JP5329707B1 - 自動販売機の固定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 自動販売機を容易且つ確実に固定することができる自動販売機の固定金具を提供する。
【解決手段】 金具本体10に、自動販売機のレベリングが係合するレベリング用開口部20と、アンカーボルトが挿通されるアンカーボルト用開口部30とが形成された固定金具1であって、レベリング用開口部20およびアンカーボルト用開口部30は、互いに連通しており、アンカーボルト用開口部30は、金具本体10に沿って延びて一端側が金具本体10の周縁部に開放されている。金具本体10は、周縁に沿ってリブ12が設けられており、リブの両端12a,12aがアンカーボルト用開口部30に臨む構成であることが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動販売機の固定方法に関する。
従来の自動販売機の固定金具として、例えば、特許文献1に従来技術として記載されているようなE型固定金具が広く用いられている。図6(a)に示すように、この固定金具90は、矩形状の金具本体91に、自動販売機のレベリング(脚部)101が係合するレベリング用開口部92と、アンカーボルト102が挿通されるアンカーボルト用開口部93とが形成されており、レベリング用開口部92は、金具本体91の長手方向一端側に開放されている。自動販売機を固定するに際しては、金具本体91の長手方向一端側からレベリング用開口部92にレベリング101を収容した後、設置面に打設されたアンカーボルト102をアンカーボルト用開口部93に挿通して、ワッシャ103を介して固定ナット104を締め付けることにより、レベリング用開口部92の周縁部がレベリング101のさら部101aに係合し、図6(b)に示すように、レベリング101を固定金具90で固定することができる。
特開2009−146234号公報
ところが、上記従来の固定金具90は、自動販売機を固定した状態で大きな地震等によりレベリング101に強い引張力が生じると、レベリング101のさら部101aがレベリング用開口部92の周縁部を持ち上げることにより、金具本体91の長手方向一端側が反り上がってレベリング用開口部92が変形するおそれがあり、レベリング101がレベリング用開口部92から外れ易くなるという問題があった。
そこで、本発明は、自動販売機を容易且つ確実に固定することができる自動販売機の固定方法の提供を目的とする。
本発明の前記目的は、自動販売機の固定金具を用いて自動販売機を設置面に固定する方法であって、前記固定金具は、金具本体に、自動販売機のレベリングが係合するレベリング用開口部と、アンカーボルトが挿通されるアンカーボルト用開口部とが形成され、前記レベリング用開口部および前記アンカーボルト用開口部は、互いに連通しており、前記アンカーボルト用開口部は、前記金具本体に沿って延びて一端側が前記金具本体の周縁部に開放され、自動販売機のレベリングを、前記アンカーボルト用開口部を介して前記レベリング用開口部に収容する収容ステップと、前記アンカーボルト用開口部にアンカーボルトを挿通し、固定ナットを用いて前記金具本体を設置面に固定する固定ステップとを備え、前記レベリング用開口部から前記金具本体の周縁部に向けて開放する部分を前記アンカーボルトにより封止する自動販売機の固定方法により達成される。
この自動販売機の固定方法において、前記金具本体は、周縁に沿ってリブが設けられており、前記リブの両端が前記アンカーボルト用開口部に臨むように構成されていることが好ましい。
また、前記固定ステップは、前記アンカーボルトが挿通される挿通孔が形成された矩形状の補強板を、前記アンカーボルト用開口部の両側縁部と係合するように 前記金具本体の上面に載置するステップと、前記アンカーボルトを、前記アンカーボルト用開口部と共に、前記補強板の前記挿通孔に挿通するステップとを備えることが好ましい。
本発明によれば、自動販売機を容易且つ確実に固定することができる自動販売機の固定方法を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る自動販売機の固定金具の平面図である。 図1に示す固定金具の矢示A方向の側面図である。 図1のB−B断面図である。 図1のC−C断面図である。 図1に示す固定金具を用いた自動販売機の固定方法を説明するための断面図である。 従来の自動販売機の固定金具の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る自動販売機の固定金具の平面図であり、図2は、この固定金具の矢示A方向の側面図である。また、図3および図4は、それぞれ図1のB−B断面図およびC−C断面図である。図1から図4に示すように、固定金具1は、略矩形状に形成された平板状の金具本体10に、自動販売機のレベリング(脚部)を収容するレベリング用開口部20と、アンカーボルトが挿通されるアンカーボルト用開口部30とが形成されている。
レベリング用開口部20は、平面視で略円形であり、周縁部が後述するレベリングの下端に設けられたさら部と係合可能となるように、このさら部よりも径が若干小さくなるように形成されている。アンカーボルト用開口部30は、レベリング用開口部20と連通するように帯状に形成されており、金具本体10に沿って長手方向に直線状に延びて、一端側が金具本体10の周縁部に開放されている。アンカーボルト用開口部30の幅は、レベリングおよびアンカーボルトが通過可能な大きさとされており、レベリングを、金具本体10の周縁部からアンカーボルト用開口部30を介してレベリング用開口部20に収容することができる。
金具本体10の周縁部には、略全周にわたって隆起状のリブ12が形成されている。リブ12の周方向の両端12a,12aは、アンカーボルト用開口部30の開放端近傍に臨んで、互いに対向している。このリブ12は、金具本体10を補強するように湾曲して形成されており、金具本体10の上方に、後述する補強板の収容スペースを形成すると共に、金具本体10の下方に、レベリングのさら部の収容スペースを形成する。
次に、上記の固定金具1を用いて自動販売機を設置面に固定する方法を、図5を参照しながら説明する。まず、図5(a)に示すように、自動販売機100を設置面Fに載置し、レベリング101のさら部101aの近傍にアンカーボルト102を打設した後、固定金具1を矢示の長手方向に沿って移動させて、アンカーボルト102およびレベリング101に係合させる。これにより、レベリング101が、アンカーボルト用開口部30を介してレベリング用開口部20に収容されると共に、アンカーボルト102がアンカーボルト用開口部30に挿通される。アンカーボルト102は、固定金具1をレベリング101に係合させる前に設置面Fに打設しておくことが好ましいが、固定金具1をレベリング101に係合させた後、アンカーボルト用開口部30を介してアンカーボルト102を設置面Fに打設することも可能である。
ついで、アンカーボルト102を補強板40の挿通孔42に挿通し、図5(b)に示すように金具本体10の上面に補強板40を搭載した状態で、固定金具1のリブ12の下端を設置面Fに当接させる。これにより、レベリング101のさら部101aは、金具本体10の下方スペースに収容される。
補強板40は、図1に破線で示すように平面視矩形状に形成されており、アンカーボルト用開口部30の両側縁部と係合するように、リブ12に囲まれたスペースの幅と略同じ幅を有している。また、補強板40の厚みは、補強板40が金具本体10の上面に載置された状態で、リブ12の上端と略面一になる程度が好ましく、一例を挙げると、3〜5mm程度である。補強板40の形状は、金具本体10との接触面積の確保を容易にするため矩形状であることが好ましいが、特に限定されるものではなく、円形等の他の形状であってもよい。また、肉厚のワッシャや鍔付きナット等を補強板40の代わりとすることもできる。
この後、アンカーボルト102に対してスプリングワッシャ等のワッシャ103を介して固定ナット104を締め付けることにより、固定金具1が補強板40と一体化されて設置面Fに固定され、レベリング101のさら部101aがレベリング用開口部20の周縁部に係合して保持される。このような固定金具1によるレベリング101の固定を自動販売機100の全てのレベリング101に対して行うことで、自動販売機100を設置面Fに迅速容易に固定することができる。本実施形態の固定金具1の形状は左右対称であるため、すべてのレベリング101に対して同じ固定金具1を使用することができ、自動販売機100の固定作業を容易且つ低コストで行うことができる。
本実施形態の固定金具1によれば、レベリング用開口部20およびアンカーボルト用開口部30が互いに連通しており、レベリング101を、アンカーボルト用開口部30を介してレベリング用開口部20に収容した後に、アンカーボルト用開口部30にアンカーボルト102を挿通して固定することができる。したがって、レベリング用開口部20から金具本体10の周縁部に向けて開放する部分をアンカーボルト102により封止することができるので、この開放部分が地震等により変形してレベリング101がレベリング用開口部20から外れるのを効果的に防止することができる。
また、金具本体10に設けられたリブ12が金具本体10の略全周にわたって形成され、リブ12の両端12a,12aがアンカーボルト用開口部30に臨んでいるため、レベリング用開口部20の上記開放部分が補強されて変形を抑制することができ、これによってもレベリング101を確実に保持することができる。
また、アンカーボルト用開口部30の両側縁部と係合する補強板40を金具本体10に搭載することにより、レベリング用開口部20の上記開放部分が補強されて変形を抑制することができ、これによってもレベリング101を確実に保持することができる。補強板40は、金具本体10との係合状態の確保とアンカーボルト用開口部30に対する挿通孔42の位置合わせを容易にするため、幅方向両側にリブ12と係合可能な湾曲部を備える構成であってもよい。
本実施形態の固定金具1および従来のE型固定金具のそれぞれについて、公的な試験機関においてレベリングの最大引張荷重を測定したところ、従来のE型金具を用いた場合には、最大荷重は9670Nであるのに対し、本実施形態の固定金具1に厚みが4mmの補強板40を用いた場合には、最大荷重は12520Nであり、従来の固定金具に比べて大きな引張荷重に耐え得ることを確認した。
1 自動販売機の固定金具
10 金具本体
12 リブ
12a リブの端部
20 レベリング用開口部
30 アンカーボルト用開口部
40 補強板
42 挿通孔
101 自動販売機のレベリング
101a さら部
102 アンカーボルト

Claims (3)

  1. 自動販売機の固定金具を用いて自動販売機を設置面に固定する方法であって、
    前記固定金具は、金具本体に、自動販売機のレベリングが係合するレベリング用開口部と、アンカーボルトが挿通されるアンカーボルト用開口部とが形成され、前記レベリング用開口部および前記アンカーボルト用開口部は、互いに連通しており、前記アンカーボルト用開口部は、前記金具本体に沿って延びて一端側が前記金具本体の周縁部に開放され、
    自動販売機のレベリングを、前記アンカーボルト用開口部を介して前記レベリング用開口部に収容する収容ステップと、
    前記アンカーボルト用開口部にアンカーボルトを挿通し、固定ナットを用いて前記金具本体を設置面に固定する固定ステップとを備え、
    前記レベリング用開口部から前記金具本体の周縁部に向けて開放する部分を前記アンカーボルトにより封止する自動販売機の固定方法。
  2. 前記金具本体は、周縁に沿ってリブが設けられており、前記リブの両端が前記アンカーボルト用開口部に臨む請求項1に記載の自動販売機の固定方法。
  3. 前記固定ステップは、前記アンカーボルトが挿通される挿通孔が形成された矩形状の補強板を、前記アンカーボルト用開口部の両側縁部と係合するように 前記金具本体の上面に載置するステップと、
    前記アンカーボルトを、前記アンカーボルト用開口部と共に、前記補強板の前記挿通孔に挿通するステップとを備える請求項1または2に記載の自動販売機の固定方法。
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