JP2017503816A - オキサルキル化アルキルアルキレンジアミンの脂肪酸エステルおよびその塩、および毛髪のコンディショニングのための組成物 - Google Patents

オキサルキル化アルキルアルキレンジアミンの脂肪酸エステルおよびその塩、および毛髪のコンディショニングのための組成物 Download PDF

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Abstract

式(I)[式中、Rは、C8−C24−アルキルまたはC8−C24−アルケニルを示し、Aは、基−C2H4−または−C3H6−を示し、Z1は、基−C(O)−R’を示し、ここでR’はC5−C35−アルキルまたはC5−C35−アルケニルを示し、Z2は、基−C(O)−R’’を示し、ここでR’’はC5−C35−アルキルまたはC5−C35−アルケニルを示し、Z3は、基−C(O)−R’’’を示し、ここでR’’’はC5−C35−アルキルまたはC5−C35−アルケニルを示し、Z4は、基−C(O)−R’’’’を示し、ここでR’’’’はC5−C35−アルキルまたはC5−C35−アルケニルを示し、aは、0または1を示し、mは、2または3を示し、u、v、wおよびxは、それぞれ独立に、1〜9の数である]のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのエステルまたはその四級化塩を含み、少なくとも1種の6〜18個の炭素原子を有するアルコール成分を含むヘアーコンディショナー組成物が、改善したコンディショニングおよび毛髪の光沢をもたらす。

Description

毛髪の洗浄およびコンディショニングのための多くの方法が、何世紀にもわたって知られている。多くの場合に、上記方法はアルカリ剤、例えばセッケンを必要とする。この剤と毛髪との相互作用は、その機械的特性を弱め、毛髪繊維の空隙率を増加させる。多くの公知のシャンプー組成物は、痛んだドライヘアをもたらす。さらに、毛髪の色は多くの場合、洗髪により、および環境因子、例えば日光および汚染への暴露を受けて、経時的に褪せてしまう。これは、毛髪のさえない外観の原因となり得、必要以上に頻繁な洗髪を招く。頻繁な洗髪は、より痛んでおり、あまりコンディショニングされていない髪をもたらし得る。
長期間にわたって、毛髪の状態を改善するため、および毛髪の自然な外見を保持するために、改善されたヘアケア法およびコンディショニング組成物が求められている。
天然油が何世紀もの間、ヒトの毛髪のコンディショニングのために使用されてきた。エッセンシャルオイル(例えばティーツリー油)およびキャリアオイル(例えばホホバ油)が使用されてきた。ヒトの毛髪は、約97%のタンパク質ケラチンを含有しており、これは、強度および自然な外見を保つために守られる必要がある。タンパク質ケラチンの表面は、負に荷電したアミノ酸を含む。この理由のために、ヘアコンディショナーは、完全に洗い流されないカチオン性成分(例えば界面活性剤)を含むことができる。上記カチオン性成分の親水性端が、ケラチンに結合することができ、一方、該分子の疎水性端が毛髪表面を保護する。
最近のヘアコンディショナー組成物は、多くの場合、毛髪を柔らかくすること、毛髪の艶を改善することおよび毛髪の脂っぽい感触を避けることが意図されている。ヘアコンディショナー組成物のために、毛髪自身のキューティクルをコーティングする、脂肪アルコール類、シリコーン誘導体および第四級アンモニウム化合物が使用されてきた。
ヘアコンディショナー組成物は、シャンプー組成物と一緒に、またはそれとは別々に使用することができる。ヘアコンディショナー組成物は、1種または複数種の以下のタイプの成分(ingredientsまたはcomponents)を含む:
− コンディショナーのpHを約3〜5に維持するpH調整剤(acidity regulators)
− 静電防止剤
− グロッサー類、毛髪表面に結合する光反射性ポリマー成分、例えばシリコーン類、例えばジメチコンまたはシクロメチコン
− 潤滑剤、脂肪アルコール類またはプロビタミン類、例えばパンテノール
− 毛髪における水分を保持し、多くの場合に湿潤剤を含有する保湿剤
− 毛髪が柔軟でしなやかになるための油類(例えば、天然油)
− 組成物中の微生物増殖を防ぐための防腐剤
− 硬水における組成物の機能を改善するための金属イオン封鎖剤
− 毛髪に浸透し、例えばポリマー架橋を通して、構造を強化するための、多くの場合に加水分解タンパク質を含む、強化剤(strengtheners)
− タンパク質分解および退色に対するサンプロテクター(sun protectors)、例えばベンゾフェノン
− 毛髪表面の保護のための、界面活性剤、例えばカチオン性成分、例えばセチルトリメチルアンモニウムクロリド(CTAC)
− 熱保護剤(thermal protectors)、例えば熱吸収成分。
容易に入手可能な成分に基づいて、UV光、汚染および他の環境の負の影響から保護する、改善された化粧料組成物(特にヘアトリートメントのための)に関して、および新規のヘアコンディショナー組成物に関して、なおも需要が存在する。特に、多くの大気汚染を抱える大都市では、毛髪は長期間にわたって保護される必要がある。
25年以上前から、オキサルキル化アルキルアルキレンジアミンの脂肪酸エステルがいくつか記載されてきた。EP−A320769(特許文献1)は、オキサルキル化アルキルアルキレンジアミン類の製造方法を開示している。この文献は、エステル化合物(またはそれらの混合物)を、腐食防止剤として、特に原油回収プラントおよび原油処理プラントにおける腐食防止剤として使用している。EP−A320769は、オキサルキル化アルキルアルキレンジアミンと塩化ベンジルまたは塩化メチルとの反応が、それぞれの塩をもたらすことについて簡単に触れている。しかしながら、そのような化合物を含む組成物のヘアケア製品としての使用は、EP−A320769では触れられていない。
古い文献であるEP−A 081691(特許文献2:Hoechst)は、以下の式を有し、クレンザーとして使用されるビスベタインに関する。
Figure 2017503816
EP−A 081691の目的は、「皮膚および眼粘膜に刺激のないベタイン、それらの製造方法、およびこれらのベタインを含むシャンプーおよび化粧洗浄剤」を提供することである。しかしながら、エステル化誘導体については触れられていない。
DE−A19810122(特許文献3:Goldwell GmbH)は、ヘアトリートメント剤、例えば、界面活性剤として適切な式R−O−(RO)−Zを有するC8−18−アルキルポリグルコシドを開示している。さらに、本願の式(I)の化合物とは構造的に異なる両性界面活性剤、例えばアルキルアミドベタイン類の使用が記載されている。
WO95/25713(特許文献4:Henkel AG)は、界面活性剤として適切ではあるが、本願の式(I)の化合物とは構造的に異なるエステル−quatに関する。
WO2010/0518995(特許文献5:Clariant)は、少なくとも1種の四級アンモニア化合物と以下の式の少なくとも1種のアミンアルコキシレートエステルとの組成物を開示している:
Figure 2017503816
ヘアケア剤としての上記化合物の使用も、洗浄剤としての使用も、WO2010/0518995では触れられていない。
WO2003/008668(特許文献6:Clariant)は、以下の式を有する、原油中の炭化水素輸送および加工のためのコンベヤーおよび輸送デバイスにおける腐食を阻害するための添加剤に関する:
Figure 2017503816
EP−A320769 EP−A 081691 DE−A19810122 WO95/25713 WO2010/0518995 WO2003/008668
これらの化合物のヘアケア剤としての使用は、WO03/008668では触れられていない。
今回、オキサルキル化アルキルアルキレンジアミンの特定のエステルおよび/またはその四級化塩、例えばジメチルスルフェートと形成される塩が、化粧料組成物において、特にヘアトリートメント用組成物において、優れた成分であることが見出された。
本発明は、1つの成分として、少なくとも1種の式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミン(oxalkylated alkylalkylene diamine)のエステル、および/またはその四級化塩を含む、化粧料組成物、特にヘアーコンディショナー組成物に関する。
Figure 2017503816
[式中、
Rは、C−C24−アルキルまたはC−C24−アルケニル、特にC10−C20−アルキルまたはC10−C20−アルケニルを示し、
Aは、基−C−または−C−、特に基−C−を示し、
は、基−C(O)−R’を示し、ここでR’はC−C35−アルキルまたはC−C35−アルケニル、特にC−C24−アルキルまたはC−C24−アルケニルを示し、
は、基−C(O)−R’’を示し、ここでR’’はC−C35−アルキルまたはC−C35−アルケニル、特にC−C24−アルキルまたはC−C24−アルケニルを示し、
は、基−C(O)−R’’’を示し、ここでR’’’はC−C35−アルキルまたはC−C35−アルケニル、特にC−C24−アルキルまたはC−C24−アルケニルを示し、
は、基−C(O)−R’’’’を示し、ここでR’’’’はC−C35−アルキルまたはC−C35−アルケニル、特にC−C24−アルキルまたはC−C24−アルケニルを示し、
aは、0または1、特に0を示し、
mは、2または3、特に3を示し、
u、v、wおよびxは、それぞれ独立に、1〜9、特に2〜9の数であり、
ここでa=0の場合には、u、v、wおよびxの合計は3〜30であり、そして
a=1の場合には、u、v、wおよびxの合計は4〜35である]。
1つの実施態様において、上記化粧料組成物、特にヘアコンディショナー組成物は、1つのさらなる成分として、少なくとも1種の6〜18個の炭素原子を有する脂肪アルコール成分を含む。この成分は、潤滑剤の役割を果たすことができる。
多くの場合に、6〜18個の炭素原子を有する少なくとも2種の異なる脂肪アルコール成分が使用される。セテアリルアルコール(セチルアルコールとステアリルアルコールとの混合物)は1つの有用な例である。
式(I)の化合物のうちのいくつかは、化学物質として公知であるが、他は記載されたことがない。
特に、式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのいくつかのエステルの四級化塩は、記載されたことがなく、この発明の一部である。
上記四級化塩の製造には、ジメチルスルフェートのような成分を使用することができ、より一般的には、式(R−Mの化合物(ここでRは、C〜C−アルキルまたはベンジル基であり、Mは、アニオン形成基、例えばスルフェートを表し、sは、1、2または3を示す)を使用することができる。上記の四級化塩は、多くの場合に、式N−R(ここで、Nは四級化窒素であり、Rは例えばC−C−アルキルを示し、Mはアニオン、例えばスルフェートである)の基の形成により作られる。
本発明はまた、1つの成分として、式(I)
[式中、Rは、C−C24−アルキルまたはC−C24−アルケニル、特にC10−C20−アルキルまたはC10−C20−アルケニルを示し、
Aは、基−C−を示し、
は、−C(O)−R’を示し、ここでR’はC−C18−アルキルまたはC−C18−アルケニルを示し、
は、−C(O)−R’’を示し、ここでR’’はC−C18−アルキルまたはC−C18−アルケニルを示し、
は、−C(O)−R’’’を示し、ここでR’’’はC−C18−アルキルまたはC−C18−アルケニルを示し、
は、−C(O)−R’’’’を示し、ここでR’’’’はC−C18−アルキルまたはC−C18−アルケニルを示し、
aは、0を示し、
mは、2または3、特に3を示し、
u、vおよびwは、それぞれ独立に、3〜9の数であり、ここで、u、vおよびwの合計は、6〜30である]
のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンの少なくとも1種のエステル、および/またはその四級化塩を含む組成物であって、上記塩が式(I)の化合物の1、2または3個、特に1または2個の窒素原子を四級化することにより形成される組成物に関する。
本発明はまた、1つの成分として、式(I)
[式中、Rは、C−C18−アルキルまたはC−C18−アルケニルを示し、
Aは、基−C−を示し、
、Z、ZおよびZは、同一であって、−C(O)−R’(ここでR’はC−C18−アルキルまたはC−C18−アルケニルである)を示し、
aは0を示し、mは3を示し、
u、vおよびwは、それぞれ独立に、3〜9の数であり、ここで、u、vおよびwの合計は、6〜30である]
のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンの少なくとも1種のエステルおよび/またはその四級化塩を含む組成物であって、上記塩が式(I)の化合物の1または2個の窒素原子を四級化することにより形成される組成物に関する。
上記数u、vおよびwは、多くの場合に同じ数であり、5〜9、多くの場合に5.5〜7.8の範囲である。nが7〜7.8であり、(CHSOをアニオンとして有する式(I)の化合物が特に興味深い。
式(I)の化合物の上記四級化塩は、式(I)の化合物の窒素原子の1または2またはそれ以上を、例えばアルキル化剤、例えば式(R−Mの化合物、例えばジメチルスルフェート、ジエチルスルフェート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、あるいは塩化メチル、塩化エチル、臭化メチル、臭化エチル、ヨウ化メチルまたはヨウ化エチルのようなアルキルハロゲン化物(R−Hal)により、四級化することにより形成させることができる。基Rは、好ましくはC−C−アルキル、特にメチルまたはエチルを示す。
本発明はまた、1つの成分として、式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのエステルの四級化塩を少なくとも1つ含む組成物に関する。
この化粧料組成物、特にヘアコンディショナーは、多くの場合に、さらなる成分として、6〜18個の炭素原子を有する少なくとも1種の脂肪アルコール成分を含む。
本発明はまた、0.1〜10重量%の式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのエステルまたはその四級化塩(これは界面活性剤である)と、さらなる成分としての水および0.5〜10重量%の6〜18個の炭素原子を有する少なくとも1種の脂肪アルコール成分(潤滑剤)とを含む組成物に関する。
上記発明はまた、さらなる成分として、少なくとも1種のpH調整剤(acidity regulator)、少なくとも1種のグロッサー(glosser)および少なくとも1種のさらなる界面活性剤を含む組成物に関する。
本発明の1つの別の態様は、上記のような少なくとも1種の式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのエステルまたはその四級化塩と、少なくとも1種のさらなる成分とを混合するステップを含む、化粧料組成物、特にヘアコンディショナー組成物を製造する方法である。上記の少なくとも1種のさらなる成分は、好ましくは、6〜18個の炭素原子を有する少なくとも1種の脂肪アルコール成分である。
本発明はまた、以下のステップを含む、毛髪のコンディショニングの方法に関する:コンディショナー組成物(1つの成分として、少なくとも1種の式(I)のエステルまたはその四級化塩を含む)を、濡れた毛髪上に付け、その後、上記コンディショナー組成物を毛髪から除去すること。上記コンディショナー組成物は、予め洗浄した毛髪に使用できるが、前処理なしでも使用できる。
本発明は特に、以下のステップ:
a)シャンプー組成物を毛髪上に付けること;
b)シャンプー組成物で毛髪を洗浄すること;
c)毛髪からシャンプー組成物を除去すること;
d)コンディショナー組成物を濡れた毛髪上に付けること;
e)毛髪から上記コンディショナー組成物をすすぐこと、
を含む、毛髪を処理する方法であって、上記コンディショナー組成物が、1つの成分として、上記のような少なくとも1種の式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのエステルまたはその四級化塩を含む方法に関する。
本発明の毛髪を処理する上記方法はまた、追加成分、例えば変色組成物(color altering composition)、顕色剤組成物、プレトリートメント組成物および/またはポストトリートメント組成物を用いる1つまたは複数の追加ステップを含んでいてもよい。上記追加ステップのそのような成分には、ヘアトリートメント組成物において典型的に利用される公知の慣用の添加剤、例えばカラーリング剤、塩基性化および酸性化剤、バッファー、増粘剤、ゲル化剤、レオロジー改質剤、酸化防止剤、香料およびキレート剤が含まれる。
本発明はまた、毛髪を処理する方法であって、上記コンディショナー組成物が、式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンの四級化塩を含み、当該塩が式(I)の化合物の1または2個の窒素原子において四級化されている方法に関する。1つの実施態様において、上記ヘアコンディショナー組成物は、6〜18個の炭素原子を有する少なくとも1種の脂肪アルコール成分を含む。
本発明はまた、毛髪を処理する方法であって、上記コンディショナー組成物が潤滑剤として、6〜18個の炭素原子を有する少なくとも1種の脂肪アルコール成分をさらに含む方法に関する。多くの場合に、6〜18個の炭素原子を有する少なくとも2種の異なる脂肪アルコール成分、例えばセテアリルアルコール(セチルアルコールおよびステアリルアルコールの混合物)が使用される。
本発明はまた、毛髪を処理する方法であって、上記コンディショナー組成物が少なくとも1種のpH調整剤、少なくとも1種のグロッサーおよび少なくとも1種のさらなる界面活性剤をさらに含む方法に関する。
本発明はまた、毛髪を処理する方法であって、上記コンディショナー組成物が、非ポリマー性のカチオン性第四級アンモニウム化合物から選択される少なくとも1種のさらなる界面活性剤、特にCTACをさらに含む方法に関する。
本発明はまた、毛髪を処理する方法であって、上記コンディショナー組成物が、シャンプー組成物での毛髪の最初の処理に続いて、週1回〜週2回ベースで毛髪に施される。
本発明はまた、ヘアクリーニングおよびヘアコンディショニング組成物の複数部分キット(multiple−part kit)に関する。語句「キット」は、一緒に販売されているかもしくは包装されている品を含む。上記複数部分キットは、美容院を通じてエンドユーザーに流通させることができるが、本発明の1つの態様は、小売ルート、例えば薬局、化粧品店およびオンラインストアを通して上記キットを消費者に流通させることを伴う。上記キットは、シャンプーおよびコンディショニング処理のための調合物を有する独立した区画を含む。語句「区画」は、形状、材料または閉じる手段に拘らず、収容機能を果たす任意の容器を指す。
語句「区画」は、チューブ、サック、缶、タブ、瓶、パケット、エンベロープまたは他の容器の内部を含む。複数部分キットの成分は、単一の容器に含まれていてもよく、または複数の容器に分けられていてもよい。複数部分キットは、追加的に、毛髪を染色するための組成物および/または処理した毛髪に潤いを与え、処理した毛髪の質を維持するための組成物を有する区画を含むことができる。
ブリーチしたまたは染色した毛髪には、上記複数部分キットにおける追加区画が有利である。使用するのが容易であり、消費者に毛髪の状態を保護するための専門的なケア法を提供するヘアクリーニングおよびヘアコンディショニングキットに対して高い需要が存在する。本発明はこれらすべてを、数週間にわたって毛髪の状態を維持するのに必要な全ての成分を有する、1つの複数部分キットにおいて提供する。上記キットは、プレトリートメント組成物を含有する少なくとも1つの区画を含んでいてもよい。
このプレトリートメント組成物は、公知の天然油、湿潤剤、非イオン性界面活性剤、カチオン性コンディショニング剤(例えば式(I)の化合物の塩のような)、植物抽出物、ビタミン類および有機油を含むことができる。
適切な有機油には、式R’CO−OR’’(式中、R’およびR’’はそれぞれ独立に、C−C20直鎖状または分岐鎖状アルキル、アルケニルまたはアルコキシ−カルボニルアルキルまたはアルキルカルボニル−オキシアルキルである)のエステルが含まれる。そのようなエステルの例には、イソトリデシルイソノナノエート、PEG−4ジヘプタノエート、イソステアリルネオペンタノエート、トリデシルネオペンタ−ノエート、セチルオクタノエート、セチルパルミテート、セチルリシノレエート、セチルステアレート、セチルミリステート、イソプロピルミリステート、ココ−ジカプリレート/カプレート、デシルイソステアレート、イソデシルオレエート、イソデシルネオペンタノエート、イソヘキシルネオペンタノエート、オクチルパルミテート、ジオクチルマレート、トリデシルオクタノエート、ミリスチルミリステート、オクトドデカノールおよび脂肪アルコール、例えばオレイルアルコール、イソセチルアルコールが含まれる。上記有機油には、脂肪酸のグリセリルエステル、またはトリグリセリド、例えば、ヒマシ油、ラノリン油、トリイソセチルシトレート、C10−C18トリグリセリド、カプリル酸/カプリン酸/トリグリセリド、ヤシ油、鉱油、アーモンド油、杏仁油、アボカド油、ババス油、月見草油、アマナズナ種子油、ブドウ種子油、マカダミア・ターニフォリア種子油、トウモロコシ油、メドウフォーム油、ミンク油、オリーブ油、パーム核油、サフラワー油、ゴマ油、ダイズ油、ヒマワリ油、コムギの胚種油およびトウツバキ種子油が含まれ得る。
上記油としては、主として他のアルコールとの反応によって改質された脂肪酸モノ−ジ−およびトリグリセリドである、グリセリルエステル(脂肪酸のグリセリルエステルである油脂を除く)、例えば、アセチル化ヒマシ油、グリセリルステアレート、グリセリルジオレエート、グリセリルジステアレート、グリセリルトリオクタノエート、グリセリルジステアレート、グリセリルリノレエート、グリセリルミリステート、グリセリルイソステアレート、PEGヒマシ油、PEGグリセリルオレエート、PEGグリセリルステアレートおよびPEG牛脂脂肪酸グリセリルもまた適切である。
上記有機油としては、非揮発性の炭化水素、例えばイソパラフィン、水添ポリイソブテン、鉱油およびスクアレンもまた適切である。上記油としては、種々のラノリン誘導体、例えばアセチル化ラノリン、アセチル化ラノリンアルコール、および種々のフッ素化油、例えばフルオロゲルべエステル(fluoro guerbet esters)またはパーフルオロポリエーテルもまた適切である。他の適切な油には、ソルビタン誘導体、例えば、PEGソルビタンミツロウ、PEGソルビタンイソステアレート、PEGソルビタンラノレート、PEGソルビタンラウレート、PEGソルビタンオレエート、PEGソルビタンパルミテート、PEGソルビタンステアレート、ポリソルベート、ソルビタントリオレエート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタンステアレート、ソルビタントリステアレート等が含まれる。
上記組成物における適切な湿潤剤(moisturizersおよびhumectants)には、グリセリン、プロピレングリコール、ブチレングリコール、エチレングリコール、4〜250個の繰り返しエチレングリコール単位を有するポリエチレングリコール、およびエトキシ−ジグリコールが含まれる。
上記組成物における非イオン性界面活性剤は、C16〜C40の範囲であり、約1〜約110個のアルコキシ基を有する、以下:脂肪アルコール、アルキルフェノール、脂肪酸、脂肪酸エステルおよび脂肪酸アミド、のアルコキシル化誘導体であることができる。上記アルコキシ基は、C−Cオキシドおよびそれらの混合物(エチレンオキシド、プロピレンオキシドを有する)、およびそれらの混合物(典型的なアルコキシドである)からなる群から選択される。アルキル鎖は、直鎖状、分岐状、飽和または不飽和であることができる。これらのアルコキシル化非イオン性界面活性剤のうち、エトキシル化アルコールおよびプロポキシル化アルコールが典型的である。アルコキシル化アルコールは、単独で、または混合物において使用することができる。
市販の非イオン性界面活性剤は、Uniqema(Willmington)製のBrij(非イオン性界面活性剤)である。典型的には、Brijは、脂肪族アルコールと約1〜約54モルのエチレンオキシドとの縮合生成物であり、上記アルコールのアルキル鎖は典型的には直鎖状であり、約8〜約22個の炭素原子を有し、例えばBrij72(すなわちSteareth−2)およびBrij76(すなわちSteareth−10)である。
ここではまた、長鎖アルコール、例えばC8〜C30アルコールと、糖またはデンプンポリマーとの縮合生成物であるアルキルグリコシドも非イオン性界面活性剤として有用である。これらの界面活性剤の市販の例には、Cognis(Ambler)から入手可能なデシルポリグルコシド(APG<(R)>325CSとして入手可能)およびラウリルポリグルコシド(APG<(R)>600CSおよび625CSとして入手可能)が含まれる。本発明において使用するために適切な他の非イオン性界面活性剤は、グリセリルモノエステル、典型的にはC16−C22飽和、不飽和および分岐鎖状脂肪酸のグリセリルモノエステル、例えばグリセリルオレエート、グリセリルモノステアレート、グリセリルモノイソステアレート、グリセリルモノパルミテート、グリセリルモノベヘネートならびにこれらの混合物を含む、グリセリルエステルおよびポリグリセリルエステルである。ここではまた、ソルビタンエステルも非イオン性界面活性剤として有用である。
これらが通常製造される方法のために、これらのソルビタンエステルは、モノ−、ジ−、トリ−等のエステルの混合物を含む。適切なソルビタンの代表的な例には、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンステアレート、ソルビタンモノイソステアレートおよびソルビタンセスキオレエートが含まれる。
上記コンディショナー組成物の製造のためには、カチオン性第四級アンモニウム化合物、アミドまたはアミンコンディショニング剤およびカチオン性ポリマーを含むいくつかのカチオン性成分を使用することができる。
適切な古典的カチオン性コンディショニング剤には、カチオン性第四級アンモニウム塩が含まれる。そのような塩の例には、式(II)を有する塩が含まれる:
Figure 2017503816
[式中、
R1は、1〜22個の炭素原子を有する脂肪族基、またはアリール(例えばフェニル)、または12〜22個の炭素原子を有するアルキル−アリール基であり;
R2およびR3は、それぞれ独立に、1〜22個の炭素原子を有する脂肪族基であり;そして
R4は、1〜3個の炭素原子を有するアルキル基であり、そして、Xは、ハロゲン、アセテート、ホスフェート、ニトレートおよびメチルスルフェート基から選択されるアニオンである。
上記脂肪族基は、炭素原子に加えて、エーテル結合およびアミド基を含んでいてもよい。適切な四級アンモニウム化合物は、モノ長鎖アルキル、ジ長鎖アルキル、トリ長鎖アルキル等であることができる。式(II)のそのような四級アンモニウム塩の例には、ベンザルコニウムクロリド、ベンジルトリエチルアンモニウムクロリド、セチルトリアンモニウムクロリド(CTAC)およびセチルピリジニウムクロリドが含まれる。
カチオン性アミドはまた、さらなるコンディショニング剤としても適切である。脂肪酸と多官能性アミン、例えば、式R’CONH(CHNR1R2(式中、R’COは脂肪アシル基、例えばステアロイルであり、R1およびR2は、メチルまたはエチルであり、nは2または3である)を有するものとの縮合生成物であるアミドアミンもまた好適である。
そのような化合物の例には、ステアラミドプロピルジメチルアミン(Alzo, Inc.製品NECON(登録商標)が含まれる。置換された基が12〜22個の炭素原子を有する脂肪第1級、第2級または第3級アミンの塩もまた適切である。そのようなアミンの例には、ジメチルステアラミン、ジメチルソイアミン、ステアリルアミン、ミリスチルアミン、トリデシルアミンおよび−エチルステアラミンが含まれる。
カチオン性成分としては、四級化セルロースエーテル、ビニルピロリドンのコポリマー、アクリルポリマー(ジメチルジアリルアンモニウムクロリドおよびアクリルアミドのホモポリマーまたはコポリマーを含む)を含む、種々のカチオン性ポリマーが好適である。そのような化合物は、MERQUAT(登録商標)(Merck)で販売されている。アクリル酸またはメタクリル酸、アクリルアミド、メチルアクリルアミド、ジアセトン−アクリルアミドから誘導された種々のタイプのホモ−またはコポリマーもまた好適である。
本発明による毛髪の処理方法のためには、シャンプー組成物を使用することができるが、上記コンディショナー組成物をシャンプー組成物を用いることなく使用することもできる。上記シャンプー組成物は、概して、組成物全体の1〜99重量%、好ましくは5〜95重量%、より好ましくは10〜90重量%の水、および組成物全体の0.1〜99重量%、好ましくは1〜95重量%、より好ましくは5〜90重量%の洗浄界面活性剤を含む。適切な洗浄界面活性剤は、一般に、アニオン性、両性、ベタイン系または双性イオン界面活性剤である。好ましくは、アニオン性界面活性剤には、アルキルエーテルもしくはアルキルエーテルスルフェート、例えばラウレス硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、および上記の他の成分が含まれる。
本発明のコンディショナー組成物は、概して、コンディショナー組成物全体の0.1〜99重量%、好ましくは0.5〜95重量%、より好ましくは1〜90重量%の水、およびコンディショナー組成物全体の0.1〜99重量%、好ましくは0.5〜95重量%、より好ましくは1〜90重量%の1種または複数種のさらなる成分を含む。これらのさらなる成分は、少なくとも1種の式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのエステルおよび/またはその四級化塩を含む。
本発明のコンディショナー組成物は、概して、コンディショナー組成物全体の0.1〜10重量%、好ましくは0.2〜9重量%、より好ましくは0.5〜8重量%の、少なくとも1種の式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのエステルおよび/またはその四級化塩を含む。
1つの実施態様において、上記ヘアコンディショナー組成物は、0.5〜10重量%、多くの場合には0.7〜8重量%の、6〜18個の炭素原子を有する少なくとも1種の脂肪アルコール成分を含む。多くの場合に、少なくとも2種の脂肪アルコール成分の混合物が使用され、0.5〜10重量%、多くの場合には0.7〜8重量%の全量を有する。
1つの実施態様において、ヘアコンディショナー組成物は、0.5〜8重量%の少なくとも1種の式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのエステルおよび/またはその四級化塩、ならびに0.7〜8重量%の、それぞれ6〜18個の炭素原子を有する少なくとも2種の脂肪アルコール成分の混合物を含む。多くの場合、この組成物は、0.2〜5重量%のセチルトリメチルアンモニウムクロリド(CTAC)をさらに含む。
本発明のコンディショナー組成物は、水および式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンおよび/またはその四級化塩に加えて、多くの場合に、1種または複数種の以下のさらなる成分を含む:
−pH調整剤、静電防止剤、グロッサー、潤滑剤、湿潤剤、油、防腐剤、金属イオン封鎖剤、強化剤、サンプロテクター、さらなる界面活性剤(例えばセチルトリメチルアンモニウムクロリド、CTAC)および熱保護剤。
典型的なグロッサーは、シリコーンである。揮発性または非揮発性の非イオン性シリコーン液、シリコーン樹脂およびシリコーン半固体もしくは固体が、シリコーンとして適切である。揮発性シリコーンは、20℃で少なくとも2mmの水銀の蒸気圧として定義される測定可能な蒸気圧を有する、直鎖状または環状シリコーンである。ポリアルキルシロキサン類、ポリアリールシロキサン類、ポリアルキルアリールシロキサン類、ポリエーテルシロキサンコポリマー、アミン官能性シリコーン、およびそれらの混合物を含む、水不溶性で非揮発性のシリコーン液もまた適切である。
典型的な油は、多くの場合に上記の式R’CO−OR’’のエステルである有機油である。上記有機油成分にはまた、脂肪酸のグリセリルエステル、またはトリグリセリド、ヤシ油、アーモンド油、杏仁油、アボカド油、ババス油、月見草油、アマナズナ種子油、ブドウ種子油、マカダミア・ターニフォリア種子油、トウモロコシ油、メドウフォーム油、ミンク油、オリーブ油、パーム核油、サフラワー油、ゴマ油、ダイズ油、ヒマワリ油、コムギの胚種油およびトウツバキ種子油が含まれ得る。上記のようなソルビタンエステルおよびグリセリルエステルもまた、油成分として適切である。
上記コンディショニング組成物はまた、さらなる界面活性剤(式Iに記載されるものではない)、例えば上記のものを含んでいてもよい。本発明のコンディショニング組成物は、多くの場合に、(組成物全体の)少なくとも0.1重量%、好ましくは0.1〜10重量%、好ましくは0.2〜5重量%の、少なくとも1種のさらなる界面活性剤、特にCTACを含む。
本発明のコンディショニング組成物は、多くの場合に、(組成物全体の)少なくとも0.5重量%、好ましくは0.5〜10重量%、多くの場合に0.7〜8重量%の、少なくとも1種の潤滑剤、特に脂肪アルコール成分(好ましくは6〜18個の炭素原子を有する)を含む。多くの場合に、少なくとも2種の脂肪アルコール成分の混合物(例えば50:50重量%を有するセチルアルコールおよびステアリルアルコール)が使用され、0.5〜10重量%、多くの場合には0.7〜8重量%の全量を有する。
本発明のコンディショニング組成物は、多くの場合に、(組成物全体の)少なくとも0.05重量%、多くの場合に0.05〜5重量%の、少なくとも1種の油成分を含む。1つの実施態様において、上記コンディショニング組成物は、(組成物全体の)少なくとも0.5重量%、多くの場合に0.5〜5重量%の、少なくとも1種の油成分を含む。
本発明のコンディショニング組成物は、(組成物全体の)0.1〜10重量%、多くの場合に0.1〜5重量%、特に0.5〜5重量%の、以下の群からの少なくとも1種のポリマー成分(50.000〜5.000.000 g/molの分子量を有する)を含むことができる:
− ポリアミン、ポリアミノアミドまたはポリ(第四級アンモニウム)ポリマー、
(例えばビニルピロリドン/ジアルキルアミノアルキルアクリレートまたはメタクリレートコポリマー)、またはカルボマー製品(例えばCarbopol 980)、
− 第四級アンモニウム基を含有するセルロースエーテル誘導体、
− カチオン性セルロース誘導体、例えばセルロースコポリマー、または水溶性第四級アンモニウムモノマーがグラフトされたセルロース誘導体
− 四級化多糖類
− ジメチルジアリルアンモニウムクロリドのホモポリマー、(例えばMERCK製品 MERQUAT(登録商標)100またはMERQUAT(登録商標)550)
− ビニルピロリドンのおよびビニルイミダゾールの第四級ポリマー、
− US4,185,087に記載されるようなカチオン性ポリシロキサン
− ポリ(第四級アンモニウム)ポリマー。
本発明のコンディショニング組成物は、(組成物全体の)0.1〜10重量%、多くの場合に0.2〜5重量%、特に0.5〜5重量%の、少なくとも1種のレオロジー改質剤、特に、ゲル化剤および増粘剤を含むことができる。例は、セルロース系増粘剤、例えばヒドロキシエチル−セルロース、ヒドロキシプロピルセルロースおよびカルボキシメチルセルロース、グアーガム、例えばヒドロキシプロピルグアー、微生物由来のゴム、例えばキサンタンゴムおよびスクレログルカンゴム、および合成増粘剤、例えばアクリル酸および/またはアクリルアミドプロパンスルホン酸の架橋ホモ−またはコポリマーである。他のレオロジー改質剤には、脂肪酸アミド、例えばヤシ脂肪酸ジエタノールアミドおよびモノエタノールアミド、およびカルボン酸アルキルエーテルのオキシエチレン化モノエタノールアミドが含まれる。
本発明の方法では、上記コンディショナー組成物が、(濡れた)毛髪に適用される。コンディショナー組成物を付ける前に、1つの実施態様によれば、シャンプー組成物を毛髪に、約30秒〜5分の範囲の時間付けることができる。シャンプー組成物はその後、毛髪から水を用いてすすがれる。
式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのエステルおよび/またはその四級化塩(および多くの場合に潤滑剤)を含むコンディショナー組成を、水と組み合わせ、該混合物をその後毛髪に付ける。
上記混合物は、約1〜10分間毛髪上でそのままにしておいてもよく、または直ちにすすいでもよく、またはキットにおける指示に推奨されるようにしてもよい。上記の時間が経過した後に、上記混合物を水で毛髪からすすぎ落す。
最後にポストトリートメント組成物を毛髪に付けることができ、それはすすぎ落しても、すすぎ落さなくともよい。ポストトリートメント組成物を付けた後に、毛髪を所望のスタイルにすることができる。
上記のシャンプー組成物および/またはコンディショナー組成物および/またはポストトリートメント組成物は、消費者のニーズに応じてそれらを毎日、週2回または週1回ベースで使用できるように、キットで提供することができる。好ましくは、上記シャンプーおよびコンディショナー組成物は、週1回または週2回ベースで使用することができる。
本発明を以下の実施例および特許請求の範囲によりさらに例証する。
例1 (2つの四級化N原子を有する塩の調製)
以下の化合物13−SK009を以下のように調製した:
Figure 2017503816
509.2g(0.250mol)の式(I)を有する化合物(R=獣脂肪酸(C16/C18)に由来するC鎖、a=0、m=3、A=−C−、u+v+w=23、Z=Z=Z=ヤシ脂肪酸(C12/C14)に由来するC鎖)を、最初に、還流冷却器および温度計を備えた1Lフラスコに仕込み、60℃に加熱した。
撹拌しながら、62.4g(0.495mol)の硫酸ジメチルを30分以内に滴加した。その期間中に温度は80℃に上昇した。反応混合物を80℃で5時間撹拌した。室温に冷却後、530gの生成物(2つの四級化N原子を有する塩)が透明な黄色−褐色液体として得られた(Bas.N<0.1 %)。上記式における基「Me」は、メチル基を表す。
例2 (1つの四級化N原子(平均で)を有する塩の調製)
以下の化合物13−CK068(混合物)を以下のように調製した:
Figure 2017503816
203.7g(0.1mol)の式(I)を有する化合物(R=獣脂肪酸(C16/C18)に由来するC鎖、a=0、m=3、A=−C−、u+v+w=23、Z=Z=Z=ヤシ脂肪酸(C12/C14)に由来するC鎖)を、最初に、還流冷却器および温度計を備えた1Lフラスコに仕込み、60℃に加熱した。撹拌しながら、12.3g(0.1mol)の硫酸ジメチルを30分以内に滴加した。その期間中に温度は80℃に上昇した。反応混合物を80℃で5時間撹拌した。室温に冷却後、207.6gの生成物が透明な黄色−褐色液体として得られた(Bas.N=0.67%)。
例3: (2つの四級化N原子を有する塩の調製)
以下の化合物(14−CK050)を例1の方法により調製した:
Figure 2017503816
n=2.5;2CHSO ;R =獣脂肪酸(C16/C18)に由来するC鎖、a=0、m=3、A=−C−、u+v+w=7.5、Z=Z=Z=カプリル酸(C)由来のC鎖
例4:(2つの四級化N原子を有する塩の調製)
以下の化合物(14−CK097)を例1の方法により調製した:
Figure 2017503816
n=5.00;2CHSO ;R =獣脂肪酸(C16/C18)に由来するC鎖、a=0、m=3、A=−C−、u+v+w=15、Z=Z=Z=ステアリン酸(C18)由来のC鎖
例5〜9:コンディショナー組成物の調製
ヘアーコンディショナー組成物(E5〜E9)を、以下の成分(表1)を混合することにより製造した。
表1: 例1〜4の分子を含有するヘアーコンディショナーの組成
Figure 2017503816
全ての%は、組成物の重量を基準とする。
全てのサンプルに関して、水をベースとする組成物のpHを3.5〜5の間に調節した。
例10:コンディショナー組成物の使用
毛髪見本(暗褐色、ストレートの欧州人の毛髪束、12cmの長さ、および4時間ブリーチした欧州人の毛髪、12cmの長さ。両者ともKerling(ドイツ)から入手)を用いて試験を実施した。
これらの毛髪見本を前処理し(14重量%のラウリルエーテル硫酸ナトリウム(SLES)溶液でのベースウォッシュ)、その後、以下のステップに従って、古典的なシリコーン不含シャンプー組成物で処理し、次いでコンディショナー組成物E5〜E9のうちの1つで処理した:
a)シャンプー組成物を毛髪上に付けること;
b)シャンプー組成物で毛髪を洗浄すること;
c)毛髪からシャンプー組成物を除去すること;
d)例5〜例9のコンディショナー組成物を、毛髪上に付けること;
e)毛髪から上記コンディショナー組成物を除去すること。
上記コンディショナーのすすぎの間に、全ての例E5〜E9に関して、毛髪はもつれがなくなり、流水下での滑らかな感触および心地よい触感プロファイルを有していた。濡れた毛髪をくし通り力(combing force)に関して試験した(Diastron(UK)製のMTT175引っ張り試験機を用いて)。その後、上記見本を、乾燥のために室温で空気中に掛けて置いた。コンディショナー組成物E5〜E9での全ての処理後の乾燥毛髪もまた、良好な触感の結果を示し、良好な毛髪外見をもたらした。
プレトリートメントとシャンプーおよびコンディショナー処理を含むヘアコンディショニング系の使用後に、毛髪サンプルを毛髪の光沢(hair shine)(Bossa Nova Tech製のSamba Hair Systemを用いて)および乾燥くし通り力(Diastron(UK)製のMTT175引っ張り試験機を用いて)に関して試験した。
毛髪の光沢に関して、この測定技術により、半円形アレンジメントにおけるドラム上に取り付けられた毛髪見本から反射される光度の定量的な評価が可能である。当該技術は、選択的に以下の成分を分析する:
− 第1反射(SHINE):ファイバーの表面から、毛髪上に光沢バンドを生成
− 第2反射(CHROMA):ファイバーの底部表面の透過光の反射 − ファイバーに特異的な色情報をもたらすバンドを生成
− 散乱光(DIFFUSED LIGHT)が、内部散乱から得られ、「毛髪束(bulk hair)」光沢及び色強度に相当する。
通常、各ピークの最大値を、異なる材料で処理したサンプルに関して比較する。
例5〜9のコンディショナーで処理した毛髪に関する櫛通りの結果および毛髪の光沢のデータを表2にまとめる。参照として、2%のCTAC(活性レベル)を含有するか、または2%のBTAC(活性レベル)を含有するコンディショナーを、同レベルのセテアリルアルコール(4%活性)および0.2%シリコーン油(Dow Corning PMX 200)と使用した。
表2: 例5〜9のヘアコンディショナーの性能結果
Figure 2017503816
表2のデータから、ここに記載される新規組成物の使用が、ヘアコンディショナー製品の特性を有意に改善することが見られる。特に、典型的な市場標準と比較して、天然のままのおよびブリーチした(損傷を受けた)毛髪の両者に関して、湿潤および乾燥くし通り力の低下が観察された。消費者にとって、これは櫛でとかすことがより容易であり、もつれが少なく、毛髪の並びが良好であることに相当し、これらによってさらに、整髪がより容易となる。さらに、毛髪の光沢が、式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンを含む組成物を適用することにより改善した。

Claims (14)

  1. 1つの成分として、少なくとも1種の式(I)
    Figure 2017503816
    [式中、
    Rは、C−C24−アルキルまたはC−C24−アルケニルを示し、
    Aは、基−C−または−C−、特に基−C−を示し、
    は、基−C(O)−R’を示し、ここでR’はC−C35−アルキルまたはC−C35−アルケニル、特にC−C24−アルキルまたはC−C24−アルケニルを示し、
    は、基−C(O)−R’’を示し、ここでR’’はC−C35−アルキルまたはC−C35−アルケニル、特にC−C24−アルキルまたはC−C24−アルケニルを示し、
    は、基−C(O)−R’’’を示し、ここでR’’’はC−C35−アルキルまたはC−C35−アルケニル、特にC−C24−アルキルまたはC−C24−アルケニルを示し、
    は、基−C(O)−R’’’’を示し、ここでR’’’’はC−C35−アルキルまたはC−C35−アルケニル、特にC−C24−アルキルまたはC−C24−アルケニルを示し、
    aは、0または1、特に0を示し、
    mは、2または3、特に3を示し、
    u、v、wおよびxは、それぞれ独立に、1〜9、特に2〜9の数であり、
    ここでa=0の場合には、u、v、wおよびxの合計は3〜30であり、そして
    a=1の場合には、u、v、wおよびxの合計は4〜35である]
    のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのエステルおよび/またはその四級化塩を含み、1つのさらなる成分として、少なくとも1種の、6〜18個の炭素原子を有する脂肪アルコール成分を含む、化粧料組成物、特にヘアーコンディショナー組成物。
  2. 1つの成分として、少なくとも1種の、式(I)
    [式中、
    Rは、C−C24−アルキルまたはC−C24−アルケニル、特にC10−C20−アルキルまたはC10−C20−アルケニルを示し、
    Aは、基−C−を示し、
    は、−C(O)−R’を示し、ここでR’はC−C18−アルキルまたはC−C18−アルケニルを示し、
    は、−C(O)−R’’を示し、ここでR’’はC−C18−アルキルまたはC−C18−アルケニルを示し、
    は、−C(O)−R’’’を示し、ここでR’’’はC−C18−アルキルまたはC−C18−アルケニルを示し、
    は、−C(O)−R’’’’を示し、ここでR’’’’はC−C18−アルキルまたはC−C18−アルケニルを示し、
    aは、0を示し、
    mは、2または3、特に3を示し、
    u、vおよびwは、それぞれ独立に、3〜9の数であり、ここで、u、vおよびwの合計は、6〜30である]
    のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのエステル、および/またはその四級化塩を含み、上記塩が式(I)の化合物の窒素原子の1つ、2つまたは3つを四級化することにより形成される、請求項1に記載の組成物。
  3. 1つの成分として、少なくとも1種の、式(I)
    [式中、
    Rは、C−C18−アルキルまたはC−C18−アルケニルを示し、
    Aは、基−C−を示し、
    、Z、ZおよびZは、同一であって、−C(O)−R’(ここでR’はC−C18−アルキルまたはC−C18−アルケニルである)を示し、
    aは0を示し、mは3を示し、
    u、v、wおよびxは、それぞれ独立に、3〜9の数であり、ここで、u、v、wおよびxの合計は、6〜30である]
    のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのエステルおよび/またはその四級化塩を含み、上記塩が式(I)の化合物の窒素原子の1つまたは2つを四級化することにより形成される、請求項1に記載の組成物。
  4. 1つの成分として、少なくとも1種の、式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのエステルの四級化塩を含む、請求項1〜3のいずれか1つに記載の組成物。
  5. 0.1〜10重量%の式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのエステルまたはその四級化塩(界面活性剤)と、さらなる成分として水および0.5〜10重量%の6〜18個の炭素原子を有する少なくとも1種の脂肪アルコール成分(潤滑剤)とを含む、請求項1〜4のいずれか1つに記載の組成物。
  6. さらなる成分として、少なくとも1種のpH調整剤(acidity regulator)、少なくとも1種のグロッサー(glosser)および少なくとも1種のさらなる界面活性剤を含む、請求項1〜5のいずれか1つに記載の組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の少なくとも1種の式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのエステルまたはその四級化塩と、さらなる成分として6〜18個の炭素原子を有する少なくとも1種のアルコール成分とを混合するステップを含む、化粧料組成物、特にヘアコンディショナー組成物を製造する方法。
  8. コンディショナー組成物を濡れた毛髪上に付け、上記コンディショナー組成物を毛髪から除去するステップを含む、毛髪を処理する方法であって、
    上記コンディショナー組成物が、1つの成分として、請求項1〜6のいずれか1つに記載の、少なくとも1種の式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのエステルまたはその四級化塩、および6〜18個の炭素原子を有する少なくとも1種のアルコール成分を含む方法。
  9. 以下のステップ:
    a)シャンプー組成物を毛髪上に付けること;
    b)シャンプー組成物で毛髪を洗浄すること;
    c)毛髪からシャンプー組成物を除去すること;
    d)コンディショナー組成物を濡れた毛髪上に付けること;
    e)毛髪から上記コンディショナー組成物をすすぐこと、
    を含み、
    上記コンディショナー組成物が、1つの成分として、請求項1〜6のいずれか1つに記載の、少なくとも1種の式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンのエステルまたはその四級化塩を含む、
    請求項8に記載の毛髪を処理する方法。
  10. 上記コンディショナー組成物が、式(I)のオキサルキル化アルキルアルキレンジアミンの四級化塩を含み、上記塩が式(I)の化合物の1つまたは2つの窒素原子で四級化される、請求項8または9に記載の方法。
  11. 上記コンディショナー組成物が、潤滑剤として、6〜18個の炭素原子を有する少なくとも1種の脂肪アルコール成分をさらに含む、請求項8〜10のいずれか1つに記載の方法。
  12. 上記コンディショナー組成物が少なくとも1種のpH調整剤、少なくとも1種のグロッサーおよび少なくとも1種のさらなる界面活性剤をさらに含む、請求項8〜11のいずれか1つに記載の方法。
  13. 上記コンディショナー組成物が、非ポリマー性のカチオン性第四級アンモニウム化合物から選択される少なくとも1種のさらなる界面活性剤、特にCTACをさらに含む、請求項8〜12のいずれか1つに記載の方法。
  14. 上記コンディショナー組成物が、シャンプー組成物での毛髪の最初の処理に続いて、週1回〜週2回ベースで毛髪に適用される、請求項8〜13のいずれか1つに記載の方法。
JP2016547520A 2014-01-23 2015-01-23 オキサルキル化アルキルアルキレンジアミンの脂肪酸エステルおよびその塩、および毛髪のコンディショニングのための組成物 Active JP6537516B2 (ja)

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