JP3498101B2 - 特定領域の監視システム - Google Patents

特定領域の監視システム

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JP3498101B2
JP3498101B2 JP2000400024A JP2000400024A JP3498101B2 JP 3498101 B2 JP3498101 B2 JP 3498101B2 JP 2000400024 A JP2000400024 A JP 2000400024A JP 2000400024 A JP2000400024 A JP 2000400024A JP 3498101 B2 JP3498101 B2 JP 3498101B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を用いて
監視端末が設置された特定領域を、利用者が所有する電
話やパソコン等の情報端末を用いて、外出先からでも監
視することを可能とする特定領域の監視システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より家を留守にした場合、泥棒の侵
入や火気の始末を気にしなければならず、今日のような
治安情勢の悪化に伴い、ますますこのような心配は増す
ばかりである。そのため、近年警備会社と契約を行うこ
とにより、泥棒の侵入や火災等の発生を未然に防止する
警備代行業務を行ってもらう個人宅、会社等が増加して
いる。また、老人等の介護要求が増え、煩雑な作業も増
加している。
【0003】このような警備システムとしては、所定の
センサー等を配備した家屋等に泥棒が侵入した場合、セ
ンサーの反応による警備会社への通報で警備会社の警備
員がその家屋に急行するシステムがあり、また、老人等
にもしもの際にも警備会社や介護人が急行するシステム
もある。
【0004】しかし、このようなマンパワーを利用する
システムであっては、警備員或いは介護人の人件費が極
めて高い割合を占めるため、加入契約料が一般大衆にと
って多大なものとなり、これ以上の急激な増加は望めな
いのが現状である。
【0005】このため、通信回線を利用して、必要な
時、また心配になった時に限らず、頻繁に断続的にでも
特定領域である例えば自宅内の様子を監視できるように
した特定領域の監視システムが提案されてきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
監視システムにおいては、監視端末自体の構成が複雑
で、高価であり、さらに前記監視端末に通信回線を介し
てアクセスする場合、監視端末から情報を得るのに、特
定のソフトのインストールされた端末、もしくは特定の
端末でしか入手できず、利用者にとっては種種の端末か
ら何処にいても監視領域の画像等の監視情報を入手した
いという要求があった。また、画像等の監視情報を早急
に入手したいという要求も存在している。
【0007】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、多くの利用者が、低価格で、種種の
端末から、何処にいても監視領域の画像等の監視情報を
早急に入手することのできる特定領域の監視システムを
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特定領域の監視システムは、コンピュータ
通信ネットワークを用いて、特定のエリアに設置された
監視目的に応じて適宜選択される監視手段によって得ら
れる監視情報を供給する特定領域の監視システムにおい
て、管理コンピュータは、 アクセスしてくる利用者の端
末機に関する情報検出部を備え この情報検出部から携
帯電話の種類、パーソナルコンピュータの種類などのデ
−タを中央演算処理装置(CPU)に対して出力する手
段と 利用者のIDに対応付けて登録されている前記
視手段からインターネット網を介して順次送信されて来
る監視情報を受け付ける手段とアクセスしてくる利用
者より送信されてきた利用者IDと暗証番号とを、利用
者DBの登録データと比較する手段と 前記比較で正規
利用者と判断された場合において、利用者DBに利用者
のIDに対応付けて登録されている監視端末を検索し抽
出する手段と この抽出された監視端末からの送信デー
タを 前記判別した利用者の携帯電話やパーソナルコン
ピュータの種類に応じて、適宜なファイル形式に変換
し、アクセスした登録者に対して送信する手段と から
なることを特徴としている。上記目的を達成するため
に、本発明の特定領域の監視システムは、コンピュータ
通信ネットワークを用いて、特定のエリアに設置された
監視目的に応じて適宜選択される監視手段によって得ら
れる監視情報を供給する特定領域の監視システムにおい
て、管理コンピュータは、 アクセスしてくる利用者の端
末機に関する情報検出部を備え この情報検出部から携
帯電話の種類、パーソナルコンピュータの種類などのデ
−タを中央演算処理装置(CPU)に対して出力する手
段と 利用者のIDに対応付けて登録されている前記
視手段からインターネット網を介して順次送信されて来
る監視情報を受け付ける手段とアクセスしてくる利用
者より送信されてきた利用者IDと暗証番号とを、利用
者DBの登録データと比較する手段と 前記比較で正規
利用者と判断された場合において、利用者DBに利用者
のIDに対応付けて登録されている監視端末を検索し抽
出する手段と この抽出された監視端末からの送信デー
タを 前記判別した利用者の携帯電話やパーソナルコン
ピュータの種類に応じて、アクセスしてくる利用者の端
末の表示画面の大きさに対応する画像フレームとする処
理を行い、アクセスした登録者に対して送信する手段
からなることを特徴としている。この特徴によれ
ば、管理コンピュータに各監視領域の画像等の監視情報
が集中して送られ、ここでサービスが行われるため、利
用者が高価なシステムを個々に持つ必要がなく、低価格
の特定領域の監視システムを提供できる。また、このシ
ステムによれば、利用者は、種種の端末から管理コンピ
ュータにアクセスし、認証を経ることによって、監視領
域の画像等の監視情報を早急に入手することのできるこ
とになる。
【0009】本発明の特定領域の監視システムは、管理
コンピュータは、登録されている監視手段と通信回線網
を介して常時接続状態を維持し、順次送信されて来る監
視情報を受け付けるようになっていることが好ましい。
このようにすれば、管理コンピュータが、一々、通信回
線網を介して監視手段にアクセスして各監視領域の画像
等の監視情報を取りに行く行程を踏む必要がなく管理コ
ンピュータの作業を軽減できる。
【0010】本発明の特定領域の監視システムは、前記
アクセスした登録者に対して、閲覧を許可、もしくは送
信する監視情報が、その時点において最新の監視情報で
あることが好ましい。このようにすれば、利用者に対し
て、認証と検索が終了した時点からの逐次送られてくる
情報を提供できることになる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。
【0012】(実施例)まず、図1は、本実施例の特定
領域の監視システムの構成を示すブロック図であり、図
2は、本実施例の特定領域の監視システムに用いた監視
端末を示す外観斜視図であり、図3は、前記本実施例に
おいて用いた監視端末の構成を示すブロック図であり、
図4は、本実施例において用いた管理コンピュータの構
成を示すブロック図であり、図5は、本実施例の管理コ
ンピュータからの監視画像並びに音声を出力可能とされ
た利用者が携帯する携帯電話を示す外観図である。
【0013】まず、本実施例の特定領域の監視システム
は、図1に示すように、利用者が監視したい場所、例え
ば自宅等の被監視領域a〜cに設置される監視端末4a
〜4cと、該監視端末4a〜4c並びにサービス利用者
が所有する情報端末とに通信回線網5を介してデータ通
信可能に接続されたサービス提供者が所有する管理コン
ピュータ3と、監視サービスの利用者が操作するパソコ
ン14やノートパソコン15や携帯電話11等の情報端
末と、から主に構成されている。
【0014】また、本実施例に用いた監視端末4a〜4
cは、図1に示すように、主に通信回線網5を介してサ
ービス提供者が所有する前記管理コンピュータ3と原
則、常時接続されている。この例によると、監視端末4
a〜4cは、ネットワークを介して管理コンピュータ3
と常時接続を可能とするADSL(DSL)、いわゆる
非対称デジタル加入者線方式で接続されており、監視端
末4a〜4cは、データの送受信を実施する通信装置で
あるセットトップボックス2と、該セットトップボック
ス2に接続されて特定領域の画像や音等の監視情報を収
集する監視ユニット1とから構成されている。
【0015】この本実施例において用いた監視ユニット
1は、図2に示すように、天井等に配置可能な箱状の筐
体50の下面に、透明なドーム状のカバー68が形成さ
れているとともに、該カバー68の内部には監視手段で
ある監視用CCDカメラ55と、該監視用CCDカメラ
55の監視方向を左右上下に変更可能な方向変更装置5
8が内在されているとともに、前記筐体50の側面から
は、前記セットトップボックス2と接続される通信ケ−
ブル51が導出され、更に他の側面には、監視領域の音
を集音可能な集音マイク53が設けられている。
【0016】また、この監視ユニット1の筐体50内部
の構成は、図3に示すように、通信部60と、後述する
MPU65が行う制御においてワ−クメモリとして使用
されるとともに、後述するデジタルシグナルプロセッサ
(DSP)56にて圧縮された画像デ−タ或いは音声デ
−タを一時記憶するSRAM57と、前記集音マイク5
3に接続されて入力音をデジタルデータに変換するA/
DコンバータであるPCMコーデック52と、内部にレ
ンズにて結像された画像をデジタルのデータ列として出
力可能な電荷結合素子(CCD)54を内蔵する監視用
CCDカメラ55と、前記PCMコーデック52並びに
電荷結合素子(CCD)54より出力された音声データ
並びに画像データを所定の圧縮アルゴリズム(MPEG
方式)にて圧縮処理するデジタルシグナルプロセッサ
(DSP)56や、前記監視用CCDカメラ55の撮影
方向の移動を行う方向変更装置58や、パイロットラン
プ(LED)69の点灯するドライバ59や、これら各
部に図3に示すように接続され、各部の制御等の処理を
実施するMPU65とからから構成され、該MPU65
内部には、該MPU65が実施する前記監視用CCDカ
メラ55や方向変更装置58並びに集音マイク53等の
監視手段並びに監視手段の周辺デバイスの起動や停止等
の制御内容が記述された制御プログラム等が記憶された
内部ROM66を有している。尚、図3において白矢印
は制御信号を示し、黒矢印は主にデータ信号を示す。
【0017】また、本実施例の監視ユニット1には、電
力手段としての電池67が搭載されており、該電池にて
動作可能とされていて、該監視ユニット1を電力が得ら
れない場所にも容易に設置できるようになっているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、これら電力を
コンセント等より得られる交流電流を所定の直流電流に
変換して使用するようにしても良い。
【0018】尚本実施例では、前記のようにDSP56
を用いて画像データ並びに音声データをMPEG方式
(JPEG方式など他の方式でも可能)によりデータ圧
縮して管理コンピュータ3に送信しており、これらデー
タ圧縮を行うことは、伝送するデータ容量を小さくする
ことで伝送負荷を低減できるとともに、前記管理コンピ
ュータ3において必要とされる通信容量を低減でき、回
線コストを安価とすることが可能となることから好まし
いが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0019】また、本実施例では、監視手段として、前
記監視用CCDカメラ55や集音マイク53を設けてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら
監視手段として、例えば動物等が発する赤外線を感知可
能な赤外線センサーや、設置場所の雰囲気温度を測定可
能な温度監視センサーや(温度による火災監視センサー
を含む)、煙監視センサー等を用いるようにしても良
く、これら使用する監視手段は、監視目的に応じて適宜
に選択すれば良い。
【0020】尚、この監視ユニット1の設置場所として
は、利用者が特に監視したいと望むエリヤの画像や、温
度、音、または煙の確認を実施できるための好適な場所
を選択すれば良く、本実施例のように障害物の少ない天
井等とし、監視方向を適宜に移動できるようにすること
で、より緻密な監視を実施できるようになることから好
ましい。
【0021】次いで、この監視ユニット1に接続される
とともに、前記通信回線網5(ADSL回線)に接続さ
れて、管理コンピュ−タ3との間にてデ−タの送受信を
行う通信手段であるセットトップボックス2の構成は、
図7に示すように、前記監視ユニット1である監視端末
や、パーソナルコンピュータを接続するADSL送受信
機、およびアナログ電話機を接続する端子が設けられ、
これらは交換局に繋がる電話回線にフィルタを介して接
続されている。ここで交換局においては、周波数帯域を
基準にして電話交換機もしくはADSL送受信機とにフ
ィルターを介して振り分けられる。このように、この実
施例では、ADSLを利用するため定料金で常時接続の
サービスが可能となっており、管理コンピュ−タ3に新
しい画像情報が逐次送信されてくることになる。
【0022】また、本実施例の監視ユニット1は前述の
ように通信部60を有しており、監視ユニット1側には
IPアドレスが割り当てられており、管理コンピュ−タ
3と常時接続状態であるため、このIPアドレスが監視
領域の特定用に利用されることになる。
【0023】次いで、これら監視ユニット1とセットト
ップボックス2とから構成される各監視端末からのデー
タ圧縮された画像並びに音データを受信する前記管理コ
ンピュータ3の構成は、図4に示すように、コンピュ−
タ内部にて比較的高速にてデ−タの送受を行うデ−タバ
ス30に、利用者からの接続による認証処理や、該利用
者IDに対応して登録されている監視端末のIPアドレ
ス(ここではグローバルIP)を検索する処理や、受信
した画像並びに音データを該利用者の情報端末である例
えば携帯電話11に送信するデータ転送処理を実施可能
な演算能力に優れた中央演算処理装置(CPU)31
や、前記CPU31のワークメモリ等に使用されるRA
M32や、ディスプレイ等の表示装置34や、キーボー
ドやマウス等の入力装置36や、接続サービスの実施履
歴等の登録に使用される現在の時刻情報や任意の年月日
の曜日等のカレンダ−情報を出力可能なリアルタイムク
ロック(RTC)37、前記監視端末を構成するセット
トップボックス2とのデータ通信を比較的高速にて実施
可能な回線が接続可能とされた監視端末用通信回線基板
38と、利用者の情報端末である携帯電話11等とのデ
ータ通信を比較的高速にて実施可能な通信回線が接続可
能とされた利用者用通信回線基板33と、磁気ディスク
や光磁気ディスクから成り、利用者を識別可能な識別符
号(ID)に対応付けて該利用者の暗証番号並びに該利
用者が監視したい場所に設置されている監視端末に付与
されている前記したIPアドレスに基づいた利用者デー
タベース(DB)や、前記データ転送処理内容が記述さ
れたデータ転送プログラム等が記憶されている記憶装置
35と、が接続された比較的処理能力に優れたコンピュ
−タとされている。
【0024】尚、本実施例に用いた前記利用者用通信回
線基板33には、利用者が所持する情報端末である携帯
電話11等からの架電(アクセス)において該利用者へ
利用者IDと暗証番号との入力を促すガイダンス音声の
デジタルデ−タをアナログの音声に変換して送信可能な
A/D変換部(図示略)が設けられていて、前記記憶装
置35に登録されたデジタルデ−タに基づく所定のガイ
ダンス音声を発呼者である利用者に送信可能とされてい
るが、これに限らず、文字でガイドすることもでき
る。。
【0025】また前記利用者用通信回線基板33には、
通信回線網5からアクセスしてくる発呼者(アクセス
者)の端末機に関する情報検出部(図示略)が設けられ
ていて、監視端末の種類や、携帯電話の種類、パーソナ
ルコンピュータの種類などのデ−タを前記中央演算処理
装置(CPU)31に対して出力するように構成されて
いる。
【0026】また、本実施例において利用者が使用する
情報端末としては、前記管理コンピュータ3にアクセス
してデータ圧縮された少なくとも画像データを受信し、
圧縮データを解凍して再生、出力可能なものであれば良
く、本実施例では図1に示すように、パソコン14や、
ノートパソコン15並びに携帯電話11のいずれからで
も利用者が前記管理コンピュータ3にアクセスして前記
監視端末1からの画像データ並びに音データを入手し
て、監視を実施できるようになっており、本実施例に用
いた携帯電話11は、図5に示すように、監視画像が表
示可能な比較的大きな表示画面16を有し、前記圧縮デ
ータの解凍処理を実施可能なマイコンを搭載しているも
のとされおり、イアホン端子口17にイアホンを接続す
ることで、画面を見ながら音も聞くことができるように
なっている。
【0027】以下、本実施例の監視システムにおける監
視処理の一例についての流れを、図6のフロー図に基づ
き説明する。
【0028】前記該監視ユニット1は、これら起動状態
にある監視用CCDカメラ55により撮影された画像デ
ータ、並びに前記集音マイク53により集音され前記P
CMコーデック52によりデジタル化された音データ
は、前記DSP56により所定のデータ圧縮方式である
MPEG方式により圧縮データに変換され、該圧縮デー
タが前記通信部60よりセットトップボックス2に送ら
れ、管理コンピュータ3に監視用通信回線基板38を通
じて常時送られるようになっている。ここで、該セット
トップボックス2から決められた時間に監視情報を管理
コンピュータ3に送るようにしても良い。
【0029】まず、利用者は、外出先等において、監視
端末1が設置されている自宅の様子等が不安になった場
合に、例えば自分が所持している携帯電話11から前記
監視サービス提供者が所有する管理コンピュータ3の利
用者用の電話番号へアクセス(架電)し、ガイダンスに
従って自分の利用者IDと暗証番号とを、携帯電話11
を操作して入力する。
【0030】管理コンピュータ3側においては、利用者
の前記携帯電話11より送信されてきた利用者IDと暗
証番号とを、前記記憶装置35に記憶されている利用者
DBの登録データと比較し、比較が一致して正規利用者
と判断された場合において、該利用者DBに利用者ID
に対応付けて登録されている監視端末、例えば監視端末
4aのアドレスを検索する。すなわち監視ユニット1側
にはIPアドレスが振られており、管理コンピュ−タ3
と基本的に常時接続状態であり、さらにこのIPアドレ
スが監視領域の特定用に利用できるようになっているた
め、管理コンピュ−タ3に対して逐次送られてくる監視
情報の所在について、そのIPアドレスで判断して利用
者IDに対応付けて抽出するだけでよい。
【0031】この際、監視端末4aは常時起動している
ようにしても良いが、予め決められた時間に繰り返し起
動させ、管理コンピュ−タ3に対して逐次監視情報を送
るようにしてもよい。もちろん、常時接続状態が都合が
よいが、利用者の判断で一次的に接続を切ることも可能
である。
【0032】この監視端末4aから送信された画像並び
に音を含む圧縮データは、前記記憶装置35に一時記憶
(蓄積)されて、利用者の情報端末に対して送られるわ
けであるが、前記したように、利用者用通信回線基板3
3には、発呼者(アクセス者)の端末機に関する情報検
出部(図示略)が設けられていて、監視端末の種類や、
携帯電話の種類、パーソナルコンピュータの種類などが
判別できるようになっているため、例えば携帯電話11
の種類に応じて、前記一時記憶(蓄積)された圧縮デー
タを適宜なファイル形式、例えばC-HTML、JPE
G等に変換するとともに、端末の表示画面の大きさに対
応した画像フレーム処理を行い送信される。
【0033】これら利用者の情報端末である携帯電話1
1へ送信された前記圧縮データを含む変換データは、適
宜に解凍されて画像データが表示画面16に表示される
とともに、音データがD/A変換されて前記イアホン端
子口17より出力される。
【0034】このように画像情報が管理コンピュータ3
に対して常時送られているため、利用者は、アクセスし
た後瞬時に新しいデータを得られることになる。すなわ
ち、利用者からアクセスがあったとき、認証し、監視端
末に働きかけ、データを取りに行くといった行程を踏む
と、それだけ通信時間が無駄になるが、本実施例の場
合、情報が管理コンピュータ3まで常時来ているので、
瞬時に利用者に情報を送れることになる。また管理コン
ピュータの作業ステップも軽減できる。なお、古いデー
タを一時的に保存しておき即座に配信することも可能で
ある。
【0035】この際、利用者は、撮影されている監視方
向を変えるために、携帯電話11に設けられている十字
キー等を操作すると、該操作データが前記管理コンピュ
ータ3に送信され、該送信に基づく方向変更装置58の
制御指示データが作成されて前記ルータ2を介して監視
ユニット1に送信されることで、利用者が見たい方向に
適宜に撮影方向を上下左右に移動させることが可能とさ
れている。
【0036】以上、本発明を図面により説明してきた
が、本発明はこれら実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっ
ても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0037】例えば、前記においては監視端末を構成す
る管理コンピュータ3や利用者の情報端末である携帯電
話11が通信回線網5を介して接続されていると表現し
ているが、本発明はこれら通信回線網5としてコンピュ
ータネットワークであるインターネット網を含んでい
る。
【0038】また、前記実施例では、前記監視ユニット
1を天井に設置可能な形状としているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、これら監視ユニットを、壁
掛け型の監視ユニットとしたり、その他の設置場所に合
わせた適宜な形状としても良いことは言うまでもない。
【0039】また、前記実施例では、セットトップボッ
クス2に1つの監視ユニット1を接続しているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、同一のセットトッ
プボックス2に複数の監視ユニット1を接続するように
しても良い。この場合、各監視ユニット1、1,1,1
に対してそれぞれにプライベートアドレスが割り当てら
れ、前述と同様に管理コンピュータ3によって選択し、
利用者が指定してくる各監視ユニットの監視情報を利用
者に提供することになる。ここで監視情報の送信とした
表現については、利用者からすれば監視情報を閲覧する
ような表現となる。
【0040】また、前記実施例では、セットトップボッ
クス2と監視ユニット1を通信ケーブル51にて接続し
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、こ
れらセットトップボックス2と監視ユニット1とを無線
通信、例えば無線LAN等により接続したり、或いはセ
ットトップボックス2自体が携帯電話網や簡易型携帯電
話(PHS)網に接続可能な無線通信機能を有するもの
であっても良い。
【0041】ここで、監視ユニット1と管理コンピュ−
タ3とがADSL回線を利用して接続されているが、管
理コンピュ−タ3との間にてデ−タの送受信を行う通信
回線として、CATV回線、更には専用回線、ワイヤレ
スインターネット網を介して常時接続状態で利用するこ
とができる。
【0042】また、前記実施例では、監視端末用通信回
線基板38と利用者用通信回線基板33とを個別として
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、これ
らに代えて多数の回線を接続可能な同一の通信回線基板
を使用するようにしても良い。
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における特定領域の監視システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例において用いた監視ユニットを
示す外観斜視図である。
【図3】本発明の実施例において用いた監視端末の構成
を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例において用いた管理コンピュー
タの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例において用いた利用者が携帯す
る情報端末としての携帯電話を示す外観図である。
【図6】本発明の実施例の特定領域監視システムにおけ
る監視処理の流れを示すフロー図である。
【図7】本発明の実施例において用い通信手段であるル
ータの構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 監視ユニット 2 セットトップボックス(通信手段) 3 管理コンピュータ 4a 監視端末(監視領域a) 4b 監視端末(監視領域b) 4c 監視端末(監視領域c) 5 通信回線網 11 携帯電話 14 パソコン 15 ノートパソコン 16 表示画面 17 イアホン端子口 30 データバス 31 中央演算処理装置(CPU) 32 RAM 33 利用者用通信回線基板 34 表示装置 35 記憶装置 36 入力装置 37 リアルタイムクロック(RTC) 38 監視端末用通信回線基板 50 筐体 51 通信ケーブル 52 PCMコーデック 53 集音マイク 55 監視用CCDカメラ 56 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 57 SRAM 58 方向変更装置 59 ドライバ 60 通信部 65 MPU 66 内部ROM 67 電池 68 カバー 69 パイロットランプ(LED)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04M 11/00 301 H04M 11/00 301 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 1/00 - 31/00 H04M 11/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータ通信ネットワークを用い
    て、特定のエリアに設置された監視目的に応じて適宜選
    択される監視手段によって得られる監視情報を供給する
    特定領域の監視システムにおいて、管理コンピュータは、 アクセスしてくる利用者の端末機に関する情報検出部を
    備え この情報検出部から携帯電話の種類、パーソナル
    コンピュータの種類などのデ−タを中央演算処理装置
    (CPU)に対して出力する手段と 利用者のIDに対応付けて 登録されている前記監視手段
    からインターネット網を介して順次送信されて来る監視
    情報を受け付ける手段とアクセスしてくる利用者より送信されてきた利用者ID
    と暗証番号とを、利用者DBの登録データと比較する手
    段と 前記比較で正規利用者と判断された場合において、利用
    者DBに利用者のIDに対応付けて登録されている監視
    端末を検索し抽出する手段と この抽出された監視端末からの送信データを 前記判別
    した利用者の携帯電話やパーソナルコンピュータの種類
    に応じて、適宜なファイル形式に変換し、アクセスした
    登録者に対して送信する手段と からなることを特徴とする特定領域の監視システム。
  2. 【請求項2】 コンピュータ通信ネットワークを用い
    て、特定のエリアに設置された監視目的に応じて適宜選
    択される監視手段によって得られる監視情報を供給する
    特定領域の監視システムにおいて、管理コンピュータは、 アクセスしてくる利用者の端末機に関する情報検出部を
    備え この情報検出部から携帯電話の種類、パーソナル
    コンピュータの種類などのデ−タを中央演算処理装置
    (CPU)に対して出力する手段と 利用者のIDに対応付けて 登録されている前記監視手段
    からインターネット網を介して順次送信されて来る監視
    情報を受け付ける手段とアクセスしてくる利用者より送信されてきた利用者ID
    と暗証番号とを、利用者DBの登録データと比較する手
    段と 前記比較で正規利用者と判断された場合において、利用
    者DBに利用者のIDに対応付けて登録されている監視
    端末を検索し抽出する手段と この抽出された監視端末からの送信データを 前記判別
    した利用者の携帯電話やパーソナルコンピュータの種類
    に応じて、アクセスしてくる利用者の端末の表示画面の
    大きさに対応する画像フレームとする処理を行い、アク
    セスした登録者に対して送信する手段と からなることを特徴とする特定領域の監視システム。
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