JP7344139B2 - 管理システムおよび方法 - Google Patents

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Description

本発明は、労働者の労働を管理する技術に関する。
近年、企業等ではそこで働く労働者の日々の労働の管理が重要となっている。それに伴い、労働を管理するための管理システムが提案されている。例えば、管理システムにおいて、労働者の日々の出退勤時刻をタイムカード等によって記録するとともに、労働者が勤務時間内に行った時間帯毎の作業内容を労働者の申告によって記録する。管理システムは、記録された情報を利用して、各労働者が健康で効率よく働けるように労働の管理を行う。更に詳細な労働者の情報を取得する管理システムも提案されている(特許文献1参照)。特許文献1には、従業者の健康管理を目的とするシステムが開示されている。
特許文献1に開示されたシステムは、健康管理データサーバと、職場従業員端末と、健康管理部門端末とを有している。健康管理データサーバは、収集した入退場情報や勤務情報に基づいて、長時間勤務者を抽出する。また、健康管理データサーバは、抽出された長時間勤務者の職場従業員端末に、職場従業員にヘルスチェックの実行を指示する指示情報を送信する。指示情報を受信した職場従業員端末では、職場従業員の操作に従ってヘルスチェックを実行してヘルスチェック情報を作成し、健康管理データサーバに送信する。そして、健康管理データサーバは、受信したヘルスチェック情報を、職場従業員に対応付けて健康管理データベースに蓄積する。また、健康管理データサーバは、健康管理部門端末からの要求に応じて、健康管理データベースからヘルスチェック情報を抽出し、健康管理部門端末に送信する。
特開2006-243969号公報
特許文献1に開示されたシステムでは、長時間勤務者として抽出された従業者が自身のヘルスチェック情報を職場従業員端末から入力する必要がある。管理のための情報を入力する作業は従業者の負担となる。
本開示のひとつの目的は、労働者に大きな負担をかけることなく労働の管理を可能にする技術を提供することである。
本開示のひとつの態様による管理システムは、労働者が行った時間毎の労働内容を時系列に表示する第1領域と、前記労働内容に起因する自身の心身状態の時間遷移を前記労働者に描画入力させるための第2領域とを含む画面を表示するための画面データを生成する情報収集部と、前記第2領域に描画入力された心身状態の時間遷移を示す情報に基づいて、時間毎の前記労働者の心身状態を示す指標を算出する指標算出部と、を有する。
本開示のひとつの態様によれば、労働者に大きな負担をかけることなく労働の管理を行うことができる。
本実施形態による管理システムの構成を示す図である。 図1に示した管理サーバの構成を示す図である。 図1に示したクライアントの構成を示す図である。 図1に示したデータベースの構成を示す図である。 図4に示した人属性テーブルの構成を示す図である。 図4に示した勤務時間テーブルの構成を示す図である。 図4に示した作業内容テーブルの構成を示す図である。 図4に示したモチベーションテーブルの構成を示す図である。 図4に示した負荷係数テーブルの構成を示す図である。 図4に示した振り返りメモテーブルの構成を示す図である。 図4に示した集計結果テーブルの構成を示す図である。 図1~図3に示した管理システムにおける労働者の労働を管理する方法を説明するためのフローチャートである。 図12に示したステップ101における労働者データ登録処理を説明するためのフローチャートである。 図1及び図3に示したクライアントの表示部に表示される労働者用表示画面の一例を示す図である。 図12に示したステップ102における労働者状態表示処理を説明するためのフローチャートである。 図1に示した管理システムにおいて管理者が操作する端末に表示される管理者用表示画面の一例を示す図である。 図15に示したステップ304における負荷指数の算出処理を説明するためのフローチャートである。
以下に、本実施形態の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態による管理システムの構成を示す図である。
本形態における管理システムは、労働者の労働と心身状態を管理する情報処理システムであり、図1に示すように、管理サーバ10と、複数のクライアント20-1~20-nとを有し、クライアント20-1~20-nがネットワーク90を介して管理サーバ10にアクセス可能に構成されている。
管理サーバ10は、労働者が行った労働に関する情報を入力させる画面を表示するための画面データをクライアント20-1~20-nにネットワーク90を介して送信し、画面データによって表示された画面にて入力された情報に基づいて労働者の労働内容に起因する心身状態を示す指標を算出する。
図2は、図1に示した管理サーバ10の構成を示す図である。
管理サーバ10は図2に示すように、情報収集部11と、指標算出部12と、送受信部13と、データベース14とを有している。
情報収集部11は、労働者が行った労働に関する情報を入力させる画面を表示するための画面データを生成し、この画面データによってクライアント20-1~20-nに表示された画面を用いて、労働者が行った労働に関する情報を収集する。情報収集部11が生成する画面データは、第1領域と第2領域とを含む画面を表示するためのものである。第1領域は、労働者が行った時間毎の労働内容を時系列に表示する作業実績表示領域であり、第2領域は、労働内容に起因する自身の心身状態の時間遷移を労働者に描画入力させるためのモチベーション入力領域である。すなわち、情報収集部11は、労働者が行った時間毎の労働内容を時系列に表示する第1領域と、労働内容に起因する自身の心身状態の時間遷移を労働者に描画入力させるための第2領域とを含む画面を表示するための画面データを生成し、その画面データによってクライアント20-1~20-nに表示された画面を用いて、労働者が行った労働に関する情報を収集する。
指標算出部12は、情報収集部11にて収集された情報に基づいて、労働者の労働内容に起因する心身状態を示す指標を算出する。具体的には、情報収集部11が生成した画面データによってクライアント20-1~20-nに表示された画面のモチベーション入力領域に描画入力され、情報収集部11にて収集された心身状態の時間遷移を示す情報に基づいて、時間毎の労働者の心身状態を示す指標を算出する。
送受信部13は、情報収集部11にて生成された画面データを、管理サーバ10にアクセスしてきたクライアント20-1~20-nにネットワーク90を介して送信し、送信した画面データによってクライアント20-1~20-nに表示された画面を用いて、労働者が行った労働に関する情報をネットワーク90を介して受信する。
データベース14には、労働者の属性情報や、情報収集部11にて収集された労働に関する情報や、労働者の心身状態を示す指標を算出するための係数、さらには、その結果が登録されており、その詳細は後述する。
クライアント20-1~20-nは、ネットワーク90を介して管理サーバ10にアクセス可能に構成されており、例えば、パーソナルコンピュータであり、スマートフォン等であってもよい。
図3は、図1に示したクライアント20-1の構成を示す図である。なお、図1に示したクライアント20-2~20-nの構成についても、図3に示す構成と同様である。
クライアント20-1は図3に示すように、表示部21と、入力部22と、送受信部23とを有している。なお、クライアント20-1~20-nには、その他に音声出力部や電源部等が設けられている場合もあるが、本発明にて直接関係のないものはその図示および説明を省略する。
表示部21は、管理サーバ10から送信されてきた画面データによって、上述した作業実績表示領域とモチベーション入力領域とを含む画面を表示する。
入力部22は、表示部21に表示された作業実績表示領域やモチベーション入力領域に労働に関する情報を入力するためのものである。具体的には、クライアント20-1~20-nがパーソナルコンピュータである場合はマウスが考えられ、クライアント20-1~20-nがスマートフォンである場合は、表示部21上に重ね合わされたタッチパッドが考えられる。
送受信部23は、ネットワーク90を介して管理サーバ10にアクセスすることによって、管理サーバ10から送信されてきた画面データをネットワーク90を介して受信し、入力部22を用いて入力された情報をネットワーク90を介して管理サーバ10に送信する。
ここで、管理サーバ10が有するデータベース14の詳細について説明する。
図4は、図1に示したデータベース14の構成を示す図である。図5は、図4に示した人属性テーブルT1の構成を示す図である。図6は、図4に示した勤務時間テーブルT2の構成を示す図である。図7は、図4に示した作業内容テーブルT3の構成を示す図である。図8は、図4に示したモチベーションテーブルT4の構成を示す図である。図9は、図4に示した負荷係数テーブルT5の構成を示す図である。図10は、図4に示した振り返りメモテーブルT6の構成を示す図である。図11は、図4に示した集計結果テーブルT7の構成を示す図である。
図1に示したデータベース14は図4に示すように、人属性テーブルT1と、勤務時間テーブルT2と、作業内容テーブルT3と、モチベーションテーブルT4と、負荷係数テーブルT5と、振り返りメモテーブルT6と、集計結果テーブルT7とを有している。
人属性テーブルT1には、管理する労働者の人的属性が登録されている。具体的には図5に示すように、労働者名、年齢、職種、役職、入社からの年次、所属チームが、管理する労働者毎に登録されている。
勤務時間テーブルT2には、管理する労働者の勤務時間とその種別が登録されている。具体的には図6に示すように、労働者の勤務日、勤務の開始時刻およびその終了時刻が、時間帯種別毎に登録されている。例えば、労働者Aさんの勤務形態が、9時から17時30分を定時間内勤務とし、12時から12時45分および17時30分から18時が休憩時間となっている場合は、8時35分から19時32分まで労働した2019年7月1日の労働については、8時35分から9時までは定時外時間帯となり、9時から12時までは定時内時間帯となり、12時から12時45分までは休憩時間帯となり、12時45分から17時30分までは定時内時間帯となり、17時30分から18時までは休憩時間帯となり、18時から19時32分までは定時外時間帯となっている。
作業内容テーブルT3には、管理する労働者の作業内容とその開始および終了時刻が登録されている。具体的には図7に示すように、労働者が担当するプロジェクトについて、その作業内容が開始および終了時刻とともに登録されている。
モチベーションテーブルT4には、管理する労働者の労働に起因する心身状態となるモチベーション値が登録されている。モチベーション値は、管理サーバ10から送信された画面データによってクライアント20-1~20-nに表示された画面に労働者が描画入力することで得られる。モチベーションテーブルT4には図8に示すように、労働者がクライアント20-1~20-nに表示された画面に描画入力したモチベーション値が、その入力時刻に対応づけて登録されている。
負荷係数テーブルT5は、管理サーバ10において、モチベーションテーブルT4に登録されたモチベーション値を用いて、時間毎の労働者の心身状態を示す指標となる負荷指数を算出する際に用いる負荷係数が登録されている。具体的には図9に示すように、時間帯の種別毎に負荷係数が登録されており、モチベーションテーブルT4に登録されたモチベーション値を所定の一定値から減算した残余の値に負荷係数が乗算されることで、負荷指数が算出される。負荷指数は、定時内時間帯を基準とした場合、休憩時間帯は小さく、定時外時間帯や深夜時間帯は大きく設定されており、それにより、同じモチベーション値であっても、負荷指数は、定時内時間帯よりも、休憩時間帯は小さく、定時外時間帯や深夜時間帯は大きくなる。
振り返りメモテーブルT6には、管理する労働者が労働に対して感じたこと等が振り返りメモとして登録されている。振り返りメモは、管理サーバ10から送信された画面データによってクライアント20-1~20-nに表示された画面に労働者が入力することで得られる。振り返りメモテーブルT6には図10に示すように、労働者がクライアント20-1~20-nに表示された画面に入力した振り返りメモが、その入力時刻に対応づけて登録されている。
集計結果テーブルT7には、図11に示すように、管理する労働者毎に、モチベーションテーブルT4に登録されたモチベーション値を用いて算出された、時間毎の労働者の心身状態を示す指標となる負荷指数が登録されている。負荷指数は上述したように、モチベーションテーブルT4に登録されたモチベーション値を所定の一定値から減算した残余の値に、負荷係数テーブルT5に登録された負荷係数が乗算されることで算出される。また、図11に示すように、集計結果テーブルT7には、振り返りメモテーブルT6に登録された振り返りメモの個数が労働者毎に登録されている。
以下に、上記のように構成された管理システムにおける労働者の労働を管理する方法について説明する。
図12は、図1~図3に示した管理システムにおける労働者の労働を管理する方法を説明するためのフローチャートである。
図1~図3に示した管理システムにおける労働者の労働を管理する場合はまず、労働者の労働に関する情報を登録する労働者データ登録処理を実行する(ステップ101)。
図13は、図12に示したステップ101における労働者データ登録処理を説明するためのフローチャートである。
図1~図3に示した管理システムにおける労働者データ登録処理においては、まず、労働者が操作するクライアント20-1がネットワーク90を介して管理サーバ10にアクセスすると、管理サーバ10の情報収集部11から、労働者が行った労働に関する情報を入力させる画面を表示するための画面データが送受信部13を介して送信され、ネットワーク90を介してクライアント20-1にて受信される。管理サーバ10の情報収集部11においては、労働者が行った労働に関する情報を入力させる画面を表示するための画面データが生成されているため、上述したように、クライアント20-1がネットワーク90を介して管理サーバ10にアクセスすることで、クライアント20-1は、、労働者が行った労働に関する情報を入力させる画面を表示するための画面データを管理サーバ10の情報収集部11から取得することができる。
管理サーバ10から送信された画面データは、クライアント20-1の送受信部23にて受信され、表示部21において労働者用表示画面として表示され、労働者による労働内容に起因するモチベーションの入力を待つ(ステップ201)。
図14は、図1及び図3に示したクライアント20-1の表示部21に表示される労働者用表示画面の一例を示す図である。
図14に示すように、図1及び図3に示したクライアント20-1の表示部21に表示される労働者用表示画面50には、第1領域である作業実績表示領域51と、第2領域であるモチベーション入力領域52と、第3領域である振り返りメモ入力領域54とが含まれており、作業実績表示領域51とモチベーション入力領域52とが労働者用表示画面50の上下に並べて表示される。
作業実績表示領域51は、労働者が行った時間毎の労働内容が時系列に表示される領域であって、時間軸を横軸に取る。労働内容は、クライアント20-1にインストールされたアウトルックなどのスケジュールを管理できるソフトウェアに入力された予定表に基づいて作業実績がデータベース14の作業内容テーブルT3に登録されており、その後、労働者がモチベーション入力領域52にモチベーションライン53を入力するために労働者用表示画面50がクライアント20-1の表示部21に表示された際に、作業実績として作業実績表示領域51に表示されることになる。また、クライアント20-1が管理サーバ10にアクセスすることで労働者用表示画面50がクライアント20-1に表示された状態で、労働者が入力部22を介して入力してもよい。
モチベーション入力領域52は、作業実績表示領域51に表示された労働内容に起因する労働者自身の心身状態となるモチベーションの時間遷移を労働者に描画入力させるための領域であって、時間軸を横軸に取り、また、モチベーションの高さを縦軸に取り、モチベーション入力領域52の上方向にいくほどモチベーションが高いものとする。
振り返りメモ入力領域54は、特定の時間における労働者の心身状態に関するテキストを入力可能な領域である。
このように構成された労働者用表示画面50がクライアント20-1の表示部21に表示された状態で、労働者がモチベーション入力領域52に労働内容に起因するモチベーションをモチベーションライン53として入力すると、入力されたモチベーションライン53がクライアント20-1からネットワーク90を介して管理サーバ10に送信され、管理サーバ10の情報収集部11にて受け取られる(ステップ202)。
モチベーション入力領域52に対するモチベーションの入力は、例えば始業前のタイミングで前日一日分のモチベーションを、上述したようにモチベーションライン53を描くことによって行われる。モチベーションライン53は、クライアント20-1の入力部22がマウスの場合はマウスを用いて、クライアント20-1がスマートフォンである場合はタッチパッドを用いて行われ、ポインタが示す軌跡を描くことで行われる。そのため、図14に示すように、労働者のモチベーションの高さの時間遷移を曲線で描画入力させることができる。このように労働者は、モチベーションの高さを曲線で感覚的に描画すればよいので、モチベーションという感覚的な指標を容易に入力することができる。なお、曲線ではなく、折れ線等の一部に直線を含む連続した線で描画入力させても、同様の効果を得ることができる。
またその際、作業実績表示領域51とモチベーション入力領域52とが、時間軸を横軸に取って労働者用表示画面50の上下に並べて表示されているため、労働者はモチベーションの時間遷移を容易に描画することができる。また、作業実績表示領域51に入力された時間毎の労働内容を色およびテキストの少なくとも一方により識別可能に時系列に表示すれば、労働者は工数管理等のために入力する時間毎の労働内容と同じ画面上で自身の心身の状態となるモチベーションラインも入力すればよいので、労働者における入力の負担を軽くすることができる。なお、モチベーション入力領域52に入力されたモチベーションライン53は、引き直したり、部分的に上下に移動させたりすることができる。
管理サーバ10の情報収集部11においては、モチベーションライン53が受け取られると、受け取られたモチベーションラインからタイムスタンプごとのモチベーション値が算出される(ステップ203)。
また、管理サーバ10の情報収集部11においては、振り返りメモ入力領域54への振り返りメモの入力を待つ状態において(ステップ204)、労働者が振り返りメモ入力領域54に労働内容に起因する振り返りメモとして入力すると、入力された振り返りメモがクライアント20-1からネットワーク90を介して管理サーバ10に送信され、管理サーバ10の情報収集部11にて受け取られる(ステップ205)。このように、特定の時間における心身状態に関するテキストを入力可能な振り返りメモ入力領域54を、作業実績表示領域51およびモチベーション入力領域52と共に表示することにより、労働者の心身状態を描画入力により感覚的に入力させるとともに、その心身状態に関するテキスト情報も収集可能となり、描画に示されないような管理に有益な情報が収集できる。なお、振り返りメモ入力領域54を、作業実績表示領域51およびモチベーション入力領域52のうち一方と共に表示する構成としてもよい。
その後、管理サーバ10の情報収集部11においては、ステップ203にて算出されたタイムスタンプ毎のモチベーション値がモチベーションテーブルT4に登録されるとともに(ステップ206)、ステップ205にて受け取られた振り返りメモが振り返りメモテーブルT6に登録される(ステップ207)。
図1~図3に示した管理システムにおいては、上述した労働者データ登録処理を実行した後、労働者状態表示処理を実行する(ステップ102)。
図15は、図12に示したステップ102における労働者状態表示処理を説明するためのフローチャートである。
図1~図3に示した管理システムにおける労働者状態表示処理においては、まず、管理者が操作する端末が管理サーバ10にアクセスすると、管理サーバ10の情報収集部11から、労働者の心身の状態を表示する画面を表示するための画面データが送受信部13を介して送信され、管理者が操作する端末にて受信される。
図16は、図1に示した管理システムにおいて管理者が操作する端末に表示される管理者用表示画面の一例を示す図である。
図16に示すように、図1に示した管理システムにおいて管理者が操作する端末に表示される管理者用表示画面60には、条件入力領域61と、状態表示領域62とが含まれている。
条件入力領域61は、状態表示領域62に心身の状態を表示する労働者に関する条件を入力するための領域である。
状態表示領域62は、条件入力領域61に入力された条件によって選択された労働者に関する心身の状態を表示する領域である。
このように構成された管理者用表示画面60が、管理者が操作する端末に表示された状態で、管理者が管理対象とする労働者の条件を条件入力領域61にて入力すると、入力された条件が、管理者が操作する端末から管理サーバ10に送信され、管理サーバ10の指標算出部12にて受け取られる(ステップ301)。条件入力領域61における条件の入力は、条件入力領域61に表示された項目毎に該当する範囲等を選択することにより行われる。
指標算出部12においては、データベース14が参照され、条件入力領域61に入力された条件に該当する労働者を対象者とし、その対象者となる労働者の労働に関するデータが取得される(ステップ302)。
その後、対象者となる労働者のそれぞれについて、ステップ304~306の処理を実行する(ステップ303A,303B)。
まず、指標算出部12においては、ステップ302にて取得されたデータを用いて、労働者の労働内容に起因する心身の状態を示す指標となる負荷指数が算出される(ステップ304)。
図17は、図15に示したステップ304における負荷指数の算出処理を説明するためのフローチャートである。
指標算出部12においては、まず、計測対象とする時間範囲のデータのリストをデータベース14から取得され(ステップ401)、負荷指数が初期化される(ステップ402)。
その後、計測対象とする時間範囲の単位時間毎に、ステップ404~407の処理を実行する(ステップ403A,403B)。
まず、指標算出部12においては、処理対象となる単位時間のタイムスタンプとモチベーション値がモチベーションテーブルT4から取り出される(ステップ404)。
次に、指標算出部12においては、モチベーションテーブルT4から取り出されたモチベーション値に基づいて労働者による労働による精神的負担を示す負荷指数が算出される。このように、労働者が入力しやすいモチベーション値に基づいて、労働者の労働管理に利用しやすい負荷指数が算出されるので、管理に有用な情報を容易に取得することができる。
負荷指数の算出は、まず、モチベーションテーブルT4から取り出されたモチベーション値が所定の一定値から減算され、それにより得られる残余に基づく基礎負荷値が算出される(ステップ405)。これにより、負荷指数をモチベーション値から容易に算出することができる。
次に、指標算出部12においては、ステップ405にて算出された基礎負荷値に負荷係数が乗算される(ステップ406)。指標算出部12においては、負荷係数テーブルT5が参照され、ステップ405にて算出された基礎負荷値に、処理対象となる単位時間に対応する負荷係数が乗算されることで、その積算値が負荷指数として算出されることになる。負荷指数は、上述したように負荷係数テーブルT5において、休憩時間帯は小さく、定時外時間帯や深夜時間帯は大きく設定されている。それにより、同じモチベーション値であっても、負荷指数は、定時内時間帯よりも、休憩時間帯は小さく、定時外時間帯や深夜時間帯は大きくなる。このように、モチベーションと勤務状況の両者を反映する負荷係数を用いることで、時間帯に応じた労働者への負荷の違いを反映した負荷指数を容易に算出することができる。
そして、指標算出部12においては、それまで算出された負荷値に、ステップ406にて算出された負荷指数が加算される(ステップ407)。
また、指数算出部12においては、振り返りメモテーブルT6が参照され、対象となる労働者の振り返りメモの個数が集計され(ステップ305)、対象となる労働者のデータに負荷指数と振り返りメモの個数が付加され、集計結果テーブルT7に登録される(ステップ306)。
その後、情報収集部11において、集計結果テーブルT7が参照され、管理者用表示画面60の状態表示領域62に、所定の条件に該当する複数の労働者に関するモチベーションラインおよび負荷指数を含む画面を表示するための画面データが生成される。
そして、情報収集部11にて生成された画面データが、管理サーバ10から管理者が操作する端末に送信され、管理者用表示画面60の状態表示領域62に、所定の条件に該当する複数の労働者に関するモチベーションラインおよび負荷指数を含む管理者用表示画面が表示される(ステップ307)。これにより、所定の条件に該当する複数の労働者の状態の時間遷移を並べて表示することができる。例えば、チームメンバーのモチベーションを並べて表示し、比較することができる。なお、管理者用表示画面に労働者に関するモチベーションラインおよび負荷指数のいずれか一方のみを表示する構成としてもよい。
このように、労働者の労働を管理するために労働者の労働に起因する心身の状態を入力する際に、労働者は、第1領域である作業実績表示領域51に表示される時間毎の労働内容を見ながら、第2領域であるモチベーション入力領域52に時間毎の自身の心身状態の遷移を描画入力すればよいので、労働者の負担を軽くしながら労働者の状態の情報を収集し、労働の管理を行うことが可能になる。
なお、モチベーション入力領域52への入力は、モチベーションを複数のレベルで表し、自身のモチベーションがどのレベルかを選択する態様でもよい。例えば、3段階表示、5段階表示、7段階表示など、さらに、段階は、レベル1~レベル5のような数値による表現でもよいし、上/中/下のような状態による表現でもよい。
また、労働者の労働内容に起因する心身の状態として、労働に関するモチベーションを入力させる構成を例に挙げて説明したが、労働者の心身の状態としては、モチベーションに限らず、体調の善し悪しなどであってもよい。
上述した本発明の実施形態は、本発明の説明のための例示であり、本発明の範囲をそれらの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。当業者は、本発明の範囲を逸脱することなしに、他の様々な態様で本発明を実施することができる。
10…管理サーバ、11…情報収集部、12…指標算出部、13,23…送受信部、14…データベース、20-1~20-n…クライアント、21…表示部、22…入力部、50…労働者用入力画面、51…作業実績表示領域、52…モチベーション入力領域、53…モチベーションライン、54…振り返りメモ入力領域、60…管理者用表示画面、61…条件入力領域、62…状態表示領域、90…ネットワーク

Claims (7)

  1. 労働者が行った時間毎の労働内容を時系列に表示する第1領域と、前記労働内容に起因する自身の心身状態の時間遷移を前記労働者に描画入力させるための第2領域とを含む画面を表示するための画面データを生成する情報収集部と、
    前記第2領域に描画入力された心身状態の時間遷移を示す情報に基づいて、時間毎の前記労働者の心身状態を示す指標を算出する指標算出部と、
    を有し、
    前記第2領域は、前記労働者のモチベーションの高さの時間遷移を、曲線または一部に直線を含む連続した線で描画入力させるための領域であり、
    前記指標算出部は、前記労働者に対する労働による精神的負担を示す負荷指数として、所定の一定値から、前記モチベーションの高さを示すモチベーション値を減算することにより得られる残余に基づく値を算出し、
    前記情報収集部は、前記負荷指数を含む画面を表示するための画面データを生成する、
    管理システム。
  2. 前記負荷指数は、指定された期間における、前記残余の値に時間帯に応じた負荷係数を乗算することにより得られる値の積算値である、
    請求項に記載の管理システム。
  3. 前記情報収集部は、前記第1領域と前記第2領域とを画面の上下に並べて前記第1領域および前記第2領域の時間軸を横軸に取り、前記第2領域におけるモチベーションの高さを縦軸に取るように前記画面データを生成する、
    請求項に記載の管理システム。
  4. 前記第1領域は、前記労働者が行った時間毎の労働内容の実績を前記労働者に入力させ、入力された時間毎の労働内容を色およびテキストの少なくとも一方により識別可能に時系列に表示する領域である、
    請求項1に記載の管理システム。
  5. 前記情報収集部は、特定の時間における心身状態に関するテキストを入力可能な第3領域を、前記第1領域および前記第2領域の少なくとも一方と共に表示するための画面データを生成する、
    請求項1に記載の管理システム。
  6. 前記情報収集部は、更に、所定の条件に該当する複数の労働者に関する前記負荷指数を含む画面を表示するための画面データを生成する、
    請求項に記載の管理システム。
  7. 情報処理システムが、
    労働者が行った時間毎の労働内容を時系列に表示する第1領域と、前記労働内容に起因する自身の心身状態の時間遷移を前記労働者に描画入力させるための第2領域とを含む画面を表示するための画面データを生成し、
    前記第2領域に描画入力された心身状態の時間遷移を示す情報に基づいて、時間毎の前記労働者の心身状態を示す指標を算出する、
    管理方法であって、
    前記第2領域は、前記労働者のモチベーションの高さの時間遷移を、曲線または一部に直線を含む連続した線で描画入力させるための領域であり、
    情報処理システムは、
    前記労働者に対する労働による精神的負担を示す負荷指数として、所定の一定値から、前記モチベーションの高さを示すモチベーション値を減算することにより得られる残余に基づく値を算出し、
    前記負荷指数を含む画面を表示するための画面データを生成する、
    管理方法
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