JP2004219882A - 光接続装置、及びそれを用いた光電融合配線基板 - Google Patents

光接続装置、及びそれを用いた光電融合配線基板 Download PDF

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Abstract

【課題】電気信号を光信号に変換するための発光素子や光信号を電気信号に変換するための受光素子の配置の自由度が大きく、かつ二次元光導波路層の特性を有効に利用して柔軟に光信号伝送を再構成できる光接続装置である。
【解決手段】光接続装置は、二次元光導波路層100、102、104を備え、光導波路層100、102、104上ないしは内部に、異なる複数の発振モードを切り替えられる機能を有する半導体レーザ108を有する。さらに、半導体レーザ108からの出射光の光路を変換する為の光路変換構造体106が半導体レーザ108近傍に配置されていて、発振モードの切り替えに応じて光導波路層100、102、104内における放射角が変化して半導体レーザ108からの出射光が光導波路層100、102、104を伝播するようになっている。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、光信号を発信する機能を有した発信ポートと光信号を受信する機能を有した受信ポートの間で二次元光導波路層を介して光による情報伝達を行なう光接続装置、及び電気配線層と光配線層が混載された光電融合配線基板に関する。
【0002】
【従来の技術】
今日の携帯電話や個人情報端末の急速な普及に伴い、機器の更なる小型・軽量化また高機能化が求められている。しかし、小型・軽量化また高機能化により回路基板の高速化と高集積化が進み、信号遅延、EMI(Electromagnetic Interference:電磁干渉ノイズ)の発生などの問題への対応が急務となっている。これらの問題を解決する手段として、従来の電気配線において問題となっていた信号遅延、信号劣化、及び配線から放射される電磁干渉ノイズの点について解決され且つ高速伝送が可能である光配線技術が期待されている。
【0003】
光配線の利点を用いた例として、特許文献1においては、光導波路に対して垂直に出入射される光を効率良く結合させるために、45度傾いたミラーを用いている。
【0004】
【特許文献1】
特開2000−199827号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の光配線技術を用いた装置では、光導波路への結合及び光導波路を伝播してきた光を受光素子に結合させるために45度ミラーを用いているため、伝送路が線路となり、複数の伝送路を形成する場合には、発光素子及び受光素子の位置が制限され設計の自由度が少ない。すなわち、光導波路の特性を充分利用していなくて、光配線形成の柔軟性が足りなかった。本発明の目的は、二次元光導波路層を用いることにより、電気信号を光信号に変換するための発光素子や光信号を電気信号に変換するための受光素子の配置の自由度が大きく、かつ二次元光導波路層の特性を有効に利用して柔軟に光信号伝送を再構成できる光接続装置、及び電気配線層と光配線層が混載された光電融合配線基板を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の光接続装置は、二次元光導波路層を備え、該光導波路層上ないしは内部に、異なる複数の発振モードを切り替えられる機能を有する半導体レーザを有し、さらに、該半導体レーザからの出射光の光路を変換する為の光路変換構造体が、発振モードの切り替えに応じて該光導波路層内における放射角が変化して該半導体レーザからの出射光が光導波路層を伝播するように、該二次元光導波路層内に配置されていることを特徴とする。本発明による光接続装置においては、注入電流などを変えることにより異なる発振モードに切り替えられる半導体レーザを用いているので、この二次元光導波路層内に配置した光路変換構造体に異なるモードの半導体レーザからの出射光を結合させて、二次元光導波路層における光信号伝送において、ビーム光伝播、拡散光伝播などの異なる放射角の伝播状態を選択することが可能となる。こうして、二次元光導波路層の空間的特性を有効に利用して、発光素子や受光素子の配置の自由度を大きくでき、柔軟に光信号伝送を再構成できる。半導体レーザは、確実な光信号伝送を行なうのに充分な光強度を持つレーザ光を発振できる点、実装し易い点、消費電力が充分小さい点等により、本発明の光接続装置において発光素子として用いられる。
【0007】
上記構成において、半導体レーザは、注入電流や印加電圧の変化による電気的制御、温度制御などの制御により発振モードが切り替えられる半導体レーザであれば、面発光レーザ(VCSELなど)、端面発光レーザなど如何なる半導体レーザでもよい。代表的には、前記半導体レーザは、活性層近傍に電流狭搾層を形成した面発光レーザであり、該面発光レーザの発振モードの切り替えが、該電流狭窄層の開口部(電流路)の形状と該面発光レーザの注入電流量の少なくとも一方を制御して遠視野像の放射角を変化させることで行われる。また上記構成において、前記光路変換構造体は、前記半導体レーザからの出射光が結合するようにその近傍に配置された半球形状、楔形形状、円錐形状或いは多角錘形状をなした構造体であり得る。
【0008】
また、上記目的を達成するために、本発明の光電融合配線基板は、上記の光接続装置を電気回路基板と電気的接続が得られるように形成した光電融合配線基板であって、該電気回路基板の信号の一部または全てを該光接続装置を用いた光信号の授受によって配線させて、これが組み込まれた電子機器を動作させることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を明らかにすべく、具体的な実施例を図面に沿って説明する。
【0010】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1による光接続装置を示した図である。斜視図である図1(a)のA−A’断面図が図1(b)である。図1において、100は二次元光導波路層の第1のクラッド層、二次元光導波路層の102はコア層、104は二次元光導波路層の第2のクラッド層、106は光路変換構造体、108は光出力ポートの発光素子、そして110は光入力ポートの受光素子である。シート状の二次元光導波路は、屈折率の異なる材料の組み合わせによりコア層102(屈折率の比較的大きい部分)とそれを挟む第1及び第2のクラッド層100、104(屈折率の比較的小さい部分)より構成される。本実施例においては、厚さ120μmのコア層102に屈折率1.59のZ型ポリカーボネート(PCZ)を用い、第1のクラッド層100として屈折率1.53のガラス基板を用い、厚さ50μmの第2のクラッド層104として屈折率1.53のノルボルネン樹脂(アートン(商品名))を用いた。
【0011】
本実施例では、コア層102、第1及び第2のクラッド層100、104としてそれぞれZ型ポリカーボネート、ガラス及びノルボルネン樹脂を用いたが、これに限定されなく、コア層材料の屈折率が第1及び第2のクラッド層材料と比較して大きい値の材料であれば、ポリイミド樹脂やアクリル樹脂などを用いた組み合わせであってもよい。また、それぞれの層の厚さも本実施例の値に限定されない。例えば、ガラス基板の代わりに樹脂フィルムを用いて二次元光導波層の厚みを数百μmとすることにより、フレキシブルに扱うことが可能となる。
【0012】
本実施例においては、発光素子108として面発光型半導体レーザ(VCSEL)を用い、二次元光導波路層中に埋め込むように実装する。本実施例で用いた850nm帯面発光型半導体レーザは、Al0.98Ga0.02As層を水蒸気によりウェット酸化して電流狭窄構造を形成している。この面発光型半導体レーザの円形メサ径は20μm、酸化アパーチャー径は4μmである。また、出射口側の電極は直径8μm円の開いた構造となっている。本構造パラメータは、しきい値後の小さい電流領域では、単一横モードかつ単峰性の放射角を得、他の大きい電流領域では双峰性或いはリング状の遠視野像を得るために設定した。本構造では、キャリアの注入による屈折率の変化は考慮する必要はなく、利得の変化により面発光レーザの発振モードの制御を行っている。
【0013】
この面発光型半導体レーザは、注入電流値を変えることにより遠視野像の放射角を±3°から±20°まで変えられる。具体的には、注入電流値が0.4mA以上1.2mA未満の領域では安定に単一横モード動作し、近視野像及び遠視野像共に単峰性(ガウス分布)を示して放射角は±3°である。一方、注入電流が1.2mA以上の大電流領域では、高次モードのしきい値利得に達してマルチ横モード動作し、近視野像及び遠視野像共に双峰性を示す。この大電流領域において注入電流を増すことで放射角を±3°から±20°まで変えられる。
【0014】
また、二次元光導波路層中には、半径50μmの半球状光路変換構造体106が発光素子(面発光レーザ)108及び受光素子110の近傍に設けてある。この光路変換構造体106と面型半導体レーザ108の位置関係を図2に示す。面発光レーザ108の出射口と半球状光路変換構造体106の頂点はずれており、図2(a)に示すように、放射角±3°のレーザ光が上方から入射された場合は、このレーザ光は頂点からずれて光路変換構造体106に結合してほぼ90°曲げられ、二次元光導波路層内をビーム光200として伝播する。一方、図2(b)に示すように、放射角±3°以上のレーザ光が上方から入射された場合は、レーザ光は頂点からずれた或る範囲で光路変換構造体106に結合してほぼ90°曲げられ、二次元光導波路層内を最大90°の広がり角で拡散光202として伝播する。そして、二次元光導波路層内を伝搬してきたこれらの光は、受光素子110近傍に設けられた光路変換構造体106により上方へほぼ90°曲げられ、受光素子110に結合される。
【0015】
本実施例において850nm帯面発光レーザを用いたが、これに限定されるものではなく、780nm帯、980nm帯など電流狭窄層を制御できる構造の面発光レーザであれば、いかなる波長帯のものであってもよい。また、本実施例において半径50μmの半球状光路変換構造体106を用いたが、これに限定されるものではなく、レーザ光の遠視野像の放射角、コア層厚、及び光導波路伝播時の広がり角それぞれの兼ね合いにより、任意の大きさを選定することができる。
【0016】
図3に示すような形態を用いることもできる。この形態では、2×2の面発光レーザアレイ300を用い、それぞれの出射口と半球状光路変換構造体106の頂点を図3(a)に示すようにずらして配置することで、図3(b)に示すように二次元光接続装置の全域へ拡散光202を伝播できる。もちろん、注入電流を制御することで、図3(a)に示すように4つの方向へビーム光伝播200することもできる。また、それぞれの面発光レーザの注入電流を独立に制御することで、同時にビーム光伝播と拡散光伝播が可能となり、さらに光配線の再構成が可能となる。ここでは、2×2面発光レーザアレイを用いたが、これに限定されなく、より多くの面発光レーザをアレイ化したものを用いてもよい。
【0017】
次に、本実施例の光接続装置の作製方法を説明する。図4はその製造方法を説明する模式図である。同図において、400はガラス基板、402はメッキ用全面電極、404はフォトレジスト、406はメッキ用窓、408は光路変換構造体、410はコア層、412は第2のクラッド層、414は電極配線、416は面発光レーザ、418は受光素子、そして420は第1のクラッド層である。
【0018】
まず、図4(a)に示すように、第1のクラッド層としてのガラス基板400上にメッキ用全面電極としてCr/Auを蒸着する。続いて、フォトリソグラフィーによりフォトレジスト404のパターニングを行い、光路変換構造体408を形成したい位置にメッキ用窓406を適当なパターンで形成する(例えば、複数の微小円形窓を形成する)。次に、図4(b)に示すように、メッキ用窓406に形成されるメッキ体が半径50μmの半球形状になるようにNi電解メッキを行う。続いて、フォトレジスト404を除去すると光路変換構造体408が形成される。次に、図4(c)に示すように、ガラス基板400よりも屈折率の大きいポリカーボネート樹脂を塗布し硬化させて膜厚120μmのコア層410を形成する。続いて、コア層410よりも屈折率の小さいノルボルネン樹脂を塗布し硬化させて膜厚50μmの第2のクラッド層412を形成する。
【0019】
次に、図4(d)に示すように、前記第2のクラッド層412上に電極配線414を形成する。このとき、前記光路変換構造体408に面発光レーザ416からの出射ビームが結合するように、面発光レーザ416を実装するための孔をレーザ加工により形成してある。同時に、受光素子418を実装するための孔も光路変換構造体408上にアライメントして形成する。続いて、面発光レーザ416及び受光素子418を、フリップチップボンダーを用いてそれぞれの実装孔に挿入し、実装する。次に、図4(e)に示すように、コア層410より上部をガラス基板400から剥離する。次に、必要に応じて、図4(f)に示すように、剥離したコア層410より上部を、コア層より屈折率の値の小さい第1のクラッド層420に貼り合わせる。第1のクラッド層420として、ノルボルネン樹脂フィルムなどを用いることで、折り曲げ可能なフレキシブルな二次元光接続装置を得られる。ここでは、第1のクラッド層、コア層、及び第2にクラッド層としてそれぞれノルボルネン樹脂フィルム、Z型ポリカーボネート、及びノルボルネン樹脂を用いたが、これに限定されなく、コア層材料の屈折率が第1及び第2のクラッド層材料の屈折率と比較して大きい値の材料であれば、ポリイミド樹脂やアクリル樹脂などを用いた組み合わせであってもよい。また、必ずしも第1のクラッド層及び第2のクラッド層は必要ではない。
【0020】
下記の様な形態も可能である。半導体レーザの発振モードを注入電流等により変化させる制御方法には幾つかの方法がある。例えば、屈折率と利得のバランスを調整する方法がある。VCSELの活性層の近傍に電流狭窄層を形成し、活性層に注入されるキャリアの経路を制限することで、キャリア密度の変化に応じて、屈折率の変化と利得の変化が同時に生じる。この両者のバランスは、電流狭窄層の開口部(電流路)の形状、電流狭窄層と活性層間の距離、電流分布、出射面の形状等によって変化させられる。例えば、上記実施例で述べた様に、或る電流領域では、単一横モードでかつ単峰性の遠視野像を得ることができ、或る電流領域では双峰性の遠視野像が得ることができる。他の方法として、分割電極を用いて電流注入に使う電極部分を変化させることで、活性層に流れ込む電流経路をもっと積極的に変更する方法がある。
【0021】
また、活性層利得スペクトルの温度依存性を利用して、或る温度領域では基本モード発振、他の或る温度領域では、利得スペクトルと共振器スペクトルのずれによるLEDモードでの発光というように、発光パターンを変化させることも可能である。
【0022】
また、二次元光導波路中に、半導体レーザ及び光路変換構造体を配置するとき、半導体レーザと光路変換構造体の相対位置を調節することによって、光路変換構造体により変換された光路のパターンを変化させられる。例えば、半導体レーザからの光がガウスビームのとき、上記実施例の様に、発光点から100μm程度(ビームがあまり広がらない距離)の位置に半球状光路変換構造体をその頂点をビーム位置からずらして配置することで、光路変換構造体の側面をミラーとして作用させ、散乱方向を限定することができる。また、半導体レーザからの光が双峰性ないしはリング状の遠視野像を持つ場合には、上記光路変換構造体の配置のままで、360度方向へ散乱(拡散伝播)させることができる。
【0023】
以上のように、電気的制御、温度制御などにより複数の放射角を得られる半導体レーザと光路変換構造体を適切に選ぶことにより、或る場合にはビーム伝播、或るときは拡散伝播等の光伝送を二次元光導波路層を介して行うことができる。
【0024】
(実施例2)
実施例2は、光路変換構造体として四角錐形状のものを用いたことを特徴とする。その他の構成は実施例1と同じである。図5に、面発光レーザ500の出射口と四角錐状光路変換構造体502の位置関係を示す。四角錐状光路変換構造体502の高さは50μmである。面発光レーザ500の出射口と四角錐状光路変換構造体502の頂点はずれており、図5(a)に示すように放射角±3°のレーザ光が上方から入射された場合は、レーザ光は光路変換構造体502に結合してほぼ90°曲げられ、二次元光導波路層内をビーム光504として伝播する。一方、図5(b)に示すように放射角±3°以上のレーザ光が上方から入射された場合は、レーザ光は光路変換構造体502の或る領域に結合してほぼ90°曲げられ、二次元光導波路層内を最大90°の広がり角で拡散光506として伝播する。そして、二次元光導波路層内を伝搬してきた光は、受光素子近傍に設けられた光路変換構造体により上方へほぼ90°曲げられ、受光素子に結合される(図示せず)。
【0025】
本実施例においては、高さ50μmの四角錐状光路変換構造体502を用いたが、これに限定されるものではなく、遠視野像(レーザ光)の放射角、コア層厚、及び光導波路伝播時の広がり角それぞれの兼ね合いにより任意の高さを選定できる。
【0026】
また、図6に示す形態も可能である。ここでは、2×2の面発光レーザアレイ600を用い、それぞれの出射口と四角錐状光路変換構造体602の頂点をずらして配置することで、図6(b)に示すように、二次元光導波路層内の全域へ拡散光604を伝播させられる。もちろん、図6(a)に示すように、注入電流を制御して4つの方向へビーム光606として伝播することもできる。また、それぞれの面発光レーザの注入電流を独立的に制御することで、同時にビーム光伝播と拡散光伝播が可能となり、さらに光配線の再構成が可能となる。本実施例では、光路変換構造体を四角錐形状としたが、これに限定されなく、楔形形状或いは多角錐形状であってもよい。また、図6の形態では、2×2面発光レーザアレイを用いたが、光路変換構造体の多角錐面に合わせて同数の面発光レーザをアレイ化した発光素子を用いてもよい。
【0027】
次に、本実施例の光接続装置の作製方法を示す。図7はこの製造方法を説明する模式図である。同図において、700はガラス基板、702はメッキ用全面電極、704はフォトレジスト、706はメッキ用窓、708は半球状光路変換構造体、710は四角錐状光路変換構造体、712はコア層、714は第2のクラッド層、716は電極配線、718は面発光レーザ、720は受光素子、そして722は第1のクラッド層である。
【0028】
まず、図7(a)に示すように、第1のクラッド層としてのガラス基板700上にメッキ用全面電極としてCr/Auを蒸着する。続いて、フォトリソグラフィーによりフォトレジスト704のパターニングを行い、半球状光路変換構造体708を形成したい位置にメッキ用窓706を形成する。次に、図7(b)に示すように、半径50μmの半球形状になるようにNi電解メッキを行う。続いて、フォトレジスト704を除去すると光路変換構造体708が形成される。また、Si(111)面を利用して形成したモールドを用いて高さ50μmの四角錐状光路変換構造体710を形成し、その四角錐状光路変換構造体710をメッキ用全面電極702上に配置する。次に、図7(c)に示されるように、ガラス基板700よりも屈折率の大きいポリカーボネート樹脂を塗布して硬化させ、膜厚120μmのコア層712を形成する。続いて、コア層712よりも屈折率の小さいノルボルネン樹脂を塗布して硬化させ、膜厚50μmの第2のクラッド層714を形成する。
【0029】
次に、図7(d)に示すように、前記第2のクラッド層714上に電極配線716を形成する。このとき、前記光路変換構造体710に面発光レーザ718からの出射ビームが結合するように、該面発光レーザ718を実装するための孔がレーザ加工により形成してある。同時に、受光素子720を実装するための孔も形成する。続いて、面発光レーザ718及び受光素子720を、フリップチップボンダーを用いてそれぞれの実装孔に挿入し、実装する。次に、図7(e)に示すように、コア層712より上部をガラス基板700から剥離する。次に、必要に応じて、図7(f)に示すように、剥離したコア層712より上部を、コア層712より屈折率の値の小さい第1のクラッド層722に貼り合わせる。第1のクラッド層722としてノルボルネン樹脂フィルムなどを用いることで、折り曲げ可能なフレキシブルな光接続装置を得ることができる。
【0030】
本実施例では、光路変換構造体として、半球状光路変換構造体708と四角錐状光路変換構造体710の2種類を用いたが、全て四角錐状光路変換構造体を用いてもよく、また実施例1のように全て半球状光路変換構造体を用いてもよい。
【0031】
(実施例3)
実施例1及び2に示した光接続装置と電気回路基板を組み合わせて作製した光電融合基板を図8に示す。図8において、800はCPU、802,804,806及び808はRAM、810及び812は電子デバイス(LSI)、814は2×2面発光レーザアレイ、816は受光素子、818は伝送線路(電気配線)、820はビーム光、822は拡散光、824は二次元光導波路層、826及び828は電気回路基板である。図8(a)は、図8(b)の光電融合基板を矢印の方向から見た図であり、図8(a)においては二次元光導波路層824及び電気回路基板828は図示していない。
【0032】
図9はCPUと接続された面発光レーザアレイ近傍の光電融合基板の断面図である。CPU900は電気回路基板902上にハンダボール904を用いてフリップチップボンディングされている。CPU900と二次元光導波路層906に内蔵された面発光レーザアレイ908との接続は電気回路基板902に形成された内部配線910を通して行われている。
【0033】
低速でのデータ転送においては問題とならないが、大容量・高速での伝送が必要となる場合には、従来の電気配線では、EMIの影響が大きく、常に安定したデータ転送をすることが困難となる。このような場合に、図8に示すような光電融合基板を用いることで安定した大容量・高速伝送が可能となる。
【0034】
例えば、CPUからの電気信号を面発光レーザを介して光信号に変換し、その信号をRAMやLSIと電気的に接続された受光素子へ伝送する信号伝送方法を説明する。このCPU800に接続された2×2面発光レーザアレイ814は二次元導波路素子内に埋め込まれており、それぞれの面発光レーザから出射されたビーム光が近傍の光路変換構造体(図示せず)に結合し二次元光導波路基板内を伝播する。このとき、それぞれの面発光レーザの注入電流を制御して、ビーム光伝播或いは拡散光伝播、または両方の伝播を選択することができる。また、拡散伝播時に注入電流を制御することにより、1つの面発光レーザで拡散伝播広がり角を最大90°まで広げられ、2×2の面発光レーザアレイを用いて二次元光導波路層のほぼ全域に拡散光を伝播することができる。この様にして二次元光導波路層内を伝播した光は受光素子近傍に設けられた光路変換構造体に結合し、受光素子へと導かれる。受光素子は、それぞれのRAMやLSIと接続されており、光信号を電気信号へと変換する。
【0035】
図8における動作例では、2×2面発光レーザアレイ800のそれぞれの面発光レーザの注入電流を制御することで、RAM802へは高速の信号をビーム光伝播で送信し、またRAM804、RAM806、RAM808へは拡散光伝播とし3つへ同時に送信している。図示していないが、注入電流を制御することで、拡散光伝播広がり角をさらに広げLSI810及びLSI812へも信号を伝播できる。
【0036】
なお、CPU、RAM及びLSIはそれぞれ面発光レーザ及び受光素子と接続されており、それぞれが互いに光信号で送受信を行えるようになっている。本実施例では、2×2面発光レーザアレイを用いたが、より多くの面発光レーザをアレイ化したものを用いてもよい。
【0037】
また、本実施例では、二次元光導波路層が電気回路基板の間に内蔵された形状となっているが、これに限定されなく、電気回路基板の上部或いは下部、またはそれぞれの組み合わせの形態を取ってもよい。二次元導波路層は単層であったが、多層としてもよい。
【0038】
さらに、信号は必ず光により伝送される必要はなく、電気配線を介しても伝送できるように選択の柔軟性を持たせてある。信号を光或いは電気の何れで伝送するかは、伝送を管理するデバイスが決定する。
【0039】
この様に二次元光導波路層(光配線)を用いることにより、従来の信号線で問題となっていた配線自身がアンテナとなりコモンモードノイズ輻射による回路の誤動作などを生じていた電磁放射ノイズを大幅に低減でき、EMIの問題を改善できる。また、面発光レーザへの注入電流を制御することで発振モードを切り替えられて、ビーム光伝播と拡散光伝播の何れかを選択することが可能となり、ビーム光伝播においては光パワーロスを抑制して高速伝送が可能となり、拡散光伝播では注入電流を変えて拡散光伝播広がり角を変えられて光信号伝送領域の再構成が可能となる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明した様に、本発明による光接続装置により、電気的制御等により異なる発振モードに切り替えることのできる半導体レーザと二次元光導波路層の空間的特性を有効に利用し、二次元光導波路層を介して柔軟に光信号伝送回路を再構成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施例1の光接続装置の斜視図及び断面図である。
【図2】本発明による実施例1の面発光レーザと光路変換構造体の間の光結合の様子を説明する図である。
【図3】本発明による実施例1の面発光レーザアレイと光路変換構造体の間の光結合の様子を説明する図である。
【図4】本発明による実施例1の光接続装置の製造方法を説明する図である。
【図5】本発明による実施例2における面発光レーザと光路変換構造体の間の光結合の様子を説明する図である。
【図6】本発明による実施例2における面発光レーザアレイと光路変換構造体の間の光結合の様子を説明する図である。
【図7】本発明による実施例2の光接続装置の製造方法を説明する図である。
【図8】本発明の実施例3における光電融合基板を説明する図である。
【図9】本発明の実施例3における光電融合基板の内部を説明する断面図である。
【符号の説明】
100、420、722:第1のクラッド層
102、410、712:コア層
104、412、714:第2のクラッド層
106、408、708:半球状光路変換構造体
108、416、500、718:発光素子(面発光レーザ)
110、418、720、816:受光素子
200、504、606、820:ビーム光
202、506、604、822:拡散光
300、600、908:面発光レーザアレイ
400、700:ガラス基板
402、702:メッキ用全面電極
404、704:フォトレジスト
406、706:メッキ用窓
414、716、818:伝送線路(電気配線)
502、602、710:四角錐状光路変換構造体
800、900:CPU
802、804、806、808:RAM
810、812:電子デバイス(LSI)
814:2×2面発光レーザアレイ
824、906:二次元光導波路層
826、828、902:電気回路基板
904:ハンダボール
910:内部配線

Claims (3)

  1. 二次元光導波路層を備え、該光導波路層上ないしは内部に、異なる複数の発振モードを切り替えられる機能を有する半導体レーザを有し、該半導体レーザからの出射光の光路を変換する為の光路変換構造体が、発振モードの切り替えに応じて該光導波路層内における放射角が変化して該半導体レーザからの出射光が光導波路層を伝播するように該二次元光導波路層内に配置されていることを特徴とする光接続装置。
  2. 前記半導体レーザは、活性層近傍に電流狭搾層を形成した面発光レーザであり、該面発光レーザの発振モードの切り替えが、該電流狭窄層の開口部(電流路)の形状と該面発光レーザの注入電流量の少なくとも一方を制御して遠視野像の放射角を変化させることで行われることを特徴とする請求項1記載の光接続装置。
  3. 請求項1または2に記載の光接続装置を電気回路基板と電気的接続が得られるように形成した光電融合配線基板であって、該電気回路基板の信号の一部または全てを該光接続装置を用いた光信号の授受によって配線させることを特徴とする光電融合配線基板。
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