JP2002158789A - 通信回線を用いた情報供給システム - Google Patents

通信回線を用いた情報供給システム

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JP2002158789A
JP2002158789A JP2001195981A JP2001195981A JP2002158789A JP 2002158789 A JP2002158789 A JP 2002158789A JP 2001195981 A JP2001195981 A JP 2001195981A JP 2001195981 A JP2001195981 A JP 2001195981A JP 2002158789 A JP2002158789 A JP 2002158789A
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Tatsuo Matsunaga
龍雄 松永
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DeNA Co Ltd
Ipex Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 登録された利用者が、携帯電話や、パーソナ
ルコンピュータ、PDA等の情報端末を利用してアクセ
スしたとき、きわめて迅速に必要な監視情報を供給でき
るようにした特定領域の監視システムを提供すること。 【解決手段】 管理コンピュータは、前記利用者の認証
に用いる利用者IDである特定情報を入手するステップ
において、前記管理コンピュータ自身のIPアドレス
(URL)に続いて予め決められた形式で送信されてく
るパラメータを受け付けた際、このパラメータのデータ
を利用者IDである特定情報として入手して検索ステッ
プに移行し、前記管理コンピュータ自身のIPアドレス
(URL)に続いて前記パラメータが送信されて来ない
時、アクセスしてきた利用者に対して利用者IDである
特定情報の送信を要求する段階を経るようになってい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を用いて
監視端末が設置された特定領域を、利用者が所有する電
話やパソコン等の情報端末を用いて、外出先からでも監
視することを可能とする特定領域の監視情報供給方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、家を留守にした場合、泥棒の
侵入や火気の始末を気にしなければならず、今日のよう
な治安情勢の悪化に伴い、ますますこのような心配は増
すばかりである。そのため、近年警備会社と契約を行う
ことにより、泥棒の侵入や火災等の発生を未然に防止す
る警備代行業務を行ってもらう個人宅、会社等が増加し
ている。
【0003】現状の警備システムとして、所定のセンサ
ー等を配備した家屋等に泥棒が侵入した場合、センサー
の反応による警備会社への通報で警備会社の警備員がそ
の家屋に急行するシステムがある。
【0004】しかし、このようなマンパワーを利用する
システムであっては、警備員の人件費が極めて高い割合
を占めるため、加入契約料が一般大衆にとって多大なも
のとなり、これ以上の急激な増加は望めないのが現状で
ある。
【0005】このため、通信回線(有線、無線を含む)
を利用して、必要な時、また心配になった時に限らず、
頻繁に断続的にでも特定領域である例えば自宅内の様子
を監視できるようにしたいといった要求がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
監視システムにおいては、前記監視端末に通信回線を介
して特定以外の人間がアクセスして監視領域の画像等の
監視情報を入手することができてしまうと、プライバシ
−が保護されなくなってしまうという問題があり、これ
ら特定者以外の第三者が監視端末より監視情報を入手す
ることが不可能で、かつ利用者によってはアクセスの簡
単なシステムが切望されていた。
【0007】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、特定者以外の第三者が監視端末より
監視情報を入手することがきわめて困難で、かつ登録さ
れた利用者が、携帯電話や、パーソナルコンピュータ、
PDA等の情報端末を利用してアクセスしたとき、きわ
めて迅速に必要な監視情報を供給できるようにした特定
領域の監視システムを提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特定領域の監視情報供給システムは、イン
ターネットや電話網からなる通信回線網の中に設置され
た管理コンピュータに於ける通信回線を用いた情報供給
システムであって、監視カメラ、監視ビデオ、温度監視
センサー、音監視センサー、煙センサーの内少なくとも
一つの手段を有する監視端末に対して付与されたIPア
ドレスを含む監視端末情報が、利用者IDに対応付けら
れて登録されている利用者データベースを備え、インタ
ーネットや電話網からなる通信回線網を利用してアクセ
スしてくる利用者の認証に用いる利用者IDである特定
情報を入手するステップと、この入手した特定情報が、
前記利用者データベースに予め登録された監視端末情報
に対応するか否かの検索ステップと、前記特定情報に対
応する監視端末情報が存在する場合、前記管理コンピュ
ータがインターネットや電話網からなる通信回線網を利
用して、この抽出された監視端末情報に基づいて監視端
末の制御部に働きかけていくステップと、前記管理コン
ピュータが、インターネットや電話網からなる通信回線
網を経由して、前記監視端末によって得られた情報を入
手するステップと、この監視端末から入手した情報を、
前記管理コンピュータが、インターネットや電話網から
なる通信回線網を用いて、前記特定情報を送信してアク
セスした利用者に供給するステップと、からなり、前記
管理コンピュータは、前記利用者の認証に用いる利用者
IDである特定情報を入手するステップにおいて、前記
管理コンピュータ自身のIPアドレス(URL)に続い
て予め決められた形式で送信されてくるパラメータを受
け付けた際、このパラメータのデータを利用者IDであ
る特定情報として入手して検索ステップに移行し、前記
管理コンピュータ自身のIPアドレス(URL)に続い
て前記パラメータが送信されて来ない時、アクセスして
きた利用者に対して利用者IDである特定情報の送信を
要求する段階を経るようになっている通信回線を用いた
情報供給システムであり、登録者以外の第三者が監視端
末より監視情報を入手することがきわめて困難で、かつ
利用者データベースにおいては、利用者の認証形態が少
なくとも二元的に実行され、登録された利用者が、携帯
電話や、パーソナルコンピュータ、PDA等の情報端末
を適宜選択してアクセスしたときにおいても、必要な情
報を利用者に供給できるばかりか、利用者が、管理コン
ピュータ自身のIPアドレス(URL)に続いて予め決
められた形式でパラメータを送信した場合には、きわめ
て迅速に必要な監視情報を供給できることになる。
【0009】ここで、予め決められた形式で送信されて
くるパラメータが、暗号化された識別番号の文字列を含
んでおり、前記管理コンピュータにおいて、前記文字列
を復号化処理し、利用者IDである特定情報として利用
するようになっていることが好ましく、このようにすれ
ば、高い秘匿性を実現できる。
【0010】さらに、管理コンピュータは、特定情報に
よる認証が終了した段階で、利用者データベースの中か
ら監視端末IDの検索を行い、利用者に対応する監視端
末または監視ユニットが複数ある場合、利用者に対して
アクセス可能な監視端末または監視ユニットの種類やメ
ニューを表示し、得たい情報の選択を促すようになって
いることが好ましく、管理コンピュータは登録された全
ての監視端末の情報をとる必要がなく、指摘された監視
端末のみへのアクセスが可能となる為、利用者に無駄な
待ち時間などを与えないようにできる。
【0011】前記特定情報に対応する監視端末情報が存
在する場合、前記管理コンピュータがインターネットや
電話網からなる通信回線網を利用して、この抽出された
監視端末情報に基づいて監視端末の制御部に働きかけ、
前記管理コンピュータが、インターネットや電話網から
なる通信回線網を経由して、前記監視端末によって得ら
れた情報を入手するステップ時、監視端末に接続不能な
状態、若しくは監視端末からの情報が前記管理コンピュ
ータに送信されてこない状態が、前記管理コンピュータ
で確認された時に、所定の異常通知をアクセスした利用
者に送信できるようになっていると好ましい。すなわち
管理コンピュータでデータを待つ時間を所定の時間と設
定し、セッション管理することにより、待ち時間内にデ
ータが得られないとき、アクセスしてきた利用者をいつ
までも待たせることなく情報が取れない旨のメッセージ
を送ることによりサービスの向上が図れる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。
【0013】(実施例1)
【0014】まず、図1、図2は、本実施例の特定領域
の監視システムの構成を示すブロック図であり、図3
は、本実施例の特定領域の監視システムに用いた監視端
末を示す外観斜視図であり、図4は、前記本実施例にお
いて用いた監視端末の構成を示すブロック図であり、図
5は、本実施例において用いた管理コンピュータの構成
を示すブロック図であり、図6は、本実施例の管理コン
ピュータからの監視画像並びに音声を出力可能とされた
利用者が携帯する携帯電話を示す外観図である。
【0015】まず、本実施例の特定領域の監視システム
は、図1に示すように、登録している多数の利用者
(A.B.C...Z...)が個々に監視したい場
所、例えば自宅等の被監視領域(a.b.c...
z...)に設置される監視端末4(4a.4b.4
c...4z...)と、該監視端末4並びにサービス
利用者が所有する情報端末とに通信回線網5を介してデ
ータ通信可能に接続されたサービス提供者が所有する管
理コンピュータ3と、各監視端末側と基本的に常時接続
されたインターネットサービスプロバイダー(ISP)
である中継サーバ6、監視サービスの利用者が操作する
パソコン14やノートパソコン15や携帯電話11等の
情報端末と、から主に構成されている。
【0016】また、本実施例に用いた監視端末4(4
a.4b.4c...4z...)は、図1に示すよう
に、主に通信回線網5を介してサービス提供者が所有す
る前記管理コンピュータ3と原則、常時接続されてい
る。この例によると、監視端末4a〜4cは、ネットワ
ークを介して管理コンピュータ3と常時接続を可能とす
るADSL(DSL)、いわゆる非対称デジタル加入者
線方式で接続されており、監視端末4a〜4cは、デー
タの送受信を実施する通信装置であるセットトップボッ
クス2と、該セットトップボックス2に接続されて特定
領域の画像や音等の監視情報を収集する監視ユニット1
とから構成されている。なお図2は無線を利用した通信
構成の例である。
【0017】この図1に示した本実施例において用いた
監視ユニット1は、図3に示すように、天井等に配置可
能な箱状の筐体50の下面に、透明なドーム状のカバー
68が形成されているとともに、該カバー68の内部に
は監視手段である監視用CCDカメラ55と、該監視用
CCDカメラ55の監視方向を左右上下に変更可能な方
向変更装置58が内在されているとともに、前記筐体5
0の側面からは、前記セットトップボックス2と接続さ
れる通信ケ−ブル51が導出され、更に他の側面には、
監視領域の音を集音可能な集音マイク53が設けられて
いる。
【0018】また、この監視ユニット1の筐体50内部
の構成は、図4に示すように、デ−タ通信を行う通信部
71と、後述するMPU65が行う制御においてワ−ク
メモリとして使用されるとともに、後述するデジタルシ
グナルプロセッサ(DSP)56にて圧縮された画像デ
−タ或いは音声デ−タを一時記憶するSRAM70と、
前記集音マイク53に接続されて入力音をデジタルデー
タに変換するA/DコンバータであるPCMコーデック
52と、内部にレンズにて結像された画像をデジタルの
データ列として出力可能な電荷結合素子(CCD)54
を内蔵する監視用CCDカメラ55と、前記PCMコー
デック52並びに電荷結合素子(CCD)54より出力
された音声データ並びに画像データを所定の圧縮アルゴ
リズム(MPEG,JPEG等の方式)にて圧縮処理す
るデジタルシグナルプロセッサ(DSP)56や、前記
監視用CCDカメラ55の撮影方向の移動を行う方向変
更装置58や、パイロットランプ(LED)69の点灯
するドライバ59や、これら各部に図4に示すように接
続され、各部の制御等の処理を実施するMPU65とか
らから構成され、該MPU65内部には、該MPU65
が実施する前記監視用CCDカメラ55や方向変更装置
58並びに集音マイク53等の監視手段並びに監視手段
の周辺デバイスの起動や停止等の制御内容が記述された
制御プログラム等が記憶された内部ROM66を有して
いる。尚、図4において白矢印は制御信号を示し、黒矢
印は主にデータ信号を示す。
【0019】また、本実施例の監視ユニット1には、電
力手段としての電池67が搭載されており、該電池にて
動作可能とされていて、該監視ユニット1を電力が得ら
れない場所にも容易に設置できるようになっているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、これら電力を
コンセント等より得られる交流電流を所定の直流電流に
変換して使用するようにしても良い。
【0020】尚本実施例では、前記のようにDSP56
を用いて画像データ並びに音声データをMPEG等の方
式によりデータ圧縮して中継サーバ6や管理コンピュー
タ3側に送信しており、これらデータ圧縮を行うこと
は、伝送するデータ容量を小さくすることで伝送負荷を
低減できるとともに、前記管理コンピュータ3において
必要とされる通信容量を低減でき、回線コストを安価と
することが可能となることから好ましいが、本発明はこ
れに限定されるものではない。
【0021】また、本実施例では、監視手段として、前
記監視用CCDカメラ55や集音マイク53を設けてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら
監視手段として、例えば動物等が発する赤外線を感知可
能な赤外線センサーや、設置場所の雰囲気温度を測定可
能な温度監視センサーや(温度による火災監視センサー
を含む)、煙監視センサー等を用いるようにしても良
く、これら使用する監視手段は、監視目的に応じて適宜
に選択すれば良い。
【0022】尚、この監視ユニット1の設置場所として
は、利用者が特に監視したいと望むエリヤの画像や、温
度、音、または煙の確認を実施できるための好適な場所
を選択すれば良く、本実施例のように障害物の少ない天
井等とし、監視方向を適宜に移動できるようにすること
で、より緻密な監視を実施できるようになることから好
ましい。
【0023】次いで、この監視ユニット1に接続される
とともに、前記通信回線網5(ADSL回線)に接続さ
れて、管理コンピュ−タ3との間にてデ−タの送受信を
行う通信手段であるセットトップボックス2の構成は、
図10に示すように、前記監視ユニット1である監視端
末や、パーソナルコンピュータを接続するADSL送受
信機、およびアナログ電話機を接続する端子が設けら
れ、これらは交換局に繋がる電話回線にフィルターを介
して接続されている。ここで交換局においては、周波数
帯域を基準にして電話交換機もしくはADSL送受信機
とにフィルターを介して振り分けられる。このように、
この実施例では、ADSLを利用するため定料金で常時
接続のサービスが可能となっており、管理コンピュ−タ
3に新しい画像情報が逐次送信されてくることになる。
【0024】また、本実施例の監視ユニット1は前述の
ように通信部71を有しており、監視ユニット1側には
IPアドレスが割り当てられており、管理コンピュ−タ
3と常時接続状態であるため、このIPアドレスが監視
領域の特定用に利用されることになる。
【0025】次いで、これら監視ユニット1とセットト
ップボックス2とから構成される各監視端末4(4a.
4b.4c...4z...)からのデータ圧縮された
画像(並びに音データ)が中継サーバ6を介してインタ
ーネット網で送信され、それを受信する前記管理コンピ
ュータ3の構成は、図5に示すように、コンピュ−タ内
部にて比較的高速にてデ−タの送受を行うデ−タバス3
0に、利用者からの接続による認証処理や、該利用者I
Dに対応して登録されている監視端末のIPアドレス
(ここではグローバルIP)を検索する処理や、受信し
た画像並びに音データを該利用者の情報端末である例え
ば携帯電話11に送信するデータ転送処理を実施可能な
演算能力に優れた中央演算処理装置(CPU)31や、
前記CPU31のワークメモリ等に使用されるRAM3
2や、ディスプレイ等の表示装置34や、キーボードや
マウス等の入力装置36や、接続サービスの実施履歴等
の登録に使用される現在の時刻情報や任意の年月日の曜
日等のカレンダ−情報を出力可能なリアルタイムクロッ
ク(RTC)37、前記監視端末を構成するセットトッ
プボックス2とのデータ通信を比較的高速にて実施可能
な回線が接続可能とされた監視端末用通信回線基板38
と、利用者の情報端末である携帯電話11等とのデータ
通信を比較的高速にて実施可能な通信回線が接続可能と
された利用者用通信回線基板33と、磁気ディスクや光
磁気ディスクから成り、利用者を識別可能な識別符号
(ID)に対応付けて該利用者の暗証番号並びに該利用
者が監視したい場所に設置されている監視端末に付与さ
れている前記したIPアドレスに基づいた利用者データ
ベース(DB)(なお、IDの基になるデータは利用者
の電話番号、ID番号、アドレスデータ、パスワード、
さらには暗号、人体の一部の違いを表現する指紋など)
や、前記データ転送処理内容が記述されたデータ転送プ
ログラム等が記憶されている記憶装置35と、が接続さ
れた比較的処理能力に優れたコンピュ−タとされてい
る。
【0026】後述する図11で説明するが、利用者が所
持する情報端末であるノートパソコン15や携帯電話1
1等からのアクセス時において、本実施例に用いた前記
通信回線基板33は、管理コンピュータ自身のIPアド
レス(URL)に続いて予め決められた形式で送信され
てくるパラメータが送信されて来ない時、アクセスして
きた利用者に対して利用者IDである特定情報の送信を
要求する段階を経るようになっている。このとき記憶装
置35に登録されたデジタルデ−タに基づき、該利用者
へ利用者IDと暗証番号との入力を促すガイダンスが送
信されるようになっている。また所定のガイダンスを、
音声として発呼者である利用者に送信することも出来、
その場合、音声のデジタルデ−タをアナログの音声に変
換して送信可能なA/D変換部(図示略)を設けるとよ
い。
【0027】さらに前記管理コンピュータは、前記利用
者の認証に用いる利用者IDである特定情報を入手する
ステップにおいて、前記管理コンピュータ自身のIPア
ドレス(URL)に続いて予め決められた形式で送信さ
れてくるパラメータを受け付けた際、このパラメータの
データを利用者IDである特定情報として入手して検索
ステップに移行する。すなわち前記携帯電話やPC側で
送信できるID(グローバルIPアドレス、利用者ID
等)がアクセス信号に乗調されて送られ、管理コンピュ
ータ3へのアクセス時に管理コンピュータ3がこのデー
タを受け取れるものであれば、利用者への負担をかけず
にその利用者の権能やその利用者に対応する監視端末を
検索できることになる。
【0028】また前記通信回線基板33には、アクセス
者の電話番号デ−タを取り出す電話情報受信手段として
のコ−ルID検出部(図示略)を設けることもでき、ア
クセス者の電話番号デ−タを前記中央演算処理装置(C
PU)31に対して出力して利用者IDを確認すること
もできる。
【0029】また、本発明において利用者が使用する情
報端末としては、前記管理コンピュータ3にアクセスし
てデータ圧縮された画像データ並びに音データを受信
し、圧縮データを解凍して再生、出力可能なものであれ
ば良く、本実施例では図1、図2に示すように、パソコ
ン14や、ノートパソコン15並びに携帯電話11のい
ずれからでも利用者が前記管理コンピュータ3にアクセ
スして前記監視端末1からの画像データ並びに音データ
を入手して、監視を実施できるようになっており、本実
施例に用いた携帯電話11は、図6に示すように、監視
画像が表示可能な比較的大きな表示画面16を有し、前
記圧縮データの解凍処理を実施可能なマイコンを搭載し
ているものとされおり、イアホン端子口17にイアホン
を接続することで、画面を見ながら音も聞くことができ
るようになっている。
【0030】以下、本実施例の監視システムにおける監
視処理の流れについて、図7及び図11のフロー図に基
づき説明すると、まず利用者Aは、外出先等において、
監視端末1が設置されている自宅の様子が不安になった
場合に、例えば自分が所持している携帯電話11から前
記監視サービス提供者が所有する管理コンピュータ3に
インターネットアクセスする。このインターネットアク
セスは、図11に示す通信制御器80(マイクロコンピ
ュータを備えた制御器、ID登録されたカードなど)を
携帯電話11のアダプターに差し込むことにより実行さ
れ、管理コンピュータのグローバルIPアドレスに特別
なパラメータを乗せてアクセスする。例えばttp:w
wwipex.com/id?a=xxxxxxxxx
xのように、利用者IDが、アクセス信号に乗調されて
送られる。ここで、予め決められた形式で送信されてく
るパラメータid?a=xxxxxxxxxxは、暗号
化された識別番号の文字列xxxxxxxxxxを含ん
でおり、前記管理コンピュータにおいて、前記文字列を
復号化処理し、利用者IDである特定情報として利用す
るようになっており、素早い通信と高い秘匿性を実現で
きる。このように管理コンピュータ3へのアクセス時に
管理コンピュータ3にこのデータが届けば、特別なガイ
ダンスに従う認証処理は利用者側には必要ない。
【0031】次に例えば自分が所持しているノートパソ
コン15や携帯電話11から前記監視サービス提供者が
所有する管理コンピュータ3にインターネットアクセス
する場合、例えば管理コンピュータのグローバルIPア
ドレスttp:wwwipex.com/のみでアクセ
スする。この場合、管理コンピュータ自身のIPアドレ
ス(URL)に続いて予め決められた形式で送信されて
くるパラメータが送信されて来ないため、管理コンピュ
ータはアクセスしてきた利用者に対して利用者IDであ
る特定情報(IDやパスワード)の送信を要求する段階
を経るようになっている。このとき記憶装置35に登録
されたデジタルデ−タに基づき、該利用者へ利用者ID
と暗証番号との入力を促すガイダンスが送信されるよう
になっている。このとき利用者は、ガイダンスに従って
自分の利用者IDと暗証番号とを、ノートパソコン15
や携帯電話11を操作して入力する。
【0032】管理コンピュータ3側においては、利用者
Aの前記携帯電話11より送信されてきた利用者IDや
必要により暗証番号とを、前記記憶装置35に記憶され
ている利用者DBの登録データと比較し、比較が一致し
て正規利用者と判断された場合において、管理コンピュ
ータは、利用者に対応する監視端末または監視ユニット
が複数あるか否かを検索し、複数ある場合、利用者に対
してアクセス可能な監視端末または監視ユニットの種類
やメニューを表示し、得たい情報の選択を促すようにな
っている。この場合、管理コンピュータは登録された全
ての監視端末の情報をとる必要がなく、指摘された監視
端末のみへのアクセスが可能となる為、利用者に無駄な
待ち時間などを与えないようにできる。つづいて該利用
者DBを用いて検索エンジンで検索を行い、この利用者
DBに利用者IDに対応付けて登録されている監視端末
側のIPアドレス(常時接続のISPが割り振っている
アドレス)を抽出し、例えば利用者Aに対応するものが
監視端末4aである場合、該当する監視端末4aを構成
するここでは監視ユニット1に対して、通常常時接続状
態のインターネット回線を利用して監視端末側のIPア
ドレスに特別な制御信号(コマンドデータ)を送信す
る。この制御信号は、画像等の情報を取得して管理コン
ピュータ側へ送るように指示する要求信号であればどの
ような信号でも良いが、不正アクセス防止のために暗号
化され、監視端末側で復号化処理をすると好ましい。す
なわち、管理コンピュータ3と監視端末4a側の通信制
御部、すなわち図4のMPU65と交信し、画像を要求
できるシステムになっていればよい。なお、利用者Aに
対応する監視端末が複数ある場合は、利用者に対してア
クセス可能な監視端末の種類やメニューを表示し、得た
い情報の選択を促すようになっている。後述するが、一
個の通信部に対して監視端末が複数接続されていても良
い。
【0033】前記制御信号(コマンドデータ)を受けて
正規な管理コンピュータからの要求であると判断した監
視ユニット1は、これら起動状態にある監視用CCDカ
メラ55により撮影された画像データ、並びに前記集音
マイク53により集音され前記PCMコーデック52に
よりデジタル化された音データは、前記DSP56によ
り所定のデータ圧縮方式であるMPEG方式(JPEG
方式など)により圧縮データに変換され、該圧縮データ
が前記通信部60よりセットトップボックス2に送ら
れ、管理コンピュータ3にインターネット網を介して監
視用通信回線基板38を通じて送られるようになってい
る。
【0034】このように、本実施例においては前記起動
コマンドデータの受信により前記監視用CCDカメラ5
5等の監視手段の起動を実施すると、監視ユニット1の
消費電力を大幅に低減できるようになることから好まし
いが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら
監視手段の電力消費が少ないものである場合や、監視ユ
ニット1の動作電力として十分な電力が供給できる場合
等においては、該監視ユニット1の監視手段を常時動作
状態おしておくようにする。但し常時画像データなどを
管理コンピュータ側に送信すると管理コンピュータ側に
多大な負荷がかかるため、必要な時にしかデータを送信
しないようになっている。
【0035】本例では中継サーバ6を経由して監視ユニ
ット1と管理コンピュータが接続されているが、これ
は、監視ユニット側に常時固定のIPアドレスが存在し
ていない為であり、中継サーバ6が一般の常時接続IS
P業務として、監視ユニット側に特定のIPアドレスを
保証してインターネット網に向けて前記管理コンピュー
タのアドレス、すなわちIPアドレスと交信を可能にし
ている。管理コンピュ−タ3側の監視端末用通信回線基
板38およびCPU31は、接続されている各監視端末
4の特定を行っており、管理コンピュ−タ3がコマンド
データである制御信号を送信したことにより、各監視端
末4から送信されてくる画像情報などは、監視端末側に
振られたIPアドレスや所定のIDとが登録された利用
者データベース(DB)を利用して処理される。なお、
監視端末の特定されない情報に対しては通信拒否を行
う。
【0036】つまりは前記において管理コンピュ−タ3
が本来呼び出した所定の監視端末4aからの画像情報な
どは、監視端末側に振られたIPアドレスや所定のID
に基づいて、対応するアクセス者(利用者A)にデータ
が送信される。なお、管理コンピュータと監視端末とが
インターネットで常時繋がっており、相互通信で互いに
コミュニケーション状態であるため、前記コマンドデー
タに続いていろいろなコマンドを相互にやりとりできる
ことは明らかである。
【0037】この監視端末4aから送信された画像並び
に音を含む圧縮データは、前記記憶装置35に一時記憶
(蓄積)されて、通信回線基盤33を介してアクセスし
てきた情報端末の機種情報(携帯電話、PCなど)を得
ると共に、この得られる情報に基づきアクセスしてくる
利用者(ここでは利用者A)の情報端末の機種情報(携
帯電話、PCなど)に対応させて画像フレーム調整など
を施し、更に、利用者の情報端末へ、前記一時記憶(蓄
積)された圧縮データが適宜なファイル形式、例えば携
帯電話にあってはC-HTML、パーソナルコンピュー
タにあってはHTML等に変換されて送信される。
【0038】また、前記管理コンピュータが、インター
ネットや電話網からなる通信回線網を経由して、前記監
視端末4よって得られた情報を入手する際、この送信さ
れてくる情報が所定の圧縮アルゴリズムにて圧縮処理さ
れた画像の圧縮データであり、前記管理コンピュータ3
は、この圧縮データを記憶装置に一時記憶し、前記アク
セスしてくる利用者の情報端末例えば携帯電話11への
通信回線のデータ伝送速度に合わせて、前記一時記憶さ
れた圧縮データを送信するようになっている。
【0039】これら利用者の情報端末である携帯電話1
1へ送信された前記圧縮データを含む変換データは、適
宜に解凍されて画像データが表示画面16に表示される
とともに、音データがD/A変換されて前記イアホン端
子口17より出力することもできる。
【0040】なお、始めに管理コンピュ−タ3と監視端
末4との回線接続を行うときは、管理コンピュ−タ3側
の監視端末用通信回線基板38は、監視端末側から送信
されるIPアドレスや所定のIDを受け付け、監視端末
側に振られたIPアドレスや所定のIDとが登録された
利用者データベース(DB)を利用して、前記CPU3
1で検索し、この送信内容が正規の監視端末4aからの
ものであるかを確認して回線接続を完了する。
【0041】ここで、前記したように監視端末側はIS
PからIPアドレスが割り振られているが、ISPの都
合や、停電や、一時的回線切断等が生じると、ISPで
あるプロバイダーは次に常時接続の状態に処理する際、
監視端末側に新たなIPアドレスを振り直すことが多々
生じる。このような事態になると、すでに管理コンピュ
ータ側の利用者DBに登録された監視端末の住所である
IPアドレスの変更を余技なすされることになる。そこ
で監視ユニット1内の前記MPU65は、基本的に通信
部71の制御を行っているわけであるが、IPアドレス
の管理(図7に示されるIPアドレス管理部としての機
能)も行っており、現在与えられたIPアドレスは常時
メモリーされている。
【0042】一時的回線切断時にあっては、このMPU
65は、前述の接続開始時の処理と同様、インターネッ
トの再接続時、必ず内部ROM66にメモリーされた管
理コンピュータ3のグローバルIPアドレスに対して自
ら接続処理する機能が設けられており、新たなIPアド
レスを登録するように要求できる自己接続機能を有して
いる。
【0043】すなわちIPアドレスが変更された場合
は、この新しいIPアドレスをメモリーし、更新処理を
行う。続いて管理コンピュータ3のグローバルIPアド
レスに対して自ら接続処理を開始する。この接続処理に
あっては、利用者データベース(DB)に記録されてい
る監視端末側に振られたIPアドレスとともに登録され
た所定のID、すなわち監視端末IDを接続用のパラメ
ータとして管理コンピュータに送り、新たなIPアドレ
スを登録するように要求する。
【0044】接続状態でIPアドレスが変更された場合
は、前記MPU65は、現在のIPアドレスと新しく与
えられたIPアドレスとの違いを判断し、相違する場合
は、内部ROM66にメモリーされた管理コンピュータ
3のグローバルIPアドレスに対して自ら接続処理し、
新たなIPアドレスを登録するように要求できる自己接
続機能を有している。
【0045】すなわち図8に示されるように、MPU6
5の機能として、IPアドレスに変更が発生したか否か
の判断をする。変更がない時には、待機状態を維持す
る。変更された場合は、この新しいIPアドレスをメモ
リーし、更新処理を行う。続いて管理コンピュータ3の
グローバルIPアドレスに対して自ら接続処理を開始す
る。この接続処理にあっては、利用者データベース(D
B)に記録されている監視端末側に振られたIPアドレ
スとともに登録された所定のID、すなわち監視端末I
Dを接続用のパラメータとして管理コンピュータに送
り、新たなIPアドレスを登録するように要求する。
【0046】管理コンピュータ側は、図9に示されるよ
うに、接続に際して監視端末IDである接続用のパラメ
ータの有無を判断する。接続用のパラメータが送られて
こない場合は、アクセスの拒否を行う。接続用のパラメ
ータが送られて来ており、この監視端末IDが利用者デ
ータベース(DB)に登録されている場合は、接続処理
を行う。つづいて利用者データベース(DB)から対象
の監視端末を検索、抽出する。さらに利用者データベー
ス(DB)の古いIPアドレスに代えて新たなIPアド
レスを更新処理する。
【0047】また、監視端末が、常時接続状態のままI
Pアドレスが変更された場合、またはインターネットの
再接続可能時、監視端末は、その内部にメモリーされた
管理コンピュータのグローバルIPアドレスに対して自
ら接続処理する機能が設けられており、自己の古いIP
アドレスを基にその時点手付与されているIPアドレス
を更新登録するように要求できる自己接続機能を持たせ
ることもできる。この例の場合は、既に利用者データベ
ース(DB)に、監視端末に対応する古いIPアドレス
がメモリーされており、これによっても接続してくる監
視端末の認証が可能である為、この認証でIPアドレス
を更新登録要求に応じても良い。
【0048】なお、管理コンピュータ3にあっては、イ
ンターネットを介して接続してきた監視端末と監視端末
とをつなぐ処理を行うことを中心としたサービスを行っ
てもよく、利用者の情報端末である例えば携帯電話11
等に接続処理し、監視端末と利用者の情報端末からそれ
ぞれ送信される所定のコマンドデータや画像(並びに
音)データの送受信の仲介、接続を行うデータ転送処理
を行うようになっている。ここで管理コンピュータ3
は、両者の接続に関し操作に関するガイダンスサービス
を行う。例えばインターネット接続の許容時間を利用者
に与えた場合、その残り時間のガイド、監視端末が接続
不良になった場合のアナウンスなどを行う。
【0049】前記利用者IDに対応する監視端末IDが
存在する場合、前記管理コンピュータがインターネット
や電話網からなる通信回線網を利用して、この抽出され
た監視端末情報に基づいて監視端末の制御部に働きか
け、前記管理コンピュータが、インターネットや電話網
からなる通信回線網を経由して、前記監視端末4によっ
て得られた情報を入手するステップ時、監視端末4に接
続不能な状態、若しくは監視端末4からの情報が前記管
理コンピュータに送信されてこない状態が、前記管理コ
ンピュータ3で確認された時に、利用者との通信を一定
時間で切らずに、所定の異常通知「例えば、データを取
得できません」などのメッセージ(取得できない理由と
して、例えばインターネット通信環境が悪い、電源の入
力忘れ、侵入者による切断行為などが考えられる)をア
クセスした利用者に送信できるようになっている。
【0050】これら利用者の情報端末である携帯電話1
1へ送信された前記圧縮データを含む変換データは、適
宜に解凍されて画像データが表示画面16に表示される
とともに、音データがD/A変換されて前記イアホン端
子口17より出力される様になっているが、インタ−ネ
ットで監視端末と接続された利用者Aは、撮影されてい
る監視方向を変えるために、携帯電話11に設けられて
いる十字キー等を操作すると、該操作データが前記管理
コンピュータ3と中継サーバ6を介して監視端末4aに
送信され、該送信に基づく方向変更装置58の制御指示
データが作成され、利用者が見たい方向に適宜に撮影方
向を上下左右に移動させることが可能とされている。ま
た監視端末のハードやソフトを拡張することでカメラの
ズーム作動、音声増幅、また利用者端末からの音声を監
視端末側からスピーカで流したりと、いろいろな機能追
加が出来る。また、単純に、管理コンピュータにおいて
アクセス者と監視端末とのインターネット接続のみを実
施し、接続完了後、アクセス者が情報端末に命令して監
視情報を受け取るようにしても良い。
【0051】以上、本発明を図面により説明してきた
が、本発明はこれら実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっ
ても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0052】例えば、前記実施例では、前記監視端末4
を天井に設置可能な形状としているが、本発明はこれに
限定されるものではなく、これら監視端末を壁掛け型と
したり、その他の設置場所に合わせた適宜な形状として
も良いことは言うまでもない。
【0053】また、前記実施例では、監視ユニットを監
視端末1とセットトップボックス2とから構成している
が、これらを1つの筐体内部に収容して監視端末を構成
するようにしても良い。
【0054】また、前記実施例では、セットトップボッ
クス2に1つの監視端末1を接続しているが、本発明は
これに限定されるものではなく、同一のセットトップボ
ックス2に複数の監視ユニット1それぞれにアドレスを
振り接続するようにしても良い。さらに、電荷結合素子
(CCD)54を内蔵する監視用CCDカメラ55を一
つの監視カメラユニットとし、このような監視カメラユ
ニットの複数にそれぞれアドレスを振り、セットトップ
ボックス2に接続された監視ユニット1に、複数個の監
視カメラユニット(4aa.4ab.4ac.4ba
等)を繋ぐようにして、それぞれの監視カメラユニット
(4aa.4ab.4ac.4ba等)の情報を選択的
に監視ユニット1側へ与えるようにしてもよい。
【0055】また、前記実施例では、セットトップボッ
クス2と監視ユニット1を通信ケーブル51にて接続し
ているが、本発明はこれに限定されるものではなく、こ
れらセットトップボックス2と監視ユニット1とを無線
通信、例えば無線LAN等により接続するものであって
も良い。ここで使用している「接続」は、有線、無線に
よる接続を全て含んでいる。
【0056】ここで、監視ユニット1と管理コンピュ−
タ3とがADSL回線を利用して接続されているが、管
理コンピュ−タ3との間にてデ−タの送受信を行う通信
回線として、CATV回線、更には専用回線、ワイヤレ
スインターネット網を介して常時接続状態で利用するこ
とができる。
【0057】また、前記実施例では、監視端末用通信回
線基板38と利用者用通信回線基板33とを個別として
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、これ
らに代えて多数の回線を接続可能な同一の通信回線基板
を使用するようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における特定領域の監視システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例における特定領域の監視システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の実施例において用いた監視ユニットを
示す外観斜視図である。
【図4】本発明の実施例において用いた監視端末の構成
を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例において用いた管理コンピュー
タの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施例において用いた利用者が携帯す
る情報端末としての携帯電話を示す外観図である。
【図7】本発明の実施例の特定領域監視システムにおけ
る監視処理の流れを示すフロー図である。
【図8】本発明の実施例における監視端末側の処理フロ
ー図である。
【図9】本発明の実施例における管理コンピュータ側の
処理フロー図である。
【図10】本発明の実施例において用いた通信手段であ
るDSLの構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施例の特定領域監視システムにお
ける認証処理の流れを示すフロー図である。
【符号の説明】
1 監視ユニット 2 セットトップボックス(通信手段) 3 管理コンピュータ 4a 監視端末(監視領域a) 4b 監視端末(監視領域b) 4c 監視端末(監視領域c) 5 通信回線網 11 携帯電話 14 パソコン 15 ノートパソコン 16 表示画面 17 イアホン端子口 30 データバス 31 中央演算処理装置(CPU) 32 RAM 33 通信回線基板 34 表示装置 35 記憶装置 36 入力装置 37 リアルタイムクロック(RTC) 38 監視端末用通信回線基板 50 筐体 51 通信ケーブル 52 PCMコーデック 53 集音マイク 55 監視用CCDカメラ 56 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 58 方向変更装置 59 ドライバ 65 MPU 66 内部ROM 67 電池 68 カバー 69 パイロットランプ(LED) 70 SRAM 71 通信部 80 通信制御器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C087 AA02 AA03 AA24 AA25 AA37 BB03 BB12 BB18 BB74 DD04 DD05 DD25 DD26 EE15 EE16 FF01 FF02 FF04 FF17 FF19 FF20 FF23 GG12 GG18 GG23 GG32 GG66 GG67 GG70 GG71 GG83 5K101 KK13 LL00 LL12 PP04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インターネットや電話網からなる通信回
    線網の中に設置された管理コンピュータに於ける通信回
    線を用いた情報供給システムであって、 監視カメラ、監視ビデオ、温度監視センサー、音監視セ
    ンサー、煙センサーの内少なくとも一つの手段を有する
    監視端末に対して付与されたIPアドレスを含む監視端
    末情報が、利用者IDに対応付けられて登録されている
    利用者データベースを備え、 インターネットや電話網からなる通信回線網を利用して
    アクセスしてくる利用者の認証に用いる利用者IDであ
    る特定情報を入手するステップと、 この入手した特定情報が、前記利用者データベースに予
    め登録された監視端末情報に対応するか否かの検索ステ
    ップと、 前記特定情報に対応する監視端末情報が存在する場合、
    前記管理コンピュータがインターネットや電話網からな
    る通信回線網を利用して、この抽出された監視端末情報
    に基づいて監視端末の制御部に働きかけていくステップ
    と、 前記管理コンピュータが、インターネットや電話網から
    なる通信回線網を経由して、前記監視端末によって得ら
    れた情報を入手するステップと、 この監視端末から入手した情報を、前記管理コンピュー
    タが、インターネットや電話網からなる通信回線網を用
    いて、前記特定情報を送信してアクセスした利用者に供
    給するステップと、からなり、 前記管理コンピュータは、前記利用者の認証に用いる利
    用者IDである特定情報を入手するステップにおいて、
    前記管理コンピュータ自身のIPアドレス(URL)に
    続いて予め決められた形式で送信されてくるパラメータ
    を受け付けた際、このパラメータのデータを利用者ID
    である特定情報として入手して検索ステップに移行し、
    前記管理コンピュータ自身のIPアドレス(URL)に
    続いて前記パラメータが送信されて来ない時、アクセス
    してきた利用者に対して利用者IDである特定情報の送
    信を要求する段階を経るようになっている通信回線を用
    いた情報供給システム。
  2. 【請求項2】予め決められた形式で送信されてくるパラ
    メータが、暗号化された識別番号の文字列を含んでお
    り、前記管理コンピュータは、前記文字列を復号化処理
    し、利用者IDである特定情報として利用するようにな
    っている請求項1に記載の通信回線を用いた情報供給シ
    ステム。
  3. 【請求項3】管理コンピュータは、特定情報による認証
    が終了した段階で、利用者データベースの中から監視端
    末IDの検索を行い、利用者に対応する監視端末または
    監視ユニットが複数ある場合、利用者に対してアクセス
    可能な監視端末または監視ユニットの種類やメニューを
    表示し、得たい情報の選択を促すようになっている請求
    項1または2に記載の通信回線を用いた情報供給システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記特定情報に対応する監視端末情報が
    存在する場合、前記管理コンピュータがインターネット
    や電話網からなる通信回線網を利用して、この抽出され
    た監視端末情報に基づいて監視端末の制御部に働きか
    け、前記管理コンピュータが、インターネットや電話網
    からなる通信回線網を経由して、前記監視端末によって
    得られた情報を入手するステップ時、監視端末に接続不
    能な状態、若しくは監視端末からの情報が前記管理コン
    ピュータに送信されてこない状態が、前記管理コンピュ
    ータで確認された時に、所定の異常通知をアクセスした
    利用者に送信できるようになっている請求項1ないし3
    のいずれかに記載の通信回線を用いた情報供給システ
    ム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004062244A (ja) * 2002-07-24 2004-02-26 Ntt Docomo Inc プレジャーボート用の情報配信システム、情報配信用サーバ、乗船者用の携帯情報端末、接続情報提供装置、情報配信用サーバ制御用プログラム及び携帯情報端末制御用プログラム
JP2005209030A (ja) * 2004-01-23 2005-08-04 Matsushita Electric Works Ltd 火災感知器および火災感知器のメンテナンス支援システム

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