JP2010264624A - 吸着装置及び吸着装置の製造方法 - Google Patents

吸着装置及び吸着装置の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】メディアの吸着力を向上させる。
【解決手段】吸着装置は、多数の吸引孔41が形成された複数の吸引パネル40が、真空ポンプに連結されたベースパネルに支持されて構成されている。そして、吸引パネル40に形成された各吸引孔41は、メディアが載置される載置面42からベースパネルに接合される接合面43まで貫通しており、載置面42に向けて広がるように形成されている。そして、各吸引孔41は、接合面43側において同径の穴に形成された同径孔部41aと、載置面42側において載置面42に向けて広がるロート状に形成された拡径孔部41bと、同径孔部41aと拡径孔部41bとの間において開口面積が局部的に小さくなる小径孔部41cとにより形成されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、メディアを吸着パネルに吸着させる吸着装置及びこの吸着装置の製造方法に関する。
従来、この種の吸着装置は、メディアが載置される吸着テーブルと、吸着テーブルに吸引力を作用させる吸引ポンプとを主構成要素としている(例えば、特許文献1参照)。そして、この吸着テーブルは、複数の吸引孔が形成されてメディアが載置される複数の吸着パネルと、これらの吸着パネルを支持して真空ポンプに連結されるベースパネルと、複数の吸着パネルとベースパネルとの間に介挿されて吸着パネル吸引孔と吸引ポンプとを連通させるスペーサの3層構造となっている。そして、ベースパネル、スペーサ及び吸着パネルが、薄い接着シートによって接合されている。
特開平02−172641号公報
ところで、従来の吸着装置は、吸着テーブルに形成された吸引孔の径が一定となっている。このため、従来の吸着装置では、メディアの吸着力を向上させるために、吸引孔の数を増やしたり、吸引孔の開口面積を大きくしたりする必要があった。しかしながら、このように構成すると、メディアに塞がれていない吸引孔に吸引力を奪われてしまうため、メディアを確実に吸着させるためには強力な吸引ポンプが必要になるという問題があった。
なお、吸着させるメディアの大きさに応じて、吸引力を作用させる領域を変化させることも考えられるが、このような構成にすると、メディアの大きさを検出するセンサや、吸引孔の切り替えを行う切替機構などが必要となり、吸着装置の部品点数が大幅に増えてコストが高くなるという問題がある。
そこで、本発明は、簡易な構成でメディアの吸着力を向上させることができる吸着装置及び吸着装置の製造方法を提供することを目的とする。
本発明に係る吸着装置は、メディアが載置される吸着パネルに形成された複数の吸引孔に吸引力を作用させることで、メディアを吸着パネルに吸着させる吸着装置であって、吸引孔は、メディアが載置される載置面に向けて広がっていることを特徴とする。
この吸着装置では、メディアを吸引するための吸引孔が吸着パネルの載置面に向けて広がっているため、吸引孔の最小開口面積を小さくしつつ、載置面における開口面積を大きくすることができる。このため、各吸引孔におけるメディアの吸引面積を大きくすることができ、しかも、吸引孔の最小開口面積を小さくすることで、吸引の圧力損失を大きくすることができるため、メディアに塞がれていない吸引孔から無駄な空気が吸引されるのを抑制することができる。これにより、簡易な構成でメディアの吸着力を向上させることができる。
この場合、吸引孔は、載置面に向けてロート状に広がっていることが好ましい。このような構成を採用することで、吸引孔内の圧力分布を均一化することができるとともに、吸引孔を形成する際の作業性を向上することができる。
そして、吸引孔は、同径に形成された同径孔部と、同径孔部の載置面側に形成されてロート状に広がる拡径孔部とを有することが更に好ましい。一般に、拡径孔部を形成するよりも同径孔部を形成する方が、製造容易性において優れる。そこで、同径孔部と拡径孔部との組み合わせにより吸引孔を載置面に向けて広げることで、メディアの吸引力を向上させつつ、吸引孔の製造容易性を向上させることができる。
また、吸着パネルを支持して、吸引孔に吸引力を作用させる吸引手段と吸引孔とを連通する連通溝が形成されているベースパネルを更に有することが好ましい。このように、ベースパネルに連通溝を形成することで、連通溝が形成されたスペーサを別途設けることなく、吸引手段と吸引孔とを連通させることができるため、吸着装置の積層枚数を低減することができる。これにより、積層による誤差の拡大を抑制することができるため、例えば、複数の吸着パネルを用いた場合など、吸着パネルの平面度を向上させることができる。
また、吸着パネルとベースパネルとは、螺子止めにより接合されていることが好ましい。このように、吸着パネルとベースパネルとを螺子止めにより接合することで、吸着パネルとベースパネルとの接合及び分離を容易に行うことができる。このため、例えば、ベースパネルに対する吸着パネルの接合位置がずれたとしても、螺子を外すことで、容易に吸着パネルをベースパネルから分離させることができる。
また、ベースパネルには、吸着パネルとベースパネルとを接合する螺子がねじ込まれる螺子穴が形成されており、吸着パネルには、螺子穴に対応した位置に、螺子よりも径が大きい挿入穴が形成されており、螺子の頭部は、吸着パネルに当接する面が平面状に形成されていることが好ましい。このように、吸着パネルの挿入穴を螺子よりも径を大きくすることで、ベースパネルに対する吸着パネルの位置を調整することができる。しかも、螺子の頭部の吸着パネルに当接する面を平面状に形成することで、螺子を螺子穴ねじ込む際に吸着パネルの位置が矯正されないため、例えば、ベースパネルや吸着パネルの製造誤差があったとしても、ベースパネルと吸着パネルとを適切な位置で接合させることができる。
また、吸着パネルは、挿入穴が形成されて半抜き加工されたハーフパンチ部が形成されており、ベースパネルは、螺子穴が形成されてハーフパンチ部よりも大きな径のザグリ部が形成されていることが好ましい。このような構成を採用することで、ハーフパンチ部がザグリ部に嵌まり込んだ状態で、螺子が螺子穴にねじ込まれるため、螺子を吸着パネルの載置面下に潜り込ませることができる。これにより、メディアに螺子が接触することに起因するメディアの吸着不良や破損などを防止することができる。
本発明に係る吸着装置の製造方法は、メディアが載置される吸着パネルに形成された複数の吸引孔に吸引力を作用させることで、メディアを吸着パネルに吸着させる吸着装置の製造方法であって、吸着パネルを貫通する同径の吸引孔を穿孔する穿孔ステップと、吸引孔を穿孔した後、先端が略円錐形状に形成された工具を、メディアが載置される載置面から吸引孔に押圧して、吸引孔の載置面側をロート状に形成する形成ステップと、を有することを特徴とする。
この吸着装置の製造方法では、まず、吸着パネルを貫通する同径の吸引孔を穿孔することで、容易に吸引孔を形成することができる。その後、先端が略円錐形状に形成された工具を載置面から吸引孔に押圧することで、切削加工などを行うことなく、吸引孔を載置面に向けて広げることができる。これにより、各吸引孔におけるメディアの吸引面積を大きくすることができるため、簡易な構成でメディアの吸着力を向上させることができる。しかも、この工具により押圧された部分が吸引孔の内側に逃げるように移動するため、吸引孔の最小開口面積が、穿孔ステップで穿孔した吸引孔の開口面積よりも小さくなる。このため、吸引の圧力損失を更に大きくすることができるため、メディアに塞がれていない吸引孔から無駄な空気が吸引されるのを抑制することができ、簡易な構成でメディアの吸着力を更に向上させることができる。
である。
本発明によれば、簡易な構成でメディアの吸着力を向上させることができる。
実施形態に係る吸着装置を搭載したフラットベッド型インクジェットプリンタの斜視図である。 図1に示す吸着装置のII−II線断面図である。 吸着テーブルを示す上面図である。 ベースパネルを上方から見た斜視図である。 吸着パネルを上方から見た斜視図である。 吸着パネルを下方から見た斜視図である。 吸着パネルの一部断面図である。 吸着テーブルの一部断面図である。 吸着テーブルの一部断面図である。 吸着パネルの製造方法を説明するための図である。 他の吸着テーブルの一部断面図である。 他の吸着テーブルの一部断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る吸着装置の好適な実施形態について詳細に説明する。実施形態では、本発明に係る吸着装置を、フラットベッド型インクジェットプリンタの吸着装置に適用するものとして説明する。なお、全図中、同一又は相当部分には同一符号を付すこととする。
図1は、実施形態に係る吸着装置を搭載したフラットベッド型インクジェットプリンタの斜視図である。図1に示すように、フラットベッド型インクジェットプリンタ1は、印刷対象のメディア(不図示)を載置して吸着するフラットベッド型の吸着装置2と、インク液滴を吐出するインクジェットヘッド(不図示)が搭載された印刷ユニット3とを備えている。この吸着装置2は、フレーム4によって所定の高さに保持された吸着テーブル10と、吸着テーブル10に吸引力を作用させる真空ポンプ20とを備えている。そして、フラットベッド型インクジェットプリンタ1は、吸着テーブル10にメディアを吸着させた状態で、インクジェットヘッドをY軸方向及びX軸方向に移動させながらインク液滴を吐出させることで、メディアに画像を印刷する。
図2は、図1に示す吸着装置のII−II線断面図であり、図3は、図3は、吸着テーブルを示す上面図である。図2及び図3に示すように、吸着テーブル10は、真空ポンプ20に連結されたベースパネル30と、このベースパネル30に支持されて多数の吸引孔41が形成された4枚の吸着パネル40とを備えている。この吸着テーブル10は、4枚の吸着パネル40が1枚のベースパネル30に敷き詰められた状態で支持されている。このため、例えば、ベースパネル30の寸法が、長さ:3000mm×幅:1600mmである場合は、吸着パネル40の寸法が、長さ:1500mm×幅:800mmとなる。そして、ベースパネル30と吸着パネル40とは、積層された状態で螺子止めにより接合されている。
図4は、ベースパネルを上方から見た斜視図である。図4に示すように、ベースパネル30は、複数の(本実施形態では4枚の)吸着パネル40を支持するものであり、フレーム4によって所定の高さに保持されている。ベースパネル30は、アルミ又はアルミ合金によって、所定厚さの平板矩形状に形成されている。
ベースパネル30の中央部には、ベースパネル30を貫通するポンプ用穴31が形成されており、このポンプ用穴31に、真空ポンプ20に接続された吸引チューブ21が連結されている(図2参照)。
吸着パネル40が接合されるベースパネル30の上面32には、ベースパネル30の厚さ方向に削り込まれた連通溝33が形成されている。連通溝33は、ポンプ用穴31を通るリブ状に形成されており、ポンプ用穴31を通りベースパネル30の長さ方向に延びる縦溝33aと、この縦溝33aからベースパネル30の幅方向に延びる複数の横溝33bとにより形成されている。なお、ベースパネル30の上面32に吸着パネル40が接合されると、連通溝33が吸着パネル40に覆われるため、この連通溝33は、真空ポンプ20に吸い込まれる空気の流路となる。
また、ベースパネル30の上面32には、連通溝33の形成されていない部分に、複数のザグリ部36が形成されている。これらのザグリ部36は、ザグリ加工により所定深さに削り込まれており、その底面は平面状に形成されている。そして、各ザグリ部36の中央部には、吸着パネル40を螺子止めする螺子がねじ込まれる螺子穴37が形成されている。
図5は、吸着パネルを上方から見た斜視図であり、図6は、吸着パネルを下方から見た斜視図である。図5及び図6に示すように、吸着パネル40は、アルミ又はアルミ合金によって、所定厚さの平板矩形状に形成されている。
吸着パネル40には、ベースパネル30に形成された連通溝33に連通される位置に、上述した複数の吸引孔41が形成されている(図3参照)。これにより、吸引孔41は、連通溝33、ポンプ用穴31及び吸引チューブ21を介して、真空ポンプ20と連通されるため、真空ポンプ20を作動させることで、吸引孔41に吸引力を作用させることができる。
図7は、吸着パネル40の一部断面図である。図7に示すように、各吸引孔41は、メディアが載置される載置面42からベースパネル30と接合される接合面43まで貫通しており、載置面42に向けて広がるように形成されている。そして、各吸引孔41は、接合面43側に形成される同径孔部41aと、載置面42側に形成される拡径孔部41bと、同径孔部41aと拡径孔部41bとの間に形成される小径孔部41cとにより構成されている。
同径孔部41aは、接合面43から載置面42に向けて所定の長さに形成されて、径が一定となる円柱状の孔である。拡径孔部41bは、同径孔部41aから載置面42に至る所定の長さに形成されて、載置面42に向けて径が拡大するロート状の孔である。小径孔部41cは、同径孔部41aと拡径孔部41bとの間において開口面積が局部的に小さく形成された穴である。そして、吸引孔41は、拡径孔部41bの開口が載置面42に開放されるとともに、同径孔部41aの開口がベースパネル30に形成された連通溝33に連通されている。これにより、真空ポンプ20により発生された吸引力は、連通溝33を介して吸引孔41に作用されるため、載置面42に載置されたメディアは、この吸引力によって載置面42に吸着される。
また、吸着パネル40には、ベースパネル30に形成されたザグリ部36に対応する位置に、ハーフパンチ部45が形成されている(図3参照)。ハーフパンチ部45は、ハーフパンチ(半抜き)加工により、吸着パネル40の板厚の半分程度が打ち抜かれたものである。このため、メディアが載置される吸着パネル40の載置面42には、ハーフパンチ部45により所定深さの凹部46が形成されており、その底面は平面状に形成されている。また、ベースパネル30と接合される吸着パネル40の接合面43には、ハーフパンチ部45により所定高さの凸部47が形成されており、その頭頂面は平面状に形成されている。そして、ハーフパンチ部45の中央部には、ベースパネル30に形成された螺子穴37に対応する位置に、螺子穴37よりも径の大きな挿入穴48が形成されている。
次に、図8及び図9を参照して、吸着テーブル10におけるベースパネル30と吸着パネル40との接合方法について説明する。図8及び図9は、吸着テーブルの一部断面図である。図8及び図9に示すように、ベースパネル30に吸着パネル40を接合させるためには、まず、ベースパネル30の上面32に4枚の吸着パネル40を並べて載置して、ベースパネル30のザグリ部36に吸着パネル40のハーフパンチ部45の凸部47を嵌め込み、ベースパネル30の螺子穴37に吸着パネル40の挿入口を合わせる。このとき、ザグリ部36の径はハーフパンチ部45の径よりも大きく、また、挿入穴48の径は螺子穴37の径よりも大きいため、ベースパネル30に対する吸着パネル40の位置を調整して、螺子穴37と挿入穴48とを位置合わせすることができる。
そして、螺子50を挿入穴48から挿入して螺子穴37にねじ込み、ベースパネル30に各吸着パネル40を螺子止めする。ベースパネル30に各吸着パネル40を螺子止めする螺子50は、その頭部51の吸着パネル40に当接する面が平面状に形成されたものを用いる。これにより、ベースパネル30に4枚の吸着パネル40が接合される。このとき、ザグリ部36の底面、ハーフパンチ部45における凸部47の頭頂面、ハーフパンチ部45における凹部46の底面、及び、螺子50の頭部51の吸着パネルに当接する面は、全て平面状に形成されているため、螺子50を螺子穴37にねじ込む際に吸着パネル40の位置が矯正されることなく、ベースパネル30に対する吸着パネル40の位置が保持される。
このようにしてベースパネル30と吸着パネル40とが接合された吸着テーブル10は、ベースパネル30と吸着パネル40とが、ベースパネル30のザグリ部36に吸着パネル40のハーフパンチ部45がはめ込まれた状態で密着されており、螺子穴37にねじ込まれた螺子50により螺子止めされて接合されている。そして、ベースパネル30の連通溝33が吸着パネル40によって覆われるとともに、吸着パネル40の各吸引孔41がこの連通溝33に連通されている。また、螺子50の頭部51は、ハーフパンチ部45の凹部46の中に沈み込むため、吸着パネル40の載置面42は、突出物のない平面状となる。
次に、図10を参照して、吸着パネル40に吸引孔41を形成して吸着パネル40を製造する方法について説明する。図10は、吸着パネルの製造方法を説明するための図である。
まず、図10(a)に示すように、平板状の吸着パネル40を用意する。
次に、図10(b)に示すように、先端が円柱状に形成された工具61を、吸着パネル40の載置面42から押圧して貫通させる。そして、工具61を吸着パネル40から引き抜くと、吸着パネル40に同径孔の吸引孔41が形成される。
次に、図10(c)に示すように、先端が略円錐形状に形成された工具62を、載置面42から吸引孔41に押圧する。すると、図10(d)に示すように、吸引孔41は、載置面42側の一部が、載置面42に向けて広がるロート状に変形される。このとき、吸着パネル40は、工具62に押圧された部分が吸引孔41の内側に向けて変形移動して、吸引孔41の開口面積が局部的に小さくなる。
そして、図10(e)に示すように、工具62を吸着パネル40から引き抜くと、吸引孔41に、接合面43側の同径孔部41aと、載置面42側の拡径孔部41bとが形成されるとともに、同径孔部41aと拡径孔部41bとの間に吸引孔41の径が局部的に小さくなった小径孔部41cが形成される。
このように、本実施形態に係る吸着装置2では、メディアを吸引するための吸引孔41が吸着パネル40の載置面42に向けて広がっているため、吸引孔41の最小開口面積を小さくしつつ、載置面42における開口面積を大きくすることができる。このため、各吸引孔41におけるメディアの吸引面積を大きくすることができ、しかも、吸引孔41の最小開口面積を小さくすることで、吸引の圧力損失を大きくすることができるため、メディアに塞がれていない吸引孔41から無駄な空気が吸引されるのを抑制することができる。これにより、簡易な構成でメディアの吸着力を向上させることができる。特に、小径孔部41cを形成することで、吸引孔41の最小開口面積を更に小さくすることができるため、吸引の圧力損失を更に大きくすることができ、吸引力の分散をより効果的に低減することができる。
また、吸引孔41を、載置面42に向けてロート状に広がる形状とすることで、吸引孔41内の圧力分布を均一化することができるとともに、吸引孔41を形成する際の作業性を向上することができる。
そして、同径に形成された同径孔部41aと、ロート状に広がる拡径孔部41bとの組み合わせにより、吸引孔41を載置面42に向けて広げることで、メディアの吸引力を向上させつつ、吸引孔41の製造容易性を向上させることができる。
また、ベースパネル30に連通溝33を形成することで、連通溝が形成されたスペーサを別途設けることなく、真空ポンプ20と吸引孔41とを連通させることができるため、吸着テーブル10の積層枚数を低減することができる。これにより、積層による誤差の拡大を抑制することができるため、例えば、複数の吸着パネルを用いた場合など、吸着パネルの平面度を向上させることができる。
また、吸着パネル40とベースパネル30とを螺子止めにより接合することで、吸着パネル40とベースパネル30との接合及び分離を容易に行うことができる。このため、例えば、ベースパネル30に対する吸着パネル40の接合位置がずれたとしても、螺子50を外すことで、容易に吸着パネル40をベースパネル30から分離させることができる。
また、吸着パネル40の挿入穴48を螺子50よりも径を大きくすることで、ベースパネル30に対する吸着パネル40の位置を調整することができる。しかも、螺子50の頭部51の吸着パネル40に当接する面を平面状に形成することで、螺子50を螺子穴37ねじ込む際に吸着パネル40の位置が矯正されないため、例えば、ベースパネル30や吸着パネル40の製造誤差があったとしても、ベースパネル30と吸着パネル40とを適切な位置で接合させることができる。
また、吸着パネル40に挿入穴48が形成されたハーフパンチ部45を形成し、ベースパネル30に螺子穴37が形成されたザグリ部36を形成することで、ハーフパンチ部45がザグリ部36に嵌まり込んだ状態で、螺子50が螺子穴37にねじ込まれるため、螺子50の頭部51を吸着パネル40の載置面42下に潜り込ませることができる。これにより、メディアに螺子50の頭部51が接触することに起因するメディアの吸着不良や破損などを防止することができる。
更に、吸着パネル40に吸引孔41を形成する際、まず、吸着パネル40を貫通する同径の吸引孔41を穿孔することで、容易に吸引孔41を形成することができる。その後、先端が略円錐形状に形成された工具62を載置面42から吸引孔41に押圧することで、切削加工などを行うことなく、吸引孔41を載置面に向けて広げることができる。これにより、各吸引孔41におけるメディアの吸引面積を大きくすることができるため、簡易な構成でメディアの吸着力を向上させることができる。しかも、この工具62により押圧された部分が吸引孔41の内側に逃げるように移動して小径孔部41cが形成されるため、吸引孔41の最小開口面積が、工具61で穿孔した同径孔部41aの開口面積よりも小さくなる。このため、吸引の圧力損失を更に大きくすることができるため、吸引力の分散によりメディアに塞がれていない吸引孔41から無駄な空気が吸引されるのを抑制することができ、簡易な構成でメディアの吸着力を更に向上させることができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態において、吸引孔41は、同径孔部41a、拡径孔部41b及び小径孔部41cにより形成されるものとして説明したが、載置面42に向けて広がるように形成されていれば如何なる形状であってもよい。例えば、図11に示す吸着テーブル10のように、吸着パネル40に形成される吸引孔71を、接合面43から載置面42に向けて広がるロート状の拡径孔部71aのみで形成してもよい。また、図12に示す吸着テーブル10のように、吸着パネル40に形成される吸引孔72を、接合面43側に形成される小径の同径孔部72aと、載置面42側に形成される大径の同径孔部72bとにより形成してもよい。この場合、同径孔部72bは、同径孔部72aよりも径が大きいため、吸引孔72は、載置面42に向けて広がるように形成される。
また、上記実施形態において、吸着装置2は、フラットベッド型インクジェットプリンタ1に適用するものとして説明したが、フラットベッド型のカッターやプロッタなど、シート状のメディアを吸着保持するものであれば、如何なる装置に適用してもよい。
1…フラットベッド型インクジェットプリンタ、2…吸着装置、3…印刷ユニット、4…フレーム、10…吸着テーブル、20…真空ポンプ、21…吸引チューブ、30…ベースパネル、31…ポンプ用穴、32…ベースパネルの上面、33…連通溝、33a…連通溝における縦溝、33b…連通溝における横溝、36…ザグリ部、37…螺子穴、40…吸着パネル、41…吸引孔、41a…同径孔部、41b…拡径孔部、41c…小径孔部、42…吸着パネルの載置面、43…吸着パネルの接合面、45…ハーフパンチ部、46…ハーフパンチ部の凹部、47…ハーフパンチ部の凸部、48…挿入穴、50…螺子、51…螺子の頭部、61…工具、62…工具、71…吸引孔、71a…拡径孔部、72…吸引孔、72a…小径の同径孔部、72b…大径の同径孔部。


Claims (8)

  1. メディアが載置される吸着パネルに形成された複数の吸引孔に吸引力を作用させることで、前記メディアを吸着パネルに吸着させる吸着装置であって、
    前記吸引孔は、前記メディアが載置される載置面に向けて広がっていることを特徴とする吸着装置。
  2. 前記吸引孔は、前記載置面に向けてロート状に広がっていることを特徴とする請求項1に記載の吸着装置。
  3. 前記吸引孔は、同径に形成された同径孔部と、前記同径孔部の前記載置面側に形成されてロート状に広がる拡径孔部とを有することを特徴とする請求項1に記載の吸着装置。
  4. 前記吸着パネルを支持して、前記吸引孔に吸引力を作用させる吸引手段と前記吸引孔とを連通する連通溝が形成されているベースパネルを更に有することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の吸着装置。
  5. 前記吸着パネルと前記ベースパネルとは、螺子止めにより接合されていることを特徴とする請求項4に記載の吸着装置。
  6. 前記ベースパネルには、前記吸着パネルと前記ベースパネルとを接合する螺子がねじ込まれる螺子穴が形成されており、
    前記吸着パネルには、前記螺子穴に対応した位置に、前記螺子よりも径が大きい挿入穴が形成されており、
    前記螺子の頭部は、前記吸着パネルに当接する面が平面状に形成されていることを特徴とする請求項5に記載の吸着装置。
  7. 前記吸着パネルは、前記挿入穴が形成されて半抜き加工されたハーフパンチ部が形成されており、
    前記ベースパネルは、前記螺子穴が形成されて前記ハーフパンチ部よりも大きな径のザグリ部が形成されていることを特徴とする請求項6に記載の吸着装置。
  8. メディアが載置される吸着パネルに形成された複数の吸引孔に吸引力を作用させることで、前記メディアを吸着パネルに吸着させる吸着装置の製造方法であって、
    前記吸着パネルを貫通する同径の吸引孔を穿孔する穿孔ステップと、
    前記吸引孔を穿孔した後、先端が略円錐形状に形成された工具を、前記メディアが載置される載置面から前記吸引孔に押圧して、前記吸引孔の前記載置面側をロート状に形成する形成ステップと、
    を有することを特徴とする吸着装置の製造方法。

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