JPH06325066A - 給与計算方法及びシステム - Google Patents

給与計算方法及びシステム

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JPH06325066A
JPH06325066A JP5110592A JP11059293A JPH06325066A JP H06325066 A JPH06325066 A JP H06325066A JP 5110592 A JP5110592 A JP 5110592A JP 11059293 A JP11059293 A JP 11059293A JP H06325066 A JPH06325066 A JP H06325066A
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JP
Japan
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working
attendance
time
hours
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Pending
Application number
JP5110592A
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English (en)
Inventor
Shigefumi Wada
成史 和田
Shigeru Nakayama
茂 中山
Seiichi Kurozu
成一 黒圖
Shizuo Iwasaki
静男 岩崎
Atsushi Okamoto
岡本  敦
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OOBITSUKU BUSINESS CONSULTANT KK
Original Assignee
OOBITSUKU BUSINESS CONSULTANT KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フロッピーディスクによるデータの受け渡し
を行うことなく、タイムレコーダにより収集された打刻
データを用いて、就業者毎の給与計算を迅速におこなう
ことができる給与計算方法及びシステムを提供する。 【構成】 タイムレコーダ10に蓄積された打刻データ
を読込んで、打刻データメモリ22に転送する。予め定
められた勤務体系データに基づいて、打刻データから、
各就業日の就業時間、残業時間等の日勤怠データを演算
して勤務データメモリ24に格納し、勤怠締め日に基づ
いて、日勤怠データを集計して、就業単位期間の就業時
間、残業時間等の期間勤怠データを演算する。勤務デー
タメモリ24に記憶された期間勤怠データを、基本給等
を定めた基本給与データ等を記憶する基本データメモリ
26に転送し、基本データメモリ26に記憶された期間
勤怠データと基本給与データに基づいて支給すべき給与
データを演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はタイムレコーダの打刻デ
ータを用いて給与データを計算する給与計算方法及びシ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】就業者の出勤時刻、退出時刻等を記録す
るタイムレコーダとして、従来はタイムカードに時刻を
印字記録するものが多かったが、近年、打刻した時刻を
電子データとして蓄積する電子タイムレコーダが増えて
きている。電子タイムレコーダによれば、蓄積した打刻
データをコンピュータによりデータ処理することができ
るので、正確な勤怠データを迅速に得ることができる。
【0003】従来、電子タイムレコーダにより蓄積され
た打刻データは、就業管理プログラムを用いてコンピュ
ータによりデータ処理され、就業時間、残業時間、遅早
(遅刻・早退)時間等の勤怠データが求められていた。
演算結果である勤怠データは所定のフォーマットにより
フロッピーディスクに格納される。給与計算を行なう際
には、フロッピーディスクから勤怠データを読み出し、
この勤怠データを基づいて、給与計算プログラムにより
給与計算を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来は、
電子タイムレコーダにより打刻した時刻を電子データと
して得られる場合でも、就業管理プログラムと給与計算
プログラムとを用いる必要があり、しかも、就業管理プ
ログラムと給与計算プログラムとの間でフロッピーディ
スクを用いてデータの受け渡しを行なう必要があるの
で、打刻データの処理に時間がかかると共に、オペレー
タに対する負担が大きいという問題があった。
【0005】本発明の目的は、フロッピーディスクによ
るデータの受け渡しを行うことなく、タイムレコーダに
より収集された打刻データを用いて、就業者毎の給与計
算を迅速におこなうことができる給与計算方法及びシス
テムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、タイムレコ
ーダに蓄積された就業者の出勤時刻、退出時刻等の打刻
データを読込んで、打刻データを記憶する打刻データメ
モリに転送し、予め定められた勤務体系データに基づい
て、打刻データメモリに記憶された打刻データから、各
就業日の就業時間、残業時間等の日勤怠データを演算し
て勤務データメモリに格納し、予め定められた勤怠締め
日に基づいて、日勤怠データを集計して、予め定められ
た就業単位期間の就業時間、残業時間等の期間勤怠デー
タを演算して勤務データメモリに格納し、勤務データメ
モリに記憶された期間勤怠データを、基本給等を定めた
基本給与データ等を記憶する基本データメモリに転送
し、基本データメモリに記憶された期間勤怠データと基
本給与データに基づいて、就業単位期間に支給すべき給
与データを演算することを特徴とする給与計算方法によ
って達成される。
【0007】上記目的は、就業者が打刻することによ
り、就業者の出勤時刻、退出時刻等の打刻データを収集
し、収集した打刻データを蓄積するタイムレコーダと;
就業者の出勤時刻、退出時刻等の打刻データを記憶する
打刻データメモリと、出勤日、休日等を定めた勤務体系
データと、各就業日の就業時間、残業時間等の日勤怠デ
ータと、予め定められた就業単位期間の就業時間、残業
時間等の期間勤怠データとを、就業者毎に記憶する勤務
データメモリと、基本給等を定めた基本給与データと、
就業単位期間の就業時間、残業時間等の期間勤怠データ
と、就業単位期間に支給すべき給与データとを、就業者
毎に記憶する基本データメモリと、タイムレコーダに蓄
積された打刻データを読込んで、打刻データメモリに転
送する打刻データ転送手段と、勤務データメモリに記憶
された勤務体系データに基づいて、打刻データメモリに
記憶された打刻データから、各就業日の就業時間、残業
時間等の日勤怠データを演算する日勤怠データ演算手段
と、予め定められた勤怠締め日に基づいて、勤務データ
メモリに記憶された日勤怠データを集計して、就業単位
期間の就業時間、残業時間等の期間勤怠データを演算す
る期間勤怠データ演算手段と、勤務データメモリに記憶
された期間勤怠データを、基本データメモリに転送する
期間勤怠データ転送手段と、基本データメモリに記憶さ
れた期間勤怠データと基本給与データに基づいて、就業
単位期間に支給すべき給与データを演算する給与データ
演算手段とを有する給与計算装置と;を備えたことを特
徴とする給与計算システムによって達成される。
【0008】
【作用】本発明によれば、タイムレコーダに蓄積された
就業者の出勤時刻、退出時刻等の打刻データを読込ん
で、打刻データを記憶する打刻データメモリに転送し、
予め定められた勤務体系データに基づいて、打刻データ
メモリに記憶された打刻データから、各就業日の就業時
間、残業時間等の日勤怠データを演算して勤務データメ
モリに格納し、予め定められた勤怠締め日に基づいて、
日勤怠データを集計して、予め定められた就業単位期間
の就業時間、残業時間等の期間勤怠データを演算して勤
務データメモリに格納し、勤務データメモリに記憶され
た期間勤怠データを、基本給等を定めた基本給与データ
等を記憶する基本データメモリに転送し、基本データメ
モリに記憶された期間勤怠データと基本給与データに基
づいて、就業単位期間に支給すべき給与データを演算す
るようにしたので、フロッピーディスクによるデータの
受け渡しを行うことなく、タイムレコーダにより収集さ
れた打刻データを用いて、就業者毎の給与計算を迅速に
おこなうことができる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例による給与計算システムに
ついて図1乃至図9を用いて説明する。給与計算システ
ム全体の構成を図1に示す。本実施例の給与計算システ
ムは、就業者の出勤時刻、退出時刻等の打刻データを収
集、蓄積するタイムレコーダ10と、タイムレコーダ1
0により収集、蓄積された打刻データを用いて給与デー
タを計算する給与計算装置20から構成されている。タ
イムレコーダ10と給与計算装置20とはRS232C
ケーブル18により接続されている。
【0010】タイムレコーダ10は、就業者が打刻する
ことにより、就業者の出勤時刻、退出時刻等の打刻デー
タを収集し、収集した打刻データを蓄積する。就業者は
それぞれがIDカード12を所有している。就業者が、
出勤時や退出時に、自分のIDカード12をタイムレコ
ーダ10に挿入すると、出勤時刻、退出時刻等の打刻デ
ータが生成される。生成された打刻データは打刻順に内
部メモリ14に蓄積される。
【0011】各打刻データは、図2に示すように、タイ
ムレコーダ10の端末番号と、挿入されたIDカード1
2のID番号と、出勤か退出かを示す出退コードと、早
出、遅刻、私用外出、再入、早退、残業等の種別を示す
異例コードと、挿入された時刻を示す操作時間(月、
日、曜、時、分)と、早出時数、遅刻時数、早退時数、
残業時数等の予め設定された時刻からの時間を示す異例
時数とから構成されている。
【0012】給与計算装置20には、図1に示すよう
に、マスタデータを格納する3つのメモリ22、24、
26が設けられている。打刻データメモリ22と勤務デ
ータメモリ24と基本データメモリ26である。これら
打刻データメモリ22、勤務データメモリ24、基本デ
ータメモリ26の詳細について図2乃至図9を用いて説
明する。
【0013】打刻データメモリ22は、タイムレコーダ
10により収集、蓄積された生の打刻データを記憶する
ものである。図2に示すように、上述した構成の打刻デ
ータがタイムレコーダ10から転送されて格納される。
タイムレコーダ10が複数台の場合には、各タイムレコ
ーダ10からの全ての打刻データが格納される。打刻デ
ータの具体例を図2に示す。端末番号「0001」のタ
イムレコーダ10にID番号「0001」のIDカード
12が挿入された場合の打刻データである。出退コード
は退出を示す「1」であり、異例コードは残業を示す
「06」である。操作時刻は「9月16日木曜日18時
34分」を示している。18時以降が残業時間であると
設定されているので、操作時刻が18時34分であるこ
とから、異例時数は00時間34分となっている。
【0014】勤務データメモリ24は、出勤日、休日等
を定めた勤務体系データと、各就業日の就業時間、残業
時間等の日勤怠データと、予め定められた就業単位期間
の就業時間、残業時間等の期間勤怠データとを含む勤務
データを、就業者毎に記憶するものである。各勤務デー
タは、図3に示すように、就業者に付された会社内の番
号を示す社員番号と、就業者が所有するIDカードに記
録されたID番号と、就業者の勤務体系を示す勤務体系
データと、各就業日の出勤時刻、退出時刻、遅早時間、
残業時間等を示す日勤怠データと、その月の出勤日数、
休出日数、欠勤日数、全出勤時間、全遅早時間、全残業
時間等を示す月勤怠データとから構成されている。
【0015】勤務データ中の勤務体系データの具体例を
図4に示す。ID番号「0000000001」である
就業者の勤務体系は、月曜日から金曜日までが「通常出
勤」で、日曜日と土曜日が「休日出勤」であり、祝日も
「休日出勤」であることを示している。日勤怠データと
月勤怠データの具体例を図5に示す。
【0016】日勤怠データは、図5の中央部分に14日
分が示されている。例えば最上欄に記載された日勤怠デ
ータは、「9月16日木曜日」の勤怠データである。こ
の日の勤務体系は「通常出勤」であり、出勤事由は「通
常勤務」である。出勤時刻は「8時35分」で、退出時
刻は「18時34分」であるので、出勤時間は通常勤務
通り「7時間45分」であり、残業時間は「0時間30
分」である。残業は18時以降であるが、残業時間とし
て認められるのは、30分単位で端数は切り捨てられる
ので、退出時刻は「18時34分」であるが、残業時間
は「0時間30分」になっている。
【0017】平成5年10月分として、「9月16日」
から「10月15日」までの日勤怠データが、勤務デー
タメモリ24に格納されている。月勤怠データは、図5
の下部に記載されている。10月分の月勤怠データは、
「9月16日」から「10月15日」までの日勤怠デー
タの各項目を集計することにより得られる。図5に示す
10月分の月勤怠データでは、出勤日数は「20日」で
あり、休日出勤日数、特別休暇日数、有給休暇日数は共
に「0日」であり、欠勤日数は「1日」である。全出勤
時間は「155時間00分」であり、全遅早時間は「0
0時間00分」であり、全普通残業時間は「8時間00
分」であり、深夜残業時間、休日出勤残業時間、残業予
備時間は共に「00時間00分」である。
【0018】基本データメモリ26は、氏名、住所等の
就業者データと、基本給等を定めた基本給与データと、
就業単位期間の就業時間、残業時間等の期間勤怠データ
と、就業単位期間に支給すべき給与データとを含む基本
データを、就業者毎に記憶するものである。各基本デー
タは、図6に示すように、就業者に付された会社内の番
号である社員番号と、就業者の氏名、住所と、基本給等
を示す基本項目と、住民税額等を示す住民税項目と、健
康保険料等を示す社会保険項目等と、給与の振込み先銀
行等を示す給与振込項目と、食事手当等を示す計算式単
価項目とを含んでいる。更に、各基本データとして、1
月から12月までの月勤怠データと、1月から12月ま
での給与データが含まれている。
【0019】基本データにおける、社員番号、就業者の
氏名、住所、基本項目、住民税項目、社会保険項目等の
具体例を図7に示す。図7に示す基本データの就業者
は、社員番号が「0100」、氏名が「山田一朗」、住
所が「神奈川県横浜市中区山手2−1−1」である。基
本項目としては、所属コードが「11−00(経理部財
務課)」、性別が「0(男)」、生年月日が「昭和22
年9月21日」、入社年月日が「昭和44年4月1
日」、給与区分が「0(月給)」、基本給が「2640
00円」、非課税交通費が「3500円」である。住民
税項目としては、市町村コードが「123456」、初
回6月分の住民税が「20000円」、7月分以降が
「20000円」である。社会保険項目としては、健保
賞与特別がコード「1」、雇用保険区分がコード
「1」、健康保険料が「8400円」、厚生年金保険が
「7240円」である。勤怠単価項目等としては、普通
残業が時給「1580円」、深夜残業が時給「1580
円」、休出残業が時給「1580円」、残業予備が時給
「1580円」、欠勤控除額が「11000円」、遅早
控除が時間当たり「1000円」、有休休暇の日数が
「24日」、有給休暇の残り日数が「22日」である。
【0020】基本データにおける、給与振込項目と計算
式単価項目の具体例を図8に示す。給与振込項目中の給
与銀行1振込項目として、振込区分が「2(固定銀行振
込)」、会社銀行区分が「0」、振込銀行支店が「50
01−100(○×銀行新宿支店)」、預金区分が「1
(普通預金)」、口座番号が「0912011」であ
り、振込みする固定金額が「200000円」である。
また、給与振込項目中の賞与銀行1振込項目として、振
込区分が「2(固定銀行振込)」、会社銀行区分が
「0」、振込銀行支店が「5001−100(○×銀行
新宿支店)」、預金区分が「1(普通預金)」、口座番
号が「0912011」であり、振込する固定金額が
「500000円」である。
【0021】基本データにおける、期間勤怠データと給
与データの具体例を図9に示す。図9は給与明細書の入
力画面を示している。期間勤怠データである月勤怠デー
タは、図9の給与明細書上部に記載されている。10月
分の月勤怠データでは、出勤日数は「20日」であり、
休日出勤日数、特別休暇日数、有給休暇日数は共に「0
日」であり、欠勤日数は「1日」である。全出勤時間は
「155時間00分」であり、全遅早時間は「00時間
00分」であり、全普通残業時間は「8時間00分」で
あり、深夜残業時間、休日出勤残業時間、残業予備時間
は共に「00時間00分」である。
【0022】給与データとしては、図9に示すように、
基本給が「264000円」、職能給が「9000円」
であり、役職手当が「4000円」、家族手当が「10
00円」、住宅手当が「7000円」、技能手当が「9
000円」、職務手当が「7000円」、調整手当が
「8650円」、会議手当が「3420円」、皆勤手当
が「2000円」、食事手当が「1700円」、残業手
当が「12640円」、通勤手当が「3500円」、減
額金が「11000円」である。残業手当は、残業時間
「8時間00分」に残業時給「1580円」を乗じて求
められる。
【0023】また、控除金額として、健康保険料が「8
400円」、厚生年金保険額が「7240円」、雇用保
険料が「1296円」であり、所得税が「5270
円」、住民税が「20000円」、親睦会費が「250
0円」、癌保険額が「3500円」、財形貯蓄額が「2
000円」、組合会費が「1500円」である。その結
果、総支給金額が「321910円」であり、控除合計
額が「51706円」であり、差引支給額が「2702
04円」であり、銀行振込額が「200000円」であ
り、現金支給額が「70204円」である。
【0024】次に、図1に説明を戻し、給与計算装置2
0内の転送部30、36、演算部32、34、38につ
いて説明する。打刻データ転送部30は、タイムレコー
ダ10の内部メモリ14に蓄積された打刻データを、R
S232Cケーブル18を介して読込み、打刻データメ
モリ22に順次格納する。打刻データの転送は毎日定時
に行ってもよいし、何日かおきに決まった日に行っても
よい。打刻データメモリ22に転送された打刻データは
タイムレコーダ10の内部メモリ14から削除される。
【0025】日勤怠データ演算部32は、勤務データメ
モリ24に記憶された勤務体系データに基づいて、打刻
データメモリ22に記憶された打刻データから、各就業
日の就業時間、残業時間等の日勤怠データを演算する。
同じID番号の複数の打刻データから、出勤時刻、退出
時刻、遅早時間、残業時間等を示す日勤怠データを演算
する。そのとき、勤務データメモリ24に記憶された勤
務体系データを参照する。操作日が通常出勤であるが休
日出勤であるかに応じて遅早時間や残業時間の計算ルー
ルが異なるからである。
【0026】期間勤怠データ演算部34は、予め定めら
れた勤怠締め日に基づいて、勤務データメモリ24に記
憶された日勤怠データを集計して、就業単位期間(本実
施例では月)の就業時間、残業時間等の期間勤怠データ
(月勤怠データ)を演算する。図5に示す具体例では、
勤怠締め日が毎月15日であるので、9月16日から1
0月15日までの日勤怠データから、その月の出勤日
数、休出日数、欠勤日数をカウントし、日勤怠データの
出勤時間、遅早時間、残業時間等を集計して、全出勤時
間、全遅早時間、全残業時間等を示す月勤怠データを演
算する。演算された月勤怠データは、勤務データメモリ
24の月勤怠データ領域に格納される。
【0027】勤怠データ転送部36は、勤務データメモ
リ24に記憶された月勤怠データを読出して、基本デー
タメモリ26の月勤怠データ領域に格納する。したがっ
て、図5に示す勤務データメモリ24中の月勤怠データ
が、図9に示す給与明細書中の月勤怠データ領域に転送
される。給与データ演算部38は、基本データメモリ2
6に記憶された月勤怠データと基本給与データに基づい
て、その月に支給すべき給与データを演算する。月勤怠
データである出勤日数、休出日数、欠勤日数、全出勤時
間、全遅早時間、全残業時間等に基づいて、残業手当
や、欠勤遅早による減額金や、皆勤手当、食事手当等を
演算する。そして、基本給与データに基づいて、図9に
示すように、その月の給与が自動的に演算される。
【0028】次に、本実施例による給与計算システムの
動作について説明する。就業者が、出勤時や退出時に自
分のIDカード12をタイムレコーダ10に挿入する。
生成された打刻データは打刻順に内部メモリ14に蓄積
される。オペレータが給与計算装置20を操作すると、
打刻データ転送部30により、タイムレコーダ10の内
部メモリ14に蓄積された打刻データが、RS232C
ケーブル18を介して打刻データメモリ22に転送され
る。
【0029】転送された打刻データは、日勤怠データ演
算部32により、勤務データメモリ24に記憶された勤
務体系データを参照しながら、各就業日の就業時間、残
業時間等の日勤怠データが演算される。演算された日勤
怠データは勤務データメモリ24に格納される。予め定
められた勤怠締め日になると、期間勤怠データ演算部3
4により、勤務データメモリ24に記憶された日勤怠デ
ータが集計され、その月の出勤日数、休出日数、欠勤日
数、全出勤時間、全遅早時間、全残業時間等の月勤怠デ
ータが演算される。演算された月勤怠データは、勤務デ
ータメモリ24の月勤怠データ領域に格納される。
【0030】月勤怠データが求まると、勤怠データ転送
部36により、勤務データメモリ24から基本データメ
モリ26に転送される。続いて、給与データ演算部38
により、基本データメモリ26に記憶された月勤怠デー
タと基本給与データに基づいて、その月に支給すべき給
与データが演算される。このように本実施例によれば、
フロッピーディスクによるデータの受け渡しを行うこと
なく、タイムレコーダにより収集された打刻データを用
いて、就業者毎の給与計算を迅速におこなうことができ
る。
【0031】本発明は上記実施例に限らず種々の変形が
可能である。例えば、上記実施例では就業単位期間を1
か月としたが、1週間等の就業単位期間でもよい。ま
た、上記実施例における勤務データや基本データの各項
目の具体例は、あくまで例示であって会社の給与体系に
より異なりうる。
【0032】
【発明の効果】以上の通り、本発明によれば、タイムレ
コーダに蓄積された就業者の出勤時刻、退出時刻等の打
刻データを読込んで、打刻データを記憶する打刻データ
メモリに転送し、予め定められた勤務体系データに基づ
いて、打刻データメモリに記憶された打刻データから、
各就業日の就業時間、残業時間等の日勤怠データを演算
して勤務データメモリに格納し、予め定められた勤怠締
め日に基づいて、日勤怠データを集計して、予め定めら
れた就業単位期間の就業時間、残業時間等の期間勤怠デ
ータを演算して勤務データメモリに格納し、勤務データ
メモリに記憶された期間勤怠データを、基本給等を定め
た基本給与データ等を記憶する基本データメモリに転送
し、基本データメモリに記憶された期間勤怠データと基
本給与データに基づいて、就業単位期間に支給すべき給
与データを演算するようにしたので、フロッピーディス
クによるデータの受け渡しを行うことなく、タイムレコ
ーダにより収集された打刻データを用いて、就業者毎の
給与計算を迅速におこなうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による給与計算システムを示
すブロック図である。
【図2】本発明の一実施例による給与計算システムの打
刻データメモリの説明図である。
【図3】本発明の一実施例による給与計算システムの勤
務データメモリの説明図である。
【図4】勤務データメモリ中の勤務体系データの具体例
を示す図である。
【図5】勤務データメモリ中の日勤怠データと月勤怠デ
ータの具体例を示す図である。
【図6】本発明の一実施例による給与計算システムの基
本データメモリの説明図である。
【図7】基本データメモリ中の社員番号、就業者の氏
名、住所、基本項目、住民税項目、社会保険項目等の具
体例を示す図である。
【図8】基本データメモリ中の給与振込項目と計算式単
価項目の具体例を示す図である。
【図9】基本データメモリ中の期間勤怠データと給与デ
ータの具体例を示す図である。
【符号の説明】
10…タイムレコーダ 12…IDカード 14…内部メモリ 18…RS232Cケーブル 20…給与計算装置 22…打刻データメモリ 24…勤務データメモリ 26…基本データメモリ 30…打刻データ転送部 32…日勤怠データ演算部 34…期間勤怠データ演算部 36…勤怠データ転送部 38…給与データ演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒圖 成一 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 株式 会社オービック・ビジネス・コンサルタン ト内 (72)発明者 岩崎 静男 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 株式 会社オービック・ビジネス・コンサルタン ト内 (72)発明者 岡本 敦 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 株式 会社オービック・ビジネス・コンサルタン ト内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイムレコーダに蓄積された就業者の出
    勤時刻、退出時刻等の打刻データを読込んで、打刻デー
    タを記憶する打刻データメモリに転送し、 予め定められた勤務体系データに基づいて、前記打刻デ
    ータメモリに記憶された打刻データから、各就業日の就
    業時間、残業時間等の日勤怠データを演算して勤務デー
    タメモリに格納し、 予め定められた勤怠締め日に基づいて、前記日勤怠デー
    タを集計して、予め定められた就業単位期間の就業時
    間、残業時間等の期間勤怠データを演算して前記勤務デ
    ータメモリに格納し、 前記勤務データメモリに記憶された期間勤怠データを、
    基本給等を定めた基本給与データ等を記憶する基本デー
    タメモリに転送し、 前記基本データメモリに記憶された期間勤怠データと基
    本給与データに基づいて、前記就業単位期間に支給すべ
    き給与データを演算することを特徴とする給与計算方
    法。
  2. 【請求項2】 就業者が打刻することにより、就業者の
    出勤時刻、退出時刻等の打刻データを収集し、収集した
    打刻データを蓄積するタイムレコーダと;就業者の出勤
    時刻、退出時刻等の打刻データを記憶する打刻データメ
    モリと、 出勤日、休日等を定めた勤務体系データと、各就業日の
    就業時間、残業時間等の日勤怠データと、予め定められ
    た就業単位期間の就業時間、残業時間等の期間勤怠デー
    タとを、就業者毎に記憶する勤務データメモリと、 基本給等を定めた基本給与データと、前記就業単位期間
    の就業時間、残業時間等の期間勤怠データと、前記就業
    単位期間に支給すべき給与データとを、就業者毎に記憶
    する基本データメモリと、 前記タイムレコーダに蓄積された打刻データを読込ん
    で、前記打刻データメモリに転送する打刻データ転送手
    段と、 前記勤務データメモリに記憶された勤務体系データに基
    づいて、前記打刻データメモリに記憶された打刻データ
    から、各就業日の就業時間、残業時間等の日勤怠データ
    を演算する日勤怠データ演算手段と、 予め定められた勤怠締め日に基づいて、前記勤務データ
    メモリに記憶された日勤怠データを集計して、前記就業
    単位期間の就業時間、残業時間等の期間勤怠データを演
    算する期間勤怠データ演算手段と、 前記勤務データメモリに記憶された期間勤怠データを、
    前記基本データメモリに転送する期間勤怠データ転送手
    段と、 前記基本データメモリに記憶された期間勤怠データと基
    本給与データに基づいて、前記就業単位期間に支給すべ
    き給与データを演算する給与データ演算手段とを有する
    給与計算装置と;を備えたことを特徴とする給与計算シ
    ステム。
JP5110592A 1993-05-12 1993-05-12 給与計算方法及びシステム Pending JPH06325066A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001325631A (ja) * 2000-05-15 2001-11-22 Diplo Data Service Kk 勤怠情報管理方法、勤怠情報管理システム、勤怠情報管理装置及び記録媒体
US7233919B1 (en) * 1999-11-03 2007-06-19 Kronos Technology Systems Limited Partnership Method and system for tracking time and attendance

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JP2001325631A (ja) * 2000-05-15 2001-11-22 Diplo Data Service Kk 勤怠情報管理方法、勤怠情報管理システム、勤怠情報管理装置及び記録媒体

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