JP2003269906A - 容量検出型センサ及びその製造方法 - Google Patents

容量検出型センサ及びその製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放電によるカバー膜の破損を防止できるとと
もに、ESD電極が腐食しにくく、長期間にわたって高
い信頼性を確保できる容量検出型センサ及びその製造方
法を提供する。 【解決手段】 半導体基板10上に容量センサ電極22
をマトリクス状に配置し、カバー膜23で被覆する。こ
れらの容量センサ電極22は駆動回路11に接続され
る。容量センサ電極22の角部近傍にESD電極21を
配置する。ESD電極21は、例えば導電性が優れたア
ルミニウムを主成分とする膜と、その上のTiN膜とに
より構成される。ESD電極21は、半導体基板10を
介して接地される。ESD電極21の上には、カバー膜
23の表面からESD電極21に到達する複数の微細な
ESDホールが形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、静電気による破損
を防止するための静電気放電(ElectroStatic Discharg
e :以下、ESDという)ホールを備えた容量検出型セ
ンサに関し、特に指紋の検出に好適な容量検出型センサ
に関する。
【0002】
【従来の技術】近時、高度情報化社会の到来により、資
産だけでなく情報のセキュリティーを確保する必要性が
高まっており、これに伴って個人を識別するシステムが
要求されるようになった。このようなシステムの一つ
に、指紋の紋様を認識して個人を識別する指紋検出装置
がある。
【0003】指紋検出装置では、一般的に光学検出型指
紋センサが使用されている。しかし、光学検出型指紋セ
ンサではシステムが比較的大規模になるため、低コスト
化が難しいという欠点がある。そこで、システムが比較
的簡単で低コスト化が可能な容量検出型指紋センサの需
要が高まっている。
【0004】図20は従来の容量検出型指紋センサの構
成を示す平面図、図21は同じくその模式断面図であ
る。
【0005】半導体基板50上には、多数の微小な容量
センサ電極53がマトリクス状に配列して形成されてい
る。これらの容量センサ電極53は、半導体基板50に
形成された駆動回路51に接続されている。また、これ
らの容量センサ電極53の上には、絶縁材料からなるカ
バー膜55が形成されている。
【0006】カバー膜55にはESDホール54が選択
的に形成されている。これらのESDホール54は容量
センサ電極53の角部近傍に形成されており、ESDホ
ール54の底部にはESD電極56が配置されている。
このESD電極56は半導体基板50に電気的に接続し
ており、半導体基板50を介して接地される。
【0007】このように構成された容量検出型指紋セン
サにおいて、指紋を検出するときには、まず、駆動回路
51から容量センサ電極53に一定の電荷を充填する。
その後、図22に示すように、カバー膜55の上に被験
者の指を接触させると、指と容量センサ電極53との間
の容量により、容量センサ電極53の電位が変化する。
このとき、指の凹凸(指紋)のために指と容量センサ電
極53との間隔が場所によって異なり、各容量センサ電
極53の電位にばらつきが発生する。一定の時間が経過
したら、駆動回路51は各容量センサ電極53の電位を
検出し、その検出結果を基に電位の分布を示す画像が生
成される。前述したように、容量センサ電極53の電位
は指の凹凸(指紋)に関係するので、容量センサ電極5
3の電位の分布を示す画像が指紋の紋様を表わしてい
る。
【0008】ところで、容量検出型指紋センサでは、被
験者の指をカバー膜55の上に直接接触させる必要があ
る。このとき、人体に帯電している静電気(数千V)が
容量センサ電極53に放電して、カバー膜55を破壊し
てしまうおそれがある。
【0009】このような放電による指紋センサの破損を
防止するために、ESDホール54が設けられている。
従来、ESDホール54は直径が5μm又はそれ以上で
あり、図20に示すように、容量センサ電極53の角部
近傍に配置されている。人体に帯電した静電気は、容量
センサ電極53よりもESDホール54内のESD電極
56に優先的に放電するので、放電によるカバー膜55
の破壊が回避される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本願発明者は、上述し
た従来の容量検出型指紋センサには以下に示す問題点が
あると考える。すなわち、人間の指の表面には、水分や
塩分が付着している。指紋を検出するときには、指の表
面を指紋センサの表面に接触させる必要があるが、この
とき、指に付着していた水分や塩分がESDホール54
内に進入する。通常、ESD電極56は、導電性が優れ
ているアルミニウム膜と、耐食性が優れているTiN膜
との積層構造を有している。しかし、TiN膜に亀裂が
発生していると、そこから水分や塩分がアルミニウム膜
に進入し、アルミニウム膜が腐食してしまう。
【0011】図23は、ESDホールの顕微鏡写真を示
す図である。この図23に示すように、従来の容量検出
型指紋センサでは、アルミニウム膜を被覆するTiN膜
に亀裂(図中、円で囲んだ部分)が発生することが多
い。このような容量検出型指紋センサに対し塩水噴霧
(12時間)による加速試験を行うと、TiN膜の亀裂
から進入した水分及び塩分によってアルミニウム膜が激
しく腐食される。その結果、配線や素子にダメージを与
えて、センサとしての機能が失われてしまう。
【0012】TiN膜に亀裂が発生する原因は明らかで
ないものの、アルミニウムの熱膨張係数とTiNの熱膨
張係数との差が比較的大きいため成膜時やチップ切断時
の熱によりアルミニウム膜とTiN膜との界面に大きな
応力が発生することや、熱によりアルミニウム膜中のグ
レインが移動してTiN膜に応力が発生することなどが
考えられる。
【0013】ESD電極を、アルミニウムよりも耐腐食
性が高い金属により形成することも考えられる。しか
し、ESD電極は駆動回路の配線と同時に形成するの
で、配線材料と異なる金属でESD電極を形成すると、
製造工程数が増加して、製品コストが上昇するという新
たな問題が発生する。
【0014】以上から、本発明の目的は、放電によるカ
バー膜の破損を防止できるとともに、ESD電極が腐食
しにくく、長期間にわたって高い信頼性を確保できる容
量検出型センサ及びその製造方法を提供することであ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の容量検出型セン
サは、複数の容量センサ電極を備えた容量検出型センサ
において、基板と、前記基板の上に形成された絶縁膜
と、前記絶縁膜上に形成された導電性の第1の静電気放
電電極膜と、前記第1の静電気放電電極膜上に形成され
た導電性の第2の静電気放電電極膜と、前記複数の容量
センサ電極の上を覆い、且つ、前記第2の静電気放電電
極膜に到達する複数の開口部が設けられたカバー膜とを
有することを特徴とする。
【0016】従来の容量検出型指紋センサでは1つの静
電気放電電極に対し1つの開口部が設けられていたのに
対し、本発明においては、1つの静電気放電電極に対し
複数の開口部が設けられている。これにより、温度変化
等により第1の静電気放電電極膜と第2の静電気放電電
極膜との間に発生する応力が複数の開口部により分散さ
れ、第2の静電気放電電極膜に亀裂が発生することが防
止される。
【0017】本発明の他の容量検出型センサは、複数の
容量センサ電極を備えた容量検出型センサにおいて、基
板と、前記基板の上に形成された第1の絶縁膜と、前記
第1の絶縁膜上に形成された導電性の第1の静電気放電
電極膜と、前記第1の絶縁膜及び前記第1の静電気放電
電極膜の上に形成された第2の絶縁膜と、前記第2の絶
縁膜上に形成され、前記第2の絶縁膜に形成されたコン
タクトホールを介して前記第1の静電気放電電極膜と電
気的に接続された第2の静電気放電電極膜と、前記複数
の容量センサ電極の上を覆い、且つ、前記第2の静電気
放電電極膜に到達する開口部が設けられたカバー膜とを
有することを特徴とする。
【0018】本発明においては、第1の静電気放電電極
膜の上に第2の絶縁膜が形成されており、この第2の絶
縁膜の上に第2の静電気放電電極膜が形成されている。
そして、第2の放電電極膜は、第2の絶縁膜に形成され
たコンタクトホールを介して第1の静電気放電電極膜と
電気的に接続されている。これにより、温度変化等によ
り第1の静電気放電電極膜と第2の静電気放電電極膜と
の間の温度変化によるずれ量が小さくなり、第2の静電
気放電電極膜に亀裂が発生することが防止される。
【0019】本発明の更に他の容量検出型センサは、複
数の容量センサ電極を備えた容量検出型センサにおい
て、基板と、前記基板の上に形成された第1の絶縁膜
と、前記第1の絶縁膜上に形成された導電性の第1の静
電気放電電極膜と、前記第1の絶縁膜及び前記第1の静
電気放電電極膜の上に形成された第2の絶縁膜と、前記
第2の絶縁膜の開口部内に形成されて前記第1の静電気
放電電極膜と電気的に接続された導電体プラグと、前記
導電体プラグの上に形成されて前記導電体プラグと電気
的に接続された第2の静電気放電電極膜と、前記複数の
容量センサ電極の上を覆い、且つ、前記第2の静電気放
電電極膜に到達する開口部が設けられたカバー膜とを有
することを特徴とする。
【0020】本発明においては、第1の静電気放電電極
膜の上に導電体プラグが形成されており、この導電体プ
ラグの上に第2の静電気放電電極膜が形成されている。
従って、導電体プラグを例えばタングステンのように腐
食しにくい材料で形成することにより、第2の静電気放
電電極膜に亀裂が発生しても、第1の静電気放電電極膜
の腐食が回避される。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、添付の図面を参照して説明する。
【0022】(第1の実施の形態)図1は本発明の第1
の実施の形態の容量検出型センサ(指紋センサ)の構成
を示す平面図、図2は同じくその模式断面図である。
【0023】シリコン半導体基板10上には、一辺が約
100μmのほぼ正方形の多数の微小な容量センサ電極
22がマトリクス状に配列して形成されている。これら
の容量センサ電極22は、半導体基板10に形成された
駆動回路11に接続されている。また、これらの容量セ
ンサ電極22の上には、SiO2 及びSiN等の絶縁物
からなるカバー膜23が約800nmの厚さに形成され
ている。
【0024】カバー膜23にはESDホール部18が設
けられており、このESDホール部18には複数のES
Dホールが形成されている。1個のESDホールは直径
が5μm以下であることが好ましく、本実施の形態では
ESDホールは一辺が0.85μmのほぼ矩形の形状を
有している。これらのESDホールの底部には、半導体
基板10と電気的に接続したESD電極21が配置され
ている。本実施の形態の容量検出型センサでは、図1に
示すように、相互に隣接する4個の容量センサ電極22
により1個の電極ブロックが構成され、ESDホール部
18は各電極ブロックの角部近傍にそれぞれ配置されて
いる。また、ESD電極21は、半導体基板10を介し
て接地される。
【0025】図3はESDホール部18の断面図であ
り、図4は同じくそのESDホール部18の平面図、図
5は容量センサ電極22の形成部における断面図であ
る。これらの図を参照して、本実施の形態の容量検出型
センサの構成をより詳細に説明する。なお、実際には駆
動回路11は複数のトランジスタにより形成されるが、
図5では容量センサ電極22と電気的に接続されたトラ
ンジスタのみを図示している。
【0026】半導体基板10には、ESD電極21と接
続される高濃度不純物領域10aと、駆動回路11を構
成するトランジスタのソース/ドレイン領域10bとが
形成されており、一対のソース/ドレイン領域10b間
の領域の上にはゲート絶縁膜(図示せず)を介してゲー
ト電極12が形成されている。
【0027】半導体基板10及びゲート電極12の上に
は、例えばSiO2 からなる第1の層間絶縁膜13が形
成されている。この第1の層間絶縁膜13上には、アル
ミニウムを主成分とする材料により第1層配線(パッ
ド)15a,15bが形成されている。配線15aは第
1の層間絶縁膜13内に埋め込まれたタングステン
(W)プラグ14を介して高濃度不純物領域10aに電
気的に接続され、配線15bは他のタングステンプラグ
14を介してゲート電極12に電気的に接続されてい
る。
【0028】第1の層間絶縁膜13及び第1層配線15
a,15bの上には、例えばSiO 2 からなる第2の層
間絶縁膜16が形成されている。この第2の層間絶縁膜
16の上には第1の静電気放電電極膜18aと、第2層
配線(パッド)18bとが形成されている。これらの第
1の静電気放電電極18a及び第2層配線18bは、ア
ルミニウムを主成分とする材料により形成されている。
第1の静電気放電電極膜18aは、第2の層間絶縁膜1
6内に埋め込まれたタングステンプラグ17を介して第
1層配線15aに電気的に接続されている。また、第2
層配線18bは、他のタングステンプラグ17を介して
第1層配線15bに電気的に接続されている。
【0029】なお、第1層配線15a,15bと同一の
配線層、及び第2層配線18bと同じ配線層にはそれぞ
れ駆動回路11を構成するための配線が形成されてい
る。
【0030】第2層間絶縁膜16の上には、例えばSi
2 からなる第3の層間絶縁膜19が形成されている。
但し、ESDホール部18では第1の静電気放電電極膜
18aの上方の第3の層間絶縁膜19が開口されてお
り、第1の静電気放電電極膜18aの上には厚さが約2
00nmのTiN膜からなる第2の静電気放電電極膜2
0が形成されている。第2の静電気放電電極膜20の縁
部は、第1の静電気放電電極膜18aの上から第3の層
間絶縁膜19の上に延出している。これらの第1の静電
気放電電極膜18a及び第2の静電気放電電極膜20に
より、ESD電極21が構成される。
【0031】また、第2層配線18bの上にも第3の層
間絶縁膜19の開口部が設けられており、第3の層間絶
縁膜19の上には、この開口部を介して第2層配線18
bに電気的に接続された容量センサ電極22が形成され
ている。この容量センサ電極22も、アルミニウムを主
成分とする材料により形成されている。
【0032】第3の層間絶縁膜19、第2の静電気放電
電極膜20及び容量センサ電極膜22の上には、SiN
及びSiO2 等の絶縁物からなるカバー膜23が形成さ
れている。但し、ESDホール部18では、カバー膜2
3に第2の静電気放電電極膜20に到達する複数のES
Dホール24が形成されている。本実施の形態では、図
4に示すように、ESDホール24が3行4列に並んで
配置されている。なお、TiNからなる第2の静電気放
電電極膜20に亀裂が発生することを防止するために
は、ESDホール24のサイズは5μm以下とすること
が好ましい、本実施の形態では、ESDホール24のサ
イズは、0.85μm×0.85μmとする。
【0033】このように構成された本実施の形態の容量
検出型センサにおいて、指紋を検出するときには、ま
ず、駆動回路11から容量センサ電極22に一定の電荷
を充填する。その後、カバー膜23の上に被験者の指を
接触させると、指と容量センサ電極22との間の容量に
より、容量センサ電極22の電位が変化する。このと
き、指の凹凸(指紋)のために、指と容量センサ電極2
2との間隔が場所によって異なり、各容量センサ電極2
2の電位にばらつきが発生する。一定の時間が経過した
ら、駆動回路11は各容量センサ電極22の電位を検出
し、その検出結果を基に電位の分布を示す画像が生成さ
れる。前述したように、容量センサ電極22の電位は指
の凹凸(指紋)に関係するので、容量センサ電極22の
電位の分布を示す画像が指紋の紋様を表わしている。
【0034】人体の静電気は、容量センサ電極22より
もESDホール24内のESD電極21に優先的に放電
するので、放電によるカバー膜23の破壊が回避され
る。
【0035】本実施の形態では、ESD電極21の上に
多数のESDホール24が形成されており、且つ、個々
のESDホール24の面積が小さいので、温度変化等に
より第1の静電気放電電極膜(アルミニウム膜)18a
と第2の静電気放電電極膜(TiN膜)20との間に応
力が発生しても広い範囲に分散され、第2の静電気放電
電極膜20に亀裂が発生することが防止される。これに
より、長期間使用してESDホール24内に水分や塩分
が進入しても、第1の静電気放電電極膜18aの腐食が
回避される。従って、本実施の形態の容量検出型センサ
は、長期間にわたって高い信頼性を維持することができ
る。
【0036】また、本実施の形態では、ESD電極21
を容量センサ電極22よりも下方の配線層に形成してい
る。ESD電極21と容量センサ電極22とを同じ配線
層に形成した場合、カバー膜23の表面を指で押したと
きにESD電極21及び容量センサ電極22の縁部に応
力が集中して、カバー膜23又は層間絶縁膜19等にク
ラックが発生することが考えられる。しかしながら、本
実施の形態のようにESD電極21と容量センサ電極2
2とを異なる配線層に形成することにより、ESD電極
21及び容量センサ電極22の縁部に応力が集中するこ
とが抑制され、カバー膜23及び層間絶縁膜19等のク
ラックの発生が回避される。
【0037】更に、本実施の形態のように複数のESD
ホール24をESDホール部18に均一に配置すること
により、ESDホール部18にかかる応力がESDホー
ル部18全体にほぼ均一に分散されるので、ESDホー
ル部18のカバー膜23にクラックが発生する可能性を
低くすることができる。
【0038】なお、ESDホールは、図6に示すように
幅が5μm以下(例えば、0.85μm)のストライプ
状に形成してもよく、図7に示すように、幅が5μm以
下(例えば、0.85μm)の同心円状に形成してもよ
い。図6ではESDホールを符号24aで示し、図7で
はESDホールを符号24b示している。この場合も、
上記の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0039】以下、本実施の形態の容量検出型センサの
製造方法について、図3,図5を参照して説明する。
【0040】まず、LOCOS(Local Oxidation of S
ilicon)法又はSTI(Shallow Trench Isolation)法
により絶縁膜又は絶縁溝(図示せず)を形成し、この絶
縁膜又は絶縁溝により半導体基板10を複数の素子領域
に分割する。
【0041】その後、半導体基板10の上にゲート絶縁
膜を介して厚さが例えば300nmのゲート電極12を
選択的に形成する。そして、このゲート電極12をマス
クとして半導体基板10に不純物を導入し、ソース/ド
レイン領域10bを形成する。また、ESD電極形成領
域の半導体基板10の表面にも不純物を導入して、高濃
度不純物領域10aを形成する。なお、ゲート電極12
はアルミニウム等の金属により形成してもよく、B(ボ
ロン)等の不純物が高濃度に導入されたポリシリコンに
より形成してもよい。
【0042】次に、CVD(Chemical Vapor Depositio
n )法により、基板10の上側全面に厚さが約700n
mの第1の層間絶縁膜13を形成する。この第1の層間
絶縁膜は、SiO2 膜、SiON膜及びSiN膜のいず
れか一種の膜、又は2種以上の膜を積層して形成する。
その後、第1の層間絶縁膜13に、高濃度不純物領域1
0a及びゲート電極12に到達するコンタクトホールを
形成する。
【0043】次に、スパッタ法により、基板10の上側
全面にTi膜を約5nm及びTiN膜を約15nmの厚
さに形成し、更にタングステン(W)を約800nmの
厚さに形成し、コンタクトホール内にタングステンを埋
め込む。その後、第1の層間絶縁膜13上のタングステ
ン膜、TiN膜及びTi膜をCMP(Chemical Mechani
cal Polishing )研磨して、コンタクトホール以外の部
分のタングステン膜、TiN膜及びTi膜を除去する。
これにより、タングステンプラグ14が形成される。
【0044】その後、TiN膜を15nm、AlCu合
金膜を500nm、TiN膜を15nmの厚さに順次形
成し、これらをフォトリソグラフィ法によりパターニン
グして、第1層配線15a,15bを形成する。
【0045】次に、基板10の上側全面にSiO2 から
なる第2の層間絶縁膜16を約1μmの厚さに形成す
る。そして、この第2の層間絶縁膜16に、第1層配線
15a,15bに到達するコンタクトホールを形成す
る。
【0046】その後、スパッタ法により、基板10の上
側全面にTi膜を5nm、TiN膜を15nmの厚さに
形成し、更にタングステン膜を形成して、コンタクトホ
ール内にタングステンを埋め込む。その後、第2の層間
絶縁膜16上のタングステン膜、TiN膜及びTi膜を
CMP研磨して、コンタクトホール外部の部分のタング
ステン膜、TiN膜及びTi膜を除去する。これにより
タングステンプラグ17が形成される。
【0047】次に、基板10の上側全面にTiN膜を1
5nm、AlCu合金膜を500nm、TiN膜を15
nmの厚さに順次形成し、これらをフォトリソグラフィ
法によりパターニングして、第1の静電気放電電極膜1
8a及び第2層配線18bを形成する。
【0048】次に、基板10の上側全面に例えばSiO
2 からなる第3の層間絶縁膜19を約1.3μmの厚さ
に形成する。そして、フォトリソグラフィ法により、第
3の絶縁膜19に、第1の静電気放電電極18a及び第
2層配線18bに到達する開口部を形成する。
【0049】次に、基板上にTiN膜を約200μmの
厚さに形成し、このTiN膜をパターニングして、第2
の静電気放電電極膜18aを形成する。また、基板10
の上側全面にTiN膜を15nm、AlCu合金膜を5
00nm、TiN膜を15nmの厚さに順次形成し、こ
れらをフォトリソグラフィ法によりパターニングして、
容量センサ電極22を形成する。
【0050】次いで、基板10の上側全面にSiO2
を100nm、SiN膜を約700nmの厚さに順次形
成してカバー膜23とする。そして、フォトリソグラフ
ィ法により、ESDホール部18のカバー膜23に、一
辺が約0.85μmのほぼ矩形の複数のESDホール2
4を形成する。
【0051】このようにして、本実施の形態の容量検出
型センサを製造することができる。
【0052】本実施の形態によれば、ESD電極21を
駆動回路11を構成する配線と同時に形成するので、少
ない工程数で容量検出型センサを製造することができ
る。
【0053】(第2の実施の形態)以下、本発明の第2
の実施の形態の容量検出型センサ(指紋センサ)につい
て、図8に示すESDホール部の断面図、図9に示すE
SDホール部の平面図を参照して説明する。
【0054】本実施の形態の容量検出型センサが第1の
実施の形態と異なる点はEDSホール部の構造が異なる
ことにあり、その他の構造は基本的に第1の実施の形態
と同様であるので、図8において図3と同一物には同一
符号を付して、重複する部分の説明は省略する。また、
容量センサ電極部の構成は基本的に第1の実施の形態と
同様であるので、ここでは容量センサ電極部の説明を省
略する。
【0055】本実施の形態では、第2の静電気放電電極
膜(TiN膜)20aが第3の絶縁膜19の上に形成さ
れており、カバー膜23には第2の静電気放電電極20
aが露出するように、例えば8μm×8μmのESDホ
ール26が開口されている。また、第2の静電気放電電
極膜20aは、第3の層間絶縁膜19に形成されたコン
タクトホール19aを介して第1の静電気放電電極膜1
8aに電気的に接続している。コンタクトホール19a
は、例えば0.85μm×0.85μmの大きさであ
り、図9に示すように、ESDホール部に3行4列に並
んで配置されている。
【0056】本実施の形態においては、第2の静電気放
電電極膜20aが第3の層間絶縁膜19上に形成されて
おり、コンタクトホール19aを介して第1の静電気放
電電極膜18aに接続されているので、温度変化により
第1の静電気放電電極膜18aと第2の静電気放電電極
膜20aとの間に発生する応力が小さく、第2の静電気
放電電極膜20aに亀裂が発生することが抑制される。
また、仮に第3の層間絶縁膜19上の部分で第2の静電
気放電電極膜20aに亀裂が発生しても、第1の静電気
放電電極膜18aの腐食がより確実に防止される。これ
により、長期間使用してESDホール内26に水分や塩
分が進入しても、第1の静電気放電電極膜18aが腐食
される可能性が低く、長期間にわたって高い信頼性を維
持することができる。
【0057】なお、第2の層間絶縁膜19に形成するコ
ンタクトホール19aの形状は、図10に示すようにス
トライプ状としてもよく、図11に示すように同心円状
にしてもよい。
【0058】以下、本実施の形態の容量検出型センサの
製造方法について、図8を参照して説明する。
【0059】第1の実施の形態と同様の方法により基板
10上に、トランジスタ、第1の層間絶縁膜13、第1
層配線15a、第2の層間絶縁膜16、タングステンプ
ラグ14,17等を形成する。そして、第2の層間絶縁
膜16上にTi膜、アルミニウム膜及びTi膜を順次形
成し、これらの積層膜をパターニングして、第1の静電
気放電電極18aを形成する。
【0060】次に、基板10の上側全面にSiO2 から
なる厚さが約1.3μmの第3の層間絶縁膜19を形成
する。そして、フォトリソグラフィ法により、この第3
の層間絶縁膜19に、第1の静電気放電電極膜18aに
到達するコンタクトホール19aを形成する。
【0061】次に、PVD(Physical Vapor Depositio
n )法又はMOCVD(Metal Organic Chemical Vapor
Deposition )法により、基板10の上側全面にTiN
膜を約200nmの厚さに形成する。そして、このTi
N膜をパターニングして、第2の静電気放電電極膜20
aを形成する。ESD電極21は、第1の静電気放電電
極膜18a及び第2の静電気放電電極膜20aにより構
成される。
【0062】一般に、PVD法では安定なTiN膜を安
価に形成することができるという利点がある。しかし、
PVD法によりコンタクトホール内にTiN膜を形成す
ると、膜厚が薄い部分ができやすいという難点がある。
一方、TiN膜をMOCVD法で形成する場合は、コン
タクトホール内にも比較的均一な厚さでTiN膜を形成
することができる。
【0063】次いで、第1の実施の形態と同様に、基板
10の上側全面に厚さが100nmのSiO2 膜と厚さ
が700nmのSiN膜との積層構造のカバー膜23を
形成し、このカバー膜23に、ESD電極21に到達す
る開口部26を形成する。これにより、本実施の形態の
容量検出型センサが完成する。
【0064】(第3の実施の形態)以下、本発明の第3
の実施の形態の容量検出型センサ(指紋センサ)につい
て、図12に示すESDホール部の断面図、図13に示
すESDホール部の平面図を参照して説明する。
【0065】本実施の形態の容量検出型センサが第1の
実施の形態と異なる点はESDホール部の構造が異なる
ことにあり、その他の構造は基本的に第1の実施の形態
と同様であるので、図12において図3と同一物には同
一符号を付して、重複する部分の説明は省略する。ま
た、容量センサ電極部の構成は基本的に第1の実施の形
態と同様であるので、ここでは容量センサ電極部の説明
を省略する。
【0066】本実施の形態では、TiNからなる第2の
静電気放電電極膜20bが第3の層間絶縁膜19の上に
形成されており、この第2の静電気放電電極膜20bは
第3の層間絶縁膜19に設けられたコンタクトホール2
7を介して第1の静電気放電電極膜18aに電気的に接
続している。
【0067】第3の層間絶縁膜19及び第2の静電気放
電電極膜20bの上にはカバー膜23が形成されてい
る。そして、ESDホール28は、コンタクトホール2
7から離れた位置に設けられている。ESDホール28
の大きさは、例えば約5μm×5μmである。
【0068】本実施の形態においては、ESDホール2
8が第1の静電気放電電極膜18aと第2の静電気放電
電極膜20bとの接続部から離れた位置に形成されてい
るので、仮にESDホール28内の第2の静電気放電電
極膜20bに亀裂が発生したとしても、第1の静電気放
電電極膜18aに水分や塩分が進入するおそれはない。
これにより、本実施の形態の容量検出型センサにおいて
も、長期間にわたって高い信頼性を維持することができ
るという効果が得られる。
【0069】なお、ESDホール28は、図14に示す
ようにコンタクトホール27を囲むリング状に形成して
もよく、図15に示すようにコンタクトホール27の周
囲に分散して複数個形成してもよい。
【0070】以下、本実施の形態の容量検出型センサの
製造方法について、図12を参照して説明する。
【0071】第1の実施の形態と同様にして基板10上
に第1の静電気放電電極膜18aまで形成した後、基板
10の上側全面に第3の層間絶縁膜19を形成する。そ
して、この層間絶縁膜19に第1の静電気放電電極膜1
8aに到達するコンタクトホール27を形成した後、基
板10の上側全面にTiN膜を約200nmの厚さに形
成し、このTiN膜をパターニングして第2の静電気放
電電極膜20bを形成する。このとき、第1の実施の形
態と同様に、第3の層間絶縁膜19の上に容量センサ電
極(図示せず)を形成する。
【0072】次いで、基板10の上側全面に厚さが10
0nmのSiO2 膜と厚さが700nmのSiN膜とか
らなるカバー膜23を形成する。その後、このカバー膜
23に、第2の静電気放電電極20bが露出するESD
ホール28を形成する。この場合に、ESDホール28
はコンタクトホール27から離れた位置に形成する。こ
れにより、本実施の形態の容量検出型センサが完成す
る。
【0073】(第4の実施の形態)図16は本発明の第
4の実施の形態の容量検出型センサ(指紋センサ)の構
成を示す平面図、図17は同じくその容量検出型センサ
の容量センサ電極間の部分における断面図である。
【0074】本実施の形態の容量検出型センサが第1の
実施の形態と異なる点はESDホール部の構造が異なる
ことにあり、その他の構造は基本的に第1の実施の形態
と同様であるので、図16,図17において図1,図3
と同一物には同一符号を付して、重複する部分の説明は
省略する。また、図17では、第1の層間絶縁膜から第
2層配線までの図示を省略している。
【0075】本実施の形態においては、容量センサ電極
22の角部近傍の第2の層間絶縁膜19上に、タングス
テンプラグ17を介して半導体基板10に電気的に接続
された第1の静電気放電電極膜18aが形成されてい
る。また、第3の層間絶縁膜19の上にはTiN膜から
なる第2の静電気放電電極膜20bが形成されている。
この第2の静電気放電電極膜20bは、第3の層間絶縁
膜19に形成されたコンタクトホール27を介して第1
の静電気放電電極膜18aに電気的に接続されている。
また、第2の静電気放電電極膜20bは容量センサ電極
22間の隙間を覆うように、網目状に形成されている。
【0076】ESDホール28は、容量センサ電極22
のそれぞれの辺に沿って配列されており、ESDホール
28の底部には第2の静電気放電電極膜20bが露出し
ている。
【0077】本実施の形態の容量検出型センサにおいて
も、第3の実施の形態と同様に、ESDホール28が第
1の静電気放電電極膜18aと第2の静電気放電電極膜
20bとの接続部から離れた位置に形成されているの
で、ESDホール28内に水分や塩分が進入しても、第
1の静電気放電電極膜18aが腐食されるおそれがな
く、長期間にわたって高い信頼性を維持することができ
る。
【0078】また、本実施の形態においては、ESDホ
ールが高密度に配置され、且つESDホールの総面積が
大きいので、他の実施の形態に比べて放電によるセンサ
の破損をより確実に防止できるという利点がある。
【0079】(第5の実施の形態)以下、本発明の第5
の実施の形態の容量検出型センサ(指紋センサ)につい
て、図18に示すESDホール部の断面図、図19に示
すESDホール部の平面図を参照して説明する。
【0080】本実施の形態の容量検出型センサが第1の
実施の形態と異なる点はESDホール部の構造が異なる
ことにあり、その他の構造は基本的に第1の実施の形態
と同様であるので、図18において図3と同一物には同
一符号を付して、重複する部分の説明は省略する。ま
た、容量センサ電極部の構成は基本的に第1の実施の形
態と同様であるので、ここでは容量センサ電極部の説明
を省略する。
【0081】本実施の形態では、第3の層間絶縁膜19
にタングステンプラグ(導電体部)20dが埋め込まれ
ており、このタングステンプラグ20dを介して第1の
静電気放電電極18aとTiN膜からなる第2の静電気
放電電極20cとが電気的に接続されている。ESD電
極21は、これらの第1の静電気放電電極膜18a、タ
ングステンプラグ20d及び第2の静電気放電電極膜2
0cとにより構成される。
【0082】すなわち、本実施の形態では、第1の実施
の形態と同様にして第2の層間絶縁膜16上に第1の静
電気放電電極膜18aを形成した後、基板10の上側全
面に第3の層間絶縁膜19を形成する。その後、フォト
リソグラフィ法により第3の層間絶縁膜19に開口部を
形成する。そして、基板10の上側全面に、Ti膜及び
TiN膜を形成し、更にその上にタングステン膜を形成
して、第3の層間絶縁膜19の開口部にタングステンを
埋め込む。その後、CMP研磨により第3の層間絶縁膜
19上のタングステン膜、TiN膜及びTi膜を除去す
る。このようにして、タングステンプラグ20dが形成
される。
【0083】次いで、基板10の上側全面にTiN膜を
約200nmの厚さに形成し、このTiN膜をパターニ
ングして、第2の静電気放電電極膜20cを形成する。
その後、厚さが約100nmのSiO2 膜及び厚さが約
700nmのSiN膜を順次形成して、カバー膜23と
する。このようにして、本実施の形態の容量検出型セン
サが完成する。
【0084】なお、プラグ20dの材料はタングステン
に限定するものではないが、プラグ20dは第1の静電
気放電電極膜18aよりも耐食性が高い材料により形成
することが必要である。
【0085】本実施の形態では、第1の静電気放電電極
膜18aと第2の静電気放電電極膜20cとの間にタン
グステンプラグ20dが形成されているため、温度の変
化によって第2の静電気放電電極膜(TiN膜)20c
に亀裂が発生するおそれが少ない。また、仮に第2の静
電気放電電極膜20cに亀裂が発生し、更にESDホー
ル29内に水分や塩分が進入したとしても、第2の静電
気放電電極膜20cと第1の静電気放電電極膜18aと
の間にタングステンプラグ20dが介在しているため、
アルミニウムを主成分とする第1の静電気放電電極膜1
8aが腐食されるおそれがない。従って、本実施の形態
の容量検出型センサにおいても、長期間にわたって高い
信頼性を維持することができる。
【0086】なお、上記第1〜第5の実施の形態ではい
ずれもESD電極がアルミニウムを主成分とする膜とT
iN膜とにより形成されている場合について説明した
が、ESD電極はこれに限定されるものではない。例え
ば、駆動回路の配線を銅(Cu)又は銅合金により形成
する場合は、ESD電極も銅又は銅合金膜とTiN膜と
により形成することができる。また、TiN膜に替え
て、Ti膜、Mo(モリブデン)膜及びW(タングステ
ン)膜等の高融点金属膜、並びにMoN膜及びWN膜等
の高融点金属窒化膜を使用することができる。
【0087】更に、上記実施の形態においてはいずれも
本発明を指紋センサに適用した場合について説明した
が、これにより本発明が指紋センサに限定されるもので
はなく、本発明は微細な部分の容量分布を検出するセン
サに適用できる。
【0088】(付記1)複数の容量センサ電極を備えた
容量検出型センサにおいて、基板と、前記基板の上に形
成された絶縁膜と、前記絶縁膜上に形成された導電性の
第1の静電気放電電極膜と、前記第1の静電気放電電極
膜上に形成された導電性の第2の静電気放電電極膜と、
前記複数の容量センサ電極の上を覆い、且つ、前記第2
の静電気放電電極膜に到達する複数の開口部が設けられ
たカバー膜とを有することを特徴とする容量検出型セン
サ。
【0089】(付記2)前記カバー膜に設けられた開口
部は、いずれも直径又は幅が5μm以下であることを特
徴とする付記1に記載の容量検出型センサ。
【0090】(付記3)前記第2の静電気放電電極膜の
上に、前記複数の開口部が均一に配置されていることを
特徴とする付記1に記載の容量検出型センサ。
【0091】(付記4)前記第1の静電気放電電極膜及
び前記第2の静電気放電電極膜が前記容量センサ電極よ
りも、前記基板に近い位置に形成されていることを特徴
とする付記1に記載の容量検出型センサ。
【0092】(付記5)前記容量センサ電極と前記基板
との間に形成されて前記容量センサ電極に電気的に接続
された配線を有し、前記第2の静電気放電電極膜が前記
配線と同じ配線層に形成されていることを特徴とする付
記1に記載の容量検出型センサ。
【0093】(付記6)前記カバー膜には、前記開口部
がストライプ状に形成されていることを特徴とする付記
1に記載の容量検出型センサ。
【0094】(付記7)前記カバー膜には、前記開口部
が同心円状に形成されていることを特徴とする付記1に
記載の容量検出型センサ。
【0095】(付記8)前記第1の静電気放電電極膜は
アルミニウムを主成分とする金属からなり、前記第2の
静電気放電電極膜はTiNからなることを特徴とする付
記1に記載の容量検出型センサ。
【0096】(付記9)前記第1及び第2の静電気放電
電極膜は、前記基板を介して接地されることを特徴とす
る付記1に記載の容量検出型センサ。
【0097】(付記10)複数の容量センサ電極を備え
た容量検出型センサにおいて、基板と、前記基板の上に
形成された第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜上に形成
された導電性の第1の静電気放電電極膜と、前記第1の
絶縁膜及び前記第1の静電気放電電極膜の上に形成され
た第2の絶縁膜と、前記第2の絶縁膜上に形成され、前
記第2の絶縁膜に形成されたコンタクトホールを介して
前記第1の静電気放電電極膜と電気的に接続された第2
の静電気放電電極膜と、前記複数の容量センサ電極の上
を覆い、且つ、前記第2の静電気放電電極膜に到達する
開口部が設けられたカバー膜とを有することを特徴とす
る容量検出型センサ。
【0098】(付記11)前記容量センサ電極は、前記
第2の絶縁膜上に形成されていることを特徴とする付記
10に記載の容量検出型センサ。
【0099】(付記12)前記第1の静電気放電電極膜
はアルミニウムを主成分とする金属からなり、前記第2
の静電気放電電極膜はTiNからなることを特徴とする
付記10に記載の容量検出型センサ。
【0100】(付記13)前記カバー膜の開口部は、前
記第1の静電気放電電極膜と前記第2の静電気放電電極
膜との接続部の上方に形成されていることを特徴とする
付記10に記載の容量型検出センサ。
【0101】(付記14)前記カバー膜の開口部は、前
記第1の静電気放電電極膜と前記第2の静電気放電電極
膜との接続部と異なる位置に形成されていることを特徴
とする付記10に記載の容量検出型センサ。
【0102】(付記15)前記カバー膜の開口部は、前
記容量センサ電極の辺に沿って形成されていることを特
徴とする付記14に記載の容量検出型センサ。
【0103】(付記16)前記第1及び第2の静電気放
電電極は、前記基板を介して接地されることを特徴とす
る付記10に記載の容量検出型センサ。
【0104】(付記17)複数の容量センサ電極を備え
た容量検出型センサにおいて、基板と、前記基板の上に
形成された第1の絶縁膜と、前記第1の絶縁膜上に形成
された導電性の第1の静電気放電電極膜と、前記第1の
絶縁膜及び前記第1の静電気放電電極膜の上に形成され
た第2の絶縁膜と、前記第2の絶縁膜の開口部内に形成
されて前記第1の静電気放電電極膜と電気的に接続され
た導電体プラグと、前記導電体プラグの上に形成されて
前記導電体プラグと電気的に接続された第2の静電気放
電電極膜と、前記複数の容量センサ電極の上を覆い、且
つ、前記第2の静電気放電電極膜に到達する開口部が設
けられたカバー膜とを有することを特徴とする容量検出
型センサ。
【0105】(付記18)前記第1の静電気放電電極膜
はアルミニウムを主成分とする金属からなり、前記導電
体部はタングステンを主成分とする金属からなり、前記
第2の静電気放電電極膜はTiNからなることを特徴と
する付記17に記載の容量検出型センサ。
【0106】(付記19)前記容量センサ電極が前記第
2の絶縁膜の上に形成されていることを特徴とする付記
17に記載の容量検出型センサ。
【0107】(付記20)前記導電体プラグが前記第1
の静電気放電電極膜に比して腐食しにくい材料により形
成されていることを特徴とする付記17に記載の容量検
出型センサ。
【0108】(付記21)前記第1及び第2の静電気放
電電極は、前記基板を介して接地されることを特徴とす
る付記17に記載の容量検出型センサ。
【0109】(付記22)半導体基板にトランジスタを
形成する工程と、前記半導体基板上に前記トランジスタ
を被覆する第1の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第
1の層間絶縁膜に第1のコンタクトホールを形成する工
程と、前記第1の層間絶縁膜上に第1層配線を形成する
工程と、前記第1の層間絶縁膜の上に前記第1層配線を
覆う第2の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第2の層
間絶縁膜に第2のコンタクトホールを形成する工程と、
前記第2の層間絶縁膜の上に、第2層配線と、前記第1
のコンタクトホール、前記第1層配線及び前記第2のコ
ンタクトホールを介して前記トランジスタに電気的に接
続する第1の静電気放電電極膜とを形成する工程と、前
記第2の層間絶縁膜の上に前記第2層配線及び前記第1
の静電気放電電極膜を覆う第3の層間絶縁膜を形成する
工程と、前記第3の層間絶縁膜に前記第1の静電気放電
電極膜が露出する開口部及び前記第2層配線の一部が露
出する第3のコンタクトホールを形成する工程と、前記
1の静電気放電電極膜の上に第2の静電気放電電極膜を
形成する工程と、前記第3の層間絶縁膜の上に前記第3
のコンタクトホールを介して前記第2層配線に電気的に
接続した容量センサ電極を形成する工程と、前記第3の
層間絶縁膜の上に、前記第2の静電気放電電極膜及び前
記容量センサ電極を覆うカバー膜を形成する工程と、前
記第2の静電気放電電極膜の上方に前記カバー膜の表面
から前記第2の静電気放電電極膜に到達する複数の孔を
形成する工程とを有することを特徴とする容量検出型セ
ンサの製造方法。
【0110】(付記23)半導体基板にトランジスタを
形成する工程と、前記半導体基板上に前記トランジスタ
を被覆する第1の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第
1の層間絶縁膜に第1のコンタクトホールを形成する工
程と、前記第1の層間絶縁膜上に第1層配線を形成する
工程と、前記第1の層間絶縁膜の上に前記第1層配線を
覆う第2の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第2の層
間絶縁膜に第2のコンタクトホールを形成する工程と、
前記第2の層間絶縁膜の上に、第2層配線と、前記第1
のコンタクトホール、前記第1層配線及び前記第2のコ
ンタクトホールを介して前記トランジスタに電気的に接
続する第1の静電気放電電極膜とを形成する工程と、前
記第2の層間絶縁膜の上に前記第2層配線及び前記第1
の静電気放電電極膜を覆う第3の層間絶縁膜を形成する
工程と、前記第3の層間絶縁膜に前記第1の静電気放電
電極膜に到達する複数の第3のコンタクトホール及び前
記第2層配線の一部が露出する第4のコンタクトホール
を形成する工程と、前記第3の層間絶縁膜の上に前記第
3のコンタクトホールを介して前記第1の静電気放電電
極膜に接続する第2の静電気放電電極膜を形成する工程
と、前記第3の層間絶縁膜の上に前記第4のコンタクト
ホールを介して前記第2層配線に電気的に接続した容量
センサ電極を形成する工程と、前記第3の層間絶縁膜の
上に、前記第2の静電気放電電極膜及び前記容量センサ
電極を覆うカバー膜を形成する工程と、前記第2の静電
気放電電極膜の上方に前記カバー膜の表面から前記第2
の静電気放電電極膜に到達する孔を形成する工程とを有
することを特徴とする容量検出型センサの製造方法。
【0111】(付記24)前記第2の静電気放電電極膜
をMOCVD法により形成することを特徴とする付記2
3に記載の容量検出型センサの製造方法。
【0112】(付記25)半導体基板にトランジスタを
形成する工程と、前記半導体基板上に前記トランジスタ
を被覆する第1の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第
1の層間絶縁膜に第1のコンタクトホールを形成する工
程と、前記第1の層間絶縁膜上に第1層配線を形成する
工程と、前記第1の層間絶縁膜の上に前記第1層配線を
覆う第2の層間絶縁膜を形成する工程と、前記第2の層
間絶縁膜に第2のコンタクトホールを形成する工程と、
前記第2の層間絶縁膜の上に、第2層配線と、前記第1
のコンタクトホール、前記第1層配線及び前記第2のコ
ンタクトホールを介して前記トランジスタに電気的に接
続する第1の静電気放電電極膜とを形成する工程と、前
記第2の層間絶縁膜の上に前記第2層配線及び前記第1
の静電気放電電極膜を覆う第3の層間絶縁膜を形成する
工程と、前記第3の層間絶縁膜に前記第1の静電気放電
電極膜に到達する開口部及び前記第2層配線の一部が露
出する第3のコンタクトホールを形成する工程と、前記
第3の層間絶縁膜の開口部に導電体を埋め込んでプラグ
を形成する工程と、前記第3の層間絶縁膜の上に前記プ
ラグを介して前記第1の静電気放電電極膜に接続する第
2の静電気放電電極膜を形成する工程と、前記第3の層
間絶縁膜の上に前記第3のコンタクトホールを介して前
記第2層配線に電気的に接続した容量センサ電極を形成
する工程と、前記第3の層間絶縁膜の上に、前記第2の
静電気放電電極膜及び前記容量センサ電極を覆うカバー
膜を形成する工程と、前記第2の静電気放電電極膜の上
方に前記カバー膜の表面から前記第2の静電気放電電極
膜に到達する孔を形成する工程とを有することを特徴と
する容量検出型センサの製造方法。
【0113】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
放電によるカバー膜の破損が防止でき、電極が腐食しに
くく、長期間にわたって高い信頼性を確保できる容量検
出型センサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の第1の実施の形態の容量検出型
センサ(指紋センサ)の構成を示す平面図である。
【図2】図2は第1の実施の形態の容量検出型センサの
模式断面図である。
【図3】図3は第1の実施の形態の容量検出型センサの
ESDホール部の断面図である。
【図4】図4は第1の実施の形態の容量検出型センサの
ESDホール部の平面図である。
【図5】図5は第1の実施の形態の容量検出型センサの
容量センサ電極の形成部における断面図である。
【図6】図6は第1の実施の形態の容量検出型センサの
ESDホールの変形例(その1)を示す平面図である。
【図7】図7は第1の実施の形態の容量検出型センサの
ESDホールの変形例(その2)を示す平面図である。
【図8】図8は本発明の第2の実施の形態の容量検出型
センサ(指紋センサ)のESDホール部の断面図であ
る。
【図9】図9は第2の実施の形態の容量検出型センサの
ESDホール部の平面図である。
【図10】図10は第2の実施の形態の容量検出型セン
サのコンタクトホールの変形例(その1)を示す平面図
である。
【図11】図11は第2の実施の形態の容量検出型セン
サのコンタクトホールの変形例(その2)を示す平面図
である。
【図12】図12は本発明の第3の実施の形態の容量検
出型センサ(指紋センサ)のESDホール部の断面図で
ある。
【図13】図13は第3の実施の形態の容量検出型セン
サのESDホール部の平面図である。
【図14】図14は第3の実施の形態の容量検出型セン
サのESDホールの変形例(その1)を示す平面図であ
る。
【図15】図15は第3の実施の形態の容量検出型セン
サのESDホールの変形例(その2)を示す平面図であ
る。
【図16】図16は本発明の第4の実施の形態の容量検
出型センサ(指紋センサ)の構成を示す平面図である。
【図17】図17は第4の実施の形態の容量検出型セン
サの容量センサ電極間の部分における断面図である。
【図18】図18は本発明の第5の実施の形態の容量検
出型センサ(指紋センサ)のESDホール部の断面図で
ある。
【図19】図19は第5の実施の形態の容量検出型セン
サのESDホール部の平面図である。
【図20】図20は従来の容量検出型指紋センサの構成
を示す平面図である。
【図21】図21は従来の容量検出型指紋センサの模式
断面図である。
【図22】図22は容量検出型指紋センサの指紋検出時
の状態を示す模式図である。
【図23】図23はESDホールの顕微鏡写真を示す図
であり、TiN膜に亀裂が発生した状態を示す。
【符号の説明】
10…半導体基板、 11…駆動回路、 12…ゲート電極、 13…第1の層間絶縁膜、 14,17,20d…プラグ、 15a,15b…第1層配線 16…第2の層間絶縁膜、 18…ESDホール部、 18a…第1の静電気放電電極膜、 18b…第2層配線、 19…第3の層間絶縁膜、 19a,27…コンタクトホール、 20,20a,20b,20c…第2の静電気放電電極
膜、 21…ESD電極、 22…容量センサ電極、 23…カバー膜、 24,24a,24b,26,28…EDSホール。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小野寺 秀夫 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 (72)発明者 岩本 茂 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 富士通株式会社内 Fターム(参考) 2F063 AA43 AA50 BA29 CA31 DA02 DA05 DD07 HA04 4C038 FF01 FG00 5B047 AA25 BB10 BC01 5F038 BH09 BH10 BH13 EZ20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の容量センサ電極を備えた容量検出
    型センサにおいて、 基板と、 前記基板の上に形成された絶縁膜と、 前記絶縁膜上に形成された導電性の第1の静電気放電電
    極膜と、 前記第1の静電気放電電極膜上に形成された導電性の第
    2の静電気放電電極膜と、 前記複数の容量センサ電極の上を覆い、且つ、前記第2
    の静電気放電電極膜に到達する複数の開口部が設けられ
    たカバー膜とを有することを特徴とする容量検出型セン
    サ。
  2. 【請求項2】 複数の容量センサ電極を備えた容量検出
    型センサにおいて、 基板と、 前記基板の上に形成された第1の絶縁膜と、 前記第1の絶縁膜上に形成された導電性の第1の静電気
    放電電極膜と、 前記第1の絶縁膜及び前記第1の静電気放電電極膜の上
    に形成された第2の絶縁膜と、 前記第2の絶縁膜上に形成され、前記第2の絶縁膜に形
    成されたコンタクトホールを介して前記第1の静電気放
    電電極膜と電気的に接続された第2の静電気放電電極膜
    と、 前記複数の容量センサ電極の上を覆い、且つ、前記第2
    の静電気放電電極膜に到達する開口部が設けられたカバ
    ー膜とを有することを特徴とする容量検出型センサ。
  3. 【請求項3】 複数の容量センサ電極を備えた容量検出
    型センサにおいて、 基板と、 前記基板の上に形成された第1の絶縁膜と、 前記第1の絶縁膜上に形成された導電性の第1の静電気
    放電電極膜と、 前記第1の絶縁膜及び前記第1の静電気放電電極膜の上
    に形成された第2の絶縁膜と、 前記第2の絶縁膜の開口部内に形成されて前記第1の静
    電気放電電極膜と電気的に接続された導電体プラグと、 前記導電体プラグの上に形成されて前記導電体プラグと
    電気的に接続された第2の静電気放電電極膜と、 前記複数の容量センサ電極の上を覆い、且つ、前記第2
    の静電気放電電極膜に到達する開口部が設けられたカバ
    ー膜とを有することを特徴とする容量検出型センサ。
  4. 【請求項4】 半導体基板にトランジスタを形成する工
    程と、 前記半導体基板上に前記トランジスタを被覆する第1の
    層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜に第1のコンタクトホールを形成
    する工程と、 前記第1の層間絶縁膜上に第1層配線を形成する工程
    と、 前記第1の層間絶縁膜の上に前記第1層配線を覆う第2
    の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の層間絶縁膜に第2のコンタクトホールを形成
    する工程と、 前記第2の層間絶縁膜の上に、第2層配線と、前記第1
    のコンタクトホール、前記第1層配線及び前記第2のコ
    ンタクトホールを介して前記トランジスタに電気的に接
    続する第1の静電気放電電極膜とを形成する工程と、 前記第2の層間絶縁膜の上に前記第2層配線及び前記第
    1の静電気放電電極膜を覆う第3の層間絶縁膜を形成す
    る工程と、 前記第3の層間絶縁膜に前記第1の静電気放電電極膜が
    露出する開口部及び前記第2層配線の一部が露出する第
    3のコンタクトホールを形成する工程と、 前記1の静電気放電電極膜の上に第2の静電気放電電極
    膜を形成する工程と、前記第3の層間絶縁膜の上に前記
    第3のコンタクトホールを介して前記第2層配線に電気
    的に接続した容量センサ電極を形成する工程と、 前記第3の層間絶縁膜の上に、前記第2の静電気放電電
    極膜及び前記容量センサ電極を覆うカバー膜を形成する
    工程と、 前記第2の静電気放電電極膜の上方に前記カバー膜の表
    面から前記第2の静電気放電電極膜に到達する複数の孔
    を形成する工程とを有することを特徴とする容量検出型
    センサの製造方法。
  5. 【請求項5】 半導体基板にトランジスタを形成する工
    程と、 前記半導体基板上に前記トランジスタを被覆する第1の
    層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜に第1のコンタクトホールを形成
    する工程と、 前記第1の層間絶縁膜上に第1層配線を形成する工程
    と、 前記第1の層間絶縁膜の上に前記第1層配線を覆う第2
    の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の層間絶縁膜に第2のコンタクトホールを形成
    する工程と、 前記第2の層間絶縁膜の上に、第2層配線と、前記第1
    のコンタクトホール、前記第1層配線及び前記第2のコ
    ンタクトホールを介して前記トランジスタに電気的に接
    続する第1の静電気放電電極膜とを形成する工程と、 前記第2の層間絶縁膜の上に前記第2層配線及び前記第
    1の静電気放電電極膜を覆う第3の層間絶縁膜を形成す
    る工程と、 前記第3の層間絶縁膜に前記第1の静電気放電電極膜に
    到達する複数の第3のコンタクトホール及び前記第2層
    配線の一部が露出する第4のコンタクトホールを形成す
    る工程と、 前記第3の層間絶縁膜の上に前記第3のコンタクトホー
    ルを介して前記第1の静電気放電電極膜に接続する第2
    の静電気放電電極膜を形成する工程と、 前記第3の層間絶縁膜の上に前記第4のコンタクトホー
    ルを介して前記第2層配線に電気的に接続した容量セン
    サ電極を形成する工程と、 前記第3の層間絶縁膜の上に、前記第2の静電気放電電
    極膜及び前記容量センサ電極を覆うカバー膜を形成する
    工程と、 前記第2の静電気放電電極膜の上方に前記カバー膜の表
    面から前記第2の静電気放電電極膜に到達する孔を形成
    する工程とを有することを特徴とする容量検出型センサ
    の製造方法。
  6. 【請求項6】 半導体基板にトランジスタを形成する工
    程と、 前記半導体基板上に前記トランジスタを被覆する第1の
    層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第1の層間絶縁膜に第1のコンタクトホールを形成
    する工程と、 前記第1の層間絶縁膜上に第1層配線を形成する工程
    と、 前記第1の層間絶縁膜の上に前記第1層配線を覆う第2
    の層間絶縁膜を形成する工程と、 前記第2の層間絶縁膜に第2のコンタクトホールを形成
    する工程と、 前記第2の層間絶縁膜の上に、第2層配線と、前記第1
    のコンタクトホール、前記第1層配線及び前記第2のコ
    ンタクトホールを介して前記トランジスタに電気的に接
    続する第1の静電気放電電極膜とを形成する工程と、 前記第2の層間絶縁膜の上に前記第2層配線及び前記第
    1の静電気放電電極膜を覆う第3の層間絶縁膜を形成す
    る工程と、 前記第3の層間絶縁膜に前記第1の静電気放電電極膜に
    到達する開口部及び前記第2層配線の一部が露出する第
    3のコンタクトホールを形成する工程と、 前記第3の層間絶縁膜の開口部に導電体を埋め込んでプ
    ラグを形成する工程と、 前記第3の層間絶縁膜の上に前記プラグを介して前記第
    1の静電気放電電極膜に接続する第2の静電気放電電極
    膜を形成する工程と、 前記第3の層間絶縁膜の上に前記第3のコンタクトホー
    ルを介して前記第2層配線に電気的に接続した容量セン
    サ電極を形成する工程と、 前記第3の層間絶縁膜の上に、前記第2の静電気放電電
    極膜及び前記容量センサ電極を覆うカバー膜を形成する
    工程と、 前記第2の静電気放電電極膜の上方に前記カバー膜の表
    面から前記第2の静電気放電電極膜に到達する孔を形成
    する工程とを有することを特徴とする容量検出型センサ
    の製造方法。
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