JP2001067460A - 指紋読取装置及び指紋照合装置 - Google Patents

指紋読取装置及び指紋照合装置

Info

Publication number
JP2001067460A
JP2001067460A JP24032399A JP24032399A JP2001067460A JP 2001067460 A JP2001067460 A JP 2001067460A JP 24032399 A JP24032399 A JP 24032399A JP 24032399 A JP24032399 A JP 24032399A JP 2001067460 A JP2001067460 A JP 2001067460A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fingerprint
fingerprint information
silicon chip
information reading
reading means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24032399A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Funabashi
武 船橋
Takeshi Koyama
武志 小山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP24032399A priority Critical patent/JP2001067460A/ja
Publication of JP2001067460A publication Critical patent/JP2001067460A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06VIMAGE OR VIDEO RECOGNITION OR UNDERSTANDING
    • G06V40/00Recognition of biometric, human-related or animal-related patterns in image or video data
    • G06V40/10Human or animal bodies, e.g. vehicle occupants or pedestrians; Body parts, e.g. hands
    • G06V40/12Fingerprints or palmprints
    • G06V40/1365Matching; Classification

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)
  • Image Input (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】指紋読取装置の静電気破壊を防止する。 【解決手段】読取対象者の身体に蓄積された電荷を指紋
情報読取手段3のグランド電位部に導く導電手段3Gを
設け、読取対象者と指紋情報読取手段3を同電位とする
ことにより、読取対象者と指紋情報読取手段3の放電に
よる指紋情報読取手段3の破壊を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は指紋読取装置及び指
紋照合装置に関し、例えばシリコンチップセンサを用い
て指紋照合を行う指紋読取装置及び指紋照合装置に適用
して好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、指紋を用いて個人認証を行う指紋
照合装置がある。かかる指紋照合装置は、例えば撮像素
子を用いて光学的に認証対象者の指紋を撮影して指紋画
像を生成し、当該撮影した指紋画像と予め登録されてい
る照合対象の指紋画像とを照合することにより個人認証
を行う。指紋は生涯不変であるとともに個人毎に異なる
ため、確実な個人認証を行うことができる。
【0003】また近年、半導体技術の進歩に伴い、シリ
コンチップセンサを用いた指紋照合装置が提案されてい
る。このシリコンチップセンサは、シリコン半導体基板
上に指先指紋面の面積に応じた複数の電極をマトリクス
状に配置して検出電極群を形成し、さらに当該検出電極
群の表面をポリイミド等の誘電体層でコーティングして
形成される。
【0004】シリコンチップセンサは誘電体層を検出面
とし、当該検出面に指先の指紋面を接触させることによ
り、指先と各検出電極の間に誘電体層を介してコンデン
サを形成する。そして、指先と各検出電極の間の静電容
量を検出することにより、指紋の凹凸情報を得る。
【0005】すなわち、指紋の凸部は誘電体層に接触す
るのに対して、指紋の凹部は誘電体層に接触しない。こ
のため、指紋の凸部に対応する検出電極の静電容量に比
べて、指紋の凹部に対応する検出電極の静電容量は小さ
くなる。シリコンチップセンサは、この静電容量の差に
基づいて指紋の凹凸情報(指紋形状)を検出して指紋画
像を生成する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるシリ
コンチップセンサを用いた指紋照合装置においては、認
証対象者の指先がシリコンチップセンサに直接接触する
ことから、当該シリコンチップセンサの静電気破壊が生
じる恐れがある。
【0007】すなわち、静電気等によって人体に電荷が
蓄積されることがあり、このような状態で指先をシリコ
ンチップセンサに接触すると、指先とシリコンチップセ
ンサの間で放電が発生し、かかる放電によって誘電体層
やシリコン半導体基板が破壊されるという問題がある。
【0008】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、静電気破壊を防止し得る指紋読取装置及び指紋照合
装置を提案しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、検出面部に接触された読取対象者
の指の指紋情報を読み取る指紋情報読取手段と、読取対
象者の身体に蓄積された電荷を指紋情報読取手段のグラ
ンド電位部に導く導電手段とを設けた。
【0010】読取対象者の身体に蓄積された電荷を指紋
情報読取手段のグランド電位部に導くことにより、読取
対象者と指紋情報読取手段を同電位とし、読取対象者と
指紋情報読取手段の間の放電による指紋情報読取手段の
破壊を防止する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下図面について、本発明の一実
施の形態を詳述する。
【0012】図1において、1は全体として本発明によ
る指紋照合装置を示し、筐体2の上面に、シリコンチッ
プセンサ3がその検出面部3Aを上にして設けられてい
る。
【0013】指紋情報読取手段としてのシリコンチップ
センサ3は、検出面部3Aに接触された認証対象者の指
の指紋を検出して指紋画像を生成する。そして指紋照合
装置1は、当該指紋画像と予め登録されている照合対象
の指紋画像とを照合することにより個人認証を行い、認
証結果を外部に接続されたパーソナルコンピュータ(図
示せず)に出力する。
【0014】図2はシリコンチップセンサ3の検出面部
3Aを示し、約5万個の電極3Eが100μmピッチで
2次元マトリクス状に配置されている。電極3Eには、
指紋の凹凸を検出する検出電極3Sと、認証対象者の身
体に蓄積された電荷を逃がすことによりシリコンチップ
センサ3の静電破壊を防止する導電手段としての避雷針
電極3Gとがある。避雷針電極3Gは所定間隔(例えば
10個おき)の格子状に配設されており、避雷針電極3
G以外の部分に検出電極3Sが配設されている。
【0015】図3はシリコンチップセンサ3の断面構造
を示し、シリコン(Si)半導体基板3B上に、シリコ
ン酸化膜(SiO2 )でなる層間絶縁膜3Cを介して、
検出電極3S及び避雷針電極3Gが設けられている。各
検出電極3Sはそれぞれシリコン半導体基板3Bに形成
された対応するトランジスタ(図示せず)に接続され、
各避雷針電極3Gはシリコンチップセンサ3のグランド
電位部に接続されている。
【0016】シリコンチップセンサ3の検出面部3A
は、例えばポリイミド等の誘電体でなる誘電体層3Dで
コーティングされている。ここで、誘電体層3Dはシリ
コン酸化膜3C及び検出電極3Sに対してのみコーティ
ングされており、避雷針電極3Gはシリコンチップセン
サ3の検出面部3Aに露出している。
【0017】シリコンチップセンサ3は、指と検出電極
3Sの間の静電容量に基づいて指紋の凹凸を検出する。
すなわち、検出面部3Aに指の指紋面を接触させること
により、当該指と各検出電極3Sの間に誘電体層3Dを
介してそれぞれコンデンサが形成される。かかるコンデ
ンサの静電容量は、指紋の凸部に対応する部分で大き
く、指紋の凹部に対応する部分では小さくなる。シリコ
ンチップセンサ3はこの静電容量の差に基づいて指紋の
凹凸を検出して指紋画像を生成する。
【0018】各検出電極3Sは、それぞれ指紋画像の1
画素に対応する。ここで、避雷針電極3Gは指紋検出を
行わないため、指紋画像は避雷針電極3Gに対応する部
分の画素が欠落する。このため、検出電極3Sに対する
避雷針電極3Gの比率は、画素の欠落が指紋照合に支障
を生じないような値に設定されている。
【0019】ところで、静電気等によって認証対象者の
身体に電荷が蓄積されている場合、認証対象者の指がシ
リコンチップセンサ3に接触したときに指とシリコンチ
ップセンサ3の間で放電が発生する。
【0020】本発明によるシリコンチップセンサ3は、
避雷針電極3Gが検出面部3Aに露出されているため、
指と検出電極3Sの間の抵抗値に比べて、指と避雷針電
極3Gの間の抵抗値が小さい。このため、認証対象者の
身体に蓄積されていた電荷は避雷針電極3Gに対して放
電されシリコンチップセンサ3のグランド電位部に放出
される。この状態において、認証対象者の身体とシリコ
ンチップセンサ3のグランド電位部は同電位となり、以
降放電は発生しない。
【0021】以上の構成において、指紋照合装置1を用
いて個人認証を行う場合、認証対象者は指の指紋面をシ
リコンチップセンサ3の検出面部3Aに接触させる。こ
の接触の際、認証対象者の身体に蓄積されている電荷
は、検出面部3Aに露出した避雷針電極3Gを介してシ
リコンチップセンサ3のグランド電位部に放出される。
これにより検出電極3Sに対する放電が回避され、誘電
体膜3及びシリコン半導体基板3Bの静電気破壊を防止
することができる。
【0022】シリコンチップセンサ3は、指と各検出電
極3Sの間の静電容量に基づいて指紋の凹凸を検出し指
紋画像を生成する。そして指紋照合装置1は、当該指紋
画像と予め登録されている照合対象の指紋画像とを照合
することにより個人認証を行い、認証結果を外部に接続
されたパーソナルコンピュータに出力する。
【0023】以上の構成によれば、シリコンチップセン
サ3の検出面部3Aに避雷針電極3Gを設け、認証対象
者の身体に蓄積されている電荷を当該避雷針電極3Gを
介してシリコンチップセンサ3のグランド電位部に放出
させるようにしたことにより、検出電極3Sに対する放
電を回避し、シリコンチップセンサ3の静電気破壊を防
止することができる。
【0024】また、静電気からシリコンチップセンサ3
を保護するためのシャッタ等の保護手段を別途指紋照合
装置1に設ける必要がなくなり、指紋照合装置1を小型
化することができる。
【0025】なお、上述の実施の形態においては、避雷
針電極3Gを格子状に配置したが、本発明はこれに限ら
ず、例えば避雷針電極3Gを点状に分散して配置する
等、様々な配列で避雷針電極3Gを配置してもよい。
【0026】また上述の実施の形態においては、避雷針
電極3Gと検出電極3Sを同一の形状としたが、本発明
はこれに限らず、避雷針電極3Gを検出電極3Sよりも
小さくし、検出電極3Sの間に避雷針電極3Gを配置す
るようにしてもよい。このようにすることにより、避雷
針電極3Gによる指紋画像の画素欠落を回避し、より良
好な指紋画像を得ることができる。
【0027】また上述の実施の形態においては、避雷針
電極3Gに対して誘電体層3Dをコーティングしないこ
とにより避雷針電極3Gを検出面部3Aに露出したが、
本発明はこれに限らず、避雷針電極3Gの厚さを検出電
極3Sよりも厚く形成し、避雷針電極3Gが誘電体層3
Dの表面から突出するようにしてもよい。
【0028】さらに上述の実施の形態においては、電極
3Eの一部を避雷針電極3Gとしてグランド電位部に接
続したが、本発明はこれに限らず、グランド電位部に接
続された導線を検出面部3Aに設けるようにしても良
い。すなわち図4に示すように、検出面部3Aにおける
検出電極3Sの間に、シリコンチップセンサ3のグラン
ド電位部に接続された避雷針ライン3Lを格子上に配設
する。この場合、避雷針ライン3Lの表面積は避雷針電
極3G(図2)に比べて小さくなるが、避雷針ライン3
Lを多数配設することにより、確実に避雷針効果を得る
ことができる。
【0029】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、読取対象
者の身体に蓄積された電荷を、検出面部に設けられた導
電手段を介して指紋情報読取手段のグランド電位部に導
くことにより、読取対象者と指紋情報読取手段を同電位
とし、読取対象者と指紋情報読取手段の放電による指紋
情報読取手段の破壊を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】シリコンチップセンサを用いた指紋照合装置を
示す斜視図である。
【図2】本発明によるシリコンチップセンサの検出面部
を示す略線図である。
【図3】本発明によるシリコンチップセンサの構成を示
す断面図である。
【図4】他の実施の形態によるシリコンチップセンサの
検出面部を示す略線図である。
【符号の説明】
1……指紋照合装置、2……筐体、3……シリコンチッ
プセンサ、3A……検出面部、3B……シリコン半導体
基板、3C……層間絶縁膜、3D……誘電体膜、3G…
…避雷針電極、3L……避雷針ライン、3S……検出電
極。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】検出面部に接触した読取対象者の指の指紋
    情報を読み取る指紋情報読取手段と、 上記読取対象者の身体に蓄積された電荷を上記指紋情報
    読取手段のグランド電位部に導くことにより、上記読取
    対象者と上記指紋情報読取手段の間の放電による上記指
    紋情報読取手段の破壊を防止する、上記検出面部に設け
    られた導電手段とを具えることを特徴とする指紋読取装
    置。
  2. 【請求項2】上記指紋情報読取手段は、上記指と複数の
    検出電極の間の静電容量に基づいて上記指紋情報を検出
    する静電容量検出型シリコンチップセンサであることを
    特徴とする請求項1に記載の指紋読取装置。
  3. 【請求項3】上記導電手段は、上記複数の検出電極の一
    部を上記グランド電位部に接続して形成されることを特
    徴とする請求項2に記載の指紋読取装置。
  4. 【請求項4】上記導電手段は、上記複数の検出電極の間
    に設けられた導線であることを特徴とする請求項2に記
    載の指紋読取装置。
  5. 【請求項5】検出面部に接触された読取対象者の指の指
    紋情報を読み取る指紋情報読取手段と、 上記読取対象者の身体に蓄積された電荷を上記指紋情報
    読取手段のグランド電位部に導くことにより、上記読取
    対象者と上記指紋情報読取手段の間の放電による上記指
    紋情報読取手段の破壊を防止する、上記検出面部に設け
    られた導電手段と、 上記読み取った上記指紋情報と予め登録されている登録
    指紋情報とを照合して個人認証を行う指紋照合手段とを
    具えることを特徴とする指紋照合装置。
JP24032399A 1999-08-26 1999-08-26 指紋読取装置及び指紋照合装置 Pending JP2001067460A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24032399A JP2001067460A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 指紋読取装置及び指紋照合装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24032399A JP2001067460A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 指紋読取装置及び指紋照合装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001067460A true JP2001067460A (ja) 2001-03-16

Family

ID=17057773

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24032399A Pending JP2001067460A (ja) 1999-08-26 1999-08-26 指紋読取装置及び指紋照合装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001067460A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7364931B2 (en) 2002-03-20 2008-04-29 Fujitsu Limited Capacitance detection type sensor and manufacturing method thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7364931B2 (en) 2002-03-20 2008-04-29 Fujitsu Limited Capacitance detection type sensor and manufacturing method thereof

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4198239B2 (ja) 容量型指紋検知アレイの静電気電荷保護
US6737329B2 (en) Static charge dissipation pads for sensors
US9990533B2 (en) Self-capacitive fingerprint sensor with active amplified pixels
US6478976B1 (en) Apparatus and method for contacting a conductive layer
US6643389B1 (en) Narrow array capacitive fingerprint imager
EP1018698B1 (en) Static charge dissipation for an active circuit surface
EP0786745A2 (en) Enhanced security fingerprint sensor package and related methods
US6440814B1 (en) Electrostatic discharge protection for sensors
EP0791899A2 (en) Electric field fingerprint sensor apparatus and related methods
US10943080B2 (en) Fingerprint sensing device with ESD protection
US6330145B1 (en) Apparatus and method for contacting a sensor conductive layer
US20020047161A1 (en) Topgraphical electrostatic protection grid for sensors
JP3400347B2 (ja) 表面形状認識用センサおよびその製造方法
JP2001067460A (ja) 指紋読取装置及び指紋照合装置
JP2002213911A (ja) 実装パッケージ
JP3455459B2 (ja) 表面形状認識用センサ
JP3371095B2 (ja) 表面形状認識用センサ
JP3516944B2 (ja) 表面形状認識用センサおよびこの製造方法
JP2000199701A (ja) 表面形状認識用センサおよびその製造方法
JP2003035507A (ja) 表面形状認識用センサおよびこの製造方法
JPS58158778A (ja) 表面凹凸情報入力方法
JP2002221403A (ja) 表面形状認識用センサの製造方法