JP2002064646A - 特定領域の監視システム - Google Patents
特定領域の監視システムInfo
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- JP2002064646A JP2002064646A JP2000247871A JP2000247871A JP2002064646A JP 2002064646 A JP2002064646 A JP 2002064646A JP 2000247871 A JP2000247871 A JP 2000247871A JP 2000247871 A JP2000247871 A JP 2000247871A JP 2002064646 A JP2002064646 A JP 2002064646A
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- JP
- Japan
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- monitoring
- information
- terminal
- telephone number
- management device
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- Alarm Systems (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Closed-Circuit Television Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】 特定者以外の第三者が監視端末より監視情報
を入手することを不可能にすること。 【解決手段】 撮像装置55を有する監視手段1の監視
情報を通信回線5を介して外部の管理装置3に送信する
監視端末4a〜4cと、前記監視端末4a〜4cと接続
されるとともに、利用者が所持する情報端末11,1
4,15に前記監視端末4a〜4cからの監視情報を送
信可能とされた管理装置3とから構成され、前記監視端
末4a〜4cは、前記管理装置3の電話番号を記憶可能
な記憶手段と、前記管理装置3からの発呼信号の受信時
において、発呼者の電話番号情報の受信を行う発呼者情
報受信手段とを具備し、予め登録されている前記管理装
置3の電話番号に一致した場合において、監視情報を前
記管理装置3に送信するとともに、前記管理装置3は、
受信した該監視情報をその監視端末4aに該当する利用
者が所持する情報端末11に配信する。
を入手することを不可能にすること。 【解決手段】 撮像装置55を有する監視手段1の監視
情報を通信回線5を介して外部の管理装置3に送信する
監視端末4a〜4cと、前記監視端末4a〜4cと接続
されるとともに、利用者が所持する情報端末11,1
4,15に前記監視端末4a〜4cからの監視情報を送
信可能とされた管理装置3とから構成され、前記監視端
末4a〜4cは、前記管理装置3の電話番号を記憶可能
な記憶手段と、前記管理装置3からの発呼信号の受信時
において、発呼者の電話番号情報の受信を行う発呼者情
報受信手段とを具備し、予め登録されている前記管理装
置3の電話番号に一致した場合において、監視情報を前
記管理装置3に送信するとともに、前記管理装置3は、
受信した該監視情報をその監視端末4aに該当する利用
者が所持する情報端末11に配信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を用いて
監視端末が設置された特定領域を、利用者が所有する電
話やパソコン等の情報端末を用いて、外出先からでも監
視することを可能とする特定領域の監視システムに関す
る。
監視端末が設置された特定領域を、利用者が所有する電
話やパソコン等の情報端末を用いて、外出先からでも監
視することを可能とする特定領域の監視システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より家を留守にした場合、泥棒の侵
入や火気の始末を気にしなければならず、今日のような
治安情勢の悪化に伴い、ますますこのような心配は増す
ばかりである。そのため、近年警備会社と契約を行うこ
とにより、泥棒の侵入や火災等の発生を未然に防止する
警備代行業務を行ってもらう個人宅、会社等が増加して
いる。また、老人等の介護要求が増え、煩雑な作業も増
加している。
入や火気の始末を気にしなければならず、今日のような
治安情勢の悪化に伴い、ますますこのような心配は増す
ばかりである。そのため、近年警備会社と契約を行うこ
とにより、泥棒の侵入や火災等の発生を未然に防止する
警備代行業務を行ってもらう個人宅、会社等が増加して
いる。また、老人等の介護要求が増え、煩雑な作業も増
加している。
【0003】このような警備システムとしては、所定の
センサー等を配備した家屋等に泥棒が侵入した場合、セ
ンサーの反応による警備会社への通報で警備会社の警備
員がその家屋に急行するシステムがあり、また、老人等
にもしもの際にも警備会社や介護人が急行するシステム
もある。
センサー等を配備した家屋等に泥棒が侵入した場合、セ
ンサーの反応による警備会社への通報で警備会社の警備
員がその家屋に急行するシステムがあり、また、老人等
にもしもの際にも警備会社や介護人が急行するシステム
もある。
【0004】しかし、このようなマンパワーを利用する
システムであっては、警備員或いは介護人の人件費が極
めて高い割合を占めるため、加入契約料が一般大衆にと
って多大なものとなり、これ以上の急激な増加は望めな
いのが現状である。
システムであっては、警備員或いは介護人の人件費が極
めて高い割合を占めるため、加入契約料が一般大衆にと
って多大なものとなり、これ以上の急激な増加は望めな
いのが現状である。
【0005】このため、通信回線を利用して、必要な
時、また心配になった時に限らず、頻繁に断続的にでも
特定領域である例えば自宅内の様子を監視できるように
した特定領域の監視システムが提案されてきている。
時、また心配になった時に限らず、頻繁に断続的にでも
特定領域である例えば自宅内の様子を監視できるように
した特定領域の監視システムが提案されてきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
監視システムにおいては、前記監視端末に通信回線を介
して特定以外の人間がアクセスして監視領域の画像等の
監視情報を入手することができてしまうと、プライバシ
−が保護されなくなってしまうという問題があり、これ
ら特定者以外の第三者が監視端末より監視情報を入手す
ることが不可能なシステムが切望されていた。
監視システムにおいては、前記監視端末に通信回線を介
して特定以外の人間がアクセスして監視領域の画像等の
監視情報を入手することができてしまうと、プライバシ
−が保護されなくなってしまうという問題があり、これ
ら特定者以外の第三者が監視端末より監視情報を入手す
ることが不可能なシステムが切望されていた。
【0007】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、特定者以外の第三者が監視端末より
監視情報を入手することを不可能とすることのできる特
定領域の監視システムを提供することを目的としてい
る。
てなされたもので、特定者以外の第三者が監視端末より
監視情報を入手することを不可能とすることのできる特
定領域の監視システムを提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特定領域の監視システムは、少なくとも撮
像装置を有する監視手段と、該監視手段における監視情
報を通信回線を介して外部の管理装置に送信する通信手
段と、を有する監視端末と、通信回線を介して前記監視
端末と接続されるとともに、利用者が所持する情報端末
に前記監視端末からの監視情報を送信可能とされた管理
装置と、から構成され、前記監視端末が設置されている
被監視領域を利用者が所持する情報端末にて監視可能と
された特定領域の監視システムであって、前記監視端末
は、前記管理装置の電話番号を記憶可能な記憶手段と、
前記管理装置からの発呼信号の受信時において、該発呼
信号に乗調されてくる発呼者の電話番号情報の受信を行
う発呼者情報受信手段と、を具備し、該発呼者情報受信
手段にて受信した発呼者の電話番号情報が予め登録され
ている前記管理装置の電話番号に一致した場合におい
て、該管理装置からの架電の着呼を実施して前記監視手
段によって得られた監視情報を前記管理装置に送信する
とともに、前記管理装置は、受信した該監視情報をその
監視端末に該当する利用者が所持する情報端末に配信す
ることを特徴している。この特徴によれば、前記監視端
末に前記管理装置以外の第三者からの架電があっても、
該架電において受信された発呼者の電話番号が予め登録
されている管理装置の電話番号と異なるものとなり着呼
が実施されないことから、前記管理装置以外の第三者が
監視端末より監視情報を入手することを不可能とするこ
とができる。
に、本発明の特定領域の監視システムは、少なくとも撮
像装置を有する監視手段と、該監視手段における監視情
報を通信回線を介して外部の管理装置に送信する通信手
段と、を有する監視端末と、通信回線を介して前記監視
端末と接続されるとともに、利用者が所持する情報端末
に前記監視端末からの監視情報を送信可能とされた管理
装置と、から構成され、前記監視端末が設置されている
被監視領域を利用者が所持する情報端末にて監視可能と
された特定領域の監視システムであって、前記監視端末
は、前記管理装置の電話番号を記憶可能な記憶手段と、
前記管理装置からの発呼信号の受信時において、該発呼
信号に乗調されてくる発呼者の電話番号情報の受信を行
う発呼者情報受信手段と、を具備し、該発呼者情報受信
手段にて受信した発呼者の電話番号情報が予め登録され
ている前記管理装置の電話番号に一致した場合におい
て、該管理装置からの架電の着呼を実施して前記監視手
段によって得られた監視情報を前記管理装置に送信する
とともに、前記管理装置は、受信した該監視情報をその
監視端末に該当する利用者が所持する情報端末に配信す
ることを特徴している。この特徴によれば、前記監視端
末に前記管理装置以外の第三者からの架電があっても、
該架電において受信された発呼者の電話番号が予め登録
されている管理装置の電話番号と異なるものとなり着呼
が実施されないことから、前記管理装置以外の第三者が
監視端末より監視情報を入手することを不可能とするこ
とができる。
【0009】本発明の特定領域の監視システムは、前記
監視端末は、前記発呼者情報受信手段にて受信した発呼
者の電話番号情報が予め登録されている前記管理装置の
電話番号に一致した場合において前記監視手段の起動を
実施し、前記管理装置との通信終了時において前記監視
手段を動作を停止或いは準停止状態とすることが好まし
い。このようにすれば、前記監視端末は、管理装置との
やり取りのない期間においては、前記監視手段の動作が
停止或いは準動作停止状態(スリープ状態)とされるよ
うになるため、監視端末の消費電力を著しく低減するこ
とが可能となり、結果的に電池交換の煩雑さや電気代金
の増加による利用者の負担増を軽減することができる。
監視端末は、前記発呼者情報受信手段にて受信した発呼
者の電話番号情報が予め登録されている前記管理装置の
電話番号に一致した場合において前記監視手段の起動を
実施し、前記管理装置との通信終了時において前記監視
手段を動作を停止或いは準停止状態とすることが好まし
い。このようにすれば、前記監視端末は、管理装置との
やり取りのない期間においては、前記監視手段の動作が
停止或いは準動作停止状態(スリープ状態)とされるよ
うになるため、監視端末の消費電力を著しく低減するこ
とが可能となり、結果的に電池交換の煩雑さや電気代金
の増加による利用者の負担増を軽減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。 (実施例)まず、図1は、本実施例の特定領域の監視シ
ステムの構成を示すブロック図であり、図2は、本実施
例の特定領域の監視システムに用いた監視端末を示す外
観斜視図であり、図3は、前記本実施例において用いた
監視端末の構成を示すブロック図であり、図4は、本実
施例において用いた管理コンピュータの構成を示すブロ
ック図であり、図5は、本実施例の管理コンピュータか
らの監視画像並びに音声を出力可能とされた利用者が携
帯する携帯電話を示す外観図である。
施例を説明する。 (実施例)まず、図1は、本実施例の特定領域の監視シ
ステムの構成を示すブロック図であり、図2は、本実施
例の特定領域の監視システムに用いた監視端末を示す外
観斜視図であり、図3は、前記本実施例において用いた
監視端末の構成を示すブロック図であり、図4は、本実
施例において用いた管理コンピュータの構成を示すブロ
ック図であり、図5は、本実施例の管理コンピュータか
らの監視画像並びに音声を出力可能とされた利用者が携
帯する携帯電話を示す外観図である。
【0011】まず、本実施例の特定領域の監視システム
は、図1に示すように、利用者が監視したい場所、例え
ば自宅等の被監視領域a〜cに設置される監視端末4a
〜4cと、該監視端末4a〜4c並びにサービス利用者
が所有する情報端末とに通信回線網5を介してデータ通
信可能に接続されたサービス提供者が所有する管理コン
ピュータ3と、監視サービスの利用者が操作するパソコ
ン14やノートパソコン15や携帯電話11等の情報端
末と、から主に構成されている。
は、図1に示すように、利用者が監視したい場所、例え
ば自宅等の被監視領域a〜cに設置される監視端末4a
〜4cと、該監視端末4a〜4c並びにサービス利用者
が所有する情報端末とに通信回線網5を介してデータ通
信可能に接続されたサービス提供者が所有する管理コン
ピュータ3と、監視サービスの利用者が操作するパソコ
ン14やノートパソコン15や携帯電話11等の情報端
末と、から主に構成されている。
【0012】また、本実施例に用いた監視端末4a〜4
cは、図1に示すように、主に通信回線網5を介してサ
ービス提供者が所有する前記管理コンピュータ3との間
において、該管理コンピュータ3からの架電により通信
回線を開き、双方にデータの送受信を実施する通信装置
であるル−タ2と、該ル−タ2に接続されて特定領域の
画像や音等の監視情報を収集する監視ユニット1とから
構成されている。
cは、図1に示すように、主に通信回線網5を介してサ
ービス提供者が所有する前記管理コンピュータ3との間
において、該管理コンピュータ3からの架電により通信
回線を開き、双方にデータの送受信を実施する通信装置
であるル−タ2と、該ル−タ2に接続されて特定領域の
画像や音等の監視情報を収集する監視ユニット1とから
構成されている。
【0013】この本実施例において用いた監視ユニット
1は、図2に示すように、天井等に配置可能な箱状の筐
体50の下面に、透明なドーム状のカバー68が形成さ
れているとともに、該カバー68の内部には監視手段で
ある監視用CCDカメラ55と、該監視用CCDカメラ
55の監視方向を左右上下に変更可能な方向変更装置5
8が内在されているとともに、前記筐体50の側面から
は、前記ル−タ2と接続される通信ケ−ブル51が導出
され、更に他の側面には、監視領域の音を集音可能な集
音マイク53が設けられている。
1は、図2に示すように、天井等に配置可能な箱状の筐
体50の下面に、透明なドーム状のカバー68が形成さ
れているとともに、該カバー68の内部には監視手段で
ある監視用CCDカメラ55と、該監視用CCDカメラ
55の監視方向を左右上下に変更可能な方向変更装置5
8が内在されているとともに、前記筐体50の側面から
は、前記ル−タ2と接続される通信ケ−ブル51が導出
され、更に他の側面には、監視領域の音を集音可能な集
音マイク53が設けられている。
【0014】また、この監視ユニット1の筐体50内部
の構成は、図3に示すように、前記ル−タ2との間にお
いて所定の通信プロトコルであるIEEE802.3/
10baseTにて双方向のデ−タ通信を行う通信部6
0と、後述するMPU65が行う制御においてワ−クメ
モリとして使用されるとともに、後述するデジタルシグ
ナルプロセッサ(DSP)56にて圧縮された画像デ−
タ或いは音声デ−タを一時記憶するSRAM57と、前
記集音マイク53に接続されて入力音をデジタルデータ
に変換するA/DコンバータであるPCMコーデック5
2と、内部にレンズにて結像された画像をデジタルのデ
ータ列として出力可能な電荷結合素子(CCD)54を
内蔵する監視用CCDカメラ55と、前記PCMコーデ
ック52並びに電荷結合素子(CCD)54より出力さ
れた音声データ並びに画像データを所定の圧縮アルゴリ
ズム(MPEG方式)にて圧縮処理するデジタルシグナ
ルプロセッサ(DSP)56や、前記監視用CCDカメ
ラ55の撮影方向の移動を行う方向変更装置58や、パ
イロットランプ(LED)69の点灯するドライバ59
や、これら各部に図3に示すように接続され、各部の制
御等の処理を実施するMPU65とからから構成され、
該MPU65内部には、該MPU65が実施する前記監
視用CCDカメラ55や方向変更装置58並びに集音マ
イク53等の監視手段並びに監視手段の周辺デバイスの
起動や停止等の制御内容が記述された制御プログラム等
が記憶された内部ROM66を有している。尚、図3に
おいて白矢印は制御信号を示し、黒矢印は主にデータ信
号を示す。
の構成は、図3に示すように、前記ル−タ2との間にお
いて所定の通信プロトコルであるIEEE802.3/
10baseTにて双方向のデ−タ通信を行う通信部6
0と、後述するMPU65が行う制御においてワ−クメ
モリとして使用されるとともに、後述するデジタルシグ
ナルプロセッサ(DSP)56にて圧縮された画像デ−
タ或いは音声デ−タを一時記憶するSRAM57と、前
記集音マイク53に接続されて入力音をデジタルデータ
に変換するA/DコンバータであるPCMコーデック5
2と、内部にレンズにて結像された画像をデジタルのデ
ータ列として出力可能な電荷結合素子(CCD)54を
内蔵する監視用CCDカメラ55と、前記PCMコーデ
ック52並びに電荷結合素子(CCD)54より出力さ
れた音声データ並びに画像データを所定の圧縮アルゴリ
ズム(MPEG方式)にて圧縮処理するデジタルシグナ
ルプロセッサ(DSP)56や、前記監視用CCDカメ
ラ55の撮影方向の移動を行う方向変更装置58や、パ
イロットランプ(LED)69の点灯するドライバ59
や、これら各部に図3に示すように接続され、各部の制
御等の処理を実施するMPU65とからから構成され、
該MPU65内部には、該MPU65が実施する前記監
視用CCDカメラ55や方向変更装置58並びに集音マ
イク53等の監視手段並びに監視手段の周辺デバイスの
起動や停止等の制御内容が記述された制御プログラム等
が記憶された内部ROM66を有している。尚、図3に
おいて白矢印は制御信号を示し、黒矢印は主にデータ信
号を示す。
【0015】また、本実施例の監視ユニット1には、電
力手段としての電池67が搭載されており、該電池にて
動作可能とされていて、該監視ユニット1を電力が得ら
れない場所にも容易に設置できるようになっているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、これら電力を
コンセント等より得られる交流電流を所定の直流電流に
変換して使用するようにしても良い。
力手段としての電池67が搭載されており、該電池にて
動作可能とされていて、該監視ユニット1を電力が得ら
れない場所にも容易に設置できるようになっているが、
本発明はこれに限定されるものではなく、これら電力を
コンセント等より得られる交流電流を所定の直流電流に
変換して使用するようにしても良い。
【0016】尚本実施例では、前記のようにDSP56
を用いて画像データ並びに音声データをMPEG方式に
よりデータ圧縮して管理コンピュータ3に送信してお
り、これらデータ圧縮を行うことは、伝送するデータ容
量を小さくすることで伝送負荷を低減できるとともに、
前記管理コンピュータ3において必要とされる通信容量
を低減でき、回線コストを安価とすることが可能となる
ことから好ましいが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
を用いて画像データ並びに音声データをMPEG方式に
よりデータ圧縮して管理コンピュータ3に送信してお
り、これらデータ圧縮を行うことは、伝送するデータ容
量を小さくすることで伝送負荷を低減できるとともに、
前記管理コンピュータ3において必要とされる通信容量
を低減でき、回線コストを安価とすることが可能となる
ことから好ましいが、本発明はこれに限定されるもので
はない。
【0017】また、本実施例では、監視手段として、前
記監視用CCDカメラ55や集音マイク53を設けてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら
監視手段として、例えば動物等が発する赤外線を感知可
能な赤外線センサーや、設置場所の雰囲気温度を測定可
能な温度監視センサーや(温度による火災監視センサー
を含む)、煙監視センサー等を用いるようにしても良
く、これら使用する監視手段は、監視目的に応じて適宜
に選択すれば良い。
記監視用CCDカメラ55や集音マイク53を設けてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら
監視手段として、例えば動物等が発する赤外線を感知可
能な赤外線センサーや、設置場所の雰囲気温度を測定可
能な温度監視センサーや(温度による火災監視センサー
を含む)、煙監視センサー等を用いるようにしても良
く、これら使用する監視手段は、監視目的に応じて適宜
に選択すれば良い。
【0018】尚、この監視ユニット1の設置場所として
は、利用者が特に監視したいと望むエリヤの画像や、温
度、音、または煙の確認を実施できるための好適な場所
を選択すれば良く、本実施例のように障害物の少ない天
井等とし、監視方向を適宜に移動できるようにすること
で、より緻密な監視を実施できるようになることから好
ましい。
は、利用者が特に監視したいと望むエリヤの画像や、温
度、音、または煙の確認を実施できるための好適な場所
を選択すれば良く、本実施例のように障害物の少ない天
井等とし、監視方向を適宜に移動できるようにすること
で、より緻密な監視を実施できるようになることから好
ましい。
【0019】次いで、この監視ユニット1に接続される
とともに、前記通信回線網5(ISDN回線)に接続さ
れて、管理コンピュ−タ3との間にてデ−タの送受信を
行う通信手段であるル−タ2の構成は、図7に示すよう
に、前記監視ユニット1と前記IEEE802.3/1
0baseTにて双方向のデ−タ通信を行う通信部80
と、ISDN回線を介してデジタルデ−タの送受を行う
タ−ミナルアダプタ部81と、これら通信部80とタ−
ミナルアダプタ部81との双方に接続されて各部の制御
を行うMPU82と、から主に構成されており、該MP
U82の内部には、登録電話番号として前記管理コンピ
ュータの電話番号や発呼信号を受信した際の発呼者電話
番号と前記登録されている登録電話番号との比較処理の
内容が記述された制御プログラム等を記憶する記憶手段
としての内部ROM83が設けられている。
とともに、前記通信回線網5(ISDN回線)に接続さ
れて、管理コンピュ−タ3との間にてデ−タの送受信を
行う通信手段であるル−タ2の構成は、図7に示すよう
に、前記監視ユニット1と前記IEEE802.3/1
0baseTにて双方向のデ−タ通信を行う通信部80
と、ISDN回線を介してデジタルデ−タの送受を行う
タ−ミナルアダプタ部81と、これら通信部80とタ−
ミナルアダプタ部81との双方に接続されて各部の制御
を行うMPU82と、から主に構成されており、該MP
U82の内部には、登録電話番号として前記管理コンピ
ュータの電話番号や発呼信号を受信した際の発呼者電話
番号と前記登録されている登録電話番号との比較処理の
内容が記述された制御プログラム等を記憶する記憶手段
としての内部ROM83が設けられている。
【0020】また、本実施例に用いた前記タ−ミナルア
ダプタ部81には、通信回線網5の交換機により発呼信
号とともに送信されてくる発呼者の電話番号デ−タを取
り出す発呼者情報受信手段としてのコ−ルID検出部8
4が設けられていて、発呼者の電話番号デ−タを前記M
PU82に対して出力するように構成されている。
ダプタ部81には、通信回線網5の交換機により発呼信
号とともに送信されてくる発呼者の電話番号デ−タを取
り出す発呼者情報受信手段としてのコ−ルID検出部8
4が設けられていて、発呼者の電話番号デ−タを前記M
PU82に対して出力するように構成されている。
【0021】次いで、これら監視ユニット1とル−タ2
とから構成される各監視端末からのデータ圧縮された画
像並びに音データを受信する前記管理コンピュータ3の
構成は、図4に示すように、コンピュ−タ内部にて比較
的高速にてデ−タの送受を行うデ−タバス30に、利用
者からの接続による認証処理や、該利用者に対応して登
録されている監視端末への発呼処理や、受信した画像並
びに音データを該利用者の情報端末である例えば携帯電
話11に送信するデータ転送処理を実施可能な演算能力
に優れた中央演算処理装置(CPU)31や、前記CP
U31のワークメモリ等に使用されるRAM32や、デ
ィスプレイ等の表示装置34や、キーボードやマウス等
の入力装置36や、接続サービスの実施履歴等の登録に
使用される現在の時刻情報や任意の年月日の曜日等のカ
レンダ−情報を出力可能なリアルタイムクロック(RT
C)37、前記監視端末を構成する各ル−タ2とのデー
タ通信を比較的高速にて実施可能なデジタル通信回線
(ISDN)が接続可能とされた監視端末用通信回線基
板38と、利用者の情報端末である携帯電話11等との
データ通信を比較的高速にて実施可能な複数のデジタル
通信回線(ISDN)が接続可能とされた利用者用通信
回線基板33と、磁気ディスクや光磁気ディスクから成
り、利用者を識別可能な識別符号(ID)に対応付けて
該利用者の暗証番号並びに該利用者が監視したい場所に
設置されている監視端末に付与されている電話番号とが
登録された利用者データベース(DB)や、前記データ
転送処理内容が記述されたデータ転送プログラム並びに
前記監視端末への発呼処理が記述された発呼処理プログ
ラム等が記憶されている記憶装置35と、が接続された
比較的処理能力に優れたコンピュ−タとされている。
とから構成される各監視端末からのデータ圧縮された画
像並びに音データを受信する前記管理コンピュータ3の
構成は、図4に示すように、コンピュ−タ内部にて比較
的高速にてデ−タの送受を行うデ−タバス30に、利用
者からの接続による認証処理や、該利用者に対応して登
録されている監視端末への発呼処理や、受信した画像並
びに音データを該利用者の情報端末である例えば携帯電
話11に送信するデータ転送処理を実施可能な演算能力
に優れた中央演算処理装置(CPU)31や、前記CP
U31のワークメモリ等に使用されるRAM32や、デ
ィスプレイ等の表示装置34や、キーボードやマウス等
の入力装置36や、接続サービスの実施履歴等の登録に
使用される現在の時刻情報や任意の年月日の曜日等のカ
レンダ−情報を出力可能なリアルタイムクロック(RT
C)37、前記監視端末を構成する各ル−タ2とのデー
タ通信を比較的高速にて実施可能なデジタル通信回線
(ISDN)が接続可能とされた監視端末用通信回線基
板38と、利用者の情報端末である携帯電話11等との
データ通信を比較的高速にて実施可能な複数のデジタル
通信回線(ISDN)が接続可能とされた利用者用通信
回線基板33と、磁気ディスクや光磁気ディスクから成
り、利用者を識別可能な識別符号(ID)に対応付けて
該利用者の暗証番号並びに該利用者が監視したい場所に
設置されている監視端末に付与されている電話番号とが
登録された利用者データベース(DB)や、前記データ
転送処理内容が記述されたデータ転送プログラム並びに
前記監視端末への発呼処理が記述された発呼処理プログ
ラム等が記憶されている記憶装置35と、が接続された
比較的処理能力に優れたコンピュ−タとされている。
【0022】尚、本実施例に用いた前記利用者用通信回
線基板33には、利用者が所持する情報端末である携帯
電話11等からの架電において該利用者へ利用者IDと
暗証番号との入力を促すガイダンス音声のデジタルデ−
タをアナログの音声に変換して送信可能なA/D変換部
(図示略)が設けられていて、前記記憶装置35に登録
されたデジタルデ−タに基づく所定のガイダンス音声を
発呼者である利用者に送信可能とされている。
線基板33には、利用者が所持する情報端末である携帯
電話11等からの架電において該利用者へ利用者IDと
暗証番号との入力を促すガイダンス音声のデジタルデ−
タをアナログの音声に変換して送信可能なA/D変換部
(図示略)が設けられていて、前記記憶装置35に登録
されたデジタルデ−タに基づく所定のガイダンス音声を
発呼者である利用者に送信可能とされている。
【0023】また前記監視端末用通信回線基板38並び
に利用者用通信回線基板33には、通信回線網5の交換
機により発呼信号とともに送信されてくる発呼者の電話
番号デ−タを取り出す発呼者情報受信手段としてのコ−
ルID検出部(図示略)が設けられていて、発呼者の電
話番号デ−タを前記中央演算処理装置(CPU)31に
対して出力するように構成されている。
に利用者用通信回線基板33には、通信回線網5の交換
機により発呼信号とともに送信されてくる発呼者の電話
番号デ−タを取り出す発呼者情報受信手段としてのコ−
ルID検出部(図示略)が設けられていて、発呼者の電
話番号デ−タを前記中央演算処理装置(CPU)31に
対して出力するように構成されている。
【0024】また、本発明において利用者が使用する情
報端末としては、前記管理コンピュータ3にアクセスし
てデータ圧縮された画像データ並びに音データを受信
し、圧縮データを解凍して再生、出力可能なものであれ
ば良く、本実施例では図1に示すように、パソコン14
や、ノートパソコン15並びに携帯電話11のいずれか
らでも利用者が前記管理コンピュータ3にアクセスして
前記監視端末1からの画像データ並びに音データを入手
して、監視を実施できるようになっており、本実施例に
用いた携帯電話11は、図5に示すように、監視画像が
表示可能な比較的大きな表示画面16を有し、前記圧縮
データの解凍処理を実施可能なマイコンを搭載している
ものとされおり、イアホン端子口17にイアホンを接続
することで、画面を見ながら音も聞くことができるよう
になっている。
報端末としては、前記管理コンピュータ3にアクセスし
てデータ圧縮された画像データ並びに音データを受信
し、圧縮データを解凍して再生、出力可能なものであれ
ば良く、本実施例では図1に示すように、パソコン14
や、ノートパソコン15並びに携帯電話11のいずれか
らでも利用者が前記管理コンピュータ3にアクセスして
前記監視端末1からの画像データ並びに音データを入手
して、監視を実施できるようになっており、本実施例に
用いた携帯電話11は、図5に示すように、監視画像が
表示可能な比較的大きな表示画面16を有し、前記圧縮
データの解凍処理を実施可能なマイコンを搭載している
ものとされおり、イアホン端子口17にイアホンを接続
することで、画面を見ながら音も聞くことができるよう
になっている。
【0025】以下、本実施例の監視システムにおける監
視処理の流れについて、図6のフロー図に基づき説明す
ると、まず利用者は、外出先等において、監視端末1が
設置されている自宅の様子が不安になった場合に、例え
ば自分が所持している携帯電話11から前記監視サービ
ス提供者が所有する管理コンピュータ3の利用者用の電
話番号へ架電し、ガイダンスに従って自分の利用者ID
と暗証番号とを、携帯電話11を操作して入力する。
視処理の流れについて、図6のフロー図に基づき説明す
ると、まず利用者は、外出先等において、監視端末1が
設置されている自宅の様子が不安になった場合に、例え
ば自分が所持している携帯電話11から前記監視サービ
ス提供者が所有する管理コンピュータ3の利用者用の電
話番号へ架電し、ガイダンスに従って自分の利用者ID
と暗証番号とを、携帯電話11を操作して入力する。
【0026】管理コンピュータ3側においては、利用者
の前記携帯電話11より送信されてきた利用者IDと暗
証番号とを、前記記憶装置35に記憶されている利用者
DBの登録データと比較し、比較が一致して正規利用者
と判断された場合において、該利用者DBに利用者ID
に対応付けて登録されている監視端末、例えば監視端末
4aを構成する前記ル−タ2の電話番号(ISDN回
線)への発呼を行う。
の前記携帯電話11より送信されてきた利用者IDと暗
証番号とを、前記記憶装置35に記憶されている利用者
DBの登録データと比較し、比較が一致して正規利用者
と判断された場合において、該利用者DBに利用者ID
に対応付けて登録されている監視端末、例えば監視端末
4aを構成する前記ル−タ2の電話番号(ISDN回
線)への発呼を行う。
【0027】この際、該発呼に際して、通信回線網5の
交換機により、発呼者である管理コンピュータ3の電話
番号データが発呼信号とともにル−タ2に送信さる。
交換機により、発呼者である管理コンピュータ3の電話
番号データが発呼信号とともにル−タ2に送信さる。
【0028】この発呼信号の受信に基づき前記ル−タ2
は、該発呼信号とともに送信されてきた発信者電話番号
データを前記MPU82の内部ROMに予め登録されて
いる管理コンピュータ3の電話番号と比較し、双方の電
話番号が一致した場合において、着呼を実施して通信回
線を開くとともに、前記監視ユニット1に対して所定の
起動コマンドデ−タを送出する。
は、該発呼信号とともに送信されてきた発信者電話番号
データを前記MPU82の内部ROMに予め登録されて
いる管理コンピュータ3の電話番号と比較し、双方の電
話番号が一致した場合において、着呼を実施して通信回
線を開くとともに、前記監視ユニット1に対して所定の
起動コマンドデ−タを送出する。
【0029】この所定の起動コマンドデ−タの受信に基
づき、前記監視ユニット1のMPU65は、監視手段で
ある監視用CCDカメラ55並びに集音マイク53とと
もに、PCMコーデック52とデータ圧縮処理を行う前
記DSP56を起動する。
づき、前記監視ユニット1のMPU65は、監視手段で
ある監視用CCDカメラ55並びに集音マイク53とと
もに、PCMコーデック52とデータ圧縮処理を行う前
記DSP56を起動する。
【0030】このように、本実施例においては前記起動
コマンドデータの受信により前記監視用CCDカメラ5
5等の監視手段の起動を実施するようにすることは、監
視ユニット1の消費電力を大幅に低減できるようになる
ことから好ましいが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、これら監視手段の電力消費が少ないものである
場合や、監視ユニット1の動作電力として十分な電力が
供給できる場合等においては、該監視ユニット1の監視
手段を常時動作状態おしておくようにしても良い。
コマンドデータの受信により前記監視用CCDカメラ5
5等の監視手段の起動を実施するようにすることは、監
視ユニット1の消費電力を大幅に低減できるようになる
ことから好ましいが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、これら監視手段の電力消費が少ないものである
場合や、監視ユニット1の動作電力として十分な電力が
供給できる場合等においては、該監視ユニット1の監視
手段を常時動作状態おしておくようにしても良い。
【0031】前記着呼による通信回線の接続完了を受け
て該監視ユニット1は、これら起動された監視用CCD
カメラ55により撮影された画像データ、並びに前記集
音マイク53により集音され前記PCMコーデック52
によりデジタル化された音データを、前記DSP56に
より所定のデータ圧縮方式であるMPEG方式により圧
縮データとし、該圧縮データが前記通信部60よりル−
タ2に送られ、該ル−タ2から監視用通信回線基板38
を通じて管理コンピュータ3に送られるようになってい
る。
て該監視ユニット1は、これら起動された監視用CCD
カメラ55により撮影された画像データ、並びに前記集
音マイク53により集音され前記PCMコーデック52
によりデジタル化された音データを、前記DSP56に
より所定のデータ圧縮方式であるMPEG方式により圧
縮データとし、該圧縮データが前記通信部60よりル−
タ2に送られ、該ル−タ2から監視用通信回線基板38
を通じて管理コンピュータ3に送られるようになってい
る。
【0032】この監視端末4aから送信された画像並び
に音を含む圧縮データは、前記記憶装置35に一時記憶
(蓄積)されて、利用者の情報端末である例えば携帯電
話11へ、前記一時記憶(蓄積)された圧縮データが適
宜なファイル形式、例えばC-HTML等に変換されて
送信される。
に音を含む圧縮データは、前記記憶装置35に一時記憶
(蓄積)されて、利用者の情報端末である例えば携帯電
話11へ、前記一時記憶(蓄積)された圧縮データが適
宜なファイル形式、例えばC-HTML等に変換されて
送信される。
【0033】これら利用者の情報端末である携帯電話1
1へ送信された前記圧縮データを含む変換データは、適
宜に解凍されて画像データが表示画面16に表示される
とともに、音データがD/A変換されて前記イアホン端
子口17より出力される。
1へ送信された前記圧縮データを含む変換データは、適
宜に解凍されて画像データが表示画面16に表示される
とともに、音データがD/A変換されて前記イアホン端
子口17より出力される。
【0034】この際、利用者は、撮影されている監視方
向を変えるために、携帯電話11に設けられている十字
キー等を操作すると、該操作データが前記管理コンピュ
ータ3に送信され、該送信に基づく方向変更装置58の
制御指示データが作成されて前記ルータ2を介して監視
ユニット1に送信されることで、利用者が見たい方向に
適宜に撮影方向を上下左右に移動させることが可能とさ
れている。
向を変えるために、携帯電話11に設けられている十字
キー等を操作すると、該操作データが前記管理コンピュ
ータ3に送信され、該送信に基づく方向変更装置58の
制御指示データが作成されて前記ルータ2を介して監視
ユニット1に送信されることで、利用者が見たい方向に
適宜に撮影方向を上下左右に移動させることが可能とさ
れている。
【0035】これら利用者の監視が終了して利用者が管
理コンピュータ3へのアクセスを終了した場合には、遅
滞なく管理コンピュータ3が前記ル−タ2との通信回線
を切断するようになっており、該通信回線の切断により
監視ユニット1は前記において起動した監視用CCDカ
メラ55並びに集音マイク53とともに、PCMコーデ
ック52とデータ圧縮処理を行う前記DSP56とを停
止或いは準停止のスリープ状態に移行させることで、監
視端末1において使用される電力が極力少ないものとな
るようになっており、このようにすることで、前記電池
67の交換頻度を大幅に低減することができるようにな
っている。
理コンピュータ3へのアクセスを終了した場合には、遅
滞なく管理コンピュータ3が前記ル−タ2との通信回線
を切断するようになっており、該通信回線の切断により
監視ユニット1は前記において起動した監視用CCDカ
メラ55並びに集音マイク53とともに、PCMコーデ
ック52とデータ圧縮処理を行う前記DSP56とを停
止或いは準停止のスリープ状態に移行させることで、監
視端末1において使用される電力が極力少ないものとな
るようになっており、このようにすることで、前記電池
67の交換頻度を大幅に低減することができるようにな
っている。
【0036】以上、本発明を図面により説明してきた
が、本発明はこれら実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっ
ても本発明に含まれることは言うまでもない。
が、本発明はこれら実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっ
ても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0037】例えば、前記においては監視端末を構成す
るル−タ2や管理コンピュータ3や利用者の情報端末で
ある携帯電話11が通信回線網5を介して接続されてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら
通信回線網5をコンピュータネットワークであるインタ
ーネット網としても良い。
るル−タ2や管理コンピュータ3や利用者の情報端末で
ある携帯電話11が通信回線網5を介して接続されてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら
通信回線網5をコンピュータネットワークであるインタ
ーネット網としても良い。
【0038】また、前記実施例では、前記監視ユニット
1を天井に設置可能な形状としているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、これら監視ユニットを図8
に示すように、壁掛け型の監視ユニット1’としたり、
その他の設置場所に合わせた適宜な形状としても良いこ
とは言うまでもない。
1を天井に設置可能な形状としているが、本発明はこれ
に限定されるものではなく、これら監視ユニットを図8
に示すように、壁掛け型の監視ユニット1’としたり、
その他の設置場所に合わせた適宜な形状としても良いこ
とは言うまでもない。
【0039】また、前記実施例では、監視端末を監視ユ
ニット1とル−タ2とから構成しているが、これらを1
つの筐体内部に収容して監視端末を構成するようにして
も良い。
ニット1とル−タ2とから構成しているが、これらを1
つの筐体内部に収容して監視端末を構成するようにして
も良い。
【0040】また、前記実施例では、ルータ2に1つの
監視ユニット1を接続しているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、同一のルータ2に複数の監視ユニ
ット1を接続するようにしても良い。
監視ユニット1を接続しているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、同一のルータ2に複数の監視ユニ
ット1を接続するようにしても良い。
【0041】また、前記実施例では、ルータ2と監視ユ
ニット1を通信ケーブル51にて接続しているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、これらルータ2と
監視ユニット1とを無線通信、例えば無線LAN等によ
り接続したり、或いはルータ2自体が携帯電話網や簡易
型携帯電話(PHS)網に接続可能な無線通信機能を有
するものであっても良い。
ニット1を通信ケーブル51にて接続しているが、本発
明はこれに限定されるものではなく、これらルータ2と
監視ユニット1とを無線通信、例えば無線LAN等によ
り接続したり、或いはルータ2自体が携帯電話網や簡易
型携帯電話(PHS)網に接続可能な無線通信機能を有
するものであっても良い。
【0042】また、前記実施例では、監視端末用通信回
線基板38と利用者用通信回線基板33とを個別として
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、これ
らに代えて多数の回線を接続可能な同一の通信回線基板
を使用するようにしても良い。
線基板38と利用者用通信回線基板33とを個別として
いるが、本発明はこれに限定されるものではなく、これ
らに代えて多数の回線を接続可能な同一の通信回線基板
を使用するようにしても良い。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。 (a)請求項1に記載の発明によれば、前記監視端末に
前記管理装置以外の第三者からの架電があっても、該架
電において受信された発呼者の電話番号が予め登録され
ている管理装置の電話番号と異なるものとなり着呼が実
施されないことから、前記管理装置以外の第三者が監視
端末より監視情報を入手することを不可能とすることが
できる。
れる。 (a)請求項1に記載の発明によれば、前記監視端末に
前記管理装置以外の第三者からの架電があっても、該架
電において受信された発呼者の電話番号が予め登録され
ている管理装置の電話番号と異なるものとなり着呼が実
施されないことから、前記管理装置以外の第三者が監視
端末より監視情報を入手することを不可能とすることが
できる。
【0044】(b)請求項2に記載の発明によれば、前
記監視端末は、管理装置とのやり取りのない期間におい
ては、前記監視手段の動作が停止或いは準動作停止状態
(スリープ状態)とされるようになるため、監視端末の
消費電力を著しく低減することが可能となり、結果的に
電池交換の煩雑さや電気代金の増加による利用者の負担
増を軽減することができる。
記監視端末は、管理装置とのやり取りのない期間におい
ては、前記監視手段の動作が停止或いは準動作停止状態
(スリープ状態)とされるようになるため、監視端末の
消費電力を著しく低減することが可能となり、結果的に
電池交換の煩雑さや電気代金の増加による利用者の負担
増を軽減することができる。
【図1】本発明の実施例における特定領域の監視システ
ムの構成を示すブロック図である。
ムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例において用いた監視ユニットを
示す外観斜視図である。
示す外観斜視図である。
【図3】本発明の実施例において用いた監視端末の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例において用いた管理コンピュー
タの構成を示すブロック図である。
タの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例において用いた利用者が携帯す
る情報端末としての携帯電話を示す外観図である。
る情報端末としての携帯電話を示す外観図である。
【図6】本発明の実施例の特定領域監視システムにおけ
る監視処理の流れを示すフロー図である。
る監視処理の流れを示すフロー図である。
【図7】本発明の実施例において用い通信手段であるル
ータの構成を示すブロック図である。
ータの構成を示すブロック図である。
【図8】本発明におけるその他の形態の監視ユニットを
示す図である。
示す図である。
【符号の説明】 1 監視ユニット 1’ 監視ユニット 2 ルータ(通信手段) 3 管理コンピュータ 4a 監視端末(監視領域a) 4b 監視端末(監視領域b) 4c 監視端末(監視領域c) 5 通信回線網 11 携帯電話 14 パソコン 15 ノートパソコン 16 表示画面 17 イアホン端子口 30 データバス 31 中央演算処理装置(CPU) 32 RAM 33 利用者用通信回線基板 34 表示装置 35 記憶装置 36 入力装置 37 リアルタイムクロック(RTC) 38 監視端末用通信回線基板 50 筐体 51 通信ケーブル 52 PCMコーデック 53 集音マイク 55 監視用CCDカメラ 56 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 57 SRAM 58 方向変更装置 59 ドライバ 60 通信部 65 MPU 66 内部ROM 67 電池 68 カバー 69 パイロットランプ(LED) 80 通信部 81 タ−ミナルアダプタ部 82 MPU 83 内部ROM 84 コ−ルID検出部(発呼者情報受信手段)
フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 AA02 CC02 CD04 CH03 CH04 CH05 CH06 DA08 EA01 EA03 EA05 FA04 FF05 FF07 HA18 HA19 HA20 5C087 BB11 BB74 DD03 EE20 FF01 FF04 GG18 GG66 GG70 GG83 5K101 KK13 LL12 MM07 NN21 NN45 PP03
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも撮像装置を有する監視手段
と、該監視手段における監視情報を通信回線を介して外
部の管理装置に送信する通信手段と、を有する監視端末
と、通信回線を介して前記監視端末と接続されるととも
に、利用者が所持する情報端末に前記監視端末からの監
視情報を送信可能とされた管理装置と、から構成され、
前記監視端末が設置されている被監視領域を利用者が所
持する情報端末にて監視可能とされた特定領域の監視シ
ステムであって、前記監視端末は、前記管理装置の電話
番号を記憶可能な記憶手段と、前記管理装置からの発呼
信号の受信時において、該発呼信号に乗調されてくる発
呼者の電話番号情報の受信を行う発呼者情報受信手段
と、を具備し、該発呼者情報受信手段にて受信した発呼
者の電話番号情報が予め登録されている前記管理装置の
電話番号に一致した場合において、該管理装置からの架
電の着呼を実施して前記監視手段によって得られた監視
情報を前記管理装置に送信するとともに、前記管理装置
は、受信した該監視情報をその監視端末に該当する利用
者が所持する情報端末に配信することを特徴とする特定
領域の監視システム。 - 【請求項2】 前記監視端末は、前記発呼者情報受信手
段にて受信した発呼者の電話番号情報が予め登録されて
いる前記管理装置の電話番号に一致した場合において前
記監視手段の起動を実施し、前記管理装置との通信終了
時において前記監視手段を動作を停止或いは準停止状態
とする請求項1に記載の特定領域の監視システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000247871A JP2002064646A (ja) | 2000-08-17 | 2000-08-17 | 特定領域の監視システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000247871A JP2002064646A (ja) | 2000-08-17 | 2000-08-17 | 特定領域の監視システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002064646A true JP2002064646A (ja) | 2002-02-28 |
Family
ID=18737874
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000247871A Pending JP2002064646A (ja) | 2000-08-17 | 2000-08-17 | 特定領域の監視システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002064646A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003085882A1 (fr) * | 2002-04-04 | 2003-10-16 | Denaro Co., Ltd. | Systeme de surveillance d'une zone specifique |
-
2000
- 2000-08-17 JP JP2000247871A patent/JP2002064646A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003085882A1 (fr) * | 2002-04-04 | 2003-10-16 | Denaro Co., Ltd. | Systeme de surveillance d'une zone specifique |
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