JP6391210B2 - 締結具 - Google Patents

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本発明は、例えば、二つの柱材を直交させた状態で締結する場合に使用する締結具に係り、特に、ブラケット、ボルト、ナット、ワッシャからなるものにおいて、締結時における上記ワッシャの回転を防止するためのワッシャ回り止め手段を設け、それによって、強固な締結・固定状態を得ることができるように工夫したものに関する。
例えば、二つの柱材を直交させた状態で締結する場合には次のような締結具を使用していた。まず、二つの柱材の角部に設置されるブラケットがあり、このブラケットを上記二つの柱材に対してボルト、ナット、ワッシャを使用して固定するようにしていた。すなわち、柱材の溝内にナットを挿入し、上記ブラケットにワッシャを当接させ、ボルトを上記ブラケットの貫通孔と上記ワッシャを貫通させて上記ナットに螺合させ、それによって、上記ブラケットを介して二つの柱材を締結・固定するものである。
なお、ボルト、ナット、ワッシャからなる締結具の構成を示すものとして、例えば、特許文献1がある。
特開2003−269434号公報
しかし、従来の構成では、次のような問題があった。
ボルトをナットに螺合させていく際に、上記ボルトの回転に伴ってワッシャまでもが回転され、このワッシャの回転によってブラケットが削られて環状の溝が形成されてしまう。このような溝が形成されることにより、上記ワッシャと上記ブラケットとの間の摩擦係数ひいてはワッシャとブラケットとの間の摩擦力が、当初の状態よりも増大してしまう。その為、所望の軸力が得られるように予め設定されたトルク管理の下に上記ボルトを螺合させても、実際のボルトの軸力が所望の大きさになる前にボルトの螺合が停止されることになり、結局、ボルトのナットに対する十分な螺合が得られず上記ボルトの軸力、すなわち、上記締結具による締結力が不足する状態になってしまう。そのような場合には、外力の作用によるボルトの不用意な緩みや脱落等が懸念されることになる。
また、上記溝は、次のようにして形成されるものと考えられる。
上記ワッシャは一般的にはプレスにより製造されるため、製造過程において外周縁部にバリが発生してしまう。このバリの大部分はいわゆるバリ取り処理によって取り除かれるが、その一部は上記ワッシャの外周縁部に残ってしまう。そのため、上記ボルトを回転させて上記ナットに螺合させる際に、上記ワッシャも回転されてしまうと、上記ワッシャの残されたバリの一部によって上記ブラケットの表面が削られてしまう。そして、上記ワッシャによって削られた上記ブラケットの表面には上記ワッシャの径と同程度の径の環状の溝が形成されることになる。
また、特許文献1に記載されたものについても、同様の問題が発生してしまう。
本発明は、上記のような点に基づいてなされたもので、その目的とするところは、締結時におけるワッシャの回転を規制してボルトを回転・螺合させる際にブラケットに対する溝の形成を防ぐことで上記ボルトを回転・螺合させていく間の上記ワッシャと上記ブラケット間の摩擦係数の増大を防ぎ、予め設定された所定のトルク管理によって上記ボルトの軸力を十分に確保することができ、これにより強固な締結・固定状態を得ることができる締結具を提供することにある。
上記課題を解決するべく請求項1に記載された締結具は、溝が形成された第1被締結部材に取り付けられ貫通孔が形成されたブラケットと、上記第1被締結部材の溝内に設置されたナットと、上記ブラケットの貫通孔に差し込まれ上記ナットに螺合されるボルトと、上記ボルトの頭部と上記ブラケットの間に介挿されるワッシャと、を具備し、上記ワッシャの回転を規制するためのワッシャ回り止め手段が設けられていて、上記ワッシャ回り止め手段は、上記ワッシャに設けられたワッシャ側係合部と、上記ブラケット側に設けられ上記ボルトが上記ナットに螺合される際予め上記ワッシャ側係合部を係合させておくブラケット側係合部と、から構成されていて、上記ワッシャ側係合部と上記ブラケット側係合部を係合させることにより上記ワッシャの何れの方向への回転も規制し、上記ボルト及び上記ワッシャには締結力を確認するための目盛がそれぞれ設けられていて、上記ボルトの目盛は頭部の側面から上面に至る範囲に設けられていて、上記ワッシャの目盛は上面に設けられていて、上記ボルトの目盛の上記ワッシャの目盛に対する回転量により所定の軸力を得るようにしたことを特徴とするものである。
又、請求項2に記載された締結具は、請求項1記載の締結具において、上記ボルトの頭部の上記ワッシャ側にはボルト側テーパ部が形成されているとともに、上記ワッシャには上記ボルト側テーパ部に対応したワッシャ側テーパ部が形成されていることを特徴とするものである。
又請求項3に記載された締結具は、請求項1又は請求項2記載の締結具において、上記ナットには滑り止め部材が設けられていることを特徴とするものである。
又、請求項4に記載された締結具は、請求項3記載の締結具において、上記ナットには溝が形成されており、上記滑り止め部材はリング状であり上記ナットの溝に係合・固定されているものであることを特徴とするものである。
又、請求項5に記載された締結具は、請求項1〜請求項4の何れかに記載の締結具において、溝が形成された第2被締結部材が上記第1被締結部材に対して直交する方向から当接・配置されていて、上記ブラケットはその当接・配置角部に配置されていて、上記ブラケットには上記第2被締結部材に対応する貫通孔が別途設けられており、上記第1被締結部材と第2被締結部材の溝内にそれぞれナットを配置し、上記ブラケットのそれぞれの貫通孔にワッシャを介してボルトを挿入して上記それぞれのナットに螺合させ、それによって、上記第1被締結部材と第2被締結部材を上記ブラケットを介して締結・固定するようにしたことを特徴とするものである。
以上述べたように、請求項1記載の締結具によると、溝が形成された第1被締結部材に取り付けられ貫通孔が形成されたブラケットと、上記第1被締結部材の溝内に設置されたナットと、上記ブラケットの貫通孔に差し込まれ上記ナットに螺合されるボルトと、上記ボルトの頭部と上記ブラケットの間に介挿されるワッシャと、を具備し、上記ワッシャの回転を規制するためのワッシャ回り止め手段が設けられているので、締結・固定作業における上記ワッシャの回転を規制することができる。そして、上記ボルトを回転・螺合させる際に上記ワッシャが回転されて、上記ワッシャの外周縁部に残されたバリの一部によって上記ブラケットに対して溝が形成されてしまうことを防ぐことができる。このことにより、上記ボルトを回転・締結させる間に上記ワッシャと上記ブラケットとの間の摩擦係数が増大してしまうことを防ぐことができる。そのため、予め上記ボルトの軸力を十分に得られるように設定された所定のトルク管理によって上記ボルトの軸力を十分に確保することができ、強固な締結・固定状態を得ることができる。
また、請求項2記載の締結具によると、請求項1記載の締結具において、上記ボルト及び上記ワッシャに締結力を確認するための目盛が設けられているため、上記目盛を仮締めした状態(上記ボルトをその頭部が上記ワッシャに当接されるまで回転させた状態)からの回転角度の目安とすることができ、これにより上記ボルトの軸力、すなわち、上記締結具による締結力を適切に設定することができる。
また、請求項3記載の締結具によると、請求項1又は請求項2に記載の締結具において、上記ボルトの頭部の上記ワッシャ側にはボルト側テーパ部が形成されているとともに、上記ワッシャには上記ボルト側テーパ部に対応したワッシャ側テーパ部が形成されているため、上記ボルト側テーパ部と上記ワッシャ側テーパ部により、上記ボルトと上記ナットとの接触面積を確保し、上記締結具を使用した締結構造を強固なものとすることができる。
また、上記ワッシャ側テーパ部においては、上記ボルトの軸力によって加えられる力が、上記ワッシャ側テーパ部のテーパ面に垂直な方向に分散される。そのため、上記ワッシャと上記ブラケットとの当接面、及び、上記ブラケットと上記第1被締結部材との当接面における応力の集中が解消され、上記ワッシャと上記ブラケットとの当接面、及び、上記ブラケットと上記第1被締結部材との当接面の広い部分で上記ボルトの軸力を受けることができ、これにより、上記締結具を使用した締結構造を強固なものとすることができる。
また、請求項4に記載された締結具は、請求項1〜請求項3の何れかに記載の締結具において、上記ナットには滑り止め部材が設けられているため、上記ナットを上記第1被締結部材の溝内の所定位置に保持させることができ、これによって、上記締結具を使用した締結構造の構築を容易且つ確実に行うことができる。
また、請求項5に記載された締結具は、請求項4記載の締結具において、上記ナットには溝が形成されており、上記滑り止め部材はリング状であり上記ナットの溝に係合・固定されているものであるため、簡易な構成により上記滑り止め部材の上記ナットからの脱落を防止することができ、上記ナットが上記第1被締結部材の溝内の所定位置に確実に保持されることになり、上記締結具を使用した締結構造の構築を容易且つ確実なものとすることができる。
また、請求項6に記載された締結具は、請求項1〜請求項5の何れかに記載の締結具において、溝が形成された第2被締結部材が上記第1被締結部材に対して直交する方向から当接・配置されていて、上記ブラケットはその当接・配置角部に配置されていて、上記ブラケットには上記第2被締結部材に対応する貫通孔が別途設けられており、上記第1被締結部材と第2被締結部材の溝内にそれぞれナットを配置し、上記ブラケットのそれぞれの貫通孔にワッシャを介してボルトを挿入して上記それぞれのナットに螺合させ、それによって、上記第1被締結部材と第2被締結部材を上記ブラケットを介して締結・固定するようにしたものであり、このような構成であっても、上記した効果と同様の効果を得ることができる。
本発明の一実施の形態を示す図で、本実施の形態による締結具を使用した締結構造を示す斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図1におけるII−II断面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、本実施の形態による締結具を使用した締結構造の一部を分解して示す分解斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、柱材と該柱材の溝内に挿入された締結具の一部であるT字ナットを示す正面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、本実施の形態による締結具の一部であるブラケットの底面図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、本実施の形態による締結具の一部であるT字ナットの斜視図である。 本発明の一実施の形態を示す図で、図2におけるVII部分の拡大図である。
以下、図1乃至図7を参照して、本発明の一実施の形態を説明する。
本実施の形態による締結具1を使用した締結構造には、まず、図1〜図3に示すように、第1被締結部材としての柱材3がある。この柱材3は、図4に示すような端面形状を成しており、4つの側面5、5、5、5のそれぞれに、上記柱材3の長さ方向(図4中紙面垂直方向)に延長・形成されたT字溝7が設けられている。このT字溝7は、図4に示すように、上記側面5に(図4中外側に向けて)開口された開口部9が上記T字溝7の内部側(図4中中心側部分)よりも狭くなっている。また、図4に示すように、上記柱材3の四隅には、上記柱材3の長さ方向(図4中紙面垂直方向)に貫通孔11、11、11、11が延長・形成されている。また、上記柱材3の中央部には、上記柱材3の長さ方向(図4中紙面垂直方向)に貫通孔13が延長・形成されている。
また、図1乃至図3に示すように、上記締結構造には第2被締結部材としての柱材15がある。この柱材15は上記柱材3と同様の構成を成している。上記柱材15は、上記柱材3の後端側(図1中右上側)に、その端面(図1中下側の面)を当接させた状態で、上記柱材3に対して直交された状態で組み合わされている。
なお、上記柱材3及び柱材15は、本実施の形態においては、アルミ製である。
図1、図2に示すように、上記締結具1には、まず、ブラケット17がある。上記ブラケット17は、図2に示すように、略直角三角形の断面形状を成しており、斜面19に開口された凹部21が形成されている。また、上記凹部21内の底面(図2中下側の面)及び背面(図2中右側の面)にはそれぞれ貫通孔23、25が穿孔されている。また、上記凹部21の底面(図2中下側の面)の上記貫通孔23付近には、図2、図7に示すように、回り止め用凹部26aが形成されている。また、上記凹部21の背面(図2中右側の面)の上記貫通孔25付近には、図2に示すように、回り止め用凹部26bが形成されている。また、上記ブラケット17の底面(図2中下側の面)が上記柱材3と当接されており、上記ブラケット17の背面(図2中右側の面)が上記柱材15と当接されている。
また、図2及び図5に示すように、上記ブラケット17の底面(図2中下側の面)及び背面(図2中右側の面)には突起27、27、27、27が形成されている。この突起27は上記柱材3及び上記柱材15のT字溝7の開口部9の幅(図2中紙面垂直方向長さ)と略同じ幅(図2中紙面垂直方向長さ)に設定されており、上記T字溝7内に挿入されているものである。
また、図5に示すように、上記ブラケット17の底面(図5中紙面表側の面)には、凹部28、28が形成されている。また、上記ブラケット17の背面(図5中右側の面)にも、同様に凹部28、28が形成されている。また、上記ブラケット17の角部(図5中右端部分)には、上記ブラケット17の底面(図5中紙面表側の面)と上記ブラケット17の背面(図5中右側の面)の両方に開口された凹部30、30が形成されている。上記凹部28、28、28、28や上記凹部30、30は、肉抜きのために形成されたものである。
すなわち、図5に図示される上記ブラケット17の底面側(図5中紙面表側の面側)と背面側(図5中右側の面側)とは同じ構成となっている。また、上記ブラケット17の一方の側面側(図5中下側の面側)と該一方の側面に対向する他方の側面側(図5中上側の面側)も同じ構成となっている。
なお、上記ブラケット17は、本実施の形態においては、アルミ製である。
また、上記締結具1には、T字ナット29a、29bがある。上記柱材3及び上記柱材15のT字溝7内には、上記T字ナット29a、29bが挿入されている。このT字ナット29aは、図4及び図6に示すように、上記柱材3及び上記柱材15のT字溝7に対応した形状を成している。すなわち、上記T字ナット29aは略台形形状の断面形状を成すナット本体31と、このナット本体31の上側(図6中上側)の面から突出・形成された凸部33とから構成されている。また、上記T字ナット29aには高さ方向(図6中上下方向)に貫通孔35が延長・形成されており、この貫通孔35の内周面には雌ネジ部37が形成されている。また、上記ナット本体31の底部側(図6中下側)の側面には、その長さ方向(図6中左下から右上に向かう方向)に延長・形成された溝38、38が設けられている。
また、上記T字ナット29aの底部側には滑り止めリング39が設置されている。この滑り止めリング39は、上記溝38、38に係合されることで固定されている。また、上記滑り止めリング39は、例えば、ゴム製又は樹脂製である。
また、上記T字ナット29bも、上記T字ナット29aと同様の構成を成している。
なお、上記T字ナット29a、29bは、本実施の形態においては、アルミ製である。
また、上記締結具1には、ワッシャ41a、41bがある。図2に示すように、上記ブラケット17の凹部21内に上記ワッシャ41a、41bが設置されている。上記ワッシャ41aには、図7に示すように、貫通孔43が設けられており、この貫通孔43の反ブラケット17側(図7中上側)の端部にはワッシャ側テーパ部45が形成されている。このワッシャ側テーパ部45の水平面(図7中水平方向)に対する傾斜角度は、例えば、30°となっている。上記ワッシャ41bも同様の構成となっている。
また、図2や図7に示すように、上記ワッシャ41a、41bのブラケット17側の面(図2中下側の面又は右側の面)には、回り止め用凸部48が突出・形成されている。上記ワッシャ41aの回り止め用凸部48は上記ブラケット17の回り止め用凹部26aに係合され、上記回り止め用凸部48と上記回り止め用凹部26aが上記ワッシャ41aの回り止め手段となっている。同様に、上記ワッシャ41bの回り止め用凸部48も上記ブラケット17の回り止め用凹部26bに係合され、上記回り止め用凸部48と上記回り止め用凹部26bが上記ワッシャ41bの回り止め手段となっている。
また、例えば、図3に示すように、上記ワッシャ41a、41bの反ブラケット17側の面(図3中上側の面)には、周方向に等間隔で目盛46が設けられている。
なお、上記ワッシャ41a、41bは、本実施の形態においては、アルミ製である。
また、図2に示すように、上記締結具1にはボルト47a、47bがある。このボルト47aは、頭部49と軸部51とからなる。上記軸部51には雄ネジ部53が形成されており、上記ボルト47aは上記軸部51が上記ワッシャ41a及び上記ブラケット17の貫通孔23を貫通し、上記T字ナット29aの雌ネジ部37に螺合されることで固定されている。また、上記ボルト47aの頭部49のワッシャ41a側(図7中下側)には上記ワッシャ41aのワッシャ側テーパ部45に対応した形状のボルト側テーパ部55が形成されており、上記ボルト47aのボルト側テーパ部55と上記ワッシャ41aのワッシャ側テーパ部45とが当接している。
また、例えば、図3に示すように、上記ボルト47aの頭部49の上面(図3中上側の面)及び側面には、周方向に等間隔で目盛56が設けられている。
また、上記頭部49には図示しない六角レンチ等を挿入するための穴57が形成されている。
また、上記ボルト47bも同様の構成となっており、上記ワッシャ41b及び上記ブラケット17の貫通孔25を貫通し、上記T字ナット29bの雌ネジ部37に螺合されるものである。
なお、上記ボルト47a、47bは、本実施の形態においては、アルミ製である。
また、上記ボルト47aを上記T字ナット29aに螺合させていくことで、上記T字ナット29aが上記ブラケット17側(図2中上側)に移動され、上記柱材3のT字溝7のブラケット17側の面(図2中上側の面)を押圧し、これによって、上記柱材3が上記ブラケット17に対して締結・固定される。また、上記ボルト47bを上記T字ナット29bに螺合させていくことで、同様に、上記柱材15が上記ブラケット17に対して締結・固定される。
その結果、二つの柱材3、15が締結具1を介して締結・固定されることになる。
次に、本実施の形態による締結具1を使用した締結構造の作用について説明する。
柱材3の端部であって側面に柱材15の端面を垂直方向から当接・配置し、その状態でブラケット17を使用して柱材3と柱材15を締結・固定する場合を例に挙げて説明する。この場合には、以下のような手順で上記締結具1を使用した締結構造を構築する。
まず、柱材3のT字溝7内にT字ナット29aを挿入し、所定位置に設置する。そして、ブラケット17を上記柱材3の上記T字ナット29aを挿入した側の側面(例えば、図3中上側の面)に載置する。その際、上記T字ナット29aの貫通孔35と上記ブラケット17の貫通孔23とが連通するような位置に上記ブラケット17が載置される。
このとき、上記T字ナット29aの溝38、38に係合・固定された滑り止めリング39が上記柱材3のT字溝7の内周面と当接し、その摩擦力によって上記T字ナット29aが上記T字溝7内の所定の位置に保持されている。
また、上記ブラケット17の突起27、27が、上記柱材3の上記T字溝7内に挿入された状態となっており、これによって上記ブラケット17の上記柱材3上の幅方向(図3中左上から右下に向かう方向)での位置決めが行われることになる。
次に、上記ブラケット17の凹部21内にワッシャ41aを載置する。その際、上記ブラケット17の貫通孔23と上記ワッシャ41aの貫通孔43とが連通するような位置に上記ワッシャ41aが載置される。また、上記ワッシャ41aの回り止め用凸部48を上記ブラケット17の回り止め用凹部26aに係合させる。
次に、上記ブラケット17の反柱材3側(図3中上側)から、ボルト47aを上記ブラケット17の貫通孔23、上記ワッシャ41aの貫通孔43に貫通させ、上記T字ナット29aの雌ネジ部37に螺合させる。そして、上記ボルト47aを回転させ、上記T字ナット29aを上記ブラケット17側(図3中上側)に移動させることで、上記T字ナット29aと上記ボルト47aの頭部49によって、上記ワッシャ41a、上記ブラケット17、及び、上記柱材3を挟み込んで仮止めした状態とする。
また、同様にして、上記ボルト47b、上記ワッシャ41b、及び、上記T字ナット29bを用いて、上記ブラケット17に対して、上記柱材15を仮止めした状態とする。この場合も、上記ブラケット17の突起27、27が、上記柱材15の上記T字溝7内に挿入された状態となっており、これによって上記ブラケット17の上記柱材15上の幅方向(図3中左上から右下に向かう方向)での位置決めが行われることになる。また、上記ワッシャ41bの回り止め用凸部48は上記ブラケット17の回り止め用凹部26bに係合された状態となっている。
そして、上記ブラケット17を適宜上記柱材3上及び上記柱材15上で長さ方向(図3中左下から右上に向かう方向もしくは上下方向)に移動させ、位置決めを行う。その後、更に上記ボルト47aを回転させて増し締めを行い、上記ボルト47aの軸部51の雄ネジ部53と上記T字ナット29aの雌ネジ部37との相互作用により上記T字ナット29aを上記ブラケット17側(図3中上側)に移動させる。これにより、上記T字ナット29aと上記ボルト47aの頭部49によって、上記ワッシャ41a、上記ブラケット17、及び、上記柱材3を挟み込んで押圧し、上記ブラケット17に対して上記柱材3を締結・固定させる。このとき、上記ボルト47aの締め付けトルクは、上記ボルト47aの軸力が所望の大きさとなり、締結具1により所望の締結力が得られる程度に予め設定されたものとなっている。
また、同様に、上記ボルト47bを回転させ、上記ワッシャ41b、及び、上記T字ナット29bを用いて、上記ブラケット17に対して上記柱材15を締結・固定させる。また、上記ボルト47bの締め付けトルクも、上記ボルト47bの軸力が所望の大きさとなり、締結具1により所望の締結力が得られる程度に予め設定されたものとなっている。
上記ボルト47a、47bを回転させて締結・固定作業を行う際、上記ボルト47a、47bの頭部49に設けられた目盛56と上記ワッシャ41a、41bに設けられた目盛46によって、上記ボルト47a、47bの回転角度を監視しながら上記ボルト47a、47bの軸力を確認する。
より具体的に説明すると、ボルト47a、47bをT字ナット29a、29bに螺合させて、前述した仮止めした状態とした後に増し締めを行う際、上記ボルト47a、47bの目盛のワッシャ41a、41bの目盛46に対する回転量をみながら所定角度だけ回転させる。それによって、所望の上記ボルト47a、47bの軸力を得ることができるようになっている。
なお、上記ワッシャ41a、41bは、上記ボルト47a、47bを回転させた際、上記ワッシャ41a、41bの回り止め用凸部48と上記ブラケット17の回り止め用凹部26a又は回り止め用凹部26bとの相互作用によって上記ブラケット17に対して回転されないようになっているので、上記ワッシャ41a、41bの目盛46は上記ボルト47a、47bの頭部49の目盛56に対する基準として機能する。
また、上記ワッシャ41a、41bの回転が防止されていることにより、締結・固定作業における上記ワッシャ41a、41bの外周縁部に残されたバリの一部による上記ブラケット17に対する溝の形成を防いでいる。このことにより、上記ボルト47a、47bを回転・締結させていく間に、上記ワッシャ41a、41bと上記ブラケット17との間の摩擦係数が当所の状態よりも増大してしまうことを防いでいる。そのため、予め設定された大きさのトルクによって所望の上記ボルト47a、47bの軸力が確保され、強固な締結・固定状態が得られるようになっている。
仮に、上記ワッシャ41a、41bが回転されてしまえば、締結・固定作業中に、上記ワッシャ41a、41bの外周縁部に残されたバリの一部によって上記ブラケット17に溝が形成されてしまう。そして、この溝によって上記ワッシャ41a、41bと上記ブラケット17との間の摩擦係数は上記溝が形成されなかった場合と比較して増大してしまい、予め設定されたトルクで上記ボルト47a、47bを螺合させていっても所望の軸力が得られないことが懸念される。
また、図7に示すように、上記ボルト47aのボルト側テーパ部55と上記ワッシャ41aのワッシャ側テーパ部45とが摺接しており、上記ボルト側テーパ部55と上記ワッシャ側テーパ部45によって上記ボルト47a、47bの頭部49とワッシャ41a、41bとの接触面積の拡大を図り、それによって、上記ブラケット17と上記柱材3とが強固に締結・固定されることとなる。
また、上記ボルト47bによっても同様にして、上記ブラケット17と上記柱材15とが強固に締結・固定されることとなる。
また、上記ワッシャ41a、41bのワッシャ側テーパ部45においては、上記ボルト47a、47bの軸力によって加えられる力が、上記ワッシャ側テーパ部45のテーパ面に垂直な方向に分散される。そのため、上記ワッシャ41a、41bと上記ブラケット17との当接面、及び、上記ブラケット17と上記柱材3、15との当接面における応力の集中が解消され、上記ワッシャ41a、41bと上記ブラケット17との当接面、及び、上記ブラケット17と上記柱材3、15との当接面の広い部分で上記ボルト47a、47bの軸力を受けることになる。これにより、上記締結具1を使用した締結構造を強固なものとしている。
また、このような締結具1を使用した締結構造によって、上記柱材3と上記柱材15とが強固に締結・固定されることとなる。
次に、本実施の形態による締結具を使用した締結具1を使用した締結構造による効果について説明する。
まず、ワッシャ41a、41bの回り止め用凸部48とブラケット17の回り止め用凹部26a又は回り止め用凹部26bとが係合されているため、上記ボルト47a、47bを回転させる際に、上記ワッシャ41a、41bが回転されないようになっている。これにより、締結・固定作業における上記ワッシャ41a、41bの外周縁部に残されたバリの一部による上記ブラケット17に対する溝の形成を防ぐことができる。また、このことにより、上記ボルト47a、47bを回転・締結させていく間に、上記ワッシャ41a、41bと上記ブラケット17との間の摩擦係数が増大してしまうことを防ぐことができる。そのため、予め設定されたトルクによって、所望の上記ボルト47a、47bの軸力を確保することができ、上記締結具1の強固な締結・固定状態を得ることができる。
また、上記ワッシャ41a、41bには目盛46が設けられているとともに、上記ボルト47a、47bの頭部49には目盛56が設けられているため、上記ボルト47a、47bを回転させて締結・固定作業を行う際、上記目盛46、56によって上記ボルト47a、47bの回転角度、ひいては、上記ボルト47a、47bの軸力を確認することができる。すなわち、上記目盛46、56によって上記締結具1の締結力を確認することができる。
特に、上記ワッシャ41a、41bの回転は規制されているので、上記ワッシャ41a、41bの目盛46を上記ボルト47a、47bの頭部49の目盛56に対する基準として確実に機能させることができる。
また、図7に示すように、上記ボルト47a、47bにはボルト側テーパ部55が形成されているとともにワッシャ41a、41bにはワッシャ側テーパ部45が形成されており、上記締結具1を使用した締結構造を構成した際には、上記ボルト47a、47bのボルト側テーパ部55と上記ワッシャ41a、41bのワッシャ側テーパ部45とが摺接するようになっている。そのため、上記ボルト側テーパ部55と上記ワッシャ側テーパ部45によって上記ボルト47a、47bの頭部49とワッシャ41a、41bとの接触面積の拡大を図り、それによって上記ブラケット17と上記柱材3、15とを強固に締結・固定することができる。
また、上記ボルト側テーパ部55や上記ワッシャ側テーパ部45は、水平面(図7中水平方向)に対する傾斜角度が30°となっており、上記ボルト47a、47bの頭部49と上記T字ナット29a、29bとによる押圧力を効率よく受けることができ、上記締結具1を使用した締結構造を強固なものとすることができる。
また、上記ワッシャ41a、41bのワッシャ側テーパ部45においては、上記ボルト47a、47bの軸力によって加えられる力が、上記ワッシャ側テーパ部45のテーパ面に垂直な方向に分散される。そのため、上記ワッシャ41a、41bと上記ブラケット17との当接面、及び、上記ブラケット17と上記柱材3、15との当接面における応力の集中が解消され、上記ワッシャ41a、41bと上記ブラケット17との当接面、及び、上記ブラケット17と上記柱材3、15との当接面の広い部分で上記ボルト47a、47bの軸力を受けることができ、これにより、上記締結具1を使用した締結構造を強固なものとすることができる。
また、T字ナット29a、29bには滑り止めリング39が係合・固定されているため、上記T字ナット29a、29bを上記柱材3、15のT字溝7内に挿入した際、上記滑り止めリング39が上記T字溝7の内周面と当接し、その摩擦力によって上記T字ナット29a、29bが上記T字溝7内の所定の位置に保持される。そのため、ボルト47a、47bを上記T字ナット29a、29bの雌ねじ部37に螺合させて上記締結具1を使用した締結構造を構築する作業を容易に行うことができる。
また、上記滑り止めリング39は、上記T字ナット29a、29bに形成された溝38、38に係合・固定されているため、簡易な構成により上記滑り止めリング39の脱落が防止され、上記T字ナット29a、29bの上記T字溝7内での所定位置での確実な保持が成され、これにより、上記締結具1を使用した締結構造の構築作業を確実且つ容易なものとすることができる。
また、上記ブラケット17には上記柱材3、15の上記T字溝7の開口部9の幅と略同じ幅の突起27、27、27、27が形成されているため、この突起27が上記T字溝7に挿入されることで、上記ブラケット17の位置決めを容易に行うことができる。
また、上記ブラケット17には凹部21が形成されており、この凹部21内に上記ボルト47a、47bの頭部49が収容・配置されている。そのため、外力の影響による上記ボルト47a、47bの不用意な緩みや脱落を防止することができる。
また、上記柱材3、15、ブラケット17、T字ナット29a、29b、ワッシャ41a、41b、及び、ボルト47a、47bは、本実施の形態においては、アルミ製となっている。よって、上記柱材3、15、ブラケット17、T字ナット29a、29b、ワッシャ41a、41b、及び、ボルト47a、47bは、全て同じ材質であり、ヤング率等の物性が等しくなっている。そのため、各部材の外力等による変形度は同程度となり、締結具1を使用した締結構造全体の歪みを小さくすることができる。これにより、この歪みに起因する上記締結具1を使用した締結構造の緩みや締結の解除を防止することができる。
なお、本発明は前記一実施の形態に限定されない。
前記一実施の形態においては、ブラケット17を介して2本の柱材3、15を締結させた締結構造としたが、上記柱材3、15のうちの何れか一方、又は、両方を、柱材以外の部材とする場合も考えられる。
また、前記一実施の形態の場合には、ワッシャ41a、41bの回り止めとして上記ワッシャ41a、41bに回り止め用凸部が形成されているとともに上記ブラケット17に回り止め用凹部が形成されているが、上記ワッシャ41a、41bに回り止め用凹部が形成されており、上記ブラケット17に回り止め用凸部が形成される場合も考えられる。
また、上記回り止め用凸部や回り止め用凹部の形状については様々なものが考えられる。更には、上記ワッシャ41a、41b側に回り止め用凹部を設ける代わりに、上記ブラケット17側の回り止め用凸部が係合される貫通孔を設ける場合も考えられる。
また、複数組の上記回り止め用凸部と回り止め用凹部を設ける場合も考えられる。
また、上記ワッシャ41a、41bの回り止めとしては、例えば、上記ワッシャ41a、41bと上記ブラケット17の両方又は何れか一方に施された摩擦係数の大きいコーティングや細かい凹凸加工によるもの等も考えられる。
また、上記ワッシャ41a、41bに設けられた目盛46やボルト47a、47bの頭部49に設けられた目盛56の、位置や形状、個数については様々な場合が考えられる。例えば、上記目盛46や目盛56を点で表す場合も考えられる。
また、上記ボルト47a、47bのボルト側テーパ部55やワッシャ41a、41bのワッシャ側テーパ部45の傾斜角度には様々な場合が考えられる。
また、前記一実施の形態の場合には、一つのT字ナットに対して1個の滑り止めリング39を設けた例を説明したが、2個以上設けてもよい。
また、前記一実施の形態では、T字ナット29a、29b用の滑り止め部材の一例として滑り止めリング39を例に挙げて説明したが、それ以外にも、例えば、滑り止めのコーティングを施す、滑り止めの凹凸を設ける等の構成も想定される。
その他、各部材の形状、寸法、材質については様々な場合が考えられる。
本発明は、例えば、二つの柱材を直交させた状態で締結する場合に使用する締結具に係り、特に、ブラケット、ボルト、ナット、ワッシャからなるものにおいて、締結時における上記ワッシャの回転を規制してボルトを回転・螺合させる際にブラケットに対する溝の形成を防ぐことで上記ボルトを回転・螺合させていく間の上記ワッシャと上記ブラケット間の摩擦係数の増大を防ぎ、予め設定された所定のトルクによって上記ボルトの軸力を十分に確保することができ、これにより強固な締結・固定状態を得ることができるように工夫したものに関し、例えば、枠状の構造体の締結構造を構築する締結具に好適である。
1 締結構造
3 柱材(第1被締結部材)
7 T字溝(溝)
15 柱材(第2被締結部材)
17 ブラケット
23 貫通孔
25 貫通孔
26a 回り止め用凹部
26b 回り止め用凹部
29a T字ナット(ナット)
29b T字ナット(ナット)
38 溝
39 滑り止めリング(滑り止め部材)
41a ワッシャ
41b ワッシャ
45 ワッシャ側テーパ部
46 目盛
47a ボルト
47b ボルト
48 回り止め用凸部
49 頭部
55 ボルト側テーパ部
56 目盛

Claims (5)

  1. 溝が形成された第1被締結部材に取り付けられ貫通孔が形成されたブラケットと、
    上記第1被締結部材の溝内に設置されたナットと、
    上記ブラケットの貫通孔に差し込まれ上記ナットに螺合されるボルトと、
    上記ボルトの頭部と上記ブラケットの間に介挿されるワッシャと、
    を具備し、
    上記ワッシャの回転を規制するためのワッシャ回り止め手段が設けられていて、
    上記ワッシャ回り止め手段は、上記ワッシャに設けられたワッシャ側係合部と、上記ブラケット側に設けられ上記ボルトが上記ナットに螺合される際予め上記ワッシャ側係合部を係合させておくブラケット側係合部と、から構成されていて、上記ワッシャ側係合部と上記ブラケット側係合部を係合させることにより上記ワッシャの何れの方向への回転も規制し、
    上記ボルト及び上記ワッシャには締結力を確認するための目盛がそれぞれ設けられていて、上記ボルトの目盛は頭部の側面から上面に至る範囲に設けられていて、上記ワッシャの目盛は上面に設けられていて、上記ボルトの目盛の上記ワッシャの目盛に対する回転量により所定の軸力を得るようにしたことを特徴とする締結具。
  2. 請求項1記載の締結具において、
    上記ボルトの頭部の上記ワッシャ側にはボルト側テーパ部が形成されているとともに、上記ワッシャには上記ボルト側テーパ部に対応したワッシャ側テーパ部が形成されていることを特徴とする締結具。
  3. 請求項1又は請求項2記載の締結具において、
    上記ナットには滑り止め部材が設けられていることを特徴とする締結具。
  4. 請求項3記載の締結具において、
    上記ナットには溝が形成されており、
    上記滑り止め部材はリング状であり上記ナットの溝に係合・固定されているものであることを特徴とする締結具。
  5. 請求項1〜請求項4の何れかに記載の締結具において、
    溝が形成された第2被締結部材が上記第1被締結部材に対して直交する方向から当接・配置されていて、上記ブラケットはその当接・配置角部に配置されていて、上記ブラケットには上記第2被締結部材に対応する貫通孔が別途設けられており、上記第1被締結部材と第2被締結部材の溝内にそれぞれナットを配置し、上記ブラケットのそれぞれの貫通孔にワッシャを介してボルトを挿入して上記それぞれのナットに螺合させ、それによって、上記第1被締結部材と第2被締結部材を上記ブラケットを介して締結・固定するようにしたことを特徴とする締結具。
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