JP2003526640A - マイクロカプセル−vi - Google Patents

マイクロカプセル−vi

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JP2003526640A
JP2003526640A JP2001564885A JP2001564885A JP2003526640A JP 2003526640 A JP2003526640 A JP 2003526640A JP 2001564885 A JP2001564885 A JP 2001564885A JP 2001564885 A JP2001564885 A JP 2001564885A JP 2003526640 A JP2003526640 A JP 2003526640A
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carbon atoms
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alcohols
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ジョセップ・ガルセス
ジョセップ−ルイス・ビラドット・ペティト
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Cognis Iberia SL
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、0.1〜5mmの平均径を有するマイクロカプセルに関し、これは、(a)活性成分水性調剤を乳化剤の存在下でオイル成分で加工して、o/w型エマルションを生ずる工程、(b)得られたエマルションをアニオン性ポリマー水溶液で処理する工程、(c)得られたマトリックスをキトサン水溶液と接触させる工程、および(d)得られたカプセル封入生成物を、水相から分離する工程により得ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (技術分野) 本発明の分野は、活性成分のカプセル封入分野であり、本発明は、新規マイク
ロカプセル、その製造方法、並びに化粧品、医薬品および食品添加剤の分野にお
けるその使用に関する。
【0002】 (背景技術) 用語「マイクロカプセル」は、約0.1〜約5mmの範囲の直径を有する球形
凝集物を意味し、これは、少なくとも1つの固体コアまたは液状コアを含み、こ
のコアは、少なくとも1つの連続シェルで囲まれている。より正確には、それら
は、膜形成ポリマーにより囲まれている微分散液状または固体相であり、その製
造中にポリマーは、乳化およびコアセルベーションまたは界面重合の後に、封入
される物質上に付着する。別の方法では、液状活性成分は、マトリックス(マイ
クロスポンジ)中に取り込まれ、これは、微粒子として、さらに膜形成ポリマー
により被覆され得る。ナノカプセルとも呼ばれる微小なカプセルを、粉末状に乾
燥させることができる。単一コアマイクロカプセルと同様に、連続シェル物質中
に分布する2つまたはそれ以上のコアを有し、微小球とも呼ばれる多重コア凝集
物も知られている。単一または多重コアマイクロカプセルを、さらに追加の第2
、第3などのシェルで囲むことができる。
【0003】 シェルは、天然、半合成または合成物質からなることができる。天然シェル物
質は、例えばアラビアゴム、寒天、アガロース、マルトデキストリン、アルギン
酸およびその塩、例えばアルギン酸ナトリウムまたはアルギン酸カルシウム、脂
肪および脂肪酸、セチルアルコール、コラーゲン、キトサン、レシチン、ゼラチ
ン、アルブミン、セラック、多糖類、例えばデンプンまたはデキストラン、ポリ
ペプチド、タンパク質水解物、スクロースおよびワックスである。半合成シェル
物質は、とりわけ化学変性セルロース、特にセルロースエステルおよびエーテル
、例えばセルロースアセテート、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロ
ース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびカルボキシメチルセルロース
、並びにデンプン誘導体、特にデンプンエーテルおよびエステルである。合成シ
ェル物質は、例えばポリマー類、例えばポリアクリレート、ポリアミド、ポリビ
ニルアルコールまたはポリビニルピロリドンである。
【0004】 先行技術のマイクロカプセルの例は、以下の市販製品である(シェル物質を、
各場合に括弧内に示す):Hallcrest Microcapsules (ゼラチン、アラビアゴム)
、Coletica Thalaspheres (海洋性コラーゲン)、Lipotec Millicapseln (アルギ
ン酸、寒天)、Induchem Unispheres (ラクトース、微結晶セルロース、ヒドロキ
シプロピルメチルセルロース)、Unicerin C30 (ラクトース、微結晶セルロース
、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)、Kobo Glycospheres (変性デンプン、
脂肪酸エステル、リン脂質)、Softspheres (変性寒天) および Kuhs Probiol Na
nospheres (リン脂質)。
【0005】 これに関連して、ドイツ特許出願 DE 19712978 A1 (Henkel) を参照し得る。
該出願は、キトサン微小球を開示し、この微小球は、キトサンまたはキトサン誘
導体とオイル成分とを混合し、この混合物を、アルカリ性になされた界面活性剤
溶液中に導入することにより得られる。ドイツ特許出願 DE 19756452 A1 (Henke
l) も、トコフェロールのためのカプセル封入用物質としてキトサンを使用する
ことを開示している。
【0006】 活性成分は、マイクロカプセルから、それらを含む調剤の適用中に機械的作用
、熱的作用、化学作用または酵素作用の結果としてシェルが破壊されることによ
り、通常放出される。これに関連する欠点は、マイクロカプセルは、その内側か
らの活性成分放出の制御を、例えあるとしても不充分な程度でしか可能にしない
こと、およびカプセルの安定性は、界面活性剤、特にアニオン界面活性剤の存在
下で不充分であることである。それゆえ本発明の目的は、これらの欠点を克服す
ることであった。
【0007】 (発明の開示) 本発明は、 (a)活性成分水性調剤を乳化剤の存在下でオイル成分で加工して、o/w型
エマルションを生ずる工程、 (b)得られたエマルションをアニオン性ポリマー水溶液で処理する工程、 (c)得られたマトリックスをキトサン水溶液と接触させる工程、および (d)得られたカプセル封入生成物を、水相から分離する工程 により得られる0.1〜5mmの範囲の平均径を有するマイクロカプセルを提供
する。 この新規マイクロカプセルを、本発明において、アニオン性ポリマーおよびカ
チオン性キトサンの間のコアセルベーションにより形成する。これは、o/w型
エマルション液滴の親油性界面で起こる。このようにして、通常カプセル封入す
ることが非常に困難な物質もカプセル封入することができる。さらに、該マイク
ロカプセルは、著しく向上した界面活性剤安定性により特徴づけられる。
【0008】 本発明はさらに、 (a)活性成分水性調剤を、乳化剤の存在下でオイル成分で加工してo/w型
エマルションを生じさせ、 (b)得られたエマルションを、アニオン性ポリマー水溶液で処理し、 (c)得られたマトリックスを、キトサン水溶液と接触させ、 (d)得られたカプセル封入生成物を、水相から分離する、 0.1〜5mmの範囲の平均径を有するマイクロカプセルの製造方法を提供する
【0009】 (発明を実施するための形態) 活性成分 カプセル封入される活性成分の選択は、本質的に重要ではない。活性物質は、
水溶性または油溶性物質であるべきである。活性物質を、例えば脂肪およびワッ
クス、真珠箔ワックス、レシチン、リン脂質、生物起源活性成分、UV光保護要
素、酸化防止剤、脱臭剤、制汗剤、フケ防止剤、膜形成剤、駆虫剤、自己なめし
剤、チロシン阻害剤、香油および染料などの群から選ぶことができる。
【0010】 脂肪およびワックスの典型例はグリセリド、即ち、固体または液状の植物性ま
たは動物性の生産物であり、これは、本質的に高級脂肪酸の混合グリセロールエ
ステルからなる。適当なワックスは、とりわけ天然ワックス、例えばカンデリラ
ろう、カルナウバろう、木ろう、アフリカハネガヤろう、コルクろう、グアルマ
ろう、米胚芽油ろう、サトウキビろう、オウリカリろう、モンタンろう、蜜ろう
、セラックろう、鯨ろう、ラノリン(羊毛ろう)、尾羽脂、セレシン、オゾセラ
イト(地ろう)、ペトロラタム、パラフィンワックスおよび微結晶ワックス、化
学変性ワックス(硬ろう)、例えばモンタンエステルろう、サソールろうおよび
水素化ホホバろう、並びに合成ワックス、例えばポリアルキレンワックスおよび
ポリエチレングリコールワックスである。
【0011】 脂肪の他に適当な添加剤は、脂肪様物質、例えばレシチンおよびリン脂質であ
る。用語「レシチン」は、当業者の間で、脂肪酸、グリセロール、リン酸および
コリンからエステル化により形成されるグリセロリン脂質として理解されている
。従ってレシチンは、しばしば専門分野においてホスファチジルコリン(PC)
とも称される。挙げることのできる天然レシチンの例は、1,2-ジアシル-sn-
グリセロール-3-リン酸の誘導体であり、ホスファチジン酸とも称されるケファ
リンである。対照的にリン脂質は、一般に脂肪であると考慮される、リン酸とグ
リセロールとのモノエステル、好ましくはジエステル(グリセロホスフェート)
を通常意味する。さらに、スフィンゴシンおよびスフィンゴ脂質も適当である。
【0012】 適当な真珠箔ワックスの例は、アルキレングリコールエステル、特にエチレン
グリコールジステアレート、脂肪酸アルカノールアミド、特にココ脂肪酸ジエタ
ノールアミド、部分グリセリド、特にステアリン酸モノグリセリド、多塩基、場
合によりヒドロキシ置換のカルボン酸と6〜22個の炭素原子を有する脂肪アル
コールとのエステル、特に酒石酸の長鎖エステル、脂肪物質、例えば合計で少な
くとも24個の炭素原子を有する脂肪アルコール、脂肪ケトン、脂肪アルデヒド
、脂肪エーテルおよび脂肪カーボネート、特にラウロンおよびジステアリルエー
テル、脂肪酸、例えばステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸またはベヘン酸、
12〜22個の炭素原子を有するオレフィンエポキシドと、12〜22個の炭素
原子を有する脂肪アルコールおよび/または2〜15個の炭素原子および2〜1
0個のヒドロキシル基を有するポリオールとの開環生成物、およびこれらの混合
物である。
【0013】 UV保護要素とは、例えば、室温で液体または結晶であり、紫外線を吸収する
ことができ、吸収したエネルギーを長波長放射、例えば熱の形態で再び放出する
ことができる有機物質(光保護フィルター)を意味する。UV-Bフィルターは
、油溶性または水溶性であり得る。
【0014】 油溶性物質の例は、以下のものである:EP 0693471 に記載されているような
3-ベンジリデンカンファーまたは3-ベンジリデンノルカンファーおよびそれら
の誘導体、例えば3-(4-メチルベンジリデン)-カンファー;4-アミノ安息香酸
誘導体、好ましくは4-(ジメチルアミノ)-安息香酸-2-エチルヘキシル、4-(ジ
メチルアミノ)-安息香酸-2-オクチルおよび4-(ジメチルアミノ)-安息香酸アミ
ル;ケイ皮酸エステル、好ましくは4-メトキシケイ皮酸-2-エチルヘキシル、
4-メトキシケイ皮酸プロピル、4-メトキシケイ皮酸イソアミル、2-シアノ-3
,3-フェニルケイ皮酸-2-エチルヘキシル(オクトクリレン);サリチル酸エス
テル、好ましくはサリチル酸-2-エチルヘキシル、サリチル酸-4-イソプロピル
ベンジル、サリチル酸ホモメンチル;ベンゾフェノン誘導体、好ましくは2-ヒ
ドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシ-4'-メチル
ベンゾフェノン、2,2'-ジヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン;ベンザル
マロン酸エステル、好ましくは4-メトキシベンズマロン酸-ジ-2-エチルヘキシ
ル;EP 0818450 A1 に記載されているようなトリアジン誘導体、例えば2,4,6
-トリアニリノ-(p-カルボ-2'-エチル-1'-ヘキシロキシ)-1,3,5-トリアジ
ンおよびオクチルトリアゾン、またはジオクチルブタミドトリアゾン(Uvasorb(
商標) HEB);プロパン-1,3-ジオン、例えば1-(4-tert-ブチルフェニル)-3
-(4'-メトキシフェニル)-プロパン-1,3-ジオン;EP 0694521 B1 に記載され
ているようなケトトリシクロ[5.2.1.0]デカン誘導体。
【0015】 適当な水溶性物質は、以下のものである:2-フェニルベンズイミダゾール-5
-スルホン酸、およびそのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム
塩、アルキルアンモニウム塩、アルカノールアンモニウム塩およびグルクアンモ
ニウム塩、ベンゾフェノンのスルホン酸誘導体、好ましくは2-ヒドロキシ-4-
メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸およびその塩、3-ベンジリデンカンフ
ァーのスルホン酸誘導体、例えば4-(2-オキソ-3-ボルニリデンメチル)-ベン
ゼンスルホン酸および2-メチル-5-(2-オキソ-3-ボルニリデン)スルホン酸お
よびこれらの塩。
【0016】 典型的なUV-Aフィルターは、特にベンゾイルメタン誘導体、例えば1-(4'
-tert-ブチルフェニル)-3-(4'-メトキシフェニル)-プロパン-1,3-ジオン、
4-tert-ブチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン(Parsol 1789)または1-フ
ェニル-3-(4'-イソプロピルフェニル)-プロパン-1,3-ジオンおよび DE 1971
2033 A1(BASF)に記載されているようなエナミン化合物である。UV-Aおよび
UV-Bフィルターを、当然混合物でも使用し得る。特に望ましい組合せは、ケ
イ皮酸エステル、好ましくは4-メトキシケイ皮酸-2-エチルへキシルおよび/
または4-メトキシケイ皮酸プロピルおよび/または4-メトキシケイ皮酸イソア
ミルと組み合せた、ベンゾイルメタン誘導体、例えば4-tert-ブチル-4'-メト
キシジベンゾイルメタン(Parsol(商標) 1789)、および2-シアノ-3,3-フェ
ニルケイ皮酸-2-エチルヘキシル(オクトクリレン)からなる。これらの組合せ
を、有利には、水溶性フィルター、例えば2-フェニルベンズイミダゾール-5-
スルホン酸およびそのアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、
アルキルアンモニウム塩、アルカノールアンモニウム塩およびグルクアンモニウ
ム塩と組み合せる。
【0017】 上記溶解性物質の他に、不溶性光保護顔料、即ち微分散金属酸化物または塩も
、この目的のために使用し得る。適当な金属酸化物の例は、特に酸化亜鉛および
二酸化チタン、およびまた鉄、ジルコニウム、ケイ素、マンガン、アルミニウム
およびセリウムの酸化物、並びにこれらの混合物である。使用し得る塩は、シリ
ケート(タルク)、硫酸バリウムおよびステアリン酸亜鉛である。酸化物および
塩を、スキンケアおよびスキン保護用乳液並びに化粧品のための顔料の形態で使
用する。ここで粒子は、100nm未満の平均径を有すべきであり、好ましくは
5〜50nmの間、より好ましくは15〜30nmの間の平均径を有する。それ
らは球形であり得るが、楕円形または球形から外れた他の形状を有する粒子も使
用し得る。顔料をまた、表面処理、即ち親水化または疎水化し得る。その典型例
は、被覆二酸化チタン、例えば Titandioxid T 805(Degussa)または Eusolex(
商標) T2000(Merck)である。ここで適当な疎水性被覆剤は、主としてシリコー
ン、この場合特にトリアルコキシオクチルシランまたはシメチコンである。日焼
止め剤において好ましくは、いわゆるマイクロ顔料またはナノ顔料を使用する。
マイクロ化酸化亜鉛を好ましくは使用する。さらなる適当なUVフ光保護フィル
ターは、SOEFW-Journal 122, 543(1996年)中の P. Finkel のレヴューおよび
Parf. Kosm. 3, 11 (1999年) で示されている。
【0018】 一次光保護物質の上記2つの群と同様に、酸化防止剤型の二次光保護剤もカプ
セル封入し得る。該保護剤は、UV線が皮膚に浸透した時に引き起こされる光化
学反応連鎖を中断する。
【0019】 その典型例は、アミノ酸(例えばグリシン、ヒスチジン、チロシン、トリプト
ファン)およびその誘導体、イミダゾール類(例えばウロカニン酸)およびその
誘導体、ペプチド、例えば D,L-カルノシン、D-カルノシン、L-カルノシンおよ
びそれらの誘導体(例えばアンセリン)、カロチノイド、カロテン(例えばα-
カロテン、β-カロテン、リコペン)およびその誘導体、クロロゲン酸およびそ
の誘導体、リポン酸およびその誘導体(例えばジヒドロリポン酸)、アウロチオ
グルコース、プロピルチオウラシルおよび他のチオール(例えばチオレドキシン
、グルタチオン、システイン、シスチン、シスタミンおよびそれらのグリコシル
、N-アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、ブチルおよびラウリル、
パリミトイル、オレイル、γ-リノレイル、コレステリルおよびグリセリルエス
テル)およびそれらの塩、ジラウリルチオジプロピオネート、ジステアリルチオ
ジプロピオネート、チオジプロピオン酸およびその誘導体(エステル、エーテル
、ペプチド、脂質、ヌクレオチド、ヌクレオシドおよび塩)およびスルホキシミ
ン化合物(例えばブチオニンスルホキシミン、ホモシステインスルホキシミン、
ブチオニンスルホン、ペンタ-、ヘキサ-およびヘプタチオニンスルホキシミン)
を非常に少量の許容適用量(例えばp mol〜μ mol/kg)で、およびま
た(金属)キレート化剤(例えばα-ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン
酸、ラクトフェリン)、α-ヒドロキシ酸(例えばクエン酸、乳酸、リンゴ酸)
、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリルビン、ビルベルジン、EDTA、EG
TAおよびそれらの誘導体、不飽和脂肪酸およびその誘導体(例えばγ-リノレ
イン酸、リノール酸、オレイン酸)、葉酸およびその誘導体、ユビキノンおよび
ユビキノールおよびそれらの誘導体、ビタミンCおよびその誘導体(例えばアス
コルビルパルミテート、Mgアスコルビルホスフェート、アスコルビルアセテー
ト)、トコフェロールおよび誘導体(例えばビタミンEアセテート)、ビタミン
Aおよび誘導体(ビタミンAパルミテート)およびベンゾイン樹脂のコニフェリ
ルベンゾエート、ルチン酸およびその誘導体、α-グリコシルルチン、フェルラ
酸、フルフリリデングルシトール、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエン、ブ
チルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアヤック酸、ノルジヒドログアイア
レチン酸、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸およびその誘導体、マンノース
およびその誘導体、スーパーオキシド-ジムスターゼ、亜鉛およびその誘導体(
例えばZnO、ZnSO4)、セレンおよびその誘導体(例えばセレンメチオニ
ン)、スチルベンおよびその誘導体(例えばスチルベンオキシド、トランススチ
ルベンオキシド)および本発明の目的のために適当な上記活性成分の誘導体(塩
、エステル、エーテル、糖、ヌクレオチド、ヌクレオシド、ペプチドおよび脂質
)である。
【0020】 生物起源活性成分とは、例えばトコフェロール、酢酸トコフェロール、パルミ
チン酸トコフェロール、アスコルビン酸、(デオキシ)リボ核酸およびその断片
生成物、レチノール、ビサボロール、アラントイン、フィタントリオール、パン
テノール、AHA酸、アミノ酸、セラミド、プサイドセラミド、精油、植物抽出
物、例えばプルーン抽出物またはバンバラナット抽出物、およびビタミン錯体を
意味する。
【0021】 適当な抗菌剤は、基本的に、グラム陽性細菌に対して有効なあらゆる物質であ
り、例えば4-ヒドロキシ安息香酸、その塩およびエステル、N-(4-クロロフェ
ニル)-N'-(3,4-ジクロロフェニル)-尿素、2,4,4'-トリクロロ-2'-ヒドロ
キシジフェニルエーテル(トリクロサン)、4-クロロ-3,5-ジメチルフェノー
ル、2,2'-メチレン-ビス-(6-ブロモ-4-クロロフェノール)、3-メチル-4-(
1-メチルエチル)-フェノール、2-ベンジル-4-クロロフェノール、3-(4-ク
ロロフェノキシ)-1,2-プロパンジオール、3-ヨード-2-プロピルブチルカー
バメート、クロルへキシジン、3,4,4'-トリクロロカーバニリド(TTC)、
抗細菌性芳香剤、チモール、サイム油、オイゲノール、チョウジ油、メントール
、ハッカ油、ファルネソール、フェノキシエタノール、グリセロールモノカプレ
ート、グリセロールモノカプリレート、グリセロールモノラウレート(GML)
、ジグリセロールモノカプレート(DMC)、サリチル酸-N-アルキルアミド、
例えば-n-オクチルサリチルアミドまたはn-デシルサリチルアミドである。
【0022】 適当な酵素阻害剤は、例えばエステラーゼ阻害剤である。エステラーゼ阻害剤
は、好ましくはトリアルキルシトレート、例えばトリメチルシトレート、トリプ
ロピルシトレート、トリイソプロピルシトレート、トリブチルシトレート、特に
トリエチルシトレート(Hydagen(商標) CAT)である。該物質は酵素活性を阻害
し、それにより臭気形成を減少させる。適当なエステラーゼ阻害剤である他の物
質は、ステロールスルフェートまたはホスフェート、例えばラノステロール、コ
レステロール、カンペステロール、スチグマステロールおよびシトステロールス
ルフェートまたはホスフェート、ジカルボン酸およびそのエステル、例えばグル
タル酸、グルタル酸モノエチル、グルタル酸ジエチル、アジピン酸、アジピン酸
モノエチル、アジピン酸ジエチル、マロン酸およびマロン酸ジエチル、ヒドロキ
シカルボン酸およびそのエステル、例えばクエン酸、リンゴ酸、酒石酸または酒
石酸ジエチル、および亜鉛グリシネートである。
【0023】 適当な臭気吸収剤は、臭気形成化合物を吸収し、充分に保持することができる
物質である。それらは各成分の分圧を減少させ、それによりそれらの拡散速度も
減少させる。このプロセスにおいて、香料が損なわれないことが重要である。臭
気吸収剤は、細菌に対して有効ではない。それらは、例えば、主成分としてリシ
ノール酸亜鉛錯体塩、または当業者に「フィクサトイレ(Fixateure)」として知
られている特別な主として天然の芳香剤、例えばラダナムまたはエゴノキ属低木
の抽出物、または或る種のアビエチン酸誘導体を含む。臭気マスキング剤は、臭
気マスキング剤としての機能の他に、特定の香りの特徴を脱臭剤に加える芳香剤
または香油である。
【0024】 挙げることができる香油は、例えば天然および合成芳香剤の混合物である。天
然芳香剤は、花、茎および葉、果物、果皮、根、木、ハーブおよび草、針状葉お
よび枝、樹脂およびバルサムからの抽出物である。また適当なものは、動物原料
、例えばシベットおよびカストリウムである。典型的な合成芳香剤化合物は、エ
ステル、エーテル、アルデヒド、ケトン、アルコールおよび炭化水素型の生成物
である。
【0025】 エステル型の芳香剤化合物は、例えばベンジルアセテート、p-tert-ブチルシ
クロヘキシルアセテート、リナリルアセテート、フェニルエチルアセテート、リ
ナリルベンゾエート、ベンジルホルメート、アリルシクロヘキシルプロピオネー
ト、スチラリルプロピオネートおよびベンジルサリチラートである。エーテル類
は、例えばベンジルエチルエーテルを含む。アルデヒド類は、例えば8〜18個
の炭素原子を有する直鎖アルカナール、シトラール、シトロネラール、シトロネ
リルオキシアセトアルデヒド、シクラメンアルデヒド、ヒドロキシシトロネラー
ル、リリアールおよびボルゲオナールを含む。
【0026】 ケトン類は、例えばイオノンおよびメチルセドリルケトンを含む。アルコール
類は、アネトール、シトロネロール、オイゲノール、イソオイゲノール、ゲラニ
オール、リナロール、フェニルエチルアルコールおよびテルピネオールを含む。
炭化水素類は、主としてテルペンおよびバルサムを含む。しかしながら好ましく
は、心地よい芳香特徴を一緒に生み出す異なる芳香剤の混合物を使用する。たい
てい芳香成分として使用される比較的低揮発性の精油も、香油として適当であり
、その例は、セージ油、カミツレ油、チョウジ油、メリッサ油、ハッカ油、シナ
モンリーフ油、リンデン花油、杜松子油、ベチベル油、オリバナム油、ガルバヌ
ム油、ラブダナム油およびラバンジン油である。
【0027】 好ましくは、ベルガモット油、ジヒドロミルセノール、リリアール、リラール
(Lyral)、シトロネロール、フェニルエチルアルコール、α-ヘキシルシンナム
アルデヒド、ゲラニオール、ベンジルアセトン、シクラメンアルデヒド、リナロ
ール、ボイサムブレンフォルテ(Boisambrene Forte)、アムブロキサン(Ambro
xan)、インドール、ヘジオン、サンデライス(Sandelice)、レモン油、マンダ
リン油、オレンジ油、アリルアミルグリコラート、シクロベルタール、ラバンジ
ン油、サルビアセージ油、β-ダマスコン、ゼラニウム油バーボン、シクロヘキ
シルサリチラート、バートフィックスコオイル(Vertofix Coeur)、イソイース
ーパー(Iso-E-Super)、フィキソリドNP(Fixolide NP)、エバーニル(Evern
yl)、イラルダインガンマ(Iraldein gamma)、フェニル酢酸、ゲラニルアセテ
ート、ベンジルアセテート、ローズオキシド、ロミラート(Romilat)、イロチ
ル(Irotyl)およびフローラマットを、単独または混合物で使用する。
【0028】 適当な収斂性制汗活性成分は、主としてアルミニウム、ジルコニウムまたは亜
鉛の塩である。そのような適当な抗ハイドロティック(antihydrotisch)活性成
分は、例えばアルミニウムクロリド、アルミニウムクロロヒドレート、アルミニ
ウムジクロロヒドレート、アルミニウムセスキクロロヒドレート、およびそれら
と例えば1,2-プロピレングリコールとの錯体化合物、アルミニウムヒドロキシ
アラントイネート、アルミニウムクロリドタートレート、アルミニウムジルコニ
ウムトリクロロヒドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロヒドレート
、アルミニウムジルコニウムペンタクロロヒドレート、およびそれらと例えばグ
リシンのようなアミノ酸との錯体化合物である。
【0029】 適当なフケ防止活性剤は、ピロクトンオラミン(Piroctone Olamine)(1-ヒ
ドロキシ-4-メチル-6-(2,4,4-トリメチルフェニル)-2-(1H)-ピリジノン
モノエタノールアミン塩)、Baypival(商標)(クリムバゾール)、Ketoconazol(
商標)(4-アセチル-1-{4-[2-(2,4-ジクロロフェニル)r-2-(1H-イミ
ダゾール-1-イルメチル)-1,3-ジオキシラン-c-4-イルメトキシフェニル}-
ピペラジン)、ケトコナゾール、エルビオール(Elubiol)、二硫化セレン、コ
ロイド状硫黄、硫黄ポリエチレングリコールソルビタンモノオレエート、硫黄リ
シノールポリエトキシレート、硫黄タール留分、サリチル酸(またはヘキサクロ
ロフェンとの組合せ)、ウンデシレン酸 モノエタノールアミドスルホコハク酸
Na塩、Lamepon(商標) UD(タンパク質/ウンデシレン酸縮合物)、亜鉛ピリチ
オン、アルミニウムピリチオンおよびマグネシウムピリチオン/ジピリチオンマ
グネシウムスルフェートである。
【0030】 適当な駆虫剤は、N,N-ジエチル-m-トルアミド、ペンタン-1,2-ジオール
またはエチルブチルアセチルアミノプロピオネートである。適当な自己なめし剤
はジヒドロキシアセトンである。メラニンの形成を妨げ、脱色素剤中で使用され
る適当なチロシン阻害剤は、例えばアルブチン、フェルラ酸、コウジ酸、クマリ
ン酸およびアスコルビン酸(ビタミンC)である。
【0031】 カプセル封入することができる、言及し得る香油は、天然および合成芳香剤の
混合物である。天然芳香剤は、花(ユリ、ラベンダー、バラ、ジャスミン、ネロ
リ、イランイランノキ)、茎および葉(フクロウソウ、パチョリ、プチグレン)
、果物(アニス、コエンドロ、ヒメウイキョウ、ビャクシン)、果皮(ベルガモ
ット、レモン、オレンジ)、根(メース、アンゼリカ、セロリ、カルダモン、コ
スツス(Costus)、アイリス、カルムス(Calmus))、木(松材、ビャクダン、ユソ
ウボク、シーダー材、シタン)、ハーブおよび草(タラゴン、レモングラス、セ
ージ、タイム)、針状葉および枝(トウヒ、モミ、松、低松(Latschen))、樹脂
およびバルサム(ガルバヌム、エレミ、ベンゾイン、ミルラ、乳香、オポパナッ
クス)からの抽出物である。また適当なものは、動物原料、例えばシベットおよ
びカストリウムである。典型的な合成芳香剤化合物は、エステル、エーテル、ア
ルデヒド、ケトン、アルコールおよび炭化水素型の生成物である。
【0032】 エステル型の芳香剤化合物は、例えばベンジルアセテート、フェノキシエチル
イソブチレート、p-tert-ブチルシクロヘキシルアセテート、リナリルアセテー
ト、ジメチルベンジルカルビニルアセテート、フェニルエチルアセテート、リナ
リルベンゾエート、ベンジルホルメート、エチルメチルフェニルグリシネート、
アリルシクロヘキシルプロピオネート、スチラリルプロピオネートおよびベンジ
ルサリチラートである。エーテル類は、例えばベンジルエチルエーテルを含む。
アルデヒド類は、例えば8〜18個の炭素原子を有する直鎖アルカナール、シト
ラール、シトロネラール、シトロネリルオキシアセトアルデヒド、シクラメンア
ルデヒド、ヒドロキシシトロネラール、リリアールおよびボルゲオナールを含む
【0033】 ケトン類は、例えばイオノン、α-イソメチルイオノンおよびメチルセドリル
ケトンを含む。アルコール類は、アネトール、シトロネロール、オイゲノール、
イソオイゲノール、ゲラニオール、リナロール、フェニルエチルアルコールおよ
びテルピネオールを含む。炭化水素類は、優勢的にテルペンおよびバルサムを含
む。しかしながら好ましくは、心地よい芳香特徴を一緒に生み出す異なる芳香剤
の混合物を使用する。たいてい芳香成分として使用される比較的低揮発性の精油
も、香油として適当であり、その例は、セージ油、カミツレ油、チョウジ油、メ
リッサ油、ハッカ油、シナモンリーフ油、リンデン花油、杜松子油、ベチベル油
、オリバナム油、ガルバヌム油、ラブダナム油およびラバンジン油である。
【0034】 好ましくは、ベルガモット油、ジヒドロミルセノール、リリアール、リラール
(Lyral)、シトロネロール、フェニルエチルアルコール、α-ヘキシルシンナム
アルデヒド、ゲラニオール、ベンジルアセトン、シクラメンアルデヒド、リナロ
ール、ボイサムブレンフォルテ(Boisambrene Forte)、アムブロキサン(Ambro
xan)、インドール、ヘジオン、サンデライス(Sandelice)、レモン油、マンダ
リン油、オレンジ油、アリルアミルグリコラート、シクロベルタール、ラバンジ
ン油、サルビアセージ油、β-ダマスコン、ゼラニウム油バーボン、シクロヘキ
シルサリチラート、バートフィックスコオイル(Vertofix Coeur)、イソイース
ーパー(Iso-E-Super)、フィキソリドNP(Fixolide NP)、エバーニル(Evern
yl)、イラルダインガンマ(Iraldein gamma)、フェニル酢酸、ゲラニルアセテ
ート、ベンジルアセテート、ローズオキシド、ロミラート(Romilat)、イロチ
ル(Irotyl)およびフローラマットを、単独または混合物で使用する。
【0035】 最後に、使用し得る染料は、例えば Farbstoffkommission der Deutschen For
schungsgemeinschaft の刊行物 "Kosmetishce Faerbemittel", Verlag Chemie,
Weinheim 1984年, 第81〜106頁に列挙されているような化粧目的のために定評が
あり適当な物質である。 あらゆる上記活性成分を、マイクロカプセルを基準に、通常0.001〜10
質量%、好ましくは0.5〜5質量%、特に1〜2質量%の濃度で使用する。
【0036】 オイル成分 o/w型エマルションの成分を形成するオイル成分は、例えば、6〜18個、
好ましくは8〜10個の炭素原子を有する脂肪アルコールをベースとするゲルべ
アルコール、直鎖C6〜C22脂肪酸と直鎖または分枝C6〜C22脂肪アルコールと
のエステル、分枝C6〜C13カルボン酸と直鎖または分枝C6〜C22脂肪アルコー
ルとのエステル、例えばミリスチン酸ミリスチル、パルミチン酸ミリスチル、ス
テアリン酸ミリスチル、イソステアリン酸ミリスチル、オレイン酸ミリスチル、
ベヘン酸ミリスチル、エルカ酸ミリスチル、ミリスチン酸セチル、パルミチン酸
セチル、ステアリン酸セチル、イソステアリン酸セチル、オレイン酸セチル、ベ
ヘン酸セチル、エルカ酸セチル、ミリスチン酸ステアリル、パルミチン酸ステア
リル、ステアリン酸ステアリル、イソステアリン酸ステアリル、オレイン酸ステ
アリル、ベヘン酸ステアリル、エルカ酸ステアリル、ミリスチン酸イソステアリ
ル、パルミチン酸イソステアリル、ステアリン酸イソステアリル、イソステアリ
ン酸イソステアリル、オレイン酸イソステアリル、ベヘン酸イソステアリル、オ
レイン酸イソステアリル、ミリスチン酸オレイル、パルミチン酸オレイル、ステ
アリン酸オレイル、イソステアリン酸オレイル、オレイン酸オレイル、ベヘン酸
オレイル、エルカ酸オレイル、ミリスチン酸ベヘニル、パルミチン酸ベヘニル、
ステアリン酸ベヘニル、イソステアリン酸ベヘニル、オレイン酸ベヘニル、ベヘ
ン酸ベヘニル、エルカ酸ベヘニル、ミリスチン酸エルシル、パルミチン酸エルシ
ル、ステアリン酸エルシル、イソステアリン酸エルシル、オレイン酸エルシル、
ベヘン酸エルシルおよびエルカ酸エルシルである。
【0037】 また適当なものは、直鎖C6〜C22脂肪酸と分枝アルコール、特に2-エチルヘ
キサノールとのエステル、C18〜C38アルキルヒドロキシカルボン酸と直鎖また
は分枝C6〜C22脂肪アルコールとのエステル(DE 19756377 A1 参照)、特にリ
ンゴ酸ジオクチル、直鎖および/または分枝脂肪酸と多価アルコール(例えばプ
ロピレングリコール、ダイマージオールまたはトリマートリオール)および/ま
たはゲルベアルコールとのエステル、C6〜C10脂肪酸をベースとするトリグリ
セリド、C6〜C18脂肪酸をベースとする液状モノ-/ジ-/トリグリセリド混合
物、C6〜C22脂肪アルコールおよび/またはゲルベアルコールと芳香族カルボ
ン酸、特に安息香酸とのエステル、C2〜C12ジカルボン酸と、1〜22個の炭
素原子を有する直鎖または分枝アルコール、または2〜10個の炭素原子および
2〜6個のヒドロキシル基を有するポリオールとのエステル、植物油、分枝第1
級アルコール、置換シクロヘキサン、直鎖および分枝C6〜C22脂肪アルコール
カーボネート、例えばジカプリリルカーボネート(Cetiol(商標) CC)、6〜1
8個、好ましくは8〜10個の炭素原子を有する脂肪アルコールをベースとする
ゲルベカーボネート、安息香酸と、直鎖および/または分枝C6〜C22アルコー
ルとのエステル(例えば Finsolv(商標) TN)、アルキル基1個につき6〜22
個の炭素原子を有する直鎖または分枝の対称または非対称ジアルキルエーテル、
例えばジカプリリルエーテル(Cetiol(商標) OE)、エポキシド化脂肪酸エステ
ルとポリオールとの開環生成物、シリコーンオイル(シクロメチコーン、シリコ
ンメチコーン銘柄など)および/または脂肪族またはナフタレン系炭化水素、例
えばスクアラン、スクアレンまたはジアルキルシクロヘキサンである。オイル成
分の量は、マイクロカプセルを基準に、10〜30質量%、好ましくは15〜3
0質量%であり得る。
【0038】 乳化剤 適当な乳化剤は、基本的に、アニオン界面活性剤、カチオン界面活性剤または
両性界面活性剤である。しかしながら好ましくは、例えば以下の群の少なくとも
1つから選ぶことができる非イオン界面活性剤を使用する: ・エチレンオキシド2〜30molおよび/またはプロピレンオキシド0〜5
molと、8〜22個の炭素原子を有する直鎖脂肪アルコール、12〜22個の
炭素原子を有する脂肪酸、アルキル基中に8〜15個の炭素原子を有するアルキ
ルフェノールおよびアルキル基中に8〜22個の炭素原子を有するアルキルアミ
ンとの付加生成物、 ・アルキル(アルケニル)基中に8〜22個の炭素原子を有するアルキルおよ
び/またはアルケニルオリゴグリコシド、およびそのエトキシル化類似体、 ・エチレンオキシド1〜15molとヒマシ油および/または水素化ヒマシ油
との付加生成物、 ・エチレンオキシド15〜60molとヒマシ油および/または水素化ヒマシ
油との付加生成物
【0039】 ・グリセロールおよび/またはソルビタンと、12〜22個の炭素原子を有す
る不飽和、直鎖または飽和、分枝の脂肪酸、および/または3〜18個の炭素原
子を有するヒドロキシカルボン酸との部分エステル、およびエチレンオキシド1
〜30molとのその付加生成物、 ・ポリグリセロール(平均自己縮合度2〜8)、ポリエチレングリコール(分
子量400〜5,000)、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリトール、
糖アルコール(例えばソルビトール)、アルキルグルコシド(例えばメチルグル
コシド、ブチルグルコシド、ラウリルグルコシド)およびポリグルコシド(例え
ばセルロース)と、12〜22個の炭素原子を有する飽和および/または不飽和
、直鎖または分枝の脂肪酸、および/または3〜18個の炭素原子を有するヒド
ロキシカルボン酸との部分エステル、およびエチレンオキシド1〜30molと
のその付加生成物、 ・ドイツ特許 DE 1165574 のもののような、ペンタエリトリトール、脂肪酸、
クエン酸および脂肪アルコールの混合エステル、および/または6〜22個の炭
素原子を有する脂肪酸、メチルグルコースおよびポリオール、好ましくはグリセ
ロールまたはポリグリセロールの混合エステル
【0040】 ・モノ-、ジ-およびトリアルキルホスフェート、およびモノ-、ジ-および/ま
たはトリPEGアルキルホスフェート、およびその塩、 ・羊毛ろうアルコール、 ・ポリシロキサン-ポリアルキル-ポリエーテルコポリマー、および対応誘導体
、 ・ブロックコポリマー、例えばポリエチレングリコール-30 ジプロピルヒド
ロキシステアレート、 ・ポリマー乳化剤、例えば Goodrich からの Pemulen 銘柄 (TR-1, TR-2)、 ・ポリアルキレングリコール、および ・グリセロールカーボネート。
【0041】 エチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドと、脂肪アルコール、脂
肪酸、アルキルフェノール、またはヒマシ油との付加生成物は、既知の市販製品
である。これらは、同族体混合物であり、その平均アルコキシル化度は、エチレ
ンオキシドおよび/またはプロピレンオキシド並びにそれらと付加反応を行う基
質の定量比に対応する。エチレンオキシドとグリセロールとの付加生成物のC12 /18 脂肪酸モノエステルおよびジエステルは、化粧用調剤のための再脂肪剤とし
てドイツ特許 DE 2024051 から知られている。
【0042】 アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド、それらの製造および使
用は、先行技術から知られている。それらは、特にグルコースまたはオリゴ糖類
と8〜18個の炭素原子を有する第1級アルコールとを反応させることにより製
造される。グルコシド基に関して、環式糖基が脂肪アルコールとグリコシド結合
しているモノグリコシド、およびまた好ましくは約8までのオリゴマー化度を有
するオリゴマーグリコシドの両方が適当である。ここでオリゴマー化度とは、そ
のような工業グレード製品に通例の同族体分布を基礎とする統計平均値である。
【0043】 適当な部分グリセリドの典型例は、ヒドロキシステアリン酸モノグリセリド、
ヒドロキシステアリン酸ジグリセリド、イソステアリン酸モノグリセリド、イソ
ステアリン酸ジグリセリド、オレイン酸モノグリセリド、オレイン酸ジグリセリ
ド、リシノール酸モノグリセリド、リシノール酸ジグリセリド、リノール酸モノ
グリセリド、リノール酸ジグリセリド、リノレン酸モノグリセリド、リノレン酸
ジグリセリド、エルカ酸モノグリセリド、エルカ酸ジグリセリド、酒石酸モノグ
リセリド、酒石酸ジグリセリド、クエン酸モノグリセリド、クエン酸ジグリセリ
ド、リンゴ酸モノグリセリド、リンゴ酸ジグリセリド、および製造プロセスの少
量成分として少量のトリグリセリドも含み得るそれらの工業グレード混合物であ
る。同様に適当なものは、エチレンオキシド1〜30mol、好ましくは5〜1
0molと上記部分グリセリドとの付加生成物である。
【0044】 適当なソルビタンエステルは、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタン
セスキイソステアレート、ソルビタンジイソステアレート、ソルビタントリイソ
ステアレート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンセスキオレエート、ソル
ビタンジオレエート、ソルビタントリオレエート、ソルビタンモノエルケート、
ソルビタンセスキエルケート、ソルビタンジエルケート、ソルビタントリエルケ
ート、ソルビタンモノリシノレエート、ソルビタンセスキリシノレエート、ソル
ビタンジリシノレエート、ソルビタントリリシノレエート、ソルビタンモノヒド
ロキシステアレート、ソルビタンセスキヒドロキシステアレート、ソルビタンジ
ヒドロキシステアレート、ソルビタントリヒドロキシステアレート、ソルビタン
モノタルトレート、ソルビタンセスキタルトレート、ソルビタンジタルトレート
、ソルビタントリタルトレート、ソルビタンモノシトレート、ソルビタンセスキ
シトレート、ソルビタンジシトレート、ソルビタントリシトレート、ソルビタン
モノマレエート、ソルビタンセスキマレエート、ソルビタンジマレエート、ソル
ビタントリマレエートおよびそれらの工業グレード混合物である。同様に適当な
ものは、エチレンオキシド1〜30mol、好ましくは5〜10molと上記ソ
ルビタンエステルとの付加生成物である。
【0045】 適当なポリグリセロールエステルの典型例は、ポリグリセリル-2 ジプロピル
ヒドロキシステアレート(Dehymuls(商標) PGPH)、ポリグリセロール-3 ジイ
ソステアレート(Lameform(商標) TGI)、ポリグリセリル-4 イソステアレート
(Isolan(商標) GI 34)、ポリグリセリル-3 オレエート、ジイソステアロイル
ポリグリセリル-3 ジイソステアレート(Isolan(商標) PDI)、ポリグリセリル
-3 メチルグルコースジステアレート(Tego Care(商標) 450)、ポリグリセリ
ル-3 ビーズワックス(Beeswax)(Cera Bellina(商標))、ポリグリセリル-4
カプレート(Polyglycerol Caprate T2010/90)、ポリグリセリル-3 セチルエ
ーテル(Chimexane(商標) NL)、ポリグリセリル-3 ジステアレート(Cremopho
r(商標) GS 32)およびポリグリセリルポリリシノレエート(Admul(商標) WOL 1
403)、ポリグリセリルジメレート(Dimerate)イソステアレートおよびこれらの
混合物である。他の適当なポリオールエステルの例は、場合によりエチレンオキ
シド1〜30molと反応した、トリメチロールプロパンまたはペンタエリトリ
トールとラウリン酸、ココ脂肪酸、獣脂脂肪酸、パルミチン酸、ステアリン酸、
オレイン酸、ベヘン酸などとのモノ-、ジ-およびトリエステルである。 乳化剤濃度は、マイクロカプセルを基準に、1〜10質量%、好ましくは2〜
8質量%であり得る。
【0046】 アニオン性ポリマー 適当なアニオン性ポリマーは、アニオン性多糖類(例えばカルボキシメチルセ
ルロース)またはポリ(メタ)アクリル酸およびこれらの誘導体(例えば塩および
エステル)に加えて、好ましくはアルギン酸塩である。アルギン酸は、以下の理
論モノマー構造ブロック:
【化1】 を有するカルボキシル含有多糖類の混合物である。アルギン酸またはアルギナー
トの平均分子量は、150,000〜250,000の範囲である。これに関連し
てアルギン酸塩とは、その完全および部分中和生成物の両方、特にアルカリ金属
塩、この中で好ましくはアルギン酸ナトリウム(「アルギン」)、並びにアンモ
ニウム塩およびアルカリ土類金属塩を意味する。特に好ましいものは、混合アル
ギナート、例えばアルギン酸のナトリウム/マグネシウム塩またはナトリウム/
カルシウム塩である。しかしながら本発明の代わりの実施態様において、アニオ
ン性キトサン誘導体、例えばドイツ特許明細書 DE 3713099 C2 (L'Oreal) およ
び ドイツ特許出願 DE 19604180 A1 (Henkel) に記載されているようなカルボキ
シル化、およびとりわけスクシニル化生成物も、この目的のために適当である。
アニオン性ポリマーの使用量は、マイクロカプセルを基準として、通常0.01
〜1質量%、好ましくは0.05〜0.1質量%である。
【0047】 キトサン キトサンは、バイオポリマーであり、ヒドロコロイドの群に属する。キトサン
は、アニオン性ポリマーと膜を形成する。化学的に考慮するとキトサンは、分子
量が異なる部分脱アセチル化キチンであり、以下の理論モノマー構造ブロックを
有する:
【化2】
【0048】 生物学的pH値の範囲で負電荷を持つほとんどのヒドロコロイドと対照的に、
キトサンはこれらの条件下でカチオン性のバイオポリマーである。正電荷のキト
サンは、逆に荷電した表面と相互作用することができ、それゆえ化粧用ヘアケア
製品、ボディケア用組成物およびまた医薬調剤に使用される(Ullmann's Encycl
opedia of Industrial Chemistry, 第5版, 第A6巻, Weinheim, Verlag Chemie,
1986年, 第231〜332頁参照)。この主題についての論評は、例えば、B. Gesslei
n らによる HAPPI 27, 57(1990年)、O. Skaugrud による Drug Cosm. Ind. 14 8 , 24(1991年)および E. Onsoyen らによる Seifen-Oele-Fette-Wachse 117,
633(1991年)中でも発表されている。キトサンはキチンから、好ましくは安価
な原料として大量に入手できる甲殻類の殻の残りから出発して製造される。これ
に関連して初めて Hackmann らにより記載された方法では、キチンを通常、塩基
を添加して脱プロトン化し、鉱酸を添加して脱塩し、最後に強塩基を添加して脱
アセチル化する。その分子量は幅広い範囲に分布し得る。対応する方法は、例え
ば、Makromol. Chem. 177, 3589(1976年)またはフランス特許出願 FR 2701266
A から知られている。好ましくは、ドイツ特許出願 DE 442987 A1 および DE 1
9537001 A1(Henkel)に開示されている品種を使用し、その品種は、10,00
0〜500,000ダルトンまたは800,000〜1,200,000ダルトンの
平均分子量および/または5,000mPas未満のブルックフィールド粘度(
グリコール酸中1質量%)、80〜88%の範囲の脱アセチル化度および0.3
質量%未満の灰分を有する。水中への良好な溶解性のためにキトサンを、通常塩
の形態、好ましくはグリコラートとして使用する。キトサンの使用量は、マイク
ロカプセルを基準に、好ましくは0.01〜1質量%、より好ましくは0.05〜
0.1質量%の範囲である。
【0049】 マイクロカプセルの製造 本発明のマイクロカプセルを製造するために、オイル成分、水および活性成分
に加えて、有効量の乳化剤を含むo/w型エマルションを、初めに調製する。マ
トリックスを調製するために、適切な量のアニオン性ポリマー水溶液を、激しく
攪拌しながらこの調剤に添加する。膜を、キトサン溶液を添加することにより形
成する。全操作を、好ましくは弱酸性範囲pH=3〜4で行う。必要ならば鉱酸
を添加することにより、pHを調節する。膜形成後、例えばトリエタノールアミ
ンまたは他の塩基を添加することにより、pHを5〜6に上昇させる。この結果
、粘度が上昇する。この粘度上昇を、さらなる増粘剤、例えば多糖類、とりわけ
キサンタンガム、グアール、寒天、アルギナートおよびチロース、カルボキシメ
チルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロース、比較的高分子量のポリエチ
レングリコール脂肪酸モノエステルおよびジエステル、ポリアクリレート、ポリ
アクリルアミドなどを添加することによりさらに助けることができる。最後にマ
イクロカプセルを、例えばデカンテーション、濾過または遠心分離により、水相
から分離する。
【0050】 産業上の利用可能性 本発明はさらに、化粧用および/または医薬調剤、例えばヘアシャンプー、ヘ
アローション、フォームバス、シャワー用調剤、クリーム、ゲル、ローション、
アルコール性および水性/アルコール性溶液、乳液、ワックス/脂肪組成物、ス
ティック調剤、粉末または軟膏を製造するために、本発明のマイクロカプセルを
使用することに関する。これらはまた、初めに記載したような活性成分、オイル
成分および乳化剤を、非カプセル封入形態で含み得る。それゆえ別のリストは、
必要ではない。調剤は、食品添加剤、例えば競技者用の食品などであり得る。マ
イクロカプセルは、これら組成物中に、1〜50質量%、好ましくは5〜15質
量%の量で存在し得る。
【0051】 (実施例) 実施例1 攪拌装置内で保存料(Phenonip(商標))0.5gを、2質量%濃度のカルボキ
シメチルセルロース水性調剤50gに溶解させ、該混合物を、pH=3.5に調
節した。大豆油中レチノールの10質量%濃度の溶液 (Retinol(商標) S20, BAS
F) 10gおよびソルビタンモノステアレート+20EO(Eumulgin(商標) SMS
20, Cognis Deutschland GmbH)0.5gからなる混合物を、次いで激しく攪拌し
ながら添加した。グリコール酸中キトサンの1質量%濃度の溶液(Hydagen(商標
) CMF, Cognis Deutschland GmbH)を、次いで攪拌を続けながら、調剤を基準に
0.075質量%のキトサン濃度が確立されるような量で添加した。最後にpH
を、トリエタノールアミンを添加することにより5.5に上昇させ、得られたマ
イクロカプセルをデカントした。
【0052】 実施例2 攪拌装置内で保存料(Phenonip(商標))0.5gを、2質量%濃度のポリアク
リル酸水性調剤(Pemulen(商標) TR-2)50gに溶解させた。pH3に安定した
。大豆油中レチノールの10質量%濃度の溶液 (Retinol(商標) S20, BASF) 1
0gおよびソルビタンモノラウレート+15EO(Eumulgin(商標) SML 15, Cog
nis Deutschland GmbH)0.5gからなる混合物を、次いで激しく攪拌しながら
添加した。グリコール酸中キトサンの1質量%濃度の溶液(Hydagen(商標) CMF,
Cognis Deutschland GmbH)を、次いで攪拌を続けながら、調剤を基準に0.0
1質量%のキトサン濃度が確立されるような量で添加した。最後にpHを、トリ
エタノールアミンを添加することにより5.5に上昇させ、得られたマイクロカ
プセルをデカントした。
【0053】 実施例3 攪拌装置内で保存料(Phenonip(商標))0.5gを、2質量%濃度のポリアク
リル酸水性調剤(Pemulen(商標) TR-2)50gに溶解させた。pH3に安定した
。鉱油中のトコフェロール溶液5gおよびココグルコシド(Plantacare APG 120
0, Cognis Deutschland GmbH)0.5gからなる混合物を、次いで激しく攪拌し
ながら添加した。グリコール酸中キトサンの1質量%濃度の溶液(Hydagen(商標
) CMF, Cognis Deutschland GmbH)を、次いで攪拌を続けながら、調剤を基準に
0.01質量%のキトサン濃度が確立されるような量で添加した。最後にpHを
、トリエタノールアミンを添加することにより5.5に上昇させ、得られたマイ
クロカプセルをデカントした。 表 I に、多くの配合物例を示す。
【0054】
【表1】
【0055】
【表2】
【0056】
【表3】
【0057】
【表4】
【0058】
【表5】
【0059】
【表6】
【0060】
【表7】
【0061】
【表8】
【0062】
【表9】
【0063】
【表10】
【0064】
【表11】
【0065】
【表12】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61K 7/08 A61K 7/08 7/42 7/42 7/50 7/50 9/50 9/50 47/00 47/00 47/04 47/04 47/06 47/06 47/10 47/10 47/14 47/14 47/24 47/24 47/32 47/32 47/34 47/34 47/36 47/36 47/44 47/44 B01F 17/42 B01F 17/42 17/52 17/52 B01J 13/14 B01J 13/02 B (72)発明者 ジョセップ−ルイス・ビラドット・ペティ ト スペイン、エ−08036バルセロナ、カリ ェ・コムテ・ドゥルヘル230番、セクスト −セグンダ Fターム(参考) 4C076 AA61 DD34 DD37 DD39 DD44 DD64 EE30 EE36 EE37 EE53 FF16 GG21 4C083 AA082 AB102 AC011 AC061 AC072 AC171 AC351 AC352 AC421 AC422 AC431 AC441 AC531 AC692 AC712 AC782 AD041 AD091 AD151 AD212 AD301 AD321 AD322 AD391 AD412 AD432 AD442 AD492 AD571 AD622 AD662 BB11 BB21 BB46 BB47 BB53 BB60 CC05 CC17 CC19 CC20 CC23 CC25 CC33 CC38 CC39 DD14 DD23 DD31 DD41 EE12 EE16 EE17 EE18 EE23 EE25 EE28 EE29 4D077 AA04 AA09 AB13 AC01 BA15 DC14X DC16X DC32X DC67X DD05X DD29X DE02X DE07X DE09X 4G005 AA01 BA03 BB06 BB09 DB01X DB12Y DB12Z DB14Y DB14Z DB22X DB27X DB30X DC02W DC09W DC15W DC18W DC22W DC29Y DC29Z DC32W DC58W EA03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)活性成分水性調剤を乳化剤の存在下でオイル成分で加
    工して、o/w型エマルションを生ずる工程、 (b)得られたエマルションをアニオン性ポリマー水溶液で処理する工程、 (c)得られたマトリックスをキトサン水溶液と接触させる工程、および (d)得られたカプセル封入生成物を、水相から分離する工程 により得られる0.1〜5mmの範囲の平均径を有するマイクロカプセル。
  2. 【請求項2】 (a)活性成分水性調剤を、乳化剤の存在下でオイル成分で
    加工してo/w型エマルションを生じさせ、 (b)得られたエマルションを、アニオン性ポリマー水溶液で処理し、 (c)得られたマトリックスを、キトサン水溶液と接触させ、 (d)得られたカプセル封入生成物を、水相から分離する、 0.1〜5mmの範囲の平均径を有するマイクロカプセルの製造方法。
  3. 【請求項3】 脂肪およびワックス、真珠箔ワックス、レシチン、リン脂質
    、生物起源活性成分、UV光保護要素、酸化防止剤、脱臭剤、制汗剤、フケ防止
    剤、膜形成剤、駆虫剤、自己なめし剤、チロシン阻害剤、香油および染料により
    形成される群から選ばれる、活性成分を使用することを特徴とする請求項2に記
    載の方法。
  4. 【請求項4】 6〜18個の炭素原子を有する脂肪アルコールをベースとす
    るゲルべアルコール;直鎖C6〜C22脂肪酸と直鎖または分枝C6〜C22脂肪アル
    コールとのエステル;分枝C6〜C13カルボン酸と直鎖または分枝C6〜C22脂肪
    アルコールとのエステル;直鎖C6〜C22脂肪酸と分枝アルコールとのエステル
    ;C18〜C38アルキルヒドロキシカルボン酸と直鎖または分枝C6〜C22脂肪ア
    ルコールとのエステル;直鎖および/または分枝脂肪酸と多価アルコールおよび
    /またはゲルベアルコールとのエステル;C6〜C10脂肪酸をベースとするトリ
    グリセリド;C6〜C18脂肪酸をベースとする液状モノ-/ジ-/トリグリセリド
    混合物;C6〜C22脂肪アルコールおよび/またはゲルベアルコールと芳香族カ
    ルボン酸とのエステル;C2〜C12ジカルボン酸と1〜22個の炭素原子を有す
    る直鎖若しくは分枝アルコールまたは2〜10個の炭素原子および2〜6個のヒ
    ドロキシル基を有するポリオールとのエステル;植物油;分枝第1級アルコール
    ;置換シクロヘキサン;直鎖および分枝C6〜C22脂肪アルコールカーボネート
    ;6〜18個の炭素原子を有する脂肪アルコールをベースとするゲルベカーボネ
    ート;安息香酸と直鎖および/または分枝C6〜C22アルコールとのエステル;
    アルキル基1個につき6〜22個の炭素原子を有する直鎖または分枝の対称また
    は非対称ジアルキルエーテル;エポキシド化脂肪酸エステルとポリオールとの開
    環生成物;シリコーンオイル、並びに脂肪族またはナフタレン系炭化水素および
    鉱油により形成される群から選ばれる、オイル成分を使用することを特徴とする
    請求項2または3に記載の方法。
  5. 【請求項5】 非イオン性乳化剤を使用することを特徴とする請求項2〜4
    のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 エチレンオキシド2〜30molおよび/またはプロピレン
    オキシド0〜5molと、8〜22個の炭素原子を有する直鎖脂肪アルコール、
    12〜22個の炭素原子を有する脂肪酸、アルキル基中に8〜15個の炭素原子
    を有するアルキルフェノール、およびアルキル基中に8〜22個の炭素原子を有
    するアルキルアミンとの付加生成物;アルキル(アルケニル)基中に8〜22個
    の炭素原子を有するアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド、およ
    びそのエトキシル化類似体;エチレンオキシド1〜15molとヒマシ油および
    /または水素化ヒマシ油との付加生成物;エチレンオキシド15〜60molと
    ヒマシ油および/または水素化ヒマシ油との付加生成物;グリセロールおよび/
    またはソルビタンと12〜22個の炭素原子を有する不飽和、直鎖若しくは飽和
    、分枝の脂肪酸および/または3〜18個の炭素原子を有するヒドロキシカルボ
    ン酸との部分エステル、およびエチレンオキシド1〜30molとのその付加物
    ;ポリグリセロール、ポリエチレングリコール、トリメチロールプロパン、ペン
    タエリトリトール、糖アルコール、アルキルグルコシドおよびポリグルコシドと
    12〜22個の炭素原子を有する飽和および/または不飽和、直鎖または分枝の
    脂肪酸、および/または3〜18個の炭素原子を有するヒドロキシカルボン酸と
    の部分エステル、およびエチレンオキシド1〜30molとのその付加物;ペン
    タエリトリトール、脂肪酸、クエン酸および脂肪アルコールの混合エステルおよ
    び/または6〜22個の炭素原子を有する脂肪酸、メチルグルコースおよびポリ
    オールの混合エステル;モノ-、ジ-およびトリアルキルホスフェート、およびモ
    ノ-、ジ-および/またはトリPEGアルキルホスフェート、およびそれらの塩;
    羊毛ろうアルコール;ポリシロキサン-ポリアルキル-ポリエーテルコポリマー;
    ブロックコポリマー;ポリアルキレングリコール、並びにグリセロールカーボネ
    ートにより形成される群から選ばれる、非イオン性乳化剤を使用することを特徴
    とする請求項2〜5のいずれかに記載の方法。
  7. 【請求項7】 アニオン性多糖類、ポリ(メタ)アクリル酸およびその誘導体
    、並びにアルギン酸およびその塩により形成される群から選ばれる、アニオン性
    ポリマーを使用することを特徴とする請求項2〜6のいずれかに記載の方法。
  8. 【請求項8】 10,000〜500,000ダルトンまたは800,000
    〜1,200,000ダルトンの範囲の平均分子量を有する、キトサンを使用する
    ことを特徴とする請求項2〜7のいずれかに記載の方法。
  9. 【請求項9】 マイクロカプセルを、3〜4の範囲のpHで製造することを
    特徴とする請求項2〜8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】 化粧用組成物および/または医薬組成物または食品用調剤
    の製造のための、請求項1に記載のマイクロカプセルの使用。
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