JP2003310342A - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

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JP2003310342A JP2002124865A JP2002124865A JP2003310342A JP 2003310342 A JP2003310342 A JP 2003310342A JP 2002124865 A JP2002124865 A JP 2002124865A JP 2002124865 A JP2002124865 A JP 2002124865A JP 2003310342 A JP2003310342 A JP 2003310342A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 化粧料皿の交換が可能な化粧料容器におい
て、化粧料皿が容器本体から簡単に脱落したり、容器本
体内でガタついたりすることを防止できて、化粧料皿を
容器本体内に常に安定的に収納することができる化粧料
容器を提供する。 【解決手段】 容器本体3と、容器本体3内に着脱自在
に収納される化粧料皿5と、容器本体3にヒンジ6を介
して回動自在に連結されて当該容器本体3を開閉する蓋
体8とを有する化粧料容器において、容器本体3に設け
られ、化粧料皿5を容器本体3内に保持するために化粧
料皿5に係脱自在に係合されるとともに、化粧料皿5の
容器本体3内への着脱操作を許容するために弾性変形さ
れる係合突部20および弾性帯状部19とからなる係合
手段と、蓋体8と容器本体4との間に設けられ、係合手
段の弾性変形を許容したり阻止するために係合手段に係
脱される、ヒンジブロック14に形成された接触部14
a、離脱部14bおよびロック用当接部26とロック用
突起25とからなるロック手段とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化粧料皿の交換が
可能な化粧料容器において、化粧料皿が容器本体から簡
単に脱落したり、容器本体内でガタついたりすることを
防止できて、化粧料皿を容器本体内に常に安定的に収納
することができる化粧料容器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧用のコンパクトなどの化粧料
容器の中には、蓋体で開閉される容器本体の内部に化粧
料皿を交換可能に収納できるようにしたものが知られて
いる(実開昭59−31307号公報)。当該公報に開
示されている化粧料容器では、容器本体内に、化粧料皿
を取り付け取り外し可能に収納するための皿枠が設けら
れ、この皿枠には、化粧料皿にその前後から係脱自在に
係合して当該化粧料皿を皿枠内に保持する爪片および内
方折曲部が形成されていた。
【0003】特に内方折曲部は、皿枠に一体的に形成さ
れて爪片側に弾性的に折り曲げ可能な後端壁に形成さ
れ、後端壁にはさらに突起が形成されていた。この突起
は、蓋体を閉じたときに当該蓋体によって押されて後端
壁を爪片側に弾性的に押し倒して内方折曲部を化粧料皿
に深く係合させる一方で、蓋体を開いたときには蓋体が
離れることによって後端壁の弾性復帰を許容して、内方
折曲部を化粧料皿に浅く係合させるようにし、これによ
って化粧料皿の取り付け取り外しを容易化するようにな
っていた。そしてこのような構成を採用することによ
り、化粧料皿の交換を容易に行うことができるだけでな
く、蓋体を開いて使用する際に化粧料容器を落としてし
まった場合などに、化粧料皿が皿枠から容易に脱落して
しまうことも防げるようになっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の上記
化粧料容器にあっては、通常は閉じられている蓋体で押
されている突起により後端壁を常時弾性的に押し倒した
状態とするようにしていたため、長期間の使用の間に後
端壁がへたってしまい、その弾性能が劣化したり失われ
てしまったりするおそれがあるという課題があった。弾
性能が劣化してしまうと、蓋体を開けて使用する際に化
粧料容器を取り落としたりした場合に、後端壁は化粧料
皿を保持しきれず、化粧料皿が簡単に皿枠から外れて容
器本体から脱落してしまい、その後の化粧料の使用がで
きなくなってしまったりする。また、弾性能が失われる
と後端壁は振れ動きやすくなり、化粧料皿が皿枠内でガ
タついてしまって異音を生じたり、このガタつきによっ
て化粧料皿内の化粧料に割れを生じさせてしまうおそれ
もある。
【0005】いずれにしても、蓋体を閉じた状態が常で
ある化粧料容器において、従来にあっては後端壁を常時
倒した状態とし弾性変形させたままとすることで内方折
曲部により化粧料皿を皿枠内に保持するようにしていた
ため、後端壁には常に応力が加わり続けてその弾性能が
早期に失われやすく、そのために上述した種々の事態を
生じさせるおそれがあるという問題があった。
【0006】本発明は上記従来の課題に鑑みて創案され
たものであって、化粧料皿の交換が可能な化粧料容器に
おいて、化粧料皿が容器本体から簡単に脱落したり、容
器本体内でガタついたりすることを防止できて、化粧料
皿を容器本体内に常に安定的に収納することができる化
粧料容器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる化粧料容
器は、容器本体と、該容器本体内に着脱自在に収納され
る化粧料皿と、該容器本体にヒンジを介して回動自在に
連結されて当該容器本体を開閉する蓋体とを有する化粧
料容器において、上記容器本体に設けられ、上記化粧料
皿を該容器本体内に保持するために該化粧料皿に係脱自
在に係合されるとともに、該化粧料皿の該容器本体内へ
の着脱操作を許容するために弾性変形される係合手段
と、上記蓋体と上記容器本体との間に設けられ、上記係
合手段の弾性変形を許容したり阻止するために該係合手
段に係脱されるロック手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0008】また、前記ヒンジは、前記蓋体による前記
容器本体の開放過程で、該蓋体が該容器本体に対し起立
した状態から倒れる方向へ回動自在にこれら容器本体と
蓋体とを連結するとともに、前記ロック手段は、上記蓋
体が倒れる方向に回動される過程で前記係合手段から離
脱されることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる化粧料容
器の好適な一実施形態を、添付図面を参照して詳細に説
明する。図1〜図4には、本発明にかかる化粧料容器の
第1の実施形態が示されている。図示するように、化粧
料容器1は、収納凹部2が形成された皿状の合成樹脂製
容器本体3と、収納凹部2に装着されて超音波接着など
各種の固定方法によって容器本体3に固定される合成樹
脂製の皿枠4と、化粧料Pを収納し、皿枠4に着脱自在
に収納される金属製もしくは合成樹脂製の化粧料皿5
と、容器本体3の一端にヒンジ6を介して回動自在に連
結されて容器本体3を開閉するとともに、容器本体3の
他端にフック手段7を介して係脱自在に係合されて当該
容器本体3を閉止状態に維持する合成樹脂製の蓋体8と
から主に構成される。蓋体8の裏面には、鏡9が取り付
けられている。
【0010】フック手段7は、容器本体3に形成された
凹所10内に突設されたフック用突起11と、蓋体8か
ら垂下されてフック用突起11に係脱自在に係合される
フック片12とから構成される。またヒンジ6は、容器
本体3から一対突設されたヒンジ片13間に蓋体8から
垂下させたヒンジブロック14が挟み込まれ、これらヒ
ンジブロック14からヒンジ片13にわたってヒンジピ
ン15が挿入されることで構成される。ヒンジ6は、容
器本体3を閉じている状態から当該容器本体3に対し起
立される状態(図3参照)、すなわち鏡9を見るのに適
した位置、さらには容器本体3をより大きく開くために
倒れる状態(図4参照)までにわたって、容器本体3に
対し蓋体8を回動自在に連結する。
【0011】皿枠4は、環状周壁16と、この環状周壁
16で取り囲んだ内部空間をヒンジ6側とフック手段7
側とに縦に分けるために、ヒンジ6側とフック手段7側
との間で環状周壁16間に掛け渡された仕切り壁17と
から構成される。そしてこの皿枠4は、容器本体3の収
納凹部2に装着されることによって当該容器本体3の底
部3aとともに、ヒンジ6側に化粧料皿5を僅かな隙間
をもって収容する化粧料皿用収納空間S1を区画形成
し、フック手段7側に化粧具用収納空間S2を区画形成
する。特に、仕切り壁17と向かい合って位置されて当
該仕切り壁17とともに化粧料皿用収納空間S1を形成
する環状周壁16のヒンジ側壁部分16aには、化粧料
皿5を容器本体3内に保持するために化粧料皿5に係脱
自在に係合されるとともに、化粧料皿5の容器本体3へ
の着脱操作を許容するために弾性変形される係合手段が
設けられる。
【0012】具体的にはこの係合手段は、ヒンジ側壁部
分16aからその両側に隣接する環状周壁16の横壁部
分16bにわたって形成された上下一対のスリット18
によって可撓変形可能に形成された弾性帯状部19と、
この弾性帯状部19に化粧料皿用収納空間S1に向かっ
て突設された係合突部20とから構成される。係合突部
20が向かい合う仕切り壁17には、これより化粧料皿
用収納空間S1に向かって突出させて係合凸部21が形
成される。他方、化粧料皿5には、これを係合突部20
および係合凸部21に係脱自在に係合させて皿枠4の化
粧料皿用収納空間S1、ひいては容器本体3内に着脱自
在に保持させるために、仕切り壁17およびヒンジ側壁
部分16aと向かい合う各側面5aに係合凹部22が形
成される。
【0013】また化粧料皿用収納空間S1を形成する容
器本体3の底部3aには、化粧料皿5を係合突部20や
係合凸部21から離脱させるときに当該化粧料皿5を押
し上げるための棒状物を差し込むための穴23が形成さ
れる。
【0014】さらに、容器本体3と蓋体8との間には、
係合手段、詳細にはこれを構成する弾性帯状部19の弾
性変形を許容したり阻止するために、弾性帯状部19に
係脱されるロック手段が設けられる。このロック手段
は、蓋体8のヒンジブロック14と、弾性帯状部19に
突設され、ヒンジ片13間に位置する容器本体3の側壁
3bに形成された挿通孔24から容器本体3外方に露出
されてヒンジブロック14に対して接離されるロック用
突起25とから構成される。ヒンジブロック14には、
図2に示すようにその側面外形輪郭に関して、ヒンジピ
ン15周りに一定の半径Rで弧状に形成され、蓋体8の
回動過程においてロック用突起25に常に接触状態を維
持する当接部14aと、蓋体8を閉じた状態を基準とし
てヒンジピン15までの水平距離Hが当該半径Rよりも
短く設定されて、ロック用突起25には接触しない離脱
部14bとが備えられる。
【0015】図示例にあってはヒンジブロック14は、
蓋体8を閉じた状態においてロック用突起25と向かい
合う面およびその下端にわたる間がヒンジピン15周り
に一定の半径Rで弧状に形成される一方で、ロック用突
起25と向かい合う面とは反対側の露出面は、ヒンジピ
ン15までの水平距離Hが短い平坦面で形成され、さら
に平坦面には、ヒンジピン15による蓋体8の回動範囲
においてロック用突起25とヒンジブロック14との接
触範囲を調整するためのロック用当接部26が上記当接
部14aの一部として突設されている。従って、当該ロ
ック用当接部26を含む当接部14aを有するヒンジブ
ロック14は、蓋体8が容器本体3に対して立てられた
状態(図3参照)、換言すれば鏡9の使用位置から、さ
らに倒れる方向に回動される過程でその途中までロック
用突起25に接触し、その後さらに蓋体8が回動されて
離脱部14bがロック用突起25と向かい合うようにな
ると、係合手段を構成する弾性帯状部19との間に間隙
が生じて当該弾性帯状部19から離脱されることになる
(図4参照)。
【0016】本実施形態にあっては、容器本体3を閉じ
ていた蓋体8がほぼ180°回動される、いわゆる容器
本体3を開ききる位置まで回動されることで、ロック用
突起25がヒンジブロック14から離脱されるようにな
っている。
【0017】以上説明した本実施形態にかかる化粧料容
器1にあっては、通常の蓋体8を閉じた状態では、ヒン
ジブロック14の当接部14aがロック用突起25に当
接していて、このロック用突起25を備える弾性帯状部
19の、少なくともヒンジ6側への弾性変形が阻止さ
れ、この弾性帯状部19の弾性変形の阻止により係合突
部20の係合凹部22に対する係合が維持されること
で、化粧料皿5は、これら係合突部20および係合凸部
21によって皿枠4、ひいては容器本体3にしっかりと
保持される。すなわち、弾性帯状部19には常に何らの
応力も生ずることのない状態で、化粧料皿5を皿枠4内
に確実に保持することができる。
【0018】他方、化粧をする際には通常通り、鏡9の
使用に便利なように容器本体3に対して立つ位置まで蓋
体8を回動させれば、これによって露出された化粧料皿
5内の化粧料Pを使用することができる。本実施形態に
あっては、鏡9を用いての通常の化粧動作がなされる蓋
体8を容器本体3に対して立てた位置では、依然ロック
用当接部26を含む当接部14aがロック用突起25に
当接していて、従って弾性帯状部19は弾性変形するこ
とができず、従って弾性変形に伴う応力は何ら作用せ
ず、また化粧料皿5は弾性帯状部19によって容器本体
4にしっかりと保持させることができる。
【0019】他方、化粧料皿5を交換する際には、まず
皿枠4に保持されてる化粧料皿5を取り外すことにな
る。このときには、ロック用突起25にヒンジブロック
14の離脱部14bが向かいあって両者間に間隙が生じ
る位置まで、本実施形態では容器本体3を開ききるほぼ
180°まで蓋体8を回動させる。これにより弾性帯状
部19はヒンジ6側に向かって弾性変形することが可能
となり、この弾性帯状部19の弾性変形によって化粧料
皿4の容器本体3への着脱操作が許容されることにな
る。すなわち、ロック用突起25がヒンジブロック14
から離脱されて弾性帯状部19をヒンジ6側へ弾性変形
させることが可能になると、化粧料皿用収納空間S1内
に僅かな隙間をもって保持された化粧料皿5をヒンジ6
側に移動させることができるようになって、仕切り壁1
7の係合凸部21から係合凹部22を離脱させることが
できる。その後、容器本体底部3aの穴23から棒状物
を差し入れて化粧料皿5を押し上げれば、皿枠4、ひい
ては容器本体3から取り外すことができる。
【0020】化粧料皿5を装着するときには、化粧料皿
用収納空間S1に化粧料皿5を押し込むと、化粧料皿5
の側面5aに押されて弾性帯状部19がヒンジ6側に弾
性的に撓み変形して化粧料皿5の挿入操作を許容し、そ
の後係合凹部22が係合突部20および係合凸部21と
係合されることによって弾性帯状部19は弾性的に復元
して応力が消失した状態になるとともに、化粧料皿5を
仕切り壁17とヒンジ側壁部分16aとの間に挟み込ん
で安定的に保持することができる。
【0021】このように本実施形態にかかる化粧料容器
1にあっては、化粧料皿5を容器本体3に保持するため
に化粧料皿5に係脱自在に係合する係合突部20を、化
粧料皿5の容器本体3内への着脱操作を許容するために
弾性変形される弾性帯状部19に備えて係合手段を構成
するとともに、弾性帯状部19の弾性変形を許容したり
阻止するために弾性帯状部19に接したり離れたりして
係脱するヒンジブロック14およびこのヒンジブロック
14の接離状態を弾性帯状部19に伝えるロック用突起
25からロック手段を構成したので、係合突部20によ
って化粧料皿5を容器本体3に保持させつつ、化粧料皿
5を交換する場合にのみヒンジブロック14の当接部1
4aをロック用突起25から離脱させ弾性帯状部19の
弾性変形を可能として着脱操作を許容できる一方で、蓋
体8を閉じていたり通常の化粧操作を行う通常時は、当
接部14aをロック用突起25に当接させ続けて弾性帯
状部19の弾性変形を阻止してこれに応力が継続的に作
用することを防止でき、係合凸部20を含む係合手段に
よって化粧料皿5を常に安定的に容器本体3内に収納す
ることができる。
【0022】従って、化粧料皿5を保持する係合手段の
弾性帯状部19の弾性能が劣化したり失われたりするこ
とを防止でき、蓋体8を開けて使用する際に化粧料容器
1を取り落としたりした場合に、化粧料皿5が簡単に皿
枠4から外れて容器本体3から脱落してしまい、その後
の化粧料Pの使用ができなくなってしまったり、弾性帯
状部19が振れ動いて化粧料皿5が皿枠4内でガタつい
てしまって異音を生じたり、さらにはこのガタつきによ
って化粧料皿5内の化粧料Pに割れを生じさせてしまう
などの不都合を防止することができる。
【0023】図5から図7には、第2の実施形態が示さ
れている。この実施形態では、容器本体3に第1の実施
形態の皿枠が一体的に形成されている。そして容器本体
3の周壁のヒンジ側壁部分3bに係合突部20が形成さ
れるとともに、この係合突部20を取り囲む形態で形成
されたU字状のスリット18によって、第1の実施形態
の弾性帯状部に代わる弾性板部27が形成され、これら
弾性板部27と係合突部20とによって係合手段が構成
されている。また、ロック手段として、ヒンジブロック
14にこれより外方へ突出させてロック用突起28が形
成されている。このロック用突起28は、蓋体8を閉じ
た状態で弾性板部27に当接してその弾性変形を阻止
し、容器本体3を開放すべく蓋体8を回動したときに弾
性板部27から離脱してその弾性変形を許容するように
なっている。
【0024】なお、上記第1の実施形態の容器本体の底
部に形成した穴に代えて、仕切り壁17には、化粧料皿
5を取り外す際にこれをヒンジ6側に移動させて仕切り
壁17の係合凸部21から係合凹部22を離脱させるた
めに、化粧料皿5の側面5aを指で押すことを可能にす
るための切り欠き部29が形成されている。このような
構成であっても、上記第1の実施形態と同様な作用・効
果を奏することはもちろんである。
【0025】図8から図10には、第3の実施形態が示
されている。この実施形態では第2の実施形態と同様
に、容器本体3に皿枠が一体的に形成されている。そし
て容器本体3の周壁のヒンジ側壁部分3bに上記実施形
態と同様に、係合突部20が形成されるとともに、この
係合突部20を上下に挟み込む形態で形成された上下一
対のU字状スリット18によって、第1の実施形態の弾
性帯状部に代わる弾性折曲部30が形成され、これら弾
性折曲部30と係合突部20とによって係合手段が構成
されている。また、ロック手段としては第2の実施形態
と同様に、ヒンジブロック14にこれより外方へ突出さ
せてロック用突起28が形成されている。
【0026】なお、仕切り壁17が容器本体3の周壁よ
りも段違いに低く形成され、これにより第2の実施形態
と同様に容器本体の穴に代えて、化粧料皿5を取り外す
際に化粧料皿5の側面5aを指で押すことができるよう
になっている。このような構成であっても、上記第1の
実施形態と同様な作用・効果を奏することはもちろんで
ある。
【0027】図11には、第4の実施形態が示されてい
る。この実施形態は第1の実施形態と同様に皿枠4を備
えて構成される一方で、この皿枠4の仕切り壁17は第
1の実施形態と異なり、化粧料皿用収納空間S1と化粧
具用収納空間S2とをフック手段7とヒンジ6との間に
横に並べて配置するために、ヒンジ6側からフック手段
7側に向かって掛け渡されている。そして皿枠4のヒン
ジ側壁部分16aとこれに隣接する皿枠4の横壁部分1
6bおよび仕切り壁17にわたって形成された上下一対
のスリット18によって弾性帯状部19が形成されてい
る。また、ロック手段を構成するヒンジブロック14に
は、弾性帯状部19のロック用突起25に対応する位置
に配置して上記ロック用当接部26が形成されている。
このような構成であっても、上記第1の実施形態と同様
な作用・効果を奏することはもちろんである。
【0028】
【発明の効果】以上要するに、本発明にかかる化粧料容
器にあっては、化粧料皿の交換が可能な化粧料容器にお
いて、化粧料皿が容器本体から簡単に脱落したり、容器
本体内でガタついたりすることを防止できて、化粧料皿
を容器本体内に常に安定的に収納することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる化粧料容器の第1の実施形態を
示す分解斜視図である。
【図2】図1の化粧料容器の側断面図である。
【図3】図1の化粧料容器の蓋体を開いてほぼ立てた状
態を示す要部拡大断面図である。
【図4】図1の化粧料容器の蓋体をほぼ開ききった状態
を示す要部拡大断面図である。
【図5】本発明にかかる化粧料容器の第2の実施形態を
示す一部破断分解斜視図である。
【図6】図5の化粧料容器の側断面図である。
【図7】図5の化粧料容器の蓋体をほぼ開ききった状態
を示す要部拡大断面図である。
【図8】本発明にかかる化粧料容器の第3の実施形態を
示す一部破断分解斜視図である。
【図9】図8の化粧料容器の蓋体を閉じた状態を示す要
部拡大断面図である。
【図10】図8の化粧料容器の蓋体をほぼ開ききった状
態を示す要部拡大断面図である。
【図11】本発明にかかる化粧料容器の第4の実施形態
を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 化粧料容器 3 容器本体 5 化粧料皿 6 ヒンジ 8 蓋体 14 ヒンジブロック 14a 接触部 14b 離脱部 19 弾性帯状部 20 係合突部 25 ロック用突起 26 ロック用当接部 27 弾性板部 28 ロック用突起 30 弾性折曲部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と、該容器本体内に着脱自在に
    収納される化粧料皿と、該容器本体にヒンジを介して回
    動自在に連結されて当該容器本体を開閉する蓋体とを有
    する化粧料容器において、 上記容器本体に設けられ、上記化粧料皿を該容器本体内
    に保持するために該化粧料皿に係脱自在に係合されると
    ともに、該化粧料皿の該容器本体内への着脱操作を許容
    するために弾性変形される係合手段と、 上記蓋体と上記容器本体との間に設けられ、上記係合手
    段の弾性変形を許容したり阻止するために該係合手段に
    係脱されるロック手段とを備えたことを特徴とする化粧
    料容器。
  2. 【請求項2】 前記ヒンジは、前記蓋体による前記容器
    本体の開放過程で、該蓋体が該容器本体に対し起立した
    状態から倒れる方向へ回動自在にこれら容器本体と蓋体
    とを連結するとともに、前記ロック手段は、上記蓋体が
    倒れる方向に回動される過程で前記係合手段から離脱さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の化粧料容器。
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Cited By (4)

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