JP2002352044A - 総務・人事・労務データ管理サーバーシステム - Google Patents

総務・人事・労務データ管理サーバーシステム

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JP2002352044A
JP2002352044A JP2001153445A JP2001153445A JP2002352044A JP 2002352044 A JP2002352044 A JP 2002352044A JP 2001153445 A JP2001153445 A JP 2001153445A JP 2001153445 A JP2001153445 A JP 2001153445A JP 2002352044 A JP2002352044 A JP 2002352044A
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Tatsuo Fujinami
達雄 藤波
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LEGGENDA CORP KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 コンピュータ・ネットワークを通じて、顧客
の従業者端末及び承認者端末を含む顧客コンピュータシ
ステムと、データ管理代行を行うサーバーシステムとを
接続し、人事データ管理及び承認・集計処理を行う。 【解決手段】 サーバーシステムの記憶手段には各顧客
ごとの顧客記憶領域が確保され、顧客記憶領域には、顧
客の従業者ごとに勤怠データを記憶する勤怠テーブル
と、各従業者の個人データを記憶する従業者テーブル
と、必要に応じ給与額や賞与額を算出するための基礎と
なる給与基礎データを記憶する給与基礎テーブルとを含
む。顧客端末から勤怠データを入力し、顧客端末から顧
客の承認者の端末に送信し、各従業者の勤怠データの1
レコードごとに承認者端末において承認コード・フィー
ルドにコードを付与し、所定の承認者による承認コード
の付与が済んだ後に、勤怠データの集計をする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンピュータ・ネ
ットワークを通じて、顧客の従業者端末及び承認者端末
を含む顧客コンピュータシステムと、データ管理代行を
行うサーバーシステムとを接続し、人事データ管理及び
承認・集計処理を行うためのシステムに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】近年、コンピュータ・
ネットワークや通信環境の発達に伴い、インターネット
に代表されるネットワーク技術を用いた情報処理、デー
タベースやアプリケーションプログラムの提供などの技
術も様々なものが開発されている。このような中で、従
来企業内部で行っていた給与計算、その他の事務処理を
外部委託したり、あるいはコンピュータ・ネットワーク
を通じてアプリケーション・プログラムを提供し、又は
データ管理やこれらサービスの代行を行うことが、注目
され始めている。
【0003】このような従来の技術としては、例えば、
特開2000−311264「勤怠管理装置、方法、及
び、その記録媒体」においては、各種職種に対応でき、
勤務データの最適化を図り、また勤務の管理をより明確
にすることで迅速かつわかりやすい勤怠管理を行うこと
ができる勤怠管理装置、方法、及び、その記録媒体を提
供するための技術が開示されている。本発明の勤怠管理
装置は、実際の始業終業時刻と入退場時刻を別々に管理
する勤怠管理装置であって、始業終業時刻および入退場
時刻を含む出退勤データを取得し、該出退勤データを勤
務実績データ・ファイルに含め保存する勤務情報取得手
段と、従業員情報を含む社員マスタ・ファイルと、前記
勤務実績データ・ファイルとから前記実際の始業終業時
刻および入退場時刻および従業員情報を含む勤務情報か
らなる勤務実績レコードを生成し保存する勤務実績管理
手段とを備えるものである。
【0004】また、特開平11−85859「通信シス
テムの在宅勤務時間管理方法のプログラム情報を格納し
たコンピュータ読取り可能な記憶媒体」においては、自
宅に設置されたコンピュータとオフィスに設置されたコ
ンピュータとをネットワークで接続し、自宅のコンピュ
ータで業務を行つた場合に、その勤務時間を正確に管理
して公平な給与計算を行い得る通信システムの在宅勤務
時間管理方法のプログラム情報を格納したコンピュータ
読取り可能な記憶媒体を提供するための技術が開示され
ている。この発明は、自宅に設置されたコンピュ一タと
オフィスに設置されたコンピュ一タとをネットワークで
接続した通信システムにおいて、上記自宅に設置された
コンピュータは、使用目的が業務あるいは私用かを指定
するための指定手段と、この指定手段によって業務であ
ることが指定された時刻を当該業務の開始時刻として判
断し、上記指定手段によって業務であることが指定され
た後、同指定手段によって私用であることが指定された
時刻、あるいはコンピュ一タを停止させた時刻を当該業
務の終了時刻として判断する判断手段と、この判断手段
によって判断された当該業務の開始時刻と終了時刻を業
務履歴データとして格納する業務履歴記録手段として機
能するようプログラム情報を格納した通信システムの在
宅勤務時間管理方法のプログラム情報を格納したコンピ
ュータ読取り可能な記憶媒体である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような発明によれ
ば、前記の構成をとることにより、始業時間及び終業時
間のデータから勤務実績の集計管理をすることができ
る。ところで今日では、勤怠管理や人事管理などの領域
においても、自社内ですべての業務管理を行うのではな
く、業務のアウトソーシング化が進む今日においては、
これらに対応した技術が求められ、しかもインターネッ
トに代表されるコンピュータネットワークを通じてこれ
らに対応可能になることが望まれる。一方、自社内のシ
ステムと、アウトソーシング先の事業者が管理する外部
のサーバーシステムとの間では、アウトソーシング先の
事業者が複数の顧客のデータ管理を行うことが想定され
るために、各顧客ごとのデータを厳重に管理する必要が
生じる。また、自社内のシステムと、アウトソーシング
先の事業者が管理する外部のサーバーシステムとの間で
のデータの送受信やデータの管理を行うだけでなく、顧
客の自社内においては各顧客に応じた上司などによる承
認システムに対応する必要が生じる。単にアウトソーシ
ング先にデータを送信するだけではなく、送信されるデ
ータのチェックや承認の必要が生じるからである。さら
に蓄積されたデータを集計して、承認者などが集計後の
データを活用できることが望まれる。
【0006】また、社内などにおける書類の管理に関す
る技術としては、例えば特開2000−40024「ド
キュメント管理装置およびコンピュータをドキュメント
管理装置として機能させるためのプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体」においては、自
身が管理するドキュメントに含まれる複数種類の属性情
報のマスタ情報が他の情報管理装置に記憶されるドキュ
メント管理装置であって、そのマスタ情報が変更された
場合に、自身が管理しているドキュメントの内容を、変
更後のマスタ情報に一致させることができるドキュメン
ト管理装置を提供するための技術が開示されている。こ
の発明は、電子的なドキュメントを管理するための、前
記ドキュメントに含まれる複数種類の属性情報のマスタ
情報を保持する情報管理装置と通信ネットワークを介し
て接続されて使用されるドキュメント管理装置であっ
て、複数のドキュメントを記憶するドキュメント記憶手
段と、前記通信ネットワークに接続された装置から情報
を入手するための通信手段と、前記通信手段を用いて前
記情報管理装置が保持するマスタ情報を読み出すことに
よって、前記ドキュメント記憶手段に記憶されている各
ドキュメントに対して、そのドキュメントに含まれてい
る属性情報間の関係が前記マスタ情報と矛盾しているか
否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって属性
情報間の関係が前記マスタ情報と矛盾していると判断さ
れたドキュメントに含まれるいくつかの属性情報を、前
記マスタ情報との矛盾が生じないように、前記マスタ情
報内の属性情報で書き換える書換手段と、を備えること
を特徴とするドキュメント管理装置である。
【0007】本発明においては、前記の様々な課題を解
決するため、アウトソーシング先であるサーバーシステ
ムの記憶手段には、各顧客ごとの顧客記憶領域が確保さ
れ、顧客ごとのデータを厳重に管理すると共に各従業者
の勤怠データの1レコードごとに一又は複数の承認者端
末において、承認コード・フィールドに承認を行うか否
かのコードを付与し、所定の承認者による承認コードの
付与が済んだ後に、当該勤怠データを承認者端末からサ
ーバーシステムに送信し、勤怠テーブルに記憶する処理
を行うことにより、データの集計・活用ができる構成と
した。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1に記載の発明においては、顧客の従業者端
末及び承認者端末を含む顧客コンピュータシステムから
コンピュータネットワークに接続してアクセスを行うた
めの、入力手段、制御手段、記憶手段、表示手段、出力
手段を備えるサーバーシステムであって、前記の従業者
端末、又は従業者端末及び承認者端末にはインターネッ
トに接続可能な携帯電話等の携帯情報端末が含まれてお
り、前記の記憶手段には、各顧客ごとの顧客記憶領域が
確保され、顧客記憶領域には、顧客の従業者ごとに勤怠
データを記憶する勤怠テーブルと、各従業者の個人デー
タを記憶する従業者テーブルと、が少なくとも含まれて
おり、必要に応じさらに、給与額や賞与額を算出するた
めの基礎となる給与基礎データを記憶する給与基礎テー
ブルとを含み、前記の勤怠テーブルに記憶されるデータ
の1レコードごとに一又は複数の承認データを付与する
ための承認コード・フィールドが設けられ、前記の従業
者端末から勤怠データを入力する処理と、従業者端末か
らサーバーシステムの顧客記憶領域に記憶する処理と、
顧客の承認者端末から顧客記憶領域に記憶されたデータ
にアクセスして、各従業者の勤怠データの1レコードご
とに一又は複数の承認者端末において、承認コード・フ
ィールドに承認を行うか否かのコードを付与し、所定の
承認者による承認コードの付与が済んだ後に、当該勤怠
データを承認者端末からサーバーシステムに送信し、勤
怠テーブルに記憶する処理を行うことにより、勤怠デー
タの集計をすることを特徴とする、総務・人事・労務デ
ータ管理サーバーシステムであることを特徴としてい
る。
【0009】また、上記課題を解決するため、請求項2
に記載の発明においては、派遣先である顧客の従業者端
末及び承認者端末を含む顧客コンピュータシステムと、
従業者を派遣する派遣会社に設置される派遣会社コンピ
ュータシステムと、顧客コンピュータシステム及び派遣
会社コンピュータシステムからコンピュータネットワー
クに接続してアクセスを行うための、入力手段、制御手
段、記憶手段、表示手段、出力手段を備えるサーバーシ
ステムであって、前記の従業者端末、又は従業者端末及
び承認者端末にはインターネットに接続可能な携帯電話
等の携帯情報端末が含まれており、前記の記憶手段に
は、各顧客ごとの顧客記憶領域が確保され、顧客記憶領
域には、顧客の従業者ごとに勤怠データを記憶する勤怠
テーブルと、各従業者の個人データ及び派遣会社データ
を記憶する従業者テーブルと、が少なくとも含まれてお
り、必要に応じさらに、給与額や賞与額を算出するため
の基礎となる給与基礎データを記憶する給与基礎テーブ
ルとを含み、前記の勤怠テーブルに記憶されるデータの
1レコードごとに一又は複数の承認データを付与するた
めの承認コード・フィールドが設けられ、前記の従業者
端末から勤怠データを入力する処理と、従業者端末から
サーバーシステムの顧客記憶領域に記憶する処理と、顧
客の承認者端末又は派遣会社コンピュータシステムから
顧客記憶領域に記憶されたデータにアクセスして、各従
業者の勤怠データの1レコードごとに一又は複数の承認
者端末において、承認コード・フィールドに承認を行う
か否かのコードを付与し、所定の承認者による承認コー
ドの付与が済んだ後に、当該勤怠データを承認者端末か
らサーバーシステムに送信し、勤怠テーブルに記憶する
処理を行うことにより、勤怠データの集計をすると共
に、顧客コンピュータシステム及び派遣会社コンピュー
タシステムから勤怠データの閲覧、集計結果の出力が可
能なことを特徴とする、総務・人事・労務データ管理サ
ーバーシステムであることを特徴としている。
【0010】また、上記課題を解決するため、請求項3
に記載の発明においては、請求項1又は2に記載の発明
において、各従業者の勤怠データの1レコードごとに、
前記の従業者端末において、一又は複数のプロジェクト
コード及び当該プロジェクト就業時間を指定して入力す
ることを特徴とする、請求項1又は2のいずれかに記載
の総務・人事・労務データ管理サーバーシステムである
ことを特徴としている。
【0011】また、上記課題を解決するため、請求項4
に記載の発明においては、請求項3に記載の記載の発明
において、従業者端末において、1日ごとの就業時間合
計と、一又は複数のプロジェクトコード及び当該プロジ
ェクト就業時間の合計時間とが、一致するか否かを判定
し、一致した場合には従業者端末から承認者端末にデー
タ送信が可能なことを特徴とする、請求項3に記載の総
務・人事・労務データ管理サーバーシステムであること
を特徴としている。
【0012】また、上記課題を解決するため、請求項5
に記載の発明においては、請求項1〜4に記載の発明に
おいて、前記の従業者端末から入力される勤怠データに
関連付けられて、業務内容・連絡事項等を入力するコメ
ントデータを入力し、サーバーシステムに送信すること
により、前記の顧客記憶領域に備えられるコメントテー
ブルに記憶され、デイリー業務の内容確認や指示・報告
等の送受信、人事考課や業務の達成状況の確認等が可能
なことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の
総務・人事・労務データ管理サーバーシステムであるこ
とを特徴としている。
【0013】また、上記課題を解決するため、請求項6
に記載の発明においては、請求項1〜5に記載の発明に
おいて、前記の勤怠テーブルに記憶される勤怠データや
コメントテーブルに記憶されるコメントデータは、個人
ごと、部署ごと等の条件により集計を行い、承認者端末
において出力を行うことが可能な、請求項1〜10のい
ずれかに記載の総務・人事・労務データ管理サーバーシ
ステムであることを特徴としている。
【0014】また、上記課題を解決するため、請求項7
に記載の発明においては、請求項1〜6に記載の発明に
おいて、前記サーバーシステムの記憶装置には、従業者
の人事情報を記憶する人事情報テーブルが備えられ、集
計された勤怠管理データ、記憶された自己申告データ、
その他のデータを承認者端末において参照すると共に、
承認者端末において人事考課データ、人事異動データの
入力をすることが可能なことを特徴とする、請求項1〜
6のいずれかに記載の総務・人事・労務データ管理サー
バーシステムであることを特徴としている。
【0015】また、上記課題を解決するため、請求項8
に記載の発明においては、請求項12に記載の発明にお
いて、承認者端末において入力された人事考課データ、
人事異動データの1レコードごとに一又は複数の承認者
端末において、承認コード・フィールドに承認を行うか
否かのコードを付与し、所定の承認者による承認コード
の付与が済んだ後に、当該データを承認者端末からサー
バーシステムに送信することを特徴とする、請求項12
に記載の総務・人事・労務データ管理サーバーシステム
であることを特徴としている。
【0016】また、上記課題を解決するため、請求項9
に記載の発明においては、請求項1〜8に記載の発明に
おいて、前記の顧客記憶領域には、有給休暇や振替休日
等の各種の休日・休業取得申請、従業者の個人データの
変更申請、各種の福利厚生申込申請、社会保険手続の申
請、研修受講申込申請、物品購入申請、その他承認者に
よる承認を必要とするデータ等の内顧客が必要とするデ
ータを記憶するための申請データ記憶領域と、データを
従業者端末から参照し、又は従業者端末から入力・送信
し、又は承認者端末から申請に対する従業者端末への返
信を行うためのデータ及びプログラムが備えられること
を特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載の総務・
人事・労務データ管理サーバーシステムであることを特
徴としている。
【0017】また、上記課題を解決するため、請求項1
0に記載の発明においては、請求項1〜9に記載の発明
において、前記の従業者テーブルには、従業者端末が備
える各種のアプリケーションごとに持っているIDやパ
スワードに関する情報を、従業者ごとに設定されるID
やパスワードと関連付けて記憶管理し、照合して従業者
が同一人物であるか否かの判定をすることにより、従業
者は従業者後とに設定される一つのID、パスワードを
用いて、アプリケーションごとに異なるIDやパスワー
ドを入力しなくてもログインが可能なことを特徴とす
る、請求項1〜9のいずれかに記載の総務・人事・労務
データ管理サーバーシステムであることを特徴としてい
る。
【0018】また、上記課題を解決するため、請求項1
1に記載の発明においては、請求項1〜10に記載の発
明において、顧客の従業者端末及び承認者端末を含む顧
客コンピュータシステムが備える、社内のLANを通じ
て閲覧可能なコンテンツには、前記のサーバーシステム
へのリンクボタンが備えられ、社内LANにおける独自
のポータルサイトから、前記のサーバーシステムが提供
するメニューを一括して利用することが可能なことを特
徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載の総務・人
事・労務データ管理サーバーシステムであることを特徴
としている。
【0019】上記構成を採用したことにより、本発明に
おいては、特にインターネットに接続可能な携帯電話な
どの携帯情報端末を用いて、勤怠管理のための情報入力
や、総務・人事・労務に関する情報の入力、情報の閲覧
を行うことができる。これにより、販売員、営業マン、
派遣会社社員等常時PCの端末に向かう環境にない人た
ちの勤怠管理を行うことができるので、勤怠の管理対象
者はPC環境の有無を問わず、勤怠管理が可能となる。ま
た、管理者は出張や外出先からでも、勤怠の申告をチェ
ックすることが可能となる。さらに派遣会社から顧客に
対し従業者が派遣されている形態を考えると、業務上の
指示・管理等を派遣先である顧客の承認者から受けると
共に、人事・労務管理などの指示・管理等を派遣元の承
認者から受けるので、請求項2に記載のシステムにおい
ては、特に有益であり、さらに携帯情報端末を用いるこ
とにより派遣された従業者による情報入力等も容易にな
る。なお、携帯電話等の画面は小さいので、勤怠管理は
出社と退社の時間管理に限定し、それ以外の情報の入力
や閲覧に関しては、パーソナルコンピュータなどのコン
ピュータ端末を用いることが望ましい。ただし、申請内
容を承認・却下する機能は対応することにより、移動中
などにおいても承認者は従業者の管理や、業務の進行状
況等をチェックすることができる。。また本発明のシス
テムを用いて、就業時間の管理をする機能を利用するこ
とにより、目標管理とプロジェクトマネージメントに利
用することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。本発明のシステムは、顧客
の従業者端末及び承認者端末を含む顧客コンピュータシ
ステムからコンピュータネットワークに接続してアクセ
スを行うための、入力手段、制御手段、記憶手段、表示
手段、出力手段を備えるサーバーシステムであって、前
記の従業者端末、又は従業者端末及び承認者端末にはイ
ンターネットに接続可能な携帯電話等の携帯情報端末が
含まれる。
【0021】図1は、本発明に係るシステムの基本的な
構成を示すシステム構成図である。なお、本発明のシス
テムの構成は、図1の基本的なシステム構成図に見られ
るものが代表的であるが、これは一例を示すものであっ
て、これに限定されるものではない。図1において、符
号1はサーバーシステム、2はインターネットに代表さ
れるコンピュータネットワーク、3は顧客コンピュータ
システム、4は従業者端末及び承認者端末、5は顧客記
憶領域、6は勤怠テーブル、7は従業者テーブルを示
す。
【0022】ここで本発明のシステムを利用する顧客
は、企業などを広く含み、企業内においてLANなどの
ネットワークを介して個々の従業者が操作を行うための
従業者端末4と、従業者の上司、管理者、管理者のさら
なる上司や管理者などが承認行為を含む操作を行うため
の承認者端末4とが備えられる。承認者端末、又は従業
者端末及び承認者端末は、インターネットに代表される
コンピュータネットワーク2を介して、本発明のサーバ
ーシステム1に接続される。
【0023】本発明のサーバーシステム1は、多業種、
多企業を含む複数企業などのデータを一元管理すること
により、従来企業内部で行っていた給与計算、その他の
事務処理を外部委託したり、あるいはコンピュータ・ネ
ットワークを通じてアプリケーション・プログラムを提
供し、又はデータ管理やこれらサービスの代行を行う形
態、例えばアプリケーション・サービス・プロバイダー
(ASP)などの形態のシステムであることが想定され
ている。
【0024】本発明のシステムは、顧客企業等に設置さ
れる従業者端末及び承認者端末を備えている。従業者端
末4及び承認者端末4は、通常はパーソナル・コンピュ
ータやワークステーションなどの端末である。その他、
携帯電話やPHSなどの無線通信端末や、これらの機能
を内蔵した携帯情報端末をはじめ、ゲーム機器、インタ
ーネットTVなどの専用端末、テレビ会議システムな
ど、各種のコンピュータ端末が含まれる。特に本発明に
おいては、従業者端末4、又は従業者端末4及び承認者
端末4には、インターネットに接続可能な携帯電話等の
携帯情報端末が含まれる。図2は、本発明に係る顧客の
システムの基本的な構成の一例を示すシステム構成図で
ある。
【0025】次に、本発明のシステムの、別の基本的な
構成について説明する。図3は、本実施形態におけるシ
ステムの基本的な構成を示すシステム構成図である。な
お、本実施形態のシステムの構成は、図3の基本的なシ
ステム構成図に見られるものが代表的であるが、これは
一例を示すものであって、これに限定されるものではな
い。図3において、符号1はサーバーシステム、2はイ
ンターネットに代表されるコンピュータネットワーク、
3は顧客コンピュータシステム、4は従業者端末及び承
認者端末、5は顧客記憶領域、6は勤怠テーブル、7は
従業者テーブル、9は派遣会社コンピュータシステム、
8は派遣会社の承認者端末を示す。請求項2に記載の発
明においては、顧客の従業者端末4及び承認者端末4を
含む顧客コンピュータシステムと、従業者を派遣する派
遣会社に設置される派遣会社コンピュータシステム9
と、顧客コンピュータシステム及び派遣会社コンピュー
タシステム9からコンピュータネットワーク2に接続し
てアクセスを行うための、入力手段、制御手段、記憶手
段、表示手段、出力手段を備えるサーバーシステム1で
ある。前記の従業者端末4、又は従業者端末4及び承認
者端末4にはインターネットに接続可能な携帯電話等の
携帯情報端末が含まれる。
【0026】本発明のシステムに用いられる従業者端末
4及び承認者端末4の基本的なハードウェア構成は、図
5に示したものである。CPU、RAM、ROM、HD
D、CRT、システム制御手段等を有し、従業者や承認
者がデータを入力しあるいは操作等のための指示入力を
するための入力手段、受信したデータあるいは入力した
データを記憶しておく記憶手段、メニュー画面やデータ
などの出力表示をするための表示手段、表示手段に表示
されたデータを選択する選択手段、サーバーシステムに
データを送信する送信手段、サーバーシステムからデー
タを受取る受信手段、データを出力する出力手段より構
成される。また、従業者端末4や承認者端末4を大規模
な構成として、データベースサーバー又は記憶装置、ア
プリケーションサーバー又は制御装置などにより構成さ
れ、必要に応じてWEBサーバー、メールサーバー、認
証サーバーなどを設けたり、各種サーバーは必要に応じ
て多重化し安全性を確保することができる。あるいは、
認証サーバー、アプリケーション・サーバー、データベ
ース・サーバーなどのいずれかが、あるいはそれぞれが
別の場所に存在してもよく、あるいは同一の場所に存在
するものであってもよい。例えば全国各地の本社・支社
・営業所などをネットワーク接続し、管理するなどの形
態である。
【0027】また、前記の承認者端末4、又は従業者端
末4及び承認者端末4と接続される、サーバーシステム
1を備えている。本発明のサーバーシステム1は、通常
は大規模なサーバーシステムなどである。
【0028】サーバーシステム1には、記憶手段、制御
手段、入力手段、出力手段、表示手段などが備えられ、
その構成は図1及び図4に示す通りである。図4は本発
明の1つの実施形態をあらわすサーバーシステムの構成
を示したものである。CPU、RAM、ROM、HD
D、CRT、システム制御手段等を有し、クライアント
コンピュータからデータを受信する受信手段、クライア
ントコンピュータにデータを送信する送信手段、クライ
アントコンピュータからのリクエストによりデータベー
ス上のデータを検索する検索手段、クライアントコンピ
ュータからのデータを保存しておく記憶手段、クライア
ントコンピュータへ時間情報を送信するため時間を算出
する計算手段、利用者の携帯端末へダイヤルするための
ダイヤルアップ手段、データベース上のデータを出力す
る出力手段、サーバコンピュータやデータベースのメン
テナンス等を行うため必要な表示手段や入力手段などに
より構成される。
【0029】本発明のサーバーシステム1は、従業者端
末4や承認者端末4から送信されるデータを含むデータ
が記憶されるデータベースを備えている。これらは、デ
ータベース・サーバーなどの記憶装置に設けられるもの
であり、データベースは関係データベースなどによりデ
ータの検索・抽出等に便宜なように構築される。
【0030】前記の記憶手段には、各顧客ごとの顧客記
憶領域5が確保される。本発明においては、複数企業な
どの顧客のデータを管理し、従来企業内部で行っていた
給与計算、その他の事務処理を外部委託したり、あるい
はコンピュータ・ネットワークを通じてアプリケーショ
ン・プログラムを提供し、又はデータ管理やこれらサー
ビスの代行を行うために、このような顧客ごとの顧客記
憶領域5を確保するものである。本発明のサーバーシス
テムには、複数のそれぞれの各顧客からのアクセスが行
われるため、顧客ごとの顧客記憶領域5に対し、各顧客
ごとのアクセス権限を設定し、さらに同一顧客内におい
ても従業者、承認者(管理者等)ごとにアクセスレベル
を設定してアクセス権限を付与することが望ましい。
【0031】次に、顧客記憶領域5には、顧客の従業者
ごとに勤怠データを記憶する勤怠テーブル6と、各従業
者の個人データを記憶する従業者テーブル7と、が少な
くとも含まれている。また、必要に応じて、さらに、給
与額や賞与額を算出するための基礎となる給与基礎デー
タを記憶する給与基礎テーブルとを含む。勤怠テーブル
6は、各従業者ごとの、出社時間、退社時間、休憩時
間、これらに基づく勤務時間などのデータを、各年・月
・日ごとに、また必要に応じ各部署ごと等に記憶するた
めのものである。各従業者の個人データを記憶する従業
者テーブル7は、例えば、社員コード、氏名、住所、部
署名、その他の個人データを記憶する。図6は、従業者
テーブルに記憶されるデータの一例を示す。また請求項
2に記載の発明においては、従業者の派遣元である派遣
会社に関するデータなどがさらに記憶されている。給与
基礎テーブルに記憶される給与基礎データは、例えば社
員の部署や等級などごとの基本給や、残業代、休日出勤
手当、有給休暇データ、各種手当、などのデータであ
る。
【0032】前記の勤怠テーブル6に記憶されるデータ
の1レコードごとに一又は複数の承認データを付与する
ための承認コード・フィールドが設けられる。また、請
求項3に記載の発明のように、各従業者の勤怠データの
1レコードごとに、前記の従業者端末4において、一又
は複数のプロジェクトコード及び当該プロジェクト就業
時間を指定して入力するシステムとすることができる。
この場合には、前記の記憶手段には、図7のプロジェク
トマスターの例に示すような、仕事の種類や内容等を示
す各プロジェクトについてのデータが記憶されている。
従業者端末4において従業者が勤怠データを入力する際
に、プロジェクトを指定する。
【0033】以下、本発明の基本的な処理の流れについ
て説明する。図8は、本発明のシステムを用いて各種機
能を利用するためのメニュー画面の一例を示す画面イメ
ージ図である。また図9は、従業者端末4において入力
され、承認者端末4において承認や確認等がされたデー
タをサーバーシステム1側に送信し、記憶させる処理の
流れを示すフローチャートである。図10は、従業者端
末4において、従業者が自分の勤怠データを入力するた
めの画面の一例を示す画面イメージ図である。図11
は、携帯電話などの携帯情報端末を用いた従業者端末4
において、従業者が自分の勤怠データを入力するための
画面の一例を示す画面イメージ図である。また図12及
び図13は、承認者端末4において、承認者が、従業者
端末4から送信された勤怠データを閲覧し、また承認・
非承認等を行うための画面の一例を示す画面イメージ図
である。また図14は、携帯電話などの携帯情報端末を
用いた承認者端末4において、承認者が、従業者端末4
から送信された勤怠データを閲覧し、また承認・非承認
等を行うための画面の一例を示す画面イメージ図であ
る。
【0034】初めに、本発明においては、サーバーシス
テム1に備えられるアプリケーション・プログラムなど
のシステムを用いて処理を行うため、従業者端末4また
は承認者端末4から、インターネット等のネットワーク
2に接続する(図9のS1)。この場合には、図8に見
られるような画面は、サーバーシステム1のWEBサー
バーなどに記憶されている入力フォームのHTMLファ
イル、CHTMLファイルなどのファイルである。本発
明においては携帯電話などの携帯情報端末が従業者端末
4や承認者端末4に含まれるので、これらの端末におい
て表示可能なファイルが用いられる。サーバーシステム
1にログインするが(S2)、この際にサーバーシステ
ム1においては複数の顧客のデータを記憶しているの
で、あらかじめ各顧客に、また必要に応じ各従業者ごと
に付与されたIDやパスワードの入力などによりログイ
ンの可否を判定する。所定のURLの入力またはメニュ
ー画面中のハイパーリンク先の選択などにより、勤怠デ
ータ入力フォーム等を表示させる(S3)。
【0035】なお、上記の例では入力等の都度、インタ
ーネット等を通じてサーバーシステムにアクセスする方
法をとったが、従業者と承認者との間のデータの送受信
においては社内LANなどのネットワークを用いること
ができる。したがって、アプリケーション・プログラム
や、入力フォーム等を各従業者端末4、及び各承認者端
末4に備えるようにしておけば、この段階では外部のネ
ットワークに接続する必要がなく、望ましい形態であ
る。すなわち、従業者端末4から、LAN等のネットワ
ークに接続し(図9のS1)、社内システムにログイン
するが(S2)、メニュー画面中のハイパーリンク先の
選択などにより、勤怠データ入力フォーム等を表示させ
る(S3)。
【0036】次に、従業者端末4において、図10や図
11に見られるような画面の入力フォーム等を用いて勤
怠データを入力する(S4)。勤怠データのレコード
は、従業者ごと、各日付ごとに記憶されるので、従業者
端末において入力する際には、例えば画面上のカレンダ
ー等において日付を指定し、指定された該当する日付の
データを入力するとその日付のデータとして記憶される
ようにすることが望ましい。データの入力にあたって
は、出勤・休暇の別や、出勤の際の出張か出社か、出社
時刻・直行か否かの指定、退社時刻・直帰か否かの指
定、休憩時間等の入力を行う。ここで、請求項3に記載
の発明においては、各従業者の勤怠データの1レコード
ごとに、図10や図11におけるように前記の従業者端
末において、一又は複数のプロジェクトコード及び当該
プロジェクト就業時間を指定して入力することを特徴と
する。このようにすることにより、出社時刻から退社時
刻までの間で、どのようなプロジェクトや業務ごとに、
どれだけの時間の業務を行ったか等の入力が可能とな
る。プロジェクトは、図7のプロジェクトマスターに見
られるようなデータから、プロジェクトコードを指定す
るなどにより指定して入力を行う。これらのデータは、
記憶されることにより、例えばプロジェクトコードをキ
ーとするデータの集計・抽出などを行うことに用いるこ
とができる。
【0037】請求項4に記載の発明によれば、請求項3
に記載の記載の発明において、従業者端末において、1
日ごとの終業時間合計と、一又は複数のプロジェクトコ
ード及び当該プロジェクト就業時間の合計時間とが、一
致するか否かを判定し、一致した場合には従業者端末4
から承認者端末4にデータ送信が可能なことを特徴とす
る。前記のように、一又は複数のプロジェクトコード及
び当該プロジェクト就業時間を指定して入力することに
より、出社時刻から退社時刻までの間で、どのようなプ
ロジェクトや業務ごとに、どれだけの時間の業務を行っ
たか等の入力が可能となるが、プロジェクトごとの終業
時間の合計と、1日の出社時刻から退社時刻までの時間
とが一致しなければならないために、この照合をおこな
うものである。この場合に、半端な就業時間などがある
場合などには、プロジェクトに「その他の業務」「雑
務」などのデータを含めておき、これらを指定すること
でもよい。
【0038】承認者端末4においては、受信した勤怠デ
ータを、例えば図12、図13及び図14に見られるよ
うな画面により閲覧する。図12のデータ抽出画面にお
いて、閲覧するデータを抽出するための、日付、従業
者、全データか未承認データか、などの抽出条件を指定
する。勤怠データの1レコードごと、すなわち各従業者
の各日付ごとのデータには、前記の通り、承認フィール
ドが設けられており、承認者は受信した勤怠データを承
認するか否かを判定し(S7)、承認する場合には承認
フィールドに承認コードを付与する。例えばチェックボ
ックスにチェックを入れるなどの形態である。承認しな
い場合には、勤怠データを返信し、あるいは承認しない
理由などを返信することもできるが、未承認のままにデ
ータを返信することなく次のステップに進むこともでき
る。また承認取消を行うこともできる。この場合におい
て、複数の承認者が存在し、従業者の上司がいったん承
認してさらにその上司である承認者の端末4において、
承認されたデータの承認を取り消すなどのこともでき
る。
【0039】さらに承認者の上司・管理者などが存在す
るなど、複数の承認者の承認・非承認のチェックを経る
場合も想定され、この場合にはさらに他の承認者がいる
か否かを判定し(S9)、いる場合にはS5に戻り同様
の処理を繰り返す。また複数の承認者がいる場合には、
単一の承認フィールドにおいて承認コードを付与するか
否かをチェックすることもできる。あるいは複数の承認
フィールドを設け、それぞれの承認者が別個に、承認コ
ードを付与するか否かをチェックすることもできる。
【0040】次に、所定の承認者による承認コードの付
与が済んだ後に、インターネット等に接続し(S1
0)、当該勤怠データを承認者端末からサーバーシステ
ムにログインしてデータを送信し(S11)、勤怠テー
ブルに記憶する(S12)処理を行うことにより、勤怠
データの蓄積を行う。蓄積された勤怠データは、様々な
角度から集計をしたり抽出をしたりすることが可能にな
る。図15は、従業者の個人別に入力された勤怠データ
を、個人ごと、1か月などの期間ごとの抽出条件で抽出
し、月間勤務管理表として出力する例を示す。
【0041】図16及び図17は、承認者端末4におい
て、承認者が、従業者端末4から送信された勤怠データ
を閲覧し、また確定・非確定等の処理を行うための画面
の一例を示す画面イメージ図である。承認者端末4にお
いては、受信した勤怠データを、例えば図12及び図1
3に見られるような画面により閲覧する。図16のデー
タ抽出画面において、閲覧するデータを抽出するため
の、日付、従業者、全データか未承認データか、などの
抽出条件を指定する。抽出されたデータについて、図1
7におけるような確定コード・フィールドのチェックを
行うことにより、確定・非確定の処理を行う。
【0042】次に、本発明のシステムを用いたデータの
集計及び集計されたデータの承認者・管理者等による閲
覧について説明する。請求項6に記載の発明において
は、前記の勤怠テーブルに記憶される勤怠データやコメ
ントデータは、個人ごと、部署ごと等の条件により集計
を行い、承認者端末において出力を行うことが可能にさ
れている。図18及び図19は、承認者端末4におい
て、承認者が、従業者端末から送信された勤怠データを
閲覧する際に、データの抽出条件として、期間及び、人
別の条件を指定して、データを抽出するための画面の一
例を示す画面イメージ図である。このような集計によ
り、個人別の勤務時間、残業時間などを確認して分析や
評価当に用いることができる。図20及び図21は、承
認者端末4において、承認者が、従業者端末4から送信
された勤怠データを閲覧する際に、データの抽出条件と
して、期間及び、作業種類別・人別の条件を指定して、
データを抽出するための画面の一例を示す画面イメージ
図である。プロジェクトごとの各従業者の勤務状況など
を分析・評価等することができる。図22及び図23
は、承認者端末4において、承認者が、従業者端末4か
ら送信された勤怠データを閲覧する際に、データの抽出
条件として、期間及び、プロジェクト別の条件を指定し
て、データを抽出するための画面の一例を示す画面イメ
ージ図である。どのプロジェクトにどれだけの人員・時
間を注力しているかの集計がされており、さらに例えば
プロジェクトごとに予算管理をしたり、タイムチャージ
で給与支払、あるいはプロジェクトの労働報酬請求先へ
の請求を算出するために用いることができる。図24
は、承認者端末4において、承認者が、従業者端末4か
ら送信された勤怠データを閲覧する際に、データの抽出
条件として、個人別・プロジェクト別の月間集計表を抽
出するための画面の一例を示す画面イメージ図である。
図25は、承認者端末4において、承認者が、従業者端
末4から送信された勤怠データを閲覧する際に、データ
の抽出条件として、期間及び、プロジェクト別・曜日別
の集計表を抽出するための画面の一例を示す画面イメー
ジ図である。この他、様々な角度からの集計や分析をす
ることができる。
【0043】次に、本発明の他の実施形態について説明
する。請求項5に記載の発明においては、前記の従業者
端末4から入力される勤怠データに関連付けられて、業
務内容・連絡事項等を入力するコメントデータを入力す
ることができる。コメントデータは、業務内容、業務連
絡、業務の進行状況、その他の情報を示す文字情報など
である。また画像情報。音声情報、動画情報などを含め
ることもできる。コメントデータを付加してサーバーシ
ステムに送信することにより、前記の顧客記憶領域に備
えられるコメントテーブルに記憶され、人事考課や業務
の達成状況の確認等が可能なことを特徴とする。次に請
求項6に記載の発明においては、前記の勤怠テーブルに
記憶される勤怠データやコメントテーブルに記憶される
コメントデータは、個人ごと、部署ごと等の条件により
集計を行い、承認者端末において出力を行うことが可能
である。コメントデータは、従業者、勤怠データ、プロ
ジェクトコード、年月日などに関連付けられて蓄積さ
れ、承認者端末からアクセスして閲覧したり、あるいは
従業者、勤怠データ、プロジェクトコード、年月日など
を検索キーにして抽出・集計することができる。
【0044】次に、請求項7に記載の発明においては、
前記サーバーシステムの記憶装置には、従業者の人事情
報を記憶する人事情報テーブルが備えられている。集計
された勤怠管理データ、記憶された自己申告データ、そ
の他のデータを承認者端末において参照すると共に、承
認者端末において人事考課データ、人事異動データの入
力をすることが可能なことを特徴とする。人事考課デー
タ、人事異動データは、前記の人事情報テーブルに、従
業者データに関連付けられて記憶される。また、請求項
8に記載の発明においては、承認者端末において入力さ
れた人事考課データ、人事異動データの1レコードごと
に一又は複数の承認者端末において、承認コード・フィ
ールドに承認を行うか否かのコードを付与し、所定の承
認者による承認コードの付与が済んだ後に、当該データ
を承認者端末からサーバーシステムに送信することを特
徴とする。
【0045】具体的には、プロジェクトごとの作業時間
の集計結果によりプロジェクト毎の人件費の予実算管理
ができる。また、従業者が作業ごとに就業時間を申請す
る際に、コメント覧が併記できる。さらにコメント覧を
利用してプロジェクトの進捗状況や課題等を承認者(管
理者)とやりとりできる。管理者も就業時間の管理画面
にコメントを返信する覧があるのでその機能を利用して
プロジェクトの問題点を指摘することが可能である。ま
た、従業者メンバーとのやりとりの履歴を保存すること
で、人事考課の際の、評価データとして、この管理履歴
を利用することが可能となる。さらにメンバーとのやり
取り履歴を見ながら、目標管理のシートの達成度合いや
経緯をチェックすることができるので、直近の業務の印
象度が強くなるような傾向を抑制する効果も期待でき
る。また、従業者は目標管理をインターネットに接続さ
れたサーバーシステムにおいて管理することで、随時、
目標を確認し、達成状況を意識しながら日々の業務を遂
行することになる。目標そのものが変更になった場合の
対応も容易であるので、企業活動の方向を瞬時に転換す
る必要が多発する現在のような市場環境には極めて親和
性が良い。
【0046】請求項9に記載の発明においては、前記の
顧客記憶領域には、有給休暇や振替休日等の各種の休日
・休業取得申請、従業者の個人データの変更申請、各種
の福利厚生申込申請、社会保険手続の申請、研修受講申
込申請、物品購入申請、その他承認者による承認を必要
とするデータ等の内顧客が必要とするデータを記憶する
ための申請データ記憶領域と、データを従業者端末から
参照し、又は従業者端末から入力・送信し、又は承認者
端末から申請に対する従業者端末への返信を行うための
データ及びプログラムが備えられることを特徴とする。
【0047】総務・人事・労務などの管理業務のポータ
ル機能を備えることにより、人事管理のポータル機能の
みではなく、出納、備品の発注(購買)、社内預金、福
利厚生(保養施設の予約、財形貯蓄の申込みなど)、教
育フ゜ロク゛ラムの予約等BtoE(Business to
Employee)のポータルを一括して提供するこ
とができる。年末調整、家族状況の変更、住所変更、等
社会保険の申請機能も提供する。社内システムとしてB
toEのポータルを構築する企業に対しては、ポータル
で提供する機能を実施するためのバックオフィス業務を
アウトソーシングとして提供することも可能である。図
26、図27、及び図28は、社内システムのメニュー
の一例を示し、本発明のシステムを利用する顧客ごとに
様々なメニューをカスタマイズして用意し、またアクセ
ス権の制御などにより従業者、管理者、派遣会社などの
様々な利用者ごとのメニューを用意することができる。
【0048】次に、請求項10に記載の発明において
は、前記の従業者テーブルには、従業者端末が備える各
種のアプリケーションごとに持っているIDやパスワー
ドに関する情報を、従業者ごとに設定されるIDやパス
ワードと関連付けて記憶管理し、照合して従業者が同一
人物であるか否かの判定をすることにより、従業者は従
業者後とに設定される一つのID、パスワードを用い
て、アプリケーションごとに異なるIDやパスワードを
入力しなくてもログインが可能なことを特徴とする。従
業者テーブルに記憶されるデータは、従業者ごとに設定
される単一のIDやパスワードと、これと関連付けて記
憶される各種のアプリケーションごとに持っている複数
のIDやパスワードである。従業者はIDやパスワード
の入力を要求されるアプリケーションを使用する際に、
前者の単一のIDやパスワードを入力することにより、
入力されたIDとパスワードに基づき従業者テーブルを
参照し、また使用するアプリケーションを判定して、照
合して従業者が同一人物であるか否かの判定をする。C
RMや、SCM、その他BtoB、BtoCのサービス
の普及につれ、企業における社員の業務の多くは、My
ポータル上の作業に置きかえられていく。今後のインタ
ーネット電話の普及も、この傾向を後押しする。その
際、企業の間接部門の業務のポータルとしての機能の中
でまず重要になるのは、統合IDとパスワードである。
本実施形態を用いれば、それぞれのシステム、例えば、
CRM、SCM、グループウエア、人事システム、出納
システムのすべてが独立のIDとパスワードをもつこと
によるシステムの使い難さ、煩雑さを解消することがで
きる。また、各アプリケーションに対するアクセス権は
人(従業員)に依存するものであり、従業員は所属する
組織や役職により各アプリケーションへのアクセス権を
与えられるのが一般的である。従業員は異動や昇進をす
るので、その都度、アクセス権が変わる可能性がある
が、こうした場合にも、本実施形態によれば、従業員の
属性を管理する人事データベースである従業者テーブル
によりデータ管理を行うので有効である。
【0049】次に、請求項11に記載の発明において
は、顧客の従業者端末及び承認者端末を含む顧客コンピ
ュータシステムが備える、社内のLANを通じて閲覧可
能なコンテンツには、前記のサーバーシステムへのリン
クボタンが備えられる。一例として図26、図27、及
び図28に示すような、社内LANにおける独自のポー
タルサイトには前記のリンクボタン等のハイパーリンク
から、前記のサーバーシステムが提供するメニューを一
括して利用することが可能なことを特徴とする。社内の
LAN上に独自のポータルを構築する企業は上記のリン
クを貼るだけで、本発明のシステムが提供する管理部門
のアウトソーシングメニューを一括して利用することが
可能となる。たとえば、外部の社労士に依頼することが
多い社会保険の届出業務や給与計算の計算業務、年末調
整などの業務はASPを利用する場合は役所への届出業
務を担当する従業員を社内に置かなければならない。本
発明を利用すれば、MyポータルにeHRへのリンクボ
タンを設けるだけで、関連する全ての社内業務とその担
当者はなしで済ませることが可能となる。
【0050】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、アウトソーシング先であるサーバーシステムの
記憶手段には、各顧客ごとの顧客記憶領域が確保され、
顧客ごとのデータを厳重に管理すると共に各従業者の勤
怠データの1レコードごとに一又は複数の承認者端末に
おいて、承認コード・フィールドに承認を行うか否かの
コードを付与し、所定の承認者による承認コードの付与
が済んだ後に、当該勤怠データを承認者端末からサーバ
ーシステムに送信し、勤怠テーブルに記憶する処理を行
うことにより、データの集計・活用ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシステムの基本的な構成を示すシ
ステム構成図である。
【図2】本発明に係る顧客のシステムの基本的な構成の
一例を示すシステム構成図である。
【図3】本発明に係るシステムの別の基本的な構成を示
すシステム構成図である。
【図4】本発明の1つの実施形態をあらわすサーバーシ
ステムの構成を示す図である。
【図5】本発明のシステムに用いられる従業者端末及び
承認者端末の基本的なハードウェア構成を示す図であ
る。
【図6】従業者テーブルに記憶されるデータの一例を示
す図である。
【図7】仕事の種類や内容等を示す各プロジェクトにつ
いてのデータの一例を示す図である。
【図8】本発明のシステムを用いて各種機能を利用する
ためのメニュー画面の一例を示す画面イメージ図であ
る。
【図9】従業者端末において入力され、承認者端末にお
いて承認や確認等がされたデータをサーバーシステム側
に送信し、記憶させる処理の流れを示すフローチャート
である。
【図10】従業者端末において、従業者が自分の勤怠デ
ータを入力するための画面の一例を示す画面イメージ図
である。
【図11】携帯電話などの携帯情報端末を用いた従業者
端末4において、従業者が自分の勤怠データを入力する
ための画面の一例を示す画面イメージ図である。
【図12】承認者端末において、承認者が、従業者端末
から送信された勤怠データを閲覧し、また承認・非承認
等を行うための画面の一例を示す画面イメージ図であ
る。
【図13】承認者端末において、承認者が、従業者端末
から送信された勤怠データを閲覧し、また承認・非承認
等を行うための画面の一例を示す画面イメージ図であ
る。
【図14】携帯電話などの携帯情報端末を用いた承認者
端末4において、承認者が、従業者端末4から送信され
た勤怠データを閲覧し、また承認・非承認等を行うため
の画面の一例を示す画面イメージ図である。
【図15】従業者の個人別に入力された勤怠データを、
個人ごと、1か月などの期間ごとの抽出条件で抽出し、
月間勤務管理表として出力する例を示す。
【図16】承認者端末において、承認者が、従業者端末
から送信された勤怠データを閲覧し、また確定・非確定
等の処理を行うための画面の一例を示す画面イメージ図
である。
【図17】承認者端末において、承認者が、従業者端末
から送信された勤怠データを閲覧し、また確定・非確定
等の処理を行うための画面の一例を示す画面イメージ図
である。
【図18】承認者端末において、承認者が、従業者端末
から送信された勤怠データを閲覧する際に、データの抽
出条件として、期間及び、人別の条件を指定して、デー
タを抽出するための画面の一例を示す画面イメージ図で
ある。
【図19】承認者端末において、承認者が、従業者端末
から送信された勤怠データを閲覧する際に、データの抽
出条件として、期間及び、人別の条件を指定して、デー
タを抽出するための画面の一例を示す画面イメージ図で
ある。
【図20】承認者端末において、承認者が、従業者端末
から送信された勤怠データを閲覧する際に、データの抽
出条件として、期間及び、作業種類別・人別の条件を指
定して、データを抽出するための画面の一例を示す画面
イメージ図である。
【図21】承認者端末において、承認者が、従業者端末
から送信された勤怠データを閲覧する際に、データの抽
出条件として、期間及び、作業種類別・人別の条件を指
定して、データを抽出するための画面の一例を示す画面
イメージ図である。
【図22】承認者端末において、承認者が、従業者端末
から送信された勤怠データを閲覧する際に、データの抽
出条件として、期間及び、プロジェクト別の条件を指定
して、データを抽出するための画面の一例を示す画面イ
メージ図である。
【図23】承認者端末において、承認者が、従業者端末
から送信された勤怠データを閲覧する際に、データの抽
出条件として、期間及び、プロジェクト別の条件を指定
して、データを抽出するための画面の一例を示す画面イ
メージ図である。
【図24】承認者端末において、承認者が、従業者端末
から送信された勤怠データを閲覧する際に、データの抽
出条件として、個人別・プロジェクト別の月間集計表を
抽出するための画面の一例を示す画面イメージ図であ
る。
【図25】承認者端末において、承認者が、従業者端末
から送信された勤怠データを閲覧する際に、データの抽
出条件として、期間及び、プロジェクト別・曜日別の集
計表を抽出するための画面の一例を示す画面イメージ図
である。この他、様々な角度からの集計や分析をするこ
とができる。
【図26】社内システムのメニューの一例を示す図であ
る。
【図27】社内システムのメニューの一例を示す図であ
る。
【図28】社内システムのメニューの一例を示す図であ
る。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顧客の従業者端末及び承認者端末を含む
    顧客コンピュータシステムからコンピュータネットワー
    クに接続してアクセスを行うための、入力手段、制御手
    段、記憶手段、表示手段、出力手段を備えるサーバーシ
    ステムであって、前記の従業者端末、又は従業者端末及
    び承認者端末にはインターネットに接続可能な携帯電話
    等の携帯情報端末が含まれており、前記の記憶手段に
    は、各顧客ごとの顧客記憶領域が確保され、顧客記憶領
    域には、顧客の従業者ごとに勤怠データを記憶する勤怠
    テーブルと、各従業者の個人データを記憶する従業者テ
    ーブルと、が少なくとも含まれており、必要に応じさら
    に、給与額や賞与額を算出するための基礎となる給与基
    礎データを記憶する給与基礎テーブルとを含み、前記の
    勤怠テーブルに記憶されるデータの1レコードごとに一
    又は複数の承認データを付与するための承認コード・フ
    ィールドが設けられ、前記の従業者端末から勤怠データ
    を入力する処理と、従業者端末からサーバーシステムの
    顧客記憶領域に記憶する処理と、顧客の承認者端末から
    顧客記憶領域に記憶されたデータにアクセスして、各従
    業者の勤怠データの1レコードごとに一又は複数の承認
    者端末において、承認コード・フィールドに承認を行う
    か否かのコードを付与し、所定の承認者による承認コー
    ドの付与が済んだ後に、当該勤怠データを承認者端末か
    らサーバーシステムに送信し、勤怠テーブルに記憶する
    処理を行うことにより、勤怠データの集計をすることを
    特徴とする、総務・人事・労務データ管理サーバーシス
    テム。
  2. 【請求項2】 派遣先である顧客の従業者端末及び承認
    者端末を含む顧客コンピュータシステムと、従業者を派
    遣する派遣会社に設置される派遣会社コンピュータシス
    テムと、顧客コンピュータシステム及び派遣会社コンピ
    ュータシステムからコンピュータネットワークに接続し
    てアクセスを行うための、入力手段、制御手段、記憶手
    段、表示手段、出力手段を備えるサーバーシステムであ
    って、前記の従業者端末、又は従業者端末及び承認者端
    末にはインターネットに接続可能な携帯電話等の携帯情
    報端末が含まれており、前記の記憶手段には、各顧客ご
    との顧客記憶領域が確保され、顧客記憶領域には、顧客
    の従業者ごとに勤怠データを記憶する勤怠テーブルと、
    各従業者の個人データ及び派遣会社データを記憶する従
    業者テーブルと、が少なくとも含まれており、必要に応
    じさらに、給与額や賞与額を算出するための基礎となる
    給与基礎データを記憶する給与基礎テーブルとを含み、
    前記の勤怠テーブルに記憶されるデータの1レコードご
    とに一又は複数の承認データを付与するための承認コー
    ド・フィールドが設けられ、前記の従業者端末から勤怠
    データを入力する処理と、従業者端末からサーバーシス
    テムの顧客記憶領域に記憶する処理と、顧客の承認者端
    末又は派遣会社コンピュータシステムから顧客記憶領域
    に記憶されたデータにアクセスして、各従業者の勤怠デ
    ータの1レコードごとに一又は複数の承認者端末におい
    て、承認コード・フィールドに承認を行うか否かのコー
    ドを付与し、所定の承認者による承認コードの付与が済
    んだ後に、当該勤怠データを承認者端末からサーバーシ
    ステムに送信し、勤怠テーブルに記憶する処理を行うこ
    とにより、勤怠データの集計をすると共に、顧客コンピ
    ュータシステム及び派遣会社コンピュータシステムから
    勤怠データの閲覧、集計結果の出力が可能なことを特徴
    とする、総務・人事・労務データ管理サーバーシステ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の発明において、
    各従業者の勤怠データの1レコードごとに、前記の従業
    者端末において、一又は複数のプロジェクトコード及び
    当該プロジェクト就業時間を指定して入力することを特
    徴とする、請求項1又は2のいずれかに記載の総務・人
    事・労務データ管理サーバーシステム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の記載の発明において、
    従業者端末において、1日ごとの就業時間合計と、一又
    は複数のプロジェクトコード及び当該プロジェクト就業
    時間の合計時間とが、一致するか否かを判定し、一致し
    た場合には従業者端末から承認者端末にデータ送信が可
    能なことを特徴とする、請求項3に記載の総務・人事・
    労務データ管理サーバーシステム。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4に記載の発明において、前
    記の従業者端末から入力される勤怠データに関連付けら
    れて、業務内容・連絡事項等を入力するコメントデータ
    を入力し、サーバーシステムに送信することにより、前
    記の顧客記憶領域に備えられるコメントテーブルに記憶
    され、デイリー業務の内容確認や指示・報告等の送受
    信、人事考課や業務の達成状況の確認等が可能なことを
    特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の総務・人
    事・労務データ管理サーバーシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5に記載の発明において、前
    記の勤怠テーブルに記憶される勤怠データやコメントテ
    ーブルに記憶されるコメントデータは、個人ごと、部署
    ごと等の条件により集計を行い、承認者端末において出
    力を行うことが可能な、請求項1〜10のいずれかに記
    載の総務・人事・労務データ管理サーバーシステム。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6に記載の発明において、前
    記サーバーシステムの記憶装置には、従業者の人事情報
    を記憶する人事情報テーブルが備えられ、集計された勤
    怠管理データ、記憶された自己申告データ、その他のデ
    ータを承認者端末において参照すると共に、承認者端末
    において人事考課データ、人事異動データの入力をする
    ことが可能なことを特徴とする、請求項1〜6のいずれ
    かに記載の総務・人事・労務データ管理サーバーシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 請求項12に記載の発明において、承認
    者端末において入力された人事考課データ、人事異動デ
    ータの1レコードごとに一又は複数の承認者端末におい
    て、承認コード・フィールドに承認を行うか否かのコー
    ドを付与し、所定の承認者による承認コードの付与が済
    んだ後に、当該データを承認者端末からサーバーシステ
    ムに送信することを特徴とする、請求項12に記載の総
    務・人事・労務データ管理サーバーシステム。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8に記載の発明において、前
    記の顧客記憶領域には、有給休暇や振替休日等の各種の
    休日・休業取得申請、従業者の個人データの変更申請、
    各種の福利厚生申込申請、社会保険手続の申請、研修受
    講申込申請、物品購入申請、その他承認者による承認を
    必要とするデータ等の内顧客が必要とするデータを記憶
    するための申請データ記憶領域と、データを従業者端末
    から参照し、又は従業者端末から入力・送信し、又は承
    認者端末から申請に対する従業者端末への返信を行うた
    めのデータ及びプログラムが備えられることを特徴とす
    る、請求項1〜8のいずれかに記載の総務・人事・労務
    データ管理サーバーシステム。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9に記載の発明において、
    前記の従業者テーブルには、従業者端末が備える各種の
    アプリケーションごとに持っているIDやパスワードに
    関する情報を、従業者ごとに設定されるIDやパスワー
    ドと関連付けて記憶管理し、照合して従業者が同一人物
    であるか否かの判定をすることにより、従業者は従業者
    後とに設定される一つのID、パスワードを用いて、ア
    プリケーションごとに異なるIDやパスワードを入力し
    なくてもログインが可能なことを特徴とする、請求項1
    〜9のいずれかに記載の総務・人事・労務データ管理サ
    ーバーシステム。
  11. 【請求項11】 請求項1〜10に記載の発明におい
    て、顧客の従業者端末及び承認者端末を含む顧客コンピ
    ュータシステムが備える、社内のLANを通じて閲覧可
    能なコンテンツには、前記のサーバーシステムへのリン
    クボタンが備えられ、社内LANにおける独自のポータ
    ルサイトから、前記のサーバーシステムが提供するメニ
    ューを一括して利用することが可能なことを特徴とす
    る、請求項1〜10のいずれかに記載の総務・人事・労
    務データ管理サーバーシステム。
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