JP2004108425A - 板金締結構造 - Google Patents

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JP2004108425A
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sheet metal
hole
fastening structure
metal member
fitted
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JP2002269508A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hirota
広田 弘
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

【課題】締結部位のみで一対の板金部材を位置合わせできる板金締結構造を提供する。
【解決手段】一対の板金部材1、2の各々に平面形状が円または多角形状である半抜き部3を設け、一方の半抜き部3の凸部3−1を他方の半抜き部3の凹部3−2に嵌合して一対の板金部材1、2を締結する板金締結構造。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一対の板金部材を締結する板金締結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、リベットやネジにて複数の板金部材を重ね合わせて締結する場合、締結箇所の位置合わせのために締結部から離れた場所に半抜き嵌合等の位置決め機構を設ける必要があった。また、締結時あるいは締結後において部材の回転やずれ防止のためにも締結部から離れた場所に半抜き嵌合等の機構を設けたり、リベットやネジを複数の箇所に使用する必要があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
それにより従来の締結構造では、締結部以外の場所に位置決め機構や、回転またはずれ止め機構を設ける必要があり、締結構造の小型化の障害となっていた。
【0004】
本発明は、締結部位のみで一対の板金部材を位置合わせできる板金締結構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、一対の板金部材の各々に平面形状が円または多角形状である半抜き部を設け、一方の半抜き部の凸部を他方の半抜き部の凹部に嵌合して一対の板金部材を締結する板金締結構造を最も主要な特徴とする。
【0006】
請求項2記載の発明は、半抜き部の凸部と凹部の側面を少なくとも一箇所以上接した状態とした請求項1記載の板金締結構造を主要な特徴とする。
【0007】
請求項3記載の発明は、それぞれの半抜き部は穴またはネジ穴を有し、その穴またはネジ穴にリベットまたはネジ、ボルトを通した請求項1記載の板金締結構造を主要な特徴とする。
【0008】
請求項4記載の発明は、凸部が嵌合された半抜き部に穴を有し、凹部が嵌合された半抜き部に上記穴にかしめられるバーリングかしめを有する請求項1記載の板金締結構造を主要な特徴とする。
【0009】
請求項5記載の発明は、凸部が嵌合された半抜き部に穴を有し、凹部が嵌合された半抜き部に上記穴にかしめられる半抜きかしめを有する請求項1記載の板金締結構造を主要な特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。図1は本発明の第1の実施の形態に係る板金締結構造を示す図であり、(1)は平面図、(2)は正面断面図である。図2は第1の板金部材を示す図であり、(1)は平面図、(2)は正面断面図である。図3は第2の板金部材を示す図であり、(1)は平面図、(2)は正面断面図である。
【0011】
第1の板金部材1、第2の板金部材2は共に半抜き部3を有する。第1の板金部材1の半抜き部3は、その平面形状が4隅をRにした四角形であり、第2の板金部材2の半抜き部3は、その平面形状が四角形である。
【0012】
第1の板金部材1の半抜き部3の凸部3−1の高さ寸法aと、第2の板金部材2の半抜き部3の凹部3−2の深さ寸法aは等しい。第1の板金部材1の半抜き部3の凸部3−1が、第2の板金部材2の半抜き部3の凹部3−2に圧入されるようになっている。従って第1の板金部材1の半抜き部3の平面面積と、第2の板金部材2の半抜き部3の平面面積はほぼ等しい。なお、半抜き部3は、その平面形状が円形でも差し支えない。
【0013】
図1に示すように、第1の板金部材1の半抜き部3の凸部3−1を第2の板金部材2の半抜き部3の凹部3−2に圧入した後に、リベット4を半抜き部3の穴に通して、第1の板金部材1と第2の板金部材2を固定する。半抜き部3の縦、横寸法(平面から見た)はリベット4の頭径より大きな寸法であることはいうまでもなく、また、前記寸法aをリベット4の頭厚よりも深いものとすると、第1の板金部材1の表面にリベット4が突出するのを防ぐことができる。
【0014】
図4は本発明の第2の実施の形態に係る板金締結構造を示す図である。この実施形態では、第1の板金部材1の半抜き部3及び第2の板金部材2の半抜き部3の双方の穴あるいはいずれか一方の穴にネジ山を切っておき、ネジ5(ボルト)によって第1の板金部材1と第2の板金部材2とを締結したものである。
【0015】
図5は本発明の第3の実施の形態に係る板金締結構造を示す図である。この実施形態では、第2の板金部材2の半抜き部3の凹部上面にバーリングかしめ3−3を形成し、第1の板金部材1の半抜き部3の穴を通じてかしめることで、第1の板金部材1と第2の板金部材2とを締結したものである。
【0016】
図6は本発明の第4の実施の形態に係る板金締結構造を示す図である。この実施形態では、第2の板金部材2の半抜き部3の凹部上面に半抜きかしめ3−4を形成し、第1の板金部材1の半抜き部3の穴を通じてかしめることで、第1の板金部材1と第2の板金部材2とを締結したものである。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、一対の板金部材の各々に平面形状が円または多角形状である半抜き部を設け、一方の半抜き部の凸部を他方の半抜き部の凹部に嵌合して一対の板金部材を締結するようにしたので、他の場所に位置決め機構を設ける必要がなくなる。従って小型の板金締結構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る板金締結構造を示す図である。
【図2】第1の板金部材を示す図である。
【図3】第2の板金部材を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る板金締結構造を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態に係る板金締結構造を示す図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態に係る板金締結構造を示す図である。
【符号の説明】
1 第1の板金部材
2 第2の板金部材
3 半抜き部
3−1 凸部
3−2 凹部

Claims (5)

  1. 一対の板金部材の各々に平面形状が円または多角形状である半抜き部を設け、一方の半抜き部の凸部を他方の半抜き部の凹部に嵌合して一対の板金部材を締結することを特徴とする板金締結構造。
  2. 半抜き部の凸部と凹部の側面を少なくとも一箇所以上接した状態としたことを特徴とする請求項1記載の板金締結構造。
  3. それぞれの半抜き部は穴またはネジ穴を有し、その穴またはネジ穴にリベットまたはネジ、ボルトを通したことを特徴とする請求項1記載の板金締結構造。
  4. 凸部が嵌合された半抜き部に穴を有し、凹部が嵌合された半抜き部に上記穴にかしめられるバーリングかしめを有することを特徴とする請求項1記載の板金締結構造。
  5. 凸部が嵌合された半抜き部に穴を有し、凹部が嵌合された半抜き部に上記穴にかしめられる半抜きかしめを有することを特徴とする請求項1記載の板金締結構造。
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