炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基であり、tは1〜5の整数であって、tが2以上の場合、各ブロック中のAは互いに異なってもよい。)
【0024】
上記一般式(2)中のRは、炭素数1〜21、好ましくは11〜19の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基又はアルケニル基であり、例えば、C1123−、C1225−、C1327−、C1429−、C1531−、C1633−、C1735−、(C17CH−、4−C1530−等の基が好適である。
【0025】
置換基Aは、炭素数1〜10、好ましくは2〜6の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基であり、例えばメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、イソプロピレン基、2−ペンテニル基、2−エチルブチレン基等が挙げられる。
【0026】
上記一般式(2)で表わされるグアニジン誘導体は、通常、塩の形で配合され、具体的には塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類、グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩等として用いることができる。これらのうち、塩酸塩、臭素酸塩、酢酸塩、グリコール酸塩、クエン酸及び酸性アミノ酸塩の形が好ましい。
【0027】
さらに、アミノ酸系カチオン界面活性剤も、カチオン性界面活性剤として好適に使用することができる。アミノ酸系カチオン界面活性剤としては、モノ−N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩を挙げることができる。この化合物を構成する塩基性アミノ酸としては、例えば、オルニチン、リシン及びアルギニン等の天然アミノ酸を挙げることができる。また、α,γ−ジアミノ酪酸のような合成アミノ酸を用いることも可能である。これらは光学活性体でもラセミ体でもよい。
【0028】
また、そのアシル基は、炭素数が8〜22の飽和又は不飽和の高級脂肪酸残基である。これらは天然のものでも合成されたものでもよい。例えば、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基及びステアロイル基等の単一高級脂肪酸残基、並びにヤシ油脂肪酸残基及び牛脂高級脂肪酸残基等の天然の混合高級脂肪酸残基を採用することができる。
【0029】
低級アルキルエステル成分としては、メチルエステル、エチルエステル、プロピルエステル、ブチルエステル、ペンチルエステル、ヘキシルエステル、ヘプチルエステル及びオクチルエステルが好適である。低級アルキルエステル成分は、通常、塩の形で配合され、具体的には塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類、グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩等として用いることができる。これらのうち、塩酸塩、L−又はDL−ピロリドンカルボン酸塩及び酸性アミノ酸塩の形が好ましい。
【0030】
さらに、アミドアミン型界面活性剤も、カチオン性界面活性剤として好適に使用することができる。アミドアミン型界面活性剤としては、下記一般式(3)で表される化合物を用いることができる。
【0031】
【化3】
Figure 2004292387
(式中、Rは炭素数7〜23、好ましくは9〜22の脂肪酸残基、さらに好ましくは13〜22であり、Rは炭素数1〜4のアルキル基、好ましくはメチル基又はエチル基、mは2〜4の整数を示す。)
【0032】
上記一般式(3)で表されるアミドアミン型界面活性剤としては、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ヤシ油脂脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミドが挙げられる。これらは、通常、塩の形で配合され、具体的には塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類、グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩等として用いることができる。これらのうち、酸性アミノ酸塩、クエン酸塩、塩酸塩の形が好ましい。なお、中和に用いられる塩は1種又は2種以上を併用してもよい。これらの中でも、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ヤシ油脂脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミドが好適に用いられる。本発明では、これらのアミドアミン型界面活性剤中から、1種又は2種以上を用いることができる。
【0033】
本発明の(B)成分のカチオン性界面活性剤の配合量は、特に制限されないが、本発明のシャンプー組成物中の0.05〜7質量%であるのが好ましい。配合量が少なすぎると、すすぎ時に毛髪に十分な滑らかさ感、柔軟性を付与することができず、一方、多すぎると毛髪にべたつくような重さを生じることがある。(B)成分としては、カチオン性界面活性剤を、1種単独で又は2種以上を併用してもよい。
【0034】
特に、上記一般式(1)で表されるアルキル4級アンモニウム塩、及び一般式(2)で表されるグアニジン誘導体又はその塩を配合する場合は、その配合量は、シャンプー組成物全体に対して0.05〜6質量%の範囲が好ましく、特に0.5〜4質量%が好ましい。
【0035】
モノ−N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩のようなアミノ酸系カチオン界面活性剤を配合する場合は、その配合量は、シャンプー組成物全体に対して、0.1〜5質量%が好ましく、特に0.3〜3質量%が好ましい。
【0036】
アミドアミン化合物を配合する場合は、その配合量は、シャンプー組成物全体に対して、0.1〜7質量%が好ましく、特に0.5〜5質量%が好ましい。
【0037】
(C)成分は(B)成分と単独で液晶構造体を形成する油分である。単独で液晶構造体を形成できる油分は、シャンプーをした際のすすぎ時のきしみを飛躍的に向上させる効果があり、今回のシャンプー組成物において必須のものである。(C)成分としては、以下(1)〜(5)の単体もしくは縮合物が挙げられる。
(1)一般式R12−OHで表わされるアルコール(▲1▼)
(2)一般式R13−COOHで表わされる脂肪酸(▲2▼)
(3)▲1▼と多価アルコール(▲3▼)の縮合物(▲4▼)
(4)▲2▼と▲3▼の縮合物(▲5▼)
(5)▲1▼又は▲4▼と、▲2▼、▲5▼又は多塩基酸(▲6▼)との縮合物
【0038】
一般式R12−OHで表わされるアルコール(▲1▼)は、R12=C1〜40の飽和、不飽和もしくは分岐のアルコール又はヒドロキシアルコールであり、具体的には、メチルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、イソブチルアルコール、n−オクチルアルコール、2−エチルヘキシルアルコール、イソノニルアルコール、n−デシルアルコール、イソデシルアルコール、ウンデシルアルコール、ドデシルアルコール、ラウリルアルコール、イソトリデシルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、2−ヘキシルデシルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オクチルドデシルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、オレイルアルコール、エライジルアルコール、リノレイルアルノール、カルナービルアルコール、セリルアルコール、コレステロール、フィトステロール等が挙げられる。中でも、経時安定性の点から、直鎖(セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等)及び分岐鎖(2−ヘキシルデシルアルコール、2−エチルヘキシルアルコール、イソステアリルアルコール等)のものが好ましく、特に直鎖のものが好ましい。分岐鎖のものであれば、分岐が先端に近いものほど良好である。また、鎖長では、C8〜C22のアルコールが好ましく、中でも、経時安定性の点から、直鎖のC16〜C22のアルコール(セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等)がより好ましい。
【0039】
一般式R13−COOHで表わされる脂肪酸(▲2▼)は、R13=C4〜40の飽和、不飽和もしくは分岐の脂肪酸又はヒドロキシ脂肪酸であり、具体的には、酪酸、カプリル酸、イソノナン酸、テトラメチルノナン酸、カプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、2−ヘキシルデカン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸、アラキジン酸、ベヘニン酸、2−ヘプチルウンデカン酸、リグノセリン酸、セロシン酸、モンタン酸、メリシン酸、ラウロレイン酸、オレイン酸、エライジン酸、エルカ酸、エイコセン酸、3,5,5−トリメチルヘキサン酸、リノール酸、エレオステアリン酸、リノレン酸、リシノール酸、アラキドン酸、エイコサペンタエン酸、ドコサヘキサエン酸、ヒマシ硬化脂肪酸、ヤシ油脂肪酸、ラノリン脂肪酸、メタクリル酸、オクチル酸(2エチルヘキサン酸)、ネオデカン酸(2,2−ジメチルオクタン酸)、シトロネル酸、アビエチン酸、デヒドロアビエチン酸、ネオアビエチン酸、パラストリン酸、ピマル酸、イソピマル酸、乳酸、12−ヒドロキシステアリン酸等が挙げられる。油分として単体で使用する際にはC8〜C24の脂肪酸が望ましく、中でも、経時安定性の点からC16〜C22の脂肪酸(パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸等)がより好ましい。
【0040】
多価アルコール(▲3▼)としては、下記一般式(4)で表される多価アルコールが挙げられる。
HO((C2a)O)((C2c)O)H (4)
(式中、a、b、c及びdに特に制限はなく、a=cでもよく、好ましくはa、cは2〜10、b、d=1〜150の整数である。)
【0041】
上記一般式(4)で表される多価アルコールとしては、エチレングリコール、ジエチレングリコール、ヘキシレングリコール、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ポリプロピレングリコール、イソプレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、トリグリセリン、テトラグリセリン、ヘキサグリセリン、デカグリセリン、1,3−ブチレングリコール、トリメチロールプロパン、エリスリトール、ペンタエリスリトール、ジペンタエリスリトール、グルコース、マンノース、ガラクトース、ショ糖、フルクトース、マルトース、マルチトール、キシリトール、イノシトール、ソルビタン、ソルビトール等やこれらの多価アルコールのEO付加物が挙げられる。
【0042】
多塩基酸(▲6▼)は、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、マレイン酸、酒石酸、リンゴ酸、クエン酸、フタル酸、トリメリット酸、セバシン酸等のカルボン酸やリン酸、硫酸等の無機酸が挙げられる。
【0043】
(3)▲1▼と多価アルコール(▲3▼)の縮合物(▲4▼)、(4)▲2▼と▲3▼の縮合物(▲5▼)、(5)▲1▼又は▲4▼と、▲2▼、▲5▼又は多塩基酸(▲6▼)との縮合物としては、高級アルコールのEO、PO付加物、脂肪酸のEO、PO付加物を始めとし、モノステアリン酸グリセリン、モノステアリン酸ジグリセリン、モノステアリン酸ヘキサグリセリン、モノステアリン酸デカグリセリン、ジステアリン酸ジグリセリン、ジステアリン酸ヘキサグリセリン、ジステアリン酸デカグリセリン、トリステアリン酸ペンタグリセリン、トリステアリン酸ヘキサグリセリン、トリステアリン酸デカグリセリン、テトラステアリン酸ヘキサグリセリン、テトラステアリン酸デカグリセリン、ペンタステアリン酸テトラグリセリン、ペンタステアリン酸ヘキサグリセリン、ペンタステアリン酸デカグリセリン、ヘキサステアリン酸ペンタグリセリン、ヘキサステアリン酸ヘキサグリセリン、オクタステアリン酸ヘキサグリセリン、デカステアリン酸デカグリセリン、モノイソステアリン酸グリセリン、モノイソステアリン酸ジグリセリン、モノイソステアリン酸ヘキサグリセリン、モノイソステアリン酸デカグリセリン、ジイソステアリン酸ジグリセリン、ジイソステアリン酸ヘキサグリセリン、ジイソステアリン酸デカグリセリン、トリイソステアリン酸ペンタグリセリン、トリイソステアリン酸ヘキサグリセリン、トリイソステアリン酸デカグリセリン、テトライソステアリン酸ヘキサグリセリン、テトライソステアリン酸デカグリセリン、ペンタイソステアリン酸テトラグリセリン、ペンタイソステアリン酸ヘキサグリセリン、ペンタイソステアリン酸デカグリセリン、ヘキサイソステアリン酸ペンタグリセリン、ヘキサイソステアリン酸ヘキサグリセリン、オクタイソステアリン酸ヘキサグリセリン、デカイソステアリン酸デカグリセリン、モノオレイン酸ジグリセリル、ジオレイン酸グリセリル、オキシステアリン酸グリセリル、モノミリスチン酸グリセリンヘプタベヘニン酸デカグリセリン、トリオレイン酸ペンタグリセリン、トリベヘニン酸ペンタグリセリン、テトラベヘニン酸ペンタグリセリン、ペンタベヘニン酸ペンタグリセリン、ジベヘニン酸トリグリセリン、トリべヘニン酸トリグリセリン、テトラベヘニン酸トリグリセリン、トリ2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ(カプリル、カプリン酸)グリセリン等のポリグリセリン脂肪酸エステル類、トリオクタン酸トリメチロールプロパン、トリ2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリステアリン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラオクタン酸ペンタエリスリチル、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリチル、ヘキサオキシステアリン酸ジペンタエリスリル、ジペンタエリトリット脂肪酸エステル、ジカプリン酸プロピレングリコール、モノカプリル酸プロピレングリコール、ジカプリル酸プロピレングリコール、セスキオレイン酸ソルビタン、乳酸オクチルドデシル、ラウリン酸ヘキシル、オクタン酸ミリスチル、オクタン酸パルミチル、オクタン酸ステアリル、イソオクタン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、イソノナン酸トリデシル、ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸ブチル、ミリスチン酸ミリスチル、ミチスチン酸2−オクチルドデシル、ミリスチン酸2−ヘキシルデシル、ステアリン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸イソステアリル、パルミチン酸オクチル、パルミチン酸2−ヘキシルデシル、パルミチン酸セチル、ステアリン酸メチル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸ヘキシル、ステアリン酸オクチル、ステアリン酸ステアリル、イソステアリン酸2−ヘキシルデシル、イソステアリン酸イソプロピル、ヒドロキシステアリン酸オクチル、オレイン酸エチル、オレイン酸オレイル、オレイン酸オクチルドデシル、エイコセン酸オクチル、ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリン脂肪酸オクチルドデシル、リノール酸エチル、リノール酸イソプロピル、コハク酸ジオクチル、コハク酸ジエトキシエチル、アジピン酸ジイソプロピル、ダイマー酸ジイソプロピル、セバシン酸ジエチル、セバシン酸ジイソプロピル、リンゴ酸ジイソステアリル、クエン酸トリ2−エチルヘキシル、アジピン酸2−ヘプチルウンデシル、コハク酸ジエトキシエチル、グリセリン脂肪酸エステルアジピン酸縮合物、ジグリセリンイソパルミチン酸エステルセバシン酸縮合物、ステアリン酸コレステリル、イソステアリン酸コレステリル、ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ステアリン酸フィトステリル、ヒドロキシステアリン酸フィトステリル、イソステアリン酸フィトステリル等のエステルが挙げられる。
【0044】
また他の油分として、アルキルエーテルリン酸又はその塩とアルキルエーテルリン酸のPOE誘導体、アルキルアミンとそのPOE誘導体、脂肪酸アミドとそのPOE誘導体、ひまし油又は硬化ひまし油と、そのPOE誘導体、カルナバワックス、カンデリラワックス、木ロウ等の植物ロウ、蜜ロウ、鯨ロウ、羊毛ロウ等の動物ロウ、パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス等の石油ロウ、モンタンワックス、セレシン、オゾケライト等の鉱物ロウ等が挙げられる。
【0045】
上述油分では、液晶を形成しやすいという点で、(B)成分と単独で液晶構造体を形成する油分(上記(1)及び(2)、並びに(3)及び(4)のHLB4未満のもの)を、後述する(B)成分との割合で組成物中に配合することが好ましい。この中では、経時での保存安定性の点から、融点が45℃以上の高級アルコール(セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール等)が好ましい。なお、(C)成分は、1種を単独で用いてもよいし2種以上を組み合わせて用いてもよく、(B)成分と単独で液晶を形成しないその他の油分(例えば、エチレングリコールジ脂肪酸エステル、ジステアリン酸グリコール等のようなパール付与剤、POE硬化ひまし油、POEジオレイン酸メチルグリコシド、アルキル脂肪酸アミド等の減粘、増粘及び安定化剤等)を配合してもよい。
【0046】
シャンプー組成物中の(B)成分と(C)成分の質量比は、(C)/[(B)+(C)]が、0.35〜0.90であり、0.5〜0.90が好ましい。質量比が0.35未満又は0.90を超えると、すすぎ時のきしみ改善が弱いものとなる場合がある。
【0047】
本発明の(C)成分の(B)成分と単独で液晶構造体を形成する油分の配合量は、特に制限されないが、本発明のシャンプー組成物中の0.5〜10質量%であるのが好ましい。配合量が少なすぎると、効果が不十分になる場合があり、一方、多すぎると経時安定性が劣化する場合がある。
【0048】
(B)及び(C)成分からなる液晶構造体の平均粒径は20μm未満であり、10μm〜0.05μmが好ましく、5μm〜0.1μmがより好ましい。液晶構造体の平均粒径が20μm以上では、すすぎ時のきしみ防止効果や仕上がりのなめらかさが低下し、べたつきが生じるとともに、分散安定性が悪くなる。また、0.05μm未満では泡立ちが低下し、さらに乳化剤の影響によりべたつきが生じる場合があり、コスト的にも不利になる場合がある。
【0049】
液晶構造体を上記範囲の平均粒径にするためには、例えば(B)成分、(C)成分の油溶性成分を60℃〜80℃で加温溶解し、同様に60℃〜80℃に加温した界面活性剤及びその他水溶性成分を含む水相に添加した後、アジホモミキサーで十分撹拌した後、パドルミキサーで撹拌しながら冷却することにより得ることができる。冷却方式はジャケット冷却で毎分0.5〜3℃で冷却してもよいし、外部熱交換器を用いて、連続的に循環冷却を行ってもよい。循環冷却の一例としては、60〜80℃の中間品の一部を外部熱交換器を通して10〜20℃に急冷し、それを60〜80℃に戻すという工程を繰り返して所定温度まで冷却する方法が挙げられる。
【0050】
この場合、液晶構造体の平均粒径は、光学顕微鏡でとらえた粒子の像を任意に100ヶ所コンピューターに取り込み、同倍率とした上で、画像処理(例えば、コンピュータソフトwinROOF)することにより求めた。
【0051】
本発明のシャンプー組成物は、(B)カチオン性界面活性剤と(C)(B)成分と単独で液晶構造体を形成する油分からなり、平均粒径が20μm未満の液晶構造体が組成物中に分散してなることから、シャンプーすすぎ時のきしみ、特にカラードヘアの激しいきしみ感を改善し、仕上りのなめらかさ、柔らかさ、べたつきのなさに優れた感触が得られるものである。なお、液晶構造は、X線回析、光学顕微鏡及び電子顕微鏡等によって確認することができる。分散状態とは液晶構造体が可溶化されずに分散していることを示す。
【0052】
本発明のシャンプー組成物には、(D)成分として、屈折率1.46未満のシリコーン誘導体を含有することが好ましい。これを含有することにより、さらに仕上がりのなめらかさが向上する。
【0053】
(D)成分のシリコーン誘導体としては、下記のもので屈折率1.46未満のものが挙げられる。ジメチルポリシロキサン(高重合ジメチルポリシロキサン、シリコーンゴムを含む)、ポリエーテル変性シリコーン、ポリアミノ変性シリコーン、べタイン変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、シリコーングラフトポリマー、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン、トリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサン、シラノール基末端ジメチルポリシロキサン等を挙げることができる。これらのシリコーン誘導体は、これらを1種単独で又は2種以上を適宜組み合わせて使用することができる。これらの中でも、ジメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、ポリアミノ変性シリコーンが特に好適に使用される。
【0054】
本発明のシリコーン誘導体は、シャンプーの使用感の点から、その屈折率が、1.46未満であり、1.42未満が好ましく、下限は1.39以上が好ましい。
【0055】
屈折率が、1.46未満のシリコーン誘導体としては、具体的にはレオフローDMS−55(ライオン(株)製)、SM8704C(東レ・ダウコーニング(株)製)、SH3775M(東レ・ダウコーニング(株)製)等が挙げられる。
【0056】
この場合、屈折率は粧原基一般試験法(アッベ屈折計)により、25℃にて測定した。
【0057】
なお、本発明のシリコーン誘導体は、その粘度等が特に制限されるものではないが、通常、温度25℃における粘度が1〜20,000,000cSt(センチストークス、以下同様)、好ましくは20〜10,000,000cStのものが好適に用いられる。
【0058】
また、上記シリコーン誘導体としては、上記シリコーン誘導体を界面活性剤により乳化し、エマルション化したものも使用することができる。なお、このようなエマルションは、乳化剤や乳化方法に特に制限はなく、種々の方法を用いることができる。
【0059】
(D)成分のシリコーン誘導体の配合量は特に制限されないが、本発明のシャンプー組成中に0.1〜10質量%配合するのが好ましく、0.5〜5質量%がより好ましい。配合量が少なすぎると、本発明の目的とする髪のなめらかさが優れた製品が得られない場合があり、多すぎるとシリコーンの髪への吸着量が過剰になり、べたつきが強くなる場合がある。
【0060】
本発明のシャンプー組成物には、本発明の目的が損なわれない範囲で、上記必須成分、任意成分及び精製水等の水の他に、必要に応じて一般にシャンプー組成物に用いられている各種添加成分を配合することが可能である。
【0061】
各種添加成分としては、例えば、アミンオキシド、アニオン性ポリマー、カチオン性ポリマー、ノニオン性ポリマー、粘土鉱物、ポリオール類、食塩、芒硝等の無機塩類、有機塩類、プロピレングリコール等の保湿剤、トニック剤、可溶化剤、BHTやα−トコフェロール等の酸化防止剤、トリクロサン、トリクロロカルバン等の殺菌剤、高分子、脂肪酸モノエタノールアミド、脂肪酸ジエタノールアミド等の粘度調整剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、タンパク誘導体、動植物抽出液、ピロクトンオラミン、ジンクピリチオン等のフケ防止剤、グリチルリチン酸ジカリウム等の抗炎症剤、安息香酸及びその塩、パラベン類、ケーソンCG等の防腐剤、クエン酸、トリエタノールアミン等のpH調整剤、エチレングリコールジ脂肪酸エステル等のパール化剤、乳濁剤、ハイドロトロープ、低級アルコール、ビタミン類、揮発性油分、疎水性溶媒、希釈性溶媒、色素、香料等を任意に添加することができる。これらの添加成分は1種単独でも2種以上を混合して配合してもよいが、本発明のシャンプー組成物の効果を損なわない範囲で配合することができる。
【0062】
アミンオキシドの具体例としては、ラウリルジメチルアミンオキシド、ステアリルジメチルアミンオキシド、ラウリルジヒドロキシエチルアミンオキシド、ポリオキシエチレンラウリルジメチルアミンオキシド(酸化エチレンの平均付加数:3モル)等が好適である。
【0063】
アニオン性ポリマー、ノニオン性ポリマーの具体例としては、ペクチン、カラギーナン、グアーガム、ローカストビーンガム、ゼラチン、キサンタンガム、カルボキシビニルポリマー、カルボキシメチルヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、アルギン酸塩、デンプン、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸塩、ポリメタクリル酸塩、ポリメチルアクリル酸塩、ポリエチレングリコール、ポリエチレンオキサイド、トラガラントゴム等が挙げられる。
【0064】
カチオン性ポリマーとしては、官能基がジメチルジアリルアンモニウムハライドである塩化ジメチルジアリルアンモニウムホモポリマー、塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体、カチオン化セルロース、カチオン化グアーガム、カチオン化デキストラン、カチオン化プルラン、四級化ビニルピロリドン−アミノエチルメタクリレート共重合体、ポリエチレンイミン、ジプロピレントリアミン縮合物、アジピン酸ジメチル−アミノヒドロキシプロピルジエチルトリアミン共重合体、第四級窒素含有スターチ等の他、加水分解ケラチン、加水分解シルク、加水分解コラーゲン、加水分解小麦、カチオン化加水分解ケラチン、カチオン化加水分解シルク、カチオン化加水分解コラーゲン、カチオン化加水分解小麦、シリコーン化加水分解コラーゲン、シリコーン化加水分解シルクのタンパク加水分解にカチオン基を導入したもの等が挙げられる。なお、上記ポリマーは、1種を単独で用いてもよく2種以上を併用してもよい。
【0065】
粘土鉱物としては、天然又は合成スメクタイト粘土、粘土鉱物を第4級アンモニウム塩型カチオン界面活性剤及び/又は非イオン性界面活性剤等で処理した有機変性粘土等が挙げられる。その中でも活性剤共存下で分散性の良い粘土鉱物が好ましく、その例としてベントナイト、モンモリロナイト、バイデライト、ノントロナイト、サポナイト、ヘクトライト、ソーコナイト、スチーブンサイト等が挙げられ、膨潤性の雲母等も使用できる。これらの中では、ベントナイト、モンモリロナイト、サポナイトが特に好ましい。
【0066】
香料としては、具体的に脂肪族炭化水素,テルペン炭化水素,芳香族炭化水素等の炭化水素類、脂肪族アルコール,テルペンアルコール,芳香族アルコール等のアルコール類、脂肪族エーテル,芳香族エーテル等のエーテル類、脂肪族オキサイド,テルペン類のオキサイド等のオキサイド類、脂肪族アルデヒド,テルペン系アルデヒド,脂肪族環状アルデヒド,チオアルデヒド,芳香族アルデヒド等のアルデヒド類、脂肪族ケトン,テルペンケトン,脂肪族環状ケトン,非ベンゼン系芳香族ケトン,芳香族ケトン等のケトン類、アセタール類、ケタール類、フェノール類、フェノールエーテル類、脂肪酸,テルペン系カルボン酸,脂肪族環状カルボン酸,芳香族カルボン酸等の酸類、酸アミド類、脂肪族ラクトン,大環状ラクトン,テルペン系ラクトン,脂肪族環状ラクトン,芳香族ラクトン等のラクトン類、脂肪族エステル,フラン系カルボン酸エステル,脂肪族環状カルボン酸エステル,シクロへキシルカルボン酸エステル,テルペン系カルボン酸エステル,芳香族カルボン酸エステル等のエステル類、ニトロムスク類,ニトリル,アミン,ピリジン類,キノリン類,ピロール,インドール等の含窒素化合物等の合成香料及び動物、植物からの天然香料、天然香料及び/又は合成香料を含む調合香料が挙げられ、これらの1種を単独で又は2種以上を混合し使用することができる。
【0067】
例えば、合成香料としては、1996年化学工業日報社刊印藤元一著「合成香料化学と商品知識」、1969年MONTCLAIR,N.J.刊、ステファンアークタンダー(STEFFEN ARCTANDER)著「パヒューム アンド フレーバーケミカルス(Perfume and Flavor Chemicals)」等に記載の香料が使用できる。天然香料としては、「香りの百科」(日本香料協会編)に記載の香料が使用できる。
【0068】
主な香料名を具体的に挙げると、アルデヒドC6〜C12、アニスアルデヒド、アセタールR、アセトフェノン、アセチルセドレン、アドキサール、アリルアミルグリコレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、α−ダマスコン、β−ダマスコン、δ−ダマスコン、アンブロキサン、アミルシンナミックアルデヒド、アミルシンナミックアルデヒドジメチルアセタール、アミルバレリアネート、アミルサリシレート、イソアミルアセテート、イソアミルサリシレート、オウランチオール、アセチルオイゲノール、バクダノール、ベンジルアセテート、ベンジルアルコール、ベンジルサリシレート、ベルガミールアセテート、ボルニルアセテート、ブチルブチレート、p−t−ブチルシクロヘキサノール、p−t−ブチルシクロへキシルアセテート、o−t−ブチルシクロヘキサノール、o−t−ブチルシクロへキシルアセテート、ベンズアルデヒド、ベンジルフォーメート、カリオフイレン、カシュメラン、カルボン、セドロアンバー、セドリルアセテート、セドロール、セレストリッド、シンナミックアルコール、シンナミックアルデヒド、シスジャスモン、シトラール、シトラールジメチルアセタール、シトラサール、シトロネラール、シトロネロール、シトロネリルアセテート、シトロネリルフォーメート、シトロネリルニトリル、シクラセット、シクラメンアルデヒド、シクラプロップ、キャロン、クマリン、シンナミルアセテート、δ−C6〜C13ラクトン、ジメチルベンジルカービノール、ジヒドロジャスモン、ジヒドロリナロール、ジヒドロミルセノール、ジメトール、ジミルセトール、ジフェニルオキサイド、エチルワニリン、オイゲノール、フルイテート、フェンチルアルコール、フェニルエチルフェニルアセテート、ガラクソリド、γ−C6〜C13ラクトン、α−ピネン、β−ピネン、リモネン、ミルセン、β−カリオフイレン、ゲラニオール、ゲラニルアセテート、ゲラニルフォーメート、グラニルニトリル、へディオン、ヘリオナール、ヘリオトロピン、cis−3−へキセノール、cis−3−へキセニールアセテート、cis−3−へキセニールサリシレート、へキシルシンナミックアルデヒド、へキシルサリシレート、ヒヤシンスジメチルアセタール、ハイドロトロピックアルコール、ヒドロキシシトロネラール、インドール、イオノン、イソボルニルアセテート、イソシクロシトラール、イソEスーパー、イソオイゲノール、イソノニルアセテート、イソブチルキノリン、ジャスマール、ジャスモラクトン、ジャスモフィラン、コアボン、リグストラール、リリアール、ライムオキサイド、リナロール、リナロールオキサイド、リナリルアセテート、リラール、マンザネート、マイヨール、メンサニールアセテート、メンソネート、メチルアンスラニレート、メチルオイゲノール、メントール、α−メチルイオノン、β−メチルイオノン、γ−メチルイオノン、メチルイソオイゲノール、メチルラベンダーケトン、メチルサリシレート、ミューゲアルデヒド、ムゴール、ムスクTM−II、ムスク781、ムスクC14、ムスコン、シベトン、シクロペンタデカノン、シクロヘキサデセノン、シクロペンタデカノリド、アンブレッドリド、シクロヘキサデカノリド、10−オキサヘキサデカノリド、11−オキサヘキサデカノリド、12−オキサヘキサデカノリド、エチレンブラシレート、エチレンドデカンジオエート、オキサヘキサデセン−2−オン、14−メチル−ヘキサデセノリド、14−メチル−ヘキサデカノリド、ムスクケトン、ムスクチペチン、ノピルアルコール、ノピルアセテート、ネリルアセテート、ネロール、メチルフェニルアセテート、ミラックアルデヒド、ネオベルガメ−ト、オークモスNo.1、オリボン、オキシフェニロン、p−クレゾールメチルエーテル、ペンタリッド、フェニルエチルアルコール、フェニルエチルアセテート、ルバフラン、ダマセノン、ラズベリーケトン、ジメチルベンジルカービニルアセテート、ジャスマサイクレン、メチルナフチルケトン、ローズフエノン、ローズオキサイド、サンダロア、サンデラ、サンタレックス、スチテラールアセテート、スチラリールプロピオネート、ターピネオール、タービニルアセテート、テトラヒドロリナロール、テトラヒドロリナリルアセテート、テトラヒドロゲラニオール、テトラヒドロゲラニルアセテート、トナリッド、トラセオライド、トリプラール、チモール、ワニリン、ベルドックス、ヤラヤラ、アニス油、ベイ油、ボアドローズ油、カナンガ油、カルダモン油、カシア油、シダーウッド油、オレンジ油、マンダリン油、タンジェリン油、バジル油、ナツメグ油、シトロネラ油、クローブ油、コリアンダー油、エレミ油、ユーカリ油、フェンネル油、ガルバナム油、ゼラニウム油、ヒバ油、桧油、ジャスミン油、ラバンジシ油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、ライム油、ネロリ油、オークモス油、オコチア油、パテュリ油、ペパーミント油、ペリラ油、プチグレン油、パイン油、ローズ油、ローズマリー油、樟脳油、芳油、クラリーセージ油、サンダルウッド油、スペアミント油、スパイクラベンダー油、スターアニス油、タイム油、トンカ豆チンキ、テレピン油、ワニラ豆チンキ、ベチバー油、イランイラン油、グレープフルーツ油、ゆず油、ベンゾイン、ペルーバルサム、トルーバルサム、チュベローズ油、アブソリュートオークモス、ファーバルサム、ムスクテンキ、カストリウムチンキ、シベットチンキ、アンバーグリステンキ等である。
【0069】
また、香料の溶剤又は保留剤としてジエチルフタレート、ジプロピレングリコール、ベンジルベンゾエート、イソプロピルミリステート、ハーコリン、イソペンタン、オレンジテルペン等を使用することができる。
【0070】
本発明のシャンプー組成物は、常法又は特開2001−311099号公報に記載の方法に準じて調製することができる。また、シャンプー組成物の常用量を常法に従って使用することができる。
【0071】
本発明のシャンプー組成物は、特にカラードヘア(カラーリングをしている髪)に適しており、カラードヘア用のシャンプー組成物として用いることが好ましい。
【0072】
本発明のシャンプー組成物の容器としては、アルミニウムラミネートチューブ、EVALチューブ、アルミチューブ、ガラス蒸着プラスチックチューブ等のチューブの他、機械的又は差圧によるディスペンサー容器及びスクイーズ容器、ラミネートフィルム容器、スポイト容器、スティック容器、ボトル容器等に充填することができる。ラミネートフィルムは、通常2層以上の多層を有し、その材質はポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、無延伸ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、エチレン酢酸ビニル共重合体等の合成樹脂、紙、アルミ蒸着プラスチック等によって構成される。強度、柔軟性、耐候性等を考慮し、一般的には2〜5層のものを用いる。ボトルの材質としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−ビニルアルコール樹脂、アクリロニトリル・スチレン樹脂、ABS樹脂、ポリアミド等及びガラス等を炭層ないし2層以上組み合わせて用いることができる。
【0073】
【発明の効果】
本発明によれば、シャンプーをすすいだ時に発生する髪のきしみ感を改善し、特にきしみ感が発生しやすい染毛した髪においてきしみ感を改善し、泡立ちにすぐれ、洗髪後の髪のなめらかさ、べたつきのなさ及び経時での分散安定性に優れたシャンプー組成物を得ることができる。
【0074】
【実施例】
以下、実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明するが、本発明は下記の実施例に制限されるものではない。なお、下記の例において組成物の%は質量%を示す。
【0075】
[実施例1〜10、比較例1〜7]
表1、2に記載の組成に応じ、下記製造方法でシャンプー組成物を調製し、下記評価を行った。結果を表1及び2に併記する。
【0076】
[製造方法]
▲1▼(B)成分、(C)成分の油溶性成分を、60〜80℃で加温溶解して油相を調製した。
▲2▼界面活性剤及びその他の水溶性成分を精製水に投入し、60〜80℃で溶解し水相を調製した。
▲3▼▲2▼で得られた水相に▲1▼で得られた油相を添加し、アジホモミキサーで撹拌し、O/W型エマルションを形成した。
▲4▼パドルミキサーで撹拌しながら室温まで徐冷し、必要に応じてpH調整してシャンプー組成物を得た。
なお、(D)成分は種類によって、▲1▼もしくは▲2▼に混合又は▲4▼に室温になってから混合した。
【0077】
上記製造法にて調製した実施例1〜10のシャンプー組成物は、X線回折の結果、規則的な回折パターンが観察された。これらを偏光顕微鏡にて観察したところ、組織像は光学異方性を示し、また、クライオ走査型電子顕微鏡にて凍結割断したサンプルを観察したところ、薄層が重なっていたことより、上記製造方法より得られた実施例1〜10のシャンプー組成物は、液晶構造体が分散したものであると認められた。
【0078】
液晶構造体の平均粒径は、光学顕微鏡でとらえた粒子の像を任意に100ヶ所コンピューターに取り込み、同倍率とした上で、画像処理(例えば、コンピュータソフトwinROOF)することにより求めた。
【0079】
シャンプーの泡立ちの評価
<方法>
茶色系に染毛した、長さがショート〜セミロングの髪の女性10名により、シャンプーを10日間使用し、下記評点に基づいてシャンプーの泡立ちを評価した。表中では10名の合計点を下記基準で表した。
また、シャンプー後に使用するリンス・コンディショナー等のインバス製品やスタイリング剤やヘアケア剤等のアウトバス製品は、各パネラーが日常用いているものをそのまま使用した。
<評点>
+2点:非常によい
+1点:やや良い
−1点:やや悪い
−2点:非常に悪い。
<基準>
◎:合計点が15点以上
◎〜○:14〜10点
○:合計点が9〜5点
△:合計点が4〜0点
△〜×:合計点が−1〜−4点
×:合計点が−5点以下
【0080】
シャンプーをすすいだ時のきしみ感の評価
<方法>
茶色系に染毛した、長さがショート〜セミロングの髪の女性10名により、シャンプーを10日間使用し、下記評点に基づいてすすぎ時のきしみ感を評価した。表中では10名の合計点を下記基準で表した。
また、シャンプー後に使用するリンス・コンディショナー等のインバス製品やスタイリング剤やヘアケア剤等のアウトバス製品は、各パネラーが日常用いているものをそのまま使用した。
<評点>
+2点:非常によい
+1点:やや良い
−1点:やや悪い
−2点:非常に悪い
<基準>
◎:合計点が15点以上
◎〜○:14〜10点
○:合計点が9〜5点
△:合計点が4〜0点
△〜×:合計点が−1〜−4点
×:合計点が−5点以下
【0081】
仕上がりの髪のなめらかさとべたつきのなさ評価方法及び基準
<方法>
ヘアカラーリングを行っている女性10名の頭髪を左右に2分し、片方に実施例又は比較例に示すシャンプー組成物を、もう片方に下記組成の標準試料をそれぞれ3.0mLずつ施してシャンプーし、仕上がりの髪のなめらかさとべたつきのなさを下記基準に基づいて評価し、10名の評点を算出し、下記基準で表した。
標準試料
組成 質量%
ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム 10%
(平均EO付加モル数:3)
ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 5%
塩化ナトリウム 2%
ジメチルシリコーン(100000cSt) 1%
カチオン化セルロース 0.3%
トリメチルグリシン 0.2%
クエン酸 0.2%
ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド 0.8%
ジステアリン酸エチレングリコール 1%
安息香酸ナトリウム 0.4%
香料 0.5%
精製水 残部
合計 100%
<評点>
+2点:標準試料に比較し良い
+1点:標準試料に比較しやや良い
0点:標準試料に比較し同等
−1点:標準試料に比較しやや悪い
−2点:標準試料に比較し悪い
<基準>
◎:合計点が10点以上
○:合計点が9〜5点
△:合計点が4〜−4点
×:合計点が−5点以下
【0082】
また、シャンプー後に使用するリンス・コンディショナー等のインバス製品やスタイリング剤やヘアケア剤等のアウトバス製品は、各パネラーが日常用いているものをそのまま使用した。
<評点>
+2点:非常によい
+1点:やや良い
−1点:やや悪い
−2点:非常に悪い
<基準>
◎:合計点が15点以上
◎〜○:14〜10点
○:合計点が9〜5点
△:合計点が4〜0点
△〜×:合計点が−1〜−4点
×:合計点が−5点以下
【0083】
経時での分散安定性の評価
<方法>
調製したシャンプーを、50℃で1ヵ月間保存し、その外観及び偏光顕微鏡による観察により、下記基準に基づいてその均一分散性を評価した。
<基準>
◎:非常に良好
○:良好
△:普通
×:悪い
【0084】
その経時保存には、以下の容器▲1▼〜▲9▼それぞれ全てに、実施例1〜10、比較例1〜7の液を充填して行った。なお、下記中のPEはポリエチレン、PPはポリプロピレン、PETはポリエチレンテレフタレート、PAはポリアミド、HDPEは高密度ポリエチレンを示す。
<ボトル容器>
▲1▼ボトル部:材質PP キャップ:材質PP
▲2▼ボトル部:材質HDPE キャップ:材質PP
▲3▼ボトル部:材質PET キャップ:材質PP
▲4▼ボトル部:材質PP/HDPE キャップ:材質PP
<ポンプ容器>
▲5▼ボトル部:材質PP ディスペンサー部:使用材質PP及びPE及びSUS304
▲6▼ボトル部:HDPE ディスペンサー部:使用材質PP及びPE及びSUS304
▲7▼ボトル部:PET ディスペンサー部:使用材質PP及びPE及びSUS304
▲8▼ボトル部:PP/HDPE ディスペンサー部:使用材質PP及びPE及びSUS304
<パウチ容器>
▲9▼材質アルミ蒸着ポリエチレンパウチ
【0085】
【表1】
Figure 2004292387
【0086】
【表2】
Figure 2004292387
【0087】
なお、下記のものを使用した。
・ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸Na:POEアルキルエーテル硫酸ナトリウム(ライオン(株)製)
化粧品種別配合成分規格(以下「粧配規」と略す)に準拠したポリオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム液(3E.O.)で、純分約27%の水溶液。表中にはPOEアルキルエーテル硫酸ナトリウムの純分相当量を記載した。
・テトラデセンスルホン酸Na:テトラデセンスルホン酸ナトリウム(ライオン(株)製)
粧配規に準拠したテトラデセンスルホン酸ナトリウム液で、純分約35%でヒドロキシアルカンスルホン酸ナトリウムを含んだ水溶液。表中にはテトラデセンスルホン酸ナトリウムの純分相当量を記載した。
・ラウリン酸アミドプロピルベタイン:エナジコールN30B(ライオン(株)製)
粧配規に準拠したラウリン酸アミドプロピルベタイン液で、純分約30%の水溶液。表中にはラウリン酸アミドプロピルベタインの純分相当量を記載した。
・ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン:オバゾリンLB−SF(東邦化学工業(株)製)
化粧品原料基準(以下「粧原基」と略す)準拠、純分約35%の水溶液。表中にはラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインの純分相当量を記載した。
・アルキルポリグルコシド:PLANTACARE 818UP(コグニスジャパン(株)製)
粧配規に準拠したアルキルポリグルコシドで、純分約52%の液体。表中にはアルキル(8−16)グルコシドの純分相当量を記載した。
本品は、ヤシ油由来であり、そのアルキル鎖長分布は以下の通りである.
C8 24〜30%
C10 15〜22%
C12 37〜42%
C14 12〜18%
C16 4%以下
・ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド:アーカードT833(ライオン(株)製)
粧原基に準拠したステアリルトリメチルアンモニウムクロライドで、純分約33%の水溶液(残り、粧原基無水エタノール29%、粧原基精製水38%)。表中にはステアリルトリメチルアンモニウムクロライドの純分相当量を記載した。・ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド:アーカード22−80(ライオン(株)製)
粧原基に準拠したベヘニルトリメチルアンモニウムクロライドで、純分約80%の固体。表中にはベヘニルトリメチルアンモニウムクロライドの純分相当量を記載した。
化粧品原料基準第二版追補参照。
本品は、ナタネ油由来のエルカ酸を原料とし、長鎖アミンを経て合成されている.その長鎖アミンのアルキル鎖長分布は以下の通りである。
C16以下 2%以下
C18 6%以下
C20 6%以下
C22 87〜93%
C24 3%以下
・ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド:アーカード218P−75E(ライオン(株)製)
粧原基に準拠したジステアリルジメチルアンモニウムクロライドで、純分約75%のペースト。表中にはジステアリルジメチルアンモニウムクロライドの純分相当量を記載した。なお、本品のアルキル(アルケニル)基はC18F0:C18F1=75:25とする第4級アンモニウム塩である。
・酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジン液:C12A4G(ライオン(株)製)
純分約32%の水溶液。表中には酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジン液の純分相当量を記載した。
・セチルアルコール:Lorol C16(コグニスジャパン(株)製)
粧原基準拠。鎖長分布は概して以下の通りである。
C14 0〜3%
C16 95%以上
C18 0〜5%
・ステアリルアルコール:コノール30SS(新日本理科(株)製)
粧原基準拠
・硬化ナタネ油アルコール:Stenol 1822SR(コグニスジャパン(株)製)
化粧品種別配合成分規格(以下「粧配規」と略す)に準拠、鎖長の分布は概して以下の通りである。
C16以下 1.5%以下
C18 40〜46%
C20 8〜14%
C22 42〜48%
C24 0.5%以下
・ベヘニルアルコール:LANETTE 22(コグニスジャパン(株)製)
粧原基に準拠、固体。
本品は、ヤシ油由来であり、そのアルキル鎖長分布は以下の通りである。
C16 0.5%以下
C18 5〜15%
C20 10〜20%
C22 70〜80%
C24 1%以下
・ステアリン酸:ステアリン酸100(新日本理化(株)製)
粧原基準拠。
・ジメチルシリコーン(100000cSt):レオフローDMS−55(ライオン(株)製)、屈折率1.404
粧配規に準拠した粘度10万センチストークス、平均分子量約13万の高重合メチルポリシロキサンを、化粧品原料基準(以下「粧原基」と略す)に準拠したPOE(15)セチルエーテルで機械力にて乳化分散した水分散液で、ジメチルシリコーンの濃度は約55%。水分散液中のジメチルシリコーンの平均粒子径は約0.5μm。表中にはジメチルシリコーンの純分相当量を記載した。
・ジメチルシリコーン(1000000cSt):BY22−050A(東レダウコーニング(株)製)、屈折率1.404
・ジメチルシリコーン(10000000cSt):BY22−055(東レダウコーニング(株)製)、屈折率1.400
・アミノ変性シリコーン:SM8704C(東レダウコーニング(株)製)、屈折率1.405
粧配規に準拠したアモジメチコンの水分散液で、アミノ変性シリコーンの濃度は約40%。水分散液中のアミノ変性シリコーンの平均粒子径は約0.1μm。表中にはアミノ変性シリコーンの純分相当量を記載した。
・ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体:SH3775M(東レダウコーニングシリコーン(株)製)、屈折率1.423
粧配規に準拠。
・ステアリン酸モノグリセリル:リケマールS−100(理研ビタミン(株)製)
粧配規準拠、白色固体、mp62〜68、HLB4.3。
・ベヘニン酸モノグリセリル:リケマールB−100(理研ビタミン(株)製)
粧配規準拠、白色固体、mp74〜80、HLB4.2。
・ステアリルエーテル(EO11):EMALEX 611(日本エマルジョン(株)製)
粧配規準拠、白色ワックス状、HLB11。
・ベヘニルエーテル(EO10):EMALEX BHA−10(日本エマルジョン(株)製)
粧配規準拠、白色ワックス状、HLB9。
・ジステアリン酸グリコール:Genapol PMS(クラリアントジャパン製)
粧配規に準拠したジステアリン酸エチレングリコールで、C16とC18の混合比は6:4。
本原料のシャンプーへの配合方法は、シャンプー中での分散性を良くするため、予め本原料の質量比25%に対して、POEアルキルエーテル硫酸ナトリウム水溶液20%、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド25%、水30%を約80℃で混合して分散液を作製し、その分散液をシャンプー液中に添加した。
・ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド:CDE−100(川研ファインケミカル(株)製)を使用した。
粧原基のヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドに準拠。
・POE(20)硬化ヒマシ油:CW−20−90(青木油脂工業(株)製)
粧原基に準拠したポリオキシエチレン硬化ヒマシ油で、純分約90%の水溶液。表中にはPOE(20)硬化ヒマシ油の純分相当量を記載した。
・ラウリルジメチルアミンオキシド:アロモックスDM12D−W(ライオン(株)製)
粧配規に準拠したラウリルジメチルアミンオキシド液で、純分約33%の水溶液。表中にはラウリルジメチルアミンオキシドの純分相当量を記載した。
・カチオン化セルロース:XE−511K(ライオン(株)製)
粧配規の塩化O−[ヒドロキシ−3−(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロースに準拠。
・塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体:カヤクリルレジンMN−50(日本化薬(株)製)
粧配規に準拠した塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体液で、純分は約5.5%の水溶液。
モノマーである塩化ジメチルジアリルアンモニウムとアクリルアミドの仕込み比は約1:1。表中には塩化ジメチルジアリルアンモニウム・アクリルアミド共重合体の純分相当量を記載した。
・ヒドロキシプロピルセルロース:HPC−SL (日本曹達(株)製)
・高重合PEG:ポリオックスWSR 60K−CG(ユニオンカーバイド(株)製)
・ベントナイト:クニピアF(クニミネ工業(株)製)
粧原基準拠。
・合成ベントナイト:スメクトンSA(クニミネ工業(株)製)
粧原基準拠。
・プロピレングリコール:プロピレングリコール(旭硝子(株)製)
・ソルビトール:D−ソルビット液(東和化成工業(株)製)
粧原基に準拠したソルビット液で、純分約60%の水溶液。表中にはソルビトールの純分相当量を記載した。
・グリセリン:
・加水分解コラーゲン液:プロモイスW−52((株)成和化成製)
粧配規に準拠。
・加水分解小麦タンパク液:クロペプタイドW(クローダジャパン(株)製)、GLUADIN WLM(コグニスジャパン(株)製)
粧配規に準拠。
・黄色203号:キノリン イエローWS−G(中央合成化学(株)製)
・赤色106号:赤色106号(癸巳化成(株)製)
・緑色3号:緑色3号(癸巳化成(株)製)
・メチルパラベン:(吉富ファインケミカル(株)製)
粧原基準拠。
・安息香酸ナトリウム:粧原基に準拠した安息香酸ソーダ(BFGoodrich Kalama Inc.社製)
・メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン液
粧配規に準拠したKATHON CG(ローム・アンド・ハース・ジャパン(株)製)。表中には本液の配合量を記載した。
・アルギニン:(味の素(株)製)
粧原基準拠。
・グルタミン酸:(味の素(株)製)
食添準拠。
・クエン酸:粧原基クエン酸・1水塩に準拠したケッショウクエンサンL(扶桑化学工業(株)製)
・ピロリドンカルボン酸:(味の素(株)製)
粧原基準拠。
・リン酸:(純正化学(株)製)
・トリイソプロパノールアミン:(三井化学ファイン(株)製)
・香料
下記組成の香料を用いた。
組成 質量%
レモン油 5%
スイートオレンジ油 10%
ゼラニウム油 3%
ラベンダー油 6%
サンダルウッド油 1%
リリアール 5%
ノピルアセテート 1%
リナロール 2%
ベンジルベンゾエート 2%
ベンジルサリシレート 3%
β−イオノン 2%
メチルイオノン 3%
ヘリオナール 2%
へディオン 8%
イソEスーパー 3%
cis−3−へキセノール 0.3%
リガンドラール 0.3%
トリプラール 0.4%
シクラメンアルデヒド 1.5%
へキシルシンナミックアルデヒド 6%
ベルトフィックス 3%
ガラクソリド 5%
トナリッド 6%
ベンダリッド 1%
バクダノール 0.5%
カシュメラン 2%
ムスクT 1%
フルーツベース 3%
ローズベース 3%
ジャスミンベース 1%
ミューゲベース 3%
アンバーベース 1%
ノナナール 10%ジプロピレングリコール溶液 2%
デカナール 10%ジプロピレングリコール溶液 1%
メチルノニルアルデヒド 10%ジプロピレングリコール溶液 2%
ジプロピレングリコール 残部
合計 100%

Claims (3)

  1. (A)両性界面活性剤、アニオン性界面活性剤及びノニオン性界面活性剤からなる群から選ばれる1種又は2種以上の洗浄性界面活性剤
    (B)カチオン性界面活性剤
    (C)(B)成分と単独で液晶構造体を形成する油分
    を含有し、前記(C)成分と(B)成分で形成された平均粒径が20μm未満の液晶構造体が、組成物中に分散してなることを特徴とするシャンプー組成物。
  2. さらに、(D)屈折率1.46未満のシリコーン誘導体を含有することを特徴とする請求項1記載のシャンプー組成物。
  3. カラードヘア用であることを特徴とする請求項1又は2のシャンプー組成物。
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