JP2003011021A - 歯車研削装置および砥石のドレッシング方法 - Google Patents
歯車研削装置および砥石のドレッシング方法Info
- Publication number
- JP2003011021A JP2003011021A JP2001197560A JP2001197560A JP2003011021A JP 2003011021 A JP2003011021 A JP 2003011021A JP 2001197560 A JP2001197560 A JP 2001197560A JP 2001197560 A JP2001197560 A JP 2001197560A JP 2003011021 A JP2003011021 A JP 2003011021A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- grindstone
- work
- screw
- grinding wheel
- dresser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
作業者が装置正面から観察可能で、かつ、NC制御軸数
の少ない歯車研削装置の提供。 【解決手段】 ネジ状砥石120の左右方向
(Z)送り機構112、ワ−ク切り込み前後方向(X)
送り機構115、砥石旋回機構117、砥石上下(Y)
送り機構119、および、ビルトインモ−タにより駆動
されるスピンドルに軸承されたネジ状砥石120および
パルス発生器121を備える砥石スピンドルユニット1
22を備える加工機構aと、主軸台130と心押台13
1よりなるワ−ククランプ機構bと、ドレッサ140を
備える砥石整形ツ−ル機構cよりなる、歯車研削装置
1。旋回テ−ブル116を旋回させることによりネジ状
砥石120の直径方向を鉛直面となし、ついで砥石左右
送り機構112により案内テ−ブル111を右方向に移
動させることにより、ネジ状砥石120をドレッサ14
0前に移動させ、その後、回転しているネジ状砥石を前
進させてドレッサに当接させネジ状砥石の整形を行う。
Description
ツ−ルを基台上に備えた、ワ−クの回転をネジ状砥石の
回転に同期させるとともに、ネジ状砥石をワ−クの軸方
向に移動し、クラウニング加工する歯車研削装置に関す
るものである。この歯車研削装置は、NC制御軸数が少
なく、フットプリントも小さい利点を有する。
直方向にクロスさせ、ワ−クをクラウニング加工して歯
車を成形する歯車研削装置は知られており(特開昭58
−59727号、同61−146417号、同61−1
46418号、特表平9−510404号、特開200
0−108028号)、また、実用化されている(例え
ば、米国ザ・グリ−ソン・ワ−ク社の歯車研削盤TAG
(商品名)、株式会社岡本工作機械製作所の歯車研削盤
SHG(商品名))。
は、特表平9−510404号公報に開示されるもの
で、前記ザ・グリ−ソン・ワ−ク社の歯車研削盤TAG
のコンセプトを示すものである。図中、52は基台、5
4はワ−ク支持コラム、56はワ−クテ−ブルスライダ
でワ−ク支持コラム54上を上下(Z)方向に沿って直
線移動する。58はワ−ク支持部材で、ワ−クテ−ブル
スライダ56に回転(A)自在に取り付けられている。
このワ−ク支持部材58は、特定の歯車を研削するため
に必要な適切な戻り角を設定するためA軸線の廻りに回
転可能となっている。ワ−ク2がワ−ク軸(C)の廻り
に回転するように保持材によりワ−ク支持部材58に取
り付けられている。
に設置され、工具スライダ60はベ−スの左右方向
(X)に沿った工具の移動を可能とし、工具スライダ6
2はベ−スの前後方向(Y)に沿った工具(すなわち、
ネジ状砥石)20の移動を可能とし、工具支持コラム6
4を取り付けている。工具支持コラム64には、ネジ状
砥石20が工具軸線(S)の廻りを回転するよう取り付
けられる。
−ル機構68がドレッサテ−ブル66上に設置され、か
つ、、直角のツ−リング軸線(U軸とV軸)に沿って移
動可能に工具スライダ62上に配置される。砥石整形ツ
−ル機構68は、ロ−タリ−ドレッサ40をネジ状砥石
20のリ−ド核に配置するためにドレッサテ−ブル66
上上で角度調節可能である。V軸移動は砥石20の幅に
沿ってロ−タリ−ドレッサ40を横移動可能に、かつ、
U軸移動は各々の接触点におけるロ−タリ−ドレッサ4
0を研削ネジ面のプロフィ−ルに沿って配置するために
ロ−タリ−ドレッサを内方に送るために使用される。
た移動は、公知のように別個の駆動電動機(図示されて
いない)により伝達される。これら可動軸線の可動機構
成部分は相互に独立した移動を行うことができ、かつ、
相互に同じに移動することができる。それぞれの電動機
の各々は、コンピュ−タに入力される命令により駆動電
動機の運転を制御するコンピュ−タ数値制御(CNC)
システムの部分として回転エンコ−ダまたはリニアエン
コ−ダ(図示されていない)と組み合わされる。これら
エンコ−ダはコンピュ−タの制御装置に可動軸線の各々
の実際位置に関する情報をフィ−ドバックする。
wは上下方向に設けられた主軸台と心押台とで水平方向
(C)に回転可能に支持され、ワ−クの軸心方向に対し
直角方向にワ−クを回転させる。ワ−クは、ワ−ク支持
コラム54の前面に設けられた上下方向(Z方向)案内
板56上に設けられた旋回板58を制御装置のメモリ−
より出力されるパルス信号に応じて正方向または逆方向
に支持された角度旋回(A方向)することによりワ−ク
が旋回されることとなる。また、上下方向案内板56を
上下に移動させることにより砥石に対する加工位置に移
動できる。
にスピンドルに回転自在に軸承される。スピンドルは、
ベルト、歯車、スピンドルを収納する工具支持コラム6
4内に在る。ネジ状砥石20は、左右方向送り案内板6
0を右方向(X方向)に送ることによりワ−クwに切り
込みをかけることができる。また、工具スライダ62を
前後方向(Y)に移動して砥石をワ−クに相対向する位
置に移動できる。この歯車研削装置のNC制御軸は、X
軸、Y軸、Z軸、A軸、U軸、V軸、C軸の7軸であ
る。
0により整形されるネジ状砥石は、作業者に向かってそ
の直径方向を見せており、ネジ状砥石の整形される外周
面は作業者に向かって横面(側面)となっているので、
作業者は砥石整形の状態を観察しにくい。
61−146417号、同61−146418号公報
は、図8に示す6軸CNC制御の歯車研削装置を示す。
この歯車研削装置は、基台10の左側に設置された加工
機構aと基台10の右側に設置されたワ−ク支持機構b
よりなる。ワ−ク支持機構bは基台10の右側に設置の
切り込みモ−タ4で左右方向(Z)に駆動される切込み
案内板3を備え、該切り込み案内板上にこれと直角方向
(X)すなわち、ワ−クの軸方向(C)に移動する前後
方向送りテ−ブル5とこれを駆動するモ−タ6とを設
け、この前後方向送りテ−ブル5上にワ−クスピンドル
ユニットを備える主軸台7と、心押台7'を設け、ワ−
ク9をこの主軸台7と心押台7'とからなり、ワ−クス
ピンドルユニットは、モ−タ8の駆動を歯車、およびク
ラッチを介してワ−クに伝え、ワ−クの軸(C)に垂直
方向に回転されるワ−ク9と、モ−タ8により駆動され
るパルス発生器とからなり、図では歯車とクラッチとパ
ルス発生器は主軸台7のボックス内に収納されている。
ワ−ク9は、ワ−ク支持機構bにワ−クの直径方向が鉛
直方向となるように支持される。
ラム2を設け、このコラム上に、切り込み方向(Z)に
垂直な鉛直面内にあり、旋回の中心はワ−クスピンドル
の軸芯と同じ高さにある旋回テ−ブル11を設け、この
上には旋回面(A)と平行に砥石スピンドルの方向にネ
ジ状砥石を微量づつ移動させる上下送り(Y)案内板1
2を、更にその上に砥石スピンドルモ−タ13、歯車を
介してモ−タ13により駆動されるネジ状砥石14およ
びパルス発生器15を含むスピンドルユニット16を備
える。
の7軸CNC制御歯車研削装置より制御軸数が1個少な
い利点があるが、ドレッサが装備されていない。ドレッ
サを装備すればさらに1軸または2軸のNC制御が必要
とされる。
報は、図9に示すドレッサ40を備えた7軸NC制御の
歯車研削装置を示す。この歯車研削装置は、基台10の
上部にX方向(前後方向)、Y方向(上下方向)、A方
向(旋回方向)に移動可能な砥石14を備える砥石スピ
ンドルユニット16と、ワ−ク9をC方向に回転する主
軸7とドレッサ40をU方向に回転するドレッサ軸39
を左右方向(X)に移動可能なワ−クテ−ブル3と、ワ
−クテ−ブル3をV方向に移動可能とするフロントレ−
キ41を備える。
向かって前進してワ−クへの切り込み、あるいはドレス
に供するため、作業者は砥石前進時に畏怖を抱く。作業
者に畏怖を抱かせないためには、ワ−ク切込み時、砥石
が左右方向に移動するかワ−クが砥石に向かって左右方
向に移動する前記2機種の方が好ましい。
削装置において、NC制御軸数を減らすとともに、その
設置面積(フットプリント)が小さい歯車研削装置の提
供を目的とする。本発明の2は、ネジ状砥石のドレッシ
ング方法を提供するものである。
110上の後列に設置された加工機構aと基台110上
の前列左側に設置されたワ−ククランプ機構bと基台1
10上の前列右側に設置された砥石整形ツ−ル機構cと
を備える歯車研削装置1であって、前記加工機構aは、
左右方向(Z)に移動可能に設置された案内テ−ブル1
11、該案内テ−ブルを左右方向(Z)に送る砥石左右
送り機構112、該案内テ−ブル111上に前後方向
(X)に移動可能に設置されたコラム114、該コラム
を前後方向(X)に送る砥石切込み方向送り機構11
5、砥石切り込み方向(X)に垂直な鉛直面にあり、旋
回(A)の中心をワ−クスピンドルの軸芯と同じ高さに
設けた旋回テ−ブル116、該旋回テ−ブルの駆動機構
117、該旋回テ−ブル上に旋回面と平行に砥石スピン
ドルの方向(Y)に砥石を移動させる上下移動テ−ブル
118、該上下移動テ−ブルの上下送り機構119、お
よび、前記上下移動テ−ブル118上に設置されたビル
トインモ−タにより駆動されるスピンドルに軸承された
ネジ状砥石120およびパルス発生器121を備える砥
石スピンドルユニット122を備え、前記ワ−ククラン
プ機構bは、前記砥石スピンドルユニット122に臨む
位置に設けられた主軸台130と心押台131よりな
り、ワ−クwをこの主軸台と心押台とで支持し、ワ−ク
の軸心方向(C)に対し直角方向にワ−クを回転させる
駆動機構およびパルス発生器132を備え、前記砥石整
形ツ−ル機構cは、ドレッサ140を備える、ことを特
徴とする歯車研削装置1を提供するものである。
タを採用することによりギアボックスをなくし、装置空
間を減らして砥石スピンドルユニットの旋回を容易と
し、砥石を砥石左右送り機構112により送ることによ
りドレシイング位置合わせの送りと加工位置への送りを
共通の軸線Z上で行えるようにしたので、NC制御軸を
案内テ−ブル111の左右送り方向Z軸、コラム114
の前後送り方向X軸、旋回テ−ブル116の旋回軸A、
上下移動テ−ブル118の上下方向Y軸、心押台130
のワ−クスピンドルC軸の5軸とすることができ、NC
制御軸数を2本減らすことが可能となった。
用い、旋回テ−ブル116を旋回させることによりネジ
状砥石120の直径方向を鉛直面となし、ついで砥石左
右送り機構112により案内テ−ブル111を右方向に
移動させることにより、ネジ状砥石120をドレッサ1
40前に移動させ、その後、回転しているネジ状砥石を
前進させてドレッサに当接させネジ状砥石の整形を行う
ことを特徴とする、砥石のドレッシング方法を提供する
ものである。
をドレッシングしている際、ネジ状砥石のネジが切られ
た外周面を装置の正面から観察することができる。
する。図1は本発明の歯車研削装置の斜視図、図2は歯
車研削装置の平面図、図3はその正面図、図4はその側
面図、図5は砥石スピンドルユニットの断面図、図6は
ワ−クの主軸台の断面図である。
歯車研削装置1は、基台110上の後列に加工機構a
を、基台110上の前列左側にワ−ククランプ機構b
を、基台110上の前列右側に砥石整形ツ−ル機構cを
備える。
可能に設置された案内テ−ブル111、該案内テ−ブル
を左右方向(Z)に送る砥石左右送り機構112、該案
内テ−ブル111上に前後方向(X)に移動可能に設置
されたコラム114、該コラムを前後方向(X)に送る
砥石切込み方向送り機構115、砥石切り込み方向
(X)に垂直な鉛直面にあり、旋回(A)の中心をワ−
クスピンドルの軸芯と同じ高さに設けた旋回テ−ブル1
16、該旋回テ−ブルの駆動機構117、該旋回テ−ブ
ル上に旋回面と平行に砥石スピンドルの方向(Y)に砥
石を移動させる上下移動テ−ブル118、該上下移動テ
−ブルの上下送り機構119、および、前記上下移動テ
−ブル118上に設置されたビルトインモ−タにより駆
動されるスピンドルに軸承されたネジ状砥石120およ
びパルス発生器121を備える砥石スピンドルユニット
122を備える。123はフレ−ムである。
り機構112は、コラム114を設置した案内テ−ブル
111に固定した螺合体112baをネジ棒112cに
螺合させ、制御装置からの発信信号を受けたサ−ボモ−
タ112aがこのネジ棒を回転駆動させることにより案
内テ−ブル111を右方向、または左方向に送る構造と
なっている。図中、200は制御ボックスである。
ドルの軸芯Cと同じ高さに設けた旋回テ−ブル116
は、パルス発生器117aを備えるモ−タ117により
旋回され、はすば歯車の捩れ角を決める。
15の駆動を歯車、ウオ−ム歯車、歯車の伝達を受けて
X軸線上を移動するコラム114が設けられ、ネジ
(筋)状砥石120をワ−クw側へ前進させることによ
りワ−クへの切り込みをかける。前述の砥石旋回モ−タ
117は該コラム114上に設置され、旋回テ−ブル1
16はスピンドルA軸の前面に鉛直に設けられる。
石スピンドル軸線Y方向に砥石を移動させる上下移動テ
−ブル118が設置され、パルス発生器119bを含む
上下送り機構119のモ−タ119aを駆動させること
により歯車119c等の伝達手段を介してスピンドル1
19dを上または下方向に移動させることにより、上下
移動テ−ブル118上に取り付けられたスピンドルユニ
ット122を砥石スピンドル軸線Y上に上下移動させ
る。
ようにハウジング122a内中央にスピンドル122b
を設け、その先端に空間部にバランサ122cを設けた
砥石軸受122dを連結し、この軸受にネジ状砥石12
0をフランジ122eで固定し、前記スピンドル122
bを外周に設けたロ−タ122fとステ−タ122gよ
りなるビルトインモ−タにより駆動して砥石120を回
転する構造となっている。122hは冷却油通路、12
2iはエンコ−ダヘッドである。
ピンドルユニット122の前面に臨む位置に設けられた
主軸台130と心押台131よりなり、ワ−クwをこの
主軸台と心押台とで支持し、ワ−クの軸心C方向に対し
直角方向にワ−クを回転させる駆動機構133およびパ
ルス発生器132を備える。駆動機構133はモ−タ、
歯車、プ−リを有する。
め、駆動機構133を図6に示すビルトインモ−タ構造
としてもよい。図6中、130aはハウジング、130
bはスピンドル、130cはワ−ク支持工具受け孔部、
130dはロ−タ、130eはステ−タ、130fは冷
却油通路、130gはエンコ−ダヘッドである。
右側に設けられ、図2に示すように粗ロ−タリ−ドレッ
サ140aと仕上ロ−タリ−ドレッサ140bおよびこ
れらドレッサを回転駆動させるモ−タ140c,140
dを備える。
直径方向が鉛直面をなすようにモ−タ117を駆動して
旋回テ−ブル116を旋回させ、ついで砥石左右送り機
構112により案内テ−ブル111を右方向に移動させ
ることにより、ネジ状砥石120を粗ドレッサ140a
の前に移動させ、その後、モ−タ115の駆動により回
転しているネジ状砥石を前進させて回転している粗ドレ
ッサ140aに当接させネジ状砥石の整形を行う。粗整
形が終了したら、モ−タ115の駆動により回転してい
るネジ状砥石を若干後退させ、ついで砥石左右送り機構
112により案内テ−ブル111を右方向に移動させる
ことにより、ネジ状砥石120を仕上ドレッサ140b
の前に移動させ、その後、モ−タ115の駆動により回
転しているネジ状砥石を前進させて回転している仕上ド
レッサ140bに当接させネジ状砥石の仕上整形を行
う。
回転しているネジ状砥石を若干後退させ、ついで砥石左
右送り機構112により案内テ−ブル111を左方向に
移動させてワ−ク前面に砥石を位置させ、その後、ネジ
状砥石120の直径方向が上面をなすようにモ−タ11
7を駆動して旋回テ−ブル116を旋回させることによ
り、ネジ状砥石120を研削準備位置に戻す。
テ−ブル116、上下移動テ−ブル118、砥石スピン
ドル122b、心押台130のワ−クスピンドルの各直
線運動または回転運動は、上述したように別々の駆動モ
−タにより与えられ、互いに他に対して独立した動作が
可能であり、互いに同じに運動することもできる。各モ
−タのそれぞれは、制御ボックス200に設置されたコ
ンピュ−タの制御装置の記憶部ROMに入力された加工
プログラミングの命令にしたがった駆動モ−タの運転を
管理するCNCシステムの一部としてのリニアエンコ−
ダまたはロ−タリ−エンコ−ダのいずれかのようなフィ
−ドバック装置(パルス発生器)と関連づけられ、可動
部品それぞれの現在位置に関するフィ−ドバック情報を
制御装置にフィ−ドバックする。
クの研削を行う作業は、下記の工程を経て行う。 1)操作ボックス200の操作盤より加工プログラミン
グを選択し、基準点、開始点、モジュ−ル、ダイヤメト
ラピッチ、歯数、センタ−間距離、捩れ角、歯ぎり、ド
レッシング等の加工条件を入力する。
ングに従って、砥石120を開始点位置より右方向に移
動しつつ、上下移動テ−ブル118を下方向に移動さ
せ、砥石の旋回軸Aがワ−クスピンドルの軸芯Cと同じ
高さとなる位置に調節する。 3)砥石がワ−クと直交する位置に送られたら、駆動機
構117により旋回テ−ブル116を所望の捩り角旋回
し、ついで、砥石切込み方向送り機構115によりコラ
ム114を前進し、C軸に直角方向に回転しているワ−
クにS軸廻りに回転している砥石120を当接して切り
込みをかけ、研削を開始する。 4)前記駆動モ−タの各々のパルス発生器(エンコ−
ダ)より各運動部材の位置が制御装置に出力され、加工
プログラムに従い、制御装置より運動部材に指令が出力
され、各運動部材は指令に基づき作動し、歯車の研削、
ネジ状砥石の整形が行われる。
従い、砥石120は後退され、ワ−クスピンドル軸Cに
対し直角な位置に旋回された後、左方向に移動され、開
始点位置まで戻される。
スピンドルユニットにビルトインモ−タを採用すること
によりギアボックスをなくし、装置空間を減らして砥石
スピンドルユニットの旋回を容易とし、砥石を砥石左右
送り機構112により送ることによりドレシイング位置
合わせの送りと加工位置への送りを共通の軸線Z上で行
えるようにしたので、NC制御軸数を2本減らすことが
可能となった。また、砥石ドレッシング時、作業者は、
歯車研削装置の正面で整形されている砥石外周面を観察
することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 基台110上の後列に設置された加工機
構aと基台110上の前列左側に設置されたワ−ククラ
ンプ機構bと基台110上の前列右側に設置された砥石
整形ツ−ル機構cとを備える歯車研削装置1であって、 前記加工機構aは、左右方向(Z)に移動可能に設置さ
れた案内テ−ブル111、該案内テ−ブルを左右方向
(Z)に送る砥石左右送り機構112、該案内テ−ブル
111上に前後方向(X)に移動可能に設置されたコラ
ム114、該コラムを前後方向(X)に送る砥石切込み
方向送り機構115、砥石切り込み方向(X)に垂直な
鉛直面にあり、旋回(A)の中心をワ−クスピンドルの
軸芯と同じ高さに設けた旋回テ−ブル116、該旋回テ
−ブルの駆動機構117、該旋回テ−ブル上に旋回面と
平行に砥石スピンドルの方向(Y)に砥石を移動させる
上下移動テ−ブル118、該上下移動テ−ブルの上下送
り機構119、および、前記上下移動テ−ブル118上
に設置されたビルトインモ−タにより駆動されるスピン
ドルに軸承されたネジ状砥石120およびパルス発生器
121を備える砥石スピンドルユニット122を備え、 前記ワ−ククランプ機構bは、前記砥石スピンドルユニ
ット122に臨む位置に設けられた主軸台130と心押
台131よりなり、ワ−クwをこの主軸台と心押台とで
支持し、ワ−クの軸心方向(C)に対し直角方向にワ−
クを回転させる駆動機構およびパルス発生器132を備
え、 前記砥石整形ツ−ル機構cは、ドレッサ140を備え
る、ことを特徴とする歯車研削装置1。 - 【請求項2】 請求項1の歯車研削装置1を用い、旋回
テ−ブル116を旋回させることによりネジ状砥石12
0の直径方向を鉛直面となし、ついで砥石左右送り機構
112により案内テ−ブル111を右方向に移動させる
ことにより、ネジ状砥石120をドレッサ140の前に
移動させ、その後、回転しているネジ状砥石を前進させ
てドレッサに当接させネジ状砥石の整形を行うことを特
徴とする、砥石のドレッシング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001197560A JP2003011021A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 歯車研削装置および砥石のドレッシング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001197560A JP2003011021A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 歯車研削装置および砥石のドレッシング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003011021A true JP2003011021A (ja) | 2003-01-15 |
JP2003011021A5 JP2003011021A5 (ja) | 2008-06-19 |
Family
ID=19035141
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001197560A Pending JP2003011021A (ja) | 2001-06-29 | 2001-06-29 | 歯車研削装置および砥石のドレッシング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003011021A (ja) |
Cited By (19)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006026789A (ja) * | 2004-07-15 | 2006-02-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 歯車研削盤 |
JP2006035400A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 歯車研削盤 |
KR100929046B1 (ko) | 2009-07-28 | 2009-11-26 | 디티알주식회사 | Cnc 기어 연삭기 |
JP2010029992A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ねじ状砥石の位相合わせ方法及び歯車研削盤 |
CN101890539A (zh) * | 2010-06-23 | 2010-11-24 | 大连交通大学 | 大齿轮轴锥面砂轮数控磨齿机 |
US8038563B2 (en) | 2007-03-06 | 2011-10-18 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Index table |
CN102975097A (zh) * | 2012-12-05 | 2013-03-20 | 厦门大学 | 一种磨抛复合加工机床 |
CN104400652A (zh) * | 2014-11-17 | 2015-03-11 | 重庆兴旺工具制造有限公司 | 镶片滚刀磨削砂轮修型机构 |
JP2016055400A (ja) * | 2014-09-11 | 2016-04-21 | 三井精機工業株式会社 | 研削盤におけるワーク軸と砥石面との芯出し方法 |
CN106863071A (zh) * | 2017-04-14 | 2017-06-20 | 安徽诺布特科技有限公司 | 用于多头金属件智能抛光打磨机的打磨装置 |
CN108296561A (zh) * | 2018-03-13 | 2018-07-20 | 丹阳市宝利锯业机械有限公司 | 一种侧角研磨机用磨削进给机构 |
CN109079608A (zh) * | 2018-08-23 | 2018-12-25 | 浙江仕善汽车科技股份有限公司 | 一种卡紧效果好的汽车配件打磨装置 |
CN109396976A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-03-01 | 广东豪特曼智能机器有限公司 | 一种周边磨床 |
CN110480482A (zh) * | 2019-09-09 | 2019-11-22 | 望江县江华设备制造有限公司 | 一种机械零部件加工用三轴砂轮抛光装置 |
CN111113181A (zh) * | 2020-02-04 | 2020-05-08 | 秦皇岛知聚科技有限公司 | 一种齿轮生产精加工设备 |
CN111408957A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-07-14 | 云南众诚数控机床有限公司 | 一种一次装夹加工完成组合式机床 |
CN111843731A (zh) * | 2020-07-24 | 2020-10-30 | 前元运立(北京)机器人智能科技有限公司 | 一种流道打磨机器人 |
WO2022036797A1 (zh) * | 2020-08-17 | 2022-02-24 | 湖南中大创远数控装备有限公司 | 一种数控机床 |
CN115026352A (zh) * | 2022-06-15 | 2022-09-09 | 西北工业大学 | 一种双主轴面齿轮磨齿专用机床 |
-
2001
- 2001-06-29 JP JP2001197560A patent/JP2003011021A/ja active Pending
Cited By (23)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006026789A (ja) * | 2004-07-15 | 2006-02-02 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 歯車研削盤 |
JP2006035400A (ja) * | 2004-07-29 | 2006-02-09 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 歯車研削盤 |
US8038563B2 (en) | 2007-03-06 | 2011-10-18 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Index table |
JP2010029992A (ja) * | 2008-07-30 | 2010-02-12 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | ねじ状砥石の位相合わせ方法及び歯車研削盤 |
KR100929046B1 (ko) | 2009-07-28 | 2009-11-26 | 디티알주식회사 | Cnc 기어 연삭기 |
CN101890539A (zh) * | 2010-06-23 | 2010-11-24 | 大连交通大学 | 大齿轮轴锥面砂轮数控磨齿机 |
CN102975097A (zh) * | 2012-12-05 | 2013-03-20 | 厦门大学 | 一种磨抛复合加工机床 |
JP2016055400A (ja) * | 2014-09-11 | 2016-04-21 | 三井精機工業株式会社 | 研削盤におけるワーク軸と砥石面との芯出し方法 |
CN104400652A (zh) * | 2014-11-17 | 2015-03-11 | 重庆兴旺工具制造有限公司 | 镶片滚刀磨削砂轮修型机构 |
CN106863071A (zh) * | 2017-04-14 | 2017-06-20 | 安徽诺布特科技有限公司 | 用于多头金属件智能抛光打磨机的打磨装置 |
CN108296561A (zh) * | 2018-03-13 | 2018-07-20 | 丹阳市宝利锯业机械有限公司 | 一种侧角研磨机用磨削进给机构 |
CN108296561B (zh) * | 2018-03-13 | 2023-08-25 | 丹阳市宝利锯业机械有限公司 | 一种侧角研磨机用磨削进给机构 |
CN109079608A (zh) * | 2018-08-23 | 2018-12-25 | 浙江仕善汽车科技股份有限公司 | 一种卡紧效果好的汽车配件打磨装置 |
CN109396976A (zh) * | 2018-12-21 | 2019-03-01 | 广东豪特曼智能机器有限公司 | 一种周边磨床 |
CN110480482A (zh) * | 2019-09-09 | 2019-11-22 | 望江县江华设备制造有限公司 | 一种机械零部件加工用三轴砂轮抛光装置 |
CN111113181A (zh) * | 2020-02-04 | 2020-05-08 | 秦皇岛知聚科技有限公司 | 一种齿轮生产精加工设备 |
CN111113181B (zh) * | 2020-02-04 | 2021-08-17 | 特百佳动力科技有限公司 | 一种齿轮生产精加工设备 |
CN111408957A (zh) * | 2020-03-31 | 2020-07-14 | 云南众诚数控机床有限公司 | 一种一次装夹加工完成组合式机床 |
CN111843731A (zh) * | 2020-07-24 | 2020-10-30 | 前元运立(北京)机器人智能科技有限公司 | 一种流道打磨机器人 |
CN111843731B (zh) * | 2020-07-24 | 2022-03-08 | 前元运立(北京)机器人智能科技有限公司 | 一种流道打磨机器人 |
WO2022036797A1 (zh) * | 2020-08-17 | 2022-02-24 | 湖南中大创远数控装备有限公司 | 一种数控机床 |
CN115026352A (zh) * | 2022-06-15 | 2022-09-09 | 西北工业大学 | 一种双主轴面齿轮磨齿专用机床 |
CN115026352B (zh) * | 2022-06-15 | 2023-04-25 | 西北工业大学 | 一种双主轴面齿轮磨齿专用机床 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2003011021A (ja) | 歯車研削装置および砥石のドレッシング方法 | |
US4274231A (en) | Method and apparatus for dressing a grinding wheel | |
US6618917B2 (en) | Complex machining tools | |
JP2551525B2 (ja) | 針金を成形する装置 | |
JP4202306B2 (ja) | 歯車研削盤 | |
US6839953B2 (en) | Combination gear hobber, chamfer/debur and shaver apparatus and method | |
CN102107300B (zh) | 一种四联动环面蜗杆数控车磨复合机床及其加工方法 | |
US8769820B2 (en) | Method for machining the tooth edges of end-cut work wheels | |
KR20070089591A (ko) | 기어 연삭기, 나사형 연삭휠을 드레싱하는 방법 및가공물을 연삭하는 방법 | |
JP2000061737A (ja) | スプリング製造装置 | |
CA2596415A1 (en) | Multiple operation gear manufacturing apparatus with common work axis | |
KR102066583B1 (ko) | Plc 셋팅 제어를 이용한 자동 호빙머신 | |
JP2018202565A (ja) | 歯車加工方法及び歯車加工装置 | |
JPS5859757A (ja) | 自動研削方法におよび装置 | |
US20090060672A1 (en) | Multiple Operation Gear Manufacturing Apparatus With Common Work Axis | |
CN111975119A (zh) | 一种磨齿机 | |
JP3566403B2 (ja) | 主軸テーパ穴再研装置 | |
JP4462731B2 (ja) | 砥石の上下ドレッシング方法および研削装置 | |
JPH0349704B2 (ja) | ||
JP2982531B2 (ja) | 歯車形状の加工方法 | |
JP2000108029A (ja) | 研削盤 | |
JP2001269816A (ja) | 歯車加工方法及び歯車加工装置 | |
WO2022224291A1 (ja) | ホブ盤 | |
JP2002331433A (ja) | 切削加工ユニット | |
JPS6284916A (ja) | 端面に歯溝を有する歯車の加工方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080507 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080507 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110614 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110617 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111108 |