JP2003337967A - 勤務情報管理方法及び勤務情報管理システム - Google Patents

勤務情報管理方法及び勤務情報管理システム

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JP2003337967A
JP2003337967A JP2002144394A JP2002144394A JP2003337967A JP 2003337967 A JP2003337967 A JP 2003337967A JP 2002144394 A JP2002144394 A JP 2002144394A JP 2002144394 A JP2002144394 A JP 2002144394A JP 2003337967 A JP2003337967 A JP 2003337967A
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JP2002144394A
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Sugio Mogi
杉男 茂木
Yoshitoshi Murata
嘉利 村田
Keizo Hosoguchi
桂三 細口
Takeshi Kato
竹志 加藤
Takamitsu Ikeda
隆充 池田
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SOMU SYSTEM SERVICE KK
NTT Docomo Tokai Inc
Original Assignee
SOMU SYSTEM SERVICE KK
NTT Docomo Tokai Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】集計、入力の手間がなく、また、従業員にとっ
てどこからでも従業員の勤務情報を記録することができ
る勤務情報管理方法を提供すること。 【解決手段】携帯電話1から、サーバ7から受信したペ
ージデータに基づいて表示した表示画面に従って、勤務
情報をサーバ7に対して送信する。サーバ7は、データ
ベース9bに従業員ごとに勤務情報を蓄積する。サーバ
7は、蓄積した勤務情報を集計し、給与計算のためのソ
フトウェアに適した形式のデータを作成する。そして、
パソコン8から該データを参照し、給与計算をおこな
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、勤務情報管理方法
及び勤務情報管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、従業員の出退勤等の勤務情報は、
タイムカードにより行われていた。従って、従業員はタ
イムカード打刻機にてタイムカードに各自の出退勤等の
時刻を記録していた。そして、経理担当者は、従業員の
タイムカードを月初めに集め、記録されている日付から
勤務日数を集計し、出退勤した時刻から一ヶ月間の勤務
時間及び残業時間を集計する。そして、経理担当者は、
その集計結果を給与計算のソフトウェアを使用して給与
金額を計算し、従業員ひとりひとりにその給与金額を知
らせていた。また、雇用者は、集計された勤務日数及び
残業時間から、従業員の勤務情報を把握していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の方法
では、人の手で、タイムカードから各従業員の勤務時間
及び勤務日数を集計し、その集計結果をパソコンに入力
し、給与計算をしていた。このため、集計、入力するの
に手間がかかる上に、計算ミスや入力ミスなどの問題が
生じていた。
【0004】また、タイムカード打刻機は勤務地に固定
され、タイムカードも従業員一人ずつ個別に作成されて
いた。このため、(現場や外回りに直行直帰する)外勤
の従業員はタイムカードに出退勤の時刻を記録すること
ができない。そのため、雇用者は、勤務情報を把握する
ために、このような従業員から逐一報告を受けなければ
ならず、不便であった。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、経理担当者にとって集
計、入力の手間がなく、また、従業員にとってどこから
でも勤務情報を記録することができる携帯端末を利用し
た勤務情報管理方法及び勤務情報管理システムを提供す
ることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、前記サーバが前記携帯端
末から受信した従業員の勤務情報をデータベースに蓄積
し、該データベースに蓄積した勤務情報を前記利用端末
または前記携帯端末に送信して前記利用端末または前記
携帯端末にて参照可能にした。
【0007】請求項2に記載の発明は、前記サーバは、
前記携帯端末に前記勤務情報を入力するためのページデ
ータを送信し、該ページデータに従って入力された勤務
情報を受信し、該受信した勤務情報を前記データベース
に蓄積する。
【0008】請求項3に記載の発明は、前記サーバは、
前記データベースに蓄積した従業員に関する勤務情報を
参照して次に登録可能な勤務情報を判断し、該登録可能
な勤務情報を入力可能に設定したページデータを送信す
る。
【0009】請求項4に記載の発明は、前記データベー
スには、前記勤務情報とそれぞれの従業員が持つ識別コ
ードが関連付けられて蓄積され、前記サーバは、所定の
識別コードを受信した場合、該識別コードと関連して受
信した他の識別コード及び勤務情報を関連付けて前記デ
ータベースに登録する。
【0010】請求項5に記載の発明は、前記データベー
スに蓄積された勤務情報を前記利用端末から参照する
際、前記サーバが蓄積された勤務情報から各従業員の勤
務時間または勤務日数を集計し、その集計結果を参照に
適したデータ形式で作成する。
【0011】請求項6に記載の発明は、前記サーバが、
携帯端末からサーバに従業員の個人情報を変更させる権
限を有す識別コードを受信したとき、前記携帯端末から
受信した変更データに基づいて、データベースに記録さ
れている従業員に関する個人情報の変更を行う。
【0012】請求項7に記載の発明は、従業員が所有す
る携帯端末とサーバとが移動体通信網を介して接続さ
れ、前記サーバと利用端末とがネットワークを介して接
続されており、前記サーバが該携帯端末又は該利用端末
に従業員の勤務情報を管理するためのサービスを提供す
る勤務情報管理システムにおいて、前記携帯端末から受
信した従業員の勤務情報を蓄積する手段と、蓄積された
勤務情報から各従業員の勤務時間または勤務日数を集計
する手段と、蓄積した勤務情報を前記利用端末または前
記携帯端末にて参照可能なデータを送信する手段と、を
備えた。
【0013】(作用)請求項1または2に記載の発明に
よれば、どこからでも、従業員は携帯端末から勤務情報
を記録することができる。このため、従業員にとって、
雇用者に逐一勤務情報を報告する必要がなくなる。ま
た、従業員の携帯端末または経理担当者の利用端末にて
蓄積した勤務情報を参照することができる。そのため、
経理担当者にとって集計や入力などの手間がなく、集計
や入力に伴う間違いも発生しなくなる。また、従業員に
とって、現在のデータベースに蓄積された自分の勤務情
報を手軽に参照することができる。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、サーバは
蓄積された勤務情報から判断して、次に登録可能な勤務
情報を入力可能に設定したページデータを送信する。こ
のため、勤務情報の登録ミスを防ぐ。
【0015】請求項4に記載の発明によれば、ある従業
員が他の従業員の勤務情報を登録することができる。ま
た、携帯端末を所有していない従業者の代わりに勤務情
報を登録することができる。
【0016】請求項5に記載の発明によれば、サーバが
蓄積した勤務情報を集計し、該集計結果を利用端末にて
参照可能なデータ形式で利用端末に送信する。このた
め、経理担当者にとって集計や入力などの手間がなく、
集計や入力に伴う間違いも発生しなくなる。
【0017】請求項6に記載の発明によれば、携帯端末
にて従業員の個人情報を変更させる識別コードをサーバ
に認証させて、携帯端末から従業員の登録変更を行う。
このため、従業員の登録変更が生じた場合、経理担当者
に連絡して利用端末から従業員の登録変更を行わなくて
よいので、頻繁な従業者の登録変更に容易に対応する。
【0018】請求項7に記載の発明によれば、どこから
でも従業員は携帯端末から勤務情報を記録することがで
き、また、経理担当者にとって集計や入力などの手間が
なく、集計や入力に伴う間違いも発生しなくなる。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した一実施
形態を図面に従って説明する。図1は勤務情報管理シス
テムの概略構成図を示している。
【0020】企業20の従業員は携帯端末としての携帯
電話1を所有し、該携帯電話1は、携帯電話網2を介し
て管理センタ3が保有するゲートウェイサーバ4と接続
されている。管理センタ3のゲートウェイサーバ4はイ
ンターネット5を介して勤務情報を管理するサービスを
提供するサービスセンタ6のサーバ7と接続されるよう
になっている。また、サーバ7はインターネット5を介
して、企業20の経理担当者が所有する利用端末として
のパーソナルコンピュータ(以下、パソコン)8とも接
続されている。
【0021】携帯電話1とゲートウェイサーバ4との間
では、該携帯電話網2で構築した独自のプロトコルでデ
ータの授受がおこなわれる。また、ゲートウェイサーバ
4とサーバ7との間、またはサーバ7とパソコン8との
間では、インターネットプロトコル(TCP/IP)で
データの授受が行われる。
【0022】サービスセンタ6は、サーバ7とデータベ
ース9a、9bを備えている。サーバ7はデータベース
9a、9bに記憶されているデータを書き換える又は読
み出すことによって勤務情報を管理するためのアプリケ
ーションプログラムを携帯電話1又はパソコン8に提供
する。
【0023】データベース9aには、従業員又は経理担
当者の個人情報に関するマスタデータが記憶され、デー
タベース9bには、各従業員の勤務情報に関する登録が
されている勤務データが記憶されている。
【0024】データベース9aに記憶されているマスタ
データとは、従業員固有の識別コードとしての従業員I
D及び経理担当者固有の識別コードとしての管理者ID
のリストからなり、各種IDに関連付けられて、パスワ
ード、氏名、連絡事項などが記憶されている。尚、従業
員IDとは、従業員が所有し、サーバ7に対してデータ
ベース9bの勤務データ(後述)に従業員IDの送信元
の携帯電話1から受信した勤務情報を登録させる権限を
有すIDである。また、管理者IDとは、経理担当者が
所有し、サーバ7に対してデータベース9a、9bに記
憶されているデータの取得、変更、管理等を行わせるた
めのIDである。
【0025】データベース9bに記憶されている勤務デ
ータとは、従業員IDのリスト及び各従業員の登録履歴
から構成されており、各従業員IDは該従業員IDを所
有する従業員の登録履歴と関連付けられて記憶されてい
る。
【0026】上記登録履歴は、日付に関係付けられてそ
の日における従業員の勤務情報、即ち、該従業員の出退
勤等の情報及びその時刻から構成されている。サーバ7
は、ユーザ認証機能、ページデータ構成機能等を有して
いる。
【0027】まず、ユーザ認証機能について説明する。
サーバ7は、ユーザ端末(携帯電話1及びパソコン8)
から最初にアクセスされたとき、識別データ(各種ID
及びパスワード)を要求する。そして、サーバ7は、ユ
ーザ端末から受信した識別データが許可されるデータで
ある場合、つまり、該識別データとマスタデータとの比
較を行い、マスタデータに記憶されている場合には正規
のユーザ(従業員または経理担当者)であると認証す
る。そして、サーバ7は、ユーザ端末に対してサーバ7
が備える勤務情報を管理するためのアプリケーションプ
ログラムを提供する。また、該識別データが許可されな
いデータである場合、サーバ7は通信を遮断するように
なっている。
【0028】次に、ページデータ構成機能について説明
する。サーバ7は、各従業員の勤務情報を勤務データに
登録するためのページデータを送信する際に、データベ
ース9bの勤務データから従業員IDに基づいてその日
における登録履歴を検索する。サーバ7は、検索した登
録履歴に基づいてページデータを構成する。
【0029】次に、企業の経理担当者が所有するパソコ
ン8について説明する。パソコン8は、サーバ7を指定
するURLを入力することでサーバ7とアクセスするこ
とができる。パソコン8から管理者IDをサーバ7に対
して認証させると、サーバ7は、サーバ7が有すアプリ
ケーションプログラムをパソコン8に提供する。経理担
当者はパソコン8にて該アプリケーションプログラムを
利用して勤務データ及びマスタデータの取得、変更、管
理などを行う。また、パソコン8は、サーバ7から受け
取ったデータに基づいて給与計算を行うソフトウェアを
備えている。
【0030】企業の従業員は携帯電話1を所有し、該従
業員は携帯電話1を使用してサーバ7が提供するアプリ
ケーションプログラムを利用して勤務情報の登録を行
う。次に、携帯電話1を所有する従業員がデータベース
9bに勤務情報を登録する方法について説明する。図2
〜図6は勤務データに登録するための手順を説明するた
めの表示画面の系統図である。
【0031】まず、携帯電話1からサーバ7を指し示す
URLを含むデータが送信されると、ゲートウェイサー
バ4は携帯電話1からのデータに基づいてサービスセン
タ6のサーバ7にアクセスする。
【0032】このとき、サーバ7は、該アクセスがゲー
トウェイサーバ4を介して携帯電話1からのアクセスか
否か判別する。携帯電話1からのアクセスであると判別
すると、サーバ7は、ユーザ認証機能に従って、ゲート
ウェイサーバ4を介して携帯電話1に対して初期画面2
1に関するページデータを送信する。
【0033】携帯電話1は、図2に示すように、そのペ
ージデータに基づいて携帯電話1が備える表示部1aに
メッセージと、ID及びパスワードを入力するためのテ
キストボックスを示す初期画面21を表示する。従業員
が携帯電話1から従業員ID及びパスワードをボタン操
作にてテキストボックスに入力することにより、携帯電
話1は従業員ID及びパスワードを含む識別データをサ
ーバ7に送信する。サーバ7は、受信した識別データに
基づいてユーザ認証機能により正規のユーザであるか否
か判断する。
【0034】正規の従業員からのアクセスであると判別
すると、サーバ7は、勤務情報を管理するためのアプリ
ケーションプログラムを提供するためのメニュー画面に
関するページデータを送信する。
【0035】携帯電話1は、そのページデータに基づい
て、表示部1aに「勤務情報登録」とそのほかの項目を
示すメニュー画面22を表示する。「勤務情報登録」の
項目は、サーバ7のデータベース9bに対して各自の勤
務情報を登録する際に選択する項目である。
【0036】ここで、「勤務情報登録」の項目をボタン
操作で選択すると、携帯電話1からサーバ7に対して勤
務情報を登録する旨のデータが送信される。サーバ7は
該データを受信すると、ページデータ構成機能に従って
送信元の従業員のその日における登録履歴をデータベー
ス9bから検索し、その登録履歴に基づいて勤務情報を
登録するための登録画面に関するページデータを構成
し、構成したページデータを携帯電話1に送信する。
【0037】携帯電話1は、図3〜6に示すように、受
信したページデータに基づいて表示部1aに現在の状態
及び各項目の選択ボタンを示す登録画面31、41、5
1、61を表示する。現在の状態に表示されるのは、従
業員の氏名、現在の日付及び登録履歴である。各項目の
選択ボタンには、「出勤」「退出」「外出」「再入」
「休み」「終了」の項目が表示される。
【0038】「出勤」の項目は、データベース9bの勤
務データに従業員が勤務地に出勤した時刻とその時刻か
ら勤務地に出勤したという勤務情報を登録する際に選択
される項目である。
【0039】「退出」の項目は、データベース9bの勤
務データに従業員が勤務地から退社した時刻とその時刻
から勤務地から退社したという勤務情報を登録する際に
選択される項目である。
【0040】「外出」の項目は、データベース9bの勤
務データに従業員が勤務地から外出した時刻とその時刻
から勤務地から外出したという勤務情報を登録する際に
選択される項目である。
【0041】「再入」の項目は、データベース9bの勤
務データに従業員が外出から勤務地に戻ってきた時刻と
その時刻から外出から勤務地に戻ったという勤務情報を
登録する際に選択される項目である。
【0042】「休み」の項目は、データベース9bの勤
務データに従業員が休んだ日付とその日は休暇であると
いう勤務情報を登録する際に選択される項目である。
「終了」の項目は、勤務情報の登録を終了する際に選択
される項目である。
【0043】メニュー画面22で「勤務情報登録」の項
目を選択されたとき、その日の従業員の登録履歴が何も
ない場合、サーバ7はページデータ構成機能により、次
に登録可能な項目として「出勤」「休み」「終了」であ
ると判断し、これらの項目が選択可能なボタンとして表
示するようにページデータを構成している。このため、
図3に示すように、携帯電話1が該ページデータに基づ
いて表示部1aに表示したとき、登録画面31は、日付
の下の登録履歴の欄にはなにも表示されなく、また、次
に登録可能な項目として「出勤」「休み」「終了」を選
択可能なボタンとして表示する。尚、図2〜図8におい
て破線で囲まれた項目は、選択可能な項目であることを
示す。
【0044】図3の登録画面31において従業員が携帯
電話1のボタン操作にて「休み」の項目を選択すると、
携帯電話1からサーバ7に対して勤務データに「休み」
を登録する旨のデータが送信される。サーバ7は、「休
み」を登録する旨のデータを受信すると、従業員IDと
関連付けられた勤務データに「休み」とそれが選択され
た時刻を登録する。そしてサーバ7は、携帯電話1に対
して登録履歴を確認するための確認画面に関するページ
データを送信する。
【0045】携帯電話1は、そのページデータに基づい
て表示部1aに、その日における登録履歴及び選択ボタ
ンを示す確認画面32を表示する。この場合、登録履歴
に「休み」と表示され、表示された登録履歴でそのまま
登録されてもよければ、従業員は携帯電話1から「終
了」の項目を選択する。「終了」の項目が選択される
と、携帯電話1はサーバ7との通信を終了する。
【0046】登録を取り消して一つ前の登録画面31に
戻りたければ、従業員は携帯電話1にて「戻る」の項目
が選択する。「戻る」の項目を選択すると、サーバ7は
直前の登録(この場合においては、「休み」とそれが選
択された時刻)をデータベース9bから削除し、携帯電
話1は一つ前の登録画面31を表示する。
【0047】また、登録画面31において、従業員が携
帯電話1にて「出勤」の項目を選択すると、携帯電話1
はサーバ7に対して「出勤」及び選択した時刻を登録す
る旨のデータを送信する。サーバ7は、該データを受信
すると、該従業員の従業員IDと関連付けられた勤務デ
ータに「出勤」とそれが選択された時刻を登録する。そ
して、サーバ7は、携帯電話1に対して登録履歴を確認
するための確認画面32に関するページデータを送信す
る。
【0048】携帯電話1は、そのページデータに基づい
て表示部1aに、その日の登録履歴及び選択ボタンを示
す確認画面33を表示する。この場合、登録履歴は「出
勤」とその登録された時刻を表示する。その後、従業員
は上記と同様にして登録履歴の確認を行う。
【0049】次に、メニュー画面22において「勤務情
報登録」の項目を選択した際、登録履歴の最後が「出
勤」である場合、ページデータ構成機能によりサーバ7
は「出勤」から遷移可能な項目、即ち、「外出」「退
出」「終了」を選択可能な項目としてページデータを構
成し、該ページデータを携帯電話1に送信する。
【0050】携帯電話1は、受信したページデータに基
づいて表示部1aに登録画面41を表示する。登録画面
41の登録履歴は、「出勤」とそれが登録された時刻を
表示する。
【0051】登録画面41において、従業員が携帯電話
1にて「外出」の項目を選択すると、サーバ7は、該従
業員の勤務データに「外出」と選択された時刻を登録
し、確認するための確認画面42に関するページデータ
を送信する。携帯電話1は、そのページデータに基づい
て確認画面42を表示する。その確認画面42の登録履
歴には「出勤」に続いて「外出」と表示され、「外出」
と登録された時刻が表示される。携帯電話1から前述し
たのと同様にして、従業員は携帯電話1にて登録履歴を
参照して登録の確認をする。
【0052】また、登録画面41において、従業員が携
帯電話1にて「退出」の項目を選択すると、サーバ7
は、勤務データに「退出」と選択された時刻を登録し、
確認画面43に関するページデータを送信する。携帯電
話1は、確認画面43を表示し、その確認画面43の登
録履歴には「出勤」に続いて「退出」と表示され、各項
目が登録された時刻が表示される。従業員は携帯電話1
にて登録履歴を参照して登録の確認をする。
【0053】次に、メニュー画面22において「勤務情
報登録」の項目を選択した際、登録履歴の最後が「外
出」である場合、ページデータ構成機能により、サーバ
7は「外出」から遷移可能な項目、即ち、「退出」「再
入」「終了」を選択可能な項目としてページデータを構
成し、該ページデータを携帯電話1に送信する。
【0054】携帯電話1は、図5に示すように、表示部
1aに登録画面51を表示する。登録画面51の登録履
歴は、今までに登録された「出勤」から「外出」までの
項目とそれぞれが登録された時刻を表示する。
【0055】ここで、「再入」の項目を選択すると、サ
ーバ7は勤務データに「再入」及び選択された時刻を登
録し、確認画面52に関するページデータを携帯電話1
に送信する。携帯電話1は、受信したページデータに基
づいて表示部1aに確認画面52を表示し、その登録履
歴は「出勤」から「再入」までの項目とそれぞれが登録
された時刻を表示する。従業員は携帯電話1にて登録履
歴を参照して登録の確認をする。
【0056】また、登録画面51において、携帯電話1
にて「退出」の項目を選択すると、サーバ7は、勤務デ
ータに「退出」及びそれが選択された時刻を登録し、確
認画面53に関するページデータを送信する。携帯電話
1は、確認画面53を表示し、その登録履歴は登録され
た順番に「出勤」から「退出」までの項目とそれぞれが
登録された時刻を表示する。従業員は携帯電話1にて登
録履歴を参照して登録の確認をする。
【0057】次に、メニュー画面22において「勤務情
報登録」の項目を選択した際、登録履歴の最後が「再
入」である場合、同様に、サーバ7は「再入」から遷移
可能な項目、即ち、「退出」「外出」「終了」を選択可
能な項目としてページデータを構成し、該ページデータ
を携帯電話1に送信する。
【0058】携帯電話1は、図6に示すように、受信し
たページデータに基づいて表示部1aに登録画面61を
表示し、その登録履歴は、登録された順番で「出勤」か
ら「再入」までの項目とそれぞれが登録された時刻を表
示する。
【0059】登録画面61において、従業員が携帯電話
1にて「外出」の項目を選択すると、同様にして、サー
バ7は勤務データに「外出」及び選択された時刻を登録
し、確認画面62に関するページデータを携帯電話1に
送信する。携帯電話1は、確認画面62を表示し、その
登録履歴は「出勤」から「外出」までの項目とそれぞれ
が登録された時刻を表示する。従業員は携帯電話1にて
登録履歴を参照して確認する。
【0060】また、登録画面61において、従業員が携
帯電話1にて「退出」の項目を選択すると、同様にし
て、サーバ7は、勤務データに「退出」及びその選択さ
れた時刻を登録し、確認画面63に関するページデータ
を送信する。携帯電話1は、確認画面63を表示し、そ
の登録履歴は「出勤」から「退出」までの項目とそれぞ
れが登録された時刻が表示される。従業員は携帯電話1
にてその登録履歴を参照して確認する。
【0061】次に、パソコン8から、データベース9b
に蓄積された勤務データを取得する方法について説明す
る。企業20の経理担当者はサーバ7と通信するために
パソコン8にてサーバ7を指定するURLを入力する。
パソコン8はインターネット5を介して該URLに基づ
いてサーバ7とアクセスする。このとき、サーバ7は、
パソコン8からのアクセスだと判断すると、ユーザ認証
機能に従って該パソコン8からIDとパスワードを要求
するための初期画面に関するページデータを送信する。
【0062】パソコン8は、そのページデータに基づい
て初期画面を表示する。そして、パソコン8から管理者
ID及びパスワードを含む識別データを送信されると、
サーバ7は受信した識別データに基づいて、ユーザ認証
機能により正規のユーザであるか判断する。正規の経理
担当者であると認証すると、サーバ7は該パソコン8か
らデータベース9a、9bの各種データを利用すること
を許可する。
【0063】各種データの利用が許可された後、該パソ
コン8からサーバ7に対して、期間と従業員IDを指定
し、その期間における従業員の勤務時間及び勤務日数を
取得する旨のデータを送信する。サーバ7は、受信した
データに基づいて、勤務データから指定された期間及び
従業員IDにおける勤務時間及び出勤日数を集計する。
そして、サーバ7は、その集計結果をパソコン8が備え
る給与計算ためのソフトウェアにそのまま利用できる形
式でデータを作成し、該データをパソコン8に対して送
信する。パソコン8からそのデータを受け取り、そのま
まソフトウェアのためのデータとして使用する。
【0064】そして、パソコン8のソフトウェアを使用
し、指定した期間における各従業員の勤務時間、勤務日
数及び給与金額を示す一覧表を作成し、その一覧表を企
業に提出する。また、経理担当者は各従業員の給与金額
に関するデータをパソコン8からサーバ7に送信する
と、サーバ7は、受信したデータに基づいて、データベ
ース9bのマスタデータに各従業員IDと関連付けて、
連絡事項のデータとして給与金額を記憶することができ
る。
【0065】携帯電話1にてこの給与金額を参照する場
合、まず、メニュー画面22において、携帯電話1から
「連絡事項」の項目を選択する。サーバ7は、携帯電話
1から「連絡事項」の項目を選択した旨のデータを受信
し、マスタデータから認証した従業員IDに関連付けら
れた連絡事項のデータを検索する。サーバ7は、連絡事
項のデータが存在する場合には、携帯電話1に対して該
データを含むページデータを送信する。携帯電話1は、
そのページデータに基づいて表示部1aに連絡事項とし
て給与金額を示す表示画面を表示する。
【0066】以上詳述したように本実施の形態は、以下
の特徴を有する。 (1)サーバ7が、携帯電話1からボタン操作にて選択
した項目とその選択した時刻を勤務データに蓄積し、パ
ソコン8から期間と従業員を指定し、その指定に基づい
て勤務時間または勤務日数を集計する。そして、サーバ
7は、集計結果をパソコン8が備える給与計算用のソフ
トウェアでそのまま使用できる形式のデータでパソコン
8に提供する。このため、人の手で、従業員個別のタイ
ムカードを集め、勤務時間などを集計し、その集計結果
をパソコン8に入力する手間が省くことができる。ま
た、人の手を介さないで行うので、集計ミスや入力ミス
をなくすことができる。
【0067】(2)携帯電話1からボタン操作で勤務デ
ータに対して各自の勤務情報を登録することができるの
で、勤務地から離れて仕事をすることの多い従業員にと
って、電話での連絡や事後報告が不要となる。また、サ
ーバ7がすべての従業員の勤務情報を管理するので、企
業20の経理担当者はパソコン8から一括して給与計算
ができる。そして、パソコン8にて現時点における従業
員の勤務情報を把握することができる。このため、外勤
の従業員を多く雇っている企業20にとっても便利であ
る。
【0068】(3)サーバ7は、各従業員のその日の登
録履歴において最後に登録した項目から、次に登録可能
な項目を判断してページデータを構成し、該ページデー
タを携帯電話1に送信する。そして、携帯電話1は、受
信したページデータに基づいて、勤務データに登録可能
な項目を表示した登録画面31、41、51、61を表
示する。このため、従業員は勤務データに登録可能な項
目しか選択できないので、従業員による二重登録を予め
防止することができ、サーバ7が勤務情報を集計する
際、間違いをなくすことができる。
【0069】(4)連絡事項に記録された給与金額を携
帯電話1から現時点での給与金額を参照できるので、時
間給で勤務する従業員にとって便利である。 (5)ネットワークに接続された携帯電話1及びサーバ
7という既存のシステムを利用できるので、システムを
自ら構築する必要がなくコストを低減できる。また、従
業員が個々に所有する携帯電話1を使用するので、個別
のタイムカードを作成しなくてよい。
【0070】なお、上記以外に次の形態にて具体化でき
る。 ○上記実施形態では、パソコン8から各従業員の給与金
額を各従業員IDに関連付けて連絡事項として記録した
が、そのほかのメッセージを連絡事項として記憶しても
よい。
【0071】この場合、図2のメニュー画面22におい
て、携帯電話1から「連絡事項」の項目を選択し、サー
バ7に対し「連絡事項」の項目を選択した旨のデータを
送信する。サーバ7は、該データを受信し、マスタデー
タの中から認証された従業員IDに関連付けられた連絡
事項のデータを検索する。サーバ7は、連絡事項が存在
する場合には携帯電話1に対して連絡事項のデータを含
むページデータを送信する。携帯電話1は、受信したそ
のページデータに基づいて表示部1aに連絡事項を示す
表示画面を表示する。これにより、複数の従業員に対し
て連絡事項を手軽に送信できる。
【0072】○上記実施形態では、パソコン8に勤務時
間または勤務日数から給与計算するためのソフトウェア
を備えたが、サーバ7に該ソフトウェアを備えてもよ
い。この場合、サーバ7は、前記ソフトウェアを使用し
て勤務時間又は勤務日数から現時点での給与金額の計算
を行い、その計算結果を従業員IDに関連付けて連絡事
項としてのデータとして逐次マスタデータに記録する。
そして、携帯電話1から給与金額を参照できるようにす
る。また、パソコン8から給与金額の一覧を取得できる
ようにする。このようにすれば、パソコン8のソフトウ
ェアを使用して、給与計算してその結果をデータベース
9aに記憶させる必要がない。また、パソコン8に給与
計算のためのソフトウェアを備えなくても、パソコン8
にてそのまま給与金額の一覧を知ることも可能となる。
【0073】○上記実施形態では、各従業員が自らの勤
務情報を携帯電話1にて登録していたが、現場責任者が
所有する携帯電話にて該現場責任者が監督する各従業員
の勤務情報を代行して登録してもよい。
【0074】これについて具体的に例示して説明する。
図7は代行登録を行うための手順を説明するための表示
画面の系統図である。まず、現場責任者が所有する携帯
電話から識別データを送信する際、該現場責任者が監督
する従業員の勤務情報の登録する権限を有する識別コー
ドとしての代行IDを携帯電話にて入力する。携帯電話
は代行IDを含んだ識別データをサーバに送信し、サー
バにユーザ認証機能により認証させる。サーバは、代行
IDを認証した後、携帯電話から「勤務情報登録」の項
目が選択された際、選択ボタンに「代行」の項目を含ま
せた登録画面に関するページデータを携帯電話に送信す
る。
【0075】携帯電話は、そのページデータに基づいて
携帯電話の表示部に、図7に示すような登録画面71を
表示する。ここで、現場責任者が携帯電話にて「代行」
の項目を選択すると、携帯電話は「代行」が選択された
旨のデータをサーバに送信する。サーバは、該データを
受信すると、代行IDの権限に基づいて代行登録の対象
となる従業員(現場責任者が監督している従業員)の従
業員IDをマスタデータから検索し、その検索結果を含
む選択画面72に関するページデータを携帯電話に送信
する。
【0076】携帯電話は、そのページデータに基づいて
表示部にメッセージと選択ボタンの項目を示す選択画面
72を表示する。選択ボタンの項目は、サーバが検索し
た従業員ID及びその従業員IDに関連付けられた氏名
からなっている。ある従業員の項目を選択すると、携帯
電話は選択された従業員IDを含むデータをサーバに対
して送信する。サーバは、該データを受信すると、選択
された従業員IDに関する登録画面のページデータを該
携帯電話に送信する。携帯電話は、そのページデータに
基づいて表示部に選択した従業員の登録画面73を表示
する。そして、携帯電話から、実施形態と同様にして、
選択した従業員の勤務情報を現場責任者が代行して登録
する。
【0077】このように、現場責任者が各従業員の勤務
情報を把握して、現場責任者自ら所有する携帯電話か
ら、該現場責任者が監督している従業員の勤務情報を登
録するので、従業員による不正な登録をなくすことがで
きる。
【0078】○上記実施形態では、経理担当者が所有す
るパソコン8にて入力した管理者IDをサーバ7に認証
させてからマスタデータの内容を変更できるようにして
いたが、現場責任者が所有する携帯電話にて管理者ID
を入力してマスタデータの内容を変更できるようにして
もよい。
【0079】以下に、携帯電話にてマスタデータへの従
業員の登録及び登録削除を行う方法について説明する。
図8は従業員の登録及び登録削除を行うための手順を説
明するための表示画面の系統図である。
【0080】初期画面81において、現場責任者が所有
する携帯電話から、管理者IDを入力し、サーバ7に対
して管理者IDを認証させる。その後、サーバは、管理
者IDであると認証すると、選択ボタンに「ユーザ登
録」「ユーザ削除」の項目を含むメニュー画面に関する
ページデータを携帯電話に送信する。携帯電話は、その
ページデータに基づいて表示部にメニュー画面82を表
示する。
【0081】ここで、現場責任者が携帯電話にて「ユー
ザ登録」の項目を選択すると、携帯電話はその旨を含ん
だデータをサーバに対して送信する。サーバは、該デー
タを受信して従業員を登録するためのユーザ登録画面8
3に関するページデータを携帯電話に対して送信する。
携帯電話は、そのページデータに基づいて表示部にメッ
セージと、登録する従業員の識別データに関するデータ
を入力するためのテキストボックスを示すユーザ登録画
面83を表示する。
【0082】現場責任者が登録する従業員の氏名、I
D、及びパスワードをボタン操作にてテキストボックス
に入力すると、携帯電話は表示部にメッセージと選択ボ
タンを示すユーザ登録確認画面84を表示する。メッセ
ージには入力した氏名及びIDが表示され、それを確認
してそのまま登録してよければ選択ボタンの「登録」の
項目を、よくなければ「戻る」の項目を選択する。「登
録」の項目を選択すると、携帯電話はテキストボックス
に入力された氏名、従業員ID及びパスワードをサーバ
に送信する。
【0083】サーバは、受信したデータに基づいてマス
タデータに従業員IDと関連付けて氏名及びパスワード
を登録する。正常に登録が完了したら、サーバは、その
旨を示すページデータを携帯電話に対して送信する。携
帯電話は、そのページデータに基づいて表示部にユーザ
登録が完了した旨のメッセージを示す表示画面85を表
示する。
【0084】次に、メニュー画面82において、「ユー
ザ削除」の項目を選択すると、現場責任者が所有する携
帯電話はその旨を含んだデータをサーバに対して送信す
る。サーバは、該データを受信し、現場責任者が所有す
る管理者IDの権限に基づいてユーザ削除画面に関する
ページデータを携帯電話に送信する。携帯電話は、その
ページデータに基づいて表示部にメッセージと、管理者
IDの権限に基づいてマスタデータに登録されている従
業員に関するデータの中で削除することが可能な従業員
の氏名を選択ボタンの項目として表示したユーザ削除画
面86を表示する。
【0085】現場責任者が削除する従業員の氏名の項目
を携帯電話にて選択すると、携帯電話は、削除する従業
員に関するデータを確認するためのユーザ削除確認画面
87を表示する。選択した氏名を確認して、そのまま削
除してよければ選択ボタンの「削除」の項目を、よくな
ければ「戻る」の項目を選択する。
【0086】「削除」の項目を選択すると、携帯電話か
ら選択された従業員IDに関するデータを削除する旨の
データがサーバ7に送信される。サーバは、受信したデ
ータに基づいてマスタデータから選択された従業員ID
に関するデータをすべて削除する。正常に削除が完了し
たら、サーバは、その旨を示すページデータを携帯電話
に対して送信する。携帯電話は、そのページデータに基
づいて表示部にユーザ削除が完了した旨のメッセージを
示す表示画面88を表示する。
【0087】このように、現場責任者が所有する携帯電
話から従業員の登録や登録削除を行うことができるの
で、従業員が入れ替わるごとにパソコン8からサーバ7
にアクセスしてマスタデータに従業員に関するデータを
登録あるいは登録削除しなくてもよい。このため、登録
されている従業員が頻繁に入れ替わるような職場におい
て、いちいち経理担当者に報告して登録を変更する必要
がなく、便利である。
【0088】○上記実施形態では、従業員は携帯電話を
所有していたが、PHSなど無線通信することが可能な
携帯端末ならなんでもよい。 ○上記実施形態では、経理担当者はパソコン8を所有し
ていたが、サーバとデータの授受を行うことができる利
用端末ならば、これに限定されない。
【0089】○上記実施形態では、企業20の従業員の
勤務情報を同じ企業20の経理担当者が把握していた
が、経理担当者を別の企業に委任してもよい。 ○上記実施形態では、サーバ7は該携帯電話の所有者の
勤務情報の登録履歴を参照して、次に登録することがで
きる勤務情報を判断し、携帯電話に次に選択できる勤務
情報を示すような勤務情報登録画面に関するページデー
タを送信していた。これと同様の考え方で、携帯電話か
ら勤務情報を受信した際に、サーバ7が次に登録するこ
とができる勤務情報を判断して、次に記憶することがで
きる勤務情報のみをデータベースに記憶してもよい。
【0090】○上記実施形態では、代行IDを設定した
が、現場責任者の従業員IDにより代行登録を行うよう
にしてもよい。即ち、サーバは、現場責任者の従業員I
Dとともに他の従業員IDを受信した場合に代行登録で
あると判断し、それらと共に受信した勤務情報を他の従
業員IDに関連づけてデータベースに登録する。
【0091】上記の実施形態及び別例から把握できる技
術的思想を以下に記載する。 (A)前記サーバが、前記利用端末または前記携帯端末
にて指定された期間又は指定された従業員の勤務時間ま
たは勤務日数を集計することを特徴とする請求項1〜6
のうちいずれか一項に記載の勤務情報管理方法。これに
より、集計する手間を省くことができ、また、集計ミス
をなくすことができる。
【0092】(B)前記サーバが前記利用端末にて蓄積
された勤務情報を参照する際、蓄積された勤務情報から
各従業員の勤務時間または勤務日数を集計し、その集計
結果に基づいて各従業員の給与計算を行うことを特徴と
する請求項1〜6のいずれか一項に記載の勤務情報管理
方法。これにより、集計結果を入力する必要がなくな
り、入力ミスをなくすことができる。
【0093】(C)前記サーバが各従業員の給与計算を
行い、その結果を一覧にして利用端末に送信することを
特徴とする(B)に記載の勤務情報管理方法。これによ
り、集計結果を入力する必要がなくなり、入力ミスをな
くすことができる。また、利用端末にて逐次給与金額を
参照することができ、経理担当者にとって便利である。
【0094】(D)前記サーバは、前記データベースに
蓄積した従業員の勤務情報の登録履歴を参照して該従業
員の前記携帯端末にて次に登録可能な勤務情報を判断
し、該登録可能な勤務情報だけを入力可能に設定した表
示画面に関するページデータを送信することを特徴とし
た請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の勤務情報管
理方法。携帯端末からは従業員が次に選択することがで
きる勤務情報だけをサーバはデータベースに蓄積するの
で、従業員による二重登録を防ぎ、勤務情報の登録ミス
を防ぐ。
【0095】(E)前記サーバが、前記利用端末から受
信したメッセージを連絡事項としてデータベースに記憶
し、前記携帯端末から該メッセージを参照できるように
したこと特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一項に
記載の勤務情報管理方法。これにより、複数の従業員に
対して同時かつ手軽に連絡事項を利用端末から携帯端末
へ送信することができる。
【0096】(F)前記サーバが、データベースに蓄積
された勤務情報に基づいて計算された各従業員の給与金
額を連絡事項としてデータベースに記憶し、前記携帯端
末から連絡事項として給与金額を参照できるようにした
こと特徴とする請求項1〜6のうちいずれか一項に記載
の勤務情報管理方法。これにより、従業員は携帯端末に
て現時点での自分の給与金額を参照することができ、便
利である。
【0097】(G)集計された各従業員の勤務時間また
は勤務日数のデータを給与計算のソフトウェアに適した
データ形式で作成する手段を備えたことを特徴とする請
求項7に記載の勤務情報管理システム。
【0098】(H)前記携帯端末に前記勤務情報を入力
するためのページデータを送信する手段と、該ページデ
ータに従って入力された勤務情報を受信し、該受信した
勤務情報を前記データベースに蓄積する手段と、を備え
たことを特徴とする請求項7に記載の勤務情報管理シス
テム。
【0099】(I)前記データベースに蓄積した従業員
に関する勤務情報の登録履歴を参照して該従業員の前記
携帯端末にて次に登録可能な勤務情報を判断する手段
と、該登録可能な勤務情報を入力可能に設定したページ
データを送信する手段と、を備えたことを特徴とする
(H)に記載の勤務情報管理システム。
【0100】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
経理担当者にとって集計、入力の手間がなく、また、従
業員にとってどこからでも従業員の勤務情報を記録する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の勤務情報管理システムの概略構
成図。
【図2】 勤務情報を登録するための手順を説明するた
めの表示画面の系統図。
【図3】 登録履歴の最後の項目が「退出」のときの表
示画面の系統図。
【図4】 登録履歴の最後の項目が「出勤」のときの表
示画面の系統図。
【図5】 登録履歴の最後の項目が「外出」のときの表
示画面の系統図。
【図6】 登録履歴の最後の項目が「再入」のときの表
示画面の系統図。
【図7】 勤務データの代行登録を行うための手順を説
明するための表示画面の系統図。
【図8】 従業員の登録及び削除を行うための手順を説
明するため表示画面の系統図。
【符号の説明】
1…携帯電話、2…携帯電話網、4…ゲートウェイサー
バ、5…インターネット、6…サービスセンタ、7…サ
ーバ、8…パーソナルコンピュータ、9a、9b…デー
タベース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村田 嘉利 愛知県名古屋市中区栄4丁目1番8号 株 式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ東海内 (72)発明者 細口 桂三 愛知県海部郡美和町篠田八原133番地 株 式会社総務システムサービス内 (72)発明者 加藤 竹志 愛知県海部郡美和町篠田八原133番地 株 式会社総務システムサービス内 (72)発明者 池田 隆充 愛知県海部郡美和町篠田八原133番地 株 式会社総務システムサービス内 Fターム(参考) 3E038 AA01 BA02 BB05 CA02 CA03 CA05 CA06 CA07 CB02 CB04 CB10 DA02 DA07 DB06 EA02 EA06 FA10 GA02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 従業員が所有する携帯端末とサーバとが
    移動体通信網を介して接続され、前記サーバと利用端末
    とがネットワークを介して接続されており、前記サーバ
    が該携帯端末又は該利用端末に従業員の勤務情報を管理
    するためのサービスを提供する勤務情報管理方法におい
    て、 前記サーバが前記携帯端末から受信した従業員の勤務情
    報をデータベースに蓄積し、該データベースに蓄積した
    勤務情報を前記利用端末又は前記携帯端末に送信して前
    記利用端末又は前記携帯端末にて参照可能にしたことを
    特徴とする勤務情報管理方法。
  2. 【請求項2】 前記サーバは、前記携帯端末に前記勤務
    情報を入力するためのページデータを送信し、該ページ
    データに従って入力された勤務情報を受信し、該受信し
    た勤務情報を前記データベースに蓄積することを特徴と
    する請求項1に記載の勤務情報管理方法。
  3. 【請求項3】 前記サーバは、前記データベースに蓄積
    した従業員に関する勤務情報を参照して次に登録可能な
    勤務情報を判断し、該登録可能な勤務情報を入力可能に
    設定したページデータを送信することを特徴とする請求
    項1又は2に記載の勤務情報管理方法。
  4. 【請求項4】 前記データベースには、前記勤務情報と
    それぞれの従業員が持つ識別コードが関連付けられて蓄
    積され、 前記サーバは、所定の識別コードを受信した場合、該識
    別コードと関連して受信した他の識別コード及び勤務情
    報を関連付けて前記データベースに登録することを特徴
    とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の勤務情報管
    理方法。
  5. 【請求項5】 前記データベースに蓄積された勤務情報
    を前記利用端末から参照する際、前記サーバが蓄積され
    た勤務情報から各従業員の勤務時間または勤務日数を集
    計し、その集計結果を参照に適したデータ形式で作成す
    ることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載
    の勤務情報管理方法。
  6. 【請求項6】 前記サーバが、携帯端末からサーバに従
    業員の個人情報を変更させる権限を有す識別コードを受
    信したとき、前記携帯端末から受信した変更データに基
    づいて、データベースに記録されている従業員に関する
    個人情報の変更を行うことを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか一項に記載の勤務情報管理方法。
  7. 【請求項7】 従業員が所有する携帯端末とサーバとが
    移動体通信網を介して接続され、前記サーバと利用端末
    とがネットワークを介して接続されており、前記サーバ
    が該携帯端末又は該利用端末に従業員の勤務情報を管理
    するためのサービスを提供する勤務情報管理システムに
    おいて、 前記携帯端末から受信した従業員の勤務情報を蓄積する
    手段と、 蓄積された勤務情報から各従業員の勤務時間または勤務
    日数を集計する手段と、 蓄積した勤務情報を前記利用端末または前記携帯端末に
    て参照可能なデータを送信する手段と、を備えたことを
    特徴とする勤務情報管理システム。
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