JP2006514074A - 化粧品または皮膚科学的調製物におけるオリゴグルコサミンの使用 - Google Patents

化粧品または皮膚科学的調製物におけるオリゴグルコサミンの使用 Download PDF

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Abstract

ヒト皮膚の代謝を刺激するための化粧品または皮膚科学的調製物におけるオリゴグルコサミンの使用を開示する。

Description

本発明は、一般的に、皮膚およびヘアケアの分野に関する。より詳細には、とりわけヒト皮膚の代謝を刺激するためのオリゴグルコサミンまたは低分子量キトサンの使用に関する。
古代においてさえも、美を気にする女性は、植物および花のエッセンスの効果について知っていた。クレオパトラのような、そうすることができるのは誰でも、例えば、皮膚に水分と弾力性を与えるためにロバのミルクの風呂に入った。しかしながら、化粧品化学は、今日まで、純粋な経験の年齢から離れることを可能にしてきた。その一方で、皮膚および髪における新たな生化学的プロセスが解明され、高分子の生合成は、ほとんど毎日のように解読されている。新たな活性成分の試験においてさえも、ますます、疑わしいパネルテストに、より依存しなくなってきている。その代わりに、今日、多くのインビトロ法が、有効性および性能を具体化するために利用できる。近年、特に注目をひいている活性成分としては、一般にヒト真皮において、特に真皮の高分子の形成において、代謝を刺激するグルコサミンが挙げられる。また、関連のN-アセチルグルコサミンは、とりわけ、ヒトケラチノサイトにおけるヒアルロン酸の合成を促進することから、化粧品分野において有効であることが判明している。化粧品化学において、局所的に適用される調製物における使用が皮膚および髪の状態に最終的に有益な効果を与える生体触媒に、特定の興味が存在することは明らかである。しかしながら、グルコサミンおよびグルコサミン誘導体の欠点は、それらの性能が実用上の目的に不十分であることである。
したがって、その発見に由来する、本発明が解決しようとする問題は、グルコサミンの複雑な特性プロフィールを示すが、はるかに良好な性能を有する活性成分を提供することであった。
本発明は、ヒト皮膚の代謝を刺激するための化粧品または皮膚科学的調製物におけるオリゴグルコサミンおよび/またはその誘導体の使用に関する。ここで、オリゴグルコサミンおよび/またはその誘導体は、典型的には0.01〜10重量%、好ましくは0.1〜5重量%、および特には0.5〜1重量%の量で存在し得る。
驚くべきことに、500〜5,000、好ましくは800〜1,500の範囲の平均分子量を有するオリゴグルコサミンは、インビトロ試験において、線維芽細胞成長におけるはるかに大きな改善によって、およびUVB照射に対してのヒトケラチノサイトの優れた保護によって、モノマーのグルコサミンとは異なることが判明した。
本発明の一実施態様において、本発明のオリゴグルコサミンは、600〜1,000g/molの重量平均分子量および20%未満のアセチル化度を有する。
したがって、また、本発明は、
・皮膚細胞の再生を刺激するための;
・UV誘導皮膚損傷を低減するための;
・皮膚の老化および皺発生に対する;
・ヒト皮膚の光老化を低減するための;
・創傷治癒を改善するための;
・育毛を増進するための;
・角質層のための脂質合成を増進するための;
・乾燥皮膚に対する;
・真皮マトリックスタンパク質(例えば、コラーゲン、エラスチンおよびプロテオグリカン分子など)の合成を刺激するための;
・炎症の兆候を低減するための;
・敏感な皮膚を処置するための;
・アクネに対する;
・物理的または化学的ストレスに対するヒト皮膚細胞の保護機構を刺激するための;
化粧品または皮膚科学的調製物におけるオリゴグルコサミンおよび/またはその誘導体の使用に関する。
〔オリゴグルコサミン〕
オリゴグルコサミンは、親水コロイドの群に属するバイオポリマーである。化学的には、それらは、それらの分子量において異なる部分的脱アセチル化キチンである。これらは、キトサンとしても既知であり、以下の(理想的な)モノマー単位を含有する:
Figure 2006514074
生物学上のpH値にて負に帯電する大部分の親水コロイドとは対照的に、オリゴグルコサミン、すなわちキトサンは、これらの条件下でカチオン性バイオポリマーである。正に帯電したオリゴグルコサミンは、反対に帯電した界面と相互作用することができるので、化粧品ヘアケアおよびボディケア製品および医薬調製物に使用される。オリゴグルコサミンは、キチンから、好ましくは安価な原料として大量に入手可能である海水甲殻類の殻残渣から製造される。Hackmannらによって最初に記載された方法において、キチンは、通常、まず、塩基の添加により脱タンパク質化され、鉱酸の添加により脱塩され、そして、最後に強塩基の添加により脱アセチル化される。分子量は、広範囲に渡って分布する。好ましいタイプは、10,000〜500,000ダルトンまたは800,000〜1,200,000ダルトンの平均分子量および/または5,000mPas未満のブルックフィールド粘度(グリコール酸中1重量%)、80〜88%の脱アセチル化度および0.3重量%未満の灰分を有するものである。このように得られ得るキトサンは、ポリグルコアミンであり、すなわち、それらの分子量は、本発明の目的に、未だはるかに高すぎる。したがって、第二工程において、該キトサンは、酸の影響下、さらに分解され、そして分解生成物、すなわち、そのときには500〜5,000および好ましくは800〜1,500の範囲の分子量を有するオリゴグルコサミンは、膜ろ過に付され、不純物(特に塩)が除去される。次いで、それらは凍結乾燥される。所望の場合、それらは、例えば、エチレンオキシドとの反応によって、誘導体化され得る。
〔化粧品および/または皮膚科学的調製物〕
上記オリゴグルコサミンを、例えば、クリーム、ゲル、ローション、アルコール溶液および水性/アルコール溶液、エマルジョン、ワックス/脂肪コンパウンド、スティック調製物または軟膏などの化粧品および/または皮膚科学的調製物の製造に使用することができる。また、これらの調製物は、さらなる助剤および添加剤として、穏やかな界面活性剤、油成分、乳化剤、真珠光沢ワックス、コンシステンシー調整剤、増粘剤、過脂化剤、安定剤、ポリマー、シリコーン化合物、脂肪、ワックス、レシチン、リン脂質、UV保護剤、生体由来物質、酸化防止剤、脱臭剤、発汗防止剤、ふけ防止剤、皮膜形成剤、膨潤剤、防虫剤、日焼け剤、チロシン阻害剤(脱色剤)、ヒドロトロープ、可溶化剤、防腐剤、香油、染料などを含有することもできる。
〔界面活性剤〕
適当な界面活性剤は、陰イオン性、非イオン性、陽イオン性および/または両性または双性イオン性界面活性剤である。これらは、調製物中に、通常は約1〜70重量%、好ましくは5〜50重量%、より好ましくは10〜30重量%の量で存在していてよい。
陰イオン性界面活性剤の代表例は、石鹸、アルキルベンゼンスルホネート、アルカンスルホネート、オレフィンスルホネート、アルキルエーテルスルホネート、グリセロールエーテルスルホネート、α-メチルエステルスルホネート、スルホ脂肪酸、アルキルスルフェート、脂肪アルコールエーテルスルフェート、グリセロールエーテルスルフェート、脂肪酸エーテルスルフェート、ヒドロキシ混合エーテルスルフェート、モノグリセリド(エーテル)スルフェート、脂肪酸アミド(エーテル)スルフェート、モノおよびジアルキルスルホスクシネート、モノおよびジアルキルスルホスクシナメート、スルホトリグリセリド、アミド石鹸、エーテルカルボン酸およびその塩、脂肪酸イセチオネート、脂肪酸サルコシネート、脂肪酸タウリド、N-アシルアミノ酸(例えば、アシルラクチレート、アシルタルトレート、アシルグルタメートおよびアシルアスパルテートなど)、アルキルオリゴグルコシドスルフェート、タンパク質脂肪酸縮合物(特に、コムギに基づく植物生成物)、および、アルキル(エーテル)ホスフェートである。陰イオン性界面活性剤がポリグリコールエーテル鎖を含有しているときには、これらは通常の同族体分布を有していてよいが、好ましくは狭範囲の同族体分布を有する。
非イオン性界面活性剤の代表例は、脂肪アルコールポリグリコールエーテル、アルキルフェノールポリグリコールエーテル、脂肪酸ポリグリコールエーテル、脂肪酸アミドポリグリコールエーテル、脂肪アミンポリグリコールエーテル、アルコキシル化トリグリセリド、混合エーテルおよび混合ホルマール、所望により部分的に酸化したアルキル(アルケニル)オリゴグリコシドまたはグルクロン酸誘導体、脂肪酸-N-アルキルグルカミド、タンパク質加水分解物(特に、コムギに基づく植物生成物)、ポリオール脂肪酸エステル、糖エステル、ソルビタンエステル、ポリソルベートおよびアミンオキシドである。非イオン性界面活性剤がポリグリコールエーテル鎖を含有しているときには、これらは通常の同族体分布を有していてよいが、好ましくは狭範囲の同族体分布を有する。
陽イオン性界面活性剤の代表例は、第四アンモニウム化合物、例えばジメチルジステアリルアンモニウムクロリド、およびエステルクォート、より具体的には第四級化した脂肪酸トリアルカノールアミンエステル塩である。
両性または双性イオン性界面活性剤の代表例は、アルキルベタイン、アルキルアミドベタイン、アミノプロピオネート、アミノグリシネート、イミダゾリニウムベタインおよびスルホベタインである。
特に適する穏やかな(即ち、特に皮膚に適合する)界面活性剤の代表例は、脂肪アルコールポリグリコールエーテルスルフェート、モノグリセリドスルフェート、モノおよび/またはジアルキルスルホスクシネート、脂肪酸イセチオネート、脂肪酸サルコシネート、脂肪酸タウリド、脂肪酸グルタメート、α-オレフィンスルホネート、エーテルカルボン酸、アルキルオリゴグルコシド、脂肪酸グルカミド、アルキルアミドベタイン、アンホアセタールおよび/またはタンパク質脂肪酸縮合物(好ましくは、コムギタンパク質に基づく)である。
〔油成分〕
適当な油成分は、例えば、6〜18個、好ましくは8〜10個の炭素原子を含む脂肪アルコールに基づくゲルベアルコール、直鎖C6-22脂肪酸と直鎖または分岐鎖C6-22脂肪アルコールとのエステル、分岐鎖C6-13カルボン酸と直鎖または分岐鎖C6-22脂肪アルコールとのエステル、例えば、ミリスチルミリステート、ミリスチルパルミテート、ミリスチルステアレート、ミリスチルイソステアレート、ミリスチルオレエート、ミリスチルベヘネート、ミリスチルエルケート、セチルミリステート、セチルパルミテート、セチルステアレート、セチルイソステアレート、セチルオレエート、セチルベヘネート、セチルエルケート、ステアリルミリステート、ステアリルパルミテート、ステアリルステアレート、ステアリルイソステアレート、ステアリルオレエート、ステアリルベヘネート、ステアリルエルケート、イソステアリルミリステート、イソステアリルパルミテート、イソステアリルステアレート、イソステアリルイソステアレート、イソステアリルオレエート、イソステアリルベヘネート、イソステアリルエルケート、オレイルミリステート、オレイルパルミテート、オレイルステアレート、オレイルイソステアレート、オレイルオレエート、オレイルベヘネート、オレイルエルケート、ベヘニルミリステート、ベヘニルパルミテート、ベヘニルステアレート、ベヘニルイソステアレート、ベヘニルオレエート、ベヘニルベヘネート、ベヘニルエルケート、エルシルミリステート、エルシルパルミテート、エルシルステアレート、エルシルイソステアレート、エルシルオレエート、エルシルベヘネートおよびエルシルエルケートなどである。また適するのは、直鎖C6-22脂肪酸と分岐鎖アルコール(特に2-エチルヘキサノール)とのエステル、C18-38アルキルヒドロキシカルボン酸と直鎖または分岐鎖C6-22脂肪アルコールとのエステル(DE19756377A1を参照;特にジオクチルマレエート)、直鎖および/または分岐鎖脂肪酸と多価アルコール(例えば、プロピレングリコール、ダイマージオールまたはトリマートリオール)および/またはゲルベアルコールとのエステル、C6-10脂肪酸に基づくトリグリセリド、C6-18脂肪酸に基づく液体のモノ、ジおよびトリグリセリド混合物、C6-22脂肪アルコールおよび/またはゲルベアルコールと芳香族カルボン酸(特に安息香酸)とのエステル、C2-12ジカルボン酸と1〜22個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖アルコールまたは2〜10個の炭素原子および2〜6個のヒドロキシル基を含むポリオールとのエステル、植物油、分岐鎖の第一アルコール、置換シクロヘキサン、直鎖および分岐鎖のC6-22脂肪アルコールカーボネート(例えば、ジカプリリルカーボネート;Cetiol(登録商標) CC)、C6-18、好ましくはC8-10脂肪アルコールに基づくゲルベカーボネート、安息香酸と直鎖および/または分岐鎖C6-22アルコールとのエステル(例えば、Finsolv(登録商標) TN)、アルキル基あたりに6〜22個の炭素原子を含む直鎖または分岐鎖の対称または非対称のジアルキルエーテル(例えば、ジカプリリルエーテル;Cetiol(登録商標) OE)、エポキシ化脂肪酸エステルのポリオールによる開環生成物、シリコーン油(シクロメチコーン、ケイ素メチコーン型など)および/または脂肪族またはナフテン系炭化水素(例えば、スクアラン、スクアレンまたはジアルキルシクロヘキサン)である。
〔乳化剤〕
適当な乳化剤は、例えば、以下の群の少なくとも1つに由来する非イオン性界面活性剤である:
・直鎖C8-22脂肪アルコールへの、C12-22脂肪酸への、アルキル基に8〜15個の炭素原子を含むアルキルフェノールへの、および、アルキル基に8〜22個の炭素原子を含むアルキルアミンへの、エチレンオキシド2〜30モルおよび/またはプロピレンオキシド0〜5モルの付加生成物;
・アルキル(アルケニル)基に8〜22個の炭素原子を含むアルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド、ならびに、そのエトキシル化類似体;
・ヒマシ油および/または水素化ヒマシ油へのエチレンオキシド1〜15モルの付加生成物;
・ヒマシ油および/または水素化ヒマシ油へのエチレンオキシド15〜60モルの付加生成物;
・グリセロールおよび/またはソルビタンと、12〜22個の炭素原子を含む不飽和、直鎖または飽和、分岐鎖の脂肪酸および/または3〜18個の炭素原子を含むヒドロキシカルボン酸との部分エステル、ならびに、エチレンオキシド1〜30モルへのその付加生成物;
・ポリグリセロール(平均の自己縮合度2〜8)、ポリエチレングリコール(分子量400〜5000)、トリメチロールプロパン、ペンタエリトリトール、糖アルコール(例えば、ソルビトール)、アルキルグルコシド(例えば、メチルグルコシド、ブチルグルコシド、ラウリルグルコシド)およびポリグルコシド(例えば、セルロース)と、12〜22個の炭素原子を含む飽和および/または不飽和の直鎖もしくは分岐鎖の脂肪酸および/または3〜18個の炭素原子を含むヒドロキシカルボン酸との部分エステル、ならびに、エチレンオキシド1〜30モルを含むその付加生成物;
・ペンタエリトリトール、脂肪酸、クエン酸および脂肪アルコールの混合エステルおよび/または6〜22個の炭素原子を含む脂肪酸、メチルグルコースおよびポリオール(好ましくは、グリセロールまたはポリグリセロール)の混合エステル;
・モノ、ジおよびトリアルキルホスフェートならびにモノ、ジおよび/またはトリ-PEG-アルキルホスフェートおよびその塩;
・羊毛ワックスアルコール;
・ポリシロキサン/ポリアルキル/ポリエーテルコポリマーおよび対応する誘導体;
・ブロックコポリマー、例えば、ポリエチレングリコール-30 ジポリヒドロキシステアレート;
・ポリマー乳化剤、例えば、GoodrichのPemulen型(TR-1、TR-2);
・ポリアルキレングリコール;および
・グリセロールカーボネート。
〔エチレンオキシド付加生成物〕
脂肪アルコール、脂肪酸、アルキルフェノールへの、またはヒマシ油への、エチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドの付加生成物は、既知の市販生成物である。これらは同族体混合物であり、その平均のアルコキシル化度は、付加反応を行う基質とエチレンオキシドおよび/またはプロピレンオキシドの量比に対応する。グリセロールへのエチレンオキシドの付加生成物のC12/18脂肪酸モノエステルおよびジエステルは、化粧品処方物のための脂質層増強剤として知られている。
〔アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド〕
アルキルおよび/またはアルケニルオリゴグリコシド、その製造およびその使用は、従来技術から既知である。これらは、特に、グルコースまたはオリゴ糖と8〜18個の炭素原子を含む第一アルコールとを反応させることによって製造される。グリコシド単位に関する限り、モノグリコシド(環状糖単位がグリコシド結合によって脂肪アルコールに結合している)ならびにオリゴマーグリコシド(好ましくは約8までのオリゴマー化度を有する)の両方が適している。このオリゴマー化度は、統計学的平均値であり、上記のような工業用製品に一般的な同族体分布はこれに基づいている。
〔部分グリセリド〕
適当な部分グリセリドの代表例は、ヒドロキシステアリン酸モノグリセリド、ヒドロキシステアリン酸ジグリセリド、イソステアリン酸モノグリセリド、イソステアリン酸ジグリセリド、オレイン酸モノグリセリド、オレイン酸ジグリセリド、リシノール酸モノグリセリド、リシノール酸ジグリセリド、リノール酸モノグリセリド、リノール酸ジグリセリド、リノレン酸モノグリセリド、リノレン酸ジグリセリド、エルカ酸モノグリセリド、エルカ酸ジグリセリド、酒石酸モノグリセリド、酒石酸ジグリセリド、クエン酸モノグリセリド、クエン酸ジグリセリド、リンゴ酸モノグリセリド、リンゴ酸ジグリセリド、ならびに、これらの工業用混合物(これらは、製造方法に由来して少量のトリグリセリドをなお含んでいることもある)である。また、これらの部分グリセリドへのエチレンオキシド1〜30モル、好ましくは5〜10モルの付加生成物も適している。
〔ソルビタンエステル〕
適当なソルビタンエステルは、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンセスキイソステアレート、ソルビタンジイソステアレート、ソルビタントリイソステアレート、ソルビタンモノオレエート、ソルビタンセスキオレエート、ソルビタンジオレエート、ソルビタントリオレエート、ソルビタンモノエルケート、ソルビタンセスキエルケート、ソルビタンジエルケート、ソルビタントリエルケート、ソルビタンモノリシノレエート、ソルビタンセスキリシノレエート、ソルビタンジリシノレエート、ソルビタントリリシノレエート、ソルビタンモノヒドロキシステアレート、ソルビタンセスキヒドロキシステアレート、ソルビタンジヒドロキシステアレート、ソルビタントリヒドロキシステアレート、ソルビタンモノタルトレート、ソルビタンセスキタルトレート、ソルビタンジタルトレート、ソルビタントリタルトレート、ソルビタンモノシトレート、ソルビタンセスキシトレート、ソルビタンジシトレート、ソルビタントリシトレート、ソルビタンモノマレエート、ソルビタンセスキマレエート、ソルビタンジマレエート、ソルビタントリマレエートならびにこれらの工業用混合物である。また、これらのソルビタンエステルへのエチレンオキシド1〜30モル、好ましくは5〜10モルの付加生成物も適している。
〔ポリグリセロールエステル〕
適当なポリグリセロールエステルの代表例は、ポリグリセリル-2 ジポリヒドロキシステアレート(Dehymuls(登録商標) PGPH)、ポリグリセリン-3 ジイソステアレート(Lameform(登録商標) TGI)、ポリグリセリル-4 イソステアレート(Isolan(登録商標) GI 34)、ポリグリセリル-3 オレエート、ジイソステアロイル ポリグリセリル-3 ジイソステアレート(Isolan(登録商標) PDI)、ポリグリセリル-3 メチルグルコース ジステアレート(Tego Care(登録商標) 450)、ポリグリセリル-3 蜜蝋(Cera Bellina(登録商標))、ポリグリセリル-4 カプレート(Polyglycerol Caprate T2010/90)、ポリグリセリル-3 セチルエーテル(Chimexane(登録商標) NL)、ポリグリセリル-3 ジステアレート(Cremophor(登録商標) GS 32)、ポリグリセリル ポリリシノレエート(Admul(登録商標) WOL 1403)、ポリグリセリル ジメレート イソステアレートおよびこれらの混合物である。他の適当なポリオールエステルの例は、トリメチロールプロパンまたはペンタエリトリトールと、ラウリン酸、ヤシ油脂肪酸、獣脂脂肪酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、ベヘン酸などとの、モノ、ジおよびトリエステルである(これらを、所望によりエチレンオキシド1〜30モルと反応させてもよい)。
〔陰イオン性乳化剤〕
典型的な陰イオン性乳化剤は、12〜22個の炭素原子を含む脂肪族脂肪酸(例えば、パルミチン酸、ステアリン酸またはベヘン酸)ならびに12〜22個の炭素原子を含むジカルボン酸(例えば、アゼライン酸またはセバシン酸)である。
〔両性および陽イオン性乳化剤〕
他の適当な乳化剤は、双性イオン性界面活性剤である。双性イオン性界面活性剤は、分子中に少なくとも1つの第四アンモニウム基および少なくとも1つのカルボキシレート基および1つのスルホネート基を含む界面活性化合物である。特に適する双性イオン性界面活性剤は、いわゆるベタインであり、例えばN-アルキル-N,N-ジメチルアンモニウムグリシネート、例えばヤシ油アルキルジメチルアンモニウムグリシネート、N-アシルアミノプロピル-N,N-ジメチルアンモニウムグリシネート、例えばヤシ油アシルアミノプロピルジメチルアンモニウムグリシネート、および2-アルキル-3-カルボキシメチル-3-ヒドロキシエチルイミダゾリン(アルキル基またはアシル基に8〜18個の炭素原子を含む)、およびヤシ油アシルアミノエチルヒドロキシエチルカルボキシメチルグリシネートである。コカミドプロピルベタイン(Cocamidopropyl Betaine)のCTFA名称のもとで既知である脂肪酸アミド誘導体が特に好ましい。
両性界面活性剤も適当な乳化剤である。両性界面活性剤は、分子中にC8/18アルキル基またはアシル基に加えて、少なくとも1つの遊離アミノ基および少なくとも1つの−COOH基または−SOH基を含有し、内部塩を形成することができる界面活性化合物である。適当な両性界面活性剤の例は、N-アルキルグリシン、N-アルキルプロピオン酸、N-アルキルアミノ酪酸、N-アルキルイミノジプロピオン酸、N-ヒドロキシエチル-N-アルキルアミドプロピルグリシン、N-アルキルタウリン、N-アルキルサルコシン、2-アルキルアミノプロピオン酸およびアルキルアミノ酢酸(アルキル基に約8〜18個の炭素原子を含む)である。特に好ましい両性界面活性剤は、N-ヤシ油アルキルアミノプロピオネート、ヤシ油アシルアミノエチルアミノプロピオネートおよびC12/18アシルサルコシンである。
最後に、陽イオン性界面活性剤も適当な乳化剤であり、エステルクォート型の乳化剤、好ましくはメチルで第四級化したジ脂肪酸トリエタノールアミンエステル塩が特に好ましい。
〔脂肪およびワックス〕
脂肪の代表例は、グリセリド、即ち、高級脂肪酸の混合グリセロールエステルから本質的になる固体または液体の植物または動物産物である。
適当なワックスは、特に天然ワックス、例えばカンデリラワックス、カルナバワックス、木蝋、アフリカハネガヤワックス、コルクワックス、グアルマ(guaruma)ワックス、コメ胚油ワックス、サトウキビワックス、オウリキュリー(ouricury)ワックス、モンタンワックス、蜜蝋、セラックワックス、鯨蝋、ラノリン(羊毛ワックス)、尾羽脂、セレシン、オゾケライト(地蝋)、ペトロラタム、パラフィンワックス、微結晶ワックス;化学修飾したワックス(硬ワックス)、例えばモンタンエステルワックス、サゾール(sasol)ワックス、水素化ジョジョバワックス、ならびに、合成ワックス、例えばポリアルキレンワックスおよびポリエチレングリコールワックスである。
脂肪に加えて、他の適当な添加剤は、脂肪様の物質、例えばレシチンおよびリン脂質である。レシチンは、脂肪酸、グリセロール、リン酸およびコリンからエステル化によって生成するグリセロリン脂質であると当業者に知られている。従って、レシチンは、ホスファチジルコリン(PC)と称されることも多い。天然レシチンの例はケファリンである。これは、ホスファチジン酸としても知られ、1,2-ジアシル-sn-グリセロール-3-リン酸の誘導体である。対照的に、リン脂質は、リン酸とグリセロールとのモノエステル、好ましくはジエステル(グリセロホスフェート)であると通常は理解されており、これは、一般に脂肪と分類されている。さらに、スフィンゴシンおよびスフィンゴ脂質も適している。
〔真珠光沢ワックス〕
適当な真珠光沢ワックスは、例えば、アルキレングリコールエステル、特にエチレングリコールジステアレート;脂肪酸アルカノールアミド、特にヤシ油脂肪酸ジエタノールアミド;部分グリセリド、特にステアリン酸モノグリセリド;多塩基性の所望によりヒドロキシ置換されたカルボン酸と、6〜22個の炭素原子を含む脂肪アルコールとのエステル、特に酒石酸の長鎖エステル;合計して少なくとも24個の炭素原子を含む脂肪化合物、例えば、脂肪アルコール、脂肪ケトン、脂肪アルデヒド、脂肪エーテルおよび脂肪カーボネート、特にラウロンおよびジステアリルエーテル;脂肪酸、例えばステアリン酸、ヒドロキシステアリン酸またはベヘン酸;12〜22個の炭素原子を含むオレフィンエポキシドの、12〜22個の炭素原子を含む脂肪アルコールおよび/または2〜15個の炭素原子および2〜10個のヒドロキシル基を含むポリオールによる開環生成物;およびこれらの混合物である。
〔コンシステンシー調整剤および増粘剤〕
主に使用されるコンシステンシー調整剤は、12〜22個、好ましくは16〜18個の炭素原子を含む脂肪アルコールまたはヒドロキシ脂肪アルコール、さらに部分グリセリド、脂肪酸またはヒドロキシ脂肪酸である。これらの物質と、アルキルオリゴグルコシドおよび/または脂肪酸N-メチルグルカミド(同じ鎖長)および/またはポリグリセロール ポリ-12-ヒドロキシステアレートとの組合せを使用するのが好ましい。
適当な増粘剤は、例えば、Aerosil(登録商標)型(親水性シリカ)、多糖、特にキサンタンゴム、グアール、寒天、アルギネートおよびチロース(tylose)、カルボキシメチルセルロースおよびヒドロキシエチルセルロース、さらに比較的高分子量の脂肪酸ポリエチレングリコールモノエステルおよびジエステル、ポリアクリレート[例えば、Carbopol(登録商標)およびPemulen型(Goodrich);Synthalen(登録商標)(Sigma);Keltrol型(Kelco);Sepigel型(Seppic);Salcare型(Allied Colloids)]、ポリアクリルアミド、ポリマー、ポリビニルアルコールおよびポリビニルピロリドンである。
特に有効であることがわかっている他のコンシステンシー調整剤は、ベントナイト、例えばBentone(登録商標) Gel VS-5PC (Rheox)(これは、シクロペンタシロキサン、Disteardimonium Hectoriteおよびプロピレンカーボネートの混合物である)である。他の適当なコンシステンシー調整剤は、界面活性剤(例えば、エトキシル化脂肪酸グリセリド)、脂肪酸とポリオール(例えば、ペンタエリトリトールまたはトリメチロールプロパン)とのエステル、狭範囲の同族体分布を有する脂肪アルコールエトキシレートまたはアルキルオリゴグルコシド、ならびに、電解質(例えば、塩化ナトリウムおよび塩化アンモニウム)である。
〔過脂化剤〕
過脂化剤は、例えば、ラノリンおよびレシチン、さらにポリエトキシル化またはアシル化したラノリンおよびレシチン誘導体、ポリオール脂肪酸エステル、モノグリセリドおよび脂肪酸アルカノールアミドなどの物質から選択することができる。脂肪酸アルカノールアミドは、発泡安定剤としても働く。
〔安定剤〕
安定剤として、脂肪酸の金属塩、例えばステアリン酸またはリシノール酸のマグネシウム、アルミニウムおよび/または亜鉛塩を使用することができる。
〔ポリマー〕
適当な陽イオン性ポリマーは、例えば、陽イオン性セルロース誘導体、例えば第四級化したヒドロキシエチルセルロース(AmercholからPolymer JR 400(登録商標)の名称で入手できる)、陽イオン性デンプン、ジアリルアンモニウム塩とアクリルアミドのコポリマー、第四級化したビニルピロリドン/ビニルイミダゾールポリマー、例えばLuviquat(登録商標)(BASF)、ポリグリコールとアミンの縮合生成物、第四級化したコラーゲンポリペプチド、例えばラウリルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解コラーゲン(Lamequat(登録商標) L、Gruenau)、第四級化したコムギポリペプチド、ポリエチレンイミン、陽イオン性シリコーンポリマー、例えばアミドメチコーン、アジピン酸とジメチルアミノヒドロキシプロピルジエチレントリアミンのコポリマー(Cartaretine(登録商標)、Sandoz)、アクリル酸とジメチルジアリルアンモニウムクロリドのコポリマー(Merquat(登録商標) 550、Chemviron)、ポリアミノポリアミドおよびその架橋した水溶性ポリマー、陽イオン性キチン誘導体、例えば第四級化したキトサン(所望により、微結晶分散している)、ジハロアルキル(例えばジブロモブタン)とビス-ジアルキルアミン(例えばビス-ジメチルアミノ-1,3-プロパン)との縮合生成物、陽イオン性グアールゴム(例えば、CelaneseからのJaguar(登録商標) CBS、Jaguar(登録商標) C-17、Jaguar(登録商標) C-16)、第四級化したアンモニウム塩ポリマー(例えば、MiranolからのMirapol(登録商標) A-15、Mirapol(登録商標) AD-1、Mirapol(登録商標) AZ-1)である。
適当な陰イオン性、双性イオン性、両性および非イオン性ポリマーは、例えば、酢酸ビニル/クロトン酸コポリマー、ビニルピロリドン/アクリル酸ビニルコポリマー、酢酸ビニル/マレイン酸ブチル/アクリル酸イソボルニルコポリマー、メチルビニルエーテル/無水マレイン酸コポリマーおよびそのエステル、未架橋のポリアクリル酸およびポリオール架橋したポリアクリル酸、アクリルアミドプロピルトリメチルアンモニウムクロリド/アクリレートコポリマー、オクチルアクリルアミド/メタクリル酸メチル/tert-ブチルアミノエチルメタクリレート/2-ヒドロキシプロピルメタクリレートコポリマー、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー、ビニルピロリドン/ジメチルアミノエチルメタクリレート/ビニルカプロラクタムターポリマーおよび所望により誘導体化したセルロースエーテルおよびシリコーンである。
〔シリコーン化合物〕
適当なシリコーン化合物は、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、環式シリコーン、ならびに、アミノ-、脂肪酸-、アルコール-、ポリエーテル-、エポキシ-、フッ素-、グリコシド-および/またはアルキル-修飾したシリコーン化合物である(これらは、室温で液体および樹脂様の両方であることができる)。他の適当なシリコーン化合物は、200〜300のジメチルシロキサン単位の平均鎖長を有するジメチコーンおよび水素化シリケートの混合物であるシメチコーンである。
〔UV保護剤および酸化防止剤〕
本発明におけるUV保護剤とは、例えば、室温で液体または結晶性であり、かつ、紫外線放射を吸収することができ、吸収したエネルギーをより長波長の放射(例えば熱)の形態で放出することができる有機物質(光フィルター)である。UV-Bフィルターは、油溶性または水溶性であることができる。油溶性物質の例を以下に挙げる:
・3-ベンジリデンカンファーまたは3-ベンジリデンノルカンファーおよびその誘導体、例えば3-(4-メチルベンジリデン)カンファー;
・4-アミノ安息香酸誘導体、好ましくは4-(ジメチルアミノ)安息香酸2-エチルヘキシルエステル、4-(ジメチルアミノ)安息香酸2-オクチルエステルおよび4-(ジメチルアミノ)安息香酸アミルエステル;
・ケイ皮酸のエステル、好ましくは4-メトキシケイ皮酸2-エチルヘキシルエステル、4-メトキシケイ皮酸プロピルエステル、4-メトキシケイ皮酸イソアミルエステル、2-シアノ-3,3-フェニルケイ皮酸2-エチルヘキシルエステル(Octocrylene);
・サリチル酸のエステル、好ましくはサリチル酸2-エチルヘキシルエステル、サリチル酸4-イソプロピルベンジルエステル、サリチル酸ホモメンチルエステル;
・ベンゾフェノンの誘導体、好ましくは2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン、2-ヒドロキシ-4-メトキシ-4'-メチルベンゾフェノン、2,2'-ジヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン;
・ベンザルマロン酸のエステル、好ましくは4-メトキシベンザルマロン酸ジ-2-エチルヘキシルエステル;
・トリアジンの誘導体、例えば2,4,6-トリアニリノ-(p-カルボ-2'-エチル-1'-ヘキシルオキシ)-1,3,5-トリアジンおよびオクチルトリアゾンまたはジオクチルブタアミドトリアゾン(UVAsorb(登録商標) HEB);
・プロパン-1,3-ジオン、例えば1-(4-tert-ブチルフェニル)-3-(4'-メトキシフェニル)-プロパン-1,3-ジオン;
・ケトトリシクロ(5.2.1.0)デカン誘導体。
適当な水溶性物質は、以下の通りである:
・2-フェニルベンズイミダゾール-5-スルホン酸、ならびに、そのアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルキルアンモニウム、アルカノールアンモニウムおよびグルクアンモニウム塩;
・ベンゾフェノンのスルホン酸誘導体、好ましくは2-ヒドロキシ-4-メトキシベンゾフェノン-5-スルホン酸およびその塩;
・3-ベンジリデンカンファーのスルホン酸誘導体、例えば4-(2-オキソ-3-ボルニリデンメチル)-ベンゼンスルホン酸および2-メチル-5-(2-オキソ-3-ボルニリデン)スルホン酸およびその塩。
通常のUV-Aフィルターは、特に、ベンゾイルメタンの誘導体、例えば1-(4'-tert-ブチルフェニル)-3-(4'-メトキシフェニル)プロパン-1,3-ジオン、4-tert-ブチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン(Parsol(登録商標) 1789)または1-フェニル-3-(4'-イソプロピルフェニル)プロパン-1,3-ジオン、およびエナミン化合物などである。勿論、これらUV-AおよびUV-Bフィルターを、混合物の形態で使用することもできる。特に好ましい組合せは、ベンゾイルメタンの誘導体、例えば4-tert-ブチル-4'-メトキシジベンゾイルメタン(Parsol(登録商標) 1789)および2-シアノ-3,3-フェニルケイ皮酸2-エチルヘキシルエステル(Octocrylene)からなり、ケイ皮酸のエステル、好ましくは4-メトキシケイ皮酸2-エチルヘキシルエステルおよび/または4-メトキシケイ皮酸プロピルエステルおよび/または4-メトキシケイ皮酸イソアミルエステルと組合せる。このような組合せを、水溶性フィルター(例えば、2-フェニルベンズイミダゾール-5-スルホン酸ならびにそのアルカリ金属、アルカリ土類金属、アンモニウム、アルキルアンモニウム、アルカノールアンモニウムおよびグルクアンモニウム塩)と組合せるのが有利である。
上記した可溶性物質に加えて、不溶性の光遮断性顔料(即ち、微細に分散させた金属酸化物または塩)も、この目的に使用することができる。適当な金属酸化物の例は、特に、酸化亜鉛および二酸化チタン、さらに、鉄、ジルコニウム、ケイ素、マンガン、アルミニウムおよびセリウムの酸化物、ならびにこれらの混合物である。ケイ酸塩(タルカム)、硫酸バリウムおよびステアリン酸亜鉛を、塩として使用することができる。これらの酸化物および塩を、皮膚ケアおよび皮膚保護エマルジョンおよび美飾化粧品のための顔料の形態で使用する。これら粒子は、100nm未満、好ましくは5〜50nm、より好ましくは15〜30nmの平均直径を有しているべきである。これらは球の形状であってよいが、楕円形の粒子または他の非球形の粒子を使用することもできる。また、顔料を、表面処理すること、即ち親水性化または疎水性化することもできる。その代表例は、被覆した二酸化チタン、例えば、Titandioxid T 805(Degussa)およびEusolex(登録商標) T2000(Merck)である。適当な疎水性被覆材料は、特にシリコーンであり、とりわけトリアルコキシオクチルシランまたはジメチコーンである。いわゆるミクロまたはナノ顔料を、日光保護製品において使用するのが好ましい。ミクロ化した酸化亜鉛を使用するのが好ましい。
〔生体由来物質および酸化防止剤〕
本発明における生体由来物質とは、例えば、トコフェロール、トコフェロールアセテート、トコフェロールパルミテート、アスコルビン酸、(デオキシ)リボ核酸およびその断片化生成物、β-グルカン、レチノール、ビサボロール、アラントイン、ピタントリオール、パンテノール、AHA酸、アミノ酸、セラミド、偽セラミド、精油、植物抽出物(プラナス抽出物、バンバラマメ抽出物)ならびにビタミン複合体である。
酸化防止剤は、UV線が皮膚に貫通したときに開始される光化学反応連鎖を遮断する。その代表例は、アミノ酸(例えば、グリシン、ヒスチジン、チロシン、トリプトファン)およびその誘導体、イミダゾール(例えば、ウロカニン酸)およびその誘導体、ペプチド、例えばD,L-カルノシン、D-カルノシン、L-カルノシンおよびその誘導体(例えば、アンセリン)、カロチノイド、カロテン(例えば、α-カロテン、β-カロテン、リコペン)およびその誘導体、クロロゲニン酸およびその誘導体、リポン酸およびその誘導体(例えば、ジヒドロリポン酸)、オーロチオグルコース、プロピルチオウラシルおよび他のチオール(例えば、チオレドキシン、グルタチオン、システイン、シスチン、シスタミン、ならびに、そのグリコシル、N-アセチル、メチル、エチル、プロピル、アミル、ブチル、およびラウリル、パルミトイル、オレイル、γ-リノレイル、コレステリルおよびグリセリルエステル)およびその塩、ジラウリルチオジプロピオネート、ジステアリルチオジプロピオネート、チオジプロピオン酸およびその誘導体(エステル、エーテル、ペプチド、脂質、ヌクレオチド、ヌクレオシドおよび塩)、ならびに、スルホキシイミン化合物(例えば、ブチオニンスルホキシイミン、ホモシステインスルホキシイミン、ブチオニンスルホン、ペンタ-、ヘキサ-およびヘプタ-チオニンスルホキシイミン)[これらは、極めて少ない許容用量(例えば、pモル〜μモル/kg)で用いる]、さらに、(金属)キレート化剤(例えば、α-ヒドロキシ脂肪酸、パルミチン酸、フィチン酸、ラクトフェリン)、α-ヒドロキシ酸(例えば、クエン酸、乳酸、リンゴ酸)、フミン酸、胆汁酸、胆汁抽出物、ビリルビン、ビリベルジン、EDTA、EGTAおよびその誘導体、不飽和脂肪酸およびその誘導体(例えば、γ-リノレン酸、リノール酸、オレイン酸)、葉酸およびその誘導体、ユビキノンおよびユビキノールおよびその誘導体、ビタミンCおよびその誘導体(例えば、アスコルビルパルミテート、Mgアスコルビルホスフェート、アスコルビルアセテート)、トコフェロールおよび誘導体(例えば、ビタミンEアセテート)、ビタミンAおよび誘導体(ビタミンAパルミテート)およびベンゾイン樹脂のコニフェリルベンゾエート、ルチン酸およびその誘導体、α-グリコシルルチン、フェルラ酸、フルフリリデングルシトール、カルノシン、ブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ノルジヒドログアヤク樹脂酸、ノルジヒドログアイアレチン酸、トリヒドロキシブチロフェノン、尿酸およびその誘導体、マンノースおよびその誘導体、スーパーオキシド ジスムターゼ、亜鉛およびその誘導体(例えば、ZnO、ZnSO)、セレンおよびその誘導体(例えば、セレンメチオニン)、スチルベンおよびその誘導体(例えば、スチルベンオキシド、トランス-スチルベンオキシド)、ならびに、本発明の目的に適するこれら活性物質の誘導体(塩、エステル、エーテル、糖、ヌクレオチド、ヌクレオシド、ペプチドおよび脂質)である。
〔脱臭剤および微生物抑制剤〕
化粧品用脱臭剤は、体臭を相殺するか、遮蔽するか、または除去する。体臭は、アポクリン発汗における皮膚細菌の作用によって生じ、これにより不快臭を有する分解生成物が生成することになる。従って、脱臭剤は、微生物抑制剤、酵素阻害剤、臭気吸収剤または臭気遮蔽剤として作用する活性成分を含有する。
〔微生物抑制剤〕
基本的に、適当な微生物抑制剤は、グラム陽性細菌に対して作用するあらゆる物質であり、例えば、4-ヒドロキシ安息香酸およびその塩およびエステル、N-(4-クロロフェニル)-N'-(3,4-ジクロロフェニル)尿素、2,4,4'-トリクロロ-2'-ヒドロキシジフェニルエーテル(トリクロサン)、4-クロロ-3,5-ジメチルフェノール、2,2'-メチレン-ビス-(6-ブロモ-4-クロロフェノール)、3-メチル-4-(1-メチルエチル)フェノール、2-ベンジル-4-クロロフェノール、3-(4-クロロフェノキシ)プロパン-1,2-ジオール、3-ヨード-2-プロピニルブチルカルバメート、クロロヘキシジン、3,4,4'-トリクロロカルバニリド(TTC)、抗細菌芳香物質、チモール、タイム油、オイゲノール、チョウジ油、メントール、ミント油、ファルネソール、フェノキシエタノール、グリセロールモノカプレート、グリセロールモノカプリレート、グリセロールモノラウレート(GML)、ジグリセロールモノカプレート(DMC)、サリチル酸-N-アルキルアミド(例えば、サリチル酸n-オクチルアミドまたはサリチル酸n-デシルアミド)などである。
〔酵素阻害剤〕
適当な酵素阻害剤は、例えばエステラーゼ阻害剤である。エステラーゼ阻害剤は、好ましくはクエン酸トリアルキル、例えばクエン酸トリメチル、クエン酸トリプロピル、クエン酸トリイソプロピル、クエン酸トリブチル、および特に、クエン酸トリエチル(Hydagen(登録商標) CAT)である。エステラーゼ阻害剤は、酵素活性を阻害し、こうして臭気の生成を減少させる。他のエステラーゼ阻害剤は、ステロールスルフェートまたはホスフェート(例えば、ラノステロール、コレステロール、カンペステロール、スチグマステロールおよびシトステロールスルフェートまたはホスフェートなど)、ジカルボン酸およびそのエステル(例えば、グルタル酸、グルタル酸モノエチルエステル、グルタル酸ジエチルエステル、アジピン酸、アジピン酸モノエチルエステル、アジピン酸ジエチルエステル、マロン酸およびマロン酸ジエチルエステルなど)、ヒドロキシカルボン酸およびそのエステル(例えば、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸または酒石酸ジエチルエステルなど)、ならびに亜鉛グリシネートである。
〔臭気吸収剤〕
適当な臭気吸収剤は、臭気生成化合物を吸収することができ、その大部分を保持することができる物質である。これらは、個々の成分の分圧を低下させ、こうしてその拡散速度を低下させる。この点で重要な要件は、芳香物質が損なわれないまま保持されることである。臭気吸収剤は、細菌に対して活性ではない。これらは、例えば主成分として、ラブダナムもしくはエゴノキの抽出物またはある種のアビエチン酸誘導体などの「保留剤」として当業者に知られている特定のほぼ中性臭気の芳香物質またはリシノール酸の錯亜鉛塩を含有する。
臭気遮蔽剤は、その臭気遮蔽機能に加えて、その特定の芳香を脱臭剤に与える芳香物質または香油である。適当な香油は、例えば、天然および合成の芳香物質の混合物である。天然の芳香物質には、花、茎および葉、果実、果皮、根、木、ハーブおよび草、針状葉および枝、樹脂およびバルサムの抽出物が含まれる。また、動物原料、例えばジャコウおよびビーバーを使用することもできる。通常の合成芳香化合物は、エステル、エーテル、アルデヒド、ケトン、アルコールおよび炭化水素型の生成物である。エステル型の芳香化合物の例は、酢酸ベンジル、シクロヘキシル酢酸p-tert-ブチル、酢酸リナリル、酢酸フェニルエチル、安息香酸リナリル、ギ酸ベンジル、シクロヘキシルプロピオン酸アリル、プロピオン酸スチラリルおよびサリチル酸ベンジルである。エーテルには、例えばベンジルエチルエーテルが含まれ、アルデヒドには、例えば8〜18個の炭素原子を含む直鎖アルカナール、シトラール、シトロネラール、シトロネリルオキシアセトアルデヒド、シクラメンアルデヒド、ヒドロキシシトロネラール、リリアルおよびボルゲオナールが含まれる。適当なケトンの例は、イオノンおよびメチルセドリルケトンである。適当なアルコールは、アネトール、シトロネロール、オイゲノール、イソオイゲノール、ゲラニオール、リナロール、フェニルエチルアルコールおよびテルピネオールである。炭化水素には、主にテルペンおよびバルサムが含まれる。しかし、異なる芳香化合物の混合物(これらは一緒になって快い芳香を生じる)を使用するのが好ましい。他の適当な香油は、比較的低揮発性の精油(これらのほとんどは芳香成分として使用される)である。その例は、セージ油、カミツレ油、チョウジ油、メリッサ油、ミント油、シナモン葉油、シナノキ花油、ビャクシン果実油、ベチベルソウ油、オリバヌム油、ガルバヌム油、ラブダナム油およびラベンジン油である。以下のものを、個々にまたは混合物の形態で使用するのが好ましい:即ち、ベルガモット油、ジヒドロミルセノール、リリアル、ライラール(lyral)、シトロネロール、フェニルエチルアルコール、α-ヘキシルシンナムアルデヒド、ゲラニオール、ベンジルアセトン、シクラメンアルデヒド、リナロール、ボイサムブレン・フォルテ(Boisambrene Forte)、アムブロキサン(Ambroxan)、インドール、ヘジオン(hedione)、サンデリス(sandelice)、柑橘油、マンダリン油、オレンジ油、アリルアミルグリコレート、シクロベルタール(cyclovertal)、ラベンジン油、サルビア油、β-ダマスコーン、ゼラニウム油バーボン、サリチル酸シクロヘキシル、ベルトフィックス・ケウアー(Vertofix Coeur)、イソ-E-スーパー(Iso-E-Super)、フィクソリド(Fixolide)NP、エベルニル(evernyl)、イラルデイン(iraldein)ガンマ、フェニル酢酸、酢酸ゲラニル、酢酸ベンジル、ローズオキシド、ロミラット(romillat)、イロチル(irotyl)およびフロラマット(floramat)。
〔発汗防止剤〕
発汗防止剤は、エクリン汗腺の活性に影響を及ぼすことによって発汗を減少させ、こうして腋下の湿気および体臭を中和する。通常、水性または無水の発汗防止処方物は、以下の成分を含有する:
・収斂活性の成分;
・油成分;
・非イオン性乳化剤;
・共乳化剤;
・コンシステンシー調整剤;
・助剤(例えば、増粘剤または錯生成剤の形態にある);および/または
・非水性溶媒(例えば、エタノール、プロピレングリコールおよび/またはグリセロールなど)。
発汗防止剤の適当な収斂性の活性成分は、特に、アルミニウム、ジルコニウムまたは亜鉛の塩である。この種の適当な抗ヒドロ(antihydrotic)剤は、例えば、アルミニウムクロリド、アルミニウムクロロヒドレート、アルミニウムジクロロヒドレート、アルミニウムセスキクロロヒドレート、および、これらと例えば1,2-プロピレングリコールとの錯化合物、アルミニウムヒドロキシアラントイネート、アルミニウムクロリドタルトレート、アルミニウムジルコニウムトリクロロヒドレート、アルミニウムジルコニウムテトラクロロヒドレート、アルミニウムジルコニウムペンタクロロヒドレート、および、これらと例えばアミノ酸(グリシンなど)との錯化合物である。さらに、発汗防止剤において普通に使用される油溶性および水溶性の助剤が、比較的少量で存在していてもよい。
このような油溶性の助剤には、例えば、以下のものが含まれる:
・炎症抑制性、皮膚保護性または芳香性の精油;
・合成の皮膚保護剤;および/または
・油溶性の香油。
通常の水溶性の添加剤は、例えば、防腐剤、水溶性芳香物質、pH調節剤、例えば緩衝混合物、水溶性増粘剤、例えば水溶性の天然または合成ポリマー、例えばキサンタンゴム、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルピロリドンまたは高分子量ポリエチレンオキシドである。
〔皮膜形成剤〕
通常の皮膜形成剤は、例えば、キトサン、微結晶キトサン、第四級化キトサン、ポリビニルピロリドン、ビニルピロリドン/酢酸ビニルコポリマー、アクリル酸系列のポリマー、第四セルロース誘導体、コラーゲン、ヒアルロン酸およびその塩および同様の化合物である。
〔ふけ防止剤〕
適当なふけ防止剤は、ピロクトン オラミン(Pirocton Olamin)[1-ヒドロキシ-4-メチル-6-(2,4,4-トリメチルペンチル)-2-(1H)-ピリジノン モノエタノールアミン塩]、Baypival(登録商標)(クリムバゾール;Climbazole)、Ketoconazol(登録商標)(4-アセチル-1-{4-[2-(2,4-ジクロロフェニル) r-2-(1H-イミダゾール-1-イルメチル)-1,3-ジオキシラン-c-4-イルメトキシフェニル}ピペラジン、ケトコナゾール、エルビオール、セレンジスルフィド、コロイド状イオウ、イオウポリエチレングリコールソルビタンモノオレエート、イオウリシノールポリエトキシレート、イオウタールジスチレート、サリチル酸(または、ヘキサクロロフェンと組合せて)、ウンデシレン酸 モノエタノールアミド スルホスクシネートNa塩、Lamepon(登録商標) UD(タンパク質/ウンデシレン酸縮合物)、亜鉛ピリチオン、アルミニウムピリチオンおよびマグネシウムピリチオン/ジピリチオンマグネシウムスルフェートである。
〔膨潤剤〕
水相のための適当な膨潤剤は、モンモリロナイト、粘土無機物質、ペムレン(Pemulen)およびアルキル修飾したカルボポール(Carbopol)型(Goodrich)である。他の適当なポリマーおよび膨潤剤は、R.Lochheadの概説[Cosm.Toil.、108、95 (1993)]中に見ることができる。
〔防虫剤〕
適当な防虫剤は、N,N-ジエチル-m-トルアミド、ペンタン-1,2-ジオールまたはブチルアセチルアミノプロピオン酸エチルである。
〔日焼け剤および脱色剤〕
適当な日焼け剤は、ジヒドロキシアセトンである。適当なチロシン阻害剤(これは、メラニンの生成を妨げ、脱色剤において使用される)は、例えば、アルブチン、フェルラ酸、コウジ酸、クマル酸およびアスコルビン酸(ビタミンC)である。
〔ヒドロトロープ〕
さらに、流れ挙動を改善するために、ヒドロトロープ、例えばエタノール、イソプロピルアルコールまたはポリオールを使用することができる。適当なポリオールは、好ましくは2〜15個の炭素原子および少なくとも2個のヒドロキシル基を含有する。これらポリオールは、他の官能基、特にアミノ基を含有することができ、また、窒素で修飾することもできる。その代表例は、以下の通りである:
・グリセロール;
・アルキレングリコール、例えばエチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、ヘキシレングリコール、および、ポリエチレングリコール(100〜1000ダルトンの平均分子量を有する);
・1.5〜10の自己縮合度を有する工業用オリゴグリセロール混合物、例えば40〜50重量%のジグリセロール含量を有する工業用ジグリセロール混合物;
・メチロール化合物、例えば特にトリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、トリメチロールブタン、ペンタエリトリトールおよびジペンタエリトリトール;
・低級アルキルグルコシド、特にアルキル基に1〜8個の炭素原子を含むもの、例えばメチルおよびブチルグルコシド;
・5〜12個の炭素原子を含む糖アルコール、例えばソルビトールまたはマンニトール;
・5〜12個の炭素原子を含む糖、例えばグルコースまたはスクロース;
・アミノ糖、例えばグルカミン;
・ジアルコールアミン、例えばジエタノールアミンまたは2-アミノプロパン-1,3-ジオール。
〔防腐剤〕
適当な防腐剤は、例えば、フェノキシエタノール、ホルムアルデヒド溶液、パラベン、ペンタンジオールまたはソルビン酸およびSurfacine(登録商標)の名称のもとで知られている銀錯体およびKosmetikverordnung(化粧品指針)の付属書6のパートAおよびBに挙げられている他の群の化合物である。
〔香油および芳香剤〕
適当な香油は、天然および合成の芳香物質の混合物である。天然の芳香物質には、花(ユリ、ラベンダー、バラ、ジャスミン、ネロリ、イランイラン)、茎および葉(ゼラニウム、パチョリ、プチグレイン)、果実(アニス、コエンドロ、ヒメウイキョウ、ビャクシン)、果皮(ベルガモット、レモン、オレンジ)、根(ニクズク、アンゼリカ、セロリ、カルダモン、コスタス、アイリス、カルムス)、木(マツ、ビャクダン、ユソウボク、シーダー材、シタン)、ハーブおよび草(タラゴン、レモングラス、セージ、タイム)、針状葉および枝(トウヒ、モミ、マツ、低マツ)、樹脂およびバルサム(ガルバヌム、エレミ、ベンゾイン、ミルラ、乳香、オポパナックス)の抽出物が含まれる。また、動物原料、例えばジャコウおよびビーバーを使用することもできる。通常の合成芳香化合物は、エステル、エーテル、アルデヒド、ケトン、アルコールおよび炭化水素型の生成物である。エステル型の芳香化合物の例は、酢酸ベンジル、イソ酪酸フェノキシエチル、シクロヘキシル酢酸p-tert-ブチル、酢酸リナリル、酢酸ジメチルベンジルカルビニル、エチル酢酸フェニル、安息香酸リナリル、ギ酸ベンジル、エチルメチルフェニルグリシネート、シクロヘキシルプロピオン酸アリル、プロピオン酸スチラリルおよびサリチル酸ベンジルである。エーテルには、例えばベンジルエチルエーテルが含まれ、アルデヒドには、例えば8〜18個の炭素原子を含む直鎖アルカナール、シトラール、シトロネラール、シトロネリルオキシアセトアルデヒド、シクラメンアルデヒド、ヒドロキシシトロネラール、リリアルおよびボルゲオナールが含まれる。適当なケトンの例は、イオノン、α-イソメチルイオノンおよびメチルセドリルケトンである。適当なアルコールは、アネトール、シトロネロール、オイゲノール、イソオイゲノール、ゲラニオール、リナロール、フェニルエチルアルコールおよびテルピネオールである。炭化水素には、主にテルペンおよびバルサムが含まれる。しかし、異なる芳香化合物の混合物(これらは一緒になって快い芳香を生じる)を使用するのが好ましい。他の適当な香油は、比較的低揮発性の精油(これらのほとんどは芳香成分として使用される)である。その例は、セージ油、カミツレ油、チョウジ油、メリッサ油、ミント油、シナモン葉油、シナノキ花油、ビャクシン果実油、ベチベルソウ油、オリバヌム油、ガルバヌム油、ラブダナム油およびラベンジン油である。以下のものを、個々にまたは混合物の形態で使用するのが好ましい:即ち、ベルガモット油、ジヒドロミルセノール、リリアル、ライラール(lyral)、シトロネロール、フェニルエチルアルコール、α-ヘキシルシンナムアルデヒド、ゲラニオール、ベンジルアセトン、シクラメンアルデヒド、リナロール、ボイサムブレン・フォルテ(Boisambrene Forte)、アムブロキサン(Ambroxan)、インドール、ヘジオン(hedione)、サンデリス(sandelice)、柑橘油、マンダリン油、オレンジ油、アリルアミルグリコレート、シクロベルタール(cyclovertal)、ラベンジン油、サルビア油、β-ダマスコーン、ゼラニウム油バーボン、サリチル酸シクロヘキシル、ベルトフィックス・ケウアー(Vertofix Coeur)、イソ-E-スーパー(Iso-E-Super)、フィクソリド(Fixolide)NP、エベルニル(evernyl)、イラルデイン(iraldein)ガンマ、フェニル酢酸、酢酸ゲラニル、酢酸ベンジル、ローズオキシド、ロミラット(romilat)、イロチル(irotyl)およびフロラマット(floramat)。
適当な芳香剤は、例えば、ペパーミント油、スペアミント油、アニス実油、ニホンアニス油、ヒメウイキョウ油、ユーカリ油、ウイキョウ油、柑橘油、ヒメコウジ油、チョウジ油、メントールなどである。
〔染料〕
適当な染料は、例えば、刊行物「Kosmetische Faerbemittel」[Farbstoffkommission der Deutschen Forschungsgemeinschaft、Verlag Chemie、Weinheim、1984、p.81-106]に挙げられている、化粧品目的に認められかつ適している任意の物質である。その例には、コチニール・レッドA(C.I.16255)、パテント・ブルーV(C.I.42051)、インジゴチン(C.I.73015)、クロロフィリン(C.I.75810)、キノリン・イエロー(C.I.47005)、二酸化チタン(C.I.77891)、インダントレン・ブルーRS(C.I.69800)およびマッダーレーキ(C.I.58000)が含まれる。また、ルミノールが発光染料として存在していてもよい。通常、これらの染料は、混合物全体を基準に、0.001〜0.1重量%の濃度で使用される。
助剤および添加剤の総パーセンテージ含量は、特定の調製物に基づいて、1〜50重量%、好ましくは5〜40重量%であり得る。該調製物は、標準のホットまたはコールドプロセスによって製造され得るが、好ましくは転相温度法によって製造される。
以下の実施例は、キトサンの酸分解によって製造された、500の平均分子量を有するオリゴグルコサミン(Hydagen(登録商標) DCMF, Cognis Deutschland GmbH & Co. KG)を使用して行った。
実施例に使用したオリゴグルコサミンは、600〜1,000g/molの重量平均分子量および20%未満のアセチル化度を有する。
〔実施例1〕
再生および成長刺激効果
培養液中の72時間のインキュベーション後、線維芽細胞は、飽和単層を形成し、活性を停止するので、その成長は、停止するようになる。これらのような系は、多くの調査に適当である:
・該細胞のタンパク質含量をBradford法[Anal. Biochem. 72, 248-254 (1977)参照]により決定した。
・グルタチオン(GSH)は、酸化的ストレスおよび環境汚染(特には重金属)に対する保護のために該細胞によって製造されるペプチドである。GSHの還元体に含まれる3つのアミノ酸は、活性化にATPを必要とする特定の細胞質酵素に連結する。GSH濃度の上昇は、グルタチオン-S-トランスフェラーゼ活性、解毒酵素の上昇を導く。GHS含量をHissin法[Anal. Biochem. 74, 214-226 (1977)参照]により決定した。
・細胞の燃料アデノシン三リン酸(ATP)(これは、基本的にミトコンドリア中で形成される)は、例えば、細胞骨格、イオンチャンネル、栄養物の取り込み、および非常に多くの他の重要な生物学的プロセスをコントロールする、特定の酵素を活性化するのに必要である。その含量をVasseur法[J. Franc. Hydrologie, 9, 149-156 (1981)参照]により決定した。
・最後に、細胞DNA含量の決定は、生存細胞の数の指標を提供する。これをHoechst 33258蛍光マーカー[Desnauliers, Toxicology in vitro, 12, 409-422(1998)参照]を用いて行った。
試験物質の再生効果を、ヒト線維芽細胞を使用して調査した。最初の一連の試験において、線維芽細胞を、栄養培地中、37℃/5体積%COにて1日インキュベートし、培地を、試験物質を含有した培地に交換し、そして、線維芽細胞を、37℃にて別の3日間インキュベートした。次いで、細胞のタンパク質含量ならびにGHS、ATPおよびDNA濃度を決定した。その結果を表1に示す。表1は、ブランクに対する相対%で示される、3度の繰り返し決定を伴う、3シリーズの測定結果を示す。
Figure 2006514074
該実施例は、試験物質が線維芽細胞の成長および保護に関して代謝を刺激することを示す。
〔実施例2〕
UV-B放射線に対する細胞の保護
この試験の役割は、試験物質がヒトケラチノサイトに関して抗炎症性を有することを示すことであった。UVBをストレス因子として選択した。なぜなら、該放射線は、アラキドン酸を放出する酵素(例えば、ホスホリパーゼA2(PLA2)など)を活性化することにより皮膚の炎症(紅斑、浮腫)を生じさせるためである。これは、膜に対する損傷ばかりでなく、炎症性物質(例えば、PGE2タイプのプロスタグランジンなど)の形成をもたらす。ケラチノサイト上へのUVB放射線の影響を、例えば、細胞損傷およびPGE2の形成に並行して進行する、細胞質酵素(例えば、LDH(乳酸デヒドロゲナーゼ)など)の放出を通じて、インビトロで決定した。試験を行うために、ケラチノサイト培養物をウシ胎仔血清と混合し、そして5%COを含有する雰囲気中、37℃で保存した後、試験物質を接種した。37℃および5体積%のCOレベルでの36時間のインキュベーション後、栄養培地を電解質溶液に交換し、そして特定線量のUVB(30mJ/cm;ランプ:Duke GL40E)を用いて線維芽細胞を損傷させた。トリプシン処理した後、LDH濃度を酵素的に決定しながら、細胞計数器を用いてケラチノサイトの量を決定した。その結果を表2に示す。表2は、2度の繰り返し決定を伴う、2つの試験シリーズの平均値として標準に対する相対%で示される、活性を示す。
Figure 2006514074
この結果は、試験物質がUVB放射線による有害な影響を有意に低減すること、特にLDHおよびPGE2を低減することを示す。
多くの処方例を下表3に示す。
Figure 2006514074

Claims (10)

  1. ヒト皮膚の代謝を刺激するための化粧品または皮膚科学的調製物におけるオリゴグルコサミンの使用。
  2. 皮膚細胞の再生を刺激するための化粧品または皮膚科学的調製物におけるオリゴグルコサミンの使用。
  3. 皮膚の老化および皺発生に対する化粧品または皮膚科学的調製物におけるオリゴグルコサミンの使用。
  4. UV誘導皮膚損傷を低減するための化粧品または皮膚科学的調製物におけるオリゴグルコサミンの使用。
  5. ヒト皮膚の光老化の低減、創傷治癒の改善、育毛の増進、乾燥皮膚に対する作用、真皮マトリックスタンパク質の合成の刺激、炎症の低減、アクネに対する作用および物理的または化学的ストレスに対するヒト皮膚細胞の保護機構の刺激からなる群からの効果を生じさせるための化粧品または皮膚科学的調製物におけるオリゴグルコサミンの使用。
  6. 角質層のための脂質合成を増進するための化粧品または皮膚科学的調製物におけるオリゴグルコサミンの使用。
  7. 敏感な皮膚を処置するための化粧品または皮膚科学的調製物におけるオリゴグルコサミンの使用。
  8. 平均分子量500〜5,000ダルトンを有する低分子量キトサンを、オリゴグルコサミンとして使用することを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載の使用。
  9. オリゴグルコサミンを、調製物に基づいて0.01〜10重量%の量で使用することを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の使用。
  10. 600〜1,000g/molの重量平均分子量および20%未満のアセチル化度を有するオリゴグルコサミンを使用することを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載の使用。
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