JP2009545904A - バス相互接続デバイスおよび前記バス相互接続デバイスを含むデータ処理装置 - Google Patents

バス相互接続デバイスおよび前記バス相互接続デバイスを含むデータ処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2009545904A
JP2009545904A JP2009522317A JP2009522317A JP2009545904A JP 2009545904 A JP2009545904 A JP 2009545904A JP 2009522317 A JP2009522317 A JP 2009522317A JP 2009522317 A JP2009522317 A JP 2009522317A JP 2009545904 A JP2009545904 A JP 2009545904A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
parallel plate
interconnect
plate waveguide
waveguide
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009522317A
Other languages
English (en)
Inventor
ブルース、アリスター、クローン
チューン、アンドリュー、デイビッド
Original Assignee
エイアールエム リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by エイアールエム リミテッド filed Critical エイアールエム リミテッド
Publication of JP2009545904A publication Critical patent/JP2009545904A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P3/00Waveguides; Transmission lines of the waveguide type
    • H01P3/02Waveguides; Transmission lines of the waveguide type with two longitudinal conductors
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01PWAVEGUIDES; RESONATORS, LINES, OR OTHER DEVICES OF THE WAVEGUIDE TYPE
    • H01P5/00Coupling devices of the waveguide type
    • H01P5/08Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices
    • H01P5/10Coupling devices of the waveguide type for linking dissimilar lines or devices for coupling balanced with unbalanced lines or devices
    • H01P5/107Hollow-waveguide/strip-line transitions

Abstract

複数のデバイス(103a、103b)を連結するための平行プレート導波路相互接続部(108)を含むバス相互接続デバイスが提供される。これは、データ処理装置内に相互接続機能を提供するための効率的かつフレキシブルなアプローチである。導波路へのデバイスの結合は、プレート開口部を通して導波路内に挿入されたビア・アンテナにより実現される。導波路は、RF信号用である。

Description

本発明は、バス相互接続デバイスおよび前記バス相互接続デバイスを含むデータ処理装置、特に、バス相互接続デバイスを改良するための技術に関する。
データ処理装置のためのコンポーネントの設計は、労働集約的作業であり、データ処理装置の複雑度が増加するにつれ、より複雑となっている。このコンポーネントの一つとして、データ処理装置内の様々な他のコンポーネント間のバス接続に使用されるバス相互接続部がある。特に、バス相互接続部は、多数のマスター・デバイスが多数のスレーブ・デバイスにアクセスできるようにするバス・インフラストラクチャである。データ処理デバイスの複雑度が増加するにつれ、相互に接続すべきマスター・デバイスおよびスレーブ・デバイスの数が増加し、マスター・デバイスとスレーブ・デバイスを相互接続できる方法の数も増加する。このことは、バス相互接続部の設計の複雑度を大幅に増加し、特に、バス相互接続部により指定される様々な接続を増加させる。
電気回路の幾何学的形状が縮小し、クロック周波数が増加するにつれ、ますます寄生(二次およびそれより高次の)効果(抵抗および容量によって発生する効果等)が相互接続部内で非常に大きくなる。特に、相互接続部内の伝搬遅延の他に、寄生損失も相互接続部のレイテンシー(latency)を非常に大きくする。相互接続部内の遅延を軽減するために、信号の伝搬速度を改善するバッファを相互接続部の通信パス中に付加できるが、このバッファは電力消費量を増加させる。更に、この遅延は、システム内の選択されたポイントにおけるデータ・コヒーレンシー(data coherency)の実現を難しくする。
従来の相互接続技術は、データ・パスを適切にバッファし、クロックとデータとの間のスキュー(skew)を除去するために物理レイアウトの段階でかなりの量の余分な努力を必要とする。この結果、ルーティングは、必要な層の数に応じて複雑でコストがかかる。
特に、システム・オン・チップ(S−o−C)を有するデータ処理装置を設計する際に、現在の相互接続技術により所望のクロック・レートを実現することがますます難しくなっている。AMBA−2 AHBバスは、既にその限界に達しており、AMBA−3にとって代わられつつある。このAMBA−3では、レジスター・スライス(register slice)(本明細書が援用する英国特許出願第GB2402761A号参照)が、チップのレイアウト中に発生するタイミング・クロージャー(timing closure)問題を軽減することが期待されている。
一部の研究は、しばしば非常に高速のデータ・レートでビット・シリアルの物理層(例えば論文「ネットワーク・オン・チップのための高速非同期のビット・シリアル相互接続部(Fast Asynchronous Bit−Serial Interconnects for Network−on−Chip)」(VLSI Systems Research Center,Electrical Engineering Departmentを参照)に基づいて、パケット・ルーチングの通信スタイル(例えば、論文「ギガスケールのシステム・オン・チップのための相互接続IP(Interconnect IP for Gigascale System−on−Chip)」(I.Saastamoinen外著、Tampere University of Technology,Institute of Digital and Computer Systems参照)を使用することを示唆している。このアプローチは、(シリアル通信による)相互接続部の配線条件を低減できるが、この相互接続部は、設計が難しく、ポイント・ツー・ポイントの通信に基づいている。
更に、上記従来技術のアプローチのいずれも、高抵抗および大容量という基本的なプロセス問題を扱っていない。
特に、相互接続部が「オフ・チップ」であるとき、すなわち相互接続部がチップと別のデバイスとの間でデータを送る場合に、高速データ・レートを実現することは難しい。チップ・ピンの寄生インダクタンスとデータ信号が横断しなければならない比較的長い距離とが全て重なって、最大クロック・レートを低下させている。データ・レートをより高速にするために、HyperTransport(登録商標)[AMD白書「HyperTransport(登録商標)技術:システム設計の簡単化(HyperTransportTM Technology: Simplifying System Design)」、2002年10月]等の規格では、LVDS(低電圧差動信号)が使用されている。しかし、この技術では、設計ルールをより厳格にして、相互接続トポロジーを制限している。
論文「パッケージ・レベルの相互接続オプション(Package Level Interconnect Options)」(J.Balachandran外著、Proceedings of the 2005 International Workshop on System−Level Interconnect Prediction、サンフランシスコ、米国、21〜27頁)は、従来のオン・チップ相互接続部の性能問題について記載しており、パッケージ・レベルの伝送ラインに基づく解決策を提案している。伝送ラインを使用することは、寄生効果を低減する役に立つが、伝送ラインは、ポイント・ツー・ポイントであるので、注意深いルーチングを必要とする。更に、伝送ラインは、反射を防止するためにインピーダンスの注意深いマッチングと注意深いレイアウトを必要とする。
無線接続は、少数の研究論文で、有線による電気伝導に基づく相互接続部の設計の代わりのチップ上の通信手段として提案されている。この従来の無線周波数(RF)相互接続は、標準チップ・メタライゼーションまたはPCBトラック構造で形成されるマイクロストリップ伝送ライン(MTL)または同一平面導波路(CPW)等の構造に限定している。MTL設計により、細い導線が所望のコンポーネントの間に敷設され、導線と下方(または上方)の接地層との間に導波路が形成されて、導線のパスによって定められるルートに沿ったRF信号の伝送が可能になる。CPW設計により、細い導線が所望のコンポーネントの間に敷設されるが、MTL設計と対照的に、接地層が導線に隣接して導線と同一平面内に設けられる。従って、このMTLおよびCPW導波路は、RFエネルギー伝送用の導波媒体を構成する。
M.F.Chang外は、論文「インターおよびイントラ・チップ通信のためのRF/無線相互接続(RF/Wireless Interconnect for Inter− and Intra−Chip Communications)」(Proceedings of the IEEE、第89巻第4号、2001年4月)で、マルチ・キャリア符号分割多元接続(CDMA)アルゴリズムを使って多数のI/Oが同時に通信できる同一平面導波路相互接続部について記載している。論文「インターおよびイントラULSI通信のための高度RF/ベースバンド相互接続方式(Advanced RF/Baseband Interconnect Schemes for Inter− and Intra−ULSI Communications)」(M.F.Chang著、IEEE Transactions on Electron Devices、第52巻第7号、2005年7月、1271〜1285頁)には、CDMA、周波数分割多元接続(FDMA)および単一キャリアRF方式を含む、超大規模集積(ULSI)相互接続システムのための多数の相互接続方式が記載されている。無線マルチ・キャリアCDMA相互接続方式も記載されており、この無線マルチ・キャリア(CDMA)相互接続方式は、SIP(システム・イン・パッケージ、すなわち一つ以上のチップであるが、同一パッケージ内に集積化された完全なシステム)の内部に位置する小規模無線ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)として使用されている。この小規模LANは、ユーザーとしてULSI I/Oデバイス、ニア・フィールド・アンテナ(near field antenna)として容量カプラー、共用ブロードキャスト媒体としてRFトランシーバおよびオフ・チップであるがイン・パッケージのMTL導波路を含む。この論文は、FDMA/CDMAの組み合わせ技術を利用して、共用MTL導波路内のクロス・チャンネル干渉を軽減できることを示している。MTL導波路は、多数のユーザー間で共用できるが、MTL導波路の細い導線は、依然として導波路に結合すべき様々なコンポーネントの間をルーティングする必要がある。
論文「完全AC結合バスのための5.6mWの1Gb/s/ペアのパルス信号トランシーバ(A 5.6−mW 1−Gb/s/pair Pulsed Signalling Transceiver for a Fully AC Coupled Bus)」(J.Kim外著、IEEE Journal of Solid−State Circuits、第40巻第6号、2005年6月、1331〜1340頁)は、ボード・レベルのチップ・ツー・チップ通信のためにac結合を使用する低パワー同期パルス信号方式について記載している。MTL導波路(ここでは、「マイクロストリップ・ライン」という。)は、各コンポーネント間をシリアルにルーティングする必要があるポイント・ツー・ポイント通信のために使用されている。
論文「近接通信(Proximity Communication)」(Robert J.Drost、Robert David HopkinsおよびIvan E.Sutherland著、Sun Microsystems Inc.)は、モジュール内のチップが容量結合を使用して通信するマルチ・チップ・モジュール設計について記載している。欧州特許出願第EP1587141号は、容量結合の使用についてより詳細に記載している。
上記提案は全て、チップの特定領域間でMTLまたはCPW導波路を使用することについて検討している。これらのデバイスは全て、現在のポイント・ツー・ポイントのバス・ネットワークを高速RFの等価なネットワーク構成に置換するものである。このように、これらの技術は、有線接続の電気伝導に基づく従来の相互接続システムにみられる上記抵抗と容量の問題を軽減できるが、依然として、導波路により通信する様々なコンポーネント間の導波路の導線を個々にルーティングする必要があるためルーティング問題が発生する。従って、この相互接続部の設計は依然として比較的複雑である。よって、改良された相互接続部の設計を提供することが望ましい。
相互接続技術分野以外では、D.Zhao、S.UpadhyayaおよびM.Margalaは、論文「ギガヘルツのシステム・チップのためのマルチホップ無線テスト接続性および通信を有する新しい分散型テスト制御アーキテクチャ(A New Distributed Test Control Architecture with Multihop Wireless Test Connectivity and Communication for GigaHertz Systems−Chips)」(12th IEEE North Atlantic Test Workshop)、ニューヨーク州モントーク、2003年5月)で、更にM.Margalaは、「オン・チップ無線通信を使用した将来のS−o−Cのための新しいテスト制御アーキテクチャ(A New Test Control Architecture for Future SoCs Using On−chip Wireless Communication)」(Research proposal of University of Buffalo)でテスト用チップと通信するための自由空間内のRFの使用について記載している。
本発明の第1の特徴に従って、複数のデバイスを連結するために平行プレート導波路を備えるバス相互接続デバイスが提供される。
平行プレート導波路は、平面に直交する軸を有する一対の導波路であって、その基本モードは、平面波モードであるとみることができる。一実施形態では、局所ソースからの多モードのブロードバンド励振を使用し、非常に狭い幅のパルスからの初期伝搬は、円筒形状である。波は、プレート間を二次元状に放射されるので、導波路内に結合された任意の対のデバイス間で直接通信が可能である。一般に、プレートの幅は、プレート間の距離よりも非常に広い。
本発明に従って複数の平行プレートを使用することにより、導波路を使用すべき様々なデバイス間の導線を個々にルーティングする必要がなくなる。その代わり、デバイスは、一つの平行プレート内の任意の位置で導波路内に結合される必要があるだけなので、導波路内に結合された任意の他のデバイスとの間で信号を送受信できる。従って、このアプローチは、従来技術のMTLまたはCPW技術に伴うレイアウトの複雑さを軽減できる。
多数の公知技術のうちのどれでも、例えば導波路内を伝搬する信号を誘導または受信する容量性カプラーまたは電流ループ手段を使用して、デバイスは平行プレート導波路内に結合できる。その代わりに、簡単なビアを使用することもできる。一実施形態では、バス相互接続デバイスは、デバイスを平行プレート導波路内に結合するための少なくとも一つのビアを備える。
多数の様々な通信プロトコルを使用する信号は、平行プレート導波路を通って伝搬できる。しかし、一実施形態では、複数のデバイスは、超ワイドバンド(UWB)通信プロトコルを使用して平行プレート導波路を通って伝搬する信号により通信するように構成されている。UWBは、わずかナノセカンドより狭いことが多い非常に狭い幅のパルス送信に基づく通信技術であるので、占有バンド幅は、非常に大きな値である。このUWB信号は、本発明の実施形態の平行プレート導波路内で使用する際に、平行プレートの端や平行プレート間のギャップ内に突出するアンテナ等のオフ・オブジェクト(off object)で発生する反射によって発生するようなマルチパス干渉に強いことが分かっている。
一実施形態では、UWB通信を使用する際に、特別に形成されるUWBインパルス・アンテナを使用する導波路内への結合が実現可能である。
様々な周波数が平行プレート導波路を通って伝搬する信号に使用できる。一実施形態では、RF信号が使用される。その代わりの実施形態では、光信号が使用され、更に通信速度が改善される。本発明の実施形態で使用される相互接続部の平行プレート導波路構造は、光信号の使用に適していることが分かっている。
本発明の第2の特徴に従って、本発明の第1の特徴、すなわち平行プレート導波路相互接続部を含むバス相互接続デバイスにより連結された機能ブロックを、複数備えるチップが提供される。
一実施形態では、相互接続部を通って通信するデバイスに、導波路内に配置されたアンテナに結合された送信機および/または受信機が設けられている。デバイスは、任意の適当な通信プロトコルを使用する信号を送信機により導波路内にブロードキャストする。信号は、導波路に接続された任意のデバイスによって受信できる。ポイント・ツー・ポイント通信が除かれ、簡単化された相互接続システムおよび方法が提供される。
一実施形態では、チップの既存のインフラストラクチャが平行プレート導波路の形成に使用される。このインフラストラクチャは、例えばチップの既存のパッケージングまたは既存のパワー分配インフラストラクチャでもよい。この実施形態では、平行プレート導波路は、最小のオーバーヘッドでインフラストラクチャの設計に追加することができる。その代わりの実施形態では、チップのパワー分配インフラストラクチャを「模倣または複製(replicate)」して平行プレート導波路を形成する。従って、この実施形態では、平行プレート導波路は、パワー分配インフラストラクチャに使用される構造と同じ構造を使用して形成されるので、パワー分配インフラストラクチャの製造方法の一部として製造してもよい。しかし、別に導波路を設けることにより、パワー分配に使用される構造と同じ構造を使用した際に発生するかもしれないノイズ問題を回避できる。
パワー分配インフラストラクチャは、様々な形態をとることができるが、チップ内では導電性プレートで形成されないことが多い。しかし、ある周波数では、パワー分配インフラストラクチャは、平行導電性プレートにより形成されるようなので、その周波数をデバイス間の信号伝搬に使用する場合には、パワー分配インフラストラクチャを使用して本発明の実施形態の平行プレート導波路相互接続部を形成できる。
一実施形態では、複数の機能ブロックは、処理要素のアレイを備えるので、マルチコアS−o−Cデバイスを形成する。一つの特定の実施形態では、平行プレート導波路が処理要素のアレイ内のグローバル通信に使用されると共に、更に、複数の機能ブロックが有線バス・ネットワークにより結合される。従って、この実施形態に従って、隣接間通信が有線バス・ネットワークにより可能なまま、高速グローバル通信が平行プレート導波路により全ての要素に同時にブロードキャストされることが可能になる。この実施形態では、特に、従来の有線相互接続技術と平行プレート導波路技術との組み合わせが有利である。
本発明の第3の特徴に従って、基板に実装された複数のチップを備えるマルチ・チップ・モジュールが提供され、基板は、本発明の第1の特徴、すなわち平行プレート導波路相互接続部を含むバス相互接続デバイスを備える。
平行プレート導波路は、マルチ・チップ・モジュール基板の既存のパワー・プレーン(power plane)間にそのパワー・プレーンを使用して構成されるか、その代わりにパワー・プレーンを模倣して平行プレート導波路を形成してよい。
本発明の第4の特徴に従って、少なくとも一つのチップを支持するためのプリント回路基板(PCB)が提供され、PCBは、本発明の第1の特徴、すなわち平行プレート導波路相互接続部を含むバス相互接続デバイスを備える。
平行プレート導波路相互接続部は、PCBの既存のパワー・プレーン間にそのパワー・プレーンを使用して構成されるか、その代わりにパワー・プレーンを模倣して平行プレート導波路を形成してよい。
本発明の第5の特徴に従って、本発明の第1の特徴、すなわち平行プレート導波路相互接続部を含むバス相互接続デバイスを含むマイクロプロセッサまたはマイクロプロセッサ周辺デバイスが提供される。
本発明の実施形態は、新しいシステム・ワイドな相互接続技術のための物理層としての共用平行プレート導波路内で超ワイドバンド(UWB)インパルス無線周波数信号を使用する。この場合、大きなIPブロック(例えば、S−o−Cデバイスのシステムを共に形成するディスクリート・デバイス)は、導波路内にタッピングするだけでこの媒体を共用できる。この場合、IPブロックは、CDMA、ダイレクト・シーケンス技術等の技術を利用して高速データ・レートで同時に通信できる。
一実施形態では、平行プレート導波路は、金属の二つの層から形成される。チップに対して、この導波路は、従来の金属層のうちの二つの間に形成でき、またはチップの頂部とパッケージの蓋との間のギャップでもよい。PCBは、パワー・プレーンの形態のレディ・メードの導波路を既に有している。
電気回路の幾何学的形状が縮小し、クロック周波数が高くなるにつれ、寄生(二次およびそれ高次の)効果がますます大きくなる。従来の直流に基づく矩形波の信号は、実現が困難である。信号ラインの間の望ましくない相互作用は、モデル化または制御が難しく、設計を過剰に保守的にしたり、歩留まりを低くしたり、故障さえもたらす。相互接続部のレイテンシーは、伝搬遅延ではなくむしろ寄生損失に支配され、この遅延を最小にするのに使用される追加バッファは、相互接続部の電力消費量を増加するので、相互接続部を使用するデバイスの電力消費量を増加する。これらの遅延により、システム内の異なるポイントにおけるデータ・コヒーレンシーも実現が難しい。本発明の実施形態は、従来技術のシステムの特徴である寄生導電損失を回避するために無線伝搬を使用することによってこれらの問題を軽減する。
従来の相互接続技術はデータ・パスを適切にバッファし、クロックとデータとの間のスキューを除去するために物理レイアウトの段階でかなりの量の余分な努力を必要とする。最新のS−o−Cが必要とする層の数の点で、ルーティングは複雑かつコストがかかる。本発明の実施形態の一つの利点は、マルチ・チップ・システム内の任意の位置からタッピングできるユビキタス通信リソースとしてPCBおよびマルチ・チップ・モジュールの既存の構造が利用できることにある。
本発明の実施形態は、基板物質内の光の速度に近い伝搬速度を有する相互接続システムおよび方法を提供できる。信号は、物理層にブロードキャストされるので、複雑なルーティングが不要となる。更に、全ての受信機は、事実上、同時にデータを受信するので、データ・コヒーレンスの問題が最小化される。
本発明の実施形態は、例えばPCBまたはマルチ・チップ・モジュールのパワー・プレーンによって形成される共用平行プレート導波路、それぞれ導波路内のアンテナに結合する一つ以上の送信機、およびそれぞれ導波路内のアンテナに結合する一つ以上の受信機を備える。アンテナは、導波路内を伝搬する信号を誘導または受信する容量カプラーまたは電流ループ手段とすることができる。信号が送信機からブロードキャストされ、全ての受信機によって検出される。CDMA、FDMAまたは衝突検出等のチャンネル分離の任意の公知技術を利用できる。
本発明の実施形態は、その他のデバイス、集積回路、マルチ・コアチップ、マルチ・チップ・モジュールまたはPCB上でも実装できる。周知のRFインピーダンス・マッチング技術を利用することにより、多数の媒体をまたがる通信を可能にする。
一実施形態の一実装例は、超ワイドバンド(インパルス)信号を使用し、この信号は、マルチパスの影響を低減することが知られ、簡単な送信回路を使用できる。
本発明の実施形態は、RFまたは光伝搬を使用して従来のトラックの寄生損失を回避することにより、相互接続部の速度およびレイテンシーの問題を軽減できる。また、ある実施形態は、マルチ・チップ・システム内の任意のブロックからタッピングできるグローバル通信リソースを設けることにより、レイアウト作業を容易にする。
以下の添付図面を参照して、本発明のほんの一例として実施形態を説明する。
従来のバス・アーキテクチャを用いる従来のS−o−Cシステムを示す。 平行プレート導波路を示す。 本発明の一実施形態に従って、平行プレート導波路相互接続部を内蔵するチップを示す。 本発明の一実施形態に従って、平行プレート導波路相互接続部を内蔵するチップの横断面を示す。 本発明の一実施形態に従って、平行プレート導波路相互接続部を内蔵するマルチ・チップ・モジュールを示す。 本発明の一実施形態に従って、平行プレート導波路相互接続部を有するPCBを示す。 本発明の一実施形態に従って、平行プレート導波路相互接続部を内蔵するマルチコアS−o−Cデバイスを示す。
例えば、図1は、システム・オン・チップ(S−o−C)の形態をしたデータ処理装置を示し、このデータ処理装置は、パーソナル・オーガナイザー、携帯電話、テレビのセット・トップボックス等のデバイス内で使用できる。S−o−C10は、バス装置により相互接続される複数のデバイスまたは機能ブロック(IPブロックとしても知られる)12、13、14、15、16、17を有する。これらのバスの実際の相互接続は、相互接続ブロック11内で指定される。相互接続ブロック11は、S−o−C10内の多数のバスマスター・デバイスおよびバススレーブ・デバイスの相互接続を提供する接続のマトリックスを含む。
従って、各マスター・デバイス12、13、14は、対応するバス22、23、24にそれぞれ接続でき、各スレーブ・デバイス15、16、17は、これらの様々なバスをどのように相互接続するかを定める相互接続ブロック11によって、対応するバス25、26、27にそれぞれ接続できる。
様々な要素を相互接続するバスは、一般に、指定されたバス・プロトコルに従って動作するので、例えばARM Limitedによって開発された「高度マイクロコントローラ・バス・アーキテクチャ(Advanced Microcontroller Bus Architecture)」(AMBA)仕様に従って動作できる。
従って、相互接続ブロック11が、様々なマスター・デバイスとスレーブ・デバイスとの間の相互接続の複雑な構成を定めることは当然である。
図2は、幅wがプレートの間の距離aよりもかなり広い二つの平行プレート31、32を備える従来技術の平行プレート導波路30を示す。当技術分野で周知のように、平行プレート導波路の基本モードは、プレート間において電界がプレートに対して直角な平面波である。このモードは、図2に示されるように、プレート間の物質が自由空間であるならば、常に1に等しい正規化された伝搬定数を有する。
論文「平行プレートのパワー・プレーン内の高周波ノイズを除去する新しい技術(Novel Technology Eliminates High Frequency Noise in Parallel Plate Power Planes)」(S.Rogers著、Etenna Corporation、Bluetooth America、米国カリフォルニア州サンノゼ、2003年12月)では、望ましくない電圧変動として、システム内のパワー・プレーンを横断して伝搬するデジタル・スイッチング・ノイズの存在が検討されている。特に、パワー・プレーンは、平行プレート導波路として働きこの望ましくないノイズを伝搬させ、このノイズの一つのソースは、パワー・プレーン内のビアを貫通する信号ラインであることが記載されている。パワー・プレーンによって境界が定められたビア間のこの干渉は、この論文では深刻な寄生効果としてみなされている。この論文には、このパワー・プレーン・ノイズを抑制するための技術が記載されている。論文「平行プレート環境におけるビアを解析するための物理学に基づくCADモデル(Physics−Based CAD Models for the analysis of Vias in Parallel Plate Environments)」(R.Abhari外著、IEEE Transactions on Microwave Theory and Techniques)、第49巻第10号、2001年10月、1697〜1707頁)も、このノイズを軽減する観点から、平行プレートを貫通するビアによって発生するノイズの影響を分析するための技術について検討している。
本発明の実施形態によれば、本発明の発明者たちは、データ処理装置内で発生する平行プレート導波路伝搬を回避しようとするより、この平行プレート導波路メカニズムは、データ処理装置における相互接続機能を実現するための有効かつフレキシブルな技術として利用できると認識した。
本発明の実施形態の平行プレート導波路相互接続部は、導波路の二つのプレート間に誘電物質を使用する。平面波自身は、情報を搬送せず、例えば平面波の変調によって得られるような一定の幅の周波数スペクトルが必要なことは当然である。また、情報は、導波路の位相速度でなく、むしろ群速度で伝搬し、群速度は、その誘電媒体内の対応する位相速度よりも常に遅いことも当然である。
導波路内で伝搬する各モードにおける群速度および位相速度は、周波数に依存する。このことは、ブロードバンド信号の周波数成分が、異なる速度で伝播し、導波路に沿って伝搬するにつれ、周波数成分の位相関係を変えることを意味する。また、モードの群速度および位相速度は、モードに依存する。このことは、一つの信号が多数の異なるモードにわたって分布する場合、周波数成分は、伝搬中に時間経過と共に拡散する現象を意味し、この現象は分散として知られている。平行プレート導波路の性質に関する詳しいことは、本願が援用する「導波のフィールド理論(Field Theory of Guided Waves)」(第2版、1990年、RE Collin著、John Wiley & Sons Inc、ISBN:0879422378)に記載されている。
図3は、本発明の一実施形態に従って、平行プレート導波路相互接続部を内蔵するS−o−Cデバイス100の概略を示す。チップは、支持構造101aに形成された基板102と、機能ブロック103a、103b、103c、103dとを備え、これらが組み合わされてS−o−Cデバイスを形成する。一般にチップの周辺は、標準パッド・リングのためにクリアな状態のままである。本発明のこの実施形態の機能ブロックは、マスター・デバイスおよびスレーブ・デバイスを形成でき、従来技術の複雑なバス構造およびブロック相互接続デバイスは、平行プレート導波路相互接続部に置換される。機能ブロックは、アンテナ(図4内の105a、105bを参照)へのビア(図示せず)により相互接続部内に結合され、相互接続部は、平行プレート106a、106bによって形成される。ラインA−A’は、図4の横断面を示す。
図4は、本発明の一実施形態に従って、平行プレート導波路相互接続部を内蔵するチップ100の横断面を示す。チップは、外側支持構造101aおよび101bを備え、これらの支持構造の間に、当技術分野で周知のように、S−o−Cデバイスの物質層がサンドイッチされている。基板層102は、図3に示す要素103cおよび103dと組み合せてS−o−Cデバイスを形成するブロック103aおよび103bを支持する。ブロックは、アンテナ105aおよび105bへのビア104aおよび104bにより相互接続部に結合され、相互接続部は、平行プレート106aおよび106bによって形成され、平行プレートは、互いに誘電物質107によって分離される。組み合されたプレート(106a、106b)と誘電物質(107)とは、導波路相互接続部108を形成し、相互接続部は、チップのかなりの部分にわたって延びることができ、従来技術のバスおよび相互接続ブロック構造と置換される。
図5は、本発明の一実施形態によるマルチ・チップ・モジュール(MCM)110を示す。二つのチップ100aおよび100bは、モジュール基板111上に実装されており、モジュール基板は、誘電物質によって分離された二つの平行プレートを備える上記タイプの平行プレート導波路相互接続部118を含む。ビアとアンテナとの組み合わせ119aは、S−o−Cデバイス100aの導波路相互接続部108aをモジュール相互接続部118に接続する。同様に、ビアとアンテナの組み合わせ119bは、S−o−Cデバイス100bの導波路相互接続部108bをモジュール相互接続部118に接続する。
図6は、本発明の一実施形態によるPCB構造120を示す。二つのマルチ・チップ・モジュール110aおよび110bは、PCB120内に実装され、PCB120は、誘電物質によって分離された二つの平行プレートを備える上記タイプの平行プレート導波路相互接続部128も含む。ビアとアンテナとの組み合わせ129aは、MCM110aの導波路相互接続部118aをPCB相互接続部128に接続する。同様に、ビアとアンテナの組み合わせ129bは、MCM110bの導波路相互接続部118bをモジュール相互接続部128に接続する。
本発明の一実施形態の別の例として、マルチコアS−o−Cデバイス、すなわち単一チップ上に多数のプロセッサを有するデバイスを開発する際に、チップ上に処理要素のアレイとして多数のプロセッサを配置することが知られており、この設計を処理要素のメッシュということが多い。一例では、要素は従来の有線相互接続技術を利用して設計されたバス・ネットワークを使用して隣接要素に接続する。このトポロジーは、データが処理要素を通って伝送可能な場合、一部の問題には効果がある。しかし、どのグローバル通信も、全ての要素に到達するため多数の要素を通過しなければならない。他のトポロジー(例えば行と列のバス構造)がこの問題を軽減するために提案されているが、完全に満足できるものは一つもない。
図7は、上記のように従来の有線相互接続バス・ネットワーク210により接続された処理要素200のアレイを有する本発明の一実施形態によるマルチコア・デバイスを示す。また、全ての処理要素にグローバル通信媒体を提供する平行プレート導波路220も示されている。この実施形態には、従来技術よりも優れたいくつかの利点、すなわち有線相互接続部210により継続可能な隣接間通信を妨害することなく、平行プレート導波路220により、高速グローバル通信のデータおよび命令は、全ての要素に同時にブロードキャストでき、結果を返すこともできるという利点がある。従って、この実施形態は、従来の有線相互接続技術と本発明の平行プレート導波路技術との組み合わせが、従来の問題の良い解決策を提供する良い例である。
本発明の実施形態の基礎は、従来技術の複雑なバスとブロック相互接続部が、上記図3〜図7のような平行プレート導波路相互接続部で置換できるという本発明者たちの認識である。本発明のこの実施形態で実現される利点は、この実施形態の導波路相互接続メカニズムが製品設計者のニーズに応じた模倣や拡大縮小が可能なことである。
平行プレート導波路は、分散デバイスなので、特に、CDMA等の信号のブロードキャストに使用される通信技術を利用するのに適している。全てのデバイス(ビアおよびアンテナ構造により導波路相互接続部に接続されている)が全ての他のデバイスにブロードキャストできるようにすることにより、マスター・ユニットとスレーブ・ユニットとの間でポイント・ツー・ポイント通信の必要がなくなる。例えば、MCM上の相互接続部またはPCB上の相互接続部のいずれか、またはその双方を通して、一つのS−o−Cチップ上のマスター・デバイスが別のS−o−C上のスレーブ・デバイスと通信でき、その逆も想定される。
上記記載から、本発明の実施形態が、チップ間またはチップ内通信に使用できる共用平行プレート導波路相互接続部を提供し、非常にフレキシブルかつ効率的な通信メカニズムを提供できることは当然である。
システム内の特定のレベル、例えばチップレベル、MCMレベルまたはPCBレベルにおいて、単一の平行プレート導波路を上記のように使用できる。その代わりに、特定のレベルにおいて、二つ以上の平行プレート導波路を、例えば各導波路を異なる領域に対応させて使用できる。このアプローチは、バンド幅全体を広くするのに使用できる。
本発明の実施形態の平行プレート導波路相互接続部は、上記図1のような従来技術の有線相互接続ブロックと完全に置換するために使用できるが、その代わりの実施形態では、平行プレート導波路は、この有線相互接続ブロックの機能と部分的に置換するためだけに使用できる。この実施形態では、アダプタ・ブロックを有線相互接続ブロックと平行プレート導波路相互接続部との間に設けて、各相互接続メカニズムが使用する通信フォーマット間で信号を変換することができる。
特定の実施形態について説明したが、本発明は、それに限定されるものではなく、その実施形態への多くの変更および追加が本発明の範囲内で可能なことは当然である。例えば、従属請求項の特徴と独立請求項の特徴との様々な組み合わせが本発明の範囲内で可能である。
10 S−o−C
11 相互接続ブロック
12、13、14 マスター・デバイス(機能ブロック)
15、16、17 スレーブ・デバイス(機能ブロック)
22、23、24、25、26、27 バス
30、220 平行プレート導波路
31、32、106a、106b 平行プレート
100 チップ
100a、100b S−o−Cデバイス
101a、101b 外側支持構造
102 基板層
103a、103b、103c、103d 機能ブロック
104a、104b ビア
105a、105b アンテナ
107 誘電物質
108 導波路相互接続部
110 マルチ・チップ・モジュール(MCM)
111 モジュール基板
118 平行プレート導波路相互接続部
119a、119b、129a、129b ビアとアンテナとの組み合わせ
120 PCB
128 モジュール相互接続部
200 処理要素
210 有線相互接続バス・ネットワーク

Claims (20)

  1. 複数のデバイスを連結するための平行プレート導波路相互接続部。
  2. 複数のデバイスを連結するための平行プレート導波路を備えるバス相互接続デバイス。
  3. 請求項2に記載のバス相互接続デバイスであって、
    更に、デバイスを前記平行プレート導波路内に結合するための少なくとも一つのビアを備えるバス相互接続デバイス。
  4. 請求項2または3に記載のバス相互接続デバイスであって、
    前記複数のデバイスは、前記平行プレート導波路を通って伝搬され、超ワイドバンド通信プロトコルを使用する信号により通信するように構成されるバス相互接続デバイス。
  5. 請求項2〜4のいずれかに記載のバス相互接続デバイスであって、
    前記複数のデバイスは、前記平行プレート導波路を通って伝搬するRF信号により通信するように構成されるバス相互接続デバイス。
  6. 請求項2〜4のいずれかに記載のバス相互接続デバイスであって、
    前記複数のデバイスは、前記平行プレート導波路を通って伝搬する光信号により通信するように構成されるバス相互接続デバイス。
  7. 請求項2〜6のいずれかに記載のバス相互接続デバイスにより連結される複数の機能ブロックを備えるチップ。
  8. 請求項7に記載のチップであって、
    前記機能ブロックは、前記平行プレート導波路内に配置されたアンテナに結合された送信機または受信機により、前記相互接続部に接続されるチップ。
  9. 請求項7または8に記載のチップであって、
    前記平行プレート導波路は、前記チップの既存のインフラストラクチャを使用して形成されるチップ。
  10. 請求項9に記載のチップであって、
    前記既存のインフラストラクチャは、既存のパワー分配インフラストラクチャであるチップ。
  11. 請求項7または8に記載のチップであって、
    前記平行プレート導波路は、前記チップのパワー分配インフラストラクチャを模倣して形成されるチップ。
  12. 請求項7〜11のいずれかに記載のチップであって、
    前記複数の機能ブロックは、処理要素のアレイを備えるチップ。
  13. 請求項12に記載のチップであって、
    前記複数の機能ブロックは、更に、有線バス・ネットワークにより結合され、前記平行プレート導波路は、前記処理要素のアレイ内のグローバル通信に使用されるチップ。
  14. 基板に実装された複数のチップを備えるマルチ・チップ・モジュールであって、
    前記基板は、請求項2〜6のいずれかに記載のバス相互接続デバイスを含むマルチ・チップ・モジュール。
  15. 請求項14に記載のマルチ・チップ・モジュールであって、
    前記平行プレート導波路は、前記マルチ・チップ・モジュール基板の既存のパワー・プレーンを使用して構成されるマルチ・チップ・モジュール。
  16. 請求項14に記載のマルチ・チップ・モジュールであって、
    前記平行プレート導波路は、前記マルチ・チップ・モジュール基板のパワー・プレーンを模倣して形成されるマルチ・チップ・モジュール。
  17. 少なくとも一つのチップを支持するためのプリント回路基板(PCB)であって、
    請求項2〜6のいずれかに記載のバス相互接続デバイスを備えるPCB。
  18. 請求項17に記載のPCBであって、
    前記平行プレート導波路は、前記PCBの既存のパワー・プレーンを使用して構成されるPCB。
  19. 請求項17に記載のPCBであって、
    前記平行プレート導波路は、前記PCBのパワー・プレーンを模倣して形成されるPCB。
  20. 請求項2〜6のいずれかに記載のバス相互接続デバイスを含むマイクロプロセッサまたはマイクロプロセッサ周辺デバイス。
JP2009522317A 2006-08-04 2006-08-04 バス相互接続デバイスおよび前記バス相互接続デバイスを含むデータ処理装置 Pending JP2009545904A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/GB2006/002924 WO2008015371A1 (en) 2006-08-04 2006-08-04 A bus interconnect device and a data processing apparatus including such a bus interconnect device

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009545904A true JP2009545904A (ja) 2009-12-24

Family

ID=37907074

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009522317A Pending JP2009545904A (ja) 2006-08-04 2006-08-04 バス相互接続デバイスおよび前記バス相互接続デバイスを含むデータ処理装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8171191B2 (ja)
JP (1) JP2009545904A (ja)
GB (1) GB2453697B (ja)
WO (1) WO2008015371A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8248984B2 (en) * 2007-06-20 2012-08-21 I Squared Llc System and method for interfacing devices
JP2011044953A (ja) 2009-08-21 2011-03-03 Sony Corp Av機器用の有線伝送線路
US9026061B2 (en) * 2012-12-03 2015-05-05 Broadcom Corporation Waveguide for intra-package data transfer
CN117337518A (zh) * 2021-03-04 2024-01-02 维尔塞特公司 在rf部件之间采用共面波导互连件的天线装置

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07202761A (ja) * 1993-12-29 1995-08-04 Toshiba Corp 構内通信システム
JP2001141949A (ja) * 1999-11-15 2001-05-25 Canon Inc 光導波装置
EP1361671A1 (en) * 2002-05-07 2003-11-12 Abb Research Ltd. Microwave waveguide bus for digital devices
JP2003344679A (ja) * 2002-05-29 2003-12-03 Canon Inc 電子回路基板
JP2005102024A (ja) * 2003-09-04 2005-04-14 Tdk Corp 高周波回路
JP2006074432A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送信方法、受信方法、送受信方法、送信装置、受信装置、及び、送受信装置
JP2006191602A (ja) * 2005-01-04 2006-07-20 Mitsubishi Electric Research Laboratories Inc 送信基準、タイムホッピングインパルス無線システムでの基準パルスとデータパルスとの間の遅延時間を確定する方法、及びタイムホッピングインパルス無線システム

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4200870A (en) * 1978-10-10 1980-04-29 Bridgend Processes Limited Microwave components
US4721902A (en) * 1985-07-08 1988-01-26 Mts Systems Corporation Noise rejection in a sonic transducer
US5138436A (en) * 1990-11-16 1992-08-11 Ball Corporation Interconnect package having means for waveguide transmission of rf signals
US5268973A (en) * 1992-01-21 1993-12-07 The University Of Texas System Wafer-scale optical bus
EP0729649A1 (en) * 1994-09-19 1996-09-04 Hughes Aircraft Company Continuous transverse stub element devices and methods of making same
US5581217A (en) * 1995-09-21 1996-12-03 Hughes Aircraft Company Microwave shielding structures comprising parallel-plate waveguide
JP3461653B2 (ja) * 1995-10-19 2003-10-27 富士ゼロックス株式会社 光ファイバ伝送と自由空間伝送に共用可能な光送受信器および光通信ネットワーク
US5680041A (en) * 1996-03-12 1997-10-21 Patriot Sensors And Controls Corporation Magnetostrictive position measurement apparatus with anti-reflection waveguide terminals
JP2002532928A (ja) * 1998-12-10 2002-10-02 レイセオン・カンパニー 広帯域マイクロストリップから平行板導波管への転移部
JP2000278009A (ja) * 1999-03-24 2000-10-06 Nec Corp マイクロ波・ミリ波回路装置
US6512618B1 (en) * 1999-06-18 2003-01-28 Trw Inc. Broadcast optical communication system employing waveguide having grating normal to sources and detectors
DE10050544B4 (de) * 1999-10-13 2006-03-23 Kyocera Corp. Nicht strahlender dielektrischer Wellenleiter
US6332050B1 (en) * 2000-04-05 2001-12-18 Board Of Supervisors Of Louisiana State University And Agricultural And Mechanical College Optical slab waveguide for massive, high-speed interconnects
JP3612031B2 (ja) * 2001-03-29 2005-01-19 Tdk株式会社 高周波モジュール
US6421021B1 (en) * 2001-04-17 2002-07-16 Raytheon Company Active array lens antenna using CTS space feed for reduced antenna depth
US7269350B2 (en) * 2001-07-05 2007-09-11 Wave7 Optics, Inc. System and method for communicating optical signals between a data service provider and subscribers
JP3828438B2 (ja) * 2002-03-13 2006-10-04 三菱電機株式会社 導波管/マイクロストリップ線路変換器
US6972678B2 (en) * 2002-08-01 2005-12-06 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Wireless-based system and method for hull-based sensing
US20060103489A1 (en) * 2002-08-16 2006-05-18 Martin Johansson Parallel plate waveguide structure
JP2004342948A (ja) * 2003-05-19 2004-12-02 Tdk Corp 電子部品モジュール
GB2402761B (en) 2003-06-12 2006-02-22 Advanced Risc Mach Ltd Improvements in flexibility of a bus interconnect block for a data processing apparatus
KR20030074582A (ko) * 2003-09-03 2003-09-19 학교법인 한국정보통신학원 초고주파 다층회로 구조 및 제작 방법
JP2005086603A (ja) * 2003-09-10 2005-03-31 Tdk Corp 電子部品モジュールおよびその製造方法
US7248757B2 (en) * 2003-12-15 2007-07-24 Canon Kabushiki Kaisha Method, device and computer program for designing a circuit having electric wires and optical connections
US6967282B2 (en) * 2004-03-05 2005-11-22 Raytheon Company Flip chip MMIC on board performance using periodic electromagnetic bandgap structures
US7067910B2 (en) 2004-04-13 2006-06-27 Sun Microsystems, Inc. Method and apparatus for using capacitively coupled communication within stacks of laminated chips
US7327924B2 (en) * 2004-09-23 2008-02-05 Stc.Unm Generalized transverse bragg waveguide
US20060187863A1 (en) * 2004-12-21 2006-08-24 Wave7 Optics, Inc. System and method for operating a wideband return channel in a bi-directional optical communication system
WO2007074876A1 (ja) * 2005-12-27 2007-07-05 Nec Corporation 導波路の結合構造
US7894699B2 (en) * 2006-10-16 2011-02-22 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Photonic based interconnects for interconnecting multiple integrated circuits
US7617342B2 (en) * 2007-06-28 2009-11-10 Broadcom Corporation Universal serial bus dongle device with wireless telephony transceiver and system for use therewith
US8258892B2 (en) * 2008-02-19 2012-09-04 The Royal Institution For The Advancement Of Learning/Mcgill University High-speed bandpass serial data link
WO2009108137A1 (en) * 2008-02-29 2009-09-03 Agency For Science, Technology And Research Method and system for modelling signal interactions in an electronic package
US7969001B2 (en) * 2008-06-19 2011-06-28 Broadcom Corporation Method and system for intra-chip waveguide communication
JP4970364B2 (ja) * 2008-06-27 2012-07-04 豊田合成株式会社 光分岐結合器及びその製造方法
JP5136260B2 (ja) * 2008-07-24 2013-02-06 富士ゼロックス株式会社 光導波路フィルム、及び光送受信モジュール
KR20110004098A (ko) * 2009-07-07 2011-01-13 주성엔지니어링(주) 디스플레이 장치 및 이의 제작 방법

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07202761A (ja) * 1993-12-29 1995-08-04 Toshiba Corp 構内通信システム
JP2001141949A (ja) * 1999-11-15 2001-05-25 Canon Inc 光導波装置
EP1361671A1 (en) * 2002-05-07 2003-11-12 Abb Research Ltd. Microwave waveguide bus for digital devices
JP2003344679A (ja) * 2002-05-29 2003-12-03 Canon Inc 電子回路基板
JP2005102024A (ja) * 2003-09-04 2005-04-14 Tdk Corp 高周波回路
JP2006074432A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 送信方法、受信方法、送受信方法、送信装置、受信装置、及び、送受信装置
JP2006191602A (ja) * 2005-01-04 2006-07-20 Mitsubishi Electric Research Laboratories Inc 送信基準、タイムホッピングインパルス無線システムでの基準パルスとデータパルスとの間の遅延時間を確定する方法、及びタイムホッピングインパルス無線システム

Also Published As

Publication number Publication date
US8171191B2 (en) 2012-05-01
GB2453697A (en) 2009-04-15
GB0902181D0 (en) 2009-03-25
GB2453697B (en) 2010-11-24
US20090210594A1 (en) 2009-08-20
WO2008015371A1 (en) 2008-02-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4769741B2 (ja) 信号供給構造及び半導体装置
CN104051425B (zh) 用于减少通道串扰的耦合通孔
JP3118266B2 (ja) 同期セグメントバスとバス通信方法
US7271680B2 (en) Method, apparatus, and system for parallel plate mode radial pattern signaling
CN110024214B (zh) 通过介质波导的毫米波光纤网络
Liang et al. An energy-efficient and low-crosstalk sub-THz I/O by surface plasmonic polariton interconnect in CMOS
Ito et al. A bidirectional-and multi-drop-transmission-line interconnect for multipoint-to-multipoint on-chip communications
US9105635B2 (en) Stubby pads for channel cross-talk reduction
US7321167B2 (en) Flex tape architecture for integrated circuit signal ingress/egress
US8171191B2 (en) Bus interconnect device and a data processing apparatus including such a bus interconnect device
US7106600B2 (en) Interposer device
Socher et al. Can rf help cmos processors?[topics in circuits for communications]
Chang et al. Near speed-of-light on-chip electrical interconnect
US8465297B2 (en) Self referencing pin
US20140254084A1 (en) Multiprocessor Computing Apparatus with Wireless Interconnect for Communication among its Components
EP1361671B1 (en) Microwave waveguide bus for digital devices
US6870257B2 (en) Power delivery through a flex tape in decoupled I/O-power hybrid substrate
US8338992B2 (en) Transmission device using a plurality of elementary return conductors
Tavakoli et al. Multi-hop communications on wireless network-on-chip using optimized phased-array antennas
Tam et al. RF/wireless-interconnect: The next wave of connectivity
EP1361672B1 (en) Microwave waveguide bus for digital devices
CN111988093B (zh) 基于表面波通信的片上系统、芯片及电子设备
US10607952B2 (en) High-density triple diamond stripline interconnects
US6995465B2 (en) Silicon building block architecture with flex tape
Wang et al. Low latency high throughput memory-processor interface

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110107

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110705