JP2001159404A - 鈑金部品結合装置 - Google Patents
鈑金部品結合装置Info
- Publication number
- JP2001159404A JP2001159404A JP34175499A JP34175499A JP2001159404A JP 2001159404 A JP2001159404 A JP 2001159404A JP 34175499 A JP34175499 A JP 34175499A JP 34175499 A JP34175499 A JP 34175499A JP 2001159404 A JP2001159404 A JP 2001159404A
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- Japan
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- screw
- metal part
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 カール加工を有する鈑金部品のネジ締め付け
において、部品の変形を防止し、確実にネジ締め付けを
行うものである。 【解決手段】 鈑金部品1はカール加工部7を有し、ネ
ジの締め付け部にネジ3のネジ径よりも大きくネジ3の
頭部座面部4の径よりも小さなバーリング加工穴8が設
けられ、このバーリングが鈑金部品1と鈑金部品2の隙
間を埋めることにより、ネジによって確実に鈑金部品1
と鈑金部品2を固定することができる。
において、部品の変形を防止し、確実にネジ締め付けを
行うものである。 【解決手段】 鈑金部品1はカール加工部7を有し、ネ
ジの締め付け部にネジ3のネジ径よりも大きくネジ3の
頭部座面部4の径よりも小さなバーリング加工穴8が設
けられ、このバーリングが鈑金部品1と鈑金部品2の隙
間を埋めることにより、ネジによって確実に鈑金部品1
と鈑金部品2を固定することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構成する鈑金部品
がネジによって締め付けられる空気調和機等に用いられ
る鈑金部品結合装置に関するものである。
がネジによって締め付けられる空気調和機等に用いられ
る鈑金部品結合装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機等で鈑金部品がネジに
よって締め付けられる場合、図2に示すようにネジによ
って締め付けられる鈑金部品1と鈑金部品2では、鈑金
部品1側にネジ3のネジ径よりも大きくネジ3の頭部座
面部4の径よりも小さな穴5があけられ、鈑金部品2側
にネジ締結のためのバーリング加工穴6が設けられてい
た。
よって締め付けられる場合、図2に示すようにネジによ
って締め付けられる鈑金部品1と鈑金部品2では、鈑金
部品1側にネジ3のネジ径よりも大きくネジ3の頭部座
面部4の径よりも小さな穴5があけられ、鈑金部品2側
にネジ締結のためのバーリング加工穴6が設けられてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、鈑金部品1側にカール加工部7がある
時、鈑金部品1と鈑金部品2を締結するためネジを締め
付けると、鈑金部品1に変形が生じたり、ネジの締め付
け力によっては穴5がネジの頭部座面部4により削ら
れ、径が大きくなり、鈑金部品1と鈑金部品2を締結で
きなくなることがあるという課題を有していた。
来の構成では、鈑金部品1側にカール加工部7がある
時、鈑金部品1と鈑金部品2を締結するためネジを締め
付けると、鈑金部品1に変形が生じたり、ネジの締め付
け力によっては穴5がネジの頭部座面部4により削ら
れ、径が大きくなり、鈑金部品1と鈑金部品2を締結で
きなくなることがあるという課題を有していた。
【0004】本発明はこのような従来の課題を解決する
ものであり、空気調和機等を構成する鈑金部品が、確実
にネジ締結できることを目的とする。
ものであり、空気調和機等を構成する鈑金部品が、確実
にネジ締結できることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、カール加工部を有する第1の鈑金部品のネ
ジ取付け部には、ネジのネジ径よりも大きくネジの頭部
座面部の径よりも小さなバーリング加工穴が形成され、
前記第1の鈑金部品のカール加工部およびバーリングと
接する第2の鈑金部品には、前記第1の鈑金部品のバー
リング加工穴に挿入される前記ネジの締結用バーリング
加工穴が形成され、前記ネジにより第1の鈑金部品と第
2の鈑金部品が結合される。
に本発明は、カール加工部を有する第1の鈑金部品のネ
ジ取付け部には、ネジのネジ径よりも大きくネジの頭部
座面部の径よりも小さなバーリング加工穴が形成され、
前記第1の鈑金部品のカール加工部およびバーリングと
接する第2の鈑金部品には、前記第1の鈑金部品のバー
リング加工穴に挿入される前記ネジの締結用バーリング
加工穴が形成され、前記ネジにより第1の鈑金部品と第
2の鈑金部品が結合される。
【0006】上記バーリング加工穴により、カール加工
部によって生じる第1の鈑金部品と第2の鈑金部品の隙
間を埋め、部品の変形を防ぐことができ、部品どうしを
確実に固定することができる。
部によって生じる第1の鈑金部品と第2の鈑金部品の隙
間を埋め、部品の変形を防ぐことができ、部品どうしを
確実に固定することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態について
図面を参照して説明する。
図面を参照して説明する。
【0008】(実施形態1)図1において、空気調和機
等を構成する鈑金部品1はカール加工部7を有し、ネジ
の締め付け部にネジ3のネジ径よりも大きくネジ3の頭
部座面部4の径よりも小さなバーリング加工穴8があけ
られ、バーリングの高さはカール加工部7と同じ高さで
ある。鈑金部品2は鈑金部品1のカール加工部7および
バーリングに接するとともに、ネジ締め付け用のバーリ
ング加工穴6を有し、ネジ3によって鈑金部品1と鈑金
部品2は固定されている。
等を構成する鈑金部品1はカール加工部7を有し、ネジ
の締め付け部にネジ3のネジ径よりも大きくネジ3の頭
部座面部4の径よりも小さなバーリング加工穴8があけ
られ、バーリングの高さはカール加工部7と同じ高さで
ある。鈑金部品2は鈑金部品1のカール加工部7および
バーリングに接するとともに、ネジ締め付け用のバーリ
ング加工穴6を有し、ネジ3によって鈑金部品1と鈑金
部品2は固定されている。
【0009】上記構成において、鈑金部品1のバーリン
グ加工穴8のバーリング高さが、カール加工部7と同じ
高さであるため、ネジ3締め付け時に鈑金部品1の変形
を防ぎ、鈑金部品どうしを確実に固定することができ
る。
グ加工穴8のバーリング高さが、カール加工部7と同じ
高さであるため、ネジ3締め付け時に鈑金部品1の変形
を防ぎ、鈑金部品どうしを確実に固定することができ
る。
【0010】
【発明の効果】上記実施形態から明らかなように、請求
項1に記載の発明は、空気調和機等を構成するカール加
工部を有する第1の鈑金部品のネジ取付け部には、ネジ
のネジ径よりも大きくネジの頭部座面部の径よりも小さ
なバーリング加工穴が形成され、前記第1の鈑金部品の
カール加工部およびバーリングと接する第2の鈑金部品
には、前記第1の鈑金部品のバーリング加工穴に挿入さ
れる前記ネジの締結用バーリング加工穴が形成され、前
記ネジにより第1の鈑金部品と第2の鈑金部品が結合さ
れることにより、ネジ締め付け時に締め付け方向に力が
加わっても、バーリングによって部品の変形を防ぐこと
ができ、部品どうしを確実に固定することができる。
項1に記載の発明は、空気調和機等を構成するカール加
工部を有する第1の鈑金部品のネジ取付け部には、ネジ
のネジ径よりも大きくネジの頭部座面部の径よりも小さ
なバーリング加工穴が形成され、前記第1の鈑金部品の
カール加工部およびバーリングと接する第2の鈑金部品
には、前記第1の鈑金部品のバーリング加工穴に挿入さ
れる前記ネジの締結用バーリング加工穴が形成され、前
記ネジにより第1の鈑金部品と第2の鈑金部品が結合さ
れることにより、ネジ締め付け時に締め付け方向に力が
加わっても、バーリングによって部品の変形を防ぐこと
ができ、部品どうしを確実に固定することができる。
【図1】本発明の実施の形態1における鈑金部品結合装
置の断面図
置の断面図
【図2】従来における鈑金部品結合装置の断面図
1 鈑金部品 2 鈑金部品 3 ネジ 4 ネジの頭部座面部 6 バーリング加工穴 7 カール加工部 8 バーリング加工穴
Claims (1)
- 【請求項1】カール加工部を有する第1の鈑金部品のネ
ジ取付け部には、ネジのネジ径よりも大きくネジの頭部
座面部の径よりも小さなバーリング加工穴が形成され、
前記第1の鈑金部品のカール加工部およびバーリングと
接する第2の鈑金部品には、前記第1の鈑金部品のバー
リング加工穴に挿入される前記ネジの締結用バーリング
加工穴が形成され、前記ネジにより第1の鈑金部品と第
2の鈑金部品が結合される鈑金部品結合装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34175499A JP2001159404A (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | 鈑金部品結合装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34175499A JP2001159404A (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | 鈑金部品結合装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001159404A true JP2001159404A (ja) | 2001-06-12 |
Family
ID=18348509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34175499A Pending JP2001159404A (ja) | 1999-12-01 | 1999-12-01 | 鈑金部品結合装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001159404A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012211678A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Rinnai Corp | ねじ締結構造 |
CN106838756A (zh) * | 2016-11-24 | 2017-06-13 | 武汉通畅汽车电子照明有限公司 | 一种灯具安装结构及灯具安装方法 |
CN108868389A (zh) * | 2018-07-31 | 2018-11-23 | 宁波华德汽车零部件有限公司 | 一种汽车门把手的调节结构 |
CN113847311A (zh) * | 2021-10-14 | 2021-12-28 | 宜宾凯翼汽车有限公司 | 一种带辅助定位功能的复合螺栓结构 |
KR200498094Y1 (ko) * | 2023-12-13 | 2024-06-21 | (주)지엘텍 | 슬림형 엘이디 조명등 |
-
1999
- 1999-12-01 JP JP34175499A patent/JP2001159404A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012211678A (ja) * | 2011-03-31 | 2012-11-01 | Rinnai Corp | ねじ締結構造 |
CN106838756A (zh) * | 2016-11-24 | 2017-06-13 | 武汉通畅汽车电子照明有限公司 | 一种灯具安装结构及灯具安装方法 |
CN106838756B (zh) * | 2016-11-24 | 2023-06-09 | 武汉通畅汽车电子照明有限公司 | 一种灯具安装结构及灯具安装方法 |
CN108868389A (zh) * | 2018-07-31 | 2018-11-23 | 宁波华德汽车零部件有限公司 | 一种汽车门把手的调节结构 |
CN113847311A (zh) * | 2021-10-14 | 2021-12-28 | 宜宾凯翼汽车有限公司 | 一种带辅助定位功能的复合螺栓结构 |
CN113847311B (zh) * | 2021-10-14 | 2023-04-07 | 宜宾凯翼汽车有限公司 | 一种带辅助定位功能的复合螺栓结构 |
KR200498094Y1 (ko) * | 2023-12-13 | 2024-06-21 | (주)지엘텍 | 슬림형 엘이디 조명등 |
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