JP2004070086A - 画像読取装置、画像読取方法及び原稿搬送装置 - Google Patents

画像読取装置、画像読取方法及び原稿搬送装置 Download PDF

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Abstract

【課題】白黒原稿とカラー画像を含む原稿が混在している原稿読み取りにおいて白黒原稿とカラー画像を含む原稿の識別機能を有し、原稿全体の高速読み取りを可能にする原稿読取装置を提供する。
【解決手段】原稿トレイ上から繰り出された原稿を読取位置に案内する搬送する搬送経路と、搬送された原稿を前記読取位置で読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた原稿が白黒原稿であるか又はカラー画像を含む原稿であるかを識別する識別手段と、原稿の表裏を反転することなく前記識別手段で識別した前記原稿を再び前記読取位置に搬送案内する循環経路と、原稿を前記読取位置から排紙トレイに案内する排出経路と、前記読取位置から搬送される原稿を前記循環経路に導くか又は前記排紙経路に導くかを選択する選択手段と、を備え、前記循環経路から送られてくる原稿の同一原稿面を前記識別結果に応じて再度読み取る。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動原稿搬送装置(ADF)を装備してプラテン上に搬送される原稿を読み取る画像読取装置及び画像読取方法に関し、特に、読み取る原稿が白黒画像のみの原稿か、少なくとも一部にカラー画像を含む原稿かを識別し、当該識別結果に応じて原稿の画像を読み取ることが可能な画像読取装置及び画像読取方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、カラー描写が可能なパソコン、インターネット又は電子写真等の普及に伴って、白黒画像と比較して表現力が格段に優れるカラー画像をそのまま複写、印字又は伝送する需要が高まってきている。このため画像読取装置においても、従来にも増して、カラー原稿をより高速に且つ精緻に読み取ることが要求されてきている。
【0003】
然しながら、画像読取装置がカラー原稿を読み取る場合、通常、光の3原色であるR(赤)、G(緑)、B(青)毎に画像データを読み取る必要性から、白黒画像の読み取り時と同じ解像度をもってカラー原稿を読み取ろうとした場合、白黒原稿の読み取り時と比較して、その読み取り速度を遅くしなければならない。
【0004】
一方、画像読取装置が読み取る原稿には、カラー原稿と白黒原稿が混在している場合があり、このような場合、一律にカラー読取モードで読み取ることとなると、白黒原稿の読取時の読取速度が低下してしまう。
【0005】
このため、従来技術においては、原稿を読み取る際に、先ず、光学読取手段がこれから読み取ろうとする原稿が白黒かカラーかを識別するためのプレスキャンを行い、この識別に従って、白黒原稿であったならば、比較的高速走査の白黒読取モードで読み取り、カラー原稿であったならば、カラー読取モードで読み取るようにした、所謂、プレスキャン/本スキャン方式の読取方式が知られている。
【0006】
このようにプレスキャン/本スキャン方式を改善したものとして、特開平9−261417号に記載された画像処理装置が知られている。
【0007】
この装置は、循環式原稿送り装置を読取装置に装着して、原稿トレイ上の原稿を繰り出して予め読取位置に走行させ、この走行過程で白黒原稿かカラー原稿かを識別し、再び原稿トレイに戻すようにしている。この動作を原稿トレイに載置した原稿の全ての頁について行い、当該識別結果を原稿頁毎に記憶する。次に、実際の読み取りを行うが、この場合には、原稿トレイに戻した原稿を再度同一順序で繰り出し、原稿ごとの識別結果を読み出して、この識別結果により、白黒原稿とカラー画像を含む原稿に応じて読み取りを行うものである。
一方、原稿トレイ上の原稿を読み取り位置を通過させる過程で原稿の読み取り行う、例えば米国特許5,946,527号に示される装置に、白黒原稿かカラー画像を含む原稿かを識別し、識別結果に応じて再度の読み取りを実行する、所謂プレスキャン/本スキャン方式を採用する画像読取装置を開示している。
【0008】
この装置の場合、原稿トレイから繰り出された原稿は、プラテン上の読取位置を通過する過程で白黒原稿かカラー画像を含む原稿かが識別される。そして、上記の装置は原稿の表裏を読取位置に搬送するために排紙トレイに原稿を排紙する排紙ローラを正逆して原稿スイッチバック反転して、再び読取位置に搬送させることが可能となっている。従って、1回目の読取位置への通過の際に、原稿が白黒原稿かカラー画像を含む原稿かを識別し、原稿の先端が一旦排紙トレイ上に排紙された後に、排紙ローラを逆転して原稿をスイッチバックさせる。スイッチバックされた原稿はその表裏が反転しているので、2回目の読取位置通過の際には原稿の読み取りを実行せずに、再度排紙トレイ上でスイッチバックして3回目の読取位置通過の際に一回目の原稿識別結果に応じて読み取りを実行し、この画像データを記憶すると共に原稿を排紙トレイに排紙するようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
この装置の場合、原稿トレイから繰り出された原稿は、プラテン上の読取位置を通過する過程で白黒原稿かカラー画像を含む原稿かが識別される。そして、上記の装置は原稿の表裏を読取位置に搬送するために排紙トレイに原稿を排紙する排紙ローラを正逆して原稿スイッチバック反転して、再び読取位置に搬送させることが可能となっている。従って、1回目の読取位置への通過の際に、原稿が白黒原稿かカラー画像を含む原稿かを識別し、原稿の先端が一旦排紙トレイ上に排紙された後に、排紙ローラを逆転して原稿をスイッチバックさせる。スイッチバックされた原稿はその表裏が反転しているので、2回目の読取位置通過の際には原稿の読み取りを実行せずに、再度排紙トレイ上スイッチバックして3回目の読取位置通過の際に一回目の原稿識別結果に応じて読み取りを実行し、この画像データを記憶すると共に原稿は排紙トレイに排紙するようにしている。
しかしながら、上記のプレスキャン/本スキャン方式による画像読取装置の場合、プレスキャン/本スキャンを行う場合の原稿搬送経路と識別を行わない本スキャンのみの画像読み取り時の原稿搬送経路(原稿が案内されるパス)が同一になっているため、白黒原稿とカラー画像を含む原稿が混在している原稿全体の画像読取時間は、短縮されず処理速度が低下してしまうものであった。
【0010】
また、さらに、特開平9−261417号の装置にあっては上記問題に加え、原稿トレイを介して原稿を循環させる為に原稿トレイに原稿を排紙するので装置が大型化する。
【0011】
また、一回目の循環動作で原稿の全ての識別結果を記憶する容量のメモリーが必要となり、さらに、二回目の本スキャン時にジャムを生じたり、あるいは一回目の識別完了後に原稿トレイ上の原稿の一部が誤って引き抜かれた場合には、一回目の循環による原稿と二回目の循環による原稿とが一致しなくなり、一回目の原稿の識別結果が利用でないとの課題も有しているものであった。
【0012】
一方、前述の例えば米国特許5,946,527号に示される装置に、白黒原稿かカラー画像を含む原稿かを識別し、識別結果に応じて再度の読み取り実行する、所謂プレスキャン/本スキャン方式を採用する場合に、先に述べたように両面読み取りの経路を利用する為に、一回目の読み取り位置通過で原稿識別読み取り(プレスキャン)を実行する。
【0013】
二回目の読み取り位置通過の際には、表裏が反転しているので読み取りを実行することなく通過させ、再度スイッチバック反転して三回目の読み取り位置通過の際に一回目の読み取りにおける識別結果に応じた読み取り(本スキャン)を行うようになっている。
【0014】
したがって、常に余分に読み取り位置を通過の際に読み取りを実行しない所謂、空反転を行う必要がある。この空反転は、原稿がカラーの場合には読み取り速度を高速にできない為に、装置全体の処理時間が大きくなってしまうとの欠点が顕著となっている。
【0015】
本発明は、上記した従来技術の課題に鑑みてなされたものであって、その第1の目的とするところは、カラー原稿と白黒原稿が混在している原稿読み取りにおいて、白黒原稿とカラー画像を含む原稿の識別機能を有し、原稿全体の高速読み取りを可能にする原稿読取装置及び原稿読取方法を提供するものである。
【0016】
本発明の第2の目的は、原稿画像を識別する原稿画像読取速度、白黒原稿画像の原稿読み取り速度、カラー画像を含む原稿の読み取り速度を夫々設定して、プレスキャン/本スキャンの読み取り速度を最適にし、かつ高速処理化が計ることができる画像読取装置及び画像読取方法を提供するものである。
【0017】
さらに、本発明の第3の目的は、特に多用される原稿サイズの原稿の搬送経路を切り換えることにより、多用される原稿の処理速度を向上させた画像読取装置及び画像読取方法を提供するものである。
【0018】
さらにまた、本発明の第4の目的は、原稿の両面に画像が形成され、この両面画像の一方又は両面にカラー画像が含まれている原稿であっても高速処理が可能な両面原稿の画像読取装置及び画像読取方法を提供することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】
本発明は、このような従来技術の課題に鑑みてなされたものであって、原稿トレイ上から繰り出された原稿を読取位置に案内する搬送する搬送経路と、搬送された原稿を前記読取位置で読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた原稿が白黒原稿であるか又はカラー画像を含む原稿であるかを識別する識別手段と、原稿の表裏を反転することなく前記識別手段で識別した前記原稿を再び前記読取位置に搬送案内する循環経路と、原稿を前記読取位置から排紙トレイに案内する排出経路と、前記読取位置から搬送される原稿を前記循環経路に導くか又は前記排紙経路に導くかを選択する選択手段と、を備え、前記循環経路から送られてくる原稿の同一原稿面を前記識別結果に応じて再度読み取ることを特徴とする画像読取装置を提供するものである。
【0020】
ここで、白黒原稿とカラー画像を含む原稿が混在している原稿読み取りにおいて、読み取った原稿画像が白黒画像かカラー画像を含む原稿かを識別する識別手段と、前記読取位置から搬送されてくる原稿を前記循環経路に導くか前記排紙経路に導くかを選択する選択手段とを備え、前記循環経路から送られてくる原稿の同一原稿面を上記識別結果に応じて再度読み取る構成とした。
【0021】
これにより、本発明は、原稿によって前記循環経路に導くか前記排紙経路に導くかが選択され、前記循環経路が選択された場合の原稿は、原稿の表裏を反転することなく前記識別手段で識別した同一原稿面を前記読取位置に返送することが出来るため高速の読取が可能としたのである。
【0022】
そして、前記識別手段によって原稿を識別する際の原稿搬送速度は、カラー画像を含む原稿と識別された原稿の再読み取り時の搬送速度よりも高速に設定される。前記識別手段によって原稿を識別する際の原稿の第1搬送速度と、カラー画像を含む原稿と識別された原稿の再読み取り時の第2搬送速度と、白黒原稿と識別された原稿の再読み取り時の第3搬送速度は、それぞれ相違し、前記3つの搬送速度は、[前記第2搬送速度<前記第3搬送速度≦前記第1搬送速度]の関係に設定されている。
【0023】
これにより、原稿画像を識別する原稿画像読取速度、白黒原稿画像の原稿読み取り速度、カラー画像を含む原稿の読み取り速度を夫々設定して、プレスキャン/本スキャンの読み取り速度を最適にし、かつ高速処理化が計ることが可能としている。
【0024】
本発明は、また、搬送される原稿を所定の読取位置で読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた原稿が白黒原稿であるか又はカラー画像を含む原稿であるかを識別する識別手段と、前記読取位置を通過する原稿の搬送方向の長さを判別する原稿長判別手段と、前記読取位置を通過した原稿の表裏を反転すると共に前記識別手段よって識別された原稿を再び前記読取位置に搬送案内するスイッチバック経路と、前記識別手段によって識別された原稿の表裏を反転することなく再び前記読取位置に搬送案内する循環経路と、前記原稿長判別手段の判別結果に応じて、前記読取位置を通過した原稿を前記スイッチバック経路に案内して前記読取位置に再び搬送するか、前記循環経路に案内して前記読取位置に再び搬送するかを選択する選択手段と、を備えることを特徴とする画像読取装置を提供するものである。
【0025】
これにより、本発明は、多用される原稿サイズの処理速度を向上させると共に、カラー原稿と白黒原稿が混在している原稿読み取りにおいて白黒原稿とカラー画像を含む原稿の識別を合理化して原稿全体の高速読み取りを可能にしたのである。
【0026】
前記スイッチバック経路は、前記読取位置の下流側において前記循環経路より分岐し、再び前記循環経路に合流する経路からなることを特徴とする。これにより、二つの循環経路を設けるための装置内のスペースをより小さくすることを可能にしたのである。
【0027】
そして、前記原稿判別手段によって所定の長さ未満の原稿であると判別された原稿は、前記循環経路を経由して再び前記読取位置に搬送され、前記原稿判別手段によって所定の長さ以上の原稿であると判別された原稿は、前記スイッチバック経路を経由して前記読取位置に搬送される。
【0028】
前記循環経路を選択して前記読取位置に原稿を搬送したときは、前記読取手段により原稿の読み取りを実行し、前記スイッチバック経路を選択して前記読取位置に搬送したときは、再度前記スイッチバック経路に搬送案内して2度目に前記読取位置に搬送したときに前記読取手段によって原稿の読み取りを実行する。
【0029】
ところで、前記原稿長判別手段は、原稿の搬送方向長さを外部から入力されたデータによって判別するようにしてもよい。
【0030】
本発明は、また、原稿トレイ上の原稿を読取位置に案内する搬送経路と、前記読取位置を通過する原稿を読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた原稿が白黒原稿かカラー画像を含む原稿かを識別する識別手段と、前記読取位置の下流側に配置され、原稿の表裏を反転することなく再び前記読取位置に返送案内する循環経路と、前記読取位置の下流側に配置され、原稿の表裏を反転すると共に原稿の他方の面を前記読取位置に返送案内するスイッチバック経路と、原稿を前記読取位置から排紙トレイに案内する排出経路とを備え、前記読取手段によって原稿の両面を読み取る際に、原稿を前記循環経路、前記スイッチバック経路、前記循環経路の順に搬送することを特徴とする画像読取装置を提供するものである。
さらに、本発明は、搬送される原稿を所定の読取位置に配置された光学読取手段によって読み取るための原稿読取方法であって、搬送方向における原稿の長さを判別するステップと、前記読取位置を通過する原稿画像を読み取るステップと、読み取られた原稿が白黒原稿であるか又はカラー画像を含む原稿かを識別するステップと、判別した原稿の長さに応じて、前記読取位置の下流に配置された原稿の表裏反転を行うスイッチバック経路に搬送して再度読取位置に搬送するか、又は原稿の表裏反転を行わない循環経路に案内して再度読取位置に搬送するかを選択するステップと、前記スイッチバック経路又は前記循環経路の何れかの経路を介して原稿を前記読取位置に搬送するステップと、前記識別の結果に応じて原稿画像の読み取りモードを設定するステップと、前記設定された読取モードによって原稿画像を再度の読み取りを実行するステップと、の各ステップを有することを特徴とする画像読取方法を提供するものである。
【0031】
これにより、本発明は、多用される原稿サイズの処理速度を向上させると共に、カラー原稿と白黒原稿が混在している原稿読み取りにおいてカラー原稿と白黒原稿の判別を合理化して原稿全体の高速読み取りを可能にしたのである。
【0032】
そして、前記原稿判別手段によって所定の長さ以上の原稿であると判別された原稿は、前記スイチバック経路を経由して再度前記読取位置に搬送され、前記原稿判別手段によって所定の長さ未満の原稿であると判別された原稿は、前記循環経路を経由して再度前記読取位置に搬送される、ことを特徴とする。
【0033】
本発明は、さらに、原稿トレイ上から繰り出された原稿を読取位置に案内する搬送経路と、前記読取位置を通過した原稿の表裏を反転することなく再び前記読取位置に返送案内する循環経路と、前記読取位置を通過した原稿の表裏を反転して前記読取位置に返送案内するスイッチバック経路と、前記読取位置の下流側に位置し、前記読取位置を通過した原稿を前記循環経路又は前記スイッチバック経路の何れかの経路に導くかを選択するための選択手段と、を備えることを特徴とする原稿搬送装置を提供するものである。
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像読取装置、画像読取方法及び原稿搬送装置の実施の形態例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。
【0034】
図1は、本発明に係る画像読取装置の第1の形態例の自動原稿搬送装置(以下、「ADF」という)及び読取装置を示す断面図である。図1に示すように、本発明の第1の形態としての画像読取装置は、ADF1及び読取装置2を備えている。図2は、ADF1の原稿搬送機構を示す図である。
【0035】
ADF1は、読取装置2に搭載され、読取装置2の第1のプラテン3の上面を通過するように原稿を搬送する。
【0036】
読取装置2は、第1のプラテン3(図2)を介してランプ等の光源4からの光を搬送される原稿に照射し、その反射光を複数のミラー5で反射させて集光レンズ6により結像してCCD等の読取手段であるイメージセンサによって原稿の画像を読み取る。
【0037】
すなわち、第1のプラテン3が読取装置2の読取位置(読取部)となる。また、読取装置2は、原稿の全面を載置可能な面積の第2のプラテン8も備えている。読取装置2は、ADF1を開閉して第2のプラテン8に載置されたブック物等の厚い原稿を光源4及び集光ミラー5等からなる読み取りキャリッジの第1の読取ユニット50と第2の読取ユニット51を副走査方向に移動させることによって第2のプラテン8を介して原稿の画像を読み取ることも可能である。
【0038】
ADF1は、複数の原稿を載置するための原稿トレイ9と、この原稿トレイ9に載置された原稿を1枚ずつ読取位置に給紙する給紙手段10と、前記読取位置から排出される原稿を収納する排紙トレイ11とを備えている。
【0039】
また、ADF1は、原稿トレイ9の上の原稿を1枚ずつ第1のプラテン3上の読取位置に向けて給紙する給紙経路16と、この給紙経路16と連なって形成され原稿を第1のプラテン3の上に沿って案内する搬送経路17と、搬送経路17から排紙トレイ11の排紙口に連なる排紙経路18と、排紙トレイ11の排紙口から給紙経路16と搬送経路17との接続部に連結され原稿を再び搬送経路17に返送する循環経路19と、排紙経路18と分岐して形成されて搬送経路17からの原稿を案内する中間経路21と、この中間経路21からの原稿をスイッチバックし原稿を逆搬送するスイッチバック経路22と、を有している。
【0040】
スイッチバックローラ40は、原稿の両面の画像を読み取る両面モードの時に原稿の後端部をニップした状態で逆回転して原稿の走行方向を前後に切り替えるスイッチバックを行い、循環経路19を介して第1のプラテン3の読取位置に搬送するように制御される。
【0041】
このように、本装置における原稿搬送手段は、原稿を所定の読取位置に再搬送する機能を有する。ここで、再搬送とは、原稿を排紙方向に搬送させた後に当該原稿を循環させて再び前記読取位置に搬送することと、原稿を排紙方向とは逆の上流方向にスイッチバック搬送させて再び前記読取位置に搬送することを意味する。
【0042】
給紙経路16には、原稿を繰り出す繰り出しローラ26と、繰り出しローラ26で繰り出された原稿を搬送する搬送ローラ28と、この搬送ローラ28により最上位の原稿のみを搬送させて2枚目以降の原稿の搬送を阻止する分離部材29と、搬送ローラ28により搬送される原稿の先端を揃えた後に下流側に送る1対のレジストローラ30とが配置されている。
【0043】
繰り出しローラ26及び搬送ローラ28は、給紙モータM1にワンウェイクラッチOW1を介して連結されている。また、レジストローラ30は、搬送モータM1にワンウェイクラッチOW2を介して連結されている。これにより、搬送モータM1は、駆動軸の正回転で繰り出しローラ26及び搬送ローラ28を回転させ、駆動軸の逆回転でレジストローラ30を回転させる。
【0044】
搬送経路17には、大径の搬送ローラ31と、この搬送ローラ31の外周面に圧接されている複数の従動ローラ32、33、34とが配置されている。搬送ローラ31は、正回転、逆回転可能な搬送モータM2によって駆動される。
【0045】
排紙経路18には、搬送ローラ31に圧接されている従動ローラ36と、原稿を排紙トレイ11に排紙する1対の排紙ローラ37とが配置されている。排紙ローラ37は、正逆回転可能な搬送モータM2に連結されている。また、上記のように、排紙経路18の下方にはスイッチバック経路22が形成されている。
【0046】
スイッチバック経路22にある1対のスイッチバックローラ40は、循環経路19及び搬送経路17を介して循環される原稿の先後端がすれ違う時に支障なく搬送できるように圧接ソレノイドSOL3によって一方のスイッチバックローラ40が他方のスイッチバックローラ40から離間するように構成されている。スイッチバックローラ40は正逆回転可能な給紙モータM1に連結されている。
【0047】
搬送経路17の下流側には、排紙経路18又はスイッチバック経路22の何れか一方に案内するためのスイッチバックフラッパ42が配置されている。このスイッチバックフラッパ42は、ソレノイドSOL1により駆動される。スイッチバックフラッパ42は、原稿をスイッチバック経路22に案内する時は図に示す「a」の位置に駆動され、排紙経路18に案内される時はホームポジションである「b」の位置に位置している。
【0048】
また、スイッチバックフラッパ42の下流側には、原稿を循環経路19又は排紙ローラ37の何れか一方に案内する排出フラッパ45が配置されている。排出フラッパ45は、ソレノイドSOL2により駆動される。排出フラッパ45は、原稿を排紙ローラ37に案内する時は図に示すホームポジションである「a’」の位置に位置し、循環経路19に案内される時は「b’」の位置に移動されている。この時原稿は搬送ローラ31に巻き付けて搬送できる。尚、搬送ローラ31に巻き付けて搬送可能な原稿は原稿の長さがレターサイズの横(215.9mm)以下である。
【0049】
排紙経路18上方には、原稿の後端が通過すると下方に移動する自重フラッパ43が配置されている。
【0050】
さらに、原稿トレイ9には、原稿トレイ9上の原稿の長さを検出する長さ検出センサS1、S2、原稿の有無を検知するためのエンプティセンサS3、給紙経路16にはレジストセンサS4,搬送経路17にはリードセンサS5、スイッチバック経路22にはスイッチバックセンサS6、及び排紙経路18には排紙センサS7が配設されている。
【0051】
これらのセンサは、制御装置(制御手段)に接続されている。また、給紙モータM1及び搬送モータM2は、図示しない制御装置に接続されている。また、圧接ソレノイドSOL1、ソレノイドSOL2、及びソレノイドSOL3も、制御装置に接続されている。制御装置は、原稿の搬送を制御するための中央処理装置(CPU)等を有している。
【0052】
この制御装置により、各センサS1乃至S7からの出力信号及び原稿識別手段に基づいて各モータM1、M2及び各ソレノイドSOL1乃至SOL3が制御され上記のような原稿の搬送動作が実行される。
【0053】
排紙ローラ37は、一方向へ回転可能な搬送モータM2に連結されている。
【0054】
ところで、本実施例にあっては、先に述べたようにスイッチバック径路22を設けて、この径路22中で原稿の先後端を入れ替えて原稿の表裏反転を行えるようにしてある。このスイッチバック径路22を設けることなく、排紙径路18と排紙ローラ37の正逆により原稿の表裏反転を行うこともできる。すなわち、排紙ローラ37を正逆ん回転可能な排紙ローラを追加して連結する。これによって、排紙ローラ37は、原稿の両面の画像を読み取る両面モードの時に原稿の後端部をニップした状態で逆回転して原稿をスイッチバックして循環経路19を介して搬送経路17に送るように制御される。また、1対の排紙ローラ37は、第1循環経路19及び搬送経路17を介して循環される原稿の先後端がすれ違う時に支障なく搬送できるように圧接ソレノイドSOLによって一方の排紙ローラ37が他方の排紙ローラ37から離間するように構成しても良い。つまり、排紙経路18及び排紙ローラ対37は、原稿の走行方向を前後に切り替えるためのスイッチバックを行う機能を有する。
【0055】
ここで、本発明における第2の実施の形態例の読取装置について説明する。図3は、第2の実施形態例におけるADFの原稿搬送機構を示す。図2で示した第1の形態例においては、搬送ローラ31は、大径のローラで構成されている。
【0056】
第2の実施の形態例における搬送ローラは、図3に示すように、搬送ローラ39a、39b、39c、39dを従動ローラ32、33、34、36と対になるように配置されている。
【0057】
4個の搬送ローラ39a、39b、39c、39dは、搬送モータM2の駆動力を与えるためにベルト71が駆動軸70と、4個の搬送ローラ39a、39b、39c、39dに掛渡されてベルト71を介して搬送モータM2の駆動力により駆動するように構成されている。4個の搬送ローラ39a、39b、39c、39dは、対応する従動ローラ32、33、34、36に夫々圧設するように構成されている。
【0058】
さらに、本原稿搬送機構においては、スイッチバック経路22bと排出口を兼用する構成としている。大きい原稿、両面読取の原稿を搬送する場合はスイッチバック動作を実行する。原稿の排出は、排出フラッパ45bの移動と排紙ローラ37bの正逆転駆動により行う。
【0059】
排出フラッパ45bは、小さい原稿で巻き付け搬送の場合は、図3に示す「a」の位置、原稿を排出する時は「b」の位置、原稿をスイッチバックする時は「c」の位置に移動して、原稿を循環経路19、スイッチバック経路22b、又は排紙トレイ11に案内する構成とされている。この構成においては、スイッチバック経路22bと排出口が同一の経路で排出フラッパ45bの移動により原稿の搬送方向を制御する構成になっている。
【0060】
尚、上記した第2の実施形態例は、搬送ローラ39a、39b、39c、39dの構成と、スイッチバック経路22bと排出口を兼用する構成以外は、第1の実施の形態例と同一であるので説明を省略する。
【0061】
ここで、原稿サイズの判別について以下に説明する。
【0062】
先ず、第1の原稿サイズ判別方法は、原稿トレイ9上に設けられた2つの長さ検出センサS1とS2と原稿トレイ上の原稿の有無を検出するエンプティセンサS3により検出される。
【0063】
長さ検出センサS1、S2が「オフ」で、エンプティセンサS3のみ「オン」の時は、A4横以下の長さと判断する。長さ検出センサS1が「オフ」で、長さ検出センサS2及びエンプティセンサS3が「オン」の時は、A4縦以下の長さと判断する。さらに、長さ検出センサS1、S2、エンプティセンサS3が共に「オン」の時は、B4以上の長さと判断する。
【0064】
原稿が給紙経路16に搬送されると、レジストローラ30の上流側に配置されているレジストセンサS4が幅を判断する。レジストセンサS4は給紙経路16の原稿の幅方向に複数個配列され、これらのセンサの「オン」、「オフ」で幅方向の長さを判断する。原稿のサイズの判別は、上記したように原稿の搬送方向の長さと、原稿幅方向の長さの検出により原稿サイズを判別することとなる。
【0065】
第2の原稿サイズ判別方法は、原稿トレイ9上に設けられた2つの長さ検出センサS1とS2と、原稿トレイ上の原稿の有無を検出するエンプティセンサS3により検出される。
【0066】
長さ検出センサS1、S2が「オフ」で、エンプティセンサS3のみ「オン」の時は、A4横以下の長さと判断する。長さ検出センサS1が「オフ」で、長さ検出センサS2、エンプティセンサS3が「オン」の時は、A4縦以下の長さと判断する。さらに、長さ検出センサS1、S2、エンプティセンサS3が共に「オン」の時は、B4以上の長さと判断する。
【0067】
原稿の幅方向長は、第1の判別方法においては、レジストローラ30上流側の給紙経路16に原稿の幅方向に複数個配列したレジストセンサS4が幅を判断した。第2の原稿サイズ判別方法においては、原稿の側縁を規制する幅方向に移動自在のサイドプレート13の移動に連動して回転するスライドボリューム(可変抵抗器)(図示せず)によって検出する。
【0068】
原稿のサイズの判別は、上記したように原稿の搬送方向の長さと、スライドボリューム(可変抵抗器)による原稿幅方向の長さの検出により原稿サイズを判別することとなる。
【0069】
第3の原稿サイズ判別方法において、原稿搬送方向の長さ判別は、レジストローラ30で原稿をリードセンサS5に搬送して所定距離搬送後、原稿後端をレジストセンサS4が検出していなければ(レジストセンサS4が「オフ」の状態)、A4横以下の長さと判別し、レジストセンサS4が「オン」であれば、A4横以上の長さと判別する。
【0070】
原稿の幅方向長は、原稿の側縁を規制する幅方向に移動自在のサイドプレート13の移動に連動して回転するスライドボリューム(可変抵抗器)(図示せず)によって検出する。原稿のサイズの判別は、上記したようにレジストセンサS4による原稿の搬送方向の長さと、スライドボリューム(可変抵抗器)による原稿幅方向の長さの検出により原稿サイズを判別することとなる。
【0071】
第4の原稿サイズ判別方法においては、原稿搬送方向長さは、レジストローラ30で原稿をリードセンサS5に搬送して所定距離搬送後、原稿後端をレジストセンサS4が検出していなければ(レジストセンサS4が「オフ」の状態)A4横以下の長さと判別し、レジストセンサS4が「オン」であればA4横以上の長さと判別する。
【0072】
原稿の幅方向長は、レジストローラ30の上流側に配置されているレジストセンサS4が幅を判断する。レジストセンサS4は給紙経路16の原稿の幅方向に複数個配列され、これらのセンサの「オン」、「オフ」で幅方向の長さを判断する。原稿のサイズの判別は、上記したように原稿の搬送方向の長さと、原稿幅方向の長さの検出により原稿サイズを判別することとなる。
【0073】
尚原稿サイズの判別は、以上の4通りの方法が実施可能であるが、本実施の形態例においては第1の原稿サイズ判別方法を採用している。他の判別方法で実施することも可能である。また、原稿サイズを外部の操作パネルからの入力信号や、パソコン等を介して入力しても良い。
次に、本発明に係る画像読取方法の詳細について説明する。
【0074】
最初に、読取画像が白黒画像かカラー画像かの識別方法について説明する。
図4(a)は、各センサのカラー識別における相対感度と波長との関係を示す分光感度特性を示す図であり、図4(b)は白黒原稿の分光反射データを示す図である。図5(a)に示すように、赤ラインセンサ、緑ラインセンサ、青ラインセンサの読み取りレベルにおいて、各ラインセンサの分光感度のピークが生じる波長は、赤(R)、緑(G)、青(B)で異なるので、カラー原稿読取時には各ラインセンサの出力のピーク値の波長が相違することとなる。
【0075】
一方、図4(b)に示すように、白黒原稿の場合は、分光反射率は波長に依らず一定であり、各ラインセンサは白の画素に対して一様に高いセンサ出力を、黒の画素に対して一様に低いセンサ出力を示す。これによって、読み取った原稿が白黒原稿であるかカラー画像を含む原稿であるかが識別される。
【0076】
このように、原稿を識別するには、単に、各色のラインセンサの出力のピーク値の波長が相違するか否かを診ればよいことから、白黒読取モードの高速読み取りによって読み取られた画像データに基づいて識別可能であることに留意すべきである。
【0077】
本発明に係る色識別部は、後述するシェーディング補正部からデジタル信号に変換された赤ラインセンサ、緑ラインセンサ、青ラインセンサからの出力を受け取り、その各出力パターンに差があればカラー原稿と識別し、差がなければ白黒原稿と識別するように構成する。
【0078】
ところで、以下説明する本実施の形態においては、画像信号制御装置(以下、「制御装置」という)において読取手段が読み取った画像データを逐次記憶するデータメモリ部107(図5及び図6)を制御装置100内に具備する例について説明している。
【0079】
しかし、画像読取装置の種類によっては、画像データを記憶するデータメモリを具備せずに、読取手段からの画像データを補正処理した後に画像形成装置側に出力するタイプのものもある。このような場合、本発明においては、白黒データかカラーデータかの画像データの種別を識別する識別手段は、読取手段からの画像データの補正信号に基づいて行うこととなる。
【0080】
図5は、赤(R)、緑(G)、青(B)の3つのセンサの他に、白黒(B/W)センサを有する4本のラインセンサを用いた制御装置100の回路構成を示すものである。
【0081】
図5において、制御装置100は、原稿を読み取る4本のラインセンサ102W、102R、102G、102Bと、ラインセンサが読み取ったアナログデータを、デジタルデータに変換するA/D変換部103と、変換されたデータをシェーディング補正(光電変換素子間における感度補正)するシェーディング補正部104と、シェーディング補正されたデータの諧調を識別する色識別部106と、色識別部106により識別された結果を受けて画像読取装置の読取を制御する信号を出力する制御コントロール部108とで構成されている。
【0082】
さらに、制御装置100は、制御コントロール部108からのSEL信号により白黒データ又はカラーデータに切り替えて出力するセレクタ部105と、制御コントロール部108からのSEL信号によりデータを白黒の読み取り又はカラーでの読み取りに切り替えて記憶して画像形成装置に出力するデータメモリ部107で構成されている。
【0083】
図5に記載の制御回路の場合は、第1の読取モード(白黒読取モード)時における画像データは、白黒センサ102Wによって読み取られた画像データを使用するが、同時に、緑センサ102G、赤センサ102R及び青センサ102Bの出力に基づいて白黒原稿かカラー画像を含む原稿かを識別するのである。
【0084】
図6は、赤(R)、緑(G)、青(B)の3本のラインイセンサを用いた画像信号制御部100bである。
【0085】
画像信号制御部100bは、ライセンサ102R、102G、102Bと、このラインセンサが読み取ったアナログデータをデジタルデータに変換するA/D変換部103と、変換されたデータをシェーディング補正するシェーディング補正部104と、シェーディング補正されたデータに基づき黒の信号を生成する白黒ミックス変換部109と、シェーディング補正されたデータの諧調を識別する色識別部106とで構成されている。
【0086】
さらに、画像信号制御部100bは、色識別部により識別された結果を受けて画像読取装置に読取を制御する信号を出力する制御コントロール部108と、制御コントロール部108からのSEL信号により白黒データ又はカラーデータに切り替えて出力するセレクタ部105と、制御コントロール部108からのSEL信号により読み取りデータを白黒の読取又はカラーでの読取に切り替えて記憶して画像形成装置に出力するデータメモリ部107で構成されている。
【0087】
従って、図6に記載の制御回路の場合は、第1の読取モード(白黒読取モード)時における画像データは、緑センサ102G、赤センサ102R及び青センサ102Bの出力のAND値となる。そして、緑センサ102G、赤センサ102R及び青センサ102Bの出力パターンの相違があるかに基づいて白黒原稿かカラー画像を含む原稿かを識別するのである。
【0088】
ここで、本発明の実施例における原稿搬送の動作について説明する。図7乃至12は原稿搬送装置1において原稿が搬送され排紙されるまでの動作を説明する側面図である。
【0089】
A)先ず、小サイズの原稿で、片面読取の動作について説明する。図7(A−1)において、原稿トレイ9の原稿は繰出ローラ26が下降して原稿が繰り出され給紙ローラ28により1枚毎分離されて搬送経路17に搬送される。
【0090】
搬送経路17に設けられたリードセンサS5と給紙経路16に設けられたレジストセンサS4によりサイズが検出され(図の例では、S4が「オフ」で、即ち215.9mm以下)レターサイズ以下の長さであると判別される。スイッチバックフラッパ42、排出フラッパ45が共に「b」の位置に移動され、搬送ローラに巻き付け搬送される(プレスキャン)。この時点で色識別も実行される(図7(A−2))。
【0091】
ここで、色識別に基づいた読取速度により、再読取(本読取)を開始する(図7(A−3))。排出フラッパ45は、「a」に位置され、原稿は排紙経路18から排紙ローラ37によって排紙トレイ11に排紙される(図7(A−4))。
【0092】
B)次に小サイズで両面読取の原稿の動作について説明する。図8(B−1))において、上記の図7(A−1)乃至(A−3)までの表面の読取動作は片面の読取は同じ動作である。表面の読取が終了した原稿は、スイッチバック経路22に案内される。この時スイッチバックフラッパ42は、「a」の位置に移動されている(B−1)。
【0093】
次に、原稿の後端をスイッチバックセンサS6が検出するとスイッチバックローラ40は逆回転し、原稿を循環経路19に搬送する。この時排出フラッパ45は、「b」の位置に移動している(図8(B−2))。読取位置に搬送された原稿は裏面をプレスキャンされる。この時も排出フラッパ45は、「b」の位置にある。原稿はプレスキャン中に色識別がされる(図9(B−3))。色識別結果により色識別に基づいた読取速度により、再読取(本読取)を行う(図9(B−4))。ここで、スイッチバックフラッパ42は「a」の位置に移動されている。
【0094】
本読取が終了した原稿はスイッチバック経路22に案内される(図9(B−5))。これは原稿の裏表を反転しページをそろえるためである。排出フラッパ45は、「a」の位置に移動されている。スイッチバックが終了した原稿は、排紙経路18から反転され排紙ローラ37によって排紙トレイ11に排出される(図10(B−6))。
【0095】
C)大きいサイズの原稿の両面読取の動作について説明する。原稿トレイ9の原稿は繰出ローラ26、給紙ローラ28により1枚毎分離されて搬送経路17に搬送される。搬送経路17に設けられたリードセンサS5と給紙経路16に設けられたレジストセンサS4によりサイズが検出され(S4が「オン」で、即ち215.9mm以上)レターサイズ以上の長さであると判別される。スイッチバックフラッパ42は、「a」の位置に移動されている。
【0096】
プレスキャンされた原稿は、スイッチバック経路22に搬送される。この時色識別が行われる(図10(C−1))。スイッチバックの終了した原稿は循環経路19を介して再度搬送経路17に搬送される。この時排出フラッパ45は、「b」の位置に移動されている(図10(C−2))。
【0097】
原稿は読み取り位置に搬送されるが、この時、読み取りは実行されない。これは、読取面(表面)がスイッチバックによって反転し裏面が読み取り位置に面しているためである。この時スイッチバックフラッパ42は「a」の位置である(図11(C−3))。原稿は再度スイッチバック経路22に搬送され、スイッチバック終了後、さらに先に識別した読取モードの読取速度で本読取が実行される(図11(C−4))。
【0098】
本読取が終了した原稿は、再度スイッチバック経路22に案内され(スイッチバックフラッパ「a」の位置)、スイッチバック終了後、裏面を識別するため循環経路19から読取位置に搬送され裏面の色識別が行われる(図11(C−5))。以下裏面を読み取るために表面の読取と同様な動作を実行する((C−2)から(C−4))。
【0099】
裏面の読取が終了すると原稿はスイッチバック経路22に搬送される。この時、排出フラッパ45は「a」の位置に移動される(図12(C−6))。スイッチバックの終了した原稿はページ順を揃えるために排出口で反転して排紙トレイ11に排紙される(図12(C−7))。次の原稿の読取は、図10(C−1)の動作から繰り返し実行される。
【0100】
次に、本実施形態例における原稿読取処理を図に示すフローチャートを参照して説明する。図13至図16は処理の流れ説明するフローチャートを示すものである。
【0101】
図13において、本画像読取装置によって原稿の読み取りを開始する際に(ST1)、操作者は、読取モードの設定を行う(ST2)。カラー読取モードに設定されたならば(ST3)、低速のカラー画像モード(100mm/sec)による画像読み取りが行われる。白黒読取モードに設定されたならば(ST5)、高速の白黒読取モード(200mm/sec)による画像読み取りが行われる。そして、自動カラーセレクト(ACS)モードに設定された場合(ST4)には、高速のACS読取モード(300mm/sec)による読み取りが行われる。
【0102】
図14は、原稿サイズを判別する処理のフローチャートを示す。ここで、ACS読取モードに設定された原稿の読取例をフローチャートに基づいて説明する。読み取りモードは、ACSモードに設定されている(ST10)。先ずスタートキーが押されたら(ST11)原稿の大きさを判別する(ST12)。
【0103】
図15は、小サイズ原稿の画像読取処理のフローチャートを示す。原稿が小さいと判別された時(ST20)は、スイッチバックフラッパ42、排出フラッパ45が共に「b」の位置に移動する(ST21)。プレスキャンを高速の読み取り速度(300mm/sec)で実行し原稿面はカラー画像を含むか否かを識別する(ST22)。
【0104】
カラー画像を含むと識別されると、読み取りモードをカラー読取モードに設定する(ST23)。カラー読取モード(100mm/sec)で読取を実行する(ST24)。裏面の読取が完了か否かのチェックを行い(ST25)、裏面の読取がある時はステップ22で裏面の原稿面の白黒/カラーの識別を行う、カラー画像を含むときは同様にステップ23(ST23)、ステップ24を実行する。原稿裏面の読取が終了すると排紙トレイ11に排紙を行う(ST26)。
【0105】
原稿面の識別で、カラー画像を含まない白黒画像であると識別されると(ST22)、読取モードを白黒モードに設定する(ST30)。白黒モードの読取速度(200mm/sec)で読取を実行する(ST31)。表面の読取が終了すると裏面の読取を表面の読取と同様に裏面の画像の識別ステップ(ST22)から上記した読取を実行する。裏面の読取が完了すると(ST32)、原稿は排紙トレイ11に排紙され処理は終了する(ST26)。
【0106】
次に、原稿サイズが大きいサイズと判別されると(ST12)、▲2▼に示すステップの処理が実行される(ST40)。図16は、大きいサイズ原稿の画像読取処理のフローチャートを示す。この時、スイッチバックフラッパ42は、「a」の位置に移動される(ST41)。
【0107】
原稿の表面にカラー画像を含むか否かの識別が行われる(ST42)。この時の原稿読取速度は、300mm/secで行われる。カラー原稿であると識別されると、原稿は読み取られることなくスイッチバックフラッパ42に案内されてスイッチバック経路22に搬送されるが、このまま読み取り位置に搬送すると裏側を読み取ることになるため原稿を反転するため空送りを実行しスイッチバックして再度反転しカラー読取モードで本読取を実行する(ST45)。この時の読取速度は100mm/secである。
【0108】
表面の読み取りを終了すると裏面の読み取りがあるか否かを判定し(ST46)、裏面の読み取りがある時は、裏面の白黒/カラー画像を識別するステップ(ST42)から繰り返し実行する。原稿は裏面の読取が終了すると排出スタッカに排出される(ST54)。
【0109】
一方、原稿がカラー画像を含まないと識別された場合は(ST42)、原稿を読み取ることなくスイッチバック反転を実行する(ST50)。読み取りモードを白黒モードに設定する(ST51)。再度反転の後、白黒モードの読取速度で本読取を実行する(ST52)。この時の読取速度は200mm/secで読み取りを実行する。
【0110】
表面の読み取りを終了すると裏面の読み取りがあるか否かを判定し(ST53)、裏面の読み取りがある時は、裏面の白黒/カラー画像を識別するステップ(ST42)から繰り返し実行する。原稿は裏面の読み取りが終了すると排出スタッカに排出される(ST54)。
【0111】
以上、詳しく説明したように、本発明の画像読取装置は、原稿トレイ上から繰り出された原稿を読取位置に案内する搬送する搬送経路と、搬送された原稿を前記読取位置で読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られた原稿が白黒原稿であるか又はカラー画像を含む原稿であるかを識別する識別手段と、原稿の表裏を反転することなく前記識別手段で識別した前記原稿を再び前記読取位置に搬送案内する循環経路と、原稿を前記読取位置から排紙トレイに案内する排出経路と、前記読取位置から搬送される原稿を前記循環経路に導くか又は前記排紙経路に導くかを選択する選択手段と、を備え、前記循環経路から送られてくる原稿の同一原稿面を前記識別結果に応じて再度読み取るように構成されている。
【0112】
ここで、白黒原稿とカラー画像を含む原稿の原稿識別の際の識別搬送速度、白黒原稿の際の原稿読み取り速度、カラー画像を含む原稿の読み取り速度を夫々設定して、プレスキャン/本スキャンの読み取り処理の速度を最適かつ高速処理化することを
実現したのである。
【0113】
本発明は、さらに、特に多用される原稿サイズのもののみの搬送経路を切り換えて処理速度を向上させることを実現し、原稿の両面画像の読取においても、白黒画像かカラー画像かを識別し、識別に基づいた読取速度で表裏を読み取ることができることにより、高速の処理速度による画像読み取りを実現したのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の画像読取装置の例を示す。
【図2】図1のADFの原稿搬送機構を示す。
【図3】本発明に係る第2のADFの原稿搬送機構を示す。
【図4】(a)部は、各センサのカラー識別における相対感度と波長との関係を示す分光感度特性図であり、(b)部は、白黒原稿の分光反射データを示す。
【図5】白黒センサを有する4ライン・イメージセンサを用いた画像信号制御部の回路構成を示す。
【図6】3ライン・イメージセンサを用いた画像信号制御部の回路構成を示す。
【図7】小サイズの原稿搬送の動作について説明する搬送機構の側面図を示す。
【図8】小サイズの原稿搬送の動作について説明する搬送機構の側面図を示す。
【図9】小サイズの原稿搬送の動作について説明する搬送機構の側面図を示す。
【図10】大サイズの原稿搬送の動作について説明する搬送機構の側面図を示す。
【図11】大サイズの原稿搬送の動作について説明する搬送機構の側面図を示す。
【図12】大サイズの原稿搬送の動作について説明する搬送機構の側面図を示す。
【図13】画像読取装置における読取モードの設定を示す。
【図14】原稿サイズを判別する処理のフローチャートを示す。
【図15】小サイズ原稿の画像読取処理のフローチャートを示す。
【図16】大サイズ原稿の画像読取処理のフローチャートを示す。
【符号の説明】
1 自動原稿搬送装置(ADF)
2 読取装置
3 第1のプラテン
4 光源
5 ミラー
6 集光レンズ
8 第2のプラテン
9 原稿トレイ
11 排紙トレイ
16 給紙経路
17 搬送経路
18 排紙経路
19 循環経路
28 給紙ローラ
31、39 搬送ローラ
37 排紙ローラ
40 スイッチバックローラ
42 スイッチバックフラッパ
45 排出フラッパ
100 制御装置
S1、S2、S3、S4、S5、S6、S7 センサ
M1 給紙モータ
M2 搬送モータ

Claims (15)

  1. 原稿トレイ上から繰り出された原稿を読取位置に案内する搬送経路と、
    搬送された原稿を前記読取位置で読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた原稿が白黒原稿であるか又はカラー画像を含む原稿であるかを識別する識別手段と、
    原稿の表裏を反転することなく前記識別手段で識別した前記原稿を再び前記読取位置に搬送案内する循環経路と、
    原稿を前記読取位置から排紙トレイに案内する排出経路と、
    前記読取位置から搬送される原稿を前記循環経路に導くか又は前記排紙経路に導くかを選択する選択手段と、を備え、
    前記循環経路から送られてくる原稿の同一原稿面を前記識別結果に応じて再度読み取ることを特徴とする画像読取装置。
  2. 前記識別手段によって原稿を識別する際の原稿搬送速度は、カラー画像を含む原稿と識別された原稿の再読み取り時の搬送速度よりも高速に設定されることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  3. 前記識別手段によって原稿を識別する際の原稿の第1搬送速度と、カラー画像を含む原稿と識別された原稿の再読み取り時の第2搬送速度と、白黒原稿と識別された原稿の再読み取り時の第3搬送速度は、それぞれ相違することを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
  4. 前記3つの搬送速度は、[前記第2搬送速度<前記第3搬送速度≦前記第11搬送速度]の関係に設定されることを特徴とする請求項3記載の画像読取装置。
  5. 搬送される原稿を所定の読取位置で読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた原稿が白黒原稿であるか又はカラー画像を含む原稿であるかを識別する識別手段と、
    前記読取位置を通過する原稿の搬送方向の長さを判別する原稿長判別手段と、前記読取位置を通過した原稿の表裏を反転すると共に前記識別手段よって識別された原稿を再び前記読取位置に搬送案内するスイッチバック経路と、
    前記識別手段によって識別された原稿の表裏を反転することなく再び前記読取位置に搬送案内する循環経路と、
    前記原稿長判別手段の判別結果に応じて、前記読取位置を通過した原稿を前記スイッチバック経路に案内して前記読取位置に再び搬送するか、前記循環経路に案内して前記読取位置に再び搬送するかを選択する選択手段と、
    を備えることを特徴とする画像読取装置。
  6. 前記スイッチバック経路は、前記読取位置の下流側において前記循環経路より分岐し、再び前記循環経路に合流する経路からなることを特徴とする請求項5記載の画像読取装置。
  7. 前記原稿判別手段によって所定の長さ未満の原稿であると判別された原稿は、前記循環経路を経由して再び前記読取位置に搬送され、
    前記原稿判別手段によって所定の長さ以上原稿であると判別された原稿は、前記スイッチバック経路を経由して前記読取位置に搬送される、
    ことを特徴とする請求項5記載の画像読取装置。
  8. 前記循環経路を選択して前記読取位置に原稿を搬送したときは、前記読取手段により原稿の読み取りを実行し、
    前記スイッチバック経路を選択して前記読取位置に搬送したときは、再度前記スイッチバック経路に搬送案内して2度目に前記読取位置に搬送したときに前記読取手段によって原稿の読み取りを実行する、
    ことを特徴とする請求項5記載の画像読取装置。
  9. 前記原稿長判別手段は、原稿の搬送方向長さを外部から入力されたデータによって判別する請求項5記載の画像読取装置。
  10. 原稿トレイ上の原稿を読取位置に案内する搬送経路と、
    前記読取位置を通過する原稿を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られた原稿が白黒原稿かカラー画像を含む原稿かを識別する識別手段と、
    前記読取位置の下流側に配置され、原稿の表裏を反転することなく再び前記読取位置に返送案内する循環経路と、
    前記読取位置の下流側に配置され、原稿の表裏を反転すると共に原稿の他方の面を前記読取位置に返送案内するスイッチバック経路と、
    原稿を前記読取位置から排紙トレイに案内する排出経路と、を備え、
    前記読取手段によって原稿の両面を読み取る際に、原稿を前記循環経路、前記スイッチバック経路、前記循環経路の順に搬送することを特徴とする画像読取装置。
  11. 搬送される原稿を所定の読取位置に配置された光学読取手段によって読み取るための原稿読取方法であって、
    搬送方向における原稿の長さを判別するステップと、
    前記読取位置を通過する原稿画像を読み取るステップと、
    読み取られた原稿が白黒原稿であるか又はカラー画像を含む原稿かを識別するステップと、
    判別した原稿の長さに応じて、前記読取位置の下流に配置された原稿の表裏反転を行うスイッチバック経路に搬送して再度読取位置に搬送するか、又は原稿の表裏反転を行わない循環経路に案内して再度読取位置に搬送するかを選択するステップと、
    前記スイッチバック経路又は前記循環経路の何れかの経路を介して原稿を前記読取位置に搬送するステップと、
    前記識別の結果に応じて原稿画像の読み取りモードを設定するステップと、
    前記設定された読取モードによって原稿画像を再度の読み取りを実行するステップと、
    の各ステップを有することを特徴とする画像読取方法。
  12. 前記原稿判別手段によって所定の長さ以上の原稿であると判別された原稿は、前記スイッチバック経路を経由して再度前記読取位置に搬送され、
    前記原稿判別手段によって所定の長さ未満の原稿であると判別された原稿は、前記循環経路を経由して再度前記読取位置に搬送される、
    ことを特徴とする請求項11記載の画像読取方法。
  13. 原稿トレイ上から繰り出された原稿を読取位置に案内する搬送経路と、
    前記読取位置を通過した原稿の表裏を反転することなく再び前記読取位置に返送案内する循環経路と、
    前記読取位置を通過した原稿の表裏を反転して前記読取位置に返送案内するスイッチバック経路と、
    前記読取位置の下流側に位置し、前記読取位置を通過した原稿を前記循環経路又は前記スイッチバック経路の何れかの経路に導くかを選択するための選択手段と、
    を備えることを特徴とする原稿搬送装置。
  14. 前記循環経路及び前記スイッチバック経路は、前記読取位置の上流側で前記搬送経路に合流することを特徴とする請求項13に記載の原稿搬送装置。
  15. 前記選択手段による前記選択は、前記読取位置を通過する原稿の長さに応じて決定されることを特徴とする請求項14に記載の原稿搬送装置。
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