JP6387578B2 - 緩み止めナット及びその製造方法 - Google Patents
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被締結部材を締結するボルトに螺合する主なるネジ穴を備えたナット本体と、
該ナット本体に形成されたロックピース用凹所と
該ロックピース用凹所に前記主なるネジ穴の直径方向に変位可能に収容され、該ロックピース用凹所の底面から離間した状態で前記主なるネジ穴の内径ねじの一部を構成する部分内径ねじを備えたロックピースと、
該ロックピースを前記ナット本体に固定するための第1の止めボルトが螺合する第2のネジ穴が前記ナット本体に形成されている緩み止めナットを製造する方法であって、
前記ロックピースを作るロックピース製造工程と、
前記主なるネジ穴を形成するための貫通穴及び前記ロックピースを受け入れるロックピース用凹所を備えたナット素材を用意し、
前記ロックピースを前記第1の止めボルトによって前記ナット素材に固定するロックピース固定工程と、
前記ナット素材の前記貫通穴に前記ロックピースの前記部分内径ねじを基準に螺子切りして前記内径ねじを形成する螺子切り工程と、
該内径ねじを形成した前記ナット素材の前記ロックピース用凹所の底面又は前記ロックピースの下面を切削する切削工程とを有することを特徴とする緩み止めナット製造方法を提供することにより達成される。
被締結部材を締結するボルトに螺合する主なるネジ穴を備えたナット本体と、
該ナット本体に形成されたロックピース用凹所と、
該ロックピース用凹所に収容され、該ロックピース用凹所の底面から離間した状態で前記主なるネジ穴の内径ねじの一部を構成する部分内径ねじを備えたロックピースと、
前記ロックピース用凹所の前記底面に該ロックピースを前記ナット本体に固定するための第1の止めボルトが螺合する第2のネジ穴と、
前記ロックピースに前記第1の止めボルトが挿通する貫通孔と、を有し、
前記ロックピースを前記ロックピース用凹所に前記主なるネジ穴の直径方向に変位可能に収容し、
前記ロックピースが前記ボルトから離れる方向に逃げてしまう変位を前記ロックピース用凹所の後壁面で規制し、
前記ロックピース用凹所の前記ロックピースを前記底面から離間した高さの正規の位置より、更に前記第1の止めボルトによって前記ロックピースを前記ロックピース用凹所の中に押し込んで、前記ロックピースを前記第1の止めボルトの軸線に対し、前記ボルト側に傾いた姿勢にして、前記ロックピースの下面を前記ロックピース用凹所の前記底面に接近した位置に前記ロックピースを位置決めし、
前記ボルトの螺子山に対する前記部分内径ねじの圧接を前記第1の止めボルトの軸方向と、この軸方向と直交する横方向との2方向より働かせることを特徴とする緩み止めナット装着方法を提供することにより達成される。
被締結部材を締結するボルトに螺合する主なるネジ穴を備えたナット本体と、
該ナット本体に形成されたロックピース用凹所と、
該ロックピース用凹所に収容され、該ロックピース用凹所の底面から離間した状態で前記主なるネジ穴の内径ねじの一部を構成する部分内径ねじを備えたロックピースと、
該ロックピースを前記ナット本体に固定するための第1の止めボルトが螺合する第2のネジ穴と、
前記ロックピースに前記第1の止めボルトが挿通する貫通孔と、を有し、
前記ロックピースは前記ロックピース用凹所に前記主なるネジ穴の直径方向に変位可能に収容され、
前記ロックピースが前記ボルトから離れる方向に逃げてしまう変位を前記ロックピース用凹所の後壁面で規制し、
前記ロックピースが前記第1の止めボルトの軸線に対し、前記ボルト側に傾いた姿勢になるよう前記ロックピース用凹所の前記底面又は前記ロックピースの下面を構成することを特徴とする緩み止めナットを提供することにより達成される。
102 キャップ
2 締結具
4 ボルト
6 ナット
8 被締結部材
10 緩み止めナットのナット本体
12 緩み止めナットのロックピース
14 第1の止めボルト
16 ロックピース用凹所
16a ロックピース用凹所の底面
16b ロックピース用凹所の角隅部のカム面
18 主なるネジ穴
20 ナット本体の内径ねじ
22 ロックピースの部分内径ねじ
30 第2のネジ穴(ロックピース固定用)
40 ナット素材
42 主なるネジ穴を形成するための貫通穴
44 関連凹所(ロックピース用凹所に関連)
44a 関連凹所の底面
50 ヘッド受け入れ凹所
54 キャップをナット本体に固定するための第3のネジ穴
56 キャップのボルト挿通用開口
58 キャップをナット本体に固定するための第2の止めボルト又は止めネジ
Claims (3)
- 被締結部材を締結するボルトに螺合する主なるネジ穴を備えたナット本体と、
該ナット本体に形成されたロックピース用凹所と
該ロックピース用凹所に前記主なるネジ穴の直径方向に変位可能に収容され、該ロックピース用凹所の底面から離間した状態で前記主なるネジ穴の内径ねじの一部を構成する部分内径ねじを備えたロックピースと、
該ロックピースを前記ナット本体に固定するための第1の止めボルトが螺合する第2のネジ穴が前記ナット本体に形成されている緩み止めナットを製造する方法であって、
前記ロックピースを作るロックピース製造工程と、
前記主なるネジ穴を形成するための貫通穴及び前記ロックピースを受け入れるロックピース用凹所を備えたナット素材を用意し、
前記ロックピースを前記第1の止めボルトによって前記ナット素材に固定するロックピース固定工程と、
前記ナット素材の前記貫通穴に前記ロックピースの前記部分内径ねじを基準に螺子切りして前記内径ねじを形成する螺子切り工程と、
該内径ねじを形成した前記ナット素材の前記ロックピース用凹所の底面又は前記ロックピースの下面を切削する切削工程とを有することを特徴とする緩み止めナット製造方法。 - 被締結部材を締結するボルトに螺合する主なるネジ穴を備えたナット本体と、
該ナット本体に形成されたロックピース用凹所と、
該ロックピース用凹所に収容され、該ロックピース用凹所の底面から離間した状態で前記主なるネジ穴の内径ねじの一部を構成する部分内径ねじを備えたロックピースと、
前記ロックピース用凹所の前記底面に該ロックピースを前記ナット本体に固定するための第1の止めボルトが螺合する第2のネジ穴と、
前記ロックピースに前記第1の止めボルトが挿通する貫通孔と、を有し、
前記ロックピースを前記ロックピース用凹所に前記主なるネジ穴の直径方向に変位可能に収容し、
前記ロックピースが前記ボルトから離れる方向に逃げてしまう変位を前記ロックピース用凹所の後壁面で規制し、
前記ロックピース用凹所の前記ロックピースを前記底面から離間した高さの正規の位置より、更に前記第1の止めボルトによって前記ロックピースを前記ロックピース用凹所の中に押し込んで、前記ロックピースを前記第1の止めボルトの軸線に対し、前記ボルト側に傾いた姿勢にして、前記ロックピースの下面を前記ロックピース用凹所の前記底面に接近した位置に前記ロックピースを位置決めし、
前記ボルトの螺子山に対する前記部分内径ねじの圧接を前記第1の止めボルトの軸方向と、この軸方向と直交する横方向との2方向より働かせることを特徴とする緩み止めナット装着方法。 - 被締結部材を締結するボルトに螺合する主なるネジ穴を備えたナット本体と、
該ナット本体に形成されたロックピース用凹所と、
該ロックピース用凹所に収容され、該ロックピース用凹所の底面から離間した状態で前記主なるネジ穴の内径ねじの一部を構成する部分内径ねじを備えたロックピースと、
該ロックピースを前記ナット本体に固定するための第1の止めボルトが螺合する第2のネジ穴と、
前記ロックピースに前記第1の止めボルトが挿通する貫通孔と、を有し、
前記ロックピースは前記ロックピース用凹所に前記主なるネジ穴の直径方向に変位可能に収容され、
前記ロックピースが前記ボルトから離れる方向に逃げてしまう変位を前記ロックピース用凹所の後壁面で規制し、
前記ロックピースが前記第1の止めボルトの軸線に対し、前記ボルト側に傾いた姿勢が可能になるよう前記ロックピース用凹所の前記底面又は前記ロックピースの下面を構成することを特徴とする緩み止めナット。
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JP2015089825A JP6387578B2 (ja) | 2015-04-24 | 2015-04-24 | 緩み止めナット及びその製造方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015089825A JP6387578B2 (ja) | 2015-04-24 | 2015-04-24 | 緩み止めナット及びその製造方法 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017232143A Division JP6372016B2 (ja) | 2017-11-15 | 2017-11-15 | 緩み止めナット |
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JP2016205558A5 JP2016205558A5 (ja) | 2018-06-07 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2015089825A Expired - Fee Related JP6387578B2 (ja) | 2015-04-24 | 2015-04-24 | 緩み止めナット及びその製造方法 |
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Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH075294Y2 (ja) * | 1989-11-17 | 1995-02-08 | 日本精工株式会社 | ゆるみ止めナット |
JP2006316971A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Yoshihisa Hashimoto | 締着具 |
JP5505955B2 (ja) * | 2009-08-19 | 2014-05-28 | ダイワ株式会社 | ナットの緩み止め機構 |
JP4710089B1 (ja) * | 2010-06-03 | 2011-06-29 | イイファス株式会社 | 緩み止めワッシャーおよびこれを用いた緩み止め締結具 |
-
2015
- 2015-04-24 JP JP2015089825A patent/JP6387578B2/ja not_active Expired - Fee Related
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