JP2002016715A - 特定領域の監視システム - Google Patents

特定領域の監視システム

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JP2002016715A
JP2002016715A JP2000196594A JP2000196594A JP2002016715A JP 2002016715 A JP2002016715 A JP 2002016715A JP 2000196594 A JP2000196594 A JP 2000196594A JP 2000196594 A JP2000196594 A JP 2000196594A JP 2002016715 A JP2002016715 A JP 2002016715A
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JP2000196594A
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Tatsuo Matsunaga
龍雄 松永
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Ipex Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 監視システムを構成する監視端末の消費電力
並びに通信費用を低く抑え、且つ音声を大出力で出力で
きるようにすること。 【解決手段】 少なくとも撮像装置55を有する監視手
段と、該監視手段における監視情報を通信回線5を介し
て外部に送信可能な通信手段60と、を有する監視端末
1と、前記監視端末1が設置されている被監視領域を通
信回線5を利用して監視可能とされている利用者が所持
する情報端末11と、で構成される特定領域の監視シス
テムであって、前記監視端末1は、前記利用者が所持す
る情報端末11からの通信アクセスに基づき、前記監視
手段55によって得られる監視情報を利用者の情報端末
11に送信し、前記情報端末11からの通信アクセス終
了において前記送信の動作停止を行う制御手段65と、
前記監視手段55の動作時において、前記利用者が所持
する情報端末11からの指示で情報端末11から送信さ
れる音声を増幅調整して出力できる音声増幅出力手段7
3,70と、を具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信回線を用いて
監視端末が設置された特定領域を、利用者が所有する電
話やパソコン等の情報端末を用いて、外出先からでも監
視することを可能とする特定領域の監視システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、家を留守にした場合、泥棒の
侵入や火気の始末を気にしなければならず、今日のよう
な治安情勢の悪化に伴い、ますますこのような心配は増
すばかりである。そのため、近年警備会社と契約を行う
ことにより、泥棒の侵入や火災等の発生を未然に防止す
る警備代行業務を行ってもらう個人宅、会社等が増加し
ている。また、老人等の介護要求が増え、煩雑な作業も
増加している。
【0003】このような警備システムとしては、所定の
センサー等を配備した家屋等に泥棒が侵入した場合、セ
ンサーの反応による警備会社への通報で警備会社の警備
員がその家屋に急行するシステムがあり、また、老人等
にもしもの際にも警備会社や介護人が急行するシステム
もある。
【0004】しかし、このようなマンパワーを利用する
システムであっては、警備員或いは介護人の人件費が極
めて高い割合を占めるため、加入契約料が一般大衆にと
って多大なものとなり、これ以上の急激な増加は望めな
いのが現状である。
【0005】このため、通信回線を利用して、必要な
時、また心配になった時に限らず、頻繁に断続的にでも
特定領域である例えば自宅内の様子を監視できるように
した特定領域の監視システムが提案されてきている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
監視システムにおける監視端末は、監視対象となる任意
の場所に設置されることから、該設置場所に電源がない
場合があり、これら電源がない場合には監視端末を電池
等により付勢する必要があるため、これら電池の消耗が
激しいと電池の交換を頻繁に実施しなければならないと
いう問題があるとともに、これら監視端末が自宅等の一
般家庭に設置される場合には、設置場所に電源があって
も、その消費電力が大きいと、利用者の負担が大きくな
ってしまうという問題もあった。
【0007】更に、通信回線が有料である場合、常時接
続状態で監視を行うと、その通信料金が多大なものにな
ってしまうという問題もあった。
【0008】よって、本発明は上記した問題点に着目し
てなされたもので、監視端末の消費電力を低く抑えると
ともに、必要以外は情報の送受信を行わないようにし、
電池交換の煩雑さや電気・通信代金の増加による利用者
の負担増を軽減することができ、且つ老人や子供並びに
侵入者等の様子を、このシステム利用者が所持する情報
端末で監視できるとともに、音声を大出力で流して老人
や子供に情報を伝えたり、侵入者を威嚇することのでき
る特定領域の監視システムを提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の特定領域の監視システムは、少なくとも撮
像装置を有する監視手段と、該監視手段における監視情
報を通信回線を介して外部に送信可能な通信手段と、を
有する監視端末と、前記監視端末が設置されている被監
視領域を通信回線を利用して監視可能とされている利用
者が所持する情報端末と、で構成される特定領域の監視
システムであって、前記監視端末は、前記利用者が所持
する情報端末からの通信アクセスに基づき、前記監視手
段によって得られる監視情報を利用者の情報端末に送信
し、前記情報端末からの通信アクセス終了において前記
送信の動作停止を行う制御手段と、前記監視手段の動作
時において、前記利用者が所持する情報端末からの指示
で情報端末から送信される音声を増幅調整して出力でき
る音声増幅出力手段と、を具備することを特徴してい
る。また、本発明の特定領域の監視システムは、少なく
とも撮像装置を有する監視手段と、該監視手段における
監視情報を通信回線を介して外部の管理装置に送信する
通信手段と、を有する監視端末と、通信回線を介して前
記監視端末と接続されるとともに、利用者が所持する情
報端末に前記監視端末からの監視情報を送信可能とされ
た管理装置と、から構成され、前記監視端末が設置され
ている被監視領域を利用者が所持する情報端末にて監視
可能とされた特定領域の監視システムであって、前記監
視端末は、前記管理装置からの通信アクセスに基づき、
前記監視手段によって得られる監視情報を管理装置に送
信し、管理装置からの通信アクセス終了において前記送
信の動作停止を行う制御手段と、前記監視手段の動作時
において、前記利用者が所持する情報端末からの要求に
基づき、前記管理装置からの指示で情報端末から送信さ
れる音声を増幅調整して出力できる音声増幅出力手段
と、を具備することを特徴としている。この特徴によれ
ば、前記監視端末は、通信アクセス時においてのみ起動
されて動作するようになり、アクセスしていない場合に
は動作が停止或いは準動作停止状態(スリープ状態)と
されるようになるため、監視端末の消費電力およびこれ
ら通信にかかる通信料金を著しく低減することが可能と
なり、加えて、外部からの画像受信で特定領域を監視
し、必要により、利用者が所持する情報端末を用いて大
出力の音声を流すことを可能にする。
【0010】本発明の特定領域の監視システムは、前記
音声増幅出力手段は、前記利用者が所持する情報端末に
て入力された出力レベルに基づき、該情報端末からの音
声を増幅出力することが好ましい。このようにすれば、
監視端末より監視領域に出力される音声の音量を、利用
者は自分の所持する情報端末にて適宜に調節できる。
【0011】本発明の特定領域の監視システムは、前記
監視端末は、管理装置もしくは利用者が所持する情報端
末を識別可能な識別データが記憶された記憶手段を具備
し、前記制御手段は、前記アクセス時においてアクセス
者の識別データを入手して前記記憶手段に予め登録され
ている識別データとの比較による認証を実施し、該認証
が完了した場合において前記監視情報の送信を行うこと
が好ましい。このようにすれば、誤った不正なアクセス
が前記監視端末になされた場合でも、前記監視手段から
得られた情報が流出することがなく、かつ部外者から特
定領域に音声が流されることがない。
【0012】本発明の特定領域の監視システムは、前記
識別データが、通信回線において発呼者に付与される発
呼者電話番号であることが好ましい。このようにすれ
ば、管理装置や情報端末において特別な識別データの送
信等を実施することなく、簡便かつ確実にアクセス者が
管理装置であることを確認することができるばかりか、
通信回線が接続される以前の呼び出し状態において、ア
クセス者の認証を実施することができる。
【0013】本発明の特定領域の監視システムは、前記
識別データが、個々のアクセス毎において異なるデータ
列となるように暗号化された識別データであり、前記制
御手段は、該暗号化された識別データを復号し、該復号
された識別データに基づき前記認証を行うことが好まし
い。このようにすれば、前記識別データが盗用されて
も、盗用された識別データでは前記認証で不正と判断さ
れるようになるため、これら識別データの盗用による監
視端末の不正利用を回避できる。
【0014】本発明の特定領域の監視システムは、前記
監視端末が有する通信手段は、無線による通信が可能と
された無線通信手段であることが好ましい。このように
すれば、監視端末を通信回線に接続するための通信先や
通信ケーブルを監視端末まで架設する必要がなく、監視
端末を簡便に設置できる。
【0015】本発明の特定領域の監視システムは、前記
無線通信手段が、簡易携帯電話通信網の基地局と無線通
信可能とされており、前記管理装置または利用者が所持
する情報端末は、簡易携帯電話通信網からの伝送データ
の受信が可能とされていることが好ましい。このように
すれば、簡易携帯電話通信網は比較的高速のデータ伝送
速度を有しており、前記監視手段が画像装置を含み画像
データを送信する場合であっても、これら画像データの
伝送を迅速に実施できるばかりか、基地局の通信可能範
囲(通話セル)の大きさが比較的小さいことから、該基
地局内の全てのチャネルが使用されて前記監視端末との
通信が実施できなくなる可能性が小さくなる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。 (実施例1)まず、図1は、本実施例の特定領域の監視
システムの構成を示すブロック図であり、図2は、本実
施例の特定領域の監視システムに用いた監視端末を示す
外観斜視図であり、図3は、前記本実施例において用い
た監視端末の構成を示すブロック図であり、図4は、本
実施例において用いた管理コンピュータの構成を示すブ
ロック図であり、図5は、本実施例の管理コンピュータ
からの監視画像並びに音声を出力可能とされた利用者が
携帯する携帯電話を示す外観図である。
【0017】まず、本実施例の特定領域の監視システム
は、図1に示すように、利用者が監視したい場所、例え
ば自宅等の被監視領域に設置される監視端末1と、該監
視端末1並びにサービス利用者が所有する情報端末とに
通信回線網5を介してデータ通信可能に接続されたサー
ビス提供者が所有する管理コンピュータ3と、監視サー
ビスの利用者が操作するパソコン14やノートパソコン
15や携帯電話11等の情報端末と、から主に構成され
ている。
【0018】また、本実施例に用いた監視端末1は、簡
易携帯電話(PHS)端末の通信機能を有しており、該
簡易携帯電話(PHS)システムの基地局2と、所定周
波数である1.9GHzの電波を用いて発呼や着呼並び
にデータの送受が可能とされていて、該基地局2が中央
制御局6を介して公衆の通信回線網5に接続されている
ことで、各監視端末1は通信回線網5に接続されたサー
ビス提供者が所有する前記管理コンピュータ3との間に
おいて、発呼並びに着呼により通信回線を開き、双方に
データの送受信を実施できるようになっている。
【0019】まず、本実施例において用いた監視端末1
は、図2に示すように、天井等に配置可能な箱状の筐体
50の一面に形成された透明なドーム状のカバー68内
部に収容された監視手段である監視用CCDカメラ55
と、該監視用CCDカメラ55の監視方向を左右上下に
変更可能な方向変更装置58が内在されているととも
に、前記筐体50の側面には、該通信端末が前記基地局
2と無線通信するための所定周波数の電波の送受を行う
ためのアンテナ51が回動可能に設けられており、更に
他の側面には、監視領域の音を集音可能な集音マイク5
3が設けられている。また、前記集音マイク形成された
側面からは、接続ケーブル71が導出されており、該接
続ケーブルの先端には比較的に大きな音声出力が可能な
スピーカーを内蔵するスピーカー装置が接続されてい
る。
【0020】また、この監視端末1の筐体50内部の構
成は、図3に示すように、前記アンテナ51を介して前
記基地局2と1.9GHz帯の電波のやり取りを実施す
るための受信部61および送信部62およびアンテナス
イッチ63を備えた無線通信手段である送受信RFモジ
ュール60と、この送受信RFモジュール60により受
信された電波の復調および、前記送受信RFモジュール
60により送信される電波の変調とを実施するπ/4シ
フトQPSK変復調モデム64と、前記管理コンピュー
タの発呼者電話番号データや後述するMPU65が実施
する前記監視用CCDカメラ55や方向変更装置58並
びに集音マイク53等の監視手段並び監視手段の周辺デ
バイスの起動や停止等の制御内容が記述された制御プロ
グラム等が記憶された不揮発性のフラッシュメモリ57
と、前記集音マイク53に接続されて入力音をデジタル
データに変換するとともに、前記π/4シフトQPSK
変復調モデム64から出力される受信音声データをアナ
ログの音声信号に変換して増幅アンプ73に出力するA
/D・D/AコンバータであるADPCMコーデック5
2と、内部にレンズにて結像された画像をデジタルのデ
ータ列として出力可能な電荷結合素子(CCD)54を
内蔵する監視用CCDカメラ55と、前記ADPCMコ
ーデック52並びに電荷結合素子(CCD)54より出
力された音声データ並びに画像データを所定の圧縮アル
ゴリズム(MPEG方式)にて圧縮処理するデジタルシ
グナルプロセッサ(DSP)56や、前記監視用CCD
カメラ55の撮影方向の移動を行う方向変更装置58
や、パイロットランプ(LED)69の点灯するドライ
バ59や、これら各部に図3に示すように接続され、各
部の制御等の処理を実施するMPU65とからから構成
され、該MPU65内部には、該監視端末1の電話番号
デ−タや識別ID等が記憶された内部ROM66を有し
ている。
【0021】また、前記増幅アンプ73は音声を「大、
中、小」の3つのレベルにて増幅出力可能とされてお
り、利用者の情報端末である携帯電話11等における音
声出力調節入力の受信に基づき、前記MPU65が前記
増幅アンプ73における増幅レベルを受信した音声出力
調節入力のレベルに変更するようになっている。尚、前
記図3において白矢印は制御信号を示し、黒矢印は主に
データ信号を示す。
【0022】また、本実施例の監視端末1には、電力手
段としての電池67が搭載されており、該電池にて動作
可能とされていて、該監視端末1を電力が得られない場
所にも容易に設置できるようになっているが、本発明は
これに限定されるものではなく、これら電力をコンセン
ト等より得られる交流電流を所定の直流電流に変換して
使用するようにしても良い。
【0023】このように、本実施例の監視端末1は、通
信機能としてPHS端末の無線通信手段を有し、通常の
PHS端末のように通話を実施するのではなく、前記デ
ジタルシグナルプロセッサ(DSP)56によりMPE
G方式により圧縮された画像並びに音声データを前記管
理コンピュータ3或いは利用者の情報端末に送信可能と
されているとともに、前記管理コンピュータ3を介して
或いは利用者の情報端末から直接送信されてくる音声デ
ータを前記スピーカ装置70より出力可能とされてお
り、このように、通信手段としてPHSシステムの無線
チャンネルを使用することは、監視端末1を通信回線網
5に接続するために通信線やケーブル等を接続する必要
がなく、その設置を容易に実施できることから好ましい
が、本発明はこれに限定されるものではなく、これら通
信手段として通信線やケーブル等を使用する通信手段と
しても良い。
【0024】また、本実施例では、無線通信手段として
PHSシステムの無線チャンネルを使用しており、この
ようにすることは、PHSシステムは比較的高速のデー
タ伝送速度を有しており、前記データ圧縮された画像デ
ータや音声データの伝送を迅速に実施できるばかりか、
基地局の通信可能範囲(通話セル)の大きさが比較的小
さいことから、該基地局内の全てのチャネルが使用され
て前記基地局と監視端末1との間の通信が実施できなく
なる可能性を小さくできることから好ましいが、本発明
はこれに限定されるものではなく、これら無線通信手段
として、例えば携帯電話システムやデジタルMCA無線
システム等を用いるようにしても良い。
【0025】また、本実施例では、前記のようにDSP
56を用いて画像データ並びに音声データをMPEG方
式によりデータ圧縮して管理コンピュータ3に送信して
おり、これらデータ圧縮を行うことは、伝送するデータ
容量を小さくすることで伝送負荷を低減できるととも
に、前記管理コンピュータ3において必要とされる通信
容量を低減でき、回線コストを安価とすることが可能と
なることから好ましいが、本発明はこれに限定されるも
のではない。
【0026】また、本実施例では、前記前記画像並びに
音をデジタル化し、更にデータ圧縮して送信するように
しており、このようにすることは、監視端末1と基地局
2との無線通信が傍受、盗聴されても、送信内容を盗用
され難くできることから好ましいが、本発明はこれに限
定されるものではない。
【0027】また、本実施例では、監視手段として、前
記監視用CCDカメラ55や集音マイク53を設けてい
るが、本発明はこれに限定されるものではなく、これら
監視手段として、例えば動物等が発する赤外線を感知可
能な赤外線センサーや、設置場所の雰囲気温度を測定可
能な温度監視センサーや(温度による火災監視センサー
を含む)、煙監視センサー等を用いるようにしても良
く、これら使用する監視手段は、監視目的に応じて適宜
に選択すれば良い。
【0028】尚、この監視端末1の設置場所としては、
利用者が特に監視したいと望むエリヤの画像や、温度、
音、または煙の確認を実施できるための好適な場所を選
択すれば良く、本実施例のように障害物の少ない天井等
とし、監視方向を適宜に移動できるようにすることで、
より緻密な監視を実施できるようになることから好まし
い。
【0029】これら各監視端末1からのデータ圧縮され
た画像並びに音データを受信する前記管理コンピュータ
3の構成は、図4に示すように、コンピュ−タ内部にて
比較的高速にてデ−タの送受を行うデ−タバス30に、
利用者からの接続による認証処理や、該利用者に対応し
て登録されている監視端末1への発呼、接続処理や、受
信した画像並びに音データを該利用者の情報端末である
例えば携帯電話11に送信するデータ転送処理を実施可
能な演算能力に優れた中央演算処理装置(CPU)31
や、該CPU31のワークメモリ等に使用されるRAM
32や、ディスプレイ等の表示装置34や、キーボード
やマウス等の入力装置36や、接続サービスの実施履歴
等の登録に使用される現在の時刻情報や任意の年月日の
曜日等のカレンダ−情報を出力可能なリアルタイムクロ
ック(RTC)37、前記監視端末1や利用者の情報端
末である携帯電話11等とのデータ通信を比較的高速に
て実施可能な複数のデジタル通信回線(ISDN)が接
続可能とされた通信回線基板33や、磁気ディスクや光
磁気ディスクから成り、利用者を識別可能な識別符号
(ID)に対応付けて該利用者の暗証番号並びに該利用
者が監視したい場所に設置されている監視端末に付与さ
れている電話番号とが登録された利用者データベース
(DB)や、前記データ転送処理内容が記述されたデー
タ転送プログラムが記憶されている記憶装置35と、が
接続された比較的処理能力に優れたコンピュ−タとされ
ている。
【0030】また、本発明において利用者が使用する情
報端末としては、前記管理コンピュータ3にアクセスし
てデータ圧縮された画像データ並びに音データを受信
し、圧縮データを解凍して再生、出力可能なものであれ
ば良く、本実施例では図1に示すように、利用者がパソ
コン14や、ノートパソコン15並びに携帯電話11の
いずれからでも前記管理コンピュータ3にアクセスして
前記監視端末1からの画像データ並びに音データを入手
して、監視を実施できるようになっており、本実施例に
用いた携帯電話11は、図5に示すように、監視画像が
表示可能な比較的大きな表示画面16を有し、前記圧縮
データの解凍処理を実施可能なマイコンを搭載している
ものとされおり、イアホン端子口17にイアホンを接続
することで、画面を見ながら音も聞くことができるよう
になっている。
【0031】以下、本実施例の監視システムにおける監
視処理の流れについて、図6のフロー図に基づき説明す
ると、まず利用者は、外出先等において、監視端末1が
設置されている自宅の様子が不安になった場合に、例え
ば自分が所持している携帯電話11から前記監視サービ
ス提供者が所有する管理コンピュータ3の電話番号へ架
電し、ガイダンスに従って自分の利用者IDと暗証番号
とを、携帯電話11を操作して入力する。
【0032】管理コンピュータ3側においては、利用者
の前記携帯電話11より送信されてきた利用者IDと暗
証番号とを、前記記憶装置35に記憶されている利用者
DBの登録データと比較し、比較が一致して正規利用者
と判断された場合において、該利用者DBに利用者ID
に対応付けて登録されている監視端末1の電話番号(P
HS端末番号)への発呼を行う。この際、該発呼に際し
て、通信回線網5の交換機により、発呼者である管理コ
ンピュータ3の電話番号データが発呼信号に乗調されて
前記中央制御局6に送信され、中央制御局6により発信
者電話番号データに変換されて、該発信者電話番号デー
タ並びに発呼情報とが発呼された電話番号に該当する監
視端末1へ、該監視端末1を通話エリア内部に内在する
基地局2を介して送信される。
【0033】この発呼に基づき前記監視端末1は、該発
呼の受信とともに送信されてきた発信者電話番号データ
を予め前記フラッシュメモリ57に登録されている管理
コンピュータ3の電話番号と比較し、該比較が一致した
場合において着呼を実施し、監視手段である監視用CC
Dカメラ55並びに集音マイク53とともに、PCMコ
ーデック52とデータ圧縮処理を行う前記DSP56を
起動する。
【0034】該起動により、監視用CCDカメラ55に
より撮影された画像データ、並びに前記集音マイク53
により集音され前記PCMコーデック52によりデジタ
ル化された音データが、前記DSP56により所定のデ
ータ圧縮方式であるMPEG方式により圧縮データとさ
れ、該圧縮データが前記π/4シフトQPSK変復調モ
デム64により変調されて前記基地局2へ送信され、該
送信された圧縮データが中央制御局6と通信回線網5と
を介して送信され、管理コンピュータ3において受信さ
れるようになっている。
【0035】この監視端末1から送信された画像並びに
音を含む圧縮データは、前記記憶装置35に一時記憶
(蓄積)されて、利用者の情報端末である携帯電話11
への通信回線のデータ伝送速度に合わせて、前記一時記
憶(蓄積)された圧縮データが送信される。
【0036】これら利用者の情報端末である携帯電話1
1へ送信された圧縮データは、適宜に解凍されて画像デ
ータが表示画面16に表示されるとともに、音データが
D/A変換されて前記イアホン端子口17より出力され
る。
【0037】この際、利用者は、撮影されている監視方
向を変えるために、携帯電話11に設けられている十字
キー等を操作すると、該操作データが前記管理コンピュ
ータ3に送信され、該送信に基づく方向変更装置58の
制御指示データが作成されて監視端末1に送信されるこ
とで、利用者が見たい方向に適宜に撮影方向を上下左右
に移動させることが可能とされているとともに、監視領
域に対して音声を流したい場合には、前記管理コンピュ
ータ3より配信される音声出力メニューに基づき、利用
者の情報端末である携帯電話11の表示部に表示される
音声出力設定画面にて出力音声の音量を設定した後、該
携帯電話11の送話口に向けて、例えば介護監視の場合
においては被介護者の状況を確認するために、「○○さ
ん、大丈夫ですか?」等のメッセージを入力する。
【0038】前記音声出力設定画面にて、例えば「大」
等の音量を入力すると、該音量情報が前記管理コンピュ
ータ3に登録されるとともに、前記監視端末1に送信さ
れ、該音量情報に基づき、前記MPU65が前記増幅ア
ンプの増幅レベルを「大」に設定するようになってい
て、利用者が情報端末にて監視領域に出力される音声の
音量を適宜に変更できるようになっており、前記送話口
より入力された音声は、前記管理コンピュータ3を介し
て中央制御局6に送信され、該中央制御局6において監
視端末1の前記ADPCMコーデック52にて再生可能
なADPCMデータに変換されて監視端末1に送信さ
れ、前記「大」の増幅レベルに設定された増幅アンプ7
3で増幅された音声がスピーカー装置70より出力され
る。
【0039】これら利用者の監視が終了して利用者が管
理コンピュータ3へのアクセスを終了した場合には、遅
滞なく管理コンピュータ3が監視端末1への通信回線を
切断するようになっており、該通信回線の切断により監
視端末1は前記において発呼時に起動した監視用CCD
カメラ55並びに集音マイク53とともに、PCMコー
デック52とデータ圧縮処理を行う前記DSP56とを
停止或いは準停止のスリープ状態に移行させることで、
監視端末1において使用される電力が極力少ないものと
なるようになっており、このようにすることで、前記電
池67の交換頻度を大幅に低減することができるように
なっている。(実施例2)
【0040】次いで、前記実施例1における監視端末1
の管理コンピュータ3の認証処理の変形例を、図7を用
いて説明する。尚、本実施例2における監視システムの
構成等は、前記実施例1と同様とされていることから省
略するものするが、本実施例2では、監視端末1並びに
管理コンピュータ3には、予め対とされた暗号鍵データ
(KA)と暗号鍵データ(KB)とが、それぞれに登録
されている。
【0041】まず、管理コンピュータ3側において利用
者が正規利用者と判断された際に、利用者DBに利用者
IDに対応付けて登録されている監視端末1の電話番号
(PHS端末番号)への発呼を行う処理までは、前記実
施例1と同一である。
【0042】この着呼に基づき、監視端末1は、所定の
生成アルゴリズムによる所定長のランダムデータ(T
R)を生成し、該ランダムデータ(TR)を管理コンピ
ュータ3へ返信する。
【0043】管理コンピュータ3では、前記利用者DB
において発呼した監視端末に対応付けて登録されている
暗号鍵データ(KA)を記憶装置35より読み出し、該
暗号鍵データ(KA)を用いて、図8(a)に示すベキ
乗剰余演算を実施することで受信したランダムデータ
(TR)を暗号化ランダムデータ(AR)に変換し、該
暗号化ランダムデータ(AR)を前記監視端末1へ返信
する。
【0044】この返信された暗号化ランダムデータ(A
R)は、監視端末1において予め登録されている前記暗
号鍵データ(KB)による図8(b)に示すベキ乗剰余
演算を実施することで元のランダムデータ(TR’)に
復号され、該復号されたランダムデータ(TR’)と前
記にて管理コンピュータ3に送信したランダムデータ
(TR)とを比較し、該比較が一致することで、発呼者
が前記管理コンピュータであると認定して、実施例1と
同様に監視手段である監視用CCDカメラ55並びに集
音マイク53とともに、PCMコーデック52とデータ
圧縮処理を行う前記DSP56を起動するとともに、デ
ータ圧縮された画像並びに音データを管理コンピュータ
3に送信する。
【0045】これら前記のようにして管理コンピュータ
3の認証を行うようにすることは、監視端末1と基地局
2との間の無線通信において送受される認証用のデータ
が、管理コンピュータが監視端末1に発呼する毎に、個
々に異なるようになることから、前記無線通信において
認証データが盗聴・盗用され、該盗用された認証データ
が仮に使用されても、前記監視端末1における認証を得
ることができず、該監視端末1よりの画像や音データを
入手することを不可能とすることができるようになるこ
とから好ましい。
【0046】尚、本実施例2では、暗号化の例として前
記暗号鍵データを使用したベキ乗剰余演算方式による暗
号化を使用しており、この手法は、暗号化並びに復号化
処理に必要とされる処理負荷が比較的小さいことから好
ましいが、本発明はこれに限定されるものではなく、こ
れら暗号化の手法としては、発呼時に送受される認証デ
ータが個々の発呼毎に異なるようになるものであれば好
適に使用することができる。
【0047】以上、本発明を図面により説明してきた
が、本発明はこれら実施例に限られるものではなく、本
発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっ
ても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0048】例えば、前記においては監視端末1や管理
コンピュータ3や利用者の情報端末である携帯電話11
が通信回線網5を介して接続されているが、本発明はこ
れに限定されるものではなく、これら通信回線網5をコ
ンピュータネットワークであるインターネット網として
も良い。
【0049】また、前記実施例では、前記監視端末を天
井に設置可能な形状としているが、本発明はこれに限定
されるものではなく、これら監視端末を図9に示すよう
に、スピーカー74やマイク75を有する壁掛け型の監
視端末1’としたり、その他の設置場所に合わせた適宜
な形状としても良いことは言うまでもない。
【0050】また、前記実施例では、利用者は前記管理
コンピュータ3を介して監視端末1にアクセスする状況
について説明しているが、本発明はこれに限定されるも
のではなく、これら監視端末1へ利用者が直接アクセス
するようにしても良く、この場合においては、利用者の
電話番号等を前記監視端末1に登録しておくようにする
ことが好ましい。
【0051】
【発明の効果】本発明によれば、次のような効果が得ら
れる。
【0052】(a)請求項1に記載の発明によれば、前
記監視端末は、通信アクセス時においてのみ起動されて
動作するようになり、アクセスしていない場合には動作
が停止或いは準動作停止状態(スリープ状態)とされる
ようになるため、監視端末の消費電力およびこれら通信
にかかる通信料金を著しく低減することが可能となり、
加えて、外部からの画像受信で特定領域を監視し、必要
により、利用者が所持する情報端末を用いて大出力の音
声を流すことを可能にする。
【0053】(b)請求項2に記載の発明によれば、前
記監視端末は、通信アクセス時においてのみ起動されて
動作するようになり、アクセスしていない場合には動作
が停止或いは準動作停止状態(スリープ状態)とされる
ようになるため、監視端末の消費電力およびこれら通信
にかかる通信料金を著しく低減することが可能となり、
加えて、外部からの画像受信で特定領域を監視し、必要
により、利用者が所持する情報端末を用いて大出力の音
声を流すことを可能にする。
【0054】(c)請求項3に記載の発明によれば、監
視端末より監視領域に出力される音声の音量を、利用者
は自分の所持する情報端末にて適宜に調節できる。
【0055】(d)請求項4に記載の発明によれば、誤
った不正なアクセスが前記監視端末になされた場合で
も、前記監視手段から得られた情報が流出することがな
く、かつ部外者から特定領域に音声が流されることがな
い。
【0056】(e)請求項5に記載の発明によれば、管
理装置や情報端末において特別な識別データの送信等を
実施することなく、簡便かつ確実にアクセス者が管理装
置であることを確認することができるばかりか、通信回
線が接続される以前の呼び出し状態において、アクセス
者の認証を実施することができる。
【0057】(f)請求項6に記載の発明によれば、前
記識別データが盗用されても、盗用された識別データで
は前記認証で不正と判断されるようになるため、これら
識別データの盗用による監視端末の不正利用を回避でき
る。
【0058】(g)請求項7に記載の発明によれば、監
視端末を通信回線に接続するための通信先や通信ケーブ
ルを監視端末まで架設する必要がなく、監視端末を簡便
に設置できる。
【0059】(h)請求項8に記載の発明によれば、簡
易携帯電話通信網は比較的高速のデータ伝送速度を有し
ており、前記監視手段が画像装置を含み画像データを送
信する場合であっても、これら画像データの伝送を迅速
に実施できるばかりか、基地局の通信可能範囲(通話セ
ル)の大きさが比較的小さいことから、該基地局内の全
てのチャネルが使用されて前記監視端末との通信が実施
できなくなる可能性が小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における特定領域の監視シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例1において用いた監視端末を示
す外観斜視図である。
【図3】本発明の実施例1において用いた監視端末の構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施例1において用いた管理コンピュ
ータの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施例1において用いた利用者が携帯
する携帯電話を示す外観図である。
【図6】本発明の実施例1の監視システムにおける監視
処理の流れを示すフロー図である。
【図7】本発明の実施例2の監視システムにおける監視
処理の流れを示すフロー図である。
【図8】(a)本発明の実施例2において用いた暗号化
処理の内容を示す図である。 (b)本発明の実施例2において用いた復号化処理の内
容を示す図である。
【図9】本発明におけるその他の形態の監視端末を示す
図である。
【符号の説明】
1 監視端末 1’ 監視端末 2 基地局 3 管理コンピュータ 5 通信回線網 6 中央制御局 11 携帯電話 14 パソコン 15 ノートパソコン 16 表示画面 17 イアホン端子口 30 データバス 31 中央演算処理装置(CPU) 32 RAM 33 通信回線基板 34 表示装置 35 記憶装置 36 入力装置 50 筐体 51 アンテナ 52 PCMコーデック 53 集音マイク 55 監視用CCDカメラ 56 デジタルシグナルプロセッサ(DSP) 57 フラッシュメモリ 58 方向変更装置 59 ドライバ 60 送受信RFモジュール 61 受信部 62 送信部 63 アンテナスイッチ 64 π/4シフトQPSK変復調モデム 65 MPU 66 内部ROM 67 電池 68 カバー 69 パイロットランプ(LED) 70 スピーカー装置 71 接続ケーブル 73 増幅アンプ 74 スピーカー 75 マイク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/18 H04N 7/18 D H04Q 9/00 311 H04Q 9/00 311J 341 341Z Fターム(参考) 5C054 AA01 BA03 CA04 CC02 CE15 CH02 DA07 EA01 EA03 EA05 HA19 5C087 AA09 AA11 AA21 AA23 AA38 AA44 BB10 BB12 BB14 BB20 BB44 BB46 BB74 BB76 CC52 DD04 DD05 DD24 EE05 EE10 FF01 FF04 FF10 FF13 FF17 FF19 FF20 GG02 GG03 GG04 GG10 GG18 GG19 GG21 GG24 GG70 GG73 5K048 AA15 AA16 BA51 DC01 DC07 EB15 FB11 HA02 HA31 5K101 KK13 LL12 MM07 NN06 NN36 NN45 PP03

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも撮像装置を有する監視手段
    と、該監視手段における監視情報を通信回線を介して外
    部に送信可能な通信手段と、を有する監視端末と、前記
    監視端末が設置されている被監視領域を通信回線を利用
    して監視可能とされている利用者が所持する情報端末
    と、で構成される特定領域の監視システムであって、前
    記監視端末は、前記利用者が所持する情報端末からの通
    信アクセスに基づき、前記監視手段によって得られる監
    視情報を利用者の情報端末に送信し、前記情報端末から
    の通信アクセス終了において前記送信の動作停止を行う
    制御手段と、前記監視手段の動作時において、前記利用
    者が所持する情報端末からの指示で情報端末から送信さ
    れる音声を増幅調整して出力できる音声増幅出力手段
    と、を具備することを特徴とする特定領域の監視システ
    ム。
  2. 【請求項2】 少なくとも撮像装置を有する監視手段
    と、該監視手段における監視情報を通信回線を介して外
    部の管理装置に送信する通信手段と、を有する監視端末
    と、通信回線を介して前記監視端末と接続されるととも
    に、利用者が所持する情報端末に前記監視端末からの監
    視情報を送信可能とされた管理装置と、から構成され、
    前記監視端末が設置されている被監視領域を利用者が所
    持する情報端末にて監視可能とされた特定領域の監視シ
    ステムであって、前記監視端末は、前記管理装置からの
    通信アクセスに基づき、前記監視手段によって得られる
    監視情報を管理装置に送信し、管理装置からの通信アク
    セス終了において前記送信の動作停止を行う制御手段
    と、前記監視手段の動作時において、前記利用者が所持
    する情報端末からの要求に基づき、前記管理装置からの
    指示で情報端末から送信される音声を増幅調整して出力
    できる音声増幅出力手段と、を具備することを特徴とす
    る特定領域の監視システム。
  3. 【請求項3】 前記音声増幅出力手段は、前記利用者が
    所持する情報端末にて入力された出力レベルに基づき、
    該情報端末からの音声を増幅出力する請求項1または2
    に記載の特定領域の監視システム。
  4. 【請求項4】 前記監視端末は、管理装置もしくは利用
    者が所持する情報端末を識別可能な識別データが記憶さ
    れた記憶手段を具備し、前記制御手段は、前記アクセス
    時においてアクセス者の識別データを入手して前記記憶
    手段に予め登録されている識別データとの比較による認
    証を実施し、該認証が完了した場合において前記監視情
    報の送信を行う請求項1または2に記載の特定領域の監
    視システム。
  5. 【請求項5】 前記識別データが、通信回線において発
    呼者に付与される発呼者電話番号である請求項4に記載
    の特定領域の監視システム。
  6. 【請求項6】 前記識別データが、個々のアクセス毎に
    おいて異なるデータ列となるように暗号化された識別デ
    ータであり、前記制御手段は、該暗号化された識別デー
    タを復号し、該復号された識別データに基づき前記認証
    を行う請求項4に記載の特定領域の監視システム。
  7. 【請求項7】 前記監視端末が有する通信手段は、無線
    による通信が可能とされた無線通信手段である請求項1
    〜6のいずれかに記載の特定領域の監視システム。
  8. 【請求項8】 前記無線通信手段が、簡易携帯電話通信
    網の基地局と無線通信可能とされており、前記管理装置
    または利用者が所持する情報端末は、簡易携帯電話通信
    網からの伝送データの受信が可能とされている請求項7
    に記載の特定領域の監視システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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