JP2004189996A5 - - Google Patents

Claims (21)

1. Ｂｅ、Ｍｇ、Ｃａ、Ｓｒ、Ｂａ、Ｚｎからなる群から選ばれる少なくとも１種以上である第ＩＩ族元素と、Ｃ、Ｓｉ、Ｇｅ、Ｓｎ、Ｔｉ、Ｚｒ、Ｈｆからなる群から選ばれる少なくとも１種以上である第ＩＶ族元素と、賦活剤Ｒである希土類元素と、を含む結晶からなり、斜方晶系の単位格子を持つことを特徴とするオキシ窒化物蛍光体。
2. 前記オキシ窒化物蛍光体は、組成にＯとＮとを含み、該Ｏと該Ｎの重量比が、Ｏの１に対し、Ｎが０．２〜２．１であることを特徴とする請求項１に記載のオキシ窒化物蛍光体。
3. 一般式
   Ｌ_ＸＭ_ＹＯ_ＺＮ_{（（２／３）Ｘ＋（４／３）Ｙ−（２／３）Ｚ）}：Ｒ
   （Ｌは、Ｂｅ、Ｍｇ、Ｃａ、Ｓｒ、Ｂａ、Ｚｎからなる群から選ばれる少なくとも１種以上である第ＩＩ族元素である。Ｍは、Ｃ、Ｓｉ、Ｇｅ、Ｓｎ、Ｔｉ、Ｚｒ、Ｈｆからなる群から選ばれる少なくとも１種以上である第ＩＶ族元素である。Ｏは、酸素元素である。Ｎは、窒素元素である。Ｒは、希土類元素からなる賦活剤である。０．５＜Ｘ＜１．５、１．５＜Ｙ＜２．５、１．５＜Ｚ＜２．５である。）で表されるオキシ窒化物蛍光体。
4. 一般式
   Ｌ_ＸＭ_ＹＱ_ＴＯ_ＺＮ_{（（２／３）Ｘ＋（４／３）Ｙ＋Ｔ−（２／３）Ｚ）}：Ｒ
   （Ｌは、Ｂｅ、Ｍｇ、Ｃａ、Ｓｒ、Ｂａ、Ｚｎからなる群から選ばれる少なくとも１種以上である第ＩＩ族元素である。Ｍは、Ｃ、Ｓｉ、Ｇｅ、Ｓｎ、Ｔｉ、Ｚｒ、Ｈｆからなる群から選ばれる少なくとも１種以上である第ＩＶ族元素である。Ｑは、Ｂ、Ａｌ、Ｇａ、Ｉｎからなる群から選ばれる少なくとも１種以上である第ＩＩＩ族元素である。Ｏは、酸素元素である。Ｎは、窒素元素である。Ｒは、希土類元素からなる賦活剤である。０．５＜Ｘ＜１．５、１．５＜Ｙ＜２．５、０＜Ｔ＜０．５、１．５＜Ｚ＜２．５である。）で表されるオキシ窒化物蛍光体。
5. 前記オキシ窒化物蛍光体は、少なくとも一部が結晶を有することを特徴とする請求項１、３及び４の少なくともいずれか一項に記載のオキシ窒化物蛍光体。
6. 前記結晶は、斜方晶系の単位格子を持つことを特徴とする請求項５に記載のオキシ窒化物蛍光体。
7. 前記Ｘ、前記Ｙ、前記Ｚは、Ｘ＝１、Ｙ＝２、Ｚ＝２であることを特徴とする請求項３又は４のいずれかに記載のオキシ窒化物蛍光体。
8. 前記Ｒは、７０重量％以上がＥｕであることを特徴とする請求項１、３及び４の少なくともいずれか一項に記載のオキシ窒化物蛍光体。
9. 前記オキシ窒化物蛍光体は、４９０ｎｍ以下に発光ピーク波長を有する励起光源からの光により励起され、前記発光ピーク波長よりも長波長側に発光ピーク波長を有することを特徴とする請求項１、３及び４の少なくともいずれか一項に記載のオキシ窒化物蛍光体。
10. 前記オキシ窒化物蛍光体は、青緑色から黄赤色領域に発光ピーク波長を有することを特徴とする請求項１、３及び４の少なくともいずれか一項に記載のオキシ窒化物蛍光体。
11. 前記オキシ窒化物蛍光体は、５００ｎｍよりも３７０ｎｍの方が、高い強度を有する励起スペクトルを持っていることを特徴とする請求項１、３及び４の少なくともいずれか一項に記載のオキシ窒化物蛍光体。
12. 前記オキシ窒化物蛍光体は、少なくとも２種以上のＢｅ、Ｍｇ、Ｃａ、Ｓｒ、Ｂａ、Ｚｎからなる群から選ばれるある第ＩＩ族元素を有していることを特徴とする請求項１、３及び４の少なくともいずれか一項に記載のオキシ窒化物蛍光体。
13. 前記オキシ窒化物蛍光体は、ＳｒとＣａとを有しており、ＳｒとＣａとのモル比は、Ｓｒ：Ｃａ＝０：１０よりも大きく１０：０よりも小さいことを特徴とする請求項１、３及び４の少なくともいずれか一項に記載のオキシ窒化物蛍光体。
14. 前記オキシ窒化物蛍光体は、ＳｒとＢａとを有しており、ＳｒとＢａとのモル比は、Ｓｒ：Ｂａ＝５：５以上１０：０よりも小さいことを特徴とする請求項１、３及び４の少なくともいずれか一項に記載のオキシ窒化物蛍光体。
15. 前記オキシ窒化物蛍光体は、ＣａとＢａとを有しており、ＣａとＢａとのモル比は、Ｃａ：Ｂａ＝０：１０よりも大きく１０：０よりも小さいことを特徴とする請求項１、３及び４の少なくともいずれか一項に記載のオキシ窒化物蛍光体。
16. Ｌの窒化物（Ｌは、Ｂｅ、Ｍｇ、Ｃａ、Ｓｒ、Ｂａ、Ｚｎからなる群から選ばれる少なくとも１種以上である第ＩＩ族元素である。）と、Ｍの窒化物（Ｍは、Ｃ、Ｓｉ、Ｇｅ、Ｓｎ、Ｔｉ、Ｚｒ、Ｈｆからなる群から選ばれる少なくとも１種以上である第ＩＶ族元素である。）と、Ｍの酸化物と、Ｒの酸化物（Ｒは、希土類元素である。）と、を含む原料を混合する第１の工程と、
    第１の工程により得られる混合物を焼成する第２の工程と、
    を有するオキシ窒化物蛍光体の製造方法。
17. 前記Ｒの酸化物に代えて、若しくは、前記Ｒの酸化物とともに、Ｒの窒化物が用いられることを特徴とする請求項１６に記載のオキシ窒化物蛍光体の製造方法。
18. 前記第１の工程は、さらにＱ（Ｑは、Ｂ、Ａｌ、Ｇａ、Ｉｎからなる群から選ばれる少なくとも１種以上である第ＩＩＩ族元素である。）を混合することを特徴とする請求項１６又は１７のいずれかに記載のオキシ窒化物蛍光体の製造方法。
19. 前記Ｌの窒化物、前記Ｍの窒化物、前記Ｍの酸化物は、
    ０．５＜Ｌの窒化物＜１．５、
    ０．２５＜Ｍの窒化物＜１．７５、
    ２．２５＜Ｍの酸化物＜３．７５、
    のモル比で表されることを特徴とする請求項１６乃至１８の少なくともいずれか一項に記載のオキシ窒化物蛍光体の製造方法。
20. 前記Ｌの窒化物の少なくとも一部は、Ｒの酸化物及びＲの窒化物の少なくともいずれか一方が置換されることを特徴とする請求項１６又は１９に記載のオキシ窒化物蛍光体の製造方法。
21. 請求項１６乃至２０の少なくともいずれか一項に記載のオキシ窒化物蛍光体の製造方法により製造されるオキシ窒化物蛍光体。