JP2002140483A - 勤怠状況申告システムおよび方法 - Google Patents

勤怠状況申告システムおよび方法

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JP2002140483A
JP2002140483A JP2000336364A JP2000336364A JP2002140483A JP 2002140483 A JP2002140483 A JP 2002140483A JP 2000336364 A JP2000336364 A JP 2000336364A JP 2000336364 A JP2000336364 A JP 2000336364A JP 2002140483 A JP2002140483 A JP 2002140483A
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JP2000336364A
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Masayuki Nomura
正之 野村
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NEC Solution Innovators Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従業員や事務担当者の入力,登録の負荷を分散
し、従業員数が多い企業等に対しても良好なレスポンス
を備えた勤怠状況申告システムを提供する。 【解決手段】ユーザ端末装置11に備えられた勤怠デー
タ入力プログラムを起動し、ユーザID番号を入力する
手段と、ユーザ端末装置11が属する拠点のデータファ
イルサーバ14がユーザID番号によりユーザの属する
拠点を判別する手段と、前記ユーザが自拠点に属するユ
ーザであった場合は、前記ユーザが入力する勤怠データ
を自拠点のデータファイルサーバ14に登録する手段
と、前記ユーザが他拠点に属するユーザであった場合
は、ユーザ端末装置11を該当する他拠点のデータファ
イルサーバ14にネットワーク30を介して接続替え
し、その後前記ユーザが入力する勤怠データを他拠点の
データファイルサーバ14に登録する手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は勤怠状況申告システ
ムおよび方法に関し、特に従業員の就業時間や休暇取得
等の勤怠データを端末装置から入力する勤怠状況申告シ
ステムおよび方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従業員の就業時間や休暇取得等の勤怠デ
ータに関する従来の申告システムとしては、例えば、各
従業員が記入した申告用紙によるものがあるが、事務担
当者によるチェックや計算の手間がかかる等、非能率な
面があった。
【0003】これを解決した例としては、例えば、特開
平11−224356号公報に記載された就業管理シス
テムのように、ネットワークで接続されたクライアント
サーバシステムにおいて、クライアントから入力された
就業時間等の就業データを自動チェックし、ネットワー
クを介してセンターに設置された一台のサーバに登録す
ることにより、この一台のサーバで全従業員の勤怠状況
を月毎に一元管理するようにした申告システムがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した特開
平11−224356号公報の就業管理システムにおい
ては、一台のサーバで全従業員の勤怠状況を一元管理し
ているため、各クライアントの就業データ入力時に、前
日までに登録された就業データをサーバから各クライア
ントに送信して画面表示させたり、新たに入力された就
業データをサーバに登録,更新したり、といった処理を
全クライアント数分ネットワークを介して行うことにな
る。
【0005】従って、例えば、各従業員がそれぞれ自分
の端末装置を備え、月末の入力締切間近等に各従業員の
就業データ入力が集中したような場合、サーバの良好な
レスポンスが保てない事態が発生するという問題があ
る。これは、特に従業員数や入力端末数が多くなればな
るほど顕著に現れるものである。
【0006】本発明は、以上の問題を解決する勤怠状況
申告システムおよび方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の勤怠状況
申告システムは、各拠点に備えられたユーザ端末装置か
らユーザが入力する勤怠データを登録する勤怠状況申告
システムであって、前記ユーザ端末装置に備えられた勤
怠データ入力プログラムを起動し、ユーザID番号を入
力する手段と、前記ユーザ端末装置が属する拠点に設け
られた第1のサーバが前記ユーザID番号によりユーザ
の属する拠点を判別する手段と、前記ユーザが自拠点に
属するユーザであった場合は、その後前記ユーザが入力
する勤怠データを前記第1のサーバに登録する手段と、
前記ユーザが他拠点に属するユーザであった場合は、前
記ユーザ端末装置を該当する他拠点に設けられた第2の
サーバに接続替えし、その後前記ユーザが入力する勤怠
データを前記第2のサーバに登録する手段とを有する。
【0008】本発明の第2の勤怠状況申告システムは、
ユーザ端末装置からユーザが入力する勤怠データを登録
する勤怠状況申告システムであって、複数の拠点システ
ムとデータセンタ端末装置とこれらを相互に接続するネ
ットワークとを有し、前記拠点システムは、自装置に備
えられた勤怠データ入力プログラムを起動し、ユーザI
D番号,パスワードおよび勤怠データをユーザが入力す
る手段を備えたユーザ端末装置と、前記ユーザID番号
により前記ユーザが属する拠点を判別する手段と、自拠
点に属するユーザであった場合は、予め登録されたマス
タデータと登録済みの前記ユーザの勤怠データとを前記
ユーザ端末装置に送信する手段と、前記ユーザ端末装置
から送られる入力または修正された勤怠データをユーザ
毎に更新登録する手段とを備えたデータファイルサーバ
と、毎月のユーザ入力期限後に、前記データファイルサ
ーバに登録された部門内のユーザ毎の勤怠データをチェ
ックする手段と、未入力のユーザに対して督促を行う手
段と、部門内の全ユーザの勤怠データが揃った場合に部
門長端末装置に承認を依頼する手段と、前記部門長端末
装置からの承認通知受領後、月締め処理を実行して各ユ
ーザの勤怠データと部門集計データとを前記ネットワー
クを介して前記データセンタ端末装置に送信する手段と
を備えた、拠点内の部門毎に設置される事務担当端末装
置と、前記事務担当端末装置からの承認依頼に対し承認
した旨の承認通知を返す手段を備えた部門長端末装置と
を有し、前記データセンタ端末装置は、前記事務担当端
末装置から送られた部門毎のデータを登録するととも
に、全部門のデータを集計する手段を有する。
【0009】本発明の第3の勤怠状況申告システムは、
本発明の第2の勤怠状況申告システムにおいて、前記ユ
ーザが他拠点に属するユーザであった場合は、前記ユー
ザ端末装置を該当する他拠点のデータファイルサーバ
に、前記ネットワークを介して接続替えする手段を前記
データファイルサーバにさらに有する。
【0010】本発明の第4の勤怠状況申告システムは、
本発明の第2または第3の勤怠状況申告システムにおい
て、前記マスタデータを作成し各拠点のデータファイル
サーバに配信する手段を前記データセンタ端末装置にさ
らに有する。
【0011】本発明の第5の勤怠状況申告システムは、
本発明の第2,第3または第4の勤怠状況申告システム
において、前記マスタデータは、全拠点,全ユーザ分の
ユーザ名,所属部門名,拠点名,ユーザID番号,ユー
ザ毎パスワードを含むユーザデータと、月毎の休日情報
を含むカレンダー情報と、業務開始時刻,業務終了時刻
を含む就業規則情報とを含むことを特徴とする。
【0012】本発明の第6の勤怠状況申告システムは、
本発明の第2,第3,第4または第5の勤怠状況申告シ
ステムにおいて、前記未入力のユーザに対する督促は、
電子メールにより行うことを特徴とする。
【0013】本発明の第7の勤怠状況申告システムは、
本発明の第2,第3,第4,第5または第6の勤怠状況
申告システムにおいて、前記データファイルサーバから
送られるマスタデータと登録済みの勤怠データとを勤怠
データ入力画面に取り込んで、ユーザからの勤怠データ
入力を行わせる前記勤怠データ入力プログラムを各拠点
のデータファイルサーバに配信する手段を前記データセ
ンタ端末装置にさらに有し、前記ユーザ端末装置の起動
時に前記勤怠データ入力プログラムを前記データファイ
ルサーバから前記ユーザ端末装置に配信しておくことを
特徴とする。
【0014】本発明の勤怠状況申告方法は、各拠点に備
えられたユーザ端末装置からユーザが入力する勤怠デー
タを登録する勤怠状況申告方法であって、前記ユーザ端
末装置に備えられた勤怠データ入力プログラムを起動
し、ユーザID番号を入力する工程と、前記ユーザ端末
装置が属する拠点に設けられた第1のサーバが前記ユー
ザID番号によりユーザの属する拠点を判別する工程
と、前記ユーザが自拠点に属するユーザであった場合
は、その後前記ユーザが入力する勤怠データを前記第1
のサーバに登録する工程と、前記ユーザが他拠点に属す
るユーザであった場合は、前記ユーザ端末装置を該当す
る他拠点に設けられた第2のサーバに接続替えし、その
後前記ユーザが入力する勤怠データを前記第2のサーバ
に登録する工程とを有する。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について図面
を参照して詳細に説明する。
【0016】図1は、本発明の一実施の形態の構成を示
すブロック図であり、複数の拠点システム10と、デー
タセンタ端末装置20と、これらを相互に接続するネッ
トワーク30とを備えており、本発明の勤怠状況申告シ
ステムにより作成されたデータは、図示しないホストコ
ンピュータに送られて給与計算等に使用される。
【0017】拠点システム10は、本社,支社や工場等
の各拠点にそれぞれ設置されるシステムであり、各拠点
システム10には、各従業員(以下、ユーザと記す)が
就業時間等の勤怠データを勤怠データ入力手段111か
ら入力するユーザ端末装置11と、部門毎に設けられる
事務担当端末装置12と、ユーザ端末装置から入力され
た勤怠データの承認を行う部門長端末装置13と、デー
タファイルサーバ14とが備えられ、これらの間は例え
ばLAN等のネットワークにより接続されている。
【0018】ユーザ端末装置11は、例えばパーソナル
コンピュータであり、ユーザログイン時に、自端末の属
するデータファイルサーバ14からマスタデータ(後
述)や登録済みの勤怠データ(後述)を取り込み、勤怠
シート画面に表示させる。なお、この勤怠シートによる
入力を行う勤怠データ入力プログラムは、例えば表計算
プログラムであり、ユーザ端末装置11の起動時に最新
の勤怠データ入力プログラムが自端末の属するデータフ
ァイルサーバ14から自動的に配信される。各データフ
ァイルサーバ14に対しては、勤怠データ入力プログラ
ムが変更される都度、データセンタ端末装置20から配
信される。
【0019】事務担当端末装置12は、各部門の事務担
当者が使用するパーソナルコンピュータ等の端末装置で
あり、月締め間近の未入力者や入力済みの勤怠データの
チェックを行う入力チェック手段121と、未入力ユー
ザに対する入力督促メールを作成,送信するエラー情報
通知手段122と、月締め処理前の部門長端末装置13
への承認依頼を行う承認依頼手段123と、月毎,部門
毎のユーザの勤怠データを集計する月締め処理の実行を
行うとともに、各ユーザの勤怠データとともにネットワ
ーク30を介してデータセンタ端末装置20に送信する
月締め処理実行・送信手段124とを備えている。
【0020】部門長端末装置13は、事務担当端末装置
12から承認依頼された各ユーザの勤怠データをチェッ
クし、事務担当端末装置12に承認したことを通知する
勤怠データ承認手段131を備えている。
【0021】データファイルサーバ14は、拠点判別・
制御手段141と、データセンタ端末装置20から配信
されたマスタデータを記憶しているマスタデータ登録手
段142と、各ユーザ端末装置11から送信された勤怠
データを記憶している勤怠データ登録手段143と、デ
ータセンタ端末装置20から配信された勤怠データ入力
プログラムを記憶している勤怠データ入力プログラム登
録手段144とを備えている。
【0022】拠点判別・制御手段141は、ユーザ端末
装置11から送信されたユーザID番号に基づいて、自
拠点内のユーザか他拠点のユーザかを判別し、他拠点の
ユーザであった場合は、内部で記憶している各拠点のデ
ータファイルサーバ14のアドレスを参照して、ユーザ
端末装置11を他拠点のデータファイルサーバ14に接
続する。
【0023】ここで、マスタデータとは、全拠点,全ユ
ーザ分のユーザ名,所属部門名,拠点名,ユーザID番
号,ユーザ毎パスワード等のユーザデータと、月毎の休
日情報等のカレンダー情報と、業務開始時刻,業務終了
時刻等の就業規則情報とを含んでいるものとして説明す
るが、これに限定されず他のデータを含んでいてもよ
い。また、このマスタデータは、全拠点のデータファイ
ルサーバ14にデータセンタ端末装置20から同じもの
が送信されるため、いずれの拠点のデータファイルサー
バ14においても、全ユーザのマスタデータが参照可能
となっている。
【0024】また、勤怠データとは、勤務開始時間,勤
務終了時間,勤務種別(通常,休日出勤,出張等),勤
務形態(直出,直帰等),休暇等のデータとしてここで
は説明するが、これに限定されず他のデータを含んでい
てもよい。これらの勤怠データは、ユーザID番号に対
応付けて勤怠データ登録手段143に格納されている。
また、この勤怠データはユーザ端末装置11から入力さ
れるものであるが、データファイルサーバ14の勤怠デ
ータ登録手段143に格納されるのは自拠点のユーザに
限定している。これにより、センターに設置された一台
のサーバに全てのユーザの勤怠データを登録する従来の
システムに比べ、勤怠データ登録手段143のメモリ容
量を小さくできるとともに、各データファイルサーバ1
4のオンライン負荷も軽減されることになる。そして、
この自拠点のユーザかどうかの判別は、拠点判別・制御
手段141によりユーザ端末装置11から入力,送信さ
れたユーザID番号に基づいて行っており、他拠点のユ
ーザであった場合は、ユーザ端末装置11を他拠点のデ
ータファイルサーバ14に接続し、その後ユーザは勤怠
データを入力することになる。これにより、ユーザが外
出先の他拠点の他ユーザのユーザ端末装置11から自分
の勤怠データを入力し、それを自拠点のデータファイル
サーバ14に格納することが可能になる。
【0025】データセンタ端末装置20は、例えばワー
クステーションであり、本発明の勤怠状況申告システム
に1台備えられる。データセンタ端末装置20は、各部
門の事務担当端末装置12からの勤怠データを受信して
格納する部門毎勤怠データ登録手段21と、各部門の事
務担当端末装置12からの勤怠データ転送状況の確認を
行い、未送信の部門の事務担当端末装置12に督促メー
ルを作成,送信する送信督促手段22と、全部門からの
部門毎勤怠データの集計を行う全部門データ集計・送信
手段23と、全ユーザ分のマスタデータを登録,更新し
て各拠点のデータファイルサーバ14に送信するマスタ
データ登録・送信手段24と、各ユーザ端末装置11上
で動作する勤怠データ入力プログラムを登録,更新して
各拠点のデータファイルサーバ14に送信する勤怠デー
タ入力プログラム登録・送信手段25とを備えている。
全部門のデータ集計が完了すると、図示しないホストコ
ンピュータに送信し、給与計算等に使用される。また、
マスタデータの更新は、通常月1回更新されるが、新入
社員配属時や、退職時、人事異動時,業務開始時刻等の
就業規則変更時等にも更新され、その都度、最新のマス
タデータが各拠点のデータファイルサーバ14に送信さ
れる。
【0026】次に、本発明の一実施の形態の動作につい
て図1および図2を参照して詳細に説明する。図2は、
本発明の一実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【0027】まず、ユーザは日々の勤怠データを入力す
るために、ユーザ端末装置11から勤怠データ入力プロ
グラムを起動し(図2のステップA1)、ユーザID番
号とパスワードとを入力する。これらのデータはこのユ
ーザ端末装置11と同じ拠点のデータファイルサーバ1
4に送信される(ステップA2)。
【0028】ユーザID番号とパスワードとを受信した
データファイルサーバ14の拠点判別・制御手段141
は、マスタデータ登録手段142を参照して受信したユ
ーザID番号に対応する拠点を検索する(ステップA
3)。検索の結果、他拠点のユーザであった場合(例え
ばユーザが、外出先の他拠点ユーザ端末装置11を使用
して自分の勤怠データを登録しようとした場合)、拠点
判別・制御手段141は、内部に予め記憶している他拠
点のデータファイルサーバ14のアドレスを参照して、
ユーザ端末装置11をネットワーク30を介して対応す
る他拠点のデータファイルサーバ14に接続し、それ以
後の動作はユーザ端末装置11と他拠点のデータファイ
ルサーバ14とで行われる。このとき、ユーザ端末装置
11と他拠点のデータファイルサーバ14との動作をス
テップA2から始めるようにしてもよいし、他拠点のデ
ータファイルサーバ14に接続し直したときにユーザI
D番号も転送してステップA3から始めるようにしても
よい(ステップA4)。
【0029】検索の結果、自拠点のユーザであった場
合、拠点判別・制御手段141は、ユーザID番号によ
りマスタデータ登録手段142と勤怠データ登録手段1
43とを検索し、それぞれ対応するマスタデータ,勤怠
データをユーザ端末装置11に送信する。このとき、マ
スタデータとしてはユーザ名,所属部門名や、カレンダ
ー情報等が、また勤怠データとしては前回までに登録さ
れて格納されている日毎の勤務開始時間,勤務終了時間
や勤務形態等の情報が、ユーザ端末装置11に送信され
る(ステップA5)。
【0030】ユーザ端末装置11においては、勤怠デー
タ入力プログラムが、ステップA5で受信したマスタデ
ータおよび勤怠データを勤怠シート上に取り込み、画面
表示させる。ユーザは、その画面上で今回入力する勤怠
データを勤怠データ入力手段により追加入力し、データ
ファイルサーバ14に送信する。この表計算プログラム
等の勤怠データ入力プログラムは、ユーザが入力したデ
ータから就業時間数や残業時間数等を計算する自動計算
機能を備えている。また、勤怠データ入力が完了したと
きは、例えば図示していない勤怠シート画面上の「完了
ボタン」を押すことにより、自拠点のデータファイルサ
ーバ14への転送を行っている(ステップA6)。デー
タファイルサーバ14は、ステップA6で送信された勤
怠データを勤怠データ登録手段143に登録,格納する
(ステップA7)。
【0031】事務担当端末装置12は、部門月締め処理
(月1回、部門内のユーザ毎の勤怠データを部門毎に集
計し、ユーザ毎の勤怠データとともにデータセンタ端末
装置20に送信する処理)を毎月実行するが、その事前
準備として部門内ユーザの勤怠データ登録状況チェック
を、まず行う。仮に、ユーザの勤怠データ登録期限が翌
月の3日で、部門月締め処理の実行期限が翌月の7日で
あるとした場合、事務担当者は翌月の4日になると、事
務担当端末装置12から自拠点のデータファイルサーバ
14にアクセスし、勤怠データ登録手段143に登録さ
れている部門内ユーザの勤怠データ登録状況をチェック
する。このチェックは、事務担当端末装置12の入力チ
ェック手段により行い、対象となるユーザの勤怠データ
は、内部に予め記憶させている部門内ユーザのユーザI
D番号により検索する(ステップA8)。
【0032】入力チェック手段によるチェックの結果、
全ての日付または一部の日付に対するデータ登録が無か
った場合、エラー情報通知手段はそのユーザのユーザ端
末装置11に対してその旨メールを作成,送信すること
により、エラー情報の修正をユーザに依頼する。なお、
部門内の各ユーザ端末装置11のメールアドレスは、ユ
ーザID番号に対応付けて事務担当端末装置12内部に
予め記憶されているものとする。また、入力チェック手
段によるエラー情報のチェックは以上のチェック内容に
限定されず、勤務開始時間,勤務終了時間等の入力値の
ミスのチェック等、他の内容を含ませても構わない(ス
テップA9→A10)。
【0033】ステップA9においてエラー情報が無かっ
た場合、またはエラー修正によりエラー情報が無くなっ
た場合、事務担当端末装置12の承認依頼手段123
は、入手した部門内ユーザの勤怠データ登録状況のデー
タを部門長端末装置13に送り、承認を依頼する(ステ
ップA9→A11)。
【0034】部門長端末装置13では、事務担当端末装
置12から受信した部門内ユーザの勤怠データを画面上
にて表示し、部門長が確認して特に問題がなければ、勤
怠データ承認手段131は事務担当端末装置12に対し
て承認する旨の通知を行う。なお、部門長端末装置13
では受信した勤怠データの修正を行うことができ、修正
が必要な場合は修正完了後、事務担当端末装置12への
承認通知を行う(ステップA12)。
【0035】事務担当端末装置12は、部門長端末装置
13からの承認通知を受信すると、月締め処理実行・送
信手段124により部門の月締め処理を実行し、ユーザ
毎の勤怠データと集計された部門毎の勤怠データとをネ
ットワーク30を介してデータセンタ端末装置20に送
信する(ステップA13)。
【0036】データセンタ端末装置20では、送信督促
手段22により、部門月締め処理期限(例えば翌月の7
日)と全社月締め処理期限(例えば翌月の10日)の間
に、各部門の事務担当端末装置12からの勤怠データ転
送状況の確認を行い(ステップA14)、未送信の部門
があった場合には、該当の事務担当端末装置12に督促
メールを作成,送信する。なお、データセンタ端末装置
20の送信督促手段22には、各部門の事務担当端末装
置12のメールアドレスが予め記憶されているものとす
る(ステップA15)。
【0037】ステップA14において、全部門の事務担
当端末装置12からの勤怠データを受信した場合は、部
門毎勤怠データ登録手段に登録するとともに、全部門デ
ータ集計・送信手段23により、部門毎勤怠データをさ
らに集計して全部門勤怠データを作成する。その後、こ
れらユーザ毎,部門毎,全部門勤怠データは、全部門デ
ータ集計・送信手段23により図示していないホストコ
ンピュータに送信されて給与計算等に使用される(ステ
ップA16)。
【0038】
【発明の効果】本発明は、各ユーザから入力される勤怠
データを登録するデータファイルサーバを同一拠点のユ
ーザ対応に備えるとともに、システムに共通に1台設置
され全部門の勤怠データを登録するデータセンタ端末装
置に対しては、部門毎に設置された事務担当端末装置か
ら登録するようにしたため、ユーザや事務担当者の入
力,登録を受け付ける各データファイルサーバやデータ
センタ端末装置に対する負荷が分散され、ユーザ数が多
い企業等に対しても良好なレスポンスを備えた勤怠状況
申告システムを提供できるという効果を有する。
【0039】また、各拠点のデータファイルサーバにマ
スタデータを全拠点の全ユーザ分格納しているため、ど
この拠点のユーザ端末装置からアクセスしても、そのユ
ーザが属する拠点のデータファイルサーバに自動的に接
続されて勤怠データの登録を行うことができるという副
次的な効果も有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の一実施の形態の動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
10 拠点システム 11 ユーザ端末装置 111 勤怠データ入力手段 12 事務担当端末装置 121 入力チェック手段 122 エラー情報通知手段 123 承認依頼手段 124 月締め処理実行・送信手段 13 部門長端末装置 131 勤怠データ承認手段 14 データファイルサーバ 141 拠点判別・制御手段 142 マスタデータ登録手段 143 勤怠データ登録手段 144 勤怠データ入力プログラム登録手段 20 データセンタ端末装置 21 部門毎勤怠データ登録手段 22 送信督促手段 23 全部門データ集計・送信手段 24 マスタデータ登録・送信手段 25 勤怠データ入力プログラム登録・送信手段 30 ネットワーク

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各拠点に備えられたユーザ端末装置から
    ユーザが入力する勤怠データを登録する勤怠状況申告シ
    ステムであって、 前記ユーザ端末装置に備えられた勤怠データ入力プログ
    ラムを起動し、ユーザID番号を入力する手段と、前記
    ユーザ端末装置が属する拠点に設けられた第1のサーバ
    が前記ユーザID番号によりユーザの属する拠点を判別
    する手段と、前記ユーザが自拠点に属するユーザであっ
    た場合は、その後前記ユーザが入力する勤怠データを前
    記第1のサーバに登録する手段と、前記ユーザが他拠点
    に属するユーザであった場合は、前記ユーザ端末装置を
    該当する他拠点に設けられた第2のサーバに接続替え
    し、その後前記ユーザが入力する勤怠データを前記第2
    のサーバに登録する手段とを有することを特徴とする勤
    怠状況申告システム。
  2. 【請求項2】 ユーザ端末装置からユーザが入力する勤
    怠データを登録する勤怠状況申告システムであって、複
    数の拠点システムとデータセンタ端末装置とこれらを相
    互に接続するネットワークとを有し、 前記拠点システムは、 自装置に備えられた勤怠データ入力プログラムを起動
    し、ユーザID番号,パスワードおよび勤怠データをユ
    ーザが入力する手段を備えたユーザ端末装置と、 前記ユーザID番号により前記ユーザが属する拠点を判
    別する手段と、自拠点に属するユーザであった場合は、
    予め登録されたマスタデータと登録済みの前記ユーザの
    勤怠データとを前記ユーザ端末装置に送信する手段と、
    前記ユーザ端末装置から送られる入力または修正された
    勤怠データをユーザ毎に更新登録する手段とを備えたデ
    ータファイルサーバと、 毎月のユーザ入力期限後に、前記データファイルサーバ
    に登録された部門内のユーザ毎の勤怠データをチェック
    する手段と、未入力のユーザに対して督促を行う手段
    と、部門内の全ユーザの勤怠データが揃った場合に部門
    長端末装置に承認を依頼する手段と、前記部門長端末装
    置からの承認通知受領後、月締め処理を実行して各ユー
    ザの勤怠データと部門集計データとを前記ネットワーク
    を介して前記データセンタ端末装置に送信する手段とを
    備えた、拠点内の部門毎に設置される事務担当端末装置
    と、 前記事務担当端末装置からの承認依頼に対し承認した旨
    の承認通知を返す手段を備えた部門長端末装置とを有
    し、 前記データセンタ端末装置は、 前記事務担当端末装置から送られた部門毎のデータを登
    録するとともに、全部門のデータを集計する手段を有す
    ることを特徴とする勤怠状況申告システム。
  3. 【請求項3】 前記ユーザが他拠点に属するユーザであ
    った場合は、前記ユーザ端末装置を該当する他拠点のデ
    ータファイルサーバに、前記ネットワークを介して接続
    替えする手段を前記データファイルサーバにさらに有す
    ることを特徴とする請求項2記載の勤怠状況申告システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記マスタデータを作成し各拠点のデー
    タファイルサーバに配信する手段を前記データセンタ端
    末装置にさらに有することを特徴とする請求項2または
    3記載の勤怠状況申告システム。
  5. 【請求項5】 前記マスタデータは、全拠点,全ユーザ
    分のユーザ名,所属部門名,拠点名,ユーザID番号,
    ユーザ毎パスワードを含むユーザデータと、月毎の休日
    情報を含むカレンダー情報と、業務開始時刻,業務終了
    時刻を含む就業規則情報とを含むことを特徴とする請求
    項2,3または4記載の勤怠状況申告システム。
  6. 【請求項6】 前記未入力のユーザに対する督促は、電
    子メールにより行うことを特徴とする請求項2,3,4
    または5記載の勤怠状況申告システム。
  7. 【請求項7】 前記データファイルサーバから送られる
    マスタデータと登録済みの勤怠データとを勤怠データ入
    力画面に取り込んで、ユーザからの勤怠データ入力を行
    わせる前記勤怠データ入力プログラムを各拠点のデータ
    ファイルサーバに配信する手段を前記データセンタ端末
    装置にさらに有し、前記ユーザ端末装置の起動時に前記
    勤怠データ入力プログラムを前記データファイルサーバ
    から前記ユーザ端末装置に配信しておくことを特徴とす
    る請求項2,3,4,5または6記載の勤怠状況申告シ
    ステム。
  8. 【請求項8】 各拠点に備えられたユーザ端末装置から
    ユーザが入力する勤怠データを登録する勤怠状況申告方
    法であって、 前記ユーザ端末装置に備えられた勤怠データ入力プログ
    ラムを起動し、ユーザID番号を入力する工程と、前記
    ユーザ端末装置が属する拠点に設けられた第1のサーバ
    が前記ユーザID番号によりユーザの属する拠点を判別
    する工程と、前記ユーザが自拠点に属するユーザであっ
    た場合は、その後前記ユーザが入力する勤怠データを前
    記第1のサーバに登録する工程と、前記ユーザが他拠点
    に属するユーザであった場合は、前記ユーザ端末装置を
    該当する他拠点に設けられた第2のサーバに接続替え
    し、その後前記ユーザが入力する勤怠データを前記第2
    のサーバに登録する工程とを有することを特徴とする勤
    怠状況申告方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007286911A (ja) * 2006-04-17 2007-11-01 Matsushita Electric Works Ltd 勤怠管理システムおよび勤怠管理プログラム
JP2008059363A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Teraoka Seiko Co Ltd 勤怠管理システム
JP2009098857A (ja) * 2007-10-16 2009-05-07 Max Co Ltd タイムレコーダシステム、タイムレコーダおよび打刻承認方法
CN111968261A (zh) * 2020-07-07 2020-11-20 咪咕文化科技有限公司 一种电子签到方法、装置、设备及存储介质

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