JP2003344679A - 電子回路基板 - Google Patents

電子回路基板

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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
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    • H05K1/02Details
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H05K3/46Manufacturing multilayer circuits
    • H05K3/4611Manufacturing multilayer circuits by laminating two or more circuit boards
    • H05K3/4614Manufacturing multilayer circuits by laminating two or more circuit boards the electrical connections between the circuit boards being made during lamination

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光配線層へ効率的な光の入出力が可能な電子
回路基板を提供する。 【解決手段】 2層の電気配線層間に挟まれた光配線層
を備えた電子回路基板であって、該光配線層は2次元型
光導波路構造であり、該光配線層の内部あるいは該光配
線層と該電気配線層の界面にE/Oデバイス及びO/E
デバイスを有し、且つ2つの該電気配線層間は該光配線
層を貫通するビアにより接続されていることを特徴とす
る電子回路基板。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCPUやメモリ等の
LSIが高密度に実装され得る電子回路基板に関する。
特に、電気配線層と光配線層とを有する光電融合基板
(あるいは光集積回路用基板)に関するものである。
【0002】
【背景技術】携帯電話や個人情報端末(PDA)は、処
理速度の速いことと小型・軽量であることが同時に求め
られる。しかしながら、処理速度が上がるにつれ、電子
回路基板内における配線遅延の影響が大きくなることが
指摘されている。これを防ぐには、チップ内およびチッ
プ間の配線を極力短くすることがもっとも単純な方法で
ある。このことは、基板の小型化にもつながるため、こ
れまで多くの発明がなされてきた。
【0003】しかしながら、処理速度が向上するにつ
れ、別の問題点が顕在化してきた。それはEMI(電磁
放射干渉ノイズ)である。
【0004】電子部品同士が近接して配置されることか
ら、配線は短くなるが、配線密度は高くなる。この結
果、近接した信号線に高速の信号が流れた場合、相互の
電磁誘導により電磁波が干渉しあってノイズを発生し、
信号が正しく伝送できないのある。特にモバイル端末で
は、低電圧化が進む結果、大電流で駆動されるケースが
増えており、EMIの影響が大きくなってきている。
【0005】この現象は、そのモバイル端末が、外部の
電波環境にも影響を受けることを意味する(いわゆるイ
ミュニティとかEMCとか言われている)。つまり自分
自身がEMIを発生しやすいということは、同時に外部
電磁界を拾いやすくなることを意味するため、電波環境
によっては、正常なデータ処理ができなくなることにな
る。
【0006】これらを防ぐ方法として、たとえば、セラ
ミック基板を多層にすることで、層ごとのEMC(電磁
放射ノイズ耐性)を高める方策が通常とられているが、
コスト高や歩留まりの点で問題があるとともに、本質的
にEMIフリーとすることはできない。
【0007】一方、本質的に電磁無誘導の利点を有する
光配線を用いる方法が提案されている。
【0008】たとえば、特開平9−96746号公報
(吉村他「アクティブ光回路シートまたはアクティブ光
回路基板」)は、光配線部と電気配線部を分離し、電子
機器からの信号電圧によって光スイッチや光変調器で、
電気信号を光信号に変換して伝送して、光配線部の異な
る場所にある受光素子により再び電気信号に変換し、他
のまたは同一の機器との間に電気的な接続を行うもので
ある。
【0009】この方法は、電気配線のデメリットを光配
線で補うという点では優れた方法であるが、光配線を1
次元光導波路(あるいはファイバ)でおこなっているた
めに、光配線する場所をあらかじめ決めておく必要があ
ったり、サイズが電気配線にくらべはるかに大きくなっ
てしまうという新たな問題点を生じる。
【0010】また、特開平11−196069号公報
(逆井他「光信号伝送装置、光信号伝送方法、および信
号処理装置」)は、2次元的に広がる光シートバスの対
向する2端にそれぞれ信号光入出力部を配置し、1端か
らの光信号を光シートバスに2次元的に伝播させ、他端
の受光素子によって電気信号に変換するものであり、従
来、電気配線では、避けることのできなかった遅延や伝
送速度の限界を打破し、かつ実装が容易な点が特徴であ
る。光シートと呼ばれる2次元の光導波路(厚さ方向に
のみ導波構造をもつ)の両端には、送信デバイス(たと
えば、1次元半導体レーザアレイ)や受信デバイス(た
とえば、1次元フォトダイオードアレイ)が配置されて
いる。
【0011】その動作を簡単に説明すると以下のように
なる。電気回路のロジック信号から前記半導体レーザを
直接駆動して電気信号を光信号に変え、発光した光は、
前記光シートの内部を伝播するが、厚さ方向には導波さ
れるが、それと直角な平面方向には自由に伝播する。こ
の結果、必要とされる光パワーは従来例よりも大きくな
り、電気回路に負担がかかるものの、光シートと光デバ
イスの実装の許容度は従来例よりもはるかに簡単にな
り、かつ、電気配線では、避けることのできなかった遅
延や伝送速度の限界を打破できる点が特徴である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、当該技
術は、機器間配線(バスライン)であり、電子デバイス
が混在した基板から発生するEMIに対しての効果は期
待できない。また、光シートの端面から光を入力するこ
とが前提になっており、光シートに垂直方向に光を入力
することに関しては検討されていなかった。そこで、本
発明者が光シートに光を入力することに関して検討を進
めたところ、発光部からの光を単に光シート上に設けた
だけでは光の効率的な入力は困難であることが分かっ
た。
【0013】そこで、本発明は、光シート内にその端部
からではなく、垂直方向の光入力を効率的に行うことが
できる電子回路基板を提供することを目的とする。更に
は、光シート内を伝搬してきた信号光を効率的に受光で
きる電子回路基板を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子回路基
板は、2層の電気配線層間に挟まれた光配線層を備えた
電子回路基板であって、該光配線層は2次元型光導波路
構造であり、該光配線層の内部あるいは該光配線層と該
電気配線層の界面にE/Oデバイス及びO/Eデバイス
を有し、且つ2つの該電気配線層間は該光配線層を貫通
するビアにより接続されていることを特徴とする。
【0015】そして、前記E/OデバイスあるいはE/
Oデバイスの少なくとも一方が、球状、円盤状あるいは
円柱状の形態を有していることが好ましい。
【0016】更に、前記電気配線層中にパラレル信号ラ
インを有し、その出力端子が前記E/Oデバイスに接続
されており、パラレル信号は該E/Oデバイスに設けら
れた電子回路によりパラレル−シリアル変換後、シリア
ル光信号として前記光配線層に送出してもよい。また、
前記シリアル光信号を前記O/Eデバイスで受光し、電
気信号に変換した後、該O/Eデバイスに設けられた電
子回路によりシリアル−パラレル変換後、前記パラレル
信号ラインに伝送してもよい。
【0017】本発明においては、該光配線層の内部ある
いは該光配線層と該電気配線層の界面にE/Oデバイス
及びO/Eデバイスを設けることで、効率的な光信号の
入力あるいは出力が可能となる。E/OデバイスやO/
Eデバイスとはいわゆる光電変換デバイスのことであ
る。以下では主として球形状を有する項遺伝変換デバイ
スを用いて説明しているが、光配線層との光の入出力が
可能であれば特に限定されるものではない。
【0018】また、本発明に係る電子回路基板は、電気
配線層と光配線層の2層を1単位として積層された電子
回路基板であって、該基板の表面あるいは内部に複数の
電子デバイスが配置され、該電気配線層は、前記電子デ
バイスを互いに電気的に接続する電気配線を内蔵し、該
光配線層は、フィルム状の2次元光導波路構造を有し、
該電気配線層中あるいは光配線層中あるいは両者の界面
に、前記光電子デバイスの電気信号を光信号に変換し、
かつ前記光配線層中に該光信号を送出する機能を有する
EOデバイスと、該光信号を受光し、該光信号を電気信
号に変換する機能とを有するOEデバイスとが配置さ
れ、かつ、該EOおよびOEデバイスへの電気接続を前
記電気配線層から行うことを特徴とする。
【0019】前記電子回路基板において、光配線層を貫
通し、それを挟む電気配線層同士を電気的に結合する複
数のビアが形成されていたり、前記電子デバイスの電気
信号を光信号に変換し、かつ前記光配線層中に該光信号
を送出する機能を有するEOデバイスが、球状の半導体
基板上に、他の電子デバイスとともに集積して形成され
ていてもよい。
【0020】前記光配線層中の光信号を電気信号に変換
する機能を有するOEデバイスが、球状の半導体基板上
に、他の電子デバイスとともに集積して形成されていて
もよい。また、前記電子回路基板がパラレル信号ライン
を有し、その出力端子が前記EOデバイスに結合され、
該球状デバイスの前記電子回路でパラレルシリアル変換
することで、シリアル光信号として前記光シートに送出
することも可能であるし、前記シリアル光信号を前記光
シートに埋め込まれた前記OEデバイスで受光し、電気
信号に変換されたあと、該球状半導体に同時に形成され
た電子回路によりシリアルパラレル変換されて前記パラ
レル信号ラインに伝送することもできる。なお、前記電
子回路基板が可とう性のある材料で構成することができ
る。
【0021】更にまた、本発明に係る電子回路基板は、
電気配線層と光配線層の2層を1単位として積層された
多層からなる電子回路基板であって、該基板の表面ある
いは内部に複数の電子デバイスが配置され、該電気配線
層は、前記電子デバイスを互いに電気的に接続する電気
配線を内蔵し、該光配線層は、フィルム状の2次元光導
波路構造を有し、光配線層中に、前記光電子デバイスの
電気信号を光信号に変換し、かつ前記光配線層内の全方
位に該光信号を送出する機能を有するEOデバイスと、
前記光配線層内の全方位からの前記光信号を受光し、電
気信号に変換する機能とを有するOEデバイスとが配置
され、かつ、該EOおよびOEデバイスへの電気接続を
前記電気配線層から行うことを特徴とする。
【0022】また、前記電子回路基板において、光配線
層を貫通し、それを挟む電気配線層同士を電気的に結合
する複数のビアが形成されていたり、前記電子デバイス
の電気信号を光信号に変換し、かつ前記光配線層中に該
光信号を送出する機能を有するEOデバイスが、円盤状
あるいは円柱状の形態をなしていたり、あるいは前記光
配線層中の光信号を電気信号に変換する機能を有するO
Eデバイスが、円盤状あるいは円柱状の形態をなしてい
てもよい。
【0023】前記電子回路基板がパラレル信号ラインを
有し、その出力端子が前記EOデバイスに結合され、該
球状デバイスの前記電子回路でパラレルシリアル変換す
ることで、シリアル光信号として前記光配線層に送出す
ることもできるし、前記シリアル光信号を前記光配線層
中に埋め込まれた前記OEデバイスで受光し、電気信号
に変換されたあと、該デバイスに同時に形成された電子
回路によりシリアルパラレル変換されて前記パラレル信
号ラインに伝送することも可能である。
【0024】(作用)高速なデータ(たとえば1Gbp
s)がメタル配線によって近接して配置されていると
き、その近傍の電磁放射ノイズの強さは、「発生源の強
さ(周波数、波形、駆動電流)」x「伝達係数(電源ラ
インとの共振、近接するラインとの結合)」x「アンテ
ナ要因(コネクタ、電極)」で表される。つまり、配線
長が長いほど、電流値が大きいほど、信号のスピードが
速いほど、また信号パルスが矩形波に近いほどノイズレ
ベルが高くなる。したがって、CPU近傍でメタル配線
を用いる限りEMIを根本的に除去することはできな
い。
【0025】一方、配線に光を用いることで、これらを
一気に改善することが可能である。すなわち、光配線で
は、電磁誘導がないため伝達係数がゼロとなるからであ
る。
【0026】反面、光配線は、1本当たりの配線の物理
的大きさは、光導波路を用いる限り電気配線にくらべ一
桁以上大きいため、すべての電気配線を光配線に変更す
ることは、サイズが大きくなったり、曲げによる損失が
大きくなるなどのデメリットの方が大きくなる。さら
に、光配線を導入することで、従来の電気配線パターン
の変更を余儀なくされるデメリットもある。この解決策
として、電気配線は従来通りの配線パターンとし、光配
線のみ2次元空間を伝送する光フィルムを用いることが
提案され、上記の問題は緩和されつつあるが、電気信号
を光に変換するEOデバイスおよび光信号を電気信号に
変えるOEデバイスの実装方法に関しては、依然有効な
解決策は提示されていない。本発明は、その具体的に実
現するうえで不可欠な技術である、光電融合基板のOE
およびEOデバイスの実装技術を提供する。
【0027】本発明の主眼は以下のように要約される。 (1)光配線となる光導波路に2次元光導波路(光フィ
ルム)を適用し、1対の電気配線層と光配線層を単位と
した、多層の光電融合基板構造とする。(→光電融合基
板関しては「FileNo.202349 光電融合配
線基板、光電融合集積回路、及びそれらの製造方法」参
照。) (2)複数の電気配線層同士の接続にはビアを用いる。 (3)光電変換デバイスとして、ボール形状を有し、光
デバイスとその駆動ICあるいはアンプを同時に集積し
たフォトニックボールICを用いる。
【0028】通常の電子回路基板(PCB)に2次元の
光導波路を融合させた光電融合基板は、電気配線部分は
従来通りの手法で、光配線部分は、2次元の光導波路
(光フィルム)を使用するため、従来の問題点であっ
た、光配線の方が配線サイズが大きくなるということ
や、光配線をもちいることで電子デバイスの配置に影響
を与えること、などの問題点を解決している。この結
果、電気配線でも光配線でも自由に選ぶことができる。
【0029】なお、ビアは3次元配線するうえで不可欠
な手段である。光配線層を導入したことで、任意の位置
のビアが形成できなくなるとしたら大きなデメリットと
なる。本発明では、フィルム状の光導波路を用いている
ため、任意の位置にビアが形成されても、光信号は2次
元的に拡散しながら伝播するためビアの影響は無視する
ことができる。すなわち、従来の設計指針に影響を与え
ることなく、EMIフリーの光配線を導入することがで
きる。
【0030】実装方法としてフリップチップ実装やBG
A法を用いることで、光配線のために新たな実装方法を
適用することなく、容易に実装することができる。BG
A(Ball Grid Array)法は、ICの電
極パッドと基板の電極パッドを、バンプとよばれるハン
ダによってアレイ状に接続するもので、従来のワイヤボ
ンディングに比べ、高速化、低占有面積、低抵抗化など
極めて優れた特性を有している。
【0031】BGAのピッチとボールハンダの典型なサ
イズは、それぞれ1mmおよび0.50mmφ程度であ
る。つまり、上記ホトニックボールICが1mmφ以下
であれば、BGAのプロセスを用いて、簡便に上記必要
条件をクリアできる。
【0032】フォトニックボールICは、球状の半導体
基板(通常球状Si基板)上に、電子デバイスと光デバ
イスを集積したものであり、これ1つでOE/EO変換
できる。光電融合基板状のLSIからのロジック信号の
電圧で直接駆動できるものを使用すれば、特別な付加回
路は必要はない。また球形状を有しているので、独別な
光学系を必要としないで前記光電融合基板の光フィルム
部に光学結合させることができる。
【0033】フォトニックディスクICについて簡単に
説明する(製造方法等の詳細は、たとえば、特開平10
−262837号公報「リング共振器を有する偏波変調
可能な半導体レーザ」、あるいは、特開2000−02
2285号公報「光電融合デバイス」に詳しい)。
【0034】図10は、フォトニックディスクICのも
っとも簡単な例である、リング共振器型半導体レーザ
(以下リングLDと略記する)の模式図である。リング
LDは、リング共振器内を光が周回することで、利得を
得て発振するデバイスであり、原理的には、共振器内に
光が閉じ込めれるが、一部の光は外部に取り出されるの
で円形の共振器の場合、共振器平面内で360度方向に
光を出射することができる。このリングレーザを前記光
配線層中に設置することで、光配線層内全体を伝搬させ
ることができる。
【0035】以下図面を用いて簡単に説明する。図10
は、リングレーザの模式図である。
【0036】図において、(a)は平面図、(b)は立
面図(左半分は、A−Bラインの断面図)である。たと
えば、1301はn型半導体基板であり、1302はn
型AlGaAsクラッド層、1302はMQW活性層、
1303はp型クラッド層となっていて、垂直かつ滑ら
かな側面を有するリング状の共振器1307(共振器長
はたとえば200um)が形成されている。また、キャ
リア注入のためのカソード1305とアノード1306
を形成してある。このレーザの特徴は、キャリア注入が
あるレベル達すると利得がリングレーザの共振器損失を
上回ることにより、時計周りと半時計回りの2つの周回
発振モードがたつことである。そのレーザ光の一部はリ
ング共振器側面から、外部に取り出すことができ、完全
に円形のリングレーザの場合、リングレーザの活性層平
面においてほぼ360度全域にレーザ光を送出する。つ
まり、このリングレーザを2次元スラブ導波に閉じ込め
た場合、アノードとカソードに、リングレーザの発振し
きい値に見合うレベルの電気信号を重畳すると、光信号
として、2次元スラブ導波路全体に伝搬させることがで
きる。
【0037】一方、このリングレーザあるいは類似の半
導体デバイスは光受光器として動作させることができ
る。リング共振器側面は、それが置かれた平面のすべて
の方向から伝播してくる光を受光面となり得る。適当な
バイアスをかけておくことで空乏層を広げることによ
り、受光効率を高めることができる。以下この受光器を
リングPDと表記する。
【0038】したがって、前記リングLDを前記光配線
層中に配置することで、光配線層中のあらゆる方向から
伝搬してくる光を受光し、電気信号に変換することがで
きる。
【0039】以上のことは、ほぼ同構造のフォトニック
デバイスで、発光および受光の機能を持たせることがで
きることを意味する。
【0040】さらに、リングLDの駆動回路やリングP
Dのバイアス回路やアンプをなどの電子回路を該デバイ
スで集積することで、他のLSIからのロジック信号を
直接光信号に変換したり、光信号を直接電気信号に変換
することができる。図11は、そのフォトニックディス
クデバイスの模式図である。図において、(a)は平面
図(左はリングLD部の断面図)、(b)は立面図(左
半分はC−Dラインの断面図)である。リングLD部は
図10とほとんど同じであるが、薄膜化するため、基板
は除去してある。その上下に、上記電子回路を有するS
iデバイスを接合した構造になっている。表面には、電
極パッドが形成されており、ロジック信号を入出力でき
るようになっている。
【0041】
【発明の実施の形態】(実施例1) (光配線層の上下
界面にフォトニックボールICを配置する。) 図1は本発明の電子回路基板の断面図である。
【0042】図において101は保持基板、103は電
気配線層および104は電気配線層にはさまれるように
形成されたフィルム状の光配線層である。102は、電
気配線層103表面に実装されたICチップであり、バ
ンプ(たとえばボールハンダ)107で実装されてい
る。108はフォトニックボールICであり、上記電気
配線層103および光配線層104の界面に実装されて
いる。106は電気配線層内部あるいは表面に形成され
たマイクロストリップラインであり、105はそれらを
電気的に接続する電極パッドである。また、109は光
配線層を貫通して電気配線層間を電気的に接続するため
のビアである。
【0043】(フォトニックボールIC)本発明の特徴
のひとつは、電気配線層103と光配線層104の接続
を、EOあるいはOEデバイスを介して行う点にある。
次に、このEOあるいはOEデバイスの一例である、フ
ォトニックボールICについて簡単に説明する(製造方
法等の詳細は他の明細書を参照されたい。たとえば、出
願No2000−090826「立体形状を有する光電
融合デバイス」)。
【0044】図3において、301はアンドープ球状S
i基板(たとえば1mmφ)であり、302はその半球
表面(ここでは北半球表面)に形成されたICである。
303は、南半球部表面に形成された、発光素子あるい
は受光素子等の光デバイスである(ここでは、4つの
(111)相当面に形成された、GaInNAs/Al
GaAs系の面発光レーザや面型フォトダイオードを想
定しているがこれに限るものではない)。
【0045】IC302は、発光素子303と集積する
場合、駆動ICだったり、パラレルシリアル変換回路だ
ったりする。受光素子303と集積する場合には、バイ
アス回路、プリアンプ、波形調整回路、あるいはシリア
ルパラレル変換回路だったりする。もちろん両方の機能
を兼ねる場合は、それに応じた電子回路を付加する。こ
れらの回路は、通常のCMOSプロセスで作製可能で、
そのロジック電圧は3.3Vである。
【0046】図4はフォトニックボールICの別の形態
を示している。図において電子回路部は上記と変わらな
いが、光デバイス部分が大きく異なっている。405は
半球状に形成された活性層であり、発光デバイスの場
合、光デバイス用電極407から注入されたキャリアが
再結合して発光する。受光デバイスの場合、活性層40
5には逆バイアスがかけられ、受光した光が電子−ホー
ル対を形成する。どちらの場合も、球形状をしているこ
とがら、光放出あるいは光吸収ともに特別な光学系を用
意することなく、高効率でEOあるいはOE変換するこ
とができる。
【0047】次に製造方法について説明する。
【0048】(電気配線層)図1において、まず支持基
板上に電気配線層を積層する。
【0049】ここでは複数層からなるCuマイクロスト
リップライン106を内蔵した熱溶融性樹脂材(たとえ
ば、ポリイミド、厚さ0.3mm)をガラスエポキシ樹
脂基板101上に積層した。
【0050】(電気配線基板へのフォトニックICの実
装)次に、フォトニックボールICを実装する。球状光
デバイスの実装方法について説明する(図5参照)。ま
ず、前記電気配線基板の表面の所望の位置に、前記フォ
トニックボールICを実装するための半球状の穴をあけ
る。あける方法は任意でよい。
【0051】たとえば、フォトリソグラフィとエッチン
グを用いて形成しても良いし、レーザ加工装置等を用い
て任意の場所に個別にホールを形成しても良い。
【0052】ここでは、エキシマレーザを用いて所望の
位置に所望の形状のホール501を連続的に形成した。
この方法は、基板作製時のCADのデータがそのまま使
えるので、2次元方向は正確であるとともに、深さ方向
に対しても制御性が高い。
【0053】このホールに、ボールICの電極パッド4
03と電気配線基板の電極パッド103を位置合わせし
て、異方性導電樹脂等で電気的かつ機械的コンタクトを
とる。
【0054】この工程のあと、必要であればさらに表面
に電気配線を行ってもよい。
【0055】(光配線層の作製)光配線層の構造は以下
の条件を満たすものなら任意のものでよい。 (1)光を導波する2次元スラブ型光導波路を有するこ
と。伝播損失は、小さければ小さいほど良いが、伝送距
離による。たとえば、数cm角の基板の場合、伝送損失
は導波する光の波長に対して0.1dB/cm以下であ
ることが望ましい。 (2)表面に電気配線層を作製できること。これは、従
来の電気配線パターンをそのまま生かすためである。 (3)実装したフォトニックボールICを埋め込むこと
ができること。 この3点を満たすものとして、本実施例では、ポリイミ
ド等の有機樹脂を塗布して平坦化し、ほぼ1mm厚のフ
ィルム状光導波路からなる光配線層を作製した。ここで
は単層からなるフィルム状光導波路を用いたが、構造は
これに限るものではない。たとえば、コア層(厚さ0.
1mm、屈折率n1)をクラッド層(厚さ0.3mm、
屈折率n2;n1>n2)ではさんだスラブ導波路構造
でもよい。引き続き第2の電気配線層(フォトニックボ
ールIC付)を積層することが効果的である。
【0056】以上で、図1のように保持基板101上に
第1の電気配線層103a、光配線層、第2の電気配線
層103bが積層されたことになる。最後に第2の電気
配線層104の上に、ICチップ102を半田バンプ1
07等を介して表面実装することで本発明の実施例は完
成する。
【0057】(動作原理)以下動作原理について説明す
る。
【0058】(送信機能)図1において、LSI102
の電極パッド105は、バンプ107を介して電気配線
層に接続され、電気信号を近傍の電子デバイスに伝送し
たり、受けたりすることができる。LSIのロジック信
号(たとえばCMOSなら3.3V)は、前記球状光デ
バイスを直接駆動するのに十分な電圧である。電気配線
層に直接実装されたフォトニックボールIC108c上
の発光デバイス(たとえばLED)に順バイアスとなる
ようロジック信号を印加することで、電気信号は光信号
に変換される(パワーが必要な場合や所定のバイアス電
圧をかけたい場合には、フォトニックボールIC108
c上にドライバ回路やバイアスをつくりこんでおけば良
い)。EO変換された光信号は、光配線層104に放出
され、特別な光学系なしで、光シート全面に出力光11
0として拡散伝播していく。基板サイズが30mm□程
度および伝播損失が0.1dB/cm以下なら、光出力
1mW程度で十分最小受信感度に必要な受信入力を得る
ことができる。
【0059】(受信機能)逆に、光配線層104の任意
の方向から伝播してくる入力光信号110は、フォトニ
ックボールICの受光素子102表面に達すると内部に
取り込まれ、逆バイアスをかけたPN接合付近で吸収さ
れ電子信号に変換される。変換された電気信号は入力電
気信号として、近接する電気配線層103bを介してL
SI102内部に取り込まれ処理される。
【0060】(電気パラレル・光シリアル伝送)実際の
使用例のひとつ、電気パラレル・光シリアル伝送につい
て図を用いて説明する。図2において、202はCP
U、203aおよび203bはRAM、204はその他
電子デバイス、207は電気配線層中に形成されたパラ
レル電気配線、208は光配線層中の光配線(光路)で
ある。
【0061】通常の電気配線では、たとえば、6本の伝
送路で64ビット幅のデータ線を必要としている。低速
のデータ処理は問題は起きなくても、大容量のデータ高
速で送る用途(動画など)では、基板上に配置された他
のデバイスの動作から影響を受けやすくなったり、EM
Iの影響を与えやすくなる。従来の配線では、常時安定
したデータを送ることは極めて困難である。このような
用途のみに光配線を使う。
【0062】たとえば図2において、CPU202から
RAM203に64ビット幅でデータを送るため、電気
配線としては6本必要だが、CPUの最終段でパラレル
・シリアル変換し、1個の光I/O素子を接続すること
で、電気信号が、光信号として、光電融合基板の光導波
路部で伝送され、受け側の光I/O素子で受光したあ
と、シリアル・パラレル変換することで、64ビット幅
のパラレル信号とする。パラレルからシリアル変換する
ことで、クロックは高くなるが、光導波路に伝播するた
めEMIの心配はない。
【0063】本実施例では最初から光配線を選択してい
るが、かならずしも光配線のみを使用する必要はない。
つまり、電気配線のパスも選択できるようにしておくこ
とで、あるときは電気配線、あるときは光配線として接
続することが可能である。この柔軟性が本発明の大きな
特長のひとつである。
【0064】電気配線では、EMIを避けるため、他の
デバイスを避けるように配線する場合があり、その結果
配線長が長くなり、今度は配線遅延や波形歪の原因とな
る場合がある。このとき、光配線を選択することで、最
短でEMIフリーの接続ができるため、配線遅延も波形
歪を生じない。また、本実施例ではビア109が光導波
路層を貫通して形成されているが、光信号は拡散して伝
搬していくので、ビアの密度が極端に大きくならない限
り影響は少ない。
【0065】どの信号を電気配線あるいは光配線にする
かは最終判断は、バスを管理するデバイスが決定する。
光に変換された光は、光配線層中を拡散して伝播し、他
所に配置された、ICへ到達する。このIC近傍にもO
E変換用のフォトニックボールICが配置されている。
本実施例は、同一のフォトニックボールICを設置し
た。表面が球形状をしているために、プリズムやミラー
等を用いなくとも、直接光がpn接合面に当たるため、
きわめて簡便に実装可能である。
【0066】(効果) (1)従来の電気配線パターンに大きな変更をあたえる
ことなく光配線ができる。 (2)従来の電気実装方法に準じた方法で、OEデバイ
スあるいはOEデバイスの実装ができる。 (3)基板側に2次元の光導波路層(光フィルム)を有
しているため、自由な光配線が可能となり、高速伝送お
よびEMIフリー伝送が可能である。 (4)用途により、同一の信号を電気配線でも光配線で
も伝送することができる。
【0067】なお、また、2次元の光導波路を表面に結
合する方法については以下の方法が提案されている。
(1)ミラーやプリズムを配置する方法として、たとえ
ば「光学接続装置およびその製造方法」(特開平8−2
20357号公報)や、SPIE Optoelect
rocicd Interconnects andP
akaging,CR62(1996),329などが
ある。また、これらの他にも、(2)グレーティングや
ホログラムを配置する方法などがある。
【0068】しかしながら、これらの方法は、1)光軸
あわせが困難、2)部品点数が多くなる、3)光導波路
に微細加工が必要となる、4)光導波路を微細加工する
ため、任意の位置にデバイスを配置することが難しくな
る、5)任意の方向へ光信号を送信したり、任意の方向
からの光信号を受信することが困難である等の問題が懸
念される。
【0069】本実施例においては、光配線層内あるいは
光配線層と電気配線層間の界面に直接発光部からの光を
入力等するので、光軸あわせの問題を解決すると共に、
効率的な光の入出力が可能となる。
【0070】(実施例2)多層型図6は本発明の第2実
施例の断面模式図である。
【0071】以下第1の実施例との相違点は、(1)光
配線層が多層に形成されている、(2)保持基板がな
い、(3)両面に電子デバイスが実装されていることで
ある。
【0072】(共通点) (1)光配線層は層ごとに平面的に光信号を拡散させて
データを伝送する。 (2)電気配線層ごとの接続はビアによって行う。
【0073】以下簡単に補足する。 ・電気配線層(たとえばPMMA)の表面の所望の位置
にフォトニックボールICを実施例1にならって実装す
る。 ・光配線層をその表面に積層する。 ・フォトニックボールICが実装された第2の電気配線
層を張り合わせる。 ・所望の位置にビアを開け、めっき等を施し、電気的コ
ンタクトをとる。 以上4つの工程を繰り返すことにより、電気配線層と光
配線層が交互に積層された多層の電子回路基板を作製す
ることができる。
【0074】上記実施例では、光配線層は、すべてシー
ト状の光導波路である例を示したが、適用例はこれに限
るものではない。たとえば、光が完全に閉じ込められた
1次元導波路を形成してもよい。
【0075】(実施例3)ボールICを散乱体としても
用いる。
【0076】図7は、本発明の第3の実施例を説明する
模式図である。
【0077】第1の実施例との相違点を中心に説明す
る。 (1)フォトニックボールIC近傍に光散乱体が配置さ
れている。 (2)発光時には、散乱体と機能して光配線層全体に拡
散する。 (3)受光時には、集光体として機能して、直上の受光
器に効率的に光を集光する。
【0078】以下簡単に補足する。 ・電気配線層(たとえばPMMA)の表面の所望の位置
にフォトニックボールICおよび散乱体あるいは集光体
を同時に実施例1にならって実装する。 ・光配線層をその表面に積層する。 ・フォトニックボールICおよび光散乱体(あるいは集
光体)111が実装された第2の電気配線層を張り合わ
せる。 ・所望の位置にビアを開け、めっき等を施し電気的コン
タクトをとる。 必要であれば以上4つの工程を繰り返すことにより、電
気配線層と光配線層が交互に積層された多層の電子回路
基板を作製することができる。
【0079】光散乱体の機能は、フォトニックボールI
Cからの光をできるだけ光拡散層に伝搬させるよう反射
させることである。
【0080】また、集光体の機能は、光配線層内を伝搬
してきた光を、フォトニックボールICの近傍でできる
だけ集光し、受光効率を上げることである。
【0081】両者の具体的構造は、 (1)円錐形状(表面は高反射率) (2)波長オーダの微粒子の集合体 (3)リング状のグレーティング素子 などがあり、いずれも公知の構造である。
【0082】ここでは、単に集光率、散乱率だけでな
く、実装の容易さやコストを考慮して、SiボールIC
に高反射膜をコーティングしたものを用いた。また、フ
ォトニックボールICそのものを、散乱体あるいは集光
体として用いても良い。実施例3としての特有の効果
は、散乱率および集光率の高い電子回路基板が作製でき
ることである。
【0083】(実施例4)光配線層中にフォトニックデ
ィスクICを入れる。
【0084】図8は本発明第4の実施例の断面図であ
る。図において101は支持基板、103は電気配線層
および104は電気配線層にはさまれるように形成され
たフィルム状の光配線層である。102は、電気配線層
103表面に実装されたICチップであり、バンプ(た
とえばボールハンダ)107で実装されている。108
はフォトニックディスクICであり、上記光配線層10
4中に実装されている。106は電気配線層内部あるい
は表面に形成された電気配線(たとえば、マイクロスト
リップライン)であり、105はそれらを電気的に接続
する電極パッドである。
【0085】以下製造方法について図9を用いて説明す
る。
【0086】(電気配線層)まず支持基板101上に電
気配線層を積層する。
【0087】ここでは複数層からなるCuマイクロスト
リップライン106を内蔵した熱溶融性樹脂材(厚さ
0.3mm)をガラスエポキシ基板101上に積層し
た。その表面には、OE/EOデバイスと電気的に接続
する電極パッド105を形成した(図9(a))。
【0088】(電気配線基板へのフォトニックディスク
ICの実装)次に、フォトニックディスクICを実装す
る。フォトニックディスクICの電極パッドと電気配線
層の電極パッド105を位置合わせして、異方性導電樹
脂やハンダボール等で電気的かつ機械的コンタクトをと
る(図9(b))。
【0089】(光配線層の作製)光配線層の構造や材料
は以下の条件を満たすものなら任意のものでよい。 (1)光を導波する2次元スラブ型光導波路を有するこ
と。 (2)伝播損失が小さいこと。小さければ小さいほど良
いが、伝送距離による。たとえば、数cm角の基板の場
合、伝送損失は0.1dB/cm以下であることが望ま
しい。 (3)実装したフォトニックディスクIICを埋め込む
ことができること。 この3点を満たすものとして、本実施例では、ポリイミ
ド等の有機樹脂を塗布して平坦化し、ほぼ0.3mm厚
のフィルム状光導波路からなる光配線層を作製した。
【0090】ここでは単層からなるフィルム状光導波路
を用いたが、構造はこれに限るものではない。たとえ
ば、コア層(厚さ0.05mm、屈折率n1)をクラッ
ド層(厚さ0.1mm、屈折率n2;n1>n2)では
さんだスラブ導波路構造でもよい。引き続き第2の電気
配線層(電極パッド付)を積層する。
【0091】以上で、図8のように支持基板101上に
第1の電気配線層、光配線層、第2の電気配線層が積層
されたことになる。最後に第2の電気配線層の上に、I
Cチップ102を半田バンプ107等を介して表面実装
することで本発明の実施例は完成する。
【0092】(動作原理)以下動作原理について説明す
る。
【0093】(送信機能)図8において、LSI102
の電極パッド105は、バンプ107を介して電気配線
層に接続され、電気信号を近傍の電子デバイスに伝送し
たり、受けたりすることができる。LSIのロジック信
号(たとえばCMOSなら3.3V)は、前記球状光デ
バイスを直接駆動するのに十分な電圧である。電気配線
層に直接実装されたフォトニックディスクIC108c
上の発光デバイス(たとえばLED)に順バイアスとな
るようロジック信号を印加することで、電気信号は光信
号に変換される(パワーが必要な場合や所定のバイアス
電圧をかけたい場合には、フォトニックディスクIC1
08c上にドライバ回路やバイアスをつくりこんでおけ
ば良い)。EO変換された光信号は、光配線層104に
放出され、特別な光学系なしで、光シート全面に出力光
109として拡散伝播していく。基板サイズが30mm
□程度および伝播損失が0.1dB/cm以下なら、光
出力1mW程度で十分最小受信感度に必要な受信入力を
得ることができる。
【0094】(受信機能)逆に、光配線層104の任意
の方向から伝播してくる入力光信号110は、フォトニ
ックディスクICの受光素子表面に達すると内部に取り
込まれ、逆バイアスをかけたPN接合付近で吸収され電
子信号に変換される。変換された電気信号は入力電気信
号として、近接する電気配線層103bを介してLSI
102内部に取り込まれ処理される。
【0095】(電気パラレル・光シリアル伝送)実際の
使用例のひとつ、電気パラレル・光シリアル伝送につい
て図を用いて説明する。図2において、202CPU、
203aおよび203bはRAM、204はその他電子
デバイス、207は電気配線層中に形成されたパラレル
電気配線、日光配線層中の208は光配線(光路)であ
る。
【0096】通常の電気配線では、たとえば、6本の伝
送路で64ビット幅のデータ線を必要としている。低速
のデータ処理は問題は起きなくても、大容量のデータ高
速で送る用途(動画など)では、基板上に配置された他
のデバイスの動作から影響を受けやすくなったり、EM
Iの影響を与えやすくなる。従来の配線では、常時安定
したデータを送ることは極めて困難である。このような
用途のみに光配線を使う。
【0097】たとえば図2において、CPU202から
RAM203に64ビット幅でデータを送るため、電気
配線としては6本必要だが、CPUの最終段でパラレル
・シリアル変換し、1個の光I/O素子を接続すること
で、電気信号が、光信号として、光電融合基板の光導波
路部で伝送され、受け側の光I/O素子で受光したあ
と、シリアル・パラレル変換することで、64ビット幅
のパラレル信号とする。パラレルからシリアル変換する
ことで、クロックは高くなるが、光導波路に伝播するた
めEMIの心配はない。
【0098】本実施例では最初から光配線を選択してい
るが、かならずしも光配線のみを使用する必要はない。
つまり、電気配線のパスも選択できるようにしておくこ
とで、あるときは電気配線、あるときは光配線として接
続することが可能である。この柔軟性が本発明の大きな
特長のひとつである。
【0099】電気配線では、EMIを避けるため、他の
デバイスを避けるように配線する場合があり、その結果
配線長が長くなり、今度は配線遅延や波形歪の原因とな
る場合がある。このとき、光配線を選択することで、最
短でEMIフリーの接続ができるため、配線遅延も波形
歪を生じない。
【0100】どの信号を電気配線あるいは光配線にする
かは最終判断は、バスを管理するデバイスが決定する。
光に変換された光は、光配線層中を拡散して伝播し、他
所に配置された、ICへ到達する。このIC近傍にもO
E変換用のフォトニックボールICが配置されている。
本実施例は、同一のフォトニックボールICを設置し
た。表面が球形状をしているために、プリズムやミラー
等を用いなくとも、直接光がpn接合面に当たるため、
きわめて簡便に実装可能である。
【0101】また、本実施例ではビア109が光導波路
層を貫通して形成されているが、光信号は拡散して伝搬
していくので、ビアの密度が極端に大きくならない限り
影響は少ない。
【0102】なお、本実施例では、電子回路が集積され
たフォトニックディスクICを用いたが、電子回路が集
積されていない、単体のリングLDやリングPDを替わ
りに用いてもよい。
【0103】この場合には、これらを制御するための回
路を別に設ける必要がある場合がある。
【0104】さらに、電気配線層や光配線層を可とう性
のある材料(たとえば本実施例)を用いることで柔軟性
のある基板を作製することができる。
【0105】(効果) (1)従来の電気配線パターンに大きな変更をあたえる
ことなく光配線ができる。 (2)従来の電気実装方法に準じた方法で、OEデバイ
スあるいはOEデバイスの実装ができる。 (3)基板側に2次元の光導波路層(光フィルム)を有
しているため、自由な光配線が可能となり、高速伝送お
よびEMIフリー伝送が可能である。 (4)用途により、同一の信号を電気配線でも光配線で
も伝送することができる。
【0106】(実施例5)多層型それぞれの光配線層に
フォトニックディスクを入れる。図12は本発明の第2
実施例の断面模式図である。
【0107】以下第4の実施例との相違点を中心に説明
する。
【0108】(相違点) (1)光配線層が多層に形成されている。(2)保持基
板がない。(3)両面に電子デバイスが実装されてい
る。
【0109】(共通点) (1)光配線層は層ごとに平面的に光信号を拡散させて
データを伝送する。(2)電気配線層ごとの接続はビア
によって行う。以下簡単に補足する。 ・電気配線層(たとえばPMMA)の表面の所望の位置
にフォトニックボールICを実施例1にならって実装す
る。 ・光配線層をその表面に積層する。 ・フォトニックボールICが実装された第2の電気配線
層を張り合わせる。 ・所望の位置にビアを開ける。 以上4つの工程を繰り返すことにより、電気配線層と光
配線層が交互に積層された多層の電子回路基板を作製す
ることができる。
【0110】上記実施例では、光配線層は、すべてシー
ト状の光導波路である例を示したが、適用例はこれに限
るものではない。たとえば、光が完全に閉じ込められた
1次元導波路を形成してもよい。
【0111】(実施例6)単層光配線層にフォトニック
シリンダを入れる。
【0112】第4の実施例では、EOデバイスもOEデ
バイスもほぼ同構造のリングLD構造を用いた例につい
て示したが、別々の構造でもよい。ここでは、ディスク
型のリングPDの替わりに、シリンダー型のリングPD
を用いた例について説明する。
【0113】シリンダ型のリングPDとは、ディスク型
に比べ、活性層厚を厚く(たとえば、10um)にした
ものである。これは受光面積を大きくすることで、最小
受信感度を上げることを目的としている。活性層厚が受
光面に比例するため厚くすればするほど受光感度は上が
るが、応答速度を犠牲にしないためには、逆バイアス電
圧を高く設定する必要がある。
【0114】
【発明の効果】上記したように本発明によれば、光配線
層への効率的な光の入出力が可能な電子回路基板を提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明するための模式図である。
【図2】本発明を説明するための模式図である。
【図3】本発明に係るデバイスの構成例である。
【図4】本発明に係るデバイスの構成例である。
【図5】本発明に係るデバイスの実装方法の説明図であ
る。
【図6】本発明を説明するための模式図である。
【図7】本発明を説明するための模式図である。
【図8】本発明を説明するための模式図である。
【図9】本発明に係るデバイスの構成例である。
【図10】本発明に係るデバイスの構成例である。
【図11】本発明に係るデバイスの実装方法の一例であ
る。
【図12】本発明を説明するための模式図である。
【符号の説明】
101 保持基板 102 ICチップ 103 電気配線層 104 光配線層 105 電極パッド 106 マイクロストリップライン 107 ハンダボール 108 フォトニックボールIC 109 ビア 110 光信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2層の電気配線層間に挟まれた光配線層
    を備えた電子回路基板であって、該光配線層は2次元型
    光導波路構造であり、該光配線層の内部あるいは該光配
    線層と該電気配線層の界面にE/Oデバイス及びO/E
    デバイスを有し、且つ2つの該電気配線層間は該光配線
    層を貫通するビアにより接続されていることを特徴とす
    る電子回路基板。
  2. 【請求項2】 前記E/OデバイスあるいはE/Oデバ
    イスの少なくとも一方が、球状、円盤状あるいは円柱状
    の形態を有していることを特徴とする請求項1記載の電
    子回路基板。
  3. 【請求項3】 前記電気配線層中にパラレル信号ライン
    を有し、その出力端子が前記E/Oデバイスに接続され
    ており、パラレル信号は該E/Oデバイスに設けられた
    電子回路によりパラレル−シリアル変換後、シリアル光
    信号として前記光配線層に送出することを特徴とする請
    求項1記載の電子回路基板。
  4. 【請求項4】 前記シリアル光信号を前記O/Eデバイ
    スで受光し、電気信号に変換した後、該O/Eデバイス
    に設けられた電子回路によりシリアル−パラレル変換
    後、前記パラレル信号ラインに伝送することを特徴とす
    る請求の範囲第3項記載の電子回路基板。
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