JP2005187400A - キューティクル剥離防止用毛髪化粧料 - Google Patents

キューティクル剥離防止用毛髪化粧料 Download PDF

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JP2005187400A JP2003430746A JP2003430746A JP2005187400A JP 2005187400 A JP2005187400 A JP 2005187400A JP 2003430746 A JP2003430746 A JP 2003430746A JP 2003430746 A JP2003430746 A JP 2003430746A JP 2005187400 A JP2005187400 A JP 2005187400A
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Abstract

【課題】 洗髪時等の毛髪の摩擦を低減させることにより、キューティクルの剥離量を大幅に低減させることができるキューティクルの剥離防止用毛髪化粧料の提供。
【解決手段】 (A)カチオン性界面活性剤、及び25℃において固体である油性成分を含有する液晶構造体と、(B)有機酸、及びその塩から選択される少なくとも1種と、(C)タンパク質、タンパク分解物、及びタンパク誘導体から選択される少なくとも1種と、(D)25℃における動粘度が500万(mm/s)以上である高重合ジメチルポリシロキサンとを含むことを特徴とするキューティクル剥離防止用毛髪化粧料である。
【選択図】 なし

Description

本発明は、洗髪等の毛髪の摩擦を低減させ、大幅にキューティクルの剥離を減少させることができるキューティクル剥離防止用毛髪化粧料に関する。
キューティクルの損傷は、洗髪時の摩擦が原因の一つであり、特にカラーリング等でダメージを受けた髪においては、洗髪時のきしみ感が強く多量のキューティクルが剥離するという問題がある。この問題に対し、従来、毛髪の保護効果や、艶を与えるキューティクルケア剤としては、例えば、水溶性ポリマー微粒子等によりキューティクル表面をコートする毛髪の光沢付与方法が提案されている(特許文献1参照)。また、カチオン性界面活性剤と、有機酸又はその塩を含有し、リフトアップや膨潤を抑制し得るキューティクルケア剤が提案されている(特許文献2参照)。更には、アニオン性界面活性剤と、pHを3.5〜5.5に調整する緩衝作用物質とを含有するキューティクルリフトアップ抑制剤が提案されている(特許文献3参照)。しかし、これらの提案では、前記摩擦力を緩和することにより、キューティクルの剥離を防止する効果については何ら開示されていない。
よって、毛髪の摩擦力を緩和することにより、キューティクルの剥離を防止するキューティクル剥離防止剤については未だ提供されておらず、これらの開発が切に望まれているのが現状である。
特開平10−67622号公報 特開2000−38322号公報 特開平12−327540号公報
本発明は、前記従来における問題を解決し、以下の目的を達成することを課題とする。即ち、本発明は、洗髪時等の毛髪の摩擦を低減させることにより、キューティクルの剥離量を大幅に低減させることができるキューティクルの剥離防止用毛髪化粧料を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明者らが鋭意検討した結果、通常コンディショナーのなめらか成分として使用されるカチオン界面活性剤と、高級アルコールとを毛髪に残留させることにより、ヘアケア剤を選ばず、洗髪時等における毛髪の摩擦を低減し、大幅にキューティクル剥離量を低減できるとの新知見を得た。
本発明は、本発明者による前記知見に基づくものであり、前記課題を解決するための手段としては、以下の通りである。即ち、
<1> (A)カチオン性界面活性剤、及び25℃において固体である油性成分を含有する液晶構造体と、(B)有機酸、及びその塩から選択される少なくとも1種と、(C)タンパク質、タンパク分解物、及びタンパク誘導体から選択される少なくとも1種と、(D)25℃における動粘度が500万(mm/s)以上である高重合ジメチルポリシロキサンとを含むことを特徴とするキューティクル剥離防止用毛髪化粧料である。
<2> 油性成分が、融点45℃以上の高級アルコールである前記<1>に記載のキューティクル剥離防止用毛髪化粧料である。
<3> 有機酸が、グリコール酸、グルタミン酸、ピロリドンカルボン酸(PCA)、及びポリグルタミン酸から選択される少なくとも1種であり、有機酸塩における塩が、アルカリ金属塩、及びアンモニウム塩の少なくともいずれかである前記<1>から<2>のいずれかに記載のキューティクル剥離防止用毛髪化粧料である。
<4> カチオン性界面活性剤が、炭素数18以上の直鎖及び分岐鎖のいずれかのカチオンを有する前記<1>から<3>のいずれかに記載のキューティクル剥離防止用毛髪化粧料である。
<5> 分岐鎖のカチオンが、アンテイソ型カチオンである前記<4>に記載のキューティクル剥離防止用毛髪化粧料である。
本発明によると、洗髪時等の毛髪の摩擦を低減させることにより、キューティクルの剥離量を大幅に低減させることができるキューティクルの剥離防止用毛髪化粧料を提供することができる。
(キューティクルの剥離防止用毛髪化粧料)
本発明のキューティクル剥離防止用毛髪化粧料は、(A)カチオン性界面活性剤、及び25℃において固体である油性成分を含有する液晶構造体(以下、「(A)成分」と称することがある)、(B)有機酸、及びその塩から選択される少なくとも1種(以下、「(B)成分」と称することがある)と、(C)タンパク質、タンパク分解物、及びタンパク誘導体から選択される少なくとも1種(以下、「(C)成分」と称することがある)と、(D)25℃における動粘度が500万(mm/s)以上である高重合ジメチルポリシロキサン(以下、「(D)成分」と称することがある)とを含み、適宜選択したその他の成分を含む。
−(A)成分−
前記(A)成分におけるカチオン界面活性剤としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、下記構造式(1)〜(3)で表される化合物、アミノ酸系カチオン界面活性剤、等が好適に挙げられる。
Figure 2005187400
但し、前記構造式(1)中、R、R、R、及びRは、互いに同一であってもよく、異なっていてもよく、例えば、アルキル基、ヒドロキシアルキル基、アルケニル基、ポリアルキレンオキシド基、又はベンジル基が挙げられ、R、R、R、及びRから選択される1種又は2種は、炭素数10〜24が好ましく、炭素数16〜22がより好ましい。残りは、メチル基、エチル基、ベンジル基、−(CO)−H、−(CO)−H(但し、q及びrは、それぞれ1〜5の整数)で表されるポリアルキレンオキサイド基が好ましい。また、Zは、陰イオン基を表す。
前記カチオン性界面活性剤は、通常、塩の形で配合され、例えば、塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類、グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩等が挙げられる。
前記構造式(1)で表される化合物の具体例としては、例えば、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、セチルトリメチルアンモニウムクロライド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド、セトステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド、ジベヘニルジメチルアンモニウムクロライド等が挙げられる。これらの中でも、炭素数18〜22の直鎖アルキル基、又は炭素数18以上の分岐型アルキル基を有するものが好ましく、アンテイソ型有機残基を有するものがより好ましい。前記アンテイソ型有機残基としては、アンテイソ型の長鎖分岐脂肪酸残基が好適に挙げられる。
前記直鎖型の構造式(1)で表される化合物としては、例えば、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド等が挙げられる。これらの中でも、塩酸塩、臭素酸塩が好ましい。
前記アンテイソ型の長鎖分岐脂肪酸残基を有する前記構造式(1)で表される化合物としては、例えば、エチル硫酸長鎖分岐脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム等が挙げられる。
前記構造式(2)で表される化合物は、下記の構造式で表される。
Figure 2005187400
但し、前記構造式(2)中、Rは、例えば、炭素数1〜21の直鎖、若しくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基が挙げられ、炭素数11〜19がより好ましく、具体的には、C1123−、C1225−、C1327−、C1429−、C1531−、C1633−、C1735−、(C17CH−、4−C1530−、等が挙げられる。
前記構造式(2)中、Aは、例えば、炭素数1〜10の直鎖、若しくは分岐鎖のアルキレン基又はアルケニレン基が挙げられ、炭素数2〜6がより好ましく、具体的には、メチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基、イソプロピレン基、2−ペンテニル基、2−エチルブチレン基などが挙げられる。
前記構造式(2)中、tは、例えば、1〜5の整数が挙げられ、tが2以上の場合、各ブロック中のAは、互いに同一であっても異なってもよい。
前記構造式(2)で表わされる化合物は、通常、塩の形で配合され、例えば、塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類、グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩等が挙げられ、これらの中でも、塩酸塩、臭素酸塩、酢酸塩、グリコール酸塩、クエン酸、酸性アミノ酸塩が好ましい。
前記アミノ酸系カチオン界面活性剤としては、例えば、モノ−N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩等が挙げられる。この化合物を構成する塩基性アミノ酸としては、例えば、オルニチン、リシン及びアルギニン等の天然アミノ酸、又は、α,γ−ジアミノ酪酸等の合成アミノ酸、等が挙げられる。これらは、光学活性体でもラセミ体でもよい。
前記モノ−N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩におけるアシル基としては、例えば、炭素数が8〜22の飽和、又は不飽和の高級脂肪酸残基が挙げられる。これらは天然のものであっても、合成されたものであってもよく、例えば、ラウロイル基、ミリストイル基、パルミトイル基、ステアロイル基等の単一高級脂肪酸残基、又は、ヤシ油脂肪酸残基、牛脂高級脂肪酸残基等の天然の混合高級脂肪酸残基が挙げられる。
前記モノ−N−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステル塩における低級アルキルエステル成分としては、例えば、メチルエステル、エチルエステル、プロピルエステル、ブチルエステル、ペンチルエステル、ヘキシルエステル、ヘプチルエステル、オクチルエステルが好適に挙げられる。
前記低級アルキルエステル成分は、通常、塩の形で配合され、例えば、塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類、グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩等が挙げられる。これらの中でも、塩酸塩、L−又はDL−ピロリドンカルボン酸塩、酸性アミノ酸塩が好ましい。
前記構造式(3)で表される化合物は、下記の構造式で表される。
Figure 2005187400
但し、前記構造式(3)中、Rは、例えば、炭素数7〜23の脂肪酸残基が挙げられ、炭素数9〜22が好ましく、炭素数13〜22がより好ましい。Rは、例えば、炭素数1〜4のアルキル基が挙げられ、具体的には、メチル基、エチル基等が挙げられる。mは、例えば、2〜4の整数が挙げられる。
前記構造式(3)で表される化合物としては、例えば、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノエチルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ヤシ油脂脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノエチルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノエチルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノエチルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、パルミチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ミリスチン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジエチルアミノプロピルアミド、ベヘニン酸ジメチルアミノプロピルアミド等が挙げられ、これらの中でも、ステアリン酸ジメチルアミノプロピルアミド、ステアリン酸ジエチルアミノエチルアミド、ヤシ油脂脂肪酸ジエチルアミノプロピルアミドが好ましい。
これらは、通常、塩の形で配合され、例えば、塩酸塩、臭素酸塩、硫酸塩、リン酸塩等の無機塩類、グリコール酸塩、酢酸塩、乳酸塩、コハク酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、酸性アミノ酸塩、高級脂肪酸塩、ピログルタミン酸塩、p−トルエンスルホン酸塩等の有機酸塩等が挙げられ、これらの中でも、酸性アミノ酸塩、クエン酸塩、塩酸塩が好ましい。なお、中和に用いられる塩は1種又は2種以上を併用してもよい。また、これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記(A)成分におけるカチオン性界面活性剤の配合量としては、特に制限されず、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、本発明のキューティクル剥離防止用毛髪化粧料に対して0.01〜7質量%が好ましい。
前記配合量が、0.01質量%未満であると、洗髪時のすすぎ時に毛髪に十分な滑らかさを付与することができず、髪同士の摩擦力低減効果が充分でなくなり、キューティクルが剥離し易くなることがあり、7質量%を超えると、毛髪にべたつくような重さを生じることがある。
前記(A)成分における油性成分としては、25℃において固体である限り特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、セトステアリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、カルナービルアルコール、セリルアルコール、コレステロール、フィトステロール等の高級アルコール類;モノステアリン酸ヘキサグリセリン、トリステアリン酸デカグリセリン、モノステアリン酸ジグリセリン、モノ・ジステアリン酸ジグリセリン、ヘキサステアリン酸ヘキサグリセリン、オクタステアリン酸ヘキサグリセリン、トリイソステアリン酸ヘキサグリセリン、ペンタステアリン酸ヘキサグリセリン、ペンタステアリン酸デカグリセリン、デカステアリン酸デカグリセリン、ペンタベヘニン酸デカグリセリン、トリオレイン酸ペンタグリセリン、トリステアリン酸ペンタグリセリン、トリベヘニン酸ペンタグリセリン、テトラベヘニン酸ペンタグリセリン、ペンタベヘニン酸ペンタグリセリン、ジベヘニン酸トリグリセリン、トリベヘニン酸トリグリセリン、テトラベヘニン酸トリグリセリン、ヘキサステアリン酸ペンタグリセリン、トリステアリン酸テトラグリセリン、ペンタステアリン酸テトラグリセリン等のポリグリセリン脂肪酸エステル類;パラフィンワックス、マイクロクリスタリンワックス等の石油系ワックス;カルナウバワックス、キャンデリラワックス等の植物系ワックス;ミツロウ、セレシンなどが挙げられる。
これらの中でも、前記(A)成分が、単独で液晶構造体を形成できる油性成分としては、融点が45℃以上の高級アルコールが好ましく、融点が45〜75℃の高級アルコールがより好ましい。該高級アルコールとしては、炭素数12〜26の直鎖、若しくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を有するアルコール等が挙げられ、具体的には、セトステアリルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、アラキルアルコール、ベヘニルアルコール、カルナービルアルコール、セリルアルコール等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。なお、融点が45℃未満の高級アルコールを併用してもよいが、この場合、高級アルコール混合物としての融点が45℃以上であることが望ましい。
前記カチオン界面活性剤(a)と、前記油性成分(b)との質量比((b)/[(a)+(b)])としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、0.35〜0.90が好ましく、0.5〜0.90がより好ましい。
前記質量比が、数値範囲外となると、キューティクル剥離予防効果が十分ではないことがある。
前記(A)成分は、前記カチオン性界面活性剤と、前記油性成分とを含有する液晶構造体であり、該液晶構造体における液晶構造は、X線回析、光学顕微鏡及び電子顕微鏡などによって確認することができる。
−(B)成分−
前記(B)成分は、有機酸及びその塩から選択される少なくとも1種である。該(B)成分は、特にキューティクル表面のキメを整え、pH調整の機能を有する。
前記有機酸としては、例えば、カルボン酸、α-ヒドロキシ酸、ジカルボン酸、トリカルボン酸、アミノ酸等が挙げられ、具体的には、ピロリドンカルボン酸、アジピン酸、アスコルビン酸、アスパラギン酸、アゼライン酸、β-アラニン、安息香酸、イソ吉草酸、イソ酪酸、ギ酸、吉草酸、クエン酸、グリコール酸、グルタミン酸、ポリグルタミン酸、グルタル酸、コハク酸、酢酸、酒石酸、乳酸、バルビツル酸、P-ヒドロキシ安息香酸、ピメリン酸、フマル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、マロン酸、酪酸、リンゴ酸、レブリン酸等が挙げられる。また、前記有機酸塩としては、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩、アルカノールアミン塩が挙げられる。これらの中でも、グリコール酸(ナトリウム、アンモニウム)、PCA(Na)、グルタミン酸(Na)、ポリグルタミン酸(Na)が好ましい。
−(C)成分−
前記(C)成分は、タンパク質、タンパク分解物、及びタンパク誘導体から選択される少なくとも1種である。該(C)成分は、特に傷んだキューティクルの補修効果と共に、毛髪に柔軟性を付与する機能を有する。
前記(C)成分としては、例えば、大豆タンパク、小麦タンパク、トウモロコシタンパク、米タンパク、グルテリン、ホエー粉末、大豆カゼイン、フィブロイン、グルカゴン、エラスチン、アルブミンフィブリノーゲン、グロブリン、コラーゲン、ゼラチン、ケラチン、絹、カゼイン等のタンパク質、又は、これらの分解物、若しくは誘導体が挙げられ、これらの中でも植物由来のタンパク質、タンパク分解物、タンパク誘導体が好ましい。
−(D)成分−
前記(D)成分は、高重合ジメチルポリシロキサンである。該(D)成分は、髪表面の滑沢性を向上させる機能を有する。
前記高重合ジメチルポリシロキサンの25℃における動粘度としては、500万(mm/s)以上であり、1,000万(mm/s)以上が好ましい。
前記高重合ジメチルポリシロキサンにおける重合度としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができるが、例えば、2,500以上が好ましく、3,000以上がより好ましい。
前記高重合ジメチルポリシロキサンは、界面活性剤により乳化し、エマルション化したものを使用してもよい。前記エマルションは、界面活性剤や乳化方法に特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記高重合ジメチルポリシロキサンは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明の前記キューティクル剥離防止用毛髪化粧料に対する前記高重合ジメチルポリシロキサンの配合量としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、0.1質量%以上が好ましく、0.1〜10質量%がより好ましく、0.1〜5質量%が特に好ましい。
前記配合量が0.1%未満であると、髪のなめらかさが劣る場合があり、配合量が10質量%を超えると、髪への吸着が過剰になり、べたつき感が強くなることがある。
−その他の成分−
前記その他の成分としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、カチオン性界面活性剤以外の界面活性剤、一般に毛髪化粧料に用いられている各種添加成分等が挙げられる。
前記カチオン性界面活性剤以外の界面活性剤としては、例えば、両性界面活性剤、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤等が挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記両性界面活性剤としては、例えば、アルキルベタイン系活性剤、アミドベタイン系活性剤、スルホベタイン系活性剤、ヒドロキシスルホベタイン系活性剤、アミドスルホベタイン系活性剤、ホスホベタイン系活性剤、イミダゾリニウムベタイン系活性剤、アミノプロピオン酸系活性剤、アミノ酸系活性剤などが挙げられる。これらの中でも、ラウリン酸アミドプロピルベタイン、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油脂肪酸酸アミドプロピルベタイン、ヤシ油脂肪酸ジメチルアミノ酢酸ベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタイン、2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、ラウリルイミノジプロピオン酸、N−[3−アルキル(12,14)オキシ−2−ヒドロキシプロピル]−L−アルギニン塩酸が好ましい。
前記アニオン性界面活性剤としては、例えば、アルキルスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、アシル化アミノ酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、N−アシル−N−メチルタウリン塩、α−オレフィンスルホン酸塩、高級脂肪酸エステルスルホン酸塩、アルキルエーテル酢酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル酢酸塩、脂肪酸石ケン、アルキルリン酸エステル塩、N−ラウロイルグルタミン酸塩、N−パルミトイルグルタミン酸塩、N−ラウロイル−N−エチルグリシン塩、N−ラウロイルザルコシン塩、N−ミリストイル−β−アラニン塩などが挙げられる。
前記ノニオン性界面活性剤としては、例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、ヤシ油脂肪酸アルカノールアミド、脂肪酸モノエタノールアミド、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグリコシド、アルキルグリセリルグリコシド、メチルグルコシド脂肪酸エステル等が挙げられる。
前記一般に毛髪化粧料に用いられている各種添加成分としては、例えば、前記高重合ジメチルポリシロキサン以外のシリコーン化合物、ポリオール類、食塩、芒硝などの無機塩類、有機塩類、プロピレングリコール等の保湿剤、トニック剤、可溶化剤、酸化防止剤(例えば、BHT、α−トコフェロール等)、トリクロサン、トリクロロカルバン等の殺菌剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、タンパク誘導体、動植物抽出液、ピロクトンオラミン、ジンクピリチオン等のフケ防止剤、グリチルリチン酸ジカリウム等の抗炎症剤、安息香酸及びその塩、パラベン類、ケーソンCG等の防腐剤、クエン酸、トリエタノールアミン等のpH調整剤、エチレングリコールジ脂肪酸エステル等のパール化剤、乳濁剤、ハイドロトロープ、低級アルコール、ビタミン類、揮発性油分、疎水性溶媒、希釈性溶媒、色素、香料などが挙げられる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記シリコ−ン化合物としては、例えば、ジメチルポリシロキサン(25℃における動粘度が500万(mm/s)以下のジメチルポリシロキサン、シリコーンゴム等)、メチルフェニルポリシロキサン、ポリエーテル変性シリコーン、ポリアミノ変性シリコーン、べタイン変性シリコーン、アルコール変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、エポキシ変性シリコーン、メルカプト変性シリコーン、カルボキシ変性シリコーン、脂肪酸変性シリコーン、シリコーングラフトポリマー、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン、トリメチルシリル基末端ジメチルポリシロキサン、シラノール基末端ジメチルポリシロキサンなどを挙げることができる。これらは、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
なお、前記シリコーン化合物の25℃における動粘度としては、例えば、1〜20,000,000(mm/s)が好ましく、30〜1,000,000(mm/s)がより好ましい。
また、前記シリコーン化合物としては、該シリコーン化合物を界面活性剤により乳化し、エマルション化したものを使用してもよい。前記エマルションは、界面活性剤や乳化方法に特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができる。
前記香料としては、例えば、脂肪族炭化水素、テルペン炭化水素、芳香族炭化水素等の炭化水素類;脂肪族アルコール、テルペンアルコール、芳香族アルコール等のアルコール類;脂肪族エーテル、芳香族エーテル等のエーテル類、脂肪族オキサイド、テルペン類のオキサイド等のオキサイド類;脂肪族アルデヒド、テルペン系アルデヒド、脂肪族環状アルデヒド、チオアルデヒド、芳香族アルデヒド等のアルデヒド類;脂肪族ケトン、テルペンケトン、脂肪族環状ケトン、非ベンゼン系芳香族ケトン、芳香族ケトン等のケトン類;アセタール類、ケタール類、フェノール類、フェノールエーテル類、脂肪酸、テルペン系カルボン酸、脂肪族環状カルボン酸、芳香族カルボン酸等の酸類;酸アミド類、脂肪族ラクトン、大環状ラクトン、テルペン系ラクトン、脂肪族環状ラクトン、芳香族ラクトン等のラクトン類;脂肪族エステル、フラン系カルボン酸エステル、脂肪族環状カルボン酸エステル、シクロへキシルカルボン酸エステル、テルペン系カルボン酸エステル、芳香族カルボン酸エステル等のエステル類;ニトロムスク類、ニトリル、アミン、ピリジン類、キノリン類、ピロール、インドール等の含窒素化合物などの合成香料、並びに、動物、植物からの天然香料、天然香料、及び合成香料の少なくともいずれかを含む調合香料が挙げられる。これらは1種単独で使用してもよく、2種以上を併用して使用してもよい。
前記合成香料としては、例えば、1996年化学工業日報社刊印藤元一著「合成香料化学と商品知識」、1969年MONTCLAIR,N.J.刊、ステファンアークタンダー(STEFFEN ARCTANDER)著「パヒューム アンド フレーバーケミカルス(Perfume and Flavor Chemicals)」などに記載の香料が挙げられる。
前記天然香料としては、例えば、「香りの百科」(日本香料協会編)に記載の香料が挙げられる。
主な香料名としては、アルデヒドC〜C12、アニスアルデヒド、アセタールR、アセトフェノン、アセチルセドレン、アドキサール、アリルアミルグリコレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、α−ダマスコン、β−ダマスコン、δ−ダマスコン、アンブロキサン、アミルシンナミックアルデヒド、アミルシンナミックアルデヒドジメチルアセタール、アミルバレリアネート、アミルサリシレート、イソアミルアセテート、イソアミルサリシレート、オウランチオール、アセチルオイゲノール、バクダノール、ベンジルアセテート、ベンジルアルコール、ベンジルサリシレート、ベルガミールアセテート、ボルニルアセテート、ブチルブチレート、p−t−ブチルシクロヘキサノール、p−t−ブチルシクロへキシルアセテート、o−t−ブチルシクロヘキサノール、o−t−ブチルシクロへキシルアセテート、ベンズアルデヒド、ベンジルフォーメート、カリオフイレン、カシュメラン、カルボン、セドロアンバー、セドリルアセテート、セドロール、セレストリッド、シンナミックアルコール、シンナミックアルデヒド、シスジャスモン、シトラール、シトラールジメチルアセタール、シトラサール、シトロネラール、シトロネロール、シトロネリルアセテート、シトロネリルフォーメート、シトロネリルニトリル、シクラセット、シクラメンアルデヒド、シクラプロップ、キャロン、クマリン、シンナミルアセテート、δ−C〜C13ラクトン、ジメチルベンジルカービノール、ジヒドロジャスモン、ジヒドロリナロール、ジヒドロミルセノール、ジメトール、ジミルセトール、ジフェニルオキサイド、エチルワニリン、オイゲノール、フルイテート、フェンチルアルコール、フェニルエチルフェニルアセテート、ガラクソリド、γ−C〜C13ラクトン、α−ピネン、β−ピネン、リモネン、ミルセン、β−カリオフイレン、ゲラニオール、ゲラニルアセテート、ゲラニルフォーメート、グラニルニトリル、へディオン、ヘリオナール、ヘリオトロピン、cis−3−へキセノール、cis−3−へキセニールアセテート、cis−3−へキセニールサリシレート、へキシルシンナミックアルデヒド、へキシルサリシレート、ヒヤシンスジメチルアセタール、ハイドロトロピックアルコール、ヒドロキシシトロネラール、インドール、イオノン、イソボルニルアセテート、イソシクロシトラール、イソEスーパー、イソオイゲノール、イソノニルアセテート、イソブチルキノリン、ジャスマール、ジャスモラクトン、ジャスモフィラン、コアボン、リグストラール、リリアール、ライムオキサイド、リナロール、リナロールオキサイド、リナリルアセテート、リラール、マンザネート、マイヨール、メンサニールアセテート、メンソネート、メチルアンスラニレート、メチルオイゲノール、メントール、α−メチルイオノン、β−メチルイオノン、γ−メチルイオノン、メチルイソオイゲノール、メチルラベンダーケトン、メチルサリシレート、ミューゲアルデヒド、ムゴール、ムスクTM−II、ムスク781、ムスクC14、ムスコン、シベトン、シクロペンタデカノン、シクロヘキサデセノン、シクロペンタデカノリド、アンブレッドリド、シクロヘキサデカノリド、10−オキサヘキサデカノリド、11−オキサヘキサデカノリド、12−オキサヘキサデカノリド、エチレンブラシレート、エチレンドデカンジオエート、オキサヘキサデセン−2−オン、14−メチル−ヘキサデセノリド、14−メチル−ヘキサデカノリド、ムスクケトン、ムスクチペチン、ノピルアルコール、ノピルアセテート、ネリルアセテート、ネロール、メチルフェニルアセテート、ミラックアルデヒド、ネオベルガメ−ト、オークモスNo.1、オリボン、オキシフェニロン、p−クレゾールメチルエーテル、ペンタリッド、フェニルエチルアルコール、フェニルエチルアセテート、ルバフラン、ダマセノン、ラズベリーケトン、ジメチルベンジルカービニルアセテート、ジャスマサイクレン、メチルナフチルケトン、ローズフエノン、ローズオキサイド、サンダロア、サンデラ、サンタレックス、スチテリールアセテート、スチラリールプロピオネート、ターピネオール、タービニルアセテート、テトラヒドロリナロール、テトラヒドロリナリルアセテート、テトラヒドロゲラニオール、テトラヒドロゲラニルアセテート、トナリッド、トラセオライド、トリプラール、チモール、ワニリン、ベルドックス、ヤラヤラ、アニス油、ベイ油、ボアドローズ油、カナンガ油、カルダモン油、カシア油、シダーウッド油、オレンジ油、マンダリン油、タンジェリン油、バジル油、ナツメグ油、シトロネラ油、クローブ油、コリアンダー油、エレミ油、ユーカリ油、フェンネル油、ガルバナム油、ゼラニウム油、ヒバ油、桧油、ジャスミン油、ラバンジシ油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、ライム油、ネロリ油、オークモス油、オコチア油、パテュリ油、ペパーミント油、ペリラ油、プチグレン油、パイン油、ローズ油、ローズマリー油、樟脳油、芳油、クラリーセージ油、サンダルウッド油、スペアミント油、スパイクラベンダー油、スターアニス油、タイム油、トンカ豆チンキ、テレピン油、ワニラ豆チンキ、ベチバー油、イランイラン油、グレープフルーツ油、ゆず油、ベンゾイン、ペルーバルサム、トルーバルサム、チュベローズ油、アブソリュートオークモス、ファーバルサム、ムスクテンキ、カストリウムチンキ、シベットチンキ、アンバーグリステンキ等が挙げられる。
また、前記香料は、該香料の溶剤又は保留剤としてジエチルフタレート、ジプロピレングリコール、ベンジルベンゾエート、イソプロピルミリステート、ハーコリン、イソペンタン、オレンジテルペン等と併用して使用してもよい。
本発明の前記キューティクル剥離防止用毛髪化粧料の容器としては、特に制限はなく、目的に応じて適宜選択することができ、例えば、アルミニウムラミネートチューブ、EVALチューブ、アルミチューブ、ガラス蒸着プラスチックチューブ等のチューブ、機械的又は差圧によるディスペンサー容器、スクイーズ容器、ラミネートフィルム容器、スポイト容器、スティック容器、ボトル容器等が挙げられる。前記ラミネートフィルム容器は、通常2層以上の多層を有し、その材質はポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリエステル、二軸延伸ポリプロピレン、無延伸ポリプロピレン、ポリアクリロニトリル、エチレン酢酸ビニル共重合体等の合成樹脂、紙、アルミ蒸着プラスチック等によって構成される。強度、柔軟性、耐候性等を考慮し、一般的には2〜5層のものを用いる。前記ボトル容器の材質としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、エチレン−ビニルアルコール樹脂、アクリロニトリル・スチレン樹脂、ABS樹脂、ポリアミド、ガラス等を単層又は2層以上を組み合わせて使用することができる。
以下、本発明の実施例について説明するが、本発明はこの実施例に何ら限定されるものではない。
(実施例1〜8、及び比較例1〜8)
−毛髪化粧料の調製−
表1及び2に示した各成分を、表1及び2に示す組成に従って、下記に説明する製造方法により実施例1〜8、及び比較例1〜8の毛髪化粧料の組成物を調製した。
前記調製した毛髪化粧料について、以下のようにしてキューティクル剥離量の評価を行った。結果を表1に示した。
<製造方法>
前記(A)成分としての油性成分を45〜80℃で加温溶解し、油相を調製した。次に表1に示した(B)成分、(C)成分、前記(A)成分としてのカチオン性界面活性剤、及びその他の成分を精製水に室温〜80℃で攪拌溶解し水相を調製した。該調製した水相に、前記油相を添加し、パドルミキサーで攪拌しながら室温まで徐冷し、表1に示した(D)成分を加え、必要に応じてpHを調整することにより各毛髪化粧料を調製した。
なお、前記製造法にて調製した実施例1〜8の各組成物は、X線回折の結果、規則的な回折パターンが観察された。これらを偏光顕微鏡にて観察したところ、組織像は光学異方性を示し、また、クライオ走査型電子顕微鏡にて凍結割断したサンプルを観察したところ、薄層が重なっていたことより、前記製造方法より得られた実施例1〜8の各組成物は、液晶構造体((A)成分)が分散したものであることが判った。
<洗髪時のキューティクル剥離量評価>
キューティクル剥離量の評価は、以下の手順に従って行った。
(1)10gで30cmの毛束(毛髪)を6%過酸化水素水に30分浸漬させるブリーチ処理を行い、(2)毛先をカットし、5gで20cmの毛束を作成した。次に、(3)バット中で前記作製した毛束にシャンプー(LES−Na8質量%、ラウリン酸アミドプロピルベタイン8質量%、カチオン化セルロース0.4質量%、精製水バランス)を0.5g塗布し、ブラシ通しを40回行った。次に(4)すすぎ処理として、バット中の前記毛髪に40℃の水100gを入れ、ブラシ通し30回行い、残液の回収を行った。更に(5)再すすぎ処理として、バット中の前記毛髪に40℃の水100gを入れ、ブラシ通し50回行い、残液の回収を行った。(6)最終すすぎ処理として、バット中に40℃の水50gを入れ、前記毛髪、ブラシ、及びバットをすすいで前記バットを洗浄して残液の回収を行った。
前記(4)〜(6)で回収した残液を遠心分離し剥離したキューティクルを沈殿させ、0.2μmポアフィルターにて濾過し、濾液を回収した。該回収した濾液を蛍光X線分析装置にてS含量(S強度)を定量し、キューティクル剥離量(mg/100ghair)との検量線により、剥離キューティクル量を算出し、以下の評価基準により評価した。
−評価基準−
0〜5mg : ◎
5〜10mg : ○
10〜15mg : △
15mg以上 : ×
なお、実施例1〜8及び比較例1〜8の毛髪化粧料を以下の容器(1)〜(9)の全てに充填しての経時保存したところ、問題のないことが確認できた。
<ボトル容器>
(1)ボトル部:材質PP キャップ:材質PP
(2)ボトル部:材質HDPE キャップ:材質PP
(3)ボトル部:材質PET キャップ:材質PP
(4)ボトル部:材質PP/HDPE キャップ:材質PP
<ポンプ容器>
(5)ボトル部:材質PP ディスペンサー部:使用材質PP及びPE及びSUS304
(6)ボトル部:HDPE ディスペンサー部:使用材質PP及びPE及びSUS304
(7)ボトル部:PET ディスペンサー部:使用材質PP及びPE及びSUS304
(8)ボトル部:PP/HDPE ディスペンサー部:使用材質PP及びPE及びSUS304
<パウチ容器>
(9)材質アルミニウム蒸着ポリエチレンパウチ
なお、前記PEは、ポリエチレンを表し、前記PPは、ポリプロピレンを表し、前記PETは、ポリエチレンテレフタレートを表し、前記PAは、ポリアミドを表し、前記HDPEは、高密度ポリエチレンを表す。
Figure 2005187400
Figure 2005187400
表1及び2の結果から、実施例1〜8の毛髪化粧料を使用した場合には、比較例1〜8の毛髪化粧料を使用した場合と比較してキューティクルの剥離が極めて少ないことが判った。
但し、表1及び2において、※1〜48は、以下のものを表す。
「※1」は、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライド(ライオン社製、アーカードT833)を表す。該ステアリルトリメチルアンモニウムクロライドは、化粧品原料基準(以下「粧原基」と略す)に準拠し、純分約33質量%の水溶液(残り、粧原基無水エタノール29%、粧原基精製水38%)であり、表1中には、ステアリルトリメチルアンモニウムクロライドの純分相当量を記載した。
「※2」は、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライド(ライオン社製、アーカード22−80)を表す。該ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライドは、粧原基に準拠し、純分約80質量%の固体であり、表1中には、ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライドの純分相当量を記載した(化粧品原料基準第二版追補参照)。また、該ベヘニルトリメチルアンモニウムクロライドは、ナタネ油由来のエルカ酸を原料とし、長鎖アミンを経て合成し、その長鎖アミンのアルキル鎖長分布は以下の通りである。
C16以下 2%以下
C18 6%以下
C20 6%以下
C22 87〜93%
C24 3%以下
「※3」は、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライド(ライオン社製、アーカード218P−75E)を表す。該ジステアリルジメチルアンモニウムクロライドは、粧原基に準拠し、純分約75質量%のペーストであり、表1中には、ジステアリルジメチルアンモニウムクロライドの純分相当量を記載した。なお、前記ジステアリルジメチルアンモニウムクロライドのアルキル(アルケニル)基は、C18:C18=75:25とする第4級アンモニウム塩である。
「※4」は、エチル硫酸長鎖分岐脂肪酸アミノプロピルエチルジメチルアンモニウム(日本精化社製、カチオンNH)を表す。
「※5」は、酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジン液(ライオン社製、C12A4G)を表す。該酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジン液は、純分約32質量%の水溶液であり、表1中には、酢酸ラウリン酸アミドブチルグアニジン液の純分相当量を記載した。
「※6」は、セチルアルコール(コグニスジャパン社製、Lorol C16)を表し、粧原基準拠である。該セチルアルコールの鎖長分布は、概して以下の通りである。
C14 0〜3%
C16 95%以上
C18 0〜5%
「※7」は、ステアリルアルコール(新日本理科社製、コノール30SS)を表し、粧原基準拠である。
「※8」は、ベヘニルアルコール(コグニスジャパン社製、LANETTE 22、固体)を表し、粧原基に準拠である。該ベヘニルアルコールは、ヤシ油由来であり、そのアルキル鎖長分布は以下の通りである。
C16 0.5%以下
C18 5〜15%
C20 10〜20%
C22 70〜80%
C24 1%以下
「※9」は、硬化ナタネ油アルコール(コグニスジャパン社製、Stenol 1822SR)を表し、化粧品種別配合成分規格(以下「粧配規」と略す)に準拠し、鎖長の分布は概して以下の通りである。
C16以下 1.5%以下
C18 40〜46%
C20 8〜14%
C22 42〜48%
C24 0.5%以下
「※10」は、ステアリン酸(新日本理化社製、ステアリン酸100)を表し、「※11」は、グリコール酸(大塚化学社製、グリコノール70)を表し、「※12」は、グリコール酸ナトリウム(大塚化学社製、グリコノールAM−40)を表し、「※13」は、グリコール酸アンモニウムを表し、「※14」は、ポリグルタミン酸ナトリウム(一丸ファルコス社製、バイオPGAヨウエキLE)を表し、「※15」は、グルタミン酸ナトリウム(一丸ファルコス社製、バイオPGA)を表し、「※16」は、DL−ピロリドンカルボン酸ナトリウム(味の素社製、PCAソーダ)を表し、「※17」は、クエン酸(扶桑化学工業社製、粧原基クエン酸・1水塩に準拠したケッショウクエンサンL)を表し、「※18」は、加水分解小麦タンパク(クローダジャパン社製、クロペプタイドW、又はコグニスジャパン社製、GLUADIN WLM)を表し、粧配規に準拠し、「※19」は、加水分解大豆タンパク(コグニスジャパン社製、GLUADINSOY)を表す。
「※20」は、アミノ変性シリコーン(東レダウコーニング社製、SM8704C)を表し、粧配規に準拠したアモジメチコンの水分散液で、アミノ変性シリコーンの濃度は約40質量%である。水分散液中の該アミノ変性シリコーンの平均粒子径は、約0.1μmである。表1中には、アミノ変性シリコーンの純分相当量を記載した。
「※21」は、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体(東レダウコーニングシリコーン社製、SH3775M)を表し、粧配規に準拠し、「※22」は、カチオン変性シリコーン(信越化学工業社製、X−52−2380)を表し、「※23」は、ポリエーテル変性シリコーンを表し、「※24」は、POEラウリルエーテル硫酸ナトリウム、又はPOEアルキルエーテル硫酸ナトリウム(ライオン社製)を表し、純分約27質量%の水溶液で粧配規に準拠したポリオキシエチレンアルキル(12,13)エーテル硫酸ナトリウム液(3E.O.)である。表1中には、POEアルキルエーテル硫酸ナトリウムの純分相当量を記載した。
「※25」は、テトラデセンスルホン酸ナトリウム(ライオン社製、テトラデセンスルホン酸ナトリウム)を表し、純分約35質量%でヒドロキシアルカンスルホン酸ナトリウムを含んだ水溶液であり、粧配規に準拠したテトラデセンスルホン酸ナトリウム液である。表1中には、テトラデセンスルホン酸ナトリウムの純分相当量を記載した。
「※26」は、ラウリン酸(ライオン社製、アミドプロピルベタインエナジコールL30B)を表し、粧配規に準拠したラウリン酸アミドプロピルベタイン液で、純分約30質量%の水溶液である。表1中には、ラウリン酸アミドプロピルベタインの純分相当量を記載した。
「※27」は、ラウリルジメチルアミノ酢酸(東邦化学工業社製、ベタインオバゾリンLB−SF)を表し、粧原基準拠し、純分約35質量%の水溶液である。表1中には、ラウリルジメチルアミノ酢酸ベタインの純分相当量を記載した。
「※28」は、ラウリルジメチルアミンオキシド(ライオン社製、アロモックスDM12D−W)を表し、粧配規に準拠したラウリルジメチルアミンオキシド液で、純分約33質量%の水溶液である。表1中には、ラウリルジメチルアミンオキシドの純分相当量を記載した。
「※29」は、アルキルポリグルコシド(コグニスジャパン社製、PLANTACARE 818UP)を表し、粧配規に準拠したアルキル(8−16)グルコシドで、純分約52質量%の液体である。表1中には、アルキル(8−16)グルコシドの純分相当量を記載した。該アルキルポリグルコシドは、ヤシ油由来であり、そのアルキル鎖長分布は以下の通りである.
C8 24〜30%
C10 15〜22%
C12 37〜42%
C14 12〜18%
C16 4%以下
「※30」は、ステアリン酸モノグリセリル(理研ビタミン社製、リケマールS−100)を表し、粧配規準拠し、白色固体、mp62〜68、HLB4.3である。「※31」は、N−ヤシ油脂肪酸−L−グルタミン酸トリエタノールアミン(味の素社製、アミソフトCT−12)を表し、「※32」は、ジステアリン酸ポリグリセリル(松本交商社製、マツネートDI)を表し、「※33」は、ベヘニン酸モノグリセリル(理研ビタミン社製、リケマールB−100)を表し、粧配規準拠し、白色固体、mp74〜80、HLB4.2である。「※34」は、ステアリルエーテル(EO11)日本エマルション社製、EMALEX 611)を表し、粧配規準拠し、白色ワックス状、HLB11である。「※35」は、ベヘニルエーテル(EO10)(日本エマルション社製、EMALEX BHA−10)を表し、粧配規準拠し、白色ワックス状、HLB9である。「※36」は、ヤシ油脂肪酸ソルビタン(日本エマルション社製、EMALEX
SPC−100)を表し、「※37」は、モノステアリン酸ソルビタン(日本エマルション社製、EMALEX SPL−100C)を表し、「※38」は、POE(20)硬化ヒマシ油(青木油脂工業社製、CW−20−90)を表し、粧原基に準拠したポリオキシエチレン硬化ヒマシ油で、純分約90質量%の水溶液である。表1中にはPOE(20)硬化ヒマシ油の純分相当量を記載した。
「※39」は、モノステアリン酸POE(30)硬化ヒマシ油を表し、「※40」は、ヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド(川研ファインケミカル社製、CDE−100)を表し、粧原基のヤシ油脂肪酸ジエタノールアミドに準拠している。「※41」は、ベントナイト(クニミネ工業社製、クニピアF)を表し、粧原基準拠である。「※42」は、合成ベントナイト(クニミネ工業社製、スメクトンSA)を表し、粧原基準拠である。「※43」は、ヒドロキシプロピルセルロース(日本曹達社製、HPC−SL)を表し、「※44」は、ヒドロキシエチルセルロース(住友精化社製、HEC−SZ25)を表し、「※45」は、ヒドロキシポリメチルセルロース(信越化学工業社製、メトローズ60SH−4000)を表し、「※46」は、高重合ポリエチレングリコール(ユニオンカーバイド社製、ポリオックスWSR 60K−CG)を表し、「※47」は、ジステアリン酸ポリエチレングリコール(150EO)(日本エマルション社製、EMALEX 6300 DI−ST)を表し、「※48」は、ジグルコシル没食子酸(三井化学社製)を表す。
また、表1及び2における「香料」は、以下の組成のものを使用した。
質量%
レモン油 5%
スイートオレンジ油 10%
ゼラニウム油 3%
ラベンダー油 6%
サンダルウッド油 1%
リリアール 5%
ノピルアセテート 1%
リナロール 2%
ベンジルベンゾエート 2%
ベンジルサリシレート 3%
β−イオノン 2%
メチルイオノン 3%
ヘリオナール 2%
へディオン 8%
イソEスーパー 3%
cis−3−へキセノール 0.3%
リガンドラール 0.3%
トリプラール 0.4%
シクラメンアルデヒド 1.5%
へキシルシンナミックアルデヒド 6%
ベルトフィックス 3%
ガラクソリド 5%
トナリッド 6%
ベンダリッド 1%
バクダノール 0.5%
カシュメラン 2%
ムスクT 1%
フルーツベース 3%
ローズベース 3%
ジャスミンベース 1%
ミューゲベース 3%
アンバーベース 1%
ノナナール 10%ジプロピレングリコール溶液 2%
デカナール 10%ジプロピレングリコール溶液 1%
メチルノニルアルデヒド 10%ジプロピレングリコール溶液 2%
ジプロピレングリコール 残部
合計 100質量%
本発明のキューティクル剥離防止用毛髪化粧料は、大幅にキューティクルの剥離を防止することができるため、各種シャンプー、コンディショナー、トリートメント、ヘアワックス、ヘアセット剤、ヘアクリーム、ヘアスプレー等に幅広く使用することができる。

Claims (5)

  1. (A)カチオン性界面活性剤、及び25℃において固体である油性成分を含有する液晶構造体と、(B)有機酸、及びその塩から選択される少なくとも1種と、(C)タンパク質、タンパク分解物、及びタンパク誘導体から選択される少なくとも1種と、(D)25℃における動粘度が500万(mm/s)以上である高重合ジメチルポリシロキサンとを含むことを特徴とするキューティクル剥離防止用毛髪化粧料。
  2. 油性成分が、融点45℃以上の高級アルコールである請求項1に記載のキューティクル剥離防止用毛髪化粧料。
  3. 有機酸が、グリコール酸、グルタミン酸、ピロリドンカルボン酸(PCA)、及びポリグルタミン酸から選択される少なくとも1種であり、有機酸塩における塩が、アルカリ金属塩、及びアンモニウム塩の少なくともいずれかである請求項1から2のいずれかに記載のキューティクル剥離防止用毛髪化粧料。
  4. カチオン性界面活性剤が、炭素数18以上の直鎖及び分岐鎖のいずれかのカチオンを有する請求項1から3のいずれかに記載のキューティクル剥離防止用毛髪化粧料。
  5. 分岐鎖のカチオンが、アンテイソ型カチオンである請求項4に記載のキューティクル剥離防止用毛髪化粧料。
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