JP2003510364A - 真珠層の総ての成分を含んでなる、真珠層の抽出による組成物の製造方法、この方法を用いて得られる組成物、およびこの組成物の化粧品および皮膚科学における使用 - Google Patents
真珠層の総ての成分を含んでなる、真珠層の抽出による組成物の製造方法、この方法を用いて得られる組成物、およびこの組成物の化粧品および皮膚科学における使用Info
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Abstract
Description
ラーゲンおよび少なくとも一種類のプロテオグリカンを含んでなる組成物の製造
方法、この方法を用いて得ることができる組成物、およびこの組成物の薬学領域
および化粧品の領域における、特に皮膚および/または皮膚付属器の加齢の影響
と対抗するための使用に関する。
高度に構造化された組織である皮膚からなるバリヤーによって、外部環境から保
護されている。魚や蛙は粘液を分泌し、トリは羽毛で覆われており、哺乳類以下
および哺乳類の脊椎動物は、現代のヒト科動物を除き毛髪で覆われているので、
この状況は動物界で独特である。
刺激により攻撃や加齢に対抗しやすくすることができる皮膚を有する。
る生理学的現象であることが知られている。表面のたるみまたは乾燥、および無
秩序な色素沈着も観察される。
その表面は角質層からなっている。角質層は、剥離を特徴とする表面の剥離層、
およびバリヤーの役割を果たしている最深層である緻密層の2層からなっている
。表面にあるので巨視的に観察することが容易な表皮は、多くの研究の主題とな
ってきた。既知の応答は、体外環境のある種の薬剤によって引起されるもの、ま
たは多様な起源の活性物質の適用から生じるものである。表皮の細胞は、表皮を
真皮と分離している基底膜上にある基底層の細胞の活性から生じる。
じる。後者は、4種類の主要な巨大分子であるコラーゲン、エラスチン、構造糖
タンパク質、およびプロテオグリカンからなっている。真皮は表皮によって与え
られたシグナルに応答する能力を有し、真皮はまた応答して表皮にシグナルを送
る。一般に、皮膚の様々な真皮層と表皮層との間に交換が存在し、これは細胞を
再生し、外層の粘着および加湿を確実に行なうことを目的とするものである。
てきた。
。更に、真珠層は、その骨再生特性が知られている。
、全質量の約1.7〜2%である繊維状および非繊維状物質の有機マトリックス
(Taylor et al, Bulletin of the British Museum (Natural history) Zoology.
Suppl. 3125pp. + 29 Plates, 1969)、および微量元素(ナトリウム、マグネシ
ウム、ランタン、亜鉛、臭素、セシウム、鉄、マンガン、塩素、銅、カリウム、
カルシウム、ストロンチウム、および硫黄)と結合したアラゴナイトと呼ばれる
斜方晶系形態で結晶化した炭酸カルシウムからなっていることが知られている。
更に詳細には、真珠層の全有機相は、特にヒドロキシプロリンとヒドロキシリシ
ンを欠く祖コラーゲン(ancestral collagens)からなる繊維状タンパク質と非繊
維状タンパク質とからなる有機マトリックスの形態である。真珠層の約50%は
水溶性である。残りの50%は、脱石灰化の後にのみ得ることができる。
真珠層粉末を微粉状の不活性希釈剤または賦形剤と混合することによって得られ
る従来の製品は、粉末状(特に、その主成分であるアラゴナイトまたはCaCO 3 )の真珠層の存在により皮膚刺激の望ましくない現象を引起す。従って、これ
らの製品中の真珠層粉末の含量は、これらの刺激現象を避けるために極めて限定
することが肝要である。これらの刺激の望ましくない現象は、特に皮膚と接触し
ているこれらの既知製品のpHが高塩基性であることによって引起される。また
、真珠層粉末を基剤とする既知生成物は、特定の処方上の問題、特に安定性(エ
マルションの破壊)および低い塩基性値へのpHの調整の問題を有する。
たは発熱性物質不含水であって、場合によっては塩を補足したものから選択され
る水性溶媒と接触させた後、水溶性画分を分離して水性画分、従って、真珠層の
水に不溶性の有機相および無機成分を本質的に欠いている画分のみを回収するこ
とにより、真珠層から生物活性物質を製造する方法が記載されている。従って、
この方法では、特に真珠層の全成分、詳細には真珠層の全有機相を含んでなる組
成物を製造することはできない。
とにより、真珠層の総ての成分だけでなく、真珠層の成分と、これらの活性を少
なくとも増強することができ、または相乗効果を提供するある種の化合物との有
利な組合せを得て、特に皮膚および/または皮膚付属器の加齢に関連する影響を
防止し、および/または明らかに減少させることができることが見出された。
しくは少なくとも一種類のプロテオグリカンまたはそれらの混合物の水−グリコ
ール溶液の形態の抽出剤と密に接触させた後、 c) 密な接触の結果として形成される抽出混合物を回収し、所望の組成物を構
成する ことからなる工程を含んでなる、組成物の製造方法である。
きる。
(例えば、オウムガイ)の殻から得ることができる。特に、これは、Pinctada m
aximaのようなカキから得られる。
出発材料は好ましくは白色真珠層であり、そうでない場合には、不耐を引起すこ
とがある色素を除去する工程を提供する必要がある。
を与えない。実際に、これらのカキまたは他の真珠貝のほとんどは養殖されてい
る。
具体的には真珠貝は多くとも3個の真珠を連続して産生した後には、優れた品質
(A級)の真珠層の厚い層を有するにも拘わらず、生産プールから除かれる。従
って、本発明は、真珠養殖後の真珠層を使用するための特別な機会を提供する。
たはレーザー読みとり法など、当業者の知識の範囲内にある通常の手段で測定し
た場合に、約1〜約300μmである。
度の粉末に粉砕される。
れにより結晶単位の粒度に近づけることによって収量を向上させることができる
(例えば、Pinctada maxima 由来の真珠層の成分単位は、9〜12μmのアラゴ
ナイトの極めて嵩高い六方晶系の結晶のバイオクリスタルである)。
の操作が実行される。
よって未加工の真珠層から取り除く。
ようにする。微粉化しようとする断片は、好ましくは長さが約2〜約5cmであり
、厚みが約0.3cmである。
合には、6.6%活性塩素(12°)の次亜塩素酸ナトリウムの溶液で、断片を
浸漬することなく極めて速やかな浄化洗浄を行う。乾燥を即座に行って、水を完
全に除去しなければならない。
洗浄(漂白剤を含む水、すすぎの後、蒸留水で洗浄)し、予め加熱滅菌しなけれ
ばならない。押し潰しは、滅菌したジルコニウムボールで行う。
クスおよび有機マトリックス)(Balmain, Hannoyer and Lopez, 「軟体動物Pin
ctada maximaの殻由来の真珠層の加熱の際の無機および有機マトリックスのフー
リエ変換赤外分光分析法(FTIR)およびX線回折分析(Fourier transform i
nfrared spectroscopy (FTIR) and X-ray diffraction analyses of mineral an
d organic matrix during heating of Mother of Pearl (nacre) from the shel
l of the mollusc Pinctada Maxima)」, J. Biomed. Mater. Res. (Appl. Bioma
ter.), vol. 48(5): 749-754, 1999)。従って、この滅菌は、真珠層の様々な成
分を破壊しない。
ーゲン、少なくとも一種類のプロテオグリカン、またはそれらの混合物の水−グ
リコール溶液の形態の抽出剤と密に接触させることからなる。
、すなわち一般に水と少なくとも一種類のグリコールとの混合物の形態の溶媒を
用いて得られるコラーゲンおよびプロテオグリカンの溶液を意味するものである
。
る任意の化合物を意味するものである。特に、用いることができるグリコールは
、エチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、およびそ
れらの混合物からなる群から選択される。
水、発熱性物質不含水、または脱無機物水あるいは脱イオン水であることができ
る。
約100:1であり、更に特定的には約1:1〜約20:1である。
ある。
ーゲンは、動物界で入手可能な、当業者に知られている結合組織の細胞内物質を
構成する任意のコラーゲンであることができる。
の生物に由来するコラーゲンを用いるのが好ましい。特に、海洋性コラーゲンは
魚類の結合組織の主要成分であり、皮膚、筋肉、腱および靱帯の構造において本
質的な役割を果たしている。
ており、INCI名称が「Soluble Collagen」(日本では「水溶性コラーゲン」
と呼ばれている;MHV:20800CZY0010000)である海洋性コラ
ーゲン「PANCOGENE(登録商標)MARIN」が挙げられる。これは、Teleostei 綱に属
する暖流魚の未保護種の皮膚から抽出されたコラーゲンである。
)から発売されており、CTFA名称が「Amino Collagen Amino Acid」である
海洋性コラーゲン「COLLAGENE NATIF MARIN − Code 690」も挙げられる。これ
は、魚の皮膚から抽出された水溶性の酸性コラーゲンである。
ましくは約0.01〜約15重量%のコラーゲン濃度が用いられる。
溶液でもある。
テオグリカンは、当業者に知られている任意のプロテオグリカン、特に硫黄を含
まない任意のプロテオグリカンであることができる。
硫酸、硫酸ヘパリン、ケラタン硫酸、およびそれらの混合物からなる群から選択
される。
社(Soisy Sous Montmorency, フランス)から発売されているものが挙げられる
。
ましくは約0.01〜約10重量%のプロテオグリカン濃度が用いられる。
た、または以下に記載するような本発明の方法によって調製される組成物の可能
な用途を考慮すれば適当である任意の追加の化合物を含んでなることもできる。
従って、抽出剤は、EDTA(エチレンジアミン四酢酸)のような錯体形成剤を
含んでなることもできる。
調製し、総重量に対して約20〜約60重量%の工程a)で得られた上記真珠層粉
末と上記のように残りの上記抽出剤を含んでなるようにすることによって、工程
b)に従って真珠層粉末を抽出剤と密に接触させる。
しく且つ均質な機械攪拌を行いながら懸濁させ、真珠層粒子の抽出コーティング
を行うことによって抽出剤と密に接触させることができる。
ができるが、当業者であれば時間および温度を特に真珠層粉末の当初の粒度によ
って調整することができる。
剤を加圧下で通過させることによって行うことができる。この固定は、例えばH
PLC型のカラムを用いて、場合によっては抽出剤をさらに良好に拡散させ且つ
真珠層粉末の圧縮を回避するための充填剤と混合して行うことができる。
ンおよびプロテオグリカン、特に海洋性コラーゲンおよびヒアルロン酸が含まれ
ていると、親和性の物理化学的現象により真珠層に含まれる関連化合物の抽出が
促進され、更に真珠層から抽出される成分の効果が増強されると思われる。特に
、真珠層からの祖コラーゲンの抽出は海洋性コラーゲンの存在によって促進され
、接着タンパク質(デコリンおよびサイトカイン)およびプロテオグリカンの真
珠層からの抽出は、選択されたプロテオグリカンの存在によって促進されると思
われる。
全な抽出を行うのに十分な時間行われる。本発明によれば、「実質的に完全な抽
出」という用語は、抽出剤と接触させたときに真珠層から総ての抽出可能な成分
が抽出されることを意味するものである。
の総濃度についての平衡の生成は、上記の「実質的に完全な抽出」の達成に相当
する。
グリカン濃度を規則的に測定することによって、このような抽出の「実質的に完
全な」性質を決定することは、当業者の知識の範囲内にある。
末を抽出剤に懸濁したものを放置する(攪拌なし)時間を含んでなることができ
る。
され、所望の組成物を含んでなる抽出混合物を回収する。
ができる。後の実施(保管、輸送、製剤化など)の実用上の理由で、この組成物
の液相を固相から分離することもできる。
の結果として形成された、所望の組成物を含んでなる抽出混合物を回収し、限外
濾過手段、接線濾過手段(tangential filtration means)などの当業者に知られ
ている手段によって組成物の液相を固相から分離することを特徴とする。
れる組成物を構成する。従って、薬学上または化粧品として適当な賦形剤と共に
用いる以後の製剤化において、この組成物を、製剤化の任意の工程においてそれ
ぞれの固相および液相を製剤化の便宜上の理由から同時にまたは経時的に別々に
添加することによって再構成することができると考えられる。上記のように、本
発明の主題は、上記の分離工程の終了時に得られる液相でもあると理解される。
同様に、本発明の主題は、上記の分離工程の終了時に得られる固相でもある。
離工程を有するまたは有しない)を用いて得ることができる新規組成物でもある
。
、塩素、銅、カリウム、カルシウム、ストロンチウム、硫黄、およびそれらの混
合物からなる群から選択される微量元素、 真珠層由来の繊維状タンパク質、特に抽出剤の海洋性コラーゲンに関連する宇
真珠層由来の祖コラーゲン(下記の図1を参照)、 真珠層由来の非繊維状タンパク質、特に接着タンパク質に関連するデコリンな
どのタンパク質(下記の図2を参照)、ならびに、 真珠層に由来しない少なくとも一種類のコラーゲン、および/または真珠層に
由来しない少なくとも一種類のプロテオグリカン を、液相と固相の水−グリコール懸濁液の形態で含んでなる。
よび「真珠層に由来しないプロテオグリカン」という表現は、それぞれ本発明の
方法の工程b)の抽出剤について用いられるコラーゲンおよびプロテオグリカンを
意味するものと理解される。同様に、「水−グリコール懸濁液」という表現は、
本発明による組成物が(水−グリコール溶液中に)可溶性成分だけでなく不溶性
成分(特に、アラゴナイト)も含んでなるという事実によって説明される。
ことは当然である。
しくは海洋性コラーゲンであり、更に特定的には「PANCOGENE(登録商標)MARIN」
、「COLLAGENE NATIF MARIN - Code 690」、およびそれらの混合物からなる群か
ら選択される海洋性コラーゲンである。同様に、真珠層に由来しないプロテオグ
リカンは当業者に知られている任意のプロテオグリカン、特に硫黄を含まない任
意のプロテオグリカンであることができ、特にヒアルロン酸、コンドロイチン硫
酸、デルマタン硫酸、硫酸ヘパリン、ケラタン硫酸、およびそれらの混合物から
なる群から選択され、更に特定的にはヒアルロン酸である。
は皮膚付属器に関して極めて有利な特性、特に例えば創傷の治癒を向上させるこ
とができる組織再生特性、および皮膚および/または皮膚付属器の加齢に対する
影響を防止しおよび/または明らかに減少させることができる抗加齢特性を有す
る。皮膚の様々な細胞の種類に対するその作用は、修復および様々な成分間の生
理学的バランスの調節の作用である。更に具体的には、その有機成分および無機
成分は、数種類の濃度でケラチノサイト代謝に作用する。この組成物は表皮を再
構築し、極めて深い層をさらに良好に保護するのに寄与することができる。表皮
はさらに抵抗力が付き且つ厚くなり、真皮と継続的に相互作用する。更に、この
組成物は、エラスチンおよびコラーゲンを多く含むことができる。皮膚は更に弾
力性に富み、堅くなる。これは耐性であり、その成分は持続したリズムで再生さ
れる。更に、この組成物は色素の合成を安定化し、微小循環を促進する。最後に
、この組成物は全く無害であり、且つ抗炎症作用、従って鎮静作用を有するとい
う利点を有する。
きる上記の新規組成物と、薬学上許容可能な賦形剤を含んでなる、医薬組成物で
もある。
である。
の、皮膚および/または皮膚付属器の組織再生疾患の治療を目的とする医薬製品
を製造するための使用でもある。
物の、加齢に関連した皮膚および/または皮膚付属器の疾患の治療を目的とする
医薬製品を製造するための使用である。
成物の、炎症性皮膚症状の治療を目的とする医薬製品を製造するための使用であ
る。
きる上記の新規組成物を含んでなり、さらに、化粧品として許容可能な賦形剤を
含んでなる化粧用組成物でもある。
柔軟剤、または化学的または有機スクリーニング剤などの当業者に知られている
化粧品用の成分を含むこともできる。
ョン、水中油型エマルションまたは油中水型エマルションの形態であることがで
き、またはリポソームなどの薬学上または化粧品として許容可能なベクターと組
合わせることができる。
成物の、皮膚および/または皮膚付属器の組織再生のための化粧処置を目的とす
る化粧用組成物を製造するための使用である。
成物の、皮膚および/または皮膚付属器の加齢に関連した変化の化粧処置を目的
とする化粧用組成物を製造するための使用である。
組成物を皮膚および/または皮膚付属器に適用することを特徴とする、皮膚およ
び/または皮膚付属器の組織再生のための化粧処置の方法である。
成物を皮膚および/または皮膚付属器に適用することを特徴とする、皮膚および
/または皮膚付属器の加齢に関連した変化の化粧処置の方法である。
と解釈すべきではない。
ススチール製であるべきである。これを前もって洗浄して清浄に濯ぎ、細菌によ
る汚染の危険性を完全に除くようにすべきである。
除かれており且つ既に不規則な断片にされているものを用いる(Pharma Futura
社, 10, rue de Charonne, 75012, パリ、により供給)。断片のサイズは、長さ
が2〜5cmであり、厚みが0.3cmである。
リウムの溶液で極めて速やかな浄化洗浄を行った後、即座に乾燥して水を完全に
除去する。
燥状態で行い、洗浄(漂白剤を含む水+すすぎ+蒸留水で洗浄)し、予め加熱滅
菌しなければならない。粉砕は、それ自体滅菌されているジルコニウムボールを
用いて行う。
に、これを2.5Mradのγ線照射によって滅菌する。
a真珠層粉末(粒度50〜150μm)400gを、抽出剤の総重量に対して海洋
性コラーゲン「PANCOGENE(登録商標)MARIN」(Gattefosse社、セントプリースト
、フランスから発売;INCI名称「可溶性コラーゲン」(日本では「水溶性コ
ラーゲン」と呼ばれている;MHV:20800CZY0010000)0.1
8重量%と、ヒアルロン酸(Laboratoire Industriel de Biologie社, Soisy So
us Montmorency,フランスから発売)0.2重量%を含んでなる水−グリコール
溶液(水およびエチレングリコールは、それぞれ10:1の重量比)600mlに
約4000rpmで攪拌しながら約20℃の温度で徐々に加える。これを加えたら
、攪拌および温度を60分間保持する。攪拌は激しく且つ均質であり、混合物の
総ての粒子が接触し、抽出コーティングできるようにしなければならない。
ら構成され、pHは約8である。
ム、鉄、マンガン、塩素、銅、カリウム、カルシウム、ストロンチウム、および
硫黄(下記表1を参照)、 繊維状タンパク質:海洋性コラーゲンに関連する様々な種類のタンパク質であ
って、真珠層由来の祖コラーゲンと考えることができるもの、および海洋性コラ
ーゲンPANCOGENE(登録商標)MARIN(下記の図1を参照)、 非繊維状タンパク質:真珠層および抽出剤由来のヒアルロン酸などのプロテオ
グリカン、および真珠層由来の接着タンパク質(デコリンrpおよびサイトカイ
ンrp;rpは「関連ペプチドまたはタンパク質」、すなわち後者の分子に対す
る抗体によって認識される限り、それぞれデコリンおよびサイトカインに関連し
たペプチドまたはタンパク質を意味する) を含んでなる。
文献に記載されているものである: 電気泳動−SDS−Page法: Laenli法, Nature 1970, 227 680-682、 イムノトランスファー: Towbin H. et al., 1979, Proc. Natl. Acad. Sci. U
SA 76(9): 4350-4354、およびBurnette W.N. 1981, Analytical Biochemistry 1
12: 195-203によるウェスタンブロット法。
タミン酸、グリシン、アラニン、プロリン、バリン、メチオニン、イソロイシン
、ロイシン、チロシン、フェニルアラニン、ヒスチジン、リシン、およびアルギ
ニンの存在を示唆している。図3に、全アミノ酸組成の柱状グラフを示す。
により物質を検出するためのイン・ビボ動物モデルまたはヒト細胞培養物を用い
る組織学的および細胞学的科学的研究により、現在では細胞スケールで研究を行
うことができ、このような研究をこの組成物Aの活性物質を研究するために行っ
た。
していることが知られているものとして、本質的に三種類の細胞であるケラチノ
サイト、繊維芽細胞およびメラニン細胞に関して行なった。ケラチノサイトおよ
び繊維芽細胞の細胞型はいずれも、組成物Aの活性物質および特に真珠層に含ま
れている真珠層の総ての成分に特異的な受容体を有しており、真皮の最深部の層
のレベルに到達することができるメッセージのカスケードに移行する。
胞質の挙動にまで及ぶものであり、それらの合成活性およびそれらの再生能力を
も調べた。ある種の活性物質の存在および分泌された構造タンパク質の存在も同
定した。
ヒトケラチノサイトによるサイトケラチンの合成 1.1.1) 方法 ケラチノサイトは、身体の最外層細胞である。それらは、身体の第一の防御バ
リヤーを構成する。ケラチノサイトは、受動的および能動的に作用することによ
って介入する。それらは、シールドの役割を果たすバリヤーを構成することによ
って受動防御を生成する。このシールドは、完全に乾燥しており且つ無核の細胞
からなっている。これらの細胞の強力な粘着性により、極めて均質な系を提供す
ることができる。ケラチノサイトは、それらが細胞質に保持していてこのバリヤ
ー構造を生じる物質であるサイトケラチンを合成する。サイトケラチンは、ケラ
チノサイトの内部骨格を構成する。この内部骨格によりこれらの細胞の容積が決
まり、細胞内連絡能が増加し、メラニン吸収が促進される。表皮中のサイトケラ
チン量が増加すれば、表皮は一層効果的になり且つ皮膚に一層若い外観を与える
ようになる。細胞間の接触を促進することによって、サイトケラチンはNMS(
天然加湿因子、例えばセラミド、コレステロールまたは脂肪酸)の喪失を防止す
る。
るという事実に関係している。従って、それらは人体環境の条件における可能な
変化を人体に報告するための一連の成分を発達させている。これを行うために、
これらの細胞は真皮の下にある細胞(繊維芽細胞)を刺激するための増殖因子、
特に、主としてケラチノサイトによって合成され、細胞分化因子であることが知
られているPTH関連ペプチド(PTHrp)を合成することができる。
質のそれぞれの濃度を評価することができる迅速半定量法を含む。
スライド, NUNC)、一晩培養する。HBSS緩衝液で洗浄した後、組成物Aを1
%含む培地または対照培地(組成物Aを0%含む)を加える(450μl/チャ
ンバー)。
た後、細胞をパラホルムアルデヒドで4℃で30分間固定し、次いでPBS緩衝
液で洗浄する。
で30分間継続する。次に、上清を除き、細胞をPBSで洗浄する。
する二次抗体200μlを加える。室温で30分間インキュベーションした後、
上清を除き、細胞をPBSで洗浄する。次に、スライドを設置し、倒立蛍光顕微
鏡下で検討を行う(免疫蛍光による細胞質内のサイトケラチンの検出)。
)の量は、免疫標識から生じる蛍光の強度に比例する。
添加すると、サイトケラチン合成を増加する効果が見られる。組成物Aは、古い
皮膚からケラチノサイトの活性およびこれらのケラチノサイトによるサイトケラ
チンの分泌を回復させる(エストラジオールの投与中止を受けたケラチノサイト
に対する作用;図6、7、および8、9を参照)。
存在下で刺激される。主にケラチノサイトによって合成されるPTHrpは、組
成物Aによって供給されるカルシウムイオンの存在下で特に活性であり、組成物
Aに含まれる真珠層の完全な有機マトリックスのサイトカインと相乗的に作用す
る。
で刺激される。
ている。それらは、組成物Aの存在下で刺激される。
同じである。
細胞によるエラスチン合成を強力に刺激する。
ima m.の効果の比較(図12、13、14および15) 比較的不活性な成熟繊維芽細胞は形状が極めて細長く且つ濃密な核を有する。
活性な繊維芽細胞は大きさが大きく且つ丸まっている核を有し、核小体は嵩張っ
ており、合成の活性な工程を反映している。「活性な繊維芽細胞」型は、ホルモ
ン置換療法を行っている50歳の婦人から採取した皮膚外植片の培養で観察され
る。
らは最早接着性でも集密的でもなくなり、幾つかは核萎縮の開始を示す。
ストロゲン分泌の減少した)婦人からの外植片由来のヒト繊維芽細胞に対する組
成物Aの効果を示す。
由来のエストラジオール投与停止を受けたヒト繊維芽細胞に対する組成物Aの効
果を示す。
、投与停止を受けた繊維芽細胞の活性を完全に回復させる。組成物Aの作用は顕
著であり、繊維芽細胞は良好に発育した極めて明瞭な核を有し、核小体は顕著で
ある。それらの紡錘状の細胞本体は同一方向に並んでおり且つ集密的であり、細
胞交換ができる。若い皮膚の外植片由来の細胞に作用するときには、同様な結果
が得られた。
ラチノサイトによって吸収されるメラニン量の変化 1.3.1) 方法 メラニン細胞はメラニン合成に関与する色素細胞であり、メラニンは皮膚の着
色を引起す色素である。メラニン細胞は、総表皮個体数の約2〜4%である。皮
膚の均質な色は、メラニンがメラノソームの形態で分泌細胞(メラニン細胞)か
らそれを吸収する隣接ケラチノサイトへ移行することによる皮膚の全表面にわた
り色素が分布することによる。
分析することからなる。
ある。それらは、真皮を除去して表皮を酵素消化した後の皮膚試料から得られる
。このようにして単離される表皮細胞をCoulter Counter (Coultronics)で計数
した後、グルタミン、ストレプトマイシン/ペニシリン、および10%ウシ胎児
血清を補足した改良Dulbeco型の通常の培地(イーグル培地)で培養する。割合
は、得られる結果に応じて調節する。この培地では、メラニン細胞およびケラチ
ノサイトが生存することができる。
SO混合物で消化し、次に遠心分離の後に、上清を回収する。読みとりは470
nmで行う。
の分布に有意な変化が引起され、濃度の局在化が回避される(図17および18
参照)。
的実証 1.4.1) 方法 これは、細胞質に含まれるタンパク質(サイトケラチンおよびエラスチン)の
それぞれの濃度を評価することができる迅速半定量法である。0.9cm2のチャ
ンバー当たり4×104個の細胞を播種し(8−チャンバースライド, NUNC)、
一晩培養する。HBSS緩衝液で洗浄した後、組成物Aを1%含む培地または対
照培地(組成物Aを0%含む)を加える(450μl/チャンバー)。培養物を
48時間インキュベーションする。上清を除き、培養物を洗浄した後、細胞をパ
ラホルムアルデヒドで4℃で30分間固定し、次いでPBS緩衝液で洗浄する。
抗サイトケラチンおよび/または抗エラスチン抗体200μlを加える。インキ
ュベーションを、室温で30分間継続する。次に、上清を除き、細胞をPBSで
洗浄する。フルオレセインに接合した第二の抗体200μlを加える。室温で3
0分間インキュベーションした後、上清を除き、細胞をPBSで洗浄する。次に
、スライドを設置し、倒立蛍光顕微鏡下で検討を行う。細胞によって合成された
エラスチンまたはサイトケラチンの量は、蛍光の強度に比例する。
によるサイトケラチン合成を増加する効果が見られる。この刺激は、0.5%の
組成物Aにおいて多量に観察される。
すると、48時間後に蛍光の強度の極めて顕著な増加が観察され、真皮の繊維芽
細胞によるエラスチン合成の刺激を反映している。
て分泌されるインターロイキン1(I1−1)の分析 炎症過程中に、多数の炎症細胞の末梢血から炎症部位への移行が最初に観察さ
れた後、これらの部位におけるある種のサイトカイン、特にIL−1のかなりの
分泌が観察される。後者は、主要な役割を有すると考えられる。
を測定する。
ン(PHA)を培地に添加することによって増幅される。IL−1を、ヒトIL
−1に対する特異抗体を用いるELISAによるイムノアッセイの通常の手法に
よって定量する。
組成物Aの極めて顕著な抗炎症効果を反映している。移植をラットでイン・ビボ
で行なったときにも、このイン・ビトロでの効果が見られた。
試験 1.6.1) 方法 これは、生細胞のミトコンドリアNADPHレダクターゼによるテトラゾリウ
ム塩(MTT)の青−紫色ホルマザン生成物への還元に基づく比色試験である。
穴プレート,NUNC)、一晩インキュベーションしてプラスチックに適正に接着さ
せる。細胞を無血清培地で洗浄した後、様々な濃度を含む培地(組成物Aを1%
、0.5%および0.1%)または対照培地(組成物Aを0%)を200μl/
ウェルで加える。
浄する。MTT(臭化=3−[4,5−ジメチルチアゾール−2−イル]−2,
5−ジフェニル−テトラゾリウム;「チアゾリルブルー」)の20%溶液を含む
培地100μlをそれぞれのウェルに加える。反応は、37℃、5%CO2でイ
ンキュベーター中で2時間行う。
を良好に可溶化させた後、発色反応をマイクロプレートリーダーを用いて570
nmの波長で読み取る。値は、光学濃度としても表される。
増加する。この酵素活性の刺激は用量依存性であり、組成物Aの濃度が高くなれ
ば、活性は高くなる。しかしながら、培地中の組成物Aの含量がどの程度であっ
ても、細胞のミトコンドリア活性は組成物Aで処理されていない対照細胞の活性
と比較して著しく優れている。
により、ケラチノサイト代謝においていくつかのレベルで発現する。
特異的合成、特にサイトケラチン、および真皮を正確に機能させるためのメディ
エーター、例えばPTHrpの合成が増幅され、細胞間連絡カスケードを促進す
る。
細胞数を増加させることなく制御する。
合点の構造が改良される。表皮の再構築は、最深部層のより良好な保護に寄与す
る。
ケラチノサイト内のメラニンを生理学的に配分し、濃度の局在化がなくなる。皮
膚の保護の向上は皮膚の異常な肥厚化を誘発することなく起こり、同時に真皮−
表皮接合点に積層した細胞のシートが深化する。
との間で生理学的交換を行う連絡因子は、ケラチノサイトによって分泌される一
群のメディエーターの中に見いだされる。4〜6週間の表皮の細胞再生は、生理
学的リズムに保持される。
レベルで組成物Aによって供給されるデコリンはこれらのメディエーター中に包
含される。
および分化に作用する。この効果はカルシウム依存性であり、従って組成物A中
にイオン化したカルシウムが含まれていることが有利である。
再構築され、これは一層耐性で且つ深くなり、真皮と継続的に相互作用して、こ
れを脱水から保護する。
繊維芽細胞による極めて豊富な細胞外マトリックスの合成をひき起す。これは、
十分に構築されている。これは、特に、プロテオグリカン、コラーゲン、および
接着タンパク質、特にデコリン(皮膚の再構築(または皮膚組織再生)の現象に
おける主要な役割を果たす接着タンパク質)から構成される。これは、サイトカ
インおよび他の増殖因子を捕捉する。これらの現象は、ラットでイン・ビボでも
観察された。
効果の下での増加により、栄養不足および年齢によって、または攻撃、特にスト
レッチングによってひき起される生理学的分解の際に皮膚組織およびその形状が
柔軟に保たれる。
に十分な数で前駆体幹細胞に補充される。この効果は、微小血管新生の増加によ
って保持される。
持続的リズムで再生される。
バランスの修復および調節の一つである。更に、これは完全に無害であり、抗炎
症作用を有し、従って鎮静作用を有するという利点を有する。
る。
る。
柱状グラフである。
トケラチン合成に対する効果を示す写真である。
トケラチン合成に対する効果を示す写真である。
物中のヒトケラチノサイトに対する効果を示す写真である。
物中のヒトケラチノサイトに対する効果を示す写真である。
物中のヒトケラチノサイトによるサイトケラチン合成に対する効果を示す写真で
ある。
物中のヒトケラチノサイトによるサイトケラチン合成に対する効果を示す写真で
ある。
する効果を示す写真である。
する効果を示す写真である。
繊維芽細胞に対する効果を示す写真である。
繊維芽細胞に対する効果を示す写真である。
によって吸収されるメラニンの量の変化によるメラニン細胞に対する効果を示す
柱状グラフである。
されるメラニンの量に対する効果を示す写真である。
されるメラニンの量に対する効果を示す写真である。
ン1(IL−1)分泌に対する効果を示す柱状グラフである。
。
Claims (30)
- 【請求項1】 a) 真珠層を約1〜約300μmの粒度の粉末に粉砕し、 b) このようにして得られた真珠層粉末を、少なくとも一種類のコラーゲンも
しくは少なくとも一種類のプロテオグリカンまたはそれらの混合物の水−グリコ
ール溶液の形態の抽出剤と密に接触させた後、 c) 密な接触の結果として形成される抽出混合物を回収し、所望の組成物を構
成する ことからなる工程を含んでなる、組成物の製造方法。 - 【請求項2】 真珠層を約50〜約100μmの粒度の粉末に粉砕する、請求項1に記載の方
法。 - 【請求項3】 真珠層を約15〜約50μmの粒度の粉末に粉砕する、請求項1に記載の方法
。 - 【請求項4】 抽出剤の水−グリコール溶媒の水:グリコールの重量比が約1:100〜約1
00:1である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項5】 抽出剤が少なくとも一種類のコラーゲンの水−グリコール溶液である、請求項
1〜4のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項6】 コラーゲンが海洋性コラーゲンである、請求項5に記載の方法。
- 【請求項7】 コラーゲンが「PANCOGENE(登録商標)MARIN」、「COLLAGENE NATIF MARIN - Co
de 690」、およびそれらの混合物からなる群から選択される海洋性コラーゲンで
ある、請求項5または6に記載の方法。 - 【請求項8】 コラーゲン濃度が抽出剤の総重量に対して約0.0001〜約50重量%であ
る、請求項5〜7のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項9】 抽出剤が少なくとも一種類のプロテオグリカンの水−グリコール溶液である、
請求項1〜8のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項10】 プロテオグリカンがヒアルロン酸、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、硫
酸ヘパリン、ケラタン硫酸、およびそれらの混合物からなる群から選択されるも
のである、請求項9に記載の方法。 - 【請求項11】 抽出剤がヒアルロン酸の水−グリコール溶液である、請求項9または10に記
載の方法。 - 【請求項12】 プロテオグリカン濃度が抽出剤の総重量に対して約0.0001〜約40重量
%である、請求項9〜11のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項13】 総重量に対して約20〜約60重量%の工程a)で得られた真珠層粉末と残りの
抽出剤とを含んでなるように、真珠層粉末と抽出剤からなる混合物を調製するこ
とにより、工程b)に従って真珠層粉末を抽出剤と密に接触させる、請求項1〜1
2のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項14】 工程b)における密な接触を、所定の温度で実質的に完全な抽出を行うのに十分
な時間行う、請求項1〜13のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項15】 工程b)の終了時に、密な接触の結果として形成され、所望の組成物を構成する
抽出混合物を回収し、組成物の液相を固相から分離する、請求項1〜14のいず
れか一項に記載の方法。 - 【請求項16】 請求項15に記載の方法を用いて得られる液相。
- 【請求項17】 請求項15に記載の方法を用いて得られる固相。
- 【請求項18】 請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法を用いて得られる組成物。
- 【請求項19】 アラゴナイト(CaCO3)、 ナトリウム、マグネシウム、ランタン、亜鉛、臭素、セシウム、鉄、マンガン
、塩素、銅、カリウム、カルシウム、ストロンチウム、硫黄、およびそれらの混
合物からなる群から選択される微量元素、 真珠層由来の繊維状タンパク質、 真珠層由来の非繊維状タンパク質、ならびに、 真珠層に由来しない少なくとも一種類のコラーゲン、および/または真珠層に
由来しない少なくとも一種類のプロテオグリカン を水−グリコール懸濁液の形態で少なくとも含んでなる、請求項18に記載の組
成物。 - 【請求項20】 真珠層に由来しない少なくとも一種類の海洋性コラーゲン、ならびにヒアルロ
ン酸、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、硫酸ヘパリン、ケラタン硫酸、お
よびそれらの混合物からなる群から選択される、真珠層に由来しない少なくとも
一種類のプロテオグリカンを含んでなる、請求項18または19に記載の組成物
。 - 【請求項21】 活性成分として請求項18〜20のいずれか一項に記載の組成物を含んでなり
、さらに、少なくとも一種類の薬学上許容可能な賦形剤を含んでなる、医薬組成
物。 - 【請求項22】 薬学上許容可能な賦形剤が皮膚科用に適する賦形剤である、請求項21に記載
の医薬組成物。 - 【請求項23】 皮膚および/または皮膚付属器の組織再生疾患の治療を目的とする医薬製品を
製造するための、請求項18〜20のいずれか一項に記載の組成物の使用。 - 【請求項24】 加齢に関連した皮膚および/または皮膚付属器の疾患の治療を目的とする医薬
製品を製造するための、請求項18〜20のいずれか一項に記載の組成物の使用
。 - 【請求項25】 炎症性皮膚症状の治療を目的とする医薬製品を製造するための、請求項18〜
20のいずれか一項に記載の組成物の使用。 - 【請求項26】 化粧活性成分として請求項18〜20のいずれか一項に記載の組成物を含んで
なり、さらに、化粧品として許容可能な賦形剤を含んでなる、化粧用組成物。 - 【請求項27】 皮膚および/または皮膚付属器の組織再生のための化粧処置を目的とする化粧
用組成物を製造するための、請求項18〜20のいずれか一項に記載の組成物の
使用。 - 【請求項28】 皮膚および/または皮膚付属器の加齢に関連した変化の化粧処置を目的とする
化粧用組成物を製造するための、請求項18〜20のいずれか一項に記載の組成
物の使用。 - 【請求項29】 請求項18〜20のいずれか一項に記載の組成物を皮膚および/または皮膚付
属器に適用することを特徴とする、皮膚および/または皮膚付属器の組織再生の
ための化粧処置の方法。 - 【請求項30】 請求項18〜20のいずれか一項に記載の組成物を皮膚および/または皮膚付
属器に適用することを特徴とする、皮膚および/または皮膚付属器の加齢に関連
した変化の化粧処置の方法。
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