JP3661751B2 - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用中に優れた香り立ちを有し、かつ乾燥時における香気の持続性に優れ、高い嗜好性を有する毛髪化粧料に関する
【0002】
【従来の技術】
従来より、シャンプーによる洗髪後、或いはスタイリングの際に起きる、毛髪のパサツキ、滑らかさの劣化又は櫛通りの劣化のような毛髪の不具合を改善するため、例えばヘアリンス、ヘアトリートメント、ヘアコンディショナーのような毛髪化粧料が用いられてきた。また、これら毛髪化粧料に使用時の心地やすさ、嗜好性を上げるために香料が配合されてきた(特開平4−49223号公報、同4−54111号公報)。
【0003】
また今日、更に高い嗜好性を与えるために、使用中に優れた香り立ちを有し、乾燥した後にも香気が持続し、高い嗜好性を有する毛髪化粧料が切望されている
【0004】
しかしながら、従来の毛髪化粧料に配合されている成分の組み合わせでは、乾燥した後の香気の持続性の点において不十分であった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、かかる事情に鑑みなされたものであり、使用中に優れた香り立ちを有し、かつ乾燥後における香気の持続性に優れ、高い嗜好性を有する毛髪化粧料を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の実施の形態】
本発明者は、上記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、(A)特定のカチオン性界面活性剤と、(B)1−メチル−p−イソプロペニル−1−シクロヘキセン及びメチル2−ペンチル−3−オキソシクロペンテ−1−イルアセテートと、(C)エタノールとを組み合わせることにより、これら成分が相乗的に作用して、従来にない使用中に優れた香り立ちを有すると共に、乾燥後における香気の持続性に優れ、高い嗜好性を有する、ヘアリンス等の毛髪化粧料が得られることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】
以下、本発明について更に詳しく説明する。
本発明の毛髪化粧料は、
(A)下記式で表されるカチオン界面活性剤
【化4】
Figure 0003661751
[式中、R 6 は炭素数1〜22の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、アルケニル基、又はアルキルエーテル基であり、mは0又は1の整数である。AはCHR 11 (CH 2 n 〔但し、R 11 は水素原子又はCOOR 12 (R 12 は水素原子、炭素数1〜6の水酸基で置換されていてもよい分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基)を表し、nは0〜9の整数である。〕を表し、R 7 、R 8 は水素原子、炭素数1〜12の水酸基で置換されていてもよい分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基であり、R 9 、R 10 は水素原子、炭素数1〜6の水酸基で置換されていてもよい分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基であり、Xは無機酸又は有機酸である。]
(B)1−メチル−p−イソプロペニル−1−シクロヘキセン及びメチル2−ペンチル−3−オキソシクロペンテ−1−イルアセテート
(C)エタノール
を含有する。
【0008】
本発明の毛髪化粧料の(A)成分であるカチオン性界面活性剤としては、第四級アンモニウム塩類、分子内に少なくとも1個のカチオン性基としてのグアニジノ基を有し、かつ界面活性能を有する化合物又はその塩などが挙げられ、これらの1種又は2種以上を組み合わせて用いてもよいが、上記式で表されるカチオン界面活性剤を必須とする。
【0009】
上記第四級アンモニウム塩類としては、下記一般式(1)で表されるものが挙げられる。
【0010】
【化1】
Figure 0003661751
〔式中、R1,R2,R3,R4は、これらのうち少なくとも1個は炭素数10〜24の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基又はアルケニル基、炭素数10〜24の直鎖状もしくは分岐鎖状のヒドロキシアルキル基、又はR5−(OCH2CH2n−(但し、R5は炭素数10〜24の直鎖状もしくは分岐鎖状のアルキル基またはアルケニル基、又は炭素数10〜24の直鎖状もしくは分岐鎖状のヒドロキシアルキル基を表し、nは1〜10の整数を表す。)を表し、残余は炭素数1〜3のアルキル基、ベンジル基、又は炭素数1〜3のヒドロキシアルキル基を表す。Yはハロゲン原子、又は炭素数1〜6のアルキル硫酸基を表す。〕
【0011】
ここで、アルキル基及びアルケニル基の炭素数は10〜24、好ましくは12〜22の範囲内である。炭素数が10未満では髪をやわらかくして、しなやかにする効果が十分に発揮されないおそれがあるし、炭素数が24を超えると毛髪がごわついて硬くなり、髪を柔らかくする効果が低下する傾向が見られ、好ましくない。
【0012】
また、一般式(1)の第四級アンモニウム塩を構成する陰イオンは、例えば塩素イオン、メチル硫酸イオン又はエチル硫酸イオンであることが好ましい。
【0013】
このような第四級アンモニウム塩類の具体例としては、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化セトステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベヘニルトリメチルアンモニウムなどが挙げられる。
【0014】
上記分子内に少なくとも1個のカチオン性基としてのグアニジノ基を有し、かつ界面活性能を有する化合物又はその塩としては、下記一般式(2)で表されるものが挙げられる。
【0015】
【化2】
Figure 0003661751
[式中、R6は炭素数1〜22の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、アルケニル基、又はアルキルエーテル基であり、mは0又は1の整数である。AはCHR11(CH2n〔但し、R11は水素原子又はCOOR12(R12は水素原子、炭素数1〜6の水酸基で置換されていてもよい分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基)を表し、nは0〜9の整数である。〕を表し、R7、R8は水素原子、炭素数1〜12の水酸基で置換されていてもよい分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基であり、R9、R10は水素原子、炭素数1〜6の水酸基で置換されていてもよい分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基であり、Xは無機酸又は有機酸である。]
【0016】
ここで、式(2)中の置換基R6は、炭素数1〜22、好ましくは11〜21の分岐状もしくは直鎖状のアルキル基、アルケニル基、又はアルキルエーテル基であり、例えば酸素原子を介在してもよいC1123−、C1225−、C1327−、C1429−、C1531−、C1633−、C1735−、(C8172CH−、4−C251530−などの基が好適である。
【0017】
7、R8は、水素原子、又は炭素数1〜12の分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基である。
【0018】
9、R10は、水素原子、炭素数1〜6の分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基である。
【0019】
Aは、CHR11(CH2nで表され、nは0〜9、好ましくは1〜5の整数であり、(CH2nとしては、好ましくは直鎖状のアルキレン基、例えばメチレン基、エチレン基、プロピレン基、ブチレン基、ペンチレン基、ヘキシレン基などが挙げられる。また、R11は、水素原子又はCOOR12で表され、R12は水素原子、炭素数1〜6の水酸基で置換されていてもよい分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基であり、例えばCOOH、COOC25などが挙げられる。なお、mは0又は1の整数である。
【0020】
上記グアニジノ基を有し、かつ界面活性能を有する化合物は、通常、塩の形で配合される。即ち、上記一般式(2)中Xが、塩酸、硫酸、リン酸、硝酸等の無機酸、又はグリコール酸、酢酸、酒石酸、プロピオン酸、乳酸、クエン酸、サリチル酸、コハク酸、リンゴ酸、酪酸、p−トルエンスルホン酸、高級脂肪酸、L又はDL−ピロリドンカルボン酸、酸性アミノ酸、ピログルタミン酸等の有機酸などとして用いることができるが、水への溶解性等の点から無機酸塩とする場合は塩酸、有機酸塩とする場合はグリコール酸が望ましい。なお、これらの塩とするためには、上記グアニジノ基を有し、かつ界面活性能を有する化合物を上記酸で中和すればよい。
【0021】
このようなグアニジノ基を有し、かつ界面活性能を有する化合物及びそれらの塩としては、ヘキサデシルグアニジン、オクタデシルグアニジン、2−オクチルドデシルグアニジン等のアルキルグアニジン、オレイルグアニジン等のアルキレングアニジン、2−グアニジノエチルラウロアミド、4−グアニジノブチルラウロアミド、3−グアニジノプロピルオクタノイルアミド、2−グアニジノエチルステアロイルアミド、6−グアニジノヘキシルミリストイルアミド等のアルキルアミドグアニジン、4−グアニジノブチルオレノイルアミドグアニジン等のアルキレンアミドグアニジン、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−アルギニンエチル、N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−アルギニンステアリル、N−ラウロイル−L−アルギニンプロピル、N−2エチルヘキサノイル−L−アルギニンメチル等のアルギニン誘導体、1,8−ジグアニジノオクタン、1,18−ジグアニジノオレイン等のジグアニジン誘導体及びそれらの塩などが挙げられる。
【0022】
本発明の毛髪化粧料には、両性界面活性剤を含んでいてもよい。両性界面活性剤としては、特に制限されないが、アミノ酸型両性界面活性剤としては、グリシン型、イミダゾリン型、アミノプロピオン酸型等の2−アルキル−N−カルボキシメチル−N−ヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタイン、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、ラウリルジアミノエチルグリシンナトリウム、ウンデシルヒドロキシエチルイミダゾリニウムベタインナトリウム、ウンデシル−N−ヒドロキシエチル−N−カルボキシメチルイミダゾリニウムベタイン、ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシエトキシエチル−N−カルボキシエチルエチレンジアミン2ナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシメトキシエチル−N−カルボキシメチルエチレンジアミン2ナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノジプロピオン酸ナトリウム、ラウリルアミノプロピオン酸トリエタノールアミン、ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウム、ヤシ油脂肪酸アシル−N−カルボキシエトキシエチル−N−カルボキシエチルエチレンジアミン2ナトリウム、パーム油脂肪酸アシル−N−カルボキシエチル−N−ヒドロキシエチルエチレンジアミンナトリウムなどが挙げられる。また、ベタイン型両性界面活性剤としては、アミノ酢酸ベタイン型、スルホベタイン型等のラウリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ヤシ油アルキルベタイン(ヤシ油アルキルジメチルアミノ酢酸ベタイン)、ステアリルジメチルアミノ酢酸ベタイン、ステアリルジメチルベタインナトリウム、ヤシ油脂肪酸アミドプロピルベタイン、パーム油脂肪酸アミドプロピルベタイン、ラウリン酸アミドプロピル酢酸ベタイン、リシノレイン酸アミドプロピルベタイン、ステアリルジヒドロキシエチルベタイン、ラウリルヒドロキシスルホベタインなどが挙げられる。なお、このような両性界面活性剤の1種を単独で又は2種以上を併用して用いることができる。
【0023】
本発明の(A)成分としては、乾燥時の香気の持続性が良好になる点から、上記式で表される分子内に少なくとも1個のグアニジノ基を有するカチオン界面活性剤を用いる。
【0024】
(A)成分のカチオン性界面活性剤の含有量は毛髪化粧料全体の0.1〜20重量%、好ましくは0.5〜10重量%の範囲である。含有量が少なすぎると乾燥後の香気の持続性が得られない。一方、含有量が多すぎると、毛髪にベタつきが生じて、毛髪化粧料として好ましくない。
【0025】
次に、本発明において、(B)成分としては、1−メチル−p−イソプロペニル−1−シクロヘキセン(リモネン)と、メチル2−ペンチル−3−オキソシクロペンテ−1−イルアセテート(ヘディオン)とを使用する。なお、リモネンは、合成、天然のいずれでもよく、L体,D体を単独でも、またこれらの混合物でもよく、更にはリモネンを含む精油を用いることもできる。
【0026】
本発明の(B)成分である1−メチル−p−イソプロペニル−1−シクロヘキセンとメチル2−ペンチル−3−オキソシクロペンテ−1−イルアセテートとの合計含有量は毛髪化粧料全体の0.0001〜0.5重量%、好ましくは0.001〜0.1重量%の範囲である。含有量が少なすぎると乾燥直後の香気が弱く、持続性が得られない。一方、含有量が多すぎると香気が強すぎ、逆に高い嗜好性が得られない。また、1−メチル−p−イソプロペニル−1−シクロヘキセンとメチル2−ペンチル−3−オキソシクロペンテ−1−イルアセテートとの混合比率は、重量比で1:9〜9:1、好ましくは2:8〜8:2の範囲である。1−メチル−p−イソプロペニル−1−シクロヘキセンの比率が少ないと使用時の匂いが弱いことがあり、一方、メチル2−ペンチル−3−オキソシクロペンテ−1−イルアセテートの比率が低いと香りの持続性が弱い場合がある。
【0027】
本発明の(C)成分であるエタノールは、政府所定のエタノール又は政府所定外の変性エタノールを用いることができ、これらエタノールは発酵法、合成法のいずれの製法により得られるものでも構わない。
【0028】
エタノールの変性に用いられる変性剤は、毛髪化粧料に用いることができるものであれば特に制限されず、具体的にはゲラニオール、8−アセチルショ糖、フェニルエチルアルコール、ブルシン、リナロール、ジエチルフタレート、リナリールアセタート、ベンジルアセテート、安息香酸デナトニウムアルコール、第三ブタノール、フタル酸ジエチル、n−プロパノールなどが挙げられる。
【0029】
本発明の(C)成分であるエタノールの含有量は毛髪化粧料全体の0.1〜80重量%、好ましくは1〜50重量%の範囲である。含有量が少なすぎると乾燥後の香気の持続性が得られない。一方、含有量が多すぎるとエタノールの香気が強すぎ、高い嗜好性が得られない。
【0030】
本発明の毛髪化粧料には、上記必須成分の他に、通常用いられる配合剤、例えば界面活性剤、油分、アルコール類、保湿剤、増粘剤、防腐剤、酸化防止剤、キレート剤、pH調整剤、香料、色素、紫外線吸収・散乱剤、ビタミン類、アミノ酸類、水などを配合することができるが、任意成分はこれらに限定されるものではない。
【0031】
なお、香料としては、脂肪族炭化水素、脂肪族環状炭化水素、テルペン炭化水素、芳香族炭化水素等の炭化水素類、脂肪族アルコール、脂肪族環状アルコール、テルペンアルコール、芳香族アルコール等のアルコール類、脂肪族エーテル、芳香族エーテル等のエーテル類、脂肪族オキサイド、テルペン類のオキサイド等のオキサイド類、脂肪族アルデヒド、脂肪族環状アルデヒド、テルペン系アルデヒド、チオアルデヒド、芳香族アルデヒド等のアルデヒド類、脂肪族ケトン、テルペンケトン、脂肪族環状ケトン、非ベンゼン系芳香族ケトン、芳香族ケトン等のケトン類、アセタール類、ケタール類、フェノール類、フェノールエーテル類、脂肪酸、テルペン系カルボン酸、脂肪族環状カルボン酸、芳香族カルボン酸等の酸類、酸アマイド類、脂肪族ラクトン、大環状ラクトン、テルペン系ラクトン、脂肪族環状ラクトン、芳香族ラクトン等のラクトン類、脂肪族エステル、フラン系カルボン酸族エステル、脂肪族環状カルボン酸エステル、テルペン系カルボン酸エステル、芳香族カルボン酸エステル等のエステル類、ニトロムスク類、ニトリル、アミン、ピリジン類、キノリン類、ピロール、インドール等の含窒素化合物などの合成香料及び動物、植物からの天然香料、天然香料及び/又は合成香料を含む調合香料から選ばれる1種又は2種以上を混合して使用することができる。
【0032】
より具体的には、1996年化学工業日報社刊 印藤元一著「合成香料 化学と商品知識」、1969年MONTCLAIR,N.J.刊 STEFFEN ARCTANDER著“Perfume and Flavor Chemicals”等に記載の香料が使用できる。以下、主な香料としては、アルデヒドC6〜C12、アニスアルデヒド、アセタールR、アセトフェノン、アセチルセドレン、アドキサール、アリルアミルグリコレート、アリルシクロヘキサンプロピオネート、アルファダマスコン、ベータダマスコン、デルタダマスコン、アンブレットリッド、アンブロキサン、アミルシンナミックアルデヒド、アミルシンナミックアルデヒドジメチルアセタール、アミルバレリアネート、アミルサリシレート、イソアミルアセテート、イソアミルサリシレート、オウランチオール、アセチルオイゲノール、バクダノール、ベンジルアセテート、ベンジルアルコール、ベンジルサリシレート、ベルガミールアセテート、ボルニルアセテート、ブチルブチレート、パラターシャリーブチルシクロヘキサノール、パラターシャリーブチルシクロヘキシルアセテート、オルトターシャリーブチルシクロヘキサノール、ベンツアルデヒド、ベンジルフォーメート、カリオフィレン、カシュメラン、カルボン、セドロアンバー、セドリルアセテート、セドロール、セレストリッド、シンナミックアルコール、シンナミックアルデヒド、シスジャスモン、シトラール、シトラールジメチルアセタール、シトラサール、シトロネラール、シトロネロール、シトロネリルアセテート、シトロネリルフォーメート、シトロネリルニトリル、シクラセット、シクラメンアルデヒド、シクラプロップ、キャロン、クマリン、シンナミルアセテート、デルタC6〜C13ラクトン、ジメチルベンジルカービノール、ジヒドロジャスモン、ジヒドロリナロール、ジヒドロミルセノール、ジメトール、ジミルセトール、ジフェニルオキサイド、エチルワニリン、オイゲノール、フルイテート、フェンチールアルコール、フェニルエチルフェニルアセテート、ガラキソリッド、ガンマ−C6〜C13ラクトン、ゲラニオール、ゲラニルアセテート、ゲラニルフォーメート、ゲラニルニトリル、ヘリオナール、ヘリオトロピン、シス−3−ヘキセノール、シス−3−ヘキセニールアセテート、シス−3−ヘキセニールサリシレート、ヘキシルシンナミックアルデヒド、ヘキシルサリシレート、ヒヤシンスジメチルアセタール、ハイドロトロピックアルコール、ヒドロキシシトロネラール、インドール、イオノン、イソボルニルアセテート、イソシクロシトラール、イソEスーパー、イソオイゲノール、イソノニルアセテート、イソブチルキノリン、ジャスマール、ジャスモラクトン、ジャスモフィラン、コアボン、リグストラール、リリアール、ライムオキサイド、リナロール、リナロールオキサイド、リナリルアセテート、リラール、マンザネート、マイヨール、メンサニールアセテート、メンソネート、メチルアンスラニレート、メチルオイゲノール、メントール、アルファメチルイオノン、ベータメチルイオノン、ガンマメチルイオノン、メチルイソオイゲノール、メチルラベンダーケトン、メチルサリシレート、ミューゲアルデヒド、ムゴール、ムスクTM−II、ムスク781、ムスクC14、ムスクT、ムスクケトン、ムスクチベチン、ムスクモスケン、ミラックアルデヒド、メチルフェニルアセテート、ネロール、ネリールアセテート、ノピールアセテート、ノピールアルコール、ネオベルガメート、オークモスNo.1、オリボン、オキシフェニロン、パラクレジールメチルエーテル、ペンタリッド、フェニルエチルアルコール、フェニルエチルアセテート、アルファピネン、ルバフラン、ローズフェノン、ローズオキサイド、サンダロア、サンデラ、サンタレックス、スチラリールアセテート、スチラリールプロピオネート、ターピネオール、ターピニルアセテート、テトラハイドロリナロール、テトラヒドロリナロールアセテート、テトラハイドロゲラニオール、テトラハイドロゲラニールアセテート、トナリッド、トラセオライド、トリプラール、チモール、ワニリン、ベルドックス、ヤラヤラ、アニス油、ベイ油、ボアドローズ油、カナンガ油、カルダモン油、カシア油、シダーウッド油、オレンジ油、マンダリン油、タンジェリン油、バジル油、ナツメグ油、シトロネラ油、クローブ油、コリアンダー油、エレミ油、ユーカリ油、フェンネル油、ガルバナム油、ゼラニウム油、ヒバ油、桧油、ジャスミン油、ラバンジン油、ラベンダー油、レモン油、レモングラス油、ライム油、ネロリ油、オークモス油、オコチア油、パチュリ油、ペパーミント油、ペリラ油、プチグレン油、パイン油、ローズ油、ローズマリー油、しょう脳油、芳油、クラリーセージ油、サンダルウッド油、スペアミント油、スパイクラベンダー油、スターアニス油、タイム油、トンカ豆チンキ、テレピン油、ワニラ豆チンキ、ベチバー油、イランイラン油、グレープフルーツ油、ゆず油、ベンゾイン、ペルーバルサム、トルーバルサム、チュベローズ油、ムスクチンキ、カストリウムチンキ、シベットチンキ、アンバーグリスチンキなどが挙げられる。
【0033】
なお、香料の溶剤又は保留剤としては、ジエチルフタレート、ジプロピレングリコール、ベンジルベンゾエート、イソプロピルミリステート、ハーコリンなどを使用することができる。
【0034】
本発明の毛髪化粧料は、ヘアシャンプー、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、スタイリング剤、育毛剤、養毛剤などとして、調製、使用することができる。
【0035】
【発明の効果】
本発明によれば、従来にない使用中の優れた香り立ちと、乾燥後における香気の持続性を有し、高い嗜好性を有する毛髪化粧料を得ることができる。
【0036】
【実施例】
以下、本発明を実施例と比較例に基づいて具体的に説明するが、本発明は下記実施例によって制限されるものではない。
【0037】
[実施例1,2、比較例1〜5]
表1,2に示す組成の組成物を下記作方法に従って製造し、得られた試料を下記評価方法により評価した。結果を表1,2に併記する。
【0038】
試料の作成方法
▲1▼(A)成分、各種溶剤及び乳化剤などの油性成分を40〜80℃で加温溶解して油相を調製する。
▲2▼保湿剤、色素、pH調整剤などの水性成分を水に25〜80℃で溶解して水相を調製する。
▲3▼水相に油相を添加し、アジホモミキサーで攪拌し、O/Wエマルジョンを形成する。
▲4▼パドルミキサーで攪拌、徐冷し、40〜50℃で(B),(C)成分を添加し、室温まで徐冷し、試料とする。
【0039】
評価方法
20〜30代の女性30名について(髪の長さ:ショート〜セミロング〜ロング)、実使用評価を行った。評価項目は、使用中の香り立ちの良さ、乾燥時仕上り後の香りの持続性、総合評価について以下の評点に従い行った。
(評点)
◎:良好と答えた者が30名中25名以上
○:良好と答えた者が30名中15〜24名
△:良好と答えた者が30名中5〜14名
×:良好と答えた者が30名中5名未満
【0040】
【表1】
Figure 0003661751
【0041】
【表2】
Figure 0003661751
【0043】
[実施例]
下記組成のヘアートリートメントを常法により製造した。なお、香料1の組成は下記表3に示した通りである。
4−グアニジノブチルラウロアミド 1.5重量%
N−ヤシ油脂肪酸アシル−L−アルギニンエチル 0.5
香料1 0.5
ゲラニオール変性エタノール 1.0
ジメチルシリコーン(粘度1000万cSt) 1.0
ジメチルシリコーン(粘度10万cSt) 1.0
ジメチルシリコーン(粘度30cSt) 1.0
セタノール 5.0
ベヘニルアルコール 3.0
ステアリルアルコール 2.0
イソステアリン酸 0.2
グリセリン 3.0
プロピレングリコール 5.0
モノステアリン酸グリセリル 0.1
モノラウリン酸ソルビタン 0.1
モノラウリン酸グリセリン 0.1
高重合ポリエチレングリコール*1 0.2
リン酸 適量
パラオキシ安息香酸メチル 適量
パラオキシ安息香酸プロピル 適量
精製水 バランス
計 100.0重量%
*1:POLYOX SR−N60K(ユニオン・カーバイト社製)
性状
pH4.0
粒子径1〜5μm
粘度180cp/25℃
【0044】
【表3】
Figure 0003661751
*はリモネン含有
**DPG:ジプロピレングリコール
【0045】
上記実施例で調製した組成物は、いずれも、従来にない使用中の優れた香り立ちを有し、乾燥後における優れた香気の持続性と高い嗜好性を有する毛髪化粧料であった。

Claims (1)

  1. 下記(A)成分、(B)成分、及び(C)成分を含有することを特徴とする、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント、スタイリング剤、育毛剤及び養毛剤から選ばれる毛髪化粧料。
    (A)下記式で表されるカチオン界面活性剤
    Figure 0003661751
    [式中、R 6 は炭素数1〜22の直鎖状もしくは分岐状のアルキル基、アルケニル基、又はアルキルエーテル基であり、mは0又は1の整数である。AはCHR 11 (CH 2 n 〔但し、R 11 は水素原子又はCOOR 12 (R 12 は水素原子、炭素数1〜6の水酸基で置換されていてもよい分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基)を表し、nは0〜9の整数である。〕を表し、R 7 、R 8 は水素原子、炭素数1〜12の水酸基で置換されていてもよい分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基であり、R 9 、R 10 は水素原子、炭素数1〜6の水酸基で置換されていてもよい分岐状もしくは直鎖状のアルキル基又はアルケニル基であり、Xは無機酸又は有機酸である。]
    (B)1−メチル−p−イソプロペニル−1−シクロヘキセン及びメチル2−ペンチル−3−オキソシクロペンテ−1−イルアセテート
    (C)エタノール
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