JP2004013871A - 防犯システム - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、通常の人と不審者を判別し、地域で共通して不審者の情報を収集し、その不審者の動向に対処した防犯システムを提供する。
【解決手段】予め住民関係者、配達員等の通常の人と、指名手配者を家庭装置1又は管理会社サーバ2に登録し、それらに該当しない訪問者を不審者として特定し、特定した不審者の情報を管理会社サーバ2が収集し、不審者の動向を分析するものであり、その不審者の動向分析から不審者の防犯を効率的に行う防犯システムである。
【選択図】 図1
【解決手段】予め住民関係者、配達員等の通常の人と、指名手配者を家庭装置1又は管理会社サーバ2に登録し、それらに該当しない訪問者を不審者として特定し、特定した不審者の情報を管理会社サーバ2が収集し、不審者の動向を分析するものであり、その不審者の動向分析から不審者の防犯を効率的に行う防犯システムである。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、防犯システムに係り、特に、地域における不審者の情報を収集し、その不審者の動向に対応する防犯を実現できる防犯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の防犯システムは、家庭内に警備会社に接続する防犯装置を設置し、家族の者が留守中に不審者の侵入があると当該防犯装置が動作して警備会社に通報し、警備会社の警備員が通報のあった家に駆け付けると共に家族に連絡し、必要であれば警察に通報して侵入者に対処するようになっていた。
【0003】
尚、通信装置を用いた防犯システムに関する従来技術には、平成13(2001)年3月16日公開の特開2001−69268「通信装置」(出願人:株式会社堀場製作所、発明者:岡本一隆他)がある。
この発明は、撮像手段を用いて撮像した画像を通信先に送信する送信手段と、予め設定された相手先の画像表示付き通信装置を呼び出すための回線設定手段とを備え、撮像手段で検出可能な被写体を構成する画素の一部の変化を呼び出しのタイミングとして所定の出力信号を回線設定手段に入力して、予め設定された相手先である画像表示付き通信装置を自動的に呼び出すものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の防犯システムでは、実際に家屋に侵入するという事実があって初めて不審者として特定されるものであり、犯罪行為がなければ地域内で行動する者が通常の人か不審者かを判別できず、従って、そのような不審者の情報を地域内で共通に保持して、地域一体として防犯に取り組むものとはなっていないという問題点があった。
【0005】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、通常の人と不審者を判別し、地域で共通して不審者の情報を収集し、その不審者の動向に対処した防犯システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、防犯システムにおいて、訪問者の画像を撮影し、撮影された画像の内、未確認訪問者の画像データを送信する家庭装置と、警察から提供された指名手配者の画像データと地域の配達業者から提供された配達員の画像データを記憶するデータベースと、未確認訪問者の画像データを受信し、データベースに記憶された指名手配者の画像データ及び配達員の画像データと比較し、指名手配者の画像データであれば警察に通報し、配達員の画像データでなければ不審者としてデータベースに記憶すると共に家庭装置に不審者である旨を通知するサーバとを有するものであり、通常の人と不審者を判別し、地域で不審者の情報を収集し、その不審者に的確に対処できる。
【0007】
本発明は、防犯システムにおいて、警察から提供された指名手配者の画像データと地域の配達業者から提供された配達員の画像データを記憶し、訪問者の画像を撮影し、撮影された画像の内、未確認訪問者の画像データについて記憶された指名手配者の画像データ及び配達員の画像データと比較し、比較結果を送信すると共に、未確認訪問者の画像データが配達員の画像データでなければ不審者である旨を表示する家庭装置と、比較結果を受信し、未確認訪問者の画像データが指名手配者の画像データであれば警察に通報し、配達員の画像データでなければ不審者としてデータベースに記憶するサーバとを有するものであり、通常の人と不審者を判別し、地域で不審者の情報を収集し、その不審者に的確に対処できる。
【0008】
本発明は、防犯システムにおいて、訪問者の画像を撮影し、撮影された画像データを送信する家庭装置と、警察から提供された指名手配者の画像データ、地域の配達業者から提供された配達員の画像データ及び家庭装置の関係者の画像データを記憶するデータベースと、家庭装置で撮影された画像データを受信し、データベースに記憶された指名手配者の画像データ、配達員の画像データ及び関係者の画像データと比較し、指名手配者の画像データであれば警察に通報し、関係者の画像データでもなく、配達員の画像データでもなければ不審者としてデータベースに記憶すると共に家庭装置に不審者である旨を通知するサーバとを有するものであり、通常の人と不審者を判別し、地域で不審者の情報を収集し、その不審者に的確に対処できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態に係る防犯システムは、予め住民関係者、配達員等の通常の人と、指名手配者を登録し、それらに該当しない訪問者を不審者として特定し、特定した不審者の情報を管理会社サーバ2に接続する家庭装置1から収集して不審者の動向を分析したものであり、その不審者の動向分析から不審者の防犯を効率的に行うことができるものである。
尚、通常の人と不審者とを判別する技術に、顔の形状にて識別を行うバイオメトリクスの技術を応用している。
【0010】
本発明の実施の形態に係る防犯システム(本システム)の構成について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る防犯システムの構成ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る防犯システム(本システム)は、図1に示すように、家庭装置1と、管理会社サーバ2と、管理会社データベース(DB)3と、インターネット4と、お店端末5と、警察端末6とを有している。
家庭装置1は複数存在し、インターネット4を介して管理会社サーバ2に接続し、お店端末5も多数存在し、インターネット4を介して管理会社サーバ2に接続している。
【0011】
本装置における各部を具体的に説明する。
家庭装置1は、一般家庭に設置される装置であって、カメラ付き玄関装置と、モニター及び記憶装置を備えた室内装置とを有し、必要な情報を管理会社サーバ2に送信すると共に管理会社サーバ2から送信された情報を受信して記憶し、表示する。
【0012】
家庭装置1について図2を参照しながら説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る家庭装置の概略図である。
家庭装置1は、図2に示すように、玄関に取り付けられる玄関装置11と、屋内に設置される室内装置12とから基本的に構成されている。
また、室内装置12に、パーソナルコンピュータ(PC)13を接続し、そのPC13に外付けハードディスク(HD)14と、DVD装置15を接続するようにしてもよい。
【0013】
玄関装置11は、小型カメラ111と、チャイムボタン112と、マイク113と、スピーカー114とを備えている。
小型カメラ111は、玄関先にて訪問客を撮影するカメラであり、撮影した画像データは室内装置12に送信される。
チャイムボタン112は、訪問者が訪問を知らせるために音を発生させるチャイムを動作させるためのボタンであり、チャイム音は室内装置12にて発生する。
マイク113は、訪問者の音声及び玄関先で発生した音を収集するための装置であり、その音のデータは室内装置12の受話器122で再生される。
スピーカー114は、室内装置12の受話器122から入力された音声を再生する装置である。
【0014】
室内装置12は、モニター121と、受話器122と、操作パネル123とを備えている。
モニター121は、玄関装置11の小型カメラ111で撮影された画像データを表示する。表示開始のタイミングは、チャイムが鳴音した時又は受話器122をオフフックした時又は操作パネル123でモニターオンの操作を行った時とし、表示終了のタイミングは、受話器122をオンフックした時又は操作パネル123でモニターオフの操作を行った時とすることができる。
【0015】
受話器122は、玄関先の訪問者と会話するための装置で、マイクとスピーカーを備えている。受話器122のマイクに入力される音声は玄関装置11のスピーカー114に出力され、玄関装置11のマイク113に入力された音声が受話器122のスピーカーに出力される。
操作パネル123は、モニターのオン/オフの操作、緊急時の管理会社への通報操作等を行う。
【0016】
ここで、室内装置12では、小型カメラ111で撮影された者の顔の画像について、顔の画像を数値に置き換えて検索可能なデータとし、当該数値に基づいて既に登録されている画像を検索・照合して、その家の家族又は親戚、知人等を認識するバイオメトリクスの技術を用いている。
また、この技術を用いれば、玄関ドアの開閉を顔による本人認証にて行うことが可能である。
【0017】
パーソナルコンピュータ(PC)13は、室内装置12に接続し、玄関装置11の小型カメラ111で撮影された画像データを、室内装置12を介して入力して編集し、接続する外付けHD14又はDVD装置15に画像圧縮の技術を用いて記憶させる。
【0018】
外付けHD14又はDVD装置15への記憶方法の一例は、予め小型カメラ111で撮影された初期画像を記憶しておき、その初期画像に対して差分の画素のデータのみを画素位置のデータと撮影日時と共に記憶する。この場合の画像の再生は、初期画像上に差分の画素のデータを撮影日時から時系列に画素位置のデータに従って描画することで実現される。
尚、記憶される画像データが既に登録された家族、親戚、知人のものと判別されれば、その後データの削除を行って記憶容量を確保するようにしてもよい。
【0019】
また、PC13は、外付けHD14又はDVD装置15に記憶した画像データの内、身元が判別しなかった未確認訪問者の画像(顔)データを世帯IDを付与して管理会社サーバ2にインターネット4を介して送信する。このインターネット4の代わりに専用線を用いるようにしてもよい。世帯IDは、地域番号を含む数値及びアルファベットの羅列であり、国民基本台帳との連携を考慮して定められる。
【0020】
また、画像伝送の通信手段は、半径8kmを管理会社のパトロール圏内と考え、無線LANによるブロードバンド通信が想定されるが、電話回線、CATV、光ファイバー、電力線、次世代携帯電話等の高速通信も適用可能である。
外付けHD(ハードディスク)14とDVD(Digital Versatile Disk)装置15は、撮影された画像データを記憶する装置である。ここで、記憶装置にHDとDVD装置を挙げているが、大容量の画像データを記憶できる記憶装置であれば如何なる装置であっても構わない。
【0021】
また、PC13の機能を室内装置12内に集約することも考えられる。この場合、室内装置12内にPC13の機能を実現するボードを増設し、そのインタフェースに外付けHD14又はDVD装置15を接続する構成となる。更に、管理会社サーバ2への画像データ送信も室内装置12で実行する。
【0022】
また、携帯電話又は無線通信機能を備える個人情報端末(PDA)等を室内装置12に対するリモートコントローラと利用することが考えられる。
この場合、室内装置12と携帯電話16との間をブルートゥース又は通常の無線の電話回線で接続し、室内装置12のモニター121に表示される画像データを携帯電話の表示画面に表示し、携帯電話16のキー入力で操作パネル123の操作と同様の操作を行わせる。また、受話器122に入出力される音声データを携帯電話16からも入出力させることも考えられる。つまり、携帯電話16のスピーカーに玄関装置11のマイク113から入力された音声データを出力し、携帯電話16のマイクから入力された音声データを玄関装置11のスピーカー114に出力し、携帯電話16を受話器122の代わりに使用するというものである。
【0023】
管理会社サーバ2は、警備会社等に設置されるサーバで、家庭装置1から送信されるデータ(撮影された画像データ、撮影日時、世帯ID等のデータ)及びお店端末5から送信されるデータ(配達員の画像データ、お店ID等のデータ)を受信して管理会社DB3に記憶する。
また、管理会社サーバ2は、警察端末6から送信された指名手配者の顔データを指名手配者のデータとして管理会社DB3に登録し、お店端末5から送信された配達員等の顔データを正常な配達員のデータとして管理会社DB3に登録する。
【0024】
管理会社サーバ2は、家庭装置1で撮影された人物の画像データと指名手配者の画像データとを照合し、一致した場合には、警察端末6にその情報を送信すると共に、その画像データを送信した家庭装置1に注意を呼びかけるメッセージを送信して、室内装置12のモニター121に表示する。
【0025】
また、管理会社サーバ2は、家庭装置1で撮影された人物の画像データと配達員の画像データとを照合し、一致した場合には、訪問者が不審者ではなく正常な配達員である旨のメッセージ家庭装置1に送信し、室内装置12のモニター121に表示する。
【0026】
これにより、管理会社サーバ2は、指名手配者、不審者でない者(正常者)、それ以外(不審者)と分類できる。尚、家族、親戚、知人等に該当するか否かは、家庭装置1内で識別しているが、その識別処理を管理会社サーバ2で行っても構わない。
ここでは、指名手配者と正常者以外を全て不審者としているが、家庭装置1に記憶される画像データを住民が再生して、不審者と特定した画像データを管理会社サーバ2に送信し、管理会社サーバ2で当該画像データにフラグを立てて管理会社DB3に記憶するようにしてもよい。つまり、フラグ処理が為された画像データは、住民が特定した不審者として管理・把握されることになる。
【0027】
そして、管理会社サーバ2は、不審者の顔データを接続する家庭装置1から収集し、当該不審者の動向をトレースし、不審者の行動予定を推測する。不審者の行動は、その者の日々の行動パターンを分析し、その分析された行動パターンで予測を行う。
【0028】
また、管理会社サーバ2は、家庭装置1の小型カメラ111で撮影された不審者に対して家庭又は地域からの依頼に基づいて当該不審者の犯罪発生を予防するように、ボディガードの行動予定をスケジューリングする。これにより、無駄なく的確に不審者による犯罪発生を防止できる効果がある。このボディガードの行動予定は、不審者の動向に対応し、その不審者の移動場所と時間を考慮して作成される。
【0029】
そして、管理会社サーバ2は、氏名手配者及び不審者の行動履歴のデータを抽出してレポートとして警察端末6に出力(提出)する。このレポートについて、地図情報を活用し、当該地域の地図上に不審者の動向をトレースして表示又は印刷するようプログラム動作させるようにすると、不審者の行動パターンを容易に把握できる効果がある。
【0030】
管理会社データベース(DB)3は、警察端末6から送信された指名手配者の顔データを指名手配者として登録し、お店端末5から送信された配達員の顔データを配達員として登録する。
また、管理会社サーバ2で訪問者を住民関係者であるか否かの照合を行うのであれば、管理会社DB3は、家庭装置1から送信された家族、親戚、知人等の顔データを住民関係者として登録する。
【0031】
インターネット4は、家庭装置1とお店端末5を管理会社サーバ2に接続するための通信媒体である。
お店端末5は、当該地域内で営業する新聞配達業者、ピザ宅配業者、荷物宅配業者、郵便局に設置され、配達員の顔をデジタルカメラで撮影して顔データを入力し、当該配達員の顔データを管理会社サーバ2に送信する。このように、配達員の顔データを予め管理会社サーバ2に登録することで、当該配達員はその地域内で不審者と間違えられることがないし、訪問者が登録された配達員であることを家庭装置1に通知することで、家庭装置1を備える家庭は安心して配達員に対応できる。
【0032】
警察端末6は、指名手配者の顔データを接続する警察DB7から抽出し、管理会社サーバ2に送信する。
また、警察端末6は、管理会社サーバ2から訪問者が指名手配者である旨の通報を受けると、警察官に出動を促す指示を出力する。
また、警察端末6は、管理会社サーバ2から送信された不審者のレポートを受信し、不審者対策用に当該レポートを警察内部に提供する。
【0033】
上記例では、指名手配者、配達員等の判別処理を管理会社サーバ1で行ってきたが、それら判別処理を家庭装置1で実現することが考えられる。つまり、家庭装置1の室内装置12又はPC13で、指名手配者、配達員等の識別を行い、不審者と判断される場合にのみ、その不審者の画像データ、撮影日時、世帯IDを管理会社サーバ2に送信するものである。
【0034】
次に、本システムの動作について図3を参照しながら説明する。図3は、本発明の実施の形態に係る防犯システムにおける管理会社サーバ2の処理の流れを示すフローチャートである。
本システムにおける管理会社サーバ2は、まず、警察端末6から指名手配者の顔データを受信して管理会社DB3に登録し、お店端末5から配達員の顔データを受信して管理会社DB3に登録し、必要であれば住民関係の顔データを家庭装置1から受信して管理会社DB3に登録しておく。
【0035】
そして、管理会社サーバ2は、図3に示すように、家庭装置1から未確認訪問者顔データを受信する(S1)。家庭装置1では、家族、親戚及び知人の顔データが登録されており、玄関装置11で撮影された訪問者の顔データと家族等の顔データとは家庭装置1内で照合され、家族等と判断されない場合に、管理会社サーバ2に未確認の訪問者の顔データを送信する。
【0036】
管理会社サーバ2は、家庭装置1から受信した未確認訪問者の顔データと管理会社DB3に登録する指名手配者の顔データとを比較し、一致するか否かを判断する(S2)。
この判断処理S2において、指名手配者の顔データと一致する場合(Yesの場合)には、管理会社サーバ2は、警察端末6に「訪問者が指名手配者である」旨の通報を行う(S3)。更に、管理会社サーバ2は、家庭装置1に注意を呼びかけるメッセージを送信する(S4)。そのメッセージは家庭装置1の室内装置12のモニター121に表示され、家庭装置1を備える地域住民は注意することになる。
【0037】
判断処理S2で、未確認訪問者の顔データが指名手配者の顔データに一致しない場合(Noの場合)、次に管理会社サーバ2は、未確認訪問者の顔データが管理会社DB3に登録された配達員の顔データと一致するか否かを判断する(S5)。配達員の顔データに一致する場合(Yesの場合)、管理会社サーバ2は、家庭装置1に「訪問者が配達員である」旨の通知を行う(S6)。その通知は家庭装置1の室内装置12のモニター121に表示され、家庭装置1を備える地域住民は安心して対応することになる。
【0038】
判断処理S5で、未確認訪問者の顔データが配達員の顔データに一致しない場合(Noの場合)、今まで蓄積された不審者の顔データに一致するか否かを判断する(S7)。
処理S7で、未確認訪問者の顔データが不審者の顔データに一致する場合(Yesの場合)、管理会社サーバ2は、家庭装置1に「訪問者が不審者である」旨の通知を行う(S8)。その通知は家庭装置1の室内装置12のモニター121に表示され、家庭装置1を備える地域住民は注意することになる。
【0039】
また、処理S7で、未確認訪問者の顔データが不審者の顔データに一致しない場合(Noの場合)、管理会社サーバ2は、当該未確認訪問者を新たな不審者として、その顔データを管理会社DB3に登録する(S9)。更に、管理会社サーバ2は、家庭装置1に「訪問者は新たな不審者である」旨の通知を行う(S10)。その通知は家庭装置1の室内装置12のモニター121に表示され、家庭装置1を備える地域住民は注意することになる。
【0040】
このように、管理会社サーバ2は、接続する多くの家庭装置1から指名手配者、不審者の情報を取得できるので、これらの者のこれまでの行動をトレースすることができ、更に過去の行動パターンからこれからの行動を予測可能となるので、その予測に応じてボディガードの手配を無駄なく行うことができ、不審者の犯罪を未然に防ぐことができる。
【0041】
また、図3の処理S5で、配達員の顔データが一致しない場合に、管理会社サーバ2は、該当するお店端末5に登録されていない配達員について当該画像を送信して問い合わせを行い、お店端末5からそこの配達員である旨の回答が得られれば、家庭装置1にその旨を通知するようにしてもよい。
【0042】
また、登録された配達員であるか否かの判別処理を家庭装置1で行う場合は、家庭装置1内でお店のIP電話の電話番号を記憶しておき、配達員が登録されていない場合に手動又は自動でIP電話に接続して、登録されていない配達員との会話をお店のIP電話に出力して、直接確認することも可能である。
【0043】
本システムによれば、家庭装置1で撮影された訪問者の顔データから住民関係者、配達員、不審者、指名手配者を識別し、指名手配者は警察に速やかに通報し、特に不審者に関する情報を多くの家庭装置1から収集することで、管理会社サーバ2は不審者の行動を分析でき、それに有効に対処できる効果がある。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、訪問者の画像を撮影し、撮影された画像の内、未確認訪問者の画像データを送信する家庭装置と、警察から提供された指名手配者の画像データと地域の配達業者から提供された配達員の画像データを記憶するデータベースと、未確認訪問者の画像データを受信し、データベースに記憶された指名手配者の画像データ及び配達員の画像データと比較し、指名手配者の画像データであれば警察に通報し、配達員の画像データでなければ不審者としてデータベースに記憶すると共に家庭装置に不審者である旨を通知するサーバとを有する防犯システムとしているので、通常の人と不審者を判別し、地域で不審者の情報を収集し、その不審者に的確に対処できる効果がある。
【0045】
本発明によれば、警察から提供された指名手配者の画像データと地域の配達業者から提供された配達員の画像データを記憶し、訪問者の画像を撮影し、撮影された画像の内、未確認訪問者の画像データについて記憶された指名手配者の画像データ及び配達員の画像データと比較し、比較結果を送信すると共に、未確認訪問者の画像データが配達員の画像データでなければ不審者である旨を表示する家庭装置と、比較結果を受信し、未確認訪問者の画像データが指名手配者の画像データであれば警察に通報し、配達員の画像データでなければ不審者としてデータベースに記憶するサーバとを有する防犯システムとしているので、通常の人と不審者を判別し、地域で不審者の情報を収集し、その不審者に的確に対処できる効果がある。
【0046】
本発明によれば、訪問者の画像を撮影し、撮影された画像データを送信する家庭装置と、警察から提供された指名手配者の画像データ、地域の配達業者から提供された配達員の画像データ及び家庭装置の関係者の画像データを記憶するデータベースと、家庭装置で撮影された画像データを受信し、データベースに記憶された指名手配者の画像データ、配達員の画像データ及び関係者の画像データと比較し、指名手配者の画像データであれば警察に通報し、関係者の画像データでもなく、配達員の画像データでもなければ不審者としてデータベースに記憶すると共に家庭装置に不審者である旨を通知するサーバとを有する防犯システムとしているので、通常の人と不審者を判別し、地域で不審者の情報を収集し、その不審者に的確に対処できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る防犯システムの構成ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る家庭装置の概略図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る防犯システムにおける管理会社サーバ2の処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…家庭装置、 2…管理会社サーバ、 3…管理会社DB、 4…インターネット、 5…お店端末、 6…警察端末、 7…警察DB、 11…玄関装置、 12…室内装置、 13…PC、 14…外付けHD、 15…DVD装置、 111…小型カメラ、 112…チャイムボタン、 113…マイク、 114…スピーカー、 121…モニター、 122…受話器、 123…操作パネル
【発明の属する技術分野】
本発明は、防犯システムに係り、特に、地域における不審者の情報を収集し、その不審者の動向に対応する防犯を実現できる防犯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の防犯システムは、家庭内に警備会社に接続する防犯装置を設置し、家族の者が留守中に不審者の侵入があると当該防犯装置が動作して警備会社に通報し、警備会社の警備員が通報のあった家に駆け付けると共に家族に連絡し、必要であれば警察に通報して侵入者に対処するようになっていた。
【0003】
尚、通信装置を用いた防犯システムに関する従来技術には、平成13(2001)年3月16日公開の特開2001−69268「通信装置」(出願人:株式会社堀場製作所、発明者:岡本一隆他)がある。
この発明は、撮像手段を用いて撮像した画像を通信先に送信する送信手段と、予め設定された相手先の画像表示付き通信装置を呼び出すための回線設定手段とを備え、撮像手段で検出可能な被写体を構成する画素の一部の変化を呼び出しのタイミングとして所定の出力信号を回線設定手段に入力して、予め設定された相手先である画像表示付き通信装置を自動的に呼び出すものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来の防犯システムでは、実際に家屋に侵入するという事実があって初めて不審者として特定されるものであり、犯罪行為がなければ地域内で行動する者が通常の人か不審者かを判別できず、従って、そのような不審者の情報を地域内で共通に保持して、地域一体として防犯に取り組むものとはなっていないという問題点があった。
【0005】
本発明は上記実情に鑑みて為されたもので、通常の人と不審者を判別し、地域で共通して不審者の情報を収集し、その不審者の動向に対処した防犯システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、防犯システムにおいて、訪問者の画像を撮影し、撮影された画像の内、未確認訪問者の画像データを送信する家庭装置と、警察から提供された指名手配者の画像データと地域の配達業者から提供された配達員の画像データを記憶するデータベースと、未確認訪問者の画像データを受信し、データベースに記憶された指名手配者の画像データ及び配達員の画像データと比較し、指名手配者の画像データであれば警察に通報し、配達員の画像データでなければ不審者としてデータベースに記憶すると共に家庭装置に不審者である旨を通知するサーバとを有するものであり、通常の人と不審者を判別し、地域で不審者の情報を収集し、その不審者に的確に対処できる。
【0007】
本発明は、防犯システムにおいて、警察から提供された指名手配者の画像データと地域の配達業者から提供された配達員の画像データを記憶し、訪問者の画像を撮影し、撮影された画像の内、未確認訪問者の画像データについて記憶された指名手配者の画像データ及び配達員の画像データと比較し、比較結果を送信すると共に、未確認訪問者の画像データが配達員の画像データでなければ不審者である旨を表示する家庭装置と、比較結果を受信し、未確認訪問者の画像データが指名手配者の画像データであれば警察に通報し、配達員の画像データでなければ不審者としてデータベースに記憶するサーバとを有するものであり、通常の人と不審者を判別し、地域で不審者の情報を収集し、その不審者に的確に対処できる。
【0008】
本発明は、防犯システムにおいて、訪問者の画像を撮影し、撮影された画像データを送信する家庭装置と、警察から提供された指名手配者の画像データ、地域の配達業者から提供された配達員の画像データ及び家庭装置の関係者の画像データを記憶するデータベースと、家庭装置で撮影された画像データを受信し、データベースに記憶された指名手配者の画像データ、配達員の画像データ及び関係者の画像データと比較し、指名手配者の画像データであれば警察に通報し、関係者の画像データでもなく、配達員の画像データでもなければ不審者としてデータベースに記憶すると共に家庭装置に不審者である旨を通知するサーバとを有するものであり、通常の人と不審者を判別し、地域で不審者の情報を収集し、その不審者に的確に対処できる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
本発明の実施の形態に係る防犯システムは、予め住民関係者、配達員等の通常の人と、指名手配者を登録し、それらに該当しない訪問者を不審者として特定し、特定した不審者の情報を管理会社サーバ2に接続する家庭装置1から収集して不審者の動向を分析したものであり、その不審者の動向分析から不審者の防犯を効率的に行うことができるものである。
尚、通常の人と不審者とを判別する技術に、顔の形状にて識別を行うバイオメトリクスの技術を応用している。
【0010】
本発明の実施の形態に係る防犯システム(本システム)の構成について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る防犯システムの構成ブロック図である。
本発明の実施の形態に係る防犯システム(本システム)は、図1に示すように、家庭装置1と、管理会社サーバ2と、管理会社データベース(DB)3と、インターネット4と、お店端末5と、警察端末6とを有している。
家庭装置1は複数存在し、インターネット4を介して管理会社サーバ2に接続し、お店端末5も多数存在し、インターネット4を介して管理会社サーバ2に接続している。
【0011】
本装置における各部を具体的に説明する。
家庭装置1は、一般家庭に設置される装置であって、カメラ付き玄関装置と、モニター及び記憶装置を備えた室内装置とを有し、必要な情報を管理会社サーバ2に送信すると共に管理会社サーバ2から送信された情報を受信して記憶し、表示する。
【0012】
家庭装置1について図2を参照しながら説明する。図2は、本発明の実施の形態に係る家庭装置の概略図である。
家庭装置1は、図2に示すように、玄関に取り付けられる玄関装置11と、屋内に設置される室内装置12とから基本的に構成されている。
また、室内装置12に、パーソナルコンピュータ(PC)13を接続し、そのPC13に外付けハードディスク(HD)14と、DVD装置15を接続するようにしてもよい。
【0013】
玄関装置11は、小型カメラ111と、チャイムボタン112と、マイク113と、スピーカー114とを備えている。
小型カメラ111は、玄関先にて訪問客を撮影するカメラであり、撮影した画像データは室内装置12に送信される。
チャイムボタン112は、訪問者が訪問を知らせるために音を発生させるチャイムを動作させるためのボタンであり、チャイム音は室内装置12にて発生する。
マイク113は、訪問者の音声及び玄関先で発生した音を収集するための装置であり、その音のデータは室内装置12の受話器122で再生される。
スピーカー114は、室内装置12の受話器122から入力された音声を再生する装置である。
【0014】
室内装置12は、モニター121と、受話器122と、操作パネル123とを備えている。
モニター121は、玄関装置11の小型カメラ111で撮影された画像データを表示する。表示開始のタイミングは、チャイムが鳴音した時又は受話器122をオフフックした時又は操作パネル123でモニターオンの操作を行った時とし、表示終了のタイミングは、受話器122をオンフックした時又は操作パネル123でモニターオフの操作を行った時とすることができる。
【0015】
受話器122は、玄関先の訪問者と会話するための装置で、マイクとスピーカーを備えている。受話器122のマイクに入力される音声は玄関装置11のスピーカー114に出力され、玄関装置11のマイク113に入力された音声が受話器122のスピーカーに出力される。
操作パネル123は、モニターのオン/オフの操作、緊急時の管理会社への通報操作等を行う。
【0016】
ここで、室内装置12では、小型カメラ111で撮影された者の顔の画像について、顔の画像を数値に置き換えて検索可能なデータとし、当該数値に基づいて既に登録されている画像を検索・照合して、その家の家族又は親戚、知人等を認識するバイオメトリクスの技術を用いている。
また、この技術を用いれば、玄関ドアの開閉を顔による本人認証にて行うことが可能である。
【0017】
パーソナルコンピュータ(PC)13は、室内装置12に接続し、玄関装置11の小型カメラ111で撮影された画像データを、室内装置12を介して入力して編集し、接続する外付けHD14又はDVD装置15に画像圧縮の技術を用いて記憶させる。
【0018】
外付けHD14又はDVD装置15への記憶方法の一例は、予め小型カメラ111で撮影された初期画像を記憶しておき、その初期画像に対して差分の画素のデータのみを画素位置のデータと撮影日時と共に記憶する。この場合の画像の再生は、初期画像上に差分の画素のデータを撮影日時から時系列に画素位置のデータに従って描画することで実現される。
尚、記憶される画像データが既に登録された家族、親戚、知人のものと判別されれば、その後データの削除を行って記憶容量を確保するようにしてもよい。
【0019】
また、PC13は、外付けHD14又はDVD装置15に記憶した画像データの内、身元が判別しなかった未確認訪問者の画像(顔)データを世帯IDを付与して管理会社サーバ2にインターネット4を介して送信する。このインターネット4の代わりに専用線を用いるようにしてもよい。世帯IDは、地域番号を含む数値及びアルファベットの羅列であり、国民基本台帳との連携を考慮して定められる。
【0020】
また、画像伝送の通信手段は、半径8kmを管理会社のパトロール圏内と考え、無線LANによるブロードバンド通信が想定されるが、電話回線、CATV、光ファイバー、電力線、次世代携帯電話等の高速通信も適用可能である。
外付けHD(ハードディスク)14とDVD(Digital Versatile Disk)装置15は、撮影された画像データを記憶する装置である。ここで、記憶装置にHDとDVD装置を挙げているが、大容量の画像データを記憶できる記憶装置であれば如何なる装置であっても構わない。
【0021】
また、PC13の機能を室内装置12内に集約することも考えられる。この場合、室内装置12内にPC13の機能を実現するボードを増設し、そのインタフェースに外付けHD14又はDVD装置15を接続する構成となる。更に、管理会社サーバ2への画像データ送信も室内装置12で実行する。
【0022】
また、携帯電話又は無線通信機能を備える個人情報端末(PDA)等を室内装置12に対するリモートコントローラと利用することが考えられる。
この場合、室内装置12と携帯電話16との間をブルートゥース又は通常の無線の電話回線で接続し、室内装置12のモニター121に表示される画像データを携帯電話の表示画面に表示し、携帯電話16のキー入力で操作パネル123の操作と同様の操作を行わせる。また、受話器122に入出力される音声データを携帯電話16からも入出力させることも考えられる。つまり、携帯電話16のスピーカーに玄関装置11のマイク113から入力された音声データを出力し、携帯電話16のマイクから入力された音声データを玄関装置11のスピーカー114に出力し、携帯電話16を受話器122の代わりに使用するというものである。
【0023】
管理会社サーバ2は、警備会社等に設置されるサーバで、家庭装置1から送信されるデータ(撮影された画像データ、撮影日時、世帯ID等のデータ)及びお店端末5から送信されるデータ(配達員の画像データ、お店ID等のデータ)を受信して管理会社DB3に記憶する。
また、管理会社サーバ2は、警察端末6から送信された指名手配者の顔データを指名手配者のデータとして管理会社DB3に登録し、お店端末5から送信された配達員等の顔データを正常な配達員のデータとして管理会社DB3に登録する。
【0024】
管理会社サーバ2は、家庭装置1で撮影された人物の画像データと指名手配者の画像データとを照合し、一致した場合には、警察端末6にその情報を送信すると共に、その画像データを送信した家庭装置1に注意を呼びかけるメッセージを送信して、室内装置12のモニター121に表示する。
【0025】
また、管理会社サーバ2は、家庭装置1で撮影された人物の画像データと配達員の画像データとを照合し、一致した場合には、訪問者が不審者ではなく正常な配達員である旨のメッセージ家庭装置1に送信し、室内装置12のモニター121に表示する。
【0026】
これにより、管理会社サーバ2は、指名手配者、不審者でない者(正常者)、それ以外(不審者)と分類できる。尚、家族、親戚、知人等に該当するか否かは、家庭装置1内で識別しているが、その識別処理を管理会社サーバ2で行っても構わない。
ここでは、指名手配者と正常者以外を全て不審者としているが、家庭装置1に記憶される画像データを住民が再生して、不審者と特定した画像データを管理会社サーバ2に送信し、管理会社サーバ2で当該画像データにフラグを立てて管理会社DB3に記憶するようにしてもよい。つまり、フラグ処理が為された画像データは、住民が特定した不審者として管理・把握されることになる。
【0027】
そして、管理会社サーバ2は、不審者の顔データを接続する家庭装置1から収集し、当該不審者の動向をトレースし、不審者の行動予定を推測する。不審者の行動は、その者の日々の行動パターンを分析し、その分析された行動パターンで予測を行う。
【0028】
また、管理会社サーバ2は、家庭装置1の小型カメラ111で撮影された不審者に対して家庭又は地域からの依頼に基づいて当該不審者の犯罪発生を予防するように、ボディガードの行動予定をスケジューリングする。これにより、無駄なく的確に不審者による犯罪発生を防止できる効果がある。このボディガードの行動予定は、不審者の動向に対応し、その不審者の移動場所と時間を考慮して作成される。
【0029】
そして、管理会社サーバ2は、氏名手配者及び不審者の行動履歴のデータを抽出してレポートとして警察端末6に出力(提出)する。このレポートについて、地図情報を活用し、当該地域の地図上に不審者の動向をトレースして表示又は印刷するようプログラム動作させるようにすると、不審者の行動パターンを容易に把握できる効果がある。
【0030】
管理会社データベース(DB)3は、警察端末6から送信された指名手配者の顔データを指名手配者として登録し、お店端末5から送信された配達員の顔データを配達員として登録する。
また、管理会社サーバ2で訪問者を住民関係者であるか否かの照合を行うのであれば、管理会社DB3は、家庭装置1から送信された家族、親戚、知人等の顔データを住民関係者として登録する。
【0031】
インターネット4は、家庭装置1とお店端末5を管理会社サーバ2に接続するための通信媒体である。
お店端末5は、当該地域内で営業する新聞配達業者、ピザ宅配業者、荷物宅配業者、郵便局に設置され、配達員の顔をデジタルカメラで撮影して顔データを入力し、当該配達員の顔データを管理会社サーバ2に送信する。このように、配達員の顔データを予め管理会社サーバ2に登録することで、当該配達員はその地域内で不審者と間違えられることがないし、訪問者が登録された配達員であることを家庭装置1に通知することで、家庭装置1を備える家庭は安心して配達員に対応できる。
【0032】
警察端末6は、指名手配者の顔データを接続する警察DB7から抽出し、管理会社サーバ2に送信する。
また、警察端末6は、管理会社サーバ2から訪問者が指名手配者である旨の通報を受けると、警察官に出動を促す指示を出力する。
また、警察端末6は、管理会社サーバ2から送信された不審者のレポートを受信し、不審者対策用に当該レポートを警察内部に提供する。
【0033】
上記例では、指名手配者、配達員等の判別処理を管理会社サーバ1で行ってきたが、それら判別処理を家庭装置1で実現することが考えられる。つまり、家庭装置1の室内装置12又はPC13で、指名手配者、配達員等の識別を行い、不審者と判断される場合にのみ、その不審者の画像データ、撮影日時、世帯IDを管理会社サーバ2に送信するものである。
【0034】
次に、本システムの動作について図3を参照しながら説明する。図3は、本発明の実施の形態に係る防犯システムにおける管理会社サーバ2の処理の流れを示すフローチャートである。
本システムにおける管理会社サーバ2は、まず、警察端末6から指名手配者の顔データを受信して管理会社DB3に登録し、お店端末5から配達員の顔データを受信して管理会社DB3に登録し、必要であれば住民関係の顔データを家庭装置1から受信して管理会社DB3に登録しておく。
【0035】
そして、管理会社サーバ2は、図3に示すように、家庭装置1から未確認訪問者顔データを受信する(S1)。家庭装置1では、家族、親戚及び知人の顔データが登録されており、玄関装置11で撮影された訪問者の顔データと家族等の顔データとは家庭装置1内で照合され、家族等と判断されない場合に、管理会社サーバ2に未確認の訪問者の顔データを送信する。
【0036】
管理会社サーバ2は、家庭装置1から受信した未確認訪問者の顔データと管理会社DB3に登録する指名手配者の顔データとを比較し、一致するか否かを判断する(S2)。
この判断処理S2において、指名手配者の顔データと一致する場合(Yesの場合)には、管理会社サーバ2は、警察端末6に「訪問者が指名手配者である」旨の通報を行う(S3)。更に、管理会社サーバ2は、家庭装置1に注意を呼びかけるメッセージを送信する(S4)。そのメッセージは家庭装置1の室内装置12のモニター121に表示され、家庭装置1を備える地域住民は注意することになる。
【0037】
判断処理S2で、未確認訪問者の顔データが指名手配者の顔データに一致しない場合(Noの場合)、次に管理会社サーバ2は、未確認訪問者の顔データが管理会社DB3に登録された配達員の顔データと一致するか否かを判断する(S5)。配達員の顔データに一致する場合(Yesの場合)、管理会社サーバ2は、家庭装置1に「訪問者が配達員である」旨の通知を行う(S6)。その通知は家庭装置1の室内装置12のモニター121に表示され、家庭装置1を備える地域住民は安心して対応することになる。
【0038】
判断処理S5で、未確認訪問者の顔データが配達員の顔データに一致しない場合(Noの場合)、今まで蓄積された不審者の顔データに一致するか否かを判断する(S7)。
処理S7で、未確認訪問者の顔データが不審者の顔データに一致する場合(Yesの場合)、管理会社サーバ2は、家庭装置1に「訪問者が不審者である」旨の通知を行う(S8)。その通知は家庭装置1の室内装置12のモニター121に表示され、家庭装置1を備える地域住民は注意することになる。
【0039】
また、処理S7で、未確認訪問者の顔データが不審者の顔データに一致しない場合(Noの場合)、管理会社サーバ2は、当該未確認訪問者を新たな不審者として、その顔データを管理会社DB3に登録する(S9)。更に、管理会社サーバ2は、家庭装置1に「訪問者は新たな不審者である」旨の通知を行う(S10)。その通知は家庭装置1の室内装置12のモニター121に表示され、家庭装置1を備える地域住民は注意することになる。
【0040】
このように、管理会社サーバ2は、接続する多くの家庭装置1から指名手配者、不審者の情報を取得できるので、これらの者のこれまでの行動をトレースすることができ、更に過去の行動パターンからこれからの行動を予測可能となるので、その予測に応じてボディガードの手配を無駄なく行うことができ、不審者の犯罪を未然に防ぐことができる。
【0041】
また、図3の処理S5で、配達員の顔データが一致しない場合に、管理会社サーバ2は、該当するお店端末5に登録されていない配達員について当該画像を送信して問い合わせを行い、お店端末5からそこの配達員である旨の回答が得られれば、家庭装置1にその旨を通知するようにしてもよい。
【0042】
また、登録された配達員であるか否かの判別処理を家庭装置1で行う場合は、家庭装置1内でお店のIP電話の電話番号を記憶しておき、配達員が登録されていない場合に手動又は自動でIP電話に接続して、登録されていない配達員との会話をお店のIP電話に出力して、直接確認することも可能である。
【0043】
本システムによれば、家庭装置1で撮影された訪問者の顔データから住民関係者、配達員、不審者、指名手配者を識別し、指名手配者は警察に速やかに通報し、特に不審者に関する情報を多くの家庭装置1から収集することで、管理会社サーバ2は不審者の行動を分析でき、それに有効に対処できる効果がある。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、訪問者の画像を撮影し、撮影された画像の内、未確認訪問者の画像データを送信する家庭装置と、警察から提供された指名手配者の画像データと地域の配達業者から提供された配達員の画像データを記憶するデータベースと、未確認訪問者の画像データを受信し、データベースに記憶された指名手配者の画像データ及び配達員の画像データと比較し、指名手配者の画像データであれば警察に通報し、配達員の画像データでなければ不審者としてデータベースに記憶すると共に家庭装置に不審者である旨を通知するサーバとを有する防犯システムとしているので、通常の人と不審者を判別し、地域で不審者の情報を収集し、その不審者に的確に対処できる効果がある。
【0045】
本発明によれば、警察から提供された指名手配者の画像データと地域の配達業者から提供された配達員の画像データを記憶し、訪問者の画像を撮影し、撮影された画像の内、未確認訪問者の画像データについて記憶された指名手配者の画像データ及び配達員の画像データと比較し、比較結果を送信すると共に、未確認訪問者の画像データが配達員の画像データでなければ不審者である旨を表示する家庭装置と、比較結果を受信し、未確認訪問者の画像データが指名手配者の画像データであれば警察に通報し、配達員の画像データでなければ不審者としてデータベースに記憶するサーバとを有する防犯システムとしているので、通常の人と不審者を判別し、地域で不審者の情報を収集し、その不審者に的確に対処できる効果がある。
【0046】
本発明によれば、訪問者の画像を撮影し、撮影された画像データを送信する家庭装置と、警察から提供された指名手配者の画像データ、地域の配達業者から提供された配達員の画像データ及び家庭装置の関係者の画像データを記憶するデータベースと、家庭装置で撮影された画像データを受信し、データベースに記憶された指名手配者の画像データ、配達員の画像データ及び関係者の画像データと比較し、指名手配者の画像データであれば警察に通報し、関係者の画像データでもなく、配達員の画像データでもなければ不審者としてデータベースに記憶すると共に家庭装置に不審者である旨を通知するサーバとを有する防犯システムとしているので、通常の人と不審者を判別し、地域で不審者の情報を収集し、その不審者に的確に対処できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る防犯システムの構成ブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る家庭装置の概略図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る防犯システムにおける管理会社サーバ2の処理の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…家庭装置、 2…管理会社サーバ、 3…管理会社DB、 4…インターネット、 5…お店端末、 6…警察端末、 7…警察DB、 11…玄関装置、 12…室内装置、 13…PC、 14…外付けHD、 15…DVD装置、 111…小型カメラ、 112…チャイムボタン、 113…マイク、 114…スピーカー、 121…モニター、 122…受話器、 123…操作パネル
Claims (10)
- 訪問者の画像を撮影し、撮影された画像の内、未確認訪問者の画像データを送信する家庭装置と、
警察から提供された指名手配者の画像データと地域の配達業者から提供された配達員の画像データを記憶するデータベースと、
前記未確認訪問者の画像データを受信し、前記データベースに記憶された指名手配者の画像データ及び配達員の画像データと比較し、指名手配者の画像データであれば警察に通報し、配達員の画像データでなければ不審者として前記データベースに記憶すると共に前記家庭装置に不審者である旨を通知するサーバとを有することを特徴とする防犯システム。 - 警察から提供された指名手配者の画像データと地域の配達業者から提供された配達員の画像データを記憶し、訪問者の画像を撮影し、撮影された画像の内、未確認訪問者の画像データについて記憶された指名手配者の画像データ及び配達員の画像データと比較し、比較結果を送信すると共に、未確認訪問者の画像データが配達員の画像データでなければ不審者である旨を表示する家庭装置と、
前記比較結果を受信し、未確認訪問者の画像データが指名手配者の画像データであれば警察に通報し、配達員の画像データでなければ不審者としてデータベースに記憶するサーバとを有することを特徴とする防犯システム。 - 家庭装置は、関係者の画像データを記憶し、撮影された画像データについて前記関係者の画像データと比較し、関係者の画像データに一致しなければ、未確認訪問者の画像データとする装置であることを特徴とする請求項1又は2記載の防犯システム。
- 訪問者の画像を撮影し、撮影された画像データを送信する家庭装置と、
警察から提供された指名手配者の画像データ、地域の配達業者から提供された配達員の画像データ及び前記家庭装置の関係者の画像データを記憶するデータベースと、
前記家庭装置で撮影された画像データを受信し、前記データベースに記憶された指名手配者の画像データ、配達員の画像データ及び関係者の画像データと比較し、指名手配者の画像データであれば警察に通報し、関係者の画像データでもなく、配達員の画像データでもなければ不審者として前記データベースに記憶すると共に前記家庭装置に不審者である旨を通知するサーバとを有することを特徴とする防犯システム。 - サーバは、データベースに記憶された不審者の情報に基づいて当該不審者の動向を分析し、地図上に前記不審者の動向をトレースするサーバであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の防犯システム。
- サーバは、データベースに記憶された不審者の情報に基づいて当該不審者の動向に対応したボディガードの動向をスケジューリングするサーバであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の防犯システム。
- 画像を識別して照合する技術として、顔の画像を数値に置き換えて検索可能なデータ形式とし、当該数値に基づいて画像を検索・照合するバイオメトリクスの技術を用いたことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の防犯システム。
- 家庭装置は、訪問者の画像を撮影するカメラを備えた玄関装置と、前記撮影された画像を表示するモニター及び訪問者と会話するための受話器を備えた室内装置と、前記室内装置と無線で通信し、前記モニターに表示される画像データを受信して表示する表示部及び前記受話器の代わりに訪問者と会話を実現する音声入出力部を備える携帯電話とを有する装置であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載の防犯システム。
- 指名手配者の画像データをサーバに送信する警察端末と、配達員の画像データを前記サーバに送信するお店端末とを備えることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載の防犯システム。
- 指名手配者の画像データでもなく、配達員の画像データでない場合に、該当する配達業者に配達員を確認する通信処理を行うことを特徴とする請求項1乃至9のいずれか記載の防犯システム。
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