JP2003518479A - 界面活性剤/溶媒系 - Google Patents

界面活性剤/溶媒系

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Abstract

(57)【要約】 本発明は液体処方物のための界面活性剤/溶媒系に関し、前記界面活性剤/溶媒系は以下を含む:α)1つまたはそれ以上の非芳香族系界面活性剤およびβ)溶媒として1つまたはそれ以上の、水に不溶もしくは10g/Lまで、好ましくは5g/Lまで、特に2g/Lまでは水に溶解できるリン酸とアルコールのトリエステル。前記アルコールは好ましくは以下の群に由来する:1)5〜22個の炭素原子を有する一価アルカノール、例えばn−、i−またはneo−フェノール、n−ヘキサノール、n−オクタノール、2−エチルヘキサノール;2)ジオールまたはポリオール、例えばエチレングリコール、プロピレングリコールまたはグリセロール;3)アリール−、アルキルアリール−、ポリ(アルキル)アリール−およびポリ(アリールアルキル)アリールアルコール、例えばフェノールおよび/またはクレゾール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、トリイソブチルフェノール、トリスチリルフェノール;4)上記の1)、2)または3)のアルコールをアルキレンオキシド、好ましくは(C1−C4)アルキレンオキシドと反応させて得られるアルコキシル化アルコール;および5)1〜4個の炭素原子をもつ一価のアルカノールおよびアルキレンオキシドを反応させて得られるアルコキシル化アルコール。本発明の界面活性剤/溶媒系は液体の活性物質処方物の製造に適している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 本発明は、活性物質(特に農薬活性物質)の液体処方物(液体製剤とも称され
る)のための界面活性剤と溶媒の混合物(界面活性剤/溶媒系)の分野に関する
。本発明は、好ましくは1つまたはそれ以上の農薬活性物質を含む1相の処方物
のための界面活性剤/溶媒系に関し、この場合、活性物質の少なくとも1つ(好
ましくは各活性物質)は水に易溶ではない。特に、本発明は、有機溶媒および種
々の極性をもつ農薬活性物質をベースにする乳剤(EC)に関する。油をベース
とする乳剤または分散液原液の形態を有する処方物もまた可能であり、好ましい
ものは、以下の群の1つまたはそれ以上の農薬活性物質を含む乳剤である:除草
剤、殺虫剤、抗菌剤、殺ダニ剤、軟体動物駆除剤、齧歯類駆除剤および/または
木材防腐剤。本発明で好ましいものは、とりわけテンサイの除草剤、例えばデス
メジファム、フェンメジファム、エトフメセート、メタミトロン、およびその物
理的特性および施用特性に関して類似するタイプの除草剤、 例えばフェノキシフ
ェノキシプロピオネートシリーズまたはヘテロアリールオキシフェノキシプロピ
オネートシリーズの除草剤である。
【0002】 一般に、活性物質は純粋な物質として用いられることはなく、その施用場所お
よび所望の使用形態の物質組成に応じて一定の補助剤と混合して用いられる。す
なわち活性物質は“処方”される。前記処方物は、個々の活性物質の代わりにし
ばしば種々の活性物質の混合物を含み、施用に当たって個々の活性物質の特性の
結合が利用され、または、個々の活性物質は組み合わせた場合に相乗作用をもち
、すなわちそれら物質の作用は足し算を越える態様で強化されるということもま
た別の理由である。
【0003】 処方物のタイプとは別個に、さらに処方物が1つまたはそれ以上の活性物質を
含んでいるか否かとは別に、特に農業分野での目標は、問題の処方物で活性物質
の可能な最高濃度(“ロード”)を達成することである。なぜならば、高濃度の
活性物質は施用容積を減少させ、結果として適用される補助剤に関して材料の節
約を可能にし、さらに梱包および輸送分野でのコストの削減が可能となるからで
ある。高濃度の安定な処方物および環境に優しい補助剤を含む複合処方物はした
がって基本的に重要である。
【0004】 原則として、活性物質は、個々の生物学的および/または物理化学的パラメー
ターに応じて種々の態様で処方できる。一般に、考えられる適当な処方物の例は
、水和剤(WP)、水中油型(O/W)もしくは油中水型(W/O)乳濁液、懸
濁液(SC)、懸濁乳濁液(SE)、乳剤(EC)、または他の土壌施用もしく
は散布のための顆粒剤、または水分散性顆粒剤(WG)である。上記の処方物タ
イプは原則として公知で、例えば次の文献に記載されている。Winnacker-Kuechl
er,“Chemisch Technologie”[Chemical Engineering], Volume 7, C. Hauser-V
erlag, 4th Edition 1986; van Valkenburg, "Pesticide Formulations", Marce
l-Dkker N.Y., 1973; K.Martens, "Spray Drying Handbook", 3rd Ed., 1979, G
. Goodwin Ltd. London。
【0005】 除草剤の液体処方物は既に公知である。したがって、例えばWO-A-85/01286号
は、 フェンメジファムおよび/またはメタミトロンを含む液体処方物を記載して
いる。前記文献に記載されている溶媒は多価アルコールのエステル、エーテル、
ケトン、水に不溶のアルコール、(ポリ)グリコール並びに植物由来および鉱物
由来の油で、さらに上記の液体処方物のために一般的にのみ記載された適当な乳
化剤は非イオン性界面活性剤のほか、両性、陽イオン性または陰イオン性界面活
性剤である。
【0006】 上記の活性物質のための溶媒ベース乳剤に対する適当な別の選択肢は特に水を
含む懸濁液原液(SC)または懸濁乳濁液(SE)である。そのような処方物は
例えばEP-A-0514769号、 WO-A-95/23505号、 EP-A-0637910号およびWO-A-92/0919
5号に記載されている。
【0007】 FR-A-2597720号、 FR-A-2599593号およびFR-A-904874号は、上記の文献とは異
なり、トリブチルホスフェートおよび水に混和性の溶媒(特に例えばN−メチル
ピロリドン(NMP))の溶媒混合物を(少なくとも)1つのビスカルバメート型
除草剤(特にフェンメジファムまたはデスメジファム)と一緒に含む乳剤を記載
している。
【0008】 さらにまた、EP-A-0328217号は、エトフメセートおよび溶媒としてトリブチル
ホスフェートを含む乳剤を記載している。最後に述べた処方物のタイプの欠点は
トリブチルホスフェートを使用していることである。なぜならば前記物質は危険
な化学物質と考えられているからである(例えば、Chemikaliengesetz [German
Chemical Act]参照)。これはトリブチルホスフェートの使用を不可能または禁
止しているわけではないが、前記の使用には原則として条件が課されるか、また
は一般に問題が多い。
【0009】 さらにまた、いくつかの農薬として活性を有する物質の生物学的活性は、 いく
つかの事例で低分子量有機化合物によって増強されることが知られている。した
がって、BE-A-597284号によれば、オルトリン酸並びにアルキル−、アリール−
、アルキルアリール−、シクロアルキルアリール−および/または複素環系アル
コールをベースにしたエステルまたは部分的エステルは、除草剤、例えば除草剤
のフェニルウレア誘導体(例えばモヌロン)、アゾール(例えばアミトロール)
、トリアジン(例えばシマジン)、およびプロピオン酸誘導体(例えばダラポン
)の作用を高めるために適している。前記文献に補助剤として特に記載されてい
るリン酸エステルには、比較的極性をもたないか、または完全に水溶性のリン酸
エステルであって乳剤の製造には適さないリン酸エステルのみが包含される。
【0010】 DE-A-2914164号は、作物植物に対して乾燥剤作用をもつ除草剤(すなわち例え
ばフェニルウレア群の除草剤(例えばメトキシウロン、ジウロン)またはトリア
ジン(例えばアトラジン、シマジン))の場合に認められる相乗作用を記載してい
る。前記相乗作用は、金属を得るために工業的冶金分野で用いられるか、または
ポリマーのための可塑剤として用いられるリン系組成物と前記の除草剤が混合さ
れたときに認められる。これらのリン系組成物(前記は、例えば工業的冶金分野
で金属をえるために用いられるか、またはポリマーの可塑剤として用いることが
できる)が、前記文献では溶媒としてではなく活性物質として用いられているこ
とは前記文献から明瞭に読み取ることができる。換言すれば、このことは、前記
文献ではリン酸誘導体は活性物質であり、従来の意味で農薬活性物質の溶媒でも
担体でもないことを示している。さらにまた、日本国特許出願公開公報JA29878/
69号では、例えばトリブトキシエチルホスフェート(TBEP)が、溶媒として
ではなく活性物質として記載されているのを見ることができる。
【0011】 驚くべきことに、ある種の界面活性剤/溶媒系は、液体処方物、例えば油の分
散液、懸濁乳濁液、W/O型もしくはO/W型乳濁液の製造、特に乳剤およびそ
れらに由来する対応する水性散布混合物の製造での使用に特に適していることが
見いだされた。
【0012】 本発明は、したがって液体処方物(製剤)のための以下を含む界面活性剤/溶
媒系(=本発明の界面活性剤/溶媒系)に関する: α)1つまたはそれ以上の非芳香族系界面活性剤、 β)溶媒として、リン酸と好ましくは以下からなる群に由来するアルコールとの
1つまたはそれ以上のトリエステル、 1)5〜22個の炭素原子を有する一価アルカノール、例えばn−、i−また
はneo−ペンタノール、n−ヘキサノール、n−オクタノール、2−エチルヘ
キサノール、 2)ジオールまたはポリオール、例えばエチレングリコール、プロピレングリ
コールまたはグリセロール、 3)アリール、アルキルアリール、ポリ(アルキル)アリールおよびポリ(ア
リールアルキル)アリールアルコール、例えばフェノール、および/またはクレ
ゾール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、トリイソブチルフェノール、
トリスチリルフェノール、 4)上記1)、2)または3)のアルコールをアルキレンオキシド、好ましく
は(C1−C4)アルキレンオキシドと反応させて得られるアルコキシル化アルコ
ールおよび 5)1〜4個の炭素原子を有する一価アルカノールおよびアルキレンオキシド
(好ましくは(C1−C4)アルキレンオキシド)を反応させて得られるアルコキ
シル化アルコール、 ここで前記トリエステルは水に不溶であるか、または10g/Lまで、好まし
くは5g/Lまで、特に2g/Lまでの濃度では水に溶解できるものとする。
【0013】 本発明の主題はまた、以下を含む液体の活性物質処方物、特に液体農薬活性物
質処方物、例えば液体の除草活性物質処方物についてのものである: (a) 1つまたはそれ以上の活性物質、特に農薬、例えば除草活性物質、前記
活性物質は水に不溶であるか、または濃度10g/Lまでは水に溶解できる、 (b) 本発明の界面活性剤/溶媒系(=成分混合物(b))、 (c) 適当な場合は他の有機溶媒、および (d) 適当な場合は慣習的補助剤および添加剤、例えばまた別の界面活性剤、
ポリマー、肥料、着臭剤、蒸発抑制剤、増粘剤、着色剤、凍結防止剤および/ま
たは防腐剤、および (e) 必要によって水。
【0014】 本発明の界面活性剤/溶媒系に含まれる非芳香族系界面活性剤α)、例えば複
素環系、オレフィン系、脂肪族系または脂環式界面活性剤α)は、例えば界面活
性ピリジン、ピリミジン、トリアジン、ピロリジン、フラン、チオフェン、ベン
ゾキサゾール、ベンゾチアゾールおよびトリアゾール化合物(これらは1つまた
はそれ以上のアルキル基で置換され、続いて誘導体化、例えばアルコキシル化さ
れ、さらにこれらは溶媒相で可溶性である)であり、(散布混合物を作製するた
めに)水で希釈したとき溶媒を(それに溶解されている活性物質とともに)乳化
するために適している。
【0015】 そのような界面活性剤α)の例を下記に挙げる。EOはエチレンオキシド単位
を、POはプロピレンオキシド単位を、さらにBOはブチレンオキシド単位を指
す。 α1) 0〜60EOおよび/または0〜20POおよび/または0〜15BO
を任意の順序でもち10〜24個の炭素原子を有する脂肪アルコール。これら化
合物の末端ヒドロキシル基は、1〜24個の炭素原子を有するアルキル、シクロ
アルキルまたはアシルラジカルで末端基キャップされうるものである。そのよう
な化合物の例は以下のとおりである:
【0016】 Clariantのgenapol(登録商標)C、L、O、T、UD、UDD、Xブランド;BASFのPlura
fac(登録商標)およびLutensol(登録商標)A、AT、ON、TOブランド;CondeaのMarl
ipal(登録商標)24およびO13ブランド;HenkelのDehypon(登録商標)ブランド;Ak
zo-NobelのEthylan(登録商標)ブランド、 例えばEthylan CD 120。
【0017】 α2) α1)に記載した製品の陰イオン性誘導体であって、その形態がエーテ
ルカルボキシレート、スルホネート、スルフェートおよびホスフェート並びにそ
の無機塩(例えばアルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩)および有機塩(例
えばアミン系またはアルカノールアミン系)であるもの、例えばClariantのGena
pol(登録商標)LRO、 Sandopan(登録商標)ブランド、 Hostaphat/Hordaphos(登録商
標)ブランド。
【0018】 EO、POおよび/またはBO単位からなるコポリマー(例えばブロックコポ
リマー)、例えばBASFのPluronic(登録商標)ブランド、 および分子量が400〜
108であるUniquemaのSynperonic(登録商標)ブランド。 C1−C9アルコールのアルキレンオキシドアダクツ、例えばUniquemaのAtlox(
登録商標)5000またはClariantのHoe(登録商標)-S3510。
【0019】 下記α3)およびα4)に記載する製品の陰イオン性誘導体であって、その形
態がエーテルカルボキシレート、スルホネート、スルフェートおよびホスフェー
ト並びにその無機塩(例えばアルカリ金属塩およびアルカリ土類金属塩)および
有機塩(例えばアミン系またはアルカノールアミン系)であるもの。
【0020】 α3) 脂肪酸およびトリグリセリドアルコキシレート(例えばCondeaのSerdox
(登録商標)NOGブランドまたはClariantのEmulsogen(登録商標)ブランド)、脂肪
族、脂環式およびオレフィン系カルボン酸並びにポリカルボン酸の塩、並びにア
ルファ−スルホ−脂肪酸エステル、例えばHenkelから入手できるもの。
【0021】 α4) 脂肪アミドアルコキシレート、例えばHenkelのComperlan(登録商標)ブ
ランドまたはRhodiaのAman(登録商標)ブランド。
【0022】 アルキレンジオールのアルキレンオキシドアダクツ、例えばAir ProductsのSu
rfynol(登録商標)ブランド。糖誘導体、例えばClariantのアミノ糖およびアミド
糖、Clariantのグルシトール、 アルキルポリグリコシド(HenkelのAPG(登録商標)
ブランドとして)、または例えばソルビタンエステル(UniquemaのSpan(登録商
標)またはTween(登録商標)ブランドとして)、またはシクロデキストリンエステ
ルまたはシクロデキストリンエーテル(Wacker)。
【0023】 α5) 界面活性セルロース並びにアルギン、ペクチンおよびグアー誘導体、例
えばClariantのTylose(登録商標)、 KelcoのManutex(登録商標)およびCesalpina
のグアー誘導体。 ポリオールをベースとしたアルキレンオキシドアダクツ、 例えばClariantのPo
lyglykol(登録商標)ブランド。 界面活性ポリグリセリドおよびそれらの誘導体(C
lariant)。
【0024】 α6) スルホスクシネート、アルカンスルホネート、パラフィン−およびオレ
フィンスルホネート、例えばClariantのNetzerIS(登録商標)、 Hoe(登録商標)S17
28、 Hostapur(登録商標)OSおよびHostapur(登録商標)SAS、 Union CarbideのTrit
on(登録商標)GR7MEおよびGR5、 Albright and WilsonのEmpimin(登録商標)ブラン
ド、 並びにCondeaのMarlon(登録商標)-PS65。
【0025】 α7) スルホスクシナメート、例えばCytecのAerosol(登録商標)ブランドまた
はAlbright and WilsonのEmpimin(登録商標)ブランド。
【0026】 α8) 脂肪アミンのアルキレンオキシドアダクツ、8〜22個の炭素原子をも
つ(C8−C22)第四アンモニウム化合物、例えばClariantのGenamin(登録商標)
C、L、O、Tブランド。
【0027】 α9) 表面活性、双性イオン化合物、例えばタウライド、ベタインおよびスル
ホベタイン(GoldschmidtのTegotain(登録商標)ブランド、 ClariantのHostapon(
登録商標)TおよびArkopon(登録商標)Tブランドとして)。
【0028】 α10) シリコーン系またはシラン系表面活性化合物、例えばGoldschmidtのTeg
opren(登録商標)ブランドおよびWackerのSE(登録商標)ブランド、 さらにRhodia
(Dow Corning, Reliance, GE, Bayer)のBevaloid(登録商標)、 Rhodorsil(登録
商標)およびSilcolapse(登録商標)ブランド。
【0029】 α11) 過フッ素化またはポリフッ素化表面活性化合物、例えばClariantのFluo
wet(登録商標)ブランド、 BayerのBayowet(登録商標)ブランド、 DuPontのZonyl(
登録商標)ブランド並びにDaikinおよびAsahi Glassのこのタイプの製品。
【0030】 α12) 表面活性スルホンアミド、例えばBayerの製品。 α13) 表面活性ポリアクリル誘導体およびポリメタクリル誘導体、例えばBASF
のSokalan(登録商標)ブランド。 α14) 表面活性ポリアミド、例えばBayerの改変ゼラチンまたは誘導ポリアス
パラギン酸およびその誘導体。
【0031】 α15) 表面活性ポリビニル化合物、例えば変性PVP(例えばBASFのLuviskol
(登録商標)ブランド、 ISPのAgrimer(登録商標)ブランド)、または誘導ポリビニ
ルアセテート(例えばClariantのMowilith(登録商標)ブランド)またはポリビニ
ルブチレート(例えばBASFのLutonal(登録商標)ブランド、 WackerのVinnapas(登
録商標)およびPioloform(登録商標)ブランド)、または改変ポリビニルアルコー
ル(例えばClariantのMowiol(登録商標)ブランド)。
【0032】 α16) 無水マレイン酸および/または無水マレイン酸の反応生成物をベースに
した表面活性ポリマーおよび、無水マレイン酸および/または無水マレイン酸の
反応生成物を含むコポリマー、例えばISPのAgrimer(登録商標)-VEMAブランド。
【0033】 α17) モンタン、ポリエチレンおよびプロピレンワックスの表面活性誘導体、
例えばHoechst(登録商標)ワックスまたはClariantのLicowet(登録商標)ブランド
。 α18) 表面活性ホスホネートおよびホスフィネート、例えばClariantのFluowe
t(登録商標)-PL。 α19) ポリハロゲン化または過ハロゲン化界面活性剤、例えばClariantのEmul
sogen(登録商標)-1557。
【0034】 本発明の界面活性剤/溶媒系の溶媒成分[成分(β)]は、リン酸。特にオル
トリン酸とアルコールとの完全に反応した非水解エステル、すなわちトリエステ
ルで、水に不溶であるか、または最大濃度10g/Lまでは水に溶けることがで
きるものである。成分(β)として特に好ましい適当な化合物は、アルキレンオ
キシド単位、例えば(C1−C4)アルキレンオキシド単位を有するもの、例えば
リン酸トリ(ブトキシエチル)(TBEP)である。アルキレンオキシド単位と
して好ましいものは、(C1−C4)アルキレンオキシド単位、例えばエチレンオ
キシ、プロピレンオキシおよび/またはブチレンオキシ単位、特にプロピレンオ
キシおよび/またはエチレンオキシ単位で、これらは好ましくはリン酸エステル
のアルコール成分中に存在する。好ましい成分(β)は、1〜4アルキレンオキ
シド単位、好ましくは1〜4(C1−C4)アルキレンオキシド単位をアルコール
1単位につき有する。成分(β)の分子量は好ましくは1000未満である。成
分(β)の化合物は、好ましくは、水溶液中ではミセル状凝集物(例えば光分散
測定または他の方法によって検出可能なミセル凝集物)を形成しないという特性
を共有する。このことによって、本成分(β)の化合物はリン酸エステル界面活
性剤からさらに区別される。
【0035】 適当な成分(β)の例は、アルコールと正式に3回反応させたリン酸(例えば
オルトリン酸)のトリエステル、およびアルコールと正式に1回および/または
2回反応させたリン酸(例えばオルトリン酸)のオキシアルキレートである。適
当な化合物(β)の例は、下記からなる群に由来するアルコールとリン酸のトリ
エステルで、これらエステルは水に不溶であるか、または最大濃度10g/Lま
では水に溶けることができる:
【0036】 1)5〜22個の炭素原子を有する一価アルカノール、例えばn−、i−また
はneo−ペンタノール、n−ヘキサノール、n−オクタノール、2−エチルヘ
キサノール、 2)ジオールまたはポリオール、例えばエチレングリコール、プロピレングリ
コールまたはグリセロール、 3)アリールアルコール、アルキルアリールアルコール、ポリ(アルキル)ア
リールアルコールおよびポリ(アリールアルキル)アリールアルコール、例えば
フェノール、および/またはクレゾール、オクチルフェノール、ノニルフェノー
ル、トリイソブチルフェノール、トリスチリルフェノール、 4)上記1)、2)または3)のアルコールをアルキレンオキシド、好ましく
は(C1−C4)アルキレンオキシド1〜4単位と反応させて得られるアルコキシ
ル化アルコールおよび 5)1〜4個の炭素原子を有する一価アルカノールおよびアルキレンオキシド
、好ましくは(C1−C4)アルキレンオキシド1〜4単位を反応させて得られる
アルコキシル化アルコール。
【0037】 好ましいリン酸エステル(成分β)は例えば以下のものである: - そのアルキルラジカルに1〜22個の炭素原子を有し、そのポリアルキレン
オキシド部分に1〜30、好ましくは1〜4個のアルキレンオキシド単位を有す
る、オルトリン酸と完全に反応したアルコキシル化短鎖アルコール、例えばトリ
(ブトキシエチル)ホスフェート、 - 5〜22個の炭素原子を有し、オルトリン酸と完全に反応したアルキルアル
コール、例えばHostaphatCG 120(登録商標)(Clariant)、トリ−n−オクチルホ
スフェート(”TOF", Bayer)、および - そのアルキルラジカルに1〜22個の炭素原子を有する場合によってアルコ
キシル化されたアルコールおよびフェノール誘導体であって、部分的にオルトリ
ン酸と反応しており、各々の事例でそのポリアルキレンオキシド部分に0〜30
、好ましくは0〜4個のアルキレンオキシド単位を有し、オルトリン酸の残りの
OH結合手は続いてアルコキシル化されているもの、例えばモノ/ジブトキシエ
チルホスフェートと2molのエチレンオキシドまたは2molのプロピレンオ
キシドとの反応生成物。
【0038】 驚くべきことには、本発明の界面活性剤/溶媒系は安定な活性物質処方物の製
造を可能にする。前記処方物は、例えば、水に不溶または最大濃度10g/Lま
では水に溶解できる活性物質、特に農薬活性物質、例えば除草活性物質の処方物
である。そのような活性物質処方物の例は、特に農薬活性物質、好ましくは除草
活性物質、例えばビスカーボネート除草剤(例えばデスメジファムおよび/また
はフェンメジファム)および/またはスルホネート除草剤(例えばエトフメセー
ト)および/またはトリアジノン除草剤(例えばメタミトロン)の肉眼的に透明
であって熱力学的に安定な乳剤、熱力学的に不安定なO/W型およびW/O型乳
濁液、懸濁乳濁液または懸濁液原液である。さらに、本発明の界面活性剤/溶媒
系は、含有される農薬活性物質の農薬作用に対して有利な作用を示すことができ
る。
【0039】 さらにまた、本発明の界面活性剤/溶媒系は、上記で述べたもの以外の活性物
質がその溶解性に関して類似の特性を有するかぎり、それら活性物質との処方物
の製造も可能にする。例えば、適当な他のものは以下の群の除草剤(フェノキシ
フェノキシプロピオネート(例えばジクロフォプ−メチル)、ヘテロアリールオ
キシフェノキシプロピオネート(例えばフェノキサプロプ−エチルまたはクロジ
ナフォプ−プロパルギル)、トリアジノン(例えばメタミトロン)、スルホニル
ウレア(例えばトリフルスルフウロン−メチル)、または他の活性物質(例えば
プロクロラズ))および/または殺虫剤(例えばデルタメスリン)である。このこ
とは、本界面活性剤/溶媒系の融通性を示している。記載した化合物は当業者に
は公知で、例えば次の文献に記載されている:"The Pesticide Manual", Britis
h Crop Protection Council, 11th edition, 1997。
【0040】 適当な他の有機溶媒(c)は、例えば非極性溶媒、極性を有するプロトンまた
は非プロトン双極性溶媒およびそれらの混合物である。本発明の目的のための他
の有機溶媒の例は以下のとおりである: - 脂肪族または芳香族炭化水素、例えば鉱物油、パラフィンまたはトルエン、
キシレンおよびナフタレン誘導体、特に1−メチルナフタレン、2−メチルナフ
タレン、C6−C10−芳香族化合物の混合物、例えばSolvesso(登録商標)シリー
ズ(ESSO)(以下のタイプを有する;Solvesso(登録商標)100(b.p.162-177℃
)、 Solvesso(登録商標)150(b.p.187-207℃)およびSolvesso(登録商標)200(b.p.2
19-282℃))、および直鎖または環状でありうる6〜20C脂肪族化合物、例えば
Shellso(登録商標)シリーズの製品(タイプTおよびK)またはBP−nパラフィ
ン、 - ハロゲン化脂肪族または芳香族炭化水素、例えばメチレンクロリドまたはク
ロロベンゼン、 - モノおよび/またはポリベーシックエステル、例えばトリアセチン(酢酸ト
リグリセリド)、ブチロラクトン、プロピレンカーボネート、トリエチルシトレ
ートおよび(C1−C22)アルキルフタレート、特に(C4−C8)アルキルフタ
レート、 - エーテル、例えばジエチルエーテル、テトラヒドロフラン(THF)、ジオ
キサン、アルキレングリコールモノアルキルエーテルおよびアルキレングリコー
ルジアルキルエーテル、例えばプロピレングリコールモノメチルエーテル(特に
Dowanol(登録商標)PM(プロピレングリコールモノメチルエーテル))、プロピレ
ングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノメチルエーテルまた
はエチレングリコールモノエチルエーテル、ジグリムおよびテトラグリム、 - アミド、例えばジメチルホルムアミド(DMF)、ジメチルアセトアミド、
ジメチルカプリル/カプリルアミドおよびN−アルキルピロリドン、 - ケトン、例えばアセトン、前記は水溶性であるが水と混和しないケトンでも
よい、例えばシクロヘキサノンまたはイソホロン、 - ニトリル、例えばアセトニトリル、プロピオニトリル、ブチロニトリルおよ
びベンゾニトリル、 - スルホキシドおよびスルホン、例えばジメチルスルホキシド(DMSO)お
よびスルホラン、 - 油一般、例えば植物油、例えばトウモロコシ油およびナタネ油。
【0041】 本発明の目的のためにさらに好ましい有機溶媒は、特にアミド、例えばジメチ
ルカプリル/カプリルアミドおよびN−メチルピロリドン、または芳香族溶媒、
例えばExxonのSolvesso(登録商標)シリーズである。
【0042】 上記の処方物の製造に用いられる補助剤および添加物、例えば特に界面活性剤
および溶媒は原則として公知で、例えば以下の標準的な論文記載されている:Mc
Cutcheon's“Detergents and Emulsifiers Annual", MC Publ. Corp., Ridgewoo
d N.J.; Sisley and Wood,“Encyclopedia of Surface active Agents", Chem.
Publ. Co.Inc., N.Y. 1964; Schoenfeld,“Grenzflaechenaktiv Aethylenoxidad
dukte"[Surface-active ethylene oxide adducts], Wiss. Verlagsgesellschaf
t, Stuttgart 1976; Winnacker-Kuechler,“Chemisch Technologie"[Chemical
Engineering], Volume 7, C. Hauser-Verlag, Munich, 4th edition, 1986。
【0043】 使用することができる個々の成分の化学構造は上記の標準的な論文に十分に詳
細に記載されているが、活性物質を処方するについてそのような成分の混合物の
特性に関する予想を上記の標準的論文から推測することは不可能である。
【0044】 驚くべきことに、溶媒として水に不溶または最大濃度10g/Lまで水に溶け
ることができるリン酸トリエステル、および1つまたはそれ以上の非芳香族系界
面活性剤は、液体の活性物質処方物、例えば安定な乳剤、乳濁液、懸濁乳濁液ま
たは乳濁液原液(これらは同様に本発明の目的である)の製造に特に適している
ことが今や見いだされた。
【0045】 本発明の液体処方物は、既に公知の慣習的方法、例えば種々の成分を撹拌しな
がら、振盪しながら、または(固定)ミキサーを用いて混合することによって製
造することができる。適当な場合には、必要とされる全ての成分の完全な溶解を
担保するためにサンプルを簡単に加熱することは有益である。
【0046】 好ましい界面活性剤成分を選択するための要素の1つは、単位重量または単位
容積当たりのその酸性度または塩基性度で、前記は例えば酸の数またはアミンの
数によって表現される。さらにまた別の界面活性剤成分を選択するときは、酸の
総数またはアミンの総数が不当に増加しないことを担保することは有益である。
非イオン性界面活性剤の他に特に適切な界面活性剤は、したがって例えば十分に
小さい酸の数またはアミン数をもつ酸性または塩基性界面活性剤成分であるか、
または非イオン性界面活性剤成分である。したがって、使用できるさらに別の非
イオン性界面活性剤成分は、例えば40molのEOと反応させたヒマシ油、ま
たは12molのEOと反応させたヒマシ油、15molのEOと反応させたオ
レイン酸、およびEO/PO/EOブロックコポリマーである。
【0047】 本明細書では、本発明の界面活性剤/溶媒系は、広い範囲で変動しえる活性物
質ロードおよび活性物質組成を有する安定な処方物の製造を可能にすることはさ
らに述べる必要がある。したがって、活性物質ロードは、例えば20〜40、好
ましくは24〜30重量%の間で変動可能である。活性物質組成に関しては、1
つの活性物質を含む安定な処方物だけでなく、2つまたは特に3つの活性物質を
含む処方物もまた本発明の成分混合物を用いて得ることができる。
【0048】 上記の界面活性剤/溶媒系は、好ましくは除草活性物質(例えばジクロホプ−
メチル、フェノキサプロプ−エチル、プロクロラズ、メタミトロンおよび/また
はデルタメスリン)との処方物の製造に適している。
【0049】 リン酸エステル(β):界面活性剤(α)の好ましい成分比は、特に100:
1〜1:100、特に好ましくは1:5〜1:20、例えば約1:8、1:9も
しくは1:10、または1:0.25〜1:0.9、例えば1.3:1、1.4:1
または1.5:1で、処方物の活性物質ロードおよび活性物質組成に応じて変動
する。
【0050】 本発明の界面活性剤/溶媒系は、種々の液体処方物、例えば土壌分散液、懸濁
乳濁液、W/OまたはO/Wをベースとする乳濁液および特に乳剤、並びにそれ
らから派生するそれぞれの液体処方物、例えば水性散布混合物の製造を可能にす
る。
【0051】 本発明にしたがって製造される乳剤は、予め添加された水を含まず、上記の市
販界面活性剤および界面活性剤混合物、ポリマーおよび溶媒に残留する水を含む
だけである。しかしながら、本発明の乳剤に存在する界面活性剤のおかげで、乳
剤を濁らせたり、処方物を不安定にさせたりすることなく前記乳剤を水で臨界体
積比まで希釈することが可能である。正確には、乳剤は先ずW/Oミクロ乳濁液
を生じ、この乳濁液は、さらに水の割合の増加に際してW/O型乳濁液になり、
最終的には水でさらに希釈される際にO/W型乳濁液になる。したがって、本発
明はまた、本発明の界面活性剤/溶媒混合物b)の他に(添加された)水を含む
液体処方物、例えばミクロ乳濁液もまた包含する。
【0052】 成分混合物(b)は、好ましくは、活性物質、特に除草活性物質(例えばデス
メジファンおよび/またはフェンメジファンおよび/またはエトフメセート)の
液体処方物の製造を可能にする。前記液体処方物は以下を含む: a)1〜50重量%、好ましくは15〜35重量%の農薬活性物質、 b)5〜80重量%、好ましくは10〜70重量%の本発明の界面活性剤/溶
媒系(b)、 c)0〜40重量%、好ましくは5〜35重量%のさらに別の有機溶媒、 d)0〜20重量%、好ましくは0〜10重量%の慣用の補助剤および添加物
、例えば処方補助剤、および e)0〜96重量%、好ましくは0〜90重量%、特に0〜10重量%の水。
【0053】 慣用の補助剤および添加物(例えば処方補助剤d))の例は、 凍結防止剤、蒸発
抑制剤、防腐剤、着臭剤および着色剤である。好ましい処方補助剤d)は凍結防
止剤および蒸発抑制剤、例えばグリセロール(例えば量が2〜10重量%)およ
び防腐剤、例えばMergal K9N(登録商標)(Riedel)またはCobate C(登録商標)で、
その使用濃度はそれぞれの場合に用いられる前記薬剤について慣習的な濃度であ
る。
【0054】 無水乳剤は、活性物質(特にタイプ(a)の除草活性物質)の有利な使用形態
を構成するので、本発明の特に好ましい目的は以下を含む乳剤である: a)10〜40重量%の上記のタイプ(a)の活性物質、 b)10〜60重量%の本発明の界面活性剤/溶媒系(b)、 c)5〜35重量%のさらに別の有機溶媒、および d)0〜10重量%の慣用の補助剤および添加剤、例えば処方補助剤。
【0055】 無水乳剤と同様に、油をベースとする懸濁液原液(これらは同様に無水物であ
る)は、本発明の好ましい目的を構成する。前記懸濁液原液は以下含む: a)10〜40重量%の上記のタイプ(a)の活性物質、 b)10〜60重量%の本発明の界面活性剤/溶媒系(b)、 c)5〜35重量%のさらに別の有機溶媒、および d)0〜10重量%の(e)以外の慣用の補助剤および添加剤、例えば処方補
助剤。 e)0.001〜20重量%の有機および/または無機増粘剤。
【0056】 さらにまた乳濁液も本発明の界面活性剤/溶媒系を用いて製造できる。したが
って、本発明のまた別の特に好ましい目的は以下を含む乳濁液またはミクロ乳濁
液である: a)10〜40重量%の上記のタイプ(a)の活性物質、 b)10〜60重量%の本発明の界面活性剤/溶媒系(b)、 c)5〜35重量%のさらに別の有機溶媒、 d)0〜10重量%の慣用の補助剤および添加剤、例えば処方補助剤、および e)0.001〜95重量%の水。
【0057】 上記の界面活性剤/溶媒系を用いて製造できる懸濁乳濁液もまた本発明の好ま
しい目的を構成する。前記懸濁乳濁液は以下を含む: a)10〜40重量%の上記のタイプ(a)の活性物質、 b)10〜60重量%の本発明の界面活性剤/溶媒系(b)、 c)5〜35重量%のさらに別の有機溶媒、 d)0〜10重量%の(f)以外の慣用の補助剤および添加剤、例えば処方補
助剤、および e)0.001〜95重量%の水。 f)0.001〜20重量%の有機および/または無機増粘剤。
【0058】 水で希釈する際に、本発明の界面活性剤/溶媒系(成分混合物b))は、水中に
油相分散液を生じるか、または適当な個々の成分が選択されているときは油中に
水相分散液を生じる。したがって、組成物に応じて、コロイド構造を残したまま
水または油で希釈できる分散液を得ることができる。したがって、希釈によって
上記の原液から得ることができる分散液は本発明のまた別の目的である。
【0059】 本発明の界面活性剤/溶媒系は、安定な液体処方物、特に乳剤の製造に適して
いる。本発明の界面活性剤/溶媒系を用いて製造できる処方物および散布混合物
はまた、使用時に生物学的角度から有利な結果を提供する。処方物または散布混
合物の有効量が植物、植物の一部分または植物が生育する領域(例えば耕作下の
領域)に(必要な場合には水で希釈した後)施用される。さらにまた、使用され
た農薬活性物質の生物学的活性は、本発明の界面活性剤/溶媒成分b)を用いる
ことによって相乗的に増強させることができる。
【0060】
【実施例】
以下の実施例では、記載されている量は、別に規定がないかぎり重量を基準に
する。表1の例は本発明に一致しない例(比較例)を示し、一方、表2の例は本
発明に一致し、乳剤(例I−VII)、乳濁液(例VIIIおよびXI)、懸濁乳濁液(
例IX)および懸濁液原液(例X)を示す。処方物は成分を撹拌手段によって混合
して製造した。
【0061】
【表1】
【0062】
【表2】
【0063】 表1および2の説明: 1) 燐酸トリブトキシエチル(特にHostaphat B310(登録商標)、 Clariant) 2) 中和燐酸化エチレンオキシド/プロピレンオキシド/エチレンオキシドブ
ロックコポリマー(特にHOE(登録商標)S3618、 Clariant) 3) シリカ誘導体(特にBentone(登録商標)38) 4) エトキシル化i−C13−脂肪アルコール(特にGenapol X-060(登録商標)、
Clariant) 5) エトキシル化ヒマシ油(特にEmulsogen EL400(登録商標)、 Clariant) 6) エチレンオキシド/プロピレンオキシド/エチレンオキシドブロックコポ
リマー(特にGenapol PF20(登録商標)、 Clariant) 7) 燐酸化エトキシル化イソトリデシルアルコール(特にServoxyl VPDZ 20/1
00(登録商標)、 Condea) 8) 燐酸化エトキシル化脂肪アルコール(特にPhosfetal 201(登録商標)、 Zsc
himmer & Schwarz)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A01N 43/50 A01N 43/50 J 43/707 43/707 43/76 101 43/76 101 47/20 47/20 C 53/08 53/00 508B (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CN,CR,CU,CZ,DM,DZ,EE,GD ,GE,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP, KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LT,L V,MA,MD,MG,MK,MN,MX,NO,NZ ,PL,RO,RU,SG,SI,SK,TJ,TM, TT,UA,UZ,VN,YU,ZA (72)発明者 ゲーアハルト・フリッシュ ドイツ連邦共和国61273ヴェーアハイム. ヴェスターヴァルトシュトラーセ7 Fターム(参考) 4H011 AA01 AB01 AC01 BA01 BA05 BB06 BB08 BB09 BB13 BB15 BC03 BC06 BC17 BC19 BC22 DA16 DC05 DG16 DH10

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体処方物のための α)1つまたはそれ以上の非芳香族系界面活性剤、 β)溶媒として、リン酸と好ましくは以下の群のアルコールとの1つまたはそれ
    以上のトリエステル、 1)5〜22個の炭素原子を有する一価アルカノール、 2)ジオールまたはポリオール、 3)アリールアルコール、アルキルアリールアルコール、ポリ(アルキル)ア
    リールアルコールおよびポリ(アリールアルキル)アリールアルコール、 4)上記1)、2)または3)のアルコールをアルキレンオキシドと反応させ
    て得られるアルコキシル化アルコール、および 5)1〜4個の炭素原子を有する一価アルカノールおよびアルキレンオキシド
    を反応させて得られるアルコキシル化アルコール を含む界面活性剤/溶媒系。
  2. 【請求項2】 成分β)として - そのアルキルラジカルに1〜22個の炭素原子を有し、そのポリアルキレン
    オキシ部分に1〜30のアルキレンオキシ単位を有する、オルトリン酸と完全に
    反応しているアルコキシル化短鎖アルコール、 - 5〜22個の炭素原子を有し、オルトリン酸と完全に反応しているアルキル
    アルコール、 - そのアルキルラジカルに1〜22個の炭素原子を有する場合によってアルコ
    キシル化されたアルコールおよびフェノール誘導体であって、部分的にオルトリ
    ン酸と反応してあり、各々の事例でそのポリアルキレンオキシ部分に0〜30の
    アルキレンオキシ単位を有し、オルトリン酸の残りのOH結合手は続いてアルコ
    キシル化されているもの、および正式にアルコールと2回反応しているn−オク
    チルホスホン酸のエステル の1つまたはそれ以上の化合物を含む、請求項1に記載の界面活性剤/溶媒系。
  3. 【請求項3】 (a) 水に不溶であるか、または10g/Lの濃度までは水
    に溶解できる1つまたはそれ以上の活性物質、 (b) 請求項1または2に記載の界面活性剤/溶媒系、 (c) 必要によってさらに別の有機溶媒、 (d) 必要によってさらに別の補助剤および添加剤、例えばまた別の界面活性
    剤および/またはポリマー、および (e) 必要によって水 を含む液体活性物質処方物。
  4. 【請求項4】 a)1〜50重量%の農薬活性物質、 b)5〜80重量%の請求項1または2に記載の界面活性剤/溶媒系、 c)0〜40重量%のさらに別の有機溶媒、 d)0〜20重量%の(f)以外の慣用の補助剤および添加物、例えば処方補
    助剤、 e)0〜96重量%の水、および f)0〜30重量%のさらに別の界面活性剤 を含む、請求項3に記載の液体活性物質処方物。
  5. 【請求項5】 乳剤の形態を有する請求項3または4に記載の液体活性物質
    処方物。
  6. 【請求項6】 a)10〜40重量%の農薬活性物質、 b)10〜60重量%の請求項1または2に記載の界面活性剤/溶媒系、 c)5〜35重量%のさらに別の有機溶媒、 d)0〜10重量%の(e)以外の慣用の補助剤および添加物、例えば処方補
    助剤、および e)10〜25重量%のさらに別の界面活性剤 を含む請求項5に記載の乳剤。
  7. 【請求項7】 除草剤デスメジファム、フェンメジファムおよびエトフメセ
    ートの群からの1つまたはそれ以上の活性物質を含む、請求項3〜6のいずれか
    に記載の液体活性物質処方物。
  8. 【請求項8】 成分が互いに混合される、請求項3〜7のいずれかに記載の
    活性物質処方物の製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項1または2に記載の界面活性剤/溶媒系の液体活性物
    質処方物における使用。
  10. 【請求項10】 請求項1または2に記載の界面活性剤/溶媒系の乳剤にお
    ける使用。
  11. 【請求項11】 請求項3〜7のいずれかに記載の液体活性物質処方物の有
    効量を植物、植物の部分または植物の生育する領域に施用する、望ましくない植
    生を防除する方法。
  12. 【請求項12】 望ましくない植生を防除することを目的とする、請求項3
    〜7のいずれかに記載の液体活性物質処方物の使用。
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