JP2004051081A - 車両及びその音響発生方法 - Google Patents

車両及びその音響発生方法 Download PDF

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鳥羽 伸和
Kiyohisa Sugii
杉井 清久
Yukio Tada
多田 幸生
Motoaki Miyabe
宮部 素明
Osamu Maeda
前田 修
Akihiro Yoshizawa
吉澤 彰浩
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K15/00Acoustics not otherwise provided for
    • G10K15/02Synthesis of acoustic waves

Abstract

【課題】操作手段の操作や車両の状態に応じて「音」を適宜に発生させる。
【解決手段】車両状態検出手段により操作手段の操作に応じて発生する操作情報を少なくとも含む車両の状態情報が発生されると、上記車両の状態情報と対応付けられている楽音制御情報が決定されて、楽音形成手段では該楽音制御情報に基づき楽音信号を形成する。対応付け手段は、上記車両の状態情報と楽音制御情報とを対応付ける。このようにすると、操作手段の操作に応じて発生する操作情報を少なくとも含む車両の状態情報と楽音制御情報との対応関係に従い、操作手段の操作や車両の状態に応じて所定の効果音や楽音などの「音」を適宜に発生させることができるようになる。
【選択図】    図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の走行状態や車両の操作状態に応じて所定の効果音や楽音などの「音」を発生する車両において、複数の走行状態や操作状態に応じて発生させる「音」をユーザが適宜に変更して、ユーザの嗜好に応じた「音」をその都度発生することのできるようにした車両及びその音響発生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、車両の走行状態や車両の操作状態に応じて所定の効果音や楽音などを発生する車両が知られている。すなわち、自動車やオートバイなどの車両においては、運転者に対して当該車両の走行状態や車両の操作状態を知らせたり、あるいは歩行者などに当該車両に対しての注意を促すことなどのために、車両の走行状態や車両の操作状態に応じて運転者や歩行者の聴覚に訴える所定の効果音や楽音などの「音」を発生することができるようになっている。例えば、車両が一定以上のスピードである場合には「ピコン、ピコン」などのようなスピード警告音を発生することによって運転者に対して車両の走行状態に関して注意を促すし、ウインカーが操作された場合には「カッチ、カッチ」といったようなウインカー点滅音を発生することによって運転者に対して車両の操作状態を知らせることができるようになっている。また、車両を後進するような場合には「ピッピー、ピッピー」あるいは「バックします、バックします」などのような所定の警告音を発生して、運転者のみならず歩行者などに対して注意を促すことができるようにもなっている。さらに、最近では電動モータを駆動源として走行する電動式車両(例えば、電動式スクーターや電気自動車など)の開発が進んでおり、こうした電動式車両においてはその静粛性に鑑みてあえてエンジン音を模した擬似音などを発生させることによって、運転者に対して車両の走行状態や車両の操作状態を知らせたり、あるいは歩行者などに当該車両に対しての注意を促すようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来の車両において複数の要素(つまり、車両の走行状態や車両の操作状態)に応じて発生させていた所定の効果音や楽音などの「音」は遊び心の全くない画一的な単調音であり、また、これらの「音」をユーザが好みの音に適宜に変更することができなかった。そのため、運転者や歩行者に対して車両への注意を促すことができず、運転者や歩行者にとって危険が及ぶことがあり非常に都合の悪いものであった。すなわち、画一的な単調音であると、運転者や歩行者がその音に慣れてしまったり、多くの車両がある場合にはどの車両が発している音であるのかを素早く区別することができないことから、運転者や歩行者に対して的確な注意を促すことができない。このように、既存の車両においては車両の走行状態(例えば加速状態等)や車両の操作状態(例えばウィンカーやハンドルあるいはアクセルなどの操作状態等)に応じて発生させていた音が画一的であり、運転者の好みに応じて「音を着替える」といったことができなかったために、運転者にとって車両を操作することが面白みなくつまらないものとなるだけでなく、運転者や歩行者に対して積極的に注意を促すことができずに危険である、という問題点があった。
【0004】
本発明は、車両の走行状態や車両の操作状態に応じて発生させる所定の効果音や楽音などの「音」をユーザが適宜に変更することによって、運転者や歩行者に対してオリジナルな「音」を用いての積極的な注意を促すことができ、また運転者にとり車両を運転することが楽しくなる、従来にない車両及びその音響発生方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る車両は、操作手段の操作に応じて発生する操作情報を少なくとも含む車両の状態情報を発生する車両状態検出手段と、上記車両の状態情報と楽音制御情報とを対応付ける対応付け手段と、前記対応関係に従って、前記車両の状態情報の発生に応じて該情報に対応付けられた楽音制御情報に基づき楽音信号を生成する楽音形成手段とを有するものである。
【0006】
この発明では、車両の状態情報と楽音制御情報とを対応付けておき、該対応関係に従って、前記車両の状態情報の発生に応じて該情報に対応付けられた楽音制御情報に基づいて楽音信号を生成する。すなわち、車両状態検出手段により操作手段の操作に応じて発生する操作情報を少なくとも含む車両の状態情報が発生されると、上記車両の状態情報と対応付けられている楽音制御情報が決定されて、楽音形成手段では該楽音制御情報に基づき楽音信号を形成する。対応付け手段は、上記車両の状態情報と楽音制御情報とを対応付ける。このようにすると、操作手段の操作に応じて発生する操作情報を少なくとも含む車両の状態情報と楽音制御情報との対応関係に従い、操作手段の操作や車両の状態に応じて所定の効果音や楽音などの「音」を適宜に発生させることができる。したがって、自己表現あるいは車両を運転することの楽しみを提供する、あるいは運転者や歩行者に対して「音」を用いての積極的な注意を促す、従来にない車両を提供することができるようになる。
【0007】
本発明の請求項2に係る車両は、各々の操作に応じて操作情報を発生する複数の操作手段と、車両の走行状態に応じて走行情報を発生する1乃至複数の走行状態検出手段と、各種の操作情報及び走行情報に楽音制御情報を対応付けた対応付け手段と、前記対応付け手段における各種の操作情報及び走行情報と楽音制御情報との対応関係を変更する変更手段と、前記変更された対応関係に従って、前記操作情報及び前記走行情報の少なくとも一方の発生に応じて該情報に対応付けられた楽音制御情報を取得し、該取得した楽音制御情報に基づき該発生した操作情報又は走行情報に応じた楽音信号を形成する楽音形成手段とを有するものである。これによると、対応付け手段における各種の操作情報及び走行情報と楽音制御情報との対応関係を変更することによって、車両の操作・走行に伴いユーザ自らの嗜好に応じた所定の効果音や楽音などの「音」を適宜に変更して発生させることができるようになる。
【0008】
本発明の請求項3に係る車両は、各々の操作に応じて操作情報を発生する複数の操作手段と、車両の走行状態に応じて走行情報を発生する1乃至複数の走行状態検出手段と、各種の操作情報及び走行情報に楽音制御情報を対応付けたテーブルを複数有するテーブル手段と、前記テーブル手段の有する複数のテーブルのうちのいずれか1つを選択する選択手段と、前記選択されたテーブルに従って、前記操作情報及び前記走行情報の少なくとも一方の発生に応じて該情報に対応付けられた楽音制御情報を取得し、該取得した楽音制御情報に基づき該発生した操作情報又は走行情報に応じた楽音信号を形成する楽音形成手段とを有する。こうすると、ユーザ自身がテーブルを選択するだけで、車両の操作・走行に伴い発生させる「音」をユーザが適宜に変更することができるようになり有利である。
【0009】
本発明は、装置の発明として構成し、実施することができるのみならず、方法の発明として構成し実施することができる。また、本発明は、コンピュータまたはDSP等のプロセッサのプログラムの形態で実施することができるし、そのようなプログラムを記憶した記憶媒体の形態で実施することもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照してこの発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0011】
図1は、この発明に係る車両全体の一実施例を示す構成ブロック図である。本実施例に示す車両は、例えばマイクロプロセッサユニット(CPU)、リードオンリメモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)を含むワンチップ構成のマイクロコンピュータである制御手段1による制御の下に各種処理を実行することにより、当該車両全体の動作が制御されるようになっている。すなわち、車両全体の動作制御は制御手段1が所定の制御プログラム(ソフトウェアプログラム)を動作することにより行われる。特に、この実施例に示す制御手段1では後述する「イベント処理」(図4参照)を実行することで、ユーザによる操作手段3の操作状態(例えば、ハンドルやアクセルペダルあるいはブレーキペダルなどの操作、各種スイッチのON/OFF操作など)や当該車両の走行状態(例えば、車両の加速・減速状態、発動機6の回転数など)を検知し、これらの検知した操作状態や走行状態の各々に対応した所定の効果音や楽音などを車両内部や車両外部に向けて発生するように当該車両を制御する。すなわち、制御手段1では常に各操作手段3の操作状態や車両の走行状態を検知しており、検知情報を取得すると該取得した検知情報に対応した所定の発音イベントを発生する。そして、該発音イベントに基づいて音源手段7に対応する楽音信号の発音/消音指示などを行うことによって、予め定義済みである所定の効果音や楽音などを発する(詳しくは後述する)。
【0012】
なお、上述したような車両全体の動作制御はコンピュータソフトウエアプログラムの形態に限らず、DSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)によって処理されるマイクロプログラムの形態でも実施可能であり、また、この種のプログラムの形態に限らず、ディスクリート回路又は集積回路若しくは大規模集積回路等を含んで構成された専用ハードウエア装置の形態で実施してもよい。
【0013】
上記したような制御手段1に対しては、記憶手段2、操作手段3、表示手段4、通信手段又は外部記憶手段5、発動機6、音源手段7がそれぞれ接続されている。記憶手段2は、例えば制御手段1が実行するエンジン制御や音源制御のための各種制御プログラムや、音源制御時に用いる音色データや音色アサインテーブルなどの各種データを予め記憶した、ROMやRAMあるいはハードディスクなどの記憶装置である。該記憶手段2は好適には車両の走行に伴って生ずる振動や揺れなどの影響を受けにくいROMやRAMなどの半導体記憶素子であるのがよいが、車両に生ずる振動や揺れに耐え影響を受けないように構成されているのであればハードディスクのようなものであってもよい。操作手段3は、ハンドル、アクセルやブレーキ等のペダル、各種スイッチ(例えば、ヘッドライトやハザードランプあるいはウィンカーなどのライト類を点灯/消灯するためのスイッチ等)、音色設定のためのパネル操作子、あるいはドアノブ等、運転者が直接操作を行う操作子である。パネル操作子が操作された場合、制御手段1ではパネル操作子の操作に応じて発音イベントに対応する音色を変更する。他方、その他の操作手段3が操作された場合、制御手段1では操作された操作手段3に対応した発音イベントを発生し、これに基づき音源手段7を制御して所定の効果音や楽音などを発する。表示手段4は、スピードやエンジン回転数などを表示するためのメータ類、ヘッドライトやハザードランプあるいはウィンカーなどのライト類そのもの、ライト類の点灯状態などを表示するための表示灯、その他の各種情報を表示するための液晶表示パネル(LCD)やCRT等から構成されるディスプレイなどである。
【0014】
通信手段又は外部記憶手段5は、当該車両外部から制御プログラムや音色データあるいは音色アサインテーブルなどの各種情報を追加的に取得するための外部情報取得手段である。通信手段である場合には、例えばLANやインターネット若しくは電話回線等の通信ネットワークに接続し、該通信ネットワークを介して接続されるサーバ装置のような外部機器から各種情報を受信して記憶手段2に記憶することにより、予め記憶していた各種情報に加えて追加記憶した各種情報を使用することができるようになる。こうした通信手段としては、有線のもの(例えば、RS−232C、USB(ユニバーサル・シリアル・バス)、IEEE1394(アイトリプルイー1394)等の汎用のインタフェースを用いたもの)に限らず無線のもの(例えば、TDMAやCDMAやPHS方式等の携帯端末のプロトコルを用いたもの、あるいはブルートゥース(商標)やIEEE802.11b等の無線LANを用いたものなど)であってもよい。また、双方を具えていてもよい。
【0015】
他方、外部記憶手段である場合には、外部記憶媒体に記憶された各種情報の中から所望の情報を取得することにより、予め記憶していた各種情報に加えて追加記憶した各種情報を使用することができるようになる。例えば、ROMに制御プログラムが記憶されていないような場合、外部記憶手段に制御プログラムを記憶させておき、それをRAMに読み込むことにより、前記ROMに制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPUにさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。なお、外部記憶手段としては、カード型や板ガム型の形状をしたメモリカード等の半導体記憶素子、フレキシブルディスク(FD)等の磁気記憶デバイス、コンパクトディスク(CD−ROM・CD−RAM)、光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digital Versatile Disk)等の光学読み出しデバイスなど、着脱自在な様々な形態の外部記憶媒体を利用する記憶装置であればどのようなものであってもよい。
【0016】
発動機6は電動モータや内燃機関(エンジン)などの車両の動力源であって、制御手段1からの供給電力制御や着火タイミング制御等に従って該発電機6に対する制御が行われ、発動機6を制御することで当該車両を走行させたり停止させたりすることができるようになっている。こうした発動機6において回転数が変化した場合、制御手段1では回転数の変化に対応した発音イベントを発生し、これに基づき音源手段7を制御して所定の効果音や楽音などを発する。音源手段7は、例えばFM音源やPCM音源等の種々の音源方式が採用可能であり、複数のチャンネルで楽音信号の同時発生が可能な音源である。音源手段7はMIDI規格により楽音の発生等を制御可能なものであるとして以下説明を行う。なお、音源手段7は回路装置として実現してもよいし、DSP(Digital Signal Processor)やCPUによって実行されるソフトウエアプログラムとして実現してもよい。後者の場合、上記通信手段または外部記憶手段5により音源方式を容易に変更することができる。制御手段1で発生した発音イベントに応じて音源手段7から発生される楽音信号はディジタル/アナログ(D/A)変換器8により所定の信号処理が施され、該信号処理された楽音信号はアンプやスピーカ等9を介して発音される。すなわち、制御手段1は発音イベントを発生して、音源手段7に対応する楽音信号の発音/消音指示を行う。
【0017】
ここで、上述した記憶手段2におけるROM及びRAMの所定記憶領域に記憶する各種データについて、図2を用いて各々説明する。図2は、ROM及びRAMの所定記憶領域に記憶する各種データの一実施例を示す該念図である。図2(a)はROM及びRAMの所定記憶領域に記憶する各種データを示す概念図であり、図2(b)は音色アサインテーブルのデータ構成の一実施例を詳細に示す概念図である。
【0018】
まず、ROM及びRAMの所定記憶領域に記憶する各種データについて簡単に説明する。図2(a)から理解できるように、ROMの所定記憶領域に記憶する各種データは、エンジン制御プログラムや音色制御プログラムなどのファームウェア(つまり、CPUが実行する各種制御プログラム)等、プリセット音色データ、プリセット音色アサインテーブルである。他方、RAMの所定記憶領域に記憶する各種データは、CPUが各種制御プログラムを実行する際に発生するデータを一時的に記憶するワーキングエリア等、音色データ、音色アサインテーブルである。音色データは音源手段7において形成される楽音の音色を規定するパラメータやデータ等であり、例えばMIDIの仕様に倣うとすると128個分の音色データが予めROMに記憶されている(つまり、プリセットデータ)。音色アサインテーブルは各操作手段3の操作状態や車両の走行状態などと所定の音色データとを1対1に関連付けるためのデータであり、これも音色データと同様に予めROMに記憶されている(つまり、プリセットデータ)。この音色アサインテーブルについてはそのデータ構成を後述することから、ここでの説明を省略する。
【0019】
こうしたROMに予めプリセットされている音色データや音色アサインテーブルに対し、RAMに記憶される音色データや音色アサインテーブルは、通信手段又は外部記憶手段5を介して車両外部から新たに追加されたデータ、あるいはROMに記憶されているプリセットデータをユーザがコピーして加工することによって新たに生成されたデータなどである。すなわち、ROMに記憶されている音色データや音色アサインテーブルはユーザが変更・追加等のできないプリセットデータであるのに対し、RAMに記憶される音色データや音色アサインテーブルはユーザが変更・追加等を適宜に行うことが可能なデータである。このように、音色データと音色アサインテーブルは、ROMに記憶されたもの以外のデータをユーザが適宜にメモリカードやサーバ装置などからRAMに追加することができるようになっている。
【0020】
次に、ROM及びRAMに記憶される各種データのうち、特に音色アサインテーブルのデータ構成について詳細に説明する。音色アサインテーブルは、各操作手段3の操作状態や車両の走行状態などの各イベント種別毎に所定の音色データを1対1に関連付けたデータである。この図2(b)に示す実施例では全部でN個の音色アサインテーブルが記憶されており、テーブル番号1の音色アサインテーブル(Tbl1)は予めROMに記憶されているプリセットデータであり、その他のテーブル番号の音色アサインテーブル(Tbl2〜TblN)はRAMに記憶された新規の追加データである。音色アサインテーブルにおける「イベント種別」は、制御手段1が各操作手段3の操作状態や車両の走行状態などの検知を行った場合に発生する発音イベントの種類である。該実施例に示す音色アサインテーブルにおいて、例えば「起動」イベントは発動機6が起動された場合、つまりスイッチオンされた場合に制御手段1が発生する発音イベントに対応するし、「アクセル」イベントは操作手段3としてのアクセルペダルが操作された場合に制御手段1が発生する発音イベントに対応するし、「ハンドルR」イベントは操作手段3としてのハンドルが右にきられた場合に制御手段1が発生する発音イベントに対応する。さらに、「回転数」は車両の走行状態としてエンジンや電動モーターなどの電動機6の回転数が所定回転数だけ上がったり下がったりした場合に制御手段1が発生する発音イベントである。すなわち、制御手段1が検知することのできる各操作手段3の操作状態や車両の走行状態などに対応して、イベント種別は定義されている。
【0021】
各テーブル(Tbl1〜TblN)では、上記したイベント種別毎に対応させた音色データ、つまりROMやRAMに記憶された複数の音色データのいずれか1つを指し示す音色ナンバが定義される。音源手段7では、前もって選択済みの音色アサインテーブルに従って、各イベント種別毎に決定される音色データに基づき所定の効果音や楽音などを発生する。例えば、テーブル番号1の音色アサインテーブル(Tbl1)を使用した場合、発音イベントとして「起動」イベントが発生すると、音色ナンバ「0」が付された音色データに決定し、これに基づき所定の効果音や楽音を発生する。例えば、音色ナンバ「0」が付された音色データに基づいて、ガソリンエンジンやジェットエンジンあるいはロケットエンジンなどのスタート音を発生する。また、発音イベントとして「ウィンカーR(L)」イベントや「ホーン」イベントなどが発生すると、例えばウィンカー点滅に同期したウィンカーのクリック音や、ホーン操作に応じたホーン音といった効果音などを発生する。
【0022】
なお、上述した実施例に示した音色アサインテーブルにおいては各操作手段3の操作状態や車両の走行状態などの各イベント種別1つ1つ毎に所定の音色データを1つ関連付けたものを示したがこれに限らず、複数のイベント種別の組み合わせ毎に所定の音色データを1つ関連付けるようにしてもよい。例えば、操作手段3の操作状態と車両の走行状態とを組み合わせた「アクセル+回転数」イベントのようなイベント種別を設け、これに所定の音色データを関連付けるようにしてよい。また、操作手段3の操作量や車両の走行状態の変化量などに応じて異なるイベント種別を設け、これらのイベント種別毎に音量や音高などが異なる音色データを関連付けるようにしてもよい。例えば、「回転数3000rpm以下」「回転数3001〜7000rpm」「回転数7001rpm以上」などのように段階的な車両の走行状態の変化量に応じたイベント種別を設け、それぞれのイベント種別毎に異なる音色データを関連付けるとよい。
【0023】
なお、発生する効果音や楽音などの特性(つまり音色、音量、音高あるいは楽音効果等)を操作手段3の操作量(例えば、ハンドル切れ角、アクセルペダルの踏み込み量)等に応じて変化させるようにしてもよい。例えば、ハンドルの切れ角をベロシティに変換し、センター:64、右方向最大:128、左方向最大:0とし、切れ角に応じたベロシティにより発生する効果音や楽音などの音色を変化させることができるようにしてもよい。また、各イベント種別毎にそれぞれ音色(音色データ)を割り当てるだけでなく、各イベント種別毎にそれぞれ発生する効果音や楽音の音階(例えば、所定のスイッチ操作に関して発生されるイベントに対応させるとよい)、ピッチベンド量(例えば、アクセルペダルやハンドルなどの操作、あるいは発動機6の回転数などに対応させるとよい)等、例えばMIDI規格において定義されるような種々の楽音制御パラメータを制御することができるように割り当てを行ってもよい。
【0024】
上述したように、音源手段7では前もって選択済みである音色アサインテーブルに従い、各イベント種別毎に決定される音色データに基づき所定の効果音や楽音などを発生するようになっている。そのため、この実施例に示す車両においては、ユーザが音色アサインテーブルを適宜に選択できるようになっている。すなわち、ユーザはROMやRAMに記憶された複数の音色アサインテーブル(Tbl1〜TblN)の中から、いずれの音色アサインテーブルを使用するかを決定することができる。また、ユーザはRAMに記憶された音色アサインテーブルについてはイベント種別毎に割り当てる音色データを適宜に変更することができ、これにより当該車両をユーザ好みの効果音や楽音を発生する車両とすることができるようになっている。そこで、こうした音色アサインテーブルの選択や、イベント種別毎に割り当てる音色データを適宜に変更するためのパネル操作子について、図3を用いて説明する。図3は、パネル操作子の一実施例を示す概念図である。
【0025】
この図3に示す実施例から理解できるように、パネル操作子は、設定表示部Aと、インクリメントスイッチB、デクリメントスイッチC、モード(MODE)ボタンD、確定(SET)ボタンEなどの、操作に応じて各種設定を行うと共に所定のパネルスイッチイベントを発生する各種ボタン・スイッチと、モード表示灯Fを含む操作子である。設定表示部Aは、音色アサインテーブル毎に割り当てられたテーブル番号や音色データ毎に付与された音色ナンバあるいはイベント種別毎に割り当てられたイベントナンバ等を表示することが可能であるLED表示部や液晶画面などである。インクリメントスイッチBは設定表示部Aに表示された数字を1ずつインクリメントするためのスイッチであり、デクリメントスイッチCは反対に設定表示部Aに表示された数字を1ずつデクリメントするためのスイッチである。モード(MODE)ボタンDは、使用する音色アサインテーブルの選択、イベント種別の選択、音色データの選択を決定するためのボタンである。例えば、初期状態(待機状態とも呼ぶ)においてモードボタンDを1回押下操作すると音色アサインテーブルを選択するモードとなり、その状態でモードボタンDを押下操作するとイベント種別を選択するモードとなり、さらにその状態からモードボタンDを押下操作すると音色データを選択するためのモードとなる。すなわち、モードボタンDの1回の操作毎にデータ設定モードを「音色アサインテーブル選択モード」、「イベント種別選択モード」、「音色データ選択モード」へと段階的に順次変更する。こうして決定されたモードに応じて、設定表示部Aには音色アサインテーブル番号、イベントナンバ、音色ナンバのいずれかが表示されることになる。
【0026】
確定(SET)ボタンEは、設定を確定するためのボタンである。この確定ボタンEを1回押下することにより、設定表示部Aに表示された音色アサインテーブル番号、イベントナンバ、音色ナンバのいずれかの設定を確定すると共に、データ設定モードを1つ上の段階に戻す。すなわち、確定ボタンEの1回の操作毎にデータ設定モードを「音色データ選択モード」、「イベント種別選択モード」、「音色アサインテーブル選択モード」へと段階的に順次変更する。モード表示灯Fは現在設定されているデータ設定モードをLED等の点灯/消灯により表示するものであり、これによりユーザは設定表示部Aに表示されている番号が、音色アサインテーブル番号、イベントナンバ、音色ナンバのいずれのものであるかを判断することができる。すなわち、モード表示灯Fのうち、テーブル(TBL)表示灯が点灯している場合には設定表示部Aに表示されている番号は音色アサインテーブル番号であるし、イベント(IVENT)表示灯が点灯している場合には設定表示部Aに表示されている番号はイベントナンバであるし、アサイン(ASSIGN)表示灯が点灯している場合には設定表示部Aに表示されている番号は音色ナンバである。図示の例では、音色アサインテーブル選択モードであって、テーブル番号「1」の音色アサインテーブルが選択されている状態である。
【0027】
ここで、パネル操作子を用いた音色データの変更方法について、図2(b)に示した音色アサインテーブルを用いて説明する。例えば、音色アサインテーブル2(TBL2)のイベント種別「回転数」(イベントナンバ11とする)に対応付ける音色データを音色ナンバ「10」のものから音色ナンバ「259」のものに変更する場合について簡単に説明する。
【0028】
まず、モードボタンDを押下操作して「音色アサインテーブル選択モード」に設定し、その状態でインクリメントスイッチBあるいはデクリメントスイッチCを用いて設定表示部Aの表示を「2」に設定する。そして、再度モードボタンDを押下操作して「イベント種別選択モード」に設定し、その状態でインクリメントスイッチBあるいはデクリメントスイッチCを用いて設定表示部Aの表示を「11」に設定する。設定後、モードボタンDを押下操作して「音色データ選択モード」に設定し、その状態でインクリメントスイッチBあるいはデクリメントスイッチCを用いて設定表示部Aの表示を「259」に設定する。そして、確定ボタンEを押下操作することにより、当該設定を確定する。確定ボタンEにより設定を確定すると、モードボタンDを押下操作していなくても「イベント種別選択モード」に変更される。さらに、他のイベント種別「ブレーキ」(イベントナンバ4とする)に対応付ける音色データを変更したい場合には、その状態でインクリメントスイッチBあるいはデクリメントスイッチCを用いて設定表示部Aの表示を「4」に設定後、モードボタンDを押下操作することにより音色データの選択を行うことができる。
【0029】
なお、上記したようなパネル操作子を用いることなく、使用する音色アサインテーブルを自動的に選択するようにしてもよい。たとえば、当該車両の走行距離や加速状態など、あるいは電動モーターの動力源であるバッテリーの充電状況やガソリンエンジンなどの給油量に応じて、使用する音色アサインテーブルを自動的に選択することができるようにしてもよい。
なお、パネル操作子におけるインクリメントスイッチBあるいはデクリメントスイッチCを押下操作した際に、設定表示部Aに表示される値が所定の上限値あるいは下限値を超えた場合には、押下操作に関わらず上限値あるいは下限値に固定したまま表示する。
なお、上述したパネル操作子においては、モードボタンDあるいは確定ボタンEの1回の操作毎に1段階ずつデータ設定モードを変更するようにしたがこれに限らない。すなわち、モードボタンDと確定ボタンEとを同時操作することによって、データ設定モードを1段階飛ばしたモードに設定するようにしてもよい。例えば、モードボタンDと確定ボタンEとを同時操作すると、待機状態から音色アサイン選択モードを経ずにイベント選択モードに設定できるようにしてよい。
【0030】
上述したように、本発明に係る車両においては操作手段3の操作状態や車両の走行状態に応じて発生された発音イベント(イベント種別)に対応する音色データを音色アサインテーブルに従って決定し、該音色データに基づき所定の効果音や楽音などを発生する。そして、ユーザは発音イベントに対応する音色データを適宜に変更することにより、当該車両をユーザ好みの効果音や楽音を操作手段3の操作状態や車両の走行状態に応じて発生させる、すなわち「音を着替える」ことが可能な車両とすることができるようになっている。そこで、こうした処理を行うイベント処理の概要について、簡単に説明する。図4は、図1に示した車両制御システムにおける制御手段1で実行するイベント処理の一実施例を示すフローチャートである。
【0031】
まず、ステップS1では、取得したイベントがパネルスイッチイベント、つまりユーザによるパネル操作子における各種ボタン・スイッチ(図3参照)の操作に応じて発生されたイベントであるか否かを判定する。取得したイベントがパネルスイッチイベントである場合、つまりパネル操作子の各種ボタン・スイッチが操作されたと判定した場合には(ステップS1のYES)、「パネル処理」を実行する(ステップS2)。該「パネル処理」は、操作手段3の操作状態や車両の走行状態に応じて発生された発音イベント(イベント種別)に対応する音色データを変更する処理である。これについては後述する。他方、発生したイベントがパネルスイッチイベントでない場合、つまりパネル操作子以外の操作手段3の操作状態や車両の走行状態などを検知したことにより発生された発音イベントであると判定した場合には(ステップS1のNO)、イベントプロパティを取得する(ステップS3)。
【0032】
パネルスイッチイベント以外のイベント、つまり発音イベントは、少なくとも次に示すようなイベントプロパティ(イベントパラメータ)を持つことから、こうしたイベントプロパティの取得を行う。イベントプロパティは、例えばイベントナンバ、発音状態、操作量等を含む。イベントナンバは、音色アサインテーブルにおいて音色と対応付けられているイベント種別毎に付される識別番号(ID)である。例えば「アクセル」イベントのイベントナンバは「3」、「ハンドルL」イベントのイベントナンバは「8」などのようにイベント種別毎に異なるイベントナンバが各々付される。発音状態はキーオンやキーオフであって、例えばスイッチON操作された場合や車両が停止状態から走行状態へと移ったような場合はキーオン、スイッチOFF操作された場合や車両が走行状態から停止状態へと移った場合にはキーオフが設定される。操作量は、アクセル開度、ハンドル切れ角、エンジンや電動モーターの回転数、あるいは車両の加速度やスピード変化などが設定される。
【0033】
ステップS4では、取得した各イベントプロパティを変換して音源手段7へ出力する。すなわち、イベントナンバを音色ナンバに、発音状態をキーオン/キーオフ信号に、操作量をベロシティに各々変換し、これらを音源手段7に対して出力する。音源手段7ではこれらを取得して、これに基づき所定の効果音や楽音などを発生する。
【0034】
なお、各音色データには、ベロシティと楽音特性(つまり、音量、音色、音高)との対応関係が定義されているものとする。例えば、擬似排気音の音色はアクセル開度に比例して音量を上げると共に音色として高周波成分の量を増やす、といった制御をする。この場合、ベロシティとの対応関係は線形でもよいし、非線形でもよい。あるいは予め定義された複数の変換テーブルがあり、各音色毎に参照する変換テーブルを1乃至複数定義するようにしていてもよい。
なお、上述のイベント処理では音源手段7をMIDI規格により制御する場合を例に説明したがこれに限らず、音の発生あるいは音の特性の制御行うために専用の制御コマンド群といったものを定義して用いてもよいし、例えば携帯電話の着信メロディ制御用にMIDI規格を簡略化した制御コマンド群を用いてもよいことは言うまでもない。
【0035】
次に、上述した「イベント処理」において、パネル操作子の操作に応じて実行される「パネル処理」(図4のステップS2参照)について説明する。図5は、図4に示した「イベント処理」で行われる「パネル処理」の一実施例を示すフローチャートである。
【0036】
まず、ステップS11では、取得したパネルスイッチイベントがパネル操作子のモード(MODE)ボタンDが操作されたことに応じて発生したモードキーイベントであるか否かを判定する。モードキーイベントであると判定しなかった場合には(ステップS11のNO)、ステップS16の処理へジャンプする。他方、モードキーイベントであると判定した場合には(ステップS11のYES)、現在の設定状態を判定する(ステップS12)。現在の設定状態が待機状態、すなわちデータ設定モードでない初期状態である場合には、設定状態を「音色アサインテーブル選択モード」に変更する(ステップS13)。現在の設定状態が「音色アサインテーブル選択モード」である場合には、設定状態を「イベント種別選択モード」に変更する(ステップS14)。現在の設定状態が「イベント種別選択モード」である場合には、設定状態を「音色データ選択モード」に変更する(ステップS15)。現在の設定状態が上記以外、つまり「音色データ選択モード」である場合には(ステップS13のNO)、設定状態を変更することなくステップS16の処理へ行く。こうすることで、モードボタンDの1回の操作毎に、設定状態を「音色アサインテーブル選択モード」、「イベント種別選択モード」、「音色データ選択モード」へと段階的に順次変更する。すなわち、データ設定階層を1つずつ掘り下げる。
【0037】
ステップS16では、取得したパネルスイッチイベントがパネル操作子の確定(SET)ボタンEが操作されたことに応じて発生したセットキーイベントであるか否かを判定する。セットキーイベントであると判定しなかった場合には(ステップS16のNO)、ステップS22の処理へジャンプする。他方、セットキーイベントであると判定した場合には(ステップS16のYES)、選択を確定する(ステップS17)。すなわち、現在の設定状態とパネル操作子の設定表示部Aの表示内容とに従って、テーブル番号、イベントナンバ、音色ナンバのいずれかを確定する。ステップS18では、現在の設定状態の判定を行う。現在の設定状態が「音色アサインテーブル選択モード」である場合には、設定状態を待機状態に変更する(ステップS19)。現在の設定状態が「イベント種別選択モード」である場合には、設定状態を「音色アサインテーブル選択モード」に変更する(ステップS20)。現在の設定状態が「音色データ選択モード」である場合には、設定状態を「イベント種別選択モード」に変更する(ステップS21)。現在の設定状態が上記以外、つまり待機状態である場合には(ステップS19のNO)、ステップS22の処理へ行く。こうすることで、確定ボタンEの1回の操作毎に、設定状態を「音色データ選択モード」、「イベント種別選択モード」、「音色アサインテーブル選択モード」へと段階的に順次変更する。すなわち、データ設定階層を1つずつ戻す。
【0038】
ステップS22では、取得したパネルスイッチイベントがパネル操作子のインクリメントスイッチB(INC)又はデクリメントスイッチC(DEC)が操作されたことに応じて発生したインクリメントキーイベント又はデクリメントキーイベントであるか否かを判定する。インクリメントキーイベント又はデクリメントキーイベントであると判定した場合には(ステップS22のYES)、選択値を更新する(ステップS23)。すなわち、パネル操作子の設定表示部Aに表示する数字を、インクリメントキーイベントである場合には1ずつ加算した選択値に更新し、デクリメントキーイベントである場合には1ずつ減算した選択値に更新する。
【0039】
以上のようにすることによって、ユーザはモードボタンD、確定ボタンE、インクリメントスイッチB及びデクリメントスイッチCとを用いて、音色アサインテーブルで定義されているイベント種別毎に割り当てる音色データを適宜に変更することができるようになる。
【0040】
次に、パネル操作子の他の実施例について、図6を用いて説明する。図6は、パネル操作子の他の実施例を示す概念図である。この図6に示したパネル操作子は、設定表示部Aと、インクリメントスイッチB、デクリメントスイッチC、モード(MODE)ボタンD、確定(SET)ボタンEといった各種ボタン・スイッチと、カードスロットGとを含み、設定表示部Aには図示したようなデータ設定モード一覧が表示される。この実施例に示す設定表示部Aにはデータ設定モード一覧として上から順に、音色アサインテーブル選択モード(TABLE)、イベント種別選択モード(ACTION)、音色データ選択モード(TONE)、インポートモード(IMPORT)、エクスポートモード(EXPORT)、削除モード(DELETE)のインジケータと現在の設定値とが各々表示されている。
【0041】
音色アサインテーブル選択モード(TABLE)は音色アサインテーブルを選択するためのモードであり、イベント種別選択モード(ACTION)はイベント種別を選択するためのモードであり、音色データ選択モード(TONE)は音色データを選択するためのモードである。設定表示部Aは図示のようにして各モード毎のインジケータ「TABLE」、「ACTION」、「TONE」を表示すると共に、現在設定値としてデータ番号とデータ名とを表示する。このモード毎の現在の設定値は、インクリメントスイッチB又はデクリメントスイッチCにより切り替えられる。つまり、インクリメントスイッチB又はデクリメントスイッチCは各モード毎の現在設定値を切り替えるためのスイッチである。例えば、インクリメントスイッチBが操作された場合にはテーブル番号やイベントナンバあるいは音色ナンバを1ずつ加算するようにして現在設定値を切り替えるし、デクリメントスイッチCが操作された場合にはテーブル番号やイベントナンバあるいは音色ナンバを1ずつ減算するようにして現在設定値を切り替える。
【0042】
インポートモード(図中におけるインジケータ「IMPORT」表示)はカードスロットGに挿入された外部記憶媒体からデータを取得するためのモードであり、該インポートモードで選択可能なデータは音色アサインテーブル(TABLE)又は音色データ(TONE)のいずれかである。インクリメントスイッチB又はデクリメントスイッチCを操作すると、音色アサインテーブル(TABLE)又は音色データ(TONE)のどちらかを選択的に切り替えることができ、この選択に従ってカードスロットGに挿入された外部記憶媒体から音色アサインテーブル(TABLE)又は音色データ(TONE)のいずれかの全データを一括取得する。勿論、外部記憶媒体に記録されていないデータを選択することは不可能であることは言うまでもない。こうしたインポートモードの場合に、カードスロットGに対して外部記憶媒体が挿入されると、外部記憶媒体の中身のチェック、つまり空き領域の有無や記録データの有無とその種類などをチェックする。チェックの結果、カードスロットGに挿入された外部記憶媒体が空である場合には、現在設定値として「Disable」を表示する。
【0043】
他方、上記したインポートモードとは反対に、エクスポートモード(図中におけるインジケータ「EXPORT」表示)はカードスロットGに挿入された外部記憶媒体に対してデータを書き込むためのモードである。ただし、インポートモードと同様に、エクスポートモードで選択可能なデータは音色アサインテーブル(TABLE)又は音色データ(TONE)のいずれかであり、インクリメントスイッチB又はデクリメントスイッチCを操作した場合には音色アサインテーブル(TABLE)又は音色データ(TONE)のどちらかのみを選択的に切り替えることができるようになっている。エクスポートモードの場合にカードスロットGに挿入された外部記憶媒体に十分な空き容量がないとデータを書き込むことができないために、現在設定値として「Disable」を表示する。削除モード(図中におけるインジケータ「DELETE」表示)は、RAMに記憶している音色アサインデータ又は音色データを削除するためのモードである。すなわち、ユーザが変更・追加可能なプリセットデータ以外の音色アサインテーブル(TABLE)又は音色データ(TONE)である。削除モードによって削除を実行する場合、削除実行直前に選択されていた音色アサインテーブル又は音色データの現在設定値が削除される。削除が実行されると、データ番号として削除実行直前に選択されていた音色アサインテーブルのテーブル番号又は音色データの音色ナンバを表示し(つまり、データが対応付けられていない空きテーブル番号又は空き音色ナンバ)、データ名として「BLANK」と表示する。
【0044】
モード(MODE)ボタンDは上記データ設定モードを選択するためのボタンであり、該モードボタンDを押下するたびに循環的に上記複数のデータ設定モードの中からいずれかのモードを選択することができる。現在選択対象であるデータ設定モードは設定表示部A左側のインジケータが反転表示され、さらに現在の設定値が強調表示される。この実施例では、データ設定モードとして「音色データ選択モード」(TONE)を反転表示し、現在の設定値として「4 WINKER CLICK STANDARD」を枠表示することにより強調表示している。これにより、ユーザに対してデータ設定モード及びデータ設定内容を明確に提示するようになっている。なお、設定表示部Aにデータ設定モード一覧を表示する際に、選択不可能であるモードに対してはインジケータや設定値を他の選択可能なモードに対する表示と比較してインジケータや設定値を薄く表示する、あるいは非表示とする。例えば、カードスロットGに対して外部記憶媒体が挿入されていないような場合には、インポートもエクスポートもできない。そこで、こうした場合にはインポートモード(IMPORT)、エクスポート(EXPORT)モードを選択不可能として、図示のようにインジケータや設定値を薄く表示する。こうすると、ユーザは当該モードが選択不可能であることを一見して理解できるようになり便利である。
【0045】
上述したように、本実施例に示す車両においてはユーザがパネル操作子を用いて定義した所定の効果音や楽音などを、当該車両の走行状態や操作手段3の操作状態に応じて発生する。楽音発生のための発音イベントを発生する契機(トリガ)としては、車両の加速・減速状態や発動機6の回転数などの車両の走行状態、ハンドルやアクセルペダルやブレーキペダルなどの操作あるいは各種スイッチのON/OFF操作などの操作手段3の操作状態を検知して、その各状態の変化をトリガとする。こうしたトリガとしうる検知対象の車両の走行状態や操作手段3の操作状態としては、上記の他にも以下に示すようなものが例として挙げられる。検知対象とする車両の走行状態としては、例えば車両が停止状態から走行状態に移行したことを検知する(この場合には、発生する楽音をアイドリング音から走行音に変更する)、車両が走行状態から停止状態に移行したことを検知する(この場合には、発生する楽音を走行音からアイドリング音に変更する)。この他にも、モーターを用いた電動車両における電池(バッテリ)の残量状態や電池の充電状態を検知する(これについては後述する)、エンジンなどの内燃機関を用いた車両における燃料などの残量状態や給油状態を検知する、などが挙げられる。
【0046】
ここで、検知対象として電池の残量状態や電池の充電状態を検知する場合について、図7を用いて簡単に説明する。図7は、表示手段4に表示される電池残量(あるいは充電状態)表示の一実施例を示す概念図である。電池残量表示は、電動車両の動力源であるモータを起動するために必要な電力・電流を供給する電池(バッテリ)の残量状態を表示するものである。該電池残量表示では、複数個(この実施例では5個)のセグメントI1〜I5を残量に応じた分だけ点灯し、こうしたセグメントI1〜I5の点灯状態により電池の残量状態をユーザに対して報知するようになっている。例えば、フル状態にある場合つまり充分な電池残量である場合には、全てのセグメントI1〜I5を点灯する(最上段の図参照)。電池残量が減少することに従って、電池残量減少分に応じて順次に1個ずつセグメントを消灯する(上から2段目〜5段目の各図参照)。電池残量がなくなりそうな場合には、セグメントI1のみを点滅する(最下段の図参照)。電池充電時においては上記電池残量表示とは反対に、最下段の図から順々に上段の図へと遷移するようにして表示を行うことにより、電池の充電状態をユーザに対して報知する。
【0047】
こうした電池残量表示における各セグメントの点灯・消灯動作と同期するようにして楽音を発生させることによって、ユーザに対して電池の残量状態を該表示と音とで報知する。すなわち、電池残量に応じて表示を切り替える際には表示の切り替え毎に異なる楽音を発生することによって、その時々の電池の残量状態をユーザに知らせる。また、電池残量が無くなりそうな場合には警告音を発生することにより、ユーザに注意を促すよう知らせる。さらに、電池に対して充電を行う場合においても、充電状態にあわせて、つまり充電の開始時、充電中、充電の終了時毎の各セグメントの点灯・消灯動作と同期するようにして異なる楽音を発生することによって、ユーザに対して充電状態を該表示と音とで知らせる。例えば、充電開始時においては、充電が正常に開始されたことをユーザに報知するために楽音を発生する。充電中においては、現在充電状態であることをユーザに報知するために、充電中と分かるような楽音を発生する。充電終了時においては、充電処理が終了したことをユーザに報知するために楽音を発生する。
【0048】
他方、検知対象とする操作手段3の操作状態としては、例えばパネル操作の受付/非受付状態を検知する(これについては後述する)、当該車両の各種機器に対して電池からの電力供給の開始又は停止(つまり電源オン又は電源オフ)を指示するメインキースイッチのON/OFF操作を検知する、ハンドルやドア等のロック/ロック解除操作を検知する、一部の電動車両において導入済みの暗証番号を入力することで当該車両が走行可能状態になるものにおいて暗証設定/解除操作を検知する、ドアの開け閉め操作(つまりドアノブの操作)を検知する、などが挙げられる。
【0049】
ここで、パネル操作の受付/非受付状態の検知について、簡単に説明する。パネル操作の受付/非受付状態の検知においてはパネル上に配置された各スイッチが操作されたことを検知し、該スイッチ操作と同時に楽音を発生する。この際に、スイッチ操作時の車両状態に応じて該スイッチ操作の有効/無効を判定し、該判定に従って異なる楽音を発生することにより、ユーザに対して該スイッチ操作の有効/無効を報知する。例えばメータスイッチは、ユーザによるスイッチ操作に応じて車両の走行スピードや走行距離などを表示手段4に表示するためのスイッチである。こうしたメータスイッチの種類としては、例えば暗証設定/解除などの種々の設定登録を行うための設定登録スイッチ、距離表示をオド(累計走行距離表示)とトリップ(リセットしてからの走行距離表示)とで切り替えるための距離表示モード切り替えスイッチなどがある。車両が走行中にある場合において、距離表示モード切り替えスイッチが操作された場合には、オドとトリップ間での距離表示の切り替えを有効な操作としてよいことから、オドとトリップの表示を切り替えると同時に該操作が有効であることを報知する有効音の楽音を発生する。他方、車両が走行中である場合において、設定登録スイッチが操作された場合には、車両走行中における各種設定操作は危険であり無効な操作とすべきであるから、各種設定操作を受けつけることなく該操作が無効であることを報知する無効音の楽音を発生する。このように、その時々の車両の走行状態に応じてパネル操作の受付/非受付状態を検知し、該パネル操作が有効な操作であるか無効な操作であるかを楽音を分けて発生することによって、ユーザに対して該スイッチ操作の有効/無効を報知する。こうすると、ユーザはわざわざ表示を見なくとも、発生された音により該スイッチ操作が有効/無効であるかを確認することができるようになることから便利である。
【0050】
なお、以上のような車両の走行状態や操作手段3の操作状態などの他にも、検知(センシング)可能な事象であれば、どのような事象の状態変化であっても検知を行わせて所定の効果音や楽音などを発生させることは可能であり、これら種々の事象に本願発明を適用することができる。例えば、車両の走行状態や操作手段3の操作状態に伴うものではないユーザの椅子への着座状態などを検知してそれに応じた楽音を発生するようにしてもよい。
【0051】
なお、音色データ選択モードの場合にインクリメントスイッチB又はデクリメントスイッチCを押して音色データを切り替えた場合に、切り替えた音色データに該当する音色を自動的に再生することによって、ユーザが音色を実際に聴いて確認できるようにしてよい。
なお、カードスロットGに挿入する外部記憶媒体は物理メディアに限らない。例えば、カードスロットGにデータ通信用カードを挿入することによって、通信ネットワークを介してマウントされるものでもよい。また、上述したようなパネル操作子の物理的な実装やパネル操作子の操作に応じた処理を実行する「パネル処理」は、上記のようにして通信ネットワークを介して接続される外部機器(例えば、携帯電話、PDA、パソコン、ゲーム機器、MIDI機器あるいは専用機器など)から行うようにしてもよい。すなわち、外部機器側の画面に上記パネル操作子を表示させ、該表示されたパネル操作子から各種指示を与えるようにしてよい。
なお、上述した各実施例においては、実際に走行できる車両を例にして説明したがこれに限らず、実際には走行しない車両であってもよい。例えば、運転シミュレータやゲーム機器に用いられる車両(又は車両の一部)であってもよい。勿論、車両は自動車やバイクなどに限らず、トラクター、飛行機、船、あるいは電車など、どのようなものであってもよいことは言うまでもない。
【0052】
なお、パネル操作子の配置・機能・個数や画面に表示される情報の内容・配置は実施例に限られない。要は、車両において発生するイベントと発生する楽音との対応関係の設定(すなわち音色アサインテーブルの修正・変更)、あるいは音色アサインテーブルや音色データの読み書きを指示できるのであれば、この明細書において説明した形態にとらわれない。
なお、本発明を車両に組み込まれた装置あるいはソフトウエアプログラムとして説明したが、本発明の構成の一部あるいはすべてを後付けの装置あるいはソフトウエアプログラムとしてもよい。例えば、音発生制御に関わる制御手段、音源手段、表示手段、操作手段および、音色データ乃至音色アサインテーブルを含む記憶手段を1組としたものを装置あるいは記憶媒体等として車両に後付けすることにより本発明の構成を実現するようにしてもよい。
【0053】
【発明の効果】
この発明によれば、ユーザがパネル操作子を用いて定義した所定の効果音や楽音などを、車両の走行状態や車両の操作状態に応じて発生するようにしたことから、運転者や歩行者に対してオリジナルな「音」を用いての積極的な注意を促すことができ、また運転者にとり車両を運転することが楽しく面白い、従来にない車両を提供することができるようになる、という効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る車両全体の一実施例を示す構成ブロック図である。
【図2】記憶手段におけるROMやRAMに記憶される各種データのデータ構成の一実施例を示す該念図である。
【図3】パネル操作子の一実施例を示す概念図である。
【図4】図1に示した車両制御システムで実行する「イベント処理」の一実施例を示すフローチャートである。
【図5】図4に示したイベント処理で行われる「パネル処理」の一実施例を示すフローチャートである。
【図6】パネル操作子の他の実施例を示す概念図である。
【図7】表示手段に表示される電池残量(あるいは充電状態)表示の一実施例を示す概念図である。
【符号の説明】
1…制御手段、2…記憶手段、3…操作手段、4…表示手段、5…通信手段又は外部記憶、6…発動機、7…音源手段、8…ディジタル/アナログ変換器(D/A)、9…アンプ・スピーカ等、A…設定表示部、B…インクリメントスイッチ、C…デクリメントスイッチ、D…モードボタン、E…確定ボタン、F…モード表示灯、G…カードスロット

Claims (8)

  1. 操作手段の操作に応じて発生する操作情報を少なくとも含む車両の状態情報を発生する車両状態検出手段と、
    上記車両の状態情報と楽音制御情報とを対応付ける対応付け手段と、
    前記対応関係に従って、前記車両の状態情報の発生に応じて該情報に対応付けられた楽音制御情報に基づき楽音信号を生成する楽音形成手段と
    を有する車両。
  2. 各々の操作に応じて操作情報を発生する複数の操作手段と、
    車両の走行状態に応じて走行情報を発生する1乃至複数の走行状態検出手段と、
    各種の操作情報及び走行情報に楽音制御情報を対応付けた対応付け手段と、
    前記対応付け手段における各種の操作情報及び走行情報と楽音制御情報との対応関係を変更する変更手段と、
    前記変更された対応関係に従って、前記操作情報及び前記走行情報の少なくとも一方の発生に応じて該情報に対応付けられた楽音制御情報を取得し、該取得した楽音制御情報に基づき該発生した操作情報又は走行情報に応じた楽音信号を形成する楽音形成手段と
    を有する車両。
  3. 各々の操作に応じて操作情報を発生する複数の操作手段と、
    車両の走行状態に応じて走行情報を発生する1乃至複数の走行状態検出手段と、
    各種の操作情報及び走行情報に楽音制御情報を対応付けたテーブルを複数有するテーブル手段と、
    前記テーブル手段の有する複数のテーブルのうちのいずれか1つを選択する選択手段と、
    前記選択されたテーブルに従って、前記操作情報及び前記走行情報の少なくとも一方の発生に応じて該情報に対応付けられた楽音制御情報を取得し、該取得した楽音制御情報に基づき該発生した操作情報又は走行情報に応じた楽音信号を形成する楽音形成手段と
    を有する車両。
  4. 前記楽音形成手段は、前記複数の操作手段のうちの所定の操作手段の操作量に応じて、楽音信号の音量及び音高の少なくとも一方を制御することを特徴とする請求項2又は3に記載の車両。
  5. 当該車両外部から前記テーブルあるいは前記楽音制御情報を受信する受信手段を具えてなり、
    前記楽音形成手段は、該受信したテーブルあるいは楽音制御情報に基づき楽音信号を形成することを特徴とする請求項3に記載の車両。
  6. コンピュータに、
    操作手段の操作に応じて発生する操作情報を少なくとも含む車両の状態情報を発生する手順と、
    上記車両の状態情報と楽音制御情報とを対応付ける手順と、
    前記対応関係に従って、前記車両の状態情報の発生に応じて該情報に対応付けられた楽音制御情報に基づき楽音信号を生成する手順と
    を実行させるためのプログラム。
  7. コンピュータに、
    各々の操作に応じて操作情報を発生する手順と、
    車両の走行状態に応じて走行情報を発生する手順と、
    各種の操作情報及び走行情報に楽音制御情報を対応付けた対応付け手段の対応関係を変更する手順と、
    前記変更された対応関係に従って、前記操作情報及び前記走行情報の少なくとも一方の発生に応じて該情報に対応付けられた楽音制御情報を取得し、該取得した楽音制御情報に基づき該発生した操作情報又は走行情報に応じた楽音信号を形成する手順と
    を実行させるためのプログラム。
  8. コンピュータに、
    各々の操作に応じて操作情報を発生する手順と、
    車両の走行状態に応じて走行情報を発生する手順と、
    各種の操作情報及び走行情報に楽音制御情報を対応付けたテーブルを複数有するテーブル手段からいずれか1つのテーブルを選択する手順と、
    前記選択されたテーブルに従って、前記操作情報及び前記走行情報の少なくとも一方の発生に応じて該情報に対応付けられた楽音制御情報を取得し、該取得した楽音制御情報に基づき該発生した操作情報又は走行情報に応じた楽音信号を形成する手順と
    を実行させるためのプログラム。
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