JP2003256911A - 自動サービス装置およびサービス選定方法 - Google Patents

自動サービス装置およびサービス選定方法

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JP2003256911A
JP2003256911A JP2002052433A JP2002052433A JP2003256911A JP 2003256911 A JP2003256911 A JP 2003256911A JP 2002052433 A JP2002052433 A JP 2002052433A JP 2002052433 A JP2002052433 A JP 2002052433A JP 2003256911 A JP2003256911 A JP 2003256911A
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Hideyuki Kobayashi
秀幸 小林
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 視覚障害を有する顧客に好適なユーザインタ
フェースを有する自動サービス装置を提供する。 【解決手段】 複数のサービス項目を表示するための表
示部を有し、所定の操作毎にサービス項目を指示するた
めの指示操作部と、各サービス項目を音声案内するため
の音声案内情報を各操作に対応付けて保持する記憶部
と、音声案内情報に対応するサービス項目についての音
声案内を出力する音声案内部と、各操作を示す操作信号
を検出し、検出した操作信号に基づく操作に対応する音
声案内情報を記憶部から音声案内部へ供給する制御部
と、指示されているサービス項目を顧客の操作により選
定するための選定操作部とを備える自動サービス装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金融機関で取り扱
われるATM(automated‐teller machine)あるいは
公共機関に設置される情報提供装置等のように、顧客の
操作に応じて所定のサービスを提供する自動サービス装
置に関し、特に、視覚障害を持つ顧客の操作に好適なユ
ーザインタフェースを有する自動サービス装置および該
装置においてサービスを選定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】金融機関のATMのような自動サービス
装置は、当該装置と顧客との間で情報を授受するための
ユーザインタフェースの一つとして、タッチスクリーン
を備える。例えばATMの場合、そのタッチスクリーン
には、取引に関する選択肢群を示す画面が表示され、顧
客が所望の選択肢に対応する画面部分へ触れることによ
り、その選択肢が選定される。
【0003】前記したタッチスクリーンに関して、特開
平8−241452号に開示された技術がある。この開
示技術では、取引操作の効率化を図るべく、タッチスク
リーンの1画面中に、一連の取引操作についての複数の
選択肢群が表示される。これらの各選択肢群は、顧客が
所定の手順に沿って選択操作できるように表示されてお
り、顧客は、画面の表示内容を判読して必要な選択肢に
順次触れることにより、当該画面で一連の取引操作を完
了することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、タッチスク
リーンにおける操作では、前記したように、画面への接
触により選択肢の選定が行われるが、このとき、不用意
に画面へ触れてしまうと、顧客の意図しない選択肢が選
定されることがある。特に、視覚障害を持つ顧客は、ス
クリーンの位置や表示内容の認識が困難であることか
ら、このような誤操作を招きやすく、円滑な操作が困難
であった。
【0005】また、前記したような自動サービス装置の
タッチスクリーンは、一般的に、装置近傍から操作する
顧客の視界等を考慮して、比較的小さな画面サイズが与
えられている。そのため、このような画面内に、前記開
示技術に基づいて複数の選択肢群を一括的に表示するに
は、文字を小さく表示する、あるいは表示すべき各選択
肢群を密に配置すること等が考えられる。
【0006】しかしながら、小さな文字による表示は、
表示内容を視覚的に不明瞭にさせる惧れがあり、また、
選択肢群を密集させることは画面構成が複雑になり兼ね
ない。そのため、前記開示技術においては、特に視覚障
害を持つ顧客にとっては、文字の判読や画面構成の認識
等が極めて困難となる。
【0007】そこで、本発明は、視覚障害を有する顧客
であっても、確実かつ円滑に操作を行うことができるユ
ーザインタフェースを有する自動サービス装置を提供す
ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上の点を解
決するために、次の構成を採用する。 〈構成1〉本発明に係る自動サービス装置は、複数のサ
ービスの中から顧客により選定されたサービスを提供す
べく、前記各サービスに対応する複数のサービス項目を
表示する表示部を有する自動サービス装置であって、顧
客による所定の操作毎に、前記表示部に表示される前記
複数のサービス項目のうちの何れかのサービス項目を指
示するための指示操作部と、前記各サービス項目を音声
案内するための音声案内情報を前記各操作に対応付けて
保持する記憶部と、前記音声案内情報に基づいて、該情
報に対応するサービス項目についての音声案内を顧客に
向けて出力する音声案内部と、前記指示操作部における
前記各操作毎に、当該操作を示す操作信号を検出し、検
出した操作信号に基づく操作に対応する前記音声案内情
報を前記記憶部から前記音声案内部へ供給する制御部
と、前記指示操作部における当該操作により指示されて
いるサービス項目に対応するサービスの実行を要求すべ
く、顧客の操作により当該サービス項目を選定するため
の選定操作部とを備える。
【0009】本発明に係る自動サービス装置は、前記表
示部に表示した各サービス項目の中から、前記指示操作
部の操作に応じたサービス項目を指示すると共に、当該
操作に応じた音声案内を出力し、顧客により前記選定操
作部が操作されたとき、指示されている当該サービス項
目を選定すべく動作する。
【0010】従って、前記自動サービス装置によれば、
顧客は、前記指示操作部を操作して何れかのサービス項
目を指示する毎に、当該項目が直ちに選定されることな
く、対応する音声案内が得られることから、視覚障害を
持つ顧客であっても、実行させるべきサービスに対応す
るサービス項目を確実に選定することができる。
【0011】前記指示操作部および前記選定操作部を、
相互に一体化された単一の操作部とすることができる。
【0012】前記単一の操作部は滑動により操作するこ
とができ、該操作により前記各サービス項目の指示が遷
移する。
【0013】前記表示部の表面形状を四辺形とすること
ができ、前記操作部を、前記表示部のいずれか1辺に沿
った直線的な滑動により操作することができる。
【0014】前記表示部の表面形状を四辺形とすること
ができ、複数の前記操作部のそれぞれを前記表示部の相
異なる辺に対応して設けることができる。このとき、前
記各操作部を、対応する前記各辺に沿った直線的な滑動
により操作することができる。
【0015】前記単一の操作部を回転により操作するこ
とができ、該操作により前記各サービス項目の指示が遷
移する。
【0016】前記指示操作部として、それぞれが所定の
配列に基づいて配置された複数のボタンから成るボタン
群のうちの所定のボタンを用いることができ、該所定の
ボタンの押下により、前記各サービス項目の指示が遷移
する。
【0017】前記制御部は、前記各サービス項目の指示
毎に、前記表示部における当該サービス項目の表示寸法
を、非指示時のそれよりも拡大して表示させることがで
きる。
【0018】前記自動サービス装置は、さらに、それぞ
れが相異なる面を規定する一対のパネルを有する筐体を
備えることができ、前記表示部および前記指示操作部の
それぞれを、相異なる前記各パネルに設けることができ
る。
【0019】前記一対のパネルは、顧客による斜め下方
への視認が可能な角度で前記表示部が配置されている表
示パネルと、該表示パネルの下方に設けられ、水平面か
ら前記顧客に向けて下方に傾斜して前記指示操作部が配
置されている操作パネルとから構成することができる。
【0020】〈構成2〉本発明に係るサービス選定方法
は、複数のサービスの中から顧客により選定されたサー
ビスを提供すべく前記各サービスに対応する複数のサー
ビス項目を表示する自動サービス装置において、実行す
べきサービスに対応するサービス項目を顧客に選定させ
る方法であって、顧客の操作により、前記複数のサービ
ス項目のうちの何れかのサービス項目を指示させるこ
と、指示されたサービス項目についての案内を音声によ
り出力すること、および、指示されているサービス項目
に対応するサービスの実行を要求すべく、顧客の操作に
より当該サービス項目を選定させることである。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例1〉図1は、本発明に係る自動サービス装置
(101)の機能的な構成を示すブロック図である。自
動サービス装置(101)は、銀行等の金融機関で取り
扱われるATM(automated‐teller machine)101
であり、顧客の操作により選定された所定の取引を実行
する。
【0022】ATM101は、図1に示されるように、
表示部20および操作部30を有するユーザインタフェ
ース40、音声案内部50、記憶部60および制御部7
0を備える。
【0023】ユーザインタフェース40の表示部20
は、取引に関する複数の選択項目を示す画面を表示す
る。操作部30は、顧客により操作され、表示部20に
表示される選択項目のうちの何れかの選択項目を指示す
べく動作する。この指示により、当該選択項目に対応す
る処理は実行されることなく仮選択される。さらに、前
記した仮選択中における操作部30への他の操作によ
り、当該選択項目が選定される。
【0024】音声案内部50は、操作部30により指示
された選択項目についての案内を音声にて出力する。記
憶部60は、操作部30により指示されるべき選択項目
が操作部30の各操作に対応付けられて示されている指
示項目情報、および、音声案内部50から出力する音声
案内を示す音声案内情報などを保持する。
【0025】制御部70は、ATM101における取引
のための制御動作を行う。その制御動作として、例え
ば、顧客により操作部30が操作される毎に、該操作に
対応する操作信号を検出し、検出した操作信号に基づく
操作に対応した選択項目を、記憶部60の指示項目情報
に基づいて抽出する。さらに、抽出した選択項目を指示
すべく当該項目を表示部20で拡大表示させると共に、
当該選択項目に対応する音声案内情報を記憶部60から
音声案内部50に供給させる。
【0026】図2は、本具体例のATM101の概略的
な外観を示す斜視図である。ATM101は、図2に示
すように、そのハウジング11における前面の上方部分
に、顧客による斜め下方への視認が可能な角度で設けら
れた前面傾斜パネル11aを有し、該パネルの下方に、
水平面から顧客に向けて下方に傾斜して設けられた水平
傾斜パネル11bを有する。両パネル11aおよび11
bが図示のように傾斜していることにより、顧客は、水
平なパネルを真下に見下ろしたり、膝を曲げて垂直なパ
ネルに目線を合わせるなどの無理な姿勢を強いられな
い。
【0027】図示の例では、前面傾斜パネル11aに、
取引カードを取り扱うカード取扱口12と、取引毎の取
引明細票が排出される明細票取出口13と、現金を取り
扱う現金取扱口14と、前記した音声案内部50の機能
を有する音声出力部15とが設けられている。
【0028】他方、水平傾斜パネル11bには、矩形を
成す従来よく知られたタッチスクリーン16が設けられ
ている。タッチスクリーン16は、前記した表示部20
の機能を有し、取引に関する複数の選択項目が、当該ス
クリーンの何れかの辺に沿って整列して表示される。
【0029】本具体例のATM101では、従来におけ
ると同様なタッチスクリーン16の操作を受け付けるモ
ードを通常モードと称し、この通常モードで、顧客が何
れかの項目を示す画面部分に接触することにより当該項
目が選定される。
【0030】また、ATM101は、視覚障害を持つ顧
客のように、タッチスクリーン16の位置や画面の表示
内容等の視認が容易ではなく、前記した通常モードでの
操作が困難な顧客を考慮したセレクタモードを有する。
このセレクタモードでは、タッチスクリーン16への接
触による操作に代わり、操作部30による操作が受け付
けられ、選択項目の選定に先立って前記した仮選択が行
われる。
【0031】本具体例において、操作部30は、タッチ
スクリーン16の近傍でスライド操作されるスライドセ
レクタ17a、17bおよび17cにより実現されてい
る。これらの各スライドセレクタ17a〜17cは、図
2に示された例では、タッチスクリーン16の上端の辺
を除く3辺の近傍に配置されている。すなわち、スライ
ドセレクタ17aは、タッチスクリーン16の左辺に対
応し、スライドセレクタ17bは、当該スクリーンの右
辺に対応し、スライドセレクタ17cは、当該スクリー
ンの下辺に対応するように設けられている。
【0032】スライドセレクタ17a〜17cのそれぞ
れは、顧客の手指によりスライド操作され且つ押しボタ
ン機能を併せ持つスライドボタン18a〜18cと、対
応するタッチスクリーン16の辺に沿って伸張し、各ス
ライドボタンの可動範囲を規定するスライドパス18
a′〜18c′とから成る。
【0033】スライドボタン18a〜18cは、当該パ
ネルの表面から突出した形状を成し、これにより、視覚
障害を持つ顧客が水平傾斜パネル11b上を手探りをし
たとき、前記スライドボタンを素早く発見することがで
きる。前記各ボタンの形状を、例えば四角柱とすること
ができ、各寸法を、高さ20mm、対応するタッチスク
リーン16の辺に平行な辺の寸法を20mm、およびそ
の垂直方向の辺の寸法を10mmとすることができる。
この他、多角錐台形または円柱形等も採用することがで
きる。また、操作の際のグリップ感を与えるために、各
スライドボタン18a〜18cの側面に、窪みまたはロ
ーレット等による凹凸を施すことができる。
【0034】各スライドボタン18a〜18cは、それ
ぞれに対応するスライドパス(18′)上でスライド操
作され、対応するタッチスクリーン16の辺に沿って表
示されている選択項目の近傍に到達すると、その選択項
目が指示され仮選択される。本具体例の各スライドボタ
ン18a〜18cは、各選択項目の近傍に到達する毎
に、顧客がクリック感を得られるように構成されてい
る。これにより、顧客は、仮選択される項目が切り替わ
ったことを確実に認識することができる。
【0035】このようなスライドボタン(18)と、タ
ッチスクリーン16に表示される選択項目との関連性が
維持できるように、スライドボタン(18)と当該スク
リーンとの間隔を10mm程度にすることが好ましい。
【0036】水平傾斜パネル11bには、さらに、0〜
9までの各数字が記された10個の押しボタンから成る
テンキー19が設けられている。各ボタンの形状は、一
般的なパーソナルコンピュータ等に設けられるテンキー
と同様な四角錐台形とするが、これに限らず、例えば円
錐台形とすることができる。また、各ボタンは、それぞ
れの中心部の間隔を20mm程度とすることが好まし
い。テンキー19のボタン配置は、後述する説明で参照
される図4〜図6に示すように、視覚障害を持つ顧客で
あっても、各ボタンの配列を容易に把握できるような、
従来よく知られた電話型の配列とし、図示の例のよう
に、「5」が記されたボタンの中央部分に、各ボタンの
相対的な位置の認識を助ける凸部19aを設けることが
できる。セレクタモードでは、このテンキー19と、前
記した各スライドセレクタ(17)とを併用した操作が
受け付けられる。
【0037】ところで、ATM101は、前記した制御
部70による制御動作のために、記憶部60に、図3に
示すような情報テーブル21を保持する。この情報テー
ブル21には、各選択項目がスライドボタン(18)で
の操作に対応付けられた指示項目情報と、該情報におけ
る各選択項目についての音声案内を示す音声案内情報と
が含まれる。これらの情報は、後述する初期画面、暗証
番号の受付画面および取引金額の受付画面のそれぞれに
対応付けられている。
【0038】情報テーブル21の指示項目情報の「ボタ
ン」欄には、当該画面において操作が有効となるスライ
ドボタン(18a〜18c)が示されている。その右列
の「指示段」欄には、各スライドボタン18a〜18c
を操作してクリック感が得られる位置が段数にて示され
ている。例えばスライドボタン18aの場合、「指示
段」の1段目は、スライドパス18a′においてクリッ
ク感が得られる位置のうちの最上部にある位置に対応し
ている。「項目」欄には、当該画面に表示される選択項
目が示されている。
【0039】また、音声案内情報の「項目案内」欄に
は、前記した「項目」欄の項目名を音声案内するための
情報(A1〜K1)が示され、「詳細案内」欄には、音
声案内された項目名の内容について詳細に案内するため
の情報(A2〜K2)が示されている。
【0040】ATM101では、前記したように、制御
部70が、記憶部60の情報テーブル21に含まれる指
示項目情報に基づいて、スライドボタン(18)での当
該操作に対応した選択項目を抽出する。さらに、抽出し
た選択項目を画面上で指示すべく、この選択項目をタッ
チスクリーン16の画面中に拡大表示させると共に、前
記選択項目に対応する音声案内情報を記憶部60から音
声出力部15へ供給させる。これにより、仮選択された
当該選択項目の音声案内が、音声出力部15から顧客に
向けて出力される。
【0041】図4〜図6は、ATM101のタッチスク
リーン16に関する操作を説明するための説明図であ
る。これらの図に沿って、ATM101における取引操
作および該操作に応じたATM101の動作を説明す
る。ここでは、視覚障害を持つ顧客が、セレクタモード
にて、預金から1万5千円を引き出す例を示す。
【0042】ATM101は、自己に設けられた図示し
ない近接センサにより顧客の到来を感知すると、音声出
力部15から顧客に向けて、「いらっしゃいませ。セレ
クタモードによる操作をご希望の場合は、スクリーン近
くの何れかのセレクタボタンをスライドさせるか、又は
ボタンを押してください。」との音声案内を出力する。
このとき、顧客がスライドボタン(18)を操作しない
場合は、前記した通常モードにて操作が受け付けられ
る。
【0043】顧客が前記音声案内に従って、何れかのス
ライドボタン(18)を操作したとき、セレクタモード
に切り替わると共に、モードが切り替わった旨の音声案
内、およびスライドセレクタ(17)の利用方法につい
ての所定の音声案内が、音声出力部15から出力され
る。このセレクタモードに切り替わると、通常モードの
操作は無効になり、誤ってタッチスクリーン16へ接触
しても、接触した部分に対応する選択項目が選定される
ことはない。
【0044】セレクタモードに入ると、図4に示す初期
画面22がタッチスクリーン16に表示される。初期画
面22では、取引科目を含む4つの選択項目が、タッチ
スクリーン16の左辺に沿って縦列して配置され、ま
た、当該スクリーンの右方部分に、所望の項目を選定す
るよう促す旨が表示される。
【0045】この初期画面22においては、タッチスク
リーン16の左辺近傍に設けられているスライドセレク
タ17aによる操作が受け付けられる。初期画面22が
表示された後、顧客がスライドボタン18aを当該画面
中の何れかの取引科目の近傍に合わせたとき、当該取引
科目が仮選択される。例えば、図4に示されるようにス
ライドボタン18aを1段目に合わせると、「引き出
し」の項目が拡大表示されると共に、音声出力部15か
ら、「お引き出しです。」のような、項目名を告げる音
声案内が出力される。これにより、取引科目の「引き出
し」が仮選択される。
【0046】また、セレクタモードでは、前記した拡大
表示および音声案内によっても、仮選択した項目の認識
が不明瞭な場合、テンキー19の所定のボタンを押下す
ることにより、仮選択されている項目の詳細な案内を得
ることができる。本具体例では、この所定のボタンを、
テンキー19の「0」ボタンとし、該ボタンが押下され
たとき、「お客様の預金を現金にてお引き出しになりた
いとき、この項目をお選びください。」のような音声案
内が、音声出力部15から出力される。この案内は、情
報テーブル21の「引き出し」項目に対応する前記した
情報A2に基づいて供給される。
【0047】顧客は、初期画面22で仮選択されている
科目が「引き出し」項目であることを認識したとき、該
項目を選定すべくスライドボタン18aを押下する。こ
れにより、「引き出し」項目の選択が確定され、対応す
る一連の操作が進められる。
【0048】「引き出し」項目の一連の操作では、音声
出力部15から、ATM101のカード取扱口12に所
定の取引カードを挿入するよう促す案内が出力される。
顧客が前記案内に従って取引カードを挿入すると、タッ
チスクリーン16に、図5に示すような暗証番号受付画
面23が表示されると共に、暗証番号の入力を促す音声
案内が供給される。
【0049】暗証番号受付画面23には、タッチスクリ
ーン16の右辺に沿って、取引の中止を要求するための
「取引中止」項目と、入力した暗証番号を1文字ずつ訂
正するための「1文字訂正」項目と、入力した暗証番号
を確定するための「確定」項目とが示される。また、顧
客により暗証番号が入力される毎に、当該スクリーンの
左方部分に、図5に示すような所定の記号が表示され、
入力している数値が何桁目であるかを認識する目安とな
る。
【0050】本具体例では、暗証番号の入力は、テンキ
ー19により行われる。このとき、暗証番号の漏洩を防
止すべく、ボタンの押下毎に入力される数値は音声案内
されることなく、押下毎に効果音が発せられる。この効
果音により、誤って同一のボタンを連続押下するような
誤操作を、聴覚により認識することができる。
【0051】この暗証番号受付画面23においては、タ
ッチスクリーン16の右辺に対応するスライドセレクタ
17bによる操作が受け付けられる。テンキー19によ
る暗証番号の入力後あるいは入力中に、その入力内容を
訂正する場合は、図5に示されるように、スライドボタ
ン18bを3段目にスライドさせて、「1文字訂正」項
目を仮選択する。さらに、スライドボタン18bの押下
により当該項目を選定すると、最新の入力文字から1文
字ずつ消去される。これにより、たとえ暗証番号の入力
を誤っても、それを訂正すべく1文字単位で再入力する
ことができる。
【0052】前記した暗証番号受付画面23で暗証番号
の入力が完了したとき、「確定」項目を指示して選定す
ると、ATM101に当該暗証番号が受け付けられる。
前記暗証番号が適正であれば、暗証番号受付画面23に
引き続いて、図6に示す取引金額受付画面24が表示さ
れる。
【0053】取引金額受付画面24では、前記した暗証
番号受付画面23におけると同様に、タッチスクリーン
16の右辺に対応するスライドセレクタ17bにより操
作され、テンキー19により取引金額が入力される。取
引金額受付画面24には、前記したと同様な「取引中
止」項目、「1文字訂正」項目および「確定」項目に加
えて、入力した金額を無効にして最初から入力し直すた
めの「金額入力に戻る」項目が表示される。また、当該
画面の左方部分には、テンキー19により入力される金
額が表示される。
【0054】顧客は、引き出し金額を入力し、必要に応
じて前記したと同様な訂正操作を行った後、スライドボ
タン18bにより「確定」項目を仮選択すると、入力し
た金額を確認する旨の音声案内が供給される。図示の例
では、顧客の所望の引き出し金額である1万5千円が表
示されていることから、音声出力部15から「1万5千
円です。」との音声案内が出力される。さらに、この金
額で確定すべくスライドボタン18bを押下して「確
定」項目を選定することにより、確定した金額がATM
101に通知される。
【0055】その後、ATM101で前記金額の引き出
しに関する所定の処理が行われ、明細票取出口13およ
び現金取扱口14から、取引明細票と現金とが顧客に向
けて排出される。顧客がこれらを受け取ると、ATM1
01での取引に関する一連の操作が完了する。
【0056】具体例1のATM101によれば、セレク
タモードにおいて、顧客により指示された選択項目が直
ちに選定されることなく、仮選択により選定が保留され
ることから、誤操作により意図に反する選択項目を選定
することが防止される。しかも、前記した仮選択時に
は、当該選択項目が拡大表示されると共に、当該項目に
ついての音声案内が供給されることから、視覚障害を持
つ顧客であっても、仮選択されている選択項目を容易に
認識することができる。
【0057】また、スライドボタン(18)の簡単なス
ライド操作により、タッチスクリーン16の選択項目が
順次仮選択されることから、各選択項目の表示位置を詳
細に把握する必要がない。視覚障害を持つ顧客にとっ
て、タッチスクリーン16の近傍に設けられた各スライ
ドセレクタ(17)は、パネル上を手探りする際に、当
該タッチスクリーンの外縁を示す目安となる。これによ
り、顧客が誤ってタッチスクリーン16に触れてしまう
ような誤操作を防止できる。
【0058】前記した具体例1では、ATM101に3
個のスライドセレクタ17a〜17cが設けられたが、
スライドセレクタ(17)の数量はこれに限られず、例
えばスライドセレクタ(17)を1つのみ備えることが
できる。また、水平傾斜パネル11bに設けられている
各構成部分のうち、少なくともタッチスクリーン16お
よび各スライドセレクタ(17)を、前面傾斜パネル1
1aに配置することができる。
【0059】タッチスクリーン16に表示される画面
は、視覚障害を持つ顧客の操作性を考慮し簡素化すべ
く、前記した例のように、単一の画面で1つの選択項目
を選定するように構成することが望ましい。しかしなが
ら、本発明ではこれに限らず、例えば取引金額受付画面
24において、「万」および「千」のような単位項目、
あるいはテンキー19に代わる数値項目等を、タッチス
クリーン16の下辺に沿って横列に表示し、当該画面を
スライドセレクタ17cにより操作するようにすること
ができる。
【0060】〈具体例2〉図7は、具体例2のATM1
02の概略的な外観を示す斜視図である。図7に示すよ
うに、ATM102のタッチスクリーン16は、前面傾
斜パネル11aに設けられている。また、水平傾斜パネ
ル11bには、図1に示す操作部30の機能を有するホ
イールセレクタ25が設けられている。
【0061】本具体例のホイールセレクタ25は、円柱
形を成し、顧客により回転操作される。その寸法は、例
えば直径50mm、高さ20mm程度とすることができ
る。ホイールセレクタ25の形状は、図示の例に限ら
ず、多角柱、円錐台形あるいは多角錐台形等を採用する
ことができる。ホイールセレクタ25は、具体例1のス
ライドボタン(18)におけると同様に、その側面にグ
リップ感を与えるための種々の加工を施すことができ、
さらに、所定の回転操作毎にクリック感が得られると共
に、効果音が発せられるようにすることが望ましい。
【0062】ATM102では、ホイールセレクタ25
の所定の回転操作毎に、仮選択される単一の選択項目が
タッチスクリーン16に表示される。また、ホイールセ
レクタ25は、押しボタン機能を併せ持ち、選択項目の
仮選択中に押下されたとき、当該選択項目が選定され
る。
【0063】図8は、後述する情報テーブル26の指示
項目情報を説明するための説明図である。ATM102
の記憶部60は、制御部70の制御動作のための情報テ
ーブル26を保持する。情報テーブル26の指示項目情
報には、図8に示すように、ホイールセレクタ25の回
転方向を示す「回転方向」欄と、所定の回転操作毎に表
示される選択項目を示す「項目」欄とが設けられてい
る。情報テーブル26には、具体例1の情報テーブル2
1におけると同様に、「項目」欄の各項目に対応する図
示しない音声案内情報が設けられている。
【0064】ホイールセレクタ25の回転方向につい
て、本具体例では、ATM102を操作する顧客から見
て右回転を順方向とし、左回転を逆方向とする。例え
ば、ATM102の図示しない初期画面において、ホイ
ールセレクタ25を順方向に回転させると、仮選択され
る項目が当該初期画面の一部で、「引き出し」、「預け
入れ」、「残高照会」、「取引中止」、「引き出し」・
・・の順に遷移しながら個々に表示される。
【0065】ATM102は、具体例1のATM101
におけると同様に、仮選択時に、項目名を告げる音声案
内を音声出力部15から出力する。本具体例では、出力
される音声案内についての詳細な説明を求める場合は、
ホイールセレクタ25を2秒以上押下し続ける。また、
ホイールセレクタ25を押下し続けながら回転させるこ
とができ、これにより、各選択項目の詳細な説明が順次
供給される。
【0066】ATM102では、ホイールセレクタ25
を回転または押下することにより、前記した通常モード
からセレクタモードに切り替えられる。セレクタモード
において、例えば預金の引き出しを行う場合、初期画面
にてホイールセレクタ25を適宜回転させて「引き出
し」項目を仮選択した後、ホイールセレクタ25を押下
して前記項目を選定する。
【0067】初期画面に引き続いて表示される暗証番号
受付画面にて、図8の指示項目情報に基づく数値項目等
を適宜選定して、暗証番号を入力する。この暗証番号受
付画面では、ホイールセレクタ25の回転に応じて順次
遷移する単一の項目と、選定された数値の桁を示す記号
とが表示される。
【0068】入力した暗証番号が適正である場合、金額
入力画面が表示され、この画面で所望の引き出し金額を
入力する。その後、入力した金額についての最終的な確
認のために、金額確認画面が表示される。金額に関する
前記した両画面では、順次遷移する単一の項目と、選定
された数値から成る金額とが表示される。金額確認画面
の表示後、必要に応じて訂正操作を行い、この画面の
「確定」項目を選定することにより、ATM102に所
望の引き出し金額が受け付けられる。
【0069】具体例2のATM102によれば、前記し
た具体例1における仮選択に関する効果と同様な効果を
得ることができ、さらに、ATM102では、タッチス
クリーン16とホイールセレクタ25とがそれぞれ別個
のパネル(11aおよび11b)に配置されていること
から、視覚障害を持つ顧客等が、セレクタモードへの切
替え前に誤ってタッチスクリーン16に触れてしまうこ
とを防止できる。
【0070】さらに、ATM102では、顧客の操作が
単一のホイールセレクタ25により行われることから、
手指の頻繁な移動が必要とされず、特に、視覚障害を持
つ顧客は安心感を持って操作することができる。
【0071】前記した具体例2では、ホイールセレクタ
25の所定の回転操作毎に、タッチスクリーン16に単
一の選択項目が表示されたが、この例に限らず、例えば
具体例1におけると同様に、画面に全ての選択項目を表
示し、ホイールセレクタ25の回転毎に、何れか1つの
選択項目を拡大表示して仮選択することができる。
【0072】また、ホイールセレクタ25の近傍に、具
体例1で用いられたと同様なテンキー19を配置し、こ
のテンキー19により、金額入力のような数値入力を行
うようにすることができる。
【0073】〈具体例3〉図9は、具体例3のATM1
03の概略的な外観を示す斜視図である。ATM103
の水平傾斜パネル11bには、図9に示されるように、
具体例2のATM102におけるホイールセレクタ25
に代えて、具体例1におけると同様なテンキー19が設
けられている。ATM103では、このテンキー19
に、操作部30の機能が与えられている。
【0074】ATM103は、その記憶部60に、具体
例2における情報テーブル26から数値に関する項目を
除外した図示しない情報テーブルを保持し、テンキー1
9の所定のボタンを操作することにより、仮選択される
選択項目を順次タッチスクリーン16に表示する。
【0075】本具体例では、顧客がテンキー19の何れ
かのボタンを押下することにより、通常モードからセレ
クタモードに切り替えられる。セレクタモードに入る
と、テンキー19の「2」または「6」を押下する毎
に、前記した順方向へ、仮選択される選択項目の表示が
遷移し、「4」または「8」を押下する毎に、前記した
逆方向に遷移するように設定されている。また、具体例
1におけると同様に、テンキー19の「0」を押下する
ことにより、仮選択されている項目の詳細な説明を得る
ことができる。仮選択されている選択項目の選定は、
「5」の押下により行われる。
【0076】前記したボタンの設定は、テンキー19に
おける電話型のボタン配置が考慮されているが、前記し
た例に限らず、適宜設定することができる。
【0077】具体例3のATM103によれば、前記し
た具体例1における仮選択に関する効果と同様な効果を
得ることができ、さらに、ATM103の操作は、顧客
が容易にボタン配置を把握できるテンキー19により行
われることから、円滑に操作することができる。
【0078】前記した各具体例では、各スライドセレク
タ(17)等に与えられている操作部30の機能は、選
択項目の仮選択および選定を行うための機能としたが、
本発明では、項目の選定に先立つ仮選択が可能であれ
ば、仮選択および選定のための機能をそれぞれ指示操作
部および選定操作部として別個に設けることができる。
例えば、具体例1において、各スライドセレクタ(1
7)に指示操作部、テンキー19に選定操作部としての
機能を与え、いずれかの選択項目をスライドセレクタ
(17)により仮選択し、このときテンキー19の所定
のボタンを押下することにより、当該選択項目を選定す
るようにすることができる。
【0079】本発明に係る自動サービス装置は、前記し
たATMに限らず、例えば店舗にてチケットの予約およ
び購入等を行うための所謂キオスク端末、金融に関わる
無人契約機、あるいは図書館などの機関に設置される情
報提供端末等、種々のサービス装置に適用することがで
きる。
【0080】
【発明の効果】本発明に係る自動サービス装置によれ
ば、前記指示操作部により指示されるサービス項目は直
ちに選定されないことから、顧客の誤操作による不本意
な選定を防止することができる。さらに、サービス項目
の指示毎に、表示内容の認識を助ける音声案内が供給さ
れることから、たとえ視覚障害を持つ顧客であっても、
円滑に操作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動サービス装置の構成を示すブ
ロック図である。
【図2】具体例1のATMの外観を示す斜視図である。
【図3】具体例1における情報テーブルを説明するため
の説明図である。
【図4】具体例1における初期画面を説明するための説
明図である。
【図5】具体例1における暗証番号受付画面を説明する
ための説明図である。
【図6】具体例1における取引金額受付画面を説明する
ための説明図である。
【図7】具体例2のATMの外観を示す斜視図である。
【図8】具体例2における情報テーブルを説明するため
の説明図である。
【図9】具体例3のATMの外観を示す斜視図である。
【符号の説明】
101、102 ATM 20 表示部 30 操作部 40 ユーザインタフェース 50 音声案内部 60 記憶部 70 制御部 11 ハウジング 11a 前面傾斜パネル 11b 水平傾斜パネル 12 カード取扱口 13 明細票取出口 14 現金取扱口 15 音声出力部 16 タッチスクリーン 17a〜17c スライドセレクタ 18a〜18c スライドボタン 18a′〜18c′ スライドパス 19 テンキー 19a 凸部
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 250 G06F 17/60 250 Fターム(参考) 3E040 AA01 AA04 AA08 BA07 CA06 DA03 FH01 FH02 FH04 FH05 FJ06 FJ09 5B020 AA01 AA11 BB10 CC12 CC15 DD01 GG12 5E501 AA09 BA02 CA02 CA06 CB03 EA01 FA32 FA42

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のサービスの中から顧客により選定
    されたサービスを提供すべく、前記各サービスに対応す
    る複数のサービス項目を表示する表示部を有する自動サ
    ービス装置であって、 顧客による所定の操作毎に、前記表示部に表示される前
    記複数のサービス項目のうちの何れかのサービス項目を
    指示するための指示操作部と、 前記各サービス項目を音声案内するための音声案内情報
    を前記各操作に対応付けて保持する記憶部と、 前記音声案内情報に基づいて、該情報に対応するサービ
    ス項目についての音声案内を顧客に向けて出力する音声
    案内部と、 前記指示操作部における前記各操作毎に、当該操作を示
    す操作信号を検出し、検出した操作信号に基づく操作に
    対応する前記音声案内情報を前記記憶部から前記音声案
    内部へ供給する制御部と、 前記指示操作部における当該操作により指示されている
    サービス項目に対応するサービスの実行を要求すべく、
    顧客の操作により当該サービス項目を選定するための選
    定操作部とを備えることを特徴とする自動サービス装
    置。
  2. 【請求項2】 前記指示操作部および前記選定操作部
    は、相互に一体化された単一の操作部から成る請求項1
    記載の自動サービス装置。
  3. 【請求項3】 前記単一の操作部は滑動により操作さ
    れ、該操作により前記各サービス項目の指示が遷移する
    請求項2記載の自動サービス装置。
  4. 【請求項4】 前記表示部は四辺形を成し、前記操作部
    は、前記表示部のいずれか1辺に沿った直線的な滑動に
    より操作される請求項3記載の自動サービス装置。
  5. 【請求項5】 前記表示部は四辺形を成し、複数の前記
    操作部のそれぞれが前記表示部の相異なる辺に対応して
    設けられ、前記各操作部は、対応する前記各辺に沿った
    直線的な滑動により操作される請求項3記載の自動サー
    ビス装置。
  6. 【請求項6】 前記単一の操作部は回転により操作さ
    れ、該操作により前記各サービス項目の指示が遷移する
    請求項2記載の自動サービス装置。
  7. 【請求項7】 前記指示操作部は、それぞれが所定の配
    列に基づいて配置された複数のボタンから成るボタン群
    のうちの所定のボタンであり、該所定のボタンの押下に
    より、前記各サービス項目の指示が遷移する請求項1記
    載の自動サービス装置。
  8. 【請求項8】 前記制御部は、前記各サービス項目の指
    示毎に、前記表示部における当該サービス項目の表示寸
    法を、非指示時のそれよりも拡大して表示させる請求項
    1記載の自動サービス装置。
  9. 【請求項9】 さらに、それぞれが相異なる面を規定す
    る一対のパネルを有する筐体を備え、 前記表示部および前記指示操作部のそれぞれが、相異な
    る前記各パネルに設けられる請求項1記載の自動サービ
    ス装置。
  10. 【請求項10】 前記一対のパネルは、顧客による斜め
    下方への視認が可能な角度で前記表示部が配置されてい
    る表示パネルと、該表示パネルの下方に設けられ、水平
    面から前記顧客に向けて下方に傾斜して前記指示操作部
    が配置されている操作パネルとから成る請求項9記載の
    自動サービス装置。
  11. 【請求項11】 複数のサービスの中から顧客により選
    定されたサービスを提供すべく前記各サービスに対応す
    る複数のサービス項目を表示する自動サービス装置にお
    いて、実行すべきサービスに対応するサービス項目を顧
    客に選定させる方法であって、 顧客の操作により、前記複数のサービス項目のうちの何
    れかのサービス項目を指示させること、 指示されたサービス項目についての案内を音声により出
    力すること、および、指示されているサービス項目に対
    応するサービスの実行を要求すべく、顧客の操作により
    当該サービス項目を選定させることを特徴とするサービ
    ス選定方法。
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