JP2004016447A - シンボル表示装置及びこれを用いた遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】態様の異なる入賞役を設けた場合の入賞状態を明確にする。
【解決手段】入賞役を、予め設定された入賞ライン25a〜25e上のいずれかに所定のシンボルが揃うライン役の他に、例えばシンボル「A」31等の所定のシンボルが入賞ライン25a〜25eに関係なく所定個数集合して揃うブロック役、例えばシンボル「A」31やシンボル「7」32等の所定のシンボルが入賞ラインに関係なく所定個表示されるANYポジション役、所定の位置にシンボル「S」33等の所定のシンボルが揃うボーナストリガー役とから構成する。そして、上記入賞役のいずれかが入賞した場合には、その入賞役を構成するシンボルを、予め設定された発光色のランプにより発光表示させる。入賞役が複数同時に入賞した場合には、それぞれの入賞役を構成するシンボルを入賞役毎に順次発光表示させる。
【選択図】 図2
【解決手段】入賞役を、予め設定された入賞ライン25a〜25e上のいずれかに所定のシンボルが揃うライン役の他に、例えばシンボル「A」31等の所定のシンボルが入賞ライン25a〜25eに関係なく所定個数集合して揃うブロック役、例えばシンボル「A」31やシンボル「7」32等の所定のシンボルが入賞ラインに関係なく所定個表示されるANYポジション役、所定の位置にシンボル「S」33等の所定のシンボルが揃うボーナストリガー役とから構成する。そして、上記入賞役のいずれかが入賞した場合には、その入賞役を構成するシンボルを、予め設定された発光色のランプにより発光表示させる。入賞役が複数同時に入賞した場合には、それぞれの入賞役を構成するシンボルを入賞役毎に順次発光表示させる。
【選択図】 図2
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、流動表示しているシンボルを停止させた時のシンボルの組み合わせにより入賞の有無が決定されるシンボル表示装置及びこれを用いた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機は、入賞装置としてシンボル表示装置を組み込んだものが主流になっている。ところで、特許第2920027号公報等により、外周にシンボルが配置された9個のリールを3行3列のマトリクス状に配置し、各々のリールを個別にモータで駆動するシンボル表示装置を用いたスロットマシンが公知である。また、9個のリールが回転してシンボルが移動する様子を液晶表示パネルやCRT(ブラウン管)などの電子表示器に模擬的に表示するようにしたビデオタイプのシンボル表示装置も公知である。そして、リール駆動タイプ及びビデオタイプの9リール式のシンボル表示装置は、またパチンコ機に組み込まれて使用されている。そして、いずれのタイプのものでも、シンボルが停止したときに入賞ライン上で停止しているシンボルの組み合わせによって当たりの有無が決定される。
【0003】
このようなシンボル表示装置では、予め設けられた入賞ライン上に同一のシンボルを揃えた場合に入賞となる(ライン役の成立)のが一般的である。このような入賞形態を有する場合には、遊技に対する興趣を遊技者に与えるために、ライン役がリーチ状態(入賞ライン上に同一のシンボルが2個停止し、最後のシンボルが停止したときに当たりとなる状態)となる場合に、リーチ状態となる入賞ラインをライン役のシンボルの色彩と同一の色彩で発光させることで、遊技者に対する報知を行うものがある(特開2000−61033号公報)。この場合、各シンボルは払い出し枚数等の利益状態に応じて異なる色彩で構成されているので、例えばどのシンボルでリーチ状態となるかが遊技者は予め知ることができ、ゲーム状態を把握することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、シンボル表示装置の中には、ライン役とは異なる態様の入賞役を有するものがある。このような入賞役を有する場合、ライン役と、ライン役と異なる態様の入賞役とが同時にリーチ状態となり、ライン役となる入賞ラインの色彩表示と、ライン役と異なる態様の入賞役のリーチ状態の色彩表示(この場合、該当する表示窓(シンボル)の点灯表示)とを行う必要があるが、仮に色彩表示を交互に行った場合、ランプによる演出と混同してしまい、それぞれの入賞役に対するリーチ状態を明確に遊技者に対して報知させることが難しいものとなる。
【0005】
本発明は、異なる入賞態様の入賞役を有する場合に、入賞役毎の色彩表示を明確に行わせるとともに、各リールの停止時にどの入賞役が成立したかを一目で理解できるようにしたシンボル表示装置及びこれを用いた遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のシンボル表示装置は、回転する複数のリールを停止させた際に、前記リールの外周面に形成された複数種のシンボルのいずれかを前記複数のリールに対応して設けられた表示窓から表示させ、表示されたシンボルの組み合わせが入賞役となる図柄の組み合わせとなる場合に入賞となるようにしたものであり、前記表示窓から表示されるシンボルの組み合わせからなる入賞役を、複数種の態様の異なる入賞役から構成するとともに、前記態様の異なる複数種の入賞役のいずれかが入賞した場合に、入賞した入賞役を構成するシンボルを、その入賞役に応じた色彩で識別表示させるようにしたことものである。
【0007】
また、前記表示窓に表示されるシンボルにより態様の異なる複数の入賞役が同時に成立した場合には、それぞれの入賞役を異なる色彩表示で行うようにしたことが好ましい。また、前記表示窓に表示されるシンボルにより態様の異なる複数の入賞役が重複して成立した場合に、それぞれの入賞役を異なる色彩表示で行う用にしたことが好ましい。
【0008】
また、前記複数のリールは、ステッピングモータでそれぞれ独立して駆動される機械式のリールが用いられていることが好ましい。また、前記表示窓はマトリックス状に形成されることが好ましい。
【0009】
また、遊技機としては、上記記載のシンボル表示装置が組み込まれ、このシンボル表示装置により入賞が得られた場合には、入賞となる図柄組み合わせと、入賞が得られた場合に払い出されるメダル枚数とがまとめられた配当表の色分けに応じた色彩表示が行われるようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、スロットマシン10の内部には15個のリール13が3行5列のマトリックス状に配置されたリールユニット及び、これらの駆動機構が組み込まれたシンボル表示装置45(図3参照)が形成されている。フロントパネル11には各リールに対応する位置に表示窓12が設けられ、リール13が停止したときにそれぞれ1個のシンボルが対応する表示窓12から観察される。なお、このフロントパネル11の下面には、ベットされたメダルの総枚数を表示するためのベット数表示窓14、クレジットカウンタに積算されたメダルの枚数を表示するためのクレジット表示窓15が設けられている。また、フロントパネル11には、このスロットマシンでの入賞役と、入賞役が入賞した場合に払い出される配当メダルとが記載された配当表16が設けられている。この配当表16は、図示はしないが、入賞役毎に色彩表示されており、入賞役が得られた際に行われるシンボルの発光表示の際の発光色と対応した色彩表示が行われている。
【0011】
フロントパネル11の下部に設けられる操作パネル17には、メダル投入口18、ベットボタン19、スタートボタン20が設けられている。メダルのベットはメダル投入口18にメダルが投入された後に、操作パネル17に設けられたベットボタン19によって行われる。各入賞ラインに対応したベットボタン19が1回操作されると指定された本数の入賞ラインが有効化されるとともに、各入賞ラインにメダルが1枚ずつベットされる。また、ベットボタン19が複数回操作されると、操作された回数に応じた枚数のメダルが入賞ラインにベットされる。なお、「メダルの投入」には実際にメダルをメダル投入口18に投入する場合以外にクレジットカウンタに積算されたメダルをベットすることも含む。
【0012】
入賞ラインは、横3本の入賞ライン(第1〜第3入賞ライン25a〜25cとする)の他に、谷型の入賞ライン(第4入賞ライン25dとする)と、山型の入賞ライン(第5入賞ライン25eとする)とから構成されている。メダルのベットの後にスタートボタン20が押圧されると、各リールが回転し、所定時間後に各リールがランダムに停止するようになっている。なお、各リールをランダムに停止させるようにしているが、これに限定する必要はなく、例えばストップボタンを設けて、ストップボタンの操作により各リールを停止させるようにしてもよい。なお、操作パネル17の下方にはメダル払出口22及びメダル受け皿23が設けられている。
【0013】
図2に示すように、スロットマシン10での入賞役には、例えばシンボル「BAR」30等の所定のシンボルの組み合わせが有効化された入賞ライン上に揃う場合に入賞となるライン役の他に、ブロック役、ANYポジション役、ボーナストリガー役が設けられている。ブロック役は、有効化された入賞ラインに関係なく、複数個の所定のシンボルが所定の箇所に集合して表示されることにより入賞が得られる入賞役である。本実施形態では、ブロック役となるシンボルをシンボル「A」31及びシンボル「7」32から構成し、隣り合う2行2列の計4個の表示窓12からシンボル「A」31又はシンボル「7」32が表示された場合にブロック役が成立するものとする。なお、図2では、シンボル「A」31によるブロック役が成立した状態を示している。
【0014】
ANYポジション役は、所定のシンボルが有効化された入賞ラインに関係なく所定個数以上、またブロック役のように所定のシンボルが集合せずに表示窓12から表示されることにより入賞となる入賞役である。なお、本実施形態では、シンボル「A」31又はシンボル「7」32が4個以上表示された場合に成立するものとし、このANYポジション役を入賞させた場合、表示されるシンボル「A」31又はシンボル「7」32の個数に応じてメダルの払い出し枚数が多くなるように設定される。なお、図2ではシンボル「A」31でのANYポジション役とシンボル「7」32でのANYポジション役との両方が成立した状態を示している。
【0015】
ボーナストリガー役は、入賞ラインに関係なく所定のシンボルが所定箇所に表示された場合によって成立する入賞役である。このボーナストリガー役は他の入賞役とは異なり、成立した際のメダルの払い出しは行われない代わりに、ボーナスゲームへの参加権利を得ることができる入賞役である。なお、ボーナスゲームに移行すると、メダル投入を行わずに所定回数のゲームを行うことができ、この間で入賞を得ることができた場合には入賞役に応じたメダルの払い出しを受けることができる。本実施形態では、ボーナストリガー役となるシンボルをシンボル「S」33から構成し、シンボル「S」33が中央の表示窓12に表示された場合にボーナストリガー役が成立するものとする。なお、入賞役の種類や、各入賞役の成立条件等は上記形態に限定される必要はなく、ゲーム性等を考慮して適宜設定することができる。また、各入賞役に対する配当メダル数は入賞役の種類や入賞役の数、払い出し率等を考慮して、適宜設定してよい。
【0016】
図3に示すように、メダルセンサ40はメダル投入口18の奥に設けられ、適正なメダルの投入を検知するごとにCPU41にメダル検知信号を入力する。CPU41は、メダル検知信号に応答してクレジット表示窓15にメダルの投入枚数を表示する。操作パネル17の各ボタンが操作されると、操作入力検知回路42が操作信号をCPU41に入力する。なお、CPU41は、このスロットマシン10の作動をプログラムROM43に格納されたゲームプログラムにしたがって統括して管理しており、ゲームの進行とは無関係な操作信号入力に対してはこれを無効化するようになっている。
【0017】
ベットボタン19が操作されると、CPU41は操作信号に応答して有効化する入賞ラインの本数を識別した後に、ベット数に応じた入賞ラインを有効化する。また、ベット数表示窓14からベット数を表示し、プログラムRAM44にベット数を一時的に保存する。
【0018】
操作パネル17のスタートボタン20が操作されるとスタート信号がCPU41に入力され、CPU41はシンボル表示装置45のモータ制御回路46にリールごとの駆動信号を送る。モータ制御回路46はCPU41からの駆動信号を受け、それぞれリールごとに設けられたドライブユニット47を介してリール13の回転及び停止を制御する。これらのドライブユニット47は構成が共通であるため、図面では簡略化して図示してある。ドライブユニット47は、ドライバ50,ステッピングモータ51,カウンタ52からなる。ドライバ50は、モータ制御回路44からの回転信号を受けてステッピングモータ51に駆動パルスを供給し、ステッピングモータ51はドライバ50から入力されてくる駆動パルスの個数に応じて単位ステップ角ずつ回転する。
【0019】
ステッピングモータ51のスピンドルにはリール13が直結され、リール13の回転位置はステッピングモータ51に供給される駆動パルスの個数と一対一に対応する。カウンタ52はステッピングモータ51に供給される駆動パルスの個数をリアルタイムで計数するとともに、ステッピングモータ51がその回転により基準位置を通過するごとに計数値が「0」にクリアされる。したがって、カウンタ52の計数値はリール13の回転位置を表している。そして、ステッピングモータ51の基準位置に対し、リール13に配列されたシンボルの種類は予め分かっているから、カウンタ52の計数値に基づいて表示窓12に現れるシンボルの種類を識別することが可能となる。
【0020】
CPU41にスタート信号が入力されると、乱数発生回路55では1個の乱数値がサンプリングされ、入賞判定部56に入力される。入賞判定部56では乱数値が入力されることにより、現在開始されているゲームで入賞させるか否かの決定と、入賞させる場合には単一の入賞とするか、態様の異なる入賞との複合入賞とするかが決定され、入賞の種類に応じた入賞判定信号をCPU41に入力する。
【0021】
停止シンボル決定回路60では、入賞判定部56からの入賞判定信号と、シンボルデータメモリ61とから各リールで表示させるシンボルを決定する。例えばライン役の場合には、ライン役となるシンボルの決定と、決定されたシンボルをどの入賞ライン上に停止させるかとが決定される。また、入賞判定部56で決定された入賞判定信号がANYポジション役となる場合には、ANYポジション役となるシンボルの決定(シンボル「A」にするかシンボル「7」にするかの決定)と、決定されたシンボルの表示個数及び表示箇所とが決定される。なお、ブロック役の場合もANYポジション役と同様である。なお、態様の異なる入賞を複数同時に入賞させる場合には、入賞となるシンボルの種類及び決定されたシンボルの表示位置の決定が行われる。
【0022】
シンボルデータメモリ61には、各リールごとにシンボルの種類とそのシンボルを表示窓12で停止させるときの駆動パルスの個数とが対応づけられているので、停止シンボル決定回路60において各リールで表示させるシンボルが決定された際には、各リールごとの駆動パルス数のデータも選択されることになる。そして、リールごとの駆動パルスの個数データがCPU41に入力されると、CPU41ではモータ制御回路46を介して、カウンタ52の計数値が停止シンボル決定回路60から入力された駆動パルスの個数と一致した際に、ステッピングモータ51の停止制御を行う。これにより、各表示窓にシンボルが表示されることにより入賞の有無が決定される。
【0023】
入賞確認部62は全てのリール13が停止したとき、カウンタ52の計数値を確認して入賞が表示されているか否かを確認する。通常は停止シンボル決定回路60で決められたシンボルが出ているはずであるが、ステッピングモータ51の脱調などの不測の自体を考慮し、カウンタ52の計数値に基づいて最終的に表示されているシンボルの確認(入賞役の表示の有無)をここで行うようにしている。メダル払い出し器63は、入賞役が表示されたことが入賞確認部36で確認されたときにその入賞役に応じた規定枚数のメダルを払い出す。
【0024】
照明制御データメモリ65には、入賞が得られた際に、入賞役を色彩表示させるために各リールの内側に設けられたLED素子67(以下、LEDとする)を点灯させるための照明データが格納されている。なお、各リールの内側には、黄色LED67Y、青色LED67B、緑色LED67Gの3種類のLED67からなるLEDユニット68aが設けられている。また、第1ライン25aの中央となるリール13には、上記LEDの他に赤色LED67Rが設けられたLEDユニット68bが設けられている。入賞確認部62で入賞が得られていることが確認された場合に、CPU41では、照明データを読み出してLED制御部66に照明データを出力する。LED制御部66ではLEDユニット68a,68bのそれぞれに設けられたドライバ69を介して各色LEDの点灯制御を行う。なお、本実施形態では各色LEDを用いているが、これに限定する必要はなく、例えばハロゲンランプ等のランプと各色のフイルタとを用いて、入賞が得られた場合に、フイルタを切り換えて、入賞役に応じた色彩で発光表示させるようにしてもよい。また、LEDを用いた場合には、赤色LED、青色LED、緑色LEDの3種類のLEDを適宜発光させることにより、対応する色彩を表示させることも可能である。
【0025】
例えばライン役が入賞した場合には、ライン役を構成するシンボルを表示したリール13に設けられた黄色LED67Yを点灯させてライン役を構成するシンボルの発光表示を行う。ブロック役が成立した場合には構成するシンボルを表示したリール13に設けられた青色LED67Bを点灯させる。ANYポジション役の場合には構成するシンボルを表示したリール13の緑色LED67Gを点灯させる。また、ボーナストリガー役の場合には第3入賞ライン25cの中央のリール13の赤色LED67Rを点灯させ、それぞれの入賞役を構成するシンボルを発光表示させる。
【0026】
また、異なる入賞役が入賞した場合には、それぞれの入賞役を構成するシンボルが表示されたリール13のLED67を順次点灯させて入賞役を構成するシンボルの発光表示を順次行う。例えば、図2に示すように、ライン役とボーナストリガー役とANYポジション役とブロック役とが同時に入賞した場合、入賞確認部62で入賞が確認された後に、ボーナストリガー役となるシンボル「S」33を表示するリールの赤色LED67Gを点灯させてシンボル「S」33の発光表示を行う。同時に、ライン役を構成するシンボル「BAR」30を表示するリールの黄色LED67Yを点灯させて、シンボル「BAR」30の発光表示を行う。その後、黄色LED67Yを消灯させ、ブロック役を構成するシンボル「A」31を表示するリールの青色LED67Bを点灯させて、シンボル「A」31の発光表示を行う。その後、青色LED67Bを消灯させ、ANYポジション役となるシンボル「A」31及びシンボル「7」32を表示するリールの緑色LED67Gを点灯させて、シンボル「A」31及びシンボル「7」の発光表示をシンボル毎に順次行う。これを所定回数繰り返すようにする。
【0027】
次に、このようにして構成されたスロットマシン10の作用について、図4のフローチャートを基に説明する。遊技者が所定枚数のメダルをメダル投入口18から投入した後にベットボタン19を押圧する。これにより、押圧されたベットボタン19に対応する入賞ラインが有効化される。そして、遊技者がスタートボタン20を押圧すると各リールが回転し、シンボルの流動表示が行われる。乱数発生回路55では乱数値をサンプリングし、入賞判定部56にサンプリングされた乱数値を出力する。これを受けて、入賞判定部56では入賞の有無を決定する。入賞判定部56で入賞となる場合には、単一の入賞とするか複合の入賞とするかが決定される。例えば、当たりとなる入賞役がライン役の場合には、他の入賞役(ブロック役、ANYポジション役、ボーナストリガー役)との複合役とするか否か、また成立するライン役の本数が決定される。CPU41に向けて入賞判定信号が出力される。なお、ライン役が入賞となる場合を挙げたが、他の入賞役の場合についても同様である。
【0028】
入賞判定信号がCPU41に入力されると、CPU41は停止シンボル決定回路60にシンボル決定信号を出力する。これを受けて停止シンボル決定回路60では各リールの停止シンボルを決定し、CPU41に停止シンボルに該当する各モータの駆動パルス数を出力する。これを受けて、CPU41ではモータ制御回路46に駆動停止信号を出力し、それぞれのリールのカウンタ52のカウント値が決定されたカウント値となる場合にステッピングモータ51を順次停止させていく。
【0029】
各リールが停止されると、入賞確認部62ではそれぞれのリールに設けられたカウンタ52の計数値を確認して表示されたシンボルの確認、及び入賞の有無の確認が行われる。そして、入賞が得られた場合にはメダル払い出し器63による配当メダルの払い出しが行われる。
【0030】
メダル払い出し器63による所定枚数の配当メダルの払い出しとともに、CPU41ではLED制御回路66を介して、入賞役となるシンボルを表示したリールの内側に設けられたLEDを発光させる。図5に示すように、例えばシンボル「BAR」30によるライン役が第3入賞ライン25cに揃った場合には、第3入賞ライン上のリールの内側に設けられた黄色LED67Yを点灯させ、ライン役となるシンボル「BAR」30を発光表示する。また、図示はしないが、ライン役が複数成立した場合には、1つ目のライン役を構成するシンボルを黄色LED67Yで発光表示する。1つ目のライン役を発光表示させた後に黄色LED67Yを消灯させ、2つ目のライン役となるシンボルを黄色LED67Yで発光表示させる。これをライン役の個数に応じて順次行うようにする。なお、符号70はシンボル「スター」であり、入賞役に関与しないシンボルである。
【0031】
また、図6に示すように、ブロック役が成立した場合には、シンボル「A」31が表示されるリールに設けられた青色LEDを67Bそれぞれ点灯させ、シンボル「A」31を発光表示する。図7に示すように、ANYポジション役の場合には、シンボル「A」31が表示されるリールに設けられた緑色LED67Gをそれぞれ発光させ、シンボル「A」31を発光表示する。また、図8に示すように、「ボーナストリガー」役が成立した場合には、シンボル「S」33を赤色LED67Rにより発光させ、シンボル「S」33を発光表示する。
【0032】
一方、図2に示すように、ライン役、ANYポジション役、ブロック役、ボーナストリガー役が一度に成立した場合には、まずボーナストリガー役となるシンボル「S」を赤色LED67Rにより、ライン役となるシンボル「BAR」30を黄色LED67Yにより発光表示する。そして、ライン役となるシンボル「BAR」30の発光表示を終了させた後に、ブロック役となるシンボル「A」31を青色LED67Bにより発光表示させる。その後、青色LED67Bを消灯させ、ANY役ポジション役となるシンボル「A」31とシンボル「7」32とを緑色LED67Gにより発光表示させる。そして、この発光表示を所定回数繰り返して行う。なお、この場合、ボーナストリガー役が入賞しているので、次のゲームから4ゲーム間はボーナスゲームに移行する。ボーナスゲームでは、メダルの投入を行わずにゲームを行うことができ、このボーナスゲーム間で入賞を得た場合には入賞役に対応するメダルの払い出しが行われる。
【0033】
また、ボーナストリガー役を含まない複数の入賞役が成立した場合には、ライン役→ブロック役→ANYポジション役の順で入賞役を構成するシンボルを対応する色で発光表示させる。また、図2に示すように、ブロック役とANYポジション役とが重複して入賞した場合も、まずブロック役を構成するシンボルの発光表示を行った後に、ANYポジション役を構成するシンボルの発光表示を行う。これにより、異なる態様となる入賞役が複数成立した場合に、入賞役毎に異なる色彩表示を行うようにしたので、遊技者には入賞役の成立を一目で理解することができる。
【0034】
なお、本実施形態においては、態様の異なる複数の入賞役が同時に成立した場合に、この入賞役を異なる色彩で入賞役毎に順次発光表示させたが、この方法に限らず、全ての入賞役を異なる色彩で同時に発光表示させてもよい。このときには、態様の異なる入賞役が重複して成立したシンボルは異なる色彩を交互に発光して表示させるようにすることで、ゲームにおける入賞状態を遊技者に一目で理解させることができる。
【0035】
本実施形態では、3行5列の計15個のリールを用いたスロットマシンの例を取り上げたが、これに限定する必要はなく、例えば3行3列の計9個のリールを用いたスロットマシンに利用してもよい。この場合、入賞役をライン役、ANY役、ブロック役、ボーナストリガー役とから構成する。図9、10に示すように、ライン役は、複数の入賞ラインのうちいずれかの入賞ライン80上に所定のシンボルが停止した場合に成立する入賞役である。ANY役はシンボル「A」81が4個以上表示された場合に入賞となる入賞役とする。また、ブロック役はシンボル「A」81が4個以上集合して揃えた場合に入賞となる入賞役とする。ボーナストリガー役は4隅の表示窓からシンボル「スター」82が表示されることで入賞となる入賞役とする。例えばゲーム中にライン役が入賞した場合には、ライン役となるシンボルを黄色LEDで発光表示、ANY役が入賞した場合にはANY役となるシンボル「A」81を青色LEDで発光表示、ブロック役が入賞した場合にはブロック役となるシンボル「A」81を緑色LEDで発光表示、ボーナストリガー役が入賞した場合にはシンボル「スター」82を赤色LEDでそれぞれ発光表示する。なお、これら入賞役が複数同時に、又は重複して入賞した場合にはライン役→ANY役→ブロック役の順で対応するシンボルの発光表示を行うようにする。なお、ボーナストリガー役が他の入賞役と同時に入賞した場合には、ボーナストリガー役を構成するシンボルは常に発光表示される。なお、符号83はシンボル「ひまわり」であり、ライン役を構成するシンボルの一つである。
【0036】
また、3個のリールを用いたスロットマシンに適応した場合、メダルを1枚賭け又は10枚賭けのゲームから構成する。図11に示すようにメダルの1枚賭けとなる場合には、横中央の入賞ライン85のみを有効化させ、10枚賭けとなる場合には、表示窓から表示されるシンボル(入賞ライン85上に表示されるシンボルの他に、入賞ライン85の前後に表示されるシンボル)を有効とする。この場合の入賞役を、同一のシンボルが入賞ライン85上に停止するライン役の他に、所定のシンボルが所定個数以上表示されることにより入賞となる入賞役(ジャックボット入賞)を設ける。そして、ライン役が成立した場合には、ライン役となるシンボルを例えば黄色で発光表示する。そして、ジャックポット入賞を得た場合には、例えば赤色等のライン役とは異なる色彩で発光表示する。なお、この場合、ライン役とジャックポット入賞とを同時に入賞させた場合には、交互に発光表示することで、遊技者は入賞役を一目で理解することができる。なお、図11は、シンボル「S」86がジャックポット入賞した場合の例を示すものである。
【0037】
本実施形態では、リールをマトリックス状に配置したシンボル表示装置を挙げて説明したが、これに限定する必要はなく、マトリックス状以外のリールの配置を行うようにしてもよい。また、入賞ライン数、入賞ラインの構成や、リールの外周に配列されるシンボルの種類、数、配列等はゲーム性を考慮して適宜設定してよい。
【0038】
本実施形態では、ステッピングモータにより駆動される機械式のリールを用いたスロットマシンの例を取り上げたが、これに限定する必要はなく、例えば液晶表示(LCD)パネル等を用いて、ROMに格納されたグラフィックデータに基づいて擬似的に回転される擬似リールを表示するスロットマシンでもよい。また、このシンボル表示装置を用いる遊技機としては、スロットマシンの他に、パチンコ機やその他の遊技機にも使用することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、本発明のシンボル表示装置によれば、表示窓から表示されるシンボルの組み合わせからなる入賞役を、態様の異なる複数種の入賞役から構成するとともに、前記態様の異なる複数種の入賞役のいずれかが入賞した場合に、入賞した入賞役を構成するシンボルを、その入賞役に応じた色彩で識別表示させるようにしたことので、遊技を行っている遊技者に対して入賞状態を一目で理解させることができる。
【0040】
また、表示窓に表示されるシンボルにより態様の異なる複数の入賞役が同時に成立した場合に、それぞれの入賞役を異なる色彩表示で行うようにしたり、前記表示窓に表示されるシンボルにより態様の異なる複数の入賞役が重複して成立した場合に、それぞれの入賞役を異なる色彩表示で行うようにしたことで、遊技者に入賞状態を一目で理解させることができるので、遊技者を混乱させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したスロットマシンの外観を示す斜視図である。
【図2】シンボル表示装置の正面パネルの概略を示す正面図である。
【図3】スロットマシンの電気的構成を示す機能ブロック図である。
【図4】ゲームの流れを示すフローチャートである。
【図5】ライン役の入賞状態の一例を示す説明図である。
【図6】ブロック役の入賞状態の一例を示す説明図である。
【図7】ANYポジション役の入賞状態の一例を示す説明図である。
【図8】ボーナストリガー役の入賞状態の一例を示す説明図である。
【図9】3行3列の9リールを有するスロットマシンで、ライン役、ANY役及びボーナストリガー役とが同時に入賞した場合を示す説明図である。
【図10】3行3列の9リールを有するスロットマシンで、ブロック役が入賞した場合を示す説明図である。
【図11】3リールを有するスロットマシンの入賞状態の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 スロットマシン
11 フロントパネル
12 表示窓
13 リール
16 配当表
45 シンボル表示装置
51 ステッピングモータ
65 照明データメモリ
67 LED
68a,68b LEDユニット
【発明の属する技術分野】
本発明は、流動表示しているシンボルを停止させた時のシンボルの組み合わせにより入賞の有無が決定されるシンボル表示装置及びこれを用いた遊技機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機は、入賞装置としてシンボル表示装置を組み込んだものが主流になっている。ところで、特許第2920027号公報等により、外周にシンボルが配置された9個のリールを3行3列のマトリクス状に配置し、各々のリールを個別にモータで駆動するシンボル表示装置を用いたスロットマシンが公知である。また、9個のリールが回転してシンボルが移動する様子を液晶表示パネルやCRT(ブラウン管)などの電子表示器に模擬的に表示するようにしたビデオタイプのシンボル表示装置も公知である。そして、リール駆動タイプ及びビデオタイプの9リール式のシンボル表示装置は、またパチンコ機に組み込まれて使用されている。そして、いずれのタイプのものでも、シンボルが停止したときに入賞ライン上で停止しているシンボルの組み合わせによって当たりの有無が決定される。
【0003】
このようなシンボル表示装置では、予め設けられた入賞ライン上に同一のシンボルを揃えた場合に入賞となる(ライン役の成立)のが一般的である。このような入賞形態を有する場合には、遊技に対する興趣を遊技者に与えるために、ライン役がリーチ状態(入賞ライン上に同一のシンボルが2個停止し、最後のシンボルが停止したときに当たりとなる状態)となる場合に、リーチ状態となる入賞ラインをライン役のシンボルの色彩と同一の色彩で発光させることで、遊技者に対する報知を行うものがある(特開2000−61033号公報)。この場合、各シンボルは払い出し枚数等の利益状態に応じて異なる色彩で構成されているので、例えばどのシンボルでリーチ状態となるかが遊技者は予め知ることができ、ゲーム状態を把握することが可能となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、シンボル表示装置の中には、ライン役とは異なる態様の入賞役を有するものがある。このような入賞役を有する場合、ライン役と、ライン役と異なる態様の入賞役とが同時にリーチ状態となり、ライン役となる入賞ラインの色彩表示と、ライン役と異なる態様の入賞役のリーチ状態の色彩表示(この場合、該当する表示窓(シンボル)の点灯表示)とを行う必要があるが、仮に色彩表示を交互に行った場合、ランプによる演出と混同してしまい、それぞれの入賞役に対するリーチ状態を明確に遊技者に対して報知させることが難しいものとなる。
【0005】
本発明は、異なる入賞態様の入賞役を有する場合に、入賞役毎の色彩表示を明確に行わせるとともに、各リールの停止時にどの入賞役が成立したかを一目で理解できるようにしたシンボル表示装置及びこれを用いた遊技機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のシンボル表示装置は、回転する複数のリールを停止させた際に、前記リールの外周面に形成された複数種のシンボルのいずれかを前記複数のリールに対応して設けられた表示窓から表示させ、表示されたシンボルの組み合わせが入賞役となる図柄の組み合わせとなる場合に入賞となるようにしたものであり、前記表示窓から表示されるシンボルの組み合わせからなる入賞役を、複数種の態様の異なる入賞役から構成するとともに、前記態様の異なる複数種の入賞役のいずれかが入賞した場合に、入賞した入賞役を構成するシンボルを、その入賞役に応じた色彩で識別表示させるようにしたことものである。
【0007】
また、前記表示窓に表示されるシンボルにより態様の異なる複数の入賞役が同時に成立した場合には、それぞれの入賞役を異なる色彩表示で行うようにしたことが好ましい。また、前記表示窓に表示されるシンボルにより態様の異なる複数の入賞役が重複して成立した場合に、それぞれの入賞役を異なる色彩表示で行う用にしたことが好ましい。
【0008】
また、前記複数のリールは、ステッピングモータでそれぞれ独立して駆動される機械式のリールが用いられていることが好ましい。また、前記表示窓はマトリックス状に形成されることが好ましい。
【0009】
また、遊技機としては、上記記載のシンボル表示装置が組み込まれ、このシンボル表示装置により入賞が得られた場合には、入賞となる図柄組み合わせと、入賞が得られた場合に払い出されるメダル枚数とがまとめられた配当表の色分けに応じた色彩表示が行われるようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1に示すように、スロットマシン10の内部には15個のリール13が3行5列のマトリックス状に配置されたリールユニット及び、これらの駆動機構が組み込まれたシンボル表示装置45(図3参照)が形成されている。フロントパネル11には各リールに対応する位置に表示窓12が設けられ、リール13が停止したときにそれぞれ1個のシンボルが対応する表示窓12から観察される。なお、このフロントパネル11の下面には、ベットされたメダルの総枚数を表示するためのベット数表示窓14、クレジットカウンタに積算されたメダルの枚数を表示するためのクレジット表示窓15が設けられている。また、フロントパネル11には、このスロットマシンでの入賞役と、入賞役が入賞した場合に払い出される配当メダルとが記載された配当表16が設けられている。この配当表16は、図示はしないが、入賞役毎に色彩表示されており、入賞役が得られた際に行われるシンボルの発光表示の際の発光色と対応した色彩表示が行われている。
【0011】
フロントパネル11の下部に設けられる操作パネル17には、メダル投入口18、ベットボタン19、スタートボタン20が設けられている。メダルのベットはメダル投入口18にメダルが投入された後に、操作パネル17に設けられたベットボタン19によって行われる。各入賞ラインに対応したベットボタン19が1回操作されると指定された本数の入賞ラインが有効化されるとともに、各入賞ラインにメダルが1枚ずつベットされる。また、ベットボタン19が複数回操作されると、操作された回数に応じた枚数のメダルが入賞ラインにベットされる。なお、「メダルの投入」には実際にメダルをメダル投入口18に投入する場合以外にクレジットカウンタに積算されたメダルをベットすることも含む。
【0012】
入賞ラインは、横3本の入賞ライン(第1〜第3入賞ライン25a〜25cとする)の他に、谷型の入賞ライン(第4入賞ライン25dとする)と、山型の入賞ライン(第5入賞ライン25eとする)とから構成されている。メダルのベットの後にスタートボタン20が押圧されると、各リールが回転し、所定時間後に各リールがランダムに停止するようになっている。なお、各リールをランダムに停止させるようにしているが、これに限定する必要はなく、例えばストップボタンを設けて、ストップボタンの操作により各リールを停止させるようにしてもよい。なお、操作パネル17の下方にはメダル払出口22及びメダル受け皿23が設けられている。
【0013】
図2に示すように、スロットマシン10での入賞役には、例えばシンボル「BAR」30等の所定のシンボルの組み合わせが有効化された入賞ライン上に揃う場合に入賞となるライン役の他に、ブロック役、ANYポジション役、ボーナストリガー役が設けられている。ブロック役は、有効化された入賞ラインに関係なく、複数個の所定のシンボルが所定の箇所に集合して表示されることにより入賞が得られる入賞役である。本実施形態では、ブロック役となるシンボルをシンボル「A」31及びシンボル「7」32から構成し、隣り合う2行2列の計4個の表示窓12からシンボル「A」31又はシンボル「7」32が表示された場合にブロック役が成立するものとする。なお、図2では、シンボル「A」31によるブロック役が成立した状態を示している。
【0014】
ANYポジション役は、所定のシンボルが有効化された入賞ラインに関係なく所定個数以上、またブロック役のように所定のシンボルが集合せずに表示窓12から表示されることにより入賞となる入賞役である。なお、本実施形態では、シンボル「A」31又はシンボル「7」32が4個以上表示された場合に成立するものとし、このANYポジション役を入賞させた場合、表示されるシンボル「A」31又はシンボル「7」32の個数に応じてメダルの払い出し枚数が多くなるように設定される。なお、図2ではシンボル「A」31でのANYポジション役とシンボル「7」32でのANYポジション役との両方が成立した状態を示している。
【0015】
ボーナストリガー役は、入賞ラインに関係なく所定のシンボルが所定箇所に表示された場合によって成立する入賞役である。このボーナストリガー役は他の入賞役とは異なり、成立した際のメダルの払い出しは行われない代わりに、ボーナスゲームへの参加権利を得ることができる入賞役である。なお、ボーナスゲームに移行すると、メダル投入を行わずに所定回数のゲームを行うことができ、この間で入賞を得ることができた場合には入賞役に応じたメダルの払い出しを受けることができる。本実施形態では、ボーナストリガー役となるシンボルをシンボル「S」33から構成し、シンボル「S」33が中央の表示窓12に表示された場合にボーナストリガー役が成立するものとする。なお、入賞役の種類や、各入賞役の成立条件等は上記形態に限定される必要はなく、ゲーム性等を考慮して適宜設定することができる。また、各入賞役に対する配当メダル数は入賞役の種類や入賞役の数、払い出し率等を考慮して、適宜設定してよい。
【0016】
図3に示すように、メダルセンサ40はメダル投入口18の奥に設けられ、適正なメダルの投入を検知するごとにCPU41にメダル検知信号を入力する。CPU41は、メダル検知信号に応答してクレジット表示窓15にメダルの投入枚数を表示する。操作パネル17の各ボタンが操作されると、操作入力検知回路42が操作信号をCPU41に入力する。なお、CPU41は、このスロットマシン10の作動をプログラムROM43に格納されたゲームプログラムにしたがって統括して管理しており、ゲームの進行とは無関係な操作信号入力に対してはこれを無効化するようになっている。
【0017】
ベットボタン19が操作されると、CPU41は操作信号に応答して有効化する入賞ラインの本数を識別した後に、ベット数に応じた入賞ラインを有効化する。また、ベット数表示窓14からベット数を表示し、プログラムRAM44にベット数を一時的に保存する。
【0018】
操作パネル17のスタートボタン20が操作されるとスタート信号がCPU41に入力され、CPU41はシンボル表示装置45のモータ制御回路46にリールごとの駆動信号を送る。モータ制御回路46はCPU41からの駆動信号を受け、それぞれリールごとに設けられたドライブユニット47を介してリール13の回転及び停止を制御する。これらのドライブユニット47は構成が共通であるため、図面では簡略化して図示してある。ドライブユニット47は、ドライバ50,ステッピングモータ51,カウンタ52からなる。ドライバ50は、モータ制御回路44からの回転信号を受けてステッピングモータ51に駆動パルスを供給し、ステッピングモータ51はドライバ50から入力されてくる駆動パルスの個数に応じて単位ステップ角ずつ回転する。
【0019】
ステッピングモータ51のスピンドルにはリール13が直結され、リール13の回転位置はステッピングモータ51に供給される駆動パルスの個数と一対一に対応する。カウンタ52はステッピングモータ51に供給される駆動パルスの個数をリアルタイムで計数するとともに、ステッピングモータ51がその回転により基準位置を通過するごとに計数値が「0」にクリアされる。したがって、カウンタ52の計数値はリール13の回転位置を表している。そして、ステッピングモータ51の基準位置に対し、リール13に配列されたシンボルの種類は予め分かっているから、カウンタ52の計数値に基づいて表示窓12に現れるシンボルの種類を識別することが可能となる。
【0020】
CPU41にスタート信号が入力されると、乱数発生回路55では1個の乱数値がサンプリングされ、入賞判定部56に入力される。入賞判定部56では乱数値が入力されることにより、現在開始されているゲームで入賞させるか否かの決定と、入賞させる場合には単一の入賞とするか、態様の異なる入賞との複合入賞とするかが決定され、入賞の種類に応じた入賞判定信号をCPU41に入力する。
【0021】
停止シンボル決定回路60では、入賞判定部56からの入賞判定信号と、シンボルデータメモリ61とから各リールで表示させるシンボルを決定する。例えばライン役の場合には、ライン役となるシンボルの決定と、決定されたシンボルをどの入賞ライン上に停止させるかとが決定される。また、入賞判定部56で決定された入賞判定信号がANYポジション役となる場合には、ANYポジション役となるシンボルの決定(シンボル「A」にするかシンボル「7」にするかの決定)と、決定されたシンボルの表示個数及び表示箇所とが決定される。なお、ブロック役の場合もANYポジション役と同様である。なお、態様の異なる入賞を複数同時に入賞させる場合には、入賞となるシンボルの種類及び決定されたシンボルの表示位置の決定が行われる。
【0022】
シンボルデータメモリ61には、各リールごとにシンボルの種類とそのシンボルを表示窓12で停止させるときの駆動パルスの個数とが対応づけられているので、停止シンボル決定回路60において各リールで表示させるシンボルが決定された際には、各リールごとの駆動パルス数のデータも選択されることになる。そして、リールごとの駆動パルスの個数データがCPU41に入力されると、CPU41ではモータ制御回路46を介して、カウンタ52の計数値が停止シンボル決定回路60から入力された駆動パルスの個数と一致した際に、ステッピングモータ51の停止制御を行う。これにより、各表示窓にシンボルが表示されることにより入賞の有無が決定される。
【0023】
入賞確認部62は全てのリール13が停止したとき、カウンタ52の計数値を確認して入賞が表示されているか否かを確認する。通常は停止シンボル決定回路60で決められたシンボルが出ているはずであるが、ステッピングモータ51の脱調などの不測の自体を考慮し、カウンタ52の計数値に基づいて最終的に表示されているシンボルの確認(入賞役の表示の有無)をここで行うようにしている。メダル払い出し器63は、入賞役が表示されたことが入賞確認部36で確認されたときにその入賞役に応じた規定枚数のメダルを払い出す。
【0024】
照明制御データメモリ65には、入賞が得られた際に、入賞役を色彩表示させるために各リールの内側に設けられたLED素子67(以下、LEDとする)を点灯させるための照明データが格納されている。なお、各リールの内側には、黄色LED67Y、青色LED67B、緑色LED67Gの3種類のLED67からなるLEDユニット68aが設けられている。また、第1ライン25aの中央となるリール13には、上記LEDの他に赤色LED67Rが設けられたLEDユニット68bが設けられている。入賞確認部62で入賞が得られていることが確認された場合に、CPU41では、照明データを読み出してLED制御部66に照明データを出力する。LED制御部66ではLEDユニット68a,68bのそれぞれに設けられたドライバ69を介して各色LEDの点灯制御を行う。なお、本実施形態では各色LEDを用いているが、これに限定する必要はなく、例えばハロゲンランプ等のランプと各色のフイルタとを用いて、入賞が得られた場合に、フイルタを切り換えて、入賞役に応じた色彩で発光表示させるようにしてもよい。また、LEDを用いた場合には、赤色LED、青色LED、緑色LEDの3種類のLEDを適宜発光させることにより、対応する色彩を表示させることも可能である。
【0025】
例えばライン役が入賞した場合には、ライン役を構成するシンボルを表示したリール13に設けられた黄色LED67Yを点灯させてライン役を構成するシンボルの発光表示を行う。ブロック役が成立した場合には構成するシンボルを表示したリール13に設けられた青色LED67Bを点灯させる。ANYポジション役の場合には構成するシンボルを表示したリール13の緑色LED67Gを点灯させる。また、ボーナストリガー役の場合には第3入賞ライン25cの中央のリール13の赤色LED67Rを点灯させ、それぞれの入賞役を構成するシンボルを発光表示させる。
【0026】
また、異なる入賞役が入賞した場合には、それぞれの入賞役を構成するシンボルが表示されたリール13のLED67を順次点灯させて入賞役を構成するシンボルの発光表示を順次行う。例えば、図2に示すように、ライン役とボーナストリガー役とANYポジション役とブロック役とが同時に入賞した場合、入賞確認部62で入賞が確認された後に、ボーナストリガー役となるシンボル「S」33を表示するリールの赤色LED67Gを点灯させてシンボル「S」33の発光表示を行う。同時に、ライン役を構成するシンボル「BAR」30を表示するリールの黄色LED67Yを点灯させて、シンボル「BAR」30の発光表示を行う。その後、黄色LED67Yを消灯させ、ブロック役を構成するシンボル「A」31を表示するリールの青色LED67Bを点灯させて、シンボル「A」31の発光表示を行う。その後、青色LED67Bを消灯させ、ANYポジション役となるシンボル「A」31及びシンボル「7」32を表示するリールの緑色LED67Gを点灯させて、シンボル「A」31及びシンボル「7」の発光表示をシンボル毎に順次行う。これを所定回数繰り返すようにする。
【0027】
次に、このようにして構成されたスロットマシン10の作用について、図4のフローチャートを基に説明する。遊技者が所定枚数のメダルをメダル投入口18から投入した後にベットボタン19を押圧する。これにより、押圧されたベットボタン19に対応する入賞ラインが有効化される。そして、遊技者がスタートボタン20を押圧すると各リールが回転し、シンボルの流動表示が行われる。乱数発生回路55では乱数値をサンプリングし、入賞判定部56にサンプリングされた乱数値を出力する。これを受けて、入賞判定部56では入賞の有無を決定する。入賞判定部56で入賞となる場合には、単一の入賞とするか複合の入賞とするかが決定される。例えば、当たりとなる入賞役がライン役の場合には、他の入賞役(ブロック役、ANYポジション役、ボーナストリガー役)との複合役とするか否か、また成立するライン役の本数が決定される。CPU41に向けて入賞判定信号が出力される。なお、ライン役が入賞となる場合を挙げたが、他の入賞役の場合についても同様である。
【0028】
入賞判定信号がCPU41に入力されると、CPU41は停止シンボル決定回路60にシンボル決定信号を出力する。これを受けて停止シンボル決定回路60では各リールの停止シンボルを決定し、CPU41に停止シンボルに該当する各モータの駆動パルス数を出力する。これを受けて、CPU41ではモータ制御回路46に駆動停止信号を出力し、それぞれのリールのカウンタ52のカウント値が決定されたカウント値となる場合にステッピングモータ51を順次停止させていく。
【0029】
各リールが停止されると、入賞確認部62ではそれぞれのリールに設けられたカウンタ52の計数値を確認して表示されたシンボルの確認、及び入賞の有無の確認が行われる。そして、入賞が得られた場合にはメダル払い出し器63による配当メダルの払い出しが行われる。
【0030】
メダル払い出し器63による所定枚数の配当メダルの払い出しとともに、CPU41ではLED制御回路66を介して、入賞役となるシンボルを表示したリールの内側に設けられたLEDを発光させる。図5に示すように、例えばシンボル「BAR」30によるライン役が第3入賞ライン25cに揃った場合には、第3入賞ライン上のリールの内側に設けられた黄色LED67Yを点灯させ、ライン役となるシンボル「BAR」30を発光表示する。また、図示はしないが、ライン役が複数成立した場合には、1つ目のライン役を構成するシンボルを黄色LED67Yで発光表示する。1つ目のライン役を発光表示させた後に黄色LED67Yを消灯させ、2つ目のライン役となるシンボルを黄色LED67Yで発光表示させる。これをライン役の個数に応じて順次行うようにする。なお、符号70はシンボル「スター」であり、入賞役に関与しないシンボルである。
【0031】
また、図6に示すように、ブロック役が成立した場合には、シンボル「A」31が表示されるリールに設けられた青色LEDを67Bそれぞれ点灯させ、シンボル「A」31を発光表示する。図7に示すように、ANYポジション役の場合には、シンボル「A」31が表示されるリールに設けられた緑色LED67Gをそれぞれ発光させ、シンボル「A」31を発光表示する。また、図8に示すように、「ボーナストリガー」役が成立した場合には、シンボル「S」33を赤色LED67Rにより発光させ、シンボル「S」33を発光表示する。
【0032】
一方、図2に示すように、ライン役、ANYポジション役、ブロック役、ボーナストリガー役が一度に成立した場合には、まずボーナストリガー役となるシンボル「S」を赤色LED67Rにより、ライン役となるシンボル「BAR」30を黄色LED67Yにより発光表示する。そして、ライン役となるシンボル「BAR」30の発光表示を終了させた後に、ブロック役となるシンボル「A」31を青色LED67Bにより発光表示させる。その後、青色LED67Bを消灯させ、ANY役ポジション役となるシンボル「A」31とシンボル「7」32とを緑色LED67Gにより発光表示させる。そして、この発光表示を所定回数繰り返して行う。なお、この場合、ボーナストリガー役が入賞しているので、次のゲームから4ゲーム間はボーナスゲームに移行する。ボーナスゲームでは、メダルの投入を行わずにゲームを行うことができ、このボーナスゲーム間で入賞を得た場合には入賞役に対応するメダルの払い出しが行われる。
【0033】
また、ボーナストリガー役を含まない複数の入賞役が成立した場合には、ライン役→ブロック役→ANYポジション役の順で入賞役を構成するシンボルを対応する色で発光表示させる。また、図2に示すように、ブロック役とANYポジション役とが重複して入賞した場合も、まずブロック役を構成するシンボルの発光表示を行った後に、ANYポジション役を構成するシンボルの発光表示を行う。これにより、異なる態様となる入賞役が複数成立した場合に、入賞役毎に異なる色彩表示を行うようにしたので、遊技者には入賞役の成立を一目で理解することができる。
【0034】
なお、本実施形態においては、態様の異なる複数の入賞役が同時に成立した場合に、この入賞役を異なる色彩で入賞役毎に順次発光表示させたが、この方法に限らず、全ての入賞役を異なる色彩で同時に発光表示させてもよい。このときには、態様の異なる入賞役が重複して成立したシンボルは異なる色彩を交互に発光して表示させるようにすることで、ゲームにおける入賞状態を遊技者に一目で理解させることができる。
【0035】
本実施形態では、3行5列の計15個のリールを用いたスロットマシンの例を取り上げたが、これに限定する必要はなく、例えば3行3列の計9個のリールを用いたスロットマシンに利用してもよい。この場合、入賞役をライン役、ANY役、ブロック役、ボーナストリガー役とから構成する。図9、10に示すように、ライン役は、複数の入賞ラインのうちいずれかの入賞ライン80上に所定のシンボルが停止した場合に成立する入賞役である。ANY役はシンボル「A」81が4個以上表示された場合に入賞となる入賞役とする。また、ブロック役はシンボル「A」81が4個以上集合して揃えた場合に入賞となる入賞役とする。ボーナストリガー役は4隅の表示窓からシンボル「スター」82が表示されることで入賞となる入賞役とする。例えばゲーム中にライン役が入賞した場合には、ライン役となるシンボルを黄色LEDで発光表示、ANY役が入賞した場合にはANY役となるシンボル「A」81を青色LEDで発光表示、ブロック役が入賞した場合にはブロック役となるシンボル「A」81を緑色LEDで発光表示、ボーナストリガー役が入賞した場合にはシンボル「スター」82を赤色LEDでそれぞれ発光表示する。なお、これら入賞役が複数同時に、又は重複して入賞した場合にはライン役→ANY役→ブロック役の順で対応するシンボルの発光表示を行うようにする。なお、ボーナストリガー役が他の入賞役と同時に入賞した場合には、ボーナストリガー役を構成するシンボルは常に発光表示される。なお、符号83はシンボル「ひまわり」であり、ライン役を構成するシンボルの一つである。
【0036】
また、3個のリールを用いたスロットマシンに適応した場合、メダルを1枚賭け又は10枚賭けのゲームから構成する。図11に示すようにメダルの1枚賭けとなる場合には、横中央の入賞ライン85のみを有効化させ、10枚賭けとなる場合には、表示窓から表示されるシンボル(入賞ライン85上に表示されるシンボルの他に、入賞ライン85の前後に表示されるシンボル)を有効とする。この場合の入賞役を、同一のシンボルが入賞ライン85上に停止するライン役の他に、所定のシンボルが所定個数以上表示されることにより入賞となる入賞役(ジャックボット入賞)を設ける。そして、ライン役が成立した場合には、ライン役となるシンボルを例えば黄色で発光表示する。そして、ジャックポット入賞を得た場合には、例えば赤色等のライン役とは異なる色彩で発光表示する。なお、この場合、ライン役とジャックポット入賞とを同時に入賞させた場合には、交互に発光表示することで、遊技者は入賞役を一目で理解することができる。なお、図11は、シンボル「S」86がジャックポット入賞した場合の例を示すものである。
【0037】
本実施形態では、リールをマトリックス状に配置したシンボル表示装置を挙げて説明したが、これに限定する必要はなく、マトリックス状以外のリールの配置を行うようにしてもよい。また、入賞ライン数、入賞ラインの構成や、リールの外周に配列されるシンボルの種類、数、配列等はゲーム性を考慮して適宜設定してよい。
【0038】
本実施形態では、ステッピングモータにより駆動される機械式のリールを用いたスロットマシンの例を取り上げたが、これに限定する必要はなく、例えば液晶表示(LCD)パネル等を用いて、ROMに格納されたグラフィックデータに基づいて擬似的に回転される擬似リールを表示するスロットマシンでもよい。また、このシンボル表示装置を用いる遊技機としては、スロットマシンの他に、パチンコ機やその他の遊技機にも使用することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上のように、本発明のシンボル表示装置によれば、表示窓から表示されるシンボルの組み合わせからなる入賞役を、態様の異なる複数種の入賞役から構成するとともに、前記態様の異なる複数種の入賞役のいずれかが入賞した場合に、入賞した入賞役を構成するシンボルを、その入賞役に応じた色彩で識別表示させるようにしたことので、遊技を行っている遊技者に対して入賞状態を一目で理解させることができる。
【0040】
また、表示窓に表示されるシンボルにより態様の異なる複数の入賞役が同時に成立した場合に、それぞれの入賞役を異なる色彩表示で行うようにしたり、前記表示窓に表示されるシンボルにより態様の異なる複数の入賞役が重複して成立した場合に、それぞれの入賞役を異なる色彩表示で行うようにしたことで、遊技者に入賞状態を一目で理解させることができるので、遊技者を混乱させることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したスロットマシンの外観を示す斜視図である。
【図2】シンボル表示装置の正面パネルの概略を示す正面図である。
【図3】スロットマシンの電気的構成を示す機能ブロック図である。
【図4】ゲームの流れを示すフローチャートである。
【図5】ライン役の入賞状態の一例を示す説明図である。
【図6】ブロック役の入賞状態の一例を示す説明図である。
【図7】ANYポジション役の入賞状態の一例を示す説明図である。
【図8】ボーナストリガー役の入賞状態の一例を示す説明図である。
【図9】3行3列の9リールを有するスロットマシンで、ライン役、ANY役及びボーナストリガー役とが同時に入賞した場合を示す説明図である。
【図10】3行3列の9リールを有するスロットマシンで、ブロック役が入賞した場合を示す説明図である。
【図11】3リールを有するスロットマシンの入賞状態の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
10 スロットマシン
11 フロントパネル
12 表示窓
13 リール
16 配当表
45 シンボル表示装置
51 ステッピングモータ
65 照明データメモリ
67 LED
68a,68b LEDユニット
Claims (6)
- 回転する複数のリールを停止させた際に、前記リールの外周面に形成された複数種のシンボルのいずれかを前記複数のリールに対応して設けられた表示窓から表示させ、表示されたシンボルの組み合わせが入賞役となる図柄の組み合わせとなる場合に入賞となるシンボル表示装置において、
前記表示窓から表示されるシンボルの組み合わせからなる入賞役を、態様の異なる複数種の入賞役から構成するとともに、
前記態様の異なる複数種の入賞役のいずれかが入賞した場合に、入賞した入賞役を構成するシンボルを、その入賞役に応じた色彩で識別表示させるようにしたことを特徴とするシンボル表示装置。 - 前記表示窓に表示されるシンボルにより態様の異なる複数の入賞役が同時に成立した場合には、それぞれの入賞役を異なる色彩表示で行うようにしたことを特徴とする請求項1記載のシンボル表示装置。
- 前記表示窓に表示されるシンボルにより態様の異なる複数の入賞役が重複して成立した場合に、それぞれの入賞役を異なる色彩表示で行う用にしたことを特徴とする請求項1又は2記載のシンボル表示装置。
- 前記複数のリールは、ステッピングモータでそれぞれ独立して駆動される機械式のリールが用いられていることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のシンボル表示装置。
- 前記表示窓はマトリックス状に形成されることを特徴とする請求項1〜4記載のシンボル表示装置。
- 請求項1〜5いずれか記載のシンボル表示装置が組み込まれ、このシンボル表示装置により入賞が得られた場合には、入賞となる図柄組み合わせと、入賞が得られた場合に払い出されるメダル枚数とがまとめられた配当表の色分けに応じた色彩表示が行われることを特徴とする遊技機。
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