JP2003527970A - シートメタル成形機械 - Google Patents

シートメタル成形機械

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JP2003527970A
JP2003527970A JP2001568611A JP2001568611A JP2003527970A JP 2003527970 A JP2003527970 A JP 2003527970A JP 2001568611 A JP2001568611 A JP 2001568611A JP 2001568611 A JP2001568611 A JP 2001568611A JP 2003527970 A JP2003527970 A JP 2003527970A
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JP
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roller
sheet metal
metal forming
forming machine
feed
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JP2001568611A
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クチュカー,ボルフガンク
イェーゲル,フランツ
Original Assignee
ラインハルト マシーネンバウ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D17/00Forming single grooves in sheet metal or tubular or hollow articles
    • B21D17/04Forming single grooves in sheet metal or tubular or hollow articles by rolling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Golf Clubs (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 機械フレーム(10)と、第1のローラ軸(32)を中心として回転自在に前記機械フレームに取り付けられた第1のローラ工具(40)と、第2のローラ軸(52)を中心として回転自在に設けられ、前記第1のローラ工具と相互作用をなす第2のローラ工具(52)とを具備する。前記第2のローラ工具は送りベアリング(70)に回転自在に取り付けられており、前記第1のローラ工具に対して前記第2のローラ工具の送り位置が調節可能となるように、前記ベアリングは送り駆動装置(110)により、前記第1のローラ軸に関して横断方向に前記機械フレームに対して移動可能で、かつ、ある位置に固定可能となっている。更に、シートメタル成形機械は少なくともローラ軸の一方のためのローラ駆動装置(42)を具備している。前記送り駆動装置が、制御装置(120)により位置に関して制御可能な送り駆動装置として構成され、前記第2のローラ工具が前記駆動装置により、所定の方法で予め決定可能な送り位置へ移動可能となっており、また、前記ローラ駆動装置が制御可能なローラ駆動装置として構成され、かつ、前記ローラ軸のローラ軸位置が記録可能で、かつ、ローラ軸位置と送り位置が制御装置により互いにリンク可能となるように改良した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は機械フレームと、第1のローラ軸を中心として回転自在に前記機械フ
レームに取り付けられた第1のローラ工具と、第2のローラ軸を中心として回転
自在に設けられ、前記第1のローラ工具と相互作用をなす第2のローラ工具とを
具備し、前記第2のローラ工具は送りベアリングに回転自在に取り付けられてお
り、前記第1のローラ工具に対して前記第2のローラ工具の送り位置が調節可能
となるように、前記ベアリングは送り駆動装置により、前記第1のローラ軸に関
して横断方向に前記機械フレームに対して移動可能で、かつ、ある位置に固定可
能となっており、更に、少なくともローラ軸の一方のためのローラ駆動装置を具
備するシートメタル成形機械に関する。
【0002】 この種のシートメタル成形機械は従来技術から知ることができるが、従来技術
では、例えば手操作により送り駆動装置を起動すること、および、ローラ駆動装
置を手操作により調節することができる。
【0003】 本発明の目的は、一般的な型式のシートメタル成形機械の操作を可能な限り簡
単にできるようにすることである。
【0004】 この目的は本発明により達成され、既述した種のシートメタル成形機械におい
て、前記送り駆動装置が、制御装置により位置に関して制御可能な送り駆動装置
として構成され、前記第2のローラ工具が前記駆動装置により、所定の方法で予
め決定可能な送り位置へ移動可能となっており、また、前記ローラ駆動装置が制
御可能なローラ駆動装置として構成され、かつ、前記ローラ軸のローラ軸位置が
記録可能で、かつ、ローラ軸位置と送り位置が制御装置により互いにリンク可能
となっている。
【0005】 本発明の解決の利点は、シートメタル成形機械の操作が簡単化することが可能
な点である。と言うのは、送り位置とローラ軸位置とをリンクしたために、制御
装置により第2のローラ工具を第1のローラ工具へ向けて前進させることが可能
となったからである。
【0006】 この点に関して、ローラ軸位置と送り位置とのリンクは、どのような方法でも
行うことができるが、例えば、数値制御機械により達成することができる。 こうしたシートメタル成形機械の特定の利点および単純操作は、制御装置に送
り位置をローラ軸位置に対して割り当ててデータセットとしてメモリーに格納す
ることを可能ならしめる。
【0007】 こうした、送り位置をローラ軸位置に対して割り当てることにより、個々のロ
ーラ軸位置へ接近するとき、制御装置により自動的に制御されて接近するローラ
軸位置に関連する送り位置を得ることが可能となる。
【0008】 メモリーの構成に関して、特に、メモリーが、ワークの少なくとも1つの成形
サイクルに対してデータセットを格納する場合に有利である。 然しながら、これは、1つの位置で異なるワークのための異なる複数の成形サ
イクルを格納して、成形すべき各ワークに対して適当な成形サイクルを呼び出し
可能としてもよい。
【0009】 制御装置により複数のデータセットを格納する方法に関して、多くの可能性が
考えられる。例えば、数値データにより制御装置に対してデータセットを特定し
、制御装置によりそのデータをメモリーに格納するようにできる。
【0010】 そのほかに、コンピュータシミュレーションによりデータセットを決定し、そ
れを前記制御装置によりメモリーに格納するようにしてもよい。 シートメタル成形機械のユーザにとって上記の中で特に好ましい単純な構成は
、ローラ軸位置に対する送り位置の割り当てを教示モードで記録することである
【0011】 こうした教示モードでは、実際のローラ軸位置および送り位置は、例えば、制
御装置に特定することができ、そして、教示モードでの制御の結果として記録す
ることができる。 特に便利でユーザフレンドリーな構成は、実際にワークに対してシートメタル
成形機械を以て行う成形サイクルを手操作により制御する過程で、データセット
を制御装置により記録可能とすることである。
【0012】 この構成は、シートメタル成形機械のユーザが、第1のワークを従来道理に手
操作によってローラ軸位置および送り位置を調節すると同時に、送り位置とロー
ラ軸位置の関連を教示モードでワークを成形するカンに格納することが可能とな
り、次いで、ワークに同種の成形を行うとき、制御装置により制御する方法で実
行可能であるとの利点を有している。
【0013】 特に有利な構成は、成形モードにある制御でワークの成形を制御することであ
る。その間、格納したデータを読みとることにより、前記制御装置は送り駆動装
置を起動して格納されているローラ軸位置に対する送り位置の割り当てを自動的
に理解する。
【0014】 ローラ軸移動の特定化に関しても種々の方法が可能である。例えば、便利な構
成として、制御装置により自動的に制御される方法でローラ軸の移動を行っても
よい。この場合、前記制御において、成形サイクル中のローラ軸の移動経路に関
するデータは制御装置に特定されていなければならない。
【0015】 然しながら、特に、シートメタル成形機械の単純な操作性に関して、成形モー
ドにおけるローラ軸の最大移動側度は、成形の間に手操作で予め決定することが
できる場合に特に都合が良いことが証明されている。 このことは、シートメタル成形機械のユーザが、例えば、ワークの加工の間に
問題を認識した場合など、常に機械を停止することが可能であることを意味して
いる。
【0016】 更に、ユーザは単純な方法で最大側度を予め決定することができ、ワークの加
工を黙視し、そして、従って、制御装置が送り位置を各ローラ軸位置に対して自
動的に割り当てる間に、常に目視により成形プロセスを制御することが可能とな
る。
【0017】 手操作により最大移動側度を特定する間に、例えばローラ軸移動の特定された
最大側度により成形の精度が害されるといったことを引き起こすなどの不適当な
プロセスを排除するために、制御には側度制限モードを設けられる。側度制限モ
ードでは、制御が成形モードにあるときに、予め手操作により決定したローラ軸
移動の側度から逸脱するように、ローラ軸移動の最大可能側度を調節することが
できる。
【0018】 このことは、制御の側度制限モードが自動的に、かつ、積極的にローラ軸移動
に関与しローラ軸移動の側度を低減することを意味している。 例えば、送り移動が送り装置により実行されるよう意図されている場合に、上
記側度制限モードへの移行が常に行われるようにすることができる。
【0019】 こうした側度制限モードを実現することの利点は、ローラ軸移動の最大可能な
側度を送り移動の最大可能な側度に適合させ、送り位置とローラ軸位置との関連
を維持できる点である。
【0020】 本発明のシートメタル成形機械の実施例につき既述した説明に関連して、情報
は、ローラ軸位置に対する送り位置の割当てを越えてどの程度詳細に特定されて
いない。この点に関して、ローラ軸移動に関する情報が制御装置に格納できる場
合に特に有利であることが証明されている。 これに関して、ローラ軸移動に関する情報がローラ軸位置に関して割り当てる
場合に特に好ましい。
【0021】 割り当ては、例えば、独立したデータセットにより行うことができよう。この
データセットにより、ローラ軸移動に関する情報はローラ軸位置に関して割り当
てられる。
【0022】 然しながら、特に好ましい構成は、ローラ軸移動に関する情報が、ローラ軸位
置と送り位置とを含むデータセットと共に記録することである。
【0023】 ローラ軸移動に関する情報を記録することに関しては種々の可能性が考えられ
る。少なくともローラ軸移動の移動法に関する状をローラ軸移動に関する情報と
して格納することが特に有利である。 然しながら、側度に関する情報または加速度に関する情報をローラ軸移動に関
する情報として格納することができる。
【0024】 ローラ軸移動に関する情報を格納する際、同様に、ローラ軸移動の移動方向を
変更する場合に制御を側度制限モードに移行させることが有利である。
【0025】 特に好ましい制御に関する実施形態は、側度制限モードにおいて、ローラ軸移
動の移動方向の変更の間に、ローラ軸移動の側度を予め決定した過程に従って0
(零)とし、引き続き、側度を所定の過程に従い逆方向に再び増加することであ
る。
【0026】 必要な起動を可能な限り促進して実施するよう制御するために、制御に関する
好ましい構成は、現在のローラ軸位置から将来のローラ軸位置に関する情報を記
録することである。
【0027】 この制御は、特に、ローラ軸位置に関連する情報により、従って、ローラ軸移
動の側度が所謂「先行して」将来実施される調節に従い側度制限モードへ移行す
るときに好ましい。
【0028】 シートメタル成形機械の構成に関して、既述した説明では個々の実施形態に関
して詳細に記載されていない。本発明のシートメタル成形機械の特に有利な実施
形態は、例えば、コラムの上に上端部分を配置したコラムを有する機械フレーム
と、第1のローラ軸を中心として回転自在に前記上端部分に取付けられた第1の
ローラ工具と、前記上端部分に配置された第2のローラ工具とを備えている。 こうしたシートメタル成形機械は、好ましくは、いわゆるシームローリング機
械として構成される。
【0029】 この種のシームローリング機械について、送り駆動装置は、通常、前記上端部
分の突出部に配置され、従って、上端部分の突出部は、送り駆動装置を支持し、
かつ、必要な力を吸収するために十分な安定性を持っている。
【0030】 本発明の更なる目的は、従って、前記上端部分が構造の観点から、より有利に
、かつ、より単純になるようにシートメタル成形機械を改良することである。
【0031】 この目的は、機械フレームと、第1のローラ軸を中心として回転自在に前記機
械フレームに取り付けられた第1のローラ工具と、第2のローラ軸を中心として
回転自在に設けられ前記第1のローラ工具と相互作用をなす第2のローラ工具と
を具備し、前記第2のローラ工具は送りベアリングに回転自在に取り付けられて
おり、前記第1のローラ工具に対して前記第2のローラ工具の送り位置が調節可
能となるように、前記ベアリングは送り駆動装置により、前記第1のローラ軸に
関して横断方向に前記機械フレームに対して移動可能で、かつ、ある位置に固定
可能となっており、更に、少なくともローラ軸の一方のためのローラ駆動装置を
具備し、前記機械フレームが、上端部分を備えたコラムを有しており、第1のロ
ーラ工具が第1のローラ軸を中心として回転可能となるように前記上端部分に取
り付けられており、前記上端部分には第2のローラ工具のための送りベアリング
が取り付けられており、前記送りベアリングは前記上端部分内に延設された腕に
おいて前記ローラ工具に対面する先端領域に配置されており、前記送りベアリン
グは、前記機械フレームにおいて前記上端部分の突出部の外側に配置され前記腕
に作用するシートメタル成形機械により達成される。
【0032】 上端部分の突出部は送り駆動装置を支持する必要はなく、従って、安定化の必
要性が小さくなる。 更に、送りベアリングを移動させるための腕は、また、機械フレームを通じて
、送りベアリングを上端部分の突出部の実質的に外部に前進させるために必要な
力を吸収することが可能である。
【0033】 これに関して特に好ましい構成は、送り駆動装置により駆動されるレバー装置
の一部として腕を設けることであり、これによれば、構造の観点から、送りベア
リングに作用する力を前記突出部の外部の機械フレームに伝達することが可能と
なり好ましい。
【0034】 これに関して、前記ローラ工具から離間、配置されたベアリング軸を介して前
記レバー装置を機械フレームに取付けることが好ましい。 これに関して、ベアリング軸は上端部分の突出部の外部に配置することが好ま
しい。 これに関して、ベアリング軸は機械フレームにおいてローラ工具から離間した
領域に配置することが好ましい。
【0035】 ベアリング軸に関する特に好ましい構成は、機械フレームにおいてコラムによ
り支持される上端部分の領域にベアリング軸から引張力が作用するように、ベア
リング軸を上端部分の基部に配置することである。 レバー装置の特に好ましい構成は、送り駆動力が作用する第2の腕を設けるこ
とである。
【0036】 レバー装置の第2の腕は、原理的に如何なる方向へも延設可能である。本発明
のシートメタル成形機械の構造を可及的に小型化するために、第2の腕をコラム
の方向に延設させることが好ましい。
【0037】 レバー装置のこの構成により、レバー装置の駆動装置をコラム内に、従ってシ
ートメタル成形機械内に配置することが可能となり、これにより、容易に安定性
が得られる。
【0038】 本発明のシートメタル成形機械の好ましい構成は、減速歯車を介して前記腕に
作用する送り駆動装置を具備している。この構成は、送りベアリングを移動させ
るために十分に大きな力を小さな駆動力で発生させ、特に電動モータが使用可能
となるとの利点がある。
【0039】 減速歯車は種々の構成とすることができる。減速歯車についての1つの実施可
能な構成は、重リアの歯車装置とすることである。然しながら、特に大きな力を
与えるために、減速歯車は楔歯車を具備することが好ましい。
【0040】 こうした楔歯車は、例えば、スピンドル装置または電動装置とすることができ
る。特に好ましい構成は、然しながら、楔歯車はカム歯車とすることである。 こうしたカム歯車は、従来の構成と比較して、カム歯車がレバー装置に配置さ
れたカムフォロアに作用するカムディスクを具備する場合に特に単純化される。
【0041】 これに関して、カム歯車は、好ましくは、カムディスクがカムフォロアに作用
して、第2のローラ工具を第1のローラ工具へ向けて前進させ、カム歯車が第2
のローラ工具を第1のローラ工具へ向けて前進させるために必要な大きな力を発
生可能とするように構成することが好ましい。
【0042】 更に、第2のローラ工具を第1のローラ工具から離反動作可能とするために、
送り方向に対して反対方向に第2のローラ工具を第1のローラ工具に関して移動
させるために、第1のローラ工具に作用する弾性付勢手段をレバー装置に配設す
ることが好ましい。
【0043】 レバー装置は、本質的に任意の構成とすることができ、第1の腕を一方に配置
し、第2の腕を他方に配置することができる。特に単純な構成とするために、レ
バー装置は、第1の腕が上端部分内に配置され、第2の腕がコラム内に配置され
た曲りレバーとすることができる。
【0044】 本発明の更なる特徴、利点は添付図面に示す実施形態を参照して説明する。 シートメタルの成形機械、例えば、図1に示すシームローリング機械の1つの
実施形態は、参照番号10により全体が指示される機械フレームと、基底面に足
部12を備え、かつ、該足部12から上方に上端部分18まで延びるコラム16
を有する複数のスタンドを具備している。上端部分18はコラム16にしっかり
と連結されており、かつ、コラム16の上部に設けられた基端20からコラム1
6を越えて側方へ延びる突出部22を有している。
【0045】 コラム16にはベアリングスリーブ24がしっかりと連結されており、該ベア
リングスリーブは上端部分18の突出部22内に設けられており、該ベアリング
スリーブの一端領域26はコラム16内に固着され、他端領域28はコラム16
から所定の距離にある。ベアリングスリーブ24により第1の工具軸30が取付
けられ、第1の工具軸はコラム16を横断するように、好ましくは略水平に延び
、かつ、第1のローラ中心軸32を中心として回転自在になっている。第1の工
具軸30は、前端34を以てベアリングスリーブ24の端部28から突き出し、
かつ、第1の工具軸30に回転しないように連結された第1のローラ工具40を
支持している。
【0046】 更に、第1の工具軸30は、ベアリングスリーブ24を貫通して延び、また、
上端部分18の突出部22および基部20を貫通し、コラム16および上端部分
18の突出部22の反対側を越えて、後端部36が、駆動装置42、好ましくは
原則歯車46を有する電動駆動モータ44により駆動される。
【0047】 更に、第1の工具軸30は中間ピニオン48を支持しており、該ピニオンはベ
アリングスリーブ24と後端36の間において、上端部分18の基部20の領域
に配置され、該ピニオンにより、また、第2の工具50が駆動可能となる。第2
の工具軸は第1の工具軸30に関してコラム16の反対側に配置され、第2のロ
ーラ中心軸52を中心として回転自在となっている。
【0048】 第2の工具軸50は、同様に、上端部分18の突出部22を越えて延設され、
前端54に第2のローラ工具60が支持されている。第2のローラ工具60は、
ワーク64の圧延薄板加工の意味で、第1のローラ工具40と相互作用して例え
ばワーク64にビード66を形成する。
【0049】 第2の工具軸50は、更に、上端部分18内に延び、それにより後端部56が
基部20内に配置されるように、突起22から基部20まで延設されている。
【0050】 後端部56の領域に配置され機械フレーム10に対して回動可能に取付けられ
た後方ピボットベアリング68、および、前端54の近傍領域において第2のロ
ーラ工具60から所定の距離、好ましくは概ねベアリングスリーブ24の端部領
域28の上に配置された第2のベアリング70により、第2の工具軸50は回転
自在に取付けられている。
【0051】 更に、第2の工具軸50を駆動するために中間ピニオン72が設けられており
、該中間ピニオンは、後側ピボットベアリング68の近傍、好ましくはその直近
に配置され、中間ピニオン48に直接係合している。
【0052】 その結果、第1の工具軸30が、まず、駆動装置42により駆動され、中間ピ
ニオン48、72を介して、第1の工具軸30からの駆動力により第2の工具軸
50が駆動される。
【0053】 本発明のシートメタル成形機械では、第2のローラ工具60は、第1のローラ
中心軸32に対して横断方向74の方向、好ましくは略鉛直に第1のローラ中心
軸32を通過する平面に平行に移動可能となっている。これにより、決められた
方法でワークを加工するために、第2のローラ工具60は第1のローラ工具40
に対して前進させることが可能となり、すなわち、第2のローラ工具60を第2
のローラ工具40に対して所定の給送位置へ位置決め可能となっている。
【0054】 これを達成するために、レバー装置82の第1の腕80が設けられており、上
端部分18内に延び、その前端部84に上端部分18の突出部22内に配設され
た給送ベアリング70が支持されており、その前端部84から突出部22および
上端部分18の基部20を貫通している。後端86の領域に配設された第2の後
部軸50のための後側ピボットベアリング68は、独立して回動できるように機
械フレーム10に取付けられ、あるいは、後端86に保持され腕80と共に回動
可能となっている。
【0055】 更に、第1の腕80は、後端86の領域内において、上端部分18の基部20
の領域内で複数のベアリングピン89により機械フレーム10に取付けられてお
り、回動軸線88を中心として回動自在となっている。
【0056】 これに関して、回動軸線88は、好ましくは、後側ピボットベアリング68お
よび中間ピニオン72の直近に、好ましくは、それらに隣接させて、或いは、そ
れらを貫通して配置されており、第2のローラ工具60の異なる複数の給送位置
へ到達するために回動軸線88を中心とする第2の腕80の回動動作が、中間ピ
ニオン72と中間ピニオン48との係合が常に保たれ、第2の工具軸50の回転
動作が常に第1の工具軸30の回転動作に結合するようになっている。
【0057】 レバー装置82は、更に、第2の腕90を具備している。第2の腕は第1の腕
80に強固に連結されており、第1の腕の後端86から足部12の方向に延びて
おり、好ましくは、コラム16内に配設され、その先端94には回動軸線88に
対面するようにカムフォロア96が取付けられており、該カムフォロアは軸99
に回転自在に取付けられたローラ状を呈している。
【0058】 カムフォロア96はカムディスク100に当接する。カムディスクは、コラム
16に対して静止している回転軸線98を中心としてコラム16に対して回転自
在に取り付けられている。カムディスクは、回転軸線に対して螺旋状に延びるパ
スカムを担持している。パスカムは回転軸線に関して半径方向外方に配置され、
カムディスク100の回転位置に従い、カムフォロア96が回転軸線に関して異
なる距離に配置できるようになっている。
【0059】 カムディスク100は送り駆動装置110により駆動されるようになっており
、送り駆動装置110は、好ましくは、電動モータ112と歯車114とを有し
ている。
【0060】 更に、第2の腕90は弾性付勢手段116により定常的に作用を受けている。
弾性付勢手段は、カムフォロア96がパスカム102に当接するように、一方で
コラム16に、他方で第2の腕90に係合している。
【0061】 カムディスク100が送り駆動装置110により回転すると、回転軸線98か
らのカムフォロア96の距離が変化し、従って、第2の腕90は、その回動可能
性により回動軸88を中心として機械フレーム10に対して回動し、これにより
、第1の腕80が同様に機械フレーム10に対して、特に上端部分18に対して
同時に回動可能となっている。
【0062】 第1の腕80の前端84にある送りベアリング70の配置により、カムフォロ
ア96が動作すると、同時に送りベアリング70が第1のローラ軸32へ横断方
向に移動し、従って、第2のローラ工具60が74で示す方向に移動する。
【0063】 回転軸線98からのカムフォロア96の距離が増加すると、送りベアリング7
0が第2のローラ軸32へ向かう方向に、つまり、第2のローラ工具60が第1
のローラ工具40へ向かい前進する方向に、前進するように、カムフォロア96
はカムディスク100に対して配置されている。これは、レバー装置82からロ
ーラ工具40、60に作用する反力が伝達されて、カムフォロア96がパスカム
102に作用して、その圧力によって弾性付勢手段116、例えばバネがレバー
装置82に作用し、それにより、第2のローラ工具60が、カムディスク100
の位置により許容される限度で第1のローラ工具40から離反することを意味し
ている。
【0064】 レバー装置82の第1の腕80および第2の腕90の各々は、好ましくは、2
つの側壁部分80a、80b、90a、90bから成り、その間に、送りベアリ
ング70およびぢ2の工具軸50の後側ピボットベアリング68が配置され、各
々、機械フレーム10において上端部分の基部20の領域にベアリングピン89
a、89bを介して取り付けられている。更に、側壁部分90a、90bは、軸
99により互いに連結されており、該軸にカムフォロア96が回転自在に取り付
けられている。
【0065】 その結果、成形の間に送りベアリング70に作用する反力は、レバー装置82
により機械フレーム10において上端部分18の基部20の領域ではなく、突出
部22の外側へ導入される。つまり、一方において回動軸88により上端部分1
8の基部20へ導入され、他方において、コラム16に対して取り付けられた回
転軸線98によりコラム16に導入される。
【0066】 本発明のシートメタル成形機械を作用させるために、制御装置120が設けら
れている。制御装置は、図3に示すように、中央処理装置122を有しており、
該中央処理装置は、送り駆動装置110のレギュレータ124およびローラ駆動
装置42のレギュレータ126を起動することができる。
【0067】 更に、位置表示装置128が送り駆動装置110に関連し、位置表示装置13
0がローラ駆動装置42に関連しており、そして、これらの装置は同様に中央処
理装置122を介して接続されている。
【0068】 更に、ローラの動作の所望の側度、例えば、ローラ駆動装置42に対する所望
の側度は、外部フットスイッチ132を介して中央処理装置122に送ることが
でき、第2のローラ工具60の送り位置は、例えば図4に示す手操作パネル13
4から伝達装置138によって、制御ノブ136により手動で調節することがで
きる。更に、一列に配設された複数のスイッチ140は、ローラ駆動装置42の
2つの回転方向を切り換えるためのスイッチ142と、ローラ駆動装置42の高
速、低速を切り換えるためのスイッチ144と、手操作から教示操作への切り換
え、または、手操作から制御装置120により制御される送り位置操作への切り
換えをするための2つのスイッチ146、148を具備している。
【0069】 更に、メモリー150が中央処理装置122に関連しており、該メモリー15
0に一連のデータ152が格納されている。前記データにおいて、送り位置Zお
よびローラ軸移動の移動方向に関する情報BRが個別のローラ軸位置Rに関連付
けられている。
【0070】 これらの個々のデータセットが、例えば、スイッチ146により調節される教
示モードの間に中央処理装置122によりメモリー150に格納される。
【0071】 上記の教示モードでは、原型ワーク64が、ある成形サイクルで加工され、個
々のローラ軸の位置は、フットスイッチ132により低速で、および、スイッチ
144により調節可能な低速移動モードで接近し、更に、所望の送り位置が伝達
装置138を用いて手操作で調節され、ローラ軸移動の移動方向に関する情報に
加えて、中央処理装置122が、位置表示装置130および位置表示装置128
を介してローラ軸位置および送り位置を記録し、これをメモリー150にデータ
セット152として格納する。
【0072】 ワーク6464のための成形サイクルの全てのデータセット152がメモリー
150に格納されると、同様に加工すべきワーク64が中央処理装置122によ
り制御される成形モードで処理することが可能となり、そしてそれは、スイッチ
148によりオンすることができ、そして、所望のローラ軸移動側度がフットス
イッチ132を介して中央処理装置122に特定される。
【0073】 こうしたセットされたローラ軸位置に従い、中央処理装置122は、メモリー
150内においてデータセット152により各ローラ軸位置Rおよび対応する移
動方向BRに関して割り当てられた送り位置Zを決定し、中央処理装置122は
、格納されている複数の送り位置Zのうち対応するローラ軸位置Rに第2のロー
ラ工具60があり、かつ、ローラ駆動装置42が移動方向BRへ作動するように
、送り駆動装置110を起動する。
【0074】 こうした成形サイクルが図5に示されている。 成形モードがオンになると、例えば、先ず、中央処理装置122により、ロー
ラ軸位置R0に関連する送り位置Z1が、第2のローラ工具60を前進させるこ
とにより送り位置Z0から接近する。次に、中央処理装置122はローラ軸駆動
装置42を起動し、同時に、送り駆動装置110が起動して、ローラ軸位置R1
において、第2のローラ工具60が送り位置Z2に移動する。この送り位置にお
いて、ローラ軸駆動装置42は更に、ローラ軸位置R2まで操作される。ローラ
軸位置R2が達成されると、ローラ軸位置R3が達成されたときに、送り位置Z
3が達成されるように、送り駆動装置110は再び起動する。この送り位置Z3
において、ローラ軸位置R4となるまでローラ軸駆動装置42は更に起動されて
、ローラ軸位置R4が達成されると、ローラ軸位置R5が達成されたときに送り
位置Z4が達成されるように、送り駆動装置110は再び駆動される。ローラ軸
位置R5において、同時に、この駆動装置が移動方向BR1の反対方向に移動す
るように、つまり、ローラ軸位置R6が達成されるように、中央処理装置122
により制御されて、ローラ軸駆動装置の移動方向BR0が変化する。ローラ軸位
置R6が達成されると、ローラ軸位置R7が達成されたときに、送り位置Z5が
達成されるように、送り駆動装置110は更に起動される。
【0075】 ローラ軸位置R7が達成されると、移動方向BR0の反対の移動方向BR1が
再びとられ、次いで、ローラ軸位置R8までローラ駆動装置42が起動される。
ローラ軸位置R8が達成されると、ローラ駆動装置42は停止し、第2のローラ
工具60が再び送り位置Z0に移動するように送り駆動装置110が起動される
【0076】 フットスイッチ132により各ローラ軸位置Rに関して予め決定されるローラ
軸移動の最大側度にもかかわらず、送り移動がそれに関連する送り位置Zに追従
可能とするために、成形モードに加えて側度制限モードが設けられており、そし
てこれは、送り駆動装置110の調節時のために、中央処理装置122がデータ
セット152に格納されている送り位置Zが対応するローラ軸位置に到達できな
いと認識したときに、フットスイッチ132により提供される最大側度から逸脱
するように、ローラ軸移動の側度を変化させる。この側度制限モードでは、中央
処理装置122は、送り移動の側度が個々のローラ軸位置に追従できる、つまり
、データセット152に従った割り当てが維持されるように、ローラ駆動装置4
2の側度を低減する。
【0077】 この目的のために、中央処理装置122は、好ましくは、データセット152
を予め処理する。すなわち、特定のローラ軸位置RXが、将来のローラ軸位置R
X+Δに対応したデータセット152を達成したときに、中央処理装置122に
より既に分析され、送り位置Zのローラ軸位置Rへの割り当てを維持するために
、或いは、将来のローラ軸位置Rに配置するために、自動的にローラ軸移動の側
度を0(零)まで減速し、次いで加速する必要のある、移動方向の反転のために
、ローラ駆動装置42の側度をフットスイッチ132により予め決定された最大
側度から逸脱させて低減する必要があるか否かが先行して決定されている。
【0078】 両者の何れの場合にも、側度制限モードは、好ましくは、側度の制限を中央処
理装置122に特定されている固定値に従って行う。 然しながら、実施される送り移動の関数として、或いは、移動方向の反転の関
数として側度を制限してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のシートメタル成形機械の鉛直断面図である。
【図2】 図1の矢印の方向に見た側面図である。
【図3】 本発明の制御装置の略図である。
【図4】 本発明の制御の制御ブロック図である。
【図5】 成形サイクル中のローラ軸位置送り位置の割り当てを示す線図である。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】 のローラ軸位置が記録可能で、かつ、ローラ軸位置と送 り位置が制御装置により互いにリンク可能となるように 改良した。

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械フレーム(10)と、第1のローラ軸(32)を中心と
    して回転自在に前記機械フレーム(10)に取り付けられた第1のローラ工具(
    40)と、第2のローラ軸(52)を中心として回転自在に設けられ、前記第1
    のローラ工具(40)と相互作用をなす第2のローラ工具(60)とを具備し、
    前記第2のローラ工具は送りベアリング(70)に回転自在に取り付けられてお
    り、前記第1のローラ工具(40)に対して前記第2のローラ工具(60)の送
    り位置が調節可能となるように、前記ベアリングは送り駆動装置(110)によ
    り、前記第1のローラ軸(32)に関して横断方向に前記機械フレーム(10)
    に対して移動可能で、かつ、ある位置に固定可能となっており、更に、少なくと
    もローラ軸(32、52)の一方のためのローラ駆動装置(42)を具備するシ
    ートメタル成形機械において、 前記送り駆動装置(110)が、制御装置(120)により位置に関して制御
    可能な送り駆動装置として構成され、前記第2のローラ工具(60)が前記駆動
    装置により、所定の方法で予め決定可能な送り位置(Z)へ移動可能となってお
    り、また、前記ローラ駆動装置(42)が制御可能なローラ駆動装置として構成
    され、かつ、前記ローラ軸(32、52)のローラ軸位置(R)が記録可能で、
    かつ、ローラ軸位置(R)と送り位置(Z)が制御装置(120)により互いに
    リンク可能となっていることを特徴とするシートメタル成形機械。
  2. 【請求項2】 前記制御装置(120)は、送り位置(Z)をローラ軸位置
    (R)に割り当て、データセット(152)としてメモリー150に格納するこ
    とを特徴とする請求項1に記載のシートメタル成形機械。
  3. 【請求項3】 ワーク(64)の少なくとも1つの成形サイクルのためのデ
    ータセット(152)がメモリー(150)に格納可能となっていることを特徴
    とする請求項2に記載のシートメタル成形機械。
  4. 【請求項4】 制御装置(120)がローラ軸位置(R)に対する送り位置
    (Z)の割り当てを記録することを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記
    載のシートメタル成形機械。
  5. 【請求項5】 送り位置(Z)とローラ軸位置(R)との関連は、前記シー
    トメタル成形機械を用いてワーク(64)に対して正確に実施する手操作により
    制御された成形サイクル中に制御装置(120)により記録可能となっているこ
    とを特徴とする請求項4に記載のシートメタル成形機械。
  6. 【請求項6】 ワーク(64)の制御された成形は所定の成形モードにおい
    て制御装置(120)により実施されるようになっており、制御装置(120)
    は格納されたデータを読み取ることにより、送り駆動装置(110)を起動させ
    つつローラ軸位置(R)に対する送り位置(T)の格納されている割り当てを自
    動的に認識するようになっていることを特徴とする請求項1から5の何れか1項
    に記載のシートメタル成形機械。
  7. 【請求項7】 前記成形モードにおいて、成形中のローラ軸移動の最大側度
    は手操作により予め決定可能となっていることを特徴とする請求項6に記載のシ
    ートメタル成形機械。
  8. 【請求項8】 前記制御装置(120)は側度制限モードを有しており、ロ
    ーラ軸移動の最大可能側度は、前記側度制限モードの間、制御装置(120)に
    よりローラ軸移動の手操作により予め決定された側度から逸脱するように成形モ
    ードで調節可能となっていることを特徴とする請求項6または7に記載のシート
    メタル成形機械。
  9. 【請求項9】 送り移動を実施すべき場合に、制御装置(120)は側度制
    限モードに移行することを特徴とする請求項8に記載のシートメタル成形機械。
  10. 【請求項10】 前記側度制限モードにある前記制御装置(120)は、送
    り位置(Z)とローラ軸位置(R)との関連を維持するように、ローラ軸移動の
    最大可能な側度を送り移動の最大可能な側度に適合させることを特徴とする請求
    項8または9に記載のシートメタル成形機械。
  11. 【請求項11】 ローラ軸移動に関連する情報(BR)が制御装置(120
    )を用いて格納されることを特徴とする請求項1から10の何れか1項に記載の
    シートメタル成形機械。
  12. 【請求項12】 ローラ軸移動に関連する情報(BR)はローラ軸位置(R
    )に対して割り当てられることを特徴とする請求項11に記載のシートメタル成
    形機械。
  13. 【請求項13】 ローラ軸移動に関連する情報(BR)はローラ軸位置(R
    )と送り位置(Z)とを含むデータセット(152)内に共に記録されることを
    特徴とする請求項11または12に記載のシートメタル成形機械。
  14. 【請求項14】 ローラ軸移動に関連する情報は、ローラ軸移動の移動方向
    (RB)に関する情報であることを特徴とする請求項11から13の何れか1項
    に記載のシートメタル成形機械。
  15. 【請求項15】 前記制御装置(120)は、ローラ軸移動の移動方向(R
    B)が変化しそうになったときに前記側度制限モードへ移行することを特徴とす
    る請求項11から14の何れか1項に記載のシートメタル成形機械。
  16. 【請求項16】 側度制限モードにある制御装置(120)は、ローラ軸移
    動の移動方向(BR)が変化している間、予め決定された方法に従いローラ軸移
    動の側度を零まで低減し、次いで、予め決定された方法で側度を再び反対方向に
    増加することを特徴とする請求項15に記載のシートメタル成形機械。
  17. 【請求項17】 前記制御装置(120)が現在のローラ軸位置から将来の
    ローラ軸位置に関連する情報を記録することを特徴とする請求項1から16の何
    れか1項に記載のシートメタル成形機械。
  18. 【請求項18】 将来のローラ軸位置(R)に関連する情報のために制御装
    置(120)は側度制限モードへ移行することを特徴とする請求項17に記載の
    シートメタル成形機械。
  19. 【請求項19】 前記機械フレーム(10)が、上端部分(18)を備えた
    コラム(16)を有しており、 第1のローラ工具(40)が第1のローラ軸(32)を中心として回転可能と
    なるように前記上端部分(18)に取り付けられており、 前記上端部分(18)には第2のローラ工具(60)のための送りベアリング
    (70)が取り付けられており、 前記送りベアリング(70)は前記上端部分(18)内に延設された腕(80
    )において前記ローラ工具(40、60)に対面する先端領域(84)に配置さ
    れており、 前記送りベアリング(70)は、前記機械フレーム(10)において前記上端
    部分(18)の突出部(22)の外側に配置され前記腕(80)に作用すること
    を特徴とする請求項1の前段部分に記載のシートメタル成形機械または請求項1
    から18の何れか1項に記載のシートメタル成形機械。
  20. 【請求項20】 前記腕(80)は、前記送り駆動装置(110)により駆
    動可能なレバー装置(82)の一部であることを特徴とする請求項19に記載の
    シートメタル成形機械。
  21. 【請求項21】 前記レバー装置(82)は、前記ローラ工具(40、60
    )から所定の距離をおいて配置されたベアリング軸(88)を介して、前記機械
    フレーム(10)に取り付けられていることを特徴とする請求項20に記載のシ
    ートメタル成形機械。
  22. 【請求項22】 前記ベアリング軸(88)は、前記上端部分(18)の突
    出部(22)の外部に配置されていることを特徴とする請求項21に記載のシー
    トメタル成形機械。
  23. 【請求項23】 前記ベアリング軸(88)は前記機械フレーム(10)に
    おいて前記ローラ工具(40、60)から離間した領域に配置されていることを
    特徴とする請求項21または22に記載のシートメタル成形機械。
  24. 【請求項24】 前記ベアリング軸(88)は前記上端部分(18)の基部
    (20)内に配置されていることを特徴とする請求項22または23に記載のシ
    ートメタル成形機械。
  25. 【請求項25】 前記レバー装置(82)は第2の腕(90)を有しており
    、前記送り駆動装置(110)が該腕に作用することを特徴とする請求項20か
    ら24の何れか1項に記載のシートメタル成形機械。
  26. 【請求項26】 前記第2の腕(90)は前記コラム(16)の方向に延設
    されている請求項25に記載のシートメタル成形機械。
  27. 【請求項27】 前記送り駆動装置(110)は減速歯車(96、100)
    を介して前記第1の腕に作用することを特徴とする請求項19から26の何れか
    1項に記載のシートメタル成形機械。
  28. 【請求項28】 前記減速歯車は楔歯車(96、100)を具備することを
    特徴とする請求項27に記載のシートメタル成形機械。
  29. 【請求項29】 前記減速歯車はカム歯車(96、100)を具備すること
    を特徴とする請求項28に記載のシートメタル成形機械。
  30. 【請求項30】 前記カム歯車は、第2のローラ工具(60)を前記第1の
    ローラ工具(40)へ向けて前進させるように、カムフォロア(96)に作用す
    るカムディスク(100)を有していることを特徴とする請求項29に記載のシ
    ートメタル成形機械。
  31. 【請求項31】 前記第2のローラ工具(60)を前記第1のローラ工具(
    40)に対して送り方向の反対の方向に移動させるように前記第1の腕(80)
    に作用する弾性付勢手段(116)が設けられていることを特徴とする請求項2
    9に記載のシートメタル成形機械。
  32. 【請求項32】 前記レバー装置(82)は、上端部(18)内に延びる第
    1の腕(80)と、コラム(16)内に延びる第2の腕(90)から成るアング
    ルレバーを具備することを特徴とする請求項20から31の何れか1項に記載の
    シートメタル成形機械。
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