JP5707164B2 - 端子のボルト締結構造及びブラケット - Google Patents

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本発明は、端子のボルト締結構造、及び、これに用いるブラケットに関する。
例えば丸形端子をブラケットにボルトで共締めで固定するボルト締結構造が従来より種々提案されている(特許文献1参照)。この種の一従来例が図6に示されている。
図6において、導電金属製のブラケット50は、端子設置部51を有する。この端子設置部51には、ボルト穴52が設けられている。端子設置部51の側端には、回り止め部53が設けられている。回り止め部53は、端子設置部51より立設され、且つ、上端部が端子設置部51の上面側に折曲されている。
端子60は、丸形端子(LA端子)であり、電線Wの端部に加締め接続されている。端子60は、ボルト締結部61を有する。このボルト締結部61にボルト穴62が設けられている。
端子60のブラケット50への固定作業は、先ず、端子60のボルト穴62をブラケット50のボルト穴52に位置合わせして端子60をブラケット50の端子設置部51にセットする。次に、双方のボルト穴52,62にボルト(図示せず)を通す。そして、ボルト(図示せず)の締め付け作業を行うことによって端子60とブラケット50をボルト(図示せず)で共締めすれば完了する。
この従来例では、ボルトの締め付け作業時に、回り止め部53によって端子60の連れ回りが阻止される。これにより、ボルト(図示せず)の締結作業が容易にできる。
特開平7−263043号公報
しかしながら、前記従来の端子60のボルト締結構造では、ブラケット50の端子設置部51にセットした端子60がボルト(図示せず)で締結されるまでは容易に移動できるため、端子60がブラケット50の端子設置部51より脱落し易い。端子60がブラケット50の端子設置部51より脱落すると、端子60のブラケット50へのセット作業を再度やり直す必要があり、作業性が悪いという問題があった。特に、自動車用変速機等への端子60の締結作業は、非常に狭いスペースでの作業を強いられるため、作業性の向上が要望される。
ここで、ブラケット50の端子設置部51に端子60を完全に位置決めする凹凸手段を付設することが考えられる(特許文献1参照)。しかし、位置決め用の凹凸手段を付設すると、ブラケット50の構造が非常に複雑化する上、端子60のブラケット50へのセット作業が非常に面倒になり、却って作業性が悪くなるため、実用的ではない。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、端子をブラケットに共締めで固定する作業性が良い端子のボルト締結構造、及び、これに用いるブラケットを提供することを目的とする。
本発明は、電線に接続され、ボルト穴を有する端子と、ボルト穴が設けられた端子設置部と、前記端子設置部にセットされた前記端子が入り込む窪み部を有し、前記端子設置部にセットされた前記端子の回転を規制する回り止め部とを有し、前記回り止め部は、前記端子設置部の端より立設された立設部と、前記立設部の上端より水平に配置された上方規制部と、前記立設部と一体となって前記端子設置部の端より立設された立設壁とを有し、前記立設壁に前記窪み部が形成されたブラケットとを備えたことを特徴とする端子のボルト締結構造である。
他の本発明は、電線に接続され、ボルト穴を有する端子をボルトを用いて共締めされるブラケットであって、ボルト穴が設けられた端子設置部と、前記端子設置部にセットされた前記端子が入り込む窪み部を有し、前記端子設置部にセットされた前記端子の回転を規制する回り止め部とを備え、前記回り止め部は、前記端子設置部の端より立設された立設部と、前記立設部の上端より水平に配置された上方規制部と、前記立設部と一体となって前記端子設置部の端より立設された立設壁とを有し、前記立設壁に前記窪み部が形成されたことを特徴とするブラケットである。
前記回り止め部は、前記端子を前記窪み部に挿入する端子挿入用開口を有することが好ましい。
本発明によれば、ブラケットの端子設置部にセットされた端子は、窪み部に入り込んでいるので、端子が端子設置部より容易に脱落することがないため、端子のブラケットへのセット作業をやり直す事態が発生しない。又、ブラケットの端子設置部にセットされた端子は、窪み部に入り込んでいるだけなので多少の移動が可能であるため、双方のボルト穴が位置ずれ状態であれば、ボルトを通す際に容易に位置合わせができる。以上より、端子をブラケットに共締めで固定する作業性が良い。
本発明の一実施形態を示し、端子のボルト締結構造の斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)は端子のボルト締結構造の平面図、(b)は(a)のA1矢視図である。 本発明の一実施形態を示し、ブラケットの折り曲げ加工前の斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、ブラケットの折り曲げ加工後の斜視図である。 本発明の一実施形態を示し、(a)はブラケットの折り曲げ加工後の平面図、(b)は(a)のA2矢視図である。 従来例を示し、(a)は端子のボルト締結構造の平面図、(b)は(a)のB矢視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1及び図2(a)、(b)に示すように、端子1のボルト締結構造は、端子1と、この端子1を固定するブラケット10と、端子1をブラケット10に締結するボルト(図示せず)とを備えている。
端子1は、丸形端子(LA端子)である。端子1は、電線接続部2とボルト締結部3を有する。電線接続部2は、電線Wの端部に加締めによって固定されている。ボルト締結部3には、ボルト穴4が設けられている。
ブラケット10は、自動車用変速機に付設されている。ブラケット10は、一枚の導電金属材を打ち抜き・折り曲げ加工して形成されている。ブラケット10は、端子設置部11と回り止め部12とを有する。端子設置部11には、ボルト穴14が設けられている。
回り止め部12は、端子設置部11の端より立設された立設部12aと、この立設部12aの上端より水平に折曲された上方規制部12bとを有する。立設部12aが端子1からの回転を規制することによって端子1の連れ回りを阻止する。
回り止め部12は、立設部12aと一体となって端子設置部11の端より立設された立設壁15と、この立設壁15の上端面(打抜き端面)によって形成された窪み部13と、窪み部13に連通し、端子1を挿入できる端子挿入用開口13aとを有する。窪み部13は、中央が最も低い円弧状に形成されている。端子挿入用開口13aは、立設壁15の上端縁部と上方規制部12bに囲まれて形成されている。
ボルト(図示せず)は、端子1とブラケット10の双方のボルト穴4,14に通され、端子1とブラケット10が共締めされている。
次に、ブラケット10の一作製手順を説明する。先ず、図3に示すように、プレス加工によって所定形状のフラットな導電金属プレート10Aを作製する。次に、導電金属プレート10Aを所定の折り曲げラインL1,L2に沿って所定方向に折曲する折曲加工を行う。これで、図4及び図5(a)、(b)に示すブラケット10を作製できる。
次に、端子1のブラケット10への固定作業を説明する。先ず、端子1を端子挿入用開口13aより挿入し、挿入した端子1を窪み部13に落とし込み、端子1を端子設置部11にセットする。端子1は、窪み部13によって端子設置部11に仮保持される。具体的には、端子1は、多少の移動が許容されるが、端子設置部11より脱落しないよう移動が規制される。
次に、端子1とブラケット10の双方のボルト穴4,14にボルト(図示せず)を通す。ここで、双方のボルト穴4,14が位置ずれしている場合には、双方のボルト穴4,14が一致するように端子1の位置を直し、位置合わせを行った後に双方のボルト穴4,14にボルト(図示せず)を通す。そして、双方のボルト穴4,14に通したボルト(図示せず)の締め付け作業を行い、端子1とブラケット10をボルト(図示せず)の締結力で共締めすれば完了する。このボルト締め付け作業時に、回り止め部12の立設部12aによって端子1の連れ回りが阻止される。
以上説明したように、電線Wに接続され、ボルト穴4を有する端子1と、ボルト穴14が設けられた端子設置部11と、端子設置部11にセットされた前記端子が入り込む窪み部13を有し、端子設置部11にセットされた端子1の回転を規制する回り止め部12とを有するブラケット10とを備えている。従って、ブラケット10の端子設置部11にセットされた端子1は、窪み部13に入り込んでいるので、端子1が端子設置部11より容易に脱落することがないため、端子1のブラケット10へのセット作業をやり直す事態が発生しない。又、ブラケット10の端子設置部11にセットされた端子1は、窪み部13に入り込んでいるだけなので多少の移動が可能であるため、双方のボルト穴4,14が位置ずれ状態であれば、ボルト(図示せず)を通す際に容易に位置合わせができる。以上より、端子1をブラケット10に共締めで固定する作業性が良い。
回り止め部12は、端子1を窪み部13に挿入できる端子挿入用開口13aを有するので、端子1の窪み部13への挿入作業が容易である。
回り止め部12は、立設部12aと共に上方規制部12bを有するので、回り止め部12が端子1の周囲を被うように配置されるため、他部材が端子1に接触等することに起因する端子1の破損を極力防止できる。その上、この実施形態では、窪み部13を形成する立設壁15も端子1の周囲を被うように配置されるため、端子1のほぼ全周が被われ、端子1の破損を更に有効に防止できる。
ブラケット10は、導電金属材を打ち抜き・折り曲げ加工し、打抜き端面の円弧形状を利用して窪み部13を形成したので、円弧状の窪み部13を容易に製造できる。
この実施形態では、端子1を自動車用変速機のブラケット10に固定するボルト締結構造に適用したが、これ以外に適用しても良いことはもちろんである。
この実施形態では、端子1は丸形端子であるが、ボルト穴を有するものであれば本発明は適用可能である。
1 端子
4,14 ボルト穴
10 ブラケット
11 端子設置部
12 回り止め部
13 窪み部
13a 端子挿入用開口
W 電線

Claims (4)

  1. 電線に接続され、ボルト穴を有する端子と、
    ボルト穴が設けられた端子設置部と、前記端子設置部にセットされた前記端子が入り込む窪み部を有し、前記端子設置部にセットされた前記端子の回転を規制する回り止め部とを有し、前記回り止め部は、前記端子設置部の端より立設された立設部と、前記立設部の上端より水平に配置された上方規制部と、前記立設部と一体となって前記端子設置部の端より立設された立設壁とを有し、前記立設壁に前記窪み部が形成されたブラケットとを備えたことを特徴とする端子のボルト締結構造。
  2. 請求項1記載の端子のボルト締結構造であって、
    前記回り止め部は、前記端子を前記窪み部に挿入する端子挿入用開口を有することを特徴とする端子のボルト締結構造。
  3. 電線に接続され、ボルト穴を有する端子をボルトを用いて共締めされるブラケットであって、
    ボルト穴が設けられた端子設置部と、
    前記端子設置部にセットされた前記端子が入り込む窪み部を有し、前記端子設置部にセットされた前記端子の回転を規制する回り止め部とを備え、
    前記回り止め部は、前記端子設置部の端より立設された立設部と、前記立設部の上端より水平に配置された上方規制部と、前記立設部と一体となって前記端子設置部の端より立設された立設壁とを有し、前記立設壁に前記窪み部が形成されたことを特徴とするブラケット。
  4. 請求項3記載のブラケットであって、
    前記回り止め部は、前記端子を前記窪み部に挿入する端子挿入用開口を有することを特徴とするブラケット。
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