JP2003315929A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置及び画像形成装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 CISの出力をアナログ信号とし画像信号処
理部に金属筐体を使用した場合の画質を向上させること
ができる画像読取装置及び画像形成装置を提供する。 【解決手段】 CISモジュール202の移動が開始さ
れてから一定時間を経過すると、配線208がCISモ
ジュール202よりも走査開始地点側において原稿台ガ
ラス板に接し、この接点とコネクタとの間で、重力によ
り下側に膨らむようにして湾曲され始める。更にCIS
モジュール202が移動すると、配線208の原稿台ガ
ラス板との接点とコネクタとの間のループが次第に大き
くなり、ある時点で、画像信号処理部207の金属筐体
の上に落下して、跳ね上がる。このように、CISモジ
ュール202の移動に伴って配線208が変形するが、
絶縁部材210及び211が設けられているため、画像
信号処理部207からのノイズにより配線208内の導
電部材を伝達するアナログ信号が影響を受けることはな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、イメージセンサを
備えた画像読取装置及び画像形成装置に関し、特に、コ
ンタクトイメージセンサを備えた画像読取装置及び画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コスト削減や光源消費電力削減の
要求から、電荷結合素子(以下、「CCD」という。)
とレンズとを組み合わせて構成した縮小光学系を用いた
イメージスキャナに加えて、発光ダイオード(以下、
「LED」という。)又はキセノンランプ等を光源と
し、屈折率分布型レンズ、例えばセルフォック(登録商
標)レンズ等の等倍結像光学系とCCDラインセンサ又
はCMOSラインセンサとを組み合わせて構成したコン
タクトイメージセンサ(以下、「CIS」という。)を
使用するケースが増えてきている。
【0003】例えば、カラー複写機にて25ipm(画
像/分)程度の読み取り速度で原稿を読み取る場合に、
CCDを用いた縮小光学系では、約3万lx程度の原稿
面照度が必要であるのに対し、コンタクトイメージセン
サを使用すれば、同じ読み取り速度で読み取る場合に、
その1/10程度の約3000lx程度の原稿面照度
で、同程度のS/Nで読み取りが可能であるとの検討結
果が得られている。CISには、このような利点があ
る。
【0004】また、CISを使用することで、イメージ
スキャナを薄型、軽量、且つコンパクトにできるという
特徴がある。そこで、この特徴を追求するため、画像信
号の処理を行う画像信号処理回路が形成された画像信号
処理基板とCISとの間の信号伝送を、アナログ信号を
用いて行うための構成が提案されている。
【0005】このように、アナログ信号で信号伝送を行
った場合には、CISに画像信号処理用のデジタル回路
を搭載する必要がなくなるため、薄く軽量にできる。実
際に、発明者が、デジタル回路をCISに搭載すること
を検討したが、基板及び部品が実装されることで厚くな
り、また、幅が広くなり、重さが重くなり、断念した。
【0006】また、CISと画像信号処理部との間にデ
ジタル信号を伝送しない構成とすることで、電波ノイズ
が軽減できる。近年、米国の連邦通信委員会(FCC)
及び情報処理装置等電波障害自主規制協議会(VCC
I)等の電波ノイズ発生に対する各種規制に適合するこ
とが必須となっており、電波ノイズを軽減できるアナロ
グ伝送は、デジタル伝送に比べ有利であるという検討結
果が得られている。
【0007】このようなアナログ伝送においては、例え
ばCISと画像信号処理部との間が、安価なフレキシブ
ルフラットケーブル(以下、「FFC」という。)又は
フレキシブルプリントサーキット(以下、「FPC」と
いう。)を用いて接続され、イメージセンサからのアナ
ログ状態での画像信号を伝送させることができる。
【0008】その一方で、複写機のイメージスキャナ部
では、例えば100万回程度のスキャン回数に対する耐
久寿命、重い書籍の原稿等の原稿台ガラス板への押し付
け等を考慮して、画像読取装置の筐体を金属製として剛
性を高めることが不可欠となりつつある。また、高周波
クロックで動作させるため、画像信号処理回路が形成さ
れた画像信号処理基板を収納する筐体を金属製とするこ
とにより、電波ノイズ対策の効果も発揮することができ
る。
【0009】このため、複写機においては、アナログ信
号を伝送させるFFC又はFPC等の配線と、接地され
た金属筐体とが共存するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、金属筐
体及び配線を共存させると、配線がスキャン動作に伴っ
て移動又は変形するときに、配線と金属筐体との間の静
電容量が変化して、アナログ信号の波形が変化するとい
う問題点がある。このような不必要な波形の変化が生じ
ると、画像信号にノイズが入り、最終的に出力される画
像にむら及び筋等が発生して、画像の質が劣化してしま
う。
【0011】そして、この画像品質劣化の程度は決して
無視しうるものではなく、光学濃度Dが0.3のハーフ
トーンチャートを読み取ったとき、容易に視覚にて認め
うる程度の顕著なものである。従って、このような画像
品質の劣化は、商品価値を著しく低下させるものであ
る。
【0012】なお、このような画像品質の劣化は、画像
信号処理基板を収納する筐体として樹脂製のものを使用
しているイメージスキャナでは発生しておらず、金属筐
体を使用するイメージスキャナに特有のものである。
【0013】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであって、CISの出力をアナログ信号とし画像信
号処理部に金属筐体を使用した場合の画質を向上させる
ことができる画像読取装置及び画像形成装置を提供する
ことを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本願の第1の発明に係る
画像読取装置は、原稿から画像を読み取るコンタクトイ
メージセンサと、前記コンタクトイメージセンサが出力
した画像信号をアナログ信号として伝送する配線と、前
記配線から前記画像信号が入力され、前記画像信号を処
理する画像信号処理回路と、前記画像信号処理回路を収
納する金属筐体と、前記金属筐体の外面で前記配線が接
触する領域に形成された絶縁部材と、を有することを特
徴とする。
【0015】本願の第2の発明に係る画像読取装置は、
上記第1の発明において、前記絶縁部材は、前記金属筐
体に貼付された絶縁シートからなることを特徴とする。
【0016】本願の第3の発明に係る画像読取装置は、
上記第1の発明において、前記絶縁部材は、前記金属筐
体と一体に成型されたモールド部材からなることを特徴
とする。
【0017】本願の第4の発明に係る画像読取装置は、
上記第1乃至第3の発明のいずれかにおいて、前記画像
信号処理回路は画像信号処理基板に形成され、前記画像
信号処理基板は前記金属筐体に収納されていることを特
徴とする。
【0018】本願の第5の発明係る画像読取装置は、原
稿から画像を読み取るコンタクトイメージセンサと、前
記コンタクトイメージセンサが出力した画像信号をアナ
ログ信号として伝送する配線と、前記配線から前記画像
信号が入力され、前記画像信号を処理する画像信号処理
回路と、前記コンタクトイメージセンサ、前記画像信号
処理回路及び前記配線を収納する第1の金属筐体と、前
記第1の金属筐体の内面で前記配線が接触する領域に形
成された第1の絶縁部材と、を有することを特徴とす
る。
【0019】本願の第6の発明に係る画像読取装置は、
上記第5の発明において、前記画像信号処理回路を収納
する第2の金属筐体と、前記第2の金属筐体の外面で前
記配線が接触する領域に形成された第2の絶縁部材と、
を有することを特徴とする。
【0020】本願の第7の発明に係る画像読取装置は、
上記第6の発明において、前記第2の絶縁部材は、前記
第2の金属筐体に貼付された絶縁シートからなることを
特徴とする。
【0021】本願の第8の発明に係る画像読取装置は、
上記第6の発明において、前記第2の絶縁部材は、前記
第2の金属筐体と一体に成型されたモールド部材からな
ることを特徴とする。
【0022】本願の第9の発明に係る画像読取装置は、
上記第6乃至第8の発明のいずれかにおいて、前記画像
信号処理回路は画像信号処理基板に形成され、前記画像
信号処理基板は前記第2の金属筐体に収納されているこ
とを特徴とする。
【0023】本願の第10の発明に係る画像読取装置
は、上記第5乃至第9の発明のいずれかにおいて、前記
第1の絶縁部材は、前記第1の金属筐体に貼付された絶
縁シートからなることを特徴とする。
【0024】本願の第11の発明に係る画像読取装置
は、上記第5乃至第9の発明のいずれかにおいて、前記
第1の絶縁部材は、前記第1の金属筐体と一体に成型さ
れたモールド部材からなることを特徴とする。
【0025】本願の第12の発明に係る画像読取装置
は、上記第1乃至第11の発明のいずれかにおいて、前
記配線は、導電部材と、前記導電部材を封止する封止部
材と、を有することを特徴とする。
【0026】本願の第13の発明に係る画像形成装置
は、上記第1乃至第12の発明のいずれかに係る画像読
取装置と、前記画像信号処理回路から出力された信号に
基づいて印刷を行う印刷装置と、を有することを特徴と
する。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係る画
像読取装置及び画像形成装置について、添付の図面を参
照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施形態に
係る画像形成装置の構造を示す模式的断面図であり、図
2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置におけるイ
メージスキャナ部200を示す模式的平面図である。
【0028】本実施形態に係る画像形成装置には、図1
に示すように、原稿を読み取り、デジタル信号処理を行
うイメージスキャナ部(画像読取装置)200と、この
イメージスキャナ部200にて読み取られた原稿画像に
対応した画像を、用紙上にフルカラーでプリント出力す
るプリンタ部(印刷装置)300とが設けられている。
【0029】イメージスキャナ部200においては、図
1及び図2に示すように、CISモジュール202は、
樹脂でできたキャリッジ201に格納されている。CI
Sモジュール202の両端には、夫々スライド部材22
0、221が取り付けられている。CISモジュール2
02は、スライド部材220及び221がキャリッジ2
01に内蔵されたバネ部材(図示せず)により、原稿台
ガラス(プラテン)板205に押し当てられるようにし
て構成されている。原稿台ガラス板205上には、原稿
204が載置され、この原稿204は原稿圧板203に
より原稿台ガラス板205に押し付けられる。
【0030】キャリッジ201は、リニアガイド218
により副走査方向のみに移動するように動きが規制され
ている。また、キャリッジ201の下部に、タイミング
ベルト219が接続されている。タイミングベルト21
9は、プーリ216と217との間に、プーリ214及
び215を介して張架されている。また、プーリ217
にはステッピングモータ213により駆動されるタイミ
ングベルト212も張架されている。従って、ステッピ
ングモータ213の駆動力がタイミングベルト212を
介してタイミングベルト219に伝達され、タイミング
ベルト219の動作に連動してキャリッジ201が副走
査方向に移動する。なお、ステッピングモータ213の
動作は、制御手段であるCPU131(図7参照)によ
り制御される。
【0031】CISモジュール202から出力されたア
ナログ信号を伝送する配線208は、例えば樹脂製のケ
ーブル押さえ部材209を介して、画像信号処理部20
7のコネクタ223(図8参照)に接続されている。画
像信号処理部207には、金属筐体及びこの金属筐体に
収納された画像信号処理回路等が設けられている。配線
208は導電材の表面にシール部材が形成されて構成さ
れており、配線208としては、例えばFFC又はFP
Cを使用することができるが、特にこれらに限定される
ものではない。また、本実施形態においては、少なくと
も画像信号処理部207の金属筐体の配線208が接触
する領域に、絶縁部材210及び211が配設されてい
る。配線部材210及び211は、例えば平面視でケー
ブル押さえ部材209を挟むようにして設けられてい
る。なお、絶縁部材210及び211の厚さ等の形状
は、特に限定されるものではないが、配線208の導電
材と画像信号処理部207の金属筐体とを絶縁し、且
つ、常に、これらの間の静電容量の変化量が画質に影響
を及ぼさないように、所定の距離以上離間させるもので
あれることが望ましい。
【0032】また、イメージスキャナ部200には、3
原色(赤色(R)、緑色(G)及び青色(B))の読み
取りデータのシェーディングを補正するための部材とし
て、標準自色板206が設けられている。CIS20
2、画像信号処理部207及び配線208等は、金属筐
体(第2の金属筐体)200aに収納されている。
【0033】一方、プリンタ部300には、イメージス
キャナ部200から出力された画像信号が入力されるレ
ーザドライバ312、このレーザドライバ312により
変調駆動される半導体レーザ313、この半導体レーザ
313から照射されたレーザ光が伝播するポリゴンミラ
ー314、f−θレンズ315及びミラー316、並び
にミラー315により反射されたレーザ光が照射される
感光ドラム317が設けられている。更に、マゼンタ
(M)現像器319、シアン(C)現像器320、イエ
ロー(Y)現像器321及びブラック(Bk)現像器3
22により構成された現像器が設けられている。これら
の4つの現像器は、交互に感光ドラム317に接して、
感光ドラム317上に形成されたM、C、Y及びBkの
静電潜像を対応するトナーで現像する。
【0034】プリンタ部300には、更に、感光ドラム
317と接するようにして、転写ドラム323が設けら
れている。この転写ドラム323には、1又は2以上の
用紙カセット、本実施形態では、2個の用紙カセット3
24又は325のいずれかから給紙された用紙が巻き付
けられる。また、プリンタ部300には、感光ドラム3
17上に現像されたトナー像を用紙に転写する定着ユニ
ット326が設けられている。
【0035】次に、イメージスキャナ部200に内蔵さ
れるCISモジュール202について説明する。図3及
び図4は、夫々CISモジュール202の構造を示す断
面図、分解斜視図である。
【0036】CISモジュール202には、図3及び図
4に示すように、カバーガラス2021、LED及び導
光体等からなる照明光源2022、例えばセルフォック
(登録商標)レンズ等の屈折率分布型レンズ等からなる
等倍結像レンズ2023、カラーラインセンサ202
4、並びにこのカラーラインセンサ2024が実装され
た基板2025が設けられている。これらの構成要素
は、モールド2026により一体化されている。
【0037】図5は、CISモジュール202に内蔵さ
れたカラーラインセンサ2024の微視的部分を拡大し
て示す模式図である。図5においては、個々の矩形が読
み取り画素であるフォトダイオードを表している。カラ
ーラインセンサ2024は、例えば600dpiの等倍
読取用であり、1画素の開口部の大きさは42×42μ
mである。
【0038】カラーラインセンサ2024の各フォトダ
イオード上には、RGBの3原色のカラーフィルタ(図
示せず)が形成されている。そして、可視光の中で赤色
の波長成分を透過するRフィルタが形成されたフォトダ
イオードを1ラインに配置して受光素子列(フォトセン
サ)2024−1が構成されている。同様に、夫々緑色
光、青色光の波長成分を透過するGフィルタ、Bフィル
タが形成されたフォトダイオードを1ラインずつ配置し
て受光素子列2024−2及び2024−3が構成され
ている。このようにして、RGBの3ラインの読取ライ
ンが形成され、蓄積時間内にフォトダイオードに入射し
た光量に対応する電荷が発生する。
【0039】カラーラインセンサ2024には、各フォ
トセンサ2024−1、2024−2及び2024−3
において蓄積された電荷を転送するための電荷転送部と
してCCDアナログシフトレジスタ2024−4、並び
にこのCCDアナログシフトレジスタ2024−4から
出力された電荷信号を電圧に変換し、電圧出力信号とし
て出力するための出力アンプ部2024−5が設けられ
ている。
【0040】上記3ラインの異なる光学特性を持つ受光
素子列2024−1、2024−2及び2024−3
は、R、G、Bの各センサが原稿の同一ラインを読み取
るべく、互いに平行に配置されている。また、CCDア
ナログシフトレジスタ2024−4は、3ラインの受光
素子列の外側に、Bの受光素子列2024−3に隣接す
るようにして平行に配置されている。各受光素子列20
24−1、2024−2及び2024−3並びにCCD
シフトレジスタ2024−4は、例えば同一のシリコン
チップ上においてモノリシック構造をとる。
【0041】また、主走査方向においては、各フォトダ
イオードは、各ラインにおける主走査方向の画素ピッチ
が1画素の開口部の主走査方向の大きさと等しくなるよ
うに、本実施形態においては42μmになるようにし
て、配置されている。一方、副走査方向においては、各
フォトダイオードは、各ラインの間隔が1画素の開口部
の副走査方向の大きさと等しくなるように、本実施形態
においては42μmになるようにして、配置されてい
る。
【0042】図6は、カラーラインセンサ2024を巨
視的に見たときの構成を示す模式図である。基板202
4−6上に、16個のセンサチップ2024−7がライ
ン上に実装されている。そして、各センサチップ202
4−7から信号が出力されるため、夫々のチップに対応
して同時に16chの信号が読み出される。
【0043】次に、画像信号処理部207について説明
する。画像信号処理部207は、例えばCPUからなる
制御手段131の制御によりレジスタ及びメモリ等を用
いて各種の処理を行う。図7は、イメージスキャナ部2
00の画像信号処理部207の構成を示すブロック図で
ある。
【0044】画像信号処理部207には、1画素単位の
クロックを発生するクロック発生部121、クロック発
生部121からのクロックを計数し、1ラインの画素ア
ドレス出力を生成する主走査アドレスカウンタ122、
及び主走査アドレスカウンタ122から出力された主走
査アドレスをデコードして、種々の信号を生成するデコ
ーダ123が設けられている。なお、主走査アドレスカ
ウンタ122は、デコーダ123から出力されたHSY
NC信号によりクリアされ、次ラインの主走査アドレス
の計数を開始するように構成されている。
【0045】画像信号処理部207には、更に、CIS
モジュール202から出力される16chの画像信号O
S1〜OS16が入力され、画像信号OS1〜OS16
をアナログマルチプレクスし、ゲイン調整及びオフセッ
ト調整を行った後、8bitのデジタル画像信号に変換
して出力するアナログ信号処理部(アナログ信号処理回
路)101、アナログ信号処理部101から出力された
8bitのデジタル画像信号をRGBの各色成分の信号
に分離する並び替え部102、並びに各色信号に対して
標準白色板211の読み取り信号を用いたシェーディン
グ補正を行うシェーディング補正部103が設けられて
いる。
【0046】画像信号処理部207には、更に、RGB
の副走査方向の空間的ずれを補正するライン間補正部1
04、CISモジュール202で読み取ったRGBの信
号読み取り色空間をNTSCの標準色空間に変換する入
カマスキング部106、入力マスキング部106から出
力された輝度信号を濃度信号に変換する光量/濃度変換
部(LOG変換部)107、及び読み込んだ画像につい
て参照している領域が文字/線画領域であるか、網点画
像領域であるかを判別し、この判別結果に基づく信号
(マスキングUCR係数制御信号ucr、空間フィルタ
係数制御信号filter及びプリンタ解像度制御信号
sen)を出力する黒文字判定部113が設けられてい
る。また、VE及びHSYNCに基づいて画像信号を遅
延させるライン遅延メモリ108、マスキングUCR係
数制御信号ucrに基づいて3原色の濃度信号から黒信
号(Bk)を抽出し、プリンタ212での記録色材の色
濁りを補正する演算を行うマスキングUCR回路10
9、マスキングUCR回路109から出力されたビット
幅が8bitの画像信号及び黒文字判定信号(マスキン
グUCR係数制御信号ucr)の主走査方向の拡大縮小
処理を行う主走査変倍回路110、並びに空間フィルタ
係数制御信号filterに基づいてエッジ強調処理又
はスムージング処理の切り替えを行う空間フィルタ処理
部(出力フィルタ)111が、画像信号処理部207に
設けられている。空間フィルタ処理部(出力フィルタ)
111はプリンタ212に出力され、プリンタ212は
プリンタ解像度制御信号senに基づいて印刷を行う。
【0047】黒文字判定部113は、例えば特開平7−
203198号公報に記載されたような公知の構成を有
している。即ち、入力マスキング部106から出力され
た信号が入力される文字の太さ判定部114、エッジ検
出部115及び彩度判定部116、並びにこれらの出力
信号に基づいてマスキングUCR係数制御信号ucr、
空間フィルタ係数制御信号filter及びプリンタ解
像度制御信号senを生成するルックアップテーブル
(LUT)117が設けられている。
【0048】次に、上述のように構成された本実施形態
に係る画像形成装置の動作について、説明する。
【0049】カラーラインセンサ2024は、原稿から
の光情報を、R、G及びBの各色成分に分解してフルカ
ラー(224色)で読み取り、RGBの色信号を配線20
8を介してアナログ信号で信号処理部207に出力す
る。
【0050】カラーラインセンサ2024の各色成分の
読取センサ列は、例えば各々が7500画素から構成さ
れており、原稿台ガラス205上に載置される原稿の中
で最大サイズであるA3サイズの原稿の短手方向297
mmを600dpiの解像度で読み取ることができる。
CISモジュール202は、ステッピングモータ213
の駆動力により、読取センサ列の電気的な走査方向(主
走査方向)に対して垂直な方向(副走査方向)に速度V
で機械的に移動し、原稿204の全面を走査する。
【0051】画像信号処理部207は、読み取られた信
号を電気的に処理し、マゼンタ(M)、シアン(C)、
イエロー(Y)、ブラック(Bk)の各成分に分解して
プリンタ部300に送る。この画像信号の処理方法は、
公知のものであるが、詳細は後述する。なお、イメージ
スキャナ部200における1回の原稿走査(スキャン)
につき、成分M、C、Y及びBkのうちから、1つの成
分がプリンタ部300に送られ、計4回の原稿走査によ
り1枚分の画像データが作成され、この画像データに基
づく画像が印刷されてプリンタ部300からプリントア
ウトされる。
【0052】具体的には、プリンタ部300では、イメ
ージスキャナ部200からのM、C、Y及びBkの各成
分の画像信号がレーザドライバ312に送られる。レー
ザドライバ312は、画像信号に応じて半導体レーザ3
13を変調駆動する。そして、半導体レーザ313から
照射されたレーザ光が、ポリゴンミラー314、f−θ
レンズ315及びミラー316を介して、感光ドラム3
17上を走査することにより、静電潜像を作成する。
【0053】そして、マゼンタ現像器319、シアン現
像器320、イエロー現像器321及びブラック現像器
322が、交互に感光ドラム317に接して、感光ドラ
ム317上に形成されたM、C、Y及びBkの静電潜像
を対応するトナーで現像する。その後、用紙カセット3
24又は用紙カセット325のいずれかから給紙された
用紙が転写ドラム323に巻き付けられ、感光ドラム3
17上に現像されたトナー像を用紙に転写する。このよ
うにして、M、C、Y及びBkの4色についてのトナー
像が、順次、転写された後、用紙が定着ユニット326
を通過して排紙される。
【0054】次に、絶縁部材210及び211を設けた
ことの作用及び効果について、絶縁部材210及び21
1が設けられていないときの配線208の挙動及びこの
結果としての画像のむら及び筋の様子と、絶縁部材21
0及び211が設けられているときのものとを比較して
説明する。
【0055】先ず、絶縁部材210及び211が設けら
れていないときの状況について説明する。図8(a)乃
至(d)は、絶縁部材210及び211が設けられてい
ないときの、CISモジュール202の移動と配線20
8の挙動との関係を示す模式図である。
【0056】先ず、走査が開始されていない状態では、
図8(a)に示すように、配線208は、コネクタ22
2を介してCISモジュール202に接続され、CIS
モジュール202の直下よりも画像信号処理部207か
ら離間する側に膨らむようにして湾曲されながら垂れ、
画像信号処理部207の金属筐体の隅部に一部が接し、
その接点とケーブル押さえ部材209との間において上
方に膨らむようにして湾曲され、コネクタ223を介し
て画像信号処理回路(図示せず)が形成された画像信号
処理基板224に接続されている。また、配線208
は、ケーブル押さえ部材209により画像信号処理部2
07の金属筐体表面に押さえつけられている。
【0057】そして、画像の副走査がはじまると、CI
Sモジュール202は画像信号処理部207に近づく方
向にして移動する。この移動に伴って、徐々に、画像信
号処理部207の上に存在する配線208の湾曲部(ル
ープ)が小さくなり、ある時点で、図8(b)に示すよ
うに、上述の湾曲部が消滅して配線208の一部が完全
に画像信号処理部207の金属筐体207aに密着す
る。
【0058】その後、CISモジュール202が更に移
動すると、図8(c)に示すように、配線208は、C
ISモジュール202よりも走査開始地点側において、
原稿台ガラス板205に接し、この接点とコネクタ22
2との間で、重力により下側に膨らむようにして湾曲さ
れ始める。
【0059】更にCISモジュール202が移動する
と、画像信号処理部207の金属筐体207aと接する
配線208の領域が徐々に少なくなり、配線208はケ
ーブル押さえ部材209に押さえられた部分においての
み画像信号処理部207と接触するようになる。また、
配線208の原稿台ガラス板205との接点とコネクタ
222との間の湾曲部(ループ)は、次第に大きくな
り、ある時点で、図8(d)に示すように、画像信号処
理部207の金属筐体の上に落下して、跳ね上がる。
【0060】図9は、上述の動作により得られた画像の
むら及び筋を示す図である。図中の(a)乃至(d)
が、夫々図8(a)乃至図8(d)に示す状態に対応し
ている。この図は、A3サイズの濃度D0.3のハーフ
トーンチャートを全面読み取ったときに得られたもので
ある。
【0061】(a)の範囲では、やや濃く読み取られ
た。(b)の範囲では、配線208が金属筐体に密着す
る瞬間に筋が発生した。また、(c)の範囲では、
(a)の範囲より明るく(薄く)なった。そして、
(d)の範囲では、配線208が落下して金属筐体上で
跳ね上がるときに、複数の筋が発生した。
【0062】即ち、アナログ信号を伝送するFFC等の
配線208と接地された金属筐体との間で、配線208
が走査に従って移動し変形するときに、両者間の静電容
量が変化した。このため、アナログ信号の波形が変化
し、むら及び筋等の画像品質を劣化させる問題が発生し
た。
【0063】そして、この画像品質劣化の程度は決して
無視しうるものではなく、図9に示すように、濃度D
0.3のハーフトーンチャートを読み取ったとき、容易
に視覚にて認めうる程度の顕著なものであり、商品価値
を著しく低下させるものであった。
【0064】なお、前述のように、画像信号処理部の筐
体を樹脂製としたものでは、このような問題は発生して
おらず、このような不具合は、金属筐体を使用する場合
に固有のものである。
【0065】次に、絶縁部材210及び211が設けら
れているときの状況について説明する。図10は、絶縁
部材210及び211が設けられているときの、走査開
始前の状況を示す模式図である。なお、図10に示す例
では、絶縁部材210をケーブル押さえ部材209より
も走査開始側に設け、絶縁部材211を走査終了側に設
けた。絶縁部材210及び211としては、例えば厚さ
が0.1mmのポリエチレンテレフタレートシート(マ
イラ(登録商標)シート)を使用した。
【0066】CISモジュール202の移動と配線20
8の挙動との関係は、図8(a)乃至(d)に示すもの
と同様であった。図11は、絶縁部材210及び211
が設けられている場合に、得られた画像のむら及び筋を
示す図である。図中の(a)乃至(d)が、夫々図8
(a)乃至図8(d)に示す状態に対応している。この
図も、A3サイズの濃度D0.3のハーフトーンチャー
トを全面読み取ったときに得られたものである。
【0067】図11に示すように、図9に存在するむら
及び筋は全く発生しておらず、極めて良好な画質が得ら
れた。
【0068】次に、画像信号処理部207における画像
信号の処理方法について説明する。図12は、CISモ
ジュール202における画像信号の読み出し動作を示す
タイミングチャートである。
【0069】1ライン期間(例えば350μs)の間
に、受光素子列(フォトセンサ)2024−1、202
4−2及び2024−3の各々において蓄積された1ラ
イン分のRGB各色の電荷は、次ラインの先頭のタイミ
ングで、シフトパルスφSHに応じて電荷転送部である
CCDアナログシフトレジスタ2024−4に一括して
転送される。
【0070】次いで、電荷転送部2024−4に出力さ
れた電荷は、電荷転送クロックφMに応じて信号φRS
が立ち上がり、順次出力アンプ部2024−5に転送さ
れる。そして、出力アンプ部2024−5において電圧
に変換され、電圧出力信号として出力される。このと
き、出力アンプ部2では、16chのチャンネル毎に、
例えば6パルス分のダミー信号d1、d2、・・・、d
6が読み出され、次に、有効信号が、緑、青、赤の繰り
返しで、例えばG1、B1、R1、G2、B2、R2、
・・・、G468、B468、R468のように、各色
468画素分読み出される。本実施形態では、3ライン
の受光素子列に対し共通に設けられた1ラインのCCD
アナログシフトレジスタで3色分の電荷を転送する構成
にしているため、このような読み出しタイミングとなっ
ている。
【0071】その後、16chの画像信号は配線208
を介して画像信号処理部207に伝送される。
【0072】画像信号処理部207においては、図7に
示すように、クロック発生部121が1画素単位のクロ
ックCLKを発生し、主走査アドレスカウンタ122が
クロック発生部121からのクロックを計数し、1ライ
ンの画素アドレス出力を生成する。そして、デコーダ1
23が主走査アドレスカウンタ122からの主走査アド
レスをデコードして、シフトパルス及びリセットパルス
等のライン単位センサ駆動信号、並びにカラーイメージ
センサからの1ライン読み取り信号中の有効領域を表わ
す有効領域信号VE及びライン同期信号HSYNCを生
成する。なお、主走査アドレスカウンタ122は、ライ
ン同期信号HSYNCでクリアされ、次ラインの主走査
アドレスの計数を開始する。
【0073】CISモジュール202から出力される1
6chの画像信号OS1〜OS16は、アナログ信号処
理部101に入力される。アナログ信号処理部101
は、画像信号OS1〜OS6をch1に、画像信号OS
7〜OS12をch2に、画像信号OS13〜OS16
をch3に割り当てるようにして、アナログマルチプレ
クスし、ゲイン調整及びオフセット調整を行った後、内
蔵されているA/Dコンバータによって8bitのデジ
タル画像信号に変換して出力する。本実施形態において
は、上述のように、CISモジュール202の各センサ
チップ2024−7からの出力を1chにしているた
め、従来に比べて、複数のセンサチップを配列しても読
み出し出力のチャンネルを低減することができる。従っ
て、出力された画像信号を処理するための配線及びアナ
ログプロセッサ部の回路規模を簡略化することが可能で
ある。
【0074】アナログ信号処理部101から出力された
8bitのデジタル画像信号ch1乃至ch3は、並び
替え部102においてRGB各色成分の信号R1、G1
及びB1に分離された後、シェーディング補正部103
において各色信号に対して標準白色板206の読み取り
信号を用いた公知のシェーディング補正が施される。標
準自色板206は、可視光でほぼ均一の反射特性を有す
る白色の板材である。この標準白色板206を読み取っ
たデータに基づいて、夫々RGB用の受講素子列(フォ
トセンサ)2024−1乃至2024−3から出力され
る原稿読み取りデータに対しシェーディング補正が行わ
れる。
【0075】シェーディング補正された色信号R2、G
2及びB2は、ライン間補正部104において、RGB
の副走査方向の空間的ずれを補正される。本実施形態に
おけるCISモジュール202においては、図5に示す
ように、カラーイメージセンサ2024の受光素子列
(フォトセンサ)2024−1、2024−2及び20
24−3が、相互に所定の距離(1画素開口部の副走査
方向の大きさと等しい42μm)を隔てて、3ライン平
行に配置されている。このようにRGBのラインが、夫
々副走査方向に1画素相当分ずれているため、同時刻に
副走査方向における別の位置を読むことになり、画像デ
ータとして同じ位置になるように補正する必要がある。
このため、公知の所謂3ライン補正の技術で補正を行っ
ているのである。
【0076】この3ライン補正は、既存のカラー3ライ
ンのCCDを使用するとき、必須の技術として使用され
ている。通常は、先に読み取っているラインの画像信号
(本実施形態では、B信号)をメモリに蓄積し、遅れて
読み取っている他の2ラインの画像信号(本実施形態で
は、R信号及びG信号)と合わせる手法がとられる。こ
のようにB信号に対してR及びGの各色信号を副走査方
向にライン遅延させてB信号に合わせることで空間的ず
れが補正される。
【0077】本実施形態で使用したCISモジュール2
02は、RGB3ライン夫々の読取ラインの間隔が、1
画素の副走査方向の大きさの整数倍である1画素ピッチ
であるため、補正処理を簡略化することが可能である。
なお、1画素の副走査方向の大きさの整数倍であれば、
2倍又は3倍(2画素分又は3画素分)の間隔をあけて
各ラインを配置してもよい。
【0078】ライン間補正部104の出力信号R3、G
3及びB3は、入カマスキング部106に入力される。
入カマスキング部106では、CISモジュール202
で読み取ったRGBの信号読み取り色空間を、NTSC
の標準色空間に変換するために、次式1のようなマトリ
ックス演算を行う。なお、a11、a12、a13、a
21、a22、a23、a31、a32及びa33の各
値は、NTSC色空間で色再現性が最も良くなるように
決定される。
【0079】
【数1】
【0080】入力マスキング部106から出力される輝
度信号R4、G4及びB4は、ルックアップテーブルR
OMにより構成された光量/濃度変換部(LOG変換
部)107により、C0、M0及びY0の濃度信号に変
換されると共に、黒文字判定部113に入力される。
【0081】黒文字判定部113は、読み込んだ画像に
ついて参照している領域が文字若しくは線画領域である
か、又は網点画像領域であるかを判別する。そして、黒
文字判定部113は、文字又は線画領域であると判定し
た場合には、黒色の量を増加させる指示をマスキングU
CR回路109にマスキングUCR係数制御信号ucr
(3bit)として出力し、輪郭を強調させる指示を出
力フィルタ111に空間フィルタ係数制御信号filt
er(2bit)として出力し、出力する印字線数を細
かなものに切り替えさせる指示をプリンタ212にプリ
ンタ解像度制御信号sen(1bit)として出力す
る。この結果、黒が際立った文字又は線画がくっきりと
美しく印字される。一方、黒文字判定部113は、網点
領域と判定した場合には、網点をぼかさせる指示を出力
フィルタ111に空間フィルタ係数制御信号filte
rとして出力し、出力印字線数を階調再現性の優れたも
のに切り替えさせる指示をプリンタ212にプリンタ解
像度制御信号senとして出力する。なお、このような
黒文字判定部113の動作は公知のものであり、例えば
特開平7−203198号公報に詳細に記載されてい
る。
【0082】ライン遅延メモリ108は、黒文字判定部
113において生成されるマスキングUCR係数制御信
号ucr、空間フィルタ係数制御信号filter及び
プリンタ解像度制御信号sen等の黒文字判定信号まで
のライン遅延分だけ、画像信号C0、M0及びY0を遅
延させる。この結果、同一画素に対する画像信号C1、
M1及びY1と黒文字判定信号(マスキングUCR係数
制御信号ucr)とが、マスキングUCR回路109に
同時に入力される。
【0083】マスキングUCR回路109は、入力され
た3原色信号Y1、M1及びC1のから黒信号(Bk)
を抽出し、更に、マスキングUCR係数制御信号ucr
に基づいて、プリンタ212での記録色材の色濁りを補
正する演算を施す。そして、画像信号Y2、M2、C2
及びBk2を読み取り動作の度に、順次、所定のビット
幅(8bit)で出力する。
【0084】主走査変倍回路110は、公知の補間演算
により画像信号Y2、M2、C2及びBk2並びに黒文
字判定信号(マスキングUCR係数制御信号ucr)の
主走査方向の拡大縮小処理を行い、画像信号Y3、M
3、C3及びBk3を出力する。
【0085】空間フィルタ処理部(出力フィルタ)11
1は、LUTl17から出力された2bitの空間フィ
ルタ係数制御信号filterに基づいて、画像信号Y
3、M3、C3及びBk3に対するエッジ強調処理又は
スムージング処理の切り替えを行い、処理後の画像信号
Y4、M4、C4及びBk4をプリンタ212に出力す
る。
【0086】なお、上述の実施形態では、画像信号処理
部207の筐体207a及びプリンタ部200の筐体2
00aが金属製であるとしているが、本発明の趣旨は、
これにとどまるものではなく、FFC等の配線を種々の
金属筐体との相対的位置関係の変化による静電容量変化
を思想的に示していることはいうまでもない。従って、
例えば、金属筐体200aの内面に配線208が接触し
得るような場合には、その領域に絶縁部材を形成しても
よい。
【0087】また、絶縁部材の厚さは、前述のように、
特に限定されるものではないが、例えば0.1mm程度
よりも厚いことが望ましく、より厚いものであるほど、
高い効果が得られる。また、絶縁部材の形態は、金属筐
体に貼付されるようなシート状のものに限定されるもの
でなく、絶縁モールド部材にて金属筐体と一体に成型さ
れたものであってもよい。
【0088】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
簡便で安価な構成により、静電容量の変化によるアナロ
グ信号の波形の変化を防止することができる。従って、
このような変化に応じて画像に生じるむら及び筋を防止
することができ、画質を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置の構造を
示す模式的断面図である。
【図2】本発明の実施形態に係る画像形成装置における
イメージスキャナ部200を示す模式的平面図である。
【図3】CISモジュール202の構造を示す断面図で
ある。
【図4】CISモジュール202の構造を示す分解斜視
図である。
【図5】CISモジュール202に内蔵されたカラーラ
インセンサ2024の微視的部分を拡大して示す模式図
である。
【図6】カラーラインセンサ2024を巨視的に見たと
きの構成を示す模式図である。
【図7】イメージスキャナ部200の画像信号処理部2
07の構成を示すブロック図である。
【図8】絶縁部材210及び211が設けられていない
ときの、CISモジュール202の移動と配線208の
挙動との関係を示す模式図である。
【図9】絶縁部材210及び211が設けられていない
場合に、得られた画像のむら及び筋を示す図である。
【図10】絶縁部材210及び211が設けられている
ときの、走査開始前の状況を示す模式図である。
【図11】絶縁部材210及び211が設けられている
場合に、得られた画像のむら及び筋を示す図である。
【図12】CISモジュール202における画像信号の
読み出し動作を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
200;イメージスキャナ部 200a;金属筐体(第2の金属筐体) 201;キャリッジ 202;コンタクトイメージセンサ(CIS)モジュー
ル 203;原稿圧板 204;原稿 205;原稿台ガラス 206;標準白色板 207;画像信号処理部 207;金属筐体(第1の金属筐体) 208;配線 209;ケーブル押さえ部材 210、211;絶縁部材 212、219;タイミングベルト 213;ステッピングモータ 214、215、216、217;プーリ 218;リニアガイド 220、221;スライド部材 222、223;コネクタ 300;プリンタ部

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿から画像を読み取るコンタクトイメ
    ージセンサと、 前記コンタクトイメージセンサが出力した画像信号をア
    ナログ信号として伝送する配線と、 前記配線から前記画像信号が入力され、前記画像信号を
    処理する画像信号処理回路と、 前記画像信号処理回路を収納する金属筐体と、 前記金属筐体の外面で前記配線が接触する領域に形成さ
    れた絶縁部材と、 を有することを特徴とする画像読取装置。
  2. 【請求項2】 前記絶縁部材は、前記金属筐体に貼付さ
    れた絶縁シートからなることを特徴とする請求項1に記
    載の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 前記絶縁部材は、前記金属筐体と一体に
    成型されたモールド部材からなることを特徴とする請求
    項1に記載の画像読取装置。
  4. 【請求項4】 前記画像信号処理回路は画像信号処理基
    板に形成され、前記画像信号処理基板は前記金属筐体に
    収納されていることを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1項に記載の画像読取装置。
  5. 【請求項5】 原稿から画像を読み取るコンタクトイメ
    ージセンサと、 前記コンタクトイメージセンサが出力した画像信号をア
    ナログ信号として伝送する配線と、 前記配線から前記画像信号が入力され、前記画像信号を
    処理する画像信号処理回路と、 前記コンタクトイメージセンサ、前記画像信号処理回路
    及び前記配線を収納する第1の金属筐体と、 前記第1の金属筐体の内面で前記配線が接触する領域に
    形成された第1の絶縁部材と、 を有することを特徴とする画像読取装置。
  6. 【請求項6】 前記画像信号処理回路を収納する第2の
    金属筐体と、 前記第2の金属筐体の外面で前記配線が接触する領域に
    形成された第2の絶縁部材と、を有することを特徴とす
    る請求項5に記載の画像読取装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の絶縁部材は、前記第2の金属
    筐体に貼付された絶縁シートからなることを特徴とする
    請求項6に記載の画像読取装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の絶縁部材は、前記第2の金属
    筐体と一体に成型されたモールド部材からなることを特
    徴とする請求項6に記載の画像読取装置。
  9. 【請求項9】 前記画像信号処理回路は画像信号処理基
    板に形成され、前記画像信号処理基板は前記第2の金属
    筐体に収納されていることを特徴とする請求項6乃至8
    のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の絶縁部材は、前記第1の金
    属筐体に貼付された絶縁シートからなることを特徴とす
    る請求項5乃至9のいずれか1項に記載の画像読取装
    置。
  11. 【請求項11】 前記第1の絶縁部材は、前記第1の金
    属筐体と一体に成型されたモールド部材からなることを
    特徴とする請求項5乃至9のいずれか1項に記載の画像
    読取装置。
  12. 【請求項12】 前記配線は、導電部材と、前記導電部
    材を封止する封止部材と、を有することを特徴とする請
    求項1乃至11のいずれか1項に記載の画像読取装置。
  13. 【請求項13】 請求項1乃至12のいずれか1項に記
    載の画像読取装置と、 前記画像信号処理回路から出力された信号に基づいて印
    刷を行う印刷装置と、を有することを特徴とする画像形
    成装置。
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