JP2003314131A - ヒンジ - Google Patents

ヒンジ

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JP2003314131A
JP2003314131A JP2002127669A JP2002127669A JP2003314131A JP 2003314131 A JP2003314131 A JP 2003314131A JP 2002127669 A JP2002127669 A JP 2002127669A JP 2002127669 A JP2002127669 A JP 2002127669A JP 2003314131 A JP2003314131 A JP 2003314131A
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Sugatsune Kogyo Co Ltd
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    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05DHINGES OR SUSPENSION DEVICES FOR DOORS, WINDOWS OR WINGS
    • E05D7/00Hinges or pivots of special construction
    • E05D7/12Hinges or pivots of special construction to allow easy detachment of the hinge from the wing or the frame
    • E05D7/123Hinges or pivots of special construction to allow easy detachment of the hinge from the wing or the frame specially adapted for cabinets or furniture
    • E05D7/125Hinges or pivots of special construction to allow easy detachment of the hinge from the wing or the frame specially adapted for cabinets or furniture the hinge having two or more pins
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2900/00Application of doors, windows, wings or fittings thereof
    • E05Y2900/20Application of doors, windows, wings or fittings thereof for furniture, e.g. cabinets

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アームを基部から容易に取り外すことができ
るヒンジを提供する。 【解決手段】 アーム5の先端部を基部2の先端部に連
結機構7を介して回動可能に、かつ着脱可能に連結す
る。基部2の基端部には、アーム5と対向する上部が開
放された係合凹部46を形成する。アーム5の基端部に
は、アーム5を取付位置まで回動させたときに係合凹部
46に嵌り込む係合軸8を設ける。基部2の基端部に
は、コイルばね9の付勢力により係合軸8を係合凹部4
6の底部に押し付けるロックレバー6を支持軸103を
介して回動可能に設ける。ロックレバー6の先端部に
は、ロックレバー6をコイルばね9の付勢力に抗して時
計方向へ回動させたときに係合軸8を押し上げて係合凹
部46から脱出させる押圧部67を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、アームの他端部
を基部の他端部にロックレバーによって連結するように
したヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のヒンジとしては、例えば
実公平6−29414号公報に記載のものがある。この
ヒンジは、基部とアームとを有している。基部の長手方
向の一端部には、アームの一端部が連結機構を介して回
動可能に、かつ基部の長手方向へ着脱可能に連結されて
いる。一方、基部の他端部には、アーム側に向かって開
放された係合凹部が形成されており、アームの他端部に
は、アームが基部に接近する方向へ所定の取付位置まで
回動したときに係合凹部に嵌り込む係合部が形成されて
いる。
【0003】基部の他端部には、コイルばねによって一
方向へ回動付勢されたロックレバーが回動可能に設けら
れている。このロックレバーの一端部には、係止部が設
けられている。この係止部は、ロックレバーが所定の係
止位置まで一方向へ回動したときに、取付位置に位置し
ているアームの他端部に係合して、アームの取付位置か
ら他方向への回動を阻止する一方、ロックレバーが係止
位置から他方向へ回動すると、アームの他端部から離間
してアームの他方向への回動を許容する。
【0004】上記構成のヒンジにおいて、アームを基部
から取り外す場合には、まずロックアームを係止位置か
ら他方向へ回動させる。次に、アームの他端部が基部の
他端部から離間するようにアームを離間回動させ、係合
部を係合凹部から脱出させる。その後、アームを基部の
長手方向へ移動させて基部とアームとの連結機構による
連結状態を解除する。これにより、アームを基部から取
り外すことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のヒンジにお
いては、アームを基部から取り外すときに、アームの他
端部を基部から離間する方向へ移動させるとともに、ア
ームを基部の長手方向へ移動させなければならず、2段
階の移動操作が必要である。このため、アームの取り外
しに手間がかかるという問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の問題
を解決するためになされたもので、基部と、アームと、
上記基部の一端部と上記アームの一端部との間に設けら
れ、上記アームの他端部が上記基部の他端部に対して接
近離間するように上記基部の一端部に上記アームの一端
部を回動可能に、かつ上記基部の長手方向へ着脱可能に
連結する連結機構と、上記基部の他端部に回動可能に設
けられたロックレバーと、このロックレバーを一方向へ
回動付勢する回動付勢手段とを備え、上記アームの回動
方向において互いに対向する上記基部及び上記アームの
両他端部の一方には、他方に向かって開放された係合凹
部が形成され、他方には上記アームが所定の取付位置ま
で接近回動したときに上記係合凹部にその開放部から入
り込む係合部が設けられ、上記ロックレバーの一端部に
は、当該ロックレバーが上記回動付勢手段の付勢力によ
って所定の係止位置まで上記一方向へ回動したときに上
記取付位置に位置する上記アームの他端部に係合して上
記アームが上記取付位置から離間する方向へ回動するの
を阻止し、かつ上記ロックレバーが上記係止位置から他
方向へ回動したときには、上記アームの他端部から離間
することにより、上記アームの他端部が離間回動して、
上記係合部が上記係合凹部から脱出するのを許容する係
止部が設けられたヒンジにおいて、上記ロックレバーの
一端部には、上記ロックレバーが上記回動付勢手段の付
勢力に抗して上記係止位置から上記他方向へ回動したと
きに、上記取付位置に位置する上記アームの他端部に当
接して上記アームの他端部を上記基部の他端部から離間
する方向へ回動させ、上記係合部を上記係合凹部から脱
出させる押圧部が設けられていることを特徴としてい
る。
【0007】この場合、上記連結機構が、上記基部と上
記アームとのいずれか一方の一端部に長手方向を当該一
方の長手方向に向けて形成され、長手方向の一端部が開
放された支持凹部と、他方の一端部に設けられ、上記支
持凹部にその開放部から底部まで挿入され、上記支持凹
部の底部において回動可能に支持されることにより、上
記アームの一端部を上記基板の一端部に回動可能に連結
する連結軸部とを有していることが望ましい。上記係合
凹部及び上記係合部の上記基部の長手方向における幅が
互いにほぼ同一に設定され、上記係合部が上記係合凹部
に入り込むことにより、上記アームが上記基部にその長
手方向へ移動不能に連結されていることが望ましい。上
記係合凹部の開放側端部には、上記アームが上記取付位
置まで接近回動したときに上記係合部が上記係合凹部ま
で入り込むのを許容する導入部が連設され、この導入部
内を上記係合部が上記基部の長手方向を移動することが
できるよう、上記基部の長手方向における上記導入部の
幅が上記係合部の同方向における幅より広く設定され、
上記ロックレバーが上記回動付勢手段の付勢力に抗して
上記係合位置から他方向へ回動したときに、上記係合部
が上記係合凹部から上記導入部に脱出するまで上記押圧
部が上記アームを上記取付位置から離間する方向へ回動
させることが望ましい。上記ロックレバーが上記回動付
勢手段により上記係止位置からさらに上記一方向へ回動
付勢されており、上記係止部が上記回動付勢手段の付勢
力によって上記アームの他端部を上記基部の他端部に接
近する方向へ押して、上記係合部を上記係合凹部の底部
に押し付けていることが望ましい。
【0008】また、上記基部と上記アームとのいずれか
一方と上記ロックレバーとの間には、上記ロックレバー
が上記係止位置から上記回動付勢手段の付勢力に抗して
他方向へ回動するのを阻止するロック維持手段が設けら
れていることが望ましい。上記ロック維持手段が、上記
アームに一端部がロック位置と解除位置との間を回動可
能に設けられた回動部材であって、上記ロック位置に回
動したときには上記回動部材の他端部が上記係止位置に
位置している上記ロックレバーに係合して上記ロックレ
バーの係止位置から他方向への回動を阻止し、上記解除
位置に回動したときには上記回動部材の他端部が上記係
止位置に位置している上記ロックレバーから離間して上
記ロックレバーの係止位置から他方向への回動を許容す
るものであってもよく、あるいは上記ロック維持手段
が、上記基部にその長手方向へロック位置と解除位置と
の間を直線移動可能に設けられた可動部材であって、上
記ロック位置に移動しているときには上記係止位置に位
置している上記ロックレバーに係合して上記ロックレバ
ーの係止位置から他方向への回動を阻止し、上記解除位
置に移動しているときには上記係止位置に位置している
上記ロックレバーから離間して上記ロックレバーの上記
係止位置から他方向への回動を許容するものであっても
よい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図1〜図16を参照して説明する。図1〜図12は
この発明の第1の実施の形態を示す図である。図1〜図
7に示すように、この実施の形態のヒンジ1は、周知の
ものと同様に、基部2とアーム5とを備えている。基部
2は、タンス等の躯体(図示せず)の側壁内面に長手方
向を水平方向に向けて取り付けられる。アーム5は、基
部2に着脱可能に取り付けられるとともに、躯体の開口
部を開閉する扉に回動可能に連結される。
【0010】基部2は、固定部材3と調節部材4とから
構成されている。固定部材3は、一対の側板部31,3
1と、この一対の側板部31,31の上端部(以下、上
下は図1〜図7における上下を意味するものとする。)
間に掛け渡された天板部32と、側板部31,31の下
端部から互いに離間するように突出する一対の取付板部
33,33とによって構成されている。そして、固定部
材3は、その長手方向を躯体の奥行き方向に向けた状態
で取付板部33,33が躯体の側壁内面に固定されてい
る。躯体の開口部側に位置する側板部31,31の一端
部(図1〜図7において左端部。以下、先端部と称し、
他端部を基端部と称する。)には、各側壁部31の先端
面から基端側へ向かって延びる溝34が形成されてい
る。天板部32の基端部には、基部2の長手方向と直交
する方向に延びる多数の突条からなる波状面部35が形
成されている。この波状面部35には、これを貫通する
ねじ孔36が形成されている。
【0011】調節部材4は、一対の側板部41,41
と、この一対の側板部41,41の上端部間に掛け渡さ
れた天板部42とによって断面「コ」字状に形成されて
おり、その内部には下側の開放部から固定部材3の側板
部31,31及び天板部32が挿入されている。天板部
42の上記ねじ孔36と対向する箇所には、長孔43が
形成されている。この長孔43には、固定ボルト101
が挿通されており、固定ボルト101はねじ孔36に螺
合されている。したがって、ボルト101を締め付ける
ことにより、天板部42が天板部32に固定され、ひい
ては調節部材4が固定部材3に固定されている。しか
も、天板42の下面の波状面部35と対向する箇所に
は、波状面部35を構成する突条と同様の多数の突条か
らなる波状面部(図示せず)が形成されており、この波
状面部が波状面部35に当接させられることにより、調
節部材4が固定部材3に基部2の長手方向へ移動不能に
固定されている。ただし、基部2の長手方向における調
節部材4の位置は、ボルト101を緩めることにより、
長孔43の長さの範囲内において調節可能である。調節
部材4の側板41と直交する方向(躯体の上下方向)へ
の位置は、側板41,41の内面が側板31,31の外
面に当接することによって規制されている。
【0012】側板部41,41の先端部間には、補強軸
102が掛け渡されている。この補強軸102により、
側板部41,41の間隔が一定になっているように補強
されている。補強軸102は、溝34に基部2の長手方
向へ移動可能に挿入されている。したがって、補強軸1
02は、調節部材4をその長手方向(基部2の長手方
向)へ位置調節する際に邪魔になることがない。一方、
側板部41,41の後端部間には、軸線を側板部41と
直交する方向に向けた支持軸103が掛け渡されてい
る。そして、この支持軸103を介してロックレバー6
が側板部41,41の後端部に回動可能に支持されてい
る。このロックレバー6については後述する。
【0013】アーム5は、一対の側板部51,51と、
この一対の側板部51,51の上端部間に掛け渡された
天板部52とによって断面「コ」字状に形成されてお
り、その内部には基部2を構成する調節部材4の天板部
42及び側板部41が下側の開放部から挿入可能になっ
ている。アーム5の先端部と調節部材4の先端部とは、
連結機構7を介して回動可能に連結されている。すなわ
ち、調節部材4の側板部41,41の各先端部外面に
は、側板部41と直交する方向に突出する断面円形の突
出軸部(連結軸部)44が互いの軸線を一致させて形成
されている。二つの突出軸部44,44は、側板部4
1,41を貫通して設けられた一つの軸部材の両端部に
よって構成してもよい。一方、アーム5の側板部51の
先端側には、アーム5の長手方向に延びる支持孔(支持
凹部)53が形成されている。支持孔53の後端部は、
開放溝54を介して側板部51の下面に開放されてい
る。そして、図3に示すように、突出軸部44が開放溝
54を通って支持孔53に挿入されることにより、アー
ム5の先端部が調節部材4(基部2)の先端部に回動可
能に連結されており、アーム5が矢印方向へ回動する
と、その後端部が基部2の後端部に対して接近し、アー
ム5が矢印と逆方向へ回動すると、その後端部が基部2
から離間する。しかも、突出軸部44が支持孔53の先
端側の端部に突き当たることにより、アーム5の先端部
が調節部材4の先端部に対し、後方へ移動不能に、かつ
天板部42,52と直交する方向(躯体の左右方向)へ
移動不能に連結されている。
【0014】アーム5の側板部51,51の後端部間に
は、断面円形の係合軸(係合部)8が掛け渡されてい
る。係合軸8は、突出軸部44と平行に配置されてい
る。調節部材4の側板部41,41の上面のうち、アー
ム5の回動方向において係合軸8と対向する箇所には、
開放凹部(導入部)45が形成されている。この開放凹
部45の底部には、係合凹部46が形成されている。開
放凹部45及び係合凹部46は、突出軸部44を支持孔
53の先端部に突き当てた状態でアーム5を図3の矢印
方向(基板2に接近する方向)へ回動させると、係合軸
8が開放凹部45を通って係合凹部46にその底面に突
き当たるまで入り込むことができるように配置されてい
る。係合凹部46は、基部2の長手方向における幅が係
合軸8の外径とほぼ同一になっている。したがって、係
合軸8が係合凹部46に入り込んだ状態においては、ア
ーム5が基部2の長手方向へ移動不能になる。一方、開
放凹部45は、基部2の長手方向における幅が係合凹部
46から上方(天板42側)へ向かうにしたがって広が
るよう、基部2の先端側に位置する側面が係合凹部46
から上方へ離間するにしたがって基部2の前方へ向かう
ように傾斜している。したがって、基部2の長手方向に
おける開放凹部45の幅は、係合軸8の外径より広くな
っており、係合軸8は係合凹部46から抜け出て開放凹
部45に入り込む、基部2の前方へ移動することができ
るようになっている。係合軸8が基部2の前方へ移動す
ることができる分だけアーム5も基部2の前方へ移動可
能であり、アーム5が基部2の前方へ移動すると、突出
軸部44が支持孔53の後端側へ移動し、開放溝54を
通って支持孔53から脱出することができるようになっ
ている。開放凹部45は、基部2の基端側に位置する側
面を基部2の先端側に位置する側面と逆向きに傾斜させ
ることにより、テーパ状に形成してもよい。
【0015】上記ロックレバー6は、図11に示すよう
に、一対の側板部61,61と、この側板部61,61
の上端部間に掛け渡された天板部62とを有しており、
断面「コ」字状に形成されている。側板部61,61の
先端側の下部が調節部材4の側板部41,41間に挿入
されている。そして、前述したように、側板部61,6
1が突出軸部44の軸線と平行に配置された支持軸10
3を介して側板部41,41に回動可能に支持されてい
る。支持軸103には、コイルばね(回動付勢手段)9
が巻回装着されている。このコイルばね9により、ロッ
クレバー6が図1〜図5の反時計方向(一方向)へ回動
付勢されている。ロックレバー6の各側板部61の外面
には、それと直交する方向(支持軸103と平行な方
向)に突出する係止突起63が形成されている。図2
(A)に示すように、各係止突起63(一方の係止突起
63のみ図示)が調節部材4の側板41の基端面に突き
当たることにより、ロックレバー6がそれ以上反時計方
向へ回動不能になっている。以下、このときのロックレ
バー6の回動位置を待機位置と称する。
【0016】ロックレバー6の各側板部61の先端側上
部には、カム面64が形成されている。このカム面64
は、ロックレバー6が待機位置に位置した状態において
アーム5をその後端部が基部2に接近するように回動さ
せると、係合軸8が突き当たるように配置されている。
しかも、カム面64は、それに係合軸8が突き当たった
状態においてアーム5をさらに接近回動させると、ロッ
クレバー6をコイルばね9の付勢力に抗して時計方向
(他方向)へ回動させるように構成されている。したが
って、アーム5を支持孔53の先端部に嵌合した突出軸
部44を中心として図3の矢印方向へ回動させると、ロ
ックレバー6が係合軸8によって自動的に時計方向へ回
動させられる。そして、係合軸8が係合凹部46の底面
に突き当たる直前まで達すると、係合軸8がカム面64
を乗り越える。すると、ロックレバー6がコイルばね9
の付勢力によって反時計方向へ回動させられるようにな
っている。
【0017】ロックレバー6の各側板部61のカム面6
4から下側に続く部分には、水平方向後方へ延びる凹部
65が形成されている。この凹部65を区画する面のう
ち上側の面が係止部66になっており、下側の面が押圧
部67になっている。係止部66は、アーム5が接近回
動して係合軸8がカム面64を乗り越えた後、ロックレ
バー6がコイルばね9によって反時計方向へ回動させら
れると、係合軸8の外周面の上部に突き当たり、これを
下方へ押す。そして、係合軸8を係合凹部46の底部に
突き当たらせる。したがって、アーム5は、ロックレバ
ー6をコイルばね9の付勢力に抗して時計方向へ回動さ
せない限り、基部2から上方へ離間する方向への移動す
ることがない。勿論、係合軸8が係合凹部46に入り込
むことにより、基部2の長手方向に対するアーム5の移
動が阻止されている。しかも、アーム5の先端部は、突
出軸部44が支持孔53に嵌り込むことにより、上下方
向への移動が阻止されている。これにより、アーム5が
基部2に取り付けられているのである。
【0018】なお、係合軸8が係合凹部46の底面に突
き当たったときのアーム5の回動位置が取付位置であ
り、係止部66が係合軸8を係合凹部46の底部に突き
当たらせているときのロックレバー6の回動位置が係止
位置である。ロックレバー6が係止位置に位置している
とき、係止突起63は調節部材4の側板41の基端面か
ら後方へ若干離間している。したがって、ロックレバー
6は、係止位置に位置しているとき、係合軸8を下方に
付勢して係合凹部46の下面に押し付けている。これに
より、アーム5が取付位置にガタなく維持されるように
なっている。
【0019】アーム5が取付位置に位置しているとき、
ロックレバー6の天板部62の基端側の大部分がアーム
5の天板部52から後方へ突出している。そして、この
突出した天板部62を下方へ押すことにより、ロックレ
バー6をコイルばね9の付勢力に抗して時計方向へ回動
させることができる。したがって、天板部62は、ロッ
クレバー6を時計方向へ回動させるためのハンドルとし
ての機能を有している。ロックレバー6を係止位置から
時計方向へ回動させると、図5に示すように、押圧部6
7が係合軸8の外周面の下部を上方へ向かって押し上げ
る。押圧部67は、少なくとも係合軸8の中心(軸線)
が係合凹部46から上方へ突出するまで係合軸8を上方
へ押圧移動することができるような寸法を有している。
特に、この実施の形態では、係合軸8全体が係合凹部4
6から開放凹部45へ脱出させるのに十分な寸法(基部
2の長手方向における長さ)を有している。
【0020】アーム5が取付位置まで回動して基部2に
取り付けられているときに、ロックレバー6が誤って時
計方向へ回動させられると、アーム5が基部2から取り
外し可能になる。アーム5が基部2から外れると、扉が
躯体から脱落してしまう。このような事故を未然に防止
するために、このヒンジ1においては、アーム5とロッ
クレバー6との間には、ロック維持手段としてのロック
維持部材(回動部材)10が用いられている。
【0021】ロック維持部材10は、ロックレバー6を
係止位置に維持するためのものであり、鋼等の剛性と弾
性とを兼ね備えた断面円形の金属線により、全体として
略U字状に形成されている。ロック維持部材10の両端
部には、軸線を互いに一致させた軸部11,11が形成
されている。各軸部11は、その軸線をアーム5の側板
部51と直交する方向に向けた状態で、側板部51の長
手方向における中間部でその上端より若干下側の部分を
側板部51の外面側から内面側へ向かって回動可能に、
かつ軸部11の軸線方向へ移動可能に貫通している。こ
れにより、ロック維持部材10がアーム5に軸部11を
中心として回動可能に連結されている。
【0022】ロック維持部材10の中間部には、軸部1
1と平行に延びる係合軸部12が設けられている。アー
ム5の天板部52の後端部には、天板部52を横断する
横断溝55が形成されている。この横断溝55の底部
は、軸側板部51の上端より若干下側の箇所(側板部5
1の上下方向において軸部11とほぼ同一の箇所)に達
している。横断溝55は、ロック維持部材10をその軸
部11を中心として図1〜図5の時計方向へ回動させた
とき、係合軸部12が横断溝55に入り込むように配置
されている。係合軸部12が横断溝55の底部に突き当
たるまで入り込んだときには、ロック維持部材10を側
板部51と直交する方向から見ると、ロック維持部材1
0が天板部52とほぼ平行になっている。以下、このと
きのロック維持部材10の位置をロック維持位置とい
う。
【0023】ロックレバー6の側板部61の上端部に
は、係止凹部68が形成されている。この係止凹部68
は、アーム5が取付位置に位置し、かつロックレバー6
が係止位置に位置しているとき、横断溝55と対向する
ように配置されている。しかも、係合凹部68は、ロッ
ク維持部材10がロック維持位置側へ回動すると、係合
軸部12が係合凹部68に入り込み、ロック維持位置の
直前において係合軸部12が係合凹部68の底部に突き
当たるように配置されている。係合軸部12が係止凹部
68に入り込んだ状態で、ロックレバー6を時計方向へ
回動させようとすると、基部2の基端側を向く係止凹部
68の側面が係合軸部12に突き当たり、ロック維持部
材10を基部2の基端側へ押圧移動させようとする。し
かるに、ロック維持部材10は、軸部11がアーム5の
側板部51を貫通することにより、基部2の基端側への
移動が阻止されている。したがって、ロックレバー6
は、ロック維持部材10によって時計方向への回動が阻
止されている。
【0024】また、このヒンジ1においては、ロック維
持部材10が係合軸横断溝55から脱出してロック維持
位置から容易に外れるのを防止することが考慮されてい
る。そのために、各側板部51の軸部11が回動可能に
設けられた箇所から上側に続く部分にはカム部56が形
成されている。このカム部56は、天板部52と直交す
る方向から見たとき外側に突出する円弧状をなしてお
り、カム部56,56の間隔は、カム部56の両端部
(基部2の長手方向における両端部)で最も狭く、中央
部で最も広くなっている。カム部56の中央部は、基部
2の長手方向において軸部11と同一位置に位置させら
れている。したがって、カム部56は、ロック維持部材
10が回動させられると、ロック維持部材10の軸部1
1、11に直交するようにして連設された部分(この部
分は、側板部51とほぼ平行であるので、以下において
は平行部という。)13の間隔をロック維持部材10の
弾性力に抗して広狭に変化させる。この結果、ロック維
持部材10は、平行部13がカム部56の中央部に位置
しているときには、ロック維持部材10自体の弾性力に
よって平行部13をカム部56に単に押し付けるだけで
あるが、平行部13がロック維持部材10の回動に伴っ
てカム部56の中央部からいずれかの端部側へずれる
と、ロック維持部材10自体の弾性力がカム部56によ
って回動付勢力に変換され、その回動付勢力によってず
れた側に回動させられる。しがたって、ロック維持部材
10の係合軸部12が基部2の基端側へ向かうように平
行部13がカム部56の中央部からずれると、ロック維
持部材10はロック維持位置に向かって回動させられ
る。平行部13がカム部56の中央部から逆側にずれる
と、図2に示すように、係合軸部12が天板部52に突
き当たったロック解除位置まで回動する。
【0025】ここで、ロック維持部材10は、ロック維
持位置に位置しているときには、平行部13が基部2の
基端側におけるカム部56の端部に突き当たっており、
ロック維持部材10自体の弾性力により係合軸部12が
下方へ向かうように付勢されている。したがって、係合
軸部12は、ロックレバー6の係止凹部68の底部にロ
ック維持部材10の弾性力によって押し付けられる。そ
れにより、ロック維持部材10は、係合軸部12が係止
凹部68の底部に突き当たった状態に維持される。ロッ
ク維持部材10は、ロック解除位置に回動したときも、
係合軸部12が天板部52に突き当たった状態に維持さ
れる。
【0026】上記構成のヒンジにおいて、アーム5を基
部2に取り付ける場合には、予め固定部材3に調節部材
4を固定ボルト101によって固定しておく。勿論、調
節部材4の固定部材3に対する長手方向の位置について
は適切に調節しておく。また、ロック維持部材10につ
いては、ロック解除位置に回動させておく。そして、図
3に示すように、アーム5の側板部51,51の先端部
間に調節部材4の側板部41,41及び天板部42の先
端部を挿入し、突出軸部44を開放溝54から支持孔5
3の後端部に挿入する。次に、アーム5を基部2の基端
側へ移動させ突出軸部44を支持孔53の先端側の端部
に突き当てる。その後、アーム5を突出軸部44を中心
として図3(B)の矢印方向(基部2に接近する方向)
へ回動させる。アーム5を矢印方向へ適宜角度だけ回動
させると、図4に示すように、係合軸8がロックレバー
6のカム面64に突き当たる。アーム5を矢印方向へさ
らに回動させると、係合軸8はロックレバー6をコイル
ばね9の付勢力に抗して時計方向へ回動させつつ、開放
凹部45から係合凹部46に入り込む。係合軸8が係合
凹部46の底部に突き当たる直前まで達すると、係合軸
8がカム面64を乗り越える。すると、ロックレバー6
がコイルばね9により反時計方向へ回動させられ、その
係止部66が係合軸8を下方へ押して係合凹部46の底
部に押し付ける。これにより、図1に示すように、アー
ム5が基部2に取り付けられる。その後、ロック維持部
材10をロック解除位置からロック維持位置まで回動さ
せる。これにより、ロックレバー6が不慮の事故によっ
て時計方向へ回動させられることが防止される。
【0027】なお、アーム5を基部2に取り付けた状態
において、基部2の長手方向おけるアーム5の位置を調
節し、それによって扉の同方向への位置を調節すること
ができるようにするために、アーム5の天板部52の固
定ボルト101と対向する箇所には、窓孔57が形成さ
れている。そして、この窓孔57からドライバー等のね
じ回し工具を差し込んで固定ボルト101を緩めること
により、調節部材4をアー5が取り付けられたまま基部
2の長手方向へ位置調節することができるようになって
いる。勿論、位置調節後、固定ボルト101を締め付け
ることにより、調節部材4が固定部材3に固定され、ア
ーム5が基部2に位置固定される。
【0028】アーム5を基部2から取り外す場合には、
まずロック維持部材10をロック維持位置からロック解
除位置まで回動させる。次に、ロックレバー6の天板部
62を下方へ押し下げてロックレバー6をコイルばね9
の付勢力に抗して時計方向へ回動させる。すると、図5
に示すように、ロックレバー6の押圧部67が係合軸8
の外周面の下部に突き当たり、これを上方へ持ち上げ
る。そして、係合軸8を係合凹部46から開放凹部45
まで脱出させる。開放凹部45は、基部2の長手方向に
おける幅が係合軸8の外径より広い。したがって、係合
軸8が開放凹部45に入り込むと、係合軸8が基部2の
長手方向へ移動可能になり、その結果アーム5が基部2
の長手方向へ移動可能になる。そこで、アーム5を基部
2の基端方側から前方側へ移動させ、係合軸8を支持孔
53の後端部に移動させる。その後、アーム5全体を基
部2から離間するように上方へ移動させることにより、
アーム5を基部2から取り外すことができる。
【0029】このように、このヒンジ1においては、ア
ーム5を基部2から取り外す際にロックレバー6を時計
方向へ回動させると、押圧部67が係合軸8を持ち上げ
て係合凹部46から自動的に脱出させるようになってい
る。したがって、係合軸8を係合凹部46から脱出させ
るために、アーム5の基端部を基部2から離間するよう
に移動させる必要がほとんどなく、アーム5は前後方向
へ移動させるだけで事足りる。したがって、アーム5を
基部2から容易に取り外すことができる。
【0030】次に、図13〜図15に示すこの発明の第
2の実施の形態について説明する。なお、この実施の形
態に関しては、上記の実施の形態と異なる構成について
のみ説明することとし、上記の実施の形態と同様な構成
については同一符号を付してその説明を省略する。
【0031】第2の実施の形態のヒンジ1′において
は、上記実施の形態のロック維持部材10に代えて、他
のロック維持部材(可動部材)10′が用いられてい
る。このロック維持部材10′は、基部2にその長手方
向へ移動可能に設けられている。すなわち、固定部材3
及び調節部材4の天板部32,42には、ガイド孔3
7,47がそれぞれ形成されている。そして、ガイド孔
37,47にロック維持部材10′が基部2の長手方向
へ移動可能に支持されている。ロック維持部材10′
は、図13に示すロック維持位置と、図14及び図15
に示すロック解除位置との間を移動可能である。ロック
維持部材10′は、基部2の先端側へ延びる弾性片15
を有しており、この弾性片15の先端部下面には突起1
6が形成されている。この突起16は、ロック維持部材
10′がロック維持位置に位置するとき及びロック解除
位置に位置するときには、天板部42の上面に前後に離
れて配置形成された二つの凹部のいずれかに嵌り込みよ
うになっており、それによりロック維持部材10′がロ
ック維持位置又はロック解除位置に節度をもって位置固
定されるようになっている。
【0032】ロック維持部材10′は、天板部32の下
面にほぼ接する挿入部17を有している。この挿入部1
7は、図13に示すように、ロックレバー6を係止位置
に回動させた状態においてロック維持部材10′をロッ
ク維持位置に移動させると、天板部32と押圧部67と
の間に入り込むようになっており、その厚さは天板部3
2と押圧部67との間隔とほぼ同一になっている。した
がって、ロック維持部材10′をロック維持位置に移動
させた状態においてロックレバー6をコイルばね(図示
せず)の付勢力に抗して時計方向へ回動させようとする
と、押圧部67が挿入部17を介して天板部32に突き
当たる。これにより、ロックレバー6の時計方向への回
動が阻止され、ロックレバー6が係止位置に維持され
る。
【0033】また、このヒンジ1′においては、天板部
32,42の後端部にガイド孔37,47が設けられる
とともに、ロック維持部材10′が設けられたことに伴
って、ねじ孔36及び長孔43が天板部32,43の先
端側に配置されている。また、ロック維持部材10′を
前後方向へ移動操作するために、アーム5の天板部52
には操作孔58が形成されている。さらに、ロックレバ
ー6は、側板部61,61と、その基端部間に掛け渡さ
れた背板部69とによって構成されており、背板部69
の上端部は、斜め上後方へ向かって延びてハンドル部6
9aになっている。このハンドル部69aを下方へ押す
ことにより、ロックレバー6をコイルばね9の付勢力に
抗して時計方向へ回動させることができるようになって
いる。なお、コイルばね9が図示されていないが、ロッ
クレバー9がコイルばねによって反時計方向(一方向)
へ回動付勢されているのは、上記のヒンジ1と同様であ
る。
【0034】このヒンジ1′において、アーム5を基部
2に取り付ける場合には、ロック維持部材10′をロッ
ク解除位置に位置させておく。そして、上記の実施の形
態のヒンジ1と同様にしてアーム5を基部2に取り付け
る。その後、ロック維持部材10′をロック維持位置ま
で移動させる。これにより、アーム5の基部2への取り
付けが完了する。アーム5を基部2から取り外す場合に
は、ロック維持部材10′をロック維持位置からロック
解除位置に移動させる。その後は、上記の実施の形態の
ヒンジ1と同様にしてアーム5を基部2から取り外すこ
とができる。
【0035】図16は、この発明の第3の実施の形態を
示す図である。この図に示すヒンジ1″は、第1の実施
の形態のヒンジ1を変形したものであり、ロック維持部
材10をロック維持位置に位置させた状態でアーム5を
基部2に取り付けることができるようになっている。す
なわち、ロック維持部材10をロック維持位置に位置さ
せた状態において、アーム5を取付位置側へ回動させる
と、係合軸8がロックレバー6のカム面64に突き当た
り、ロックレバー6をコイルばね9の付勢力に抗して時
計方向(他方向)へ回動させる。係合軸8がカム面64
を下方へ乗り越えると、ロックレバー6がコイルばね9
の付勢力によって反時計方向(一方向)へ回動させられ
る。ここまでは、上記ヒンジ1と同様である。
【0036】しかし、このヒンジ1″においては、ロッ
クレバー6がコイルばね9の付勢力によって反時計方向
へ係止位置まで回動させられる途中にカム面64がロッ
ク部材10の係合軸部12に突き当たるように構成され
ている。カム面64は、ロックレバー6がコイルばね9
によって係止位置側へさらに回動させられると、係合軸
部12が上方へ移動するように、ロック維持部材10を
軸部11を中心として回動させるか、ロック部材10を
弾性変形させる。ロックレバー6が係止位置の直前まで
一方向へ回動するとカム面64が係合軸部12から離間
する一方、係合軸部12が係止凹部68と対向する。こ
の結果、ロック維持部材10自体の弾性力により係止凹
部68に入り込む。その後、ロックレバー6が係止位置
まで回動する。一方、ロック維持部材10は、ロック維
持位置の手前の位置まで回動すると、係合軸部12が係
止凹部68の底面に突き当たることによって停止する。
したがって、このヒンジ1″においては、アーム5を基
部2に取り付けた後で、ロック維持部材10をロック解
除位置からロック維持位置まで回動させる手間を省くこ
とができる。ただし、アーム5を基部2から取り外すと
きには、ロック維持部材10をロック維持位置からロッ
ク解除位置に回動させる。これは、上記ヒンジ1と同様
である。
【0037】なお、この発明は、上記の実施の形態に限
定されるものでなく、適宜変更可能である。例えば、上
記の実施の形態においては、基部2を固定部材3と調節
部材4との二つの部材によって構成しているが、例えば
固定部材3をそのまま基部2とすることも可能である。
その場合には、固定部材3にロックレバー6が設けられ
る。また、上記の実施の形態においては、連結機構7を
構成する突出軸部44及び支持孔53を、基部2の調節
部材4とアーム5とにそれぞれ設けているが、突出軸部
をアーム5に設け、支持孔を調節部材4に設けてもよ
い。また、上記の実施の形態においては、ロックレバー
6の係止部66及び押圧部67をアーム5の基端部に設
けられた係合軸(係合部)8に突き当てるようにしてい
るが、係止部66及び押圧部67については、係合軸8
以外のアーム5の基端部に突き当てるようにしてもよ
い。さらに、第3の実施の形態のヒンジ1″において
は、アーム5を取付位置側へ回動させたときにロックレ
バー6をコイルばね9の付勢力に抗して回動させるため
のカム面64をロック維持部材10をロック維持位置か
らロック解除位置側へ回動ないしは弾性変形させるため
のカム面として兼用しているが、ロック維持部材10を
ロック維持位置からロック解除位置側へ回動ないしは弾
性変形させるためのカム面をカム面64と別個に形成し
てもよい。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、アームを基部から容易に取り外すことができるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態を、アームを基部
に取り付け、かつロック維持部材をロック解除阻止位置
に回動させた状態で示す図であって、図1(A)はその
正面図、図1(B)はその平面図、図1(C)はその正
断面図である。
【図2】同実施の形態を、アームを基部に取り付ける前
の状態で示す図であって、図2(A)はその正面図、図
2(B)はその正断面図である。
【図3】同実施の形態を、アームの先端部を基部の先端
部に回動可能に連結した状態で示す図であって、図3
(A)はその正面図、図3(B)はその正断面図であ
る。
【図4】同実施の形態を、係合軸をロックレバーに当接
させた状態で示す図であって、図4(A)はその正面
図、図4(B)はその正断面図である。
【図5】同実施の形態を、係合軸をロックレバーによっ
て押し上げている状態で示す正断面図である。
【図6】同実施の形態を、アームを基部に取り付け、か
つロック維持手段をロック解除許容位置に回動させた状
態で示す斜視図である。
【図7】同実施の形態の分解斜視図である。
【図8】同実施の形態において用いられている基部の固
定部材を示す図であって、図8(A)はその正面図、図
8(B)は図8(A)のB−B断面図、図8(C)はそ
の平面図、図8(D)はその斜視図である。
【図9】同実施の形態において用いられている基部の調
節部材を示す図であって、図9(A)はその斜視図、図
8(B)はその正面図、図8(C)はその側面図、図8
(D)はその平面図である。
【図10】同実施の形態において用いられているアーム
を示す図であって、図10(A)はその斜視図、図10
(B)はその正面図、図10(C)はその平面図、図1
0(D)はその側面図である。
【図11】同実施の形態において用いられているロック
レバーを示す図であって、図11(A)はその斜視図、
図11(B)はその正面図、図11(C)はその平面
図、図11(D)はその側面図である。
【図12】同実施の形態において用いられているロック
維持部材を示す図であって、図12(A)はその斜視
図、図12(B)はその平面図、図12(C)はその正
面図である。
【図13】この発明の第2の実施の形態を、アームを基
部に取り付け、かつロック維持部材をロック解除阻止位
置に移動させた状態で示す図であって、図13(A)は
その正面図、図13(B)はその平面図、図13(C)
はその正断面図である。
【図14】同実施の形態を、アームを基部に取り付ける
前の状態で示す図であって、図14(A)はその正面
図、図14(B)はその正断面図である。
【図15】同実施の形態を、アームの先端部を基部の先
端部に回動可能に連結した状態で示す図であって、図1
5(A)はその正面図、図15(B)はその正断面図で
ある。
【図16】この発明の第3の実施の形態を、アームを基
部に取り付ける途中の状態で示す正断面図である。
【符号の説明】
1 ヒンジ 1′ ヒンジ 1″ ヒンジ 2 基部 5 アーム 6 ロックレバー 7 連結機構 8 係合軸(係合部) 9 コイルばね(回動付勢手段) 10 ロック維持部材(回動部材) 10′ ロック維持部材(可動部材) 44 突出軸部(連結軸部) 45 開放凹部(導入部) 46 係合凹部 53 支持孔(支持凹部) 66 係止部 67 押圧部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部と、アームと、上記基部の一端部と
    上記アームの一端部との間に設けられ、上記アームの他
    端部が上記基部の他端部に対して接近離間するように上
    記基部の一端部に上記アームの一端部を回動可能に、か
    つ上記基部の長手方向へ着脱可能に連結する連結機構
    と、上記基部の他端部に回動可能に設けられたロックレ
    バーと、このロックレバーを一方向へ回動付勢する回動
    付勢手段とを備え、上記アームの回動方向において互い
    に対向する上記基部及び上記アームの両他端部の一方に
    は、他方に向かって開放された係合凹部が形成され、他
    方には上記アームが所定の取付位置まで接近回動したと
    きに上記係合凹部にその開放部から入り込む係合部が設
    けられ、上記ロックレバーの一端部には、当該ロックレ
    バーが上記回動付勢手段の付勢力によって所定の係止位
    置まで上記一方向へ回動したときに上記取付位置に位置
    する上記アームの他端部に係合して上記アームが上記取
    付位置から離間する方向へ回動するのを阻止し、かつ上
    記ロックレバーが上記係止位置から他方向へ回動したと
    きには、上記アームの他端部から離間することにより、
    上記アームの他端部が離間回動して、上記係合部が上記
    係合凹部から脱出するのを許容する係止部が設けられた
    ヒンジにおいて、 上記ロックレバーの一端部には、上記ロックレバーが上
    記回動付勢手段の付勢力に抗して上記係止位置から上記
    他方向へ回動したときに、上記取付位置に位置する上記
    アームの他端部に当接して上記アームの他端部を上記基
    部の他端部から離間する方向へ回動させ、上記係合部を
    上記係合凹部から脱出させる押圧部が設けられているこ
    とを特徴とするヒンジ。
  2. 【請求項2】 上記連結機構が、上記基部と上記アーム
    とのいずれか一方の一端部に長手方向を当該一方の長手
    方向に向けて形成され、長手方向の一端部が開放された
    支持凹部と、他方の一端部に設けられ、上記支持凹部に
    その開放部から底部まで挿入され、上記支持凹部の底部
    において回動可能に支持されることにより、上記アーム
    の一端部を上記基板の一端部に回動可能に連結する連結
    軸部とを有していることを特徴とする請求項1に記載の
    ヒンジ。
  3. 【請求項3】 上記係合凹部及び上記係合部の上記基部
    の長手方向における幅が互いにほぼ同一に設定され、上
    記係合部が上記係合凹部に入り込むことにより、上記ア
    ームが上記基部にその長手方向へ移動不能に連結されて
    いることを特徴とする請求項1又は2に記載のヒンジ。
  4. 【請求項4】 上記係合凹部の開放側端部には、上記ア
    ームが上記取付位置まで接近回動したときに上記係合部
    が上記係合凹部まで入り込むのを許容する導入部が連設
    され、この導入部内を上記係合部が上記基部の長手方向
    を移動することができるよう、上記基部の長手方向にお
    ける上記導入部の幅が上記係合部の同方向における幅よ
    り広く設定され、上記ロックレバーが上記回動付勢手段
    の付勢力に抗して上記係合位置から他方向へ回動したと
    きに、上記係合部が上記係合凹部から上記導入部に脱出
    するまで上記押圧部が上記アームを上記取付位置から離
    間する方向へ回動させることを特徴とする請求項3に記
    載のヒンジ。
  5. 【請求項5】 上記ロックレバーが上記回動付勢手段に
    より上記係止位置からさらに上記一方向へ回動付勢され
    ており、上記係止部が上記回動付勢手段の付勢力によっ
    て上記アームの他端部を上記基部の他端部に接近する方
    向へ押して、上記係合部を上記係合凹部の底部に押し付
    けていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記
    載のヒンジ。
  6. 【請求項6】 上記基部と上記アームとのいずれか一方
    と上記ロックレバーとの間には、上記ロックレバーが上
    記係止位置から上記回動付勢手段の付勢力に抗して他方
    向へ回動するのを阻止するロック維持手段が設けられて
    いることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の
    ヒンジ。
  7. 【請求項7】 上記ロック維持手段が、上記アームに一
    端部がロック位置と解除位置との間を回動可能に設けら
    れた回動部材であり、この回動部材は、上記ロック位置
    に回動したときには上記回動部材の他端部が上記係止位
    置に位置している上記ロックレバーに係合して上記ロッ
    クレバーの係止位置から他方向への回動を阻止し、上記
    解除位置に回動したときには上記回動部材の他端部が上
    記係止位置に位置している上記ロックレバーから離間し
    て上記ロックレバーの係止位置から他方向への回動を許
    容することを特徴とする請求項6に記載のヒンジ。
  8. 【請求項8】 上記ロック維持手段が、上記基部にその
    長手方向へロック位置と解除位置との間を直線移動可能
    に設けられた可動部材であり、この可動部材は、上記ロ
    ック位置に移動しているときには上記係止位置に位置し
    ている上記ロックレバーに係合して上記ロックレバーの
    係止位置から他方向への回動を阻止し、上記解除位置に
    移動しているときには上記係止位置に位置している上記
    ロックレバーから離間して上記ロックレバーの上記係止
    位置から他方向への回動を許容することを特徴とする請
    求項6に記載のヒンジ。
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