JP2001325631A - 勤怠情報管理方法、勤怠情報管理システム、勤怠情報管理装置及び記録媒体 - Google Patents

勤怠情報管理方法、勤怠情報管理システム、勤怠情報管理装置及び記録媒体

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JP2001325631A
JP2001325631A JP2000142481A JP2000142481A JP2001325631A JP 2001325631 A JP2001325631 A JP 2001325631A JP 2000142481 A JP2000142481 A JP 2000142481A JP 2000142481 A JP2000142481 A JP 2000142481A JP 2001325631 A JP2001325631 A JP 2001325631A
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Tadashi Tamai
糾 玉井
昌久 ▲塚▼田
Masahisa Tsukada
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DIPLO DATA SERVICE KK
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  • Time Recorders, Dirve Recorders, Access Control (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従業者の勤怠に関する勤怠情報を通信ネット
ワークを用いて管理することができる勤怠情報管理方
法、勤怠情報管理システム及び勤怠情報管理装置の提
供。 【解決手段】 各店舗100,100…夫々に設置され
ている各端末装置2,2…は、従業者の指紋を読み取
り、読み取った指紋に関する指紋情報を勤怠情報管理装
置1へ送信する。勤怠情報管理装置1は、受信した指紋
情報に基づいて従業者の認証を行い、その認証の結果に
基づいて、勤怠情報の登録を行う。また従業者は、端末
装置2,2…を用いて、勤怠情報管理装置1に登録され
た勤怠情報の閲覧及び修正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従業者の勤怠に関
する勤怠情報を管理する勤怠情報管理方法、その方法を
実施するための勤怠情報管理システム及び勤怠情報管理
装置、並びにコンピュータを勤怠情報管理装置として機
能させる為のコンピュータプログラムが記録されている
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従業者の勤怠状況の管理を行う場合、従
来ではタイムレコーダーを用いることが多かった。すな
わち、出勤及び退勤等の際、従業者がタイムレコーダー
を用いてタイムカードに出勤時間及び退勤時間(以下、
出退勤時間という)を打刻し、管理者がそのタイムカー
ドに打刻された出退勤時間に基づいて給与計算等を行っ
ていた。
【0003】ところで、このようにタイムレコーダーを
用いる場合、従業者が出退勤時間の打刻を忘れる(以
下、打ち忘れという)ことがある。打ち忘れが発生した
場合、従来では、従業者本人又はその従業者の上司等が
タイムカードに出退勤時間を直接記入することにより対
応していた。
【0004】また近年では、これらタイムカードに打刻
された出退勤時間をコンピュータに入力することによっ
て勤怠管理データベースを作成し、この勤怠管理データ
ベースを用いて、大量の勤怠情報の管理を容易に行うこ
とができる勤怠管理システムが開発され実現されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
複数の事業所又は店舗等を有する会社がタイムレコーダ
ーを用いて従業者の勤怠を管理する場合、各事業所又は
店舗等の従業者の勤怠状況を一括して管理することが困
難であるという問題があった。
【0006】またタイムレコーダーを用いる場合、本人
ではない者がその本人に代わって出退勤時間の打刻を行
う(以下、代打ちという)場合があり、正確な出退勤時
間を把握することが困難であるという問題があった。
【0007】また打ち忘れが発生した場合、従来では上
述したように出退勤時間を直接記入していたが、その記
入された出退勤時間が正当なものであるか否かを判定す
ることができないという問題があった。
【0008】さらに、上述したようにして勤怠管理シス
テムを導入した場合、出退勤時間を入力する入力作業及
び勤怠管理データベースのメンテナンス作業等の煩雑な
作業が発生し、しかもその勤怠管理データベースの操作
に精通したオペレータを養成する必要がある等、相当な
費用を要するという問題があった。
【0009】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、従業者の勤怠に関する勤怠情報を勤怠情報管理
装置がまとめて記憶することによって、複数の事業所又
は店舗等に分かれて勤務している各従業者の勤怠状況を
一括して管理することができる勤怠情報管理方法、その
方法を実施するための勤怠情報管理システム及び勤怠情
報管理装置、並びにコンピュータを勤怠情報管理装置と
して機能させる為のコンピュータプログラムが記録され
ている記録媒体を提供することを目的とする。
【0010】また本発明の他の目的は、打ち忘れが発生
した場合、情報によって認証を受けた者のみに勤怠情報
の修正を許可することによって、正当な勤怠情報を管理
することができる勤怠情報管理方法、勤怠情報管理シス
テム、勤怠情報管理装置及び記録媒体の提供にある。
【0011】また本発明の他の目的は、従業者を識別す
るための識別情報として、従業者の指紋に関する指紋情
報を用いることによって、代打ち等の不正行為を回避す
ることができる勤怠情報管理システム、勤怠情報管理装
置及び記録媒体の提供にある。
【0012】さらに本発明の他の目的は、勤怠情報管理
装置が給与計算を行うことによって、煩雑な給与計算を
自動的に行うことができる勤怠情報管理システム、勤怠
情報管理装置及び記録媒体の提供にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る勤怠情報
管理方法は、通信ネットワークを用い、従業者の勤怠に
関する勤怠情報を管理する勤怠情報管理方法において、
従業者を識別する識別情報を登録するステップと、前記
登録された識別情報に基づいて従業者の認証を行うステ
ップと、認証に成功した場合、認証された従業者の勤怠
情報を登録するステップと、前記登録された勤怠情報を
前記通信ネットワークを介して閲覧又は修正するステッ
プとを含むことを特徴とする。
【0014】第2発明に係る勤怠情報管理システムは、
複数の端末装置と、従業者の識別する識別情報が記憶し
てある識別情報記憶部を具備し、従業者の勤怠に関する
勤怠情報を管理する勤怠情報管理装置とを備え、前記端
末装置と前記勤怠情報管理装置とを通信すべくなしてあ
る勤怠情報管理システムにおいて、前記端末装置は、勤
怠情報を受け付ける第1勤怠情報受付手段と、識別情報
を受け付ける識別情報受付手段と、第1勤怠情報受付手
段によって受け付けられた勤怠情報及び前記識別情報受
付手段によって受け付けられた識別情報を送信する手段
と、勤怠情報の送信要求を送信する手段と、前記送信要
求に係る勤怠情報を受信した場合、受信した勤怠情報を
表示する表示手段とを備え、前記勤怠情報管理装置は、
勤怠情報及び識別情報を受信した場合、受信した識別情
報と前記識別情報記憶部に記憶されている識別情報とを
照合する第1識別情報照合手段と、第1識別情報照合手
段による照合の結果に基づいて、前記受信した勤怠情報
を記憶する勤怠情報記憶手段と、前記送信要求を受信し
た場合、受信した送信要求に係る勤怠情報を送信する手
段とを備えることを特徴とする。
【0015】第3発明に係る勤怠情報管理システムは、
第2発明に係る勤怠情報管理システムにおいて、前記端
末装置は更に、前記表示手段によって表示された勤怠情
報の修正を受け付ける第2勤怠情報受付手段と、第2勤
怠情報受付手段によって受け付けられた修正済み勤怠情
報及び前記識別情報受付手段によって受け付けられた識
別情報を送信する手段とを備え、前記勤怠情報管理装置
は更に、修正済み勤怠情報及び識別情報を受信した場
合、受信した識別情報と前記識別情報記憶部に記憶され
ている識別情報とを照合する第2識別情報照合手段を備
え、前記勤怠情報記憶手段は、第2識別情報照合手段に
よる照合の結果に基づいて、前記受信した修正済み勤怠
情報を記憶すべくなしてあることを特徴とする。
【0016】第4発明に係る勤怠情報管理システムは、
第2発明又は第3発明に係る勤怠情報管理システムにお
いて、前記識別情報は、従業者の指紋に関する指紋情報
であることを特徴とする。
【0017】第5発明に係る勤怠情報管理システムは、
第2発明乃至第4発明の何れかに係る勤怠情報管理シス
テムにおいて、前記勤怠情報管理装置は更に、時間毎に
定められた給与に関する給与情報が記憶してある給与情
報記憶部と、前記勤怠情報記憶手段によって記憶された
勤怠情報及び前記給与情報記憶部に記憶されている給与
情報に基づいて、給与を算出する給与算出手段とを備え
ることを特徴とする。
【0018】第6発明に係る勤怠情報管理装置は、外部
の機器に接続され、従業者を識別する識別情報が記憶し
てある識別情報記憶部を備え、従業者の勤怠に関する勤
怠情報を管理する勤怠情報管理装置において、勤怠情報
及び識別情報を前記機器から受信した場合、受信した識
別情報と前記識別情報記憶部に記憶されている識別情報
とを照合する第1識別情報照合手段と、第1識別情報照
合手段による照合の結果に基づいて、前記受信した勤怠
情報を記憶する勤怠情報記憶手段と、勤怠情報の送信要
求を前記機器から受信した場合、受信した送信要求に係
る勤怠情報を送信する手段とを備えることを特徴とす
る。
【0019】第7発明に係る勤怠情報管理装置は、第6
発明に係る勤怠情報管理装置において、勤怠情報を修正
した修正済み勤怠情報及び識別情報を前記機器から受信
した場合、受信した識別情報と前記識別情報記憶部に記
憶されている識別情報とを照合する第2識別情報照合手
段を備え、前記勤怠情報記憶手段は、第2識別情報照合
手段による照合の結果に基づいて、前記受信した修正済
み勤怠情報を記憶すべくなしてあることを特徴とする。
【0020】第8発明に係る勤怠情報管理装置は、第6
発明又は第7発明に係る勤怠情報管理装置において、前
記識別情報は、従業者の指紋に関する指紋情報であるこ
とを特徴とする。
【0021】第9発明に係る勤怠情報管理装置は、第6
発明乃至第8発明の何れかに係る勤怠情報管理装置にお
いて、時間毎に定められた給与に関する給与情報が記憶
してある給与情報記憶部と、前記勤怠情報記憶手段によ
って記憶された勤怠情報及び前記給与情報記憶部に記憶
されている給与情報に基づいて、給与を算出する給与算
出手段とを更に備えることを特徴とする。
【0022】第10発明に係る記録媒体は、外部の機器
に接続され、従業者を識別する識別情報が記憶してある
識別情報記憶部を備えるコンピュータに、従業者の勤怠
に関する勤怠情報を管理させるプログラムが記録してあ
るコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体におい
て、コンピュータに、勤怠情報及び識別情報を前記機器
から受信した場合に、受信した識別情報と前記識別情報
記憶部に記憶されている識別情報とを照合させるプログ
ラムコード手段と、コンピュータに、前記照合させた結
果に基づいて、前記受信した勤怠情報を記憶させるプロ
グラムコード手段と、コンピュータに、勤怠情報の送信
要求を前記機器から受信した場合に、受信した送信要求
に係る勤怠情報を送信させるプログラムコード手段とを
有するプログラムが記録してあることを特徴とする。
【0023】第11発明に係る記録媒体は、第10発明
に係る記録媒体において、コンピュータに、勤怠情報を
修正した修正済み勤怠情報及び識別情報を前記機器から
受信した場合に、受信した識別情報と前記識別情報記憶
部に記憶されている識別情報とを照合させるプログラム
コード手段と、コンピュータに、前記照合させた結果に
基づいて、前記受信した修正済み勤怠情報を記憶させる
プログラムコード手段とを更に有するプログラムが記録
してあることを特徴とする。
【0024】第12発明に係る記録媒体は、第10発明
又は第11発明に係る記録媒体において、前記識別情報
は、従業者の指紋に関する指紋情報であることを特徴と
する。
【0025】第13発明に係る記録媒体は、第10発明
乃至第12発明の何れかに係る記録媒体において、コン
ピュータに、時間毎に定められた給与に関する給与情報
が記憶してある給与情報を記憶させるプログラムコード
手段と、コンピュータに、前記記憶させた勤怠情報及び
前記記憶させた給与情報に基づいて、給与を算出させる
プログラムコード手段とを更に有するプログラムが記録
してあることを特徴とする。
【0026】第1発明、第2発明、第6発明及び第10
発明による場合、複数の端末装置夫々は従業者の勤怠に
関する勤怠情報及び従業者を識別する識別情報を勤怠情
報管理装置へ送信する。勤怠情報管理装置は、識別情報
が記憶してある識別情報記憶部を備えており、端末装置
から勤怠情報及び識別情報を受信した場合、受信した識
別情報と前記識別情報記憶部に記憶されている識別情報
との照合を行い、その結果に基づいて、受信した勤怠情
報を記憶する。
【0027】また端末装置は、勤怠情報の送信要求を勤
怠情報管理装置へ送信し、勤怠情報管理装置は、受信し
た送信要求に係る勤怠情報を端末装置へ送信する。
【0028】このように、勤怠情報管理装置が、複数の
端末装置夫々から受信する勤怠情報をまとめて記憶する
ことによって、複数の事業所等に分かれて勤務している
各従業者の勤怠状況を一括して管理することができる。
【0029】第3発明、第7発明及び第11発明による
場合、端末装置は勤怠情報を修正した修正済み勤怠情報
及び識別情報を勤怠情報管理装置へ送信する。勤怠情報
管理装置は、端末装置から修正済み勤怠情報及び識別情
報を受信した場合、受信した識別情報と前記識別情報記
憶部に記憶されている識別情報との照合を行い、その結
果に基づいて、受信した修正済み勤怠情報を記憶する。
【0030】このように、識別情報の照合の結果に基づ
いて、修正済み勤怠情報を記憶するので、例えば打ち忘
れが発生した場合であって勤怠情報の修正が必要となっ
たときでも、修正後の勤怠情報の正当性を保つことがで
きる。
【0031】第4発明、第8発明及び第12発明による
場合、従業者を識別する識別情報は、従業者の指紋に関
する指紋情報である。よって、本人でない者が勤怠情報
を登録することを確実に防止することができるため、代
打ち等の不正行為を回避することができる。
【0032】第5発明、第9発明及び第13発明による
場合、勤怠情報管理装置は、時間毎に定められた給与に
関する給与情報を記憶しており、この記憶している給与
情報と、記憶している勤怠情報とに基づいて給与の算出
を行う。これにより、正当な勤怠情報に基づいた給与の
算出を自動的に行うことができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面に基づいて詳述する。図1は、本発明の勤怠情
報管理システムの構成を示すブロック図である。図1に
おいて1は勤怠情報管理装置を、2,2…は端末装置を
夫々示しており、該勤怠情報管理装置1及び端末装置
2,2…夫々は、インターネット等の通信ネットワーク
3と接続されている。そして勤怠情報管理装置1と端末
装置2,2…との間で、従業者を識別する識別情報及び
従業者の勤怠に関する勤怠情報の送受信が行われる。こ
こで端末装置2,2…は、複数の店舗100,100…
内に夫々設置されており、各種のデータの入力の受付及
び入出力データの表示を行うタッチパネル部21及び従
業者の指紋を読み取る指紋読取部22を備えている。
【0034】また4は運用端末装置を示しており、該運
用端末装置4は、LANを介して勤怠情報管理装置1と
接続されている。運用オペレータは、運用端末装置4を
用いて、勤怠情報管理装置1に格納されている各種のデ
ータの閲覧及び修正等の運用作業を行う。
【0035】図1に示すとおり、勤怠情報管理装置1
は、CPU11を有しており、該CPU11は以下のハ
ードウェア各部と接続されていて、それらを制御すると
共に、ハードディスク14に格納された種々のコンピュ
ータプログラムを実行する。
【0036】RAM12は、例えばSRAM又はフラッ
シュメモリ等で構成され、コンピュータプログラムの実
行時に発生する一時的なデータを記憶する。また外部記
憶装置13は、例えばCD−ROMドライブ又はフレキ
シブルディスクドライブ等で構成され、本発明の勤怠情
報管理装置1のプログラムが記録されているCD−RO
M又はフレキシブルディスク等の可搬型記録媒体200
から前記プログラムを読み取る。
【0037】またハードディスク14は、勤怠情報管理
装置1の動作に必要な種々のコンピュータプログラム及
び各種のデータを格納している。この格納されているコ
ンピュータプログラムの中には、WWWサーバソフトウ
ェアWSのコンピュータプログラムが含まれており、C
PU11がこのコンピュータプログラムを実行すること
により勤怠情報管理装置1はWWWサーバとして機能す
る。
【0038】また、LANインタフェース15は、勤怠
情報管理装置1を管理している管理者が有するLANと
接続するための通信インタフェースであり、運用端末装
置4と接続するために用いられる。
【0039】また、DSU(Digital Service Unit)1
6は、ベースバンド伝送方式のデジタル回線を介して通
信ネットワーク3と接続するための通信インタフェース
である。なお、DSU16の代わりにモデムを備えるこ
とにより、アナログ回線を介して通信ネットワーク3と
接続するようにしてもよい。
【0040】さらにハードディスク14は、後述する3
つのデータベース(指紋情報DB14a,勤怠情報DB
14b及び給与情報DB14c)を有している。
【0041】第1のデータベースである指紋情報DB1
4aは、従業者を識別する識別情報として従業者の指紋
に関する指紋情報を格納している。この指紋情報は、勤
怠情報管理装置1が備える指紋読取装置(図示せず)を
用いて取得してもよく、また後述する端末装置2,2…
が備える指紋読取部22を用いて取得し、取得した指紋
情報を、通信ネットワーク3を介して勤怠情報管理装置
1が受信するようにしてもよい。
【0042】また各指紋情報夫々に対しては、その指紋
情報によって識別される従業者が、どの勤怠情報を閲覧
することが可能であるのかを示す閲覧権限情報及び同じ
くどの勤怠情報を修正することが可能であるのかを示す
修正権限情報が夫々付与されている。
【0043】なお、本実施の形態では識別情報として指
紋情報を用いているが、指紋情報以外にも従業者を識別
することができる情報として、例えば従業者の虹彩及び
掌紋等に関する情報を用いるようにしてもよい。
【0044】第2のデータベースである勤怠情報DB1
4bは、従業者の勤怠に関する勤怠情報を格納してい
る。この勤怠情報には、例えば出退勤時間,残業の開始
時間,休憩の開始及び終了時間,並びに早退時間等に関
する情報が含まれており、各従業者に対して予め付与さ
れている従業者識別子(以下、従業者IDという)毎に
管理されている。
【0045】第3のデータベースである給与情報DB1
4cは、従業者の給与に関する給与情報を格納してい
る。この給与情報には、各曜日における時間帯別の時間
給の額に関する情報が含まれており、上述した勤怠情報
と同様に、従業者ID毎に管理されている。
【0046】本発明の勤怠情報管理装置1のプログラム
は可搬型記録媒体200から読み取る以外にも、通信ネ
ットワーク3を介して外部サーバコンピュータ5に接続
し、外部サーバコンピュータ5に内蔵された前記プログ
ラムを記録してある記録媒体6から勤怠情報管理装置1
へ前記プログラムをダウンロードすることができる。そ
してこのダウンロードしたプログラムをハードディスク
14に記憶し、記憶したプログラムをCPU11がRA
M12にロードすることによって、勤怠情報管理装置1
は後述する処理を実行することができる。
【0047】なお、本実施の形態における勤怠情報管理
システムは、1台の勤怠情報管理装置1を備えている
が、端末装置2,2…の台数が多い等の場合では、複数
の勤怠情報管理装置1,1…を備えることによって負荷
分散を図るような構成であってもよい。
【0048】図2は、本発明の勤怠情報管理システムが
備える端末装置2,2…の構成を示すブロック図であ
る。図2に示すとおり、端末装置2,2…は、CPU2
3を有しており、該CPU23は以下のハードウェア各
部と接続されていて、それらを制御すると共に、記憶部
25に格納された種々のコンピュータプログラムを実行
する。
【0049】RAM24は、例えばSRAM又はフラッ
シュメモリ等で構成され、コンピュータプログラムの実
行時に発生する一時的なデータを記憶する。記憶部25
は、端末装置2,2…の動作に必要な種々のコンピュー
タプログラム及び各種のデータを格納している。この格
納されているコンピュータプログラムの中には、WWW
ブラウザソフトウェアWBのコンピュータプログラムが
含まれており、CPU23がこのコンピュータプログラ
ムを実行することにより、端末装置2,2…はHTML
(Hyper Text Markup Language)で作成された情報を表
示することができる。
【0050】また、タッチパネル部21は、例えば液晶
パネル等で構成され、上述したように、各種のデータの
入力の受付及び各種の入出力データの表示を行う。な
お、タッチパネル部21のように各種データの入力及び
表示を兼用する装置を用いるのではなく、キーボード等
の入力部及びディスプレイ等の出力部に分かれた装置を
用いるようにしてもよい。
【0051】また、指紋読取部22は、例えば光学セン
サ等で構成され、上述したように、従業者の指紋を読み
取る。DSU(Digital Service Unit)26は、ベース
バンド伝送方式のデジタル回線を介して通信ネットワー
ク3と接続するための通信インタフェースである。な
お、DSU26の代わりにモデムを備えることにより、
アナログ回線を介して通信ネットワーク3と接続するよ
うにしてもよい。
【0052】さらに、記憶部25は、従業者の指紋に関
する指紋情報を格納する指紋情報DB25aを有してい
る。この指紋情報DB25aに格納される指紋情報は、
指紋読取部22によって読み取られた指紋に関する情報
である。
【0053】次に、本発明の勤怠情報管理システムの動
作について説明する。図3は、勤怠情報の登録処理にお
ける端末装置2,2…及び本発明の勤怠情報管理装置1
の動作の流れを示すフローチャートである。
【0054】端末装置2,2…は、指紋読取部22にて
従業者の指紋の読み取りを行い(S101)、読み取っ
た指紋に関する指紋情報と指紋情報DB25aに格納さ
れている指紋情報との照合を行う(S102)。ここで
この照合に失敗した場合(S102でNO)、ステップ
S101に戻り、再び指紋の読み取りを行う。なお、ス
テップS102における指紋情報の照合に所定回数以上
失敗した後は、ステップS101における指紋の読み取
りを拒否するようにしてもよい。
【0055】一方、ステップS102にて指紋情報の照
合に成功した場合(S102でYES)、勤怠情報の入
力画面を示す入力画面情報の送信要求を勤怠情報管理装
置1へ送信する(S103)。
【0056】勤怠情報管理装置1は、端末装置2,2…
から入力画面情報の送信要求を受信した場合(S20
1)、HTMLで作成されている入力画面情報を端末装
置2,2…へ送信する(S202)。
【0057】端末装置2,2…は、勤怠情報管理装置1
から入力画面情報を受信した場合(S104)、WWW
ブラウザソフトウェアWBを用いて、受信した入力画面
情報をタッチパネル部21上に表示する(S105)。
【0058】従業者は、タッチパネル部21上に表示さ
れている入力画面情報にしたがって、勤怠情報管理装置
1に登録する勤怠情報の情報種別の入力を行う。ここで
勤怠情報の情報種別とは、例えば出勤,退勤,休憩開
始,休憩終了,残業開始,及び早退等の勤怠の種別を示
す情報をいう。
【0059】端末装置2,2…は、勤怠情報の情報種別
を受け付けた場合(S106)、受け付けた情報種別と
その情報種別を受け付けた時間を示す時間情報とを含む
勤怠情報、及びステップS101にて読み取った指紋に
関する指紋情報を勤怠情報管理装置1へ送信する(S1
07)。
【0060】勤怠情報管理装置1は、端末装置2,2…
から勤怠情報及び指紋情報を受信した場合(S20
3)、受信した指紋情報と指紋情報DB14aに格納さ
れている指紋情報との照合を行う(S204)。ここで
この照合に失敗した場合(S204でNO)、照合に失
敗したことを示す照合失敗情報を端末装置2,2…へ送
信する(S205)。
【0061】端末装置2,2…は、勤怠情報管理装置1
から照合失敗情報を受信した場合(S108)、受信し
た照合失敗情報をタッチパネル部21上に表示する(S
109)。なお、ここで従業者から再度勤怠情報の登録
処理の実行を希望する旨の情報を受け付けた場合、ステ
ップS101へ戻るようにしてもよい。
【0062】また、ステップS204にて指紋情報の照
合に成功した場合(S204でYES)、勤怠情報管理
装置1は、ステップS203にて受信した勤怠情報を勤
怠情報DB14bに登録する(S206)。そして、勤
怠情報の登録が完了したことを示す登録完了情報を端末
装置2,2…へ送信する(S207)。
【0063】端末装置2,2…は、勤怠情報管理装置1
から登録完了情報を受信した場合(S110)、受信し
た登録完了情報をタッチパネル部21上に表示する(S
111)。これにより従業者は自己の勤怠情報が勤怠情
報管理装置1に正常に登録されたことを知ることができ
る。
【0064】このようにして、指紋情報の照合に成功し
た場合にはじめて勤怠情報の登録を行うため、正当な勤
怠情報のみが登録され、他人による代打ちのような不正
行為を回避することができる。
【0065】図4及び図5は、勤怠情報の閲覧処理にお
ける端末装置2,2…及び本発明の勤怠情報管理装置1
の動作の流れを示すフローチャートである。端末装置
2,2…は、上述したステップS101及びS102と
同様にして、従業者の指紋の読み取り(S301)及び
指紋情報の照合を行う(S302)。ここでこの照合に
失敗した場合(S302でNO)、ステップS301に
戻り、再び指紋の読み取りを行う。
【0066】一方、ステップS302にて指紋情報の照
合に成功した場合(S302でYES)、ステップS3
01にて読み取った指紋に関する指紋情報、及び勤怠情
報の閲覧画面を示す閲覧画面情報の送信要求を勤怠情報
管理装置1へ送信する(S303)。
【0067】勤怠情報管理装置1は、端末装置2,2…
から指紋情報及び閲覧画面情報の送信要求を受信した場
合(S401)、受信した指紋情報と指紋情報DB14
aに格納されている指紋情報との照合を行う(S40
2)。ここでこの照合に失敗した場合(S402でN
O)、その照合に失敗したことを示す照合失敗情報を端
末装置2,2…へ送信する(S403)。
【0068】端末装置2,2…は、勤怠情報管理装置1
から照合失敗情報を受信した場合(S304)、受信し
た照合失敗情報をタッチパネル部21上に表示する(S
305)。
【0069】また、ステップS402にて指紋情報の照
合に成功した場合(S402でYES)、勤怠情報管理
装置1は、ステップS401にて受信した指紋情報に付
与されている閲覧権限情報を参照し(S404)、参照
した閲覧権限情報に示されている閲覧可能な勤怠情報の
リストを示す閲覧画面情報を端末装置2,2へ送信する
(S405)。
【0070】端末装置2,2…は、勤怠情報管理装置1
から閲覧画面情報を受信した場合(S306)、受信し
た閲覧画面情報をタッチパネル部21上に表示する(S
307)。これにより従業者はどの勤怠情報の閲覧をす
ることが可能であるのかを確認することができる。
【0071】従業者は、タッチパネル部21上に表示さ
れている閲覧画面情報にしたがって、閲覧を所望する勤
怠情報を示す閲覧所望情報の入力を行う。端末装置2,
2…は、閲覧所望情報を受け付けた場合(S308)、
受け付けた閲覧所望情報を勤怠情報管理装置1へ送信す
る(S309)。
【0072】勤怠情報管理装置1は、端末装置2,2…
から閲覧所望情報を受信した場合(S406)、受信し
た閲覧所望情報に示されている勤怠情報を勤怠情報DB
14bから検索する(S407)。そして検索された勤
怠情報を端末装置2,2…へ送信する(S408)。
【0073】端末装置2,2…は、勤怠情報管理装置1
から勤怠情報を受信した場合(S310)、受信した勤
怠情報をタッチパネル部21上に表示する(S31
1)。これにより、従業者は所望の勤怠情報を閲覧する
ことができる。
【0074】図6及び図7は、勤怠情報の修正処理にお
ける端末装置2,2…及び本発明の勤怠情報管理装置1
の動作の流れを示すフローチャートである。なお、ここ
ではある従業者(以下、修正対象者という)の上司(以
下、修正実施者という)が、修正対象者の勤怠情報を修
正する場合について説明する。
【0075】修正実施者は、打ち忘れ等の原因により、
修正対象者の勤怠情報が正確でないことを承認した場
合、その勤怠情報の修正を行うために、端末装置2,2
…に指紋の読み取りを行わせる。
【0076】端末装置2,2…は、上述したステップS
101及びS102と同様にして、修正実施者の指紋の
読み取り(S501)及び指紋情報の照合を行う(S5
02)。ここでこの照合に失敗した場合(S502でN
O)、ステップS501に戻り、再び指紋の読み取りを
行う。
【0077】一方、ステップS502にて指紋情報の照
合に成功した場合(S502でYES)、ステップS5
01にて読み取った指紋に関する指紋情報、及び勤怠情
報の修正画面を示す修正画面情報の送信要求を勤怠情報
管理装置1へ送信する(S503)。
【0078】勤怠情報管理装置1は、端末装置2,2…
から指紋情報及び修正画面情報の送信要求を受信した場
合(S601)、受信した指紋情報と指紋情報DB14
aに格納されている指紋情報との照合を行う(S60
2)。ここでこの照合に失敗した場合(S602でN
O)、照合に失敗したことを示す照合失敗情報を端末装
置2,2…へ送信する(S603)。
【0079】端末装置2,2…は、勤怠情報管理装置1
から照合失敗情報を受信した場合(S504)、受信し
た照合失敗情報をタッチパネル部21上に表示する(S
505)。
【0080】また、ステップS602にて指紋情報の照
合に成功した場合(S602でYES)、勤怠情報管理
装置1は、ステップS601にて受信した指紋情報に付
与されている修正権限情報を参照し(S604)、参照
した修正権限情報に示されている修正可能な勤怠情報の
リストを示す修正画面情報を端末装置2,2へ送信する
(S605)。
【0081】端末装置2,2…は、勤怠情報管理装置1
から修正画面情報を受信した場合(S506)、受信し
た修正画面情報をタッチパネル部21上に表示する(S
507)。これにより修正実施者はどの勤怠情報の修正
をすることが可能であるのかを確認することができる。
ここでは表示されているリストの中に修正対象者の勤怠
情報が含まれているものとする。
【0082】修正実施者は、タッチパネル部21上に表
示されている閲覧画面情報にしたがって、修正対象者の
勤怠情報の修正を所望していることを示す修正所望情報
の入力を行う。端末装置2,2…は、修正所望情報を受
け付けた場合(S508)、受け付けた修正所望情報を
勤怠情報管理装置1へ送信する(S509)。
【0083】勤怠情報管理装置1は、端末装置2,2…
から修正所望情報を受信した場合(S606)、受信し
た修正所望情報に示されている勤怠情報の修正の入力を
受け付ける修正入力画面情報を端末装置2,2…へ送信
する(S607)。
【0084】端末装置2,2…は、勤怠情報管理装置1
から修正入力画面情報を受信した場合(S510)、受
信した修正入力画面情報をタッチパネル部21上に表示
する(S511)。修正実施者はタッチパネル部21に
表示されている修正入力画面情報にしたがって修正対象
者の勤怠情報の修正を入力する。
【0085】端末装置2,2…は、修正された勤怠情報
を示す修正勤怠情報の入力を修正実施者から受け付けた
場合(S512)、受け付けた修正勤怠情報を勤怠情報
管理装置1へ送信する(S513)。
【0086】勤怠情報管理装置1は、端末装置2,2…
から修正勤怠情報を受信した場合(S608)、受信し
た修正勤怠情報を勤怠情報DB14bに登録する(S6
09)。そして修正勤怠情報の登録が完了したことを示
す修正完了情報を端末装置2,2…へ送信する(S61
0)。
【0087】端末装置2,2…は、勤怠情報管理装置1
から修正完了情報を受信した場合(S514)、受信し
た修正完了情報をタッチパネル部21上に表示する(S
515)。これにより、修正実施者は修正対象者の勤怠
情報の修正が完了したことを確認することができる。
【0088】このように、修正実施者の指紋情報を用い
て認証を行い、その結果認証に成功した場合にのみ修正
することができ、しかもその修正実施者に対して修正を
することが許可されている勤怠情報のみの修正を可能と
しているため、勤怠情報の正当性を保つことができる。
【0089】図8は、給与算出処理における本発明の勤
怠情報管理装置1の動作の流れを示すフローチャートで
ある。勤怠情報管理装置1は、各店舗100,100…
の営業終了後、予め設定された時間に、又は給与算出処
理の開始指示を運用端末装置4から受け付けた場合に、
後述する給与算出処理を開始する。
【0090】勤怠情報管理装置1は、給与算出処理の対
象者として任意の従業者を選択し、選択された従業者を
処理対象者として設定する(S701)。そしてこの処
理対象者の従業者IDに基づいて、処理対象者の給与情
報を給与情報DB14cから検索し(S702)、この
検索された給与情報を参照して、当日の曜日における時
間帯別の時間給の額を取得する(S703)。
【0091】次に勤怠情報管理装置1は、処理対象者の
従業者IDに基づいて、処理対象者の勤怠情報を勤怠情
報DB14bから検索する(S704)。そして検索さ
れた勤怠情報と、ステップS703にて取得した時間給
の額とに基づいて、当日の従業者の給与を算出する(S
705)。
【0092】勤怠情報管理装置1は、すべての従業者に
対して上述したステップS701乃至S705を実行し
たか否かを判定し(S706)、まだ給与算出処理の対
象となっていない従業者がいる場合(S706でN
O)、ステップS701に戻り処理を続ける。そしてす
べての従業員の給与が算出された場合(S706でYE
S)、処理は終了する。
【0093】このように、勤怠情報管理装置1は、勤怠
情報DB14bに格納されている勤怠情報に基づき、給
与の算出を自動的に行うことができ、店舗100,10
0…を経営する経営会社は給与算出処理を行う必要がな
くなる。
【0094】また近年では通信ネットワークを利用した
POS(Point Of Sales)システム等の販売管理システ
ムが開発され実現されているが、これらの販売管理シス
テムと本発明の勤怠情報管理システムとを通信ネットワ
ークを介して連携させることも可能である。これによ
り、例えば特定の時間帯における時間給の額と商品の売
上額との関係を容易に分析することが可能になる等、種
々の経営分析に活用することができる。
【0095】なお、本実施の形態では日毎に給与算出処
理を実行しているが、週毎又は月毎等に実行するように
してもよいことは勿論である。
【0096】また、給与情報DB14cに格納される給
与情報に、例えば残業代等の各種の手当の額に関する情
報を含めることによって、これらの手当を含んだ給与を
算出するようにしてもよい。
【0097】なお、本発明の勤怠情報管理システムを運
用するシステム運用会社は、勤怠情報の集計作業及び給
与算出等のアウトソーシングを請け負うことができる。
すなわち、システム運用会社は、運用端末装置4を用い
て、勤怠情報DB14bに格納されている勤怠情報に基
づき日別又は月別の勤怠一覧表等の各種の帳票を作成
し、作成した帳票を店舗100,100…の経営会社へ
定期的に送付する。これにより、経営会社は、勤怠情報
の集計作業等の煩雑な作業を行う必要がなく、しかもこ
れまでこれらの作業を行っていた経理部門等に係る人件
費を削減することが可能になる。
【0098】
【発明の効果】以上詳述した如く、請求項1に記載の勤
怠情報管理方法、請求項2に記載の勤怠情報管理システ
ム、請求項6に記載の勤怠情報管理装置及び請求項10
に記載の記録媒体によれば、勤怠情報管理装置が、複数
の端末装置夫々から受信する勤怠情報をまとめて記憶す
るため、複数の事業所等に分かれて勤務している各従業
者の勤怠状況を一括して管理することができる。
【0099】また、請求項3に記載の勤怠情報管理シス
テム、請求項7に記載の勤怠情報管理装置及び請求項1
1に記載の記録媒体によれば、識別情報の照合の結果に
基づいて、修正済み勤怠情報を記憶するので、打ち忘れ
が発生した場合であって勤怠情報の修正が必要なとき、
修正後の勤怠情報の正当性を保つことができる。
【0100】また、請求項4に記載の勤怠情報管理シス
テム、請求項8に記載の勤怠情報管理装置及び請求項1
2に記載の記録媒体によれば、指紋情報を用いた照合を
行うことによって、本人でない者が勤怠情報を登録する
ことを確実に防止することができるため、代打ち等の不
正行為を回避することができる。
【0101】さらに、請求項5に記載の勤怠情報管理シ
ステム、請求項9に記載の勤怠情報管理装置及び請求項
13に記載の記録媒体によれば、正当な勤怠情報に基づ
いた給与の算出を自動的に行うことができる等、本発明
は優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の勤怠情報管理システムの構成を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の勤怠情報管理システムが備える端末装
置の構成を示すブロック図である。
【図3】勤怠情報の登録処理における端末装置及び本発
明の勤怠情報管理装置の動作の流れを示すフローチャー
トである。
【図4】勤怠情報の閲覧処理における端末装置及び本発
明の勤怠情報管理装置の動作の流れを示すフローチャー
トである。
【図5】勤怠情報の閲覧処理における端末装置及び本発
明の勤怠情報管理装置の動作の流れを示すフローチャー
トである。
【図6】勤怠情報の修正処理における端末装置及び本発
明の勤怠情報管理装置の動作の流れを示すフローチャー
トである。
【図7】勤怠情報の修正処理における端末装置及び本発
明の勤怠情報管理装置の動作の流れを示すフローチャー
トである。
【図8】給与算出処理における本発明の勤怠情報管理装
置の動作の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 勤怠情報管理装置 2 端末装置 3 通信ネットワーク 4 運用端末装置 5 外部サーバコンピュータ 6 記録媒体 100 店舗 200 可搬型記録媒体

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信ネットワークを用い、従業者の勤怠
    に関する勤怠情報を管理する勤怠情報管理方法におい
    て、 従業者を識別する識別情報を登録するステップと、 前記登録された識別情報に基づいて従業者の認証を行う
    ステップと、 認証に成功した場合、認証された従業者の勤怠情報を登
    録するステップと、 前記登録された勤怠情報を前記通信ネットワークを介し
    て閲覧又は修正するステップとを含むことを特徴とする
    勤怠情報管理方法。
  2. 【請求項2】 複数の端末装置と、従業者の識別する識
    別情報が記憶してある識別情報記憶部を具備し、従業者
    の勤怠に関する勤怠情報を管理する勤怠情報管理装置と
    を備え、前記端末装置と前記勤怠情報管理装置とを通信
    すべくなしてある勤怠情報管理システムにおいて、 前記端末装置は、 勤怠情報を受け付ける第1勤怠情報受付手段と、 識別情報を受け付ける識別情報受付手段と、 第1勤怠情報受付手段によって受け付けられた勤怠情報
    及び前記識別情報受付手段によって受け付けられた識別
    情報を送信する手段と、 勤怠情報の送信要求を送信する手段と、 前記送信要求に係る勤怠情報を受信した場合、受信した
    勤怠情報を表示する表示手段とを備え、 前記勤怠情報管理装置は、 勤怠情報及び識別情報を受信した場合、受信した識別情
    報と前記識別情報記憶部に記憶されている識別情報とを
    照合する第1識別情報照合手段と、 第1識別情報照合手段による照合の結果に基づいて、前
    記受信した勤怠情報を記憶する勤怠情報記憶手段と、 前記送信要求を受信した場合、受信した送信要求に係る
    勤怠情報を送信する手段とを備えることを特徴とする勤
    怠情報管理システム。
  3. 【請求項3】 前記端末装置は更に、 前記表示手段によって表示された勤怠情報の修正を受け
    付ける第2勤怠情報受付手段と、 第2勤怠情報受付手段によって受け付けられた修正済み
    勤怠情報及び前記識別情報受付手段によって受け付けら
    れた識別情報を送信する手段とを備え、 前記勤怠情報管理装置は更に、 修正済み勤怠情報及び識別情報を受信した場合、受信し
    た識別情報と前記識別情報記憶部に記憶されている識別
    情報とを照合する第2識別情報照合手段を備え、 前記勤怠情報記憶手段は、第2識別情報照合手段による
    照合の結果に基づいて、前記受信した修正済み勤怠情報
    を記憶すべくなしてあることを特徴とする請求項2に記
    載の勤怠情報管理システム。
  4. 【請求項4】 前記識別情報は、従業者の指紋に関する
    指紋情報であることを特徴とする請求項2又は請求項3
    に記載の勤怠情報管理システム。
  5. 【請求項5】 前記勤怠情報管理装置は更に、 時間毎に定められた給与に関する給与情報が記憶してあ
    る給与情報記憶部と、 前記勤怠情報記憶手段によって記憶された勤怠情報及び
    前記給与情報記憶部に記憶されている給与情報に基づい
    て、給与を算出する給与算出手段とを備えることを特徴
    とする請求項2乃至請求項4の何れかに記載の勤怠情報
    管理システム。
  6. 【請求項6】 外部の機器に接続され、従業者を識別す
    る識別情報が記憶してある識別情報記憶部を備え、従業
    者の勤怠に関する勤怠情報を管理する勤怠情報管理装置
    において、 勤怠情報及び識別情報を前記機器から受信した場合、受
    信した識別情報と前記識別情報記憶部に記憶されている
    識別情報とを照合する第1識別情報照合手段と、 第1識別情報照合手段による照合の結果に基づいて、前
    記受信した勤怠情報を記憶する勤怠情報記憶手段と、 勤怠情報の送信要求を前記機器から受信した場合、受信
    した送信要求に係る勤怠情報を送信する手段とを備える
    ことを特徴とする勤怠情報管理装置。
  7. 【請求項7】 勤怠情報を修正した修正済み勤怠情報及
    び識別情報を前記機器から受信した場合、受信した識別
    情報と前記識別情報記憶部に記憶されている識別情報と
    を照合する第2識別情報照合手段を備え、 前記勤怠情報記憶手段は、第2識別情報照合手段による
    照合の結果に基づいて、前記受信した修正済み勤怠情報
    を記憶すべくなしてあることを特徴とする請求項6に記
    載の勤怠情報管理装置。
  8. 【請求項8】 前記識別情報は、従業者の指紋に関する
    指紋情報であることを特徴とする請求項6又は請求項7
    に記載の勤怠情報管理装置。
  9. 【請求項9】 時間毎に定められた給与に関する給与情
    報が記憶してある給与情報記憶部と、 前記勤怠情報記憶手段によって記憶された勤怠情報及び
    前記給与情報記憶部に記憶されている給与情報に基づい
    て、給与を算出する給与算出手段とを更に備えることを
    特徴とする請求項6乃至請求項8の何れかに記載の勤怠
    情報管理装置。
  10. 【請求項10】 外部の機器に接続され、従業者を識別
    する識別情報が記憶してある識別情報記憶部を備えるコ
    ンピュータに、従業者の勤怠に関する勤怠情報を管理さ
    せるプログラムが記録してあるコンピュータでの読み取
    りが可能な記録媒体において、 コンピュータに、勤怠情報及び識別情報を前記機器から
    受信した場合に、受信した識別情報と前記識別情報記憶
    部に記憶されている識別情報とを照合させるプログラム
    コード手段と、 コンピュータに、前記照合させた結果に基づいて、前記
    受信した勤怠情報を記憶させるプログラムコード手段
    と、 コンピュータに、勤怠情報の送信要求を前記機器から受
    信した場合に、受信した送信要求に係る勤怠情報を送信
    させるプログラムコード手段とを有するプログラムが記
    録してあることを特徴とするコンピュータでの読み取り
    が可能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 コンピュータに、勤怠情報を修正した
    修正済み勤怠情報及び識別情報を前記機器から受信した
    場合に、受信した識別情報と前記識別情報記憶部に記憶
    されている識別情報とを照合させるプログラムコード手
    段と、 コンピュータに、前記照合させた結果に基づいて、前記
    受信した修正済み勤怠情報を記憶させるプログラムコー
    ド手段とを更に有するプログラムが記録してあることを
    特徴とする請求項10に記載のコンピュータでの読み取
    りが可能な記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記識別情報は、従業者の指紋に関す
    る指紋情報であることを特徴とする請求項10又は請求
    項11に記載のコンピュータでの読み取りが可能な記録
    媒体。
  13. 【請求項13】 コンピュータに、時間毎に定められた
    給与に関する給与情報が記憶してある給与情報を記憶さ
    せるプログラムコード手段と、 コンピュータに、前記記憶させた勤怠情報及び前記記憶
    させた給与情報に基づいて、給与を算出させるプログラ
    ムコード手段とを更に有するプログラムが記録してある
    ことを特徴とする請求項10乃至請求項12の何れかに
    記載のコンピュータでの読み取りが可能な記録媒体。
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