JP5478757B1 - ボルトのゆるみ止め具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】被締め付け部材100に締め付けられた第一ボルト101の頭部101a又の外径よりも内径が大きな第一開口3aが形成され、かつ、第一ボルト101の頭部101aの高さ寸法よりも板厚の小さな固定プレート3と、固定プレート3の板厚方向にこの固定プレート3に重ね合わされるとともに、第一開口3aに第一ボルト101の頭部101aが挿通された状態で第一ボルト101の頭部101aに外周側から嵌合する第一孔部4aが形成された第一孔付きプレート4と、固定プレート3と第一孔付きプレート4とが重ね合わされた状態で、これらを固定する第一固定部材6と、固定プレート3の被締め付け部材100に対する相対回転を規制する回転規制部としての第二孔付きプレート5及び第二固定部材7とを備える。
【選択図】図1
Description
即ち、本発明に係るボルトのゆるみ止め具は、被締め付け部材に締め付けられた第一ボルトの頭部又は第一ナットの外径よりも内径が大きな第一開口が形成され、かつ、前記第一ボルトの頭部又は前記第一ナットの高さ寸法よりも板厚の小さな第一板状部材と、前記第一板状部材の板厚方向に該第一板状部材に重ね合わされるとともに、前記第一開口に前記第一ボルトの頭部又は前記第一ナットが挿通された状態で該第一ボルトの頭部又は該第一ナットに外周側から嵌合する第一嵌合部が形成された第一嵌合板状部材と、前記第一板状部材と前記第一嵌合板状部材とが重ね合わされた状態で、これら第一板状部材と第一嵌合板状部材とを固定する第一固定部材と、前記第一板状部材の前記被締め付け部材に対する相対回転を規制する回転規制部と、を備え、前記第一板状部材における前記第一開口に前記第一ボルトの頭部又は前記第一ナットが挿通された状態を維持する脱落規制部をさらに備え、前記第一板状部材は鋼製であり、前記脱落規制部は、前記被締め付け部材に固定されて、該被締め付け部材と前記第一板状部材との間に配された磁石となっていることを特徴とする。
このように、第一ボルトの頭部よりも内径の大きな第一開口が形成された第一板状部材によって、第一ボルトを被締め付け部材から取り外すことなく第一板状部材を設置でき、また第一ボルトを取り外すことなく、第一嵌合板状部材を設置でき、第一固定部材、回転規制部によって第一ボルトの頭部と被締め付け部材との間の相対回転を規制することができる。
また、脱落規制部によって、仮に第一ボルト(又は第一ナット)が被締め付け部材の下方から締め付けられていたとしても、第一板状部材の第一開口に第一ボルトの頭部を挿通させて第一嵌合板状部材が第一ボルトの頭部(又は第一ナット)に嵌合した状態を維持でき、即ち、第一板状部材の脱落を防止できる。
また、磁石によって、容易な手法で、第一板状部材の第一開口に第一ボルトの頭部(又は第一ナット)を挿通させた状態を維持することができる。
以下、図1及び図2を参照して、本発明の第一実施形態に係るボルトのゆるみ止め具1(以下、単にゆるみ止め具1とする)について説明する。
ゆるみ止め具1は、例えば建築物等の構造物に取り付けられる免震装置(例えばU型ダンパ等)である被締め付け部材100を、該構造物に設置した際のボルトに設けられ、このボルトのゆるみを抑制するものである。
ここで、本実施形態では、第一ボルト101は第一軸線P1を中心としてこの第一軸線P1の方向に延びており、第二ボルト102は第一軸線P1に平行な第二軸線P2を中心としてこの第二軸線P2の方向に延びている。また本実施形態では、これら第一ボルト101及び第二ボルト102は六角ボルトとなっており、第一ボルト101の頭部101a、第二ボルト102の頭部102aの形状は、第一軸線P1方向及び第二軸線P2方向に直交する断面で六角形状をなしている。
そして、これら第一開口3aと第二開口3bとは、第一開口3aに第一ボルト101の頭部101aが第一軸線P1方向へ挿通された状態で、第二開口3bに第二ボルト102の頭部102aが第二軸線P2方向へ挿通可能な位置関係となっている。
そして第一開口3aに第一ボルト101の頭部101aが挿通された状態で、固定プレート3を挟んで被締め付け部材100とは第一軸線P1の方向の反対側で、固定プレート3に重ね合わされるとともに、第一孔部4aが第一ボルト101の頭部101aの外周側から嵌合する。これにより、第一ボルト101と第一孔付きプレート4とが第一軸線P1を中心として相対回転しないようになっている。
本実施形態では、この第一固定部材6としてのドリルネジが、第一孔部4aの外周側で該第一孔部4aを取り囲むように複数が設けられている。
なお、これら第二固定部材7についても、上述したクランプ等であってもよい。
次に、図3及び図4を参照して、本発明の第二実施形態に係るゆるみ止め具21について説明する。
なお、第一実施形態と共通の構成要素には同一の符号を付して詳細説明を省略する。
本実施形態のゆるみ止め具21は、被締め付け部材100に締め付けられたボルトが、第一ボルト101のみとなっている場合に適用されるものである。
例えば、上述の実施形態では、被締め付け部材100に近接する側から第一軸線P1の方向に離間する側に向かって、固定プレート3(23)、第一孔付きプレート4及び第二孔付きプレート5を設けているが、これとは逆に、被締め付け部材100に近接する側から第一孔付きプレート4及び第二孔付きプレート5、固定プレート3(23)を順に設けてもよい。
Claims (6)
- 被締め付け部材に締め付けられた第一ボルトの頭部又は第一ナットの外径よりも内径が大きな第一開口が形成され、かつ、前記第一ボルトの頭部又は前記第一ナットの高さ寸法よりも板厚の小さな第一板状部材と、
前記第一板状部材の板厚方向に該第一板状部材に重ね合わされるとともに、前記第一開口に前記第一ボルトの頭部又は前記第一ナットが挿通された状態で該第一ボルトの頭部又は該第一ナットに外周側から嵌合する第一嵌合部が形成された第一嵌合板状部材と、
前記第一板状部材と前記第一嵌合板状部材とが重ね合わされた状態で、これら第一板状部材と第一嵌合板状部材とを固定する第一固定部材と、
前記第一板状部材の前記被締め付け部材に対する相対回転を規制する回転規制部と、
を備え、
前記第一板状部材における前記第一開口に前記第一ボルトの頭部又は前記第一ナットが挿通された状態を維持する脱落規制部をさらに備え、
前記第一板状部材は鋼製であり、
前記脱落規制部は、前記被締め付け部材に固定されて、該被締め付け部材と前記第一板状部材との間に配された磁石となっていることを特徴とするボルトのゆるみ止め具。 - 前記第一固定部材は、前記第一板状部材と前記第一嵌合板状部材とを貫通して設けられたドリルネジであることを特徴とする請求項1に記載のボルトのゆるみ止め具。
- 前記回転規制部は、前記第一板状部材に一体に設けられ、前記第一ボルトに並んで前記被締め付け部材に締め付けられた第二ボルトの頭部又は第二ナットの外径よりも内径が大きな第二開口が形成され、かつ、前記第二ボルトの頭部又は前記第二ナットの高さ寸法よりも板厚の小さな第二板状部材を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のボルトのゆるみ止め具。
- 前記回転規制部は、前記第二板状部材に前記板厚方向に重ね合わされるとともに、前記第二開口に前記第二ボルトの頭部又は前記第二ナットが挿通された状態で該第二ボルトの頭部又は該第二ナットに外周側から嵌合する第二嵌合部が形成された第二嵌合板状部材と、
前記第二板状部材と前記第二嵌合板状部材とが重ね合わされた状態で、これらを固定する第二固定部材と、
をさらに有することを特徴とする請求項3に記載のボルトのゆるみ止め具。 - 前記第二固定部材は、前記第二板状部材と前記第二嵌合板状部材とを貫通して設けられたドリルネジであることを特徴とする請求項4に記載のボルトのゆるみ止め具。
- 前記回転規制部は、前記第一板状部材に一体に設けられ、前記被締め付け部材に形成されたエッジの形状に沿って前記第一板状部材から屈曲して延びる屈曲板部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のボルトのゆるみ止め具。
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