JP2004047610A - 基板の表面処理方法 - Google Patents

基板の表面処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2004047610A
JP2004047610A JP2002201148A JP2002201148A JP2004047610A JP 2004047610 A JP2004047610 A JP 2004047610A JP 2002201148 A JP2002201148 A JP 2002201148A JP 2002201148 A JP2002201148 A JP 2002201148A JP 2004047610 A JP2004047610 A JP 2004047610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
ultraviolet
treatment
process gas
gas
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002201148A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3932181B2 (ja
Inventor
Yuji Takakuwa
高桑 雄二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsukishima Kikai Co Ltd
Original Assignee
Tsukishima Kikai Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2002201148A priority Critical patent/JP3932181B2/ja
Application filed by Tsukishima Kikai Co Ltd filed Critical Tsukishima Kikai Co Ltd
Priority to KR1020057000449A priority patent/KR100979192B1/ko
Priority to GB0500273A priority patent/GB2406713B/en
Priority to US10/520,633 priority patent/US7871677B2/en
Priority to CNB038162911A priority patent/CN100355029C/zh
Priority to PCT/JP2003/008722 priority patent/WO2004008510A1/ja
Priority to DE10392913T priority patent/DE10392913T5/de
Priority to AU2003248256A priority patent/AU2003248256A1/en
Publication of JP2004047610A publication Critical patent/JP2004047610A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3932181B2 publication Critical patent/JP3932181B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L21/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof
    • H01L21/02Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof
    • H01L21/04Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer
    • H01L21/18Manufacture or treatment of semiconductor devices or of parts thereof the devices having potential barriers, e.g. a PN junction, depletion layer or carrier concentration layer the devices having semiconductor bodies comprising elements of Group IV of the Periodic Table or AIIIBV compounds with or without impurities, e.g. doping materials
    • H01L21/30Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26
    • H01L21/302Treatment of semiconductor bodies using processes or apparatus not provided for in groups H01L21/20 - H01L21/26 to change their surface-physical characteristics or shape, e.g. etching, polishing, cutting
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/84Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers
    • G11B5/8404Processes or apparatus specially adapted for manufacturing record carriers manufacturing base layers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Condensed Matter Physics & Semiconductors (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)
  • Physical Or Chemical Processes And Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】光励起プロセスを利用して導電性の基板を処理する方法において、安価にかつ特に大面積の基板であっても容易に表面処理を行えるようにする。
【解決手段】導電性の基板を0.001気圧〜1気圧に保った処理容器1内に置き、基板2に負のバイアス電圧を印加しつつ、光出力窓を有する容器内に収容された光源としての紫外線ランプ5から基板表面の仕事関数よりも大きな光エネルギーの3〜10eVを持つ紫外線を照射すると共に、処理容器1内にプロセスガスを供給することにより、基板2の表面極近傍にプロセスガスの成分と基板表面からの放出電子との衝突に伴うイオンやラジカル6を生成させ、これらを基板2の表面に到達させる。これにより、簡便かつ高効率にて、基板の表面処理を行うことができる。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光励起プロセスを利用して導電性基板の表面を処理する方法に関する。本発明において表面処理とは、基板上に薄膜を堆積したり、基板表面を酸化や窒化したり、基板の表面を平坦化したり、あるいはエッチングすること等を含む。
【0002】
【従来の技術】
光励起プロセスを利用した表面処理方法として、気相中でプロセスガスを直接分解してラジカルを生成するもの或いは基板表面に化学結合した分子/原子を直接励起して離脱させるものは既に公知である。しかしながらこの実現のためには高い光エネルギーが必要であり、20eV以上の真空紫外線や100eV以上の軟X線を使用せざるを得なかった。例えば前者のためにはハイパワーのエキシマレーザを、そして後者のためにはシンクロトロン放射光等が使用可能であるが、いずれも極めて高価な光源であると共に、点状の光源であることから大面積への照射に困難をきたし、現時点では実用化されていない。
【0003】
また、10eV以上のエネルギーをもつ光を通過できる窓材料はないために、プロセスガスの圧力を0.0001気圧以下に低く抑えるか、もしくは差動排気機構のような複雑な装置を用いて圧力差を設けて光源を保護する必要があった。前者の場合には、反応効率が著しく低減し、後者の場合には、反応領域が数mm以内に狭められるため、実用上問題があった。さらに、これら光源に代えて、紫外線ランプからの4.9eVと6.7eVの紫外線を用いる光励起プロセスもいくつか考案されているが、その反応効率が著しく低いことから実用に供されていないのが現状である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、光励起プロセスを利用して導電性の基板を処理する方法において、安価にかつ特に大面積の基板であっても容易に表面処理を行えるようにすることを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題は本発明によれば、導電性の基板を0.001気圧〜1気圧に保った処理容器内に置き、基板に負のバイアス電圧を印加しつつ、光出力窓を有する容器内に収容された光源から3〜10eVの光エネルギーを持つ紫外線を照射すると共に、処理容器内にプロセスガスを供給することにより基板の表面を処理することにより解決される。
【0006】
本発明では3〜10eV、特に好ましくは4〜9eVの比較的小さなエネルギーを持つ紫外線を使用する。このエネルギーレベルの紫外線は、例えば低圧水銀ランプ等の汎用的で安価な光源により発生可能である。この種の光源は185nmまたは254nmの波長の紫外線を発光するが、185nmの波長の紫外線はオゾンを発生させる可能性が強いため、通常の用途ではこの185nmの紫外線の出力を極力抑え、254nmの紫外線を利用するのが普通である。しかしながら、本発明の実施のためには、通常では使われない185nmの波長の紫外線が有用であり、既に半導体のレジスト除去用の紫外線源として用いられているものが適用できる。しかもこの光源は点状ではなくて線状もしくは面状の任意の形状が可能であり、何本かを並置すれば大面積を容易に照射することができる。この他に、本発明の条件に適合した紫外線を生ずる光源として、例えば重水素ランプやキセノン(Xe)ランプが利用可能である。
【0007】
次に、本発明において3〜10eVの紫外線を照射することの意義について述べる。3eV未満の低エネルギーの紫外線を用いた場合、基板表面からの電子の放出が不可能であり、光励起プロセスを起こさない。しかし、基板表面の仕事関数よりも大きければ外部光電効果による電子放出が可能であり、その放出電子を基板に印加した負のバイアス電圧により加速することで、高エネルギーの電子とプロセスガス分子との間の高い反応効率に基づく表面処理が可能となる。一般に物質の仕事関数は3〜5eVであり、従って、3eV以上、特に4eV以上で充分な電子の放出を得ることができる。このように、4〜10eVの紫外線照射で放出される電子の運動エネルギーは数eV以下と非常に小さいが、基板に印加する負のバイアス電圧を調整することにより、高い反応効率でプロセスガスを分解またはイオン化できる運動エネルギーへと加速することが可能となる。
【0008】
一方、上限の10eVの意義は下記のとおりである。プロセスガスが紫外線源に触れると、紫外線源がダメージを受けるので、光出力窓を有する容器内に収容された光源を用いることが望ましい。光出力窓は、一般に波長が短い光程(即ち、eVが大きい光程)、その光を吸収するので、高エネルギーの紫外線を用いる従来のプロセスにおいては、光吸収がなされないように光出力窓を設けず、プロセスガスが紫外線源に到達しないように、例えば、処理部と光源部との圧力バランスを図る等の特別の処置を施す工夫がなされている。本発明においては、後に詳述するように、負のバイアス電圧が印加された基板表面で低エネルギーの紫外線を高エネルギーの電子に変換することで、極めて高効率での表面プロセスを可能としているため、光出力窓を設けることによって一部の光が吸収されても表面処理が可能である。光出力窓を設けることにより、プロセスガスの光源への逆流がないので、腐食性ガス等どんな種類のガスであっても問題なく使用でき、また、光源部との前記圧力バランスを考慮することなく圧力を任意に設定できるので、プロセスの適用範囲が拡大できる。
【0009】
従って、本発明において利用できる紫外線の上限のエネルギーは、光出力窓の光吸収係数で決定され、高々、弗化リチウムを用いた場合の10eV(弗化リチウムの透過限界の波長120nmに相応)となる。光出力窓として、弗化リチウムより安価な光学用合成石英ガラスを使用した場合には、約7.8eVとなる。そこで、本発明において、適用される紫外線のエネルギー範囲は、3〜10eV、好ましくは、4〜9eVの範囲である。
【0010】
このような比較的低エネルギーの紫外光を用いつつ、基板表面での反応を保証するため、本発明では基板を収容する処理容器内の圧力を0.001気圧〜1気圧、好ましくは0.01気圧〜0.5気圧に保つ。このように処理容器内の圧力を比較的高く保った場合、紫外線の照射により基板表面から放出される電子(光励起による光電子と固体内での散乱に伴う二次電子)は、数μmの微小な距離を走行しただけでプロセスガスの分子と衝突し、電子衝撃解離によりラジカルやイオンを生成する。放出電子がガス分子と衝突するまでに走行する距離はガス圧の増大に伴い短くなり、例えば0.1気圧において1μm以下となり、多数回の衝突をくり返すことになる。このような観点から、処理容器内の圧力は0.001気圧、好適には0.01気圧以上とする。他方で、処理容器内の圧力を大気圧以上とすると、3〜10eVのエネルギーの紫外線によっては基板表面からの放出電子による解離反応が困難となる。よって処理容器内の圧力の上限は1気圧、好適には0.5気圧とする。上記のように、プロセスガスの圧力が比較的高いことは、処理装置が高真空仕様である必要がなくなる利点をもたらす他に、紫外線ランプで発生する熱が、プロセスガスにより、効率よく冷却・除去できる利点をもたらす。
【0011】
なお、本発明では、反応容器内のプロセスガスの圧力が0.001〜1気圧と高いが、酸素を除いて多くのプロセスに用いるガス分子は、3〜10eVの紫外線を殆んど吸収しないので、ガス圧力に依らず紫外線は吸収による減衰を受けずに、基板表面を照射可能である。そのため、基板表面からの電子放出は、プロセスガス圧力に全く依存せず、大気圧付近でも高効率の電子放出が可能である。
【0012】
また、前記プロセスガス圧力の好適値は、基板に印加する負のバイアス電圧とともに、表面処理プロセスの制御とも関係する。即ち、表面処理する際、通常、前記ガス圧の増大に伴いプロセス電流は増大し、電流値は、ピークを超えた後、再度低下する。一方、前記負のバイアス電圧を増大した場合、電流は次第に増加し、ある電圧で放電が発生して、急激に電流が増大する。本発明においては、放電発生前の制御安定領域を用いるが、そのためには、プロセス対象に応じて、バイアス電圧とガス圧力の好適範囲を予め実験で求め、放電が生じない安定領域であって、かつできる限り早い処理速度が得られるような好適範囲を選定してプロセス制御する。
【0013】
ところで本発明においては、前述のように、紫外線照射により基板表面から電子を放出させ、その電子放出を負のバイアス電圧により加速して高い反応効率に基づく表面処理を行なうが、この作用効果について以下に詳述する。一般に表面処理のためのラジカル生成は、従来、マイクロ波や直流放電、電子銃などによるプラズマ発生で行なわれている。これらのラジカル生成のためのエネルギーが処理容器の外部から投入されるために基板表面から遠いところで密度のより高いラジカル生成が行なわれる。そのため基板表面へのラジカル移送が問題となり、生成したラジカルの殆んどは薄膜堆積などの表面プロセスに結びついていない。その結果、投入電力の割には反応効率が低く、経済的に高くなり、不要なところでの薄膜堆積などを引き起こす。これに対して、本方法では基板表面から放出される電子がプロセスの引き金となるので、基板表面領域に限定してラジカル生成やプラズマ発生が起きるだけでなく、ガス圧力には依存するものの基板表面の極近傍で、表面に近いところでより高密度のラジカル生成が進行する。そのためにラジカル生成の投入電力に無駄がなく、生成したラジカルのより大きな割合が表面プロセスに関与することが可能となる。
【0014】
また、基板表面だけでなく、基板ホルダーや真空槽の内壁などに紫外線照射があり電子放出が生じたとしても、負バイアスが印加されていなければ放出電子は加速されることがないので、それらの運動エネルギーは極めて低く、そのままでは電子衝撃解離反応を引き起こすことはない。このように、ラジカル生成はないので、それらの表面には不要な堆積などは全くない。このことはプロセス装置のメンテナンスを容易にするだけでなく、不要な堆積から剥がれ落ちたパーティクルが薄膜の欠陥や汚染をもたらすことを抑制してくれる効果をもたらす。
【0015】
前述の効果は、紫外線ランプの管壁にも当てはまる。従来の光CVDなどの、紫外線ランプや放電管を用いた光励起プロセスでは、管壁や光学窓への不要な堆積が深刻な問題となっている。これは気相中でのガス分子の解離のためであり、複雑な窓近辺の工夫や、頻繁な窓の清掃を必要とした。これに対して、本方法では気相での直接解離は殆んどなく、ラジカル生成は基板表面の極近傍に限られるために、管壁や光学窓への堆積は全くなくメンテナンスフリーとなる。
【0016】
本方法においては、上記のようにして、基板表面のごく近傍で生成したラジカルやイオンを効率よく基板の表面に移送し、基板表面の処理を行うことができる。さらに、ここで生成した正のイオンは、上記のバイアスに伴い基板表面に向かう加速度を受けて基板表面に衝突し、高い効率をもって電子の放出を引起す。さらに、前記正のイオンの緩和過程、即ち、正のイオンが電子と再結合し中性ラジカルとなる際に、二次的に紫外線が発生する。
【0017】
この結果、紫外線光源の出力が低くとも、前記正イオンによる衝突と二次的紫外線の照射によりさらに電子放出を引き起こし、充分な電子の放出をもたらすことが可能となる。
【0018】
また、本方法においては、運動エネルギーが精密制御されたイオン照射が含まれるので、イオンのアシストにより、低温でも高い反応効率や薄膜の密着性の向上や緻密化が図れる。これに対して、従来のプラズマプラセスでは高エネルギーのイオンや中性粒子を含むために、表面や薄膜の損傷が問題となっている。特に、ナノスケールの薄膜堆積や原子スケールでの表面処理では、その制御が困難な問題となっている。この点において、本発明の方法は大きな優位性をもつ。
【0019】
さらに、従来イオンアシストプロセスとして、クラスターイオンビームを用いた方法が知られている。この方法では数千個の原子からなるクラスターを数kVに加速して表面に衝突させる。かなり優れた成果も報告されているが、クラスタービームの生成、そのイオン化における低い効率や構成部品での著しい堆積による汚染、極めて複雑な装置、大面積を均一にできないなどの問題があり、この点においても、本発明の方法は大きな優位性をもつ。
【0020】
また、本方法においては、プロセスガスの選択により、種々の表面処理が可能である。例えば炭素の供給源としてメタンガスを用いることとし、これと水素との混合ガスをプロセスガスとして使用すると、基板の表面にカーボン膜、特にダイヤモンド状の膜を生成することができる。この膜は、ハードディスクの保護被膜として有用性を持つ。
【0021】
また、基板と反応する成分を含むプロセスガスを用いると、基板上に前記成分に由来する被膜を生成することができる。例えば上記ガスとして酸素および/又は窒素を含むガスを用いれば、基板材料の酸化および/又は窒化膜が生ずる。この膜は、TMR磁気ヘッドのアルミナ薄膜形成や、MOSFETのゲート酸化膜の生成に利用可能である。
【0022】
非反応性の成分を含むガスも、本発明においてプロセスガスとして利用可能である。例えばアルゴンガスを用い、その基板への衝突エネルギーを利用することで、基板表面の平坦化を図ることもできる。一例として、TMR磁気ヘッドの銅薄膜電極の表面平坦化に利用できる。
【0023】
さらに、本方法においては、処理容器内に、基板と対向するメッシュ状の電極を設け、基板に対して正の電圧を印加することで、基板に負のバイアス電圧を印加するようにできる。この電極により、基板表面へのプロセスガスの供給と、基板表面への紫外線の照射とを保証することができる。上記のように、本発明のプロセス装置は、光出力窓を有する容器内に収容された紫外線ランプと、バイアス電源、対向メッシュ電極が主要構成機器であるために、装置の構造が簡単だけでなく、安価、プロセスメンテナンスが容易、既存の装置の改良で対応可能などの優れた特徴をもつ。また、前記紫外線ランプを大型化、もしくは配置を工夫することで大面積の基板や、凹凸をもつ基板に対しても適用が可能となる。
【0024】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の方法を実施するための装置を概念的に示す。図中1は処理容器を示し、図示しない排気装置により排気口8を介して所定の圧力まで減圧可能になっている。更に、図示しない配管系統を経て、プロセスガス導入口7よりプロセスガスが供給可能となっている。2は基板であり、容器1に対し絶縁した状態で基板ホルダ2a上に載置されて容器内に収容されている。基板2に対向して、対向メッシュ電極3が配置され、該電極3は容器1と電気的に絶縁されている。この電極3と基板2との間に直流電源4が接続され、基板2にはメッシュ電極3に対し負のバイアス電圧が印加されている。
【0025】
容器1内には、紫外線ランプ5、例えば低圧水銀ランプが配置され、メッシュ電極3を越えて基板2の表面に紫外線を照射する。
【0026】
この紫外線の照射に伴い、先ず基板2の表面からAで示すように電子の放出が起こる。電子は、基板2とメッシュ電極3との間の電界により加速されて、電極3に向かって飛ぼうとする。処理容器1内の圧力が高いこと、即ちガス分子の密度が大きいことから、電子はごく短距離の走行の後にガス分子と衝突し、ラジカルやイオン6を生成させる。ラジカルやイオンが基板2表面のごく近傍で生成することから、これらを効率よく基板2の表面に移送し、基板の表面処理を行うことができる。
【0027】
さらに、ここで生成した正のイオンは、上記のバイアスに伴い基板表面に向かう加速度を受けて基板表面に衝突し、Bで示すように高い効率をもって電子の放出を引起す。さらに、前記正のイオンの緩和過程で二次的に紫外線が発生しこれがCで示すように新たなる電子放出を惹起する。
【0028】
この結果、ある飽和限界に至るまであたかも正のフィードバックがかかったかのように電子放出が増殖されるので、トリガーとなる紫外線光源の出力が低くとも、充分な電子の放出をもたらすことが可能となるわけである。
【0029】
次に、本発明の方法を適用した実施例について述べる。
(実施例1)ハードディスク基板上への保護被膜の形成
ハードディスクの基板上にダイヤモンド状保護被膜を形成した。ハードディスクは、例えば、Al基板の上にCrの下地層,CoCrPt合金の強磁性金属層等が形成され、強磁性金属層の上に、保護被膜が形成される。前記下地層や強磁性金属層を形成した基板を処理容器内に入れ、基板にマイナス150Vのバイアス電圧を印加した。プロセスガスとして水素とメタンガスとの混合ガス(混合比は流量比でメタンガス1%)を用い、排気下に容器内の圧力を0.3気圧に保った。低圧水銀ランプを用いて基板表面に紫外線を照射したところ、強磁性金属層表面にダイヤモンド状の被膜が生じた。
【0030】
被膜の成長速度は、0.3nm〜0.5nm/秒であり、約10秒間の処理でハードディスクの保護被膜として十分な膜厚(3nm)が得られた。この膜はダイヤモンド状の結晶構造を持っており、保護被膜として使用するに足りる硬度を示した。
(実施例2)TMR磁気ヘッドへの酸化膜の形成
TMR磁気ヘッドにアルミナ薄膜を形成した。TMR磁気ヘッドは、例えば、Si基板の上に、下部電極層(Cu),磁性層,トンネル効果を有する絶縁層,磁性層,上部電極層(Cu)等が順次形成される。前記絶縁層としては、アルミナ薄膜が用いられる。前記下部電極層(Cu)と磁性層の上に、Al薄膜を形成した基板を、処理容器内に収容し、基板にマイナス50Vのバイアス電圧を印加しつつ、プロセスガスとしてアルゴンかヘリウムで希釈された酸素(流量比5%)を供給した。容器内の圧力を0.01気圧に保ちつつ、低圧水銀ランプを用いて基板表面に紫外線を照射したところ、基板のアルミニウムが酸化されてアルミナの薄膜(厚さ1.5nm)が生じた。この薄膜は十分に緻密であり、かつ平坦性が大であって、TMR磁気ヘッドの検出感度特性の向上に大きく寄与する。
【0031】
本発明では、対象基板の表面にバイアス電圧を印加できることが必要であるので、基板は一般的には電気伝導の良い金属などに限られるが、ナノスケールの極薄膜では、この実施例のようにアルミナなどの絶縁膜でも適用可能である。アルミナはバンドギャップが約9eVと大きく、現在考えている紫外線では価電子帯から伝導帯への電子の励起が難しく、もし励起できたとしても電子放出により正に帯電する恐れがある。しかし、磁性層のフェルミ準位はアルミナのバンドギャップのほぼ中間に位置するので、電気伝導性を持つ基盤の価電子から見れば、4〜5eVの紫外線照射があればアルミナの伝導帯の底を通って電子放出が可能となり、原理的には問題はない。但し、十分な厚みを持つアルミナ基板の上に金属膜を堆積するときには実施が困難となろう。
(実施例3)MOSFETのゲート絶縁膜の形成
MOSFET(金属酸化膜半導体構造の電界効果型トランジスタ)のゲート絶縁膜を形成するために、単結晶シリコンウエハを基板として用い、処理容器に収容し、基板にマイナス100Vのバイアス電圧を印加しつつ、プロセスガスとしてアルゴン等で希釈された酸素(流量比1%)を供給した。処理容器内の圧力を0.05気圧に保ちつつ、低圧水銀ランプを用いて基板表面に紫外線を照射したところ、2秒間の処理で2nmの酸化シリコン膜が生成した。この酸化シリコン膜は緻密であると同時に不純物の混入がなく、MOSFETの特性向上に大きく寄与する。
(実施例4)基板表面の平坦化
TMR磁気ヘッドの銅薄膜電極平坦化のために本発明の方法を適用した。
【0032】
このため、TMR磁気ヘッドの銅薄膜電極を基板とし、処理容器に収容して、基板の銅原子を揺さぶるために基板にマイナス200Vのバイアス電圧を印加しつつ、プロセスガスとしてアルゴンを供給した。容器内の圧力を0.02気圧に保ちつつ、低圧水銀ランプを用いて基板表面に紫外線を照射した結果、アルゴンイオンの衝突に伴い、基板表面の平坦化が図れた。
【0033】
この他に、上記の例2における酸素に変えて窒素を使用することで、基板表面に窒化膜を生成することも可能である。
【0034】
【発明の効果】
本発明においては、エネルギーが3〜10eVの紫外線を照射可能な光出力窓を有する容器内に収容された光源を用いている。このようなエネルギーレベルの紫外線は、例えば低圧水銀ランプで得ることが可能である。このランプは半導体のレジスト除去用などで通常に使用されている汎用品であってその入手が容易であると共に、安価である。さらにこのランプは線状もしくは面状の光源であることから、大面積の基板を照射するのに適している。かかる紫外線ランプを大型化したり、あるいは配置方法を工夫したりすることによって、大面積の基板や凹凸を持つ基板に対しても本発明の適用が可能である。
【0035】
これまでのプラズマプロセスでは、プラズマが発生するガス圧力には上限と下限があった。そのために、ナノスケールでのプロセス制御を行う場合には、原料ガスをアルゴンなどの不活性ガスで希釈して行ってきた。これに対して、本発明の方法では、原料ガスの圧力に制限が無いため、仮に希釈を行う必要があった場合でも、任意の割合で行うことが可能である。また、従来方法におけるプラズマ生成はその密度分布が均一でないため、基板面積よりもかなり広範囲にわたって発生しており、従って無駄が多いが、本発明の方法によれば、基板サイズに合せて任意にラジカルを生成することが可能となる。
【0036】
本発明では、反応容器内の圧力を0.001気圧〜1気圧、好適には0.01気圧〜0.5気圧と高く選定している。上記の低い紫外線のエネルギーと相俟って、基板表面のごく近傍にプロセスガスの成分と電子との衝突に伴うイオンやラジカルを生成させ、高い効率をもってこれらを基板の表面に到達させて、基板表面の処理を行うことができる。
【0037】
さらに紫外線のエネルギーが小さく、処理容器の内壁や基板ホルダに紫外線があたって電子の放出が起ったとしても、その運動エネルギーが極めて低く電子衝撃解離反応を生じないから、上記内壁やホルダへの異種物質の堆積や反応に伴う物質の生成は起らない。このことは、処理装置のメンテナンスを容易にするだけでなく、不要な堆積物から剥れ落ちたパーティクルによる薄膜の欠陥や汚染の発生を防止できると言う効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における電子放出の原理を説明するための概念図
【符号の説明】
1 容器
2 基板
3 メッシュ電極
4 直流電源
5 紫外線ランプ
6 ラジカル生成
7 プロセスガス導入口
8 排気口

Claims (10)

  1. 導電性の基板を0.001気圧〜1気圧に保った処理容器内に置き、基板に負のバイアス電圧を印加しつつ、光出力窓を有する容器内に収容された光源から3〜10eVの仕事エネルギーを持つ紫外線を照射すると共に、処理容器内にプロセスガスを供給することにより基板の表面を処理することを特徴とする基板の処理方法。
  2. プロセスガスが原料成分を含み、基板上に該成分に由来する被膜を生成することを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 原料成分が炭素および水素であり、基板上にダイヤモンド状の炭素皮膜を生成することを特徴とする請求項2記載の方法。
  4. プロセスガスが基板材料と反応する成分を含み、基板上に該成分と基板との反応に伴う被膜を生成することを特徴とする請求項1記載の方法。
  5. 反応性の成分が酸素および/又は窒素であり、酸化および/又は窒化膜を生成することを特徴とする請求項4記載の方法。
  6. プロセスガスが非反応性の成分を含み、該成分の衝突により基板表面を平坦化することを特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 処理容器内に対向メッシュ電極を設け、該電極と基板との間に、基板を負にバイアスする電圧を印加することを特徴とする請求項1から6の1つに記載の方法。
  8. 処理容器内の圧力を0.01気圧〜0.5気圧に保つことを特徴とする請求項1から7の1つに記載の方法。
  9. 4〜9eVのエネルギーを持つ紫外線を照射することを特徴とする請求項1から8の1つに記載の方法。
  10. 紫外線の光源として低圧水銀ランプを使用することを特徴とする請求項1から9の1つに記載の方法。
JP2002201148A 2002-07-10 2002-07-10 基板の表面処理方法および装置 Expired - Lifetime JP3932181B2 (ja)

Priority Applications (8)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002201148A JP3932181B2 (ja) 2002-07-10 2002-07-10 基板の表面処理方法および装置
GB0500273A GB2406713B (en) 2002-07-10 2003-07-09 Surface treating method for substrate
US10/520,633 US7871677B2 (en) 2002-07-10 2003-07-09 Surface treating method for substrate
CNB038162911A CN100355029C (zh) 2002-07-10 2003-07-09 基板的表面处理方法
KR1020057000449A KR100979192B1 (ko) 2002-07-10 2003-07-09 기판의 표면처리방법
PCT/JP2003/008722 WO2004008510A1 (ja) 2002-07-10 2003-07-09 基板の表面処理方法
DE10392913T DE10392913T5 (de) 2002-07-10 2003-07-09 Verfahren zur Behandlung der Oberfläche eines Substrats
AU2003248256A AU2003248256A1 (en) 2002-07-10 2003-07-09 Surface treating method for substrate

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002201148A JP3932181B2 (ja) 2002-07-10 2002-07-10 基板の表面処理方法および装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004047610A true JP2004047610A (ja) 2004-02-12
JP3932181B2 JP3932181B2 (ja) 2007-06-20

Family

ID=30112552

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002201148A Expired - Lifetime JP3932181B2 (ja) 2002-07-10 2002-07-10 基板の表面処理方法および装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US7871677B2 (ja)
JP (1) JP3932181B2 (ja)
KR (1) KR100979192B1 (ja)
CN (1) CN100355029C (ja)
AU (1) AU2003248256A1 (ja)
DE (1) DE10392913T5 (ja)
GB (1) GB2406713B (ja)
WO (1) WO2004008510A1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006338881A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Hitachi High-Technologies Corp 電子顕微鏡応用装置および試料検査方法
JP2007305771A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Tdk Corp トンネル磁気抵抗効果素子の製造方法、薄膜磁気ヘッドの製造方法及び磁気メモリの製造方法

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7527695B2 (en) * 2006-06-21 2009-05-05 Asahi Glass Company, Limited Apparatus and method for cleaning substrate
US8455060B2 (en) * 2009-02-19 2013-06-04 Tel Epion Inc. Method for depositing hydrogenated diamond-like carbon films using a gas cluster ion beam
KR102194821B1 (ko) * 2013-10-17 2020-12-24 삼성디스플레이 주식회사 유기물 증착 장치 및 유기물 증착 방법
US9953665B1 (en) * 2013-12-11 2018-04-24 Kansai University Systems and methods for applying electric fields during ultraviolet exposure of lubricant layers for hard disk media
JP6954524B2 (ja) * 2017-03-10 2021-10-27 昭和電工株式会社 薄膜製造方法、磁気ディスクの製造方法およびナノインプリント用モールドの製造方法
CN115793401A (zh) * 2017-03-15 2023-03-14 Asml荷兰有限公司 用于输送气体的设备及用于产生高谐波辐射的照射源
KR102021017B1 (ko) * 2017-11-27 2019-09-18 한국에너지기술연구원 진공 플라즈마 반응 장치 및 이의 조립 방법
KR102116867B1 (ko) 2018-05-08 2020-05-29 주식회사 원익큐엔씨 임플란트 표면개질 처리장치
JP6913060B2 (ja) * 2018-07-24 2021-08-04 株式会社日立ハイテク プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法
JP7292671B2 (ja) * 2019-06-17 2023-06-19 株式会社レゾナック 磁気記録媒体の製造方法

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59215732A (ja) * 1983-05-24 1984-12-05 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 窒化珪素被膜作製方法
US4595601A (en) * 1984-05-25 1986-06-17 Kabushiki Kaisha Toshiba Method of selectively forming an insulation layer
JPS61189631A (ja) * 1985-02-18 1986-08-23 Sanyo Electric Co Ltd アモルフアス半導体膜の製造方法
US5183511A (en) * 1986-07-23 1993-02-02 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Photo CVD apparatus with a glow discharge system
JPH02182883A (ja) * 1989-01-10 1990-07-17 Nec Corp 紫外線励起化学気相成長装置
JP3023854B2 (ja) * 1990-10-09 2000-03-21 富士通株式会社 シリコン半導体基板の平坦化方法
JP3059647B2 (ja) * 1994-10-13 2000-07-04 智 松本 半導体の処理方法
JPH0967674A (ja) * 1995-08-28 1997-03-11 Sony Corp 薄膜形成方法及び装置
JP3429259B2 (ja) * 2000-08-30 2003-07-22 宮崎沖電気株式会社 真空紫外光を用いたcvd半導体製造装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006338881A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Hitachi High-Technologies Corp 電子顕微鏡応用装置および試料検査方法
JP2007305771A (ja) * 2006-05-11 2007-11-22 Tdk Corp トンネル磁気抵抗効果素子の製造方法、薄膜磁気ヘッドの製造方法及び磁気メモリの製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3932181B2 (ja) 2007-06-20
AU2003248256A1 (en) 2004-02-02
US20050271831A1 (en) 2005-12-08
KR100979192B1 (ko) 2010-08-31
GB2406713B (en) 2006-04-26
DE10392913T5 (de) 2005-08-18
GB2406713A (en) 2005-04-06
WO2004008510A1 (ja) 2004-01-22
KR20060014019A (ko) 2006-02-14
US7871677B2 (en) 2011-01-18
CN1669126A (zh) 2005-09-14
GB0500273D0 (en) 2005-02-16
CN100355029C (zh) 2007-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3386287B2 (ja) プラズマエッチング装置
KR20120024544A (ko) 펄스형 플라즈마를 사용한 원자층 에칭
JPS62102533A (ja) プラズマ装置
JP3932181B2 (ja) 基板の表面処理方法および装置
Kyuragi et al. Synchrotron radiation‐induced etching of a carbon film in an oxygen gas
JP2764575B2 (ja) ラジカルの制御方法
Shustin Plasma technologies for material processing in nanoelectronics: Problems and solutions
JP3226315B2 (ja) 微細加工方法及び微細加工装置
US20100015810A1 (en) Surface processing method and surface processing apparatus
JP2012064773A (ja) プラズマ処理装置
JP2764524B2 (ja) ラジカルの制御装置
JP2009290025A (ja) 中性粒子照射型cvd装置
Shuaibov et al. Synthesis of Thin Films Based on Silver Sulfide in Air at Atmospheric Pressure in a Gas Discharge
JPS6113634A (ja) プラズマ処理装置
JPS61135126A (ja) プラズマ処理装置
Cultrera Cathodes for photoemission guns
CN112899617A (zh) 形成耐等离子体涂层的方法、装置、零部件和等离子体处理装置
JP3056827B2 (ja) ダイヤモンド様炭素保護膜を有する物品とその製造方法
Wang et al. Enhanced removal of X-ray-induced carbon contamination using radio-frequency Ar/H2 plasma
Iijima et al. Low‐energy Ar neutral beam etching method for x‐ray photoelectron spectroscopy
JP3246780B2 (ja) 硬質カーボン膜の形成方法および形成装置
JPH06232056A (ja) 誘電体バリヤ放電ランプを使用した処理方法
WO2004107425A1 (ja) イオンビームによる表面処理方法および表面処理装置
JP2615070B2 (ja) エツチング方法
JPH09223594A (ja) ビーム源及び微細加工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050913

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051101

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20051101

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20061130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070124

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20070213

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3932181

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100323

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110323

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120323

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130323

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140323

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term