JP2011063548A - シャンプー組成物 - Google Patents

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Abstract

【課題】カラーリングやパーマ、過度のドライヤー乾燥の繰り返しによって損傷した毛髪の「洗髪時の絡まり」を防止し、「乾燥後のパサツキ」を解消すると共に、「地肌のカユミ」を低減することができ、防腐剤(パラベン、安息香酸又はその塩等)を無配合でも防腐力に優れたシャンプー組成物の提供。
【解決手段】(A)カチオン界面活性剤、(B)炭素数12〜24の長鎖脂肪族アルコール、(C)両性界面活性剤10質量%〜30質量%、及び(D)グリセリン8質量%〜30質量%を含有し、前記(C)成分と前記(D)成分の質量比〔(D)/((C)+(D))〕が、0.30〜0.70であるシャンプー組成物とする。更に(E)アルキルアミンオキサイド0.3質量%〜5質量%を含有し、(D)成分と前記(E)成分の質量比〔(D)/(E)〕が5〜40である態様が好ましい。
【選択図】なし

Description

本発明は、カラーリングやパーマ、過度のドライヤー乾燥の繰り返しによって損傷を受けた毛髪の「洗髪時の絡まり」を防止し、「乾燥後のパサツキ」を解消できると共に、「地肌のカユミ」を低減することができるシャンプー組成物に関する。
近年、カラーリング、パーマ等の化学処理をする女性が増加しており、そのため、毛髪は損傷を受け、特にぬれ髪で「毛髪同士が絡みやすく」、切れ毛、枝毛が発生しやすく、「乾燥後の髪のパサツキ」に悩んでいる。また、乾燥、紫外線、カラーリングに用いる薬剤等の外的な刺激により、地肌がダメージを受け、「地肌のカユミ」を感じている。
このような不具合を解決する手段として、シャンプー組成物中にリンス成分であるカチオン界面活性剤や高級アルコールを配合することで、髪をすすいだ時に液晶構造体が髪に吸着してなめらかさを発現し、乾燥後の毛髪のパサつきを抑制し、滑らかな感触を与える技術が種々提案されている。
このようなシャンプー組成物として、例えばカチオン界面活性剤、高級アルコール及びポリグリセリン脂肪酸エステルからなる液晶分散洗浄剤組成物(特許文献1参照)、両性界面活性剤等の洗浄剤組成物、カチオン界面活性剤、及び液晶構造体を形成する油分を含有するシャンプー組成物(特許文献2参照)、シリコーン化合物、水難溶性の液晶構造体、及び両性界面活性剤を含有する洗浄性界面活性剤(特許文献3参照)、などが提案されている。
しかしながら、前記先行技術文献は、いずれも製剤の長期保存安定性を得るため防腐剤(パラベン、安息香酸又はその塩等)を配合しており、そのため、皮膚の弱い人や乾燥肌の人には刺激が強すぎ、接触性皮膚炎やアレルギー等の皮膚障害を起こすおそれがあることが知られている(非特許文献1参照)。また、カラーリングやパーマ、過度のドライヤー乾燥の繰り返しによって損傷した毛髪の「洗髪時の絡まり」を防止し、「乾燥後のパサツキ」を解消すると共に、「地肌のカユミ」を低減する効果は未だ十分なものではなく、更なる改良、開発が望まれているのが現状である。
特開2001−311099号公報 特開2004−292387号公報 特開2004−262805号公報
早川律子、「接触皮膚炎」、治療、1996年1月1日発行、Vol.78、No.増刊、p.1461−1463
本発明は、前記従来における諸問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、カラーリングやパーマ、過度のドライヤー乾燥の繰り返しによって損傷した毛髪の「洗髪時の絡まり」を防止し、「乾燥後のパサツキ」を解消すると共に、「地肌のカユミ」を低減することができ、防腐剤(パラベン、安息香酸又はその塩等)を無配合でも防腐力に優れたシャンプー組成物を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため本発明者らが鋭意検討を重ねた結果、(A)カチオン界面活性剤、(B)炭素数12〜24の長鎖脂肪族アルコール、(C)両性界面活性剤10質量%〜30質量%、及び(D)グリセリン8質量%〜30質量%を含有し、前記(C)成分と前記(D)成分の質量比〔(D)/((C)+(D))〕を0.30〜0.70とすることにより、これらの相乗効果から、防腐剤(パラベン、安息香酸又はその塩等)を無配合でも防腐力に優れ、洗髪時の絡まりを防止、乾燥後のパサツキのなさに優れ、製剤の長期保存安定性に優れたシャンプー組成物が得られることを知見した。
更に、好ましくは(E)成分のアルキルアミンオキサイドを配合することにより、意外にも地肌のカユミを抑える効果が飛躍的に向上することを知見した。
本発明は、本発明者らによる前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> (A)カチオン界面活性剤、(B)炭素数12〜24の長鎖脂肪族アルコール、(C)両性界面活性剤10質量%〜30質量%、及び(D)グリセリン8質量%〜30質量%を含有し、
前記(C)成分と前記(D)成分の質量比〔(D)/((C)+(D))〕が、0.30〜0.70であることを特徴とするシャンプー組成物である。
<2> 更に(E)アルキルアミンオキサイド0.3質量%〜5質量%を含有し、
(D)成分と前記(E)成分の質量比〔(D)/(E)〕が、5〜40である前記<1>に記載のシャンプー組成物である。
<3> (A)成分のカチオン界面活性剤が、下記一般式(1)で表される化合物である前記<1>から<2>のいずれかに記載のシャンプー組成物である。
Figure 2011063548
ただし、前記一般式(1)中、R及びRの少なくとも1つは、炭素数12〜28の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基である。R及びRのどちらか一方は、メチル基又はエチル基であり、これらは互いに同一であっても異なっていてもよい。R及びRは、メチル基又はエチル基である。Zは、アニオンを表す。
<4> (B)成分の長鎖脂肪族アルコールの炭素数が16〜22である前記<1>から<3>のいずれかに記載のシャンプー組成物である。
本発明によると、従来における諸問題を解決することができ、カラーリングやパーマ、過度のドライヤー乾燥の繰り返しによって損傷した毛髪の「洗髪時の絡まり」を防止し、「乾燥後のパサツキ」を解消すると共に、「地肌のカユミ」を低減することができ、防腐剤(パラベン、安息香酸又はその塩等)を無配合でも防腐力に優れたシャンプー組成物を提供することができる。
本発明のシャンプー組成物は、(A)カチオン界面活性剤、(B)長鎖脂肪族アルコール、(C)両性界面活性剤、及び(D)グリセリンを含有し、(E)アルキルアミンオキサイド、更に必要に応じてその他の成分を含有してなる。
<(A)カチオン界面活性剤>
前記(A)成分のカチオン界面活性剤としては、シャンプー組成物に配合し得るものであれば特に制限はなく、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、炭素数12以上の炭化水素基を有するカチオン界面活性剤が好適である。
前記炭素数12以上の炭化水素基は、−O−、−CONH−、−COO−等の官能基で分断されていてもよく、該炭素数12には、−CONH−、−COO−等の官能基の炭素数を含む。
前記(A)成分のカチオン界面活性剤は、通常、塩の形で含有され、具体的には、塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類;グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩などが挙げられる。
前記炭素数12以上の炭化水素基を有するカチオン界面活性剤としては、シャンプー組成物に配合し得るものであれば、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、(1)第4級アンモニウム塩、(2)分子内にエステル基を1〜3つ含む第4級アンモニウム塩、(3)アミドアミン型界面活性剤、(4)アミン型界面活性剤、(5)グアニジン誘導体又はその塩、(6)アミノ酸系カチオン界面活性剤、などが挙げられる。
−第4級アンモニウム塩−
前記第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(1)で表される化合物が好適である。
Figure 2011063548
前記一般式(1)において、R及びRの少なくとも1つは、炭素数12〜28、好ましくは16〜24、より好ましくは炭素数22の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基であり、直鎖アルキル基が特に好ましい。R及びRのどちらか一方は、メチル基又はエチル基であってもよく、これらは互いに同一であっても異なっていてもよい。
及びRは、いずれもメチル基又はエチル基である。
は、アニオンを表し、例えば、CHSO 、CSO 、Cl、Br等が挙げられる。
前記一般式(1)で表される第4級アンモニウム塩としては、例えば塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム、塩化ジベヘニルジメチルアンモニウム、などが挙げられる。
−分子内にエステル基を1〜3つ含む第4級アンモニウム塩−
前記分子内にエステル基を1つ含む第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(2)で表される化合物が挙げられる。
Figure 2011063548
前記一般式(2)において、Rは、炭素数12〜26であり、エステル基を1つ含む直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基である。
は、メチル基、エチル基、又は炭素数1〜4のヒドロキシアルキル基を示し、該Rは、互いに同一であっても異なっていてもよい。
は、アニオンを示し、例えばCHSO 、CSO 、Cl、Br等が挙げられる。
前記分子内にエステル基を1つ含む第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(3)で表される化合物が好ましい。
Figure 2011063548
前記一般式(3)において、Rは、直鎖又は分岐鎖の炭素数9〜23のアルキル基又はアルケニル基を示し、該Rとしては、直鎖の炭素数13〜21のアルキル基又はアルケニル基が好ましい。具体的には、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、エライジン酸等の脂肪酸からカルボキシル基を除いた残基であることが好ましい。
前記分子内にエステル基を2つ含む第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(4)で表される化合物が挙げられる。
Figure 2011063548
前記一般式(4)において、R、R、及びXは、前記一般式(2)と同じ意味を示す。R及びRは、それぞれ互いに同一であっても異なっていてもよい。
前記分子内にエステル基を2つ含む第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(5)で表される化合物が好ましい。
Figure 2011063548
前記一般式(5)において、Rは、前記一般式(3)と同じ意味を示す。Rは互いに同一であっても異なっていてもよく、直鎖の炭素数13〜21のアルキル基又はアルケニル基が好ましい。具体的には、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、エライジン酸等の脂肪酸からカルボキシル基を除いた残基であることが好ましい。
前記分子内にエステル基を3つ含む第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(6)で表される化合物が挙げられる。
Figure 2011063548
前記一般式(6)において、R、R、及びXは、前記一般式(2)と同じ意味を示す。Rは、互いに同一であっても異なっていてもよい。
前記分子内にエステル基を3つ含む第4級アンモニウム塩としては、下記一般式(7)で表される化合物が好ましい。
Figure 2011063548
前記一般式(7)において、Rは、前記一般式(3)と同じ意味を示す。Rは、互いに同一であっても異なっていてもよく、直鎖の炭素数13〜21のアルキル基又はアルケニル基が好ましい。具体的には、ステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、エライジン酸等の脂肪酸からカルボキシル基を除いた残基であることが好ましい。
前記Rは、炭素数10〜24の脂肪酸からカルボキシル基を除いた残基であり、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸、直鎖脂肪酸、及び分岐脂肪酸のいずれから誘導される基である。不飽和脂肪酸の場合、シス体とトランス体が存在するが、その質量比率(シス/トランス)は25/75〜80/20が好ましく、40/60〜80/20がより好ましい。
前記Rのもととなる脂肪酸としては、例えばステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、部分水添パーム油脂肪酸(ヨウ素化10〜60)、部分水添牛脂脂肪酸(ヨウ素価10〜60)などが挙げられる。これらの中でも、オレイン酸、エライジン酸、リノール酸、ステアリン酸が特に好ましい。
植物由来のステアリン酸、パルミチン酸、ミリスチン酸、オレイン酸、エライジン酸を所定量組み合わせて、比率(飽和/不飽和)が95/5〜50/50(質量/質量)、シス/トランス体の質量比率が40/60〜80/20であることが好ましく、炭素数18の比率が60質量%以上であることが好ましく、炭素数20の脂肪酸を2質量%以下、炭素数22の脂肪酸を1質量%以下となるように調整した脂肪酸組成を用いることが好ましい。
前記分子内にエステル基を1〜3つ含む第4級アンモニウム塩は、前記脂肪酸組成物又は脂肪酸メチルエステル組成物と、トリエタノールアミンとの縮合反応、続いてジメチル硫酸等の4級化試薬による4級化反応により合成することができる。
なお、前記一般式(2)〜(7)中のR、R、R及びXは、他の一般式(2)〜(7)中のR、R、R及びXとはそれぞれ独立である。
−アミドアミン型界面活性剤−
前記アミドアミン型界面活性剤としては、下記一般式(8)で表される化合物が挙げられる。
Figure 2011063548
前記一般式(8)において、R10は、炭素数11〜27が好ましく、より好ましくは15〜23、更に好ましくは炭素数21の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基である。
11は、炭素数1〜4のアルキル基であり、メチル基又はエチル基が好ましい。
nは、2〜4の整数を示す。
前記一般式(8)で表されるアミドアミン型界面活性剤としては、例えばステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ヤシ油脂脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミドが特に好ましい。
これらの界面活性剤は、通常、上述の各種塩の形で含有され、酸性アミノ酸塩、クエン酸塩、塩酸塩の形が好ましい。なお、中和に用いられる塩は、1種又は2種以上を併用してもよい。
−アミン型界面活性剤−
前記アミン型界面活性剤としては、例えばステアロキシプロピルジメチルアミンなどが挙げられる、
−グアニジン誘導体又はその塩−
前記グアニジン誘導体又はその塩としては、下記一般式(9)で表される化合物が挙げられる。
Figure 2011063548
ただし、前記一般式(9)中、R12は、炭素数11〜27が好ましく、より好ましくは11〜21の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基である。Aは、炭素数1〜10の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキレン基又はアルケニレン基である。tは、1〜5の整数であって、tが2以上の場合、各ブロック中のAは互いに異なっていてもよい。
前記R12としては、例えばC1123−、C1225−、C1327−、C1429−、C1531−、C1633−、C1735−、(C17CH−、4−C1530−などが挙げられる。前記一般式(9)中の置換基となるAは、炭素数1〜10が好ましく、より好ましくは2〜6の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基又はアルケニレン基であり、例えば、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、イソプロピレン基、2−ペンテニル基、2−エチルブチレン基などが挙げられる。
前記一般式(9)で表されるグアニジン誘導体は、通常、上述の各種塩の形で含有され、塩酸塩、臭素酸塩、酢酸塩、グリコール酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩の形が好ましい。
−アミノ酸系カチオン界面活性剤−
前記アミノ酸系カチオン界面活性剤としては、例えばモノ−N−長鎖(炭素数12〜22)アシル塩基性アミノ酸低級(炭素数1〜8)アルキルエステル塩などが挙げられる。
前記アミノ酸系カチオン界面活性剤を構成する塩基性アミノ酸としては、例えば、オルニチン、リシン、アルギニン等の天然アミノ酸などが挙げられる。また、α,γ−ジアミノ酪酸のような合成アミノ酸を用いることもできる。これらは光学活性体でもラセミ体でもよい。
前記アシル基は、炭素数が12〜22の飽和又は不飽和の高級脂肪酸残基である。これらは天然のものでも合成されたものでもよく、例えば、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基等の単一脂肪酸残基、ヤシ油脂肪酸残基、牛脂高級脂肪酸残基等の天然の混合高級脂肪酸残基などが挙げられる。
前記低級アルキルエステルとしては、例えばメチルエステル、エチルエステル、プロピルエステル、ブチルエステル、ペンチルエステル、ヘキシルエステル、ヘプチルエステル、オクチルエステルなどが挙げられる。前記低級アルキルエステルは、通常、塩の形で配合され、具体的には、塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類;グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩などが挙げられる。これらの中でも、塩酸塩、L−又はDL−ピロリドンカルボン酸塩、酸性アミノ酸塩の形が特に好ましい。
これら(A)成分のカチオン界面活性剤の中でも、前記一般式(1)で表される第4級アンモニウム塩が好ましく、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムが乾燥後のパサツキのなさを付与できる点で特に好ましい。
前記(A)成分のカチオン界面活性剤の含有量(2種以上用いる場合には合計含有量)は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、前記シャンプー組成物全量に対して1質量%〜3質量%が好ましい。前記含有量が、1質量%未満であると、ぬれ髪における髪の絡みのなさ、乾燥後の髪のパサツキのなさを付与することができないことがあり、3質量%を超えると、毛髪にべたつくような重さを生じ、パサツキのなさが低下することがある。
<(B)炭素数12〜24の長鎖脂肪族アルコール>
前記(B)成分の炭素数12〜24の長鎖脂肪族アルコールは、前記シャンプー組成物中において、前記(A)成分のカチオン界面活性剤と単独で液晶構造体を形成することができるものが特に好ましい。
前記炭素数が12未満であると、皮膚刺激があり、カチオン界面活性剤と液晶構造体を形成しにくい場合があり、炭素数が24を超えると、融点が高くなり、系に解けにくく、液晶構造体の形成がしにくい場合がある。
前記(B)成分の炭素数12〜24の長鎖脂肪族アルコールとしては、例えば下記一般式(10)で表される高級アルコールが挙げられる。
13−OH ・・・一般式(10)
ただし、前記一般式(10)中、R13は、炭素数12〜24の脂肪族炭化水素基であり、好ましくは炭素数16〜22の直鎖又は分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基、より好ましくは炭素数16〜22の直鎖アルキル基である。
前記一般式(10)で表される長鎖脂肪族アルコールとしては、例えばミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、2−ヘキシルデシルアルコール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、オクチルドデシルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、硬化ナタネ油アルコール、オレイルアルコール、エライジルアルコール、リノレイルアルコール、カルナービルアルコール、セリルアルコール、コレステロール、フィトステロール、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、高温安定性の点から、直鎖の炭素数16〜22のアルコール(セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール等)が好ましく、炭素数22のべへニルアルコールが、(A)のカチオン界面活性剤との液晶構造体を形成し易く、髪に吸着しやすくなるため、乾燥後の髪のパサツキのなさ点で特に好ましい。
前記(B)成分の長鎖脂肪族アルコールの含有量は、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、前記シャンプー組成物全量に対して0.5質量%〜10質量%が好ましく、ぬれ髪における髪の絡みのなさ、乾燥後の髪のパサツキのなさの観点から、2質量%〜10質量%がより好ましい。前記含有量が、0.5質量%未満であると、ぬれ髪における髪の絡みのなさ、乾燥後の髪のパサツキのなさを付与することができないことがあり、10質量%を超えると、長期保存安定性が悪くなることがある。
本発明においては、前記(A)成分のカチオン界面活性剤と、(B)成分の炭素数12〜24の長鎖脂肪族アルコールとの質量比〔(A)/(B)〕は、1/1〜1/4であることが好ましい。前記質量比〔(A)/(B)〕が、1/1を超えると、ぬれ髪における髪の絡みのなさ、乾燥後の髪のパサツキのなさを付与できないことがある。一方、前記質量比〔(A)/(B)〕が、1/4未満であると、ぬれ髪における髪の絡みのなさ、乾燥後の髪のパサツキのなさを付与することができないことに加え、長期保存安定性が悪くなることがある。
<(C)両性界面活性剤>
前記(C)成分の両性界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えばアルキルベタイン系活性剤、アミドベタイン系活性剤、スルホベタイン系活性剤、ヒドロキシスルホベタイン系活性剤、アミドスルホベタイン系活性剤、ホスホベタイン系活性剤、イミダゾリニウムベタイン系活性剤、アミノプロピオン酸系活性剤、アミノ酸系活性剤、などが挙げられる。これらの中でも、アルキルベタイン系界面活性剤が特に好ましい。
前記アルキルベタイン系界面活性剤としては、例えばラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸ジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインなどが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。これらの中でも、ラウリン酸アミドプロピルベタインが、泡立ちが向上し、髪に泡が行渡るので「洗髪時の絡まり」がなくなり、また防腐力上も大腸菌、ブドウ球菌、カビに対して防腐力が向上する点で特に好ましい。
前記(C)成分の両性界面活性剤の含有量は、前記シャンプー組成物全量に対して10質量%〜30質量%であり、14質量%〜24質量%が好ましい。前記含有量が、10質量%未満であると、シャンプー性能として主目的の泡立ちが低下するため、髪に泡がいきわたらず、ぬれ髪における髪の絡みのなさ、乾燥後の髪のパサツキのなさを付与する効果が十分でなく、防腐力上も大腸菌、ブドウ球菌、カビに対して防腐力が低下することがある。一方、前記含有量が、30質量%を超えると、前記(A)成分のカチオン界面活性剤及び(B)成分の炭素数12〜24の長鎖脂肪族アルコールの分散性が低下し、シャンプー組成物の均一性が確保できないために、製剤粘度の上昇により、ぬれ髪における髪の絡みのなさ、乾燥後の髪のパサツキのなさを付与する効果が発現しないことがある。
<(D)グリセリン>
前記グリセリンは、植物由来でもよく、合成したものであってもよい。
前記グリセリンの含有量は、前記シャンプー組成物全量に対して8質量%〜30質量%であり、12質量%〜25質量%がより好ましい。前記含有量が、8質量%未満であると、乾燥後の髪のパサツキのなさを付与する効果が十分でなく、防腐力上も大腸菌、ブドウ球菌、カビに対して防腐力が低下することがあり、30質量%を超えると、毛髪にべたつくような重さを生じ、パサツキのなさが低下することがある。
前記(C)成分と前記(D)成分の質量比〔(D)/((C)+(D)〕は、0.30〜0.70であり、0.40〜0.60であることが、ぬれ髪における髪の絡みのなさ、乾燥後の髪のパサツキのなさ、地肌のカユミ抑制、長期保存安定性、カビに対する防腐力の点で好ましい。前記質量比〔(D)/((C)+(D)〕が、0.30未満であると、(D)成分のグリセリンの保湿効果が十分でないため、ぬれ髪における髪の絡みのなさ、乾燥後の髪のパサツキのなさを付与する効果が低下し、地肌のカユミを抑える効果も十分でないことがある。前記質量比〔(D)/((C)+(D)〕が、0.70を超えると、(D)成分のグリセリンの比率が高まることにより、毛髪にべたつくような重さを生じ、パサツキのなさが低下するとともに、地肌のカユミを抑える効果が低下する場合がある。なお、前記質量比〔(D)/((C)+(D)〕は、少数点3桁目を四捨五入して求めたものである。
<(E)アルキルアミンオキサイド>
本発明のシャンプー組成物においては、(E)成分のアルキルアミンオキサイドを更に含有することにより、地肌のカユミを抑える効果が飛躍的に向上する。
前記(E)成分のアルキルアミンオキサイドとしては、例えばデシルジメチルアミンオキシド、ラウリルジメチルアミンオキシド、ミリスチルジメチルアミンオキシド、などが挙げられる。これらの中でも、地肌のカユミを抑える効果の点でラウリルジメチルアミンオキシドが特に好ましい。
前記(E)成分のアルキルアミンオキサイドの炭素数は、地肌のカユミを低減する効果の面から、8〜18が好ましく、10〜14がより好ましい。
前記(E)成分のアルキルアミンオキサイドの含有量は、前記シャンプー組成物全量に対して0.3質量%〜5質量%が好ましく、0.3質量%〜3質量%がより好ましい。前記含有量が、0.3質量%未満であると、地肌のカユミを抑える効果が十分ではなくなることがあり、5質量%を超えると、過剰量のアルキルアミンオキサイドが地肌に残るため、逆にカユミが出てしまうことがある。
前記(D)成分と前記(E)成分の質量比〔(D)/(E)〕は、5〜40が好ましく、地肌のカユミを抑える効果、防腐効果、長期保存安定性の観点から、6〜36がより好ましい。前記質量比〔(D)/(E)〕が、5未満では、保湿剤であるグリセリンとアルキルアミンオキサイドの総量に対し前記(E)成分のアルキルアミンオキサイドの比率が高いために地肌にカユミが出てしまうことがある。一方、前記質量比〔(D)/(E)〕が、40を超えると、保湿剤であるグリセリンとアルキルアミンオキサイドの総量に対し前記(E)成分のアルキルアミンオキサイドの比率が低下し、地肌のカユミを抑える効果も低下してしまうことがある。
−その他の成分−
本発明のシャンプー組成物には、前記(A)成分〜(D)成分、好ましくは(E)成分以外にも、本発明の目的を損なわない範囲で、一般のシャンプー組成物に汎用されている各種添加成分を必要に応じて配合することができる。これらの成分としては、ジメチルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン等のシリコーン化合物;流動パラフィン、スクワラン等の炭化水素;イソプロピルミリステート等のエステル;ツバキ油、アーモンド油、ホホバ油等の植物油;ポリオキシエチレンアルキルエ−テル、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル等のノニオン界面活性剤;没食子酸誘導体;グリシン、セリン、アルギニン等のアミノ酸;ピロリドンカルボン酸又は塩、生薬、ビタミン、グリチルリチン酸ジカリウム、グリチルレチン酸等の消炎剤;ピロクトンオラミン、ジンクピリチオン等のフケ止め剤;イソプロピルメチルフェノール、トリクロサン等の殺菌剤;タール色素、紫外線吸収剤、酸化防止剤、エタノール等の溶剤;アクリル酸系ポリマー等のアニオン性ポリマー;ビニルピロリドン系ポリマー等のノニオン性ポリマー;塩化ジアリルジメチルアンモニウム/アクリル酸等の両性ポリマー、カチオン化セルロ−ス、カチオン化グアーガム等のカチオン性ポリマー;無水シリカ、マグネシアシリカ等の無機粉体;ナイロン、ポリエチレン等の有機粉体、などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよいし、2種以上を併用してもよい。
本発明のシャンプー組成物に使用される香料、香料組成物としては、特開2003−300811号公報の段落番号〔0021〕〜〔0035〕に記載した香料成分等、更に段落番号〔0050〕に記載した香料用溶剤等が挙げられる。なお、本発明において、「香料組成物」とは、前記の香料成分、溶剤、香料安定化剤等からなる混合物を意味する。
前記香料用溶剤の含有量は、前記香料組成物全量に対して0.1質量%〜99質量%が好ましく、1質量%〜50質量%がより好ましい。
前記香料安定化剤としては、例えばジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ビタミンE又はその誘導体、カテキン化合物、フラボノイド化合物、ポリフェノール化合物等が挙げられる。これらの中でも、ジブチルヒドロキシトルエンが特に好ましい。
前記香料安定剤の含有量は、前記香料組成物全量に対して0.0001質量%〜10質量%が好ましく、0.001質量%〜5質量%がより好ましい。
前記香料組成物の含有量は、前記シャンプー組成物全量に対して、0.005質量%〜40質量%が好ましく、0.01質量%〜10質量%がより好ましい。
本発明のシャンプー組成物は、80℃の湯浴中で、前記(C)成分、及び前記(D)成分、好ましくは前記(E)成分を含む水溶性成分を混合溶解して水相とし、この水相に前記(A)成分及び(B)成分を含む油相を添加し、均一混合する。その後、シリコーンエマルションを添加し、更に攪拌しながら室温まで冷却することにより調製することができる。前記攪拌に用いる装置としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、攪拌子、攪拌羽などが挙げられる。
−pH−
前記シャンプー組成物のpHとしては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、25℃で、5.0〜6.0が好ましい。
前記pHは、例えば精製水で10倍に薄めた前記シャンプー組成物をpHメーター(東亜ディーケーケー株式会社製、HM−30G)を用いて25℃で測定することができる。
前記シャンプー組成物のpHは、所望のpH調整剤を用いて調整することができる。前記pH調整剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、クエン酸、コハク酸、2−アミノ−2−メチル−1−プロパノール、モノエタノールアミンなどが挙げられる。
−粘度−
本発明のシャンプー組成物の粘度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、25℃で、1Pa・s〜30Pa・sが好ましい。
前記粘度は、例えば粘度計(TOKIMEC社製、BM型粘度計、No.4ローター)を用い、30rpm、20秒後、25℃で測定することができる。
−用途−
本発明のシャンプー組成物は、カラーリングやパーマ、過度のドライヤー乾燥の繰り返しによって損傷した毛髪の「洗髪時の絡まり」を防止し、「乾燥後のパサツキ」を解消すると共に、「地肌のカユミ」を低減することができ、防腐剤(パラベン、安息香酸又はその塩等)を無配合でも防腐力に優れているので、例えば地肌クレンジング用シャンプー、ダメージケア用シャンプー、マイルドシャンプー、リンスインシャンプー等に好適に用いることができる。
以下、本発明の実施例を説明するが、本発明は、これらの実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例1〜24及び比較例1〜8)
−シャンプー組成物の調製−
表1に示す組成(単位は質量%)に従い、実施例1〜24及び比較例1〜8のシャンプー組成物を常法により調製した。具体的には、80℃の湯浴中で、(C)成分、(D)成分、及び必要に応じて(E)成分を含む水溶性成分を混合溶解し水相とした。この水相に、(A)成分及び(B)成分を含む油相を添加し、均一混合した。その後、シリコーンエマルションを添加し、更に攪拌しながら室温まで冷却した。なお、pH調整剤としてクエン酸を用いてpHを調整した。
得られた各シャンプー組成物を精製水で10倍に薄めて、pHメーター(東亜ディーケーケー株式会社製、HM−30G)を用い、25℃でpHを測定した。結果を表1に示す。
<官能評価>
「ぬれ髪における髪の絡みのなさ」、「乾燥後の髪のパサツキのなさ」、及び「地肌のカユミのなさ」について、以下のようにして、官能評価を行った。結果を表1に示す。
〔官能評価方法〕
カラーリング、パーマ等の化学処理を3ヶ月以内に行い、洗髪時の髪の絡まり、洗髪しドライヤーで乾燥後に髪のパサツキを感じるとともに、地肌のカユミを現在感じている30〜40代の女性30名で、各シャンプー組成物を7日間使用し、下記基準に則り評価を行った。
〔評価基準〕
◎:良好と答えた者が30名中27名以上
◎〜○:良好と答えた者が30名中24名以上
○:良好と答えた者が30名中15名〜23名
△:良好と答えた者が30名中5〜14名
×:良好と答えた者が5名未満
なお、上記評価基準において、「良好」とは、各評価項目毎に、「ぬれ髪における髪の絡みがないこと」、「乾燥後の髪のパサツカないこと」、及び「地肌のカユミがないこと」を意味する。
<長期保存安定性の評価方法>
各シャンプー組成物を50mLのガラスバイヤルビンに約40mL充填し、40℃で6ヶ月保存を実施し、各シャンプー組成物の外観を下記基準に則り目視で判定した。結果を表1に示す。
〔評価基準〕
◎:外観に変化がなく、分離が認められない
○:外観が一部色調に不均一な濃淡が認められるが、分離は認められない
△:ごく一部、分離が認められる
×:分離が認められる
<シャンプー組成物の防腐力評価>
供試菌として、細菌は、Eschericia coli NBRC3972、Staphylococcus aureus NBRC13276を用いた。これらは、いずれも独立行政法人製品評価技術基盤機構(NITE)から入手した。
真菌は、Paecilomyces variotii(環境由来)を用いた。
これら供試菌を、それぞれ至適培地で培養し、約10〜10個/mLとなるように菌懸濁液を調製した。
評価試料20gに前記菌懸濁液0.2mLを添加し、十分に混合して、評価用試料液を調製した後、細菌は20℃、真菌は25℃でそれぞれ暗所に保存した。
次に、保存1日後、4日後、7日後、14日後、及び28日後に、前記評価用試料液から1gを無菌的に採取し、レシチン・ポリソルベート80加ソイビーン・カゼイン・ダイジェスト液体培地9mLにそれぞれ希釈混合した。希釈混合して得た液1mL、0.1mLをそれぞれシャーレに取り、細菌はレシチン・ポリソルベート80加ソイビーン・カゼイン・ダイジェスト寒天培地、真菌はレシチン・ポリソルベート80加グルコース・ペプトン寒天培地で混釈を行った。細菌は30℃で4日間、真菌は25℃で7日間培養を行い、前記試料中の生残菌数を測定した。
判定は、添加した細菌又は真菌が検出限界以下(10個/g以下)になるまでの日数に基づき、下記基準により評価した。結果を表1に示す。
〔評価基準〕
◎:7日以内に検出限界以下(10個/g以下)となり、添加した菌の死滅が認められた
○:8〜14日以内に検出限界以下(10個/g以下)となり、添加した菌の死滅が認められた
△:検出限界以下(10個/g以下)になるのに14日を超える
×:添加した菌の死滅が認められない
Figure 2011063548
Figure 2011063548
Figure 2011063548
Figure 2011063548
Figure 2011063548
Figure 2011063548
Figure 2011063548
以下に、本発明のシャンプー組成物を実際のシャンプーに適用した具体的な実施例を示す。なお、下記の実施例のシャンプーは、それぞれの組成に従って調製をした。
下記実施例25〜27について、上記実施例1〜24と同様にして評価したところ、いずれも優れた効果を示した。
(実施例25)
−シャンプー−
・塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 2.5質量%
・ベヘニルアルコール 6.0質量%
・ラウリン酸アミドプロピルベタイン 14質量%
・グリセリン 15質量%
・ラウリルジメチルアミンオキシド 1質量%
・ポリオキシエチレンラウリル硫酸Na 1質量%
・ポリオキシエチレンベヘニルエーテル 0.2質量%
・スメクタイト 0.3質量%
・高重合アミノ変性シリコーンエマルション 3質量%
・アミノ変性シリコーンエマルション 0.5質量%
・ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.1質量%
・ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.1質量%
・ポリオキシエチレンセトステアリル
ヒドロキシミリスチレンエーテル 0.35質量%
・香料B 0.5質量%
・クエン酸 適量
・精製水 バランス
合計 100質量%
質量比〔(D)/((C)+(D))〕=0.52
質量比〔(D)/(E)〕=15
pH5.3(25℃)、粘度8.0Pa・s(25℃)
<評価結果>
ぬれ髪における髪の絡みのなさ:◎
乾燥後の髪のパサツキのなさ:◎
地肌のカユミのなさ:◎
長期保存安定性:○
防腐効果(ブドウ球菌、大腸菌、カビ):◎
(実施例26)
−シャンプー−
・塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 2.5質量%
・ベヘニルアルコール 6.0質量%
・ラウリン酸アミドプロピルベタイン 10質量%
・ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン 5質量%
・グリセリン 15質量%
・ラウリルジメチルアミンオキシド 2質量%
・ポリオキシエチレンラウリル硫酸Na 1質量%
・ポリオキシエチレンベヘニルエーテル 0.2質量%
・スメクタイト 0.3質量%
・高重合アミノ変性シリコーンエマルション 2質量%
・ジメチルシリコーンエマルション 1質量%
・ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.1質量%
・ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.1質量%
・ポリオキシエチレンセトステアリル
ヒドロキシミリスチレンエーテル 0.8質量%
・香料C 0.5質量%
・クエン酸 適量
精製水 バランス
合計 100質量%
質量比〔(D)/((C)+(D))〕=0.50
質量比〔(D)/(E)〕=7.5
pH5.3(25℃)、粘度20Pa・s(25℃)
<評価結果>
ぬれ髪における髪の絡みのなさ:◎
乾燥後の髪のパサツキのなさ:◎
地肌のカユミのなさ:◎
長期保存安定性:○
防腐効果(ブドウ球菌、大腸菌、カビ):◎
(実施例27)
−シャンプー−
・塩化ベヘニルトリメチルアンモニウム 2.5質量%
・ベヘニルアルコール 6.0質量%
・ラウリン酸アミドプロピルベタイン 15質量%
・グリセリン 12質量%
・ラウリルジメチルアミンオキシド 1質量%
・ポリオキシエチレンラウリル硫酸Na 2質量%
・ポリオキシエチレンベヘニルエーテル 0.2質量%
・スメクタイト 0.3質量%
・高重合アミノ変性シリコーンエマルション 5質量%
・アミノ変性シリコーンエマルション 0.5質量%
・ヒドロキシプロピルメチルセルロース 0.05質量%
・ヒドロキシエタンジホスホン酸 0.1質量%
・ポリオキシエチレンセトステアリル
ヒドロキシミリスチレンエーテル 0.2質量%
・香料D 0.5質量%
・クエン酸 適量
精製水 バランス
合計 100質量%
質量比〔(D)/((C)+(D))〕=0.44
質量比〔(D)/(E)〕=12
pH5.3(25℃)、粘度5.0Pa・s(25℃)
<評価結果>
ぬれ髪における髪の絡みのなさ:◎
乾燥後の髪のパサツキのなさ:◎
地肌のカユミのなさ:◎
長期保存安定性:○
防腐効果(ブドウ球菌、大腸菌、カビ):◎
なお、実施例1〜27及び比較例1〜8で用いた材料の具体的な内容は、以下に示すとおりである。
Figure 2011063548
本発明のシャンプー組成物は、カラーリングやパーマ、過度のドライヤー乾燥の繰り返しによって損傷した毛髪の「洗髪時の絡まり」を防止し、「乾燥後のパサツキ」を解消すると共に、「地肌のカユミ」を低減することができ、防腐剤(パラベン、安息香酸又はその塩等)を無配合でも防腐力に優れているので、例えば地肌クレンジング用シャンプー、ダメージケア用シャンプー、マイルドシャンプー、リンスインシャンプー等に好適に用いることができる。

Claims (2)

  1. (A)カチオン界面活性剤、(B)炭素数12〜24の長鎖脂肪族アルコール、(C)両性界面活性剤10質量%〜30質量%、及び(D)グリセリン8質量%〜30質量%を含有し、
    前記(C)成分と前記(D)成分の質量比〔(D)/((C)+(D))〕が、0.30〜0.70であることを特徴とするシャンプー組成物。
  2. 更に(E)アルキルアミンオキサイド0.3質量%〜5質量%を含有し、
    (D)成分と前記(E)成分の質量比〔(D)/(E)〕が、5〜40である請求項1に記載のシャンプー組成物。
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